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はてなキーワード: クリスマスパーティとは

2024-04-07

意識理想も高いけど実現には至れない人

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/sizu.me/fromatom/posts/aexhmkkm4k9n

エンジニアでもなんでもなくOutlook会議室調整(笑)ポチポチしてるような人にとっての論理なら正しい

ただし何か社会に影響を与えるようなことの実現には至れない人だとは思う

奥さん子供と楽しくクリスマスパーティして楽しかったねで終わり

鈴木さんはワンチャンス実現する可能性がある

2024-03-19

ユ〇〇ロ入社式会長あいさつ動画みたけど、典型的な押しつけ型の昭和型JTCだった。。。

いわゆるカリスマ経営者とかの並びで語られる人たちの中では圧倒的につまらないと思った。

まあ物販という形態自体がそうならざるを得ない要素もあるのだろうけど。(日本人カスタマーである以上は)。

先進性とかギャンブラーという意味ではやっぱ孫さんだね。圧倒的に面白い

あれだけの規模の会社であの年齢なのにまだベンチャーマインドがある。

追記

大丈夫君は本社では働けないから。

2024/03/29 リンク

100年前の土人かよ

孫さんや豊田佐吉ビルゲイツがそんなマインドでいたら何も生み出してないことくらいわかるだろ

他人より上に感じられてうれしいね!」

奥さん子供クリスマスパーティして楽しいね!」

気持ちよくオナニーして人生終わりだ

追記2:

孫正義は人たらしの天才。その才能で金を引っ張ってきたり金をねじ込んで資産を膨らませるのが仕事ビジョンを魅力的に語るのはそれが商売道具から。戦ってるフィールドがまるっきり違う(´・ω・`)

2024/03/29 リンク

そういうことよな。

まあユ〇ク〇も自動レジシステムとかイノベーションの部分は素晴らしいと思うけどな。

ただ、零細企業プレゼンさせた内容を丸パ〇して自社開発させたという都市伝説もあり、闇が深いなとは思う。

そんな都市伝説、なにもないとこに出てこないだろ・・・

孫さんは少なくともギャンブルはしたかもしれないが邪悪なことはしていない。

ビジョンがでかいから面白い

魅力があるってのはそういうことなんだよな。

2023-12-25

口の中のバイキンも酔っ払っちゃえばいいのに

よく考えたら口の中の菌にとってイブから年明けの期間ってボーナスステージみたいなもんで

歯医者年末休みだしクリスマスパーティで浮かれすぎてそのまま寝ちゃうなんてことザラだし

大晦日言わずもがなだし

ていうか酒に酔った状態歯磨きするはともかく

"きちんと"歯磨きするは無理でしょ

電動歯ブラシ使えばいいじゃんとか思うけど

電動歯ブラシ付けることすら出来んぞ

なんか酒を飲んでも虫歯にならないわけもないらしいし

いやー理不尽

2023-12-15

クリスマスパーティを25日の夜にやると勘違いしてる?

旦那から「ごめん25日に会社飲み会行ってもいいですか…」と聞かれたので全然いいよと返事したんだけども、クリスマス会社飲み会企画した人メンタルすげぇな…とはちょっと思った 人数集まるのだろうか…


こんなツイートがあったけど普通24日の夜にやるよね?

イブ」=「前日」っていう誤解釈が広まりすぎてそう思う人がいるのか?

25日の夜ってもう全てが終わってるのでは、今年は平日だし

2023-11-27

性や恋愛に許せなさがある話

いくら許せなくても世界側に代わってもらうのは無理だから自分で受容適応するしかないのはわかるけどまだ出来ねえ~~って話。

世の中に趣味娯楽はたくさんあって、深入りしてるからこそ苦しんでる事例もたくさんあると思うんですが、

私はその中でもセックス恋愛で不幸になってる人をみると勝手になんかつらくなっちゃって、

出来るだけ共感半径に人を入れないとか、友達でも性事情は浅いとこまでしか聞かないみたいなことを割と意識的にしてまして。

その直接的な原因が、創作物でもNTRBSS(僕が先に好きだったのに)で変なダメージ食らうんですよね。

特にBSS被害者面する正当性なんもないからね。でもつらいよな)

あと女子高生・大生が身内パーティではしゃいでたらそんなつもり全然なかったのにお持ち帰りされるやつ。

で、「なんでこんなダメージ食らってるん?」って自問自答して、

「こういう要素のこういうところが苦手かもしれない」って要素の羅列です。

「そうじゃない人もいる」のは百も承知なんですが、

「その傾向がある」「こうなる可能性を排除できない」の話です。

貞操に対する価値観をすり合わせることが不可能

 誰でも、何に対しても100回目より初めてのほうが特別だと思うんですよ。

 でもセックス場合って片方が「おれ20回目だしこんなもんでええやろ」くらいの気持ちでもう片方初めてだったのに!

 みたいなことも起こるじゃないですか。

 男女ひっくり返るパターンももちろんあるけど、そういう「相応の覚悟がないまま他人人生に影響を及ぼす」ってのがなんかグロく感じる。

 貞操観念が完全に一致してる社会ってのを想像してみたりもしたんですが、

 多くて十数人程度かつ権力勾配がほぼない小集団ならともかく、それ以上になると無理じゃないか…? と思うわけでして

 特に権力と結びつくと無理。

 原始的社会においても権力持つ男にとってはセックスは安いし、

 権力血縁が結びつくようだと権力者の娘の貞操は高くなる。


セックス恋愛対象を金銭的・量的価値で換算することが当然なのが嫌い

 女性で言えばかわいかったり、若かったり、アイドルだったり、未経験だったりするとまあ性的に求められる機会は増えるじゃないですか。 応じるかはさておき。

 でもって金銭価値計算することが可能になるわけじゃないですか。

 もっと単純に風俗店ランキングでもいい。

 それにキモさを感じるんですよね。

 よりキモいけど確実にあるだろうな…って例でいえば、

 「実際は違うけど、相手が喜びそうだから初めてのふりをする」

 「逆にしてみて、初めてじゃないとわかるとキレる」

 BSSのこと好きになれないながら馬鹿にもしがたい理由がこの辺で、生理的なショックは止めようないもんな…。

 処女厨に関しては思考実験として、義務教育で全員性教育実習するような社会だったら変わるのかもしれん。

 が、少なくともこの社会はそうではない。

男性女性ゲームルールが違う

 どっちが有利かってのは置いといて、

 一般的に男は顔や、金や、話術や、センス相手を探す(短期的なお相手ゲームになりがちだし、

 女は顔や、若さや、仕草お金に変換したり、相手を探す(人生パートナーゲームになりがちじゃないですか。

 二者の切実さに差があると、優位なほうが搾取可能になるじゃないですか。

 「可能からってやるとは限らない」なんて希望は全人類に対してはとても持てない。

 特定個人に対しては超がんばれば持てるけど、しばしば裏切られる。(芸能人不倫とか)

