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はてなキーワード: 区画とは

2023-07-13

飲酒運転が悪いのはわかってるんだ

でも夜11時とかに最寄りの駅から山を歩いて30分ほど上っていかないといけないとしたら、それでも許されない?

電車から降りるのは三人いるかいないか

最初は少しだけ住宅街を通る。いや、住宅街というのもおこがましい。本当にわずかながら家が建ってる区画があって、その外の道路を上っていく。

駄菓子屋ひとつもないようなとこ。

そのあとはもう畑の間を通っていくだけ。

最後木々の間にある、いつ作られたのかもわからないアスファルトを上っていく。

友人に言ったら「それでも飲酒運転は許されない」とのことだった。

友人との約束を守るために冬は雪道を歩いて帰ったが、本当にしんどかった。

どうすりゃいいかなあ。

2023-07-10

anond:20230710013818

何でそんな無駄な分譲の仕方をと思ったけど、土地の安い地方だと、共有区画植物植えて、雰囲気良くして売れるようにする、みたいなのあるのかな。

もっとあこぎなパターンだと境界の細い土地不動産屋所有にして、工事するたびに金を徴収するみたいなこともあるらしいが。

anond:20230710013521

町内会自治会はそれなりに広い範囲からそこだけ限定ってのは無理ゲ―な気がする。

ほぼほぼやる気ない町内会からね。住んでる奴がやりなさいで一蹴されそう。

登記上は1/区画数みたいな感じで分割?分筆?されてる感じ

建売を買ったけど同区画内の人との近所づきあいはどこまでしてる?

不動産会社が大きな1つの土地を分けて公衆道路と何区画かの建売を売ってる今時よくある形式のやつね。

最近公衆道路上記とは別の家との境界の極細の土地にめちゃくちゃ雑草が生えてて正直見るのも嫌になってきたけど、

自分一人が動くのもシャクなのでなんかうまいことならないかなって思うんだよね。

例えば今年は1号棟の人、来年は2号棟の人みたいな感じで輪番制で雑草の処理をするとか、

雑草はこっちでどうにでもするので処理代を出してほしいとかそういう感じで進めたい。

でもコミュ障から引っ越しあいさつくらいしかしてないし、それ以上のコミュニケーションも労力がいるのでなるたけやりたくない。

どうにかならんのかぁ

2023-06-27

タバコ休憩は悪か

Twitter話題になってるね。

ウチのヤニカスは1時間10分15分近く路上喫煙しに行くからゴミカスだと思ってる。

前は社内に喫煙所が有ったんだけど、維持費がハンパねぇって言うんで(会社経費で維持したら非喫煙者にも負担が行ってる事になるし)

利用する喫煙から徴収するって話にしたら、誰も払わなくて喫煙廃止

尚、廃止が決まった途端やれコミュニケーションがとかなんとかゴチャゴチャ言い出しててゴミカスだった。

挙句廃止になったら借りてるビル非常階段喫煙する様になって賃貸破棄されるレベルの大問題になった。

で、会社前の路上でガキみたいにスパスパ吸いだした。

当然またビル管理会社から苦情。

次にターゲットになったのが近所のセブンイレブン

当然路上喫煙禁止されてる区画なのでセブンから会社に苦情が来る。

ゴミカス共、いよいよ始末書を書かされる。

それでも懲りずに(というか役員が主導して)裏手の他人駐車場で吸い始めた。

先日警察沙汰になってまた会社に苦情が来た。

役員必死にもみ消してるけど、本社にチクられてるっぽくて草。

結局タバコ休憩を欲しがる奴らの人間性なんて総じてカス

ヤニ切れでメンタルイライラする程度の人間性廃人

休憩はすべきだが、タバコ休憩は要らんだろ。という結論

2023-06-25

anond:20230624221212

分かるわ。私も家ばっかの多摩みたいな郊外が大嫌い。

住むなら都市中心部、さもなければ自然に接近した田舎だと思っている。

都市中心部には、本物の自然とはまた別の自然があるんだよ。

自然の一部である人間が作り出した有機的な面白さがそこにはある。新宿東口に広がる、あの整然としていない猥雑な感じに私は自然を感じる。生き物としての人間が作り出した街。渋谷秋葉原も、それぞれにいいね

増田が、駅の形が個性的画一的ではない、と言っているのはそういうことかな。

一方で、賢しらな人間が、みみっちい打算としみったれ妥協の末に作り出した人工物たる街が嫌いだ。

おしゃれ感を装った駅前ショッピングモール区画整備された造成地にならんだコピペ住宅

まらない人間臭いが染みついた場所に、家を買って住む人の気が知れない。

でも、そういう予定調和的なつまらない街に潜む狂気には興味がある。

黒沢清映画に出てくるような、そういう狂気出会えるなら、人工物の街に住むのもいいかも知れない。

2023-06-12

3階の窓から網戸を落としてしまった。裏のマンションとの狭ーい隙間に落ちていった。拾いに行かなくちゃと道沿いに区画6軒をぐるっと回ってきたけど、この辺どこも猫しか通り抜けられないような間隔で建物が建ってるから、網戸に辿り着けそうなルートが見つからん。右後方のマンションにお願いして室外機とバイク置き場の間を通る許可をもらえれば、ワンチャンあるかもしれんが…網戸持って帰ってきたらバイクに傷つけそうだなあ。

3階から砂利の地表に落ちた網戸が拾って使えるかわからんし、ていうかそもそも戸車一個壊れてて落ちたんだし、何より落ちた網戸の下に同様の経緯で見捨てられたのだろうどこかの家の雨戸が落ちてて、なんだかなあ。あれ、回収するの無理なんじゃないかなあ。

ネットで5000円かあ。不動産屋さんに言ったら買ってくれるのかなあ。弁償かなあ。

2023-06-11

朗報埼玉県知事撮影会全面禁止撤回

いえ~い、はてな表現規制派の皆さん見てるゥ~?

https://twitter.com/oonomotohiro/status/1667878107750219777

県として水着撮影については●明確な許可条件が定められていない施設において、他の施設の条件を当てはめイベントを中止させること●条件策定後に違反が認められない者に対し中止させることは適切ではない旨伝えるとともに、しらこばと公園の1者と川越水上公園の3者の中止要請撤回すべき旨を指導しました。

  • 許可条件がないところで「許可条件違反」なんて言っても通りません
  • 違反が認められてない主催者まで弾くのはありえないでしょ

ってことですね! めっちゃ常識的判断下りましたね!

はてなブックマークの皆さん、今のお気持ちはいかがですか?

自分の居場所や誇れる仕事(もちろんエロでも)だと思っているなら中から健全化に向けて声を上げなくてはいけない。積極的未成年参加不可とか衣装ポーズ健全化を呼びかけてたか

自浄作用を見せないと連帯責任な、っていう運用ダメだっていうお墨付き県知事から出ましたね! おめでとうございます

そもそも水着女性を取り囲んで撮影するイベントの参加費用が数万円」という風営法管理されても不思議でない「興行」を公共施設で行うことを許可したことが間違いなので…(有志の写真家モデルを雇うのと区別

ぜんぜん風営法マターにはならず普通に許可下りましたね! ところで風営法ってどういう法律かご存知ですか?

二条 この法律において「風俗営業」とは、次の各号のいずれかに該当する営業をいう。

一 キヤバレー、待合、料理店、カフエーその他設備を設けて客の接待をして客に遊興又は飲食をさせる営業

二 喫茶店バーその他設備を設けて客に飲食をさせる営業で、国家公安委員会規則で定めるところにより計つた営業所内の照度を十ルクス以下として営むもの(前号に該当する営業として営むものを除く。)

三 喫茶店バーその他設備を設けて客に飲食をさせる営業で、他から見通すことが困難であり、かつ、その広さが五平方メートル以下である客席を設けて営むもの

四 まあじやん屋、ぱちんこ屋その他設備を設けて客に射幸心をそそるおそれのある遊技をさせる営業

五 スロットマシンテレビゲーム機その他の遊技設備本来用途以外の用途として射幸心をそそるおそれのある遊技に用いることができるもの国家公安委員会規則で定めるものに限る。)を備える店舗その他これに類する区画された施設旅館業その他の営業の用に供し、又はこれに随伴する施設政令で定めるものを除く。)において当該遊技設備により客に遊技をさせる営業(前号に該当する営業を除く。)

屋外での水着撮影会、どう頑張ってもセーフそうですね!

つーか、とっくの昔に関東近県の公営民間施設からパージされてたイベントを、むしろ埼玉県だけここまで許可してたのを、ここでブチ切れて全面禁止にしたって、まあよくよくの事があったんだろうとは思うわな。

よくよくの事がなかった団体普通に使えるようになりましたね! よかったですね!

皆さんも、この一件で、デュープロセス大事さとかそういうことがわかってくれましたか? 安倍政権への批判でさんざん言われてきたことなので、釈迦に説法だと思いますけれど!

