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2020-09-17

エヴァーガーデンの映画、本当に公開されると思いますか?

9月に完全新作の「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」が公開されるのだが、あんな甚大な被害が出てもよく140分という大作を作れたと思う。

本当にある意味よくスタッフも頑張ったと思う。

ただ、あの超大作が本当に公開できるのかどうか疑問に思った。

なぜなら、前作の外伝では、公式サイト上では、登場キャラは8人だが、今作では、なぜか2人になってる。なぜ2人なのかと思う。

しかも、予告編を見てみると、2人以外にも3人のキャラが登場しているのだが、なぜこのキャラサイト上で公開されないのか。疑問に思う。

公開日前なのにヴァイオレット・エヴァーガーデン役とギルベルト役の声優が本人が積極的宣伝しないのもなぜだろうか?と思う。

(ヴァイオレット役の)ツイートを見てると、エヴァーガーデンの劇場版プレゼントを集めなきゃとかの内容の書き込みがあるのにね。

T・ジョイ京都10周年企画 キャスト直筆サイン入りポスターが当たる! リピーター半券キャンペーン開催!」の詳細画像をよく見ると、ポスターには直筆のサインが見当たらないのだが、どこに直筆のサインが書かれているのだろうか。

ポスターの部分を拡大しても見当たらない。

ヴァイオレットの上映時間が「140分」という随分とぴったりな時間だが、本当に「140分」ピッタリなんだろうか?

ほかのアニメ映画の上映時間なんか見てると「103分」とか「111分」とか中途半端時間ばかりだがこんなにピッタリになるのだろうか。

さらに、本当に京アニ内部だけで作成できたのかどうかも疑問に思う。

普通劇場版コマ数や画質の関係からさらクオリティが求められるため、数年ぐらい期間が掛かるといわれている。

京アニ場合映画場合は2年くらいの製作期間をかけたものを1本という具合で制作されると云われている。(ちなみにテレビアニメ場合は1年くらいで作れる1クール作品を年に多くて2本くらい)

しかし、事件後1年も経っていないのによくこんな短期間で制作できたのか不思議に思う。どうやったらこんな短期間で制作できたのか?聞きたいぐらいだ。

まあ事件前に制作してれば話は別だが・・・

よく、京アニアフレコ時、絵が「線画」「絵コンテ」の状態作品が多い中。京アニではきちんと完成した絵で収録が出来たと言う話を聞くが、「聲の形」のメイキング動画や「リズと青い鳥」なんか見てみると、線画の状態アフレコしているのだが。

もし仮に線画の状態アフレコとなると、火災原画(スキャン前の作画)が燃えしまっている可能性があるから、一から描き直さなければならない。

そうすると、1年という期間では足りないような気がするのだが気のせいかな。

まあ、複数下請け業者に撒けば1年で完成できなくはないと思うがどうだろう。

さらに、事件から半年後にはクレヨンしんちゃん動画一部の請け負いを再開していたらしいのだが、スタッフクレジットをよく見てみると、「動画」のクレジットを見てみると、社名しか掲載されておらず、携わったスタッフ名前掲載されていない。(2020年1月11日放送分にて)

もし本当に携わったのであれば、事件後に現存するスタッフが90名ぐらいいるので、その90名ぐらいのスタッフ動画・仕上げぐらいはできるはずだと思う。

しかし、クレジットには「動画」のみで「社名のみ」がクレジットされているだけで「仕上げ」は携わっていないようだ。

2020年1月11日放送にて過去京アニが下請担当した回「トンボの野原ひろしだゾ」(2012年11月9日再放送)のスタッフクレジットを見てみると、動画・仕上げに参加しており、さらに「社名」だけでなく「スタッフ名前」もきちんと掲載されている。

なぜ携わったスタッフ名前クレジットされないのだろうか?

過去京アニが下請担当した再放送が混じってるからクレジットしたんじゃないだろうか?

さらに、京アニ制作するNHK短編アニメ制作に間に合わないとして中止されたらしいのだが、スタッフが90名ぐらいいるのに、何で間に合わなかったのだろうか。

そして、「京アニ 本社」で画像検索すると事件前には本社の花壇辺りの隅っこ側に何台か自転車止めれている画像をよくみかける。

しかし、事件後は自転車止めれている画像を見かけないのだが、社員たちは自転車もなしにどうやって通勤してるのだろうか。

後これとは関係ないのだが、

>>撮影したのは、NHK首都圏放送センターに勤務する吉田達ディレクター取材チームで、京都から火災が起きた京都アニメーションの本社に向かっている途中でした。

この記事があがってから5時間後に削除されたのだが。

その記事だけでなく他にも

「なぜ死ななければならなったのか」募る疑問 石田奈央美さん両親 京アニ放火殺人半年毎日新聞2020年1月18日

https://mainichi.jp/articles/20200118/k00/00m/040/243000c

この記事もなぜか削除されている。

なんでこの記事が削除されているんだろうか?

「(誰でも中に入れたので)十分な警備をしていなかったんやないか。」の記事の内容も事実なんだけどね。

ネット上では毎日新聞web記事は消えるのが早い」といわれているが、その割には過去記事も残っているのだが。

しかも、数えてみたら8件ぐらいは残っているのだが。

なんで、「消えるのが早い」と言う割にはこんなに残っているのだろうか?

これってもしかして京アニ側の要求・抗議で、「TBSビデオ問題記事」みたいに、その通りに記事にしたりして・・・

(京アニにとって不都合情報、つまり不正不祥事等を隠す為の情報操作だったりして?)

まあでもたぶん公開されるだろうと思うから期待してみよう。

2020-07-09

大人になってしまったんだと実感した

さらながら、リズと青い鳥をみた。

(恥ずかしながら響け!ユーフォニアムは未視聴です)

リズと青い鳥響け!ユーフォニアムスピンオフ作品で、

吹奏楽部員のフルートの傘木希美オーボエの鎧塚みぞれの2人が

大会自由であるリズと青い鳥」の原作

自分たち関係性を重ねて、

曲の理解を深めるとともに自分たち関係性を見つめ直す物語であった。(ちょうざっくり)

私自身が吹奏楽部員だったため、

高校時代部活を鮮明に思い出した。

映画にも描かれている、合奏空気感曲作りに対する部員同士の対立なんかはあるあるなんじゃないかと思う。

とにかく吹奏楽部をかなり取材したんだと感じられた。

木管パート部員キャラクターとか

金管楽器部員キャラクターなんかも

偏見じゃん!といわれればそれまでだが、

わかるな〜と思いながらみていた。

から、とても没入することができたし、いい作品出会えたと感じた。

本題はここからだ。

自分大人になってしまたことに映画を通して気付いてしまったのだった。

結構ショックだった。

ネタバレを含むが、

フルートの傘木は楽器が上手いし人望も厚い。

上位カーストという感じ。

常に部員から声をかけられ人の輪の中にいる。

一方オーボエみぞれは傘木が好きで好きで、

ずっと傘木の後をついて回っている。

吹奏楽部になったのも傘木の誘いがあったからだった。

最終的に傘木なしではいられなかったみぞれ

傘木から自律していく。

一方、傘木は自分の方こそみぞれなしではいられなかったということに気付くのだった。

まずこれがもう序盤で気付いてしまうのだ。

まりリアルな出来ゆえに、

こういう子って急に大きくなるんだよなぁって肌で感じてしまう。

それはいい。

例えば恋愛漫画で、この2人どうせくっつくんでしょ?(その過程がみたい)というのは往々にあって

それこそが作品をみる醍醐味だと思うからである

何がショックだったのかというと、

友達とのイザコザ(で片付けるのは失礼だが)が羨ましかったのだ。

友達あんな風に気まずくなったのはいつだったろう、

自分友達のことであんなに悩んだのはいつだったろう、

いい意味でも悪い意味でも生きることに慣れたんだと思った。

2人の感情や、2人を取り巻く人々の感情が揺れ動くたびに

新鮮で輝いていて、それが青春なんだよと涙が出てしまった。

今の私といえば

仕事で落ち込んでも基本的に寝れば直るし、

あんまりストレスが溜まったら、美味しいものを食べて仕事関係のない友達愚痴って消化、

また明日頑張ろう!とこのルーティンだ。

自分相手物語登場人物に置き換えて

登場人物を通して相手気持ちを考える、

気持ちみえなくなってハグを求めて相手気持ちを知ろうとする、

合奏の掛け合いがぎこちなくなって知らぬ間にできてしまった距離感に落胆する…

あ〜〜〜〜〜!!!!!!!!

私もそんなソワソワする時間を過ごしたい!!!!!!

なんてキラキラてしるの〜!!!!!!!!

かわいい!!!!!!!!!

うらやましい〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!

そして私にはわかるのだ、

ここまでイザコザしたとしても

大学が別々になると音信不通になってしまうことを。

でも安心して欲しい(?)

友達はずっと友達なのだ

ひょんなことから連絡をとったりすると4年くらい空白があったとは思えないような時間を過ごせたりする。

(もちろん永久音信不通なこともある)

そしてなにより

そんな時間を過ごせた高校時代は宝物になる。

改めて何が書きたかたかというと、

強烈にうらやましい!と思ったし、

自分大人になってしまったんだと少し寂しく思ったが、

作品を通して高校生の私に再会させてくれたリズと青い鳥は偉大だ。

素敵な作品を生み出してくださりありがとうございます

もう一周観ようと思う。

響け!ユーフォニアムも観るべきなんだろうか?

