はてなキーワード: スキームとは
ライドシェア斡旋サイト、『乗ってこ!』みたいな仕組みで、精子提供サイトを運営すれば、
利用者の不安も軽減して、善意の提供も増えるのではないか?と書いてみた。
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Keyaki/7891/health/108.html
で先週、NHKクローズアップ現代で「ネットを介した匿名精子提供」のニュースが流れていた。
5年前から匿名精子提供サイトの状況を観察している自分からすれば「何をいまさら」感のある報道だったが、
この報道を機に、「精子提供ボランティア」が世間的に注目を浴びるようになった。
--------【以下本文転載】--------
「精子バンク制度が極めて未発達」という事情も、少しは影響しているんじゃないか、と
薄々思っている。
諸外国、例えばアメリカなんかでは「精子バンク」が発達していて、
シングルマザー希望者とかが、「よりどりみどり」でチョイスできる。
「結婚しているが、夫が協力してくれない」とか、
※因みに産婦人科で取り扱う精子は、「医学部学生が提供している」という
未確認情報が広まっている。
2.日本国内で、ボランティア的に精子を提供してくれる男性が運営する
そもそもネットの海の中で、そのようなサイトまで辿りつくのが難しい。
http://happy.ap.teacup.com/npsb/
は信頼できそうですが。
3.男性知人に頼む
しかし、このようなニーズというのは、一見少ないように見えるが、
いざそのような「仕組み」を組み立ててしまえば、案外ニーズが湧いてくるものだ。
ニーズというのは
実は、この
「一見ニーズがなさそうなんだけど、フタを開けてみれば、ニーズが湧いてきた」
というのには、実例がある。
「のってこ!」も、
「いくら料金が安くても、他人のクルマに乗りたい奴なんかいるもんか!」と言われていたが、
フタを開けると花丸急上昇中である。
そのようにして考えると、「精子提供サイト」と、「のってこ」は、
非常に「よく似ている」。
「のってこ」の不安点は、「相手が信用が置ける相手かどうか?」である。
この点について、
のってこ側が相手方のクレジットを保証する」という仕組みで解決している。
「男性の素性について、事務局が本人確認書類なり、健康診断書なり、卒業証書なりで
身元の確からしさを保証した」場合、女性側の不安は相当程度軽減される。
また、「のってこ」は、
「利用者から料金を取らず、広告で以って儲ける」というビジネスモデルである。
「利用者からは身元保証料プラスアルファ程度(5万円程度)しか取りません、
アメリカみたいに100万円も取りません」とすれば、
そのようにしても、「不妊症に効くクスリ」とかの広告を貼ることで、
充分に運営することができる。
因みに、
「男性側にどのようなメリットがあるの?」と訝しがる向きもあろうが、
「既に子供がいて、もっと作るには経済的に・・・」という人もいる。
「これほどおいしい話はない」。
また、ここで「精子バンク」と書かず「精子提供」と書いているのは、
「のってこ!」のように
「8月9日に大阪で提供希望です。都合の合う方いますか?」のように、
「男性側、女性側が、個別に提供日時・場所を提示する」というスキームを考えているからである。
なお、実際の「やり取り」は
http://happy.ap.teacup.com/npsb/
によれば、「注射器」が一番確実なようだ。
で、万一「良からぬことを企んだ男性」がいた場合には、女性からの申告により
で、プラットフォームとしては、男女ともに以下の事項を登録するイメージだろうか。
★年齢
☆病歴
☆血液型
☆学歴
☆職業
☆家族状況(既婚・未婚等)
☆顔は誰に似ているか?
追記:id:showgotch(技術教師)さんご本人から、元増田記事を書かれたのは別人であるというご連絡を頂きました。当初、誤った推定でこの記事を書いていたために、showgotchさんに不要なご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。
なお、元増田記事が投稿された日、showgotchさんはお誕生会を開かれていたそうです。そして、せっかくのお誕生会から帰ってこられたときに、自分が元増田記事を書いたと思われたことを「不愉快」に感じられたそうです。それを含めて、元増田記事の投稿者だと勘違いしたことをお詫びします。そして、お誕生日おめでとうございます。
以上:追記おわり
コウモリ(Rlee1984)です。ご質問を頂いたので、お返事いたします。
①技術教師のid:showgotchさんが、こういうブログを書かれる。
→ http://d.hatena.ne.jp/showgotch/20140228/1393606968
②コウモリ(Rlee1984)について書かれている部分があるので、そのブログにコメントする。
③コメント欄で幾つか話す。
④id:showgotchさんの記事とコメントを見た誰か(不明)が増田に、無リンクでの投稿をされる。
→ http://anond.hatelabo.jp/20140302105919
A、該当記事のリンクは上記の通りです。念のため、以下にも再掲します。
B、元増田記事での引用から抜けている部分を以下に引用します。
C、元増田記事に対して、返答が必要と思しき箇所のみ簡潔にご返答いたします。
①引用元のブログ記事と自分のアカウントを隠蔽し、リンクも貼らず、任意のコメント欄だけを抜いた形での増田投稿による文脈操作は、良くないと感じます。
②繰り返しになりますが、僕は個人攻撃やマウント合戦には興味がありません。ブログ記事でご返答すべきものがあるとは思えないこと・増田でご意見を頂いたことから、この場を借りてお返事さしあげる次第です。
http://d.hatena.ne.jp/showgotch/20140228/1393606968
『ちきりん氏の科学教育論もそろそろ幕引きで』 id:showgotchさんのブログ記事
showgotchさんが、記事内で僕(コウモリ・id:Rlee1984)について触れた部分を引用します。
なんか高卒ニートがそんなトラウマからか、調べて頑張ってる様子だったのだけれど限界が見えているので細くしておこう。それよりニートに屑とか言っちゃダメだよ増田。
Id:Rlee1984の主張は、経済を勉強した学生によくありがちな「ハイ論破」のつもりで結局平面上を右往左往してる議論にしかかなってない。
トレードオフの話を取り出してくれたのは自分で落とし穴掘ったようなもので、結局つめこみvsゆとりの構造から脱却できてないわけでしょ?ぜんぜん脱構築もアウフヘーベンもしてないじゃん。系統学習か経験学習か、と言われれば両方横断するのが一番なのである。僕の好きなメタファの一つに「デールの円錐」と言うものがある。~略~
分けて返答するのが困難なため、元増田記事とshowgotchさんの記事を同一意見とみて返答しています。
指導要領では、「系統vs経験を乗り越えて」、「ゆとりか詰め込みかを乗り越えて」、というお題目がセットになるものです。
それを引きの視点で見て分類した話をしています。(僕の記事の注釈で分かるかと思いますが、言葉の範囲を拡大して分類整理に使っています)
たしかに企業による利益誘導は問題ですが、『学者や教師以外は外野』と言ってしまうのは極端です。
教育は社会の基幹であり、この社会に暮らす万人が広く意見を述べる権利があると思います。
対応発言:元増田の『より学問や科学知に近いスキームを得られるようにした方がいい』
対応発言:元記事の『学校で行われている教育は100年の改善を積み重ねて来た等しく必要な教育』
対応発言:元増田の『100年の積み重ねがある教育を~中略~必要とはいえなくても不必要とは言えない。』
対応発言:元記事の『その二つは同一平面じゃない。円錐の一番上としたなのですよ。』
これを受けて、平面ではない具体的な制度論としての「提案」を求めておりました。『幕引き』とタイトルで仰られていたからです。そのため、次の発言は意味が分かりません。
また話を広げようとされているので、収束が面倒なのですが;
ICT教育への期待(教育効果の可視化)と、弊害への心配(教育目標の矮小化)については、ツイッター上の発言部分をご参照ください。
→http://twilog.org/1984lee このツイログから検索すれば、見つかるかと思います。
ここで多元的評価(羅生門アプローチ)についても話しています。
僕の記事では、「学習指導要領の変遷くらい眺めてから記事を書かれてはどうですか」と申し上げました。系統vs経験は、ざっと眺めれば素人でもすぐに見つけられる用語です。そして伝えやすさのため、他のベクトルを含む用語を一旦わきに置いて絞り込んだ説明をしています。徒に自分の知っている専門用語をばら撒くのはマウント目的と判断されやすいからです。相互の記事における、固有名と専門用語の数を計算してみれば分かるかと思います。僕はコメニウス、デューイ、ブルーナーの名前すら出していません。また、ICT教育の語も用いておりません。
そのように評価される教育関連の方もいらっしゃるのだ、と受け止めさせて頂きます。
また何かありましたら、よろしくお願いいたします。
ただ今後は、「相互の理解を深める」「生産性ある見識を広める」こと以外を目的としているように思える場合には、返答しないことがあります。ご了承ください。
人間というのは、「経済的に明確に有利」とわかってる場合でも、
「よく知らない」「めんどくさいから」と言う理由で、有利な選択肢に乗り換えないケースが、
案外あるんじゃないか、と思う。
例1
クレジットカード経由支払いの方がポイント貯まって経済的に有利なのに、「カード申込がめんどくさい」と現金払いを続ける人がいる。
そもそも、「カード払いの方がポイントが貯まって(現金払いより)有利」という基本的な事実すら、
「そもそも知らない」老人も多いんじゃないか?
例2
大阪市の市営住宅って、平野区辺りで徒歩15分程度だと、内風呂なしだが1万円台のがあるらしい。しかも結構空室あるそうだ。
大阪市が年齢制限や保証人制限見直せば、大阪に関する限りは脱法ハウス問題は解決する。
案外、首都圏の築古不便公営住宅なら安くて空きがあるんじゃないか?
