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2023-07-11

anond:20230711034533

こんな理不尽な目にあったら、相手を殺して刑務所行ったほうがマシだな。まあ、結婚してないか関係ないけど。

山下達郎微妙ファン微妙お気持ちを語る

anond:20230710020252


まず自分はサタデソングブックから山下達郎ファンで、自分音楽の嗜好に大きな影響を受けているし、コピーバンドも多くやってきた。

ただ聴くのは最近評価されているシティポップ文脈上にあるシュガーベイブ時代RCA時代が主で、特にここ10年位は新譜リマスターを出る度全部買いするほどではない。

達郎の存在を大きく感じているが、胸張ってファンを名乗るほどでもない、微妙ファンである

そんな自分が例のサンソンを聞いた後、整理し切れないお気持ちをつらつら書いてみる。

自分は正直今回のサンデーソングブックを聴くまでは、少々達郎氏に同情すらしていた。

ジャニーズ下請けみたいなもんだし、まぁ多少の忖度も致し方ないよねと。

松尾氏がSC業務委託関係にあるのは知らなかったけど、氏との親交は様々なメディアで見聞きしていたので

バッサリ解除はだいぶ物々しいけど、達郎も板挟みで苦労してるのかなと。

からサンソンでは忖度否定しつつ、ジャニー喜多川氏の一連の疑惑についてはひとまず調査チームの報告を待つ程度の当たり障りない報告をして、場合によっては今後の対応決めるまでの時間稼ぎにサンソン休止もあるかも、位に思っていた。

ところがいざ蓋を開けてみたら、松尾氏との今までの親交は全否定

松尾氏の提言根拠のない憶測による批判と斬り捨て、それが解除の一因と認める(そもそも社長に一任なのに達郎が「認める」っておかしいが。そして色々他にも論理矛盾があるが)。

それどころか松尾氏の他のやらかしまで仄めかす。

(この辺りの達郎の言い回しは是非Radikoで聴いて欲しい。文面以上の怖さ、冷たさがある)

ドン引きだ。こんなん実質松尾氏の公開処刑やん…

これ聴いて今後松尾氏に仕事頼む奴おる?

事実音楽メディアは腰が引けた報道しかしていないし、業界人も多くはダンマリ

達郎がジャニーズ忖度した結果だった方がずっとマシだった。

実際は達郎こそが忖度要求し、少しでも異を唱える者を切り捨てる側だった。

ショックだった。

日々理不尽忖度根回しを要求され、少しでも異を唱えれば切り捨てられる。

そんな日々の辛さを癒してくれるのが音楽であり、達郎の言う「市井の人に届ける」はそんな自分のような者に寄り添う音楽を届けてくれるものだと勝手に思っていた。

そんな自分が一番見たくないもの、聴きたくないものを聴かされた。

今まで抱いていた勝手な期待が裏切られた。

その後達郎は延々とジャニーズ愛を語った後で「これを忖度と感じる人は私の音楽不要とする人だ」と言い放つ。

達郎の方からの絶縁宣言である

信者なら「自分こそが選ばれしファンだ」と狂喜しただろうけど、自分はもうだめだ。ついていけない。

そもそも達郎はサブスク拒否し、物理のみでやっていくと宣言しているから、新作を逐一追わなくなった自分のようなファンはもはや邪魔ノイズしかないのだろう。

これを聴いてしまった以上、今後はどんな気持ちで達郎の音楽に接すればいいのか。

作品と作者の人格は別だ」と力説した達郎が、その舌の根が乾かぬうちに「俺の言うことが分からない奴は俺の音楽聴くな(意訳)」と言っている。

「ああわかったよ。もう聴かねえよ」と吐き捨てたい一方で、達郎の音楽は達郎の思う形ではないにせよ自分の中で大きな位置を占めているのも事実だ。

サンソンで知って聴くようになった数々の音楽も、達郎と紐づいてしまっている。

新興宗教の元信者のようなといえば大袈裟だが、それの縮小版のような複雑で空しい気持ちを抱えている。

唯一今回の騒動の中でほっこりしたのが七尾旅人ツイートだった。

https://twitter.com/tavito_net/status/1678010883971366913?s=61&t=4yrPjfd_pvJEGuUfn5NXxw

七尾ビジネスパートナー、いいなぁ。

斉藤和義氏が政治的発言をして炎上した時も、事務所社長浜田省吾がのらりくらりと庇ったりしていたよなぁ。

というか、SCというか達郎もこういうミュージシャン多様性を認める懐の深い奴だって勝手に思っていたんだよな。

松尾氏の契約マネージメントと違うし、バックグラウンドも違うから一概には比較できないけど、もう少し血の通った解決はできなかったのか。

できないんだろうな。達郎はそういう奴じゃなかったんだ。

anond:20230711115807

わかるのは、日本の少なくとも野球界は、親と比べられてイジられ続けて、思春期を迎える前に野球をやるのが嫌になるのが普通なんだろうな、ということ。とくに野球部なんて、理不尽しごきいじめがひどいことが多いし。


そうした日本特有視線プレッシャーを意に介さず、野球を続けてプロになった、というだけでも本当にすごいことなんだと思うよ。

anond:20230710122151

対戦相手を倒す系のゲームについて、擁護のツリーをつけておく。

 

暴力を好むようになる可能性については、気にする必要が無い。

専門の研究によって、コンテンツ嗜好と成年後の暴力性に関係がないことが分かっている。(関係あったのは家庭環境の悪さとか)。短期的には少し関係がある。

わかりやす説明をすると、ジャッキーチェンカンフー映画を見ると、しばらくカンフーの物まねをするようになる。クレしんをみると悪戯するようになる。だが大人になってから性格にそんなことは関係ない。そういうこと。 

 

しろプラス指向が期待できる。

部活動などで、生きている人間と本気で対戦した経験は、成人後の成功度合い(収入によって測定)に相関があるとされる。

まあリアル経済社会は生きてる人間との対戦だからな。

そこで負けたからってへこたれたり、対戦自体から逃げたりしてたら、成功は望めないのだ。

理不尽に味方に足を引っ張られて負ける、対戦相手にに勝てなくて怒る、そういう経験は貴重だ。

  

 

心配するとしたら、ゲームしすぎることによる筋肉の低下だろうな。

これはマジで近年の子供で心配されるやつだし。

完全なフェミニストになりたかった

離婚裁判で明らかに妻有責なのに「早く離婚する為慰謝料(手切れ金)払って離婚した」という結果に対し

無能弁護士を雇うからそうなる!有能弁護士を雇えば良かったのに」みたいなレスがつきがち。

でも実際に離婚裁判にも関わる身としては「そうはならないよ…」と言いたくなる。


離婚裁判が長引けば長引く程、裁判に関する費用だけでなく、相手に支払う婚費も積み重なる。

例えば夫無職で妻有職場合そもそも前者の様な社会クズは婚費も慰謝料も支払わないし妻側もさっさと離婚したいか泣き寝入りする事が多く

一方夫有職場合は支払い義務は当たり前に発生するし妻側も当然請求するので、婚費は実質ほぼ妻側が受け取れる有利な権利となっている。

婚費は法律上決まっている事なので、当たり前の話だが裁判が長引けば長引く程婚費も嵩む。

(ワザと長引かせる様なテクニックアドバイスをする同業も勿論いる…)

