はてなキーワード: 系統とは
今回は少年ジャンプ+
相変わらずシーンの切り取り方と繋げ方が無頓着なきらいもあるけれども、今回はアクションも比較的分かりやすい。
やり取りも簡潔かつ明瞭で、例えば「俺はアグニじゃない」のくだりとか。
ここでいう「アグニ」っていうのは偶像として民衆の拠り所になっていた頃の彼のことではあるんだけれども、それを否定することと行動の結果(目的)が繋がっている。
まあ、戦闘シーンのくだり自体は蛇足感が強くて、前回で消化しきってて欲しかったかなあと思わなくもないが。
主人公が自分の置かれた状況と照らし合わせて、デスゲームそのものをメタ的な視点から分析している場面が興味深い。
で、それを踏まえて「どこまでメタ的な視点から読み取ればいいのか」っていうのを、後半の展開で読者に提示しているのも良い。
とある劇中マンガに主人公たちはドン引きするんだけれども、視点を変えればあれは所謂「シリアスな笑い」なわけで。
主人公の「どこに続くんだよ」っていうツッコミはギャグの領域だ。
柱のコメント含めて、この作品をどの程度メタ視点で読み取ればいいかと混乱させている。
あと、「ヒロイン観察漫画」っていう俗称が作中で出てくるのも大概ネタだなあ(なにせジャンプの各WEBコミックサイトは、その系統の作品を大量に世に出している)。
この時点で、良くも悪くも本作の流れや作風を完全にモノをしているという印象。
なにせキャラの設定とか話の流れそのものは、既存の学園コメディモノで有名なのがいくつかあるからね。
その状態で構成まで似ていたら、細部では別の作品だとしてもほぼ同じ作品だという印象を持たれる。
ちょくちょく挟まれる先生の自分語りや、モブたちの独特な実況は良いアクセントになっているけれども、特筆して個性があるのはそこだけだから、その部分にうんざりされたら読み続けるモチベを保つフックがなくなるかもしれない。
感想は書いていないけれども、色んなWEBコミックサイトを巡回しているんだよね。
といっても網羅しているわけじゃなくて、基本は16ちょいのサイトを回って、気が向いたら別のサイトもって具合。
それでも週に100作は読んでいるわけで、そんなに頻繁に見ていると作品を構造的に読んでしまうことが増えてくる。
で今回も、RPGものや異世界ファンタジーものをモチーフにしたコメディで、それはもう割と手垢まみれなんだよなあと改めて認識した。
勇者じゃなく敵側のモンスター役が主人公とか、クズと善良なキャラの掛け合いだとか、そのあたりがもはや紋切り型になってしまう現代は、ある意味で本当恵まれているなあ、と。
仮にやる場合は既存のものより洗練されているか目新しい何かがないと厳しいんだけれども、それが難しいからキャラで勝負するしかないんだろうね。
で、そのキャラはというと、個人的にはあまり刺さらなかったかなあ。
失礼かつ身も蓋もないこと言わせて貰うなら、主役のゾンビか勇者をセクシーな女の子にするか、マスコット調のファンシーキャラとかにしたら一定のファンは獲得できると思うよ(冗談のつもりで言っているけれども、そういうのが効果的であることは否定できないからなあ)。
まあ私は、もうその系統は食傷気味なので読みたいかといえば読みたくないけれども。
なんか我ながらすごく投げやりな感想だ。
今のところバトル部分が盛り上がりに欠けるというか、だまし討ちとか不意打ちとか瞬殺で終わりとかばかりで。
じゃあ、キャラクターたちの掛け合いとかバックボーンのストーリーとかが重点かといえば、掘り下げも甘いまま死ぬから何の感慨もないしで。
今後も、能力の後だしジャンケンとか、不意打ちだまし討ちばっかりで決着がつくようならうんざりするけれども、さすがにそんなことしてくるようなストーリーテラーなわけがないと思いたい。
二転三転して、恐らく十二支以外の第三勢力とか裏に隠された大きな陰謀が露にとか、それ以上の展開はしてくる、と思いたい。
というか作品に深みを持たせるための練り込みが甘いから、そういった展開部分で惹かせるしか期待しようがない。
ただ、まあ、そういう展開を六話の時点で予想&期待している時点で、私の中で本作の評価はかなり低い水準になってしまっているんだなあ、と。
アメリカ合衆国退役軍人省で使われている「パフォーマンス・ベース・インタビュー(PBI)」の質問サンプルが、面接に挑む(採用側なら挑まれる)時に役立ちそうなので、「クリエイティブシンキング」「カスタマーサービス」「柔軟性と適応性」タイプに絞って質問を訳してメモ。
参照記事によるとこれらの質問は、基本的に「問題」「行動」「結果」で構成されているので、その人間の実際の能力をある程度推し量ることができるそう。タイプ別にポジションによって質問レベルが異なる。面倒くさいのでほぼgoogle自動翻訳のままで列挙。
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「チェンジエージェント」とは、もともと組織開発の領域で使われ始めた用語で、組織における変革の仕掛け人、あるいは触媒役として変化を起こしていく人のことを言います。変革の当事者として、自らそれを指揮すべき立場にある経営者や組織のトップとは一線を画し、むしろその代理人(エージェント)として、変化への対応を余儀なくされる組織のメンバーとの間を仲介し、信頼関係を醸成して、改革を支援・促進する役割を担うのがチェンジエージェントの立ち位置です。
元ページ:
参照記事:
スタートアップの採用に役立つ「パフォーマンス・ベース・インタビュー」の質問の一部翻訳 – Taka Umada – Medium
二次元にも飽き、童貞を拗らせた勢いで、ふと今まで見る気もしなかったAVとやらを見始めてみた。
SFの世界では「SFを語るなら最低1000冊読め」というし、AVも取り敢えず100本程度見てみるかということで気付いたら200本ほど見ていたので、気付いたことを纏めてみたい。
DMMの発売日カレンダー http://www.dmm.co.jp/mono/dvd/-/calendar/ を見て欲しい。10月の一ヶ月ではなく、10日間分でこの数である。
エロゲのように月末金曜日に集中したりせず毎週まとまった数が出ている。これだけ出るということはそれだけ儲かるということなのだろう。
やはりエロゲ同様、AV業界もコピー対策で特典を付ける時代なのかと思ったのも束の間、特典付きがあるのはほんの極一部の作品に留まる。
しかもエロゲとは違い、特典付きであっても価格は特典無しと同額である。
特典として付くのは直履き(ということになっている)下着とその着用チェキ、生写真などが多く、いずれも外付けによる添付となる。下着はどう見ても3つセット1000円みたいなエロくもなければ高級感もないもので、やはり特典に金を掛けられない背景が伺える。
収録時間約120~140分程度で価格は2500~3000円程度。10本買っても3万円で足りてしまう。
エロゲでは登場キャラが増えるとそのコストが価格に反映されるわけだが、AVでは登場する女優が増えても価格は変わらない。つまり、女優一人あたりのギャラを下げている(=企画女優)という事実に何とも言えない闇を感じる。
広告の1枚でもあるのかと思ったが大半には何も無い。メーカーによって葉書か広告が入っているぐらいで、小物に拘るオタク向け商品との違いを感じさせる。
映像作品にも関わらず未だにリリースの中心はDVDで、BDはヒットが狙える大物女優向け、となるようだ。BDのプレス代はDVDの数倍以上と聞くので、AV業界といえどもそうそう手は出せないらしい(このためBD-Rを利用したBD版をリリースするメーカーも存在する)。
HD画質に慣れてしまうと、DVDの映像は非常に汚いとしかいいようが無いが、HD版を見たければネット配信版を見ろと言うことになるらしい。なるほど道理である。
発売日当日に売価の半額ならまだマシ、1/4以下に買取値が下がることもままあるエロゲ業界の常識と違い、発売から一ヶ月経過しても60~70%買取を謳う中古屋が幾つか存在する。
これを利用すれば1枚1000円程度で最新作を次々と流し見ていくことが可能なので、何かの課題や統計でAVを200本見たい時には便利だと思われる。
