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はてなキーワード: 不可能とは

2021-09-07

まりに貯まった書類弁護士公安委員会の方々と一緒に提出してきます

さすがにこれ以上の被害は阻止しないと安心してまともに生活できない。

○○内部に精神異常な犯罪者が居るとか。

自衛で阻止するのは不可能

2021-09-06

anond:20210906125831

1. 表現の自由戦士の自認

自分は「表現の自由戦士であると思いますか?

表現の自由戦士」ではないと思います

例えば百田尚樹氏の一橋大講演中止騒動などに興味は持てなかったし、一般の「表現の自由」にはあまり興味がありません。

表現の自由明るい人々の話を聞くと、ヘイト本などは「買えば売り上げに貢献して癪なので、図書館が所蔵することで十分に批判されるべき」という意見多数派のようですが、私個人は「目に入れたくない」「子供の目に触れさせたくない」という感想しか持てないのは、私自身の未熟によるところだと思っています

2. 無修正AV

刑法175条(わいせつ頒布等の罪)により、いわゆる無修正アダルトビデオ販売基本的にできません。このような規制は適切だと思いますか?

(現状の規制は適切だが、その上で、より広く規制すべきである、という考えの場合も、ここでは「適切だと思う」に含まれものします。)

適切だと思いません。

わいせつ物」などよりも、性行為禁止する方がよほど有意義だと思います

3. 名誉毀損

名誉毀損行為犯罪とされています。このような規制は適切だと思いますか?

適切だと思います

ただし、司法拡大解釈には常に注視すべきだと思っています

また、侮辱罪の懲役刑導入には反対です。

4. ヘイトスピーチ解消法の基本理念

いわゆるヘイトスピーチ解消法(注1)は「国民は『本邦外出身者に対する不当な差別的言動』(注2)のない社会の実現に寄与するよう努めなければならない。」という基本理念を定めています(なお、禁止規定や罰則はありません。)。このことは適切だと思いますか?

(そのこと自体は適切だが、より範囲を広げるべきである、又は、禁止規定や罰則を加えるべきである、という考えの場合も「適切」に含まれものとして回答してください。)

難しい質問ですが、どちらかと言えば適切だとは思いません。

現時点では実効力に乏しく、一方で実効力を持たせるよう強めてしまうと萎縮効果無視できなくなり、「現行法限界」を解消できたとは思えません。

性質上、名誉棄損などとは違い親告罪にはできませんので、例えば友人同士の悪態などに萎縮効果を生むと、弊害を受けるのは当事者たちだと思います。)

とは言え代案もありませんので、現状ではbetterと言わざるを得ないかもしれません。

行政裁量権の範囲内で対応できなかったのかな、とは少し疑問に思っています

(例えば、在日外国人団体などの法人格に対する侮辱名誉棄損として訴訟を起こすとか、それを行政として支援するなどがあってもよかったかもしれません。)

5. ヘイトスピーチへの罰則

ヘイトスピーチ解消法上の『本邦外出身者に対する不当な差別的言動』(注2参照)につき、罰則を定めることは適切だと思いますか?

適切だとは思いません。

6. 宇崎ちゃんポスター

日本赤十字社は、2019年漫画『宇崎ちゃんは遊びたい!』とコラボしました。その際、単行本3巻の表紙に「センパイ! まだ献血経験なんスか? ひょっとして……注射が怖いんスか~?」というセリフ等を加えたポスター(注3)を、献血ルーム内及び献血ルーム前に掲出したところ、一部から批判を受けました。このようなポスター掲出行為禁止する法律を制定することは適切だと思いますか?

「このようなポスター」が未定義のため、この質問には回答不可能ですが、宇崎ちゃんポスター不適切だったとは思いません。

「このようなポスター」が公共空間から排除されるというのは、フィクトセクシュアル・フィクトジェンダー、並びにスペクトル位置する人々に対する悪質な差別虐待であると言わざるを得ません。

7. ラブライブパネル

JAなんすんは、ラブライブ!とコラボしたパネル(注4)を設置したところ、一部から批判を受けました。このようなパネル設置行為禁止する法律を制定することは適切だと思いますか?

「このようなパネル」が未定義のため、この質問には回答不可能ですが、ラブライブ!のパネル不適切だったとは思いません。

「このようなパネル」が公共空間から排除されるというのは、フィクトセクシュアル・フィクトジェンダー、並びにスペクトル位置する人々に対する悪質な差別虐待であると言わざるを得ません。

8. あいトレ

あいトリエンナーレ2019(「表現不自由展・その後」を含む。)には補助金交付されていました。この補助金交付は適切だと思いますか?

適切だと思います

違法暴力的手段合法的展覧会妨害するような、犯罪者・反社会的集団迎合する態度はありえないと思います

9. 憲法

憲法の概説書又は教科書を1冊以上通したことはありますか?

通読したことはありませんが、 『リアル憲法学』法律文化社 を一冊持っています

10. ゾーニング

ゾーニング規制について何か意見があれば記載してください。

(「ゾーニング」と言っても色々なケースが考えられるので、どのような「ゾーニング」を想定しているか記載してください。)

まず、「見たくない」からゾーニングを求めているのか、あるいは「悪影響がある」からゾーニングを求めているのか、それらの論点を都合よく使い分ける人を良く見かけますが、大変卑怯な態度であると言わざるを得ません。

「見たくない」人のために一歩下がるのは時に必要マナーだと思いますし、それ自体不利益はそれほどないので、受け入れることは難しくないと思います

一方で、「悪影響がある」と認めるということは、(「悪影響」の種類にもよりますが、)「本来あってはいけない(が、ガス抜きとして見逃されている)」という(差別的構造を追認することにほかなりません。

議論の土台が、「この世に存在してもいい」ということを前提にしていない限り、その「議論」に巻き込まれることそれ自体拒否する必要が生まれしまうのです。

これは「議論拒否したい」ということではなく、むしろ建設的な議論をしたいのですが、それが難しいということです。

(「見たくない」という感情に「悪影響」という理屈を付けるな、という意見もありますが、私としてはむしろ、「悪影響」という偏見を「見たくない」という同情の盾で守っているようにも見えます。)


また、「見たくない」人のためのゾーニングばかりが議論されますが、主題はむしろ「見られたくない」人々のためのゾーニングにこそあると思います。(前者ももちろん大切です。)

プライバシー権というのは、古典的には「放っておいてもらえる権利(the right to be let alone)」とも言われましたが、これは自己決定権などとも関係の深い権利です。

例えば、「着たい服を着る権利」は、「公共空間に着て来るのだから個人自由では済まない」のでしょうか?

もう少し議論の分かれるところを言えば、「タトゥーを隠さな権利」についてはどうでしょうか?

安易な「ゾーニング」に反発する人々が求めている権利というのは、そういう意味で「放っておいてもらえる権利(the right to be let alone)」ではないでしょうか。

エロ」という多義的言葉議論されることが多いですが、「性的活動必要ポルノ」ばかりではなく、「文化的活動必要ファッションアートジェンダー・エクスプレッション」であることも少なくないと思います。(宇崎ちゃんポスターや、ラブライブ!のパネルは、後者であると思います。)

その意味では、ゾーニングそれ自体はむしろ我々の権利を守る大切な壁であると思っています

しかし、「ゾーニング」という言葉がそのように使われる場面がほとんどないのは、腑に落ちないところです。


さらに、表面的には「性的活動必要ポルノ」であっても、それが政治的文脈を伴い、「政治的表現」として表出される場面もあります。最も扱いの難しいものとして、そのような「政治的表現」が、ファッションアートに転ずるという現象もあります

これは最初議論に戻りますが、「性的活動必要ポルノ」について、「本来あってはいけない(が、ガス抜きとして見逃されている)」ものではない、という声を上げる必要も時にはあります

これもまた、ゾーニングを受け入れられない場面があることの一つの理由だと思います

anond:20210906172103

増田見ててもTwitter見てても一部のヤフコメ見ててもそう言う問題じゃないことはわかるだろ?

サラダ油燃えると思ってるしそれを知らないことを普通だと強弁するし

硫酸にしたって手に入らないだの化学熱傷と言う概念というかタンパク質が溶けるとはどう言う事なのか理解してなかったり

 

近々では、優先入院お金で受け付けるシステムがあるとか、

特別病棟なら空きがあってお金払えばそこに入れるとか、特別病棟ある病院指定して救急車で運んでもらえるとかほざいてたな

ホリエモン(東大中退)もね

 

興味の範囲が極めて狭くて

興味範囲外はまともな会話が可能な水準の常識構築が不可能タイプがつまづきやすいだけだぞ

そしてどう考えてもフォロー必要

anond:20210905184216

ポイント1,2,4が間違い。

1.2ch上で誹謗中傷をされた人が、令状以外で、書き込みを削除しない運営方針をとったひろゆき民事裁判で訴えた。

当時の2ちゃんねる削除依頼掲示板記載された削除依頼に基づき管理人が任命した削除人削除ガイドラインに基づき削除すると記載されていた。削除ガイドラインの内容は

上記ガイドラインによると,電話番号地域人種等に関する差別的発言連続してなされた発言,重複して作られたスレッド,過度に性的下品発言著作物に当たるデータ存在する場所のURLの書き込み宣伝目的としたURLの書き込み等が削除対象とされている」(東京地判H14.6.26より)

どのような場合に削除するかというと

削除の可否は管理人判断しま

令状を取ってこいなんて書いていないし、ただ管理人判断で削除するとしか書いていないね

  

2.民事裁判は全国で同時多発的に起き、すべての裁判に出席することは不可能あきらめた(ひろゆき談)結果、自動的に敗訴が確定した。

 きちんとした争いの結果2ちゃんねる側が敗訴した事案も多い。

少し調べただけでも出てくるが、動物病院事件(東京高判H14.12.25)や罪に濡れた二人事件(東京高判H17.3.3)なんて控訴審までやっているわけで、自動的に敗訴が確定したなんてとても言えない。

全ての裁判で争ったわけではないかもしれないがそこにポイントがあるの?