 そして搾取構造が一度出来上がると、密室内での関係というのも相まって、ブレーキや法が及ばず、どんどんエスカレートすることが度々ある。

意味けが多重的すぎる

 まあ恋愛ってそういうあいまいな部分を解釈していくのが醍醐味みたいな部分もあるんだけど。

 普通にラブコメは好きなのでそういうの好きーてなることもあるんだけど。

 ちょっと心が闇落ちに傾くと、

 生殖愛情表現ソフト支配暴力人間部分的トロフィー化と単純な快楽と他もろもろが混ざってるの正気の沙汰じゃねえ…ってなる。

 流石に差し引き不幸より幸福を生み出してるとは思うけど、

 不幸も大半がちょっとしたすれ違い程度だろうけど、

 かといって世の中曲芸みたいのこと乗りこなして生きてんな…という感想は消えない。

 セックスをゴールと思ってる人とスタートだと思ってる人のすれ違いとか。

・でも性欲からは逃れられない

 まあ今のところ。

 損得の上でいくら嫌だなあ、嫌だなあって思っても、逃れられないのでなんらかの形で受容するしかない。

 日夜エロサイト巡るだけで済めばいいけど。

 飽きから逃れられないのもだるポイント

競争の側面から逃れられない

 特にモテる」人に対して。

 選ばれなかったからと言ってフラれた人の価値が貶められないのはわかってるんだけど、

 自尊心に傷を負うのは避けられないし、

 傷を負った人を馬鹿にしたくない。

 いくら傍目に見て「本気で落としたいならもっとちゃんとやりなよ」という人であったとしても。

 これに「処女価値を見出す価値観」とか絡んでくると、

 まあまあ「それは君が考え方を改めるべきだよ」案件ではあるもののやっぱり共感もしちゃう

倫理観を消し飛ばしてくる

 単行本派なので全然ツイッター知識なんですけど、

 ワンピースベガパンク天竜人の所業を見て頭の片隅で「うらやましい」と思ってしまって欲を切り離した、みたいな描写があるらしいんですよね。

 ツイッターで聞きかじったときに「めちゃくちゃわかる…」となってしまって、

 この場合は性欲ってより絶大な権力に対してのものですが。

 「そうしても怒られないし、罰せられる人がいない」って状況に置かれたとき

 「これは期間限定のものではないし、あとで負債を取り立てられる心配がない」って状況のとき

 倫理観を維持できる自信がない…。

 現実的にはそこまで極端な特権にはたどり着けないものの、(たどり着いた人もいる、という別枠の闇もあるが)

 過剰に疲れていたり、被害者意識をこじらせていたり、あるいは躁的な全能感が強い時期だったりすると

 「これくらいなら大丈夫なんじゃないか?」って考えがよぎらないと言えば、まあ、嘘。

 今のところ頭の別の部分でブレーキかけたり、メンタルが平常に戻るまでCPU稼働率落として、

 能動的な行動起こせないようにスリープ状態にできてるけど、死ぬまで保てるかはあまり自信がない。

 特に生理的事実として脳が衰えると精神的なブレーキが弱まって起こりやすくなったりするし。

 「死ぬまで穏やかでいい人だった」って平凡に見えるけど、年々そういう人への尊敬度が増していく。

仮定の話だけど、

人間がみな不老だったり後天的に外見を調整できる技術安価化している(外見年齢による事実上の結婚市場タイムリミットがない)

・片方が嫌だとなったら強制的セックスを中断させることができる

・というか子供が欲しい人は体外受精するのでセックス生殖行為と切り離される世界になる

・性欲をコントロールする技術が生まれ、「性欲を抑えきれない」という状況がなくなる

上記のようにセックスが非常に優先度の低い娯楽なので、金銭に変換する文化が廃れる

みたいな世界だったら許せるかもしれない。

(つまり不可能という話ではある。)




おまけ

脳が破壊された(性・恋愛描写でもってしばらくひきずった)作品や、性・恋愛で感心する描写があった作品

クリスマス解放戦線 / 渡辺源四郎商店(なべげん)

ローカル劇団舞台

うろ覚えな筋としては、

戦時中英語アメリカ文化禁止された名残で(時代設定忘れたけど平成初期くらい?)クリスマス禁止されている日本

若者たちのための祭りとして「クリスマスをさせろ」という趣旨の「クリスマス解放戦線」がかつてデモ学生運動を繰り広げた。

が、その暴動鎮圧され、今や戦線わずか4名のメンバーが残るのみ。

デモ主催となった女性犯罪者として中東紛争地域慰安婦として送られ、

戦線メンバーはそれぞれ鬱屈を抱えてはいものの、思春期で親に反抗したいいいとこのお坊ちゃんお嬢ちゃんなど。

ささやかな」反抗として4名でのクリスマスパーティを決行するものの、警察に察知されてしまう。

その時現れたサンタ装束に身を包んだ男性

メリークリスマス!」の掛け声と共に袋から取り出したのは小銃

戦線メンバーの一人はキリストの墓根拠にしている過激新興宗教信者だった。(地元にはキリストの墓と呼ばれるところがあります。なぜか)

精神的に追い込まれささやかだったはずの反抗から特攻兵に仕立て上げられた若者たち

テロに参加せず取り残された主人公は、実は警察スパイかつ、デモから戦線メンバーだった。

クリスマスパーティ場を密告した見返りとして戦地での慰安婦から帰ってきた先輩(かつての指導者)は妊娠して(させられて)いた。


僕の小規模な自殺 / 入間人間

未来人と名乗る鳩に、「きみが片思い中の彼女はこのままだと死ぬ」と脅され、

半信半疑ながらもその手伝いをする。

主人公彼女が好きだと言っているくせに、「自分はまだふさわしくないから」と決定的な告白をせずにいる。

何の意味があるのかと思いながらも手伝いをしていると未来からの別勢力が現れ、いよいよ信じはじめ、

彼女を守るために未来人の操る熊に車で突撃までする。

が、主人公告白しようと思った時には既に彼女には恋人がいた。

未来人のそそのかしによって)ほかならぬ自分が仲立ちさせられた男が。


ラピスの心臓 / 羽二重銀太郎

なろう原作

人類は全て手の甲に石が埋まっており、

その石が濁っているか透き通っているか魔法が使えるか否か、ひいては貴族かどうかが決まる。

一度平民の血が混ざると子が大丈夫でも隔世遺伝魔法の使えないものが生まれるため、貴族社会で混血は忌み嫌われている。

主人公孤児の濁石(平民)。

だが魔物に対抗する訓練を受けており、従軍任務の結果、貴族平民かかわらず多くの仲間に恵まれる。(一方的に好いてくる異性も)

出来のいいダークファンタジーだなあという感想で読んでいると、本筋とはあまり関係ない一幕で

「この世界では男女が愛し合っていなくては子供ができない」という設定が明かされる。

この世界に望まれず生まれてきた命はない。

孤児主人公も、

名門貴族平民の混血である相棒キャラも。


血界戦線 / 内藤泰弘

シリーズ2の5巻目くらい。

父親身体病気ゼリー状になっていじめられる娘が、不良グループとつるむようになって、

不良グループの男がその父親に「親はこんなのくせになかなかいい具合だったぜ」っていうのが嫌すぎて続刊買えなくなった。

これを心理的安全性が脅かされた状態と呼びます


ランスシリーズ / アリスソフト

名作エロゲシリーズ

父親遊んだエロゲ!』

個人的に感心している設定は、

「この世界避妊魔法でする。 男性側にかけ、定期的にかけなおすものの数週間程度はもつっぽい?」

魔物人間迫害する本能があるためレイプするもの人間との生殖能力はない」

個人的には好きじゃないけどリョナ好きへの需要があるのはわかるし、世界観の残酷さが示されることで主人公の無体も『まあ結果的に命張って戦って人々を守ってるし…』とバランスがとれてる)


(しんどそうだから読んでないけどこのテーマからすると直撃っぽい)

死ぬほど君の処女が欲しい / てぃーろんたろん

一話だけ読んだ。

キモデブオッサン主人公が元ギャル奥さんラブラブなんだけど、

奥さん若いころ相当性経験値があって、主人公はそれを非常に負い目に感じている。

しか主人公記憶を保ったまま学生時代タイムリープし、

(当時は本当に接点ゼロにも関わらず)

奥さん処女が欲しくて頑張る話…っぽい。


皇帝と女騎士 / Team IYAK(ピッコマオリジナル漫画

家族から邪険にされ、女らしさとは無縁に軍属として生きてきた主人公が、

帝国の王(最初王子だったかも)の侵攻に耐え、

「女のくせに」と言わず一人の戦士として尊重してくれる王に絆され、女騎士として仕える話。

ただ、平和な世の中まで行くと周りから「女の役割」というもの圧力を感じて、

戦の功労者にもかかわらず生きづらさを感じたり、開き直ろうと変な突っ走り方したり。


追記増田初めて使ったけど、筆者の代わりにコメント返信してる人がいるのクソおもろいね

2023-08-30

常にときメモクリスマスパーティで追い返されてるときの気分になるのはなんでだろー

2022-09-10

マジで人の心なさすぎない?

