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2024-01-09

親友バンドに10万円の出資をした【追記有り】

昨日公開されたMV広告費用として10万円は使用される。

友人としての贔屓目はあるが、それでも良いMVに仕上がっていると思う。

もし将来そのバンドが売れたら俺が100%出資者だったんだぜと自慢ができる、楽しみだ。

 

友人であるAとは中学の頃からの付き合いで、そろそろ15年くらいになる。

正直、俺とAは中学ではパッとしない人間で、同じ野球部に入っていたが大して活躍することはなく、顔もそこまで良くはなく、当然モテるなんてこともなくて、まぁスクールカースト底辺一歩手前ってところの立ち位置だった。

中学3年の夏を都大会2回戦敗退とかで特に感慨もなく終わり、さぁ高校はどこに行こうかと考えていたところ、Aが高校バンドやろうぜと俺を誘ってくれた。

Aがバンドに興味を持っていたなんてことを全く知らなかった俺は、なんでバンドやるんだ?とAに聞いたところ、Aは「バンドやってたら格好いいから。俺は格好よくなりたいんだ」と答えてきた。

よくある話だが、あの時俺は、Aを格好良いやつだなと思った。

当時、格好良く・可愛くなるための努力をするやつはダサい、という風潮があった。高校デビューは馬鹿にされていて、最初からダサいやつはずっとダサいままでいることが求められていたと思う。そんな中でAは臆面もなく自分理想を俺に語っていて、主人公みたいで、Aに付いていったら面白くなるかもと期待して付いていくことを決めた。

 

高校では俺がベースでAがギターボーカル、他にドラムキーボードを捕まえてフジファブリックコピーバンドを始めた。狭いが安いスタジオに男4人でこもり、脳に直に響くようなAのギターソロ聴く瞬間が俺は大好きだった。男臭い3年間だったが良い青春を過ごせたと思う。

結局俺は高校卒業とともに軽音をやめてしまい、Aとも大学を別れてしまったが、Aが告知するライブを時折見に行き、一年に一度飲みに行く付き合いを続けた。俺が大学院に進学してもAはバンドを続けていて、時折オリジナル曲サンプルを聞いて感想を伝える、なんてことを続けていた。これまでは言葉と態度で応援するだけだった。正直今までのバンドお金を出す気になることは一度もなかった。

 

去年の春にAから新しいバンドを組んだと聞かされ、送られてきたサンプルを聴いてみたところ、かなり出来がよかった。どこで見つけてきたのか、Aは華のある女子ボーカルを捕まえてきた。キーボードセンスを感じる。曲も良い。Aのギターリフも相変わらず格好良くて耳に残る。中毒性がある。これはもしかしたら売れるかもしれない。

俺にクリエイティブセンスは一切なかったが、自分の好きなものを見る目には結構自信があった。これが外に出るならお金を出してみたい。秋に送られてきたMVのクオリティも高く、人のふんどしでバズってみたい欲求に駆られた俺はAに出資したい旨を伝えた。

正直10万円なんて広告費用としてはたかが知れているだろうということは想像に難くなかったが、Aはとても有難がってくれた。俺が本気であることを真摯に受け取ってくれたことが嬉しかった。Aと相談してYouTube広告費用に充てることに決まった。

10万は貧乏学生自分には少し高いが、これからの数年間でAの夢を一緒に楽しませてもらえると思うと安いと感じる良い買い物だったと思う。売れるといいな。頑張ってほしい。

【1/9 16:00 追記

はてなの皆が優しくて嬉しい

何名かの人がリンクを貼ったら良いのにと仰ってくれたので貼らせていただきます

 

PompadollS - 日の東、月の西

https://www.youtube.com/watch?v=v6Bd19sNiWc

 

もし聴いてみて良かったらTwitter拡散してくれたら嬉しい、俺はTwitterバズの力を信じたい

 

https://x.com/pompadolls/status/1744209877092995103?s=46&t=fd_CP2JE1EzFet__41Mjlg

 

ギターキーボードのリフが最高だから人類聴いてくれ!

 

(結構伸び始めてそろそろ怖くなったので実名は消しました、でもバンドメンバー中の人じゃないよ!)

 

【1/9 19:00 追記

MV見に行ってくれた皆ありがとう!!!

YouTube増田コメでAにこの記事バレた笑

この記事コメント欄とかも全部見て喜んでくれてる、本当にありがとう

でもYouTube増田弄りコメはこれ以上増えたら削除するわって言ってたからそこは堪忍な!!!

普通にコメントしてくれる分には大歓迎だと思う!!!

2023-11-11

[]かわぐちかいじ ぼくはビートルズ 再読

現代ビートルズコピーバンドやってた4人組が1960年くらいにタイムスリップして、

ビートルズが曲だすまえに出してかわりにヒットするって話

俺TUEEというかもろチートやって成り上がってくとこ、起承転結の承くらいまではおもろいけど、転結がいまいち よわくてつまらない

イエスタデイって映画もあったみてーだけど

結局ビートルズの曲がない世界ビートルズの曲つかって名を上げるってだけで、

それを利用したオリジナリティ部分が弱すぎてつまらなくてインパクトにかける

もtっとビートルズの曲を利用した意味だとか必然性かに意外性とか面白さがあればいいのに

ビートルズの曲で約束されたヒットを飛ばすだけでほぼ終わってしまってるのがほんまあかん

言うなればバックトゥザフューチャー1のマーティギターとチャックベリーのほのめかしだけを取り出してふくらませまくって1本つくっちゃいましたみてーなもんだしなあ

ほのめかし程度でにやりとさせる程度だからこそよかたものをメインにしようとしたらそらそうなるよっていうね

ドラマ部分もほんま・・・ジョンポジキャラタイムスリップした後にバンドに入るのをずっとしぶってるけど結局普通に入ってそのあと何もないしさ・・・

最後はやっすい恋愛ものみたいにするのもイエスタデイと同じ安易さに堕している

このマンガを読むくらいならビートルズアルバムを1枚きいたほうがましだわ

2023-08-04

ススキノ事件ジェネシスマザーグースの話

ススキノの頭部切断事件が、家族ぐるみ猟奇事件様相を呈してきたので、さら野次馬的に解釈して味わうための怪文書です。

共犯父親が初期ジェネシスコピーバンドをやっていたのはすでに報道されている。

この時期のジェネシス楽曲ステージは、悪趣味アングラ演劇の要素や奇妙な伝承物語の要素が盛り込まれている。

代表作は1971年アルバム「Nursery Cryme」だ。

装飾的な白い服を着た女性が無表情でクロッケーの木槌を掲げるジャケットで、その足元には切断された男の首が転がる。

アルバム名のナーサリークライム童謡ナーサリーライム)と犯罪クライム)をかけた造語子供部屋犯罪とも訳せる。

1曲目のMusical Box歌詞カードには、次のような短いストーリーが添えられている。

8歳の少年ヘンリーがクロッケーを遊んでいるとき、9歳の少女シンシアは優しい笑顔でクロッケーの木槌を優雅に振り上げてヘンリーの首を跳ね飛ばした。

2週間後、シンシアヘンリーの子供部屋で彼が大切にしていたオルゴールを見つけた。

オルゴールを開けると「オールド・キングコール」の曲とともに小さなヘンリー精霊が現れた。

(「オールド・キングコール」はマザーグースひとつで、音楽好きで陽気なおじいさんであるコール王の歌)

ヘンリー精霊は、心は子供のまま、みるみる年を取り老人になっていった。

彼は一生分の欲求を抱えた性欲モンスターであり、シンシアにこの欲を満たしてくれと迫る。

騒ぎに駆け付けた乳母オルゴールを投げつけてヘンリーの霊を退治した。

歌詞はこのストーリーにもとづいた断片的な表現となっている。

ライブで老人の仮面かぶって、タッチミー、タッチミー、ナウ、ナウとしつこく迫るさまを叫ぶように歌うのが曲のクライマックス

https://youtu.be/tIO-3Zj_QfY

ススキノ事件がこの物語に沿っているとは言わないが、仮面自作してコピーバンドをやるくらいの人なら、このストーリーを知らないわけはないし、

犯罪に手をかけるとき脳裏に浮かんだであろうことも想像に難くない。

ついでに言うと、ルナ名前もよくある日本名ではあるが、この手の趣味の人がルナティックが狂気を表すことを知らないはずはないので、ぎりぎり悪趣味にならない範囲でそういう嗜好の名前をつけたのだろうと想像する。