役所側も制限規定廃止が望まれるが、脱法ハウス入居者側(ワーキングプア)も、
そういう行政サービスの広報、啓蒙を「知ろうとしない」「見てもスルーしちゃう」というメンタリティな気がする
以前立ち寄ったネットカフェに、やたら自己啓発書籍ばかりあったが、そんなクソ役に立たない本置くよりも、
公営住宅の案内を置くべきだが、そんなことしたらネカフェの「お得意様」が減っちゃうんだろう。
住宅難民向けに公的機関が用意してる各種メニューを、そもそも知らなかったり、「どうせ自分は対象外」と決め付けて無視したりしてる。
例3
最新の省エネ家電の経済メリット、白熱灯→LEDの経済メリットとか、
経産省やヤマダ電機は「啓蒙し尽くしてる」と思ってるが、高齢者とか、全く知らなかったりする。
こういうところを啓蒙工学でリーチするだけでも、結構省エネ化が進んだりする
例4
阪神大震災の時、国道43号線沿に持ってた家が被災した人に(不動産屋の自分は)住宅営業した。
その際、幹線道路沿いの土地を神戸市(国かも知れない)が買い上げる制度を自分が調べ上げたら、
「知らなかった」と喜ばれ、成約になった。
案外、「役所の使える制度」は住民に知られていないんだな、と感じた。
例5
マンションの管理組合単位で電力を購入し、それを各戸で配分する「高圧一括受電」というサービスがある。
大口電力単価と小口電力単価の差分だけ、消費者は「トク」するんだが、
そのためには管理組合の決議&個々の電力契約の切替という事務作業が伴う。
各戸には「経済的に確実にメリットある」スキームなんだが、一定比率で決議に反対したり、切替契約にハンコ押さない人が現れ、
一括受電会社が苦労している。
で、高圧一括受電導入にハンコ押さない人が、確固たる理由で反対しているのならまだしも、
その多くは「めんどくさい」とか「なんとなく」とか、脱力する理由なケースが大多数らしい。
リスク管理、気持ちをシェア、今年の目標をコミット、案件、事案
リテラシーの向上、今日のインプットをアウトプット、意識を高く
代表、物作り、クリエイティビティ、自己啓発、勉強会、ライフハック
マイノリティ、客観視、リターン、自己投資、コスト、効率、学生団体
思考、論理、プライオリティ、サジェッション、提案、インセンティブ
サービス、コンセンサス、イシュー、スキル、リスケ、プロジェクト、ガジェット
タスク、クラウド、あああああああああああああああああああああああああああああ
「昨日遭遇した事案。駅で女子が走ってたんだけど結局、電車に間に合わなかった。
しかも慌てたせいでバッグを落として、書類やら私物やらをまき散らしてんだ。
それを見て『なぜもっと早めに起きてリスク管理できないんだと』思った。
ここ数年こういう類いのことを言う奴がネットに多い
いちいち事案とかうるせえよ
お前らごときがライフハックだなんだやっても糞の役にも立たねえから
ネットを使うまでそんな言葉知らなかったろ?そんな生き方してなかったろ?
人間の能力なんてたかが知れてるし、そんなしょうもない考え方持ったって差はつかないよ
ドヤ顔で語ってるけど後ろから急に驚かされたら顔引きつって声出るだろ?
その瞬間がお前の本当の姿だよ
リスク管理もコンセンサスもセルフブランディングも事案も案件も糞もねえよ
みんなそんなもんなんだよ
基本的に掲示板でのやり取りはタイムラグがあるし「うまく議論するなんて無理」「相手に伝えきれない、相手の言うことを理解しきれない部分があるのは仕方ない」と普段考えている。
そんな私が今までに見てきた中でトップレベルに噛み合っていないやり取りで、世の中こういう人もいるのだなと理解しておくためにまとめておく。
ここでいう二人とは ID:CU.38cJu0 と ID:5aqZE2Uy0 である。やり取りが分かりやすいように後者の ID:5aqZE2Uy0 を引用文の形にする。
前置き
14: 2013年09月07日 18:56 ID:DczVxzcG0
そもそも原発稼働賛成と、福島について民主、自民の歴代政府を攻め立てることは両立する。
単に日本の原発を全部すぐ止めろ、なんて極論を抜かすバカのせいでこじれているだけ。
18: watch@名無しさん 2013年09月07日 19:06 ID:1Vc.eWIH0
※14
実際女川原発とか福島第二・福島第一でも5-6号機は正常に停止したわけだからな
ちゃんと40年ルールに従って1-4号を停止・廃炉してりゃ起こらなかったわけだし
41: watch@名無しさん 2013年09月07日 20:40 ID:8cHqx6vw0
福島の事故を見て、「原発はだめだ」と気づかなかった人ってちゃんと考えているの?
到底他人事とは思えない。
ここから ID:CU.38cJu0 と ID:5aqZE2Uy0のやり取りが始まる。
48: watch@名無しさん 2013年09月07日 20:58 ID:CU.38cJu0
※41
>福島の事故を見て、「原発はだめだ」と気づかなかった人ってちゃんと考えているの?
※18が指摘してる。
また、3.11よりずっと前から原発の運用方法(原発自身ではない)は問題が散々指摘されてきた
福島原発を批判しながら減らさず維持/原発を増やしている国は多いぞ。
(なお、ドイツとかは隣国の原発で生産された電力を買ってるので実質的にはにたようなもの)
50: watch@名無しさん 2013年09月07日 21:07 ID:5aqZE2Uy0
※48
「原発」に問題はないというけど、使うのが人間である以上「手に負えない」物は使っちゃダメなんじゃないの?原発できてから高だか70年でいったいどれだけの土地が使えなくなっちゃったのよ…。
それに「原発は事故が起こっても5重の壁で防ぎきるから大丈夫」と言ってたよね。これは人の問題ではなく「原発の構造」の問題だろ。
52: watch@名無しさん 2013年09月07日 21:29 ID:CU.38cJu0
※50
>使うのが人間である以上「手に負えない」物は使っちゃダメなんじゃないの
運用ができてれば「手に負える」よ。
※18が実例挙げてますよ。
>原発できてから高だか70年でいったいどれだけの土地が使えなくなっちゃった
運用がメチャクチャなせいでトンデモないことになってしまったよ。
超旧型であるのに「5重の壁」でごまかし続けてきた結果があの惨状。
57: watch@名無しさん 2013年09月07日 21:53 ID:5aqZE2Uy0
※52
で、その「運用の問題」ってのはなくせないだろ?最新式でも「運用に問題」があったら事故るよ。「事故ったときに手に負えない」てのはまずいって。
お前らの言う「運用が正しければ(事故らない)」てのはすでに破綻してるじゃん。事故前まではあれで「正しい運用」だったんだから。事故ったあと初めて「あ、まずかったな」って気付いたろ。
60: watch@名無しさん 2013年09月07日 22:08 ID:CU.38cJu0
※57
これが抜け落ちてる=運用がザル
散々指摘されてた起こりうる危機をわざと無視し続けたわけだから。
>そもそもお前らの考え方
66: watch@名無しさん 2013年09月07日 22:49 ID:5aqZE2Uy0
※60
>指摘されてた起こりうる危機をわざと無視
今後も無視するに決まってるじゃん。それとも「これからは指摘されたらちゃんと聞く」とでも思ってんの?お前一人ですら「運用さえ問題なければ大丈夫!」としか言わないんだから、聞く耳持つわけねーじゃん。
68: ※60 2013年09月07日 22:54 ID:CU.38cJu0
※66
そもそも
>「これからは指摘されたらちゃんと聞く」
とか聞かないとかなんてガキレベルみたいなこと考えてねぇし。
???
何でキレてんの?
71: watch@名無しさん 2013年09月07日 23:13 ID:5aqZE2Uy0
※68
例えば※18のような「ちゃんと40年ルールに従って1-4号を停止・廃炉」なんてことは東電や日本政府には「できない」と言っとるんだよ。
逆に聞きたいがお前の言うことには根拠がないじゃない
75: watch@名無しさん 2013年09月07日 23:28 ID:CU.38cJu0
※71
???
運用できなかった結果、惨事が起こったって散々言ってきたはずですがね。
捏造反対。
78: watch@名無しさん 2013年09月07日 23:43 ID:5aqZE2Uy0
※75
だから人間が運用する限り「正しく運用できない」こともあり得るわけだが、その結果現在の手に追えない状況になってるわけじゃん。
83: watch@名無しさん 2013年09月07日 23:58 ID:CU.38cJu0
ひとつ、聞きたいんだけど、
さっきから
とか、
>「今後は正しく運用できるという根拠は?」
と聞いてくるけど、
運用できてれば女川原発のようになんとかなった、とはいったが、
※75でも言ったけど。
86: watch@名無しさん 2013年09月08日 00:10 ID:.im0VlRV0
これに対して「運転ミスすることもあるよね?」と聞いている。
ではない。
俺だって普通なら「どうやって事故らないようにするの?」なんて無茶な質問はしないが
「原発も事故らないように運転できる(=トラックも事故らないように運転できる)」という無茶ぶりをしてるから聞いてみたんだよ。
私は『質問』をしてるの。私の解釈についての講釈はどうでもいいから質問に答えて。
「今後は正しく運用できるという根拠は?」
88: watch@名無しさん 2013年09月08日 00:14 ID:NHfR0AZv0
>「原発も事故らないように運転できる(=トラックも事故らないように運転できる)」という無茶ぶりをしてるから聞いてみたんだよ。
そもそもそんな無茶振りはしてないですがね。
何度も指摘してるでしょ
90: watch@名無しさん 2013年09月08日 00:24 ID:.im0VlRV0
※88
では質問を元に戻そう。
※52で「運用ができてれば手に負える」
と言っている。
「運用ができる」という根拠は?
それからもう一つ質問したいけど、この「運用ができる」という意味は「あらゆる事態に対処できる」という意味に取ってよい?そうでなければどういう意味を持つの?
92: watch@名無しさん 2013年09月08日 00:27 ID:NHfR0AZv0
「そもそもそんな無茶振りはしてないですがね。」と言ってるのにその質問は何だ?
>「運用ができる」という根拠は?
運用ができると断言してるんじゃないって言ってるでしょう。
運用できてれば女川原発のようになんとかなった、とは言いましたが。
藁人形叩き?
94: watch@名無しさん 2013年09月08日 00:35 ID:.im0VlRV0
※92
だから初めからずーっと聞いてるじゃない。世の中なんでもそうだよ?会社で
「このプロジェクトがうまくいけば儲かります」とだけ言って納得してもらえると思うの?
「うまくいくという根拠を聞かせてよ」と絶対に言われるよ。
結局あなたは「うまくいくという根拠」について何一つ答えられないよね。
「指摘」も結構だけど「回答」してよ。
95: watch@名無しさん 2013年09月08日 00:39 ID:NHfR0AZv0
>「このプロジェクトがうまくいけば儲かります」とだけ言って納得してもらえると思うの?