法的に争えば勝てたのに事情があって争えなかったから負けたというつもりでポイントに設定したかと思ったんだけど。そうじゃないなら何のつもりでポイントと思ったのか説明をしてほしい。

  

4.プロバイダ責任法の成立後、同様の事例が発生しても法的に責任は負わないことになっている。

プロバイダ責任制限法は、プロバイダ一定作為義務果たしている場合には責任を問われないという法律で、無条件で責任を問われないというものではない。

で、事件の多くでは違法とされる書き込み認識していたのにもかかわらず削除を行わなかったという点で争われている。

控訴人(注:2ちゃんねる)は……被控訴人らの名誉毀損する本件各名誉毀損発言が書き込まれたことを知ったのであり,その各発言の内容から控訴人らの名誉侵害されていることを認識し,又は認識し得たというべきであるから同法(注:プロバイダ責任制限法)3条1項の趣旨に照らしても,これにより損害賠償責任を免れる場合には当たらないことになる。」(動物病院事件控訴審

著作権者から著作権侵害事実の通知があったのに対して何らの措置も取らなかったことを踏まえないままにこのように主張するのは,自らの事業管理態勢の不備をいう意味での過失,場合によっては侵害状態を維持容認するという意味での故意を認めるに等しく,過失責任故意責任を免れる事由には到底なり得ない主張であるといわざるを得ない。」

「本件各発言(注:著作権侵害対象物)を本件掲示板上において公衆送信可能状態に存続させあるいは存続可能状態にさせたままにしている者として,著作権侵害不法行為責任を免れない。」(罪に濡れた二人事件控訴審

というわけで上記を見ればわかるように、違法情報掲示したということでなく、それを知り得たのに掲示し続けたということを問題視されている。

これはプロバイダ責任制限法の3条1項1,2号に該当する行為であり、情報送信防止措置技術的に可能場合には(2ちゃんねるなら書き込みの削除)発生した損害についての賠償責任を負う。

プロバイダ責任制限法3条1項

一 当該関係役務提供者が当該特定電気通信による情報流通によって他人権利侵害されていることを知っていたとき

二 当該関係役務提供者が、当該特定電気通信による情報流通を知っていた場合であって、当該特定電気通信による情報流通によって他人権利侵害されていることを知ることができたと認めるに足りる相当の理由があるとき

同様の事例が発生しても法的に責任を負わないなんてとても言えない。

発信者情報開示請求場合裁判所の判決必要になっているが、情報削除で判決を求めるなんて運用はしていないと思うぞ。

増田のあげたポイントは間違いであるということで。

原始人がネックレスをつけた理由 パート1

概要

貨幣前身は、言語とともに、初期の現代人が他の動物解決できない協力の問題解決することを可能にした。これらの原型は、非フィアット通貨と非常に特殊な特徴を共有しており、単なる象徴や装飾品ではなかった。

お金

17世紀イギリスアメリカ植民地では、当初から硬貨の不足という問題があった。イギリスの考えは、大量のタバコ栽培し、世界的な海軍商船の船のために木材を切り出し、その見返りとしてアメリカ人の労働力として必要物資を送るというものであった。つまり、初期の入植者は、会社のために働き、会社の店で買い物をすることになっていたのである投資家王室は、農民要求に応じてコインで支払い、農民自身物資を買わせ、さら天罰として利益の一部を確保するよりも、この方法を好んだ。

植民地の人々の解決策は目の前にあったが、彼らがそれを認識するまでには数年を要した。原住民お金を持っていたが、それはヨーロッパ人が慣れ親しんできたお金とは全く違っていた。アメリカン・インディアンは何千年も前からお金を使っていたし、新しくやってきたヨーロッパ人にとっても便利なお金であった。しかし、ニューイングランドの人々は、銀も金も使わず自分たち生活に最も適したお金を使っていた。その代わりに、彼らは獲物の耐久性のある骨組みという、その環境に最も適した貨幣を使っていた。具体的には、ワンパムと呼ばれる貝(ホンビノスガイ)とその近縁種の貝殻をペンダントにしていた。

貝は海でしか採れないが、ワンパムは内陸部でも取引されていた。アメリカ大陸の各部族には、さまざまな種類の貝殻貨幣存在していた。イリコイ族は、貝の生息地に近づかずに、最も大きなワンパムの財宝を集めることができた。ワンパムを専門に製造していたのは、ナラガンセッツ族などほんの一握りの部族で、他の何百もの部族(その多くは狩猟採集民)がワンパムを使用していた。ワンパムのペンダントは、長さとビーズの数が比例しており、様々な長さのものがあった。ワンパムペンダントの長さは様々で、ビーズの数は長さに比例しており、ペンダントを切ったり繋げたりして、支払った金額と同じ長さのペンダントを作ることができた。

入植者たちは、本当のお金とは何かという問題を克服すると、ワンパムの取引に熱中した。貝(clam)は、アメリカでは「お金」の別名として使われている。ニューアムステルダム現在ニューヨーク)のオランダ人知事は、イギリスアメリカ人の銀行からワンパムで多額の融資を受けた。しばらくすると、イギリス当局もこれに同調せざるを得なくなった。1637年から1661年にかけて、ニューイングランドではワンパムが法定通貨となった。植民地の人々は流動的な交換手段を手に入れ、植民地貿易は盛んになった。

ワンパムの終わりの始まりは、イギリスアメリカ大陸に多くのコインを出荷するようになり、ヨーロッパ人大量生産技術を応用するようになってからである。1661年になると、イギリス政府はワンパムの製造を中止し、本物の金や銀、そして王室監査を受けてブランド化されたコインで支払うことにした。この年、ニューイングランドではワンパムは法定通貨ではなくなった。1710年にはノースカロライナ州一時的法定通貨となった。ワンパムは、20世紀に入っても交換手段として使われ続けていたが、その価値西洋の収穫・製造技術によって100倍にも膨れ上がり、貨幣発明された後に西洋で金や銀の宝飾品が行き渡ったように、よくできたお金から装飾品へと徐々に変化していった。アメリカ貝貨言葉は古風な遺物となった。百貝は百ドルになった。「Shelling out」とは、コイン紙幣で支払うことを意味し、やがて小切手クレジットで支払うようになった。我々は、自分たち種の起源に触れてしまたことを知らなかった。

収集

ネイティブ・アメリカンお金は、貝殻以外にも様々な形があった。毛皮、歯、そして後述する特性を持つ他の様々な物体も、交換手段としてよく使われた。12,000年前、現在ワシントン州で、クロービス族は、驚くほど長い角岩の刃を開発した。しかし、すぐに折れてしまう。これでは切ることもできない。火打ち石は「楽しむため」に作られていたのか、それとも切ることとは関係のない別の目的のために作られていたのか。後述するように、この一見軽薄に見えることが、実は彼らの生存にとって非常に重要であった可能性が高い。

しかし、ネイティブ・アメリカンは、芸術的ではあるが役に立たない刃物最初に作ったわけではないし、シェルマネー発明したわけでもない。ヨーロッパ人も、昔は貝や歯をお金にしていたし、牛や金、銀、武器なども使っていた。アジア人は、それらすべてを使い、政府が発行した偽物の斧も使っていたが、この制度も輸入していた。考古学者が旧石器時代初期の貝のペンダント発見しており、それがネイティブ・アメリカンお金の代わりになっていた可能性があるからだ。

1990年代後半、考古学者のスタンリーアンブローズは、ケニアリフトバレーにあるロックシェルターで、ダチョウの卵の殻やブランク、貝殻の破片でできたビーズキャッシュ発見した。これらのビーズは、アルゴン-アルゴン(40Ar/39Ar)比を用いて、少なくとも4万年のものとされている。スペインでは、この時期に穴の開いた動物の歯が発見されている。また、レバノン旧石器時代初期の遺跡からは、穴の開いた貝殻が出土している。最近では、南アフリカのブロンボス洞窟で、さらにさかのぼって7万5千年前に作られたビーズ状の貝殻が発見されている。