2020-02-23

anond:20200223220458

リズと青い鳥

・恋は雨あがりのように

真っ先に思い浮かんだのはこの2つ

2020-01-02

心に入り込んだ子

クラシック音楽が好きでアニメも好きな奴なんて割とありふれていると思うので、これは俺自身キモい感性根底にあることを前提にした話。


オーケストラ楽曲の聴き所はたくさんあって挙げきれないが、その中に確実に入ってくるのが、オーボエソロである

知名度的には白鳥の湖を筆頭に、とにかくオーボエソロのない楽曲なんて、現在頻繁に取り上げられる名曲クラス作品ではまずあり得ない。

まり曲中の様々な名場面に必ず含まれるみたいな感じで、曲あるところにオーボエソロのシーンありと言っていい。


そして筆者は、このオーボエソロのシーンが来るたび、響け!ユーフォニアム鎧塚みぞれが吹いているような錯覚にとらわれて久しかったりする。

奏者がおっさんだろうがじーさんだろうが、頭に思い浮かんでしまうのは鎧塚みぞれ

しかも上述のように、どんな曲にもほぼ必ずオーボエソロが出てくるので、もはや自分クラシック音楽は鎧塚みぞれとともにある状態

まるで鎧塚みぞれが心に入り込んでしまたかのようだ。


それもこれも、響け!ユーフォニアムリズと青い鳥の、美しく迫真的な映像が紡ぎ出すドラマキャラ描写が、じわじわ効いてきたのだろう。

まさかこんな形で京アニの凄まじさを実感するとは思わなかった。

もちろん、そんな絵に命を吹き込んだ種崎敦美氏の演技、音を作り出した洗足学園音大の方々も見事である


…などと言い訳がましく聞こえないよう、それっぽい言い訳をしてみた。

え?そんなの関係なくお前の頭がおかしいって?

まあそうなるか。

2019-12-27

ベストアニメ10落選作品供養

こういうのを書くのは蛇足なのであまりよろしくいかもしれないけれど、「なんでこれが入ってないんだ!」という異論が出てきそうなので、ベスト10選出にあたって考慮した作品ベスト10から除外した理由を挙げて供養しておく。

偽物語』(2012年

足の作画にこだわった実にフェチ映像化であり、映像不可能と言われていた歯磨きプレイ完璧原作再現してみせたのはただただスタンディングオベーションするしかない感じだったのだが、自分の中で化物語2009年)のファーストインパクトを超えるものではなかったので除外。シャフト時空と「君の知らない物語」の衝撃は10年経った今でも色褪せていないんだ……

戦姫絶唱シンフォギア』(2012年

2012年に1期が放映され、2019年に完結編となる5期が放映された、まさにテン年代を駆け抜けたアニメシリーズの第1作。「急に歌うよ~♪」に代表される外連味あふれる演出はほんと好きだし悠木碧水樹奈々も良い仕事してるなって思うしひびみくは尊いし「Synchrogazer」ほんと名曲で大好きなのだけれど、他の作品が良すぎてベスト10入りは厳しかったみたいな感じ。

咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』(2012年

アニメとしてのクオリティは確かに良いし、熱血シーンも多かったし(「改変完了…!」が好きすぎて何度も聞いてしまう)、穏乃が最高に可愛かったのでそこだけ切り取ればベスト10でもよかったのかもしれないけれど、原作改変してレジェンド無能キャラにしてるのは許されざる感じ。原作だとレジェンドは色々裏で手を打ってたわけだけどアニメ版では控室で解説聞いて「知らなかった」みたいに驚いてるシーン付け足されちゃったところが何箇所かあって、まあアニメだけ見てるとレジェンド無能に見えてしまうよな……なんもかんも原作改変が悪い。あと千里山関西弁もうちょいどうにかならんかったんか……

え? 実写化? やだなあ『咲-Saki-』は実写化なんてしてないですよ何言ってるんですか冗談が下手だなあHAHAHAHAHA。

氷菓』(2012年

なんとも評価に困る作品である氷菓だけに)。確かにアニメとしてのクオリティは高かったし、原作尊重もしていたと思う。でもやっぱりあちらこちらで「ええ~……」という感じになる改変箇所があった。キャラデザの段階で原作ファンをざわざわさせていたのだが、それはまあ解釈問題なので別にいいとして、「わたし、気になります」の謎エフェクトはいったい何なの? 『クドリャフカの順番』回で奉太郎真相を解き明かす場に里志がいたのは個人的には微妙。その場にすら居合わせられなかった辺りが福部里志なんじゃない? ただまあその辺は宥恕できる範囲だとして、ファーストシーズンEDは本当に許せない。なんなのあれ? 〈古典部シリーズにああいEDとか人を馬鹿にしてるのかと思う。セカンドシーズンEDはまあ良かったけど反省したのかね。OPは完成度高かったのになあ……。そして数年後に『氷菓』が実写化したときに「京アニイメージ台無し」とか「またアニメ実写化かよ」とか言い出す連中(末代まで祟ってやる)が出てきたのでやっぱりアニメ化しなかった方がよかったんじゃない? と思ってしまった。いや、アニメきっかけによねぽ作品全部揃えたとかい友達いるか安易否定するのはよくないのだが、高校図書室の片隅で読んでいた僕たちの〈古典部シリーズ横取りされた感はなんか強い。この辺のモヤモヤがあって手放しには褒められないので除外(ところで実写どんな感じでした? よねぽ作品初の映画化なのにまだ見てないというのは忸怩たる思いがあるのだけど、ちょっと見るのが怖い)。

最後に。細かい話になっちゃうけど、時代背景は原作発行当時にしてほしかった。作中でみんながスマホ使ってるのにチャットとかサイトとかあのへんの描写がすごいスマホ以前の時代匂いを漂わせていて、なんというか違和感があったんだよね。だったら時代2001年とかそのへんにしてキャラには一昔前のガラケー持たせればよかったんじゃない? と思う。スマホ以前の時代中高生活を送った者として、同時代に読んでいた小説空気感はそのままに一部の小道具だけ現代になってるのはやっぱりなんか変な感じがするんだよな。時代考証がちぐはぐというか。この点、出来はともかくちゃん舞台1990年代のままにしていたこの世の果てで恋を歌う少女YU-NO2019年)は賢明判断だった。

新世界より』(2012/2013年

文明崩壊世界原作通りに丁寧に、しかも我々の予想を超える形でアニメ化してくれてチョベリグだったのだが、競争相手が多すぎてベスト10に入れなかった格好。いやーほんとね、原作描写された未来の異形の生物たちをあそこまで丁寧にアニメ化してくださったのは素晴らしいですよ。そして浪川大輔さんの演技が最高だった。新世界より』で一番輝いてた声優は誰って言われたら浪川さんを挙げる。ほんとすき。

ただアニメオリジナルの大歓喜帝の即位シーンはどうかと思った。「大歓喜帝となられる!」っていう台詞があったけどあれは諡号なんだから生前そう呼ばれることはありえないと思う。もちろんそれは伝統的な王号の話であって未来適用できないのでは、という議論もありうるけれど、慈光帝にしても大歓喜帝にしても生前のおこないを皮肉る形でつけられてるんだからやっぱり諡号なんじゃないかなぁ。まぁこれは些細な点で、これ以外はケチのつけようもなかった。良アニメ化の見本みたいな感じ。

さくら荘のペットな彼女』(2012/2013年

単体で見れば良い出来なのかもしれないけど割と大胆に原作時系列を改変していて微妙な気分になるので除外。龍之介とリタの関係とかさぁ……。

Z会クロスロード」 120秒Ver.』(2014年

アニメを使ったCM最高峰だと個人的に思うので最後までベスト10に入れるかどうか迷った。

ヤマノススメ セカンドシーズン』(2014年

映像としてのクオリティ百合作品としての密度キャラのかわいさ、どれを取っても高品質で良い作品なのだが、原作描写違いすぎませんかね……? という理由で除外。だって原作完璧超人なキャラアニメ版で脳筋おバカキャラになってるのはちょっと擁護不能じゃないです? ゆうかのかえでへの思いが全然違うものなっちゃうじゃん……

響け!ユーフォニアム』(2015年

良い作品なんだけどちょくちょく原作描写変えてるんだよね。最大の問題はなぜ標準語にしたのかという点。原作では方言で喋っててかわいい漫画版もそれを再現してるのに! あと『2』であすか先輩の実家がなんで豪邸になってたのかがわからんあんな豪邸じゃああすか先輩が育ててくれた母親に恩を感じる理由微塵もなくない? どう考えてもアニメ版であすか先輩がこれまで生きてこられた理由実家パワーであって暴力をふるう親に感謝しなければいけない理由が見えてこないよあれじゃ。あすか先輩もひとりの高校生であり、特別人間なんかじゃない、という意味原作のつつましやかなお宅には込められていたと思うんだけど、そこ変えちゃうかー、という残念さはあるよね。夏紀先輩が大天使だっただけにこれをベスト10に入れないのは割と断腸の思いではあるが(でも夏紀先輩の描写原作と違う……ぐぬぬ)。

ガールズ&パンツァー劇場版』(2015年

ガルパンはいいぞ。……とだけ言って終わらせるのはあまりにアレだけど、実際にそうとしか言いようのない感じはあり。とにかく戦車アクションのキレが良く、それを映画の尺で濃密にやってくれたもんで大満足の出来だった。ベスト10に入れるつもりでいたけど気づいたら11作品くらい挙がってたので泣く泣く削った感じ。