私が言っているのは
そもそも「このプロジェクトがうまくいけば儲かります」などと言ってないし言う気もない、ということ。
「そもそもそんな無茶振りはしてないですがね。」
98: watch@名無しさん 2013年09月08日 00:54 ID:.im0VlRV0
俺の発言への「指摘」は結構だと言ったろう。
福島原発は※60で言う「非常電源の設置場所とか全然考えず、あのザマ」なわけだ。
99: watch@名無しさん 2013年09月08日 00:59 ID:NHfR0AZv0
>そのほかの電力会社が東電のようにバカでなく「運用できる」と思う根拠は?
何でそこで私が『「運用できる」と断言してる』になるの?
よって、根拠は?など聞かれても「は?」って感じなのですよ。
102: watch@名無しさん 2013年09月08日 01:19 ID:.im0VlRV0
※99
ただ聞きたいだけだよ。
そんなことは日本中の人が知っている。福島原発だって「運用できていればなんとかなった」
福島原発以外の原発は「運用できる」か「運用できない」か。どちらですか?
103: watch@名無しさん 2013年09月08日 01:51 ID:.im0VlRV0
ID:NHfR0AZv0 は寝ちゃったかな。ま、そりゃ寝るよな。この時間だし。
世の電力会社も国から「できるの?できないの?」と聞かれ「運用できます」または現状では「運用できません」のどちらかで答えているはずだ。「分かりません」なんて答えはこの場合許されない。
そして「運用できます」と答えた場合は「根拠」が必要だよ。ID:NHfR0AZv0 はこれまでのところ何も言えないみたいだけど、それだと説得力ゼロじゃない。
なぜ「運用できてればなんとかなります」で人が納得すると思ってるんだろう。不思議だ。
ttp://katsumoku.net/archives/6790841.html
Q「総理は安全とおっしゃいましたが、根拠はなんでしょうか」「何故そのように安心できるのでしょうか」「技術的な観点からお願いします」
謎の根拠だが「~だから」と根拠を示している分まだましだとすら思えてしまう。ID:NHfR0AZv0 だと「運用できてれば東京オリンピックのようになんとかなります」と答えるだろうか。
105: watch@名無しさん 2013年09月08日 07:36 ID:NHfR0AZv0
ID:.im0VlRV0
>「できるの?できないの?」と聞かれ「運用できます」または現状では「運用できません」のどちらかで答えているはずだ。「分かりません」なんて答えはこの場合許されない。
>そして「運用できます」と答えた場合は「根拠」が必要だよ。ID:NHfR0AZv0 はこれまでのところ何も言えないみたいだけど、それだと説得力ゼロじゃない。
何回も言ってるんだけど、
「運用できます」または現状では「運用できません」も言ってないのに
総理は言ったからだ。私はそのようなはなし「各社これからはきっちり運用できるでしょう」なんて言ってない。
※68に書きましたがね。
そもそも
>「これからは指摘されたらちゃんと聞く」
とか聞かないとかなんてガキレベルみたいなこと考えてねぇし。
何回言わせるんだろうか。
ろくに運用できねぇクズが現実に存在して、事実惨事が起こったんだよ、と書いてます。
何回言わせるんだろうか。
そして、コレがどうやったら、「これからは各社ともきっちり運用して100%安全」という主張に摩り替わる?
「日本語分かります?」や「藁人形叩き?」は煽りじゃなくて、真剣に聞いてるんですよ。
107: watch@名無しさん 2013年09月08日 07:53 ID:NHfR0AZv0
こっから、
ID:NHfR0AZv0「金輪際福島のようなことは起こらない。みんなきっちり運用するからだ」
ってID:.im0VlRV0が拡大解釈してるのが全てですよ。
「運用できていれば」⇒確実に各社はきちんと運用するに違いない
と妄想してるだけでしょう。
できない奴がいてエライことになったことも最初から言ってるし。
どうやって、各社の姿勢を改めさせるように強制力を担保するスキームを創っていきますか?
考えていくべき議題として理解もできるが。
「ちゃんと言いつければ各社言いつけを守りますか?」なんて質問されてもね。。。
その質問の前からこっちはできてない奴が現実いる、と述べてるのに。
いい加減にして欲しいね。
114: watch@名無しさん 2013年09月08日 12:36 ID:.im0VlRV0
私が「ID:NHfR0AZv0さんが○○だと言った」と書いている部分は引用した
の一文だけですよ。あなたこそ私の推測を勝手に作り、また本当の質問には一度も答えていません。
×「運用できます」または現状では「運用できません」も言ってない
その通りです。まだ答えていません。だからどちらなのか聞きたいのです。
あなたがこれまでにどう言ったか、私がこれまでにどういったか、については聞いていません。
質問:あなたは原発を「運用できる」と思っているのか「運用できない」と思っているのかどちらですか?
と聞いています。
別に「分からない」でもいいんですよ。ただその場合「良く分からない」状態では原発動かせるわけないよね、ということです。
115: 少し訂正 2013年09月08日 12:45 ID:.im0VlRV0
ID:NHfR0AZv0さん。
「ここはこう言えばうまく伝わったんじゃないだろうか」という指摘がありましたら教えていただけると嬉しいです。
私は、冬より夏のほうが好きだ。
真夏日の正午、ジリジリと肌を焼き付けて、かつ身体中をモワモワとまとわりつくような、あの空気感が好きだ。
鮮やかな空の青と、近くの街路樹や遠い山々が彩る濃い緑色から成る、あのビビッドなカラー・スキームが好きだ。
数多の蝉が、早朝、昼間、夕方、それぞれの時間帯を別々のレパートリーで美しく歌い上げる、あのコーラスが好きだ。
空が闇に覆われる直前の時計を見て、日の長さを感じるのが好きだ。
微かな音を立てて動き続ける扇風機と共に過ごす、寝苦しい夜が好きだ。
青紫の蛍光灯の下で有象無象の蟲どもがパチパチと音を立てる様子には哀愁を覚える。
早朝、早くに目が覚めた時の少し得した気分がまた良い。
これから短い秋を経て、今年も長く辛い冬がやってくる。
私にはこれほど長い冬は要らない。まだ夏を堪能していたい。
徐々に涼しくなりつつあるこの日々に、一抹の寂しさを覚えた。
航空機のこと以外に何も考えてない堀越二郎が科学技術を尽くした傑作を作った、そのことをあなたは否定できますか、と感じたという話。
あくまで宮崎駿の映画だけを見ての感想です。ネタバレ全く配慮しません。当たり前だけど映画の話であって、堀越二郎本人について特に思う所があるわけでは有りません。
二郎は実際何も考えていない。まず、単に可愛らしい女の子とちょっと近い距離感になったから菜穂子のことを好きになった。菜穂子でないといけない理由なんて何ら描写されていない。彼の自主的な決断はせいぜい婚約を申し込んだことだろうが、それも結局菜穂子にも推されたおかげか何の反対もなく済んでしまっている。結婚だって同棲がけしからんと言われて決めたことだ。そしてさらに、本庄を零式艦上戦闘機の開発メンバーに入れないこと、これだって自主的な決断ではなく人から言われてのことだ。
極めつけは、寝込んでいる菜穂子の横で煙草を吸うシーン。煙草を吸わないと頭が回らなくて仕事にならない人間が、いいよと言われたからというだけの理由で、肺が悪い最愛の人の隣で煙草を吸って零式艦上戦闘機を設計する。菜穂子と飛行機をどっちを取るか、そういう決断のスキーム自体に無理があることは認めるが、そういった決断が迫られうることに心を巡らせてみるまでも無かった。菜穂子があまりに忍耐強い、かくも素晴らしい日本人女性だったから。
更に、二郎は自らの航空機設計の才能を一度たりとも否定されていない。また、本庄が堀越に抱く劣等感が描かれるといったこともない。なので、二郎がただ一途に航空機が好きで他人からの評価はどうでも良いのか、あるいは知らず知らずのうちに尊大になっていて挫折に弱く周りのエンジニアに対して自らの能力によって優位な立場に立てていないと気が済まないのか、という問題は棚上げにされている。二郎は自分の才覚や自尊心といったことに無自覚でいられている。
そんな二郎の身に起こったのは、腹を空かせた子供にシベリアをあげようとして逃げられる体験だ。自分が隣人を思いやる優しい人間だと思い込んでいるが、実際には他者の気持ちなんてものを考えてみてすらいないというこの構図は、二郎は人々を笑顔にする航空機を作ろうと夢見ていたものの、実際には人殺しの道具となり最後にはパイロットを殺してしまったという悲劇に相通じるものがある。夢で見た村人を笑顔にするための航空機、それは確かに精巧で美しい航空機であろうが、しかしそこに乗る村人とは一体誰であるのか、村人達は何を思っているのか、そんなことに思いを寄せておらず、村人達とは二郎にとって都合の良い抽象的な妄想上の概念だ。カプローニが去ったのは、確かに海外の技術の猿真似を辞めるという成長であるが、それは航空機設計という狭い世界の中でのことだ。
本当に人殺しの道具を作りたくなかったならば、軍用機しか作ってないと初めから分かっていて三菱なんぞに入社しないだろう。仮に入社したとしても、せめて輸送機や偵察機のチームを志望するくらいのことは有っても良いだろう。そうしなかった二郎は、結局のところ彼にとって美しい航空機を作りたかっただけなのだろう。
そこで提起される問題は、この二郎の態度が否定されるべきなのかどうかということだ。例えば原子力発電を取ってみると、原子力発電がもたらすエネルギーで人々を笑顔にすると思い込んで、自分が好きな原子炉の設計を必死に行ったエンジニアがいたとしても何ら不思議に感じない。あるいはヒトラーとナチス党員のトットが国民が自動車でピクニックで出かけることを夢見て公共建築の傑作たるアウトバーンを建造した話も思い起こされる。では、この種の独善は否定されるべきなのかというと、必ずしもそうとは言えないように思われる。隣人を深く理解し幸福にすることを求めるよりも、妄想に取り憑かれる方が、科学技術自体は美しいものであり得るのではないか。そういった問題を、風立ちぬは鋭く提起しているように思われた。
じゃあそこで、風という主題系、生きなければならないという言葉がどう活きてくるのだろうと考えると、やはり命の儚さを謳っているように思えて、やっぱり儚さとか残酷さとかそういう映画なのかなとなって何だこの感想はとなるんだけど、あまり気にしない…。
同意見多いけど、競合の参入だろ。どうせ。
そうでなけりゃ「これまでうちと取引して値引きできる部分もあるでしょ?」なんて言わねーよ。
(それともおまえの会社はそんなに儲かってんのか?)
