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はてなキーワード: ABC予想とは

2021-09-27

anond:20210927012531

もちろん私は数学者でも何でもない。

しかABC予想に関して続報が途絶えてしまったので、今までの事実ベース情報を集めただけである

査読の使い方については、マスコミ登場時も「まもなく査読が終了し論文掲載へ」という論調だったためそのまま採用した。

しろあなたが申すようにこれから査読という流れであるならば、今現在続報がなくなってしまたことを嘆くべきではないだろうか。

anond:20210927011443

査読が終了していない」んじゃなくて、そもそも査読っていうのはそういうものなの。

論文として載せる価値がある」というのは「絶対的に正しい」ことを意味しないの。査読担保しているのは「論文としての価値」であって、「絶対的な正しさ」ではないの。(もちろん、正しさに対する一定以上の信頼度がなければ「論文としての価値」も認められないけど。)

科学的な正しさというのは、ある瞬間に100%正しいと認められるものではないの。論文掲載されて、その後の研究者コミュニティによって引用を繰り返され、一人一人の研究者がそれぞれの価値観でもって「この論文は正しいor間違っている」と判断し、サーベイ寄稿したり教科書執筆されたりすることによって正しさが認められていくものなの。

そもそも論文掲載されるというのはゴールじゃなくてスタートなの。


君はきっとリーマン面タイミュラー理論も、p進タイミュラー理論も知らないでしょ?「宇宙際タイヒミュラー理論」というのは単に数体上のタイミュラー理論のことで、細かい技術的なギャップがあるのかないのかは専門外の私にはわからんけども、少なくとも「トンデモ」扱いするバカがいたらそいつ数学者ですらないバカだと一発でわかるよ。

複素数可能ならp進数でやる。p進数可能なら数体でやる。というのは数論幾何学王道中の王道で、パッと見「できそうだな(具体的にどうやるかは知らんけど)」というのが普通数学者認識。その応用があるかないかは後から考えることで、ABC予想が解けてるのか解けてないのかは私にはわからんけども、少なくとも理論としては間違いなく面白いものだろうとはわかるし、「俺も一生に一度はこういう論文書きてぇなぁ」と思うよ。

ABC予想は未だ予想のままなのか

2012年京都大学数理解析研究所教授望月新一ABC予想証明したと論文を発表し、およそ8年の査読を通して2021年3月学術誌「PRIMS」上で発表された。

2017年ごろから査読が終了しABC予想証明される!とマスコミでも度々騒がれていたが、現状はどうなっているのだろうか。

結論からいえば、今現在数学会はこれを証明として認めていない。

論点1

査読が終了したのであれば証明に間違いはないのではないか

→正確にいえば、査読は終了してはいない。

基本的には査読期間に問題点や疑問点があれば、他の数学者によってその懐疑点を提言解決や訂正を重ねていく。

実際、望月氏の論文にも指摘があった。指摘を行ったのはボン大学教授ペーター・ショルツェである。ショルツェ氏は30歳でフィールズ賞を受賞した現在数学界のトップリーダーでもある。

ショルツェ氏は2018年3月望月氏のいる京都へ訪れ直接論文についての議論を行い、その上で『Why abc is still a conjecture』という評価文を発表した。

この評価文は、一言でいえば「証明根本的な所で間違っている」である

望月氏は2018年7月にこの評価文についての反論文を出しており、この両者の主張がどちらが正しかったのか、これに関して第三者が明確な判定は行っていない。

論点2

学術誌に論文掲載されたのであれば証明問題はないのではないか

学術誌に論文掲載されること自体形式的意味合いが強く、掲載証明担保とはいえない。

さらにいえばこの学術誌『PRIMS』であるが、この発行元は京都大学数理解析研究所であり、編集長望月新一本人である

他意的なことを排除しても、この掲載が正当な評価を出来ているのかは疑問が残る。

論点3

現在評価

数学界ではこの論文は「とんでも論」として、真面目に検証している数学者は皆無である

なお前述のショルツェ氏は今年7月にzbMATHにて、さら論文について再度否定的書評を公開している。

2021-05-21

anond:20210521013145

言ってることにはほとんど同意できるんだけど、

『高度に発達した科学魔法と見分けがつかない』

とかと一緒で、理想論なのよね。

私は、ほとんどの偽科学には騙されないと自覚してるぐらいのリテラシー知識はあるつもりだけど、複数分野の詳細や根本理論とかがわかってるか? と言われたらわかってない。

そんで、身の回りには考えることを放棄してる人達がいっぱいいる。

結局自身の専門分野ですら、完璧理解できてる人っていないわけで、本質から少し離れたところで判断してると思う。

実際問題本質から少し離れようが本質を捉えて意識してたら騙されるリスクはかなり減るんだろうけど。

そっから少し外れた人は、実際頭が弱いし、人類にひとりとして頭が弱くない人が居ないってのが事実だよ。


ジャンルが違うから変な例えだけど、ABC予想みたいなのがコロナに効くとかってつながった時に何人がそれをジャッジできるのさ? って

2021-05-17

anond:20210517181924

仮定仮定を重ねた話にしかならないけど、

宇宙際タイヒミュラー理論によってABC予想証明された」ことが事業の根幹に関わるのであれば、自分もある程度「宇宙際タイヒミュラー理論」について専門的な知識を持っていることが前提になるよね。

そうだとすると、その人にはある程度目安がついてるんじゃない?

