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2024-09-28

セーラームーンの好きなキャラで「土萠ほたる」を挙げたらドン引きされた…

昨日派遣おっさんババア先輩とお局さんとメガネ先輩と俺の4人でズーム飲み会をやったんだが

セーラムーンの話になった


メガネ先輩は31才でセーラームーン世代ではないが姉の漫画を読んでたらしい


推しキャラの話になって俺は忍者怪獣サータンが好きだし土萠 ほたるって答えたらドン引きされた…

なんでやねん!!!

2024-06-24

anond:20240624155354

そりゃセーラムーンは許されるよ

プリキュアだって許される

プリキュア相方海外留学ちゃうってウジウジと5話も6話も引っ張れないべ

一話完結の仮面ライダー戦隊ものも一緒


そんなことよりも

辞退してくる真由をしつこく撤回させる時点で

物語的にはもう真由は勝確で

あれで久美子が勝つと思ってた奴にびっくりだよ

原作もっと真由があっさりしてるから久美子が勝つことに違和感がないけど

アニメのノリで久美子と真由を絡ませて、それで勝ってたらぉぃぉぃ苛めかヨってなる

そういう物語構成から行っても

泣いてるのおかしくてさ

全力でぶつかって勝ちたかたにしたって、なんか白けるよね

真「みんな楽しく(辞退します)」

→ 久「全力でやろう(辞退など許さん)」

→ 真「勝ちました」

→ 久・麗「わーん」

→ 真「えぇ・・・

って俺ならなる

2022-12-08

いつもわからなくなること

ハンターハンターの作者の嫁がセーラムーン作者だっけ

エヴァ監督の嫁がセーラームーンの作者だっけ

 

シュガシュガルーンの作者ってどおっち

2021-12-10

邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん フェイク X本目『ずっと独身でいるつもり? Will I be single forever?』

表紙:

大人っぽい服装の映子

編集部リード「(動画のemoji)何やら様子が…?」

大人映子「…結婚したらライターをやめて欲しいですか?」

焦る部長「なっ、何をお前…汗」

目が覚める部長。まだ寝ぼけている。

「夢か…」

あいつ(池チャンの顔)と話し込んでからろくなことがないな」

マリアvoice-over、V.O.

師匠は…ずっと独身でいるつもり…ですか」

映子voice-over、V.O. 「もちろんでありまする」

ガタッ 慌てる部長

「おまっ」

映子。いつもの姿。

「お目覚めであります部長

マリア「お疲れのご様子でしたので起こさないようにしていたのですが」

映子「ちょうど最近公開になった映画の話をしていたところだったのですよ」

『ずっと独身でいるつもり?』

部長「どんな映画なんだ」

プレゼン開始)

映子「大人作家おかざき真理先生漫画実写化でありまする」

部長:お前の好きなやつ~

マリア「上映時間は94分でした」

部長「お前も見たのか」

マリア「4人の女性恋愛結婚、さまざまな生き方を描いた群像劇なんです」

部長「え?」

映子「主人公母親も描かれるので20代から60歳まで実質5人の女性スポットが当たるのですが」

部長「短いな!ワンクールドラマでもいいくらいだろ。誰だ脚本は」

映子「坪田文さんとおっしゃいます

部長「と言われても」

??「『極上!!めちゃモテ委員長』『プリキュア』など日本代表する女児アニメ脚本家の一人ではないか坪田文先生と言えば。お前はどうやって生きてきたのだ」

部長「お前はシーズン4の第11プリキュア回に出て来てそれっきりの女児アニメ部長早乙女愛(1年)!」

早乙女愛「通りすがったものでな」

マリア「『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』も書いておられます



主人公10年前ベストセラーを出したあと本業鳴かず飛ばずライター本田まみ36歳(演:田中みな実)」

部長ちょっとしんどい設定だな」

映子「『恋のから騒ぎ』によく似た番組からまります

部長:その番組タイトルが「ずっと独身でいるつもり?」なんだな 素人女性本家と違って一人…

マリアMC藤井隆さん」

部長さんまの代わりか…」

マリアトークゲストが”パパ活女子”で、実は主人公の一人松村沙友理さん、田中みな実さんはコメンテーター

部長パパ活て…」

マリア田中みな実さんのベストセラー結婚なんてしなくていい、という主旨のエッセイだったもので、業界の人からはずっと独身でいるつもりだろうと思われているのですが、お母さまからはまだ結婚しないのと電話がかかってくる日常

部長あるあるだな」

映子「ところがひょんなことから、付き合っていた年下の彼氏橋田公平にプロポーズされ魔がさしてOKしてしまます

部長「魔がさして、って」

映子「劇中ご自分でもそういわれているのですよ?」

映子「ところで部長は3Cというのをご存じですか?」

部長「いや知らん」

映子「女性が付き合うと苦労する職業美容師バンドマンバーテンダーを3Bというのだそうですが」

部長「それは聞いたことがある」

映子「カメラマンクリエイターカレースパイスから作る男のことだそうなんであります

https://news.yahoo.co.jp/articles/6f7032c5c4b28f793026f2c244b4db8b421fcc9b

映子「その婚約者カレースパイスから作る男なのです」

部長「わかりやすい暗雲だな」

映子「そんなことはないですよ部長。彼は一流商社マン趣味は、涼風真世さんには負けますhttps://ameblo.jp/suzukaze-mayo/ 雲の写真

父親は順調な企業経営者なのです」

部長 :実家が太い 

映子「一流企業に勤めているだけあって向上心もあるのです。スパイスからカレーを作っている間、待ちぼうけの主人公は公平の読んでいる本を手に取りまする」

部長「どんな本なんだ」

マリア「『スティーブ・ジョブズ』(https://www.amazon.co.jp/dp/4062171260)はちょっとあざといかなと思いました」

部長ベタだけど、いいじゃないか

映子「隣にひろゆきさんの『自分自分バカバカ。』ともう一冊、それから 西野亮廣 さんの本を読まれていたのでがあったのでそれを読んでみたいですね〜」

部長「よく覚えているな」

映子「エンドロールタイトルが出ていましたゆえ~」

部長「ただの小道具じゃなくてキャラ付けするために許可貰って撮影したのか…」

映子「それにフロアを沸かすこともできるようなのです」

映子「婚約披露目に友人のカフェ開業パーティに二人で行くのですが公平の写真掲示されているのですが、陰で心無いモブに”どれも似たような写真ダサい”とダメ出しされてしまうのです」

部長「つらい」

映子「そんなことも知らずに遅れてやってきた公平、婚約ポロっと発表するとパリピでウェイ系の友人たちに祝福されます

マリア教室の真ん中にいるリア充シーズン7第二話 福田雄一論参照)みたいでした」

映子「興が乗った公平、DJを始めます日ペンの美子ちゃんカットイン

ヤンヤンDJやるようには見えない部屋でいきなり”まわしちゃおっかな?まわすぞ?まわせまわせ!”というカラ、暴力シーンが始マルかト思ったゾ」

部長「お前は韓国ノワール映画の見過ぎだ。というかお前も見たのか」

映子「そこで場面転換されてしまったのでわかりませんでしたが、真昼間の白い内装カフェでどんな音楽がかかったんでしょうかね」

部長台詞だけで実際どんな音楽かは不明とは…」 

映子「その『スパイスからカレーを作る男』を知らずにディスるのが市川実和子演じる由紀乃」

マリア10年前のベストセラーにはまっていた過去があるため、宗旨替え婚約番組で発表した本田まみに裏切られたと感じ、番組放送ごとにSNSネガティブなことを書き込みます

映子「番組ネット配信なんですが、なぜかリアルタイム視聴者ばかりなんですよね~」

マリアいいねに反応してさら書き込みを続けます

部長「うわ~」

映子「大丈夫ですよ部長最後反省して直接主人公謝罪しまから~」

部長「ただの視聴者だったはずなのに直接?!」

マリア「そして結婚して幸せ主婦生活の様子をアップして多数のフォロワーにちやほやされているものの、実際はなんちゃってイクメンな夫に虐げられている徳永えり演ずる彩佳」

部長結婚してもしてなくてもダメという映画なのか」

マリア「後に、この二人が実は大学の元同級生だったとわかるのは群像劇って感じで素敵でしたね」

部長ちょっと待て、市川実和子徳永えりって10歳以上年が離れているぞ」(欧米ではキャンパスに30歳40歳学生がいるのは普通らしいが…)

映子「いいではありませぬか部長~ 主人公は36歳という設定ですが俳優さんは34歳ですから~」

部長「いやそれは!」

https://news.yahoo.co.jp/articles/47c3f05302794b35341a727ad884264ea6e2d427

(”脚本では田中さんと同じ34歳に引き下げられていたまみの年齢設定が、田中さんの進言によって36歳に戻された”)

マリア松村沙友理さんについては残りのページがなくなってしまいましたね」

映子「ジル・スチュアート商品企業案件自撮りしてSNSに載せたりする20歳代後半の女性役でしたがファンにはたまらない熱演だったでございまするね」

映子「結局つもりつもったすれ違いこまごまとした男サイド(両親含む)の無神経エピソードを経て主人公と公平は婚約破棄することになるのであります

部長「当然そうなるだろうな。」胃が痛い

マリア「厭な描写わんこそば状態でおなか一杯になりました」

映子「婚約破棄発表シーンで主人公の片方の目の周りにあざがあったのはちょっとパンダ🐼みたいでしたね」

部長婚約者暴力男だったと」

映子「なんと、そうだったのですか。矢口史靖監督ばりの妄想ウェディングドレスドライブシーンで婚約破棄を切り出し口論になった後、婚約者さまは一切登場されませんでしたので、パンクメイクかと思っておりました」