現代の亜種はヨーロッパ移住しており、紀元前4万年から貝殻と歯のネックレスが登場している。また、オーストラリアでは紀元前3万年から貝と歯のペンダントが出土している。いずれも高度な技術を要するものであり、もっとから行われていたと思われる。採集や装飾の起源は、解剖学的に現存する亜種の原産地であるアフリカである可能性が高い。人類が常に飢餓と隣り合わせの生活をしていた時代に、貝殻の製造には膨大な技術時間必要だったのであるから収集してネックレスを作ることには重要選択利益があったはずである

実質的貿易を行っていない文化や、現代的な貨幣使用している文化であっても、事実上すべての人類文化は、ジュエリーを作り、楽しみ、実用性よりも芸術性や家宝としての価値を重視している。我々人間は、貝殻のネックレスやその他の種類のジュエリーを、純粋に楽しむために集めている。進化心理学者にとって、人間が「純粋に楽しむため」に何かをするという説明は、説明ではなく、問題提起なのである。なぜ多くの人が宝石を集めたり身につけたりすることを楽しんでいるのか?進化心理学者にとってこの問題は「何がこの楽しみを進化させたのか?」ということである

進化と協力、そして収集

進化心理学は、ジョン・メイナードスミス重要数学発見から始まる。スミスは、発達した集団遺伝学の分野から共進化する遺伝子の集団モデルを用いて、単純な戦略的問題ゲーム理論「ゲーム」)で使用される善悪戦略コード化できる遺伝子を提唱した。スミスは、これらの遺伝子が次世代への伝播を競っている場合競争相手提示する戦略問題に対してナッシュ均衡となる戦略進化させることを証明した。このゲームには、協力の典型的問題である囚人のジレンマ」や、攻撃とその緩和の典型的問題である「鷹と鳩」などがある。

スミス理論重要なのは、これらの戦略的ゲームは、近距離表現型間で行われているが、実際には、究極のレベルである遺伝子間のゲーム、つまり伝播されるべき競争レベルで行われているということである遺伝子(必ずしも個体ではない)は、あたかも拘束された合理性生物学原材料過去進化歴史考慮して、表現型が表現できる範囲内で、可能な限り最適な戦略コード化する)と「利己的」(リチャード・ドーキンス比喩使用であるかのように行動に影響を与える。遺伝子が行動に与える影響は、遺伝子が表現型を通じて競合することで生じる社会的問題への適応であるスミスはこれらの進化したナッシュ均衡進化的安定戦略と呼んだ。

性淘汰や血縁淘汰など、それまでの個人淘汰説の上に構築されていた「エピサークル」は、このより一般的モデルの中に消え去り、コペルニクス的な方法で、個人ではなく遺伝子を理論の中心に据えることになる。このようにドーキンスは、スミス理論説明するために、「利己的な遺伝子」という比喩的でよく誤解される言葉を使っている。

旧石器時代人間のように協力し合う種は他にほとんどない。雛の世話、アリ、シロアリハチコロニーなど、動物が協力するのは親族からであり、親族にある自分の「利己遺伝子」のコピーを助けることができるからである。非常に制約の多いケースでは、進化心理学者が「相互利他主義」と呼ぶ、親族以外の者同士の継続的な協力関係存在する。ドーキンス説明によると、好意の交換が同時に行われない限り(場合によってはその場合でも)、どちらかが不正を行うことができる。そして、普通はそうする。これは理論家が「囚人のジレンマ」と呼んでいるゲーム典型的な結果である詐欺師と吸血者の集団では、常に詐欺師が勝つ。しかし、「Tit-for-Tat」と呼ばれる戦略を用いて、相互作用を繰り返すことで協力するようになる動物もいる。この報復の脅威が継続的な協力の動機となる。

しかし、動物世界で実際にそのような協力が行われる状況は、非常に制約が多い。主な制約は、少なくとも一方の参加者が多かれ少なかれ相手の近くにいなければならない関係限定されていることである。最も一般的なケースは、寄生虫とその体を共有する宿主共生体に進化した場合である寄生虫宿主の利害が一致し、どちらか一方が単独活動するよりも、両者が一緒に活動する方が適している場合(つまり寄生虫宿主にも何らかの利益をもたらしている場合)、Tit-for-Tatゲーム成功させることができれば、両者の利害、特に世代間の遺伝子の出口メカニズムが一致した状態である共生体に進化する。そして、1つの生物となるのであるしかし、ここでは協力だけではなく、搾取も行われている。それらは同時に起こる。この状況は、以下で分析する人間が開発する制度、つまり貢ぎ物に類似している。

寄生虫宿主が同じ体を共有して共生体に進化するのではない、非常に特殊な例がある。寄生虫宿主が同じ体を共有し、共生生物進化するのではなく、同族ではない動物と高度に制限された縄張りを持つ、非常に特殊な例がある。ドーキンスは、クリーナフィッシュを例に挙げている。この魚は、宿主の口の中を泳いで出入りし、そこにいるバクテリアを食べて宿主の魚に利益をもたらす。宿主である魚は、クリーナーが仕事を終えるのを待ってから食べるというズルをすることもできる。しかし、そうはしない。両者とも移動可能なので、潜在的には自由関係を断つことができる。しかし、クリーナフィッシュは個々の縄張り意識を非常に強く進化させており、偽造しにくいブランドロゴのように、偽造しにくい縞模様や踊りを持っている。宿主魚はどこに行けば掃除してもらえるかを知っているし、もし不正をしたら、新しい不信感を持った掃除魚ともう一度やり直さなければならないことも知っているのだ。この関係入口コスト、つまり出口コストが高いので、不正をしなくてもうまくいくのである。それに、クリーナフィッシュは小さいので、それを食べることで得られる利益は、少数の、あるいは1匹のクリーニングで得られる利益に比べて大きくはない。

最も適切な例として、吸血コウモリがある。その名の通り、獲物である哺乳類の血を吸う。面白いのは、良い夜には余剰分を持ち帰るが、悪い夜には何も持ち帰らないことだ。彼らの暗躍は非常に予測不可能である。その結果、幸運な(あるいは熟練した)コウモリは、洞穴の中で幸運でない(あるいは熟練していない)コウモリと血を分かち合うことが多い。彼らは血を吐き出し、感謝している受取人がそれを食べる。

このようなレシピエントの大部分は親族である。屈強な生物学者G.S.ウィルキンソンが目撃した110件の血反吐のうち、77件は母親子供に食べさせるケースであり、その他のケースもほとんどが遺伝的な親族であるしかし、親族間の利他主義では説明できないケースも少なからずあった。これらが相互利他主義のケースであることを示すために、ウィルキンソンは2つの異なるグループコウモリ個体群を組み合わせた。コウモリはごく稀な例外を除いて、元のグループの旧友にしか餌を与えなかった。このような協力関係を築くには、パートナー同士が頻繁に交流し、お互いを認識し、お互いの行動を把握するような長期的な関係を築く必要がある。コウモリ穴は、そのような絆を形成できる長期的な関係コウモリを拘束するのに役立つ。

人間の中にも、非常にリスクの高い不連続な獲物を選び、その結果得られた余剰分を親族以外と共有していた者がいたことがわかるだろう。実際、人間は吸血コウモリよりもはるかに大きな範囲でこれを達成している。その方法が本論の主題であるドーキンスは、「お金は、遅延した相互利他主義正式トークンである」と示唆しているが、この魅力的なアイデアをそれ以上追求することはない。我々はそうする。

人間の小集団の中では、世間の評判が一人の個人による報復よりも勝って、遅延型互恵主義の協力を動機付けることができる。しかし、評判を信じることには2つの大きな誤りがある。どの人が何をしたかについての誤りと、その行為によって生じた価値や損害を評価する際の誤りである

顔や好意記憶する必要があるというのは、認知上の大きなハードルであるが、ほとんどの人間比較的容易に克服できると考えている。顔を認識するのは簡単であるが、好意を受けたことを思い出すのは難しい。また、好意を受けた人にとって、その好意がどのような価値を持つものであったかを思い出すことは、さらに困難である紛争や誤解を避けることは、不可能なほど、あるいは法外に難しいことである

パート2: https://anond.hatelabo.jp/20210906120933

パート3: https://anond.hatelabo.jp/20210906125926

パート4: https://anond.hatelabo.jp/20210906130017

パート5: https://anond.hatelabo.jp/20210906130125

パート6: https://anond.hatelabo.jp/20210906130158

anond:20210906042740

うちの妻も音楽系で仕事してたが、一度キャリア手放すと復帰は不可能に近いし、お前の先生もどんどん年取ってくるから知人関係の紹介で職付くのもどんどん大変なるから、今の環境手放さないためにも打っとけよ。

※同門の後輩もどんどん出てくるから先生コネ効く範囲でも供給過多な業界なのは分かってるだろうし。作曲演奏する仕事や教える仕事や付けなくて、関連職(販売とか)や一般職ついた同期も多いだろうし。

後でキャリアについて後悔するの辛いらしいぞ。

2021-09-05

anond:20210905231359

"なんて批判は、はっきり言えばどうとでもフレームアップ可能なんですよ。"

批判フレームアップか否かは司法国民判断すること。

また、フレームアップ可能であることと、フレームアップをすることはイコールではない。

"ほとんどの人はそれぞれ自分にとって都合の良い情報しか見ません。"

