「統計的差別」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 統計的差別とは

2021-05-21

anond:20210521010133

統計的差別につながるようなことを書いてすみません

統計的には、経済弱者男性年収学歴が妻より低い男性DVを行う割合が高いですが、世の中にはもちろんDVをしない弱者男性や、DVをする強者男性もいますので、お付き合いする際は個人を見極めてお付き合いください!

元増田絶対結婚したらモラハラされるから別れた方がいいよ

2021-05-16

独り暮らしの男に犬猫をあてがうことを拒否する里親さがしは弱者男性差別者

実際に男が犬猫虐待したとして、そういう統計的差別は許されないよね

そもそも畜生虐待されようがどうでもいいんだが?犬猫なんかよりも人間である弱者男性差別する里親さがしが人類の敵だろ

だいたいそんなに虐待されねえだろ…そんな基地外かめったにおらんだろ

おめーらみたいな差別主義のクソ里親探しのせいで助かる命も助からずに弱者男性差別されペットショップは繫栄していくんだ

死ね害悪里親探し

社会にとって何にもなってねーどころかマイナスなんだよバー

2021-05-05

男性が受ける差別とは、警戒されることと、信頼という名目で粗末に扱われることです

男性が受けている差別として重要だと私が思うのは、警戒されることと、信頼という名目で粗末に扱われることです。

男にも女にも、男は警戒すべき存在だという感情がうっすらとあります

同時に、男性だったらほっといても大丈夫だろう、という肯定的な信頼の形をとって、男性のことをろくに気遣う必要はないとされがちです。

から世間話でもマスメディアでも、男性への警戒や、過度の信頼による雑で粗末な扱いが平然と行われています

それが積み重なった結果として男性は、敬遠されて孤独人生になりやすく、自尊心も低く、自分たち男性自身への嫌悪も生まれ自分の事すら粗末に扱い、次世代男性もそのように扱うので引き継がれる、などの被害を負っています

保護と抑圧は地続きなのでバランスが大切だ」という話をよく目にしますが、同じように、信頼と放置も地続きなのです。

家父長制は、自立したい女性にとっては抑圧という差別だけれど、自立を望まない女性には保護を受けやすいというメリットとしても働く。

それを裏返したように、男の自由放任は自立できる強者男性にとってはメリットだけれど、弱者男性にとっては助けてもらえないし悲鳴無視される差別として働いています



若者が遭遇しやす実例として、バイトサークル活動が長引き、夜になってしまった場面を考えましょう。

男性は帰り道の安全心配されることは少ないです。

これを、男性の方が不安心配事が少なく生きられるというメリットととらえることは確かにできます

しかし同時に、「襲ってくるとしたらたぶん男だ、男を警戒すべきだ」「男の自分は、夜道で女とすれ違う時に怖がらせてしまうだろうから気を使わねばならない」「男の帰り道を気遣ってやる必要はない、男は粗末に扱っていい。自分が男なら自分の事も心配せず粗末に扱うべきだ」という認識を強めることにもなります

実際は、男性でも深夜に一人で帰ることに恐怖を感じる人がそれなりにいるのですけどね。

でも、女性の帰り道は心配されるが男性はそうではないという現実と向き合うたびに、「ああ、俺の夜道への恐怖は認識すべきでない感情なのだ。むしろ俺は怖がる側ではなく怖がらせる側なのだ」という方向へ矯正され、やがて本当に自分でも自分不安や恐怖に気づけなくなります



色々な場面で、不安を感じてないことを前提とした粗末な扱われ方を重ねて、男性自分に対しても他人に対しても鈍感にさせられていきます

たとえばトイレ

男だったら道端で立ちションしても大目に見られがちという自由は、性器露出し排泄を見られたくない感情を気遣ってもらえないという粗末な扱いでもあります

不安羞恥を感じていた男児も、「その辺でおしっこ済ませてきな」と言われたり、仕切りのない小便器や、女性が清掃に入ってくるトイレを使ううちにその弱さを鈍麻させ忘れてしまます

たとえば「男の人がいれば安心だね」という言葉

この言葉はおおむね好意や信頼の表れですが、同時に「男の人は一人でも不安になる必要はないよね、あなた自身が男の人なんだから」という扱いでもあります

一人で行動しても口を挟まれない自由の反面、一人は心細いという男性感情最初から考慮されていない。

このような扱いに触れ続けることで、「俺は男だから不安になる必要はないんだ」と自分勇気づけ、痩せ我慢することが癖になります

夜道にせよ、トイレにせよ、一人行動にせよ、成人男性に直接聞いてもたいてい「いや全然平気だが」と言うだけでしょう。

最初から平気な男性と、鈍麻し平気にさせられた男性と、本当は平気じゃないが痩せ我慢している男性区別することは本人にすら困難です。…

…これは「たとえ当事者男性差別否定しても、それをそのまま受け取るべきではない。男性差別存在する」という無敵論法っぽくなるので好きではないロジックですが、そう言わざるを得ない。

ここ数週間のネットでは、男性セルフケア能力が低い、まずは自分を大切にすべきなのにそれをしようともしない、などという話も多くなっていますが、それは数十年にわたる「男性自由に行動してよい反面、粗末に扱ってよい」という経験の積み重ねによるものであり、決して男性個人に責を負わせるべきでも、自己解決を求めるべきでもありません。

セルフケアに焦点を当てるならば、社会によって損なわれた男性個人セルフケア能力を育て直すため、社会反省して手厚く協力してあげよう、という話になるのが妥当でしょう。

しかし現状の男性セルフケア論では、セルフケアというスローガンと丁寧な暮らし雑誌は与えてやるのであとは自分で(せいぜい弱者男性内部で)上手くやって満足しろ社会は手を貸す気はないぞ、という正反対の切り捨て論になっています



男性が警戒され、気遣ってもらえない原因には合理的理由がある、という反論はできるでしょう。

ホルモン文化的影響による男性の特徴は色々あります

腕力の強さ、性欲や暴力性の強さ、外見の悪さ(体毛が濃く皮脂が多く禿やすいなど男性ホルモンが外見に与える悪影響は多い)、コミュニケーション能力共感能力の低さ、など。

しかし、そのようなある程度の合理性があったとしても、統計的差別であることは間違いありません。

統計的差別はどの程度まで許されて良いか、というのは難しい問題なので、別に論じる必要があります

そして、フェミニズム弱者男性論の共闘が難しいのはここが主要な原因でしょう。

性犯罪男性から女性への加害が多い(犯罪全体では男性被害者の方が多いですが)」「腕力が強くて静止が困難」「妊娠リスク」など様々な事実に基づき男性に対する統計的差別をどの程度認めるべきか、真っ向から対立しまから

統計的差別は一切許されるべきでないと言い切る人も時々いますが、それはどの陣営であっても非現実的でよくないと思います

もっとも「社会運営するにはマクロ視点統計的差別必要なことは認めるけれど、その加減を考えましょう」とかぬるいことを言ってると、確かにそうだね考えなきゃねとは言ってもらえても実態現状維持が続くだけであり、統計的差別を一切許すな!と極端なこと言って圧を掛ける方が新規分野の社会運動としては実を結びやすいんでしょうけどね……。



これに近い話題は、今までも男性加害者として認められやす被害者として認められづらいという内容でしばしば語られてきましたが、たいてい注目されるのは悲惨な女→男セクハラ暴力事件がほとんどです。

それも由々しき問題ですが、その根底にあるのは、もっと日常的でうっすらとした「男ならまあ平気だろ。ほら、やっぱり平気だった」という日々の積み重ねではないでしょうか。

特に、「男性なら大丈夫」という信頼により粗末に扱われる場面は見過ごされやすいと思います

フェミニズムでは、「女を自立した人間と信頼して放任しろ、家父長制で口を出してくるのやめろ」というアプローチが行われていたため、その逆になっている、過度の信頼による放置という男性差別問題視されづらいのです。

女子供は弱いか保護して指示してあげなきゃね」という慈悲的差別に対して、男性が受けやすい「男は大丈夫だろうから心配する必要もないし勝手に自立しててくれ」は信頼的差別などと呼べそうです。



この記事は、これまで弱者男性論で強調されてきた、人間関係恋愛経済ジェンダーロール、弱者男性論が不条理否定される、などの論点対立しません。

警戒されつつ粗末に扱われることは、親しい人間関係恋愛関係ハードルを上げます

経済的貧しさについては、一般的貧困問題に加えて、男性公的にも私的にも助けてもらいづらいし、そもそも助けを求める能力社会により破壊されていることが困窮してはじめて露見するなど、男性特有の困難があります

男性ジェンダーロール問題とくくられるような、男なんだから泣くなしっかりしろと言われるとか、責任を負わされるとかは、「信頼の名目で粗末に扱われる」部分です。

弱者男性自体があまり聞く耳を持ってもらえないしミソジニストとすら言われるとか、困ってると認めてもらえなかったり、困っててもそれは受け入れるべき部分だと言われることなども、「信頼してるという名目で粗末に扱われる」ですね。