2023-06-07

公園クレーマーの俺が公園クレーマーの考えてることを書くぞ

子供家族連れで賑わう公園が突然の閉鎖。そのきっかけは、子供の声がうるさいという近隣住民からクレームだった」


そんなニュースを聞いてあなたはどう思う?
――そいつは何て心の狭いやつなんだ!せっかくの遊び場を、どうせ使いもしない奴が文句言いやがって!
――死にゆく老人がこれからを担う子供の遊び場を奪うな!
そう感じるだろう?俺も同感だ
子供はしっかり外で走り回り、きゃっきゃと声を上げ、草や土を掴み、全力で遊ぶのが何よりだ。本当に心からそう思う。
だが、そんな俺も公園管理する市に対してクレームを入れたことのある1人なんだ。勿論、騒音について。
まりから見れば、俺は「公園で大きな声を上げて遊ぶ子供を愛しながら許容しない」不思議存在だということになる。


日本各地にあるこの問題、まず確実に言えることがある。
公園クレーマーと非公園クレーマーが見ている公園の姿は違う」。
そして、「現状、公園クレーマーたちはクレームを上手に世間に伝えられていない」。


次に、これを読んでいるあなたが「公園クレーマーってちょっとオカシイよね」と思っていることを前提に、以下の事実を列挙したい。
公園クレーマーは必ずしも子供の声が無条件に嫌いな偏屈ジジイではない。
・非公園クレーマー公園クレーマー化するのは、一部の非常識利用者のせいである。
非常識利用者だけを除外する仕組みを、行政は持ち合わせていない。よって、公園クレーマーは全ての利用者を敵視するしかなくなる。
公園クレーマーは、クレームをつける行為に負い目がある。


さて、じゃあ早速冒頭の文章ニュース原稿だとして、続きを想像してみよう。
――子供家族連れで賑わう公園が突然の閉鎖。そのきっかけは、子供の声がうるさいという近隣住民からクレームだった。
とすれば、次に来るのは男性ナレーションの低音ボイスであえて野暮ったく読み上げられる次の語句だ。
――「子供の声が、うるさい」
その次は行政記者会見のシーン。
――「近隣の方との話し合いを続けてまいりましたが、双方の納得には至らず、やむを得ず閉鎖の判断を致しました」
で、そこから問題だ。恐らくここで、普段公園の様子か、或いはイメージ映像などで、元気よく遊ぶ小さな子供たちが映し出されることになる。
――「家族連れで賑わう平和公園で、何が?」


これが大問題なんだ。
少なくとも俺は、こうした元気よく遊ぶ小学生保育園児、幼稚園児は、好きなんだ!癒される!
きゃっきゃきゃっきゃと楽しそうにおいかけっこをして、たまにミ゛ャー!と寄声を発して、あーあーと泣き出して、しばらくすれば何でもなかったかのようにまたギャーギャーと走り回って…
から平和を感じるんだ。
精一杯走りたまえ。あーあー、転んじゃって。大丈夫
俺はこれを、うるさいとは思ってはいないんだ。


じゃあ、「子供の声がうるさい」と言ったクレーマー気持ちはなんなんだ?
俺はそのクレーマー気持ち理解しようと努めることができる。恐らくその人も、最初からそれがダメだったわけではないんだ。「ダメになった」んだ。


(一応補足しておくが、この日記では「俺」と「公園クレーマー」という主語をほぼ同一として扱う。いわゆる「主語がでかい状態だが、便宜上許して欲しい)


俺が公園クレーマーになった原初きっかけは、とある夜のことだった。
当然すぎて端折っていたが、俺の家の目の前には公園がある。住所はとりあえず北関東ということでボカさせてほしい。
大きくはないが、追いかけっこは勿論、キャッチボールフットサルくらいなら十分できる広さがある。
2階の窓からすぐ見下ろせるところにベンチがある。そこに、夜な夜な中学生高校生くらいの男子連中がたむろし、談笑しながらボール遊びをするようになった。


変声期を終えた男子の声は、かなり通る。そして、ボール遊びの中でもとりわけサッカーボールを蹴る音というのも、実はかなーり、通る。
少なくとも俺の家の窓は全く防音性という面で貢献しなかった。
ボンボン。ギャハハ。ボンボス。ギャハハ。ボン
規則リズムで、しかし短い間隔でリビングに響くその音を聞いていると、30分も経たないうちにまるで面白半分に自分の頭を蹴られているような気分になり、怒りが湧いてくる。


ここで、自明事実を書く。
こうしたたむろ連中は、必ずしも「迷惑をかけるつもりで」やってはいない。
彼らは、「自分達の発している音が、目の前の家の中にまで達していることを想像できない」のである
壁を隔てた向こうに、自分たちの存在が察知されていることを知らないのである
これは誰しもが陥りがちなこであるが、どうも人間と言うのは「見えていないならば聞こえていない」と認識しがちである
自分から見て、近くの家の中など当然透視はできない。ならば聴覚も届かぬ場所である錯覚するのだ。
要は、「想像できないことは認知できない」のである


結局その日は警察を呼び、お帰り願った。(夜9時台だったので世間一般的にも迷惑案件だと判断した)
翌朝、その場所にはペットボトルカップ麺などの大量のゴミが散乱していた。


夜の騒音はその日で終わらなかった。
ここでのポイントは、「同じ連中が毎晩たむろしに来るわけではない」ことである
とにかく色んな人が来る。
金もなく公園に行くしかないカップル
しか時間が取れないのであろう、子供を引き連れてバッティング指南をするおっさん
花火をしに来た家族連れ。
先程の件と別の男子学生グループは幾つもいた。
中には缶チューハイ酒盛りする中学生男女グループというのもいた。世の中的に見れば全く珍しくもない、可愛い非行一種だが、目の前で見せつけられるのはさすがに弱った。


そしていずれの人達も、当人らが思っている以上にその声や動作音は聞こえてきた。
中にはTikTok流行りの動画大音量で流す奴もいた。
ただ、それですら、彼らはこちらのことを認識していないのである
単に「流行りの音楽を好きな音量で鳴らす俺」という環境を欲しているのであり、それが他者に聞こえているとは思っていないか、考えたこともない。
彼らにとって俺の家は書き割りの背景と同じなのである


そのうち、夜に公園に来るすべての人間バカに思えてくるようになった。
先ほど書いた通り、「自分の出した音がどのくらい遠くまで聞こえているか」「それが思いもよらぬ誰かの耳に届いているか」というのは「想像力」の話である
なので、彼らは「想像力の無いバカ達」だということになる。
一方こちらは常に公園の音が耳に入ってくる。
自分の感知エリアの中に公共の場があるのだ。自分の感知エリアの中にバカが入り込んでくる可能性が常時あるのだ!
これは結構大変なことで、つまり自分自身が「公園24時間警備システム化」してしまったのである


これは良くないと思い、市に電話を入れた。
クレームではない。「夜間の大声やボール遊びを禁じる看板を立てられないか」という要望としてだ。
あくま自分要望のつもりだったんですがねえ」と言い訳したいのではなく、あらゆる体裁において実際要望として伝えた。
いわゆる公園クレーマーとしての立場になりたいわけではないし、日中の利用のマナーは良く感じているというようなこともできるだけ言った。
結果、1週間内には夜間早朝のボール遊びや集会騒音を立てる行為はご遠慮ください、といった旨の即席看板が立った。


この看板にはある程度の効果があった。
ありがたいことに地域の全体的な民度は低くなく、夜の利用者がこの看板を見て「もう1個の広い公園行こうか」などと発言する様子も見られた。
だが、それでも無視する者も少なくなかった。


そして、俺ももう手遅れだった。
警備システム化した神経は、最早日中の音ですら気になるようになってしまったのだ。
常時テレワークであるため、在宅せざるを得ない中、ボールを蹴る音や子供の騒ぎ立てる音が聞こえる。
いや、それでもやはり冒頭書いたような、「小さな天使のように朗らかな子供たちの駆ける音」は何の問題もなかった。
中高生男子の声とサッカーボールの音が、いかにもたむろ連中を想起してしまい、聞くだけで頭痛がするようになった。


大半の少年たちは育ちが良く、騒ぎ立てはするものの、辺りが暗くなればささっと帰ってくれる。
だが恐ろしいことに、「そもそもいること」が許せなくなった。夕陽が沈みかけ、薄暗くなったあたりで「早く帰れ早く帰れ」と念じるようになった。
そして――どうにかベンチを撤去出来ないか?一部の区画だけでも閉鎖できないか
いつしかクレーム」を入れるようになったのだ。


ここで、非公園クレーマーであろうあなた方に問いたい。
あなた想像する公園クレーマーが「子供の声がうるさい」と言った時、あなた想像する声の主はどんな姿だろうか?
小学生や、幼児たちを想像していないだろうか?
そのうえで「まさかこんな子供たちを排除するなんて!」と憤っていないだろうか?
また、「勝手に昼間で想像している」のではないだろうか?
違うのだ。
もう少し上の年齢の、「自我が目覚め、夜遊びもしたい、生意気盛りの子供たち」なのだ
そして、俺には今自宅の目の前にいる利用者が「良い利用者」なのか「悪い利用者」なのか判別がつかない。
全ての音を拾うしかないのだ。
そうなれば俺が言うことはただひとつ、「子供の声がうるさいんだ」である
しかしその言葉から逆引きされる「子供」とこちらのいう「子供」には隔たりがあるし、経緯はいっさい伝わらない。


さて、そろそろあなたには幾つかの疑問、というより「ツッコミ」が生じていることだろう。
――引っ越せばいいのでは?
――家の防音性能を上げればいいのでは?
――イヤホンとか耳栓でなんとかならない?
――他の住民が気にしてないなら気にし過ぎなのでは?