仮にそれが事実だとして、だからこそ、なおさら政治家は後ろ暗いことをやってるんじゃないかと思われるような言動は慎まなければならないし、民主主義国家政治家として説明すべきことを説明し、自分政治的決断正当性の是非をつまびらかにしなければならない。

ろくに反論できなくなって、"根本的な人間精神メカニズム"だの、何の具体性もない空疎な論拠にしか頼れない増田のほうが残念だよ。

なんて批判は、はっきり言えばどうとでもフレームアップ可能なんですよ。

それぞれ、望月衣塑子と阿比留瑠比がいれば、ことたりるんです。

で、ほとんどの人はそれぞれ自分にとって都合の良い情報しか見ません。

よって、根本的な人間精神メカニズムから言って不可能からあきらめてください。

anond:20210905223216

そもそも

ばれると理由有耶無耶にし、お金の使途の明細はナイナイちゃうやつじゃダメなのよ。

なんて批判は、はっきり言えばどうとでもフレームアップ可能なんですよ。

それぞれ、望月衣塑子と阿比留瑠比がいれば、ことたりるんです。

で、ほとんどの人はそれぞれ自分にとって都合の良い情報しか見ません。

よって、根本的な人間精神メカニズムから言って不可能からあきらめてください。

anond:20210905222811

"ばれると理由有耶無耶にし、お金の使途の明細はナイナイちゃうやつじゃダメなのよ。"

にぜんぜん反論出来てないよ。後ろ暗いことがあるからこういう言動になるんであって、民主主義国家政治家説明すべきことを説明せずに好き勝手やって良いわけじゃない。

人は、常に自分自分共感する者がある程度優遇されていないと、公平と感じない。

このため、公平な優先順位に基づいて政治的決断を行うと、全ての人が不満を感じるので、民主主義体制においては不可能

もし、あなたが、真に公平だと思う優先順位があるとすれば、それは別の人にとっての「オトモダチ優遇」に他ならないんですよ。残念。

anond:20210905214740

人は、常に自分自分共感する者がある程度優遇されていないと、公平と感じない。

このため、公平な優先順位に基づいて政治的決断を行うと、全ての人が不満を感じるので、民主主義体制においては不可能

もし、あなたが、真に公平だと思う優先順位があるとすれば、それは別の人にとっての「オトモダチ優遇」に他ならないんですよ。残念。

小山田圭吾2004年の時点で反省していなかった」とは言えない

2004年いじめ問題炎上が起きた際、掲示板擁護するファンに向けて小山田氏本人が書いたとされているこの書き込み(以下、「庇う人たちへ」)。

これは本人の書き込みではない可能性が極めて高い

Theme:庇う人たちへ

Name:ch-fl

ここはそもそも議論場所でもないし、表現場所でもなかったと思います

彼らは表現挑発)をして、そして反応されたいだけなんですよ。

そして哀しいことに、掲示板ていうものはこういう圧力に対してものすごく無力です。哀しいけどね。それが現実

からもう放っておきませんか?


実際、僕自身ものすごく頭にきてるし、いろいろ言いたいこともあるけれど、それは自分責任がとれるところで言います。ここでは言わない。


僕の提案は、僕の正義の中でしか通用しないし、同意できないファンの人もたくさんいるだろうけど、僕としてはそれが一番近道じゃないかと思います


こいつらにクズって言われようが何言われようが興味ないね。そんなことのためにここにきてたわけじゃないし。


僕は君たちとこの場所が大好きです。

はやく元通りになるといいですね。ではね。


「庇う人たちへ」が書き込まれた時点でのBBSアーカイブは残っておらず、絶対に本人の書き込みではないという証拠はないが、別人の書き込みと考えられる要素の方が多い

存在2chコピペしか確認できず、別人の名義で投稿されたと思われる書き込みを、小山田氏本人が書いたものとして扱うのはおかし

少なくとも「庇う人たちへ」を根拠に「小山田圭吾は2004年の時点で反省していなかった」とは言えない


この記事を書いた経緯

「庇う人たちへ」を引用した「小山田圭吾には2004年に謝ってほしかった」という増田が、小山田氏の謝罪文発表後の7/18に投稿された。はてブブックマーク数は495users (9/5時点)にのぼり、今回の炎上の関連記事の中でも多くの人に読まれ記事の一つだと思う。
anond:20210718165938 (削除済)
https://megalodon.jp/2021-0718-1912-36/https://anond.hatelabo.jp:443/20210718165938魚拓

この記事が広く拡散された結果、謝罪文にある「過去言動に対して、自分自身でも長らく罪悪感を抱えていた」というくだりの信頼性が揺らぎ、増田を読んだ一定数の人々に「五輪絡みで問題になったから場当たりに謝っただけで、本心から反省などしていない。少なくとも2004年の時点では開き直っている」という印象を与えたと考えられる。

現に、増田URLTwitter検索すると、「逆ギレしているクズ」「人格破綻者」というようなツイートが並び、ブコメでも「反省していない」「炎上させられた被害者しか思っていない」というような意見が多い。
https://twitter.com/search?q=https%3A%2F%2Fanond.hatelabo.jp%2F20210718165938&src=typed_query
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20210718165938
【「庇う人たちへ」が小山田氏自らの弁であったとしたら】強い悪印象を抱くのも止むを得ないと思うので、仕方ないことではある。私自身も「本人の書き込み」という前提で読み、かなりショックを受けた。

「ch-fl」というハンドルネーム文体・内容に違和感があったため調べてみると別人の書き込みである可能性が高いことがわかり、また、増田にも小山田氏本人の書き込みではない可能性について追記された(追記後の魚拓現存せず)ことで私自身は納得していた。
しかし、いつのまにか増田が削除され検証不可能となっていた上、直近でも本人の書き込みという認識のまま書かれたツイートを幾つか目にしたことから、「庇う人たちへ」を小山田氏本人の書き込みと思っている人が(あの増田を読んだ人の中では)まだ多数であることに気付いた。

私も2004年のこの時や、どこかのタイミングで総括をしてくれていれば…とは思うので、元増田を責める気はない(追記したのであれば消さないで欲しかった、とは思う)。
ただ、このまま「庇う人たちへ」が小山田氏の書き込みだという風評が留まり続けることは、小山田氏本人だけでなく、元増田、真の投稿者と思われるch-fl氏にも心の負担をかけ続けることになるだろうと思い、今更ながらソースが参照できる形でまとめておくことにした。


参考資料

ソースとして、2chでの初出と思われるスレッドへのリンクと初出のレスと関連するレス引用、嶺川氏BBS現存するアーカイブへのリンクと、参考としてch-fl氏の投稿引用記載する。

「庇う人たちへ」の2ch(おそらく)初出(2004年6月
https://news14.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1087422336/760-774
音楽小山田圭吾 率いるCorneliusロンドン展覧会に参加

760 :名無しさん@恐縮です:04/06/20 03:25 ID:nCSxgLV+

Theme:庇う人たちへ

Name:ch-fl

ここはそもそも議論場所でもないし、表現場所でもなかったと思います

彼らは表現挑発)をして、そして反応されたいだけなんですよ。

そして哀しいことに、掲示板ていうものはこういう圧力に対してものすごく無力です。哀しいけどね。それが現実

からもう放っておきませんか?


実際、僕自身ものすごく頭にきてるし、いろいろ言いたいこともあるけれど、それは自分責任がとれるところで言います。ここでは言わない。


僕の提案は、僕の正義の中でしか通用しないし、同意できないファンの人もたくさんいるだろうけど、僕としてはそれが一番近道じゃないかと思います


こいつらにクズって言われようが何言われようが興味ないね。そんなことのためにここにきてたわけじゃないし。


僕は君たちとこの場所が大好きです。

はやく元通りになるといいですね。ではね。




↑ 本人か?

773 :名無しさん@恐縮です:04/06/20 09:41 ID:2MrEH4Na

>>760

これどこの書き込み

本人なの? こんなこと書いたら逆効果なのでは…


責任取れるところ」って、どこのことなんだろ?

自身インタビューに答えて、雑誌に載った発言責任取れるのかな…?

774 :名無しさん@恐縮です:04/06/20 09:46 ID:kiTdPLhQ

>>773

嫁の掲示板。でも本人くせーな。まぁ息子が虐められてもしゃーないわな。

息子が酷い虐めにあって始めて他人の痛みがわかるだろ。つうか小山田の息子

から極悪人になるのは目に見えてるが

「嫁の掲示板」=妻(当時)の嶺川貴子公式サイトのBBSアーカイブ2003年12月までしか現存せず。下記は2003年8月時点のもの
https://web.archive.org/web/20030812022611/http://203.138.131.249/cgi-bin/takako/message/takako.cgi

「庇う人たちへ」では投稿者名が「Name:ch-fl」となっているが、「ch-fl」は嶺川氏BBSによく書き込みをしていたファンハンドルネーム

上記アーカイブより引用

Theme:CM2 #4

Name:ch-fl

>rakudaさん

どういたしまして.自分より少し年上の人たちには

Plus-tech Squeeze Box もかなり人気がありました.

http://www.vroom-sound.com/psb/


ところで,CorneliusのCM2を試聴したんですが

#4(Beckのやつ)に使われてる声,

PointAnother View Point と同じなのかな?