離婚したい程の相手に対し毎月1020万も支払わねばならないというのも夫目線からすれば理不尽だろうし相手有責なら尚更。

仮に裁判を続けた結果相手慰謝料請求となっても、その間の婚費でトントンとなれば良い方で、実際はマイナスなケースが多く

更に言えば後述する理由で思う様な結果にならない事の方が多い。

裁判にかかる時間プレッシャー一般的社会人にとっては多大なストレスだろう。

裁判が長引きそうなケースは「損切り」「敢えて折れる」方が結果的にはダメージが少ないだろうと考えている。


以上の事を踏まえた上で依頼人には説明するのだけれど、これがまあ中々納得してもらえず、揉める揉める。

「(私が女性から)妻の味方をするのかー!」「相手が悪いのに何でこっちが慰謝料払わきゃいけないんだ!」みたいな感じで逆ギレされる事もままある。

でも結果的には折れた方が有利なんだよ…って説得はするけど、結局弁護士ジプシーになる依頼者もいる。

その後の結果は知らない事の方が多い。恐らく余計に金と時間だけかかって徒労に終わっているだろう。知っているケースもお察しだ。



家庭内出来事なんて密室だし証拠(録音・録画など)が無い事の方が多い。

仮にあったとしてもそれが必ずしも有利になるとは限らない。

裁判とは突き詰めてしまればどれだけ裁判官を納得させられるかの勝負であり、極論、圧倒的に妻有責のケースであって更に客観的証拠があったとしても

「私は悪くない!アイツ(夫)が悪い!アイツのせいで私はおかしい事(有責)をしてしまったのー!」という被害者染みた言い訳

判決を下す裁判官が『納得』してしまえば妻側が勝ってしまうのだ。


それに体感としては総じて離婚関係裁判場合は「夫(男)に問題があり、妻(女)は被害者である」という通念が根底としてある様に思える。

これは平成以前の女性人権がまともに無かった時代判例や流れを未だに引き摺っているのも大きい。

例えば、夫が妻から長年のDVを受けて遂に棒や包丁まで持ち出される様になり、とっさに突き飛ばししまった、なんてケースでも

突き飛ばしたのが「DV」とされ、多大な慰謝料を取られ夫側が敗北したケースも知っている。(DVを受けた証拠は一応あったケース)

担当した方は夫側に親の仇の如く恨まれ罵られたがどうしようも無かった。


逆に言えば妻側が依頼人として担当するケースではこれ程やりやすい事は無い。

妻は女性被害者であり、浮気や使い込みなどの有責事項はストレスで仕方無くやってしまった事であり

それには被害者的側面があり、妻側に対し負担をかけた夫にその責任がある、という主張をすれば良いのだから

まともな依頼人なら良いが、中にはさすがに自分でも擁護出来ない様な酷い女性もいる。

「もはやこれは結婚詐欺では?」そんな事を言いたくなるケースもあった。

結婚した途端、無断で仕事を辞め貯金を使い込み浮気をし責められればDVを主張してある事無い事言い回って夫を追い込む…

こんな人間と当たる事がこの仕事をやっていると少なくない。


別に社会正義を気取っている訳でも無く、必ずしも人の役に立つ仕事だとも思ってはいないが

結果的には有責の人間擁護彼女らに苦しめられた人間をより追い込む事に協力しているのだから

今までの感謝された回数と恨まれた回数を思うと後者の方が多いのでは?自分仕事の意義は?

などと良心の呵責というものに苛まれる様になった。

「(結果に)納得がいかない!男女平等じゃないだろ!ふざけるな!」と怒る人もいた。

かにその通りだ。離婚裁判には明らかに勾配がついている。

有責の相手にも慰謝料支払って損切した方が男性にとっては最適、だなんて本当は言いたく無いが、現実から仕方ない。

仕方無いのだけれども、仕方が無いと割り切れない自分もいる。

当事者からしたら納得出来ない、受け入れ難い、理不尽だ、差別的だ、などと怒り嘆き苦しむ感情想像出来てしまうからだ。



いっその事、もしも自分が完全なフェミニストであれば、こんな身勝手良心の呵責なんて覚えなかったかもしれない。

女性権利だけを主張し、相手の事など気に留める必要も無く、妻の味方に最大限立つ事に対し、何ら躊躇も無かっただろう。

中途半端フェミニズムと、中途半端倫理観が、私自身を苦しめて続けている。

2023-07-10

恋人相手理不尽駄々をこねる女

子供反抗期みたいなもんで愛情確認でもしているのかと思っていたんだけど、ここにも山ほどいるように、相手がいないところでも文句垂れているんだよな。

ただ頭が悪かったり根性が曲がっているだけなのだと思うと、愛情が薄れる。

就職が出来ないまま、アラサーになった。

どこに吐き出せばいいのかもわからない自分気持ちと、きっと誰の記憶にも残らないであろう自分人生増田に投下したい。

要旨はタイトルの通りでしかないが、就活に失敗し続けて無職のままアラサーを迎えてしまった。今年はもう就活すらしていない。

就活は売り手市場だなんだと聞いていたが、それは結局平均的にコミュ力のある人間にとっての話であって、自分のようなコミュ障で陰気な人間にとっての話ではないのだなと痛感した。

ふと思い返せば友達が居た記憶があるのは小学生の頃までだったし、その頃もたまたま流行っていたポケモンに詳しかたから仲間に入れてもらえていただけだったんだろうなと今になって思う。

中学入学したあたりでクラスバラバラになり、小学生の頃のグループ自然消滅してしまった。

誰にも声をかけられることはなく、かといって声をかける勇気もなく、本当にただ孤独に過ごしていた。

部活にも入らなかった。正確には入れなかった。

聞こえてくる話を聞く限り、中学入学した時点で皆は入りたい部活まで既に決めている人が多かったようだった。

特にスポーツ経験もなく、かといって文化的素養もない俺にそのようなものはなかった。

「この部活に一緒に入ろう」と声をかけてくれるような人も当然いなかった。

経験部活の仮入部に飛び込む勇気もなかった。気がつくと入部届の提出日は過ぎていた。

そこから孤立の日々だった。

友達はもちろん欲しかったが、既に俺以外の人たちで完結しているように見えたコミュニティに入り込めるような人間ではなかった。

最初入学式の時点で、席が近い人たちか、同じ小学校出身の人たちで話して仲良くなっていた。俺だけが孤立しているような錯覚を覚えて、行きたくもないトイレに逃げて泣きそうになったのを今でも覚えている。

中学生にもなると皆携帯を持ち始めるようになっており、誰々とメアドを交換したとか言う話題が聞こえるようになった。

親にねだって携帯を買ってもらった。結局誰1人としてメアドを交換することはなかった。

中2の時だったと思うが、モンスターハンター3rdが学年中で流行っていた時があった。

みんなで放課後に誰かの家や公園で集まって一緒にプレイしているような話が聞こえてきた。

親にねだってPSPモンハンを買ってもらった。話しかけてもらいたくてわざわざ学校PSPカセット持って行き、わざと休み時間に机の上にそれらを出した上で寝たふりをしていた。

国語先生に見つかって取り上げられ、皆の前で叱られ、反省文を書かされた。あの瞬間が中学生活の中で1番みんなからの注目を集めた瞬間だったんだろうな。悲しすぎる。

今にして思えば、ポケモンに詳しかたことで仲間に入れてもらえた小学生の頃の成功体験を引きずり続けて、同じ手法でなんとか挽回しようと考えている自分の浅ましさがもう情けないよな。

勉強だけは頑張った。成績が良かったテニス部クラスメートが色んな人に「勉強を教えて!」と声をかけられているのを見たからだ。それもまた、今思えば笑ってしまうくらいに浅はかだけれど。勉強ができるから声をかけられていたのではなく、テニス部の人気者だから勉強理由に声をかけてもらえてただけなのに。その構造を見抜くだけの頭の良さは残念ながら当時の私は持ち合わせていなかった。

勉強甲斐あって、地元で1番の公立高校合格した。親以外に祝っては貰えなかったが、それでも良かった。

合格と同時にiPhoneを買ってもらった。LINEインストールした。

中学の頃は初手で部活に入ることに失敗したことや、コミュニケーションを取ろうとアクションする前に既に人間関係ができてしまっていたことが敗因であると考えていた。今回は入学式の日からちゃんと人に声をかけると強く決意した。

