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2023-10-09

anond:20231009182907

教えがあってなんならテキストがあれば十分だね

必要があればユーチューバー解説実践動画を作ればいい

あとは個々人が信じて実践するだけだから団体はいらないし集金はもっといらない

いまあるのは全部悪徳ビジネス洗脳

anond:20231009151868

ホストクラブビジネスでやってるんだから、単純に需要が無いんでしょ。

硬派で儲かるなら、みんな硬派のフリするよ

ラグビーW杯2023 10月8日第4週 日本 vs アルゼンチン レビュー

ラグビーW杯2023 フランス大会が始まって早1ヶ月。

秋も深い10月の第1週に、日本は予選突破をかけて南米の強豪アルゼンチンと対戦する。

おはようございますこんにちは、こんばんは。

レビュー増田です。


予選リーグラウンドは今週が最終週だが、これまでにほとんどのプール突破の2チームが決定しているような状況で、まだ2位が確定していないプールCでも、勝ち点計算としては順位の変動がありうるが、実力差を勘案すればほとんど逆転はないという状況になっている。

そんな中、今日行われる日本 vs アルゼンチン勝敗帰趨予測しづらい一戦で、最終週の試合としてはもっとも注目度と緊張感の高い試合と言える。


アルゼンチンといえば、国際リーグスーパーラグビー代表クローンチームを送り込む手法で強化を図ったチームの草分け的存在であり、参戦チームのハグアレスは参加当初こそ南半球最強リーグで苦戦していたが、2020シーズンにはファイナル進出するほどに成長。

その手法が実を結び、代表世界の強豪の一角として定着した。


自分が見るアルゼンチンボールを持った時の選択肢サモアより豊富だ。

ランもあるしエリアを取るキックもあるしアタッキングキックもある。

日本としては、ボールを持たれたら裏へのキックリスク承知で早いディフェンスアタックを潰して切り返すより攻めに転じる機会が無いように思う。


前進から始められるので原則として有利な自ボールキックオフ時でも一筋縄では行かなそうだ。

キックオフからボールの保持をやりとりして、相手陣まで入っての自ボールセットプレーまで落ち着けられたらしめたものだけど、そこにたどり着くまでに手前に蹴っても奥に蹴ってもアルゼンチンコンテストキックカウンターのランを仕掛けてきそうだ。


「この攻め方がハマれば相手を封じられる」というような戦略が立てづらく、常にリスクをとってチャンスを掴みに行かないといけない。


日本代表は今大会キック主体とした戦術試合を組み立てている。

日本が蹴るキックオールファン批判が多いが、現代ラグビーではディフェンスが整備されていて、突破きっかけを見出せないままボールをもってフェイズを重ねすぎても、相手からプレッシャーを受けてボールを失うリスクが高くなる。

なので自分キック戦術批判的ではない。

とはいえアルゼンチンとしては日本キックからカウンターを狙っていることだろう。


日本代表はPL稲垣が侍の生死をかける抜刀にこの一戦を例えたが、まさに緊張感を表したような発言だと思う。


日本はこの一戦でどう言った戦術をとるのだろうか。


ところで全くの余談だが、アルゼンチンのHCを務めるマイケル・チェイカ氏がファッションビジネス大成功を収めたビジネスマンであることは国際ラグビーファンの間では有名な話で、このことについて、チェイカ氏は「お金のことを考えずに意欲だけで仕事ができるのが自分の強みだ」とコメントしている。

なんとなく余裕を感じないでもない発言だが、南米の強豪の代表監督ともなれば、成果が振るわなかった時の批判想像を絶するものであろうことを思うと、お金心配どころではないもっとヤバめの心配別にあるのかもしれない。

とはいえ生活資金で追い詰められる心配をすることなく、名誉と使命感と情熱だけで勝敗が全てを決する世界に臨めるのは、職業人として羨ましい限りである


選手たちもまた、激しい衝突を恐れることなく、その腕の中に使命をしっかりと握りしめて戦う。

国歌斉唱では姫野は涙を流し、アルゼンチン選手は周囲の気温が上がるような闘志を発している。

情熱的な空気の中、アルゼンチンキックオフで試合は始まった。

前半

アルゼンチンは自ボールキックオフから松田の返しのキックを蹴らせて、日本陣内のラインアウト獲得でリスタート

この冒頭にとった非常に有利な展開で、日本は一度攻めをストップさせたものの、モールを組まれて崩された後に、抜けだしたサンティアゴチョコレスに2分で先制トライを許してしまった。

日本 0-7 アルゼンチン


日本キックオフでのリスタート、蹴らせたキックラインアウトを獲得したのはアルゼンチンと同じ展開だったが、ここでのラインアウト日本FWは確保できず、アルゼンチンボールとなってしまった。

攻撃のチャンスはそう簡単にこないので最大限に活かしたいが、ラインアウト日本代表W杯に入っても修正が間に合わなかったポイントで、貴重な機会が安定していないのが痛い。