君の名は。』(2016年

俺たちの新海が一気に一般人にも知られるアニメ監督にのし上がるなんて予想もできなかったが、流行るだけのことはある作品だった。新海誠『天気の子2019年)とかぶるからバランスを気にして外した、以上の意味はなく、もちろんテン年代アニメ映画ベスト10に余裕で入る傑作である。これぞ新海誠という感じの映像美にこれぞ新海誠という感じのガバガバSF要素が加わりやっぱり新海誠じゃねーかとなる感じの恋愛模様を前面に出しつつも東宝かいう拘束具を得た結果オタクだけでなく一般人からも支持される作品に仕上がったのは本当にアニメ史に残るサクセスストーリーではあるまいか。いやだって言の葉の庭』の興収とは文字通り桁が違うというか……あのセカイ系がどうたらこたらみたいな論を立てるめんどくさいオタク大人気だった新海誠国民アニメ監督になる日が来るだなんて2010年自分に言ったら失笑されるだろうと思う。

この世界の片隅に』(2016年

映像表現としては素晴らしいの一語に尽きるのだが、重要なところで謎の原作改変を複数していて微妙な気分になってしまうので除外。リンさん関係の省略で妊娠を疑うシーンが意味不明になってたのもそうだし(これはこないだ公開されたバージョンではちゃんリンさんの出番あったらしいのでそっちに期待)、なんですずさんの慟哭シーンの台詞を改変したか未だに納得がいかない。そもそも原作では、「米軍空襲という暴力には屈しない→自分たちも暴力他人を従えていたのか→だから暴力に屈するのか」という一連の流れになっていたのに、映画では「米軍空襲という暴力には屈しない→植民地食べ物を食べて生きてきた→だから暴力に屈しなければならないのか」と改変されていて流れが途切れている感。もちろん真ん中の部分も自分たちが植民地支配という暴力を振るってきたんだと気づかせる意図ゆえの改変でだというのは理解するけれど(そしてそういう気づき方の方が一主婦であるすずさんの立場から自然だという論にも一理ある)、やっぱり「暴力に屈するものかね」という台詞を踏まえると原作台詞を維持すべきだったと思っちゃうんだよね。というか、原作そのままの台詞にも改変後の台詞にも一定合理性がある以上、原作を変えるべきじゃないでしょう常識的に考えて……アニメ化は原作の婢ですよ……

けものフレンズ』(2017年

すごーい! 君は下馬評の低さ、1話切りの嵐からソーシャルネットワークの勢いで覇権上り詰めた2010年代を象徴するような流行り方のアニメなんだね! 最初はなんだこれって思ったけど、普通に面白くてびっくりしちゃった! 最終話を待ってた1週間はとーっても長かったんだ! ……ということでベスト10に入れても良かったのだが、多くの人を満足させて終わった放送終了後にとんでもない騒動が(コンテンツホルダー側の責任で)巻き起こったのを思うとベスト10に入れるのを躊躇われ、最終的に外してしまった。アニメ外の要因で評価するのは邪道だろうけれど許してほしい。

で、こういう話をするならけものフレンズ2』2019年)についても語る必要があるだろうけれど、途中で切っちゃったんだよな。解釈違いというかちょっとそれはどうなのって思うところが多々あったので。ただその私がどうなのって思ったところも他の人の考察とかを読む限りでは最終的に「なるほどそういう問題意識に基づいていたのか~(私と立場は違うけどそういう立場立脚するのは理解できる)」みたいな感じに落ち着いて終わったっぽいので、完走すりゃよかったかなとちょっと後悔している(某所の感想を読んで「つまりけものフレンズ2』は『ソラリス』だった……?」というある種の納得を得た)。でも是非以前にクオリティ問題で見ててあんまり面白くなかったんだよ『けものフレンズ2』……

あと私もたつき監督作風は好きだけど、吉崎観音がコンセプトデザイン(≒原作)であってたつきあくまアニメ版の監督に過ぎないっていう前提を忘れてまるで1期が原作であるかのように振る舞う2期批判派の人は生理的に無理。実際のところはどうだか知らないが、仮に吉崎観音たつき対立して前者が後者を追い出したというゴシップの内容がすべて正しかったのだとしても、原作者とアニメ版の監督対立しているのなら普通原作者の肩を持っておくのが良識だろうと思っていたのだが……?

リズと青い鳥』(2018年

単体で見ればとても良い出来なのだ希美みぞれ関係性あるいは夏紀とみぞれ関係性に関し解釈違いというか原作と違う箇所があって微妙な気分になるので除外。原作の久美子が夏紀や優子に置き換わった結果関係性が変わっちゃってるんだよなぁ……。原作希美が久美子に弱さをさらけ出すシーンを夏紀&優子相手に変えたら原作の夏紀先輩が見せた気遣いはどこに行ってしまったの? ってなるし、クライマックス台詞にしても原作とはニュアンスが違ってきちゃうわけで……。そもそも希美先輩はなかよし相手あんな弱音を吐くキャラではなかろうし(あれは相手が久美子であったことに意味があるのであり)。あと夏紀先輩が謎にみぞれ先輩に優しいのはなんでだ。原作では割と冷ややかに見てたよね……? というか原作と明らかにクライマックス後のnzmzの距離感が違うじゃないですかァーーーーーッ!!!(いや短編集まで含めての話です。希美の誘いをきっぱり断ったみぞれ先輩はどこいっちゃったの?)公開直後に「のぞみぞ添い遂げて」とか言ってる人たちを見て、はぁお前らどこに目ン玉つけてんだいったい原作のどこに添い遂げる可能性を感じられるんだ、と思ってたけど、映画見てみたらそう言いたくなる気持ちもわかってしまった……ともかく関係性が原作と違う……

キャラデザも意見が分かれるところだろうと思う。個人的に傘木希美キャラデザはTVアニメ版の方が好き。地に足が着いてる感じがする。リズ版は軽薄さが強調された感じに見えて傘木希美モンペとしてはこう微妙な気分になってしまうのです(二次創作その他での傘木の扱いがあんまりにもあんまりすぎてモンペ化した。リズ青の傘木が! 無神経に! 見えるのは! 原作気遣い描写を削ってたり! 余計な改変をしてたりするからです!)。逆に鎧塚みぞれリズ版の方が良い味出してたと思う。みぞれの儚さを引き立たせるためのキャラデザなんだなと思えば納得(いや、原作とはそもそも髪型違うんだけどさ)。みぞれ先輩の視界むっちゃ狭いな! っていうあの演出は本当に傑出した映像表現であって素晴らしいなと思うところ。これで原作に忠実ならベスト10に入れてた。

銀河英雄伝説 Die Neue These』(2018年

良いアニメ化だけど迷った挙げ句に落とした。

今作、耳が孕みそうになるイケボのシェーンコップや立体機動装置を使ってそうなオーベルシュタインヤンチャしてそうなキャゼルヌといった新しいキャラデザが輝いていたし、ショタハルトさまの破壊力すごすぎてキルヒアイス人生狂わされたのも納得してしまったし、フレデリカが一部オタク性癖を鋭角でえぐる見た目になっていてたいへん素敵だったのだが、MVPはなんといってもアンドリュー・フォーク准将だと思う。顔立ちは整っているが陰気、という原作描写完璧再現してくださっている……! しかCV神谷浩史流れるような詭弁も聞けて本当に耳が幸せ3,000万将兵の命を無謀な作戦に費やす勇気俺たちの求めていたフォークはこれだよ感が素晴らしい。

ただキルヒアイスがことごとく解釈違いで……いや、流石にカストロプ動乱はあんまりにもあんまりというかキルヒアイスがああいう策を弄せるならオーベルシュタイン要らないじゃん感がすごくないです? 戦闘は得意だけど策とか謀略とかそういうのは不得手、というのがキルヒアイスの美点であり弱点でもあったと思うのだけれど。というかなんであんな鋭い目つきなの? もっと温和な感じじゃない? ただでさえラインハルトの目つきが鋭いんだから相方であるキルヒアイスもっと穏やかな感じにしてくれた方がバランス取れない? 道原かつみ絵で産湯を使った人間なのでキルヒアイス描写は不満が多かったけど、キャラデザの部分に関しては単に解釈が違うという話で原作と違うという話ではないのでまあ許容範囲内ではある。でもやっぱりカストロプ動乱はおかしいと思うんですよ(しつこい)。

荒野のコトブキ飛行隊』(2019年

空戦シーンは文句なしに最高の出来なのだが、やっぱりキャラもそれで動かすのは微妙というか……いや本当に空戦シーンは素晴らしいんだよ……でもキャラの顔とかが……空戦シーンは2010年代で最高なんだが……

2019-11-07

女性友情を感じられる映画ドラマ教えて

午前10時の映画祭でこれからやる「テルマ&ルイーズ」が面白そうだから女性同士の友情テーマ作品あれば教えてほしい。

最近とあるマンガに小話で出てきた「フライド・グリーン・トマト」観た。友情ちょっと過熱して同性愛的な感じになっても全然問題ないので誰か教えてください

追記

はてぶもあわせてたくさんのコメントありがとう

とりあえず「バグダッド・カフェ」「下妻物語」「SUNNY」あたり観てみます

コメントに出てきた「すいか」リズと青い鳥」大好きなのでうれしい。ウテナも長そうだけど余裕見つけて観たいなぁ

2019-09-24

よっしゃ、恋愛コンテンツとして消化してやっぞ!!