ホント右翼だとか左翼だとかどうでもいいんですよ。

政治家テロリストに殺されたんですよ。被害者で、しかも亡くなってしまった政治家に対してなんでこんな酷いことできるのか不思議しょうがない。

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/310859

安倍氏国葬は参列希望殺到どころか…〆切り過ぎても「諸外国から返事が来ない」と外務省困惑

「お前の葬式、人来ないんじゃね」とかさ、常識があれば言わないよね。しか信憑性がかなり低いし。

https://www.fnn.jp/articles/-/414308

オーストラリアシンガポールカンボジアなど…安倍元首相国葬に参列する首脳続々

結局嘘だってすぐばれる。しかもそんな記事に、大量にコメントついているんだよね。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/310859

外国国葬中止を待ってるんだろ。早くやめろや

ヒトラー国葬を誰がしたいと思うのだろうか。

星飛雄馬クリスマスパーティ状態だったら可哀想だけど。 カルト自民党

テロリストに殺された政治家葬式なんですよ。被害者に対してなんでこんなこと言えるの。

https://twitter.com/tsujimotokiyomi/status/1568086424255361025

辻󠄀元清美 @tsujimotokiyomi

内閣府設置法の「国の儀式」は今まで憲法7条による天皇国事行為のみ。そこに安倍元総理葬儀を加えるのか。人の「死」は平等です。コロナで亡くなりご葬儀もできない方もいる。また安倍元総理統一教会と深い関係があったのでは?でも調査もせず全額国費「国葬儀」?

納得いかない。欠席します。

普通に考えてほしいんだけど、「気に食わないか葬式欠席します」ってSNSに書かないよね。こんなこと書き込む人を応援したいと思う?

政治とか、党派性とかホントどうでもいいよ。常識で考えてほしい。どんだけ酷い仕打ちをしているか。遺族がどんな思いしているか想像できないの。

2022-07-19

カルト教団に入れてもらえなかった話

今にして思うと、「アレってカルトだったのかも…」となったから当時の思い出を書くことにする。

当時の俺は、就職に失敗して、なんとか契約社員としてゴミみたいな工場に潜り込んだ男だった。

とにかく最悪の人生を過ごしていたと言っていい。

まあ偏差値は50後半くらいで、イキってそこそこの大学に行ったけど、コミュ力なくて落ちぶれたパターンのやつな。

大体エスポワール号に乗る前のカイジイメージしてくれればいい。髪型とかマジであんな感じだった。

そんで、ある日、工場の同僚が「たまには遊びに行きませんか?」と言ってきたので、友達もいなかった俺は嬉しくなって夜勤明けの日に街に繰り出した。

で、一緒に飯食ってる時に、夢の話になった。「やりたいことないんですか」的なアレだ。

俺は嘘をついた。「実は輸入業とかやってみたいと思っている」と。

実際は輸入とかには全く興味はなかったが、フェアトレードがどうたらこうたら、それっぽいことを言うと同僚は何だか、色んな言葉を駆使して俺の事を褒めてくれたのを覚えている。

「今度、そういうの応援してくれる集まりがあって、友達に誘われてるんだけど、独りじゃ心細いから一緒に行きません?」と誘われた。

実のところ全く俺は他人応援する気はなかったが、褒められてうれしくなっていたので、二つ返事で「行く」と答えて、連絡先を交換した。

その週の終わりには、俺は近所の市営の集会所に呼び出されていた。同僚と、その友人を名乗る色黒、細見の眼鏡がいた。

大体10人くらい?の人が集まっていて、まず、名前と住所、仕事を書くことになっていた。

俺は嘘をついた。安アパートに住んでいるのが恥ずかしかったので、実在する地名に、適当マンション名を書いたのだ。

ということで、会はスタートした。優しそうなおじさんとおばさんが主催する会で、「普段地域クリスマスパーティとかお楽しみ会をやってるんだよ」的なことを言って、チラシを見せてくれた。

「実のところ、履歴書に書くこと目当ての大学生の人も多いと思うけどさ」とおじさんが言うと、笑いが起きたので、学生もいたのだと思う。

話は大体、みんながどういう人間になりたいか、的なことだった。最初はみんな、シャイな感じだったのだが、おじさん達は優しく合いの手を入れてくれた。

俺も気持ちよく輸入業を目指す青年という大嘘を突き通すことができた。言いながら(輸入ってなんだよ)とか考えながら、なんかよくわからんマレーシアから絹を仕入れるんです!的なことを言っていた覚えがある。

そもそもマレーシアって絹取れるんだろうかとか、まあ、わかりゃしねえよって気持ちだった。

同僚は不安げで、「なんか怪しい宗教みたいじゃないですか?」的なことをそれとなくツッコんだら、周りの人間も笑った。

「まあ、お寺とかは正直付き合いあるよ」とおばさんが微笑んだ。

地域振興やからね」と。

まあ、俺も幼少のころ、近所のキリスト教会の集まりに呼ばれて、大福などを作って食った覚えがあるので、そんなもんだろうと思ったが、

同僚は「うーん」とか言いながら、こちらをチラチラと見てきた。俺は「まあ、宗教って根ざしてるからね。地域に」と言って知見を示すと、同僚は笑顔になった。

夢をキラキラした目で語っていたガリ褐色眼鏡は、、同僚に対して、「俺さんもこう言ってるし、怪しいところじゃないでしょ」とかなんとか笑っていた。

そんな感じで、一回目の集会ではやはり大福が出てきて、茶を飲んで終わった。同僚は、不安げに「来週も着いてきてもらっていい?」と聞いて来たので、

頼られていると感じた俺はやはり二つ返事で「いいよ」と答えた。

2回目の集会では、親子関係というか、家族とは何か、的な話をしたと思う。それで、親の仕事について話す機会もあった。

俺は嘘をついた。

「親が丸紅に勤めてて、三人兄弟末っ子の俺は落ちこぼれたんですけど、やっぱり海外取引したくて」と。

親父はゴミみたいな中小企業で働くサラリーマンである丸紅ってそもそも輸出とか輸入とかしてんのか?まあバレやしねえよという気持ちで俺は親の職業を偽ったのだ。

ちなみに兄弟も余裕でいない。純粋一人っ子だ。兄弟がいた方がなんかカッコいいかな、と思って嘘をついたのである

で、3回目の集会にも俺は参加する、と言っておいて、当日になってなんかめんどくさくなったので約束を破った。

そしたら、職場で同僚は「ガリ眼鏡とおじさんが会いたがっている」的なことを言ってきたので、しょうがねえなあ、という気持ちで4回目の集会に参加することにして、

それからもちょくちょく、集会に参加した。お菓子が段々グレードアップしていたし、おじさんとおばさんは俺達をよく褒めてくれていたから、まあ悪い気分ではなかったからだ。