まり嶺川さんの声?

他にも何件かの投稿確認でき、少なくともアーカイブで見られる限りの投稿においては「ch-fl」の名で書き込んでいるのは小山田氏とは別人であろうと判断できる。
「庇う人たちへ」の文中にも「そんなことのためにここにきてたわけじゃないし」とあり、「炎上に際して本人が降臨した」というより「いつも書き込んでいたBBS常連立場から意見を書いた」と考えるのが妥当かと思う。
アーカイブが残っていないので全くの憶測だが、恐らくch-fl氏とBBS上で交流のあったファン擁護コメントを書き込んでいたため「僕は君たちとこの場所が大好きです」のような表現になっているのではないかと思う。ch-fl氏はBBSに書き込んでいる他のファンと活発に交流している様子なので)

「庇う人たちへ」が書き込まれた時点のアーカイブは残っていないが、上記2chスレの下記の投稿(>>964)によれば2ch転載された翌日にはBBSは休止となっていたようなので、アーカイブが取られる間もなく見られなくなってしまったのではないかと思われる。

964 :名無しさん@恐縮です:04/06/21 18:21 ID:sgZ2wijo

ミサンの掲示板休止しちゃったよ

また、同じスレ内の下記の投稿(>>230)によれば、小山田氏本人の公式BBSは「庇う人たちへ」よりも前に閉鎖されていたとみられる。(「庇う人たちへ」が転載される前、6/17書き込み

230 :名無しさん@恐縮です:04/06/17 21:23 ID:XfTyT9DA

本人の掲示板封鎖かよw都合の悪いもの排除ってかw

復旧って?テクニカルなことでもないのに?(プ

ほとぼりが冷めりゃいーだろくらいに思ってんだろ。バカか。

スレ内に嶺川氏のBBSURLを貼る者が居たため、嶺川氏のBBSが荒らされ、BBS常連であったch-fl氏によって「庇う人たちへ」が書き込まれるに至ったと思われる。


記事作成にあたっては情報が集約されていた下記の投稿を参考にさせてもらった。
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/musicjm/1629034077/6

はてぶでひろゆき話題になると・・・

必ず裁判結果を受け入れて賠償金を払ってないことに対する非難が集まるじゃん。

それは、もう蛇蝎のごとく嫌われてるなぁ・・・と思うんですよ。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/masason/status/1434339273352749067


んで、この「裁判」や「賠償金」をめぐる事情って、下の4つがポイントだと思うんですよ。

  1. 2ch上で誹謗中傷をされた人が、令状以外で、書き込みを削除しない運営方針をとったひろゆき民事裁判で訴えた。
  2. 民事裁判は全国で同時多発的に起き、すべての裁判に出席することは不可能あきらめた(ひろゆき談)結果、自動的に敗訴が確定した。
  3. ひろゆきは不当な判決と考えており、賠償金の支払いを拒否(当時は金がなかったとも言ってたが、これは自分も嘘かなと思う)、訴えた人は自分ひろゆき財産差し押さえする必要があったができなかった。
  4. プロバイダ責任法の成立後、同様の事例が発生しても法的に責任は負わないことになっている。

でだ。

ひろゆき上記に関連して非難するポジションとしては、以下のどれかには当てはまるはずだと思うんだな。

A)判決倫理的に正しいし、賠償金を支払わないのはおかしい。

B)判決倫理的に正しいとはいえないが、当時の法律および司法制度に服せず、賠償金を払わないのはおかしい。

C)増田があげたポイントは間違っている、または知らなかった。

D)増田があげたポイント同意するが、その他の理由避難している。

ちなみに自分立場としては、

・ 当時の法律おかしい(プロバイダ責任法成立後の状況が正しいという立場

・ 当時の法律で敗訴するのは司法手続きとしては正常

判決(または当時の法律)を不当とするひろゆき賠償金の支払いを拒否し、逃れる努力をすること(またその努力成功すること)は、「正義」とまでは言わないまでも、悪いことだと思わない

という感じ。

みんなの非難理由を掘り下げると、A~Dのどれで非難してるんだろう?

C、Dの人はできたら理由も書いてくれると大変うれしい。


追記(9/6):

ブコメや反応を見ながら、なるほどなぁと読んでます

いろんな人がいるけど、非難派(って言い方はよくないけど)の意見としては、以下のような印象。


プロバイダ責任法が成立したとしても、敗訴するケースが含まれている。(Aに該当

・ 同時に提訴されていたとしても、対策できる手続きがあったのに行わなかった。(C(増田があげたポイントが間違っている)に該当

・ あとは、結構賠償金を払わないのがおかしい(それが許されるなら世の中おかしくなる)だけにフォーカスした意見も多い(純粋B派

・ Dもぼちぼち・・・じゃないな結構いるな

って感じかな?


批判だけでなく、そこそこ擁護派もでたのは、はてなというプラットフォームでは意外だったかも。

なにより、みんなから反応があってうれしかった。(今回が、増田投稿だった。


自分としては、みんなの反応を見て、非難派の意見理解が深まったが、

わかるが、そこまで嫌わんでも・・・という感じ(擁護派にとどまるも、非難派に少し近くなった


一部トラバが荒れてますが、ひろゆきの為に争わないで!

anond:20210905025143

公共の場でどこまで出すか探りましょうよ

これがほぼ不可能になっているのが問題

端的に言うと、「傷つく人がいるなら控えましょう」か「普通の人が耐え難いレベルじゃなきゃOK」で、大きく分かれてしまってる。

このあいだの、まんだらけ禁書房の件とかもそうでしょう。

アダルトショップ存在が耐え難いレベルの繊細な人に配慮するべきか、そんなのは普通は耐え難いほどではないか問題無いとするか。

実は、そういう繊細ヤクザムーブ逆鱗に触れるタイプの人が少なく無いというのは知られてほしいかな。

BLコレクション

 Kindleに溜め込んだ商業BLコレクションたち。最もお気に入り作品たちについては前に書いてしまったので、今回は書かない。今回は「しゅみじゃない」~「けっこう好き」までのレベルが入り乱れる。せっかくの増田だし、辛辣レビュー書いても消されたりしないので、素直に思ったことをぶちまけよう。

カッコウの夢』(ためこう)

 初めて買った商業BL上下巻ある。表紙が綺麗だけど、中身はというと、そこまで絵が上手という訳でも……。特別下手でもないが。綺麗めの少女漫画といった感じ。ストーリーは、白泉社匂いがする。と思ったら、作者は白泉社の、雑誌少女漫画家としてデビューした人だった。

 主人公(攻め)がドクズなので、受けの粘り勝ちなラストだけど、それでいいのかお前(受け)は? ともやもやした。あと、BL性格の悪い脇役の女を見せつけられるのは、あまり気分のいいものではない。少女漫画でも性格の悪い脇役の女の登場はあまりいい気分ではないけど、まあ、必要悪から仕方ないなと思う。

 男だらけの登場人物の中で紅一点の女キャラが性悪って……。と思ったけど、初読み商業BLだったので、まあそういうもんなのかなと思ったし、実際、BLワールドでは女が悪役はそんなに珍しいものではないと後に知る。(悪役で出てくるくらいなら女一切出て来なくてよし!勢もBL読みには多いようだと、更に後に知る)

ララ結婚』(ためこう)

 既刊三巻まで。一時期Rentaの広告でやたら出てきたので、興味本位で購入。もともと「メス堕ちBL」という企画のために作られた短編長編化したものらしい。メス堕ちBLて。商業BL、たまに男性向けエロも真っ青なえげつない企画があるよな……。

 そんな訳で、一巻は果てしなくセックスしてる(というか受けが攻めにレイプされている)感じなのだが、徐々にエロの頻度は減っていき、三巻では遂にエロはご褒美(巻末描き下ろしだけ)となる。

 物語タイトル通り嫁入り譚。だが主人公ララ双子の兄ラムダン(受け)で、彼が妹の代わりに政略結婚相手に嫁ぐというもの。どう見てもちんちんあるのに旦那(攻め)を騙し切れてるとけっこう長いこと信じている受け(濡れ場で紐パンぜったい脱がない)がすごい。んなわけあるかい

 パンツ脱がなければ大丈夫と思ってる受けとか、飛んでくる弓矢がどう見ても矢印とか、突っ込み処が色々ありつつ、ストーリー少女漫画を通り越して昼ドラの泥つき具合で進んでいく。途中から登場した攻めの第二夫人がすごくいい子で自分から身を引いて退場となる辺りは清々し少女漫画のよう。

 BL読んでる感がどんどんなくなってきたので、三巻でストーリーに一段落いたことだし、これ以降は読まなくてもいいかなと思った。いやまあ、少女漫画が好きではない人間には商業BLの7割くらいはノットフォーミーなんだけれども。

 ところで、登場人物の装束や村や街の風景がどう見てもチベットしかし、チベットって一夫多妻というより一妻多夫イメージがあったのだが? 幼い頃に許嫁が決まっていて、許嫁同士で遊んでいたとかい描写は、中国のどこだかの幼児婚的なものに見える。