部長ひろゆき西野亮廣自己啓発本を読み女性暴力を振るいカレーを作って馬鹿にされる男の役…誰だかよく知らないが俳優さんも大変だな」

御影マッハ!」

部長「はあ?」

御影仮面ライダードライブに出てくる仮面ライダーマッハを演じた稲葉友氏だよ橋田公平役の俳優さんは。いつになったら常識を身に着けるんだお前は」

マネージャー主人公婚約者新幹線のぞみに乗って挨拶に行く実家にいた母親標準語)役は筒井真理子実写版美少女戦士セーラムーン』のセーラーマーキュリー母親役っス」

部長「知らん!」

映子「それは映画の中で藤井隆さんが答えてくれています

映子「”僕たちは与えられた役柄を、仕事として演じるだけです”と」

部長「そんなメタ台詞があったのか本当に」

映子「うろ覚えですが」

映子「無理に結婚しなくてもいい、とすっきり着地した主人公、実は身近なところにロールモデルがいたんです」

マリア独身で好きなことをやっている叔父さんですよね。あの人は清涼剤のようでしたね。スナフキンぽいというか」

御影橋爪淳さんだ!ゴジラvsスペースゴジラ1994年) の主役だぞ! 」ゴジラFINAL WARSにも出ているのは3rdシーズンでやったから知ってるだろお前ら!」

マネージャーウルトラマンZ(2020年)でもレギュラーっス」

部長「まだいたのかお前ら」(への字口)