結論から言うと、6回だか7回目の集会で、俺達は仏の彫像と変な健康食品セットを買う事になった。

値段は合わせて5万くらいだったと思う。なんというか、どういう売り文句で買う事になったのか、全く覚えていなくて恐ろしい。

ガリ眼鏡はともかく、宗教否定的だった同僚も、何やら買っていたので、俺も流されて買ったのだと思う。支払いは現金とローン、どちらでもよかった。

俺は嘘をついた。

「このくらいの値段なら余裕ですね」と。ちなみに当時の俺は貯金ゼロ。だが、まあ別に払えなくてもいいだろ、という気持ち12回払いのローンを組んだ。

普通に頭金の何千円かはその場で払ったのだが、その後のローンは余裕で無視した。

その次の次くらいの集会で、「あの、ローンってどうなっとる?」と聞かれたが、「すみません、すぐ払います」と言いながら誤魔化していたと思う。

10めだかそこらの集会で、俺達はビジネスとして健康食品仏教グッズを売る流れに参加させられることになった。

まあ、読んでる人はわかるとうから言っちゃうが、端的に言ってマルチだった。

「これって絶対もうかるじゃん」的なことを同僚は言っていたのを覚えている。俺も当時は「これって絶対もうかるじゃん」と思っていたので、頑張るぞ、という気持ちになった。

その時、マニュアルを渡された。要約すると、『プロ3人~4人で囲めば、絶対にモノは売れます』的なことが書いてあって、台詞だとかも全部用意されていた。

サクラを忍ばせて、疑問を投げかけさせます、そしてその人間を説得、納得させると周りも流されます」的なことも書いてあって、これはぜってー売れるな!と俺も安心したものだ。

次の集会で、俺は嘘をついた。

「もう3個契約取っちゃいました」と。正直、契約書の提出とかその辺がガバいのを俺は見抜いていたので、余裕で嘘をつけるなと思ったので嘘をついたのだ。

おじさんはものすごく褒めてくれて、集会が終わった後、こっそり俺にお茶を手渡しながら、言った。

「実は、この集会やるのも高齢化でさ、子供会とかもあんまり回らなくなってきたんだよね」と。かいつまんで言うと、俺になんとかという教団に入って欲しい、的な誘いだった。

俺は嘘をついた。

「ええ、勿論入りますよ」と。なんか当時はすでに俺に嘘をつかせまくるおじさん達に対してイライラする気持ちもあったので、「入るわけねーだろバーカ」と思いながらも、その場しのぎで嘘をついたのである

おじさんは嬉しそうで、「最近新興宗教とかみんな不安だと思うから、ご両親に挨拶させてくれ」と言ってきたので、

俺は嘘をついた。

普通に知らない適当な番号を書いて渡した。そもそも実家家電とか、両親の番号とか、携帯には入っていたが暗記はしてなかったのだが、それを言うのが恥ずかしかたからだ。

その次の集会

俺はおじさんとおばさん、それにガリ眼鏡と同僚に激ギレされた。

「なんで嘘ばっかつくの!?」と。

なんのことだ、と俺は心の底からビックリした。おばさんはヒステリックにキレていた。

電話番号も、住所も、全部嘘やん!!!」と。俺は本当に何のことだかわからなくて、興奮しながら置いてあった煎餅を齧った。

「あとさ、ローンも滞納してるし、もしかして前に健康食品売れたってのも嘘だと不安なっちゃうじゃん」と、おじさんは優しいながらもキレてきた。

まあ健康食品が売れたというのは嘘なので不安もクソもないのだが、俺は気が付くと涙を流していた。

「嘘をついたつもりはないんです。言い方が悪かったならごめんなさい」と。

煎餅をひたすら齧りながら、俺はひたすら泣いていた。同僚とガリ眼鏡は、やはりキレてきた。

「いや、伝え方悪いとかじゃなくてさ、お金の話だからさ、そういうの、全部自分に跳ね返って来るぞ」だとか、「自分輸入業始めた時に嘘つかれたらどう思う?」だとかだ。

ロジハラかましてきやがった2人に対して、俺はやはり泣くしかなかった。

おじさんは、「まあ、本当、お金だけね。お金の話だから、払うところだけ払ってもらって。そしたら、全部忘れるからさ」と言って、話は決着した。

普通にその後、集会に行くことはなかったし、職場の同僚は会うたびに「金払った?」と聞いて来てうざかったので、1年間俺はそいつとまともに会話をせず、工場を辞めてしまった。

金はないので払わなかった。仕方ないね

当時こそ、「俺が悪い」という気持ちだったのだが、今回の統一教会の話とかを見ていて、「ああ、俺って騙されかけてたんだな」とようやく感情の整理をすることができた。

冷静に考えると、同僚はその団体と元からグルだったのだと思う。

ガリ眼鏡も、同僚も初めから俺をハメるつもりだったのだ。「団体に疑問を投げかけるサクラ」そのものだったのだ。

俺は、運よくカルト、ないしはマルチだろうか。深みにハマる前に、先方がボロを出してきたので入らずに済んだ。

でも、アレはいかん。本当に騙される。人格教養関係なく、人と人が正しくコミュニケーションをしよう、と考える限り、絶対にハマる。

俺の経験がもし教訓になるとしたら、カルトにハマらない方法とは、

金を持たないこと、他人の話を聞かないこと、他人の話に真剣に答えないこと。相手に気を遣ったり、本当のことを言わない事だ。

みんなも気を付けて欲しい。

2019-12-24

見栄を張りたくなる気持ちがわかった

普段全然やっていないSNSをのぞいてみて、

その時に自分の身近な人が今日のようなクリスマスパーティで興じているのを見ると、

自分楽しいことをしているんだぞってさらに見せたくなる気持ちになった。

見栄なんかはる必要ないのに、そういう気持ちが出てきている自分メンタルの変化に驚いた。

今まではなかったのに不思議だ。

何よりこういうイベントシーズンにぼっキャパが許容量を超えると結構辛くなってきてしまった。

困ったな。。

2019-09-07

女子校時代に出来なかった片思いの恋バナを5年経った今だから

私は中高が一貫の女子校で、その間ずっと恋する乙女だった。恋した相手の数は4人。すべて片想いだった。それでも楽しかった。しかし女でありながら女の人を好きだと言うのを周囲にバレるわけもいかず、恋バナなんてしたことがなかった。高校卒業してから何年も経ち、多くの友人は共学の大学に通うようになったり、バイト先や職場で新しい出会いがあるらしく、日々好きな異性のことを沢山話してくれるようになった。聞いていて楽しいけれど、自分も中高の頃隠さずにこんな風に片想いの話を彼女達と共有できていたらさぞかし楽しかっただろうなと思うので覚えている思い出を放出する。前置きが長くなってしまって申し訳ない。とても長い内容のうえに素人文章なのでご注意

中学の時に好きになったのは、同じ陸上部の三個上のA先輩だった。一年生でまだまだガキだった私はそれが恋とは知らなかったけれど、校内で見かけるたびにドキドキしてしまうのでうまく挨拶ができなくて先輩方に叱られた。一年として学年全体で怒られた後に、私に「うちらも怒りたくて怒ってるわけじゃないよ。悲しまないでね。現状を良くしたいだけなの」とフォローしてくれた。一年は居残り時間が30分短く、先輩よりは下校時間が早くて一緒に変えることはできなかった。何かと理由をつけて部活後も校内に残って待ち伏せしたけど話しかけることはできなかった。きもいな。恋だとはわからないままでも自分はすごく乙女だった。部活の汗の匂いが気になって近寄って欲しいけど近寄れなかったり、少しでも可愛くなりたくてスキンケア用品もお小遣い貯めて買ってみたりした。(とはいっても洗顔料化粧水だけ)。部活中は一つ結びしか許されていなかったから、無礼講の部内クリスマスパーティでは髪型を少し変えて気づいてもらえるか試したりした。気づいてはもらえなかった。