また、「男性にも弱者がいることは分かったけど、結局どうなることを求めてるんだ、要求を出してくれ」という問いがありますが、運動として歴史の浅い弱者に、的確な要求をする強さをいきなり求めないでください。

現時点では、「どうなったらいいかを、男性に肩入れしつつ一緒に考えてくれる人が増えるのが望みです」としか言えません。

少なくとも私は、男の乳首露出NGしろとか、男性トイレもすべて個室にしろとか、芸人ちんちんポロリシーンやハゲネタダメだとか、「男の人がいると安心」はハラスメントから許すなとか、そういう短絡だったり個別的すぎる議論にはしたくありません。

https://anond.hatelabo.jp/20210505030506

2021-04-08

ブコメ返信part2-2】「議席をあてがえ論」フェミニスト弱者男性

anond:20210408110723

長すぎて分割になったわ。しかもまだ続く。

めんどくさいかTwitterに来てくれんかね。

返信増田へのブコメに対する再返信

el-condor 国会議員の「議席」にクォータ制適用しているところは然程多くない(世界で見ても2011年17)。議員クォータ即議席割当というのは短絡で候補者クォータが多数派制度実装は多様なのよ。

上にも書いたが、候補者クォータでも同じだろ。

本選で切るか、予選できるか。どちらにせよ人権侵害される。

haha64 じゃ、フェミニストへの「カウンター」とやらが最優先で、自分の置かれた状況に関する主張は何もないのか。こういうフェミ叩きに夢中なだけのバカを「弱者男性」諸氏は同類と見なしていいの? 何も救われないけど。

弱者男性論はフェミニストへのカウンタとして生まれた」を「フェミニストへのカウンターが最優先」って読むやつ、日本語おかしいよ。

具体的には「弱者男性論は」という主語をどっかに飛ばしてる。論外。

「なにも救われない」というのはその通りだが、フェミニストを野放しにしていると犠牲になる文化やそれを愛する人がいる。

「救うため」じゃなく、「犠牲を減らすため」にフェミニストは叩く。徹底的に。

murishinai 個人的ピンポイント意見だけど「Quota制(あるいは女性専用車両)みたいな施策は不平等措置」だと思うけど「それを超える権利侵害が生じているので解決されるまで一時的に導入されること」はあり得ると感じています

1.「それを超える権利侵害」など生じてない。女性は今も入れたい候補に入れている。

2.「一時的に導入」で済むわけない。一度設定されたクォータが解除された例があるか?御茶ノ水大はまだあるぞ。

zyzy 女を議席と同じ地位という道具扱いする時点で「自称弱者男性女性差別主義者逆ギレ」と証明していくスタイル。というかまんま「女はトロフィー」というド直球差別思想がないとこんな事言えないよね。

地位」ではなく、「人権」の話をしてると読み取れない(書いてあるぞ)時点で論外。

後半に至っては別の増田を呼んだとしか思えない。ダブル論外。

frantic87 自分の頭で考えろと言いつつ自分の中の正解しか認めないタイプに思える。少なくとも対話するつもりはないよね。これには返信不要です。

どうしてそう思ったのか知らんけど、全くブーメランになってると書いてて気づかんのか。

他のブコメであっさり指摘されてるぞ。論外をくれてやる。

grdgs 人間権利を同一視するとは蒙昧がすぎるな。まともに反論できてないだけを「論外」でうまく誤魔化した気になって精神勝利を図るとは愚昧がすぎるな / 「フェミは口が悪い」とよくいう方々は身内の口調には超優しい

人間権利を同一視?人間人間として尊重されるその根拠を「人権」というんだぞ?論外。

精神勝利」という、具体性ゼロ精神勝利ワード乾杯ダブル論外。

paper7802 再反論した。文句があるならかかってこい、と言わせてもらおう。/「正論鵜呑み勢が多すぎ。ちょっと自分の頭を使いなさい。/「論外」の理由も一々書いてやったろ。ワンセンテンス同じ罵倒二回は語彙がpoorすぎ

これは俺だ。論外。じゃなかった、次。

mobile_neko クオーター制に関するフェミニストの主な活動は「政治分野の男女共同参画推進法」で定められた候補者の男女比を適正する努力政党に求める事だろ。議席制限憲法日本では無理だし改正案でも議論されてない

同じことだ。個人参政権に口出ししてる点ではな。

それにアンタは見えないのかもしれないが、「議席をあてがえ」論を公然と口にするフェミニストは五万といる。

もっとよく見ろ。

fourddoor あっ、やっぱりただのカウンター概念なんだ。了解です。/「弱者男性全般がそうだとは思ってないけど、この増田的にはね。

弱者男性論」はカウンター概念だが、「弱者男性」は現実存在する。

この違いは覚えておいてもらいたいな。

msukasuka 完璧な男社会を作り上げられてしまった政界に女がのし上がるのは恐ろしく高く厚い壁が立ちはだかってるのはわかるでしょう?そこをこじ開けるのに我々はその利権に絡め取られた男共が死に絶えるまで我慢せよと?

決定票の過半数女性が持ってる「完璧な男社会」って何?

KKO」とまで言われた非モテ彼女作ったり承認を得るよりは低い壁だろ。現に超えた女性はいる。

我慢なんかしなくていいんだよ、立候補すれば。同性の指示を100パーセント集めるだけで勝てるよ?

mogmognya ”氷河期世代雇用促進?努力じゃなんともならなかったろ、世代丸ごと男女問わず” 確認氷河期世代雇用促進の施策肯定するってことでOK

それ以外にどう読めるんだ。次。

mukudori69 まあなんつうかそれであなた幸せになれるならそうしていればいいよ。/一応伝えておくと、仮にクオータ制の導入が可決された場合、それを裏打ちするのもあなた以外の人の参政権人権とそれを代弁する代議士だよ。

人権自殺」論は長くなるからあんまりやりたくないが、言いたいことはわかる。

そうなった暁には、大手を振って「女をあてがえ」論を唱えられる社会が来るだろうな。

何せ、「特定属性特権のために他人人権を奪ってよい」という実例ができてしまうのだから

Euterpe2 感想:こないだプラベ入りされたアノ人くさいw

誰だよ。俺はおなじIDTwitterもやってるから、どんな人か知りたきゃ身にこい。

あと対人論証は論外だ。

white_rose 氷河期世代雇用促進は努力ではどうにもならなかったかOKで、議員枠と女をあてがうのは努力が足りないせいor人権抵触するから駄目?よくわからない。

氷河期世代に決定権はなかった。

議席をあてがえ」論での女性に関しては「過半数の票を持っている」という、客観的な「決定権」が存在する。あと犠牲になる人権デカすぎる。

「女をあてがえ」論での弱者男性については決定権はないものの、犠牲になる人権デカすぎる。

hammondb3 民主主義絶対視すると少数派の弱者男性は今以上に切り捨てられる。だから憲法価値序列を認めるのが通説/非正規雇用待遇改善弱者全体に利益。クオータ制かはともかく弱者の声を政治に届ける何らかの仕組み要

「今以上」があるとすれば、それはフェミニストが天下を取ったときだろうよ。

非正規雇用待遇改善別に議席をあてがわなくても実現できる。

そもそも過半数の票を持っている属性が「弱者」なわけないだろ。

お題目を考えもせず鵜呑みにしてるのがバレバレ論外。

xorzx あてがえ論だって弱者同士で結婚しても生活出来るように制度で補完する事で弱者男性も救われるって話であって、嫌がる女性を無理やり結婚させる話ではないよね?

フェミニスト藁人形にしてる「女をあてがえ」論は後者なんだ。

anmin7 それでもやっぱり議員が大体半々にならないのはおかしいと考えるけどな。その上でパートナーがいない男性を異常とする考え方を左翼的人達が持っているのもまたその通りだと思うね。あてがえ論には断固反対するが。

率直に言うが、あんたの「おかしいと考える」なんかどうでもいいんだよ。

人権侵害してもいい理由には全くならない。

後、右とか左とかどうでもいいよ。フェミニストが右であろうが左であろうが、有害なことに変わりなし。「議席をあてがえ」論は言うに及ばず。

その党派性思想乾杯論外。

REV地域代表」という側面から莫大な一票の格差容認したくらいだから、「性別代表」という側面からクォータ制を導入してもいいと思うんだけどね。でも、「履歴書性別欄」とか廃止傾向じゃなかったっけ?