マリア「結局この映画幸せ結婚をしているのは独身で行こうかなと思っていた初期の主人公に『婚活体験レポ』を連載しませんか?持ちかけた男性編集者だけなんですよね」

部長「人の心がないのかそいつは」

映子「藤井隆さんも幸せそうでありましたが?」

ヤンヤン回想シーンで一瞬だけだったけどナ」

部長「実際藤井隆アイドル結婚して幸せそうだから、的役でもあるな」

映子「そうなのでありますか?」

部長お笑い芸人さんは美人女優結婚したりするよな。最近で言うと南海キャンディーズ山ちゃん蒼井優とか」

映子「蒼井優さんと、まんがの実写映画ラブ★コン』に出演されていた山崎静代さまは存じ上げておりまする」

部長「おまえはまったく…」

~~~~~

部長御影ヤンヤンも帰ったし静かになったな」

部長「と、ところでおまえ、本当に独身でいるつもりなのか?」

映子「何の話ですか?」

部長「俺が寝ている間にマリアとそんな話をしていたんじゃないかと」

映子「あれは…」

(回想)

マリア師匠映画『ずっと独身でいるつもり?』ご覧になりましたか?」

映子「もちろんでありまする」

という会話だったのですが…

部長「そ、そうか」

映子「私たちはまだ学生でありますゆえ、そんな未来のことはまだまだ決められないであまする」

部長「そうだな」(にやけ顔)

映子「部長ちょっと変でありまする」

(飽きたので終わる)

2021-09-12

時代遅れフェミニスト議連老害キモい

Twitter上で議論錯綜している、自分気持ち理解のためにも論点を整理してみたい。とにかくめちゃくちゃムカついてるし、フェミニズムを失墜させる最悪な出来事だと思う。

 

1. フェミニスト議連地元市議を含む)という団体女性表象した表現に対しどこからOKかという線引きをし、削除を求めることをしていいのか?

権力安易表現規制をしていいのかという問題

 

自分としては、これはダメだと思う。女性表象云々の問題ではなく、表現規制に対する権力濫用には反対する立場からだ。民間から「これはさすがにエロいんじゃない?」とか、市民県民の多くが異議を唱えるならいいが、議連という県警が忖度する可能性のある立場から表現の線引きを行うことは非常に危険なことだと考える。表現をどう感じるかは自由だが、議員という立場から物を言うということの重大性を認識するべき。

 

実際のところ、千葉県警議連から忖度したんじゃなくて、「やべ、なんか燃えそうだ。燃える前に消そう!」とか、偉い人から「これ燃えそうだから消しといて」的な話があって消しちゃったという、消すほど燃えるという昨今のデジタル広報の基本を理解してなかっただけだと思うけど。公的権力からの抗議→取り下げという前例を作ったことは悲しい出来事

 

 

2. 警察という公機関ポスターに、ヘソだしルック少女を起用すべきなのか否か

→公機関制作物はどのようなチェック基準でつくられるべきかという問題

 

個人的には今回のVTuberデザインかわいいと思う程度で、女児向けコンテンツに多い表現方法性的に過度に強調されているとは思えません。

 

ただ思う人もいるかもしれない。何を公共の場にはふさわしくないとするかは、年齢や住む地域所属するコミュニティ時代、そしてそのキャラ個人地元関係性によってもだいぶ違う。だからこそ大事なのはガイドラインを定め、市民コンセンサスを得ながら定期的にアップデートするということなのかもしれない。警察動画税金でつくっているのだから松戸の方々が同意している基準があれば尊重すべきだし、この話は民間での表現女性自身の表現自由ミニスカでヘソだしで街を歩いていいか)とは関係がない。

 

今回のVTuberさんは地元応援系の方でもあり、良い関係地元の方と築いてきていた可能性もあるので、それをあまり理解せずに議連質問状を出したのは市民を置いていきすぎじゃないの?とは感じる(実際はどうかわかりませんが、社長や本人の釈明からはそう感じる)。やはりフェミニスト議連はやりすぎである

 

目線を変えて、マーケティング的な観点からすれば今回の動画は若年層向けで、プリキュアアイカツを見て育ったり、見慣れたりしている世大に向けられたものだと思う。Vtuberというジャンルタレント起用も、議論になっている見た目も、自分たち向けのものと感じてもらうに機能するものになっていると思う。ターゲット価値観無視しているということになれば、フェミニスト議連は相当ナンセンスというか、アップデート必要な人たちにはなってしまう。

 

 

3. 社長女性VTuber中の人女性女性自由活動フェミニストが奪っていいのか。

フェミニスト議連フェミニズムってどの辺なのよ問題

 

 

まず社長Vtuber本人が女性かどうかは、あまり重要イシューではない。ポイントは、フェミニスト議連の"スタンス"にある。スタンスによっては、フェミニストであれ女性批判することはできる。歴史的に見れば、今回の主張で、フェミニスト議連は、(かなり極端なラディカル)フェミニスト議連ということになる。これは、たとえ女性自分意志で着てようが、女性の隷属制などを感じさせるものならば、家父長的な価値観を内在化させていて本当の自分意思とはいえいか規制してもいいいのだというスタンス

 

フェミニスト議連がどれほどフェミニズムに詳しいかは疑問だが、表現規制を推進するラディカルフミニズムの対象ポルノだ。その際のポルノはただエロいとかそういうことではなく、特定集団女性とか女児)が、隷属的だったり性差別的に描かれ、その集団が実被害を被るものということ。今回の質問から見ても、フェミニスト議連は戸定さんというVtuber衣装をラディカルフミニズムの立場からポルノと見ていることが明らか。性犯罪誘発の懸念って言ってるのだから

 

この議論フェミニズム歴史から見てもあまりスタンダードではない。第二波フェミニズム1970年代フェミニストセックス論争でも、表現規制派のラディカルフミニストと、あくまで実被害のみを批判するリベラルフェミニスト意見割れた話。なにをポルノにするかは個人見方だよねという意見が主流になった第三波フェミニズム以降で、局所戦的にラディカルフミニストが起こしたゲーマーゲート論争でも、売春婦表現だったり、男性従属的露骨表現批判されたにすぎない。(その程度でもゲームポリコレ持ち込むな!と超炎上した)

 

児童ポルノ規制は実被害観点から多くの国で採用されているが、キャラクター等創作物に関しては規制しないというのが各国対応の主流なはず。ヘソだしミニスカで若干胸が揺れる程度の女子アニメデザインポルノ認定し、規制をかけに行くのは、ラディカルフミニズムの立場からしてもかなりかなりかなり極端と言わざるを得ない。この点からプリキュアアイカツも似たようなものだろ!」「セーラムーンの方が性的だ!」という疑問はもっとである。戸定さんをポルノと認めたら、世の中のそこら中のキャラクター表現ポルノになる。

 

もはやフェミニズムは第四波とも言われ、よりヒューマニズム的な側面が強くり、インターセクショナルな視点を取り入れて進化している。バトラー的な女って立場を拠り所にフェミニズムを語ること自体、性の固着化につながってるという議論にもフェミニズムは影響を受けながら、よりさまざまなジェンダーとの連帯模索しながら進んでいる。

 

その中で、未だに第二波フェミニズム残滓のようなフェミニストたちが、「フェミニスト議連」と名乗って、フェミニスト代表かのように振る舞っているのは、日本フェミニズムの遅れを改めて感じさせる。本物のフェミニストなんてものはいないのだろうが、少なくともかなり古臭く、世界的に見ても相当に極端なラディカルフミニストたちではある。

 

ミニスカフェミニストが獲得したものだろう!」という批判にはあんまり意味はない。貞淑をよしとする女性的な服装へのカウンターとして誕生したファッションであり、新しい女性自由なあり方を示す手段ひとつミニスカというだけであって、公機関制作物に好ましいかは別の話。また、そのカウンターとしての効力が陳腐化している日本では、ミニスカが性表現の固着化につながっているという議論自体は成立すると思う。だからスカートを伸ばせという議論だったら完全にバックラッシュで笑っちゃうが。

 

 

結論

今回の件、フェミニストフェミニズム関係いから、目的語を大きくした、批判はやめよう。

ただひたすらにフェミニスト議連スタンス時代的に遅れていて、キモいだけ。ラディカルフミニズムのスタンダードですらない。(性犯罪誘発って言ったのが戸定さんをポルノ認定してて一番ヤバいとこ)

あと、千葉県警はそんな極端な団体意見なんて聞かずに堂々と動画を復活させてほしい。その上で松戸市議会や千葉県議会公的機関表現のあり方を議論した方がいい。

戸定さん、応援してます

時代遅れフェミニスト議連老害キモい

Twitter上で議論錯綜している、自分気持ち理解のためにも論点を整理してみたい。とにかくめちゃくちゃムカついてるし、フェミニズムを失墜させる最悪な出来事だと思う。

 

1. フェミニスト議連地元市議を含む)という団体女性表象した表現に対しどこからOKかという線引きをし、削除を求めることをしていいのか?

権力安易表現規制をしていいのかという問題

 

自分としては、これはダメだと思う。女性表象云々の問題ではなく、表現規制に対する権力濫用には反対する立場からだ。民間から「これはさすがにエロいんじゃない?」とか、市民県民の多くが異議を唱えるならいいが、議連という県警が忖度する可能性のある立場から表現の線引きを行うことは非常に危険なことだと考える。表現をどう感じるかは自由だが、議員という立場から物を言うということの重大性を認識するべき。

 

実際のところ、千葉県警議連から忖度したんじゃなくて、「やべ、なんか燃えそうだ。燃える前に消そう!」とか、偉い人から「これ燃えそうだから消しといて」的な話があって消しちゃったという、消すほど燃えるという昨今のデジタル広報の基本を理解してなかっただけだと思うけど。公的権力からの抗議→取り下げという前例を作ったことは悲しい出来事

 

 

2. 警察という公機関ポスターに、ヘソだしルック少女を起用すべきなのか否か

→公機関制作物はどのようなチェック基準でつくられるべきかという問題

 

個人的には今回のVTuberデザインかわいいと思う程度で、女児向けコンテンツに多い表現方法性的に過度に強調されているとは思えません。

 

ただ思う人もいるかもしれない。何を公共の場にはふさわしくないとするかは、年齢や住む地域所属するコミュニティ時代、そしてそのキャラ個人地元関係性によってもだいぶ違う。だからこそ大事なのはガイドラインを定め、市民コンセンサスを得ながら定期的にアップデートするということなのかもしれない。警察動画税金でつくっているのだから松戸の方々が同意している基準があれば尊重すべきだし、この話は民間での表現女性自身の表現自由ミニスカでヘソだしで街を歩いていいか)とは関係がない。

 