まずこれらの疑問は、論理的である
だが、解決ではない。


引っ越しはそう簡単にできるものではない。膨大なローンが残っているし、自分ひとりの問題ではなく家族を巻き込んだ話になる。
窓を増設するという手がある。しかしこれも公園に面した各窓に処置するだけで100万円はカタい。マインクラフトみたいに素材があればポンと設置できるものではない。
イヤホン耳栓というのは応急処置として有効であるしかし「自分の家で行動を制限される」ストレスの方が強い。なぜ自分の家で、家族との会話もシャットアウトし外界の音に我慢させられているのか、ということになる。
それに、これはまた派生的な「症状」なのだが、俺のようになると音だけでなく「窓を開けたら人がいる」という状況ですら悩みの対象になるのだ。目の前のバカがいつバカをやり出すかわからない恐怖が発生してしまうのだ。
大体、「夜間の集会はご遠慮ください」という看板がある状況で集まっている時点でそいつルール自己都合で無視できる人間なのは確定しているのである
そんな奴が自宅から10m強先にいること自体ストレスになってくるのだ。


そして最後
ここがまた、公園クレーマーと非公園クレーマーの隔たりの原因である


公園クレーマーとは、恥ずかしいものなのだ
だって公園は良いものである、という世間認識があるのだから
そして既に、公園クレームを入れるのは「わからずやの偏屈ジジイ」だとする一般通念があるのだから
だって、もし街を歩いていてテレビ取材にあたり、「公園クレームを入れるのってどう思いますか?」と聞かれたら、
「ウフ、うん、まあその、公園って子供たちがねえ、元気よく遊び回る場所からねえ、その、それをねえ…」
などと口ごもるだろう。
「アッ、こいつ公園クレーマーの仲間だぞ!」と思われたくないので。
らくだが、インタビュー公園騒音肯定的に捉えている人の中にも、「実は参ってるんだけどね…」という人がいる可能性はゼロではないと思う。
こうして、公園クレーマーの印象は「誰にも理解できないキチ○イ」へとどんどん先鋭化されていく。


とはいえ、この日記では解決策を示して欲しいわけではない。
あくま公園クレーマーとは何なのかを公園クレーマー立場から書いているだけである


ということで長くなったが、それでも、俺のような公園クレーマーに対して「偏屈」「気にし過ぎ」と感じる人は多いだろう。
それはそれで問題ない。何せ事実、神経過敏になっている。
最早俺は、バカが来て騒音を出すのがダメなのではなく「常にバカが来て騒音を出す可能性がある」ことがダメになっている。
しかすると、今はまだ俺が愛おしく思っている小さな子供たちすら、今後は煩わしくなっていくのかもしれない。
そうなれば、次にニュースに登場し、世間から罵られるのは俺ということになるだろう。


だが、非クレーマーたる皆さんには、少しだけ想像をしてもらえないだろうか。
あなたイメージする「公園」「公園騒音」は、クレーマーの思うそれとは時間帯も対象人物も在り方も違っていないだろうか。
また、あなた公園の目の前には住んでいないのではないだろうか。
ならば、「自分が自宅に居ながら公共の場の音を感知する警備システム化する」という感覚を知らないはずである


何も公園クレーマー理解しろとは言わない。
ご推察の通り、精神疾患的な症状は少なからずあるので、そこを含めて理解しろというのは傲慢であろう。
ただ、公園騒音という社会問題について何か語ろうと言う時、少しだけ、想像をしてほしいのである


最後に余談として。
あなた方が考えるツッコミにはもう一例あると思う。
――自分若い時もやんちゃしたのに、今の若い子のそれは許せないの?


これはこれでデカテーマなので書くなら別の日記として書くべきだろうことだが、正直に言えば「許せない」が「心の慰めにはなっている」という程度だろうか。
俺も学生のころ、男子連中で友人の家に寝泊まりし、近くの公園バカ騒ぎした記憶がある。
下校時に彼女を連れ立って、公園の木の陰でいい思いをしたこともある。
迷惑をかけたし、その近隣の住民我慢を強いたうえで「仕方なく許された」のが今の俺であることは解る。
実際それらは個人的には「いい思い出」として処理されているし、懐かしく思うこともある。


だが、「ならば自分も許そう」はそもそも道理でない。単に個人思想一種しかない。
あえて極端な例を言えば、過去ゲーム感覚万引きをした経験のあるヤンチャ坊主が成長して小売店店長になったとして、自分の店の万引き犯に対して「でも自分もやったことだしなあ」と許せるかという話である
学生の頃イジメを働いた人間社会人になって会社イジメられて「でも俺もイジメっ子だったしなあ」となるかという話である
そういう因果律人生を捉える人がいてもいいが、それがイコール正しい考え方ではない。


何を言いたいかというと、そのツッコミだけは「効果的でない」ということだ。

2023-06-04

震災と地続きの生活

忘れそうだからどっかに残しておきたかったんだけど、どこもしっくり来なくてここに書き散らす。

震災の話を書くので苦手な人は読まないでね。

___

仙台実家があってその時地震が来た。

家には父(無職)と犬(デカいけどビビり)と自分(高3。卒業式も終わって春休み中)

そもそも宮城地震が多くて、震度5〜6も数えるくらいだけど体験してた。最初はいもの感じかなーと思ってたんだけどなんか長くて、ヤバさを感じたからとりあえず犬を抱えた。犬は震えながらテーブルの下にいた(避難訓練やってたんか?)。ちなみに父はテレビ押さえてた。

そしたら揺れが大きくなって台所食器棚が倒れて皿が割れデカい音と砂煙が舞って(マジかよ〜)って気持ちになった。多分正常性バイアス

家にいるのも危ないのか?と思い犬を抱えたまま外に出ると大人がたくさんいた。近くの一軒家のブロック塀が崩れてて(本当に崩れるんだ)と思う。

母は出勤してたので出迎えも兼ねてたんだけど、場所が悪くてすれ違いになり「どこいるの?」とメールが来る。空にはガァガァ鳴いて飛んでる白鳥の群れと雪がチラついててなんだか絶望的な気持ちになった。

(家の近くで白鳥は飛ばないので、普段と違う様子の怖さと寒さのせいだと思う。それと人間が大変なことになっても変わらず雪は降るのか…っていう無力感)

家に戻ると母が割れ食器を片付けてた。割れ食器の中に神戸旅行で買ったレトロなお皿もあった。勿体無いから使わずに取っておいてたんだけど使わないまま割れしまった。

確かその時は電気が通っててテレビが付いてた気がする。緊急事態の時の縁が青い画面で、右下に被災地域の地図沿岸に赤いライン。確か津波来るから逃げてくださいって言ってた気がする。

こんな地震でも電気来るなら大丈夫かなって思ったけど夕方?くらい?には電気も止まった。

家にいるのも危ない気がしたので近所の中学校体育館避難する。父は犬と家に残った。

体育館には結構人がいて、ストーブが炊いてあった。ストーブ囲って近くの知らない大人ちょっと話した。携帯ニュースを見るけどイマイチ状況がわからない。充電もなくなるので寝た。

余震マジで1時間に何回も来ててうんざりした。

朝、体育館入り口河北新報だか朝日新聞号外が貼ってて、デカデカ気仙沼石巻松島?の火事写真が載ってた。

えーここに住んでる人どうしたんだろう…と思う。

家にいても学校にいても同じなので、次の日からは家で寝ることにした。

この後の記憶はなんとなく時系列順に箇条書きするけど順番間違ってるかもしれん。

・こういう時ってご飯どうするんだろうって思ってたけど、うちはお歳暮お菓子(マドレーヌとか)があったのでそれで食い繋いでた。元々少食だけど不思議な事にお腹はそこまで減らなかった。

ライフライン全部止まってるのでトイレは2回したらちょっと流す でやりくりした。ご飯も水も最小限だったのでトイレ自体あんまり行かなくならなかった気がする。

・近所の集会場の水道が出るって話を誰かから聞いて、バケツとかペットボトル持って並んだ。並んでたら夜になって星がめちゃくちゃ綺麗で、こんなに星見えるんだ と思った。

タバコ屋のじいちゃんがやってる自販機も開けて飲み物売ってくれてたらしいけどコーヒーしかなかった、と父が言ってた。(買って来てたかは覚えてない)

コンビニロープ張って立ち入り禁止になってた(スナック菓子とか売って欲しいなと思ったけど従業員被災者からな…と諦める)

ヨークベニマル食品を売ってくれるらしいという噂を親が仕入れて来たので行ってみる。駐車場一帯を大きく円を描くように人が並んでた。(こんな時でもちゃんと並んでてエラい と思う)店舗の前で長机に電卓でお会計してる店員さん、カート運んで並んでる人に商品選ばせてくれる店員さん、みんな家族がいて自分被災者なのにありがたいなぁと思う。

・なんか父親ががっくりしてる日があった。何かと思ったら津波被害を受けた地域祖母宅がある場所だったらしい。具体的にいうと陸前高田祖母と連絡が取れない日が続く。ラジオではずっと同じニュース

・とうとう電気が復旧してくる気配を感じる。マンションから夜外を見てると市役所がある方が明るい。数日に1度?電気が付いてる区画が広がる。母と明日かな?明日かな?と言い合う。電気が戻ったときは歓声がわいた。ガスと水はまだなので2,3週間くらいお風呂に入ってない。

大学入学式は予定通りやると連絡が来た(進学先はあまり被害がなかったらしい)。この3週間風呂に入ってない、しっとりツヤツヤヘアで入学式出ろと!??と驚いた。っていうかそもそも出席できなくね?2,3日後、式は1ヶ月後にやると連絡が来た。電気も戻るまで3週間かかったのに1ヶ月後に入学式出れるのか???と思う。(結局出れた)

・ガスか水道が戻る前に高速バスが復旧した。進学先の他県にアパートは借りてるので食料調達兼入浴に出かけた。びっくりドンキーでほぼ1ヶ月ぶりくらいにちゃんとしたご飯を食べる。食べたら秒で腹壊してトイレに駆け込む。固形ほとんど食べてなかったから胃がビックリしたんだと思う。勿体ない…。そのままアパート温泉かに入り、まだ電気開通前の部屋で凍えながら寝た。(引越し前なので布団もないかフローリングにそのまま)

これ以降は更に時系列あやふや入学式普通に出れた。また父がグッタリしてる日があって母に聞くと震災で亡くなった方の特集を見てたら高校の後輩?が出てたらしい。

震災1ヶ月後くらいやっと落ち着いた時にまた5強?とか来て片付けたものがまた落ちたり倒れたりして地球氏ねって思った。

余震死ぬほど来てたので震度4くらいじゃビックリしなくなった。

祖母とも連絡取れたらしい。家にそこまで被害はなかったけど壁が壊れたとかでGWに父と高田に行く。

車に乗っててそろそろ近くまで来たな〜と思ってるとなんか訳わからない丘に漁業船が乗ってる。

こんなんあったっけ?と思ってると瓦礫まみれになって行く。

でも場所がわからないので元々瓦礫まみれの土地なのか、津波でこうなったのかわからない。道も当たり前に変わってるので検討がつかない。

えーどこなんだろうここ、そろそろ祖母宅着いてもいい頃なんだけどって思ってたら見覚えのあるアパートが建ってた。

そこで今瓦礫まみれの場所帰省の時使ってた道だった事に気づく。

コメリは?隣にあったスーパー(名前なんだっけ わかる人いたら教えて欲しい)は?お食事処のキリン看板は?過去にあそこですれ違ったはずの人たちは?