アサリと俺』(藤咲もえ)

 アサリBLする。ミル貝もBLする。たしかアサリが攻めだったと思う(人間が受け)。ミル貝は立派なものをお持ちながら受けであるアサリに詳しくなれるかもしれない。西洋パロディが素敵。

 誤タップにより購入してしまい、購入した途端にページが開かれてしまったので、返品できなかった。悲しい。

 サンプル1ページ目を読んで合わないと思った作品はほんとうに合わないと思い知る。悪くはないと思うけど、私には合わない。

イトウさん』(冥花すゐ)

 作者のペンネーム中二病拗らせている感あるけど、作風中二病が炸裂し爆発している。サンプル1ページ目の主人公(受け)のビアズリー的な美に惹かれて購入したが、なかなか良かった。BL世間評価がどうであれ自分にはヒットした。

 内容的には殺伐裏社会ものでありつつ純愛もの

『艶漢』(尚月地

 あれ、これBL? BLでない? よくわからない。商業BLも読むんならこれ読んでみれと強くおすすめされた1冊。特に私の推しジャンル二次創作クラスタにはたいそうウケるらしい。が、私には全く面白さがわからなかった。ここまで何が面白いのかわからないという作品に当たったのはじめて。まあ、同クラスタの人ほど案外趣味合わないというのは、よくあることかな。『地獄楽』(これは少年漫画だが)とかも、正直わからんと思ったし。推しに似てると言われても……。

あなたを殺す旅』(浅井西)

 表紙の銃口を向けられている方が攻め。銃を向けている方が受け。仕事でヘマをして逃亡の身になったヤクザ(攻め)とその舎弟(受け)が海沿いの街を転々とするロードムービーオールドファッションヤクザスタイルだけど、時代現代平成前期くらいで時代に取り残されてしまったような懐かしい旅風景

 おすすめかというと微妙だけど、個人的にはかなり好き。最寄りのTSUTAYABL本棚では、イチオシ作品として飾られていたので、人気はあるのだろう。

 そういえば、同作者の非BL作品町田啓太主演でドラマになったかこれからドラマになるかだったような。

『いとおしき日々』(sono.N)

 50代×60代の人生の大半をかけたBL

 うん、思ってたんと違った!

VOID』(座裏屋蘭丸

 私が持ってる商業BL漫画のなかで唯一の、18禁作品。これ以外はどんなにエロがあっても18禁にはならないのだった。前述の『ララ結婚』など、そうとうエロいはずなんだけどなー。

 だがKindleにかかればVOIDも白抜き修正祭りさ! 18禁というレーティングで描かれた漫画であるので、同作者の他の作品とは違い、体位局部を見えなくする技を使わずに描かれているせいで、よりいっそう白抜き修正祭りになってしまっている。あと、ほかに何が18禁なのかというと、アブノーマルプレイがある。道具使用とか、プレイを超えた言葉身体的な暴力とか。受けをただ虐待するSMのようなやつ。

 エロがメインの作品なので、座裏屋先生らしくハイクオリティー映画的な画面構成だけど、ストーリー面白さとか辻褄とかは今一つ。受けが可哀想過ぎるし無理やりハピエンにまとめているのが却って理不尽に思えてしまうので、私はあまり好きではない。

 本物の18禁修正無し)だったらしい紙の方は受注販売だったために、現在は新品での入手は不可能中古本がとんでもないプレミア価格で売りに出されていることがある。

 

『旧繁華街袋小路』(ためこう)

 商業BL入門時代に、とりあえず一人の作家さんにしぼって単行本を集めてみるかと思って買った。そしてここで挫折した。(他にも初期短編集も買ったけど。)『カッコウの夢』『ララ結婚』ほどは少女漫画的ではない。あまり記憶に残らない作品だった。

ハッピーくそライフ』(はらだ)

 主人公二人が粕谷と葛谷という名前からしてろくでもなさそう(実在粕谷さんと葛谷さんにはすみませんが)な二人の織り成すリバーシブルギャグBL

 ひとしきり笑う。時々可哀想



続きはまた後で。

野党投票している人間の一人として

 私はここ二十年ぐらい共●党に投票している。ただし党員でもないし、積極的に支持しているわけでもない。一人の市民として「反・新自由主義」の立場から、それを意思表示しようとすれば他に選択肢が無いので、仕方なくそうしているというだけのことであるしかし、これは私個人選択と行動であって、他人押し付けるつもりは全くない。

 リベラルまたは左派野党政党/政治家に対する「弱者からの支持が伸びないことについて考えた、n=1の私の個人的な意見を述べる。

 結論から先に言えば、政党政治家のものよりも、その応援団を務めるマスメディア知識人が悪い意味で目立ち、ネガティブイメージ有権者に植え付けたことが大きな要因だと思う。簡単に言えば「あん人間たちが支持しているということは、その支持対象である政党/政治家も信用できないのではないか?」という素朴な不信感である

 不信感の全てを列挙することは私の能力では不可能だが、いくつか例を挙げる。

= = =

(1) 自民党から民主党政権交代が起きた時、その直前頃には、テレビ新聞で盛んに「年越し派遣村」の話題を取り上げていたように記憶している。

 しかし、民主党政権樹立を果たした年の年末には報道も下火となり、「年越し派遣村」の場所は非公開となり、利用者の姿や肉声もほとんど報道されなかった。

 今でも当時と変わらない境遇で苦しんでいる人たちが大勢いるはずなのに、あれから年末テレビ新聞も「年越し派遣村」あるいはそれに類する活動を、自→民政権交代前ほどには報道しなくなった。

 マスメディア知識人にとって、庶民貧困問題は、自→民政権交代の起爆剤としての利用価値しか無かったのだろう。そのような不信感を抱かせてしまった。

(2) 鳩山政権は「最低でも県外」を合言葉にして、沖縄県米軍基地負担を減らすことを明言した。当時、東京拠点にする大手マスメディア知識人も挙ってそれを支持した。

 しかし蓋を開けてみれば、それは「九州離島基地負担を打診する」という「沖縄県以外の地方負担押し付ける」内容だった。「鳩山由紀夫公約を守れるように、東京(あるいはメディア関係者知識人居住地)に米軍基地を誘致して応援します」と言ったマスメディア関係者知識人はいなかったと記憶している。

 沖縄県以外で米軍基地負担している県の負担は「存在しないもの」として扱い、沖縄県以外の県には負担押し付けても構わないとする、東京拠点大手マスメディア知識人欺瞞が明らかになった。

 念のために言っておくが、私の居住地米軍基地負担している。

(3) リベラル左派が、庶民からの支持を集められたかもしれない機会が、過去に一度だけあったと思う。

 それは、某俳優が「テレビ韓流コンテンツばかりだから自分は見ない」と発言して、世間マスメディアから猛烈にバッシングされた時である

 あの時、某俳優に対する反論の主流は「テレビ局が韓流コンテンツを流す理由は、制作費/人件費コストを安く抑えられるから」というものであった。これは、おそらく事実であろう。

 しかし、それは国内労働者雇用喪失国内産業の空洞化を招く道筋である労働者雇用考える人や団体ならば「民族差別には与しないが『国内労働者雇用を守る』という意味でならば、私(たち)は某俳優問題提起に賛同する」と意見表明をするべきであった。反・権力左派支持の態度を普段はとっている芸能界関係者も、某俳優発言当時は「国内労働者雇用を守れ」とは言わなかった。

 あの時は排外主義者たちが某テレビ局前でデモをしたようだが、もしも同じ頃にあれに負けないぐらい「国内労働者雇用を守れ」というデモを展開できていれば、左派存在感をアピールできたのではないだろうか。しかし、そうはならなかった。

 「普段は、マスメディア知識人は『反・権力』や『左派思想の支持』を訴えているが、いざとなれば労働者の味方になってくれないのではないか?」と、根深い不信感を植え付けてしまった。

 実際、その不信感を裏付けるように、コロナ流行芸能演劇業界ブラック労働環境搾取実態が白日の下に晒された。

= = =

 はてなブックマークでは、リベラル左派批判する声に対して「どうせ野党には投票しないくせに」と言われることが多いように思う。だから野党投票している人間の一人として思うところを書いた。

 自民党の独り勝ちは健全ではない。そういう意味では、まともな政権運営能力のある野党が育つことが望ましいことには同意する。しかし、だからといって野党やその支持者への疑問や不信を飲み込んで黙り込むのも、同じくらい不健全であろう。

 私自身はリベラルとも左派とも自認してはいないのだが、それでもリベラル左派の考えや意見を読み聞きして、学ぶことも少なくない。(もちろん、リベラル左派からでなくとも、学ぶことは多々ある。)学んだことのうちで、重要なのは対話可能性を諦めない」「他者に対するミニマムな信頼感を捨てない」といったこである

