はてなキーワード: ホームドクターとは
考えれば考えるほど、医者+製薬会社+官僚の権益確保システムがよくできていて笑うしかない。
さすが日本最高の頭脳がよってたかって長年かけて作り上げたシステム、非の打ち所がない。
あらゆる方面に対してWIN-WINの関係(もしくはそう見えるような状況)を巧妙に作り上げて文句も言われにくくなってところも、もう芸術的といっていい素晴らしさだ。
日本国民は国民皆保険制度により、3割の負担で医療を受けることができる。
どんな医療行為がいくらになるかは診療報酬制度で全国一律となっており、地域差や病院によって負担が不公平にならないようになっている。すばらしい。
現行の診療報酬は
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/10/dl/s1005-4e.pdf
このへんがオフィシャルなのかな。
うん。よくあるよね。なんだか痛いので整形外科にいくようなパターン。
初診料 270点
検査 577点
画像診断 158点
処方せん料 70点
計 1,075点
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( ゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
_, ._
(;゚ Д゚)
高っ!
レントゲン1発撮って1580円(MRIなら8500円!)いつもどおりの処方せん書いて700円。なんという戦略的価格。
でも、3割負担だから請求されるのは3225円。これぐらいなら。まあ…ちょっと高いけど、また痛くなったらお願いしようかと思うよね。これが老人なら2割負担だから2150円。それなら毎日のように通って看護師さんに優しく湿布貼り替えてもらおうかって思うよね。
でも病院には10,750円ちゃんと支払われる。そりゃ儲かるよ!八百屋がトマト1個300円で売って、でもお客は90円しか払わなくていいってなってたら、そりゃあ八百屋儲かるよ!
もちろん残りの7割はみんなの給料から結構な金額天引きされてる健康保険。価格の7割を税金で補助してもらえる産業なんて医療をおいて他にはない。医者が開業するとき銀行は喜んで億単位の資金を貸し出してくれる。回収できる確率が非常に高いことが判ってるからだ。その辺の社長さんが起業するときあちこちから1000万借りるのにする苦労に比べたらえらい違いだ。
住宅地の路地裏にひっそりあるお爺ちゃん先生がのんびりやってる内科医院とか、あれでも潰れないどころか、ベンツ乗って大きい家に住んでるからね。しかも100m歩く間にそんな病院が3軒あったりして。そんで息子はお金かけてええとこの医学部行ってこんどは資本金いらずで後を継ぐね。なに、新しいレントゲンが2000万?よっしゃ父ちゃんが開業祝いにポーンと現金一括買いしちゃろ。
http://nensyu-labo.com/sikaku_isya.htm
「開業後しばらくの間は借入金の返済に追われる日々となります。」とか書いてあるけど10年ぐらいで返し終わったらあとはジャンジャン儲かる日々だからね。
そんな現代の貴族とも言うべきお医者さん。でもさすがにそれは他業種に比べてあまりにも保護されすぎだろう、皆保険制度なんてやめちまえ、という話には、ほとんどならない。
「お金のない人でも、等しく医療を受けることができるようにしましょう」
という国民皆保険の精神はどこからも文句のつけようがない正義だからだ。素晴らしい。
また、全国一律の価格設定になっていて、それ以外の価格を提示してはいけないという縛りがあって、さらに医療法で病院の広告宣伝にはものすごく厳しい制限がかかっている。具体的には、例えば病院の「売りや自慢できるところ」を不特定多数に向けて宣伝できない。看板に書いていいのは病院名と科目名ぐらい。
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/kokokukisei/index.html
つまり、市場原理が著しく制限され、働かないようになっている。
するとどうなるか。
経営に力を入れて儲けようとする病院と、そうでない病院に差が生まれにくくなる(口コミ等で多少の差はできるが決定的にはならない)。つまり住宅地の路地裏に(略)内科医院が潰れない。一般企業だと起業したら9割は数年で潰れるけど、病院はよっぽどのことがないと潰れない。潰れないどころかベンツ乗って(略)。
でもそんなのおかしいじゃないか、もっと競争を働かせて過剰な町医者は淘汰されるべきだ、という話には、まずならない。
「全ての市民がかかりつけ医(ホームドクター)を持って日常的に健康を保ち、難しい症状の場合だけ、大きい基幹病院に行くようにしましょう」
という「サテライト構想」は、文句のつけようがなく国民全員の利益にかなっているように見えるからだ。
もう鮮やかすぎて感心するしかない。
定期的に、医師不足が叫ばれている。そういうときテレビのワイドショーに出てくるのは産婦人科と基幹病院の救急救命。「当直明けで外来もこなさないといけない」「ちょっとしたことですぐ訴訟されちゃう」激務や責任でドロップアウトしてしまう医師も多い。医師をもっと増やすべきなんじゃないか。
医者になって開業すれば貴族になれるって判ってるんだから医者になりたがる高校生はいくらでもいるだろう。医学部を新設して定員をどーんと増やしてちょっとキャンペーンはればあっという間に(医学部6年+経験を積む数年ぐらいで)医師不足解消できるよ。