失敗した。

出身中学が同じもの同士で既に固まっていたし、何より塾が同じもの同士での結びつきもかなり強固であった。

3~4日目にして、ついに席の近いクラスメートが声をかけてくれたことでクラスラインに加入することには成功したが、人数から察するに私が最後メンバーであった。

私が入った頃にはクラスラインでの会話は殆ど無く、既に仲の良いもの同士でより小さなグループを作ってそこでコミュニケーションをしていた。

同じ塾での繋がりから合格発表があったその日には学年のグループができており、入学式の日にはもうクラスラインが出来ていたらしい。

結局、中学生の頃に友人を作れなかった負債高校生になっても苦しめられるのかと思った。

部活動にも入ろうと思った。未経験でも最初の入部の時点であれば飛び込めるのだと学んでいた私は、新歓で惹かれた剣道部に入部した。

2ヶ月で辞めた。

私以外の入部者が全員経験者であり、初心者が私しかいなかったからだ。

先輩はもちろん自分のために練習に付き合ってくれたが、同級生や先輩達のレベル自分立ち位置があまり乖離しており、自分1人だけが別で初歩的な練習をしているのが、晒し者にされているような気がして嫌になり、逃げ出してしまった。

自分けが初心者だという引け目から同級生ともろくに話せずに終わってしまった。

ここで投げ出さなければ…と今なら思えるが、やはり当時の自分には無理だったのだろうなという諦めのような感情もある。

同じような基礎練習に打ち込む初心者がもう1人でも居れば…と仮定しては、さも自らが理不尽な状況下にあるかのような想像をして自分正当化しようとしていたことを何故か今でも覚えている。

幸いだったのは学校自習室があったことで、これにより部活動の時間分を自習室勉強することで、親には部活動を続けているようなフリをし続けていた。今思えばバレていたのだろうか。

中学の頃から帰宅部であり、友人と遊ぶようなそぶりすら見せてこなかった俺を、親はどう思っていたのだろうか。

何も言わないでいてくれた親の気持ち想像すると、胸が苦しくなる。

高校Twitter流行った時期もあった。例に漏れず私もアカウントを作った。当時のTwitterはまだ身内感が強かったこともあり、高校名や氏名で検索しては片っ端から同級生フォローした。

フォローバックも多少はしてもらえたと思う。

しかしながら、結局何もツイートすることはできず、ただ同級生の動向を監視しているだけの気持ち悪いアカウントに成り下がっていた。

一言も喋らない陰気な奴が変なことをツイートしたらどう思われるのだろうかと、怖くて何もツイートできなかった。

一瞬、LINEツムツムが流行たことがあった。

LINEを交換しているもの同士でスコアランキング形式で共有されるのだが、たまたま引いたマレフィセントというツムで圧倒的なスコアを叩き出したことがあった。

その時にクラスメートが「上手いんだね!」と声をかけてくれたことがあったが、気の利いた返しが浮かばず、ぎこちない笑みを返すことで精一杯だった。

3年以上碌に会話をしていないのだから当たり前なのだが、もはや会話をするという行為自然には出来ないようになってしまっていた。うまく言語化できないが、相手の言っている内容を理解した上で、それに対する返答をいくつか頭で構成し、そのうち最適なもの選択して口からアウトプットするという一連の行為自然に出来ないようになってしまっていた。目を合わせるだとか、自然な表情を作るだとか、そんなことは言うまでも無くできなかった。

その会話での失敗は自分の中でも忘れられず、次に同じように話しかけられた際の返答を何度も何度もシミュレーションした。

ツムツムも継続してスキルを磨き、ランキングではトップを取り続けた。

当たり前だが、次の機会は来なかった。

高校3年間は最も密度の高い青春の3年間だったと知り合いの誰かがTweetしていたが、俺の3年間は思いつく限りの思い出で上記限界だと思うと、本当に虚しい気持ちになってしまう。

大学は通える範囲にある旧帝大合格した。

今度こそ失敗しないようにと臨んだが、やはりダメだった。

講義における自由な席のシステムや、そもそもクラスなどが存在していないという状況で、自ら人に話しかけるだけのスキルを持ち合わせていなかった。出身高校予備校基本的には違うはずなのに、即座にそれぞれで仲良くなれていたのが不思議で仕方なかった。

サークル新歓にも行った。バーベキューだった。同じ机に先輩が2人、新入生が3人の5人で座っていたのだが、気がつけば私を除いた4人での会話になっていた。

先輩が時折私に話を振ってくれていたのだが、明らかに気を遣ってくれているのだとわかり、余計に苦しく、惨めだった。

新歓用のライングループがあったようだが、私には加入の声もかからなかった。

勉強に逃げようと思ったが、逃げる先も見つからなかった。

自ら興味のある分野を見つけ、そこに飛び込むだけの主体性すら持ち合わせていなかった。

テストは同じ授業の過去問を持ち合わせているかどうかで対策の可否が大きく変わるものだった。友達のいない私には非常に厳しかった。

授業に一度も来てないようなテニサーの奴よりも、私の成績の方が悪かった。友人は居なかったが、それでも勉強だけは出来た自分にとって、学業の成績は唯一の精神的支柱であったのだろう。かなりメンタルにきたのを今でも忘れられない。

しかし、そうは言っても今更友人を作ろうと発起するのも見苦しいように思えて、結局何の行動も起こせなかった。

ゼミはそれなりに興味のあった行動経済学ゼミを志望したが、人気ゼミ面接に通るはずもなく落ちた。

結局、不人気な統計学ゼミに入った。幾つ上かもわからない留年生と私の2人だけだった。

自分存在は何度も留年を繰り返す謎の男と同じ程度なのだと言われているようで苦しかった。

そして就活の時期を迎えた。

まず情報弱者だった自分は出だしからつまづいた。

講義室で聞こえる会話で周りが既にインターンというものエントリーしていることを知った。その後、焦って就活について調べ始めるものの、そもそも特にやりたいこともなく、また、特段興味がないものに対して熱意があるかのように見せられるだけの技量もなかった私は、悉くインターンにも落ちた。

志望動機経験(あまり好きではない語彙だが「ガクチカ」と呼ばれるもの)に嘘や誇張した内容を書くような人々を見下していたが、結局採用されるのは見下していたはずの人々だった。

奴らは汚いことをしているのだと内心見下すことで、倫理的には彼らより優位にあると思いたかったのだと思う。そんな卑屈さで小さなプライドを守ったところで、何一つ実利はなく、ただ不幸になるだけだということに気づけなかった。

その後、大学名の威光もあってか1dayのインターンには通ったものの、グループワークが中心の1日に馴染めるはずもなく、ひたすら透明人間を演じた上で、最後儀礼的に連絡先だけを交換して終わった。

同じグループの人は関関同立(関西ではそれなりの地位にある大学群)の同学年だったが、グループワークでのリーシップの発揮ぶりは私とは比にならなかった。社員の見る目も違っていた。もちろんその後を知ることはないが、きっと大手企業内定を得て働いるのだろうなと思う。

休みの会話で、高校は私と同じ地域にある偏差値50程度の私学であることを知った。指定校推薦大学に入ったらしい。

学業しか縋れなかった私は、恥ずかしながらも内心では関関同立を見下していたし、偏差値50程度の高校に行った人とは今後交わることすら無いものだとすら思っていた。卑屈な選民思想を持った自分が恥ずかしかったし、完全に下に見ていた人々にも逆転されたという事実を突きつけられたのはかなりショックでもあった。

後日講義室で聞こえてきた「1dayインターン意味がない」という言説を信じ、1度きりで申し込むのを辞めた。今思えば、傷つきたくないがために縋ってただけなんだろうな。人は信じたいものを信じるように出来ているとはこういうことなのだろう。

そうこうしているうちに、気がつくと本選考の時期が到来した。最終的に50社くらいはエントリーしたと思うが、全落ちした。

就活対策の本を立ち読みしたが、内容のバカバカしさに呆れて買うこともしなかった。ここで変な意地を張らずに素直に買って、その内容を再現できていれば結果は変わったのだろうか。正直そうは思えないが。