性別代表」?ジェンダーフリーって言葉知らないのか。

今時、性別での分断を起こすようなこと言ってるなよ。

cdijopvw 「自分のは雑な攻撃へのカウンターだ」ってのはみんな思ってて、でもそのカウンターも雑で誰かに流れ弾食らわしたら本末転倒だろ。ただ自分弱者男性を雑に罵ってる人見たら腹立つし増田だけを責めるつもりはない

今のところ流れ弾は出てないみたいだね。次。

interferobserver やっぱり噛み合わんなーという感想賛同するかは別として、一般的にクオータ制がどういう理屈正当化されてるか理解されていないのでは。いいテキストがあった→ http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_10310077_po_20170207.pdf

書誌が見つかりません」。次。

spark7 男女格差根付いた社会下で議席数に差が出てるのは努力不足じゃないと思うけどな。増田統計的差別かに足元掬われるタイプぽい。「氷河期世代雇用促進?努力じゃなんともならなかったろ」

「男女格差根付いた」?参政権格差などない。

いや、あるか。投票者数は女性のほうが多いという格差が。

同性の票さえ集めれば勝てるのに、そのための努力はおろか戦場に上がることすらほぼしない。「努力不足」でも優しく言ってる方だよ。

論外。

kunitaka クオーター制はエエと思うで。上位が排除される訳ではない。性別で優位になっとるだけのカス排除されるだけよ。男女が入れ替わっても継続されるべき、非常にロジカル制度やと思うで。違うかね?

違うも違う、大間違いよ。

議席をあてがえ」論で性別枠を理由排除される者というのは、投票者全体でみれば上位なんだよ。少なくとも拾われる奴よりは票を取ってる。

そいつが「性別で優位になっとるだけのカス」と決めつけてるのは完全にアンタの偏見であり、ロジカルな要素は微塵もない。

大論外、だ。

worris 弱者+男性という語義矛盾概念が、フェミニストへのカウンターしかなく、権力勾配を無効化するための嘘で藁人形だと白状してしまっている。権力勾配という用語が嫌いな人も多いけど、権力に勾配はあるよね。

権力勾配」などという存在しないものを前提にしてる時点で論外。

一票の重さは男女等しい。

フェミニストが建てた藁人形こと「女をあてがえ論」とは違うのだよ。

elusin いやお前が一番論外だ。

俺が論外?だとしても日本じゃ二番目だ。

お前こそナンバーワン論外だ。

具体性ゼロ

kazuau 社会構造的に分断があるなら、クオータ制は有効少数民族枠や宗教枠がないと全く議会に声が届けられない場合など。男女枠を新たに設けなければならないような状況ならば、結構深刻かもしれないね

フェミニストが分断を作り、フェミニストが「議席をあてがえ」論を唱える。人、それを「マッチポンプ」という。

そしてフェミニストが唱えてるのは「少数民族枠」でも「宗教枠」でもない。本邦第一有権者数を保有する巨大な属性だ。

Ugu-nomicon 全員が不平等になるのも平等なんだぜ。

「全員が」じゃないだろ。次。

B2igwzEE 「はっきり言おう。それが現実だ。もし違うなら、もっと切実なら、自分で動くはずだ。立候補してな。」女性議員障害者議員存在しない世界線の人だった

一体何を読んだんだ?

女性に「議席をあてがえ」といわなきゃならんような切実さなら、もっと立候補するだろ。その危機感の持ち主だ。

ところがフェミニストはどうだ?

oakbow さすがに参政権自由権を同じ尺度で考えるのは厳しいと思うんだよな。参政権は現時点でも年齢や供託金などの制限があり、選挙制度による不平等も起こりうるものだし。

参政権がないと、自由権定義している「法」や「憲法」へのアクセスが失われる。

同じ尺度で語って何らおかしいところはない。

年齢や供託金制限に男女差はない。

Betty999 「弱者男性」の一部には、理想(理想なのに標準・普通認識)とする男性像に縛られている層があり、さら理想とする社会像があり、そこからのズレを頑なに認められないか勝手に不幸になっている人がいるように思う

関係ない話はヨソでやってくれ。別に否定肯定もここではしない。

いや、しょう。そのフェミニスト的「解脱論」はクソだ。脳下垂体を切り取って、空腹感を感じなくしても人は餓死するんだぞ。

vkara 議員任期あっていずれまた選挙するわけだから追い出すってのも違う気がするし、定員制に変わると思えば。現状金と後ろ盾ある人達の声を届ける政治になってるし。

任期あっていずれまた選挙するから公平なわけだが、「議席をあてがえ」論はそこに手を加えるからevil

「定員制に変わると思えば」って言いかえにもなっとらんわ。論外。

didididigda 私が選挙投票した人が通らなくても、私の意見人権も加味して政策を決めるのが民主主義であり人権主義なのではないかと思います選挙人権の大きな部分ですが、この論でのクォータ制批判同意できない。

あなた投票した人が通らなくても民主主義だが、多くの人が投票した人が通らないのは民主主義とは言わんのだ。

そして「人が通らなくても意見人権も加味して政策を決めるのが民主主義」なんだったら、別に議席をあてがわんでもいいってことになるだろ。

deztecjp 拡大された「あてがえ」論なら、私は支持に回る。例えば私的団体である個々の政党立候補者数にクォータ制を導入する……なんてのは全然OKと考える。議席自体を縛るのも、比例代表制限定なら反対しない。

政党には公金入ってるって知ってっか?共産党でやれ。

cleome088 女性専用車もクオータ制も社会通念の変革やルール変更の為の基本的には一時的ものであるべきのもの。今のルールだと勝った人が公共にとって相応しくないことをするからルールを変えるの。

一時的」で済んだためしがない。お茶の水女子大はまだあるぞ。フェミニストバイブルジェンダーギャップ指数」でも教育はほぼ等しいのにな。

公共にとってふさわしい」かどうかの判断投票によって行われるのが民主主義

そこに介入する「議席をあてがえ」論を擁護するために「公共にとってふさわしくないことをするからルールを変える」?

公共」を私物化してんじゃねーよ。論外だ。

keytracker 民主主義制度自体が不完全で、多数に支持された人が代表政治を行えば皆の参政権が反映されるとするのが間違いだから、そこを弄る事でより良い形って存在すると思うが?婚姻は両姓の合意から絶対侵害になる

制度自体が不完全で」なんて言い出したら、「婚姻は両性の合意という制度自体が不完全で」と言い出して「女をあてがえ論」を唱えることすらできる。

じゃあその「制度自体の不完全」をどうやって決めるのか?民主主義国家ではそれを投票で決めている。正確には投票で選んだ代理人が。

そこに介入することは「不完全」の定義を握ることであり、絶対侵害になる。

AKIMOTO 参政権人間にある権利議席にある権利じゃないよ

議席に立つの人間なら、それを選ぶのも人間

何度目かの論外


hedgehogx 結局さ、生意気な女を黙らせるカウンター以外で弱者男性存在しないってことで増田的にはいいわけ?正直彼らがここまで徹底して自分問題自分のこととして語れないと思わなかった。

生意気な女」じゃなくて「反人権であるフェミニスト」な。生意気でも筋が通ってりゃいいんだよ。

そしてフェミニストの加害はもはや「自分事」。身を守らねばならないひどさ。

goadbin そもそもクォータ制自体民主制との相性が良くない。よく言われるガラス天井論もじゃあ来年マリヌルペンが仏大統領になったらどう評されるか?結局都合のいい女性議員が欲しいという本音が見えちゃっている。

丸川珠代議員とか、小池百合子知事への反応を見れば顕著だな。俺は両方嫌いだが。

unnmo 喧嘩したいだけの人かな。弱者男性への救済策が「女をあてがえ」でベストと思う?より良い手段も沢山提示されてる(探せ)。お前も考えろ。クオータ制が既存参政権侵害?その既存が疑われてるんだよ。

ベストかどうか決めるのは俺じゃない、弱者男性たち一人一人だ。

私見だが、フェミニストが「より良い手段」を挙げているところは一度も見たことない。使い古しの解脱論が関の山

既存が疑われている」?大多数の人間が疑ってるなら、議席をあてがわなくても選挙で勝てるだろ。

疑ってるのはお前とわずかなお仲間だけってことだ


Kitajgorodskij ウヨは何で別物を並べてDD論すんの好きなの

右とか左とか唐突にどっから持ってきたのか。

俺は反自民、反立憲、反共産。右でもなければ左でもない。論外。

esbee ウチも増田くんとお話たかったのに……🥺

からでも遅くない。来な。

つづく

2021-04-03

統計的差別を亡き者にはできないよ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/gendai.ismedia.jp/articles/-/81804