中2の時に好きになったのは当時仲が良かった友達Bちゃん体育祭の時に疲れた愚痴ると膝枕をしてくれた。その子自身は体育の男性教員が好きだったからいつも胸がモヤモヤしていた。夏休み家族ハワイ旅行に行った時に友達用にお土産を大量買いしたけれど、彼女にはちょっと特別ものを他の子にバレないようにあげた。その時の笑顔が忘れられないほど綺麗だった。でも恋だとは自覚しないまま終わった。

高一の時に好きになったのは同じクラスのcさんだった。すごく仲がいいわけでもなく、勝手に好きになっていた。席替えで隣の席になれた時にすごく嬉しくて、夏休みに入る目前、恋だと自覚した。自覚してしまうといろいろ早くて(思春期なのもあって)キスしたい、ハグしたい、裸で触れ合いたいとか思うことが増えたけど、そんなことは顔に出すわけにはいかない。夜1人で妄想して、朝になったら忘れて何事もなかったかのように隣の席に座った。挙動不審にならないようにわざと冷たく当たってみたりもした。それでも彼女は優しくて、廊下とかですれ違っても「よっ!」と肩を叩いたりしてくれた。久しぶりに私からしかけると、「やっと話しかけてくれた…無視されて辛かった」と言ってくれたけれど、彼女のそれが恋愛感情からくるものじゃないのは明らかだった。誰にでも優しくて、他人に注意を払うのがとてもうまかった。夕暮れで視界が悪いのに下校途中で私に気づいて手を振ってくれるのはすごく嬉しかった。

高3になってもcのことが好きだった。毎年クラス替えがあったけれど、また同じクラスになった。すごくすごく辛かった。クラスの中心的なその子と話す機会は減った。でもまた奇跡的に隣の席になれた。天にも昇る心地だった。脳内お花畑だったからこれはもう運命では?とさえ思った。調理実習で作ったクッキーを食べて欲しかったけど、スムーズに渡せなくて、席が近隣の子達におすそ分けって苦しい名目で周りに配ったら別の子Dに全部食べられてしまってCの手に渡ることはなかった。Dには怒りが湧いたけれど「美味しかったご馳走さま」と言ってくれたので許した。

しばらくして漫画みたいな出来事が起こった。Dが同じ町内にひっこしてきた。歩いて五分くらいの距離に。私の高校私立で、近所に同じ学校の人がいるという感覚がこれまでなかったので純粋に嬉しかった。これによって謝恩会の準備や話し合いが放課後に近所でできるようになって純粋に楽だった。実は、もともとDの印象はすこぶる悪かった。Dは中3のとき、離れ離れのクラスになったBが新しいクラスで仲良くしていた子だったから。当時Bが好きだった私は勝手にBを取られたような気でどうしてもDを好きになれなかった。

高3になるとみんな受験で忙しくて、委員会なんてする人はいなくなった。でもクラスに必ず数人いなくてはならない卒業式後の謝恩会委員というポジションがあった。これがなかなか決まらないため、ホームルームが終わらない。Dが一緒にやろうと言ってきた。お前は受験はいいのか、と思いながらほかに立候補者もいないし、なんとなくすることにした。私のクラス私たち2人だけだった。謝恩会委員はやることが意外に多くて、Dの受験純粋心配になった。私はAO推薦でほぼ確定だったので積極的作業していた…と思う。ある日、Dの分である作業をなんとなく勝手に進めているととても感謝されて腰のあたりに抱きつかれた。cの前だったから恥ずかしくて腕を振りほどいた。CとDは髪型がとてもよく似ていた。うちの高校キリスト教だったので、全員強制参加の式典が年に何度かあった。秋のある日の式典で、私はどうしても暇でCを目で追ってしまった。それに偶然気づいたDが小さく手を振ってきた。お前じゃない、と思いながらも実はちょっときゅんとした。

ある日の放課後雑談をしながら謝恩会作業中、何気もなしに部活の後輩が好きだったことがあると言ってきた。とてもびっくりした。自分女子校内で片恋ばっかしている人間だったけれど、それを他人に話すということが異文化すぎた。気が動転してそれからしばらくはDのことを避けてしまった。

冬になってまた別の校内式典があった。それは義務ではなくて、行きたい人が行くものだった。99.9%の人が大学進学を希望するのでクラスの中では本番の迫る受験のために欠席する人、気休めと文字通り神頼みのために参加する人の二分だった。CもDもとても頭が良かったから参加するかどうかなんとなく気になった。Cは来ないというのを教室内の会話で知ってがっかりしたが、Dは来ると言っていた。なぜかとても嬉しかった。もしかたらこれが終わって三学期になれば自由登校で友達に会えなくなるからかもしれないと勝手に納得した。

それからしばらくしてDに放課後に呼び出された。理由は私が避けすぎたためだったらしい。Dは私が最近は目も合わせてくれないと言って泣いた。とても驚いた。避けている自覚はあったけれど目を合わせていないなんて自覚はなかった。だから今度は目を見て話を聞こうと思った。でも出来なかった。そこで初めて私はDが好きなんだと自覚した。目を合わせられないのはあの有名な歌詞通り、見つめ合うと素直におしゃべりできないからだった。急に恥ずかしくなって帰りたくなった。でも帰ったら一緒にいられないと思うとどうすれば良いのかわからなくなって、とりあえず適当に謝ってから家が近所なこともあって一緒に帰った。

謝ったと言ってもそれでまたDとおしゃべりなんてできるようになるわけがなく、言いたいことは全部紙に書いて伝えるようになった。本当に恥ずかしくて会話ができない。でもDと交流したい。Dは手紙にして返事をくれたりした。とても嬉しかった。それから冬休みに入って、三学期になって学校に行くことがなくなっても手紙のやり取りは双方にとって近所の公園に貼り付けるという約束になって続いた。

バレンタインになった。何か渡したいけれども渡す時間を取らせるのも申し訳ない。公園手紙と一緒に食べ物を置くのも憚られる。代わりに手作り学業成就のお守りを使って置いておいた(重い上にキモい)。お世辞だろうとも喜んでくれた旨が手紙に書かれていた。嬉しくて家でニヤニヤしていたら家族キモいと叱られた。

その後、彼女第一志望の受験前日は3つも神社をお参りしてクジを引いたら大吉だった。うれしくなって、おみくじのことと、明日受験頑張れと書いた手紙を貼った。結果発表の日が過ぎてもDから連絡は来なかった。催促するのもよろしくないのでそれから次の登校日まで待った。

合格者発表から日経った次の登校日、学校に行くとほぼ全員受験ストレスから解放されていた。教室ではDが他の子達となんと恋バナをしていた。他のクラスメートたちが、受験期中に同じ塾の男の子相手に密かに恋をしていたこととかを話していた。D自身はどうなんだろうか、不安になった。聞きたいけど怖くて聞きたくないので「いいなぁ楽しそう。もっといろいろ聞かせて?」と他の子に聞いた。するとDが「じゃあ〇〇も恋バナすればいいじゃん。好きな人いないの?」と聞いてきた。胸がとても痛かった。その日のうちにD本人から、実は第一志望に合格していたと聞いた。嬉しかったけれど、どうしてすぐに伝えてくれなかったんだろう。そんなこと話す間柄とすら思ってもらえてないのかと、また胸が痛くなった。

卒業式の帰り、謝恩会も無事終わり、クラス打ち上げ解散に近づいた頃、Dに、今日は一緒に帰ろうと言ってもらえた。とても嬉しかった。私の大学地方だったから多分これがDに理由もなく会える最後だと思うと泣きたくなった。帰り道は何も話さなかった。誤差の範囲だけれどDの家に先についた。お別れの時だ、と思ったら、Dがマンションの共有スペースまで上げてくれた。一緒にケーキを食べた。告白するべきかしないべきか、すごく悩んでケーキを食べ終わってもずっと無言で泣いてしまった。Dは私が何かいうのを待っているようだった。その時、母親からもう帰って来いと電話が来たので仕方なくさよならを言った。Dは地方でも頑張ってと応援してくれた。私は泣きながら短い距離を帰った。