 これを目にした私以外の野党への投票者や支持者が何を考えて、どう行動するかまで私がコントロールする訳にはいかないが、何処かの誰かに届いて何らかの良い影響を齎してくれればと願う。

anond:20210904210938

難しい要求ですね。

法律を守る

→いわゆる「グレー」を含む形なら可能。全て潔白にしながら物事を進めるなら恐ろしいレベルで遅い政治になり、国難で吹っ飛ぶ。

憲法を守る

憲法は未だに解釈論がある。何を以て「違反」とするかは最高裁判所しか決められない。故にそれを判断できる一般人はいない。

質問に答える

→すべての質問に回答するのは現実的ではない。どんな質問にも答えるというなら質問側も予め本質的ものだけにする“クレンジング”をしておかなければならない。

記者会見では質問がなくなるまで答える

→圧倒的に現実味がない。記者視点は往々にして偏っている。前述の通り、本質的もののみにするなら理解できるが、なんでも攻撃しようとすればできるので、攻撃目的とする質問に答えるのは時間の浪費であり政治の停滞につながる。根本的に国民理解度が低いことが根本原因。お似合いの国。

Yes or No?の質問にたいしてYesかNo[追記]もしくは「わかりません」[追記終わり]で答える

YESNOの部分のみ切り取られ、追記無視されることが既にわかっている。それにYES、ただし〜と答えたりするのは愚策。うがった聞き方をする奴ら(国民)相手ならもはや答えないほうが正解なのは致し方ない。政治家にまず「国民はキチンと傾聴している」とわからせる必要がある。

嘘をつかない

→難しい。森羅万象が絡む複雑な政治世界の話をその場で嘘なく国民にわかるように伝えるのは人知を越えている。不可能を強いてはならないというのは法の原則

逆ギレしない

→これはそうね。感情的にならんよう、トップは常に十分な休養を取ることが求められる。

科学者意見を聞く

→これもそうね。ただ科学者の中でも意見が別れたとき判断は難しい。国民は「科学者」を権威として使うことはやめるべきである

意思決定をする場面ではすべて議事録を残す

→難しい。意思決定がその場でなくとも、それが遠因となって後の意思決定に影響を及ぼすのがこの世界である。そのため「意思決定をする場面」だけ切り取ることは不可能。そういう意味でも、ここで用いられた「意思決定をする場面」というフィルタは実質不可能である。「この前すれ違ったときあの人がこう言ってた。あの人に確認するために予定調整して会議設定し直します」で仕事進むと思うか?

なにより、こういう立て付けなんかより大事なのは、なんか愛国クソブコメ野郎がいってる「この国を想って進める」ということ。政治家もメディア国民も、この国を想っていない。自分のことばかり。権利権利権利で貢献や奉仕は「搾取」として忌み嫌われている。貢献や奉仕をする気もない国民が、政治にのベネフィットのない潔白さを求めるのは滑稽だ。政治家は国民の鏡なのである。すべての国民が国のための貢献や奉仕意識せずして、国を想う政治家が出てくることはないのである政治家は国民から出てくる。

2021-09-04

これ見て、そりゃ安倍政権で残した外交的な成果や、経済的な成果が理解できなくて、モリカケしか口にする事がない筈だわって納得した

anond:20210904230327



安倍外交的成果って、北方領土ロシアにのし付けてあげちゃったことかな。アベちゃん得意のスネ夫外交ロシアに完全に舐められてしまったよね。

ロシアにとって安倍政権はありがたい政権であった。

2014年ウクライナ問題欧米孤立した時でさえ、プーチン大統領の機嫌を伺い、安倍首相は当時のオバマ大統領の「プーチンを信じるな」という苦言を振り切って、個人的関係づくりにまい進する。

G8から除外された後も、日本のおかげで世界での孤立感をいささかでも緩和できた。2016年東京安倍首相と共同記者会見に臨んだのが、EU首脳会議が対ロシア制裁を延長した日であったことは記憶に新しい。

その後の顛末はご存知の通り。最近ラブロフ外相から領土問題解決後に平和条約を結ぶなどとは合意していない」「北方領土はすべてロシア主権だと認めよ」「北方領土と呼ぶな」と言われても、安倍政権は抗議するどころか、沈黙するのみであった。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/75916

2016年、安倍晋三は日本側の巨額投資を中心とする「共同経済活動」案を提示最初から主権問題を棚上げし、ロシア側を驚かせた。18年には平和条約締結交渉を進めることを合意したが、その後もロシア北方領土軍事拠点化を進めていく。同年12月、プーチンは「日本にどのくらい主権があるのか分からない」と発言。わかりやすく「超訳」すれば、「アメリカ属国領土を渡すわけないだろ、ボケ」ということだ。

 安倍は「自分任期内に領土問題の決着をつける」「新しいアプローチ」「未来像を描く作業道筋が見えてきた」「アタクチの手で解決」などと繰り返し、結局、上納金と一緒に国土プーチンに献上した。

 現政府バカひとつ覚えのように「領土問題解決して平和条約を締結するとの基本方針」と繰り返すが、それをぶち壊したのも安倍である。18年9月、プーチンは「前提条件をつけずに年内に平和条約を締結し、すべての問題議論を続けよう」と発言。これに対し安倍は反発するどころか、謎の満面の笑み。この態度が問題になると、「プーチンに対し直接反論した」と嘘までついた。

 北方領土がこの先戻ってくる可能性はほぼゼロである

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/285456/2



経済政策も当初の三本の矢という構想自体は悪くなかったものの、「大胆な金融政策」「機動的な財政政策」「投資喚起する成長戦略」のうち、しっかり機能したのは大胆な金融政策だけ。金融政策成長戦略軌道に乗せるまでの補助輪のはずだったが、インフレ率2%を目標としたデフレ脱却はどこへやら、いつの間にかタガが外れて日本市場に湯水のごとく金を流し込むばかりの政策に。大盤振る舞いし続けた日銀日本買い支えもそろそろ限界で、日銀日経平均ETF買いはやめ、今はTOPIX買いを本当にやばい時にしか行わなくなった。

いくら日銀総裁が頑張って市場に金をジャブジャブと供給したところで、成長戦略機能しなければデフレ脱却不可能だ。その肝心の成長戦略アベちゃんがやる気をなくしたのか、ただただ画餅と言って良く、終いには加計学園のように戦略特区がオトモダチへの利益誘導に使われる始末。

結果を見れば、アベノミクスとは要するに将来世代にツケを回して株高を演出し続けただけに過ぎない。

テレワークでも人殺しの顔をしろ

テレワークで怠けてしまいがちな昨今において、人殺しの顔はアドレナリンの分泌を促進し緊張感を維持するのに有効手段となる

人殺しの顔ができないようではステイホーム時間有意義活用することは不可能

anond:20210904121312

苗字を源にするには結婚養子縁組すれば可能だけど、朝臣増田太郎高増という名前改名するのは不可能じゃね?

2021-09-03

anond:20210901235456

かなり時代遅れだね

例えばいまの料理教室とかみてみな?大半がIHだ。

料理動画とかみてみようぜ。半分はIHだ。テレビならほとんどがIHと言っていい。

料理をしたり教える人たちがIHを選ぶのは、それでも充分に美味しい家庭料理をできることと、安全性等の面で勝っているからだ。

本格中華の人なら流石に駄目だろうけど、それでも家庭用中華IHを避けることはもはやしていない。なぜなら家庭のコンロがIHであることがもはや一般的なのだからIHでは不可能料理ならそもそも誰も作ろうとしないだろう。

もはや君の発言時代遅れな上に、言い訳がましい。

やはりガス信者って頭悪い

anond:20210903192115

バリアフリーが叫ばれる様になって久しいとはいえ、健常者のアスリート障害者アスリートをごちゃまぜにして問題ないとはまだまだ言えない

からこそオリンピック閉幕からパラリンピック開幕までに一週間くらいの準備期間が設けられてる訳だし

一緒にするなら選手村キャパティを倍にしてもおっつかんだろうし、事前合宿大会中の練習場所の確保もかなり難しくなる

土地が余りまくってる国や中国みたいに強権的な国が住民追い出して開催するならともかく、先進国での開催はほぼ不可能になるんじゃね

無論、最終的には健常者と障害者の垣根が無視できる程度に低くなって、オリンピックパラリンピック統合しても問題なくなるのが理想だろう

でも今はまだそうじゃないし、これから100年かけても達成できるか怪しいくらい難しい課題だよ

今の段階ではパラリンピック価値を高めていってオリンピックと同等の価値を持った大会にするのが目標で、それはまだ道半ばというところでしょ

anond:20210903110038

アクセル(かブレーキのどちらか)を手で操作するのはT型フォードがそうだったらしいけど、

ウィンカーだのワイパーだのギアの上げ下げだの手ですることが増えている現代では不可能なのでは。

 

会社を辞めて独立しようとしている。

テナント入居交渉中で、それがまとまれば決まりだ。その後必要融資設備の購入、内装工事会社まで全て決まっている。

小規模多店舗展開な業種で、飲食店で例えるなら俺はシェフ職。資格がないとできないやつ。

自分含めてシェフが3人いたんだけど、辞めちゃって一人になった。完全予約にして絞るとかもありだと思うけど、個人経営ではないので売上や利益が落ちれば評価が落ちて賞与が減る。それなのに人員補充がない。っていうか全社的に人が足りないのは知ってるので仕方がないんだろう。