饅頭さんやデヴィッド・ライスさんのことは応援しているけど、この記事フェミニスト男性学者が受け入れられるものにはまったくなっていないね

これは統計的差別という概念を正面から否定するものになっており、現代フェミニズム統計を駆使しながら戦ってきた歴史をも否定することになってしまっている。

例えば、女性専用車両合法的に成立させている基盤はなんだろうか。

統計無視できないレベル男性から女性に対する性犯罪が多く、その逆は圧倒的に少ない。

政策としてもこの統計的傾向は無視できないからこそ、最大多数の最大幸福を優先して専用車両を設けるに至ったんだよ。

加害性の強い属性強制隔離しない限り、電車内の性犯罪は防げないから。

実際に女性専用車両によって痴漢は防げるようになった。

別の例としては共同親権問題もある。

あれだけ世界各国から勧告されてもなお日本共同親権制度を拒み、主に母親親権付与する形で単独親権制を維持する理由は何か。

父親の加害性、妻や子に対する家庭内暴力モラルハラスメント発生件数母親によるものと比べても圧倒的に多く、共同親権にした時のリスク無視できないからだよ。

家庭どころか、未成年の時点で既に男子学生と比べて女子学生の方が交際相手からの加害(デートDVと呼ぶことも)を受けやすい傾向にある。

フェミニズムだけじゃない。

今は政策一つ考えるにも統計が重視される時代だ。

EBPMという概念があってね。

https://www.cao.go.jp/others/kichou/ebpm/ebpm.html

EBPM(エビデンスベースト・ポリシーメイキング証拠に基づく政策立案)とは、政策企画をその場限りのエピソードに頼るのではなく、政策目的を明確化したうえで合理的根拠エビデンス)に基づくものとすることです。

政策効果の測定に重要な関連を持つ情報統計等のデータ活用したEBPMの推進は、政策有効性を高め、国民行政への信頼確保に資するものです。

内閣府では、EBPMを推進するべく、様々な取組を進めています

有害人物排除一つとっても、十分な統計エビデンスを集めてきた上でようやく可能となる。

これだけ統計が重視されている中で、全体の傾向があっても個々の人間には問題がないなどと言っていては、専用車両アファーマティブアクションも成立させることなどできなかっただろう。

2021-03-28

anond:20210328182239

白黒論争は統計的差別案件だと思うね。例えば同じ女が顔を白っぽく塗ったときと黒っぽく塗ったときでどちらが面接に通りやすいかみたいな。あるいは白人黒人でどちらが警官に職質されやすいかみたいな。

2021-03-19

anond:20210318210358

ひろゆき「読めない名前子供につけるデメリットを知ることで、読めない名前や変な名前子供に付けるのを避ける大人が増えるのを期待してます。変な名前の子供が可哀想なのであれば、そういう子供が増えないようにした方がいいです」

知能は遺伝する。読めない名前子供につける親は知能が低い可能性が高い。よって読めない名前の子供は知能が低いと偏見を持たれかねない。だから読めない名前子供につけるな。

ひろゆきはね、こういう統計的差別助長して、読めない名前デメリット自分で作り出して、普通名前をつけさせようとしているの。

マッチポンプなの。

そもそも子供に読める名前つけたって知能の遺伝に影響あるわけないだろ。

馬鹿かよ。

から統計的事実否定がどうとかい問題じゃないの。

分かる?

知能が低いから分からない?

お前の読める名前はお前の低い知能には関係ないぞ。

知能は遺伝からな。

恨むんならお前の親を恨め。

かわいそうに。

2021-03-14

anond:20210313160150

ITは他業種なら存在さえ許されないようなキチガイでもスキルあれば働かせてもらえるから

犯罪者率高いし

あなたの主張が正しいならあなたIT従事してるってことになるね。

差別語を気楽に使う自分自身正気をまずは疑ってみてくれ。

加えて、犯罪率に興味があるあなたは「統計的差別」についても知っておくべきだ。

2021-03-13

anond:20210313014557

統計的差別」という単語を持ち出すと、どうしたって、「やっていい差別とやってはダメ差別がある」という話になるぞ。

統計有用なんだからな。

 

それよりは、やってはダメなことが差別で、やっていいことは差別ではない、という話にするのが普通だと思うね。

統計偏見イコール正しいが成り立たないことと、統計偏見差別になることは、同じでない。

俺が否定してるのは後者だけだ。

2021-03-06

誰でも金さえ出せば買える市場が「差別」を無効化するのが好き

「猫虐待犯は独身男性が多いから譲らない」のような統計的差別ペットショップはしない。値札の金額を払えば誰にでも猫を売る。自分市場のこういう平等な面が大好き。

私が里親募集サイトで猫を引き取る事を諦めた理由

https://anond.hatelabo.jp/20210228021045

もし猫の金銭取引禁止されていたならば、増田が猫を手に入れる方法保護団体に媚びへつらって慈悲を乞うか、長い時間をかけて保健所や知人のツテを探すしかない。ペットショップなら血統証付きの一番可愛い時期の子猫を選びたい放題だ。

市場の素晴らしさは猫の譲渡に限らない。

個人経営の店なら「一見の客は入れない」「店の格に相応しくない客には物を売らない」という差別的商売ができるが、チェーン店ならバイト店員にも雇われ店長にも客を拒否する権限は無い(よほど他の客に迷惑を掛けない限り)。

さらに言えば、ある意味究極に差別的な「私的好意」という基準をお互いに満たした相手しか許されないという建前になっているセックスでさえ、ソープに行けば買える。金額労働者階級にはとても手が出せないというほど高額でも無い。

逆に、買う側ではなく(労働力を)売る側の話だが、一般的に嫌われ警戒されている被差別者や少数者であっても(例えば外国人)、労働市場評価されるスキル職歴があれば、合理的利益を追求する企業ほど差別せずに雇おうとする。

社会のあらゆる領域金銭取引対象になり、(猫の保護団体のような)差別主義者が支配できる領域が少なくなっていくのを見るのは楽しいコイツラなど相手にせずに店に買いに行けば良いのだ。

2021-03-01

anond:20210301092405

みんな統計的差別を受けるのが当たり前の現実で、単に女性黒人の時だけ大騒ぎしてるだけじゃん

本当になくそうなんて本音じゃ誰も考えてない

anond:20210301092105

とはいえ構造としては典型的統計的差別ってやつだからなあ・・

本物の統計的差別はまだ定義がわかりやすいか対応のしようもあるのかもしれんけど、

こっちはそういう対応もできそうにないからよりよくわからんと思われてしまう程度のことは仕方ないのでは。

2021-02-28

男性差別について

例えば男性犯罪率が高かったり、セクハラが多かったりするのが統計的事実だったとします。

しかしそれを理由男性差別したらそれは、統計的差別に当たるのではないでしょうか。

差別ではなく批判だと言われるかもしれませんが、それもまた変な話です。

悪いことをした当事者批判するのではなく、同じ男性だという理由批判するのであれば、

それは濡れ衣であり、八つ当たりでしょう。

属性ではなく当事者個人批判するべきではないでしょうか。

2021-02-27

anond:20210226230513

そもそも個人的には賛同しないけど、「地毛証明」は外国人差別してるわけじゃなくて、

校則で決まってるのに(その校則で適切であるかはまた別の話)髪を染めちゃうような集団非行率が高いという話であって、

ちょっと前に話題になった、「障碍者治安」の話と同じ(明確な根拠がないことも含めて)なんだけど、

「地毛証明」は「統計的差別」を回避するため、とは思われず、

障碍者治安」は「統計的差別」だからいいんだ!

ってコメントが付くんだよな。

2021-02-26

anond:20210225224433

おまけに何かそういった統計でもあるのかと思えば(あればまだ統計的差別としてく警戒の必要性を説けなくはないが)、単なる個人的経験ときたもんだからな、あれ。

実際に「障害者が多い街は性犯罪が多い」かどうかも定かではないし、実際にそうであったとしても何か別の要因で障害者向け施設性犯罪がともに多くなっていて障害者忌避することが性犯罪あいにくくなるわけではないケースもありえる。

でも、「女性男性からの性被害にあわない為の方策」という絶対正義の前では、障害者ヘイトすることなんて朝飯前に受け入れられてしまうんだよ。

2021-02-21

anond:20210221162322

親族離婚している人がお見合いにおいて避けられたのは、発達障害者結婚前に排除しようとする統計的差別だったのだろう。

2021-02-17

anond:20210217205102

1. メンヘラを狙う男性ほとんどは、性欲や支配欲で近づく

2. メンヘラを狙うそ男性は、性欲や支配欲で近づく

ごく微妙差異だが、前者は差別ではないと思われる。後者差別だ。

スラム街出身者の多くが犯罪者」という統計があればそれはただの事実で、スラム街を作ってしま社会問題があるという意味市民責任はない、って議論ができるものの、統計自体データとして否定できない。

しかしだからと言って「スラム街出身者のその人は犯罪者」とは限らない。「ネコを飼っている人は犯罪者でない」って統計があればネコを飼っているスラム街出身者は犯罪者ではない。限定的統計を当てはめるよりもまず調べるべきは当人ネコを飼っているかかになる。コミュニケーションを持って彼自身人間性に迫るコストを割かないのは怠慢である。怠慢で個人断罪するのは理不尽だ。

3. メンヘラを狙う男性は、性欲や支配欲で近づく

この言い方は 100%統計でもない限り個人にも適用できるので差別である

詳しくは「統計差別」でググってくれ。


統計ではないナイーブな実感を市民が語るのを抑圧してしまうと、被害体験告白できなくなってしまうのである程度大目にみるべきだ。

ただし、根拠の薄弱な統計偏見であり、まさしく差別である。さて元増田の推測は n=1 からくる妄想か…?