突然の事でボーッとしてしまう。唯一残ってたアパートもよく見たら窓が割れてて、勿論誰も住んでなかった。

___

とりあえずここまで。読んでくれた人ありがとう。その後の話はまた別で書きます




【追加】

コメントの返事のやり方全然からないんだけどなんでみんな普通に使えてるの?私が風邪で休んだ日に学校で習ったの???

2023-05-11

吐き出し

今日の昼間、義母が私の車を使っていたので大学生の娘の車をこっそり使わせてもらった。

スーパー駐車場で鼻を噛んで、ティッシュを捨てようとゴミ箱の蓋を開けるとコンドームが捨ててあった。見なかったことにしようと蓋を閉じかけたが、よく見るとひとつじゃない。4つ捨ててあった。見て見ぬ振りすべきなのはわかるけど、つい動揺してしまさら凝視した。コンドームだけじゃなく空き箱もあった。4個入りのコンドームだった。箱の近くにあったレシートを見ると、コンドームが購入されたのは昨日の夜だった。

昨日の夕方、娘が「〇〇が駅まで迎えに来てっていうから行ってくるね」と家を飛び出して行った。〇〇くんというのは夫の同級生の息子さんで娘とも同級生。同じ区画なので小さな頃は一緒に遊んでいた。小学校高学年になった辺りから遊ぶことはなくなったようだが、大学受験のために通っていた予備校が同じだったこからまた一緒に話しながら帰るようになっていたのは知っていた。娘から「そのままご飯食べて帰るね」とLINEが来て、帰ってきたのはそれから4時間後くらいだった。今朝ウォーキングしてると犬の散歩をしていた〇〇くんのお母さんと会い「昨日迎えに来させちゃったみたいでごめんね!あいつほんとに男のくせに!普通逆だよね!」なんて言われ「全然気にしないで〜うちの子も楽しかったみたいだから〜」という会話をしたばかりだった。

帰宅後、暑くなるのでコレを放置するのもどうかと思ったが、勝手に捨てることもできずに忘れることにして車を降りた。ショックなような、でもホッとしたような、なんというか複雑な気分で今夜は娘と接した。誰にも言えないことなのでここで吐き出して終わりにする。おやすみ

2023-05-08

anond:20230508100356

読めた。

今みたいに成人向けは別区画とか暖簾の奥とかいう配置になっていなかった。

あと、

SFアニメの棚にロリコン漫画内装されてた、ていうか一般向けにはそこから派生して来たイメージ

オールヌード未成年少女写真集が全部ではないが一般書店店頭新刊発売のチラシ貼られた状態市販されてた時代だったし)

2023-04-04

来んなよ!

ガラッガラの店内なのに、わざわざ隣のテーブルに座るヤツ…

人も疎ら(まばら)な車内なのに、わざわざ隣に詰めて腰を降ろすヤツ…

ガラ空き(すき)の景勝地駐車場なのに、わざわざ真隣の区画に駐車して来るヤツ…

こんなんの酷いのは、それを嫌がってこっちが離れたり席を移動したりすると「こっちからケンカ売った体裁(テイ)に見られることやねん!

なんとかしてくれぃ…😩

2023-04-01

パスワードを換字式暗号DBに保存してるシステム

大手Sierグループ会社客先常駐しているのだけれど、ヤバいシステムにあったってしまった。

口座数が全社合わせたら数十万のリテール向けシステムなんだけど、パスワードを換字式暗号DBに保存されてるのね、ソルトストレッチング無しとかじゃなくてハッシュ化すらされてない。

他にも本番ほぼ root/administrator作業パスワードも同じの使いまわし、セキュリティ区画の入室も共連れ当たり前でびっくりした。

結構こんな感じのシステムって多いのかな?

2023-03-29

ヨボヨボ老人に席を譲らなかったんだけど

日東京駅を始発とする電車に座るために一本待ち乗車した。

私は旅帰り疲労しこどもを連れていた。

日中は日頃から下のこども抱っこして歩き回り膝はガクガクしている。そして生理二日目で貧血ぎみでもある。

ようやく座り隣に低学年のこどもも座れた。

ふと目の前を見るとヨボヨボの老人がたっている。変わるべきか?逡巡する。

目の前の老人はスーツケースをもっている。旅帰りだろう。旅行に出かけることが出きるなら見た目よりは元気であろう。向こうに奥さんらしい人がいる。こちらをチラチラみている。替われという圧だろうか。しかし何より座らなければいけないのであれば電車をおくらせるだろう。

優先席ではここはない。ただ隅のコーナーでふだん優先席がある区画でもある。見込みが外れたのだろうか。

この老人がすぐ降りるのであれば替わってもいいが私が降りる40分ほど最後までいられるのなら体力的に厳しい。

私はふだんから席を必ず替わるようにしていた。しか今日座れないと安全に帰れないような気もする。

徳が失われようが安全に帰ることの方が大事な気がする。

強い意思で老人の細い足を見つめていた。

そのつぎの駅で向かい奥さんの前の席のアフリカ系の男性奥さんに席を替わるように申し出たのだろう。

「おとうさんかわってくれるって」

老人は席に座れた。私は安心した。

そしてそれから二つ目の駅で老人は降りしきりと老人は礼をいい和やかに男性と別れた。

からこどもをたたせるべきという可能性に思いいたったがもうすこし大きくなって体力がつくまで厳しかったであろう。

どうするべきであったかとは悩んではいない。

ただ自分は老人に席を替わらない老人よりも自身弱者であるという認識で今はいるのだとわかった。

ヨボヨボ老人に席を譲らなかったんだけど

日東京駅を始発とする電車に座るために一本待ち乗車した。

私は旅帰り疲労しこどもを連れていた。

日中は日頃から下のこども抱っこして歩き回り膝はガクガクしている。そして生理二日目で貧血ぎみでもある。

ようやく座り隣に低学年のこどもも座れた。

ふと目の前を見るとヨボヨボの老人がたっている。変わるべきか?逡巡する。

目の前の老人はスーツケースをもっている。旅帰りだろう。旅行に出かけることが出きるなら見た目よりは元気であろう。向こうに奥さんらしい人がいる。こちらをチラチラみている。替われという圧だろうか。しかし何より座らなければいけないのであれば電車をおくらせるだろう。

優先席ではここはない。ただ隅のコーナーでふだん優先席がある区画でもある。見込みが外れたのだろうか。

この老人がすぐ降りるのであれば替わってもいいが私が降りる40分ほど最後までいられるのなら体力的に厳しい。

私はふだんから席を必ず替わるようにしていた。しか今日座れないと安全に帰れないような気もする。

徳が失われようが安全に帰ることの方が大事な気がする。

強い意思で老人の細い足を見つめていた。

そのつぎの駅で向かい奥さんの前の席のアフリカ系の男性奥さんに席を替わるように申し出たのだろう。

「おとうさんかわってくれるって」

老人は席に座れた。私は安心した。

そしてそれから二つ目の駅で老人は降りしきりと老人は礼をいい和やかに男性と別れた。

からこどもをたたせるべきという可能性に思いいたったがもうすこし大きくなって体力がつくまで厳しかったであろう。

どうするべきであったかとは悩んではいない。

ただ自分は老人に席を替わらない老人よりも自身弱者であるという認識で今はいるのだとわかった。

anond:20230329070805

自宅内にミニオフィスを作るといいですよ。

区画だけでもオン・オフ気持ちを切り替えられるようにするのだ。

2023-03-26

会社で「機械化により1人で複数人分の仕事をする事」の呼び名が「ゴレイヌ」で定着した

「オレが3人分になる」

そう口にするゴリラ顔の男の左右に一匹ずつゴリラが立っている漫画の一コマ職場ホワイトボードに貼られていた。

ハンターハンターという漫画の有名なシーンだ。

その上には「機械化によって効率化しよう。1人が3人になって納期短縮!」とクソデカフォントで描かれ全体がA4用紙1枚分のポスターとなっている。

我が職場では既存業務AIや新機材の導入に寄って効率化できないかについてのアイディア出しが行われている。

業務改善提案運動一種だ。

取締役会で「人力に頼りすぎているよね。効率が悪いよね。設備投資の時期だよね」という方向でヒートアップしたらしく、取り急ぎ業務改善提案を大量に出すように指示が出たらしい。