2023-07-11

山下達郎微妙ファン微妙お気持ちを語る

anond:20230710020252


まず自分はサタデソングブックから山下達郎ファンで、自分音楽の嗜好に大きな影響を受けているし、コピーバンドも多くやってきた。

ただ聴くのは最近評価されているシティポップ文脈上にあるシュガーベイブ時代RCA時代が主で、特にここ10年位は新譜リマスターを出る度全部買いするほどではない。

達郎の存在を大きく感じているが、胸張ってファンを名乗るほどでもない、微妙ファンである

そんな自分が例のサンソンを聞いた後、整理し切れないお気持ちをつらつら書いてみる。

自分は正直今回のサンデーソングブックを聴くまでは、少々達郎氏に同情すらしていた。

ジャニーズ下請けみたいなもんだし、まぁ多少の忖度も致し方ないよねと。

松尾氏がSC業務委託関係にあるのは知らなかったけど、氏との親交は様々なメディアで見聞きしていたので

バッサリ解除はだいぶ物々しいけど、達郎も板挟みで苦労してるのかなと。

からサンソンでは忖度否定しつつ、ジャニー喜多川氏の一連の疑惑についてはひとまず調査チームの報告を待つ程度の当たり障りない報告をして、場合によっては今後の対応決めるまでの時間稼ぎにサンソン休止もあるかも、位に思っていた。

ところがいざ蓋を開けてみたら、松尾氏との今までの親交は全否定

松尾氏の提言根拠のない憶測による批判と斬り捨て、それが解除の一因と認める(そもそも社長に一任なのに達郎が「認める」っておかしいが。そして色々他にも論理矛盾があるが)。

それどころか松尾氏の他のやらかしまで仄めかす。

(この辺りの達郎の言い回しは是非Radikoで聴いて欲しい。文面以上の怖さ、冷たさがある)

ドン引きだ。こんなん実質松尾氏の公開処刑やん…

これ聴いて今後松尾氏に仕事頼む奴おる?

事実音楽メディアは腰が引けた報道しかしていないし、業界人も多くはダンマリ

達郎がジャニーズ忖度した結果だった方がずっとマシだった。

実際は達郎こそが忖度要求し、少しでも異を唱える者を切り捨てる側だった。

ショックだった。

日々理不尽忖度根回しを要求され、少しでも異を唱えれば切り捨てられる。

そんな日々の辛さを癒してくれるのが音楽であり、達郎の言う「市井の人に届ける」はそんな自分のような者に寄り添う音楽を届けてくれるものだと勝手に思っていた。

そんな自分が一番見たくないもの、聴きたくないものを聴かされた。

今まで抱いていた勝手な期待が裏切られた。

その後達郎は延々とジャニーズ愛を語った後で「これを忖度と感じる人は私の音楽不要とする人だ」と言い放つ。

達郎の方からの絶縁宣言である

信者なら「自分こそが選ばれしファンだ」と狂喜しただろうけど、自分はもうだめだ。ついていけない。

そもそも達郎はサブスク拒否し、物理のみでやっていくと宣言しているから、新作を逐一追わなくなった自分のようなファンはもはや邪魔ノイズしかないのだろう。

これを聴いてしまった以上、今後はどんな気持ちで達郎の音楽に接すればいいのか。

作品と作者の人格は別だ」と力説した達郎が、その舌の根が乾かぬうちに「俺の言うことが分からない奴は俺の音楽聴くな(意訳)」と言っている。

「ああわかったよ。もう聴かねえよ」と吐き捨てたい一方で、達郎の音楽は達郎の思う形ではないにせよ自分の中で大きな位置を占めているのも事実だ。

サンソンで知って聴くようになった数々の音楽も、達郎と紐づいてしまっている。

新興宗教の元信者のようなといえば大袈裟だが、それの縮小版のような複雑で空しい気持ちを抱えている。

唯一今回の騒動の中でほっこりしたのが七尾旅人ツイートだった。

https://twitter.com/tavito_net/status/1678010883971366913?s=61&t=4yrPjfd_pvJEGuUfn5NXxw

七尾ビジネスパートナー、いいなぁ。

斉藤和義氏が政治的発言をして炎上した時も、事務所社長浜田省吾がのらりくらりと庇ったりしていたよなぁ。

というか、SCというか達郎もこういうミュージシャン多様性を認める懐の深い奴だって勝手に思っていたんだよな。

松尾氏の契約マネージメントと違うし、バックグラウンドも違うから一概には比較できないけど、もう少し血の通った解決はできなかったのか。

できないんだろうな。達郎はそういう奴じゃなかったんだ。

2023-07-02

anond:20230628000633

https://anond.hatelabo.jp/20230628091536

文句を言うたら自分で作れ言うてじゃあ料理本立ち読みしたりネットで色々調べて弁当作ったろ思ったら食材勝手に使うな言われてだったら食材買う金くれやって言うたら無駄遣いするな言われて結局詰むやつを私も経験者したからわかるし小6のとき家庭科の授業でエプロン縫う課題出されたときうちにミシンなんかないからお前が針で手縫いしい私は縫い物なんかわからんから教えられんし最近お前が米を大量に食うせいで家計が逼迫してるんや的なことを言われて肩身の狭い思いをしながら家のばっちいタオルとか古着渡されて丈が足りひんもんだから同級生に笑われながら魚屋の前掛けみたいなクソダサい汚いエプロン作る羽目になって担任が焦って前掛けに筆と白い絵の具で魚の文字を書いてくれてこういうのも世の中にはあるからなって守ってくれたけど結局クラス中の笑い者にされたしもちろんそんな親だからお使いさせるために携帯は渡されてたけど当時流行ってたDSとかの娯楽品なんか一切買ってもらえんし私が学校で浮いてるとかでハブられて笑い者にされててもそんなん誰でも同じや大人になったらわかるとか言うて一切意に介さず親戚を呼んで酒盛りをするときには人生で唯一縁日で買ってもらって私も馬鹿からそんなのでも親に買ってもらったものからって大切にしてたんやけどスポンジ製の鹿の角を被ってピーナッツとか投げられながら親戚のキモおじとか母親の友人の息子に服脱いだりお尻を見せて卑猥な芸をすることを強制されたりして結局母親の友人の息子には犯されてそのことを親に訴えても相手にされんから自傷してホンマなんや信じてや言うたら世の中誰でもつらいんや甘えるな言うてビンタされて流されたし中学になると身長が170cm超になってお前そんな立派な体してるやんから運動しろプロアスリートになって稼げや言われて無理やり陸上部に入れられたり美容院も行けなかったから前髪パッツンロング維持やったけど自分でハサミで切ってたし私が使ってええ言われてる家のシャンプーがかなりケミカルなやつで肌が真っ赤に腫れてボロボロになるしフケも大量に出るから変えてって必死に訴えても相手にされず真っ赤に腫れた頭皮を親に見せるために自分で一部を丸坊主にして頭皮がこんなに真っ赤に腫れてるのに何もしてくれないのって訴えてもやっぱり相手にされなかったとか本当に酷い扱いをされすぎた結果楽しみといえばお小遣いゼロの中欲しい物とか好きなものの絵をノートに描くことくらいだったけど友人関係には恵まれたので長期休みには家出みたいな感じで友達の家に長期に渡って泊まり込んだり高校ときには家に放置されてたベース学校に持ち込んで同じ意味軽音の子に直してもらって夜中にこっそり見てたけいおん話題意気投合してコピーバンドやったりその時だけは幸せやったけどマジでガチャミスる10代を棒に振るしうちは肉は体に悪いし贅沢品や日本人なら米で腹を膨らませろや味噌汁最後の一滴まで飲めとかホンマヒドい食育で結局中学とき栄養失調で陸上部練習中にぶっ倒れて救急車呼ばれて病院行きになったけど親は意にも介さずお前体力ないなとか揶揄してきて結局親は両方とも塩分糖分摂りすぎで後年糖尿病になってるんやけどもう絶縁したしどうでもええんやけどあいつらどんな教育受けて育ったんや思うし今や学校クラス内での格差自殺する事例もあるちゅうのに子供の訴えに耳も貸さずひろゆきみたいに論破して気持ちよくなってる辺り件の馬鹿女は本当に幼稚なんやろうな思うし親の役目は子供保護することでもトロフィーライクなペット扱いすることでもなく子供を一人の人間として自立させることや的な話をそこかしこで聞いたが全くその通りやと思うしイライラしてるとき自分の子供につらく当たってスカっとしようとか子供の自立に必要家事全般スキルを一切習得させず子供と同レベルに立ってマウント取って何も成長させず一定期間が来たら人間不信を植え付けたまま勝手社会に放逐するその風潮こそが少子化の原因やないんと思う次第だしトー横とかドン横オア下池公の子たちに聞いても同じような生い立ちやからやっぱり私やあの子達の親に当たる氷河期世代は碌に勉強せんとアニメゲームファミコンサブカル代表されるキモオタコンテンツに夢中になって欠陥品に育って発達障害拗らせた結果大人になれんクズに成り下がってそれを見透かされて仕事貰えへんのを社会せいや政府せいや責任転嫁してるだけちゃうかとホンマ思います

2023-01-24

素人カラオケ歌って「カバー」を称するの死ぬほど腹立つ

コピーバンドカラオケして「ボーカル」を名乗るのもかなり腹立つ

2023-01-15

BECKアニメ評価している人がいるのが不思議でならねえ

映像化において最も重要な部分から逃げたんだぞ?