そんなことはない。増田は直後の文章を読み落としている。

弱者女性という設定でTwitterアカウントを作ってみて頂ければわかると思います。ヤリモクの男性アカウントからDMが届きますし、他の弱者女性マッチングアプリ出会った彼氏DVされて悲しくてODした、のようなツイートしょっちゅうしているのを目にできます

はてなブックマーク界隈ではたまにこの種の事実話題になっている。

2021-02-15

anond:20210213234937

差別的な考え方を表に出さず、黙々と行うのはポリコレリベラルから一番嫌われるやり方だね。

そういうのに対しても一応

沈黙賛同と同じ」

統計的差別

批判する武器はあるけど、決定的な証拠をつかめない。

匿名選挙も口では綺麗事を言ったり、出口調査で嘘をつきつつトランプ投票する人が後を絶たず、不信を招いた。

2021-02-05

追記社会学者には査読が無理な実例 anond:20210204133924

追記

この実例に対する返答で、社会学者には思考力がない実例も増えました。

自分が正しくてお前が間違っているという気持ちしか伝わらない駄文
これだけ書いても、文章を読む能力がないこと、能力がないことに気づかないこと、そのくせ他人尊大にふるまい謙虚さがないこと、を増田君は理解できないだろうな、
ブーメラン自殺でもしようとしてんのかお前は

社会学者増田君の書いた文章理解できるものだと第三者説明して納得させない限り、私を罵倒したところで、社会学者査読は無理という結果に変化なし。

大学生レポートにすら劣る、自説の要点をまとめられず、だらだらと連ねられた増田君の長文が、だれが読んでも同じ意味になることを示さなければ、「社会学者には査読は無理」は正しいままだから普通思考力があれば気づくからブーメラン」とか書かないんだけど、社会学者増田君には無理だったね。

最初は、学者なら、こんな捨てぜりふを残して、自分の書いた文章他人理解できることの説明放棄するはずはないと思ってしばらく待ったんだけど、まったく説明がないから、やっぱり社会学者の捨てぜりふだったんだね。社会学者自分の書いた文章すら説明できないという実例をつくってくれてありがとう

そして、(山口 2016)をざっと読んだら、増田君が嘘つきであることもはっきりしたから、社会学者が嘘つきである実例説明してあげた。

はじめに

社会学にも査読する雑誌がある!」と息巻いている社会学界隈ですが(問題点はそこじゃないんだけどね)、実際の査読は無理だという実例が得られました。

増田君が社会学者なんてわからんやろ!

参考文献を自慢げにたくさん並べていて、この論文があの論文批判しているといった解説をしているので、社会学者なのは確実です。社会学者でなくても、社会学関連の論文一定量読み、社会学に関する議論批判できると自認する程度に、社会学の訓練に時間を費やした人でしょう。

査読匿名ダイアリーは違う、嘘言うな!

この場合は一緒のはず。だって、私の元の文章が間違っていることを、文献を参照して、読んでいる第三者を説得するために、増田君は書いたはずだから論文リジェクト査読結果を著者と編集委員メール書くのと一緒。

上前置き終了。

社会学者による文章最初の3行だけで問題山積)

anond:20210204133924

これもはずれ。山口先生論文中では触れられているんだが、データ非正規雇用を含めると労働時間の男女格差への影響が消滅する。これは非正規雇用の男女間では労働時間に差がないから(そして非正規雇用者ってのはかなり多いので)。※1
さらに言えば雇用形態労働時間制御しても男女の所得格差は残る。(略)

自分が正しくてお前が間違っているという気持ちしか伝わらない駄文。昼間っから、こんな文章書いてて増田君は暇だな。

以下テクニカルな話(増田君が批判している元の文章の当たりはずれは無関係なことに注意)

1.「山口先生論文中では触れられているんだが(以下略)」と書くのは素人。どの論文の何章、何ページ、何行目にこう書いてある、と説明するのが研究者の最低レベル

2. 「データ非正規雇用を含めると労働時間の男女格差への影響が消滅する。」の「含める」があいまいで、理解不能。

解釈1 データDは1つ

正規/非正規雇用の項目を無視してDを解析→労働時間が影響

正規/非正規雇用の項目を含めてDを解析→労働時間の影響消滅

解釈2 データは別々に2つ D1, D2

D1正規/非正規雇用の項目なし)を解析→労働時間が影響

D2正規/非正規雇用の項目を含む)を解析→労働時間の影響消滅

「含める」の語感では解釈1っぽいが、(山口 2008)をざっと見たところ、厚生労働省報告書データ論文のために集めたデータの2つかもしれない。どちらでもない可能性もあるので、結局意味不明。

3. 「労働時間の男女格差への影響が消滅する。」が意味不明。

消滅は(山口 2008)、(山口 2014)のどちらにも使われない、増田独自のどこにも定義されていない用語

山口 2008)p44(5ページ目)の表2によると、フルタイム/パートタイム正規/非正規区別されている。解釈の1つとしては、「労働時間フルタイムパートタイムでのみ変化し、正規/非正規では変化なし」と仮定したとき時間当たり賃金について、(正規/非正規は固定したまま)パートタイム雇用者をすべてフルタイムに変更した場合より、(フルタイム/パートタイムは固定したまま)非正規雇用者をすべて正規に変更した場合の方が上昇する、だろうか?

4. 「これは非正規雇用の男女間では労働時間に差がないから」の根拠が(山口 2008)、(山口 2014)に見つからない。

両方の論文で「労働時間」を検索しても、非正規雇用労働時間に関する記述は見つからなかった。

5. 「(そして非正規雇用者ってのはかなり多いので)。」が意味不明。

どこの何を根拠にしているのか、まったくわからない。前述の表2を見たところ、パートタイム正規雇用者より、フルタイム非正規雇用者のほうがかなり多い、なら理解できる(推測があっている自信はない)。この推測が正しいとすれば、これらの必要修飾語を省略するのは、研究者以前に学部レポートでも許されない、低レベル文章推測が正しくなくても、意味不明な低レベル文章だというのは変わらない。

我慢してここまで読んできたけど、もう無理。こんな短い文章に、これだけの意味不明を織り交ぜるなんて、理系研究者なら耐えられない。これができるのは、すごく社会学者っぽい。

たぶん

これだけ書いても、文章を読む能力がないこと、能力がないことに気づかないこと、そのくせ他人尊大にふるまい謙虚さがないこと、を増田君は理解できないだろうな、社会学者から理解したら、恥ずかしくて生きていられないだろうから理解しなくていいけど。

あと、山口先生が正しくて、ショーンさんや私による山口先生論文解釈が間違っていることをとてもこだわっているけど、もともと私の論点はそこじゃないから(文章を読む能力がないから仕方ないけど)。「恐ろしく速い論点ずらし。俺じゃなきゃ見逃しちゃうね。」、「こらまたアクロバティックな方向転換。」とかの増田君の理解がちがって、ショーンさん側から見れば、山口先生の指摘への応答として、やりとりに必要事柄提示しているに過ぎない(論点をずらしてないし、方向転換もしてない)ってことだから。両方の視点からやり取りを読むのは、増田君には無理だったね。

おまけ

論文オープンアクセスで読めたので、「論文中で触れられているのだが」とか書くなら、探す手間を省くためにリンクをつけておく方が親切だと思うよ。匿名ダイアリーなら、興味を持った第三者も見るかもだし。義務じゃないけど。

山口 2008) 男女の賃金格差解消への道筋─統計的差別の経済的不合理の理論的・実証的根拠 (PDF). 日本労働研究雑誌 No. 574.

山口 2014) ホワイトカラー正社員の管理職割合の男女格差の決定要因 (PDF) 日本労働研究雑誌 No. 648.