という議論が出た時、反対したのは日本医師会。
http://dl.med.or.jp/dl-med/teireikaiken/20100714_1.pdf
医師数増加に関する日本医師会の見解 -医学部を新設すべきか-
また、G7 平均(G8 からロシアを除く)の人口 1,000 人当たり医師数は 2.9人である。仮に日本の人口 1,000 人当たり医師数をG7平均なみに引き上げるとすると、現状の人口を前提に医師数を1.3倍に増加させる必要がある。
と、先進国との比較で医師数が少ないというデータには触れながらも、
1.教員確保のため、医療現場から医師を引き揚げざるを得ず、地域医療崩壊を加速する。
2.教員が分散し、医学教育の水準、ひいては、医療の質の低下をまねく。
3.人口減少など社会の変化に対応した医師養成数の柔軟な見直しを行いにくくなる。
1医育機関当たり医師数は289 人であるが、二次医療圏の約 4割では、医療施設従事医師数が289人以下である。医学部が新設されることにより、地域でさらに医療崩壊が進むことを否定できない。
として、医学部新設には反対。既存の医学部の定員増でゆるやかに変化していけばいいというのんびりした見解。
実際のところ、なんであの激務のお医者さんたちが「全然人が足りない!」ってなってるのかって、つまり忙しくてそれほど儲からない勤務医よりも楽で儲かる開業医のほうがいいからみんなそっちに行っちゃってるからからなわけだけど、華麗にスルー。そこには触れられたくないんだろうね。貴族制度の崩壊につながるといけないからね。
月18万もらってる生活保護の受給者を妬む人がすごく多い割には、月100万以上稼ぐ開業医を妬む人は少ない。「開業医ちょっと楽して儲け過ぎじゃね?」という話題があんまりどこからも出ないのと、定期的にテレビやマンガで格好いい医師の話が印象づけられるのもそこそこ影響してるんじゃないかと思う。ああいうのに出てくるのは必ず勤務医か離島とか過疎地の忙しそうなお医者さんで、間違っても町の暇そうなのにベンツ乗って(略)お医者さんは出てこない。
病院だけじゃなく、薬局に流れこむお金も税金で7割ブーストされている。そこで儲かってる製薬会社にも広告宣伝の制限はあるけど、TVCMをしてもいいってことにはなっててつまり大スポンサーなわけで、その辺が関係してるんじゃないかと思うのはこれは僕の単なる想像だけど。
医師が国に守られてるみたいなこと言ってるけど、制度を決めるのは官僚と政治家であって医師でなく云々。もちろんその点についても抜かりはない。
官僚は東大卒のエスタブリッシュメント。エリート同士はやっぱり理解し合いやすいし、お互い得になるスキームを賢い者同士で作りましょう、ということにはなる。厚生労働省には元医師が医系技官としてしっかり入り込んでたりもする。医療費の規模が大きくなる=厚生労働省の予算が大きくなるのだからやはりWIN-WINの関係だ。出産一時金が30万円から50万円に上った途端、町の産婦人科の出産料金が軒並み50万円に上がったのにそういうのを規制しようなんて話には一切ならなかったのは記憶に新しい。
政治家は票を沢山動員する団体の味方。日本医師会は超強力な圧力団体だ。なんせ会員数16万人
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%8C%BB%E5%B8%AB%E4%BC%9A
に加えて、病院の看護師や事務員、介護職員も動員できる(選挙の時期になると医師会から誰々を応援すべしというプリントが配られる)ことから、いったい何百万票規模になるのやら。
介護職員なんか、ワーキングプアの代名詞みたいなのに、まんまと医師会の言うこと聞いて医師がお金持ちになる手助けしてるという。でも自分たちの給料上げろとかって全国一斉ストライキなんて企てもしない。いい子たちやなあ。
たくさんブクマもついてめでたいことです。自分の意見を書いてなかったので書きますよ。
☓ 医者が儲け過ぎてて妬ましいので医者は貧しくなってワーキングプアになれ! ←そんなこと思いもしない。ただ飛行機のパイロットよりちょっと安いぐらいでよくない?とは思う。
☓ 国民皆保険が糞だからやめちまえ! ←素晴らしいって本文でも言ってるじゃん。安い負担で医療が受けられるのは本当にいいこと。
◯ アメリカよりはまし ←ほんとそう思う。アメリカがひどすぎて、っていうか、アメリカの市民生活にかかわる社会システムは見習わないほうがいいものが多すぎる。若者の死因第2位が殺人なんておかしい。
現状をこうこう変えるべきとか思いつきもしない。だってどこかを変えたらどこかに不利益がでるもの。そんな風に、しっかり独占と税金ブーストによる利益を確保しながら、心理的にも構造的にも変化を受けづらいようなしくみになってるところが「凄すぎる」って話です。
※父がもらってきた名刺にマンションタイプ1=2667円って書いてた。
父「やすいですね。今、WiMAXで月々4480円だし、よく途切れるんですよ。」
店「オプションも付けて契約してくれれば50000円キャッシュバックです!」
3か月後、月々の料金が15000円になって困った父から電話がかかってくる。
1039円 wifiパック
計5586円
計5670円
2772円 NTTのBフレッツ料金
計3769円
よく考えてくれよ。電話もリモートサポートもテレビもいらないじゃないか!!BBマルシェは野菜通販だし、全然関係ねーだろ!オンラインストレージ使わねーだろ!お掃除&レスキューって!おい!お父さんの仕事は水道設備の保守でしょ!!!