俺だったら? 俺だったら訳のわからないものには投資しないし、まして事業にはしないよ。

どうしてもそういう立場に追い込まれそうになったら裸足で逃げ出す。

バフェットさんもわけのわからないものには投資するな、って言ってるでしょう。

逆にビットコインであれば、俺は本物だと知っているか投資してるよ。他人から見たら大差ないだろうけどね。

anond:20210517181326

まあ一般的にいったら、間違ってたら上がりそうな株買っとくとか、下がりそうな株ショートするとかでしょうよ。

もしくは反対の研究分野にも投資しておくとか。

そうするとある技術可能性・実現性予測して、それぞれの投資に配分する必要があるわけじゃない。

そうすると「宇宙際タイヒミュラー理論によってABC予想証明された」の例でも、真か偽かをある程度は数字で出す必要があるよね。

増田ならどういう根拠ロジックで、どのくらいの確率で真か偽かだと判断する?

anond:20210517141833

また厳密な検証完了していないのは承知の上で、(例えば今回のコロナでもそうだったように)現時点で証明可能性を判断する必要がある場合はどの程度の可能性だと思います

absolutely 100% 必ず

probably 80~90% 十中八九は高い確実性で

likely 70% おそらく、あり得る

perhaps 30~50% おそらく、ことによると

maybe 30~50% おそらく、もしかすると

possibly 20% ひょっとすると

no answerからない

そうするとABC予想証明が正しい可能性を判断するとしたらどのくらいだと思います

0ではないが「ひょっとすると 20%」くらい?

anond:20210517141103

ということは「望月新一氏がABC予想証明した」と書くのは明確な誤りで「望月新一氏はABC予想証明したと主張している」が科学リテラシー的には正しいということ?

また厳密な検証完了していないのは承知の上で、(例えば今回のコロナでもそうだったように)現時点で証明可能性を判断する必要がある場合はどの程度の可能性だと思います

absolutely 100% 必ず

probably 80~90% 十中八九は高い確実性で

likely 70% おそらく、あり得る

perhaps 30~50% おそらく、ことによると

maybe 30~50% おそらく、もしかすると

possibly 20% ひょっとすると

no answerからない

anond:20210517140147

ABC予想証明に対する現時点での科学リテラシー的に正しい判断は?

  • absolutely 100% 必ず
  • probably 80~90% 十中八九は高い確実性で
  • likely 70% おそらく、あり得る
  • perhaps 30~50% おそらく、ことによると
  • maybe 30~50% おそらく、もしかすると
  • possibly 20% ひょっとすると
  • no answerからない

anond:20210516225443

科学リテラシーのある賢い方に教えていただきたいのですが、望月新一ABC予想証明ってどうなっているんですか?

2021-03-11

Amazon宇宙タイミュラーだのABC予想だのについての本の「あなたへおすすめタイトル」に

スローセックス完全マニュアルとか表示されるんだが

というか、この一冊だけ浮いていて、

あとは数学コンピュータ作曲、あとどっかで踏んでしまったんだろう興味ない自己啓発本なのだが、

なんでセックスなんだろう…、と思ってお茶を飲みながらしばらく考えてみて、

まさかABC」だからレコメンドされたということなのだろうか…

「はじめてのC」はC言語の本であって、みたいな話なのだろうか…

2021-03-08

エヴァを見ても理解できない。学習障害かもしれない

旧作本編を全話見た。全然からなかった。実はギリシャ語版のエヴァだったと言われても納得する。たとえば only 青森 green label真鍮という文について、それぞれ単語を読むことができるがこの単語郡全体での意味理解することはできないみたいなね

みんなが理解できてないなら良かった。ABC予想証明を見たけど全然わかんねーな、てな具合に。でもみんなエヴァ理解できているし楽しんでいるし映画を見に行っている。俺には理解できない。学習障害なのでは……という感じ