誰かしら凄い有名人連れてきて、歌のときだけ別人と入れ替えるだけで良かったのにそこで手を抜きやがった。

説得力がねえんだよ。

ボヘミアン・ラプソディ観に行って「著作権代払えなかったか音楽コピーバンドイメージで勘弁してちょ」とか言われたら全く盛り上がらねえだろ!?

それと同じことしたんだよあのクソアニメはよ。

あれ評価している奴らがいるのマジで信じられんぜ。

2023-01-07

バンドをやってる女にバランスよくフられたので、そいつらでブルーハーツコピーバンドを作ることができるんだけど「ブルーなのはイラハートの方でやんす〜」という気持ちを抱えながら、ベースだけは許さないと心に決める

2022-10-29

anond:20221019185819

音楽ってマジで合法的パクリの嵐というか、ある世代のあるタイプの人たちは皆その世代ヒーローをパクっていてそれを誰も悪びれないし、彼ら的には本気でインスパイアだと信じてるっていう業界すぎるんだよなあ。

日本人バンドの曲がどっかの洋楽そっくりすぎるパターンくそほど多くて、日本語歌詞つけただけのコピーバンドじゃないのって状態結構あったり。

最近はそれを皮肉って「っぽい」を沢山作ることを売りにしてるバンドとかも居たりするカオス

ぶっちゃけそういうのってもうAIやらせりゃいいじゃんって所はあるし、人間ときにやれてるんだからAIならラクショーでガンガンやるんだろうなと感じる。

そしてこれが始まったらそれしか出来ない奴は消えるんだけど、ぶっちゃけ多くのバンドって最初コピーバンドから始めたりカバーで火がついたりしてるわけで、入り口消滅するんだよね。

今成長し終わった人は平気だろうけど、新陳代謝しようとしたときバンドを新たに始めてからメジャーまで行くまで耐えきれる人の数が大幅に減って人口減少問題みたいなことになるんだろうね。

まあ既存人達からすれば自分を脅かす新人が減るわけだから嬉しいんじゃないの?

ある程度売れちゃえば最後音楽のものよりもバンド名や個人名に人は金を払ってくしね

2022-05-19

友人がバンドを組んでてチケットノルマのために初めて素人バンドライブ行ったんだけど

フッツーにコピーバンドカバー曲だけを演奏したりとかしてんのな。

これまで、メジャーインディーズでオリ曲やってるようなバンドライブしか行ったことなかったから知らんかった。

で、そのバンドの身内が10人くらい最前列でわーわーやって終わったら次のバンドの身内と交代。

バンドの身内以外はその辺で酒飲みながらだらだらくっちゃべってる。

全然触れてきたことのない世界だったかちょっと面白かったわ。

みんな音ガバガバで草。これはPAさんの責任なんやろか、知らんけど。

飲食スペースが併設されてて、ライブ終了後はバンドマンと観客が一緒に酒飲んで飯食っててワロタ

めちゃくちゃ縦に長い実験室のビーカーみたいなグラスで酒を一気飲みするパリピ脳。

誰が考えたんだよあれ草。

こんなところからメジャーデビューするバンドはないんだろうなぁと思いながら思いのほか楽しませてもらった。

ライブハウスのオーナーおっちゃんにまたおいでよ、今度はうちの一押しのバンドが来るときに連絡するわって言われたのでまた時間が合ったら行ってみようと思う。

2022-04-25

呪術廻戦はもう完全にハンターハンターコピーバンドになったなあ。開き直ってハンターハンターですが何か?という態度になっているような気がする。

2021-11-25

https://anond.hatelabo.jp/20211124165652

鴻池留衣 ジャップ・ン・ロール・ヒーローオススメ

これは純文学っぽいラノベというより、純文学っぽくない純文学だけど。

第160回芥川賞候補作品

この作品は受賞できなかったけど、

この回は上田岳弘、町屋良平っていう今でも純文学雑誌活躍してる二人がW受賞してて、

後に芥川賞を取る高山羽根子と、

戦場シーンがリアルな元自衛官砂川文次、

作家業よりコメンテーターとして有名な古市憲寿がいたやばい回だった。

そんな蠱毒みたいな中でこの作品候補として挙げられていた。

選んだやつすごい。

作品の内容は、大学生の僕が1980年代活躍したバンドダンチュラ・デオ」のコピーバンドを結成して、活動を続けていくうちに事件に巻き込まれてーー、

と言う感じだが、ここまで書いてきて増田が求めてる純文学っぽいラノベでは無い気がしてきた。すまん。

2021-08-24

フジロックフェスティバルを開催してくれてありがとう

ギターに初めて触れたのは高校生の時。

それから数十年、会社員をしながら趣味バンド活動をしていた。

音楽勇気が貰えたこともあった。

音楽が好き、という自覚もあった。

幸い良いバンド仲間にも恵まれていたので1~2ヶ月に一度のペースで都内ライブハウスコピーバンドだけどライブもやっていた。

 

最後に人前でギターを弾いたのは2020年1月ごろ。

スタジオでのセッション

人前に出てギターを弾く事はとても楽しかった。

他に得意なことも無かった私には、まあそれでも「弾けない人よりは多少マシに弾ける」というレベルだったけど、自己表現をして対面で認めて貰えるというのはとても嬉しかった。

 

知っての通り世間コロナ禍。

私はIT系の仕事をしているので、2020年5月の時点で完全にテレワークへ移行した。

幸い収入が減ることはなく、通勤時間ゼロになったことで睡眠時間が増えてむしろ健康になったくらいだ。

テレワークが開始されてから今まで、会社へ出勤したのは3回程度。

都心に出ることもほぼ無くなり、近所のスーパーと家との往復。

行きつけのラーメン屋の店主とちょっとした挨拶するのが他人と対面で会話する唯一の機会になった。

 

このような生活を始めてからちょっと落ち着いた頃に「無観客の配信ライブやらないか」とか「限られたメンバーのみでスタジオセッションやらないか」など誘われたことがあったが、この状況下で「人が移動すること自体に様々なリスクがある」と思っていたので、すべてお断りした。

また、コロナ禍の出始めのころ「ライブハウスクラスター」といった話が広がったこともあって、ギターを背負って外に出る事自体に後ろめたい気持ちが少しあった。

余計なことをするとライブハウス迷惑がかかってしまうのでは?とも思っていた。

 

そんな中、オリンピックが延期になった。

当然のことだと思った。

結果、オリンピック2021年に開催して無事(?)に閉会となった。

個人的には今も、やるべきじゃかなったではないかと思っているが、私のような凡人には正解は分からない。

 

そして先日、2021年8月フジロックフェスティバルが有観客で開催となった。

ネット上では賛否両論が今も見ることができる。

 

オリンピックが開催されたのだからフェス大丈夫だろう」

「無観客のオリンピックと有観客のフェス比較にならん」

政府批判の場になっている」

医療従事者のことを考えていない」

 

などといった色んな考えが見られる。

 

上記は私がネット上をなんとなく見ててのイメージなので正確な発言ではなく個人的な印象が含まれています

 

フジロックといった屋外フェスは一度も行ったことがない。

なので、動けるうちに一度は行ってみたいなぁ、と以前から思っていた。

仮にもギターちょっと弾いている端くれだし、自称音楽好き」なので。

もっぱら洋楽ばかりを聴いていたので最近日本音楽は良く分からないのだけど。

 

オリンピック概要は以下のとおり。

・基本無観客

選手スタッフ原則選手から出ない

選手スタッフは定期的にPCR検査を受けて陽性の場合隔離等の処置

・今のところ日本国内への感染拡大に繋がったという事実確認できていない(のかな?)