2021-02-03

ショーン君さあの続きanond:20210203122538ごめんよ切れてた

女子大生起業家@DM解放中🇨🇳🇯🇵🇺🇸 @SeanKy_

山口先生問題提起に対して

1) 元々出世意欲が低く打診しても断られる

2) 夫選びの指向寿退社が多くなる

3) 進学段階でSTEM専門職パスを選ばない

という問題があり、ここに手を入れたくても女性自由意志に反したり、プライベート干渉する必要あり難しくなるのです。

まるで“山口先生が知らない問題であるかのような口ぶりだが、2)と3)は山口先生の解析で男女の賃金格差の主因足りえないことが示されている(個別でも組み合わせても)。山口先生研究で(たぶん)扱っていない1)についても要因の一つたり得るがエビデンスは少ない。

1) → 出世意欲の男女差では賃金/管理職割合格差説明しきれない(調査も少ない)。

2) → 勤続年数が同じ(寿退社しない)でも格差は残る。また夫選びは勤続年数に影響を与えるファクターたり得るが、勤続年数そのもの格差の主因ではないことは今言った通り(※7)。

3) → 学歴補正しても格差は残る。また大学での専攻の男女差でも格差説明しきれない。

※7:ダグラス=有沢の法則というものが知られており、これは夫婦間の給与格差が大きいほど妻の就業(継続)確率が下がるというもの日本ではちらほらとエビデンスがあり、勤続年数を媒介として男女の給与格差に影響を与え得る要素の一つ。

※(Repeat)※

女子大生起業家@DM解放中🇨🇳🇯🇵🇺🇸 @SeanKy_

最後にもう一度確認です。私と山口先生は結果としてのファクト認識は共有しています。そこに異存はありません。

twitter.com/SeanKy_/status…

問題解釈のほうです。確かに前世紀なら男女雇用機会均等法などを必要としていたこともあり、男女差別があったと言っていいでしょう。

女子大生起業家@DM解放中🇨🇳🇯🇵🇺🇸 @SeanKy_

しかし、2020年女性管理職30%の目標起業が本気で取り組み、男性の育休を強制的に取らせる施策が広がるこの時代に、女性に昇進を打診しても断ってしま問題や、自分より所得の高い夫を選び寿退社してしま問題、進学段階で工学系に進まない問題に取り組む必要が出ているのです。

本気で取り組んですごーい。2020年までに女性管理職30%の目標が出たのは2003年で、女性躍進法が2016年、そして今年やっぱ無理だから2030年までに延長。本気の努力凄いなあ。男も強制されると育休をとるなんてスゴイね!ほんとに凄い時代だよ取得率8%だけど。

なおショーン君の挙げたいずれもが男女の給与格差の主因ではないことは既に示した通り。解析結果を“ファクト”と呼ぶなら、君が挙げた3つは解釈どころではなく“ファクト”に反する主張だよ(※8)。

そして実はさりげないすり替えがある。「自分より所得の高い夫を選び寿退社してしま問題」?先のツイートでも「2) 夫選びの指向寿退社が多くなる」と言ったね。

思い出してほしいが、夫選び云々でショーン君が言ってたのは「女が転勤についてこない夫を選ぶ問題」だ。

これが寿退社(結婚を機とした離職)とどう関係するんだ?結婚したら即座に転勤を命じられる慣習でもあるのか日本には。寿退社するなら転勤は関係ないし、転勤時の夫婦の不一致で辞めるならそれは寿退社じゃない。

いやまあ『「妻の出世邪魔する夫」を選ぶ妻』より、「金持ち男と結婚して退社する女」をディスる方が楽とは思うがね。

※8:繰り返すが、それらは当然ファクターの一つたり得る。もっと言えば説明力があんまり高くないファクターでもある。そしてそれだけでは説明できない男女格差存在するのが“ファクトである

女子大生起業家@DM解放中🇨🇳🇯🇵🇺🇸 @SeanKy_

みずほ男性の育休取得率100%に 18年度目標

2016年

nikkei.com/article/DGXLAS…

男性育休100%宣言(有名企業100社以上)

2018年には確認

work-life-b.co.jp/mens_ikukyu_10

男性の育休取得促進へ 法改正案を今国会に提出へ 政府

2021年

www3.nhk.or.jp/news/html/2021…

2019年の男の育休取得率8%弱なんだけど。みずほ2015年で1.5%、2021年現在未達成(恐らく)。宣言するだけで「頑張ってる!」って……

まあ男にも男の事情があるのさ。男が育休取れない(“取らない”とは言うまい)のは女の育児家事ハイウェイトと鏡うつしだ。根性論でどっちが悪いというもんでもない。

女子大生起業家@DM解放中🇨🇳🇯🇵🇺🇸 @SeanKy_

大企業/大きな事業所では私の論が成り立つが、小さな事業所では成り立たないのはnoteでも書いた通りです。

ただし、両者は表裏一体で、大企業では休職退職に対する労働力の調整を転勤の強制によって行えるのに対して小さな事業所ではそれが出来ないわけですが、


女子大生起業家@DM解放中🇨🇳🇯🇵🇺🇸 @SeanKy_

中小企業配置転換や転勤させるにもその補充元がいないので、最初から問題回避するために退職休職をしなそうなメンバーを選んでいるというセレクションバイアス差別の原因であり、解消するには「転勤を受け入れる従業員のいる大きな事業所しろ」という話になってしまうと。

間接差別統計的差別を直球でぶち上げてくるなんて、ショーン君は凄いなあ。

間接差別

第7条 事業主は、募集及び採用並びに前条各号に掲げる事項に関する措置であって労働者性別以外の事由要件とするもののうち、措置要件を満たす男性及び女性比率その他の事情を勘案して実質的性別理由とする差別となるおそれがある措置として厚生労働省令で定めるものについては、当該措置対象となる業務性質に照らして当該措置実施が当該業務遂行特に必要である場合事業運営の状況に照らして当該措置実施雇用管理特に必要である場合その他の合理的理由がある場合でなければ、これを講じてはならない。

簡単な要約は

間接差別とは、

性別以外の事由要件とする措置であって、

② 他の性の構成員比較して、一方の性の構成員に相当程度の不利益を与えるものを、

合理的理由がないときに講ずること

厚生労働省令における具体的な措置は以下

労働者募集又は採用に当たって、労働者身長体重又は体力を要件とするもの

コース雇用管理における総合職労働者募集又は採用に当たって、転居を伴う転勤に応じることができることを要件とすること

労働者の昇進に当たり、転勤の経験があることを要件とすること



統計的差別

Beckerの嗜好に基づく差別

直接の関係は無いけど文脈的に紹介が必要かな。

「ある企業一定の嗜好をもって被雇用者を選別する場合(白人がいいとか男がいいとか)、実際のパフォーマンス白人/黒人男性/女性で差がなくとも格差が生じる。ただし、それは経済的に不合理であり(より優秀な黒人白人を逃がす)、合理的被雇用者を選ぶ別の企業との競争で不利になるため、差別的な企業市場から淘汰されていく」という理論

Phelpsの統計的差別

統計的差別論にはいくつかのタイプがあるがここではPhelpsのものを紹介する。

「“雇用者側が評価する資質について、志願者/被雇用者には個人差がある”かつ“雇用者側が評価する資質について、志願者/被雇用者の属するグループ間に統計的な差が存在する”ことが前提。そのうえで、志願者/被雇用者個人資質を見極めるより、グループ間の統計的な差を知る/調べる方がコストが低く済む場合個人ではなくその属するグループに基づいて扱い(雇用の可否、賃金や昇進、教育投資等)を決定する方が(経済的に)合理的である。その結果、統計的差別は淘汰されずに市場に残り続ける。」

例を挙げるなら、ある女性社員個人が早期に離職するか分からない場合女性全体の統計的データをもとに長時間労働せず早期離職するもの判断してOJT等の投資を控える。

3人に2人の女性が早期離職する場合、大きなコストをかけて誰が辞めるか誰がそうでないかを見極めるより、全員に投資しない選択をした方が安く済む。

3人に1人の女性社員長時間労働を厭わず定年までバリバリ働く場合でも関係ない。合理性の前の致し方ない犠牲というやつである

別の例なら男性保育士男性女性より圧倒的に性犯罪を犯しやすいという統計的データにもとづき、男性保育士性犯罪リスクを厭って採用を見送るあるいは女性保育士より低く評価するなど。

山口先生は長年この統計的差別批判している。「差別はいけない」というだけでなく、「本当に合理的かそれ?」という批判である

詳しくは山口(2008,2010)でも読んでくれもう疲れた

完走できなかった感想

いやあ疲れました。ここまで書いてもうギブアップ。まだ件のtogetterまとめは続くけど、これ以上はキツい。精神的にも実作業的にも。

山口先生も災難だったろう。自分名前出して間違ったこと言ってる人がいるから訂正したら、論点ジャグリングしながら錐揉み回転で突っ込んでくるんだもん。そら逃げるわ。

この増田書くのに結構時間かけて文献読んで論理チェックしてと、得るものは無し。絶対コラムとか講演のために時間使った方がいいわ。不毛

そもそもネットバトル自体ツイッター歴1年と3カ月、総ツイート500ちょいのライトユーザーたる山口先生には厳しかろう。

もっとネットバトルに慣れてる、そうだなNATROM先生あたりならきっと最初に「まず“時短や離職で賃金格差が生じた”というのは撤回するということでよろしいですか?」とか詰めるだろう。

まれ、ここまで書いた分だけでも賢明諸君はいろいろ察してくれるだろう。僕ぁもう疲れたよ。

念のために言っておくが、山口先生や他の研究者が挙げている男女賃金格差の要素は、それぞれ解決すべき問題の一つである正体不明ファクターなんて対処しようがないからね。

しかしその解決社会的な要因あるいはシステムへの介入(企業自助努力だけでなく国からの援助も含む)によるものであり、個々人の意識や行動にそれを求める精神論はお呼びではない。

最後一言で件のtogetterまとめの流れを言えば、“起結転転転転転転転”。ではさようなら

参考文献

山口一男 (2008) 男女の賃金格差解消への道筋統計的差別経済的不合理の理論的・実証根拠日本労働研究雑誌 50(5), 40-68.