同じサークル人間に好かれて困っている話なのですが、内容が内容だけに吐き出すことろもなくストレスが蓄積されていくのが辛いので増田書いてネットに流していく。

ことの発端はよくある話でサークルイベントの開催中。たまたま待機時間に2人で話す時間がありお互いの趣味の話をしていた。会話を重ねるうちになんとなくこの人は「おねロリ好きの百合男子」なのではないかということに気がついた。

気になったが最後事実を確かめたくなった私はこともあろうことか「伊藤ハチ先生って知ってる?」と聞いてしまった。

思えばコレが人生分岐点だった。完全に選択肢間違った。

そして彼の答えは「作家とか知らないんだけど...この人、ああ、Twitterいいねしてるわ...」だった。そのタイミングでお互い百合ジャンルオタクだということで打ち解け、その場はまぁまぁ盛り上がった。ここでまぁまぁとしたのはそもそも私はおねロリジャンル地雷でありその時点で私と彼は同じジャンルだけど宗派が違うなと感じてしまたかなのだが、どうやら彼はそうではなかったらしく、同じ趣味の友人を見つけてしまったと認識してしまったようだ。

こうして始まった私と彼のDis communication現在まで約1年続き耐えきれなくなった私がこうして増田を書くに至ってしまった。とはいえ最近は一周回って増田にかけるくらいには相手気持ち自分の状況、感情コンテンツとして消化できるくらいには愉快になってきているので、ここ1年で限界だったエピソードを書くので、これを読んだ人には是非愉快な気持ちになっていただきたい。

商業百合やがて君になる」を貸したら「槇くんに共感したし好きだわ」と感想を頂いた。

ちなみに、私は槇君のこと超怖いし苦手です。

映画リズと青い鳥」鑑賞後、「1回じゃ感情機微とか全然わかんなかったから何回か見直したわ」と感想を頂いた。

私は1回で映画内の感情が整理できなくなり2回目を見るまで半年要した。最近またリズの話をしたのだが、みぞれピアノを引きながら幹部が会話するシーンを私が恐ろしいよねと評したら「そうかな...?」と帰ってきた。そうか?

映画ラブライブ!サンシャイン!」 誘いを断れず一緒に見に行ったのだが、私がようちか推しとぼやかして話していたら「俺もようよし好きだよ」と言われた

俺「「「「「も」」」」」ではないが。

映画「響けユーフォニアム 誓いのフィナーレ」の感想が「今回あん百合って感じじゃなかったね」

やたら気合の入った高坂と黄前のシーン、多分寝てたんじゃないか

LINEオススメされた作品が全部おねロリ

すみません、おねロリ地雷です

・会話の流れでFree!の話をしたら「そういうのも見るんだ...」と言われた

いや、見るが?!

そもそもTwitterで流れてきた絵を適当いいねしており作家を知らない

知れ

Twitter所謂リアルアカウント創作イラストいいねしている

解釈違いです

星新一をしらない

無理

と、ここまで解釈違いを起こしている私と彼だが、私自身、人の好きを否定してはいけないという信条があるため曖昧な態度でごまかしていたら彼の中では「趣味が同じで気があう人」として処理されてしまったらしく、なんと私不在の飲み会で私のことが好きだという話をしてしまったらしい。周りは面白がって私達をくっつけようとするが、私は相手のことが無理で無理でしょうがないので困っているというのが現状だ。

困った果てに相手に嫌われようと画策して、LINE既読無視したり、挨拶程度しか会話しなかったり、業務連絡も敬語で行うようにしたりしたのだが、周囲に「最近敬語で話されるけど、敬語もいいよね」ともらしていたというタレコミを受けてからは恐怖を感じてやめた。どん詰まりである

この状況が苦しくて、なんとか現状打破を試みようと会話を重ねるとどうやら相手自分のことを1つのコンテンツキャラクターのように消化しているのではないかという考察を得た。

そうと決まればこっちのもんで、こっちがその気ならこっちもその気になる。お前のことをコンテンツとして消化してやろうという気持ちになってきたのでこうしてインターネットで筆をとっているし、フォロワーマシュマロ投稿しているし、居酒屋フォロワーと合う時酒の肴にしている。

とりあえず、サークル引退するまであと半年、何事もなく無事終わればいいなと願うばかりである

2019-07-20

京アニ放火殺人事件で溜飲が下がった人たち

京アニ放火殺人事件で多くの人が悲嘆に暮れているが、溜飲が下がった人も多いのだろう―PTAとか、フェミニストとか、純潔カルトとか、児童基金とつるむ元歌姫とか。

そういう奴らにとって、京アニアニメという低俗な娯楽を提供する邪悪企業だ。たとえ、「らき☆すた」が地域活性化に貢献しても、「けいおん!」が女子高生の間でブームになっても、「リズと青い鳥」で歴史のある大藤信郎賞を受賞しても、世界中人達京アニを称賛しても、そいつらが持つ嫌悪感絶対に変わらない。

今もアニメオタク犯罪者予備軍という偏見は根強いと思っている。実際、今でもアニメゲーム犯罪と結びつける報道は後を絶たない。そう言うと多くの人が反論するだろう。確かに社会は変わった。でも、人の価値観簡単に変わらない。特に好き嫌いは克服することが難しい。宮崎勤事件とかでオタク嫌悪感を持った人間は、今も嫌悪感を持ったままだろう。

日本アニメ陰キャに限らず多くの人たちを魅了している。これがオタク文化に対する嫌悪感を緩和する原動力だ。そして、オタク文化は京アニという大きな原動力を失ったのだ。これを機に、表現規制派は勢力を拡大させるだろう。

そういえば、山田太郎は今年の参議院選挙落選したら政界引退すると言っていたが、間違いなく落選するだろうな。前回は29万票だったのに、「今回は53万票取ったら変わります」って、できると思えるのか。世論陽キャのものだ。家に引きこもってネットにすがることしかできない陰キャ政治を変えることなんてできるわけがない。悔しかったら当選させてみろ。

2019-07-19

この悔しさは、絶対に忘れない。忘れてはならない。

京都アニメーション作品は実はそれほど多くを鑑賞してきたわけではない。それでも、『聲の形』、そして『リズと青い鳥』の二作は、そしてその繊細な絵作りは、私の人格形成に多大な影響を与え、また、京都アニメーションというスタジオが、驚異的な熱量作品を世に送り出し、多くの人に感動と歓びを与えているということを私に確信させるには、十分過ぎるものであった。「神は細部に宿る」とはこのことかと思った。私は、こんな作品群を産み出すことに寄与出来る人々を、心から尊敬したい。

きっと、一人一人に、大きな野望があった。きっと情熱的な夢があった。未来には、まだ見ぬ素晴らしい作品があり、そこにはまた新しい神が宿り、多くの人に感動を届けるはずだった。おそらく、それが出来る、素晴らしいクリエイターが、数多く在籍していたのだと想像する。

——

自分に出来ることは何か。

亡くなった方々が、これから産み出す筈だった感動を、歓びを、芸術を、他者に与える筈だった全てを、その創造的で情熱的な未来を、それが一瞬にして失われることの計り知れない無念を、私の心に空いた穴に、確かに宿し、常に燃やし続けること。

言葉によって消化したつもりにならず、言葉にならない激しい感情のまま、それを心に持ち続けること。

この無念を少しでも晴らすべく、あるいは私の心に宿ったこの消してはならない呪いに飲み込まれずに向き合っていくべく、私もまた、感動と歓びを自身の中に抱き、それを他者に与えられるよう、真摯に、誠実に、情熱的に、生き続けること。

本当に、悔しい。

2019-06-29

百合漫画タイトルには青がある

■三大面白い「ブルー○○」マンガ

https://anond.hatelabo.jp/20190628121556

なんで「BLUE DROP」がないんだと思ってよくよく考えてみたら、百合漫画タイトルに青を含む作品が多いかも。

BLUE DROP

アニメ化もしたSF百合。新作「リリィシステム」もよかったよ。

ブルーフレンド」

りぼん百合。同時期になかよしでも百合あったよね。

blue

FEEL YOUNG百合不朽の名作。映画もいいよね。

インディゴ・ブルー

これもFEEL YOUNG系。

青い花

トラバ元がアオアシOKならこれもいいよね?説明のいらない百合代表作品

「青のフラッグ

百合と括るにはややきついか。この作品面白さは百合を楽しむところではないもんね。

ルミナス=ブルー

元カノとの関係ってところが画期的

エクレア bleue」

アンソロジー。でもお菓子名と青の組み合わせは食い合わせ悪くない?

「セイキマツブルー

めんまだ積んでる。実写化おめでとう。

リズと青い鳥

百合を作ろうと思って作られたわけじゃないだろうけど。ていうかマンガじゃないね

絶対もっとなんかある気がする。

2019-06-01

ボヘミアン・ラプソディって蛸壺屋だよね

けいおん蛸壺屋けいおん劇場版って順番で見せられているような気分。

間違っても ユーフォリズと青い鳥ユーフォ劇場版 ではない。

現地の人達に言わせたら「アマデウスキャラクタークイーンに変更しつつ、最近流行りのLGBT要素を盛り込んで話題性狙ってみただけでしょ?」って感じなんだろうけど。

日本という国には、四季蛸壺屋があるから・・・こんなことを考えてしまうんだ。

2019-05-03

劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~』感想

リズと青い鳥』への寄り道を経てTV版2期のその後を描いた正統後継作品。いつものユーフォ』であり、それはつまりすっげー良かったと言い換えていい。

最初に細かいところなんだけど、久美子麗奈がめちゃくちゃ良かった。

いやーほんと好きだあの距離感。見てるだけで幸せな気分になった。気の置けない関係映像にするとこうなるのかって感じ。無闇矢鱈と近いし、遠慮なく蹴るし、ほんとに来るとは思わなかったとか言っちゃうし。そして何より声がいい。どこまでも自然体な、相手との友情を信じ切った声。人間関係がヒリついたり、腹の中を探り合ったり、外面と内面温度差が激しかったりする『ユーフォ』(やや語弊のある表現だがw)においてあの気の置けない声はただそれだけで音楽のように心地いい。