バッハさんだけが銀ブラ

・各国の選手スタッフからオリンピック開催について感謝言葉がちょいちょい聞かれる

 

フジロック概要は以下のとおり。

・例年より人数を減らしての有観客

出演者スタッフ主催が決めた感染対策に応じた行動をしているはず

・観客も決められた感染対策ほとんどが応じているはず(?と思いたい)

・が会場内での飲酒、帰路での宴会SNS等での目撃情報あり

・今のところ日本国内への感染拡大に繋がったという事実確認できていない(まだ終了して日が浅いし)

・一部の出演者が現政府批判する発言が聞かれ、分断は本意じゃない、とか言っているらしい

 

オリンピックフジロック(とGOTOトラベル)の共通点だと思った事

一定数の割合にたいして「人の移動って大丈夫なんだ」「他がいいならうちらOK」という雰囲気を作り出してしまたこ

 

やっぱり最後の「雰囲気作り」を失敗してしまったのだと思う。

政府にも色々問題点があると思っているけど、まあ、がんばっているようにも思える。

見えないところで色々と利権やら利害があったりするのも昔からであって、今に始まった話ではないけど。

 

政府の明確な失策はこの「自粛しなくても大丈夫という雰囲気作りを制御できなかった」ことだろうし、私達側からすると一定数の割合で「もう大丈夫なんだ」「あっちがやってるから私達も我慢しない」といった自制をすることができない「雰囲気に流されてしまった人たち」が結構いることが残念なところだと思う。

 

そろそろ表題に戻るが、オリンピックフジロックフェスティバル世間への雰囲気作りがコントロールできない時点で、開催をしない、あるいは開催の仕方をもう少し考えるべきだったと今も思う。

ギターが好き、音楽が好き、を自称する私もフジロックの人の密度SNSで見てしまうと、ちょっと怖くなってしまった。

また、SNS上ではバンド仲間が、無観客とはいえ人の流れを止めることは考慮していないのか、ライブのお知らせやセッション開催を普通に告知していたりする。

 

ここで2つの考えがよぎった。

・私は自称音楽好きを名乗っていたが命をかけてまで(あるいは他人迷惑をかけてまで)フェス参加やライブ開催を良しとしないので、実は音楽は好きじゃないのではないか

・人の流れを抑制しなければならないという考え自体が実は世間とズレており、心配しすぎなんじゃないか

 

どちらも正解かもしれない。

 

特にフジロック騒動を見て思ったことは、自分が信じていて助けられていたと思っていた「音楽のチカラ」って実はそれほど大きなチカラじゃなかった、あるいは存在すらしなかったのではないか、と。

もし音楽に絶大なチカラがあれば、私程度の人間なんてコロっと引っ張られて「そうはいってもフジロック開催できてよかったよな!」と思っていたかもしれない。

ただ「音楽のチカラ」を信じたい気持ちはある。

少なくとも結構な人数の人が「そうはいってもフジロック開催できてよかったよな!」と心に刺さっているからだ。

私には刺さらなかった。

ということは、やっぱり自分はたしいて音楽きじゃなかったし、ギター自己アピール方法ひとつというだけで、自分人生でそれほど大切なものじゃなかった、と思うようになった。

 

「この程度」のことは人の命には替えられないし、何より感染拡大が進んでいて病床がパンパンの状況であってもひたすら懸命に命を繋ごうと奮闘していただいている医療従事者の方に必要以上にご負担をかけられない、という意味で人の流れを減らして感染を少しでも広がらないようにする、という考えが今は最優先であるべき、と改めて思うようになった。

 

こんな考えに至ったのはおそらくフジロックフェスティバルが開催されたからだと思う。

フジロックフェスティバルのおかげで、フジロック騒動のおかげで、出演者の行動や様々な発言を見ることができて、「私の「音楽好き」は音楽が好きと思っている自分が好きだっただけ」「音楽のチカラはほどほど」という事に気付くことができた。

命を最優先にしたい気持ちは変わらないが、私は音楽好きを自称しないし、もうギターを弾くことも無いと思う。

私の音楽への価値観を見直すきっかけを作り、「音楽のチカラ」の程度を示してくれたフジロックフェスティバルには改めて感謝したいと思う。

ありがとう

 

あとづけ:

というわけで今は家に引き篭もって淡々FF14プレイ中。

そしてVチューバー動画を漁ってる。

オンラインゲームYouTubeコロナ禍において最高にマッチしているエンタメだし、感染拡大を抑制するチカラを持っているなぁと実感。

 

追記1:

慣れない投稿だったので段落が皆無だった。

段落ちょっと追加してみた。

2021-08-05

小山田圭吾いじめ問題月刊カドカワ9月号(1991年9月1日発行)の記事の一部書き起こし

クイック・ジャパン』『ロッキンオンジャパン』以外で、小山田いじめ自慢していたとされる『月刊カドカワ9月号』の掲載記事について、

メディアが偏向的な切り取りで掲載して拡散され続けているのがずっと気になっていたんだけど、

案の定これを利用して、拡散元凶となった件のブログが『 小山田圭吾がいじめを語る理由 - 孤立無援のブログ 』という記事外山恒一氏のnote記事反論している。

また変な扇動しかねないので、記事の冒頭から関連する箇所(幼少期から高校時代)までをまるっと書き起こした。

なお、カドカワ記事フリッパーズ・ギター3rdアルバム「ヘッド博士世界塔」の発売直後に刊行されたもので、

アルバム発売を受けて、音楽への姿勢を掘り下げるために幼少期から振り返させた全19頁のインタビュー記事のようだ。

月刊カドカワ9月号(1991年9月1日発行)P348〜P352

きっと、ぼくの生い立ちなんて面白くないですよ。やっぱりこういう話が載るんだったら、波乱万丈の人生を歩みたかったですよ。

幼稚園ときに、巨人土井選手の娘がいてね。土井ヨウコちゃんていう子だったんだけど、餅つき大会があって、土井選手が餅ついててかっこいいって思ったのが最初記憶ですかね(笑)土井ヨウコちゃんの顔は覚えてないんだけど、土井選手の顔は覚えてる。今でもテレビ土井選手の顔を見るたびに、餅ついてたなということを思い出しますね。

すみれ三組だった。それは年長組で、その前は忘れちゃった。ぼくはお絵かきを習ってた。シンちゃんていうちょっと知恵遅れの子がいて、クレヨンを投げまくって先生にひっぱたかれていたのを思い出すな。

普通の子だった、おとなしくもないけど。すみれ三組の隣のクラスに「ひらけポンキッキ!」に出たヤツがいて、そういうヤツの悪口を陰で言ってた。出たからって威張るんです、そいつら。ぼくらはイジケたグループで、五人ぐらいいた。女の子もいたな。まだ人間できてませんからね。学芸会普通にこなしてたな。インディアンの歌を歌うその他大勢の役をやった。

小学校は遠かったんです。同じ世田谷区だったんだけど、私立だったから。それからぼくは高校まで同じ学校に通うわけなんだけど、もうシンちゃんはいなかったんだけど、二年のときにKという知恵遅れの子が転校してくるんです。ぼくらの学校身体障害者の人が多いんだけど、特別クラスは作らないで普通に入ってくる。Kは高三まで同じクラスだった。ぼくだけじゃなく、みんなにインパクトを与えたと思う。Kとは小学校ときはわりと距離を置いて付き合ってたんだけど、高校に入ってから意外に密接な関係が出てくる。

小学校ときは成績は良かった。運動会リーダーとか、班長とか。それから、物が流行るじゃない、スーパーカー消しゴムとか怪獣消しゴム流行ったしね。そういう物のコレクトに関してはいつでも一位にならないと気が済まない男でね。それで人気を博してたからね。相撲消しゴム流行った。貴ノ花とか高見山とか。ガチャガチャでも、十円入れてガチャガチャカプセルを出すと効率悪いのね。

ちょっと遠いところに駄菓子屋があって、その店では中身がドンと箱に出してあって、自分スーパーカー消しゴムを選べる。友達とその店を発見して、他の友達には言わないで、自分らだけでコレクトして・・・ジャーン!!(笑)

小学校ときって、足の早い人とか人気があるじゃない。そういうタイプじゃなかったから、物で誤魔化したり、人気のあるヤツの足ひっぱったりとか。陰で悪口言ったり、変な噂流したり。こすいヤツだったな(笑)。だからすごく嫌われたりすることもあったな。いちばんショックだったのが、小学校五年くらいのときに文集を作ったんだけど、みんな普通のことを書いてるのに、「小山田くんの嫌なこと」とかいタイトルで作文書かれてね(笑)別に人気者じゃないヤツに書かれたからね、よけいにムッときて。親にその文集はみせられなかった。ぼくがそいついかにして迫害たかっていうようなことが切々と書いてあってね。でも、事実なんです(笑)まさか文集にそんなタイトルで書かれると思っていない。ちゃん印刷されてるもので、先生が見るだけじゃないの。みんなに配られちゃうの。けっこう挫折だった。だからそいつには、小学校人生全部かけて復習した(笑)