既に廃盤となった作品でも見られるのは良いが、DMMの配信は全てDRM付きで専用プレーヤかブラウザ再生になる。モバイル環境では専用アプリだが、やはり評判がよくない。
まともなプレーヤの開発力がない会社は下手なDRMを付けるのは止めて頂きたい。
タイトルに「4時間」とか入っているアレ。一見、お得そうに見えるが実態は旧作からの寄せ集め再編集であり、一定のポリシーで集めたといっても重要なのは量より質なのだ。
間違っても手を出してはいけない。
発売される全てのサンプルをチェックするのは不可能なため、どうしてもジャンル分けに頼らざるを得ない。が、各通販サイトのジャンル分けは恐らく人力であり、ジャンル分けが正しい保証は何処にもない。
パケ裏に掲載されるサンプル画像には二種類ある。動画からの切り出し画像と、カメラで撮影したサンプル用画像の二種だ。前者の場合なら同じシーンが本編に存在するはずだが、無い場合がある。またシーン自体は有っても、汁を後から書き足したというケースもあった。切り出し画像のままでは見えないので致し方ないとはいえ、世が世なら捏造と叩かれてもおかしくない。
いわゆる汁系作品の場合、どうやら「偽汁」を使っているのではないか?という疑念が持たれることが多いようだ。これに対する製作者側の回答は、スタジオに定点カメラを設置し早回しした映像を「本物証明」として本編末尾に追加というものだった。モザイクの生んだ弊害と言える。
さすがにエロゲのように半年単位で飛ぶことはなく、精々一ヶ月か二ヶ月程度である。逆に、一部メーカーは発売日一週間前に入荷してそのまま販売されることから発売日に関しては割とルーズな業界らしい。
業界の大御所みたいな適当なイメージで、どうせ万人向けの無難で面白味の無いものを出してるのだろうと勝手に思っていたが、むしろ他メーカーにはできない、金の掛かる企画ものを積極的に手がけているように見える。特にスタジオセットに関しては、雰囲気作りを含めて他社とは一線を画すものが有る。コストダウンを図るなら真っ先に削られる箇所であるだけに、ここに金を掛けられるのは大きい。
年の頃でいうと25、6あたりだろうか。コスプレ感はあるが、JK制服を着れば大概それらしく見える。対して男優はどういうわけか、オッサンが無理して学生服着てるとしか見えなくて見苦しい。若手の男優であっても、全く似合わない。これが三次元の限界らしい。
「熟女イコール30代だけど見た目は殆ど20代」という二次元感覚とのギャップが最も大きく、白髪が交じり始めた年代の女優も当然のようにいる。熟女ジャンルはまだ私には早かったようだ。
いわゆる巨乳を売りにした女優の場合、その重さを支える相応の身体もまた必要なのは自明の理と言える。現実は非情である。
若手もしくは新人に近い女優の台詞はほぼ棒読みなのに対し、年齢が上がるか出演数が多い女優はきちんと演技としての声が出ている。嬌声を上げる演技はみんな上手いのにね。
プロ中のプロなのだからてっきり、誰もが普通に飲めるものだと思っていたがAVにおける演出を鑑みるに普通は飲まないらしい。これは二次元の弊害だろう。
熟練クラスと思われる女優の場合、アクロバティックな体位を取りながらも腰の動きから声を上げるタイミング、カメラの回り込みを意識した視線まで男優と完全に息を合わせており、奈良は中谷堂の高速餅つきを思わせる。
目に付くというと語弊があるが、10本見て3~4本に一人はいる感覚だ。もちろん、桜吹雪のような刺青では無く、鎖だかシダ植物だかのような小さいものを足や腕に入れているだけだが、イメージの問題で余り良い印象は無い。できれば隠して貰えないものか。
男優の名前とかは全く知らないが「またこの人出てる…」になった男優が2人できた。そのうちの1人は何処かの尊師を思わせる容貌で、特定ジャンル作品には引っ張りだこのようだがあまりにインパクトが強すぎて日常生活で特定されないか他人事ながら気になる。
(設定上)言葉ではオラついてる男優でも、激しいプレイの場合は途中明らかに力を抜いたり休めたりしていて、当たり前だが女優を労っていることが伺える。
実写であっても映画のようにCGや特殊効果による激しい刺激に慣れすぎた目には物足りなさを覚えてしまうわけだが、これは実に恐ろしいことだ。
気付きたくも無かったが気付いてしまったので一応。いわゆる素人の汁男優と違い、本職は下の毛を短めか無いぐらいにまできちんと手入れしているようだ。
あのマッサージ器、世界で一番、本来の用途で使われない製品だと思われる。
先ほどの発売予定リストを見ても分かるようにラノベ並に長い作品が多い。状況や台詞、シチュエーションをそのまま入れている為だが、もう少し考えて欲しい。「胸糞注意 中学卒業後そのまま土建屋に就職して現在同棲中のギャル彼女をネットビジネスとやらで成功して超絶金持ちバブリーになった奥村君に圧倒的な経済力の差を見せつけられカネの力でクドかれてねとられてしまった時の話です 夏樹まりな」とか「彼女にフラれた僕を不憫に思った母ちゃんとコンドームをする約束でセックス!無反応だった母ちゃんがコンドームをこっそり外して生ハメしたら痙攣して何度も絶頂「すぐ良い娘が見つかるわよ」から「誰にも渡すもんですか」に態度が豹変し腰振り騎乗位が止まらない 推川ゆうり」とかはタイトルではなく完全に文章だ。
そんな長いタイトルも決して真に受けてはいけない。シチュエーションに関する内容なら未だしも、プレイ内容に関する文言は注意を要する。具体例を挙げると「エロ痴女ナースは口内射精がお好き」という作品シリーズ、ナースというシチュエーションは正しいが後者の口内射精自体は皆無(全て舌上射精)という有様だった(有名な地雷らしい)。その他、体位を示す語がタイトルに入っている場合も同様に注意を要する(全てがその体位であるわけは無く、酷い場合は途中5分だけだったりする)。
各ジャンルについて。AV業界も「右向け右」というやつなのか、売れたシリーズがある場合は各社同様なものを出す傾向らしくだいたいのジャンルで似たような作品が出ているようだ。
エロゲ業界でいうところの近親もの的なジャンルのようだが、エロゲでは滅多に見かけない姪っ子という辺りがAVらしい。やはり男優の年齢(「お兄ちゃん」とは言い難い)によるのか、DVD購入層の主流が50代と言われる正に姪がいそうな年代なせいなのかは定かでは無いが、興味深い。
上記の姪っ子ものともやや被るが、スレンダーな女優を起用してローティーンに見せかけたジャンル。ジャケ画像を見ると物凄く幼く見えてお巡りさんを呼びそうになるが心配ご無用、静止画特有のトリックです。髪型、衣装、メイクを駆使しても、やはり顔つきというものは特徴があり、表情や角度でやはり大人に見える。身長140cm台の女優を起用して体格差による演出も見られるが、やはり疑似としか言いようが無い。ちなみにこの手の作品に出る女優はだいたい目星が付くらしく、名義を変えていても熟練の変態紳士に聞けば成人女優であることが容易に確認できるようだ(尚、某団体が某報告書で低身長の成人女優による演出を批判していたようだが一体何が問題なのか全く謎である)。
ジャケ画像で用いられるトリック(?)として、オイルを塗りたくるのはなかなか上手いと感心した。肌の質感がオイルによって誤魔化されるので、何となく若々しく見えるようだ。
各社が毎月、いや毎週、AVデビューを冠するAVを出すって大丈夫かこの国はと思っても無いことを口にしそうになるシリーズ。さすがに一度デビューした女優が他社で名義を変えて再デビューということは無さそうだが、女優一人一人にあれこれ売り文句や設定を考えて売り出すのだからまあ大変そうである。
尚、枕詞に付く「元看護婦」「元声優」「元コスプレイヤー」「元地方局女子アナ」についてはいずれも設定で、事実確認できる例は殆ど無いらしい。「元芸能人」「元国民的アイドル」については(定義によるが)事実らしいが。
素人と新人AV女優の違いとは何か?と問われたなら、作品に対する姿勢であると私は答えるだろう。
素人に求められるのは女優に無い文字通りの素人感であり、新人AV女優に求められるのは擦れてない新鮮さなのだ(AV女優になる時点で擦り切れているのはさておく)。声の出し方一つとってもやはり女優は女優、素人は素人なのだと教えてくれるジャンル。