この展開で日本は22m付近まで侵入を許した位置スクラムになったが、こちらは素晴らしいスクラムとなり、組み勝った日本PKで陣地を挽回した。

スクラムは結果によってラインアウトにつながる可能性がある重要セットプレーなので、優位性が見えるのは大きい。


再び攻め込んでくるアルゼンチンに対し、日本は粘り強くディフェンスをする。

何度かお互いに小さな反則を獲得しながら、日本齊藤スペシャルプレー、背面に向いてのハイパントから敵陣深く侵入し、トライ目前まで迫るがノックオントライならず。

引き続き、ボールを回して攻める。

日本としては、できるだけ長く相手陣でプレーしたい。


14分にアルゼンチンボールスクラムから日本切り返しリーチラインブレイク、このボールを繋いだロックのファカタバがまさかチップキックキャッチから快走をみせトライ

日本 7-7 アルゼンチン


アルゼンチンとしてはすぐさまキックオフからやり返したいが、せっかくの有利なシチュエーションノックオン

また、エリアをとりにきたキックミスになり、日本攻撃継続させてしまう。


前半20分というのはここでどちらが取るかで、中盤までの試合の流れが大きく動く時間帯だ。

22分、日本ディフェンスピーター”ラピース”ラブスカフニの頭が当たってしまい、イエローカードとなる。

このペナルティアルゼンチンPG選択

日本に攻められ続けて乗り切れなかったので、まずスコアを狙うのは良い判断のように思えたが、これをボフェリが外してしまう。

さらに脚を痛めたFLマテーラが負傷で交代。

アルゼンチン歯車がずれたような感じで、リズムを掴み切れなくなってきた。


相手調子を出せない間に畳み掛けたい日本だが、攻撃の中で蹴ったキックがクレメルのチャージあいボールを取り返したアルゼンチンに一気にゴールラインを越えられた。

29分日本 7-12 アルゼンチン

アルゼンチンはボフェリのキックが当たっていないので、コンバージョンで突き放し切れない。

日本が1人少ないのは絶好の得点チャンスなのに、5点しか取れないというのはアルゼンチンとしては納得できない結果だが、ラピースが帰ってくる直前にやっとボフェリのPGがきまり、苦労しながら1トライ差以上に突き放す8点差とした