運動会リーダーも五年のときかな。仕事はそんなにしなくて、自分の好きなようにやってた。学校に遅くまで残れたり、プリント刷ったりするのがすごく好きで、そういうことができたからやってた。運動が得意だったていうわけじゃなくて。

音楽幼稚園からアニメとかのコレクトがすごかった。幼稚園の頃はコレクトって意識じゃなかったけど。水木一郎って知ってるでしょ。あの人が近所に住んでたの。それで家族でどっかに旅行に行ったら仮面ライダー・ショーをやってて、司会が水木一郎で、うちのお母さんが仲良くなって、家に来たことがあった。そのときイナズマン』のLPサインしてもらった。やっぱり子門より水木だよ、とか言って。ウルトラマンからマイナーのものまでLP集めてた。「鉄人タイガーセブン」とか。よく一緒に歌ってた。その頃から歌手になる資質があったんですね、ねえよ、そんなもん(笑)

テレビっ子。家に帰ったら、ずっと。アニメ再放送とかゴールデンタイムも。でも三年生ぐらいから「ザ・ベストテン」が始まった。大好きだった。チャートを全部メモるの、点数まで。二十位から十一位まで久米さんが早口で言うんだけど「『いい日旅立ち山口百恵、九千何百何十点」とかいうのを、早くて書けないから「いい日、山」とか書いて後で清書する。それで学校で「昨日、何位だったよな」って言ってメモ見せて威張るというのが流行った。あとになって小沢もそれをやってたって話をきいて。他にもいろんなチャート番組きいて、どのチャート信憑性があるとかって。オリコンもずっと読んでる、細かいチャートまで。地方チャートだとフリッパーズ・ギター四国全然ダメなの。だからこれから四国を強化したいなと。

あと、「カリキュラマシーン」が好きだった。鉛筆ジョーとか宍戸錠とか吉田日出子とか藤村俊二とか。変な歌があった。「ねじれてねじれてシャシュショミャミュミョ」とか、そういうねじれる言葉があるでしょう。そういう言葉を覚えさせるためにその曲がある。一緒に歌ってた。それから、「三は嫌いだよ、いつもいつも、二人仲良くなると、ひとり仲間外れ〜」とか言い終わると、二人が真ん中のひとりをギターボコボコにしておしまいっていうような(笑)。強烈なの。コント55号はもう欽ちゃんソロでやってたけど、ぼくはダメだった。ドリフ志村のほうが好きだったけど、それより「カリキュラマシーン」のほうがずっと好きだった。よくギャグを覚えてる。ギャグともとれないようなギャグだったけど。きっと当時は笑ってはいなかったと思う。『天才バカボン』の第二巻もすごかった。

中学になると、人当たりが悪くなって。クラス友達があまりいなくて、すぐにイジケるタイプに変わったんだよね。あまりしゃべらなくなった。休み時間は仲のいい友達クラス出て、他のクラスの仲のいい友達と遊ぶみたいな感じ。中学になると音楽がすごく好きになって、そういう話もできる人としかさなくなった。

Kはね、体がでかくて、小学校ときは突然牛乳ビンで人を殴ったりしてたんだけど、中学になるとそういうことはしなくなった。大人になったみたいで。

同じクラスにひとり仲のいい子がいた。その子のお兄さんがパンク系が好きで、ぼくもその人の影響でそういう音楽が好きになっていった。その子テープ録ってもらったり、貸しレコード屋に行ったり。その頃、ウォークマンブームで、そういうのはいち早く察知して、お金なかったけど小六のときウォークマンⅡを買った。ボディが青くてヘッドホンオレンジ。すごく大事にしてたんだけど中一のとき電車に置き忘れちゃった。ショックだった。で、二台目はアカイやつ。電車の行き帰りで聴いてた。最初に行ったコンサートは、中二のときクイーンかな。

その頃、初めてエルヴィス・コステロインペリアル・ベッドルーム』を借りて、すごく好きで、そのちょっと後に『パンチ・ザ・クロック』ってアルバムが出た。音楽雑誌グラビア見るのも好きで、"イアン・マッカロクのお部屋"とかいって、奥さんと一緒に写ってる写真の中にレコードがダーッと並んでて、いちばん前にアズテックカメラの『ハイランド』が置いてあった。それで貸しレコード屋に行ってアズテックの「思い出のサニービート」の12インチシングルを借りて、その友達と二人で「いいね」って聴いてた。それからそっちの方面音楽にどっぷりいった。

そういうふうにして中学生のとき洋楽を聴いてると、みんな馬鹿自分は頭いいって思いがちでしょう。案の定、そういうふうになっていた。

ギターは中一から。いとこが弾いてて、クイーンとかディープ・パープルを教わった。教則本とか見て普通に弾けるようになったんだけど、アズテックカメラは弾けない、コーが難しくて。いろんなコードを知らないから、コピーして一生懸命した。だから我流で、コード名前なんて知らなくて、指の形で覚えた。

高校になると、すごく仲良かったヤツが違うクラスなっちゃった。そうしたらKが隣の席なの。アイウエオ順で、小山田の次がK(笑)クラスにいるときは、Kとしかさなかった。Kって特技がひとつだけあって、学校の全員の名簿を暗記してるの。バスの中で一緒になったとき、「あいつの住所は?」ってきくと、ペラペラペラって出てくるの。見たこともない下級生や上級生の電話番号とか兄弟もわかってる。で、高校になるとみんな色気づいて下敷きの中にアイドル写真とか入れてくるじゃん。Kも突然入れてきた。何かなと思って見たら、石川さゆりだった。「好きなの」って言ったら、「うん」。それから、Kは鼻炎だから、いつも鼻かんでるんだけど、ポケットティッシュだとすぐなくなっちゃう。だから購買部で箱のティッシュ買ってきて紐つけてあげた。それでKはいつも首から箱をぶら下げてた。難しい漢字にもすごく詳しかった。暗記には異常に強かった。俺はいつもビクビクしてたの。ある日、突然キリッとした顔して真面目なこと言い出したら怖いなって。「本当は俺は・・・」って。だって下敷きに石川さゆりを入れてるのも、ギャグなのか本気なのかわからないじゃない。ギャグだとしたらすごいじゃない。で、ずっと観察してたんだけど、そういうことはなかった。だけど風の噂だと、Kがどこかで森鴎外小説を読みながら歩いていたという話をきいた。

ぼくは浮きまくりっていうか、クラスのみんなが和気あいあいでやってるんだけど、クラスの集合写真にいなかったり。文化祭打ち上げとか、集まるときに呼ばれなかったり。でも別に平気。人に相談とかしないし。高校になると他の学校友達かいたから。

変な高校でさ。普通レベッカとかBOØWYコピーバンドとかが主流としてあるんだけど、先輩が変わってて、メテオーズのコピーバンドとかよくわかんないバンドが多くて、レベッカとかやってると迫害されて潰しにかかられる。学園祭体育館でやるコンサートにはオフコースとかニューミュージック系のコピーしか出られなくて、パンクニューウェイヴ系は音楽室。そこにアズテックとかスミスコピーやって出てた。授業中はウォークマンヘッドホンコードを袖に通して手のひらに隠してきいてたりね。

小沢中学だけ同じ学校だったんだけど、別に仲良くなくて。高一くらいのときたまたま友達の家で一緒になって、ぼくの持ってた編集テープ聴いてからそういう音楽を好きになったみたいで電話かかってきた。それから学校の帰りに待ち合わせて、お茶の水ジャニスって貸しレコード屋に行ったり。そこはイギリスインディーズとかヨーロッパものが置いてあって、泊まって、学校行かないでレコードを全部テープに取って、返しに行って・・・そういう生活してたな。その頃の経験てでかいかもしれないな。エスカレーター式だから大学試験はそんなに難しくないんだけど、遅刻とか欠席が多かったか一年生の時点でダメだとわかってた。だけど小沢学校に行くの。ぼくは小沢の家で寝てたり(笑)

※このあと、音楽の話からフリッパーズ・ギター結成までのエピソードアルバムに対する思いなどが語られるが、問題となっているいじめ関係する箇所は上記だけなので以降は省略。