増田は激怒した。必ず、かの邪智暴虐の監督を除かなければならぬと決意した。増田には情事がわからぬ。増田は童貞である。マスを掻き、右手の友と遊んで暮して来た。けれどもコスプレに対しては、人一倍に敏感であった。
AVのコスプレものと言えば「コスプレなのに何で脱がすんだ」「は?今時脱がすコスプレものなんてねーよ」というやり取りが昨今の定番らしい。幾つかのシリーズ物を見る限り、最後まで脱がさないものと最後に脱がしてしまうもの、それぞれ確認したためどちらの主張も正しいと言える。
王道(?)のコスプレイヤーもの(序盤に適当な撮影会風シーンが入る系統)の他に、最近ではオタサー姫もの(テンプレみたいなオタク風男優がコスプレさせる系統)が台頭しているらしく、やはり各社似たようなものだ。
しかし、敢えて言いたい。
AV女優のコスプレであるならまあいい。が、コスプレイヤーという設定でコスプレされるのには妙な腹立たしさをつい覚えてしまう。ウィッグ被って服を着てカラコン入れたらコスプレだろ?という考えが透けて見える。否、断じて否。コスプレ特有の、キャラに似せようと盛ったメイク無しに何がコスプレか。どんなに似合って可愛く見えても、一般女性的なメイクのせいで台無しであるのが非常に勿体ない。是非とも制作陣には、コスプレメイクあってのコスプレであることを理解してほしい。
これはDMMでのジャンル名だが、要は二次元の同人誌や漫画のAV実写化ものを指す。たまにサークルが宣伝してたなあという記憶はあったが予想外に多く、原作不足というやつなのか二次元からの流入を期待しているのかいまいち狙いが読みづらい。試しに見た限り、やはり「メディアの違いを理解せよ」案件と思われる。
山林や海岸といった「まあ不可能では無いな」ものから、明らかなスタジオを利用したもの、さらにどう見ても本物の店舗を利用しているとしか思えないものまで多彩だが手間が掛かるためか少数派ジャンル。
どうやって撮影しているのか全く分からず以前、増田で聞いた(https://anond.hatelabo.jp/20170506185119)作品もこれに当たる。
もう書いてしまうと「爆乳J-CUPロリっ娘こにたんとイク ガチさすらい露出ゲリラ紀行 小西みか」 http://www.dmm.co.jp/digital/videoa/-/detail/=/cid=ktkp00025/ のことだった。
サンプル動画冒頭に出てくる場所は池袋のここ https://goo.gl/maps/yR1t8cB6cLM2 であることを特定し、ラーメン屋の実在も確認できるがどうやって撮影したのかがやはり疑問だ。
IVについて。当初IVはエロの無いAVみたいなものだと思ってしまっていた。200本は見ていないが、20本ほど見たことで大凡を理解できたと思う。
最も大きな違いは完全主観(男性の登場は皆無かあるとしても手ぐらい)、モザイクは徹底して無し、の二つだろう。特に前者は大きく、傍観者としての立場になるAVとは完全に異なる。AVにも主観ものは存在するが、その性質上、下半身等がカメラに写ってしまうため違和感がある。後者については、僅かでも透ける可能性があれば必ずモザイクをかけるAVとはやはり対照的で、ギリギリでも見えなければ良いんだろうと全力で主張している。
IVの良さはモデルの身体を文字通り舐め回すようなカメラワークで女性的な魅力を映す点で、逆にAVの良さはやはり情事を中心として成立している点だろう。
しかしIVもまた奥が深く、IVという呼び名は極めて大きな括りであることを痛感した。研究途上だが、IVは大きく3つに分類されるように思われる。
男性(の性器)が登場しないAV、が適切な表現と思われる。乳首は普通に見え、女優もグラビアモデル等の20代後半から30代?ぐらいだろうか。大人の玩具も当然のように登場するし、疑似性交的なシーンもある。
(数年の鯖読みを考慮しても)ハイティーンに見え得る女優だが乳首は徹底的に隠す。これでもかという程に隠す。ここまで隠されると何故かそれが物凄く価値のあるものに思えてくるから巧妙な心理戦と言える。着エロのような直接的な表現はなく、運動と称したシーンが中心。バランスボール、バナナ若しくはアイス等の棒状物体舐め、水着、謎の液体マッサージ、と何かの教科書にでも載っているのかという程に構成も表現も似通っており、女優自身の魅力を引き出せないと苦しい。
「笑顔なんて、笑うなんて、誰でも出来る」と言ったアイドルがいたが、特にこのジャンルでは笑顔が本当に重要だということを教えてくれる。撮影者との信頼関係が醸成されていないのか明らかに緊張して固まっていたり、笑えてはいてもあからさまな作り笑いで擦れた感が出ていたりすると途端に見るのが辛くなる。
それだけに、一定以上の可愛さと自然な笑顔の上手さがあると非常によいわけだが、やはりと言うべきか何故かというべきか、普通以上に可愛いと思われる子ほど早々に引退する傾向があるようだ。
恐らく一番誤解を受けているだろうジャンル。子役として売り出す中で作成されるようだがイメージを損なうようなシーンは全く無いようだ。
推測になるが、グラビアアイドルに年齢詐称を駆使することでジュニアアイドルと称し、本来重なるべきでは無い二つのジャンル境界を曖昧にして暴利を貪ろうとした一部業者が諸悪の根源のように思われる。
過去の作品を調べると、ある時期から年齢を入れたタイトルが途絶えていることが伺え、自滅というか正に策士策に溺れる状態だったのではないか。
いかがでしたか?
力を入れたほうがいいと思ったところは、「まずいかなと思ったところ」に書いておいた。
下に行くにしたがって細かい話になるので、読みたいところまで読んで切り上げてもらってOK
・全体的に動きが分かりにくいと思うところはあるけど、そこは慣れなのでがんばってという感じ。
・掛け合いはちゃんと面白い。
読者が疲れてドロップアウトしていく感じはないので、十分だと思う。
・情報の分量的にはちょうどいいのでは。詰め込む感覚はつかめているように思う
・全体的に説明がわかりにくい。説明パートに入ると難航している気がする。
・吹き出しの形が違うから区別はつくが、誰が話しているのかがわかりにくい
一人が複数話すなら吹き出しはつなぐ。基本的に会話している二人にもう一人が割り込むなら、割り込む人間の表情を書かないとわかりにくい。
・用語はなるべく統一。違う言葉でも属性が近い言葉は似たような用語にした方が、系統立てて頭に入るのでわかりやすい。(敵性体周りの用語はもう少し練って欲しい)
・理屈付けが弱い。読者に「そんなことあるか?」って思わせてしまったら負け。
「かつて魔導は釜となり…」
それが釜になるというのはどういうことなのか。
ミスリードでもいいので、読者が推測できるような文章にしたほうがいい。
・魔方陣
なぜこの形になったのか、何らかの力学の帰結でこの形になったのかという感覚を、
作中で説明しないまでも、作者は把握している程度には持っておいたほうがいい。
細かいことを言うと、体の文様は浮かぶ途中を書いたほうが変身の様子が想像できるので読者のテンションが上がる。
索敵魔方陣は、索敵する様子(指先の陣の方から通路に光が伸びるとか)を見せた方が動きがあっていいと思う。
通貨のレートの説明はここでせずとも、おいおい明かしていけば「こいつら稼いでるんじゃん!」と見直す間を与えられていいのではないかと思う。(実際にお金をもらっているシーンで書いたほうが効果的)
序盤は必要最低限の説明以外はしないほうが、読者の思考力をストーリーに専念させられていい。
逆に、チカの名前がいつまでも出てこないと読者に名前を覚えてもらえない。
2ページ目くらいで、ミユキにもう呼ばせてしまって欲しい。
貯金やぞ
恐らく、「カジノで磨ってるのは先行投資で、いずれ取り返す」という意味なのだろうけど、
この一言だけでは伝わりにくいというのと、
交互に発言している吹き出しで、いきなり片方の発言が連続してしまうと混乱するので、
「あれは貯金や」「戻ってこない貯金?」くらいのほうがわかりやすいかも。
悪態の口は開く
なんらかの比喩に聞こえてしまうので、「悪態言う元気はあんのな」くらいのほうがいいのでは
高いんや!