本当のところはわからないけれど、おそらくDは私がDを好きだと気付いていたんだと思う。でもわたしには告白する勇気もなければ、このあと地方自分は行くのに、Dが大学彼氏を作るのを見ているのは辛くて無理だった。大学に入ってしばらくして、私は、自身では記憶にないが飲み会で盛大に酔っ払ったらしく、ライン電話でDに泣きながら告白していたらしい、というのは飲み会に参加していた別の友人に聞いた。Dのリアクションはわからない。電話口だったので私にしか聞こえていなかったし、私本人が酔って忘れてしまった。そのうち、私が1回目の帰省をする頃には風の噂でDに年上の彼氏ができたことを聞いた。私は泣いた。多分もうDとも関わることなんて、同窓会以外ないだろう。私はいつまであの時に囚われているのかわからないけれど、あれ以来人を好きになったことがない。もう22だけれど、中高で経験した以上の恋愛ができる気がしない。それでもいいと思っている。後悔もない。充実した青春だったし。これが私が学生時代、仲の良かった友人としてみたくても出来なかった恋バナの内容。

2018-12-25

妻が帰ってこない

現在進行形で。

23時を過ぎた。

子供ママ友の家にクリスマスパーティに向かったままだ。

もちろん子供もいっしょに。

この間、同級生との忘年会に友人宅まで子供を連れて行った。

勝手知った仲なのに、妻からは21時頃からいつ帰ってくるのかと牽制メールが繰り返された。

子供を思う気持ちならば仕方ない。

これからという時間を迎える直前、22時には友人宅を後にした。

それまで送られてきたメールも全て返信したが、無言で既読けがついた。

妻にはすでに1時間からメールを送っている。

しかし未だ既読すらつかない。

子供明日普通に学校だ。

いつもなら少しでも夜更かしをさせれば目くじらを立てて問い詰めてくる妻が、なぜこんな時間まで平然とした顔で子供を連れ歩いているのかと考えると理解に苦しむ。あぁ、間も無く日付が変わろうとしている。

子供心配だ。

妻なんてさっさと浮気してくれればいいと本気で願う。

一人で開けるワインもそろそろ底をつきそうだ。

なんで自分ばかり心配しなければならないのか。

俺があの時怒られたのはなんだったのか。

まりにも理不尽だ。

2018-07-03

クリスマスどうするの?」

 退社間際、月島君が私を呼び止めた。彼は右手で車のキーホルダーを振り回し、ちゃりちゃりと鎖を鳴らしている。

「もう来週末だよ。何か予定ある?」

「家で妹と過ごすわ」

「去年もそう言ってたじゃない」

「そうだっけ。良く覚えてるわね」

「去年も誘って断られてたからなあ」

 街灯の青白い光の下、彼は苦笑した。歯がやけに白い。

「どうしても妹さんと一緒に過ごさなきゃだめなの?」

「そうね」

「もし、予定が空いたら教えてね」

「悪いけど、空かないと思う」

「いずれにせよ、こっちの予定は空けとくから。それと、今日って金曜じゃない。今からちょっとだけ、どうかな?」 「ごめん、それもむり。いつもゴメン」

「わかってたよ。訊いてみただけ。週末も出来るだけ空けとくから

「そんなことしてくれなくたっていいよ」

 彼は私の返事を意に介さず、手を振ると、駐車場の方向に向かって歩き始めた。彼の背中は広い。私なんかに構ってないで、別の人を相手にすればいいのにと、思った。普通若者らしいことを話せば話すほど、私には彼が、遠い別の世界人間のように感じられてしまう。

 クリスマス、と言われてみれば確かに街にはイルミネーションや飾り付けがなされ、スーパーマーケットではジングルベルが流れている。

 イブの日は、例年通りなら学校父兄たちが開催するクリスマスパーティあろえと共に出席するのだろう。去年はうちを会場にして、随分前からみなで準備をしていたものだ。今年はそういえば、準備の手伝いに呼ばれていなかった。パーティには出席する予定でいるのだけれど。

「ああ、みなさん気を遣ってるんですよ」

 あろえを引き取りながら深沢君にそれとなく尋ねると、彼はそう言った。

「えっ、気を遣うって、どういうことですか?」

だって八坂さんは働いてるでしょう? 他の方は大体専業主婦ですからね。準備はいいから、当日だけ来てください」

「でも、申し訳ないような。かえってパーティに行きづらくなりますよ」

「気にしなくてもいいと思いますけれど。あと、そうだ、伝言があったんです」

伝言ですか?」

「もし何か個人的用事があったら、あろえちゃんを一日預かっても良いって言ってましたよ」

 今年の主催の奥さんが、気を利かしてくれたのだそうだ。私も年頃なのだからイベントの日には何かとすることもあるだろう、と。

パーティの後は、僕が面倒見ますよ」

 そんなこと言われても困るな、と答えかけて、ふと、さきほど月島君に誘われていたことを思い出した。もしあの言葉に甘える事が出来るのなら、私にも用事がないこともない。それならば、行ったらどうだろうか?