久美子と麗奈が急接近したのは1期#8――つまりはあの大吉山でのことがあってからだが、あの時の麗奈は抜き身の日本刀のようだった。久美子を試していたし、久美子の特別になりたいという気負いが見え隠れしていた(麗奈が言った「特別になりたい」は久美子の、ではないが、それをわざわざ久美子の前で宣言したり「愛の告白」という強いワードを使ったりする意味は当然あったんだろうと思う)。今はそれがもうない。互いが互いの特別であるという自覚は声から一切の緊張を奪うし、麗奈が「いいよ」と優しく言ったあのトーンを耳にできるのは久美子だけという確信がある。そういうところが好きだ。

話が脇道にそれてしまった。

話を本筋に戻すと、今回もコンクール描写が圧巻で最高だった。『ユーフォ』の華といえばやはりコンクールだが、何が素晴らしいって久美子たちの努力に音と映像が全力で応えてくれるところだ。『響け!ユーフォニアム』は努力物語努力努力を重ねて汗をかいて涙を流して奏者たちはあの舞台に立つ。そして『響け!ユーフォニアム』はその成果を、結果を、観客のリアクションを描くことなしに表現しきる。今回もまたそうだった。

曲目は「リズと青い鳥」。「三日月の舞」は華やかでキラキラしていて聞いているだけで心が躍るような曲だったが、「リズと青い鳥」は童話モチーフにした組曲ということもあって物語性や感情の波を感じられる構成になっている。どの楽章映像が浮かんできそうなほど叙情的で良いのだが、やはり大空を自由に羽ばたく青い鳥表現したオーボエソロ、そしてそこから始まる希望に満ちた明日表現した第四楽章は「リズ鳥」のふたりだけじゃなく北宇治の音とがんばりも表現する構成で本当にたまらなかった。特に終盤、金管の高らかなファンファーレに合わせてそれぞれの表情を映し出していくシーンはみんなの努力がこの音を作り上げてきたんだと叫んでいるようで感極まってしまった。終わったとき映画館なのに拍手しそうになるほどだった。

今作のテーマは「がんばるってなんですか?」「わたしはがんばれば何かがあるって信じてる。それはぜったい無駄じゃない」。そのとおりだし、付け加える点は何もない。ただひとつ言うなら努力は夢を叶えてくれるかどうかを保証しない、だけど努力努力をした分だけ見せてくれる景色を変えるってのはあると思ってる。「悔しくて死にそう」と涙を流せるのはそれだけの努力をしてきたからだし、その末に紡いだ最高の音もキラキラした舞台も万雷の拍手もそれ自体価値だと思う。そういう『ユーフォ』の持ってる基本的価値観を改めて見せてもらったな、と満足満足でした。

というわけでこの続きも見たい! 3年生編も絶対やってくれ! ってことでまだ劇場で見てない人はGWだし行ってくれるようお願い申し上げますよろしく頼むぞよ。

 

なおほんの少しだけ水着シーンがありました。で、久美子と麗奈色違いのおそろだったんだけど!! マジかコイツら!! これ絶対ふたり水着買いに行っただろ!!(原作未読なのでそういうシーンがあったのかは知らないが!!)

ということは当然こんな会話があったに違いない!! 「久美子、どれにするの?」「わたしは……これにしようかな」「ふーん。じゃ、私はこれ」「え!? お揃い?」「いいでしょ別に」「うーんでも高校生にもなってお揃いっていうのはちょっと恥ずかしいっていうか……」「気にしすぎ。誰もそんなとこ見ないわよ」「そうかなあ……」みたいな!! あーーー!!(ゴロゴロゴロゴロ)。

2019-02-09

かいモニターと高いスピーカー買ったか捗るアニメ教えろ

ガルパンは新環境で見た

コトブキも見た

なんか無いか?迫力ある系に限らなくてもいいぞ

追記

hamacheese 視聴環境にこだわる人間が“でかいモニターと高いスピーカー”なんて言い方する訳がない

こいつなんなの?

こういう人間が世の中にいるって事実マジで気持ち悪いんだが。

かいモニターを買ったからでかいモニターを買ったって言っただけだし、高いスピーカーを買ったから高いスピーカーを買ったって書いただけなんだが。

例えば「LGの50インチ有機EL4KテレビJBLトールボーイスピーカーを買ったか捗るアニメ教えろ」って言えば視聴環境にこだわってることになるのか?こだわってる人は絶対そういう言い方するの?マジで言ってんの?

気持ち悪すぎだろコイツ。「環境がよくなったから良い環境に映えるアニメを教えてくれ」が本質なんであって、LGも有機ELJBLもどうだっていいだろ。一々言わなきゃ満足しないのか?

「でかい」「高い」で十分伝わるし、簡潔に伝えたほうが都合がいいからそうしてるのに、些細な言葉を捉えて「こいつは実は視聴環境にこだわってない!嘘つきだ!」って一々コメントしてくるの、マジで寒気がするわ。どうやって社会生活を送ってるんだ?教えてくれよ。 ID:hamacheese こうすればいいのか?答えてくれ。

 

 

追記

ARIAめっちゃ好きだから宝物を探してとか特に好きな話だけ見たけど、1期2期あたりはさすがに昔のアニメ感があってそんなに大画面には映えなかったわ。AVVENIREはさすがにすごい。音響は無条件で良いわ。

サザエさんアニメの話してるとこういうコメントしてくるやつなんなの?会話に入れないなら黙ってればいいのに。会話に入れないのはちょっと寂しいかもしれないけど、サザエさん!wとかクソみたいなコメント残すよりは黙ってたほうがマシでしょ。アニメに興味ないなら別に反応しなくていいんだぞ。

まどマギ結構映像面白いかもな。

ヨコハマ買い出し紀行→さすがに昔のアニメから大画面だと微妙だわ。リメイクしてくんねーかな。ああいうの今ブームでしょ。

よりもい→あれ以外と大画面に映えるシーンってそんなに無いんだよね。結構枚数が少ないから大画面で集中してみるとなんかなーって感じは否めない。話はめっちゃ好き。

シドニア→確かに楽しいかも。オープニングも高いスピーカーで効くとすごそうだわ。

ウマ娘盲点だったわ。意外と大穴かもな。見てみる。

蟲師→忘れてたわ。見る。

けいおん!京アニ最近アニメは大画面だとすごそうだな。見てみるか。

アフィコピペ増田なんてたいてい反応一つも無いんだからこんなところでアフィコピペ原稿作るわけ無いでしょ。効率が悪すぎる。2chでも使うわ。

ユーフォニアムリズと青い鳥が良かったから見てみたいけど長いからなんとも言えないんだよね。一歩踏み出せないわ。

カウボーイビバップ→実は見てないんだけど劇場版から入ってもいけるか?

聲の形映像とか音響は最高だけど話が嫌いなんだよな。

DYNAMICCHORD→お前はネタで言ってるのかもしれないけど、面白いらしいから大画面とか関係なく見るつもりだわ。

リズと青い鳥→家の環境だと半端すぎて逆に映画館で見たくなりそう。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン→湖の上走るところとかすごいだろうな。アクションもあるしかなりいいかも。見てみる。

宇宙よりも遠い場所→ざまあみろのところ、買った直後に見たけど、意外と枚数とか少なくて、映像美に注目して見るとわりと肩透かしなんだわ。話はめっちゃ好きなんだけどな。

君の名は4Kあるんだ。でもUltra HD Bluray再生できないんだよな。

フリップフラッパーズ→うわ、絶対楽しいな。見るわ。

良いスピーカー買ったらオーケストラ聞いたほうが幸せになれる→こいつ頭イカれてるのか?スピーカー買ったら音楽も一通り試すに決まってんだろ。なんでアニメ音楽かどっちかしか楽しめないって思ってるのか謎だわ。今はアニメの話してるんだからアニメの話しろカス。好きなハンバーガー屋の話で盛り上がってる集団に「メシ食べるならフレンチ食ったほうが幸せになるよね」とか言って入っていって嫌われてそうだなお前。気をつけろよ。

楽園追放→見たこと無いんだよな。見るか。

灼熱の卓球娘→オープニングもすごいだろうな。見てみる。

メイドインアビス→あれ話が嫌いなんだよな。

ゆるキャン→背景やばいBGMもすごいか絶対良いな。見るわ。

この世界の片隅に→ちっこいモニターよりはでかいモニターのほうが絶対いいだろうけど正直劇場で集中して見たい気持ちもあるわ。

LGの有機ELに50インチは無い→LGもJBLも例えだから。実際は違う環境。本当のこと言うとウザそうだからそれっぽいこと言ってるだけな。そんな感じの環境にしたのは事実

2018-12-29

買ってよかったもの2018

今年もいろいろ買ったね。

Elgato Game Capture HD60 S(キャプチャーボード

定価20000円前後のところAmazonタイムセールで14000円くらい。

主にスプラトゥーン2プレイを録画して自分の立ち回りを省みる用途に使っている。

PCゲームGeforce Experience(NVIDIAGPU付属ソフト)で録画できるし、PS4本体に録画機能があるので苦労していないが、Nintendo Switchに関してはその辺が期待できないので購入。

付属ソフトのGame Capture for Windowsは録画する分には設定も簡単動作も安定しており機械オンチにはありがたい。配信や実況動画を撮るとなるともう少し勉強が要りそうだが。(for Macもあるよ ※USB3.0必須

パススルー機能も付いているのでスプラトゥーン2のようなシューター問題なく録画できる。そもそもの遅延もさほど大きくないのでADVSLGならそのままでも。

良かった点

自分プレイングをX上位勢の動画と見比べて改善したらS+の数字が安定して増えるようになった。目指せウデマエX

あと単純に自分プレイングを見返すのは楽しい

悪かった点

自分の粗がよく分かるけど味方の粗もそれなりに分かるのでもどかしさが更に募る。

ゲーム内スタッツも本体の録画機能も貧弱なのでそりゃ野良プレイヤーのレベルは上がらんわなと改めて思った。

注意点

ソフトウェアエンコード方式なのでそこそこつよつよPC必要。よわよわPCの人はハードウェアエンコード方式のものを買おう。

SONY ウォークマン NW-A55 (16GB)