…と「じゃあいっとく?」の方向性が同じなので、落ちてないというか締めを引きずってしまっている。
「魂ナシとアンノウンじゃ、もらえる金○倍やで!」とかミユキに言わせて、
逆にチカが「じゃあいっとく?」と言うことで、おまえも結局金か!みたいな二段落ちにしてはどうだろう。
ヒト多すぎ
見た感じだと言うほど多い感じに思えないので、正面の人ごみ突っ込んで埋もれながら言ってみてはどうか
ヘンな名前やねんな
・ヒロムが押し売りを追っ払うシーン
なぜ追っ払えたのかわからない。警察だとふかすくらいしてもいいのでは。
ほんまはなんも売る気無かったんちゃうんか……
もう少し照れるか怒るか拗ねるかしないと、自分がお子様扱いされてくやしい様子が伝わらないと思う。
お前ほんとひねくれてんのな
さすがにここは察してると思うので、チカに「そ、そんなことは無いとおもうよぉ」とか言わせておいたほうがチカが萌えている表現もできるし自然に流せるのでは
枯れ葉のみの呪殺が横行し
さすがにここまでカジュアルでは、今までに横行していないほうが不思議になってしまうので、
術式が凝ってるとか、術師が特別とか、コストは掛からないけど真似はできないという説明はないと
説得力がなくなりそう。
読者が理由を想像しづらいように思う。「自立活性魔導素子」という言葉を作ったのだから、
「自立成長」ではなく「自立活性」「活性化」のほうが分かりやすいのでは
「経年・信仰による素子の蓄積、存在意義獲得による活性化、そして他者の魂の直接摂取です」
(「社会性」というのは、集団の思惑による魂の発生と解釈したので「信仰」と言い換えた)
漫画の肝であるルールの提示はなるべく分かりやすく、あとから見返えせば理解できるようにしたい。
・発端の説明が少し雑すぎる
「教えて」を「殺して」と書き間違えることは「さすがにない」と読者に思わせてしまう
手引き
「手続き」か「手順」の間違いでは?
ここは「自立活性魔導素子」という用語を使ったほうがいいのでは
「足がかり」「希」
どちらも通じるが、あえて通じにくい方の言葉を使う意味はなぜなのか
嫌っているのは現地民として、助けにきたところをなぜわざわざ殺すのか。
全滅しているような状態なら、誰かを嫌っている余裕はないのでは?
行方不明てなに?
先の行方不明22名への対応なのだが、読者は流す部分なので伝わりにくい。
「行方不明22てなに?全滅ちゃうん?」とか、もう少し説明がほしい。
もしくは「行方不明22名」と書いてあるシーンで、ミユキになんらかの反応をさせてほしい。
授業で言う「ここ、テストに出ますよ」みたいなガイドがほしい。
煙に巻くべく
行政のごまかしはありとして、住人の不信感に警察が屈するというのもおかしい。
捜査が棚上げになったというなら、臭いものに蓋をしたい政府側の思惑か、
これ以上関わって欲しくない住人の非協力的態度による迷宮入りでは?
本体と遭遇し~
この辺りに説得力を持たせたいなら、呪術的なアプローチで調査をするなどの説明が必要なのでは。
・死の条件について
「窒息」と明言されているのだから、「息を吸ったらアウト」ではなく、「酸素が切れたらアウト」では。
「水中にいるのと同じです」といった説明をしたほうが、読者には想像しやすいのでは。
解呪は?
生還者0でこのやり取りは無理があるかと。
・落ち
さすがに無理矢理すぎるのでは…
・3話に関しては、2話でのルール設定が固まってないので、話が転がらなくなってしまっているように思う。
6年という月日が流れているなら、主人公たちが存在をしらないのはおかしいし、
今更カルトが暗躍したところで、シャットアウトは完了しているのだから、
話が行き詰ってしまった印象を受けた。
池袋へ向かう電車でその女性を見て最初に思ったのは、ファッションがアンバランスだな、ということ。
足元は靴下にサンダル。若者に流行ってる組み合わせだ。割と攻めたファッションだと感じた(実際はそんなことないかも)。色の組み合わせも良かった。そのくせ、被ってる帽子がめちゃくちゃダサい。確かチェックのキャスケットなんだけど、なんか謎のレースの飾りが付いてて全体的にもっさりとしている。芋っぽい大学一年生がかぶってそうな感じ。服装全体は乙女チックでゆったりとした可愛らしい感じ。
池袋に行くオタク系の女の子なのかと思うも、その割に顔が美人系。女性の顔を分類する言い方で所謂“男顔”。米倉涼子とか北川景子とかの系統のキリッとした美人。かなりしっかりとメイクしてある。勝気そうな印象。顔も芋っぽければ違和感はなかったのだが。(オタク=芋と言いたい訳ではなく、オタクでも美人系の子は自分に似合うファッションをしていると思うのだ)
顔とファッションが合ってなさ過ぎると思って顔や手をマジマジと見て、これは女装子だな、と分かった。マジマジと見ないと分からないような上手く化けた女装子だ。結構可愛い。
男性が女装すると結構綺麗な人でも“男顔”なのでファンシーな服装をするのは難しい。でもきっと女装するような人はフェミニンな格好がしたいんだろう。難しいもんだと思った。そして多分この違和感は男性には分かりづらいんだろうとも思った。
書いている内にすごく長くなっちゃいました
2017年夏アニメで「小説家になろう」発でアニメ化された作品は下記のような作品がある
(※ 2017年夏アニメの一つである『ゲーマーズ!』も「なろう」ではないがWeb小説発とも言える作品。しかし継続してWebで執筆が続けられた作品ではないので、ここでは分かった上で除外してしましたと、一応ツッコまれない程度の知識を開陳しておく)
『異世界食堂』は連作短編作品なので、1クールアニメで構成する際に非常に楽な作品だっただろう。
原作ストックにも余裕があり、アニメにはなっていないエピソードもまだ多く残っていて、登場していないキャラクターもまだ多いです。
原作の方でも「常連」と言われるようなキャラはまだ他にもいて、アニメではその全員が登場したわけでもない。
この辺りの判断は監督が判断してエピソードを絞り、アニメで放送する上で必要最低限のキャラのエピソードをチョイスしたのだろう。
常連キャラには中堅・ベテランの声優を配して、複数話に登場するようにして、うまくバランスを取ったシリーズ構成で物語を仕上げたと思う。
ちなみにキチンとアニメを観ていた人は気付いたかと思うが、アニメ監督がシリーズ構成と脚本も兼ねて担当し、かつ全12話の脚本も執筆された作品でもある。
なので他の作品ではたまにあることだが、OPやEDには登場しているが、アニメでは登場しなかったみたいなキャラクターがなかった理由の一つにもなっているかと考えている。
『異世界食堂』はニコニコでは動画有料で一週間無料公開なく、無料はニコニコ生放送の配信となってしまったが、毎回アンケートでは90%以上の高いアベレージの高評価を保ち、最終回は97.0%の高評価で終りました。
高評価だったので円盤が売れるとは限りませんが、評価が売上にも繋がることは期待したいと思います。
『ナイツ&マジック』は長編作品ですが、今回のアニメ化に際して物語というか、小説的な描写にかなりの圧縮を施されたかと。
大原さやかによるナレーションにより、幻晶騎士(シルエットナイト)の細かい製作過程や、敵国との関係や動き、アニメで描くと面倒な色々なところが必要最低限に圧縮されて視聴者に情報として提供されたと思う。
原作とストーリーの違いが少しあったが、ほぼ大筋は変わらないし、1クール全13話で切りのよいところでまとめるとなると、こういう形になるかと思われる。
シリーズ構成であるベテランの横手美智子の手腕が大きく影響したのではないかと。
これを書いているのは最終回放映当日。最終話はかなりガンダムを意識したところが多く、オマージュ要素を読み解くのが楽しいエピソードでした。
幻晶騎士の3DCGによる戦闘シーンの描写は、マクロスやアクエリオンなどで慣れた「サテライト」(+オレンジ)によるものなので、迫力のある仕上がりだったと思う。
1クールのアニメ作品としては悪くなく、トータルで見れば良作以上の出来になっているので、これも円盤が売れて欲しい作品だと思っています。
……で問題の『異世界はスマートフォンとともに。』ですが、自分は放送前からこの作品は1クールにまとめるにはかなり難しい作品だと考えていました。
そもそも原作が大長編で、「なろう」の方の原作では大きな区切りとなるところはありますが、書籍版のHJノベルス最新10巻の方でもまだそこに達していません。
仮に今のアニメ放映のペースで区切りまで持っていくとなると、+1クールでも多分足りず、+2クールの全36話分ぐらいは必要になるんじゃないかと思っています。
なのでストーリー的には半端なところで終わると思われる作品ですが、そういう意味合いも込めて、出来として考えると余り上手な作品ではないと。
そもそもの問題として大長編の作品を1クールにまとめる困難さがあると思います。
とりあえずアニメ『異世界はスマートフォンとともに。』の出来を今、論ずるよりはこの問題を抱えている今後アニメ化される可能性のある作品に言及して思考した方が少しは建設的なのではないかと思い筆を走らせた次第。
今後「なろう」発の作品でアニメ化が予告されているものがあります。
自分が知らないだけで他にもアニメ化が公表されている作品があるかもしれませんが、知っている限りの四作品を並べました。
(※ 2017年末に何か発表予定のある『ありふれた職業で世界最強』もアニメ化されるのかも)
(※ 二期製作決定が発表されている『オーバーロード』は既にアニメ化されたということで除外)
『異世界居酒屋「のぶ」』は、同じ系統の『異世界食堂』が好評だっただけに、比べられる後発の苦しさのようなものがあるかもしれません。
ただ同系統、つまり連作短編なので、ストーリーを1クールにまとめるのであれば比較的楽な作品になるかと思います。
自分としては問題作だと考えているのは、『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』です。