今回のVTuberさんは地元応援系の方でもあり、良い関係地元の方と築いてきていた可能性もあるので、それをあまり理解せずに議連質問状を出したのは市民を置いていきすぎじゃないの?とは感じる(実際はどうかわかりませんが、社長や本人の釈明からはそう感じる)。やはりフェミニスト議連はやりすぎである

 

目線を変えて、マーケティング的な観点からすれば今回の動画は若年層向けで、プリキュアアイカツを見て育ったり、見慣れたりしている世大に向けられたものだと思う。Vtuberというジャンルタレント起用も、議論になっている見た目も、自分たち向けのものと感じてもらうに機能するものになっていると思う。ターゲット価値観無視しているということになれば、フェミニスト議連は相当ナンセンスというか、アップデート必要な人たちにはなってしまう。

 

 

3. 社長女性VTuber中の人女性女性自由活動フェミニストが奪っていいのか。

フェミニスト議連フェミニズムってどの辺なのよ問題

 

 

まず社長Vtuber本人が女性かどうかは、あまり重要イシューではない。ポイントは、フェミニスト議連の"スタンス"にある。スタンスによっては、フェミニストであれ女性批判することはできる。歴史的に見れば、今回の主張で、フェミニスト議連は、(かなり極端なラディカル)フェミニスト議連ということになる。これは、たとえ女性自分意志で着てようが、女性の隷属制などを感じさせるものならば、家父長的な価値観を内在化させていて本当の自分意思とはいえいか規制してもいいいのだというスタンス

 

フェミニスト議連がどれほどフェミニズムに詳しいかは疑問だが、表現規制を推進するラディカルフミニズムの対象ポルノだ。その際のポルノはただエロいとかそういうことではなく、特定集団女性とか女児)が、隷属的だったり性差別的に描かれ、その集団が実被害を被るものということ。今回の質問から見ても、フェミニスト議連は戸定さんというVtuber衣装をラディカルフミニズムの立場からポルノと見ていることが明らか。性犯罪誘発の懸念って言ってるのだから

 

この議論フェミニズム歴史から見てもあまりスタンダードではない。第二波フェミニズム1970年代フェミニストセックス論争でも、表現規制派のラディカルフミニストと、あくまで実被害のみを批判するリベラルフェミニスト意見割れた話。なにをポルノにするかは個人見方だよねという意見が主流になった第三波フェミニズム以降で、局所戦的にラディカルフミニストが起こしたゲーマーゲート論争でも、売春婦表現だったり、男性従属的露骨表現批判されたにすぎない。(その程度でもゲームポリコレ持ち込むな!と超炎上した)

 

児童ポルノ規制は実被害観点から多くの国で採用されているが、キャラクター等創作物に関しては規制しないというのが各国対応の主流なはず。ヘソだしミニスカで若干胸が揺れる程度の女子アニメデザインポルノ認定し、規制をかけに行くのは、ラディカルフミニズムの立場からしてもかなりかなりかなり極端と言わざるを得ない。この点からプリキュアアイカツも似たようなものだろ!」「セーラムーンの方が性的だ!」という疑問はもっとである。戸定さんをポルノと認めたら、世の中のそこら中のキャラクター表現ポルノになる。

 

もはやフェミニズムは第四波とも言われ、よりヒューマニズム的な側面が強くり、インターセクショナルな視点を取り入れて進化している。バトラー的な女って立場を拠り所にフェミニズムを語ること自体、性の固着化につながってるという議論にもフェミニズムは影響を受けながら、よりさまざまなジェンダーとの連帯模索しながら進んでいる。

 

その中で、未だに第二波フェミニズム残滓のようなフェミニストたちが、「フェミニスト議連」と名乗って、フェミニスト代表かのように振る舞っているのは、日本フェミニズムの遅れを改めて感じさせる。本物のフェミニストなんてものはいないのだろうが、少なくともかなり古臭く、世界的に見ても相当に極端なラディカルフミニストたちではある。

 

ミニスカフェミニストが獲得したものだろう!」という批判にはあんまり意味はない。貞淑をよしとする女性的な服装へのカウンターとして誕生したファッションであり、新しい女性自由なあり方を示す手段ひとつミニスカというだけであって、公機関制作物に好ましいかは別の話。また、そのカウンターとしての効力が陳腐化している日本では、ミニスカが性表現の固着化につながっているという議論自体は成立すると思う。だからスカートを伸ばせという議論だったら完全にバックラッシュで笑っちゃうが。

 

 

結論

今回の件、フェミニストフェミニズム関係いから、目的語を大きくした、批判はやめよう。

ただひたすらにフェミニスト議連スタンス時代的に遅れていて、キモいだけ。ラディカルフミニズムのスタンダードですらない。(性犯罪誘発って言ったのが戸定さんをポルノ認定してて一番ヤバいとこ)

あと、千葉県警はそんな極端な団体意見なんて聞かずに堂々と動画を復活させてほしい。その上で松戸市議会や千葉県議会公的機関表現のあり方を議論した方がいい。

戸定さん、応援してます

フェミニスト議連かい時代遅れフェミニストたち

Twitter上で議論錯綜している、自分気持ち理解のためにも論点を整理してみたい。とにかくめちゃくちゃムカついてるし、フェミニズムを失墜させる最悪な出来事だと思う。

 

1. フェミニスト議連地元市議を含む)という団体女性表象した表現に対しどこからOKかという線引きをし、削除を求めることをしていいのか?

権力安易表現規制をしていいのかという問題

 

自分としては、これはダメだと思う。女性表象云々の問題ではなく、表現規制に対する権力濫用には反対する立場からだ。民間から「これはさすがにエロいんじゃない?」とか、市民県民の多くが異議を唱えるならいいが、議連という県警が忖度する可能性のある立場から表現の線引きを行うことは非常に危険なことだと考える。表現をどう感じるかは自由だが、議員という立場から物を言うということの重大性を認識するべき。

 

実際のところ、千葉県警議連から忖度したんじゃなくて、「やべ、なんか燃えそうだ。燃える前に消そう!」とか、偉い人から「これ燃えそうだから消しといて」的な話があって消しちゃったという、消すほど燃えるという昨今のデジタル広報の基本を理解してなかっただけだと思うけど。公的権力からの抗議→取り下げという前例を作ったことは悲しい出来事

 

 

2. 警察という公機関ポスターに、ヘソだしルック少女を起用すべきなのか否か

→公機関制作物はどのようなチェック基準でつくられるべきかという問題

 

個人的には今回のVTuberデザインかわいいと思う程度で、女児向けコンテンツに多い表現方法性的に過度に強調されているとは思えません。

 

ただ思う人もいるかもしれない。何を公共の場にはふさわしくないとするかは、年齢や住む地域所属するコミュニティ時代、そしてそのキャラ個人地元関係性によってもだいぶ違う。だからこそ大事なのはガイドラインを定め、市民コンセンサスを得ながら定期的にアップデートするということなのかもしれない。警察動画税金でつくっているのだから松戸の方々が同意している基準があれば尊重すべきだし、この話は民間での表現女性自身の表現自由ミニスカでヘソだしで街を歩いていいか)とは関係がない。

 

今回のVTuberさんは地元応援系の方でもあり、良い関係地元の方と築いてきていた可能性もあるので、それをあまり理解せずに議連質問状を出したのは市民を置いていきすぎじゃないの?とは感じる(実際はどうかわかりませんが、社長や本人の釈明からはそう感じる)。やはりフェミニスト議連はやりすぎである

 

目線を変えて、マーケティング的な観点からすれば今回の動画は若年層向けで、プリキュアアイカツを見て育ったり、見慣れたりしている世大に向けられたものだと思う。Vtuberというジャンルタレント起用も、議論になっている見た目も、自分たち向けのものと感じてもらうに機能するものになっていると思う。ターゲット価値観無視しているということになれば、フェミニスト議連は相当ナンセンスというか、アップデート必要な人たちにはなってしまう。

 

 

3. 社長女性VTuber中の人女性女性自由活動フェミニストが奪っていいのか。

フェミニスト議連フェミニズムってどの辺なのよ問題

 

 

まず社長Vtuber本人が女性かどうかは、あまり重要イシューではない。ポイントは、フェミニスト議連の"スタンス"にある。スタンスによっては、フェミニストであれ女性批判することはできる。歴史的に見れば、今回の主張で、フェミニスト議連は、(かなり極端なラディカル)フェミニスト議連ということになる。これは、たとえ女性自分意志で着てようが、女性の隷属制などを感じさせるものならば、家父長的な価値観を内在化させていて本当の自分意思とはいえいか規制してもいいいのだというスタンス

 

フェミニスト議連がどれほどフェミニズムに詳しいかは疑問だが、表現規制を推進するラディカルフミニズムの対象ポルノだ。その際のポルノはただエロいとかそういうことではなく、特定集団女性とか女児)が、隷属的だったり性差別的に描かれ、その集団が実被害を被るものということ。今回の質問から見ても、フェミニスト議連は戸定さんというVtuber衣装をラディカルフミニズムの立場からポルノと見ていることが明らか。性犯罪誘発の懸念って言ってるのだから

 

この議論フェミニズム歴史から見てもあまりスタンダードではない。第二波フェミニズム1970年代フェミニストセックス論争でも、表現規制派のラディカルフミニストと、あくまで実被害のみを批判するリベラルフェミニスト意見割れた話。なにをポルノにするかは個人見方だよねという意見が主流になった第三波フェミニズム以降で、局所戦的にラディカルフミニストが起こしたゲーマーゲート論争でも、売春婦表現だったり、男性従属的露骨表現批判されたにすぎない。(その程度でもゲームポリコレ持ち込むな!と超炎上した)

 

児童ポルノ規制は実被害観点から多くの国で採用されているが、キャラクター等創作物に関しては規制しないというのが各国対応の主流なはず。ヘソだしミニスカで若干胸が揺れる程度の女子アニメデザインポルノ認定し、規制をかけに行くのは、ラディカルフミニズムの立場からしてもかなりかなりかなり極端と言わざるを得ない。この点からプリキュアアイカツも似たようなものだろ!」「セーラムーンの方が性的だ!」という疑問はもっとである。戸定さんをポルノと認めたら、世の中のそこら中のキャラクター表現ポルノになる。

 

もはやフェミニズムは第四波とも言われ、よりヒューマニズム的な側面が強くり、インターセクショナルな視点を取り入れて進化している。バトラー的な女って立場を拠り所にフェミニズムを語ること自体、性の固着化につながってるという議論にもフェミニズムは影響を受けながら、よりさまざまなジェンダーとの連帯模索しながら進んでいる。

 