元々音楽が好きでiPod classic 120GBをずっと愛用してきたが、生産終了を機に10年間にわたる酷使から解放してあげようと思った次第。

ストレージはどのみちmicroSD拡張するので本体16GBで十分。

良かった点

Bluetoothレシーバー機能が搭載されているので、手元にない音源ストリーミングサービス経由でiPhoneダウンロードして、iPhoneウォークマンイヤホンヘッドホンというルートiPhone内の音楽を聴けるのが便利。

あの忌々しい変換アダプタを持ち歩く手間を省きながらイヤホンヘッドホン選択の自由度を担保できる。有線/無線ありきでオーディオ選びたくないんですよね。

悪かった点

SONY純正音楽管理転送アプリケーションMusic Center for PCがクソ。

ただしiTunesも大概クソなのでいい勝負

チラシ投函お断りステッカー

数百円で売ってるので何でもいい

買いもしない(買えない)建売住宅やら怪しいセミナーやらのチラシを毎日のように入れられてさすがにうんざりしたので購入。なんで今までやらなかったんだろうレベル郵便受けがすっきりした。

良かった点

大事郵便物が埋もれない

悪かった点

ぶっちゃけちょっとさみしい

Creative Inspire T10 R3(スピーカー

PC用に使っていた古スピーカー限界を迎えていたので5000円弱で購入。

この価格帯にしてはなかなか良い音で鳴る。1000~2000円台のスピーカーや内蔵スピーカーからの乗り換えなら明確に違いが分かると思われる。

良かった点

良く言えばコストパフォーマンスが高く、非オーディオマニアには十分な性能

見た目に高級感はないが、さほど安っぽさもない

自動電源ON/OFF機能が地味に便利

悪かった点

悪く言えば値段なりの音

低音がややこもる

最安値ではなかった

黄楊の将棋

下手の横好きで将棋趣味なのだが、安い駒しか持ってなかったのでせっかくならと某フリマアプリ中古の黄楊駒を購入。15000円ほど。

将棋の駒は主に材質と彫り方の組み合わせで値段が変わる。

安価→高価
プラスチックカエデツバキetcシャム黄楊本黄楊
書き駒彫り駒彫り埋め駒盛り上げ駒

これに加えて書体の違いがあって、これは好み。楷書体の他に錦旗、水無瀬巻菱湖、源兵衛清安などなど。

更に美しい木目が入っていたり著名な駒師の号が入っていたりすると値段が跳ね上がる。プロタイトル戦で使われるような駒は付加価値もあってかマジで高い。

今回は無銘・本黄楊の彫り駒という高級駒へのエントリーモデル的なポジションのものを購入。これは豆知識なんですけど指す時にプロ棋士の手つきを真似ると超ハッタリかませますよ。私はこれで大会全敗しました。

良かった点

いい音がする

見た目が美しい

気分がアガる

悪かった点

将棋はうまくならない

Razer Kraken Pro V2

Razer社のゲーミングヘッドセット

締め付けがさほど強くなく、イヤークッションも大きく柔らかいので眼鏡常用者におすすめ眼鏡をかけたまま長時間プレイしてもこめかみが殆ど痛くならない。

サウンドも十分ゲームプレイの向上に寄与してくれるが、エイジングしないとやや高音が痛いかも。マイクの性能については分かりません。なぜなら通話する友達がいないので…

良かった点

快適なゲームプレイ環境形成

悪かった点

通話する友達がいない

アウトドア用のアパレル各種

自他共に認めるインドア派なのでアウトドアブランドには興味がなかったのだが、アウトドア使用に堪えるものが街中で無能なわけがない!と思いいろいろ手を出してみたところ完全にハマッた。

以下、買って良かったアウトドアグッズ(抜粋

mont-bell ジオライン L.W. ラウンドネックシャツタイツ

モンベルアンダーウェア。L.W.(ライトウエイト)・M.W.(ミドルウエイト)・EXP.(エクスペディション)の順に厚く暖かくなる。

都市部ならL.W.で十分暖かい。屋内に入って多少汗ばんでもすぐ乾くので汗冷えしにくくて良い。

mont-bell スペリオダウン ラウンドネックジャケット

いわゆるインナーダウンというやつ。こんな薄っぺらいダウンで何ができる!あと見た目だせえ!と思ったがアウター下に着込んだらまあ暖かいこと。

まり嵩張らないので暖かい日はくるっと丸めて鞄に入れておけばいい。(こういうことができるのもアウトドア用だからこそやなという気がする)

本当はユニクロインナーダウンを買おうとしたのだが、「悪いこと言わんからもう4000円出してモンベルの買え」というディープウェブの声に従って購入。

Columbiaクルーズサミットジャケット

古着屋で購入。オムニヒートというアルミニウムプリントされた裏地に遮熱効果がある…らしい。そう言われてみると暖かい…ような気がしないでもない。

防風性能はそこそこあるのでこの下にインナーダウンやニットを着込めば都会の冬は結構いける。見た目も良いしね。

話題ワークマンにも似たような加工のジャケットあるからファッションに拘りがなければそっちでもいいかも。

いろいろ見て回った結果、mont-bellColumbiaあたりは比較安価で手が出しやすいな~という印象。でもそのうち雪山全然関係ない東京電車でMAMMUTやArc'teryxを着てイキり倒してみたいね冗談です。

良かった点

あったけえ…

悪かった点

アウトドアに打って出る行動力は身につかない

アイドルマスター シンデレラガールズ EXQ フィギュア~ 高垣 楓~

高垣楓を、いやアイドルマスター愛する人は皆これを購入するべきだ。

我々はこのようなクオリティフィギュアを2000円以下で購入できる世界に生きているのだから

良かった点

良い

悪かった点

無い

東亜重工第三次生産 合成人間

漫画家弐瓶勉氏の作品スターシステム的に登場する巨大企業東亜重工が開発した合成人間…という設定のフィギュア

自分は元々弐瓶ファンだが、Twitter検索すると弐瓶作品を知らない人もデッサン人形的に購入しているらしい。それほどまでに可動域が広く、自立能力も高いので動かしているだけで楽しい良いフィギュア正座もできるよ!

霧亥のフィギュアも買ったけど原作再現度高くて良かった。

良かった点

ポーズ自由度が高い

かわいい大事

悪かった点

品薄気味

リズと青い鳥 台本初回限定Blu-ray(描き下ろし絵柄仕様三方背ケース付き)

御託は不要

良かった点

良い

悪かった点

まりにも良すぎて体調崩した

以上です。来年も消費活動やっていきましょう。よいお年をお迎えください。

2018-12-22

その感動は誰のもの

リズと青い鳥を遅ればせながらBDで観た。一切情報入れないようにしてたので、てっきり過去編だと思っててたのが続編でびっくりしたり、絵が繊細で綺麗だなーと思ってみたり、のぞみ尊いなーみたいな感想だっだり、まあストーリー追うので精一杯でさらっとした印象しか抱かなかった。

二周目を観ると音楽をもう少しじっくり聞いてみたり、気になるシーンを止めて細部を点検したり、それなりにディティールを楽しんでみて、これもまあ満足できた。

三周目はコメンタリを聞ききつつ観るのだけど、これはセリフや映像にはない解説というかネタバレがされていて、「はーそういうことかー」みたいな驚きと、その知識前提で見ると映像も違ってみえたりして凄いなあなんて感心したりもした。

でもよく考えてみると、そのネタバレみたいな設定は自力で何周してもたどり着けなかった解釈で、それを外部から教えてもらって感動するってのは一体何に感動したというのだろうか。

美味いなーと思ってた料理が「レア部位を特殊調理法で旨味を引き出してるんですよ」なんて解説されて感じ方が変わったとしたら、それは舌で感じたものなのだろうか、頭で感じたものなのだろうか。

名画の解説で「これは作者が私生活で大変な時期に描かれたので色使いが云々」みたいのは珍しくないし、それ聞いて「深いなあ」なんて理解した気分にもなれるけど、そういうサブ情報込みの理解ってどうなんだろうか。頭で味わうラーメンみたいになってないだろうか。

twitter映画感想を調べてみても、そういうネタバレのサブ情報をどっかから仕入れた上で語ってみせてる人もいっぱいいて、我々は一体何を見せられてたのだろうと考えたりした。

2018-09-29

アニメ映画若おかみは小学生!」を見て欲しい

「おっこ(主人公)はあまりにも明るいなー...」

パンパンに泣き腫らした目で友人がそう感想をいうので、同じくパンパンに泣き腫らした目で私は

「すごいすごいすごいすごい良かった...」と言った。

大学の授業を抜け出して二人で行った映画私たち含め四組のお客さんしかいなかったけれど、アニメ映画若おかみは小学生!」は私が今年一番、みんなにも見て欲しいと思った映画だった。






アニメ映画若おかみは小学生!」は製作陣がすごい

見たものとしてはやはり、内容に関して無勉の状態で行って欲しい感情がある。

これから見る人に先入観を抱かせたり、見る前の穏やかな気持ち干渉したくない。

きっかけづくりとしてわかりやす情報から提示したいと思う。

まず、映画「若おかみ」の監督アニメ映画茄子アンダルシアの夏」の監督を勤めた高坂希太郎さんであり

脚本アニメ作品だと「けいおん!」、「ガルパンアニメ映画だと「デジモン僕らのウォーゲーム」「猫の恩返し」「リズと青い鳥」「ルーのうた」などの脚本を勤めた吉田玲子さんだ。

(これを書くに至って調べたら本当にいろんな作品を手がけていてすごい...)