他にも面接対策をやっているサークルの一室を訪れようとしたが、室内の華々しさに気圧されて扉の前で踵を返してしまった。

あんな楽しそうに就活に臨んでいる人々はどうせ碌な結果を得られないのだと自分に言い聞かせて帰路についた。

ゼミ教授の勧めで留年することにした。

無職で世に放たれるよりは学生身分があった方がいいとの計らいだった。多分留年を繰り返していた彼も、同じような配慮留年を続けていたのだと思う。本当に有り難かった。

しかし翌年の就活も失敗した。諦めて卒業した。

結局、面白くもないyoutubeを観ていただけの1年だったと思う。観ていた動画の内容すら思い出せない。

卒業の翌年、公務員試験を受けることにした。

勉強だけは出来たのだから学業勝負するのが自分にとって最適な戦略だと今更思い至った。

予備校に通い勉強をしていた。数年振りに自分の得意分野で勝負ができて、純粋に楽しかたことを覚えている。

筆記試験には合格したが、その後の面接(厳密にはこれも試験という名前ではある)で落ちた。

国家だけでなく、地方すらも落ちた。

周りを見るに自分と同程度にはコミュニケーション能力が疑わしい者も散見された。少なくとも就活面接では考えられないほどにレベルは低かったと思う。それでもダメだった。

いよいよ俺に出来ることはないんだろうなと深く絶望した。

無職の悪いところだが、時間だけは無限に持て余しているせいで、絶望的な場面が何度もリフレインしてしまう。

あの時こうしていたら…という後悔があまりに多すぎる。

どこが俺の人生の岐路だったのだろうか。

どうしていれば俺はこうならずに済んだのだろうか。

1年引きこもってもその答えは出せずにいる。

何度考えても、命を絶つ他にないんだろうなとは思うのだけれど、それにしたってどの選択を取っても両親に多大なる迷惑をかけるんだと思うと踏み切れない。

ここまで育ててくれて、何も言わず無償の愛を注いでくれた両親に、最期に出来ることは何かないだろうか。

こう振り返ってみても、本当に家庭環境も含め、両親には恵まれ人間だと想う。だからこそ、その結果がこのザマで本当に情けなく、申し訳ない。

せめて迷惑だけはかけずに、ただ俺1人だけが苦しむだけで済むような方法を取りたいとは考えているが、それすら踏み出せないのかもしれない。

ここまで読んでくれて本当にありがとう

想像の通り俺に友達なんてものは1人たりとも居ないし、今まで生きてきた人生も、今まで抱いた感情も誰にも共有できず、誰の記憶にも残らずに終わったんだと思う。

その意味で、誰か1人でもこれを読んで、誰かの記憶に少しでも残ることができたかなと思うだけで、なんとなく心が軽くなった気がする。

増田があって良かったよ。ありがとう

2023-07-09

嫌なら見るな』というなら押し付けるな

タイトルでもう言いたいことは終わりなんだけど書かせて欲しい。

とある配信者の推しがいる。推しは歌が上手くて教養があっておしゃべりが面白くて好きだ。ガチ恋とまでは行かない(別に結婚したくて何万も貢いだりするとかはしていない、位に思って欲しい。ただそういう妄想をして楽しんだりは全然してしまうから、それをガチ恋と言われるならそう呼ばれても別に否定はしない)。推しが出ている配信はできるだけ見たいと思っているんだけれど、推しと私が嫌いな配信者(仮に以下●●とする)(嫌いとはまた違う気がするのだけれど、嫌いって言ったほうが分かりやすいのでこう書いた)と一緒に配信する時がある。

そういうときこちらも泣く泣く諦めてその配信は見ないことにしているし、なんなら存在すら脳内から消すことでなんとか平静を保てるのだけれど、いかんせん真っ当な推しファンの人から見たら推しと●●は非常にいい組み合わせらしく、根強いファンファンアートも沢山生成されている。それぞれ別の配信で同じ歌を歌ったと言うだけで一枚絵に推しと●●が描かれているだけで腹立たしいし、多人数コラボ推しと共に●●が出るだけで見ないという選択肢が出てくるレベルなのだけれど、なんとかワードミュートしたり絵師ブロックしたりで耐えている。

それなのに、私が推しを好きだと言っただけで『●●とのコラボいいよね!』『●●との歌の相性凄いよね!』などと●●の名前を出してくるのはやめてほしい。これはワガママなのだろうか。嫌なら見るなとみんな言っているから頑張っているのに、推しが好きなら●●も見て当然、という風潮を私はどうしたらいいのだろう。あとこれは私怨だが●●推しの『(推し)さん、●●をお願いします』という押し付けをされるのはあまりにも理不尽ではないか?私の推しは●●の保護者じゃない。

これを見ている皆さんはこんなことしないで欲しい。セット売りされてそれが市民権を得ているからといって目の前の片割れ推しがもう片割れを好きだとは限らないんだからな。

anond:20230707223530

たとえば、馬鹿ほど高額な手術費が必要家族のために銀行強盗した、って人がいたとして、手術で助かった家族は同じこと言うだろうか?

「でも銀行強盗は悪だ、だから、対案がなくちゃダメなんだ!」と。まあ、言わないだろうね。

なぜなら、そんな対案あるわけなかった、だからこそその人は、間違ってると分かっていても”それ”をするしかなかった、と分かっているから。

そういうことが、世の中にはある。

それは「銀行強盗正当化する」という話ではない。そうでなくて、時には「悪にならざるを得ない」ことが人生にはある、そういう理不尽が世の中にあるという話なんだ。あなた必要なのは、それを理解することだ。そして、できれば、今後はそういう理不尽がなくて済むよう世界を少しでもマシに変えるために努力する、というのが大事ことなんではないだろうか。冒頭の例にあげた「強盗するしかなかった人」のためにも、ありもしない”対案”とかじゃなく、そもそも「そんなことが必要ない社会」を実現するために何ができるかを考えるべきだと思う。

2023-07-05

(13回目の追記:2024/2/3)「完結済み」のおすすめ漫画教えて

先日もおすすめ漫画エントリあっていくつか買ってみたけど(俺は元増田じゃないよ)、完結済み限定おすすめを知りたい欲張りな増田です。

連載中のも読んでるけど新刊出るたびに過去巻読み直しが発生してそろそろ辛くなって来た。あとマンネリ、引き伸ばしが顕著になって嫌になってしまパターンや、休載も辛い!

連載中金落とさない悪い読者だとは思う。すまん。

以下増田の好み、古めが多いけど新しいのでも全然良いです。

●好きな完結済み漫画

のだめカンタービレ クラシック好きになった → 誤記「のダメ」ご指摘ありがとう

寄生獣 コメント不要

神々の山嶺 絵もストーリーもいい

アドルフに告ぐ 完璧では?

火の鳥 完璧では? → そう、未完でした。ご指摘ありがとう

きりひと讃歌 そもそも手塚治虫でハズレ引いた記憶なし。アトムなど少年向けは読んだことないのでわからんけど

こち亀 30から60巻台までが至高派

ブラックジャック 説明不要

約束のネバーランド 絶望的状況「でも誰も死なないんだろ」の安心感嫌いじゃない

ゴールデンカムイ チタタプ可愛い樺太俺の中で真っ白だったのに色がついた

ヒカルの碁 成長譚好き

暗殺教室 絶望的状況をアイデアで切り抜けるの好き

ドラゴン桜 これも成長譚

ヘウレーカ この短さでこの面白

賭博破戒録カイジ 主人公がああでもないこうでもないと思考巡らせる話も好き → 「カイジ」連載中、ご指摘ありがとう

最強伝説黒沢 主人公がああでもないこうでもないと思考巡らせてろくでもない決断するのも好き

進撃の巨人 突拍子もないアイデア説得力持たせるの好き

デスノート L以降も好きだよ。高田可哀想。Lとニアメロの絡みがあったら完璧だった

ウシジマさん オムニバス形式あんま読まないがこれはよかった

スラムダンク やっぱいい、映画ラスト無音、ずるい!泣きたいのに恥ずかしくて泣けないじゃないか

タコピー原罪 じーんと来た。救いがあって良かった

伊藤潤二 じめっとグロいの好き

梅図かずお じめっとグロいの好き。Googleで「12歳 漫画」と「14歳 漫画」で画像検索してみてほしい

ひぐらし 漫画じゃくなくサウンドノベルだけど。伏線回収お見事です

●好きな連載中

宇宙兄弟 素晴らしい、みんな熱いのに暑苦しくない

SPY×FAMILY ストーリーキャラ世界観も好き

キングダム インフレ気味で心配史実ありきだけにどうやって風呂敷畳む? 好きから評価保留になりかけてる

推しの子 ミステリも成長譚も群像劇も全部いい。ネット民描写好き

ヒストリエ 一番好きかも。一番完結しなさそうだけど

グラゼニ 面白いのにやはりオムニバス積読になりがち

ミステリという勿れ 同上。でもいい

菌と鉄 数話のみ読んだ。たまったらまとめ読みしたい

小悪魔教師サイコ 広告釣られて読んだ。今のところ楽しめてる

メダリスト 前の増田ブコメおすすめで読んだ。素晴らしい。ミミズとか小物遣いうまいよな。

次点(楽しめたが引っ掛かり要素大きめ)

鬼滅の刃 楽しめたんだけど鬼殺隊が子供たち殺しすぎなのが終始心に引っかかり続けた漫画。鬼との戦闘じゃなく選抜試験でだよ? 他の方法ないんか?