その中で、未だに第二波フェミニズム残滓のようなフェミニストたちが、「フェミニスト議連」と名乗って、フェミニスト代表かのように振る舞っているのは、日本フェミニズムの遅れを改めて感じさせる。本物のフェミニストなんてものはいないのだろうが、少なくともかなり古臭く、世界的に見ても相当に極端なラディカルフミニストたちではある。

 

ミニスカフェミニストが獲得したものだろう!」という批判にはあんまり意味はない。貞淑をよしとする女性的な服装へのカウンターとして誕生したファッションであり、新しい女性自由なあり方を示す手段ひとつミニスカというだけであって、公機関制作物に好ましいかは別の話。また、そのカウンターとしての効力が陳腐化している日本では、ミニスカが性表現の固着化につながっているという議論自体は成立すると思う。だからスカートを伸ばせという議論だったら完全にバックラッシュで笑っちゃうが。

 

 

結論

今回の件、フェミニストフェミニズム関係いから、目的語を大きくした、批判はやめよう。

ただひたすらにフェミニスト議連スタンス時代的に遅れていて、キモいだけ。ラディカルフミニズムのスタンダードですらない。(性犯罪誘発って言ったのが戸定さんをポルノ認定してて一番ヤバいとこ)

あと、千葉県警はそんな極端な団体意見なんて聞かずに堂々と動画を復活させてほしい。その上で松戸市議会や千葉県議会公的機関表現のあり方を議論した方がいい。

戸定さん、応援してます

2021-07-10

anond:20210710160949

ジャケットがどうだろうが関係なくない?

最初に言った通り「表面的な利用」でしかないよね。

vaporwaveのクリエイターノスタルジックだと感じるものの中にそれらのビジュアルがあっただけの話であって、セーラムーンのどうたらが影響したとか、南家こうじ(うる星やつらOPED映像演出作画担当したアニメーター)の映像がどうたらで影響したとか、そういうものは全く関係ないよね。

ただ精神的な同時代にあったというだけ。

アニメ文化重要視されてるわけでは決してないんだよ

2020-05-22

マレーシアイラストレーター自分美的感覚に沿って自分なりに表現したものが叩かれてる理由が分からない

アジア人ってこうあるべきよね!って話をしてるのはリプにいる差別主義者だけだし

差別だって憤ってる奴もマレーシア人に対して白人は!って決めつけてるし

黒人黒人セーラムーン書いたら怒られるの?ねえだろ

2020-04-07

コロナスーパームーン

これはまずいことが起きる。

あきらかにまずい。

コロナウィルス蔓延しているときに、スーパームーンだ。

セーラームーンでも、セーラムでもない。

コロナ感染した人々がスーパームーンの光を浴びればどうなるか、

日を見るより明らかだ。

これはまずいことになった。

俺は隠れるぞ。

そのために、トイレットペーパーマスクと米を買い占める。

お前らは、納豆を買い占めろ。

3日でスーパームーンの力は消えるだろう。

3日逃げ切るんだ。

そうすれば、じきに週末になる。

2019-12-21

煙草銘柄から見る客

当方下っ端コンビニ店員。これはあくま職場でこの煙草を買っていく人はこういう人が多いよというだけの話しなので、見下してる訳でもないのを了承してほしい。

セーラムライトとかゴールデンバットとかほとんど売れない銘柄は除外。なお箇条書きなので見やすさは考慮してないよごめんね!


メビウス系……老若男女問わず普通に人気なので買っていく人も普通の人がほとんど。一番落ち着いてる。

マルボロ……メンソールでないやつは若いお兄ちゃんが多い。メンソールアイスブラストは良くも悪くもイキイキした男女、金髪のキャンキャンした姉ちゃんが多い。

ピース……おじさん〜おじいちゃんしか買わない。雰囲気は落ち着いた人が多い。

ピアニッシモ系……ターゲット女性なので買うのも女性ほとんど。年齢層は割と広い。

キャメル……メビウスぐらいこれといった特徴がない。買う人もあんまりいない。

アイコス等加熱式タバコ系……これも老若男女幅広くって感じ。ただアイコスでいうイエローメンソールとかオレンジ色のやつとかは若いちゃん多め。

セブンスター……現場作業系の人が多いかなーぐらいでメビウスぐらい特徴がない。

ラーク……サラリーマン気持ちいかも程度。あとはおつかいで来てるっぽい主婦の人とか。基本はおじさん。

ウィンストン……キャスター率高くほぼおじいちゃん。そしてウィンストンと呼ばれることが少ない。

クール……若いお兄ちゃん多めなぐらい。ペンギンかいてあるやつかわいい

アメスピ……うちだと年齢層の低さと客の雰囲気マルボロメンソールぐらいだけど荒っぽい人はいない。

ケント……ほぼメビウスみたいなもんだと思っているしこっちも客層広い。カートン買いしていく人が割と多い。

ラッキーストライク……ベージュ地に赤丸がついた方は渋い見た目したお兄さんが多め。青い方やメンソールはそんなに特徴なし。

わかばエコー……ほぼ50以上のおじさんかおじいちゃんだけど女性も買う人は買う。安かろう悪かろう商品からなのか、正直客層はそれほどよくない。

以下はその他思ってたこ

○……「君未成年だよね?」って見た目の男の子はだいたいメビウスメンソール系かマルボロメンソールを選ぶ。そして大抵店員と目を合わせようとしないか無駄に店内を回ってから来たりするのでわかりやすい。しかし何故か懲りずに来る。多分他の店員確認サボってるんだろうな。

○……ウィンストンは元々別銘柄だったキャビンキャスター統合させたようなものなので、それぞれの名前は残ってるけどウィンストンキャスターとかそういう名前になってる。なのでウィンストン1ミリとだけ言われると、キャビンなのかキャスターなのかわからんので少し困る。

○……セブンスターセッターと言ったりマルボロ赤マルという人はそんなにいない。けれど過去アイスブラストのことをアイブラと呼んでるお姉さんがいたけど正直ださいと思っている。

○……お客さんがほしい銘柄を言った時、特に指定がなければ一箱持っていく(常連さんでたまに複数買う人なんかは個数を聞く)。おばちゃんに多いのだが、カウンターに戻ってきてからカートンでと言われると普通に面倒なのでカートンが欲しいなら最初から言ってほしい。

○……おつかいで来てるであろうおばちゃん〜おばあちゃん。頼まれ銘柄がよくわからなくて…って時はこちらも出来る限りのことはするが、レジが混んでる時だけはやめてくれよな!相方の人に片方レジ開けてもらっても追いつかない時あるから

とりあえずここまで。なんか思いついたこととか銘柄思いついたら追記するかもしれない。

2019-10-16

追記しました】某献血イラスト問題について思考停止しないで読んてほしい

追記しました。

追記の前置き

いろいろな人の意見が見れて良かったです。ありがとう

思考停止」というタイトルにしたのは沢山の人に見てほしくて、煽りも含めてつけました。

結果、沢山の人には見てもらえたけど、ここに突っかかって議論が違う方向にいってしまたことは反省してます

また、ブコメツイッター文字数制限文化から短文で「また変なのが騒いでる」とか「なんでも規制するな」みたいに、問題の表面だけ見てコメントして終わっている人が多いと感じたからです。

最近ネットありがちな悪なら無条件に叩いても良いという雰囲気あいまって余計にそう感じてしまったところがあります

また「性的消費」という言葉が全てまとめてしまい、伝わりにくい表現にしてしまたことも私の落ち度です。

文章が長くなりすぎないように、便利な言葉として使ってしまいました。

議論の妨げになりそうなので使うのをやめます

また、文章が全体的に感情的になりすぎてたなーと、二晩寝て落ち着きました。

追記で言いたいこと

質問リスト更新しようかと思いましたが、AはNGでBはOKなの?じゃあCはどうなの?と水掛け論が加速するだけなのでやめました。(そこを議論したいわけではないからです。答えることで相互理解きっかけがまれ可能性はあるが、そして媒体として無理があります

結局、言いたかたこととしては「現代社会はまだまだ男社会であり、女性は生きにくい」に集約されます

時代の流れとともに変わってきているとはおもいますが、まだまだ女性は「男性に選ばれる性」から抜け出せていない。

(こう書くと、いやキモ男は女性から排除されてる!選んだことなんてない!といわれそうなんですが、男性の生きづらさについては後述するので今は置いておいてください)

からこそ

女性の少しくらいエッチな絵を公的の場に置いてもいいだろう、その方が男性楽しいし」「これくらいのことをいちいち気にする女性は付き合いにくいな、君はそうじゃないよね?」

「こんな小さなことで文句を言ったら男性に煙たがられ、男社会では損をするからやめておこう」「男社会で得をする為には、男性に媚びるしかないんだな、これは仕方のないことなんだから諦めよう」

という男社会迎合するようになっている図に危機感を感じています

女性のしがらみとか、全てとは言いませんが男社会によって形成されている部分もあると思います

また女性らしさを武器に、男社会をうまく生き抜く術を努力して身に着けている女性がいるのもわかります

からこそ「男性に媚びることができない自分が悪いんだ」「男社会で得をしている女性嫉妬する自分が間違っているんだ」と、ずっと苦しかった。

例として「男性をたてることが良い女性です」という本や記事は世の中にあふれていますよね?

そういった男社会を当たり前のこととして肯定する文化疲弊していたことに、気づいたんです。

男性をたてること」の中に広義にはなってしまますが、今回の「男性受けのする性的魅力を誇張した絵を公的な場に設置することに対して【これは普通表現です】と、違和感を唱えないことが良いとされる」事に反論たかったんです。

男性の生きづらさについて

今回は女性の話を書きましたが、同様に女性とは違った、男性の生きづらさも存在してると認識しています

それは否定しないし、もっと言語化して主張したほうが良いと思います(この場は女性の生きづらさを主張したいので、違うところでお願いしたいですが)

私は長いこと、女はイージーモードと言われるけど、男の方がイージーモードじゃん!と思ってました。

男性がどのように傷ついているのかわからなかったからです。

そして、女性では傷つかないようなところで傷ついている部分があったからです。

それからは、なるほど今の世の中は男性も生きづらいんだな、と思えるようになりました。

からこそ、男性にも女性の生きづらさがどこからまれ、どのように傷ついているのか知ってほしかった。

本当は世の中の判断基準男性から女性から、ではなくて「人間から」になってほしい。

気遣いができるなんて女性的ですね」ではなく「気遣いができる優しい人ですね」

男性は頼りになりますね」ではなく「しっかりしていて信頼できる人ですね」

というように人間性を評価してもらえると、お互いの性的役割に縛られる苦しみが緩和されるんじゃないかと思っています