そして監督含め、美術監督作画監督美術設定はスタジオジブリ出身のすごい方達が揃っている。

ぼんやりとだけでも、す、すごい。。。

若おかみは小学生!」は良い映画なんだろうな、等身大の子供や大人が描かれているんだろうな、という事がわかってもらえたと思います






アニメ映画若おかみは小学生!」は評判がいい!

私も見る前まではtwitterなどを見ても全く評判が回ってこなかった。(私のTLのゾーニングがすごいだけかもしれない)

私は茄子アンダルシアの夏がすごく好きだったので行ってみただけで、原作名前は知っていても(若おかみは小学生!原作世代の方なら言わずと知れる児童文学作品

読んだことはなかった。小学生が若おかみをする話で、予告がすごくいい!しか印象はなかった。

しかし見終わってから調べると色んな人が良いとおっしゃっている。私はあまりにも出遅れていた。

twitterで若おかみ良かった!と言っていた著名人は多々いるが、わかりやすい例として映画監督新海誠さん 

イラストレーターのヒョーゴノスケさん(映画ドラえもん〜カチコチ〜のポスターの人)がいる。

そして何と言っても、原作者の令丈ヒロ子さんが「シナリオ段階から映画に関わってきたのに完成を見て泣いてしまった」(一部ツイートを省略しています)とおっしゃっていた。

これって素晴らしいことじゃないですか?!!?!?!?みんな幸せ気持ち応援できる作品じゃん。

しかしその評判とは裏腹に、興行収入などは駆け出しがあまり良くないらしい。そんなの、悲しい、、、、)







個人的に見てもらいたい人。

アニメ映画若おかみは小学生!」は仕草や動き、演出キャラクター感情個性、想いを表現しているアニメだ。

それに加えて、そのキャラクターたちがいる舞台も繊細にキャラクターに寄り添うように描かれている。

もう一度言う。「若おかみは小学生!」は 小説において会話文ではない、情景描写作品としての深みや魅力を感じるように、

語らずとも動きや演出キャラクター同士、キャラクター土地との距離感を描くことで作品に深みを生み出している。

そういう丁寧な作品だ。クリエイター関係の方が多く評価していらっしゃったのにも頷ける。

(聞くところによると制作に三年かかっているらしい。ドヒャー)

からそういう丁寧さに価値を感じたり、感情を汲み取ったりしやすい人に見て欲しい。

(そういう人の方が面白いと感じやすいかもしれない、というだけで本当はみんなに見て欲しい)(強欲)






最後

結局のところ、私は「若おかみは小学生!」というアニメ映画が素晴らしいということを知っているのに、何もしないまま、多くの人が認知できないまま時が過ぎさり、この丁寧さがなおざりにされたお金しかまれいかもしれない、というのに我慢できなかった、という話だ。

そして、今、「若おかみは小学生!」という作品は実際に上映数が少なくなっている。

朝、一日一回の上映で終わってしまうのだ。昨日一昨日見たばかりのどこでもいるような大学生だが、

子供が地団駄をするようにそんなのおかしい!と純粋に思ってしまった。

私はもう一度おっこ(主人公)に会いたいし、また劇場に足を運ぶつもりだが、正直みんなが見やすい、予定が合いやすいのはこの土日しかない。

どうか予定が合う方はこの作品、「若おかみは小学生!」を一度劇場で見て欲しい。本当に、見て欲しい。

追記、一回だけではないところもあるみたいだ。でも昼までのところがほとんどらしい。昼までだとどのみち社会人には厳しいのだが今後どうなるかもわからないので(ポジティブ)ぜひご自身で調べて見て欲しい。)



私はこういう推奨文ないし匿名ダイアリー文章を書くのは初めてのことだが、なんだかすがるような気持ちになってしまった。

この作品純粋さがみなさんの胸にストンと落ちることを心より願っています。(公式予告映像https://youtu.be/oqWEY1pVACM

(誤字脱字、文章読みにくいなどあったらごめんね!)

2018-05-22

anond:20180522042344

リズと青い鳥、よかったですよね。

私ま音楽経験ないですが、素人なりに演奏での2人の関係性の表現には心打たれました。

具体的な奏者まではわかりませんが響けユーフォニアムアニメはたしか

洗足学園演奏していたと思います

吹部出身者がリズと青い鳥が見て(ネタバレ有)

ネタバレ有なのでそれでも構わない方のみご覧下さい。






昨日レイトショーに駆け込んで観てきました。

まず初めに、私は吹奏楽におおよそ10青春を捧げた男です。担当楽器ユーフォニアムトロンボーンでした。

映画感想一言、素晴らしかった。

久しぶりにパンフレットを買いました。

吹奏楽出身者として映画を観ながら思ったことを書いてみたいと思います

まず、冒頭のシーンからずっと希美さんとみぞれさんは少しずつ演奏がズレています

音程(ピッチ)が悪いと希美さんは言っていましたが

二人で吹いていればそれとなく寄せて合わせていこうとするのが普通です。

冒頭の演奏ではそういった様子が2人からは感じられませんでしたし、

からだけでも2人は、ほんの少しだけずれた

平行線を辿っているような、

そんな印象を受けました。

吹奏楽部において人間関係不和が音に影響する、というのは良くあることでして、

ある程度歳を重ねると人間関係音楽に持ち込まない、ということが出来るようになったりもするのですが、

高校生というのはその辺りむき出しです。

感情がそのまま音に出ますし、

技量的にも不和による練習不足から

すぐにアンサンブルに支障をきたすようになります

しかし、だからこそ面白いという部分もあります

良い演奏を聴いて耳が肥えてきても

お世辞にも上手とは言えない高校生演奏に胸を打たれることがあるのは

の子たちがどういった高校生活を送って来たのか、それが演奏から透けて見えるような気がするからです。

まり上の話とは関係がないですが

冒頭のシーンを見たときに、

みぞれさんは、美人だなと思いました。

オーボエファゴットなどのダブルリードという楽器アンブシュア(吹く際の口の形)がやや特殊でどう頑張っても横顔が若干不細工になってしまうんですよね

アニメ表現ですから現実とは違う部分もあります

みぞれさんが楽器を吹く姿は美しかった。

話が逸れました。映画の話に戻ります

吹奏楽出身者として、

新山先生の件はちょっとないなと思いました。

いくら他に目にかけている生徒がいるとはいえ、

3年生の、しかフルートという花形楽器の中心人物で、コンクール自由曲でソロがあるような子の名前トレーナー先生うろ覚えだということは、まずあり得ません。

しかし逆に、あり得ない状況だからこそ、

希美さんの挫折感を更に煽る結果になったとも言えるかもしれません。

あそこまでの状況はないにせよ、

他人の才能に嫉妬する瞬間、というのは吹奏楽をやっていると感じたことがある人は多い気がします。

先輩、同級生、後輩、講師先生指揮者

この人には敵わないなと思わされた経験

私自身何度もあります

もちろん、他人との差に愕然としたとしても

その後、諦めず努力して、上手くなってやろうという気持ちはとても大事ですし、

高校生であれば追いつき、追い抜くということも不可能ではないでしょう

しかし、高3のコンクール、これで最後だというタイミングでそれを見せつけられることは

絶望です。

そして決定打になったあのオーボエソロのシーン。

希美さんの心情を考えると胸がしめつけられるような気持ちにはなりましたが、

あのシーンはただ、ただ素晴らしかった。

アニメにさほど詳しい訳ではありませんが、

後世に残る映像なのではないでしょうか。

京アニ楽器演奏シーンというとやはり思い出すのは涼宮ハルヒの憂鬱God knows…のギターソロですが、あれから10年が経ち、ここまで表現進化したのかと、圧倒されました。

みぞれさんや希美さん、その他の部員の表情だけでなく、

被写体深度が次々と移り変わり、映像がボヤけ、直接希美さんの視界を映している訳ではないのにまるで泣いているかのような表現

そして涙を堪え切れなくなった希美さんのフルートが息絶え絶えになってしまって音がかすれ、抜けてしま表現

そして何より、あのオーボエ

上手なオーボエは、

音が飛ぶんです。浮くんです。

それこそまるで鳥が飛び立ち、自由に空を舞っているような、本当にそんな音がします。

あのシーンはそれまでのみぞれさんの音にはなかったオーボエの独特な浮遊感が表現されていました。

名演としか言いようがないです。

音響の良い映画館であればオーボエの音が上から降って来るような感覚に襲われた人もいるかもしれません。正直、あの演奏聴くだけでも映画館に行く価値があると思います

あのシーンを見たとき

「音だけで、こんなにも繊細にものを語ることが出来るんだ」と、

そう思いました。

エンドロールに奏者の名前がありませんでしたが、あれはどなたが吹かれたものなんでしょうか。

あの演奏は、音で、芝居をしていました。演技をしていました。ブラボーと言わせて下さい。

最後に、

この映画ラスト差し掛かった辺りで

劇場版けいおん!!が公開された後に、宇多丸さんがラジオ評論していたのを思い出しました。

宇多丸さんは映画を観るにあたってTV版も全て視聴されたらしいです。

概ね絶賛されていましたが、一つだけ、

軽音部の面々が同じ大学に進学するという選択したことに苦言を呈していました。

というのも、軽音部は本来高校だけの期間限定、終わりがあるからこそ、儚いのだと

まぁそんなようなことをおっしゃっていたような気がします。(記憶曖昧なので大分脚色が入ってる気がします)