 そこまで考えてから月島君の誘いを案外まんざらでもなく思っていた自分に気が付き、恥ずかしかった。私は、そうだったのだろうか。

「何か、あるんですか?」

「いや、今のところ、何もないですけど……」

大丈夫ですよ。今年は僕も出席するし、ちゃんと人手は足りてると思います

「でも……」

「あ、どうしたんですか、顔が赤いですよ?」

「え……」

 私は顔を抑えた。

「あどうしたんですかかおがあかいですよ」

 窓の外を眺めていたはずのあろえが、いつのまにかすぐ傍に居て、唐突に言った。

 そして、私の手を握ってくる。私はそれをきっかけに、深沢君に挨拶をして、慌ててその場を辞去した。

「困ったな」

「こまったな」

クリスマスねえ」

「くりすますねえ」

「こんなことで迷うことなんか慣れてないからどうしたらいいかからないよ」

「したらいいかからないよ」

 学校からの帰り道。私は立ち止まりあろえを振り向かせてから尋ねた。

あろえクリスマスは一人でも大丈夫?」

はい

 彼女がこんな風に即座に「はい」と答えるとき、話の内容を理解していたためしがない。

あなたは寂しがったりしないのは知ってるけれどね」

 私は構わずに、独り言のつもりで呟く。

「すごいぜたふびーむ、つよいぜたふびーむ……」

 私の視線から解放されたあろえは、前を向くと歌い始める。

「結局は、私自身の問題なのよね。自分のこと決めるのって大変だわ」

「じゅうまんばりきだたふびーむ」

 お互いに独り言を呟きながら歩いている姉妹をみて、通りすがる人はどう思っただろう。

https://www.saibunkan.co.jp/lechocolat/soft/ka_swan/images/preswan.htm

2017-12-30

[] #45-7「3丁目の輝石」

≪ 前

兄貴としてはドッペルが寝ている間に、部屋にプレゼントだけ置いて帰るつもりだったのだろう。

だが、時間はまだ20時。

子供が寝るにはまだちょっと早い。

部屋に入ると照明がついており、ドッペルは起きて普通に過ごしていた。

「……マスダの兄ちゃん?」

ただでも気まずいのに正体を一瞬で見破られ、兄貴から冷や汗が流れる

「えー……俺はヘルパーだ。サンタは忙しいからな」

そうは言ってみたものの、とても誤魔化しきれるものではない。

兄貴はあからさまに目が泳いでおり、溺れ死にそうになっていたからだ。

案の定、ドッペルは困惑の表情をしている。

だが、その後すぐに表情が緩んだ。

すると、まるで本当にサンタ出会たかのよう笑みを向けてきた。

「はは、マスダの兄ちゃんサンタか」

兄貴はドッペルの心境が分からず戸惑っていたが、何とかサンタ仕事遂行しようと必死だった。

「いや……だから俺はヘルパーだ。未熟なサンタだが安心しろちゃんプレゼントは持ってきている」


…………

「どういうことだ!? なぜドッペルはあんな反応ができる? 普通に考えて、あいつがサンタじゃないことは明白だ」 

兄貴の後ろからその様子を見ていたツクヒは、理解できない様子だった。

「たぶんさ。ドッペルはサンタ存在に折り合いをつけ始めていたんだよ」

「すでに気づいていたってことか?」

「というか大半の子供は案外そんなもんだと思う。大人に近づいていく途中で徐々に、漠然と『まあ、そんなもんだろう』って感じで折り合いをつけていくんだよ」

「それにドッペルは兄貴に懐いているからさ。兄貴サンタに扮すれば、それはそれで受け入れられるんじゃないかと思ったんだ」

真相というものは、突然気づくものとは限らない。

いずれ暴かれる嘘なら、せめて綺麗事で包みこんでやりたかった。

「……なるほど、納得はしないが、理解はした。なんでサンタなんていう嘘が世界を包み込んでいるのか。陳腐だけれど、それは“思いやり”ってやつなんだな」

そうだ、サンタ存在しない、幻想だ。

でも、それは見方を変えれば素敵なことなんだ。

「そういうことだ、ツクヒ。だから一緒にクリスマスを楽しもう。保護者組合が、クリスマスパーティをやるらしいんだ」

「いや、それは……」

「楽しむ気が起きないか?」

「そうじゃなくて、今日家族と過ごしたいんだ。母ちゃんが甘ったるいチョコケーキを、父ちゃん安易気持ちで買ったフライドチキンを持って帰ってくるだろうからな」

こうして一連の騒動が治まった。

さて、ここまで話しておいてなんだが、念のために言っておかなければならない。

今回の話はあくま虚構フィクション)だ。

だが虚構は俺たちの隣人さ。

から恨みもするし、愛しいことだってある。

サンタのようにね。

承知の上で」

歌:マスダ(サンタVer)


承知の上 承知の上

コソ コソコソ ほらヤッホッホッホ

了承の上 コスプレ

訪問している 偽サンタ

玄関抜け オモチャ持って

お前に配りにやってきた

ホーホーホー お前が

ホーホーホー 待っている

了承の上で コソコソコソ

玄関抜けて 偽サンタ

弟の友の靴下

入れておくぜ プレゼント

品薄 人気の最新ゲーム

正規手段で用意した

ホーホーホー 弟も

ホーホーホー 待っている

承知の上で コソコソコソ

玄関抜けて 偽サンタ

俺の弟の靴下

見てみろよ ほら たくさん

シャーペン シャー芯 消しゴム

俺のお古? いや 気のせいだ

ホーホーホー みんなが

ホーホーホー 待っている

承知の上 承知の上

みんなが コソコソコソ 

玄関抜けて サンタたちが やってくる

(#45-おわり)

2017-12-14

ちょっとしたクリスマスプレゼント

ちょっとしたクリスマスパーティちょっとしたプレゼントを選ぶ時、雑貨屋とかでよくアロマキャンドルがある。

なんならもうプレゼント鉄板みたいな感じでキャンドルがある。

あれ、マジでいらなくない?

貰って嬉しかたこと一度もないんだけど。

匂い好き嫌いはあるし、ペット子供のいる家じゃ危ないし、火事危険もあるし、何をもってしてプレゼントとして推されているのか理解しがたい。

全然ルームソックスとかのがありがたいよ。

2017-12-04

https://anond.hatelabo.jp/20171124165625

自分の言いたかった事をあまりにも代弁してくれていて泣いた。

ブコメの一番最初にある嫁姑問題が一番最初に思い浮かんだ。

家族でしたかったクリスマスパーティ購入していたワッフルケーキ

頂き物だからという理由寄付された方のケーキを当日は食べなければいけなかった事とか

他にもいっぱいあるけど、自分はあまり文章が得意じゃないから沢山書けないけど、

私の立場はもらい物に文句を言って怒られる大人だけど、上の代弁された文章を見せたいくらいだ。

こういう事が広まればいいのになと思う。

不要な物をもらうと怒りと落胆とか残念さとかなんとも言えない暗い気持ちになるこの感情

ストレートお金もらえないならいらないな。

本とはそんなずれた贈り物する人からお金もいらないとか思いかけてそれは違うとなるくらいに心が傷つく。

下品だとか言われるけど贈り物を贈ってくる方が傲慢から一切関わらないで欲しい。

自分ケチすぎるからなのかもしれないけれど不の感情しかかばないし

このくだらない物を買うお金があるなら・・・とかくだらない欲が浮かんでくるし

思い出を踏みにじることになるくらい贈り物は怖い。

不要な物でも破棄するのって心が痛みます

2017-11-15

クリスマスっていったい

うちのゼミクリスマス当日にゼミ授業があるからクリスマスパーティしようって言ってるんだけど

ゼミ学生誰もブッチしたいって人がいない

クリスマスに予定がないんだ

もっというと先生も予定がない

2016-12-26

なんでクリスマスだけ他の祝日と違ってもてはやされるのか考えてみた

まあ、金だよね

 

恋人ラブホテル使う

家族ケーキチキンを買う

子どもプレゼントを買う

イベントで客から金をもらう

 

結局、金を動かしたいだけだよね

他の有名な祝日マネタイズやすいからもてはやされてるだけで

 

うそういうのにやらされるのもめんどくさい

誰かの決めた祝日じゃないと祝ったりできないってすごく虚しい

クリスマスパーティよりももっと誕生日パーティを重視しろ

2016-12-25

クリスマスが嫌いだ

私は所謂非モテだ。

まれてことの方数十年、クリスマス恋人と祝ったことがない。

それはいい……それはまだいいんだ。

街にあふれるクリスマスムードなんて無視すればいい、いいんだ。



私の誕生日今日で無ければそれでよかった……よかったのだ




わかるか?

非モテブサメンの癖にクリスマス誕生日

恋人と過ごすことも無ければ、いい歳して非モテヒューマンクリスマスパーティなんて開けたものではない

誕生日おめでとうメッセージなんて片手で数えられるほどの非モテブサメン

誕生日プレゼントクリスマスプレゼントが一緒にされるのは当たり前だし

アルバイト面接12月25日誕生日ですと言ったら気持ち悪っwwwって言われたことだってある

でもな、今日誕生日でなければそんなもの無視できたんだ

今日誕生日から、その前日と当日はどうしても意識してしまうんだ

シャットアウトしていてもメリークリスマスって聞こえてくるんだ

何なんだよ、それ聞いただけでクリスマスだということも思い出すし

カレンダーを見たら誕生日であることもクリスマスであることも脳内から排除できないじゃないか

まれた日が12月25日というだけでどうしてここまで惨めな想いをしなければならないのか

恋人クリスマス誕生日を祝えないことを僻んでいるわけではない

それは自分責任だ、不細工だろうと生殖機能があり健常者として産まれてきた以上それは私の責任

でもな「今年も貴方恋人がいませんでしたーーーwwwwwwwww」って言われるような日に産んでくれなくても良かったのではないか

母親マンから出てきた日が12月25日だというせいでクリスマスイブクリスマス当日にここまで意識しなきゃいけないのか?

肝心の俺はマンコに縁がないのに?

ふざけんなよクリスマスどうして俺がこんな惨めな想いをしなきゃいけないんだよ

12月25日マンから通っただけでなんでチンコマンコができないんだよ

なんでそれを毎年思い知らされなきゃいけないんだよ

ふざけんなよ

数千年前に産まれた人なんてしらねーよ

聖書より精子出してーよアホかよ




クリスマスは嫌いだ、せめて誕生日くらい穏やかな気持ちで過ごさせてほしい

クリスマスは嫌いだ

2014-12-24

ひとりで平日のクリスマスの夜に何が出来るか

予約してないからケンタッキーチキンはありつけないだろう。

家で普通に過ごすのも悪くないが何だか今年はやってやりたい。

下手にバーとか行くと常連クリスマスパーティしてそうで行きづらい。

しかし逆に知らない人と仲良くなるチャンスかもしれないな。

一杯だけ飲んで嫌な感じしたら出ればいい。俺はフリーマンだよ。

2014-06-28

http://anond.hatelabo.jp/20140628161346

お前全然わかってねーよ。

増田文章を読めよ。

誕生日クリスマスを祝うことが禁じられた子供時代ってどんなもんかわかるか?

友達誕生日会やクリスマスパーティにも行けないんだぞ?

終業式や始業式で歌う校歌も歌っちゃいけないしし、起立もしちゃいけないんだぞ。

そのたびに周囲から向けられる奇異な目に、どんな思いをすると思う。

あと、今子供がいる年齢ならセーラームーン絶頂期に小学校時代だったはずだ。

そういう、誰もが手に触れるガジェットを「サタン仕業」とか言われて禁じられて生きるんだぞ?

この車に轢かれても輸血してもらえないから死ぬしかないんだなと思いながら

毎日、車の行き交う通学路を歩く人間の気持ちがわかるか?

そういう暗黒時代を、同じ日本にいながら北朝鮮みたいな人生を送ってきた人間

『ボクも男子校から』とか言われたらキレルわ。

お前が選んだ学校だろうが、お前が自由を行使した末の選択肢だろうが!

この宗教を親に持って生まれた人間、親がこれにハマってしまった人間には

その選択の自由がないんだよ最初から

そういう育ちの人間から見れば、目の前の普通の、自由で満ち足りた自分の子供が

幸福を見せつけてくるように思えてしまうのは当然のことだ。

からツリー元の増田は落ち込む必要がない。しょうがないことだ。

だが、そこで同じことをしたら、あのクズカルト宗教どもと同じ狢の穴ってやつになる。

ぶっちゃけ彼らには、神の名を借りて子供虐待して憂さ晴らししたいという一面がありはしなかったか

だって普通の、大した欠落もない家庭には、カルト宗教なんて入り込めないはずなんだ)

ツリー元の増田にできることがあるとしたら、今の幸福一生懸命噛みしめることだと思う。

誕生日ケーキを誰にはばかることなく買える自由、クリスマスツリーを飾れる自由。

とりあえず手近なとこで、七夕短冊を書ける自由だな。

あと、過去自分を責めるのは無意味というより間違ってる。

未だに足抜けできず、親子そろって伝道して回る独身二世なんて珍しくもない。

そして、我々だけに許された楽しみがある。

映画にあの宗教が出てきた時、誰よりも腹を抱えて笑えることだ。

最近だと「キックアス2」だな(かなり暴力的な映画なので見る時には気を付けよう)

2014-04-30

20代の頃いた「知人以上友達未満」の人たちは、いったいどこに?

もっと友達がほしい、もっと人と仲良くしたい。


面白そうなイベントがあっても、気軽に誘える友達がいない。

仕事ノマドみたいな形でやっているから、

普通サラリーマンみたいに、毎日自然と顔を合わす人が、いない。


それに、自分の立ち上げた小さな仕事

個人事業だけど、その代表って肩書きに縛られている。


客商売だから、何するにも評判とかイメージに繋がってしまうから、下手なことが出来ない。

いっそ有名人だったら、向こうから人が集まってくるのかもしれない。

ところが、中途半端に「知ってる程度の人」が多いから

どこへ行っても、私のことをどこかで見かけたことがある程度の人・・と出逢ってしまう。




私は、お一人様は平気だ。

から、1人でイベントに行くのは全然かまわない。


でも、たとえば同業の人が主催するセミナーに出たくても、

「あの人が勉強に来てるってことは、こっちの会社の方が格上」

とか、思われるのが怖くて、出られない。


知り合いが来そうなイベントに1人でいって、

「あそこの社長ぼっち」みたいなイメージ持たれたら・・と思うと、怖くて行けない。


そこで、いっそネットで知り合ったような、全然接点がない人と友達になる。

それはそれで楽しいけれど、点と点って感じのまま、

自分ネットワークは広がらないから、「ぼっち感」は消えないまま。

さびしい(´・ω・`)

所属欲求が満たされない。


ただの、人と人として仲良くしている友達はいるんだけど、

30も半ばになると、みんな結婚して育児していたり、

家庭以外にもそれぞれのコミュニティを持っていて、

そこでよろしくやっている感じ。


元々、人を遊びやらに誘うのが苦手だけど、

20代の頃は周りのみんなも遊びやら仲間やらに飢えていて、

しょっちゅう飲み会やらキャンプやらに誘われて、自然友達になれた。


自分もなんの肩書もなかったから、

色々考える必要もなく、

初めての異業種交流会にぽんと飛び込んで仲良くなれた。


自分でも色々企画した。

そういう不慣れなイベントを「一緒にやろう!」とノッて来てくれる仲間がいた。


「50人規模のクリスマスパーティを開催する」みたいな、

社会の薬にも毒にもならないような、意識だけは高いイベントを企画して、


仲間同士でのいざこざがあったり、

頼んだ仕事をやってくれないとか、

リーダーを批判するやつがいたりとか、

人が集まらなくて必死集客したりとか、

学生時代にやり尽くせなかった「青春」をしていた気がする。


それが30代も近づくと、

そんなことしてても経費で赤字リスクがあるだけで儲かるわけでもないし、

苦労した割には感謝されないし、

そういうイベントごとにももう飽きが来て、

純粋に「みんなで集う楽しさ」みたいなものが感じられなくなっていった。


おんなじ労力かけるなら、仕事にかけた方が、見返りもある。

ただの仲間が増えても何にもならない。

それより仕事に繋がる人脈をつくろう。

そういう打算が勝って行ったように思う。


それで、仕事の繋がりばっかりが増えていって、

お客さん=友達みたいな数年を過ごして30代半ばになった。

だけど、それはそれで、言えないことや気苦労が多くて疲れる。


すると今度は、また、ただの友達がほしくなった。


けれど、ふと周りを見回しても、思い当たる人がいない。


20代の頃あんなにたくさんいた、

「知人以上友達未満」の人たちは、いったいどこに行ったんだろう?


いや、実際は、

彼らはどこにも行ってなくて、

今も変わらずどこかの飲み会にいたり、家庭に入って子育てしたりしてるんだろう。

ただ私が、彼らとの接点を持ち続ける努力をしなかったから、

その繋がりが切れてしまっているだけで、消えたわけじゃない。

でも、私の目から見れば、消えたも同然だ。


気軽に、飲みとか遊びに誘える友達がいない。

新しくつくろうにも、そこにはお互い何らかの目的がある場合が多くて、

20代の頃のように、無邪気に交流できないような気がする。

仕事恋愛、人脈。


そういうのを抜きにした「ただの友達」を作ることの難しさ。


30半ばにもなって、自分自身のコミュニティ

意識して作ってこなかったことがいけなかったんだろうか。


このまま行くと、40代突入した頃にはどうなってしまうんだろう?

どうしようもない大人、ぼっちだけど自分を変えられない大人、になってしまいそうで怖い。

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