日本 7-15 アルゼンチン


それでも均衡は簡単に崩れない。

日本はライリーフィフィタと繋いだボール齊藤が受け、これこそが彼のアビリティといえるフォローランで前半も残り少ない37分にトライ

日本 14-15 アルゼンチン とし、決定的な優位を見せられないアルゼンチン日本が食らいつく形で前半が終了した


前半のスタッツ

キャリーメートル

日本 235m - 272m アルゼンチン


キックゲイン

日本 308m - 306m アルゼンチン


テリトリー

日本 46% - 54% アルゼンチン


日本はこの一戦でもキックを使っているもの今までの3戦と比較するとやや少なく、ランで前進できている。

逆に数字が似通っているアルゼンチンボールを持っての攻めがディフェンスに捕まったりミスで停滞している印象を受け、結果日本攻撃時間が長くなっている。


ハイボ、ラインアウトで機会が取れない日本と、単調な攻撃ミスで決定機を掴めないアルゼンチン

どちらがより上手に修正して後半を自分達の形にできるのだろうか。


後半

日本キックオフで後半のスタート

ほとんど点差がない中でなんとか後半最初得点相手プレッシャーをかけたい。

長い攻防でお互いスコアできない時間帯が続くが、アルゼンチン試合冒頭で優位性を見せたものの、使っていなかったモール日本を押し込み、45分にトライ


自分達の強みに立ち戻ろうとするようなプレーで、単なる7点以上に大きな影響を感じさせるものだった。

ハーフタイム修正が入ったのかもしれない。

日本 14-22 アルゼンチン


離されたくない日本は49分にアルゼンチンキックミスで深く侵入しての松田ショットで追い縋り、日本 17-22 アルゼンチン

国際映像2度目の登場となるラグビー芸人しんやガッツポーズフランスからシーソーゲームの熱気を伝える。


後半に入ってからも、アルゼンチンボールを持ってのランでなかなか前進できない。

日本ディフェンスがいいのか、アルゼンチンがまだ自分達の強みを発見しきれてないのか、どうも両方のように見える。


アルゼンチンが未だ調子を掴み切れない中、56分にはレメキが意表をつくドロップゴールを決め、日本 20-22 アルゼンチン勝敗帰趨がまだ全く見えてこない。


しかし、ここでアルゼンチンキックオフは、キャッチ時に正面の日光が目に入った姫野がノックオン

22mセンター、絶好の位置で獲得したスクラムから、59分にアルゼンチンがチャンスを生かしてトライ

日本 20-29 アルゼンチン


60分は非常に重要時間帯だ、ここでどちらが加点できるかで試合が終わるか、終盤までもつれるか決まる。

少しでも点差を詰めたい状況で日本ペナルティキックを獲得する。

3点でもあとワントライで逆転までの点差内にとらえるが、トライを狙いに行く日本

このリスクをとった選択があたり、65分にタップキックから攻撃で交代出場のナイカブラがゴール右隅に飛び込んでトライ

松田が脅威の正確性で難しい角度のコンバージョンキックも決めて、日本 27-29アルゼンチン


残り時間は15分、こんな時間になってまでまだ勝敗が朧げにも見えてこないのは全く驚きだ。

日本は追いつきたいし、アルゼンチンは突き放したい。

ここでアルゼンチンキックオフから今まで結果としてつながっていなかったランでの崩しがついに成功し、トライ

日本 27-36 アルゼンチン


70分をすぎても終盤まで続くペース争い、80分がすぎてもボールがつながっている間はプレーが続くラグビーにあって、9点差は未だ逆転の可能性がある点数だ。

しかし残り時間が刻々とすぎていく中で、点差の意味が徐々に変わっていく。

最後可能性にかける日本

しか勝利を確実にしたいアルゼンチンが75分についにPGを獲得、1トライ1ゴール1PGでも追いつけない12点差をつけることに成功した。


78分、2分で2トライというほとんど不可能にも見える可能性をまだ捨てず、相手陣深く侵入する日本

ここでトライできるかどうかは勝利への最後のチャンスと言っていいが、無情にもアルゼンチンがこのボールを取り返す。

80分、アルゼンチンボールを蹴り出して試合終了。

日本 27-39 アルゼンチン

張り詰めた80分の末、勝利は青と白のジャージ選手たちが掴んだ。


試合後、SNSタイムラインには「やはりアルゼンチンは強かった、差があった」という感想が踊った。

かにアルゼンチン圧力は強く、点差も1トライ以上離されたが、では内容までアルゼンチンが圧倒していたかというと、実態全然違う。

日本代表の戦いぶりは素晴らしく、アルゼンチンは終盤までペースを掴めていなかった。

最後の瞬間まで日本勝利可能性を追い、アルゼンチンが突き放すために死力を尽くすという、見る側にまで強度を要求するようなゲームだった。


試合の細かい点をふりかえると、アルゼンチン試合冒頭ではモールの優位性を見せた割に、前半をランの単調な攻めに固執してペースを掴み損ねていたものの、後半になってから思い出したようにモールパントを織り交ぜた攻めを見せてきて、そこから日本は失点した。

不調時にあって見事な修正力が効いた形になったように思う。

これが底力というものなのだろう。


日本としてはラインアウトが悪かったのは、試合支配できなかった大きな要因だと思う。

数字上では8/9で1本しか失っていないが、プレッシャーさらされクリーンに攻めにつなげられた機会は少なかった。

この点はW杯前に完成度の粗が指摘されていた面でもあり、予選の最終盤でそれが結果として跳ね返ってきてしまった。

同じく心配されていたスクラム完璧に近い形で修正成功していただけに悔まれポイントだった。


8年前、日本代表世界最強のチームの一つである南アフリカを破って、日本中、ラグビーファン以外にまで広がるインパクトを届けた。

4年前には自国開催W杯欧州の強豪を次々と破って史上初となる予選リーグ突破を成し遂げた。


それでも自分はまだ日本代表の実力を信じきれていなかった。

一時のピークなのではないか自国開催が実力以上のパフォーマンスを出させたのではないか


大会は強化への道のりも平坦ではなく、遠いフランスへの遠征地の利もない。

3敗、4敗があったとしても不思議ではないとさえ感じていた。


しかし、初出場の勇敢なチリを降し、前評判の高かったサモアプランが見えるような試合で封じ込めた。

負けた対イングランドアルゼンチン戦でも、流れに入っていけず一蹴されたような試合ではなく、むしろ少し違っていれば勝てるかもしれないというような見事な内容だった。


礎を作ったエディー・ジョーンズと今回で勇退するジェイミー・ジョセフは、日本を真に強いチームに押し上げた。

そして、日本代表選手たちは強豪国の選手というのにふさわしい戦いぶりを見せてくれた。

すばらしい1ヶ月、そして10年以上にも及ぶ戦いだった。


これで日本代表2023年W杯は終わり、大会を去ることになる。

日本中を巻き込むようなインパクトの再来がならずとなったのは残念だ。

でも、今大会日本が見せてくれたたしかな軌跡は、4年後にも確実につながっていくことになるだろうと思う。


4年前、南アフリカに敗れて流は泣き、今日アルゼンチンに敗れて松田が泣いた。

また4年後涙が流れるかもしれない、でもその涙が、次の日本代表戦士の喜びの涙となると、僕は信じている。


anond:20230930035211

2023-10-08

男性アイドルビジネスは持続可能性あるのか

男性アイドル」として開花するのを10~15歳の少年から見抜くのは相当難しいと思う。ダンスが上手いとか、歌が上手いとか、話が上手いとか、顔がカッコいいとか、演技が上手いとか、で単純に競争できる世界ではなく、寧ろ一定欠点も持ちつつそれも含めて魅力にしていくような不思議職業なのだろう。

総じて「アイドル」は性の切り売りという側面が強いときに、普段仕草からは分からない性的な瞬間を把握することでそうした他人の心を掴むような不思議な才能の原石が分かる可能性はあると思う。そうなると、結局男性アイドル」というビジネスの初期投資には性的加害行為一定程度必要コストなのではないか。他の芸能事務所男性アイドルグループなり、韓国男性アイドルグループなり、日本韓国女性アイドル」はその辺をどうやっているのだろう。欧米で「アイドル」が少ないのは、そうしたグレーな初期投資が露見したとき社会的リスクが大きすぎるからなのか。

芸能事務所創業者性的加害行為がどこまで単独犯なのか、は疑問があるが、結局そのビジネスにおいては不可分なところがあるならば、寧ろ関係者刑事免責をして証言してもらったほうが良いのかも知れない。いずれにせよ、そうした「アイドル」を求める日本消費者需要に大きな変化はないと思う。

また、そもそも論として、そうした男性アイドル」に頼らなければ集客出来なかった消費財メーカーテレビ局ビジネスが持続可能性があるのか、の議論ももっとあって良いのかも知れない。

ビジネスアイデア考えようとすると、自分空っぽであることがよく分かる

自動車プライバシー侵害する製品の中で最悪の部類

現代車はプライバシー悪夢である

自動車メーカーは、先進機能宣伝するために、自社の車が「車輪付きコンピューターであることを何年も自慢してきた。しかし、乗員のプライバシーにとってコンピューター運転が何を意味するかについての議論は、あまり追いついていない。

自動車ブランドは自社の車両を強力なデータを読み込むマシンに変えることで、密かにデータ ビジネスに参入した。車内で何をしているのか、どこに行くのかを見たり、聞いたり、情報収集したりされている。

 

[あまりにも多くの個人データ収集]

連中はあなたに関する非常に個人的な情報収集できるということだ。医療情報遺伝情報から「性生活」、運転速度、どこで運転するか、そして家の中でどのような曲を演奏するかに至るまで収集している。次に、連中はそれを使用して、あなたの知性、能力、興味などについての「推論」を通じて、あなたに関するさらなるデータ作成している。

 

[データを共有または販売している]

自動車ブランドほとんどは、サービス プロバイダー、データ ブローカー、および私たちほとんどまたはまったく知らないその他の企業個人データを共有できる。さらに悪いことに、連中は個人データ販売できる。

要求」に応じて政府法執行機関情報を共有できるとも答えている。

上級司法裁判所命令ではなく、「非公式請求」のような簡単ものだ。

真面目な話、自動車会社データを喜んで共有しようとするのは、不気味さを通り越している。

それは実害を引き起こす可能性があり、車とプライバシーに関する最悪の悪夢引き起こしている。

 

link: https://foundation.mozilla.org/en/privacynotincluded/articles/its-official-cars-are-the-worst-product-category-we-have-ever-reviewed-for-privacy/?ref=orwell.org

2023-10-07

anond:20231007235352

自分の頭で考えていないのはお前だこのボケ

いか馬鹿な連中が「AIすごい」だの言い出して、「日本独自AI」だのと莫大なGPUコストをかけて作ってどうなるかといったら、陳腐化の未来しかみえないだろ

そういうのがビジネスセンスボケ

お前の痴呆があまりにも深刻なので、レバレッジを効かせるためには、センス必要だと念仏でも唱えとけボケ

anond:20231007231228

[レバレッジに不確実性が存在することを知らない無能のための追記]

レバレッジとは、低いコストを費やした結果、莫大な利益を生む「可能性」を秘めていることを指す。

可能性の話なので、当然ビジネスセンスがなければその低いコストすら回収できない。

ソフトウェア産業レバレッジ

まりにも自明な前提と思っていたが、ソフトウェア産業レバレッジについて無理解自称インテリがいたので、ここにどういうことか説明を載せておく。

ソフトウェア産業レバレッジが効くというのは、ソフトウェア開発において、少ないコストや労力で大きな価値利益を生み出すことができるということ。

例えば、ソフトウェア開発においては、以下のようなレバレッジ効果がある。

このように、ソフトウェア産業レバレッジが効く産業と言える。わかったか自称インテリ君?

https://anond.hatelabo.jp/20231007231032

 

[レバレッジに不確実性が存在することを知らない無能のための追記]

レバレッジとは、低いコストを費やした結果、莫大な利益を生む「可能性」を秘めていることを指す。

可能性の話なので、当然ビジネスセンスがなければその低いコストすら回収できない。

anond:20231007094353

言いたいことはなんとなくわかる

というか、レバレッジが効くんだよねソフトウェア産業って(つまり少ないコストで莫大な利益を生める)

例えばGuitar Proというツール日本の開発製品だが、RSE(realistic sound engine)という部分で技術優位性があり、ビジネスとして成り立っている

逆に技術優位性が存在しなければOSSに負けるので金儲けができない

優位性のためには確かに数学を駆使することは必要だな

いまだにツイッターはてブ馬鹿が「日本冷蔵庫テレビ中国メーカーに負けてるからオワコン」とか言ってて絶望する

負けてるから終わってるんじゃなくて、勝負してるから終わってるんだよ

意味わかる?


冷蔵庫テレビときに(洗濯機かいわゆる家電といわれるジャンルも含めて)で勝負しているから終わってるんだという事がわかってない

冷蔵庫なんか中国に作らせときいいわけ

そんなもので張り合ってるから凋落してんだけど

なぜか冷蔵庫中国に勝て!洗濯機中国に勝て!テレビ中国に勝て!みたいな思想をもってるんだよね

負けてるから終わってるんじゃなくて、勝負してるから終わってるんだよ


日本はGAFAMと戦うべきだったし生み出すべきだった

AdobeAutodeskoracleSalesforcenvidiaAMDやqualcomやbroadcomと戦うべきだったし生み出すべきだった

なのに日本コモディティー化する家電()なんかを日本の力の源泉だとかいって

日本エリートをモノづくりに従事させ、無駄突撃させて価値が上がらず無駄死にさせてたわけ

これは現代インパール作戦だよ

(まぁそれに疑問を持たない日本エリートってまじ無能だなって思うけど)


ソニー保険屋www

ソニー銀行屋www

ゼロ年代ネットでは、テレビなどが不振だったソニー馬鹿にすると言ったらこれだった

モノづくりこそ日本の自慢であり、保険銀行なんかやってるソニーオワコン象徴だった

でも結局そんなソニーがほかの家電メーカーにくらべて一番マシなんだよなw

映画とかゲームとか音楽とかのIPビジネス保険銀行なんかも手掛けて

モノづくりに執着しない体制を作ったソニーが結局一番マシだった


ソニーとおなじく脱モノづくりで復活したのが日立


日立2008年連結決算を発表、最終赤字は7800億円

https://enterprise.watch.impress.co.jp/docs/news/168397.html

2012年 HGSTを売却

2014年 日立マクセル、日立機材を売却

2017年 日立工機、日立国際電気を売却

2018年 クラリオンを売却

2020年 日立メディコ、日立化成、火力発電事業を売却

2021年 日立金属を売却 トルコ家電メーカーアルチェリクと共同会社設立して家電海外部門移管

2022年 日立建機を売却 

2023年

日立、通期見通し上方修正 純利益過去最高6300億円に

https://jp.reuters.com/article/hitachi-outlook-idJPKBN2UB2OO



驚くのははてブなんだよね

IT職が多そうなはてブがモノづくりに固執していることが不思議でたまらない

トランプ大統領がそうだけどホテル業のトランプはなぜか自動車産業にこだわってるよね

モノづくりがおっさん世代の良き時代象徴であり思い出になってるというか

工場で男たちが汗水たらしてモノ作りする光景になんかマチズモめいた魅力があるのかもしれん

モノづくりこそ誇れる産業なんだと

ITにしてもやたらでかいスーパーコンピュータニュースになるし話題になるけど

それで何が行われてるかは話題にならない


かつて経済大国だったアルゼンチン

日本より先に地下鉄が通り、イタリア人出稼ぎに行っていたほどのアルゼンチンだが

そんなアルゼンチンは運よく第一次世界大戦に巻き込まれなかったので

戦争疲弊するヨーロッパ向けの農牧産品の輸出がとくによかったという

戦後戦争経験した国は工業が国力につながると嫌というほどわからせられたため、工業化にまい進したが

アルゼンチンは農牧産品こそ力の源泉だとして工業化を進めなかったため、世界の潮流から外れていくことになる


2023-10-06

NHK誤報」と主張したジャニオタエコーチェンバーを覗き見てみる

「氏名」NGリストNHK誤報だと主張してた人たち。

会見の運営会社が認めたことで完全に解釈余地はなくなったので、ちゃん謝罪撤回をしたのだろうかと気になってそのうち1人のジャニオタのTLを見に行ったらリポスト内容が凄まじかった。

以下はその一部。

ジャニーズ事件スポンサー

底辺中高年男性

「売名弁護士

左翼ジャーナリスト

左翼活動家女性

提供でお送りします。

ジャニーズ事務所が行動した事

第三者委員会

社名変更

社長交代

被害者窓口設置

記者会見

法を超えての補償

ジャニーズ事務所廃業

エージェント会社設立

マスメディアがした事

揚げ足取り

底辺中高年男性はどこから出てきたのだろうか…

Twitterではまだ盛り上がってるけど、週刊誌編集が、もうジャニーズ叩きの記事を載せても反応が悪いし、売り上げも伸びないと言ってた。まだ載せる媒体は、自己を総括、またはアリバイ作りのためにやっているんだろうと。そうかもな。

こういう「中の人」系も多い。

紅白の司会が発表になったのにジャニショの方がトレンドを席巻してるのNHKは前途多難だねw

今年の出場が危ぶまれた当初からカウコンジャニーズカウントダウンライブ)の方が大事から紅白なんてどうでもいい」言説が主流。

去年まで紅白出場で一喜一憂していたのに…

ジャニーズ問題韓国同業に追い風 5銘柄市場が関心

会員制だったから要約すると…

ジャニーズが弱っているこの隙に、

韓国芸能事務所数社が、

日本人所属させ、音楽ドラマCM

映画事業などの拡大を狙っている

そうです。

要は、韓国ジャニーズ事務所

日本に作りたいそうです。

ジャニオタの皆さま、拡散希望します。

日経記事を元に「この隙に」「狙っている」と陰謀論の芽が生まれている。

そうですね、恐ろしくて誰も依頼できないですよね。

しろFTI社は自社の名誉のためにこのリークが社内の者なのか調べ上げた方が良いと思いますNGリスト作成自体はよくあることらしいので、信頼回復余地はあるかもしれません

NGリスト一般的」にすがる投稿は多い。

それとリークした裏切り者探し。

そういえば…サントリー新浪さんのパワハラの件を取り上げた局はありましたか情報番組が好きそうなネタなのに取り上げないのってそれこそスポンサー忖度じゃないの?

あっちはどうなんだ論。

テレビに出てる弁護士が、今のところ一人も、司法に訴え出ろと言わないのが不気味ですよね、ほんと。そして推定無罪原則がどっか行っちゃって、ジャニーズを潰すことが最善という結論で一致してる。野村修也先生みたいに、拡大解釈まで容認して。法治国家を壊そうとしてるんでしょうね。

推定無罪」は頻出するワード

事務所が認めたことはどう考えているのだろう。

ジャニーズ名前を残すな!と事務所に迫りながら、いつまでも番組見出しに「ジャニーズ」と付けて視聴率稼ごうとするWS 事務所方針は発表されたのに、まだ「ジャニーズ」をネタに尺を稼ぎたいらしい それなら誰がNGリストを流したのか、飯島滝沢責任は?等もっと取材して新事実教えてよ

こちらも裏切り者探し。

テレビ局の"ジャニーズ叩き"ちょっとしつこくないか?見てて気分悪くなる

コンサル(外資PR会社)側が全面的に非を認めてるのだからもう決着してるだろ。これ以上はまるで集団イジメ

🇰🇷(芸能プロ)からジャニーズの現役タレントと育成組織を徹底的に潰すように指示されてるのかも?と勘ぐってしまうよ

韓国KPOP界による攻撃」論。

あんまり言いたかないけど、

ワイドショースポンサーやってる企業にも問題あると思う。

あんな異常な番組出資してるんだもの。既にジャニオタじゃなくても体調崩す人が出て来てる。

TV番組を見て健康被害出るのはポケモン以来じゃないかな?

健康被害が出ているらしい。

立場ってあるやん。謝る立場って弱いやん。下げてる頭を上から踏みつけるようは真似は品がない。ジャニーズのやることなすこと叩きまくってる昨今の風潮がなんかおかしい気がしてきた。

品格

ジャニーズファンを叩いてご満悦のおぢ達って危機感がなさ過ぎでしょ。これがまかり通ったら、今後は見知ってるというだけで、証拠が一切なくてもあなたから被害を受けたと申し出られたら問答無用資産差し出して補償するってことですよ。もちろん家族も知らなかったはずはないので同罪です。

また「おじさんが叩いてる」 論。

統計を学んでるんですが、最近暇なものジャニーズ偏向報道において、ジャニーズ一方的に、絶対悪コメントしてる人たち(調査数2069人)のうち過去ツイートプロフィールから

40歳以上であろう人達が1641人

それ以下と断定できる人が307人

年齢が特定できない人達が121人

年齢層特定にあたって過去ツイートを見ていると、若い人たちは様々なルート情報を見て、自分で正しい報道を見極めている傾向が高かったが、40以上の方は、引用ツイートに週刊記事が多かったり、特定ジャーナリスト記事ばかりリツイートしていた。つまり年齢が上がる程、情報に偏りがあった

統計を学んでいるらしい。

ここでも「叩いてるのは中高年」論が。

ジャニーズ東山紀之さん、井ノ原快彦さん、俳優キャリアを潰して責任背負うのに、なぜ叩くのか。しかも悪いことは関係ない。気の毒すぎます。新しいことを応援しないで、くだらないこと喚き可能性を潰してきたのが日本の「失われた30年」。水に落ちた犬を叩くのではなく救うのが日本部外者感想

くだらないことって…

ジャニーズ問題での会見について「国民知る権利が」とか言ってるけどよくわからん

ジャニーズ事務所は公でも官でもない私企業にすぎないし、ジャニーズと全く縁のない生活をしている人など山ほどいる。

被害者が居るのであれば適切に対処されれば良いねえとは思うけどそれ以上でも以下でもない。

みなさんには関係ないでしょ論。

ミヤネ屋めざましTVなどテレビ局に関係なく

同じ制作会社請負いで番組制作してる

そりゃ横並びになるよね

#偏向報道

PROGRAM GUIDE | 株式会社メディアバスター

ZIP/めざましテレビ/グッドモーニング/ノンストップ/ミヤネ屋/サンデーモーニング/イット/α/ANNNEWS/スーパーJチャンネル/サタデーステーション/サンデーステーション/おはよう朝日です/SPARK/めざまし8

これ全部同じ制作会社で局に常駐して番組制作してるのかーへー

そりゃ全局同じ報道になるよねー

偏向報道」の原因は制作会社だとする説。

私は細かく尾形と望月YouTubeチャンネルに行って、再生せずに報告してますよ。まずは奴らの資金源をきっちり断たなければなりません。動画を見なくても報告はできます。小さなことからコツコツと。

ちなみに、尾形と望月YouTubeチャンネルを報告するときには「スパム」もしくは「差別的攻撃的内容」を選択するようにしています

繰り返しますよ。大切なのは活動家資金源を断つことです。特に尾形と望月の主たる資金源はYouTube以外見当たりません。ここに集中しましょう。

そのほかマスコミ資金源を断つのも同様で、雑誌買わない、新聞買わない、URL踏まない、サブスク登録しない。

さなことからコツコツと。

あともうひとつ大切なことを。対象電凸メール凸などは絶対禁止です。それはこれまでの極端な圧力団体と同じことになります。また大学などに電話かけたり実際に行くのもNGです。どうやったら資金源を断てるのか、できる生活の中でできる範囲で地味に目立たずコツコツと。

しろ今後は、「ジャニーズファン電凸なんかしないから、それをやってるのはあちらの勢力」って言えるくらいの状況に持っていきたいですよね…

正当な理由のない通報業務妨害な気がするけど…

ほんっと、ファンでも何でもない俺がテレビジャニーズ関連のニュースコメンテーター特に休憩室のミヤネ屋がひどい)見る度に吐き気がするほどアホらしい茶番だと感じるから

ファンの人々はもっとしんどい気持ちなんだろうし、

タレント自身は心を病んでもおかしくないレベルマジでやりすぎ

ファンでない人もこう思ってる」系。

ええええ叔父責任を姪が取れと散々責めてるのだから、その理論からすると実弟責任を姉が被るのは当然では??

叔父より近い血縁でしょうに

望月記者の弟がやっている会員制サロン問題についての投稿

違和感があれば報道していきたい、とか我々の姿勢問題があった、とかなんか色々報道陣の人たち言ってるけど、当事者の会の齟齬矛盾や、無罪推定原則が守らてていないこと、被害者可能性もあるタレントに対しての異常な排斥に対する違和感はないのかしら?結局なんも変わってへんやん。

頻出ワード矛盾」「推定無罪

わざと虚偽のニュースを流して、それを訂正されたのも隠しておきながら、翌日のニュース内でちゃんと訂正しなかったというのは、風説の流布犯罪にあたると思いますが?

普段からそういう事が横行してるからコンプライアンス意識が甘いのでしょうか?

NHK批判

NHKさんツッコミまくられてますね。w

報道する前にNHKコンサル会社確認取材しまたか

NHK震災などの緊急時情報を頼りにしている人達も多くいる。その情報の正確さへの疑念が生まれるような事を平時に行っていてよいのですか?

総務省調査必要では?

上に同じ。

偏向報道が異常すぎる。

警察が動くか、または全テレビ局に責任を取らせて解体させ電波オークションをしない限り、人権侵害が続くのかもしれない。

頻出ワード人権侵害

メディアによるジャニーズ叩きがあまりにも異常なのでTVニュース情報番組は見なくなった。

法を超えた補償をする、社名変え廃業も決めた、新会社設立組織改革する。で指摘することなくなったら些細な言葉尻の揚げ足とり大騒ぎ。狂気ですね。ニュースキャスター、MCたちにも拒否反応です。

ジャニーズ叩きは異常」論。

ジャニーズ事務所コンサル会社情報漏洩のせいで多大なる損害が出てるからコンサル会社訴訟起こすべきだし名誉毀損もの記事を書く週刊誌にも対応すべき。

ジャニーズ被害者」論。

このメールが本当にFTIコンサルからのものならこの会社危機対応を任せようと思う会社は今後現れないだろう。クライアントの意に反してNGリスト作成・持ち込んだだけでなく、それをクライアントのせいにするようなリークの仕方をするのだからもう二度と信頼は回復しないのでは?

上に同じ。

謝るどころかHP文言の違いについて事務所質問したが回答は無いと、あくまでも悪いのは事務所と思われる様な言い方。コンサル会社謝罪は切り取った1部だけ表示。偏向報道にも程がある。ファン必死な訂正やお願いや批判のリプは全く届いてないんだね。どうしてこんなに頑ななの?

#NHKニュース7

NHK批判

もっかい言うけど、8月国連から注意されたのはジャニーズだけじゃなくて「もみ消しに加担した」メディアもだから

国連への最終報告は来年6月

ジャニーズ改善したよ

メディアはどうする?

ジャニーズ改善した」…

テレビ局、自暴自棄になってないか

常軌を逸した偏向報道ヘイトスピーチまがいの罵詈雑言オンパレード

ジャニーズファン以外でも、ごく普通の人なら、ゲンナリしてるし、なんなら吐き気もしてる。

今後もう、まともな人はますます見なくなっていくぞ。

#ゴゴスマ

#ミヤネ屋

「もう普通の人は見てないから」論。

ビジネス人権観点から今後問われなければならないのは、今まで見て見ぬふりをしてきたとされるメディア芸能界とスポンサー企業責任です。手の平を返したようにジャニーズ事務所を責めるのは誠に無責任自覚を持って今後行動して頂きたいものです。

世間あんなに国連が〜!って言ってたのにこっちのポスト全然拡散されないの、まじでジャニーズ叩ければ人権なんてどうでもいいんだろうな笑

ビジネス人権〜」の引用国連特別報告者(現代形態奴隷制担当)の小保方智也氏による投稿

なお氏は直前に

ジャニーズ事務所の2回目の会見、最後記者が言われた事は的確だと思います支配力が非常に強く、従うしか無いと被害者が感じた場合、単に性加害では無く国際人権法上最も重大な「奴隷」に当てはまる可能性が高くなります。これを踏まえて個人個人に適切な補償が施される事を期待します。

という投稿をしてこちらはジャニオタに反発されているのだが…

コピペしている最中も怒涛の勢いでリポストが増えていく。

このうち少なくとも1〜2割はジャニオタによる投稿ではない。

NHK誤報と主張した一番いいねが多かった投稿非ジャニオタによるものだった)

XにはNHK嫌い、マスコミ嫌い、嫌韓陰謀論者なども多いのでそれらの投稿を味方に一層ジャニオタエコーチェンバーが強化されてしまっている様子がわかる。

一体どうすればこの状況を止められるのだろうか…

追記

これ本当に探し集めたわけじゃなくTLに延々と並んでてどれも数百数千いいねやリポストされてる。

こういう世界で生きてるのかと戦慄した。

anond:20231006180444

”「私は1という問題があり、それが2という問題のせいで頻発していることについて嘆いています。」という内容の文章を書いたの”

いやそれは先の文章だと読み取れないです。新たな問題提起をしているようにしか読めなかったです。

あと相互理解についての私見ですが、オタク側はフェミに散々燃やされてきて憎悪が積もっており(宇崎ちゃん碧志摩メグ、戸定梨香+フェミ等で検索したら確認出来ます)、

フェミイデオロギー男性憎悪で凝り固まってる人間が多く、またビジネス的にフェミ活動をしている人間複数見られるので相互理解不可能だと思われます

また以前Twiiter上で青識亜論という方が表現の自由側に立ち、加えてフェミ側と長年対話を呼びかけておりましたが相互理解は失敗に終わっております

ジャニーズ事務所はなんであんなアホアホな会見をしてしまったのか

PRコンサル会社大手企業の傘下にあるところ)の友人に聞いたところ、興味深い話が聞けたのでシェア

話の流れを整理して書いたので、このままのやり取りではない

 

友「まあ、ジャニーズ事務所って業界での人望が全くと言っていいくらいないからねえw」

俺「えっ、あれだけマスコミ忖度しまくってるのに、人望がないとはこれいかに??」

友「その忖度マスコミ自発的にやってたと思う?」

俺「まあ、記事なんかを読むと圧力かけられたとかボロボロでてくるよね」

友「それな」

友「要はマスコミ側もむちゃくちゃ我慢させられてきたんだよ。その代わり、それなりに”確実な”実績が得られるジャニーズタレントを使わせてもらっていたんだけど、今、そのうまみがこれからもあるかどうかの瀬戸際なんだよ。だから、あのジャニーズ担当とか言われる記者連中は必死におべんちゃらして、拍手とかしちゃってる一方で、事件記者とか社会派ジャーナリストみたいな連中は”疑惑を追及してジャニーズ崩壊させたるで!”と息巻くことになって、それがあんなごたごたになったのよ」