2021-03-06

ABC予想証明は正しいのか間違ってるのか

どうすれば分かるの?欧米数学界では否定的なんでしょ。

2020-10-11

学問が軽視されすぎてるなあと思うけど、軽視されても仕方がないなあとも思う

学問分野は深い専門性があって、他を以て替えがたい価値があるわけだけど、ぶっちゃけ専門家でないとその価値がわからない。例えばABC予想を示しました! すごい! って言われても何がそんなに凄いんだか全くわからない人が大多数なわけで、何が凄いんだか意味不明ものに金を出したくないというのは不思議ではない。

学問人類の役に立つのは真なのだが、直接的に奴立つわけでもないのが、学問価値の分かり難さに更に拍車をかける

まあ学問価値世間に知らしめるのに失敗してきてしまった結果が今なんでしょうね

2020-07-22

anond:20200722135033

この本で数学的に意味のある記述って、

くらいだから

レポート用紙半分くらいの内容しかない

あと全部ポエム

で、もちろんこれらを知ったところでIUT理論の内容は全く分からない

「数式を使わずに難しいことを説明している」のではなくて、そもそも内容自体がない

2020-06-29

IUT理論宇宙タイミューラー理論ブームに沸く人たち

まず断っておくと、この投稿には望月教授およびその関係者貶める意図は全くない。また、「IUT理論が間違っている」と言っているわけでもない。この投稿の主旨は「IUT理論ブーム」の現象本質を明らかにすることである

ブームの異常性

まずIUT理論は決して数学特に整数論、数論幾何)の主要なブランチではない。「論文を読もう」というレベルの関心がある数学者でさえ全世界に数十人しかおらず、自称理解している」のは望月氏とその一派だけ、そして理解した上でさら理論を発展させようとしている研究者は恐らく数人しかいない。

もちろん、これは数学研究分野として珍しいことではないし、研究者の数が少ないと研究の「格」が下がるなどということもない。しかし、abc予想解決したというインパクトに比べれば、これはあまりにも小規模な影響でしかない。そういうものに、一般人も含めて熱狂しているのは、異常と言える。

繰り返しになるが、これはIUT理論のもの、および望月氏とその関係者貶める意図はない。

内容を理解せずに、単語に反応する人たち

数学科の学部生や、数学の非専門家で「IUT理論勉強したい」などと言っている人も多い。それは大いに結構なことである。どんどんチャレンジすればいいと思う。

しかし、専門的な数学を学ぶ際には、たとえば「可換代数複素解析が好きなので代数幾何研究したい」とか「関数解析が好きなので偏微分方程式作用素環論研究したい」というように、既存知識経験を手がかりにして専攻を決めるものではないだろうか。IUT理論に興味がある非専門家には、そういう具体的な動機があるのか。単に「話題キーワード」に反応しているだけじゃないのか。

IUT理論の具体的な内容に関心を持つには、望月氏の過去の一連の研究に通じている必要がある。そうでない人がIUT理論の「解説」などを読んでも、得られる情報

だけだろう。これに意味があるだろうか。そのような理解で「何か」が腑に落ちたとしても、それはその人にも、数学界にも何ら好影響を与えないだろう。

IUT理論よりも他に知るべきことがあるんじゃないか

こんなことを言うと、「専門的な数学を学ぶには、その前提となる知識を完全に知っていなければいけないのか」と思われるかも知れないが、もちろんそんなことはない。時には思い切りも必要である

しかし、望月氏本人が述べているように、IUT理論既存数学知識類推理解できる数学者は、自身を除いてこの世にいない。これは数論幾何専門家を含めての話である。数論幾何専門家は、一般人から見れば雲の上の存在である。そういう人たちでもゼロから勉強し直さなければ読めないのである一般人がIUT理論の分かりやす解説を求めるのは、1桁の数の足し算が分からない幼稚園児が微分積分の分かりやす解説を求めるのの1000倍くらいのギャップがあると言っても誇張ではない。要するに、難しすぎるのである

一方、数学界には既存数学伝統を多く汲んでいて、最新の数学にも大きな影響を及ぼしているような理論は数多くある。それらは、学部4年生や大学院生セミナーで扱われたり、全学部向けの開講科目で解説されたりしている。数学を知りたい、または普及させたいと思うならば、そういうものを扱う方が適切ではないだろうか。

「IUT理論ブーム」が示すもの

「IUT理論ブーム」が示すのは要するに、ほとんどの人間はある事実説明した文章なり理論なりの本質的な内容に興味がない、ということだ。

彼らは、書いてある事実関係を論理的に読み解くよりも、抽象的な内容を脳内自由解釈することを好む。むしろ理解できないからこそ、何か高尚なことが書いてあると思って有難がったり、満足感を得たりする。

この構造疑似科学新興宗教と同じなのである(IUT理論疑似科学だと言っているのではない)。彼らはあくまでも自分の中で腑に落ちる雑学知識を求めているだけであって、数学理解したいわけではない。そして、こういう人向けに数学科学知識を「布教」しても、社会への貢献にはならないと思う。

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