正直言ってストーリー構成の面から考えると、『異世界はスマートフォンとともに。』と同じような問題を抱えていると思います。
つまり1クールにまとめる場合の着地点は中途半端。かと言って、2クールでも全く足りない。仮に4クールやっても終わらないんじゃないかとか思うほど、すごく長いし、区切りの難しい作品です。
明確な区切りという点では「なろう」の方のオリジナルを読んだ限り、『異世界はスマートフォンとともに。』よりも今のところはハッキリしてなく、大筋のストーリーをずっと継続している感じです。
主人公の目的の一つが「この異世界を観光したい」なので、ある意味で終わりのないロードムービーをずっと続けている作品という側面が。
その為、区切りという観点から考えると、主人公の行動や目的が明確な終着点のあるものではないので、それが区切りの邪魔をしていると思います。
『盾の勇者の成り上がり』はもしかすると1クールなら、そこそこまとまる可能性はあるような気がします。
書籍版の4巻〈ISBN:9784040663210〉、コミックスの8巻〈ISBN:9784040691541〉までを区切りと考えると、1クールの尺に収まるようにストーリー構成することは難しくないかも知れません。
俯瞰的にストーリーをなぞると要所要所で強敵が登場するので、うまく区切っていけば、1クールでも二期に繋げるようなストーリー展開も可能な物語だと思います。
そして変な意味でネット上ではネタ枠扱いもされている『賢者の孫』ですが、凄く強引にストーリーを圧縮してまとめれば1クールで完結しちゃう可能性があるような気がします(笑)。
自分が読んだ限りは「なろう」の方の原作はまだ完結していませんが、ラスボス戦は近いので、それさえ終わればストーリー的には完結してもおかしくはないかと思います。
作品的にキャラはそれほど多くなく、作中の(強くなる為の成長要素を加える為の旅のような)移動も多くないし、最初から強い無双系の主人公で、ストーリーもシンプルなので、もしかすると構成次第では1クールで強引に圧縮してまとめることも可能ではないかと思いますが、『賢者の孫』という作品を知っている方々はどう考えますか?とアンケートしたいところ。
良い意味で言えばあっさり、悪い意味で言えば薄っぺらい物語の作品……と言えちゃうかもしれないので、もしかしたらアニメオリジナルな大きな改変を入れたりして仕上がる可能性もあるかもしれないと書いておけば、もし当たらったら予想的中とちょっと自慢できるかもしれないので続く駄文。
……でここまでは書いたのは前提で、やっと本題に。
自分が問題視した大長編の『異世界はスマートフォンとともに。』と『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』がなぜ1クールアニメとしてまとめるのが難しいのか、その問題を考えたいと思います。
この二作品、主人公が最初から無双できるぐらいに異常に強いことが問題かと思っています。
なぜかと言うと登場する敵よりも主人公の方が圧倒的に強く、作中では一応中ボス級の敵はそこそこ出現しますが、主人公と相対的にみると強敵と言えるレベルでなく、簡単に倒してしまうので話の区切りにはならず、それがストーリーの構造的な弱点になっているのです。
主人公が敵とのバトルで多少の苦労する、てこずるシーンはありますが、命の危機に追い詰めらるほどの切迫感はなく、主人公の心身の成長を余り感じず、物語の区切りとなるピークに達しない状況です。
『異世界はスマートフォンとともに。』と『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』では、自分が読んだ範囲になりますが、自分と同格以上の強敵と相対するようなことがありません。
多少てこずることはありますが、ちょっと別の手札を使えばあっさり解決みたいなパターンが多いと思います。
「なろう」の異世界での無双パターンで、「無限収納(四次元ポケット系)」「レベルMAX(もしくはレベル上限なし)」「瞬間移動(転移・どこでもドア系)」「鑑定&スキル学習(能力と魔法)」「トンデモ錬金」あたりの能力が定番ですが(強さには直接は繋がらないが「和食ではなく日本での食知識による無双」もあったりします)、これらの能力を複数持っていると強さに限界がないので、ドンドン強くなっていきます。
特に『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』は今後発売される書籍版の12巻以降に主人公の強さ(というか正確には能力)も極まってくる設定になってしまい、『ドラゴンボール』で言えばパターン化した展開である、悟空は仲間が強敵と戦っている間は別のところにいるので遅れて登場するということが多々ありましたが、この作品でもそれを踏襲というはおかしいですが、そんなパターンを何回かやっています。
主人公は転移能力を持っているので、ある意味ではすぐに仲間のいる現場に来れるのだが、その状況が混迷し、もしくは登場が遅れるように物語が展開しています。
遅れる状況を作り出すのに苦労している描写が垣間見れ、穿った読み方をしたい方は、その辺りの描写を見つけて楽しむという変な方法があることを記しておきます。
話が飛びそうになったので閑話休題。
例を挙げて考えると、「なろう」発のアニメ作品である『Re:ゼロから始める異世界生活』は物語全体で考えると、中盤に「王選」という主軸となりそうなストーリーが提示されましたが、アニメのストーリーの終わり方を考えると、「王選」を考えた場合、結局のところ多少の同盟的な繋がりと、主人公の意思を味方と敵に認めさせるぐらいのことしか結果達していません。
ただしストーリーの抑揚というか、物語の浮き沈みから見ると、主人公は中盤に絶望のどん底に落ちるが、そこから這い上がって復活し、そして強大な敵を倒してヒロインを救ったことで、根幹のストーリーは余り進んでいないが、主人公の大きな成長をみせたところで終わったので、印象的には凄く区切りの良いところで終わった感じのアニメ作品になったかと思います。
まあ1クールではなく、2クールというそれなりの尺を使ったことも大きいと思いますが、物語にキチンとした起伏があるからこその区切りとなったと思います。
つまり自分と同格以上の強敵、手強い中ボス、ラスボスを倒すようなシチュエーションを作り出していない作品は、区切りがないように感じると思います。
ひと昔前だと、原作ありのアニメ化作品の中にはたまに、1クール枠の終盤に原作にはないアニメオリジナルの強敵が出現し、それを倒して終わりを飾る作品が結構あったかと。
しかし継続連載している「なろう」の作品だと、アニメオリジナルのラスボスキャラが登場するような事態は、話に齟齬が出来る為かそういう展開に持っていくことを避けている傾向を感じます。
その辺りが足枷になっているし、原作の物語の展開を兼ねて考えると、そういう展開にもできないジレンマかもしれません。
ここで視点を少し変えて、原作が既に完結している「なろう」系の作品ならアニメ化は可能か?という問題も提示したいと思います。
「なろう」発の作品で、アニメ化が発表されておらず、かつ書籍版が100万部以上売れている作品で自分が知っている範囲では二作品あります。
アニメ化した上でシリーズ累計100万部以上売れれば大ヒット作品と呼べる言われるこの業界(異論はあるかと思いますが、一つの分かりやすい基準として)。
書籍版の方はまだまだ出版が続いていますが、オリジナルであるなろう版はストーリーが完結している作品です。
二作品ともに文庫ではなく、単価の高いソフトカバーで出版されている作品で、まだアニメ化していないのにも関わらず、現時点でこれだけの売上を誇っています。
これだけの売上を記録していれば普通はアニメ化の噂も聞こえてくるかと思いますが、2017年秋の時点ではまだそれらしい話は入ってきません。
その理由は今までここで考察している通り、1クール枠では中途半端なところまでしか描けない問題を抱えているからではないかと思われます。
もしもの話ですが、仮に2クール枠を用意できたとしても、ラストまでアニメ化は不可能だと思われます(物語を凄く圧縮しても4クールぐらいには)。
これだけの売上を誇っているのならもしもアニメ化した場合、売上ブーストがかかり倍増し、ファンが増えラストまでのアニメ化を期待する方も多くなると思います。
ただこれら二作品はソフトカバーの書籍版で20巻ぐらいにはなるかと思われる大長編なので、ファンが多くなればなるほど、更にアニメ化した上での目指す先がかなり高い場所になっているジレンマがあるのかもしれません。
この二作品のストーリーを俯瞰すると、自分の考察になりますが、『転生したらスライムだった件』より『無職転生』の方がアニメ化のハードルが高い気がします。
ネタバレな感じになりますが、『無職転生』の締めはよくあるパターンのラスボス撃破してのエンディング……という感じではないからです。
もしかすると書籍化にあたり、大きく手を入れて修正する可能性は高いかもしれません。
それを別に考えても、前半はかなり波乱万丈なストーリーで、区切りの良いところはどこだろうと考えると意外と難しく、ストーリー構成が難しくアニメ化の際の高いハードルになっていると思います。
『転生したらスライムだった件』の方は書籍化に際して、オリジナルであるなろう版には登場していない新しい中ボス級の敵が登場し、大きな相違点があります。
それが影響しかなり設定が変わっているキャラもいて、その辺りのストーリー全体の構成の見通しが立たない限りは、アニメ化は難しいのではないかと思っています。
逆に言えば2クール枠が用意できるなら、そこそこ切りの良いところである、書籍版である6巻か7巻(もしかしたら10巻の可能性も)あたりまで、アニメ化するようなプロジェクトが動いていたりするかもしれません(いい加減な予想の上での期待を込めた想像です)。
編集の手が入らず自由に書かれた「なろう」の大長編作品は、アニメ化する上ではかなり難しいものが多いのかも。まだ文章あるが文字数限界?