どうせ通らないと思って保留していたようなものでもいいし、最新のAI技術の利用に対する思いつきでもいいから、とにかく数を出すようにとノルマが課せられている。

我が部署もそのノルマを乗り越えるべく会議が開かれ、その過程でこのゴレイヌ啓蒙ポスターが作られたらしい。

社内の、それも事務所区画しか貼られていないだけあって著作権はガン無視だ。

コンプライアンス犠牲にしてインパクトを稼いだ甲斐もあり、この啓蒙ポスターの影響はハッキリ出ている。

何かあると「これもゴレイヌ化できますね」「ここをAIゴレイヌしたら労力は半分になるんじゃないか」という言葉が飛び交うようになった。

事務所掲示区画には一通りゴレイヌポスターが貼られていることもあり、この言葉はあっという間に定着した。

ハンターハンターを読んだことがない人も、ゴレイヌという言葉だけは知っている。

実際に漫画の中のゴレイヌが念獣の方なのか人間の方なのかはおそらく分かってないだろうけれど。

ゴレイヌから派生した言葉に「ホワイトゴレイヌ」と「ブラックゴレイヌ」がある。

ホワイトゴレイヌ」は「実際に要望が通った際に、移行するための作業は主に自分たち仕事になりそうなゴレイヌ化の提案」であり、

ブラックゴレイヌ」は「実際に要望が通った際に、移行するための作業は他の部署押し付ける形になりそうなゴレイヌ化の提案」となる。

たとえば「現場からみたときに「現場にて不足してきた材料自動的に計測し調達要望する」であればそのシステムを作るのは現場になり「ホワイトゴレイヌ」となるが、

現場にて不足するであろう部品を事前に予測して調達をしておく」であれば調達部門作業押し付けることになる「ブラックゴレイヌ」として判定される。

元ネタハンターハンターにおいて「ホワイトゴレイヌ」は「自分と入れ替えるゴリラ」、「ブラックゴレイヌ」は「他人と入れ替えるゴリラ」という能力であり、そこから派生した言葉だと思うのだが誰が言い出したのかは分からない。

ホワイトブラックの使い分けが一般的意味が通る範囲のものであるので、元ネタとは無関係自然発生したのではという説もある。

いまや我が職場においてはあらゆる「機械化」が「ゴレイヌ」と呼ばれるようになった。

新規改善提案ではなく、既存作業機械使用においても「あの機械を使わせてもらってゴレイヌ出来るなら半日で終わりますけど~~~」といった表現がされるようになった。

ゴレイヌになってしまった。

2023-03-16

パンチラ動画カリスマ撮り師の起訴に寄せて(1)

はじめに

筆者は以前に表題に似たような日記投稿し削除された増田である。(以降、当該記事を削除稿とする)

削除された内容について、まず以下にお詫びを申し上げると共に、続いて各人に投げかけたいテーマがあり投稿した。コミュニティガイドラインを改めて確認し、内容を沿わせたつもりである

第1のお詫び

第1には内容があたか反社会的行為である盗撮助長するような内容となっており、はてな社のサービス利用規約に反していた。そのため、はてな運営の方には削除のお手を煩わせることとなった。申し訳ありませんでした。ご指摘の点を踏まえ本稿では容易に作品に到達できるような情報を含まないよう注意して書いた。そこまでして伝えたいポイントは令和5年度3月14日閣議決定された「性的な姿態を撮影する行為等の処罰及び押収物に記録された性的な姿態の影像に係る電磁的記録の消去等に関する法律案法務省提出)」について議論の土台となる題材を提供したいためである

なお表題には名誉棄損の語が入っているが、初めて盗撮犯罪名誉棄損が援用されたのは福岡地裁判決H29-03-22とされる。この事件では約2年半で10億円の売り上げがあったとされており、対象パンチラ盗撮だけではなく公衆浴場からトイレまで様々であった。表題カリスマ撮り師(以降、単にカリスマ撮り師とした場合は彼を指す)は被害女性の出演を「フィクション」としたが、福岡地裁同意を得ている旨が名誉棄損になると判断した。念のため補足すると恥ずかしいパンティ丸出し姿を公開されたことが名誉棄損となるわけではなく、「盗撮ではありません」と記載したことにより「この女性有償でのパンティ撮影に応じてくれる人物」という風評が成立することで名誉棄損となる。福岡地裁の当該事件については別途補足する。

第2のお詫び

第2には増田説明中途半端だったことによって不正確な情報拡散してしまった点である。紙媒体も発行中の伝統写真週刊誌Web媒体増田日記を底としたと思われる記事掲載された。当該記事では有識者に尋ねた鍵カッコつきの取材調で被告行為糾弾するように報じられている。増田カリスマ撮り師への直接取材などは行っておらず、削除稿は公開情報のみで構成した。そのため誰でも同じ情報にたどり着くことが可能だが、記事において「(パンティ撮影するため)わざと商品を落とした」という記述があった。これは削除稿を残している方であればわかると思うが、増田パンチラ撮影手法一般論として記載したつもりである。そのためカリスマ撮り師がそうしていた等とは書いていない。被告のすべての作品を精査し直せば確かにわざと商品を落とすシーンがあるかもしれないが、おそらくかなり少ない。そのため9割方は増田記事を底にしたものと推察する。削除稿と異なり、web記事と言えメディアが報じる形となったため、被告足跡不正確な形で数多くの人に伝わってしまった。その片棒を担ぐ形となってしまたことを申し訳なく思う。

ちなみに「タイトルに〈ガチ盗撮〉などうたっていた」とされる表現についても不正である。撮り師が自らつけたものではない。後述するが、パンチラ転売転載は深い関係にあり、その拡散過程で誇張された題名を誤解したものと思われる。この失態はAERA dot.の記者がこの界隈の事情もよく知らないのに適当にググったことによる炬燵記事が元である。それを更にパクった記者いたことによる二重の事故であると言えよう。

訂正のついでに申し上げると、2月カリスマ撮り師の逮捕報道の初報に合わせてITジャーナリスト三上洋(みかみ・よう)氏がTVで「パンチラは顔が映っているほうが価値があり、ワイプで見せる方法が多い」などと語っておられた。総論として正しいが、実はワイプ作品というのは主勢力ではない。理由は単純であり、撮影者が一度ワイプに加工してしまったものは再加工ができないが、顔・全身パートと逆さ撮りパートが分割されている動画から自分ワイプ再生して楽しむのは簡単からである。わざわざ1ファイルに合成までしてしまわずとも、2つのプレイヤー自分で重ねるだけで事足りるわけである。世の中には画面を任意位置で仕切ることのできるフリーソフトがあるため、縦横3x3の9区画に仕切りを設定し、周囲8区画で好みの部分をA/Bリピート再生しながら、中央パンティを鑑賞する「曼荼羅再生」「マトリックスマシンガン再生」等と言われる技法もあるようである。このあたりスマホの料金値下げから身代金ウイルス程度であれば十分に解説できる万能ITジャーナリストであっても、間違えてしまうのは仕方のない専門性の高い話題であったように思う。

第3のお詫び

第3にはパンチラAV女優といった表現キモいなどのお申し出であった。この点は私自身がそのような単語を好んで使用している訳ではなく、実態をお伝えするために匿名掲示板などから拾ってご紹介したまでであったが、私の言葉足らずで不快な思いをさせたとすれば、お詫びしたいと思う。

第4のお詫び

第4には用語集および盗撮ジャンルの分類の部分が文字数規定の超過により切れてしまっており、一部より続きが見たいとのご指摘があった。しかしながら気づいた時点で300ブックマークを超えており、ブクマ増加が落ち着くまで様子を見ようと思っていたところ最終的には800ブクマちょうどで打ち止めとなり、間もなく削除されてしまった。続きをお見せしたいと思いながらも第1にお詫びした点との兼ね合いで難しかった。


盗撮罪の新設について

まず、削除済みのエントリにおいて映像を「影像」と記載した。このあまり使われていない単語にこだわる感じがキモいというご指摘があったが、この語は刑事法(性犯罪関係部会から総会に対して報告された要綱(骨子)案での「性的影像記録」に合わせたものである。本稿では単に映像記載する。

第14回会議(令和5年2月3日開催)

https://www.moj.go.jp/shingi1/shingi06100001_00083.html

本部会ではニュースなどで知られる通り、不同意性交罪などがもっと時間を割いて議論されている。議事録最後の第14回を除いてすでに公開済み(第14回も近いうちに出るだろう)であり、盗撮も含む「撮影罪」に関する本質的議事はほぼ数回分に集中している。撮影罪については2つの観点から議論されている。

暴力系の盗撮

1つ目の観点は、強姦など性犯罪と聞いてだれもが思い浮かべるような身体的な暴力と地続きに行われる撮影である。例えば強姦の事後通報を困難とするために被害者の同意を得ずに撮影までして脅した等であれば、現状もその映像没収可能であるしかし隠しカメラによって強姦の一部始終を盗撮しており、それが被害者にも気づかれておらず脅し等を構成していない場合強姦盗撮は別個の罪であるしか迷惑条例などによって盗撮が罪となる条件は、公共の場であるなど限られている。公開を意図していなければ、リベンジポルノともならない。そのため例えば加害者の自宅などにおいて強姦盗撮が同時に行われた場合に、その盗撮映像押収・破棄できない場合があり、問題となっていた。(※いわゆる宮崎ビデオ事件など)

部会ではこの法の抜け穴を埋めるための議論が行われた。このような撮影犯罪について「出来心強姦してしまったが、ついでにビデオも回してしまった」ということは男女を問わず考えにくい。すなわちこの盗撮に関する規制強化は国民のほぼすべてが文句なく受け入れやす罪状であると考える。今期の国会においてもスムーズに成立するだろう。

映像没収に関する規定の不備は現行の刑事訴訟法において原本対象となっている点が時代遅れであるためだ。映像の複製が加害者の手を離れて拡散してしまうと心理的被害だけでなく以後の生活への影響も大きい。そのため刑法だけでなく刑事訴訟関係法律手続きなども修正していく案となっている。

ただし問題がないわけではない。こうした映像北斗の拳の敵キャラのような、いかにも悪人という加害者の仲間が、下卑た笑顔を浮かべて鑑賞するばかりではないだろう。善良なる第三者として普通に購入した強姦シチュエーションアダルトビデオが、ある日突然本物だと判明し、削除を求められるという可能性がある。そうした場合金銭補償が行われるのか?あるいは購入者リストが追跡された場合に、善良なる第三者にまで警察が来訪したり、弁護士から削除依頼などが配達されるのか?家族に対しての秘密は守られるのか?それともフィクションとはいえ強姦シチュエーションアダルトビデオを見るような人間にはそれくらいの社会罰は必要なのか?といったあたりは国会で細部が議論されるだろう。強姦だけではなく「時間停止AV」と謳っているが、実情は睡眠薬で眠らせた準強姦被害映像をそれと気づかず購入してしまった場合ではどうだろうか?このあたり増田は賛成も反対も材料を持たないため、男性陣が過去AV購入・視聴の経験を思い出して議論すべきだと思っている。