最後

今まで傷ついてきた人たちが我慢することで成り立っていた社会がかわってほしい。

それは新たに誰かが傷つく社会ではなく、時代に沿った落としどころを見つけられる社会です。

お互いの落としどころを知るためには、まずお互いのことを知る必要があると思います

なので傷ついている人たちのことも知ってほしくて書きました。

蛇足

普段エロい!良いですね!とコメントしているのに対し、こういう問題になると「この絵は性的には見えないけど?」と急に真顔になる理由が私にはわかりませんでした。

からこそ、疑問を感じていました。

一番納得がいったのは、この程度の表現規制対象になったら、いずれは書店などから規制されてしまう恐れがあるから性的と認めるわけにはいかない、でした。

実際、書店に並ぶのも嫌!という主張も知っているのでわかります

この事が知れたのは私の中で良かったことです、ありがとう

中には「本当にわからない」という人も居るとおもいます

そういう人には、まだこちから説明が足りていないんだなーとは思います(聞きたくないかもしれないですが)

あと「輸血が必要な人のことを考えていない」とうのはそのとおりです、すみません

輸血を必要としているひとは、献血してくれる人が増える事が一番大切ですよね。

その人たちに対して目が向いてませんでした。

からといって、私の意見を取り下げるということはないのですが(規制したいわけではないので)配慮ができていなかったことは事実です。

追記終わり、以下原文

↓↓↓↓↓

最初

キャラ原作否定したい訳ではないです。

キャンペーン規制したい訳でもないです。

ただ、男女ともにこのような表現を許容することが、現在の「女性性的に消費される苦痛」の温床になっていることを知ってほしい。

性的に消費されることの苦痛男性にわかってもらうのって難しい事だと思ってます

から、何回でも言います

性的に消費されることを受け入れている女性もまた、私のような事をいちいち言う存在煩いことでしょう。(でも、煩いと感じるということは、性的に消費されることで傷ついた事があるからではないでしょうか)

キモい、エロいのが駄目なんでしょ、お気持ち案件、と言われるのが耐えられず長文を書きました。

ポスターNGな部分

献血という公的な場で、女性性的に見ることを許容する描かれ方をしている点です。

萌え絵から巨乳から、ではないです。

胸を平均的な大きさにしたとしても、身体ラインそのままの衣装や、アヘ顔とも取れる表情やポーズが残ります

まりイラスト全体が女性性的に見ており、またイラスト女性もそれを許容している表現公的な場に相応しくない、と言いたいのです。

まりどういうふうにNGなの?

女性性的に消費する事は普通の事なんだよ、という教えが公的の場におかれていることが問題なんです。

当たり前のように世の中にあったら、それが当たり前なんだ(文句を言う方がナンセンスなんだ)と思ってしまいませんか?

若いからそういった環境に身をおいていると、段々感覚麻痺してしまます

男性向け雑誌など、意図がある媒体表現されているのは問題ないです。

男性向け、という意図があるので、当たり前なんだ、とはなりにくいです。

よくある質問

たかが絵でしょ?

女性性的に消費する絵が公的の場に置かれ、許容されている事が問題なのです。

こういった思考の絵を、個人で楽しむのは問題ありません。

現実巨乳の人に対する差別コンプレックスでは?

現実巨乳の人は公的な場で、性的に見られることを許容していませんよ。

ただ普通に服を着て、生活しているだけです。

その服が巨乳を強調するようなものだったとしても、その人が良いと思って着ているのであって、男性に消費されたくて着ている訳じゃないです(あくま公的な場では)

ワンピースはどうなの?

ワンピース女性キャラの胸も大きく描かれていますが、公的な場で性的に消費されることを許容するようなポーズをとったイラストが使われることはないですよ。

作中でお色気シーンがあるのはストーリー上の意図があるので今回の問題には当てはまりません。

セーラムーンの衣装エロいよね?

セーラームーン女性の為のコンテンツであり、性的に消費されることを許容するようなイラストなどは無いと思いますが…。

女性の強さ、美しさなどを表現している作品で、男性に媚びるような意図はないと思います

大きいお友達セーラームーン衣装を見て、エロいことを考えるのは別に良いのです。

エロいと思っても、公的な場で女性向けに展開されているコンテンツに対して「セーラー服で戦う女性ってエロいよな!」とは発言しないですよね?

セーラームーンを男は読むな、とかそういうのではないですよ。)

エロが駄目なの?服着てるじゃん

エロではなく、女性性的に消費する絵を許容することが駄目なのです。

女性らしさや、女性の美しさを表しているだけのもの問題ありません。(モデルさんの水着姿など)

表現自由では?

公的な場でなければ自由にやってください。

私もオタクなので、表現規制されることに怯える気持ちはわかります

受け手にとって都合の良い表現生活の糧にしている気持ちもわかります

そういうものを、見たい人が自分選択して見ることは良いことだと思います

子どもをダシにするな、自分が見たくないだけでは?

子どもが成長して、自分選択して見るぶんには止めませんよ。

ただ、公的な場において公的コンテンツですよ、と展開されていることが問題なのです。

社会として、許容していることになりますから

小さい頃からのこういった刷り込みで「女性性的に消費しても怒らない存在なんだ」「女性性的に消費されるのは当たり前の事だから怒ってはいけないんだ」という意識が少しずつ形成されていくと思っています。それを危惧しています

フェミニストがまた騒いでる

思考停止しないでください。お願いしまから

今までは許されてきたことなので、感覚麻痺してしまうのもわかります

実際、私も数年前までは何が問題かわかっていませんでした。

感情論にせず、言語化して訴える人がまだまだ少ないからだと思います

■私は女性だけど、なぜこんなに騒ぐのかわからない

まりにも女性馬鹿にされてると思いませんか?

こういう絵を公的な場で起用しても女性は怒らないと思われているんですよ。

些細なことだとは思うし、今までのように目を逸らしてやり過ごすこともできます

ただ、それだと女性性的に消費されることによって傷つく社会を変えることができません。

女性から、という理由無用に傷つきたくない、傷つく人を減らしたいとおもっています

2019-10-12

anond:20191012151343

横だがカードキャプチャーサクラの輸出時性転換が有名でしょ

セーラムーンも似たようなことがあったと聞いた

2019-06-04

anond:20190604065930

表現不正なのは認める

マリみてとかがブームになる10年も前

それまでBL同人誌を描いていた女性作家

1990年代前半にもセーラームーン女性キャラ同士

カップリング同人誌を出すのとか大流行してたし

ただ、当時はあまりジャンル名としての「百合」という語句は聞かなかった記憶がある

理由は、セーラムーンの後はウテナなど、数年に一度、女性同性愛ネタ

盛り上がる作品が現れるものの、継続したブームとはいえなかったからではないか

それが名実ともにオタなら皆知るところとなったのは

百合姉妹』(『百合姫』の前身)創刊以降じゃないかなあと思っていたので

2018-10-20

美少女が嫌だというけど起源セーラムーンは女児向けアニメだよな

自分らで作っておいて都合が悪くなったら人が悪いってなんだ

2018-07-12

最近バイト(コンビニ)雑感

・この間まではバイト日常生活も溌剌として送れていたんだけど、最近はよく寝ても疲れが取れない。

シフトを増やしたがよりによって金曜日シフト入れたのは大失敗だったきがするw

死ぬほど忙しすぎわろた。

・でも暇よりはいいんだ。忙しい時はずっとレジ打ってればいいんだから

バイトを始めたての頃(4月下旬)、お酒といっしょにサラダチキン揚げ玉を買っていくお客様がしばしばおられたけど最近あんまり。あの頃はチキン揚げ玉おつまみを作るのが流行ってたか何か?

バイトを始めたての頃、半数のお客様クレカ電子マネーでお支払することに驚いたのだけど、今もそういう感じ。

ただ、以前はiDQUICPay多めだったのに最近iDEdy多めなんだけど気のせいかもしれない。あと、au walletカード多い。

・そういえばバキバキ割れカードテープで貼ったやつを使っているお客様がいらっしゃるんだけど、さすがにそのカードもう寿命じゃねえかなって内心思ってるけど言わない。

・鰻のシーズンだけど全く推していない。申込書はお店の片隅にそっと置かれているけれど。

電子タバコ大人気。主にアイコス。カートンが超臭いんだが。

タバコもっとも注文受けたくないのがメビウスシリーズ。種類があまりにも多すぎる!

・なのにメビウスをおもとめになるお客様に限って、自分の欲しい箱の名前を覚えてないんだよ!!

あと、番号で言いたがらないしね(たぶん遠くて見えないんだと思うけど)

・十数年前、水商売バイトをしてた時は店に常時置いてあるタバコといったら、セブンスターわかばラッキーストライクセーラムラークマルボロなどだった覚えがあるんだが、今はそれらはあまり売れてない感じがする。

スピリットって初めて見て特徴的なパッケージですぐ覚えたけど、へーこんなん吸う人いるの?って思ったが、売れるわー。

外国人は大体赤いマルボロだなあ。

日系ブラジル人小銭持ってきすぎ問題はほんとどうにかしてくれ!

中東系のお客様はプリカなどで支払う事が多いので、ブラジル人が小銭持ちすぎなのは英語力の問題なのではないかって気がした。プリカ説明ポルトガル語で書いて店頭に貼っとけばいいんじゃないかなあ。

アジア系外国人お客様日本人といっしょで律儀に自分で小銭数えてお会計。大量の小銭を溜め込んだりはしないという印象。

2017-07-28

ここの人間ってさ

セーラム魔女裁判時代場所にもし居たら、積極的魔女狩りしてそうだよな。

2017-07-08

けものフレンズ面白さの本質

けものフレンズ』の面白さの本質は、ガイナックス的なアニメ価値観から抜け出しているところにある。

少し補足すると「抜け出している」という意味は、ある価値観に反発したり、故意に避けたり、過剰に抑圧したりすることではない。一例を挙げると「あんなクズな父親のような人間には絶対にならない!」と考えることはすでに父親の重力に捉えられている、ということだ。

もうひとつの「ガイナックス的なアニメ価値観」は少し複雑だ。細部へのフェティッシュなこだわり、現場いぶし銀技術者ひとつの生物のように有機的に躍動する集団、学校文化と官僚システム/軍組織への熱い礼賛、マスメディアやと民主主義への蔑視……古い世代のアニメオタクの王道ど真ん中の価値観。この価値観の根底には「責任のとらなさ」がある。これについては後述したい。