はてなブックマーク - 経産相「いきなり電気自動車にいけるわけでもない」 | NHKニュース
まともなブコメまとめていくが、これ否定できるならやってみろよ。
どうせ経産省批判する流れが出来てからなんとなく乗っかかって物言ってるだけの思考停止したバカはてな民。
gokkie 30kWhリーフ買って一月半で2500km乗ったけど、今のトコ不満はない。先行者特権でフリーライダーになれるのは限られた期間やろし、格安で買った車でガンガンフリーライドしまくるで
600以上ブクマついてるのに実際に電気自動車を買って乗る人が二人しかいないはてな民wwww
fusionstar 欧州の EV 推進は原子力発電前提なんだけど乗っかっていいのかなあ
u-chan ただの腰巾着かと思ったら、まともなこと言ってる。これで「電気自動車ダー!!」なんて言ったら、後、新設の原発何基作る気なんだ?? だしね
raitu 短い航続距離(最大でも600km)および長い充電時間(40分)をすぐどうにか出来るわけでもないから、そんなに変なことは言ってない
mur2 いきなり電気自動車にしろという人はリチウムやネオジムを筆頭とした大量のレアメタルをどうやって安定的に調達する気なんだろうか。エンジン関連パーツ、燃料系統を作ってる下請けも死ぬぞ。
otihateten3510 英仏中がやってるのはあくまで政治だと思う。技術置き去りの政治に良い印象はない。支援はわかるが規制に便乗するのはおかしいだろ? どちみちメーカーは対応しなきゃならないわけで、経産省の立場はこれでいい
Earth_f1 EVに関して過度に期待しすぎるのもどうかと思う。HV/PHEV/水素/にだってモーターとバッテリーの技術はあるわけだし悲観しすぎでしょ。あとガラパゴスで言ってる人は日本メーカーの海外売上比率を見てみてはどうですか?
ukidousan LNG以外の火力発電所を潰すまではHV優位かなあ https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170913-00010007-msportcom-moto
moegi_yg トヨタが水素押し、EVにしなきゃ乗り遅れる、ガラパゴス、云々全部的外れ。中印蘭以外はHV, PHVも可、電動化の肝はバッテリー。日系はそこは進んでるし、スバル/マツダですらロードマップに数年後に導入
Dicer あれ?トヨタもEV用の高性能電池を開発中じゃなかったの??→ http://jp.techcrunch.com/2017/07/26/20170725toyotas-new-solid-state-battery-could-make-its-way-to-cars-by-2020/
poko_pen インフラ整備が不要なプリウスなどHVが20年掛けてやっとシェア30%(世界ではもっと低い)。充電スポットや新規発電所建設などインフラ整備が必要不可欠な電気自動車がどれだけハードル高いか理解して欲しい
dannier インドフランスはEV縛り宣言したけど、ドイツは同じ問題抱えてるから実はEV宣言はしてないんだよね。まあ研究開発と充電設備に巨額の投資はしてるけど。あと中国もいつ急に降りるかわからん、という感じなのだろ
ryokujya 日産のノートeパワーを見ましょう。リーフを出した日産がエンジンを発電に使うノートを出した意味を。今はハイブリッドが適している
もちろん私だって別にEVを否定してるわけじゃないぜ。政治的にもアドバンテージを取らないといけない部分があるのはその通りです。
インフラ整備や普及のための補助金、標準規格競争など、適切なタイミングを見て国が参加する必要はあります。はてブもそのあたりわかってる人をちゃんとフォローしたいですわ。
awkad いかにも日本だ。作る側が神と思ってる。決めるのは需要側なんだよ。中国とアメリカがEVだっていったらEVだ。日本は需要で負けてるんだから決定権なんてない
mamezou_plus2 充電スタンド規格「CHAdeMO」と別規格を欧米に作られ日本外し。EVが普及すると充電負荷が高すぎるのでスマート電力のシステムとかサービスとか。内燃車とは特性が違うから交通などデザインし直さなきゃいけない
giyo381 電気自動車の時代って言ってる人の中でwell to wheel知ってる人どんくらいいんだろ。石油が連産品とか、発電効率とか知ってるのかしら
石谷久(東京大学教授)による「Well to Wheel」でのCO2排出量( 2005 )/ ガソリン車:193 / ガソリンハイブリッド車:123 / 燃料電池自動車:86 / 電池電気自動車:47 / https://blogs.yahoo.co.jp/zaqwsx_29/18278184.html
お前らみたいなアホが、燃料電池の時も同じことを言ってて、
燃料電池がだめになったらその時応援してたことも忘れて手のひらクルーするわけよ。
おまえらどうせEVについても、EVにさっさと乗ろうとしない政府は無能とか言っておきながら、
いざ上手く行かなかったら、「誰だよEVに一足飛びに行こうとしたやつは」とかいい出すわけよ。
2040年になった時、さすがにお前らもはてなをやってないとは思うが、
このブックマークページのコメントは保存しておいて「ほーら20年前にこういうバカなことを言ってる人たちがいたんだよ」って晒してやるから覚悟しとけよ。
汚いタイトルで申し訳ないけど、本当に最近精液にどハマりしてる
こういうことを同じカテゴリーの友達に話すと、ドン引きされた上にすごいまずいと力説された。
それはそうだし不味いんだけど美味しいんだよ。なんというか、後味とか喉越しの違和感とかすごいワインと同系統な感じがする。
とにかく、最初は彼氏が口に出した精液を飲むように頼み込んできてイヤイヤ飲んでいた。1回要求を飲んでしまったらエスカレートして次からは必ず飲むようになった。
とにかくまずいし喉に絡むしで最悪だった。
でもそれを一年ぐらい続けていると不思議と美味しく感じてきた。
多分自分自身に「精液は美味しい」と自己暗示を掛けたんだと思う。味はまずいんだけど脳は美味いと判断するようになった。
最近では週2回ぐらいに彼の精液を飲める機会も減ってしまって、我慢できずにTwitter上で変態さんに精液を送ってもらうようになった。
ペットボトルに精液を貯める趣味の人は結構いるみたいで、本当に臭いし最悪なんだけど我慢できないときはガブガブ飲んでる。
どうなっちゃうんだろう、俺。
JALの飛行機が離陸上昇中にエンジン停止しても普通に飛べて安全ですごい!飛行機やばい!という記事について思うことがあったので女子高生のわたしが思ったことを書く。
この記事はたしかにキモい。赤い文字が強調箇所に使われていて、目がチカチカする。あと、議論より先に、批判したい気持ちとか強調したいポイントとかが出てしまっていて、押し付けがましい。批判したいものがあるのなら、具体的にやって欲しい。微妙に知識自慢的な感じがするのも厭だ。しかし最も違和感を感じたのは下記に説明する事柄である。
エンジン片発停止しても離陸できるように設計されている、と元記事の著者は主張するが、これは正しいようで実際には少し誤謬がある。このような旅客機は、実際にはエンジンはひとつで設計されている、というのが正しい。
つまり、誤解を恐れずに言えば、もう一つのエンジンは単なる冗長系である。おまけだ。例えば離陸の際に飛行機を加速させ上昇させる推力はエンジンひとつで良く、油圧機器、電源機器に必要なエネルギーもエンジンひとつから十分供給できる。飛行機の他のシステムにおいてもこの考え方は使われており、舵面を動かすにはひとつで良い油圧系統も二系統も三系統もあるし、パイロットだって二人乗っているのは、ひとり操縦不能になったときの冗長だし、飛行を制御するコンピュータだっていくつもついている。言わば通常時は全く必要ない無駄を背負って飛んでいる。