山口一男 (2010) 常勤者の過剰就業とワーク・ファミリーコンフリクトRIETI-DP 10-J-008

山口一男 (2014a) ホワイトカラー正社員管理職割合の男女格差の決定要因.日本労働研究雑誌 56(7), 17-32.

山口一男 (2014b) ホワイトカラー正社員の男女の所得格差格差を生む約 80%のメ

カニズムと要因の解明.RIETI-DP 14-J-046.

山口一男 (2016) 男女の職業分離の要因と結果―女性活躍推進の今一つの大きな障害について. RIETI-DP 16-J-001.

馬欣欣,乾友彦 (2016) 正規社員管理職になる決定要因およびその男女間の格差従業員企業マッチングデータに基づく実証分析―.RIETI-DP 16-J-015.

馬欣欣,乾友彦,児玉直美 (2017) 管理職における男女間格差 : 日本従業員企業マッチングデータに基づく実証分析 (小特集 日本格差問題).経済研究 68(2), 114-131

Gijsbert Stoet, David C. Geary (2018) The Gender-Equality Paradox in Science, Technology, Engineering, and Mathematics Education. Psychological Science 29(4), 581-593.

Gijsbert Stoet, David C. Geary (2020) Corrigendum: The Gender-Equality Paradox in Science, Technology, Engineering, and Mathematics Education. Psychological Science 31(1), 110-111.

Sarah S. Richardson, Meredith W. Reiches, Joe Bruch, Marion Boulicault, Nicole E. Noll, Heather Shattuck-Heidorn (2020) Is There a Gender-Equality Paradox in Science, Technology, Engineering, and Math (STEM)? Commentary on the Study by Stoet and Geary (2018). Psychological Science 31(3), 338-341.

ショーン君さぁ……

とある増田経由でこのtogetterまとめにたどり着いたが。これはひどい

山口一男(シカゴ大学社会学教授) vs 女子大生起業家 https://togetter.com/li/1659464

本来最初の2ツイートで終わった話。

山口先生の解析では山口(2008)で“男女の所得格差男性に比べ女性非正規雇用が多いことが一因ではあるが、より大きな原因は正規雇用者中の男女格差で、特に女性管理職昇進率が男性に比べ著しく低いことが要因だ”ということが示され、さら山口(2014ab)で勤続年数・就業時間・年齢・学歴職場の種類だけでは男女の管理職割合/所得格差説明しきれない(これらの項目が全て同じだったとしてもまだ大きな男女格差が残る)ことが示された(※1,2)。

まりショーン君の「山口一男氏を始めとして、多くの研究から所得の男女格差女性が辞めたり時短にした結果によって生じているもので、そうしなければ女性所得男性並みであることが分かっておりますので、女性も自信をもって主たる家計支持者になって大丈夫ですよ。」は間違い。

しろ何で山口先生名前出したん?たぶん読んでないでしょ君。それで本人から訂正されるって一番恥ずかしいやつぅ。

……とまあ本来はここで終わり。あるいは、少し後退して「賃金の男女格差の要因の一部には女性が辞めたり時短にすることが含まれうる」と主張を弱めるか。はたまた「貴方論文/解析は間違っている」と文献を挙げるか自分研究結果を出すか。

しかショーン君は別の道を選んだ。

※1:就業時間管理職割合関係因果が両方向(長く労働する社員管理職になりやすい/管理職になると労働時間が長くなる)だが、前者だけを考慮している。そのため、就業時間の実際の説明力は解析結果よりもっと弱い。

※2:平均の就業時間ではなく、就業時間区分に分けてその割合で解析している。理由としては平均値だとあまり男女差は無いが、区分分けすると“長時間労働者”区分割合で男女差が大きくなるため。平均差より区分分けして解析した方が労働時間説明力が高くなる。山口(2014a)では具体的に述べてはいないが山口(2014b)では週当たり平均労働時間の男女差は約4時間だが区分分けすると労働時間50時間以上の区分女性割合男性3分の1になる。

恐ろしく速い論点ずらし。俺じゃなきゃ見逃しちゃうね。

ここからショーン君は鮮やかな論点ずらしを見せる。「男女格差女性が辞めたり時短にした結果」という自分の発端のツイートとそれへの指摘は無視して、別の話を始める。

まあショーン君も実際に解析結果見て「あ、ヤベ」って思ったんだろうなあ。他の人の研究でも女の時短とか離職は数あるファクターの一つに過ぎないし。

『「男女格差女性が辞めたり時短にした結果」ではありませんよ。要素の一つにすぎません』に反論しようがない。

でも凄いよショーン君は。まるで最初からそう言ってたみたいに論点ずらすんだもん。ネット論客かくあるべし、みたいな?尊敬はしないけど。

女子大生起業家@DM解放中🇨🇳🇯🇵🇺🇸 @SeanKy_

まずファクト確認として、

1) 日本でも同じ勤続年数・職位・職階であれば所得の男女差はない

2) 日本所得の男女差はa.勤続年数・職位・職階分布の違いとb.職種分布の違いで説明できる

というのが基本かと思います

うんうん。まあもう少し言えば補正後も男女差は残るし、職階分布の男女差の説明変数の一つが勤続年数なんだけど、まあ細かいことはいいんだよ。

女子大生起業家@DM解放中🇨🇳🇯🇵🇺🇸 @SeanKy_

山口先生と私が違っているのはそのファクト解釈です。山口先生は例えば《意思決定ラインの登用には男性が優先されていると考えられ》とここに男女差別があるのだという解釈になっています。ですが、この解釈には直接的なエビデンスがありません。

うん?差別?突然出てきたが何の話だ。実際に解析結果では「係長課長部長という意思決定ラインの登用には男性が優先されている」し、少なくとも引用元では山口先生はそれを差別と呼んでいないぞ。

事務職コースみたいな、女性が多く(というか実質女性向け職)かつ賃金昇給が低く抑えられている企業コース制度のことは間接差別だと言ってるけど。

女子大生起業家@DM解放中🇨🇳🇯🇵🇺🇸 @SeanKy_

2020年管理職30%目標など企業努力しており、その中で問題になってくるのが「女性に昇進を打診しても断られる」「管理職候補だった女性寿退社してしまう」という問題です。女性の昇進意欲については山口先生の間接的データ解釈とは別に直接的エビデンス存在します。

うぅん!?“昇進意欲”なるもの唐突に出てきた。え?女の時短や離職で賃金格差が生じてるんじゃなかったの?

しれっと別の話始めないでよショーン君。たぶん山口先生も混乱したでよ。

女子大生起業家@DM解放中🇨🇳🇯🇵🇺🇸 @SeanKy_

例えば、『多様な選択可能にする学びに関する調査報告書』(gender.go.jp/research/kenky…)では女性の昇進意欲は男性のそれの半分です。パーソルの調査rc.persol-group.co.jp/research/activ…)でも同様の結果で、日本女性アジアの中でも管理職昇進意欲が最低で、男女のオッズ比も最も大きい。

女子大生起業家@DM解放中🇨🇳🇯🇵🇺🇸 @SeanKy_

女性に昇進を打診したのに断られる」という企業困惑は実際そうでしょう。引用から図表を持ってくるとこのようになります

女子大生起業家@DM解放中🇨🇳🇯🇵🇺🇸 @SeanKy_

この問題日本に限った話ではなく、例えばスーザン・ピンカーが「なぜ女は昇進を拒むのか」(hanmoto.com/bd/isbn/978415…)という本を書いていたりしますが、この本の主張はともあれ多かれ少なかれ「女性に昇進を断られる」という問題現実的な話ではあります

いやしれっと進めないでよね。それに女は昇進意欲が小さいんじゃい!と連呼されてもさ、それが職階分布の男女差をどれくらい説明できるのかなんも言ってないじゃん?(※3)

いやはややっぱりすり替えうまい。女は昇進意欲が小さいというエビデンスを、それによって職階分布の男女差ひいては男女の賃金格差が生じているというエビデンスに誤認させてる。

山口先生がただ結果を述べているだけなのを「男女差別があるのだという解釈」ということにして信頼を毀損しようとする。

やりますねえ!

※3:たしか昇進・労働意欲の影響を調べた解析もあった気がする。あ、これだ馬&乾(2016)。これだと係長への昇進は意欲で一部説明可能だが課長以上はできないって結果。ちなみにこの調査では、管理職割合については属性格差(人的資本の男女差)より評価格差(人的資本評価における男女格差。例えば同じ人的資本を持つ男女では男性の方がより評価されるなど)の影響の方が大きく、男女の職階差は差別的扱いに由来するもの結論付けている。馬ら(2017)でも昇進意欲の影響を見てるがこちらはもっと説明力が少ない。

アクロバティック!