なおリベンジポルノ防止法では公表した加害者に加えて、加害者が別の人物を経由して公表させた場合にも処罰が行き渡る仕組みである。また、公表されてしまったものプロバイダー等を通じて削除できる。ただし、ネット上に掲載された情報プロバイダ等が削除するまでとしており、その対象にはLINEtiktokなども含まれるのだが、購入済のデータを各家庭に立ち入ってまで削除することは想定されていない。リベンジポルノ防止法でも立ち入っていない領域に対して、今回の刑法改正案での「性的影像記録」に関しては拡散への対処が強化されている。

盗撮罪の内訳

具体的にはこの5種類1セットが案文である

1.撮影

1.撮影撮影罪について、パンチラは後述するとして、強姦などに伴うものであれば反論はないだろう。

2.提供罪・公然陳列罪

2.提供罪・公然陳列罪も1.と同様である

3.保管罪

3.保管罪は2.の提供公然陳列のための保管が対象であり、これも予備罪の位置づけとしては異論はないと考えられる。

4.影像送信

4.影像送信罪はどうか?なぜ提供罪と別かというと、どうやらストリーミングのように垂れ流す行為や記録しないビデオ通話法律上は提供と言い切れない可能性があるためと思われる。それであればこれも賛同は得やすいだろう。

5.記録罪

5.記録罪はどうか?何も知らずに送り付けられたファイルで即逮捕されてはメールボムになってしまうため、「情を知って」という条件が加えられており、盗撮映像であると知りながら敢えて記録した人物犯罪とする内容となっている。ある日突然にパンチラAV女優になってしま被害者の感情を思えば理解できるものの、「情を知って」が曖昧な点である点は問題に感じる。法制審議会議事録を読むと、昨今の盗撮カリスマ撮り師のような事件ばかりではなく、むしろLINEでのいじめや悪気のない冗談によって身近に被害が出るものも相当数あるとされる。

とすればリベンジポルノ防止法は適用できないのか?リベンジポルノはその名前から交際関係からリベンジが条件となりそうな印象を受けるが、実はそのような条件はない。しかしながら「衣服の全部又は一部を着けない人の姿態」が対象であるため、衣服をつけているが下着盗撮しているとか、着衣だが水に濡れて透けているといった映像は法の対象である。そのような映像拡散しても誰にも止めることができない。

リベンジポルノ防止法に関する補足

リベンジポルノ防止法は平成25年10月に発生した殺人事件を契機とし、事件直後に自民党女性局が活動を開始したことが出発点である高市早苗(当時は政務調査会長)の命によって翌2月に特命委員会を立ち上げ、事件の13か月後の平成26年11月スピード成立している。もちろん野党も早期から成立に尽力し超党派での活動が見られた。

リベンジポルノ防止法と盗撮

本題に戻ると、6条からなるリベポル法は成立のスピードを優先したことで世の中に重大性を提起し、類似犯罪を抑止したという点で大きな意義があった。しかしながら、上記のようなケースの他、例えばコンドームの空き袋を咥えた「事前」の映像や、ベッドでシーツに包まれて眠りこけている「事後」の映像対象であるし、法成立後に写真週刊誌が何度か男性の浮名を報じる記事字義としてはリベポル法に抵触する写真掲載したが発動していないなど完成度が高くない面も見られる。また、今回の撮影罪の議論でもたびたびリベポル法との重複を回避しなければならない意識言及されており、中途半端法律を作るとその次の一歩が大変になることを体現している。盗撮撮影罪や記録罪においても、同様の轍を踏まないための議論必要だろう。

記録罪と「情を知って」の関係

また、記録罪のそれ以外の論点として、知り合いが被害にあったことを知りつつ、それが拡散されてきたときについ保存してしま行為(※男のエロい気持ちだけでなく、ゴシップ感情や、いじめっ子的マインド、その後にその女性が有名になった場合に高く希少価値が出る期待感などから女性らも行う可能性が十分にある)を法律規制するものと言える。しかしながら送られてきた映像が気に入ったから保存したまでだが、知り合いとは気づいていなかった場合もあるだろう。その場合であっても警察から後日「情を知って」いただろうと問い詰められるようなことがあり得る。このことは単なる一例であるが、「エロい姿を撮影して公開してしまう」というような他の4つの犯罪はうっかりで起きる可能性が低いのに対して、意図せずして巻き込まれ可能性が高い条項である。老若男女を問わず国民が広く議論し、その声が国会議員に届き、国会で記録罪まで刑罰に含めるべきか否かがしっかりと議論されるべきと考える。

技術進展における記録・送信等の定義の困難さ

ストリーミングキャッシュといった技術の進展に合わせ、どこまでが記録かというのを法律的に正しい文面として構成する難易度の高さも懸念したい。すでに「提供」「公然陳列」「保管」「送信「記録」とあるが、果たしてtiktokのように放置していればいつまでも流れているようなアプリに流すのは何に該当するのか?Instagramストーリーズのように24時間で消える動画は何に該当するのか?女性Youtuberローアングルライブ配信しながら立ち上がったところパンティが見えてしまうような、いわゆる配信事故が起きた場合撮影罪なき記録罪が成立し得るのか?といった点を国会議員が正確に理解して議論できるかどうか怪しいため、その点も注意深く見守りたい。ただし男性実名で「盗撮罪に反対」と言おうものなら即刻会社などに犯罪助長しているなどとタレコミされるであろう。

純粋盗撮系の撮影

強姦等が性暴力系の撮影罪だとすれば、パンチラ純粋盗撮系の撮影罪とでも言えようか。まず撮影罪の全般定義は以下となる。

(続き)

パンチラ動画カリスマ撮り師の起訴に寄せて(2)

https://anond.hatelabo.jp/20230316084129

2023-01-15

ガストでの大声家族店員対応

ガストでのひどい体験。この不愉快な気分は、おそらくコロナが始まってからの3年のすべての経験としては私の中ではダントツものであったのでここに記録しておく。

隣の4人席の家族が、かなりの長時間わたりマスクなしで大声でしゃべっていた。小さなこどもが複数いたが、特に大きかったのは母親の声。その声の大きさだけでも非常識レベルで大きく迷惑だったのだが(①-1)、現在コロナの状況を考えると輪をかけて迷惑(①-2)。隣のご家族と私の家族は、仕切りで空間的に区切られており、このブースと私の家族ブースは同じ狭い区画の中で2家族のみの区画であったこともあり、母親の大声の話の内容がはっきりと聞こえてきて、それはそれはうるさいものであった。「あの女が不愉快だ、きにくわない」とかいう話の内容まではっきり聞こえてきて、感情的に大興奮していることが明らか。まさに「口角泡を飛ばす」勢いの喋り声なのだ父親の声の大きさは並レベルで話の内容までは聞こえなかったが、煽る感じで迷惑マスクはもちろんしていなかったが)。そんな話を静かな区画で大声で延々とされるのであるから、たまったものではない。

それだけでも迷惑なのだが、時は第8波もたけなわ感染力の極めて強いコロナ蔓延し、一日あたりの死者数がこれまでで最大となっている今である。となりのご家族の飛沫が狭い区画の中で飛び交っていたことがイメージされた。

そこで、店員さんをお呼びし、もう少し声を落としていただくよう、また大きな声で会話をするのであればマスクをするように注意をしていただくようにお願いしたいと思い、タブレット店員の方をお呼びした。呼んでから、すぐに対応いただくことができず、かなり待たされた(②)。タブレットで呼んでから、ようやく5分くらいしたところで店員がいらしたが、こともあろうか、隣の当該の家族がその店員さんを呼び止めて追加注文を行ってしまい、そして店員さんは、その注文をとって戻ってしまった(③)。週末で客が多く人員不足なのだろうが、店員をお呼びしてから来るのは遅いし、誰が呼んだかを確認もせず、隣の家族の注文を聞いて不注意にも戻ってしまった。この待時間の間にも、隣の家族は大きな声で喋り続けていて、その会話の内容も品のない内容(というか、かなり下品)なもので、私の家族イライラは募るばかりであった。

そこで、もう一回、タブレット店員をお呼びしたところ、さらにその5分後くらいに、ようやく来た。

「隣のご家族、声がとても大きいので、もう少し声を落としていただくようお願いしてもらえないでしょうか。また大きな声で会話をするのであればマスクをするように注意をしていただけないでしょうか。」

と隣に聞こえないように小声でお願いした。

するとその店員さんのおっしゃったのは、

「注意をすることはできません。別のところへ移動していただきますので、お願いします。」

と。つまり、私の家族に移動しろ、ということを命じてきたのである(言い方として「命ずる」印象のイライラ感のあるぶっきらぼうな態度で;④)。

「なぜ私たちが移動しないといけないのでしょう?ちょっと声を小さくしてもらうよう、言ってもらえばそれでいいのですが。」

という私の言葉に対して、

「それはできません。」

とキリッと。

「では、私が自分で隣の方々に言います。」

と申したところ、

「それはやめてください。」

とまた命令調(⑤)。人が他者に何をお願いしようが、それは自由なはずで、なぜ店員さんに命令されないといけないのか?