から辞めて独立することにした。

供給力の方が大きくて、どうやって客数を増やして売上を伸ばしたらいいのか試行錯誤していた時はそれなりに楽しかったな。需要が増えて現場業務だけに注力するのもそれはそれで嫌ではないんだけど、どうやって仕事するのかは自分で決めたい。だけど、上司がもうやめてしまったあの人やこの人で、「一緒に頑張ろうぜ!」っていう感じがあればまだこの会社にいたかもしれんな。今の上司は例えるなら菅さんみたいな感じで、きっと内部の上層部から目線では有能なんだと思う。でも下から見てアレについて行きたいって人は皆無。あの人が原因でみんな辞めて行くんだけど、会社はその辺は理解できんだろうな。狭い業界からだって辞めるにあたってその辺の本当の退職理由なんて絶対言わないから。起業して全部自分でやりたくなっただけです的なことしか言わない。同業で起業するのに揉めたくないもん。

アトキンソンに影響されて、大きな会社にすることで効率化するんだと思って頑張ってきたけど幻想だった。あれは日本じゃ無理よな。解雇規制撤廃して労働基準法変えないと不可能大企業の方が無駄が多い。業界によるのかもしれんけど。

日本だとCGCみたいなボランタリーチェーンが一番効率化しそうな気がするけど、そういうのはもういいかな。

小さくても自分スタッフ顧客幸せになれるお店にするよ。ブルシットジョブはもういいや。

でも、子供達の早期療育に毎週遠方まで通えたのはサラリーマンでしっかり週休2日があったおかげだから会社には感謝もしてる。俺も、同僚だったあの人も子供が小さいうちはこの会社だったかワークライフバランスがどうにか保てたんだと思う。その分毎年営業利益をしっかり出していたんだからwin-winだったんだろう。その関係はもう潮時ってことだな。あの人もこの人もやめて次のステージに行った。俺もそうする。

追加

俺が辞めた場合所属店が即潰れることはないと思う。グループ内他店から無理やりにでも人を回してどうにかやろうとするんじゃないかな。営業日数や時間は減るだろうけど。

でも、俺が主要スタッフを引き抜いて近隣で開店するので顧客もかなり来てくれるだろうし、中期的には潰れるのかもね。今の会社必要人員に対して店の数が多すぎるので、潰した方がいいと思う。

顧客には迷惑かけないよ。俺のところへ来てくれればいいだけ。

anond:20210903102027

びっくりした。「読解力ない」だって

日本共産党員という生き物は、自分のことを棚に上げて、よく上から目線で、自ら読解力のなさをさらけ出せるものだな。

 

君は、そもそも政教一致」という言葉理解できていない。

憲法を学んでいるものならば、「政教一致」の「政」は「国」のことと考える。

 

ところが、バカなアホ君は、「政教一致」の「政」は「政党」のことだと1文字に釣られて、そう勘違いしてしまう。

 

そもそも、「政教一致」は、今の日本では実現不可能なのである創価学会が好きでも嫌いでも、公明党にどんな感情を抱いていようが、その2団体がどんな関係であっても、他の宗教団体政治に手を出すことにどう思おうが、

ひとつ宗教団体が国に代わって、立法権裁判権課税権などを行使することはできない。できるようになっていない。

それが理解できないのか?

 

憲法のことをちゃんと学んでいれば、実に簡単ことなんだけどな。

はてな蔓延バカの壁問題

バカの壁という言葉が昔流行った。

情報化社会黎明期、人同士のつながる量が加速度的に増えていくことで可視化された問題の一つだ。

当時は言葉の響きだけが独り歩きして、本そのものちゃん理解できた人は少なかった。

その反応は大きく分けて2つ。

自分の言いたいことをはっきりと言ってくれた」と肯定的な反応と、「バカとはけしからん。人は言葉でわかりあえるに決まってるだろう。」と否定的な反応だ。

しかし、その反応のどちらもがこの言葉に対して大きな勘違いをしていた。

それは、「自分の話が相手に伝わらない理由は、相手バカからであり、そこに越えられない壁バカの壁があるから」という理解で読み解いてしまたことだ。

しかし、バカの壁本質は違う。

「人は自分の話が相手に通じなかったとき相手バカだと決めつける性質がある。」ことこそが、本当の意味でのバカの壁存在意味している。

しかもこの時、聞き手側にも「自分相手の話を理解できない時、説明できない相手の方がバカであると決めつける性質がある。」というバカの壁も同時に存在している。

しかし、どちらの場合も、本当に相手バカなわけではない。

なぜなら、人の理解というものはその人の経験知識から成り立つものであり、それらが両者に存在していない限りは、お互いが理解しあえるなんてことはありえないからだ。

まり相手バカなのではなく、相手バカと決めつける自分バカなのだ

これについては著者すら気がついていなかったと思う。

からこそバカの壁本質理解できないやつは全員バカだ。という論調であの本は締めくくられていた。

自分の話が相手に伝わらなかった時、自分が「相手バカだ」と思うのと同時に、相手も「説明がしっかりできないだなんてこいつはバカだ」と思っている。

から、あの本の本質を理解できなかった人にしてみれば、著者はバカであり、バカの壁なんて概念無駄ものだと考えられていた。

そうして、著者と読者それぞれがそこにバカの壁存在していることを証明してしまうという皮肉な構図に至っていたことは、あまり知られていない事実だろう。

そもそも言語というものコミュケーションの中でそれほど多くの情報量を持っていない。

人同士がコミュニケーションを行う上では、ボディランゲージや声のトーン、表情、目線などのほうが、伝える情報量はよほど多い。

なぜなら、言語という道具を使い始めた歴史はそれ以外のコミュニケーション方法に比べれば非常に浅く、言語だけで情報を伝えられると思っていることのほうが誤解だからだ。

残念ながらそのことを理解できている人間は少ない。妄信的に言葉情報の全てを伝えられると思いこんでいる人がほとんどだろう。

ここまで考えてみれば、つまり本当の意味でのバカの壁とは、言語のみで自らの思考情報を伝えられると思いこんでいるおごりのことであることがわかる。

受け手に置き換えても、言語のみで説明されても理解できるはずだというおごりがそこにある。

だってSNS上では当たり前のように誤解が繰り返され、真意理解されることもなく説明も釈明も許されないまま受け手の都合によって勝手解釈が広まっていく。

悲しいかな今の人類ではそれを止めることはできない。

なぜなら、そこにバカの壁存在するからだ。

しかし、バカの壁存在認知できているだけで、人の理解力はまったくもって変わってくる。

情報理解できない理由相手ではなく自分に求めることができれば、足りない情報を自ら補うことができるからだ。

ただ、バカの壁存在認知できていない人は違う。

自分理解できなかった理由相手にあると考え、誤解させた人間を責める行動を取る。

自らのバカを棚に上げて、相手バカだと罵るだけの野蛮な行為に走る。

今のはてなはまさにその縮図である

そこにあなたがたの大好きな多様性生産性もない。

ただただ情報や人の人生エンタメとして消費するだけの、消費行動のみだ。

声高に批判する相手のものに成り下がるというのも、バカの壁に見られる特徴的な行動の一つだ。

果たしてはてなユーザーに、バカの壁を越えてこの内容の真意理解することはできるだろうか。

結局はこうして、バカの壁の話をする度にそこにバカの壁可視化させることでしか存在理解させることは不可能なのだろう。

今一度一人ひとりが自らの心にそびえるバカの壁存在を見直すべきときに来ている。

人にはバカの壁存在していて、相手に話を理解させることも相手の話を理解することもそもそもできないのだ。

からこそそのまま情報の一つとして受け止めて、その情報を役立つものへと活かしていく。

それができる人だけがバカの壁を越えた向こう側に行ける人なのだろう。

これすらできる人にはとっくにできていることで、できない人だけがバカの壁の内側に取り残されているという皮肉しかないのだが。

いまのはてなを憂い、向こう側に行きたい人にだけ届いてくれることを切に願う。


蛇足

ブコメに「無知の知」という言葉があったので蛇足を一つ。

かつて士郎正宗氏は無知の知ではなく「不可知の知」であると置き換えていた。

人は何かを知れば知るほどに、知ることができないことを知るのだという。

そしてその時の自分は、それがコミュニケーションにおいても同様なのだと悟った。

どれだけ理解を深めようとも、最後まで理解することも理解させることもできないのだと。

それならば、そもそも理解を深めることだけを目的にすることはナンセンスである

そこには最後まで取り払えないバカの壁があるのだから相互理解はそこそこに、目的や行動を優先すべきだと悟ったのだ。

人の意見批判することは、それをきっかけにやめた。

そこに少しでもヒントがあれば吸収し、利害がなければ自分には関係のない情報なのだと切り捨てるようになった。

確かコミック攻殻機動隊あとがき(BLACK MAGIC M-66だったかも)だったと思うが、他にも人生螺旋階段を登るようなものだとか、士郎正宗氏の哲学の一部を垣間見ることができてとても興味深かった。

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