女子大生起業家@DM解放中🇨🇳🇯🇵🇺🇸 @SeanKy_

次に、寿退社の話です。スローター仕事と家庭は両立できない?」とその種になっているコラム"Why Women Still Can’t Have It All"(theatlantic.com/magazine/archi…)やサンドバーグ「Lean In」では夫選びの重要性が説かれます。妻の出世に協力的な夫でないと出世は難しいと言う話です。

こらまたアクロバティックな方向転換。なぜに夫選びの話に?

43歳でFacebookCOO(その前はGoogle、さらにその前は米財務省首席佐官、その前はetc.)のスーパーウーマンシェリル・サンドバーグが「女のリーダーなすぎ!女だからって仕事辞めなくていいよ!子育て仕事も両立できるし、バリバリ働けばキャリアだって男に負けない!頑張れ頑張れできるできる!!」と抜かすLean In (悪意的要約)と、それに「いや無理だし」と返しているアン・マリー・スローターを同じ意図引用するってどういう脳みそだ。ほんとに読んだん?

夫選びに限定したって、サンドバーグは「理解のある夫くんが居れば無問題」、スローターは「夫は重要だけど、それだけじゃ無理」と言っている。

ちなみにショーン君の引用しているアン・マリー・スローターの文は日本語訳があるので置いとくよ。→https://courrier.jp/news/archives/77602/

女子大生起業家@DM解放中🇨🇳🇯🇵🇺🇸 @SeanKy_

最近共働き志向の中では「出世に伴う転勤・引っ越しについてくる配偶者か否か」という問題で表出しやすくなっています先生研究者ですからポストを得るのに引っ越し必要であり、現実的引っ越しについてくる配偶者か別居を選ぶかしか選択肢がないのはご存じでしょう。

女子大生起業家@DM解放中🇨🇳🇯🇵🇺🇸 @SeanKy_

ただし、引っ越しについてくる夫を選ぶ女性が極めて少ないのは、中野円佳「育休世代ジレンマ」(kobunsha.com/shelf/book/isb…)4章2「なぜ夫選びに失敗するのか?」や、

女子大生起業家@DM解放中🇨🇳🇯🇵🇺🇸 @SeanKy_

あるいは有名どころで上野千鶴子インタビュー(toyokeizai.net/articles/-/224…)にもそれは表れています他人白河桃子『「専業主夫」になりたい男たち』も同じ旨が書かれます

女子大生起業家@DM解放中🇨🇳🇯🇵🇺🇸 @SeanKy_

女性結婚相手選びで所得を重視するのは婚活産業少子化関連の調査から明瞭で、言ってしまえば女性自分出世邪魔になる夫を選んでしまうのですが、ここを変えようとしてもプライバシーへの干渉になるので、現実問題としてはここが非常に大きなボトルネックになっています

まだまだ続くよ夫選びの話。ええい印象論はいい。エビデンスを出せエビデンスを。

って言うか最初に言ってた寿退社の話はどうなった。転勤・引っ越し寿退社に何の関係があるんじゃ。

ちなみに山口(2014a)は制約は多いながらも「既婚および子供の有る女性/男性は、そうでない場合より昇進し難い/易い」という解析結果をだしている。あとさっき引用した馬&乾(2016)では結婚女性の昇進に影響なし、男性プラス

しか解釈は容易ではない(※4)。「夫が足引っ張るせいで妻が出世できない」のエビデンスには全く足りない。

あとこのツイートからわかるのはショーン君の「女が悪いフィルター」の強さかな

出世邪魔になる夫」の問題じゃなくて『「出世邪魔になる夫」を選ぶ女』の問題って言うんだぜ。賭けてもいいが、ショーン君ならDV被害DV男を選ぶ女の問題って言ってくれるはず。

※4:パターン単純化しても↓である

①/② 結婚男性/女性(の昇進)にプラス/マイナス効果を生じる

③/④ 独身男性/女性(の昇進)にマイナス/プラス効果を生じる

⑤/⑥ 昇進が男性/女性結婚プラス/マイナス効果を生じる

⑦/⑧ 結婚男性/女性(の昇進)に影響がない

①~⑥は全部同時に成立しうるし、①③⑤は⑦と、②④⑥は⑧と、⑦は⑧と排他である

さらプラス/マイナスが具体的に何によってもたらされるかも考えねばならない。超複雑!

後方宙返り3回ひねり

女子大生起業家@DM解放中🇨🇳🇯🇵🇺🇸 @SeanKy_

最後専門職の話。これは、実は「ジェンダーギャップ指数が良好な国ほど女性STEM系進学率が低くなる」現象があり、Gender-Equality Paradoxという名前他国でも問題提起されています(eprints.leedsbeckett.ac.uk/id/eprint/4753…)。

問題提起?されたなあ確かに。その論文Stoet&Geary (2018)の信頼性についてだがね。

発端はこの論文に興味を持った他の研究者がデータから結果の再現を試みるも失敗したこと。よく見たらデータ自体も合わない(例えばポーランド女性STEM学位取得率は43%だが、論文中では27%くらいになってる)ことが判明。著者らに問い合わせたんだ。

すると――聞いて驚け!――この論文の著者らはMethodsにも書いていない、非公開の独自計算方法を用いて数値を算出していたのだと。

でまあ指摘を受けた著者は論文の大幅な――元論文の1割以上、1,113語にも及ぶ――修正をしている(Stoet&Geary, 2020)。

その訂正の多さもさることながら、元論文では言い切っていたところを「傾向(propensity)」という弱い表現差し替えてる。つまり非公開の手法データいじって主張を誇張してたわけだ元論文は。

ぶっちゃけ個人的にはアウトもアウトな話だと思うんだけど、皆さんどう思う?

さらにそれを指摘した学者らの出したRichardson et al. (2020)では、国の数や男女平等指標等が変わるだけで男女平等STEM分野の男女格差の相関は消えることが示された(=Stoet&Geary (2018)に再現性なし)。Richardsonら曰く「複数指標手法を試して結果の一貫性確認すべき。自説に合う結果が出たやつだけ使うのはダメ」とのこと。

おっと、引用元解説を長々しすぎた。Gender-Equality Paradox云々は置いといて、ショーン君が言いたいことは分かるよ。「女の選好のせい。女が悪い」でしょう?

良い手だが、それは結局ファクターの一つを提示したに過ぎない。それの説明力や、それがどの程度社会的形成されたものであるのかが重要だ。

ちなみに山口先生の解析では、男女の専攻の選好は理工学部を除き、男女の職業分を説明しない。その理工学部にしても最大推定で約50%しか男女の職業分離を減少させない(※5)。

勘違いしないでほしいが、男女の選好の違いは男女のSTEM分野ないしより広い範囲職業選択において重要ファクター一つであることは間違いない。

論点はそれがどれくらい生物学的(対処不能)でどれくらい社会的(対処可能)であるかということだ。極端な主張の人達――100%生物学的 or 100%社会的――もいるがね。

※5:

男女の大学の選好の違いの多くは、男女の職業分離を説明しないが、例外理工学部女性の増大で、もし理工学部女性割合男性と同等になり、かつ彼女たちの職業分布男性理工学部卒の職業分布と同じになるという2条件が満たされるなら、タイプ1型(※6)の専門職割合の男女格差が最大の推定でほぼ半減すると期待できる。

(山口,2016より引用)

※6: タイプ2専門職教育・養育、医療健康看護社会福祉分野の専門職から医師歯科医師大学教授(教員)を除いたもの

タイプ1専門職医師歯科医師大学教授(教員)およびタイプ2に含まれない専門職

女子大生起業家@DM解放中🇨🇳🇯🇵🇺🇸 @SeanKy_

山口先生問題提起に対して

1) 元々出世意欲が低く打診しても断られる

2) 夫選びの指向寿退社が多くなる

3) 進学段階でSTEM専門職パスを選ばない

という問題があり、ここに手を入れたくても女性自由意志に反したり、プライベート干渉する必要あり難しくなるのです。

まるで“山口先生が知らない問題であるかのような口ぶりだが、2)と3)は山口先生の解析で男女の賃金格差の主因足りえないことが示されている(個別でも組み合わせても)。山口先生研究で(たぶん)扱っていない1)についても要因の一つたり得るがエビデンスは少ない。

1) → 出世意欲の男女差では賃金/管理職割合格差説明しきれない(調査も少ない)。

2) → 勤続年数が同じ(寿退社しない)でも格差は残る。また夫選びは勤続年数に影響を与えるファクターたり得るが、勤続年数そのもの

2021-01-14

anond:20210114172657

でも特に被差別部落じゃない、ただ単にガラの悪いだけの田舎だったら、いくらでも忌避しようがバカにしようが構やしないわけでしょ

統計的差別とかそういう概念なんかみんないちいち意識してなくて、単に"部落"が差別ブラックリストに入ってるから、そういう反応を返すというだけの話

ああこれが「差別先例主義」なんだなって、そう思いますよ私は

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん