はてなキーワード: 硫酸とは
私文卒25歳で理科小学生以下レベルの状態から受験勉強スタートさせて2年目で私立2つ受かった。
英語はTOEIC700点レベル、数学1Aは高校の授業まあまあ聞いていたのでこの2つに意外と時間取られなかったのがデカかった。
2Bと3は手こずったけど、「何が分からないのか分からない」状態で詰まることはなかったのでどうにかった。
理科はヤバかった。
「硫酸H2SO4は~」とかいきなり書かれて「いや、そのH2SO4はどっから出てきたんだよ」と衝撃受ける、そんなレベルだった。
「それは英単語で言うとlikeとかwantみたいなものだからいちいち問題文に与えられるわけがありません」
と返ってきたので
「『これは暗記するしかない、暗記しないことには始まらない』というイロハのイをまとめたページとかありますか?」
とアドバイスを求めたら
「化学は本質的に暗記なんていらないんです。しっかり理解していれば暗記しなければいけないものなどないのです。なので、質問には答えかねます」
生物はひたすら圧倒された。
大森117講という900ページくらいある参考書があるんだけど
「初学者でもこれ5周くらい通読すれば偏差値70行くから楽だよー」
みたいなネットのアドバイス間に受けて読み始めたんだけど、50ページで挫折。
初学者であれ通読できる奴いるわけねえだろ。あれは辞書用途だ。
ただ、定期テストのために使うような薄っぺらい書き込み型参考書を2冊、わけがわからないなりにこなしたら勝手にまあまあ理解が追いついてきて、
そういうわけで、化学はもう誠実な本質理解を捨てないと詰むと思ったので、実際の問題を解けるようになるように勘所だけ押さえるやり方で進めていって(この点、坂田アキラには感謝してもしきれない。俺は宇宙一シリーズすら無理だった)、
結局2年目に私立2つ補欠繰り上がりでどうにか引っかかって進学と相成ったわけだけど、
医学部って生物だけじゃなくて化学思いっきり使うのな。まあそんな気はしてたけど。
誤算だったのがどうやら物理もそれなりに使うということ。
物理なんぞ、漆原の面白いほどシリーズすら浮力で挫折した低脳なのに(あのとき感じた『お前には物理は不可能。今損切りして生物選択しないと詰むぞ!』という本能レベルのインスピレーション体験は忘れられない)、
それを使うと分かったら軽く鬱気味になった。