それらの冗長系は、今までに起きた数多くの飛行機事故の尊い犠牲の上に作られた法律に基づいている。雲の中を飛んで機体に氷がついて飛んで墜落した犠牲があれば、氷がつかないように装置をつけ、さらにその装置が壊れて氷がついたとしても普通に飛べるように要求が厳しくなる。パイロットがミスして落ちた飛行機があれば、同じミスしても落ちないように機体が設計される。空中で衝突した飛行機があれば、空中衝突を防ぐシステムが載り、山に衝突する飛行機があればそれを防ぐシステムが載る。パイロットだって、ひとりが当然死しても問題なくなるまでは二人乗るであろう。
飛行機の燃費にとって、重量が軽いことは命である。それなのに、燃料だって目的地の空港に降りられなかったときに他の空港に行ったり空中で待機したりする分かなりの無駄分が入り、つけなくてもよい冗長系を沢山積みまくり、重くなる上に複雑化する。複雑化したシステムを成り立たせるのは容易ではなく、飛行機の開発費用は過去の事故の遺産を積むためにうなぎのぼりである。
(一応、飛行機の安全性については、14CFR 25.1309/CS25.1309において、故障確率と発生確率の積が10^-9以下であれば免除されることになっている。例えば、エンジンが両方ともに停止する可能性は大抵10^-9以下なので、そういったケースは免除されることになっている。ハドソン川の奇跡はこのケースだ。)
ここまで見てきたように、他の交通手段と比べて大きく異なる考え方で作られている。車は事故が起きたところで設計基準に反映されるわけではなく、基本的には事故を起こした人が悪かったこととなる。もちろん標識が悪いとか、車の明らかな欠陥であれば直るだろうが、基本的にはミスが原因で起きたものに関しては、「なぜそのミスが起きたか」まで詳しく調べられることはない。また、どの程度の犠牲まで許容して車を社会で使うことにするか、という議論もあまり聞かない(飛行機における10^-9)
元記事では飛行機が安全で素晴らしい、という書き方であったが、実際には「100%の安全」というものを目指しているわけではなく、過去の犠牲を丹念に調べて、事故を許容する基準を作り、運用されているというのが実情である。この、考え方の相違というのが、私が最も言いたかったポイントだ。まとまりのない文書になったが容赦いただきたい。
なんだかハイローだなんだとオタクが最近EXILEをめっちゃ持て囃すようになってるけど俺はこれから先何があっても絶対にEXILEを許さない。
なんでわざわざそんなことを増田に?と思う人もいるかもしれないけど、俺は声を大にして叫びたいのだ。
だって、人一人の人生がめちゃくちゃにされてんだぞ。街がめちゃくちゃにされても復興できるかもしんないけど人生だぞどうしてくれんの!ねぇ!!
後、増田しかまともに聞いてくれなさそうだしリアルでこの話をすると家庭は崩壊するし弟が社会的に人権を失う。かもしれないし。
簡潔に申し上げますと、俺の自慢の弟がハイローのせいでEXILEにハマって、
EXILEの!最近結婚発表したあの人!!あいつ!武井咲と結婚したあいつ、わかる?ご本名、田崎敬浩さんって言うんだねあの人。弟が言ってた。
その、TAKAHIROのことを。弟(成人済、理系大学生、(祝)就職先内定)が、あろうことか、おねえちゃん、ねえちゃんって。
百歩譲っておにいちゃんならわかるけど、おねえちゃん。思い出しただけでくらくらしてきた。
俺の絶望がわかるか。ちなみに俺のことを弟は別におにいちゃんとは呼ばない。兄貴とさえ呼ばない。年が近いのもあるのかもしれないけど。
俺の弟はもーとにかく本当に自慢の弟で、頭いいし背が高くて顔も悪くないしスポーツもできるし性格いいし中高とカースト上位の人間で、まあモテて、だけどオタクの俺を馬鹿にすることもないしで、ずっと自慢の弟だった。俺は運動できないし顔は普通だと思いたいけど背は低いしでモテたことはなく、カースト底辺で震えてた人種だ。弟との遺伝的繋がりが信じられないレベルだ。それでも俺が弟への劣等感にあんまり長くは苛まれなかったのはひとえに弟があまりに「出来た」奴で、家族で一番俺に優しくて、兄貴とは呼ばなくてもたまにであっても俺をちゃんと兄として扱ってくれたからだ。
それが、こんなことになっちゃって、しかもちょっとは俺のせいとも言えるので、どうしようもないのがまたつらい。弟の彼女に顔向けできない。申し訳ない。
弟は、身内のオタク(俺)のこと無視しないタイプのカースト上位の人間だから、オススメの漫画とか聞いてくる。めっちゃ嬉しかった。たぶんあいつはこの世で五本の指に入るくらい優しい。オタクで、おおきなおともだち兼任の俺を恥扱いしなかった。親にはされたけど。だから俺はまどマギとかブラボとかまあ、ソフトなやつからちょいディープなのまで色々すすめて、あいつも毎回それを見たりプレイして感想聞かせてくれた。
知り合いに何か、その人の好きなものをオススメされるのが好きだって人間、善人すぎて涙出るだろ。マルチにはほんと気を付けてほしい。兄は心配です。まあ、そのせいでこんなことになってるんですけど。
中学のとき、俺は弟にとても軽い気持ちでBLEACHをすすめた。中2心にも師匠の美学みたいのかっこよくて、あとおっぱいサイコーだったから。なんかこういうと最低の兄貴な気がしてきた。でも俺は夜一さんがすっげぇ好き。男なら更木。
そうしたら予想以上に弟はBLEACHにハマって、俺よりハマって、師匠のこと尊敬し出した。今もしてる。BLEACHのおかげで色んなことを知った、BLEACH好きな人とたくさん話してみたいってスマホを持ちはじめてからはTwitterにBLEACH用のアカウントを作ったりもしてた。後なぜかBLEACH全巻セットがうちには2セットあったりもする。だけど、それだけならまだ、ギリギリよかったんだけど。
だからか去年、BLEACHが連載終了するってなったとき、弟はちょっとヤバかった。
脱け殻みたいになって、ぼーっとして、たかと思うとBLEACHの連載が終わるまでの日数を数えてばたばたしたり。
俺は何もできないしまあせめてと思ってBLEACHの話に付き合ったりしていた。そのとき。
弟はどうやらTwitterのフォロワーにハイローをすすめられた、らしい。
「ハイロー?って映画がBLEACHのジェネリックだってすすめられたんだけど、知らん?」「知らん」
それが頭のまともな弟との最後の会話だった。この後起こることを知っていたら絶対止めてた。タイムマシンがほしい。
ハイローの確か2作目を観に行って、帰ってきた弟は俺の知らない人間になっていた。
目を真っ赤に腫らして、映画のパンフを大事そうに持って帰ってきた。2部あった。俺の分だった。
いい映画だったから、観てほしいんだけど公開終了近いし、だからパンフだけでも。
俺はその日たぶんはじめて弟に弟の好きなものをオススメされた。めちゃくちゃ嬉しかったのを覚えている。ただ仕事が繁忙期並みに忙しくなってしまったせいで結局映画を観に行くことは出来ずじまいだった。もし、俺も観に行けていたら何か変わったのだろうか。
弟はそれから順調にハイローにハマり、順調に一族にもハマり始めた。
そうこうしてるうちに服の系統が三代目系に傾き、聞く音楽が洋楽から一族のになって。だから俺ははじめあいつは三代目にハマったのだと思っていた。弟の口から「おねえちゃん、ねえちゃん」という単語が出だしたのもこの頃だったと思う。忙しかったせいでよく覚えてないけど。
俺が「おねえちゃん」の正体を知ったのは手のつけようがなくなってからのことだった。
いわく、凛々しくてかっこいいけど、目がくりくりして大きくてかわいい、きりっとした太めの眉毛は意志が強そうでかわいくて、笑うと笑窪が両頬にできて、へにゃっとしてかわいい。足がすらっと長くておっぱいがおっきくて、寂しがりで歌がうまくて動物と子供に好かれて子供好きで、優しくて頑張りやさんの、おねえちゃん。
誰が男の、しかもEXILEのTAKAHIROだと思う???俺は新手の萌えキャラかと思ったし若干萌えた。しにたい。
あんまりにも普通におねえちゃん呼ばわりするので俺の頭がおかしくなったのかもと思ったよ。違うよな、TAKAHIRO、男だよな。なんでこんなことになったんだろう。ハイローにハマったとき、好きなのはホワイトラスカル?と雨宮兄弟で、雨宮マサキが一番好きだって言ってた。その雨宮マサキをやってたのがTAKAHIROらしい。つまりハイローがなかったら弟はTAKAHIROにこんな風な傾倒はしなかったんじゃないか。憎い。ただ憎い。存在が憎い。