ドクターストーン 進化いいねラスト引き伸ばしならぬ駆け足だったのが残念。宇宙まで広げちゃうとそうならざるを得んのか?

アイアムアヒーロー 途中からグダグダになったよね? あんな畳み方せんでも

メジャー 強キャラに試練与えるのは良いがケガを根性で克服は無理。キャプ翼で飽きた。余談だが吾郎を超える逸材がリアルで登場するとは思わなんだ

彼岸島 途中からグダグダ系。ネットたらみんな同じ感想安心した

チェンソーマン 俺はあの作者そこまで意味とか考えてないと思う。2は読んでない

食糧人類 過激広告に釣られて読んだが過激シーン一点突破すぎた

生贄投票 同上。小説クリムゾン迷宮は好きなんだが何が違うんやろ

エデンの星 これもブコメから。パッとみて楽しんでパッと忘れる系

評価保留の連載中

ブルーロック 1ページめで新入職員アンリがいきなり会議仕切ってるとこでおいおいってなった。おカッパ含めなんであん連盟内で権力持ってるの?今後語られる?

最果てのソルテ これもブコメから。まだ夢中とまではいかず。完結心配

はじめの一歩 世界取らせてあげてー! 全部難敵、全部苦戦やっぱあかんよね。超強敵圧勝して成長実感とか、安牌に苦戦して挫折とか、メリハリが欲しかった

大きく振りかぶって 一打席にどんなけ話数かけんねん。あとプロでもそんなコントロールないで

テラフォーマーズ グダグダ系。残念

●人気だが俺は無理かも

ジャイアントキリング なんでかハマらんかった

ベルセルク 重すぎて2巻で挫折

ジョジョ 第3部一巻のみ購入。ページが進まん

蟲師 一巻で挫折。静かで淡々とした話なの?

全体的にきっちり伏線回収してるのが好きみたいです。あとありえない世界観説得力持たせてるのとか、絶望的状況の克服とか。

よろしくお願いいたします。

追記

40ブクマですでにいっぱいおすすめが集まって嬉しいです。

あともちろんトラバのほうもすべて目を通してます

このあとももちろんすべて目を通させていただきます

あと今回自分でひとことコメントつけることで自分の好みがわかってよかったという副次効果もあった。今回おすすめされて買ったのもコメント書いていきたいと思いました。

> 完結済みの火の鳥ぼくもほしい

すみません!ぼくもほしいです

> 何だよ「のダメ」って

しました!

> 「カイジ」完結したの?

読んだのは破戒録のみでした・・・

> 彼方のアストラ

前の増田おすすめにも名前上がってたので購入済み

今回も名前出てきてるので読むの楽しみ

追記2023/7/6 未明

うわーーー。めっちゃ伸びてる。ありがとうございます

ブコメトラバの伸びをチェックしつつ、さっそく「彼方のアストラ」を一気に読んでました。

おすすめしてもらった10%もチェックできてないけど、とりあえず買ったものなどご報告。

●読んだよ!

【彼方のアストラ 全5巻】 最高すぎた。ストーリー世界観伏線回収、キャラテンポすべて文句なし

●買ったよ!(巻数は自分メモ。とりあえず1巻のみを購入)

ハイパーインフレーション 全6巻、レイリ 全6巻、七夕の国 全4巻、イムリ 全26巻、BANANAFISH 全19巻、ストッパー毒島12巻、プラネテス 全4巻、やり直し姫は夫と恋したい 全31巻(kindle無料と聞いてとりあえずDL、買ったとは言わないが)、嘘喰い 全49巻、ハイキュー 全45巻、ムジナ 全9巻、鋼の錬金術師 全27巻(Kindle Unlimited)

正直上記以外にもそそられたコメントがたくさんあります。ありがたいです。Wikipediaで各作品の巻数とあらすじチェックしながら物色してる。

また名前上がった中では漂流教室帯ギュブッダ七色いんこ陽だまりの樹銀河鉄道999既読でした。全部「好き」に分類されます。999はアニメ子供のころメーテル怖かったんだが大人になってみると色っぽくて惚れた。あとやっぱジョジョはもう少し頑張って読み進めようかと思いました。

追追追記2023/7/7 未明

そろそろホッテントリ落ちそうだし見てる人もあんまいないだろうけど追加しときます

●読んだよ!

ハイパーインフレーション 全6巻】 序盤「ショタ興味ないし誰に感情移入すればええの・・・?」→終盤「うぉおぉぉぉぉぉ!」。元ネタパロディ探しも楽しかった

追追追追記2023/7/8

追記しこしこ書くのが楽しくなってきた、すなわち追記のための追記

●読んだよ!

レイリ 全6巻】 だめだ・・・なすぎる・・・歴史の小さなさな点をかき集め紡いだ限りなく細く美しい線!究極のエンタメにしてアート!至高の叙事詩褒め言葉ハイパーインフレーション! ヒストリエに似たアプローチだね。

追追追追追記2023/7/10

「チ。 全8巻」と「サマータイムレンダ 全13巻」を購入。楽しみ。あと「七夕の国」を読み始めたのだが、鳥と手と太陽家紋(?)を見た瞬間、既読だったことを確信しかしなぜかストーリーをまったく思い出せず(私にはよくあること)。こちらも楽しみです。

●読んだよ!

ストッパー毒島12巻】 野球好きなのでチョイス。映画メジャーリーグ」や昔モーニングで連載していた「REGGIE」のように気軽にサクサク楽しめる。スポーツ漫画リアル路線が好きなのでその点もグッド。酷使もまあ時代相応レベルか。チックくんの正体気になりすぎるしSNS時代の今なら逆に大人キャラになっていたであろう。

追追追追追追記2023/7/11

前述のとおりハイキューは1巻をとりあえず買ったのだがアマプラで(途中までなら)アニメ見れるのでそっちで見ようか検討中金銭的都合。アニメ化されてない部分は買うしかないけどね。

●読んだよ!

七夕の国 全4巻】 楽しめたことを前提に厳しいことを書くと、ミステリーもテーマも消化不良に感じた。寄生獣風味も含め、編集サイドの都合に振り回されてしまったのではと邪推するなど。

追追追追追追追記2023/7/17

そろそろ増田字数制限にひっかかりそう・・・もっと書きたいよー

●読んだよ!

【チ。 全8巻】 これは面白かった!複雑に絡み合いギリギリで繋がるプロット。賛否ある最終章については俺も賛否あり。でも賛否ありの感想のままで良いというか、もうここは作者の選択尊重するしかないやろというほどには楽しませてもらった。未使用伏線(てほどでもないが)は地下道くらいか。お見事。終盤キャラに語らせすぎな点だけ惜しかった。

ハイキューアニメシーズン1)】 これぞ正統派少年ジャンプ漫画安心して王道ストーリーを楽しめるが、純真無垢キャラ「イヒヒ〜(目尻クシャ笑い)」→ニヒルキャラ・・・!」みたいなファン演出飛ばして見ちゃう派(実在男子そんなんしやんで)。「最終章が一番熱い」「大団円」など気になるコメントがあったので完走するか迷い中でございます

追追追追追追追追記2023/7/21

ここまでおすすめされた漫画でハズレ無し!楽しいです。

●読んだよ!