私自身、『けものフレンズ』は話題になっているのをtwitterで見て、5話くらいから興味を持った後追い組のひとりだ。徐々にハマり、最後にはとても感動した。けれども、しばらくたってもその面白さをまったく言葉にできないことに気づいた。まるで「解」だけが前触れなく控えめに差し出されたようだった。この困惑について、福原慶匡プロデューサーインタビューで語っている。


「皆さんも、なぜ魅力を感じるのか、はっきりとは言語化できてないと思うんです。食べ物でも、なぜかクセになっちゃうみたいなものってあるじゃないですか(中略)というのも、僕が5年前にその感覚を経験しているんですよね(笑)http://a.excite.co.jp/News/reviewmov/20170327/E1490547358865.html

放送終了後、ネット上でいくつか探してみたが「大ヒットの理由」や「エヴァとの共通点」などIQの下がる批評しか見当たらなかった。その清新さや核心について書かれているものは無かった。自分で分析してみてもやはりわからない。一見すると『けものフレンズ』は、パワプロで喩えるなら「オールBでよくわからない特殊能力がたくさん付いている外野手」だ。ツッコミどころがあるようで、よくよく見ていくと隙がない。(あくまでも「一見すると」であり、構成についてはほんとに素晴らしい。監督自身は「怪我の功名」と謙遜するアライさんパートは発明と言っていいぐらいだ)

たつき監督の過去作を見ていくと、クオリティをまんべんなく上げた作品を作るというスタイルは昔から共通しているようだ。『けものフレンズ』では登場キャラクターの紹介とストーリー展開を均等に進め、両者が高いレベルで一体になることを目指したという。インタビュー記事最終話放送直前! アニメを作るのが得意なフレンズたつき監督に『けものフレンズ』の“すごーい!”ところを聞いてみた!!」(以下、「最終話直前インタビュー」)ではこう話している。

「「キャラ先論」「話先論」があると思うんです。そこをまったく同じパーセンテージか、行き来をすごく増やして、キャラ優先なのか、お話優先なのか、わからないレベルでその2つが有機接合できるといいなと考えていました」http://news.livedoor.com/lite/article_detail/12855680/

ところで、仕事でも3Dアニメを作り、休みの日も3Dアニメを作っているというたつき監督だが自主制作アニメ『眼鏡』発表後の2010年に行われたインタビューでは興味深いことを語っている。ここに一部抜粋したい。

―― アニメはお好きなんですか。

たつき 大学時代に「アニメ作りたいわー!」とか思い出したころからちょいちょい見だしたんですよね。

―― 「すごいアニメ好き」みたいな感じじゃないんですね。そもそもアニメをあんまり見てなかったのに、なぜアニメを作ろうと?

たつき アートアニメみたいなものは学校で見させられていたんですけど、もっと俗っぽいほうがいいなと思って「眼鏡」を作りましたhttp://ascii.jp/elem/000/000/532/532388/index-3.html

本人の発言を鵜呑みにするわけにもいかないが、そう質問せざるを得ないなにかを質問者も感じたのだろう。確かに『けものフレンズ』は熱心なアニオタが作ったアニメという感じはしない。1話の出会いシーンと休憩のシーンが例外に思えるほど性を表現すること行わない。その他ではペンギンの脚やカワウソのケツぐらいだ。もちろん全年齢向けというコンセプトもあるだろうし、動物と人間という認識の違いに厳密に取り組んでいることもある。だが、繰り返し見てもそこに「ほんとはエロくしたいけど抑えよう」や、「萌えを感じさせよう」などという作為が感じられない。肩の力が抜けているというか、監督の視線が別のところを見ているような奇妙な感覚があるのだ。

話題にもなったペンギンの脚については「最終話直前インタビュー」で、こだわったポイントは肉づきであり、それは未だ言語化できていないパラメーターと語っている。やはり焦点が別のところに当てられているようだ。このたつき監督独特の感覚について、チームの中では「ガラパゴス的」「ほどよく鎖国している」「天然」(「最終話直前インタビュー」)と表現されている。

たつき監督の制作に対するスタイルがかすかに見えてきたが、根本的なところ、なぜ面白いのか、なにが新しいのか、どこが違うのかが一向にわからない。繰り返し観ても「サーバルちゃんかわいい」「言われるも!」以外にこの作品を語る言葉は見つからなかった。

そんな時『シン・ゴジラ』についてのツイートたまたま視界に入ってきた。ああ、あの作品は私にとって全然ダメだったな、なぜってあれはオタクのウェーイだったから。だから受け入れられなかった……だからけものフレンズ』は良かったのか。本来なら過去や同時期に放送された作品に触れ、その違いを論じることで導き出すのが正統な論証だろう。だがここでは『シン・ゴジラ』を補助線に引くことでショトカしたい。

シン・ゴジラ』はあの庵野秀明監督による作品だ。詳細は割愛しよう。宮台真司の批判とか概ね同意だ。私がアレルギー反応のような拒否反応をおこしてしまったのは別の部分になる。同作でも、指揮命令系統のフェティッシュともいえる再現、圧縮された膨大な情報量、巨大な生物のようにフル回転する官僚機構がたっぷりと描かれる。ああ庵野秀明だ、ああガイナックスだと感じた人も多いだろう。ただ、結構な面積が焼き払われ、放射能に汚染され、東京の中心で彫像のように固まったゴジラが実写として映し出されるとシニカルな感想も浮かぶ。「想定外の天災」とはいえ主要な登場人物はなんの責任も取らないだろうな、“庵野秀明から”。

ガイナックス庵野秀明に代表される彼らが、凝縮し、エッセンスを取り出し、世に提示してきた価値観。古い世代のオタクの王道ど真ん中の価値観。そこには、新兵器があるなら使おう、ボタンがあるなら押そう、ロケットがあるなら飛ばそう、人類補完計画があるなら発動させよう……後は野となれ山となれだ、という姿勢がその根本にある。責任の取らなさ。それが露出してしまうと、フェティッシュに埋め尽くされた119分はオタクが「ウェーイ!」とはしゃいでいるようにしか見えなくなる。

新しい爆弾が作れるなら作りたい、作ったなら使ってみたい。そういう欲望はギーク価値観として近代には普遍的にあるものだろう。それは責任とセットになっていなければ極めて危うい。『ジュラシックパーク』(1作目)に出てくるでぶが度し難いように。『シン・ゴジラ』の官僚たちは誰一人弾劾されず、断罪されずスムーズに復興へ移っていくだろう。彼らの合理性なら、半減期が2週間なら翌月から暮らすことができるだろう。三権が一体化した効率の良い行政システムを築くだろう。責任を切り捨てたからこそ、フェティッシュの興奮に耽溺できたのだ。棄てられた責任野ざらしにされ担う者はいない。

2000年代2010年代アニメにおいてもガイナックス的な価値観は揺るいでいない。おそらくこんな声が聞こえるだろう。「『ハルヒ』は?『らき☆すた』は?『けいおん』は?『まどマギ』は?『化物語』は?日常系を無視するなとんでもない!“大きな物語”をまだ求めるのか?!」このあたりはもっとその分野に詳しい人の評論を待ちたいと思う。私の見立てでは、それらは(主に女性の)キャラクターについてのフェティッシュを深めたにすぎず、逸脱はしていない。フェティッシュに注力すればするほど与えられた価値観の中での反復行為となり、自らをその価値観の内部に限定させるという結果を生む。そして、目を背けた価値観のもの形骸化しながらもしっかりと保存され、視聴者を貴族的な愉しみという隘路に導く。

もし汲々とした再生産のサイクルの中にどっぷり浸かった人なら、そこから抜け出すには並々ならぬ苦闘と意志が必要だ。たつき監督にはそうした努力は必要なかっただろう。『けものフレンズ』は最初から“できている”。

これは自由の味だ。

ジャパリパークではフレンズたちは当たり前のように責任を持ち、細部へのこだわりは新しい領域に向けられているがそれ自体に耽溺していない。古い価値観を超えるものを作ろうとして頑張った結果やっとできた、ということではなく、初めからそうした問題意識のものが存在していないかのように新しい価値観を持っている。それほどあまりに自然に表現された作品として我々の前に現れた。

可能にしたのは主に3つの要素からなる。「3DCG作画」、「バランス感覚」、「アニメばかりを見ていないアニメ監督」。この3つは密接に関係している。「手書きには温もりがある」という言説は否定できないが、大勢が1枚1枚セルに色を塗るという時代ではなく、1人である程度は全部作れる3DCGという環境がたつき監督にとって不可欠なものだったことは想像難くない(実際はirodori時代から分業していたことはブログからも伺えるが、作業量や機材を比較して)。Wikipedia情報によると、彼はサンライズ作品のCGを担当することで商業的なキャリアスタートさせ、以降手がけた仕事は一貫してCG関係だ。これがもし手書きスタッフとしての参加なら、今の形の『けものフレンズ』は存在しなかったし、たつき監督もおそらく従来の価値観に染まっていただろう。

3DCG上で現在主流の2Dの表現をそのまま再現することは難しい。「不気味の谷現象」ではないが、3DCGから2Dアニメに寄せようとすれば違和感が増え、それを克服するためには新しいアプローチ必要になる。たつき監督はレイアウト(構図というよりも画角)の段階からキャラクターの正面を巧みに演出し、同時に正面ばかりで飽きさせないように一話一話を構成することでこの問題に挑んでいる。技術的な分野における刷新、さらに強く言えば断絶。これにより従来のアニメ表現から自然と距離をとることができたことは『けものフレンズ』にとって幸運なことだった。

次にバランス感覚が挙げられる。たつき監督のスタイルにも作品の全てをコントロールしたいという欲望が見える。映像作家としてこうした欲望は一般的ものだ。ただ、「監督、コンテ、演出、シリーズ構成脚本たつき」と商業アニメで網羅しているのは尋常ではない脚本についてはWikipediaの項目を参考にした)。福原Pは、その秘訣はレイアウトからビデオコンテ、セリフ、声の仮当て、声優への細かな演技指導、修正、差し替え、調整という全ての作業をやりつつも「作業のカロリー計算ができる」ことだと語っている。

「そこらへんはプレスコで作ってきた『てさぐれ!部活もの』の経験が活きていると思いますたつき君はその場のグルーヴ感で「これはやったほうがいい」と思ったら作業しちゃうんです。その後のカロリー計算も、しっかりできる人」

http://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1488452395