読んでわかると思うのだけど、ここでも小山田外山恒一氏の読みどおり、過去を振り返るときは一貫して”自分自身自虐的で自嘲的なニュアンス”で語っているんだよね。

そして問題記事から遡ること3年前にもかかわらず沢田君の話が出てくることから、彼に対しての思い入れが深いのもわかるし、

自分自身を嫌なやつと言ながら、”イジメしていたことは認めたくないけど認めざるを得ない葛藤があったのではないか”とする外山氏の下記視点は、なるほどなと腹落ちする。

小山田圭吾問題の最終的解決|外山恒一|noteより

まず第一に、これは小山田氏が、自分いかに情けない人間か、いや、〝情けない〟を通りこして、もはや〝卑劣〟で〝ろくでもない〟と云ってよいぐらいの人間であるか、自虐的に語り続けている過程でこういう話になっているのだ、という点を見逃してはいけません。活字に起こすと単に「(笑)」となってしまますが、少なくとも小山田氏のセリフに付け加えられている「(笑)」は、ニュアンスとしては完全に自嘲的な「(笑)」です。イジメをやっていた当時の気持ちに戻ってしまって、「楽しかったなあ」と笑っているわけではありません。

ーーー(省略)

それにしても驚かされるのは、小山田氏がイジメの始まりエスカレート過程を、事細かによく記憶していることです。さんざん云われるように、イジメた側はそんなことはやがてすっかり忘れてしまって、これほどまでに、「ああ、そういう展開はいかにもありそうなことだ」と情景がまざまざと思い浮かぶような語り方をしうるほど詳細に覚えているというのは、イジメた側としては極めて例外的ことなのではないかと思うのです。このことはむしろ世間で云われているのとは逆に、小山田氏が自身イジメ加害経験真摯に向き合ってきたことを示しているのではないでしょうか? それも極めて稀なレベルで、です。小山田氏の云うとおり、そもそも最初は〝ちょっとフザケていただけ〟、〝ちょっとからかっていただけ〟なのでしょう。それがいつのまにかエスカレートして、ヒドいことになっていく。小山田氏は「決してイジメているつもりはなかった」という線を頑なに守ろうとしていますが、内心ではおそらく当時リアルタイムで、「これはもうイジメと云われても仕方がないレベルなのではないか?」と不安になってもいたように感じられます高校生になってイジメっ子を卒業してからか、あるいはイジメっ子時代の末期からことなのかもしれませんが、「どういう経緯でこんなことになってしまったのか?」ということに強くこだわって、よくよくそれを思い返し、もちろん少なくとも『ロッキンオンジャパン』や『クイック・ジャパン』でそれを語ることになる20代半ばの時期まで、何度となく反芻してみたのでなければ、なかなかここまで詳細に記憶していられるものではないように思うわけです。



また、件のブログの反論としては、”自分判断で「障害者虐待できる俺ってかっこいい」というブランディングを行っていたのである”ということだけど、

フリッパーズ・ギター解散前にそんなリスクの高いブランディングを行う必要はないでしょ、と。

下手したら、「障害者虐待アピールするから小沢に捨てられた」というような負の印象を残しちゃうわけで、ダメージの方が大きいことは想像できるし、いくらなんでも無理筋すぎる。

2021-08-04

HOW TO GO

学生時代くるりコピーバンドを組んでいて、いい曲だよね、と話には挙がるけど結局コピーしなかった曲。

くるりって歌詞読んでそのまま理解できるなんてことはなくて、メロディが沁みてきて共感すると言うか。ふとした時に「あ、これ俺だわ」って思うこともしばしば。

当時メンバーに借りたベストアルバムを今買い直して、通勤中に聴いて何故だか涙ぐむ。歌詞意味からないのに。あの日の懐かしさ?

いつかは想像を超える日が待っているのだろうか。ほとんど想像通りかそれを下回る毎日で、けれどもいつかは、いつかは。

過ぎていく毎日の中で、味方でいてくれるひとはいるのだろうか。難解な性分で、敵ばかり使って。でも自分はいつでも誰かの味方でいたいな。とか。

2020-12-13

anond:20201211180649

バンドキーボードってプログレニューウェーブが勃発した50年前からポピュラー

アジカン全盛期の00年代半ばにもフジファブリックとかGOING UNDER GROUNDかいただろうが

まあコピーバンドだとシンセ用意するだけの経済力がないかギターロックに流れがちだったんだよな

80年代シンセ技術的に伸びしろがあったから最新の機材を取り入れることがかっこいいっていう風潮があったぽい

でも90年代から機材が似たり寄ったりになってきて、そのうえクラブ文化が発達してシンセシーケンサDJとかトラックメイカーが使うもんってことになりバンドにあまり使われなくなったんじゃねえの

あとポップパンクっていう簡単エイトビートの上にパワーコード簡単ギターリフがのっかってるだけのシンプルロックスタイルが昔流行って

アジカンとかエルレもその流れで出てきたバンドなんだよ

ハイスタ流行ったあたりからサカナクションが出てくるまではキーボーティスト冬の時代だったんだよ

サカナクションが出てきた頃にニューウェーブリバイバルっつって四つ打ちにシンセでうねうねした音を乗せるのが世界的に流行り出した。

telephonesとかドーピングパンダがそれでちょっとだけ売れかけたよね最終的にMステ出たりさ

10年代に入ってシンセも、microkorgみたいな安いモデルさら中古とかが出回るようになって

プレステ買う感覚で手に入れられるようになったんだよな

てかボカロ文化の影響でみんなデモトラックの段階でMIDIでがしがし音打ち込むようになったか

自然とみんなキーボード弾けるようになっちゃったよね

2020-11-22

anond:20201122232837

れいうと思ったわ

「『お前はどうなんだ』論法詭弁ですね」って

そんなんじゃなくてね

これは元増田みたいな人のプライド私益と引き換えに後進の門戸を閉ざしファンコミュニティ冷や水ぶっかける側面が少なからずあるってことなんだよ

他に置き換えてみて、場末ライブハウス友達相手にのんびりやってるコピーバンドに「俺の曲を下手な演奏で汚すな、しょーもないギターソロとか勝手アレンジすんな」とか言ってたら

流石にそれはおかしいと思うだろ?

勝手CDにしてうっさばいてたとかならまだしもチケット利益ほとんどないような奴相手にいうことではないよね

結局法的措置かにでたらファンが白けたり不快な思いすることは理解してるから元増田も何もしないんでしょ

業界内外で人気がなくなるのが一番怖いんだもん

それから元増田の言い分っていうのは文化資材としての公益を損なうって事例や、コンテンツ品格や設定・世界観を棄損させるような事例、金銭的な損害を被る事例、単に作者個人情緒問題がごちゃ混ぜにして語られてるから

(というかそこらへんどうにでも読み取れるように曖昧表現になってしまっている)

論点がぼやけてよくわからないんだよ

ブクマカはいつもどおりカリカチュアされた弱者お気持ちを汲んでさし上げるっつポージングで学級会めいたことやってるけど

元増田がそれがいいたかったのかそういう流れになることを意図していたのか将又そんなつもりは毛頭なくて真意は別のところにあるのか

なんだか読んでて後味の悪さだけがぼんやり残って仕方ないんだわ。だからトラバちょっといかけてみたくなったわけ

2019-03-31

けものフレンズ2の最終話を当てに行く

ケムリクサでは悔しい思いをした。最終話の内容を推理することは十分可能だったはずだ。種が赤霧で成長しない。にもかかわらず離脱したあとニョキニョキ生えてくるミドリの木、「たぶん発芽まではうまくいく」。そして記憶の草にはロックが掛かっていた。このあたりを重く捉えていれば、メモを書き換えた「存在しない7人目の姉」を探して時間を浪費することもなかった(むしろ6人である証拠がたくさん集まってしまった)。2つの謎は有機的に絡み合い、シンプルだが残酷な起点に至るのだが、答えを観て「なるほど!」と思ったときに初めて、伏線が浮かび上がった。すべては目に留まっていたはずだったのにも関わらず、気が付かない。パズルピースはすべて事前に提示されていた。アニメ小説ではないから、そういうもんかと軽く流しても気持ちよく観続けられるのが気楽だけれど、しかしそういう態度でいて失うものもある。りな達がブワッと消えて一人に戻るのはコミカルでまるで手品みたいだが、ここを見落とすと桃ちゃんを手放して覚醒する「りなむ」の含意をスルーしてしまう。ありとあらゆる表現意味がありえるのだ。この意識でもって視聴しなければならなかった。