私も当時その通りだと思いました。

高校部活動には終わりがある。

からこそ楽しくて仕方ない一瞬一瞬が

一種の切なさを纏うのだと。

リズと青い鳥の終盤、希美さんとみぞれさんは各々別の進路選択します。

そのことがハッピーエンドなのかどうなのかというのは微妙なところだと思いますが、

この選択によって

リズと青い鳥という映画の切なさ、儚さ、美しさ、そういったものは際立ったのではないかなと

また、平行線だった2人が別々の方向を向くことで、コンクールに向けて1つに交わることが出来たんじゃないかな、と、そう思いました。

以上です。

とにかく、映画館で観ることが出来て良かった。機会があればもう一回観たい。

とりあえずサントラを買おうと思います

2018-05-21

二度あることは三度あった

anond:20180513231931

↑に書いたリズと青い鳥感想については、まだまだ読みが足りないという趣旨ツッコミを、読者諸兄からいただいた。

これは確かにその通りで、ダイレクト感情移入できたのはみぞれだったので、最初見た時はそれだけで胸がいっぱいになったからかも知れない(言い訳)

あと、ハープ普通の中高吹奏楽部にあるというご指摘にも、自身不見識を恥じるばかり。

でもハープはそれだけでかなり難しいと思うので、打楽器パートの中の誰かが担当になったらそれ専任というか、他の楽器との掛け持ちなんて不可能だろうし、かと言ってコンクールアンコンで必ず使うわけでもなさそうだし、そこらへんどうマネージメントしてるのかは気になる所。


というわけで、またまた作品を観に行ってきた。

それも2日連続で2回。初回と合わせて通算3回観たことになる。

どちらも、努めて希美立場に立って、あるいは希美キャラに入り込んで観るよう心がけたつもりだ。

以下ネタバレ込の、自分語りも含めた再レビュー

自分で書いといてなんだけど、物凄く独りよがりしかも長いです。それでも読みたい人はどうぞ。


まず、希美能天気というのは撤回させていただく。

これはもう、自分の読みの浅さの最たるもので、今はむしろ難しい子」というのは彼女みたいなタイプではと思うに至った。

しろみぞれの方がある意味では非常に単純というか、超不器用かつ裏表が無さ過ぎなだけとも言えるのだ。

なんというか、希美コミュ力とか社会性はリア充グループでも充分通用するレベルなのに、本人自身はそういうのにあんまり乗り気じゃないタイプなのだろう。

しろ、そういうコミュニケーションは程々に、リア充とは別のベクトルの本気で、何かに打ち込み、なおかつグイグイ進んでいきたい人物なのだと思わされた。


そしてこれが多分、彼女のとても難しい部分の核心というか、どうにもままならない所の最たるものだと感じた。

ぶっちゃけ中学1年の時にみぞれに声を掛けたのも、高校1年の時に泣く泣く退部という事態に追い込まれたのも、多分根っこは一緒。

というか退部の一件を、優子や夏紀と話しているときも、みぞれにツッコまれた時も「昔の話」という前置きないし返答している所とか、逆にそのままならなさや、彼女性格を端的に表しているとも言える。

更に、同学年の優子や夏紀よりもみぞれといる時間がずっと長いのに、優子から「どこまでみぞれを振り回せば…」と言わせてしまうほど、みぞれと噛み合わなかったり(少なくともちょっとしたやり取りレベルでは、優子や夏紀のほうが遥かに上手くコミュニケートできている)、入部当時の3年生との関係において、結果的に香織先輩に守ってもらえた優子や、「何も知らない新入りポジション」として日和れた夏紀と明暗を分けた事にも繋がっていると思われる。

本人の意志気持ちとは裏腹に、いや、その意志気持ち故にままならないのはなんとも皮肉というか、本当に不憫である


そんなふうに感じた自分にとって、物語クライマックスは、みぞれハグされた希美が笑い出す所だったりする。

いやもうあれ、自分希美立場でも笑うしかないわ。あるいは笑い泣きかな。

あのシーンで、ようやく希美はそれまでの出来事と、みぞれ吐露と、自分の気持を総合的に整理して、そこから自身立ち位置というか、自身の在るべき様を理解したのだろう。

そしてみぞれとの向き合い方も。

まあその意味ハッピーエンドではあるが…。


それで思い出したのは、自身の知り合い2人のことだった。

両方共リア充レベルコミュ力の持ち主の既婚者で、しか自分とは10年を優に超える付き合いだ。

片や去年まで頻繁にやり取りしていたのだが、付き合いが長くなるにつれ、お互いの見えている世界が違い過ぎることからだんだん噛み合わなさが露呈し、とうとう自分のほうが耐えきれなくなって一方的チャンネルを閉じてしまった。

もう一方は月イチくらいで会う程度だが、正直言って「血の繋がっていない姉」のような存在として、時に励まされ、時に叱られる関係だったりする。

同じような社会性を持ち、似たような文化圏(?)にいる2人だが、決定的に違うのは結婚相手性格

疎遠になった知り合いは要するにリア充カップルなのに対し、「姉」の旦那さんはリア充コミュニケーションが元来苦手な人で、しかも今の旦那と知り合う前に付き合っていた彼氏もそういう人だったと聞いた。

まり「姉」の方はそもそもそういう不器用人間が超好みのタイプで、色々苦労した結果、通じ合う・噛み合う「プロトコル」を獲得し、今も楽しくやっていると。


結局の所、通じ合う事の難しさや面倒くささは誰にでも、誰と誰の間にもあるが、「プロトコル」が合えば色々解決するのだと思う。そう、問題の大半はプロトコルなのだ

あるいはそんな難しい言い方しなくても「ちょっとしたコツ」という話である

尤も、そのコツはその人が見えている世界によって形作られていることが多いので、中々気づけないし、気づくのが難しいわけだが…。

そこまで考えると、自分が長く付き合っていた知り合いと一方的に疎遠になったのは、今更ではあるがちょっとあんまりだった気がしている。

そんな話を、今度「姉」に会った時に相談してみようと思う。


ということで話を戻すと、本作の希美も、どうやらそういう「プロトコル」を体得できたようであるみぞれは…まあ今は音大受験に集中するのでいいと思う。

二人の未来に幸多からんことを。

ハッピーアイスクリーム

2018-05-13

なんて辛気臭いアニメなんだ(注: 褒めてます)

anond:20180509183810

↑を書いた元増田です。


結局、リズと青い鳥を観に行った。

名作名作と言われていても、正直、本当に観る気になれなかったのだが、そんな気持ちを押し殺して行った結果は、予想を裏切る満足感だった。

再販後再売り切れのパンフレット目当てに、もう一回くらい観に行きたくなる程度に心惹かれた。

そして、優れた京アニ作品はもう一回もう一回と、「観たくなる」というより「味わいたくなる」んだっけ…と、TV版の響けユーフォ以来、久しぶりに思い出した。


それにしても辛口作品だった。それも半端ない辛さだ。

しかミントワサビの辛さというより、お酒の辛さに近い。

辛い結果、冷ややかに感じるみたいな。そう、マティーニのように。

よく辛いお酒人生辛酸舐めるほどに美味くなると言われるが、その感覚に近い。

まあ10代はお酒飲めない(ことになっている)けど、お酒飲めなくても、辛口の酒が美味しく感じる程度に辛酸はある。

そんなことを思わずにいられなかった。

自分希美よりもみぞれの方が遥かに近いタイプから、尚更そう感じたのかも知れない。

それ以上に、宇宙よりも遠い場所の報瀬に近いわけだが(笑)


とにかく観ている間、全編に漂うみぞれの危うさと、希美の良くも悪くも深く考えない能天気さが引き起こす、眉間が痛くなるようなすれ違いにハラハラし通しだった。

からこそ、最後は心底ホッとしたというか、これ以上ないくらほっこりさせられた。なんというか、余韻漂う後味まで美味しく頂いてしまった。

見事なくらい青春の1ページを切り取ってくれたもんだと感心させられた。

そんなことが出来たのは、業界最高レベルの絵の上手さが前提にあることは言うまでもない。

から京アニは、その美麗な絵が表現している物語がつまらないものにならないようマネージメントしていれば、良作をどんどん量産できるスタジオだと、本作を観て確信した。


声優については、主演の種崎敦美氏がパーフェクトなのは勿論だが、相方東山奈央氏の、芸の懐の深さにも驚かされた。

似たようなポジションの役としてはゆるキャン△に続く、素晴らしい仕事ぶりだ。

この、メロディに対して、オブリガードをはじめあの手この手合いの手を入れる「女房役」は、ある意味では主役以上に難しい上に、その負担に比べて報われにくいポジションだ。

からそれをやってのける人は、主演よりも芸達者な所を必ず内包しているし、どんどん労いたい。

脇役の「なかよし川」も、ちょい役出演だった「北宇治カルテット」も、絶妙スパイスとして素晴らしい存在感を見せていた。


ともかく、このアニメテンプレキャッキャウフフを期待すると、その口当たりの辛さに閉口するだろう。

まあそんな人いないだろうというか、youtubeで流れているPVでそういうのを期待させないようにしているのは、良い広告戦略だと思う。

問題は、淡麗辛口が美味しいことをどう予告するか、かな。自分が鈍くて感じ取れなかっただけかも知れないけど。


ああそうそう瑣末な話だけど、いくら強豪校であっても、高校吹奏楽部コントラファゴットハープなんてねーよ!音大付属のガッコじゃあるまいし。

敢えてツッコむとすればそこら辺?


そして肝心のロスについては、夏アニメが始まる時期までは、この作品がもたらしてくれた感動で乗り切れそうな心持ちになった。

それからトラバで紹介してくれた作品も、時間が出来たらチェックしようと思います

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