「北風がバイキングを作った」ではないが、繁忙期は1ヵ月ほぼ泊まり込みだったという『てさぐれ!』における過酷な進行がたつき監督を鍛え上げたことは間違いない。余談だが、ファンによるスタッフロールの解析やたつき監督のTwitterでの発言から、『てさぐれ!』2期からirodoriメンバー関西から呼び寄せたようだ。一部で話題になった出来事もこのあたりに遠因があるのかもしれない。閑話休題

福原Pの言うカロリー計算とは、「作業量」と「かかる時間」と「納期まで時間」を正しく見積もることができるという意味だ。結果、各話を見ても全体を通して見てもまったく破綻していないばかりか、各話のバランス、全体のバランスがとても良い。ほとんどの工程にアクセスし、手を入れ、なおかつどこか一場面に片寄っていないということは特筆すべき能力だ。このバランス感覚ミクロの視点とマクロの視点、ミクロの作業とマクロの作業の両セットを備えていないと成り立たないものだろう。シナリオ含め、一貫してたつき監督の思想が反映された『けものフレンズ』。そこでは、「美少女の細部にひたすら耽溺したい」というような偏ったフレームは分解され、ごく抑制の効いたボリューム/表現としてバランスが整った形で配置されることになる。

最後は、アニメばかりを見ていないアニメ監督。これは富野由悠季が公言し宮﨑駿も暗に語る「アニオタが作るアニメはつまらない」という言葉の裏返しであるたつき監督がケニア育ちだったから、というわけではないが本人の発言ではアニメを「ちょいちょい」見るようになったのは大学で「アニメを作りたい」と思った頃からだという。この時点で「東浩紀は『セーラムーン』をリアルタイムで観ていなかったニワカ」とディスられたレベルでのガチのアニオタではないとも言えるが、ここではirodori制作の短編を元に検証してみたい。

1作目『眼鏡』にあるのはメガネ萌え主人公エヴァギミックNARUTOアクションジョジョネタ(格闘ゲーム版)、東方という、既視感のあるオタネタだ。テンポの良さやオチの付け方など評価できるポイントはあるが、お約束というメタ設定(いくら殴られても負傷しない、カエルが空を飛ぶ、怒りで異形化、いくらでも撃てる弾薬など)のあしらい方はごく普通オタク価値観を共有している人向けに作った短編という印象だ。

続く『たれまゆ』では全体的にパステルカラーキャラクターの柔らかい描写に取り組んだことが見て取れる。手描きによる2Dアニメで制作され、架空の田舎の超常的儀式を通して小さな世界が描かれる。しかし、作業コストが高かったのか、合わなかったのかこの後は2D手書き手法は行われていない。

第三弾『ケムリクサ』では再びソリッドな3DCGに戻る。NARUTO風のアクションレベルアップし、設定も作り込まれている。リナちゃんズと呼ばれる5人の可愛らしさと非ー人間ぽさには独特の魅力がある。『眼鏡』のようにネタをそのままネタとして扱うことはなくなり、説明は最低限。たつき監督の作家性の輪郭がはっきり見えだした時期だろう。30分弱の作品にかかわらず、構成やカット割りに無駄がなくかなり洗練されている。しかし、完成度の高さと裏腹に、注目を集めた『眼鏡』よりも再生数や評価は低調だった。ニコニコ動画の過去のコメントを見ると『眼鏡』の軽いパロディのノリを期待する声が多く、制作側としては不本意な結果だったのではないだろうか。ここでは、1作目でふんだんに盛り込んだパロディで注目を集め、2作目では手描きアニメに挑戦。結果、手描きからは撤退し3作目では3DCGでストイックな作品に挑戦したという流れを指摘するに留めたい。

4作目となる『らすとおんみょう』は福原Pと出会うきっかけとなった作品と言われているが、1話を作ったのみで未完となっている。女性のキャラクターの表情はまた一段レベルアップしており、3DCGの中で2Dアニメ表現に歩み寄りたいという制作者の努力が見て取れる。何がこの作品を放棄させたのかは推測でしか語れない。多忙となったためや、異国の魔女と「適当だけど超強い男子中学生っぽい陰陽師(の下請け?)」が子作りするという設定に着地が見出だせなかったのではないかと思われる。現在残された多くの断片からは具体的な落としどころは示されていない。同作はいわゆるハーレムものの構造を取っており、一方でたつき監督の描く萌えはごく控えめだからだ。

5作目となる『のための』はirodoriとして最後の自主制作作品となった駅長さんシリーズ。できあがった時期は前出の『てさぐれ!』の激動を超え、プロフェッショナルとして確立した後になる。正確には『らすとおんみょう』より前に断片的な映像が出ていたが途中に長い中断があり、実質的に『てさぐれ』後に作られたものとみなすことができる。時系列で書くと2012年に2年がかりで『ケムリクサ』が完成。2013年前半に『らすとおんみょう』(1話)。2013年後半から2015年まで『てさぐれ!』シリーズ2016年8月末に『のための』が『駅長さん フル版』(以下、『駅長さん』と便宜的に表記する)として完成した。この作品は5分という短い時間ながらプロの仕事というべきものだ。目が描かれていない駅長さんの動く姿には、これまでに向上した技術が昇華されシンプルな姿で完成している。

ここで「アニオタの作るアニメ」(以下、オタアニメ)の定義について考えてみよう。もちろん厳密な定義などできようもないが、本文章が求める要件は「特定の層だけをまなざしている作品」であり、具体的には「アニオタ視聴者を満足させることを目的とした作品」であるたつき監督は『眼鏡』では明白にオタアニメを目指し、続く『たれまゆ』では本格的に手描き2Dを試み、より迫ろうとした。ここで最初の転機が訪れる。手描きという手法があまりにハイカロリーだったからか、ここでこの方向は放棄された。なろうと思っていたがなれなかったのだ。以降、アニオタ視聴者をメインの観客に据えることはなくなり、アニメばかりを見ていないアニメ監督として本来の姿、幅広い層へアプローチする道を歩むことになる。

ケムリクサ』の段階で3DCGによる手法に迷いはなくなり、削られたカットからも抑制の効いた演出を志向していることが見て取れる。この作品から作風が変わったようにみえるのはテーマシリアスからだ、という批判も予測されるが「ストーリーシリアスになる=オタクに媚びていない」という短絡は採用しない。実際、表向きはオタク向けの作品ではないと装いながら水面下で「今回はこういう感じで行くのでひとつよろしく、へへへ」と、メタ構造(オタアニメにおけるお約束の構造)やメタ構造を逆手に取った仕掛けを差し出すという交渉を行う作品は実に多い。同時に「まったくオタクに媚びてませんよ」という宣言は、冒頭に挙げた父親の比喩と等しく、オタアニメの枠組みから実は一歩も踏み出していない。『ケムリクサ』では前2作であえて“なろう”とした努力が消えている。木の枝が河に落ちるように自然に、観客と交わす密約もなく、反発もなく、媚びていない。ピンポイントに評価される層よりも広い範囲をまなざしている。『眼鏡』よりクオリティは高いにも関わらず受け入れられなかったことは間接的な傍証になるだろう。

『らすとおんみょう』ではその揺り戻しといえる現象が起こっている。ギャグテーマTwitterで発言しているが、いかにもオタアニメという構造(そのままアフタヌーンあたりで掲載されても不思議はない)にチャレンジするも1話を完成させた後に頓挫。理由は色々考えられるが、これまで見てきた通りハーレムものの企画自体がたつき監督に合わなかったと考えるのが妥当だろう。この時期が2度目の転機になる。ある程度スタイルが固まったのだ。それは『ケムリクサ』で表現されたスタイルの延長にありジャパリパークへ続く道だ。キャラクターに瞳を描くことさえ取り止めた『駅長さん』は『らすとおんみょう』の続きは作らないという静かな意思表明とも受け取ることができる。


再び繰り返しておきたいのは「3DCG作画」、「バランス感覚」、「アニメばかりを見ていないアニメ監督」この3つはどれかひとつが先立つものではなく、お互いに深く関連しており不可分なものだ。『けものフレンズ』ではこの全ての要素が花開いている。この作品に超絶的な技巧が込められた作画や、ぴちぴちとした美少女あるいは美男子を求めることはできない。あるのはサバンナに向けて開かれたような、開け放たれた窓だ。振り返ると、室内にはエヴァ以降20年にわたる作品がある。時代を代表する色褪せない傑作もあるだろう。でも、もう昔の作品だ。新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込み、清々しい朝日に貫かれた後では、戸惑いつつも思い知らされるのだ。どれだけ偏狭な価値観に縛られていたか。こんなにもこだわっていたものは汲々としていたか。自由とはこういうことだったのかと。

自由の味。開放されるということは、決定的に変わってしまうということでもある。一度開放されたことを理解してしまうと、重さの無いなにかが失われてしまい、二度と戻ってはこない。それを無視して、例えば「エヴァけもフレ」というように馴染みのある文脈に引きずりこみ安心することもできる。「ローエンドなCGでもいいものは作れるんですよ」と心の平穏を装うこともできる。でも、そういうことはもうやめにしよう。『けものフレンズ』はこの20年間潜在的に待ち望まれていたアニメばかりを見ていない監督によって作られたアニメなのだ。その面白さの本質は、ガイナックス的なアニメ価値観とは別の場所に立っていることによるのだ。私はたつき監督の成果に最大限の賛辞を贈りたい。素晴らしい作品をありがとう

ただ、アニメを見る目がこれまでとは違ったものになったことは少し寂しく感じてしまう。世に次々と出てくる新しい作品がどれだけ面白くても、それらが“過去の遺跡の新作”ならばそれだけで手放しで楽しめなくなったからだ。つまり、ちょっとした困難をかかえこんでしまったことになる。でもそんな心配はあまり気にする必要はないのかもしれない。なぜなら、すでに誰かが言っていたようなのだ。困難は群れで分け合えと。

2016-03-17

明後日の親戚の集まり

同い年くらいで子供育ててるいとこが2人来るので

子供は?って絶対聞かれるうわーーー!!!

やだやだ行きたくないよー

でもおばあちゃんには会いたいよー

あーもうセーラムーンのおもちゃで遊んじゃおっかな

大人だから復刻したやつとかたくさん持ってるもん!

そんな30歳

2014-02-14

http://anond.hatelabo.jp/20140214153351

最近アニメ萌えの傾向がどうにも強くて、脚本力が弱い。

典型的懐古厨だな。

たとえばセーラムーンの年のアニメと去年のアニメとを見比べて、

Category:1992年のテレビアニメ - Wikipedia

Category:2013年のテレビアニメ - Wikipedia

「やっぱり1992年アニメバラエティ豊かで脚本もしっかりした名作揃いだなあ」なんて本気で思うのか。

もちろんセーラームーンが名作であることは否定しようがないけどな。

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