けものフレンズ2の最終話が目前だ。同じじゃないかでは済まない。次は全力で当てに行くぞ。

今期の監督ミスリードを狙ってくるということに気をつけなければならない。俺は伏線管理はしっかりされていると判断している。前期の細かいところまでフォローされてる。かばちゃんが「おうち」を知ってたのはスナネコ意味を教えたからだし、サーバルに与えた砂時計図書館にあったものだろう。アライさんが命の恩人といったのは、掛けた橋で救われた経験を受けてのこと。今期はさらに異なるフレーバーが加わる。襲ってきたセルリアンをいきなり現れて一蹴して去っていった謎のフレンズヒーローは味方でなく実は「ビースト」。誰彼構わずいかかり、フレンズに怖れられる強力なバーサーカーだった。アリツカゲラが再登場したと思ったら、サーバルとも初対面の反応でかばちゃんとも面識が薄い、すなわち別個体だった。かばちゃんから手渡された四角い筐体のラッキービーストは、「三人での旅、楽しかったよ」とつぶやいた後沈んでいった”あの”ラッキーさんか? そうかもしれないが、ひとつの端末に過ぎないって線が濃厚だ。居なくなったヒトを想いだして月を見上げるイエイヌフレンズ… ならば人類は月に消えたのか? なんのことはない、ただの人工衛星だった。未発掘の伏線の絡み合いの中に、ミスリードが混ぜられている。注意して潜るとしよう。

今期最大の謎は「キュルルちゃんは何者か、どこから来たのか、どこへ行くのか」ということだ。ここに焦点を絞って推理する。

キュルルちゃん一行の旅路は「復路」だろうか。パークの廃墟施設の中で目覚めたこども、キュルルちゃんは、カラカルサーバルを連れて施設に戻る。「ボクは長い間ここで眠っていたみたいなんだ」。温かい「おうち」を思い浮かべ、「帰りたい」という。キュルルちゃん自分が眠っていた岩の殻のようなものの中にあった自分の持ち物のスケッチブックを開く。最初の一ページ目には施設の前の池の様子が描かれていたーーただし、池のモニュメントは健在で周りには風景にない建物が建てられている。「ボクは獣じゃないよ、たぶん」というキュルルちゃんに対して、カラカルは「この子もヒトなんじゃない?」と言い切る。3人はモノレールの駅にたどり着く。キュルルちゃんは言う「ここ来たことあるような気がする、あの乗り物、多分ボクもあれに乗ってきたんだと思う」。ここまでの描写で、キュルルちゃんはパークに来た観光客で、何らかの理由施設コールドスリープし、いま目覚めた。そう読み取っていたが、よくよく考えると違和感がある。最初の1ページが池だったのはよく考えるとおかしい。

まっさらスケッチブックを思い浮かべてみて。そこに旅の風景を絵に次々に描いていく。だけど突然に旅は中断してしまう。さてこのとき最後に描いた絵はスケッチブックのどの位置にあるだろう? キュルルちゃんスケッチブックには以前に描いてきたと示唆されるたくさんの絵があった(一連の絵の最後のページは破られていて、その先は白紙が続いている)。もしパーク内の施設に至る往路の過程で絵を描き連ねて来たというのなら、最後の絵の先は白紙のページが続くはずだ。最初のページにはならない。スケッチブックの表紙は裏表とも同じようなデザインだが、キュルルちゃんはページの片面にだけ絵を描いていたので逆さにめくっているという可能性はない。これにより、キュルルちゃん一行の今回の旅路は、実は、おうちに向かう復路ではなく、二度目の往路であるという推測が成り立つ。

最初の往路をなぞるように、旅をする。ケンキュウセンター(廃墟施設をそう呼ぼう。モノレールの次の駅は「アズアエン」だが、列車の行き先表示が切り替わるときに表れた直前の駅の表示が「ケンキュウセンター」だった)を出て池を描き、花畑に囲まれ風車を描き、竹林の中で公園施設を、海に浮かぶ観光施設、闇夜に輝く蟻塚、ジャングルの奥で玉座に座るゴリラフレンズ荒野をかけるなんだかよくわからない影、ステージでショーをする5人のアイドルたち。最後に、観覧車のある遊園地風景。絵に描かれた風景を順に追う道のりで、キュルルちゃん一行は最後にジャパリホテルにたどりついた。ホテルの窓からは今は水没した観覧車が見えていた。ホテル支配人によると、”うみのごきげん”が悪くなったときに、遊園地は水没してしまったらしい。ホテルも半分は水浸しである(ところでホテル最上階にはヘリポートがある)。

まりこういうことではないか観光客だった女の子ケンキュウセンターの池を描くために新しいスケッチブックを開き、モノレールに乗ってパークを旅した。しかセルリアンが止められなくなる流れで、観光客はまず退避しなくてはならなくなり、ホテルヘリに乗り込む。セルリアンは宙に浮くものがいる。離陸時に襲われてヘリの飛行能力障害が出て、荷を軽くするために物を捨てなければならなくなった、女の子スケッチブックから最後に描いた家族の絵だけをちぎり、バッグもろとも泣く泣く海へ投げ捨てた。時がたって、防水のスケッチブック(今期の11話より。スケッチブックは海に落ちても平気だった)は海流に乗って海底火山へたどり着く。海底火山からは大量のセルリウムサンドスター流出している。サンドスターに包まれスケッチブック溶岩に飲み込まれ、そこで海底火山が大噴火する。噴石となった岩は遠くサバンナちほーのケンキュウセンターに落下し、廃墟となりかけていた施設にとどめを刺す。

この仮説を裏付け証拠がある。一話のケンキュウセンターの描写でキュルルちゃんの居た岩の卵のようなものの周りには同じように前面が破壊された同じ大きさの卵のような物が並べてあった。これらをコールドスリープ装置と捉えてしまっていたが、これがミスリード。並べてある方はよくよく見ると表面がツルツルで、サンバイザーのような覆いがあり、中には椅子が備え付けてあった。いわゆるゴンドラのような見た目だ。キュルルちゃんの岩はそれと異なり、表面がゴツゴツしていて、中はサンドスターと思しきキューブで満たされていて、そして床が砕けている。ゴンドラの方は台座に載っている。この二種類はじつは違うものなのだ。暗い施設のなかで岩の卵は陽の光で照らされていた。つまり天井は空いている。ケンキュウセンターは遊具研究施設だった。コールドスリープではなく。噴石としてケンキュウセンターに落下した岩の卵は殻が崩れ落ちる時を待つ… なかでフレンズ化→飢えて死亡→フレンズ化→飢えて死亡… を繰り返しながら。まあそれは残酷だが、あるいはサンドスター空気に触れて初めて機能する、のようなことがあるかもしれない。

以上が仮説「スケッチブックちゃん説」である研究施設スケッチブックのめくり方などを伏線としての帰結としてフィットしていて、破られた最後のページに説明がつけられた。キュルルちゃんは絵をフレンズに渡すとき、丁寧にページを切り取る。最後のページが破られていたのは火急の状況下で焦っていたからです。皆さん納得できましたか? ボクはできません。なぜなら「ペパプが5人いる」から

一連の絵の中でライブステージで描かれたものを思い出してほしい。そこにはステージで歌う五人のペンギンアイドル、ペパプが描かれていた。しかし前期のペパプ復活祭ライブの話によると、初代ペパプは4人、二代目は3人、三代目が5人になった。三代目を結成したフレンズプリンセスは以前に居なかった五人目であることを気にしていたんだった。だからパークに来ていた観光客がペパプを見ていたとして、その人数が5人なのはおかしい。かつて観光客で賑わったジャパリパーク廃園し、パークガイドミライさんも職員を引き連れパークを去った。時が流れ、彼女が遺した帽子サンドスターが降り注ぎ、かばちゃんが生まれた。そんな時代になって初めてペパプは5人になった。実はペパプはコピーバンドだという可能性はありうる。開演時代にはオリジナルたる5人のペンギンアイドルがいて、閉園後に彼女らをパクってペパプが結成された、でもコピーバンドを人数減らしてやる意味があるだろうか? あるいは初代ペパプは5人だったということもありうる。プリンセスがパークの異変の中で夭逝し、だがその後の4人で長い期間頑張っていたので後世の記録には4人として残った。期せずしてプリンセスが救われる結果になりましたね。でもこの仮説、理屈は通るが、当たっていたとしても些末すぎて、説明されないだろうことが予想される。