弟は、前からアクティブだったけど、最近輪をかけて活動的だ。6月7月は舞台を観に行ったらしい。10月にはファンミがあると言って今からわくわくしている。舞台で見た、生のおねえちゃん()は本当にかっこよくてかわいくて、アカペラで聞けたとか言う歌がうまくて泣いたと言っていた。弟の彼女(交際2年目)はたぶんおねえちゃんの正体を知らない。親戚か誰かだと思ってる。俺は、本当のことを教えるべきなのか否かずっと迷っている。
それで、先日の結婚発表である。俺は、正直、ちょっと期待した。結婚だ。しかも授かり婚。いけると思った。弟が正気を取り戻してくれるんじゃないかと思った。違った。あいつの愛は深かったのだ。
弟は、喜んでいた。それもすごい喜んでた。
ねえちゃん、ひとりじゃなかったんだ、寂しがりの人だからそれだけずっと心配だった、ねえちゃんが幸せだって言うなら俺も幸せ、赤ちゃんほしいって言ってたもんな、ねえちゃん、神様ありがとう武井さんありがとう、ねえちゃんをお願いします、幸せになって、来月のCD待ちきれない来年のライブも楽しみファンミでおめでとうが言いたいチケット当たれ、ねえちゃん、すき。
だいたいこんな感じ。
すごく自然にTAKAHIROをおねえちゃんと呼んでいること以外はただただなんか聖人みたいなコメントだった。俺はよくわかんないけどファンミのチケットもきっと当たるよ。お前の徳の高さには神様もびっくりすると思う。なんでこんな方向性に発揮したのかは置いといて。
弟は、もう取り返しがつかないのかもしれない。少なくとも俺はもう弟になにもしてやれない。俺がBLEACHをすすめなかったら、映画に行くのを止めていたら、こんなことにならなかったのだろうか。そう思うと悔やんでも悔やみきれない。
両親がまだ気づいていないらしいのだけが今は救いだ。おおきなおともだちの俺と縁を切りたがったこともある世間体大好きの両親がこの事を知ったらと思うとぞっとする。
俺の自慢の弟の、たぶん順風満帆そのものだった人生をめちゃくちゃにしたEXILEを、TAKAHIROを、俺はたぶん一生ゆるせない。
就職活動で「好きなモビルスーツは?」って言われた時は正直にガンダム系統を言ってはいけないません。
そこで応えるべきは量産機になります。
なぜかというと、主人公機を言ってしまうと「こいつは協調性がなさそうだな」と判断されるからです。
人事部にいた経験から多くの学生は「私はガンタンクが好きです。最初から最後まで地球連邦の戦力として立派に戦ったからです。」と[私は御社で最後まで働き続けます」というアピールする学生が非常に多いです。
しかし、ここでガンタンクといってしまうと非常に浅いガンダム知識しかないと思われがちです。ガンタンクはオススメしませんが、ここは量産型ガンタンクと答えましょう。社会人で第08MS小隊を知らない人はいませんし、社会人になるという姿勢をみせる良い答えですね。
また、ここでジオニック魂を見せるのは機械製造の会社に就職する時非常に重要です。ジオンのMSで好きなMSを上げる時「ケンプファー」と言ってしまう方がいますがコレは業界内でタブーという風潮があるので避けましょう。
私がオススメするのは高機動型ザクIIかゲルググです。御社に入った暁には主戦力として活躍してみせますという意志を表しましょう。また、「行く行くはリーダーに」と募集しているような会社では指揮官機を答えたほうが無難でしょう。
大学生の頃にインターネットで知り合った人と会いまくっていて、ネットで知り合った人の家に入り浸ってごはん食べさせてもらったりPCゲーム借りて一日中やったり、そんなどうしようもなくてしょーもない日々を過ごしていたことがある。
その時期に出会った同じ大学の同級生がいた。まるで双子の半身のように思える人だった。
同じ大学とはいえ広い大学で、学部が違ったのでインターネット上で初めて知り合った。大学三年生で、Twitterが流行りだした頃だった。相互フォローだった。初めて会った彼は人好きのする顔をしていた。人によってはイケメンと言う。案の定地元に付き合って長い彼女がいた。
ちょうど大学の歓迎祭の時期で、彼が出るというバンド演奏を見に行った。知らなかったけれど、好きな系統のアーティストのコピーバンドだった。ドラムを叩く彼のことを少し好きになった。バンドはドラムが一番格好いいと思う。大物の武器を持ったキャラクターが好きなのと同じ気持ちかもしれない。
だらだらとTwitterでリプライを交わした。だめな大学生だったので時間は無限にあった。タイムラインにはりついて深夜まで過ごしているといつも彼もツイートをしていた。みんなが寝静まって人の少なくなったタイムラインで、彼とリプライをつけずに会話した。夜更かしが好きなんだと彼が言う理由が同じだと良いなと思った。
彼は悪く言えば女々しい、女の子みたいな中身の男だった。インターネット上でもちょいちょい性別を間違われていた。逆にこっちは男に間違われてまくっていた。まるで世界はうまく回っていない。逆だったらよかったね、って言い合った。
だめなところが同じだった。まるで自分のようにどこまでも同じだった。自分に甘くて、そんな自分が嫌いで、だけれどもそれもひっくるめた自分のことが少しだけ好きだった。精神性が似通っているものだから、このころ、互いのことを双子と呼びあった。自分自身を慈しむようだけれど、だめなところも全ていとおしく感じていた。半身のように大切だと思っていた。
夜中に彼の家の近くまで散歩して牛丼屋に行ってふたりで牛丼を食べた。前にバンドで聴いたアーティストのCDを借りるという口実。CDを受け取ってから、夜更けの人気のない大通りの交差点で、車止めに腰掛けてだらだらと喋り続けた。借りた3枚のアルバムの、そこに入っていた曲だけをいまだにずっと聴いている。あまり音楽を聞かない人間だから、そのとき久しぶりに好きなアーティストが増えた。夜ってだけで楽しい。二人でこのまま時を過ごせたなら。そんな曲が入っていて、なんとなく重ね合わせてみたりもした。
それとは別だけれど、特別に、彼のことを思い出す曲がある。あの日彼が叩くドラムで聴いた曲。彼にとっては好きなアーティストの、演奏するくらいだからわりと好きな方の曲なのかもしれない。だけれどもきっと、たぶん、それだけなのだろうと思う。こっちが勝手に彼のことを思い出す曲だと思っているだけで、彼にとってはそうでないことが少しだけ悔しかった。
あのままふたりで甘く腐っていくような時間を過ごしていく選択もできたと思う。もう少しだけ人生に諦めがついていたら、そうしたかもしれない。大学三年生、やれるとしたらあの頃しかなかった。その最後の選択肢を選ばなかった。まだ彼には、地元に残してきた彼女がいた。
数年後、Twitterのアカウントを消してから疎遠になって以来久しぶりに会った彼は地元の彼女とはとっくに別れていて、知らない女の子ともうじき結婚するのだとビールを片手に話していた。それが数ヶ月前の話、だから確か本当にもうすぐ結婚式をするのだと言っていた気がする。
ありがとう、さようなら、おめでとう。いろいろ言いたいけれど綺麗にまとめるのもなんだか違う気がして複雑だったので、こっそりここに置いておく。
彼とつるんでいた時期のことを思い出すとあまりに大学生らしくエモく退廃的な日々で、思い出すほどにこうしてポエムが無限に出てくる。ともあれ、徹夜明けの朝みたいに、ろくでもない日々だった。
北朝鮮は中国の子分だから北朝鮮の核は中国が容認している、あるいは協力していると考えている人を見かけるけれど、そんなことあるわけがない。中国だって核ミサイルを突き付けられている側でしかないよ。
中国黒幕説の人は中国は北朝鮮が盟友だから貿易を止めていないと見ているのかもしれないが、貿易を止めて恨まれたら北京にミサイルが飛んできかねないから止められないという事情だってある。
中国が北朝鮮に供与したロケット製造技術はせいぜい延坪島に打ち込んでいたロケット弾程度のもの。それ以上の技術は北朝鮮がエジプトから複製を請け負ったソ連製スカッドミサイルのリバースエンジニアリングから得ている。あとはイランあたりとの協力から。