私も、上の①〜⑤があってイライラが募って頂点に達していたこともあり、堪忍袋の尾が切れてしまい、

「では私から自分で隣の方にお願いします。」

と。店員さんは、

「やめてください。」

とのことでしたが、ここまでの積み重ねで、私も怒り心頭に発するレベルに達していたので、隣のご家族に直接、

「会話はもう少し小さな声でお願いします。マスクもお願いします。」

自分でお願いをした。以上のような経緯だったので、私の声は大きくなってしまっていたこともあり、そこで、現場責任者の方がご登場された。

で、その責任者が何をされたかというと、隣のご家族に、

申し訳ありません!謝ることはありませんよ。何も悪いことはされてませんので。」

と、これみよがしに、こちらに聞こえるような大きな声で言ったのである(⑥)。しかも、その責任者、私の家族には何も言わず無視しつつ、というか敵対的視線を送りつつ、である

その後、私も声が大きくなり(マスクはしてました)、お相手のご家族父親母親も大きな声で、

「気分が悪い!もう帰る!!」

というような口論に。まわりの方々も驚いていらした。

まあ、ちょっとした「事件」になってしまったと言って差し支えいであろう。

私は普段、怒って大きな声を出すことなどは人生の中であまりないのであるが、あまり普通でない条件(①から⑥)が重なったからだと思うが大きな声を出してしまって、こんな事件当事者になって大きな声を出してしまたことが悲しいやら不愉快やらで本当にやるせない気持ちとなった。

なお、後でガスト運営するすかいらーくウェブサイトを見ると、

  お持ちでないお客様へは店内でご利用いただけるマスク無料でお渡し

健康上の理由などでマスクを着用できないお客様に、会話や離席の際にハンカチ等を口元に当てていただくようご協力を要請

という新型コロナウイルス感染拡大防止策が明示してあった。

https://www.skylark.co.jp/en/company/news_covid19.html

上の店員の方々の対応は、この防止策にまったく反するものであると言えるだろう。

あと、上のこととは関係は直接ないが、この店舗は、かなり小汚い印象で(壁が剥がれているなど)、「へえ、東京なのにこんな場末感を出しているんだ」とお店に入ったところで少しびっくりしたことは、申し添えておく。割れ窓理論というのがあるが、こういう小汚い店には、常識を欠いたヤンキーのような人々が集まり、それ相応の雰囲気になってしまうのかな、と。

---

上の苦情をすかいらーくの窓口に送ったところ、すぐに店長さんからご連絡をいただき

・上の苦情の事実確認をしたが、店員不適切対応確認したこと

・ひとえにマネジャーであるこの店長さんの監督不行き届きであり、弁明のしようもないこと、

・今後、感染対策を徹底すること、

などを含むお詫びをしていただいた。

電話お話しをお聞きしたところ、上の案件が起きた時間帯は、この店長さんは不在で、「責任者」も含め全員アルバイトであったとのこと(ちなみに、調理をしている人もアルバイトとのこと)。

私は、レストラン業界事情は全く詳しくなかったのだが、かなり東京住宅地の大きめで混雑するファミレスでも、社員が不在の場合が多いのだな、と。ガストでは、1店舗社員が一人のみであることは普通であるので、社員が不在となる時間帯はかなりあるとのこと。そういうものなのか、とちょっと驚いた。また、こういう事案が生じてしまったわけであるが、当該のアルバイトの方々は店長本社対応をどうすればよいかについて問い合わせるということはしなかった、とのこと。

まあ、時給1000円ちょいのアルバイトの方々に、対応をきちんとしてもらうことは容易ではないかもしれない。オペレーション全員がアルバイトでは、食べ物接客が「安かろう、悪かろう」は仕方ないかもしれないが、感染対策はきっちり企業規則厚労省ガイドラインは遵守するよう徹底してもらいたいものである

なお、こちらでこのような書き込みを行うことは、店長さんより快くご了承いただいたものであることを付記しておく。

2022-12-28

動物保護団体リアル

追記2】

なんか統計的差別とやらをしている団体だと決めつけられてるけど、少なくとも増田が手伝っていた団体独身男性から譲渡を断るということはないよ。一人暮らし賃貸暮らしだと渋られるかもしれないけど性別関係ない。というか性別譲渡するしないを決める団体は聞いたことがない。書くと燃えそうだったから書かなかったけど、確かに虐待男性が多いというか増田が聞いたのは男性のみ。でも厄介な餌やりは女性の方が多い。性別関係なくやばい人はやばいから

追記

読んで欲しくて書いたけどすごいブコメがついたか建物構造についての記述は消しました。あと「妙齢」も変に注目されちゃってるから消した。すまん。

---

猫サブスク話題になってるので、前にボランティアやってた動物保護団体の話をする。


譲渡会で猫を譲り受けたので、そのご恩返しのつもりでしばらく動物保護NPO団体ボランティアで手伝った。犬と猫の保護団体ね。

ちなみにシェルター場所は公開しておらず、職員ボランティアにも箝口令が布かれていた。理由野良を捨てにくる人がいるからではなく、虐待するために誘拐しにくるやつがいから。怖すぎるだろ。


まず犬の方の話。

今どきは野良犬は少なくて、迷い犬災害病気で飼えなくなった犬が主に保護されていた。相性の良い犬は同じ檻に入っていたが、だいたい一つの檻に一匹だった。朝夕2回、餌やりして全ての犬を散歩させる。ボランティアor職員複数の犬を連れてその辺を一周するのだけど、相性が悪い犬同士が同じ時間帯にならないようにスケジュールを組む必要があり、ボランティアが誰がくるかその日にならないと分からないので結構大変そうだった。そして、前述の通りそこにいる犬たちには他に飼い主がいるので、散歩の時も餌やりの時も逃げられないように最新の注意が払われていた。

増田は猫の世話をしていたので犬についてはこれくらい。


猫の話。猫は出自がいろいろで、野良、多頭飼いの崩壊虐待や餌やりさんから保護、が主かな。たまに里子に出した子が帰ってくることもある。自分がこの中で聴き慣れなかったのは餌やりから保護。うちの子もこれ。

餌やりさんっていうのは、その名の通り野良に餌をあげている人のこと。これだけ聞くと猫好きの人だと思うじゃん?実はそうとも限らなくて、餌をあげる時に猫がワッと寄ってくるのが嬉しくて、つまり承認欲求のためにしている人も多い。だから猫にはなんの愛着もなく、TNR(捕まえて避妊手術をして元の場所に戻すこと)に協力もしないどころか、気まぐれに毒餌をやったりするキチもいるそうだ。多頭飼いも同じように、必ずしも猫好きというわけではないらしい。どちらの場合も、近所から事務所に苦情混じりの通報があることが多く、様子をこっそり見に行って保護するかどうか決めている。虐待事務所への通報から保護するパターンほとんど。でも保護するといっても、いきなり猫を捕まえに行くわけではない。どの場合もまず餌やりさんか飼い主か、人間の方と話をする。多頭飼い崩壊や飼い猫の虐待場合には、勝手に連れて行くと窃盗になるし、他の猫に何をされるか分からいから。そして途方もない時間をかけて、保護同意してくれた場合は猫をシェルターに連れて行く。餌やりさんの場合のみ、同意なしで日を決めて一斉につかまえることもあるが、基本的には説得を試みる。でないと他の猫に何されるか分からいから。


そうして引き取ってきた猫は、まずは納屋に大量に置いてある檻に収容する。感染症にかかっていると怖いし(増田がいたときシェルターの方にパルボが2回入り込みめちゃくちゃ大変だった)、虐待を受けていた猫は人間に懐かないから。そこで病気検査を一通りして、避妊手術して、人間危害を加えない猫はシェルターの方にうつされる。

シェルターはいくつかの区画に分けられている。譲渡に向け人間に慣れる訓練をする猫の部屋、人間は平気だけど脱走癖があり出入り口が厳重になっている部屋、猫エイズ白血病といった感染力は弱いが感染症に弱い猫の部屋、人間は平気だけど猫がダメな猫の部屋(兼事務所)。そこにいるのは基本的大人の猫だけで、もっとお世話が必要子猫は、家で見てくれるひとたち、通称「預かりさん」の家にいる。


ボランティア仕事は、部屋とトイレ掃除、餌やり、水換え、猫と遊ぶ、といったところ。長くいる人は薬をやったり捕獲を手伝いに行ったりしてた。増田はできなかったけどTNRの手伝いもある。これはかなり凄惨なようで、提携している獣医納屋に出した机の上で大量の猫の避妊手術をするのだけど、一匹終わるごとに血だらけの机を消毒したり、取り出した臓器を処分したりするそうだ。

ボランティアに来ている人はさまざまで、猫の方は孫の世話がひと段落した世代女性が多かった。犬の方は散歩とかで体力勝負なところがあるので男性が多く、若いから定年退職した人までさまざまだった。行く前は、もっとなんというか、正義感とか義務感に燃えた人がやっているのかと思ってたけど、ごく普通にというか、淡々とやっている印象だった。でもやってることはすごいんだよね。やばい餌やりさんや虐待している飼い主との話し合いの内容が聞こえてくるのだけど、本人にも身の危険が及ぶのに全然引かないし、相当ひどいことを言われても絶対キレない。とにかく猫の安全第一で動いてる。


この手の団体はいろいろ言われることが多くて、増田も猫を譲り受けるときに家に来られたり個人情報を根掘り葉掘り聞かれたりでかなり辟易したんだけど、ボランティアで中に入ってみたら、そこまでしたくなる気持ちも分かった。それくらい虐待や多頭飼い崩壊現場の話は酷かった。よく言われる、「そんなに譲渡の条件を厳しくして、条件を緩くすれば助かる命が保健所処分されてもいいのか」という質問には、彼らはYESと答えると思う。ちなみにその団体では(他もそうかもしれないけど)、譲渡した猫はあくまでも里子に出しただけであり、虐待その他、飼い主として相応しくないと思われる場合には即団体に戻さなければならない、と契約書に書いてある。つまり言い方だけでなく制度としても里親なんだよねうちは。本籍団体の方にあると。まあ実際なにか監視されてるとかそういうわけではないけど、それくらい虐待に対して敏感になっているし、保護した猫は譲渡した猫も含めて全て、最期までシェルター責任を持つつもりでいる。