サマータイムレンダ 全13巻】 個人的歴代No.1候補作品がたぶん10個くらいあるのだが間違いなくそこに入る漫画

追追追追追追追追追記2023/7/26

●読んだよ!

イムリ 全26巻】 序盤、独特な絵柄、見分けのつきにくいキャラ難解な用語で進む淡々としたストーリー、かと思ったらミューバが妙に少女漫画チックな愛情表現で場をかき回し、母親母親で思わせぶりなわりに感情がさっぱり読めず・・・などなど、ほぼ脱落しかけた(実際数日嘘喰い読んでた)。しかしそれらは中盤以降怒涛の勢いで解決し、最後はページを繰る手が止まらなくなる。正直オススメコメが無ければ読了できてなかった。最後まで読んで良かった!母親愛情重要ファクターひとつなので、もっと感情移入やす描写がほしかった。面白いだけにホント導入部分だけがしまれる。

追追追追追追追追追追記2023/8/4

●読んだよ!

同じ月を見ている 全7巻】 あらすじだけでやばいなー泣くなーこれとなってしま漫画は読むのを躊躇しがち(決して嫌いではない)で、普段はついついハッピーエンド漫画をチョイスしがちなのだが、土田世紀の絵が好きだったのと高評価なのを見て意を決して購入。期待に違わぬ作品だった。登場人物理不尽利己的、とき暴力的である陰鬱出来事もたくさん起こる。なのに作品通底するのは希望であり、最後はきっと悲しい結末なのだろうと予測しつつも、文字通り一縷の希望を持って読み進めてしまう。テンポの良いストーリースリリングプロットでしっかりエンタメしつつ、切なく爽やかな読後感を残す作品だった。

追追追追追追追追追追追記2023/8/30

●読んだよ!

BANANA FISH20巻】 息をつかせぬストーリー駆け引きカタルシス! アッシュ、月龍、ブランカ天才たちも魅力的だし、彼らの暗い過去も、悪役のクズっぷりもグッド! ドラッグ、男娼、ギャング人種対立、政官財の癒着など舞台装置もよい。ただ一点、アッシュと英二の関係性の描写が気になった。なぜいきなりあんな惹かれ合うの? なぜ英二はさっさと日本に帰らない? 死ぬで? 命をかけて非合理的選択をするには相応の理由必要だが、作者はそこでひたすらBL「風味」の描写に頼り切る。思わせぶりの棒高跳びでの挫折は放ったらかし。二人がゲイちゃん恋人してればまだ納得感があるのに、あくまで「男の友情」として描くからリアリティがない。ハイキューファン演出と違い、こちらは物語の根幹を成すテーマ。そこに終始引っかかり続けてしまった。だから当然ラストも納得いかん。序盤も挫折しかかった。中盤以降の疾走感はお見事で一気に読み切れただけに、BLに頼らない友情を描いてほしかった。

追追追追追追追追追追追追記2023/9/20

●読んだよ!

【SAND LAND 全1巻】 鳥山明短編は初めて読んだが、なんだこれ?めちゃくちゃいい話じゃないか!たった1巻の中にエンタメが詰まっている。ドラゴンボールがまだちゃんドラゴンボールを探索していたころのワクワクを思い出したじゃないかもっとこういう話を読みたい!

追追追追追追追追追追追追追記2024/2/3

●読んだよ!

【ミギとダリ 全7巻】 昨年アニメ化された当作を敢えてのコミックで。ジメッとしがちな設定(それはそれで好きだが)をシュールギャグで緩和しつつテンポよく進む秀逸な作品。作者が亡くなっていたことを後で知る。素晴らしい漫画ありがとうございます

しばらく漫画から離れアニメ(葬送のフリーレン、転スラ)見たり仕事したりしてた。

本当に腐女子叩きの全てが間違いだったのだろうか

最初に言っておくが勿論腐女子叩きには理不尽な物も多くある事は全く否定しない

それはそれとして20年前のインターネットについての記事を見てて思い出した事があるんだが

00年代前半の2ch自分含めて中学生高校生による書き込みも多かった

これは00年代後半のニュー速VIPニコニコ動画大学生書き込みも多かった事にも繋がる現象

リア厨氏ね!って言葉は本当に現実中学生ユーザーが多かったからこそ盛んに言われた訳だ

あとニコ動VIPでのリア厨を嫌う書き込み大学生自身過去に重ねてやっていたのも多かったかもしれない

大学生になり次第ニコ動に行って中学生をどうこう言っていた自分も含めて

本当に当時のインターネットってどうしようも無い

こうして上記事情を考えると00年代前半の少年漫画板は他の板より10代の男性による書き込みも多かった

その年代ジャンプマガジンサンデーチャンピオンが想定している年齢層の人達にも当てはまるだろう

一方ではてな等で当時の少年漫画板を含めたインターネットでの腐女子叩きが批判される事があるが

本当に全てが理不尽な叩きだったのか昔を振り返って疑問になってきた

ジャンプなどの想定年齢層の男性達が20代以上の女性オタク気持ち悪いという事は

プリキュアなどの女児アニメを見てる男性オタク10代の女性気持ち悪いという事とどれ程違うのだろうか?

後者は前者ほどに批判される事は全くない

なんで10代前半で男性けが大人オタクの読者を気持ち悪いと言っちゃいけないんだろうか

なんで未成年女性けが大人オタクを叩く事を正当化されがちなんだろうか…?

ここで女児アニメを見てる男性オタクには性欲があるなんて言ってたら少年漫画18禁二次創作が作られまくってた事実にも即跳ね返る

前者の方がネットでは目立っていたなんて言ってたら腐女子活動なんて言うほど隠せてなかったからねあの頃は

スマホ以前のインターネットなんてのは検索が出来ない事には始まらない世界でありブラクラでない限りは目に入っていく世界だった

実効性の無い物も多かった検索避け文化も含めて隠れようとする風潮は腐女子のお遊びだったと言うしかない

もちろん当時10代前半の女性読者が気持ち悪いと言われるのは話が違ってくる

しか10代前半の女性読者ながらBL文化に染まっていたのなら未成年で成人向けの創作物の読者になってもいるだろうし

18歳未満でエロ動画を見るような男性達と同程度には認めてはいけないとされる存在である

腐女子18禁創作物を嗜む人達である以上は20代以上とみなされて扱われるだろう

ただ2010前後辺りからは明らかに20代以上のネットユーザーの方が増えてきている

この頃から腐女子叩きには上記理屈はもう当てはめんの無理だろう

から2010年以降の腐女子叩きを批判するのは上記より正当性があるだろう

でも今の2020年代くらいからは男性女性「共に」ただ楽しんで見てるだけのオタク批判するのが憚られる風潮になってきたのを思うと

この20年のオタク叩きは男性対象であろうが女性対象であろうが完全に無駄文化であったと切り捨ててもいいような気もしてきた

自分もこのような振り返りはこれ以上やらん方が健全かもしれん

そして今になっても過剰に全体化の強調をしてオタク叩きに性を出すはてなの「一部の」人達

もしかしてこの20年30年で一番気持ち悪い部類の人達なのかもしれない

はっきり言ってその人達自身の偏った目線の方が客観的にはよっぽど気持ち悪い事はいつになったら自覚するのだろうか

青の時代を懐かしむ時

先日、松戸Vtuberサイドが戸定に粘着活動妨害する者達に対し法的措置を取る対応を発表した。

正直、遅すぎるが当然だと感じた。

増田でも統一Vtuberがズブとかいデマ記事に乗っかって罵声を吐いたり、いつも通りオタクヘイトを繰り返していたブクマカは沢山いたが

この手のネット荒らし誹謗中傷犯罪者達が訴訟され社会的制裁を受ける事を望む。


一方青識とかいう元成り済まし半の論客(笑)が例の者に訴訟され敗訴、徳島新聞に叩き記事を書かれるなど順調にキャンセルカルチャーされている。

もうネット論客としての彼は終わりだろう。成りすまししてまて構われたがる構っておっさんがどうなるかなんて想像するのも哀れ。

今頃暇アノンアンチでもやってんじゃないの?知らんけどw

(個人的には極めて攻撃的な例の人や取り巻きのアレがイキってるのは「どの口が言ってんだか、お前もその指止めろ、被害者面すんな」と言いたくなるが)