だったらその場で「なんでそんな風に思うんですか?」って聞くんだよ。そうやって聞き出すんだよ。
客のこと聞けてもないのに提案なんてできる訳ねーだろ。
結局とんちんかんな提案したあげく交渉は決裂して、逆に客から別商品購入の提案されても「値下げしないけどいいっすか?」とか、斜め上すぎだわ。
明日にでも客先行って謝って来い。これはチャンスだ。
びっくりして失礼な態度とっちゃってすみません。って言うんだよ。これは素の自分を出してしまったってこと。
大抵の人は、素を出した相手に対しては素の自分を見せやすいから、最初の商談のときよりも事情について説明してくれる可能性が高い。
だから状況に乗っかって「申し訳ありませんでした。理由だけでも教えてください。上司に説明できません。」って言えばいいんだよ。
んで、競合がダンピングで取りにきたんなら、いずれはまたこっちに戻ってくるんだから良好な関係続けとけばいいんだよ。
まあ、少々痛くても競合排除するか、それとも一旦痛い目にあわせるか(客を)は上司が判断だろな。
そうでなくて、あきらかに自社より安くて良いもの持ってこられてんだったら、そりゃ情報ゲットGJだよ。会社として対策することだ。
どうも増田はちっちゃいプライドもってるように見えるんだよね。いきなり提案とか。ちょっとカッコつけてるよね。
営業に慣れてないうちは下手にでときゃいいんだよ。できる自分を見せようとするから自分ボールになって、自分でなんとかしなきゃならんくなるんだよ。
「値下げしろ」って言われたら「頑張って上司を説得しますんで手伝ってください(説得の材料ください)」ってスキームにすれば、客のボールになるんだよ。
まあ要は現状は依然としてチャンスだってことだ。
考えれば考えるほど、医者+製薬会社+官僚の権益確保システムがよくできていて笑うしかない。
さすが日本最高の頭脳がよってたかって長年かけて作り上げたシステム、非の打ち所がない。
あらゆる方面に対してWIN-WINの関係(もしくはそう見えるような状況)を巧妙に作り上げて文句も言われにくくなってところも、もう芸術的といっていい素晴らしさだ。
日本国民は国民皆保険制度により、3割の負担で医療を受けることができる。
どんな医療行為がいくらになるかは診療報酬制度で全国一律となっており、地域差や病院によって負担が不公平にならないようになっている。すばらしい。
現行の診療報酬は
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/10/dl/s1005-4e.pdf
このへんがオフィシャルなのかな。
うん。よくあるよね。なんだか痛いので整形外科にいくようなパターン。
初診料 270点
検査 577点
画像診断 158点
処方せん料 70点
計 1,075点
---------------------------
( ゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
_, ._
(;゚ Д゚)
高っ!
レントゲン1発撮って1580円(MRIなら8500円!)いつもどおりの処方せん書いて700円。なんという戦略的価格。
でも、3割負担だから請求されるのは3225円。これぐらいなら。まあ…ちょっと高いけど、また痛くなったらお願いしようかと思うよね。これが老人なら2割負担だから2150円。それなら毎日のように通って看護師さんに優しく湿布貼り替えてもらおうかって思うよね。
でも病院には10,750円ちゃんと支払われる。そりゃ儲かるよ!八百屋がトマト1個300円で売って、でもお客は90円しか払わなくていいってなってたら、そりゃあ八百屋儲かるよ!
もちろん残りの7割はみんなの給料から結構な金額天引きされてる健康保険。価格の7割を税金で補助してもらえる産業なんて医療をおいて他にはない。医者が開業するとき銀行は喜んで億単位の資金を貸し出してくれる。回収できる確率が非常に高いことが判ってるからだ。その辺の社長さんが起業するときあちこちから1000万借りるのにする苦労に比べたらえらい違いだ。
住宅地の路地裏にひっそりあるお爺ちゃん先生がのんびりやってる内科医院とか、あれでも潰れないどころか、ベンツ乗って大きい家に住んでるからね。しかも100m歩く間にそんな病院が3軒あったりして。そんで息子はお金かけてええとこの医学部行ってこんどは資本金いらずで後を継ぐね。なに、新しいレントゲンが2000万?よっしゃ父ちゃんが開業祝いにポーンと現金一括買いしちゃろ。
http://nensyu-labo.com/sikaku_isya.htm
「開業後しばらくの間は借入金の返済に追われる日々となります。」とか書いてあるけど10年ぐらいで返し終わったらあとはジャンジャン儲かる日々だからね。
そんな現代の貴族とも言うべきお医者さん。でもさすがにそれは他業種に比べてあまりにも保護されすぎだろう、皆保険制度なんてやめちまえ、という話には、ほとんどならない。
「お金のない人でも、等しく医療を受けることができるようにしましょう」
という国民皆保険の精神はどこからも文句のつけようがない正義だからだ。素晴らしい。
また、全国一律の価格設定になっていて、それ以外の価格を提示してはいけないという縛りがあって、さらに医療法で病院の広告宣伝にはものすごく厳しい制限がかかっている。具体的には、例えば病院の「売りや自慢できるところ」を不特定多数に向けて宣伝できない。看板に書いていいのは病院名と科目名ぐらい。
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/kokokukisei/index.html
つまり、市場原理が著しく制限され、働かないようになっている。
するとどうなるか。
経営に力を入れて儲けようとする病院と、そうでない病院に差が生まれにくくなる(口コミ等で多少の差はできるが決定的にはならない)。つまり住宅地の路地裏に(略)内科医院が潰れない。一般企業だと起業したら9割は数年で潰れるけど、病院はよっぽどのことがないと潰れない。潰れないどころかベンツ乗って(略)。
でもそんなのおかしいじゃないか、もっと競争を働かせて過剰な町医者は淘汰されるべきだ、という話には、まずならない。
「全ての市民がかかりつけ医(ホームドクター)を持って日常的に健康を保ち、難しい症状の場合だけ、大きい基幹病院に行くようにしましょう」
という「サテライト構想」は、文句のつけようがなく国民全員の利益にかなっているように見えるからだ。
もう鮮やかすぎて感心するしかない。
定期的に、医師不足が叫ばれている。そういうときテレビのワイドショーに出てくるのは産婦人科と基幹病院の救急救命。「当直明けで外来もこなさないといけない」「ちょっとしたことですぐ訴訟されちゃう」激務や責任でドロップアウトしてしまう医師も多い。医師をもっと増やすべきなんじゃないか。
医者になって開業すれば貴族になれるって判ってるんだから医者になりたがる高校生はいくらでもいるだろう。医学部を新設して定員をどーんと増やしてちょっとキャンペーンはればあっという間に(医学部6年+経験を積む数年ぐらいで)医師不足解消できるよ。
という議論が出た時、反対したのは日本医師会。
http://dl.med.or.jp/dl-med/teireikaiken/20100714_1.pdf
医師数増加に関する日本医師会の見解 -医学部を新設すべきか-
また、G7 平均(G8 からロシアを除く)の人口 1,000 人当たり医師数は 2.9人である。仮に日本の人口 1,000 人当たり医師数をG7平均なみに引き上げるとすると、現状の人口を前提に医師数を1.3倍に増加させる必要がある。
と、先進国との比較で医師数が少ないというデータには触れながらも、
1.教員確保のため、医療現場から医師を引き揚げざるを得ず、地域医療崩壊を加速する。
2.教員が分散し、医学教育の水準、ひいては、医療の質の低下をまねく。
3.人口減少など社会の変化に対応した医師養成数の柔軟な見直しを行いにくくなる。
1医育機関当たり医師数は289 人であるが、二次医療圏の約 4割では、医療施設従事医師数が289人以下である。医学部が新設されることにより、地域でさらに医療崩壊が進むことを否定できない。
として、医学部新設には反対。既存の医学部の定員増でゆるやかに変化していけばいいというのんびりした見解。
実際のところ、なんであの激務のお医者さんたちが「全然人が足りない!」ってなってるのかって、つまり忙しくてそれほど儲からない勤務医よりも楽で儲かる開業医のほうがいいからみんなそっちに行っちゃってるからからなわけだけど、華麗にスルー。そこには触れられたくないんだろうね。貴族制度の崩壊につながるといけないからね。
月18万もらってる生活保護の受給者を妬む人がすごく多い割には、月100万以上稼ぐ開業医を妬む人は少ない。「開業医ちょっと楽して儲け過ぎじゃね?」という話題があんまりどこからも出ないのと、定期的にテレビやマンガで格好いい医師の話が印象づけられるのもそこそこ影響してるんじゃないかと思う。ああいうのに出てくるのは必ず勤務医か離島とか過疎地の忙しそうなお医者さんで、間違っても町の暇そうなのにベンツ乗って(略)お医者さんは出てこない。
病院だけじゃなく、薬局に流れこむお金も税金で7割ブーストされている。そこで儲かってる製薬会社にも広告宣伝の制限はあるけど、TVCMをしてもいいってことにはなっててつまり大スポンサーなわけで、その辺が関係してるんじゃないかと思うのはこれは僕の単なる想像だけど。
医師が国に守られてるみたいなこと言ってるけど、制度を決めるのは官僚と政治家であって医師でなく云々。もちろんその点についても抜かりはない。
官僚は東大卒のエスタブリッシュメント。エリート同士はやっぱり理解し合いやすいし、お互い得になるスキームを賢い者同士で作りましょう、ということにはなる。厚生労働省には元医師が医系技官としてしっかり入り込んでたりもする。医療費の規模が大きくなる=厚生労働省の予算が大きくなるのだからやはりWIN-WINの関係だ。出産一時金が30万円から50万円に上った途端、町の産婦人科の出産料金が軒並み50万円に上がったのにそういうのを規制しようなんて話には一切ならなかったのは記憶に新しい。
政治家は票を沢山動員する団体の味方。日本医師会は超強力な圧力団体だ。なんせ会員数16万人
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%8C%BB%E5%B8%AB%E4%BC%9A
に加えて、病院の看護師や事務員、介護職員も動員できる(選挙の時期になると医師会から誰々を応援すべしというプリントが配られる)ことから、いったい何百万票規模になるのやら。
介護職員なんか、ワーキングプアの代名詞みたいなのに、まんまと医師会の言うこと聞いて医師がお金持ちになる手助けしてるという。でも自分たちの給料上げろとかって全国一斉ストライキなんて企てもしない。いい子たちやなあ。
たくさんブクマもついてめでたいことです。自分の意見を書いてなかったので書きますよ。
☓ 医者が儲け過ぎてて妬ましいので医者は貧しくなってワーキングプアになれ! ←そんなこと思いもしない。ただ飛行機のパイロットよりちょっと安いぐらいでよくない?とは思う。
☓ 国民皆保険が糞だからやめちまえ! ←素晴らしいって本文でも言ってるじゃん。安い負担で医療が受けられるのは本当にいいこと。
◯ アメリカよりはまし ←ほんとそう思う。アメリカがひどすぎて、っていうか、アメリカの市民生活にかかわる社会システムは見習わないほうがいいものが多すぎる。若者の死因第2位が殺人なんておかしい。
現状をこうこう変えるべきとか思いつきもしない。だってどこかを変えたらどこかに不利益がでるもの。そんな風に、しっかり独占と税金ブーストによる利益を確保しながら、心理的にも構造的にも変化を受けづらいようなしくみになってるところが「凄すぎる」って話です。