特にオチはないけど、団体側の話って聞かないなーと思ったから書いた。

2022-12-21

アーマードコア二次創作について語る

前書き

かつてアーマードコア二次創作コミュニティーファンにとって分かりやす構造になっていた。


どこか有名どころのサイトアクセスすれば、そのサイトから別の有名どころへとアクセスできるネットワークが発達していた。インターネットってそういうものよね。古き良きインターネット

当初はそのような「有名どころ」について幾つか紹介しようと思っていたのだが、あんまり面白くなさそうなのでやめた。結局、ある一つの有名なAC小説について語ることにする。

タイトルは『人間世界である。今はもう削除されてしまっているが、ネット上のアーマードコア二次創作フリークの中にはこの小説を目にした者も多いであろう。冒頭で説明した通り、AC小説の有名どころに当時は簡単アクセスできるようになっていたからだ。『人間世界』が掲載されていたサイトもまた、そのような有名どころの一つだった。


人間世界

小説人間世界』は、とあるアマチュア小説家によって書かれたアーマードコア二次創作である

主人公黒人男性で、かつては妻子を儲けていたが今は独り身である。また、アーマードコアを操る"レイヴン"を生業としている。彼はある任務ブリーフィングにて、同じく黒人の、若い女レイヴンと待機室で出会う。

レイヴンには人格破綻者が多く搾取主義的な人間も多いことから、二人は出会うなり警戒心を抱き、一触即発のような状態になる。しかし、最終的に主人公の次の言葉が、二人の諍いを鎮めることとなった。

あんたは俺の妻に似ている。

毒気を抜かれた女性レイヴンは、彼が今回の任務市街地に潜伏したテロリスト殲滅する二人のレイヴンの片割れであることを知り、改めて協力関係を構築しようとする。二人はブリーフィングを経て、AC輸送するキャリアに搭乗すると、任務が行われる当該地域へと移動することとなるのであった。

これが本小説のあらすじである


この小説の特徴は、死人が出る度にその数をカウントすることである


例えばこんな具合だ。男のACの肩部からナパーム性の弾頭が発射され、検問詰所に直撃した。加熱された半固体状の燃料を浴びて、検問所にいた二人の男性が死んだ。といった具合に。

男と女はそれぞれのACを駆り、テロリストの陣地奥深くへと侵攻していく。ACは作中世界――『大破壊』と呼ばれる破滅戦争によって文明恩寵を大きく失い、地下へと追放された人々によって構築された黙示録世界――における最強の戦闘兵器であり、その前に立ちふさがった者は次々と死んでいった。老齢の戦士、二人の手練れのパイロット若い兵士女性子供。それらが死ぬ度に作者は死者をカウントしていく。"MTAC廉価版兵器)に乗ったパイロットが二手に別れ、一方が囮としてACの背後に回り込もうとするものの、ACパイロットである男はその目的を悟っていた。男は冷静に正面に立ちふさがるMT破壊する。その後、回り込もうとしたもう一体のMT破壊した。二人の男が死んだ。”といった具合に。

最終的に、二人はテロリストの陣地の最奥部へと侵攻する。その時二人が見たものは、ゲートの前に立ちふさがる複数の子供と女性たちであった。手には旗を掲げ、『Don’t fire !』と文字を書きつけている。


『こんなの聞いていない!』と女性レイヴンが叫ぶ。

それに対して男は淡々と答える。

レイヴンだろ、お前も』

テロリスト排除するのが仕事だって聞いていたのに、こんなのって』

繰り返し攻撃を打診する男性レイヴンに対し、女性パイロット否定言葉を連ね、最終的にこう告げていた。

『こんなこと、人間のすることじゃない!』

その瞬間、男は溜息を吐き、突如として女性レイヴンの駆るACへと攻撃を開始するのであった。


フロムソフトウェアの描く悪意

男は逃げ惑う四脚型ACフロート部位に攻撃を集中させ、AC回避行動を停止させる。もう逃げることのできなくなったACを前に、男はゆっくり距離を詰めていく。女性レイヴンは絶叫する。

私はあんたの妻に似てたんじゃないの

しかし、それに対して男は冷たく答える。

俺にはACしか見えん

男は女性の駆る四脚AC破壊する。作者はその淡々とした描写に更に付け加える。女が一人死んだと。

そして、男は周囲一帯にナパーム弾頭をばら撒き続ける。男たちが暮らす地下世界において空気循環は最重要インフラである。男は炎の巡りが十分であることを確認すると、ACでゲートを突破し、区画の最奥部にある空気循環装置破壊する。男は全ての仕事を終え、燃え盛る地下区画にてACを停止させた。

その後、男の過去についての描写が、あっさりと挿入される。

男はかつて妻と娘がいたが、一緒に暮らすにつれて妻は男に対して憎悪を抱くようになってきた。妻はレイヴンである男を憎んだ。あんたみたいな男は人間じゃない、と。

叫ぶ妻を前に溜息を吐くと、男は妻を殺害し、ガレージの土壌がむき出しになった部分に埋めた。

更に年月が経ち、娘は男に対して反抗的になってきた。

ある時、男はふとしたきっかけで娘を殺し、再び妻を埋めたガレージ一角に娘を埋めることになった。男は溜息を吐いた。また一人になってしまった、と。


そして、物語ラストシーン。再び男のAC炎上する町に佇んでいるシーンに合流する。そして、次のように語られる。

街が炎に包まれていた。

30679人死んだ。

そこにACが佇んでいた。パイロットは暫く死ぬ予定に無い。その男は優れた人間からだ。そしてその男世界中の全ての愚者を嘲っていた。


ArmoredCore6 Fires of Rubicon

これはあくまフロムソフトウェアの手を離れた創作であり、あるいは、フロムソフトウェア作品であるAC世界観とは、直接何の関係も無いと、そう断じることもできると思う。しかし、フロムソフトウェアACという作品を通じて描こうとしていたテーマに、底無しの悪意があるということは明らかである

ACには二十五年前から次のような場面が時折現れる。

市街地を襲撃して護衛の兵器破壊する任務鉄道インフラを襲撃しモノレール破壊する任務。多数の民間人の乗る航空ユニット破壊する任務

それらのゲーム中の要素はフロムソフトウェアが二十年以上前から描き続けてきたテーマであった。つまりは悪だ。

人間は容易に悪になることはできない。ある種の人間にとっては、それは息の詰まる事実である。そこで、フロムソフトウェアはその息苦しい現実に僅かばかりの空気穴を設けようとしてくれたのである。それは、例えば有名なソウルシリーズにおける、聖女アストラエアを自殺に追い込む一連のストーリーなどがそれに当たる。

崇高な目的を以て活動する聖女の、護衛役である男性殺害し、その事実を告げることで女性自殺に追い込むというストーリーデモンズソウルには存在している。このように、フロムソフトウェアは明らかに暴力や悪意や、煎じ詰めれば悪そのものを描き、時にそのテーマプレイヤーたちが演じられるように取り計らってさえくれているのである


先日発表された最新作、アーマードコア6の副題は『ルビコンの炎』である。つまり、かの英雄カエサルが渡ったルビコン川の存在を、象徴的に用いている。

そして恐らくは、そのタイトル原初戦火を、つまり暴力の始まりを指しているのであろうと推察される。


先日公開されたティザームービーでは、凍結し白化した地球映像と、人工の構造物の映像ばかりが流れる中で、川や森といった自然の造形物は映し出されなかった。一方で、過剰なほどにクローズアップされていたのは、ACの頭部に映ったカメラアイの赤い光である

人間を模した頭部の、瞳を模した部分に絶えず映り続ける、赤い光。暴力目的とした兵器の頭部に映り続ける、赤い炎。

恐らく、ルビコンの炎とはそれのことだ。人の瞳の奥底に映る、仄暗い暴力と、憎悪と、悪意を秘めた炎。

古代における戦争の端緒は、兵器にあったのではなく、人間のそのような悪意にあったのではないだろうか。ルビコンの炎とは、我々の中に巣食う原初の悪意と暴力を名指しているのではないだろうか。そのような印象は、前作タイトルAC5のキャッチコピーが、『全てを焼き尽くす暴力』であったこからも無理なく推察できると思われる。

我々人間は悪意を時に成す。我々の瞳の奥底には仄暗い炎が灯っている。それは、いずれ戦火の発端となるだろう。この世界のどこかでは、そのような炎は未だ燃え広がり、人を殺し続けている。

灰の最後の一片に至るまで燃やし尽くす、暴力と悪意の火を焚べること。それが、AC6の描こうとしているテーマであろうと私は推察している。

2022-12-20

anond:20221220162023

㋿は文字コードが増えたというより文字を設定していなかった空きコードを使ったんだよね

空き区画指定したわけで区画自体が増えたわけではない

から新元号とはちょっと事情が違うかもしれんね

そうなると中国語文字コードどうやってるんだろう?という疑問は出てくるけど

2022-12-10

近所の公園がいらなさすぎる

住んでる家があるのは区画一帯にハウスメーカーが分譲住宅をたくさん作った住宅なのだが、この一角メーカー住宅を建てるにあたって法律だったか市の条例だったかで仕方なく設置されたようなショボい公園がある。

 

どれくらいショボい公園かというと、せいぜい200平米ほどの広さに植樹2本と砂場とベンチが1つずつという有様である

分譲住宅が売り出されたのは同じタイミングで、それぞれに人が住みだしたのもほぼ同じ。戸建を求める家庭は小さい子がいるケースが多々あるので、住んで間もない頃は小さい子たちも遊んていたが、なにせ狭いうえに大したもののない公園なので、彼らが小学校低学年を超えた頃には誰も寄らなくなってしまった。そのまま1020年と経過し、今となっては町内会が年に2回の草むしりのために集まるだけの虚しいスポットと成り果てている。

最近は植樹された木の1つが公園に隣接する家の上階の窓まで伸びてて邪魔とのことで、その木を伐採するかどうするかという話が出ているが、正直公園自体をどうにかして欲しいところである

 

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