この一年で、フェミリベラルネットユーザーの構図はすっかり様変わりした。

リーガル・バトルが「最終手段」では無くなった。

自分自身裁判で争うのは避けたいが、ネットで恨み辛みを買っている鬱陶しい輩に社会的ダメージを与える為には金(カンパ)を惜しまない

人間が少なくない事が暇空によって可視化された。

理不尽にもフェミリベラルの「被害」を受けた人間に対し、協力(カンパ)する流れが作られてしまった。

この流れはもう止まらないだろう。


これで成果が得られませんでした!ならばその勢いも無くなろうが、少なくともリーガル・バトルに晒されたオタクヘイターの内

あっつん要出典程度の迷惑アカウント活動を停止した。折からの凍結祭りもあって、フェミオタクアンチリベラルの勢いが落ちた事も確かだ。

例の団体も都との関係女性支援団体というブランドイメージ悪化し、今後の活動に支障をきたしているのは確かだろう。

(その責任は勿論本人達言動にあるのだが)


新橋自由を守る九段の会(会員数:1)は全面的に戦う姿勢みたいだが、彼を持ち上げ矢面に立たせつつ尻馬に乗りながらヘイトスピーチしてたブクマカ

ぜひ彼に支援をして欲しい。きっと彼も頑張って戦ってくれるでしょう。



青の時代はこうして終わりを告げた。

これからリーガル・バトルが増えていくだろう。双方の陣営で。

必死に集めた7万の抗議は「見てませんw知りませんw」と半笑い黙殺され

一方で被害者であるVtuber公的機関とのコラボという一大チャンスをキャンセルされ

その後の活動フェミニストや彼女らを支持する悪質クレーマーによってキャンセルされ続け

アンフェのアイコンなるレッテルを貼られ今なお妨害誹謗中傷を繰り返され、社会的にも身体的にもキャンセルカルチャー攻撃被害に遭い続けている。

議論』など、始めから対話余地の無い、一方的社会正義の名の下に攻撃を続ける思想野蛮人達には全く効果が無かったのだ。



今は亡き、青の時代を懐かしむ時がいつかくるかもしれない。

その時まで、せめて法の裁定が一方に偏る事の無い事を祈ろう。

合掌。

2023-07-04

anond:20230704094650

なぜなのか。←そもそも前提が間違ってる

その場にあった服装なり行動をしていない場合

怒られたくないなら怒られないようにしろよ←正当

見られたくないなら見られないようにしろよ←正当

その場にあった服装なり行動をしている(にも関わらず理不尽な反応をされてしまった)場合

怒られたくないなら怒られないようにしろよ←不当

見られたくないなら見られないようにしろよ←不当



普通海水浴場ヌーディストビーチとかじゃないない)のにわざと全裸になって暴れてる人 ← 怒られてもじろじろ見られても自業自得

普通海水浴場普通ビキニを着て遊んでる人 ← 怒られる謂れもじろじろ見られる謂れもない

2023-07-03

楽しいことしか思い出させないバグ

何回も泣いたし、理不尽だなって何回も思ったのに

しかたこしか思い出せなくてこんなに寂しくなるのはバグだと思う

2023-06-30

障害者ブクマカへの遠慮

なんだこりゃ、ひでえな、と思うようなブコメを見かけて、そのユーザーのほかのコメントざっと流し読みしてみたら、障害者だった。

多くのコメントで「自分障害者だけど云々」みたいなアピールじみた前置きを繰り返していた。たとえそれが不要と思える論旨でも。

普通の人だったら増田で吊るし上げたり同じブクマで当てこすりを書いたりしたいところだったのだが、控えておいた。

健常者・障害者とは関係なく人として無茶苦茶なことを色々書いていたんだが、障害者だと知って責める気持ちが失せてしまった。

きっと楽しいことよりもつらいことのほうが多い人生だっただろう。

その結果、世を拗ね、人格ねじくれてしまったんだろう。

そう思うと、その人が頭のおかし理屈無差別に毒コメント攻撃的に吐きまくって周囲にいやな気分を撒き散らしていることを、自分が責めてはいけない気分になった。

自分にこの人を指弾する資格があるのか、気持ちの奥底では自信が持てなかった。

本来、クソなコメントはクソだし、それを書くやつもクソだ。健康上の境遇関係なく、みんな平等であるはずだし、平等であるべきだ。障害者からといって大目に見てやる義理はない。それは頭の中ではわかっているけれど、自分が健常者であることの後ろめたさが通せんぼしてくる。

俺に限らず多くの人はそういう感情を抱くだろうし、障害者社会的にもそう扱われてきたはずだ。

いたわられ、保護され、優遇され、そして、多少のことは大目に見られる。

その結果、厚かましく・尊大になっていってしま弱者もいるだろう。

社会的弱者であることを笠に着て理不尽要求を通し、利権を手にする人権団体もある。

社会的強者の抱く後ろめたさにつけこんで大目に見てもらおうという手合いだ。

むかしは同和問題、今は女性問題がそうなりつつあるのかもしれない。

どれほど社会ユニバーサルバリアフリーになったところで、大元ハンディキャップがなくなるわけではない。ハンディキャップ存在する限り、社会的強者の後ろめたさもまた存在し続ける。

これが解消する日は来ない。

anond:20230630135059

ログインしないと検索できなくなった

依存毎日戦う極端な俺にとって0か100かをやってくれる事は有り難い

BANの活発化

自分永久凍結されたのを横着とか言って来たバカもも理不尽に凍結されてると思うとスッキリするから

俺のBANはイーロンによって怒りはチャラになった

俺が悪いのだろうか

部下に指導してたら、なんかパワハラとか上司に間接的に言われたんだよね。

なので部下に対して更に指導してあげた。

おまえは感謝が足りない、なのに恩を仇で返す様な真似しやがって、ふざけるなと。

ちょっと軽めに怒鳴ったり軽い蹴り入れたらあちらから土下座してきたんだけど、後でそれをチクられてクビになった……


俺は言ったんだけどね。自分もこういう指導を受けて大きくなった、一人前になったって。

から俺は部下に感謝されるべきなのに、なぜここまで酷い仕打ちを受けなければならないのですか?

本当に理不尽に思った。最後に部下の所にいこうとしたら追い出された。

なにこれ俺が悪いのか?

2023-06-29

アマプラで見たいものをだいたい見た

アマプラで昔のアニメばかり見てるが、なぜ今配信されてるのかというと、何周年記念だったり新作アニメ映画が出るからだったりするんだな。

以下は見た作品メモ


音楽アニメが多く作業BGMが増えまくったアニメ視聴だった。今回もまた知らなかった作品と縁ができた。見るものがなくなったらニカ姉とグエルのポケモンでも見る〜?

2023-06-28

いかわって子ども向けアニメ大丈夫なのか、と思っていたけど、まとめて見てみたら、意外とちゃん子ども向けだった。

まず主人公キャラクターたちは、声は子どもだけど、行動は協調性があったり、無理強いをしなかったり、努力家だったりして、ある意味では大人っぽい。

悪さをしたり、攻撃的だったりするのは基本的に外から訪れるもの、外敵なので、内と外の線引きがはっきりしている。

理不尽な展開はあるが、天災のようなものだったり、おとぎ話童話にあるようなものと同じだと思えば気にならない。

ただ、原作と比べるとそうした理不尽がサラッと流されている感じがするので、逆にその怖さに気付きづらいかな?とは思った。

ホラー映画苦手な人の苦手ポイント

・怖いの苦手

・びっくりするの苦手

・痛いの苦手

エログロ苦手

理不尽なの苦手

・バッドエンド苦手

もやもやした終わり方苦手

あと、怖いのを自分の中でごまかしたくて色々理屈を考えてつじつま合わせようとするから、ご都合展開とかトンデモ展開とかがあると普通映画より気になって作品に入り込みきれない(まあそのおかげで恐怖が和らぐのでいいのだけど、作品楽しんでるか?と言われると怪しい)

ホラー映画おすすめするエントリを見かけたけどあれだけだと見る勇気は出なかったので

こんな俺にもおすすめできるぜって作品があればぜひ

まあないか

2023-06-27

AI絵師もそろそろ理不尽バッシングされてきた絵師気持ちがわかってきたか

絵師は長年滅茶苦茶な言いがかりをつけられて表現規制と闘ってきたんだぞ?