最近追悼の記事が多く出ているが、どうしてもモヤモヤするので吐き出させてください。
私は経歴15年くらいのゲーム開発者なのですが、winnyは非常に迷惑なソフトでした。
具体的にどういうことが起きたかというと、R4が流行し始めて5万本くらい売れていたIPもののソフト(ゲーセンの移植とか漫画のゲーム化とかあたりをイメージしてください)の売り上げが極端に下がりました。
そういったソフトはだいたい続編を出しても1~2万本増減するくらいなのですが、winny、R4流行後は5万→1万程度になることが多かったです。
この辺りのソフトは大きな利益を生まないまでも確実な利益を見込めるタイトルだったので会社に与えるダメージは大きかったですね。
また副次的に、ただで手に入れたソフトは実際にあんまり遊ばないんですよ。
あとこのあたりのソフトは若手のディレクターに任されることが多かったのです。
これくらいの規模のタイトルでディレクションの知識と経験を得て大きなタイトルの担当になる。
優秀なIPを使用しているから、実験的な挑戦を行うことができたり。
これが1万本くらいの売り上げに落ちたあとは、ベテランのディレクターが2,3本まとめて外注をつかって安価に素早く作るスキームに変化しました。
若手が育たなくなるし、ベテランも外注も疲弊するしでいいことがなかったですね。
面白いゲームが作れなくなったという指摘が多いですが、このような状況だと内部からは仕方ないとしか言いようがないです。
未経験者にいきなりのディレクションは難しいし、ベテランでも何本も回していたらいい作品にするのは難しいです。
これにより多くの優秀な開発者が去っていったことが、一番の痛手でしたが。
彼が優秀な技術者であったこと、無罪の判決が出たことも分かっています。
ただ彼の死に際して、彼の行状が美談になっていくのは非常に不愉快です。
彼の行状により、業界から多くの無名とはいえ優秀な開発者が姿を消さなくていけなくなった現状を見るに、それと釣り合うだけの天才であったかどうかは甚だ疑問であるといわざるをえません。
SEOが次にどうなっていくのかを考えてみた。
社内でSEOについて話しても
この繰り返しなので話が進まない。
ビックデータを扱う時に行うデータクレンジングを強化してスキーム化したものだと思ってる。
こんなのをいちいち手作業を基本としてやってたらコスト無限大なので
パンダアップデートはほんとどうても良くてこんなの対処できないウェブマスターとか
中規模以上のシステム担当者はチェンジしてもらったほうが世のためになる。
このレベルのウェブマスターに適当なこと吹き込んで状況を悪化させる
で、次にどうなっていくかを考えると
リアルタイムレコメンドの性質が強化されそう。パーソナライズとは関係ない。
これにセマンティック強化の流れがかみ合うと
それが検索結果にも同じく入ってくるのかと考えると
そんな顧客満足度を下げるような事はしない。
まずGoogleが定義した仕様の通りにサイトを作ること。W3CじゃなくてGoogle。
次にデータクレンジングのトレンドをリアルタイムに把握すること。
ようするにペンギンにやられないように先手を打つこと。
10とか20とかじゃ意味がなく、統計で使うので母数に最低1000は欲しい。
母数として利用で出来るサイトを抽出するのにさらに10倍以上のサイト数が必要。
技術に理解のない会社はデータマイニングをエクセルでやりたがるけど、無謀。
どんなにサイトをホワイトハットで言う所のクリーンな状態にしたって
検索結果の上位には表示されない。
キーワードの解釈され方の傾向を掴むのは統計じゃ出来ないのは必然。
どの状態であればGoogleから好意的に解釈されるかを意思決定するAIの出番なんだろうか?
先読みして何かする部類のものはないと思ってる。
ツールベンダーが多数出てきたり。
様式の違いとテーマ性の大雑把さだな。
古典になればなるほど、テーマがある作品じゃなくて、この世のありとあらゆることを詰め込もうとしてる作品を目指してる。
聖書やイリアスくらい、口伝が入り混じったような古い話だと、テーマもつかめなければ様式も無茶苦茶。
「起」、「承」、「転」、「結」でなはくて、つらつらと始まり、説明がなくなにかがはじまり、延々と詩歌が続き、盛り上がり続け、盛り下がり続け、突然おしまい。
記録と文学の境が曖昧。伝説と事実がまぜこぜだし、詩吟の要素まで含んでいてカオス。
紀元後になってくると、さすがに散文と詩が区別されて、科学の視点も含まれてきて書いてる人の頭の中で整理してから書き始めてるのがわかる。
っていっても、それは当時書かれた文章の中のごく一部で、大半はカオスで謎の文章だったんだと思う。
つい100年くらいまえの手紙とかでも、わけわかんない文章あるじゃん。
識字率が低くて、ほとんど代筆屋に書かせてたんだろうし、口語と文章の違いについて考えなかったんだろうな。
で、洋の東西ほぼ同時に、様式美の整理がAD200~800くらいか?
現代に生きる俺らからすると、「様式美うんぬんよりまずテーマだろ」って思うんだけど、ただ様式美をなぞるだけとか、逆にこの世の全てを一つの作品に落とし込もうとする無謀なことを20世紀初頭くらいまでやったりしてる。
でもあれか、恋愛小説もミステリーもラノベも、テーマなんかないな。
多少パラメータとスキームを変えて、同じ様式をなぞるだけだしな。
西洋はルネッサンス以降、中国は明代以降に書かれてれば、様式もよくしった形、テーマも設定されてるし、エンターテイメント性もバッチリ。
風刺目的だったりするわけで、権力者に楯突く手段としての文学ってことでなんか気合が違うわな。
19世紀、国家間の相互作用や社会変革が目まぐるしくなったせいかな?
この時代はまた世界の全てを一つの作品に落とし込もうとする無謀なことばかりやってた気がする。
でも頭冷やしてストーリーを整理してみると、ただの不倫の話じゃね?っという。
"モノガタリ"としての完成度は19世紀末から20世紀初頭が一番だったんじゃないだろうか。
20世紀以降は、既に固まった様式美から脱皮しようとする動きで、後退したり前進したり、多方向に向かってるけど、一つのピークは19世紀末だと思う。
住宅購入って、一生に一度の買い物なので、第三者的アドバイザーが(有料であっても)有用だと思うが、
かと言って、「知恵袋」なんかは、質問者数と回答者数のバランスが非常に悪く、
質問に回答が付かないまま、奥の方に埋もれて・・・ということが、ママある。
知恵袋とか、マンション掲示板(マンションコミュニティ)とかでも、
「Bというマンションは割高ですか?」という質問が消費者から結構なされたりしてるが、
ある程度は、的確に回答する自信はある。
(それなりに客観的に答えるつもりではある)
しかし、会社員に属している立場では、表立って回答することは出来ない。
~~~~
ところで、ネット系質問サイトには、一般人(=素人)が回答する「知恵袋」「OkWave」系以外に、
無料だと「オールアバウトプロファイル」、有料だと「アスクドクター」が代表例。
健康相談のアスクドクターは、まあ有料にしても、納得な内容である。
(多分、医師法の関係で、回答者を医師限定にしないとマズイんだと思う)
一方、オールアバウトプロファイル、あれは無料で回答する、という建て付けだが、
カネ取ってもいいんじゃないか、カネ取れるニーズはあるんじゃないか?という気がする。
「これ有料質問の建て付けにすれば、もっと具体的な質問が来て、マネタライズできるのに」と思わなくもない。
「プラ●ド淵野辺はどうですか?」とか「ファイン●ート新三郷はどうですか?」のような、
思い切って、有料質問コースを設けて、しかも「回答内容を限定公開」風な感じにすれば、
そうすると質問のマネタライズもできるし、「大手不動産会社社員」も片手間に回答して小遣い稼ぎ・・・
というのもありえる。
「プラ●ド淵野辺はどうですか?」のような質問は、実は、「他の検討者も、質問したがっている項目」なので、
「質問料を、多少は払っても、いいかな」と思っている人は、結構存在したりしている。
つまり、最初の質問者が回答を得たら、それを2回目以降の閲覧者は「少しカネ出してでも、この回答見たいなあ」と
思う可能性がある。
(アスクドクターは、閲覧者からもカネを取ってる。上手い商売。)
~~~~
ということで、比較的利用しやすい価格体系(万円単位)で、有料質問サイトを設計してみた。
【このサイトの特徴】
1.「以前誰かが行なった質問に、似ている質問を行う質問者は、多いはず」ということで、
続いて似たような質問を行おう、という人からも、(若干安い料金で)利用料を徴収する
2.一方、アスクドクターと違って、回答を2つ以上にしていること。
医師と違って、マンション業界の見立ては、結構回答者によって真逆なこともある。
有名なコメンテーターでは、櫻井幸雄氏と榊淳司氏じゃ、いってることが正反対だ。
なので、セカンドオピニオン、サードオピニオンを取れるような設計にした。
マンション系だと、榊氏、桜井氏、沖有人氏、坂根氏、中山氏などが思いつく。
★相談者は2万円を払う。
★先着2名に回答権あり。
最初に桜井氏が回答し、2番目が沖氏、3番目が坂根氏だったら、
坂根氏以降は回答権なし。
★上記ケースだと、質問者は桜井氏の回答と沖氏の回答を見比べ、
これによって、回答の質が確保される。
残り5千円は運営手数料
★イメージとしては、プロの専門家が1時間程度かけ、下調べ&回答するような手間暇イメージ。
★1年間は、回答をフルオープンにせず、
「200円払った人だけ、回答が見れます」というブラインドを施す。
(アスクドクターは1年以降経過してもブラインドにしているが、
マンションの話だと、1年以上経過すると、市況も変化して、回答が陳腐化するため、
賞味期限を1年としてみた)
★200円払って回答閲覧された場合、うち100円はベスト回答者へ支払われ、
うち50円はセカンド回答者に支払われ、残り50円は質問者に支払われる。
つまり、「多くの人に有料閲覧されそうな、万人が興味持ちそうな質問」を質問者が仕立てれば、
その分、質問者は(一旦2万円支払うが、)後から閲覧する閲覧者からの閲覧手数料収入で
儲かる、ということになる。
⇒万人が興味持ちそうな質問にしよう、と工夫するインセンティブが生じる
因みに、2万円÷50円=400だから、400人の有料閲覧者が現れたら、「モトが取れる」ことになる。
★上記レギュラーコースは、専門家が実名で回答するイメージだが、
ライトコースの場合は、専門知識はあるが、実名じゃなく匿名で回答したい、という回答者を想定している。
具体的には、三井不動産レジデンシャルの社員が匿名で回答する、野村不動産の社員が匿名で回答する、のようなイメージ。
彼らは実名専門家(榊氏とか桜井氏とか)に引けを取らない専門家であるが、
いかんせん、「会社の社員」という立場があり、実名では回答しづらい。
そういう社員であっても、一般消費者からの不動産質問に回答したい、という
欲求は、結構あったりする。
(何を隠そう、自分がそうだ)
そして、「どうせなら、少し小遣い稼ぎしたい」というスケベ心も併せ持っている。
なので、彼らの回答欲求、そして多少のスケベ心に答えるべく、
で、先着2名まで回答を受け付け、質問者がベストアンサーを選択するのは一緒。
謝礼はベストアンサーには1、000円、セカンドアンサーには500円の支払い、
サイト運営者は500円貰う。
回答者は
「大手不動産会社社員 宅建主任者」のような肩書きで回答を行う。
サイト運営者は、彼らが不動産会社社員であることや、宅建主任者であることを、
従業者証明書や宅建主任者証のコピーを提出してもらって、確認する。
「三井の社員なら、三井不に有利にしか回答しないだろう」と思われるかもしれないが、
あまりに露骨な三井誘導だと、ベストアンサーに選ばれなくなるだろうから、それなりに自浄作用が働くのでは?