☆そういうわけで、ヤマダ電機でフレッツ申し込むと月々の支払いが15025円になることがあるよ☆
☆Wi-Fiパックを申し込んでウイルス対策も2つ申し込んでるのに、申し込みの時にバッファローのWi-Fiルーターとノートンまで購入してしまったらしいよ☆
解約はヤフーが5250円。NTTは工事料金20000円くらいを一括支払い。2年割りの違約金もかかるらしい。
結局ヤフーは違約金を払ってすべて解約。NTTはBフレッツ(2772円)のみ継続。プロバイダはBBエキサイト(月々525円)に変更した。ひかりTVは接続して登録してからでないと解約できない、今月も無料にするので使って見てほしいと言われたが解約した。
お父さんには、オプション利用料 俺 300円を契約してもらった。(特別料金だよ)
★★★2年後の今日に解約するとして、それまでに実際に払う料金を見積もりをしてみてください!★★★
☆キャッシュバックは上手く利用して無料期間内にちゃんと解約するとちょっと安くなるよ☆
NTTは東日本です。「思いっきり割り」「2年割り」「フレッツメンバーズクラブ」も少しややこしいです。
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追記:たくさんブックマークがついててびっくりしました。少し補足します。
これは、フレッツメンバーズクラブに登録してマンスリーポイント(1年目は毎月100ポイント)を使ってはじめて実現できる料金みたいです。
「フレッツメンバーズクラブ(105円値引き 要、会員登録 値引きのための操作あり)」
で、やっと2667円です。
割引前の定価表示をわかりやすくしてもらいたいです。
鋭いです!黒幕は俺かもしれません( *´艸`)
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ヤマダ電機の店員さんは、ちゃんと説明してくれたようです。父からは「説明を受けました」という署名も、もらっているそうです。キャッシュバック後の無料期間のうちにオプション解約すればヤフーのオプション料金はかからないと説明もしたそうです。
でもね。
「解約を忘れた場合に毎月1万5千円以上かかることを口頭で伝えたか?」→「いいえ、でも契約書面に書いてある。」
「フレッツの定価を口頭で伝えたか?」→「いいえ、でも契約書面に書いてある。」
「このオプションをあなたさんは使ってる?」→「使っていない。」
こんなの店員さんも売りたくないと思うんだけどなぁ。
「上席のものに相談してまいりますので、少々お待ちください」の連発だった。上席さん何やってるの!お父さんもしっかりしなさい!
ホームドクター制度は逆に駄目駄目って聞いたことがあるけど…
を、最近「安易に呼ぶな!」って風潮があるけど(実際タクシー代わりとかそういうのはふざけろと思うが)、じゃあ自分が万が一突然苦しくなったりした時ってどうすればいいんだろうと思う。自分じゃ「今すぐ救急車呼んでかけつけるべき病気」なのか、「そこまででもないから自力で行くべき病気」なのか、全くわからんし、実際そういう判断を下手に素人がしてもこの間毒キノコを食べてしまった人と同じく大惨事になりかねないだろうと思う。正直自分は気が弱いから、苦しくなっても多分この流れだと救急車呼べない気がする。いざ苦しくなって(そしたら思考力も低下してそうだし)「ど、どうしよう…でもこのくらいで救急車呼んだら笑われるかも。呆れられるかも。ていうか電話したすぐ後におさまったらどうしよう」とか考えて自力で病院行こうとするか我慢してしまいそうで、だからこそ自分で自分が心配だ。そもそも普通に病院行くのにしても、「病院へ行くほどなのかそうでないのか」がちっとも分からない。今は病院側もかなり大変で人手不足で……って事を聞いている一方、病院内では「素人判断は危険!ちょっとでも違和感を感じたらすぐ病院へ」なんてかかれていたりするわけで、どうしようか、行くべきか……かなり迷う。