少しは理不尽攻撃される気持ちがわかったか

人生で一度も出産したいと思ったことなかったけど出産した

表題の通り。

前提

増田にとって子供とはパンダのようなもの

 可愛いと思ったことはないし興味はないが、熱狂的に歓迎されているのは理解できる。また、貴重で保護すべき存在であり税金を投入するのも理解できる。

 ただ、世話が面倒そうだし金もかかるので増田家で飼いたいとは一度も思ったことがない。

増田家は30前半で世帯年収2500万~で双方高学歴だ。両方の実家は太くも細くもなく普通ホワイト企業勤め。


なぜ子どもを作る気になったのか?

興味がなかった出産だが、出産してみてわかったことをつらつら書いていこうと思う。

出産金かかりすぎ問題

妊娠出産奇跡なのか?

金でなんとかできないこと多すぎ

出産してみての感想
  • 産んだら母性が目覚めるとかは特になかったが、ある程度不自由なく健康に育ってほしいと祈っている。死ぬほどではないが、思っていたよりも可愛い
  • 思ったより何とかなったが、2度はごめんである子供が欲しい人や2人3人産んでくれる人を国は大事にしてほしい。
  • 一人で世話をするのは無理だ。男性育休を取得して傷が治るまでは男性主体でやったほうが良い。育休が取れないなら別の手段を考えるべき。
  • 自閉症発達障害男性の年齢が関係してくるので男女ともに子供を考えているならはやく産んだほうが良い。金がなくてもなんとかなるというか、貧乏なほうが有利だ。増田家にはなんの補助もない。有利子の奨学金すら借りることはできない。有利子の奨学金くらい貸してくれても良くないか
  • 金でなんとかするのは難しいしそれができるのは年収5000万円くらいからじゃなかろうか。世の中の育児している人はみんな偉すぎ。
  • 0歳で保育園に入れ職場復帰したが、仕事って金も稼げてやりがいもあって良いなと再確認した。子育て子育ての良さがあるが、増田は働いてるほうが良い。理不尽に泣かれたりしないしね…。

(追記)

①ありがたいことにコメントを頂いて、一番肝心な前提を書き忘れていたことに気づいた。

これは、「世帯年収2500万もあるし、金の力で楽するぞ!と思っていたが返り討ちにされた日記」に近い。大金持ちだとは思っていないが庶民だとは考えていない。

ちなみに、金の力でなんとかしようとして挫折したものには以下もある。

あと、増田家は同一金額お小遣い制で家計が同じなので出産に関する費用は全部家計から出している。親からのお祝い金は子供名義なので特に使ってない。

ベビーシッターについて

これは、ベビーシッターに頼むのが不可能な時期がある/そもそも人材がなかなかいない、という話がしたかった。今は保育園に入れているが、子供が0歳だと延長保育が使用できないため残業するときなどは保育園のお迎え~をベビーシッターに頼んだりしている。保育園は月に9万ほど。+ベビーシッター代となるわけだが、残業時給が3000円超えてこないとベビーシッター代で赤字になったりするわけで…この辺はこう…各家庭によりけりかなと思う…。保育園に入れる前は何度かお試しで来てもらったりしていた。子供増田家との相性もあるし、家に入る人間ということで信頼できる人を探していた。

未だにAEDで女助ける助けない言ってんのかよ

いいじゃねぇか助けてやろうや

AEDくらい使ってやろうや

ってかそんなぶっ倒れた奴の意見なんか知らねぇよ

問答無用で助けるまでだろ

現場で余裕あれば、衣服少しズラすくらいの配慮はしてやれるかもしれんけど余裕なきゃ乳が出ようが脱がしてAED

まぁいいじゃねぇか命が助かるなら

服を脱がされたと訴えられるかもしれないと言うがそんときゃそんときだろ

世の中そんな捨てたもんじゃねぇから、大多数はそんなん訴える奴が悪いってわかってくれるって信じて命を助けりゃいいんだよ

本当に気にしなきゃいけないのはそういう人としての良心を持ってる奴らなんだから、顔も見たことねぇけど、そいつらに対して恥ずかしくない行いをすればいいだけだろうが

脱がせたせいで野次馬に撮られて拡散されたとか言われてもしらねぇよ

そんなん訴えるべきは広めた馬鹿どもだろうがって正々堂々と主張するまでだわ

脱がせたお前が悪いなんて言ってくるクソ馬鹿どもは、命を助ける正しい行いをした俺が正義なんだから全員ぶち殺したるくらいのつもりでいりゃいいんだよ

たとえそれが助けた本人だろうとな

気にせず粗暴に理不尽に人を助けろ

自動車メーカーでのIT土方の思い出5

急展開

  • 退場者の残した作業をどうにか片付け、次の業務の準備をしていると、予想外のニュースが飛び込んできた。

 

 自動車メーカープロパーAが異動になり、今の現場を離れることになったという。

 

 聞いた話では、今回10名が退場した件で、自動車メーカー元請け間で話し合いが持たれ

 「Aを現場からさないならば、うちは全員撤退する」と元請けが啖呵を切ったらしい。

 

 逆ギレで返す元請けもどうかしているとしか思えなかった。

 怠慢な元請けがここまで動くということは、自動車メーカー下請け訴訟沙汰になりかけていたのではないかと予想している、

 部下が全滅した後に撤退命令を出し、指揮能力を誇っている間抜けしか見えなかった。

  

 今まで一緒に仕事を回してきた同僚も、睡眠障害で起きれなくなり退場。

 Aから戦力外通告を受けていたメンバーも、ようやく次の職場が決まった。

 残ったのは私一人と、Aが残した数百件の改善指摘だけだった。

 

 隙間なく詰め込まれていた開発作業にも大分余裕ができ

 Aが私に丸投げしていた、他部署からの問い合わせ対応も無くなった。

 特に後者が非常に大きかった。

 「そちらがリリースしたコードをいじってビルドしたら動かなくなったんだけど、デバッグしてくれない?」

 「ソフトビルドをしたいから、環境作成を1から教えろ」

 「君らのリリースしたソフト、容量が大きすぎてローカルダウンロードできないんだけどどうにかならないの?」

 のような、これが世界規模の自動車メーカーの開発現場か?というレベル質問に数時間付きっきりで対応する必要があったからだ。

 

退場へ 

 もはやこの自動車メーカー元請け上司も信用できなかった。

 Aが現場に戻ってくる可能性も否定できなかったし

 いずれ元請けねじ込んでくるであろう、補充要員の世話をまた0から始めるのもウンザリだった。

 上司は難色を示していたが、ここ最近残業の件で労基に相談に行くと言ったら

 「数百件の改善指摘を全部片づけるなら」という条件でOKが出た。

 

 退場したメンバーの残した指摘は、知識が浅い状態レビューを受け、指摘の意味も分からぬまま記載されたものが多かった。

 不快なことに、それらを解読できるのはAから理不尽な指摘を長年さばいてきた自分だけだった。

 

 Aの残した指摘の不毛さにうんざりしたのかもしれない。

 

 その手の資料は、作業ミスの発生時に再発防止策として追加されたものであったし

 教育環境のない職場なので、レビュー資料を作ることで内容を学んでいく側面もあった。

 プロセスの削減や自動化の結果、また「手順書通りにやっただけで中身は知りません」な人材が増えるのも容易に想像できた。

 

 すべてが不毛不快職場だったが、後を濁さず退場できたことは、唯一達成感を感じることができた。

余談に続く

https://anond.hatelabo.jp/20230629024636

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