【回答者数増員】
★基本は「レギュラーコース2万円、ライトコース2千円」だが、
中には「回答者が2人じゃ不安だ、3人は欲しい」という慎重派がいるかもしれない。
そういう場合は、2万円じゃなく2.5万円を支払うことで、回答者を増やすことができる。
この場合は、ベストアンサー者1人に1万円、それ以外の2人に各5千円、計1万円、
運営者に5千円が渡るイメージになる。
セカンドオピニオン、サードオピニオン、・・・と増えるにつれ、
回答の確度は上がる。
ライトコースの場合も考え方は一緒。回答数3名を希望する場合は2,500円を支払う。
(なお、この場合、閲覧者の閲覧料は250円に引き上げず、200円のままとする)
【他ジャンルへの応用】
★アスクドクターのような、理系的分野なら、回答の幅はあまりないから、シングルオピニオンでいいのかもしれないが、
ということで、他のジャンルについて、このスキーム(有料回答&一定期間有料閲覧&セカンドオピニオン制)
が有用かどうか、少し考えてみる。
・注文住宅新築、リフォーム=「マンション」と似たような性質。このスキームをそのまま流用可
ライトコースの回答者も、たっぷり存在する。(ハウスメーカー社員が匿名回答する)
・法律、税金、会計、マネー=有料回答&セカンドオピニオン制がマッチしている。
また、税金などは特に、年によって税制が変わってしまうので、「賞味期限」がある。
その意味では「一定期間有料閲覧」(一定期間経過後無料閲覧)の意味がある。
ただ、法律、税金、会計はいずれも「士業」なので、有資格者以外が相談に乗ると法律違反になる。
ライトコースは、法的にアウトかもしれない。
・旅行、グルメ案内=そんなにカネ払って相談する人は多くないかもしれませんが、一応は成立します。
・人生相談、恋愛、子育て=成立しますが、こういう場合の「専門家」って?
むしろ「知恵袋マスター20人」を回答者に仕立てた方が、いいのかな?
あと、相談内容が経年劣化しないので、「一定期間有料閲覧、一定期間終了後無料閲覧」とはミスマッチな気はする。
・受験=高校生相手に、報酬取って相談受ける、というスタイルに、良心の呵責が・・
・ネット・パソコン・翻訳=この場合、セカンドオピニオンの必要性は少ない気がする・・
ほかにどういうジャンルがあるでしょうね?
要は、セミプロ作家のウェブ小説を電子小説出版し、その印税を作家と投資家で山分けする、という制度。
【スキーム】
★作家は、1万円の手数料を支払って、電子小説をウェブにアップする。
★その作品は、1週間、タダで読める。
「この小説は面白い、これはヒットする」と思った読者は、100円を支払う。
★1週間の期間内に、100円払ってくれた読者が40人に達したら、
仮に、この「1週間内に100円支払った40人」を「投資家」と呼ぶ。
★有料化後に、読者が100円支払ったら、その100円のうち50円は作者に支払われ、
10円が電子出版会社に支払われ、残り40円は「投資家40人が1円づつ山分け」する。
★なので、投資家サイドから見れば、有料読者が100人現れた時点で、
当初支払った100円分は回収が図れたことになる。
それ以降は、純粋な儲け。
この作品が1万回ダウンロードされたら、儲けは1万円、初期投資100円だから、利回り10000%だ。
(もっとも、ダウンロードが40人未満だったら、元本割れだが)
100万回ダウンロード、つまりミリオンセラーになったら、作家は5000万円の収入、
出版社は1000万円の収入、投資家は1人当たり100万円の収入だ。
因みに作家サイドから見たら、有料読者が20人現れた時点で、1万円の手数料が回収されることになる。
★というように、投資家にとっては、人々がダウンロードしてくれたらしてくれるほど、自分の儲けになるから、
★なお、当初1週間の期間内で、40人の投資家が出現しなかったら、
それは「有料化する価値がなかった作品」ということで、無料で公開されることになる。
(一旦支払った100円は、元の投資家のところに戻る)
この場合は、登録手数料1万円を支払ったセミプロ作家だけが損することになる。
★40人も投資家が現れた、ということは、
「それなりに面白い小説だから、投資家が40人も現れたのだろう」という推論が成り立つことになる。
有料化された小説というのは、一定レベル以上の質が担保されている、と考えて、いいのでは?
ん?以前はてな匿名ダイアリーで自分が提案した
http://anond.hatelabo.jp/20120618210749
もちろん恥だと思っている。就職できなくてそうしたわけでなく自分でえらんでそうしたんだけど。半分しかたない事情もあったが。
ニートなんだけど最近は半分ニートじゃなくなりつつある。つまり微妙に求職活動をしている。
しかしなんだ。東大というレッテルで全て見られるのが嫌なんだよな?「東大のくせに」とか「東大もたいしたことねーな」とか「だから東大卒はつかえない」とか。
あれはカンベンしてもらいたいもんだよな。おなじ大学の人達にももうしわけない。予定通りなので働くのは嫌じゃないけど。
1つ書きたいこと思い出したからついでに書く。望月新一さんがABC予想の証明したかもーってことで脚光あびてる。
京大数理研の有名人。でHPには「宇宙際幾何学者」とあるんだけど、これについてネットでは
「望月さんの異色の天才ぶり、超人ぶりを表わしたぴったりな肩書きだ」みたいなことが言われてた。ん?勘違いしてない?
数学畑の人でもあんまり知られてないけど「宇宙際幾何学」って分野があるの。IU幾何。
http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~motizuki/Kako%20to%20genzai%20no%20kenkyu.pdf
[引用開始]
注目すべき対象は、特定の数論幾何的設定に登場する個々のスキーム等ではなく、それらのスキームを統制する抽象的な組合せ論的パターンないしはそのパターンを記述した組合せ論的アルゴリズムである。
このような考え方を基にした幾何のことを、宇宙際(Inter-universal=IU)幾何と呼ぶことにした
[引用終了]
以前、大阪市が公開した文楽問題に関するメール交信記録を読んで一文を記したが、
文楽の問題に関して、Twitterを見ていていくつか誤解があるようなので、書いてみたい。
産経の記事によれば、
橋下市政 揺れる文楽 補助金凍結…地方公演厳しく+(2/2ページ) - MSN産経ニュース
同協会の収入は興行収入が8割、補助金が2割を占め、その内訳は国が8千万円、市が5200万円、府が2070万円(23年度)。
記事中「同協会」とは文楽協会のこと。今すぐ見当たらなかったが、たしか本公演に影響が出る額ではなかったように記憶する。少なくとも文楽の存廃に関わる額ではない。
公開されたメール記録から。池末浩規参与の3月24日付メール。
http://www.city.osaka.lg.jp/yutoritomidori/page/0000174249.html
③-1.技芸員のマネジメント機能のうち、「都市魅力向上に資する伝統芸能に関する若手技能者の育成支援事業」に対する事業補助を行う。これは当 初金額を××円(試案:2,000万円)とするが、××年度(試案:平成27年度)以降の分については、前年に(府)市の文化・芸術に関する補助についての委員会(名称未定)により決定する。
③-3.経過措置として、✕年間(試案:平成24年度に限って)は、✕✕万円(試案:3,200万円…現状の5,200万円と上記2,000万円 との差額)を新たな公演の試み、協会の機能向上の試みに対して事業補助する。この補助の使途および成果については、事後に報告するものとする。
ただし、同じく池末参与の6月5日付メール中、橋下市長とのやりとり部分。(→は池末参与の返事)
文楽についてはその構造 も、担当者以外は理解していないところもあります。
文楽を守る役割は結局国に あるということがはっきりとしてきました。
→結局文楽の振興については国しかコントロールできない形にしておきながら、大阪府市も金入れろという図式ですね。
そうなると若手育成も国では?
→本来はそういうことになります。
また若手育成について、国 と地方の役割はどうなのでしょうか?