時代に幅のある絵の内容。これを説明するうまい理屈はないだろうか。キュルルちゃん過去世界から来たのではないか。前期でミライさんが説明した、山頂のサンドスターロウフィルタリング装置の「四神」は説明の感じからすると、パーク職員が作ったものではないらしい。四神を作った古代人がそのサンドスター制御技術を応用してタイムトリップ装置を作った。これがケンキュウセンターの岩塊である。キュルルちゃんはそれに乗って過去からやって来た。しかし… なんのために? かばちゃん一行は四神位置を直すことでフィルタ機能正常化した。だが海底火山から漏出するセルリウム制御する装置は、おそらくあったのだろうが機能をなくしてしまっている。もし四神装置の修理のために過去からキュルルちゃん派遣したとすると、かばちゃんの奮闘のときに何もしなかったのはおかしいし、未来幻視できるレベル古代文明が、将来の位置のズレを考慮して装置保全するつもりなら、修理要員を派遣する前にまず固定装置を充実させるべきだろう。というかキュルルちゃんエンジニアには見えない。年齢が低いし、そも記憶を失ってしまっているではないか。ならばキュルルちゃん未来から来た。しかし… なんのために? 考古学者にも見えないので、パンフなどの資料を読んで好奇心をそそられたキュルルちゃんタイムトリップしてきた線は考えられるが、タイムマシンセキュリティが気になる。強固に利用者制限されているなら、キュルルちゃんはどうやってセキュリティ突破したのかということが引っかかるし、逆にガードがゆるいなら、なぜ一人しか来ないのかが疑問になる。並行世界から来た可能性はどうだ。しかし… なんのために? 絵に描かれていたペパプは楽しそうで、パークの様子には廃墟感はまったくない。なぜわざわざ廃墟の方の世界線に移動してくるのだ? 納得行く説明はつけられそうにない。

うまくいかないが、一連の絵は風景を実際に目で見たものではない、というアイデアはまだ活かせると思う。ジャパリパーク世界に、エリアを超えて通信する無線技術はなかった。そういうものがもしあったなら、かばちゃんがキョウシュウエリアを出立するときに、ボスが先の情報を教えてくれただろう。イエイヌが見上げた月を背後に人工衛星が浮かんでいた。この衛星最近打ち上げられたものだとしたらどうだろう。これを使って、ある職員がパーク内のラッキービーストネットワーク侵入し、パーク内の写真を入手した。父のディスプレイの映る写真を見て、幼い娘はスケッチブックに絵を描いた。写真に今昔が入り混じっているのはそのためである。この想像面白いが、写真があの道のり上に並んでいたことが解せない。ネットワークから引き上げたパークの風景写真を見ていたなら、それは時系列に並ぶか、ランダムになっているかするのではないか。なんでケンキュウセンターを起点とした特定ルートにそった並びになる? だめだ。わからない。

しかしわかることもある。けものフレンズ2はイエイヌ物語でもあった。探偵の二人、センちゃんアルマーさんはイエイヌの命を受けてヒトを捜索していた。捜査が強引なところもあってイエイヌは悪の黒幕のように描写をされたことがあった。キュルルちゃんイエイヌちゃんストーリーラインは二人が邂逅することで交わり、しかし結局二人は別れてしまう。別れは両者の納得したものではあったがすれ違い感は強かった。これが「おうちにおかえり」回である最終話タイトルは「ただいま」だ。イエイヌはキュルルちゃんの元へ向かうかばちゃん一行に加わってはいないが、ポッと出のゲストフレンズではない。

イエイヌはキュルルちゃんを見送ったあと、夜空を見上げ、ひとりドアを開けて自室に戻った。ドアには耳を模した飾りがついており、まごうことなイエイヌのための部屋であることが明示される。このシーンは驚いた。これは一体全体、どういうわけだよ? 「イエイヌの自室にドアノブがある」だと?

(続く)→ anond:20190318002745

2019-02-19

間違ってようがいまいが原作に合わせろよ

コピーバンドが偉そうに「歯でギターを弾いてもいい音は出ないんだよね。だから僕たちはやらないよ」とか抜かしてるのみて「すごい!教養に溢れてるわ!」なんて称賛されると思いますか?

2018-10-10

楽しすぎたAppleディス祭りMake By Google 2018〜

いきなり飛び出すリー動画

Make By Google 2018の冒頭はMake By Google 2018で発表されるであろうハードウェアYoutubeリー動画だった。

このスタートは今回のMake By Google 2018を象徴するものだったと言って良い。

「どうせバレてるんだったら面白おかしくやろうぜ!」というGoogleからメッセージだ。

Help! - The Beatlesコピーバンド

まりにも忠実に再現されていて気付かなかった人も居るかも知れない。

冒頭で流れたThe BeatlesのHelp!はコピーバンドによる演奏だ。

パクりパクられのIT業界ネタしたのか、それとも米Appleと英Apple(レコードレーベル)の商標係争過去にあったことを揶揄しているのか、それともその両方をアピールしたのか定かでない。

少なくとも判る人には判るネタを早速ぶち込むその姿勢に腹を抱えて笑わずはいられない。

Youtubeリー動画の次がコレって今回のMake By Google 2018に期待感が増す。

超強力な自然言語処理

次のパートではGoogleによる自然言語処理の優秀性をアピール

1400言語機械翻訳を処理しているとの発言は単純にスゴいなと感じさせるものであった。

その自然言語処理の強力さの証拠に今回のMake By Google 2018では驚きのリアルタイム機械字幕が付いていた。しかもほぼ誤認識なし。

ただこんなものは始まりに過ぎない。次のパート画像認識処理が本命だった。

画像認識処理はGoogle

そのスゴさは一発で理解可能もので、人間だけではなく犬の眼・鼻・耳すら認識し、Googleフォトからテキスト検索可能だと言う。

Google企業としての取り組み、リーク通りなPixel 3やPixel Slate、Google Home Hubの発表がされ、あーハイハイと見続けて居たが「次はスマートフォンの番だ」との発言から会場は一気に盛り上がる。

13連射撮影によるHDR合成では直接的にiPhone XSを引き合いに出し、iPhone XSよりも明るく写ることをアピール

Pixel 2の頃からカメラはウチだと言い切る大胆不敵なGooglePixel 3でも自信が溢れているようだった。

そしてシングルカメラによる被写界深度コンロトールも堂々と発表してしまうその姿に心が震えたギークも多いのではないか

なぜならシングルカメラによる被写界深度コントロールGoogleが先に実現していた技術であり、同じくシングルカメラ被写界深度コントロールができるiPhone XRをパクりだと揶揄したのだ!

SoCでは華麗にスルー

今回のPixel 3ではQualcommフラグシップSoCであるSnapdragon 845を搭載しているが、GoogleはこのSoC搭載によって向上した処理能力についてほとんど言及しなかった。

これは正しいと言えるだろう。もはや多くの人が察しているだろう、今回のMake By Google 2018のテーマの1つは明らかにギーク」だ。

AR技術であるARステッカーリブランドした「Playground」によって投射されたアイアンマンが登場したとき、ついつい「MARVEL!!!」と叫んでしまった同好の士も多いかと思うが、これはもうGoogleは「Pixel顧客はおまいらだ」と明言したと受け取って良い。

そう、顧客はおまいらなのだ。そうであるならば間違いなく数字はパワーだ!パワーはジャスティスだ!

ならばぶっちゃけ完成度が高すぎるA12 Bionicに対抗して処理能力の向上をアピールするのは得策じゃないだろう。

おまいらは知ってるんだ現状最強のSoCはA12 Bionicだと。わざわざ負ける部分をアピールする必要なんてない。

出荷される無接触充電スタンド

もうこの時点で馬鹿みたいに笑わざる得ないwww

Appleが去年発表した「AirPower」はiPhone XR/XS/XS Maxが出荷されても何故かユーザの手元には届かない。

でもAppleユーザ安心して欲しい。Google純正接触充電スタンドPixel Stand」はQi対応の様々なスマートフォンで使えるらしいので。ゴメン笑うw

いやぁ便利ですよね無接触充電ってwww

その他色々

すべての部分でAppleディスっても仕方がないので、Googleはその他様々なプロダクトを公開した。

その中でやはり注目すべきは「Google Home Hub」で、ホームIoTブランドの「Nest」を抱えている優位性はAppleが指をくわえて見ているしかない分野だ。

Appleもただ黙っているわけでなく「HomePod」などをリリースはしているがGoogleGoogle Home mini投げ売りのせいのあってか上手くはいってない。

Pixel SlateもCeleronからi7まで幅広いライナップを揃え、軽量なChrome OSと合わさり中々便利そうである

そもそも北米STEM(教育)市場ではChrome OS無双と言って良いほどのシェアを獲得しており、AppleだけでなくMicrosoftSTEM市場に興味を示してはいるが、Googleの牙城を崩せずにいる。

最後

もっと細かく語っても良いのだろうけど、実際の製品などに関する情報メディアサイトなどを読んでくれたほうが良いと思うので、そちらをどうぞ。

こういう「判る人にだけ判る」って部分を語れるのが増田の良い部分だと思う。

ホント最高に面白Make By Google 2018でした。

Make By Google 2018のアーカイブYoutubeで観れるのでどうぞ。

それでは、はてなブログなどのApple信者がどういう反応をするのかニヤニヤしながら眺める作業に戻りますね。

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