→原則国主体でやるべきという考え方がベースになると思われますが、国が新たなスキームに乗ってくるまでの短期間(3年以内を想定)人材育成につい ては大阪も奨励金を出す考え方もあるかもしれません。
市長とその周辺の意図としては、「文化財保護」よりも「振興(観光資源としての活用)」なのでこういう書きぶりになる。しかし、文楽においても、もちろん「家業」となっている場合もあるが、原則的には歌舞伎と違い、あくまでも実力主義だという側面が全く閑却されている。
文楽は伝統に胡坐をかいている、敷居が高いなどという意見を散見したが、事実は文楽も新作を試み、様々なチャレンジをしてきた。たとえば、子供向けに作曲された新作があげられる。
文楽の入門編として最も手軽だと思われるのは、国立文楽劇場で毎年夏の公演で演じられる演目だ。夏休みのため子供の観客を対象としたものが必ず演目にあがる。今年は「西遊記」がかかっている。
そこで近年演じられてきた演目を振り返ると、「舌切雀」「雪狐々姿湖(ゆきはこんこんすがたのみずうみ)」「瓜子姫とあまんじゃく」「東海道中膝栗毛」「金太郎の大ぐも退治」「鼠のそうし」「大江山の鬼退治」。。。などなどがあげられる。ただし、必ずしも中身が充実している演目ばかりとは言えない。
こういった子供向けの演目だけでなく、大人向けの演目も様々な試みが繰り返されてきた。
例えば歌舞伎演目のコピーがある。そのなかで、「勧進帳」はもっとも有名な演目の一つだろう。
またあまり知られていないかもしれないが、近松門左衛門の「曽根崎心中」は歌舞伎の影響で戦後に復活した演目だ。その事情は次のサイトにコンパクトにまとめられている。
その人形浄瑠璃にとって難題だらけの「曽根崎心中」の復活上演を、まず試みたのが本家の人形浄瑠璃ではなく、歌舞伎であった。
昭和28年(1953)8月、近松門左衛門生誕300年を記念して宇野信夫が「曽根崎心中」を新しい歌舞伎に脚色し、の新橋演舞場の舞台にかけたのである。徳兵衛を上方歌舞伎の第1人者の2代中村鴈治郎、お初を長男の2代扇雀(のちの3代鴈治郎)というコンビで演じたところ、大評判をとって扇雀ブームまで起こった。
この反響の大きさに驚いたのが、本家の文楽座である。人形劇としての「曽根崎心中」復活上演に意欲を燃やし、現代向きにという松竹の大谷竹次郎会長の意向を入れて、西亭(にしてい)こと三味線弾きの初代野澤松之輔が脚色・作曲を担当、鷲谷樗風(わしたにちょふう)の演出で、昭和30年(1955)四ツ橋文楽座1月公演の舞台にかけたのである。
よく復曲といわれるが、昔通りの演奏曲復元は不可能で、新しい作曲と割り切った方が誤解が少ない。語りを8代竹本綱大夫、三味線を10代竹澤弥七のコンビ、主人公・徳兵衛役の人形は序列7番目だった吉田玉男が遣った。
これらのものは本公演でもしばしばかけられる演目だけれども、より実験的な演目としては、蝶々夫人、ハムレット、テンペスト(「天変斯止嵐后晴」)など。また、市長が再三ふれている三谷幸喜の新作に代表されるようなそれも、しばしば作られる。聖書の福音書物語を文楽で、といった試みまである。
つまり、文楽に携わる人たちは、新しい観客開拓への意欲はあり、チャレンジ精神も問題意識もある人たちなのであって、この点は文楽を知らない人たちによく認識しておいてもらいたいと切に願う。
したがって、ちゃんとした台本さえあれば、たとえば百合文楽でもけいおん!文楽でもなんでもできるはずだ。文楽人形は、女子高生でもイエス・キリストでも、なんにでもなれるのである。
しばしば、歌舞伎や落語と並行して文楽を論じられているのを目にする。しかし、文楽は他の古典芸能と全く違う側面があるので、「伝統芸能」「大衆芸能」という大雑把なくくりで論じられるとやや面食らう。
まず、文楽は音曲として非常に格の高いものだったという歴史的な事情である。これは歌舞伎の竹本葵大夫さんが軽く書いている。
人形芝居で創りだした演目も歌舞伎に流出して、歌舞伎で大当たりを取る。それがために、人形芝居は経営に打撃を受ける。これは対策を講じなければいけない。そんなこんなで、人形芝居の組合で「歌舞伎に出演した太夫・三味線は除名処分にする。歌舞伎の太夫・三味線とは同席しない」などと取り決めます。「われわれは宮中のお召しがあると参内して芸をお目にかける。そして掾号も受領することさえある。歌舞伎などの河原者とは身分が違う」と息巻いたかどうかは知りませんが、これくらいのことは充分おっしゃられたでしょう。
今でこそ、私など文楽の9綱大夫師にご指導いただいたり、ほかにも三味線の方が文楽の方のご指導をいただいたりしておりますが、昔でしたら考えにくい現象でしょう。
もちろん実力の裏付けがあってこそで、
ただいまでも「文楽座出演」と銘打って歌舞伎の演目に文楽座の皆様が演奏で出演なさると、たいがい新聞劇評は「○大夫、△△以下、文楽座の演奏に量感がある…」というようなことが書かれます。ところが、同じ曲を私ども竹本が演奏いたしますと、あまり賛辞を頂戴することがございません。
ということになる。
葵太夫さんも触れておられるが、そもそも人形浄瑠璃は皇室と関係の深いもので、その一つの表れが掾号だろう。名人上手は皇族から掾号を受領することがあり、豊竹山城少掾、人形遣いの吉田難波掾を最後に掾号受領するものはいないが、しかしながら皇室との関係はあったわけで、昭和38年に松竹が興行権を手放し文楽協会が成立したとき、松竹がこれを「献納」と言っているのは故なきことではないのだ。
繰り返すが、このような人形浄瑠璃における格の高さは、実力の裏付けがなければ意味を持たないし、まして現代において補助金の投入を正当化するものには必ずしもならない。
しかし、他の芸能と一括りで論ずることができないという側面の若干は感じてもらえるのではないか。
また、義太夫節の特性について若干ふれておきたい。
義太夫節の構造そのものは簡単で、決まったメロディーのパターンを詞章に合わせて組み合わせて行くだけだ、という説明でいいと思う。したがって、このパターンの組み合わせは無限に広がる。
ところがそう簡単にいかないのは、文楽の古典の場合、演目に合わせて様式が成立しており、義太夫節ではこの様式を「風(ふう)」という。かねて様々な論者により、風を語り分け伝承するのが最大の難物だとされてきた。というのも、非常に微妙・繊細なものだからだ。
以前書いたように、私は国立文楽劇場に通って図書閲覧室にもよくお邪魔をするような人間だったが、さすがに義太夫節を語るところまではやらなかった。だから断定はできないけれども、この様式の問題は最後は幼少時の音楽環境の問題になると思う。と考えたくなるくらいに、微妙な代物であって、これだけ洋楽が氾濫して耳が慣れてしまっている現代日本で、こういうものを継承することが可能かどうか、はなはだ疑問だと言わざるを得ない。
やや話がずれたかもしれないが、たしかに落語や歌舞伎などのように、時代に合わせて姿かたちを変えることで人形浄瑠璃においても生き延びることだけなら可能かもしれない。しかし、文楽の場合、繊細な中身が変わってしまってはもはや文楽ではなく、ただの人形芝居、「文楽のようなもの」が残るだけだろうと強く危惧するものだ。
この点が、私の文楽の将来に対する悲観や「古格を維持している限りは、文楽は補助されるべきだ」と考える所以でもある。
大阪市長やその周辺が模索しているように、観客動員を増やそうとする努力、そのための宣伝や統括的なプロデュース・マネジメントが必要だろうというのは、私もかねがねそう思っていた。まんざらではないと思う。
ただし、それには一定の限界があるだろうとも思う。要因はいくつでもあげられる。
音楽環境がもうまったく変わってしまっている。古典に対する教育がほとんど日本ではなされないのだから理解できなくて当たり前。そもそも、松竹ですら経営が難しくて50年前に放り出したものを今の時代に観客が増えるわけがない。ちゃんと語れる人がもういなくなりそうだ等々。
一定の限界を認めなければ、たとえば市長がいろいろ言っているように古典であっても演出をもっと現代的にしなければならなくなるだろうし、本も変えなければならない。本来、国立劇場国立文楽劇場での公演は一作品全部を舞台にかける「通し」を主として行われるべきだが、観客動員を上げたいのであれば歌舞伎のように「見取り」だけでプログラムを構成し、有名な売れそうな場面だけ舞台にかけておけばよい。しかし、それで本当にいいのか。
つまり、観客動員をどうしても上げたいのであれば、中身にも伝承にも確実に影響が出てくるだろうと思われるのだ。これで本当に「古格」が維持できるんだろうか。
私は、文楽だけでなく、歌舞伎も好きだし(そもそも文楽に触れるきっかけは歌舞伎で知っている演目は文楽ならどうなのかという興味だった)、西洋古典音楽も大好きな人間だ。そうやって比較をすることで両方を消化するのが、誇張して言えばあるいは日本人だけの楽しみだとすら思っている。
そこで西洋音楽と比較した場合、文楽に匹敵するものはワーグナーの楽劇ぐらいしかないのではないかな、と感じている。長大さや感動の深さの点で比肩する物は相当に限られてくると思う。
それだけの値打ちがあるんだということ、それだけの値打ちがあるものに対して、日本のものなのに、その日本人の大多数が興味関心全くゼロだということは、まず言っておきたい。
その上で、しばしば「補助金なしでやっていけない芸能芸術は滅び去るべきだ」という意見が見られる。非常にもっともな意見で、公によって支えられている文化事業は常にこういう問いを問われるべきだと私も思う。
ただ、一方で、ヨーロッパのオペラにしろオーケストラにしろ、「補助金なしでやっていけない」わけだが、「だから滅び去るべきだ」とは言われない。ここは必ずしも論理としてリンクするものではない、ということも、またもっともなのだ。
文楽に匹敵するのはワーグナーくらいしかないのではないかと書いたけれども、ワーグナーには過去の歴史から政治的な問題が色々あり、また採算が取れないからといってドイツ人がワーグナーを「過去のもの」として捨て去るだろうか。欧州においてすら西洋古典音楽のファンはそれほど多くないはずだが、さらにそのなかのごく一部のワグネリアンしかたいした興味関心をもたないからワーグナーの上演は無駄だと批判されるだろうか。そういうことは今のところまずあり得ないと思う。なぜなら、ワーグナーはドイツの宝だからだ。文楽よりはるかにカネがかかるにもかかわらず。
大阪の先人たちは、文楽という芸能に対して文字通り心血を注いできた。一時期を除いて基本的には客が入らない芸能だったので、名人上手ですら「明日のご飯がない」という貧乏話は普通にある。奥さんが小料理屋を営んでいてそれで食わしてもらったりしている。それでもなお、大阪の偉大な先人たちはこの芸能に打ちこみ、奇跡的に現代に伝えてきた。
彼らはお金はなかったかもしれない。貧乏だったかもしれない。その代わりに得られたのは、感動を与える喜びであったり、誇りだった。掾号の問題はまさしくそれで、名誉だけが彼らの糧だったと言っても言い過ぎではない。ワーグナーにも匹敵する芸能であるからこそ、それだけ打ち込む価値があったのだ。
ただ、現代社会では、残念ながらこの芸術の価値に見合うだけの犠牲を技芸員たちに求めるのは、無理になって来ている。(それでも彼らは贅沢な生活をしているわけでは決してない)
現代の大阪人はそういう偉大な先人の子孫だ、そういう偉大な芸術を生んだ共同体の中にすむ一員なんだという矜持、その矜持が文楽に金を払わせるのであって、他に理由は見あたらない。
そして、、、私はこれが最も大事な点だと思うけれども、、、大阪人に持ってもらいたいこの矜持に対して、文楽に携わる人たちはお返しをしなければならない。
それは、新しい観客を獲得する挑戦を一方で続けながらも、文楽の本格を維持すること、継承すること、古格を守ることではないか。それが、文楽座に課せられたミッションであって、それが出来なくなった時、文楽は文楽でなくなり、公金を投入する理由もなくなるだろう。
もちろん、大阪市長やその周辺の人々が考えるように、観客動員を上げて観光資源として活用されるように生き延びる方向もある。しかし、それはもはや「文楽」ではない。
もし「文楽のようなもの」という形でしか生き延びられないのであれば、偉大な先人の名誉のために、大阪人の矜持のために、近い将来、しかるべきタイミングで文楽の死を宣告してもらいたい、最低でも名前だけは変えてもらいたい、無形文化財や世界遺産の認定も返上してもらいたい。私がこのように希望する気持ちやその理由も、これまでつらつらと書いてきたことから感じ取ってもらえるのではないか。
そして同様のことは、なぜ国が補助金を文楽に対して投入するかという理由づけにもなるように思う。大衆に受け入れられない芸能は補助金を打ち切ればいい、この財政難の折から文化事業に投ずる財源はないとよく言われるが、ことはそう単純ではない。
予算全体から見れば、補助金として文楽に投入される額は巨額とは全く言えない。しかも大阪の場合は、対象を悪玉・敵に仕立て上げて財政削減しても、すぐに無駄なプロジェクトに走るのでせっかくの財政削減が全く無意味なことになっている。大阪市長は文楽に対して様々な批判を繰り広げているが、予算と比較した場合にあまりにも不釣り合いな煽りであると言わざるを得ない。
日本の偉大な芸術、しかもまだかろうじて本格が維持されている繊細な芸術に対して矜持を持って維持するに、大阪はもとより、日本の市民社会全体「も」維持しなくて他に誰が維持するというのだろうか。
(追記)
これまで書いてきたように、私自身は文楽の将来にはかなり悲観的であるし、芸の質についても相当程度批判的だ。したがってTwitter を見ていて古典芸能ファンによる「日本の伝統芸能なんだから維持されるのが当たり前」や「とにかく文楽は素晴らしい」に類する議論を見ると鼻白む思いをする。自分の楽しみのために税金の投入を是認しろというのであれば、それはまさに橋下市長の批判通りなのではないかと思う。
したがって、古典芸能ファンの言動にもいささかついていけないものを感じる時があると、これは明記しておきたい。
また、もし何かご意見などあれば、Twitterの私のアカウントに何か書いていただきたいというのは、前回の増田に書いたとおりだ。https://twitter.com/SignorTaki
一応、誰が誰に入れたのかを公開することには形式的問題があるかもしれませんので、
下記のような理由でマイナーボートをした人もいた。と認識しておいてください。
※全く関係ない人へ…本日(6/24)全日本学生新人ディベート大会が行われ、(http://www.coda.or.jp/)そこの決勝戦(7人ジャッジ)で審判をしましたので、その判定理由の概要を示しています。論題は「日本は死刑制度を廃止すべき」
略語…Aff:肯定側 M:メリット Neg:否定側 DM:デメリット
■議論整理
Aff.
スタンスをスタンスとして抜き出しておく必要があったのかどうかは謎だが、とりあえずこれ自体は反駁もなく、発生はしていて、残っている。ただし、犯罪を増やしてまで採用すべきメリットなのかどうかについては立論・反駁中でも示されておらず、そこまで強いインパクトではないであろうとの判断。他の人の生命が守れれば正当化されてしまうと自ら言っているので。
発生するはするけれど、多少の合理的な反駁や、(そんなわけないのだけれどdropされた)再審請求していれば執行されないとの反駁もあり、数としては非常に少ないという判断。
拡大自殺に関しては、Negが言うように死刑があろうがなかろうが周りを巻き込む人もいるだろうし、一方で「死刑になりたくてやった」という人の存在自体は否定されず、多少は残るだろうという判断。
★この反駁と立証の評価でジャッジの判断は結構分かれた。反駁を大きくとりこのメリットをほぼ発生しないとしたジャッジも複数
問題は後半で、犯罪が減ったところもある、というのは分かったが、それが拡大自殺だけを反映しているわけではないだろうとも思うものの、触れられていないので明示的にはとれず。また、後述するが、背景要因の検討もこの試合においては不十分。まあとにかく減っているところもある、とだけ。
惜しむらくはせっかく質疑で残忍化効果を匂わせたのにそれを使わなかったところ。
Neg.
A 一般抑止 「死ぬのは怖い」-「ずっと閉じ込められるのは嫌だ」の差分がuniqueness。正直どれくらい大きいのかは不明だし数も不明。いなくもないだろうが、どっちも普通は嫌だし、Affの反駁にも返していないのであまり大きくはとれていない。
別に終身刑でも悪いこととは分かるであろう、という話を採用。上記の差分ともリンク。要は、その差分が大きいと思うか小さいと思うかはかなりジャッジの主観で分かれている。(数十年たたないと云々言っている割には、自ら後で出している資料は直後の増減を論じているというのも疑問)
C 抑止力低下
アーリックモデルに対して、社会的変数などが考慮されていないなど、これでもかというような反駁資料がつけられて、再反駁なかったので、このeviで実際に犯罪増えるとは言えない、という判断。
★このアーリックモデルに対する反駁のeviをこの試合の中でどの程度重視するか、単にこのカードへの返しとだけ考えるか、資料の立証責任レベルを上げるものと考えるかはジャッジで分かれ、投票割れにもつながる
D
・誘拐→「そもそもあまり知られていないのに抑止になるのか、時代も古すぎる」をほぼ返さず、大きくはとらず。まあ、なくもない程度。
・組織犯罪→塀の中から戻ってこれなければ、やはり元も子もないわけで、固有性不明。(なぜ親分に殺されるという話をしなかったんだろう) まあ、なくもない程度。
E 再犯の増加
特に反駁なかったが、結局Aの差分が効いてくるわけで、そこまでも大きくとれず。
S1 アメリカでは2倍に増えたらしい
ここはNeg.のアーリックモデルのカードを援用して立証評価。要は、経済条件はどうだったのかとか移民が増えたのではないかとか、そういう背景を全く言わずに「そのへんの年から2倍に」と言われてもこの試合ではそこまで単純に取れない。そういうことも考慮すべきであるとAff.から示されている以上。
ただ、そこまで考えるべきかどうかはジャッジで分かれていて、結果から言うとそこまで援用しなかったジャッジが多数派。本当はAff.がちらっとでも言うべきであった。
別に死刑囚じゃなくても諸外国ではよく暴動起きてるし…。質疑で応答した、期間が問題というのもよく分からない。それ以上の証明も深刻性言及もないし、立証不足。ていうかこれ発生過程じゃなくて全然別個のデメリットではないんだろうか。
深刻性は、まあそうですね、という判断。
■比較
結局、犯罪が増えるのか減るのかディベーターが明示的に比較していないのでジャッジが考えざるを得ない。
犯罪が増える可能性があるスキームも、減る可能性があるスキームも両方わずかながら生き残っていて、しかも相反しないので、両方起きると考える。
とした場合、減るという資料も増えるという資料もあって、どっちも背景証明が不十分となると、現状とほぼ変わらないのではないか、と判断。
例の学費のサイトを見て、近年自分の中でくすぶっていた考えが確信に達した。炎上マーケティングはもうかるのだ。
例の社長やスタッフが正しい手続きをきっちりやり、問題のないサービスを立ち上げていたら、まず今回のように何百万も集まらなかっただろう。正しいけど、誰も知らないサービスで終了。実は世に出るほとんどのサービスはそうやってできては消えて行ってる。俺もそうして赤字を出してきたからよくわかる。いいサービス作ればバイラルで広まるという夢は、確率が低すぎてまず自分の身には起こらないと思ってよい。
プロモに大量に金をかけたサービスだけ知名度が上がるが、金をかけない手段の一つが、炎上である。リスクやデメリットも大きいので選ぶ人は少ないが、今回はそれを選んで大成功した。それだけの話。
例の社長のツイートだってわざとやってるに決まってるじゃんかよ。あんまり他人の頭をバカにしない方が良い。
炎上に加担した人は見事に踊らされ貢献したことに反省し悔い改めるべきだが、ほとんどの人はそこにも気付かない。まさに完璧なスキーム。
叩かれる覚悟さえあれば、やってみる価値は十分にある手法だと思う。繰り返す、炎上マーケティングは儲かる。
ついでに書くと、斬込み隊長まで踊らされちゃってるように見えるがあの人はバカではないので、騙されたふりをしてたまにはまともなことを書いて、自分の好感度を上げる作戦。祭りに乗じたうまい商売で、抜け目がない。