俺「ん? ジャニーズ担当はなんでおべんちゃら使うの?」

友「彼らは彼らで既得権益得てたわけですよ。結局、ジャニーズ事務所の後ろにくっついてぽろぽろこぼれるネタ記事にしてれば、自分の社内評価はそれなりに得られたわけで。若手ならそこを何年かやってキャリアアップみたいなのあるんだろうけど、おっさんおばさんはもうしょうがないよ、こちらとしてはジャニーズを使った仕事は、ジャニ担にネタ提供するだけで記事になってくれるから、そういう意味では楽な作業だったんだけどね」

俺「そうなのか。でも、あの会見、お前の会社だったらもっとコントロールできたんじゃないの?」

友「いやあ、あれは本当にひどかった。外資PRコンサル会社だと、でもああいうことやるだろうなとは思った。あのやり方、メーカーのPRイベントならありなんだけど、謝罪会見ではやるべきではないよね」

俺「NGリストとか普通つくるの?」

友「俺はやったことないけど、可能性としてあるのは製品PRの記者会見で製品関係ないことを聞いてきそうな記者が来ることがわかってたら作る可能性はある。でも、少なくとも日本謝罪会見ではつくるものではない。海外だと作るのかもしれないけど、要はあの会見は日本謝罪会見フィットしたものではないんだよ。外資系が海外の会見ノウハウでやったのかもね」

俺「なんで、そんなことになったの? そもそもお前の会社かに話こなかったの?」

友「たぶんだけど、双方の思惑的に日本大手代理店傘下のPR会社には頼めなかったんじゃないかなあ」

俺「双方?」

友「代理店側はジャニーズ記者会見を請け負ったことがわかるのがリスキーだった。ジャニーズ側は代理店に貸しを作るのは避けたかったって感じかな?」

俺「代理店側のそれはわかるが、ジャニーズ側の貸しってなに?」

友「ジャニーズ事務所を使う広告って、今までものすごくしばりがきつかったのよ。クリエイティブ表現を作るのにも例えば起用したAが、同時期にテレビドラマでかっこいい役をするならコミカルな演技はさせられないとかそういうのはざらなのよ。俳優イメージが崩れるようなことはさせられなくて、ジャニーズCMをやる場合、かならずクライアントへの提案前にジャニーズ事務所チェックが入るの。で、それが返事も遅ければゼロ回答も多々あって、ひどいと4方向提案したアイデアが全部だめなんてのもざらにある。ということで、広告会社プランナークリエイターも好き好んでジャニーズは使ってたわけじゃないのよ。だから今回、もし、代理店に貸しを作ったら”前に会見であれだけやったでしょ、だからこれからもっと自由に使わせてね”となるのを恐れたんじゃないかな」

俺「そんなんなのか。じゃあ、なんでジャニーズタレントメーカーは使うの?」

友「まあ、理由はいろいろあるけど、確実に話題性を作れるというのが一つかな。ジャニーズタレントを起用した時ってキャンペーンの初速が半端ないのよ。とにかく話題はぶわああああって広がる。これは今勢いが強いKポップアイドル坂道みたいな女性アイドルでも全くかなわない。Xでは”B君を使ってくれた○○に感謝!!”みたいな投稿があふれるし、大きな屋外広告でも作れば、それを取った画像が何万RPもされていく。だから製品とかこれからもうひと伸ばししたい商品広告に使うところが出てくる。今も二宮だけ使ってるけどパズドラに嵐を起用したのは、パズドラゲームとしてワンステップ上にしようとしたんだろうね」

俺「でもマックとか日産キムタクちょっと違うでしょ」

友「キムタクを使うのも、商品への気づきを促す点ではさほど違わないよ。オープンハウスなんかもあんな変な格好でもキムタクは十分にかっこいいという目論見が事務所にあったんだろう」

俺「ほええ、じゃあジャニーズ使ったCM事務所の言いなりになってたってこと」

友「まあそこまでは言えないが、最大限譲歩していたくらいは言えるだろうね。だからCMでのブランディングにこだわりがある企業は、ジャニーズ使いたがらない。サントリーなんかはそうでしょ。俺からしたらサントリーCMジャニをうまく通す手法が思いつかない。トヨタも近年は全然使ってないと思う」

俺「なるほど、つまりジャニーズ事務所広告業界で嫌われてたってこと?」

友「もちろん広告業界にもジャニタレの熱心なファンはいっぱいいるよ。俺の知ってる人で10年以上嵐のファンクラブに入って、業務に支障のない限りツアー全通してた人もいる。でもビジネスパートナーとしてジャニーズが好きだった人は、広告業界ではけして多くはないんじゃないかな」

俺「そうなのかあ、じゃあジャニーズ事務所にはつぶれてほしいと思ってるってこと?」

友「そこまでは思わないさ。ただ業界内での影響力が多少なりとも下がって、もっと所属タレントを使いやすくなればいいなと思ってる人は僕も含めて多いと思う。そもそもちょっと前まで、ジャニーズを使ったCMってYouTubeにも流せなかったんだぜ。そういう無茶な影響力が下がるのを歓迎しない人はいないよね」

俺「まあ、そのほうが所属タレントにもハッピーかもね」

友「そういうこと」

まあ、業界の一個人意見からどの程度信頼できるかはわからないですと言っておく

旦那デスノート」の扱いは社会男性嫌悪に寛容な証拠

旦那デスノート」、比べるならば性犯罪者性犯罪の報告をしている掲示板だよね。

共に書き込み自体違法ではないが、本当である可能性が高い犯罪報告が自ら為されているという点で共通している。

でもこういう性犯罪報告の掲示板は本当に「アングラ」で、月に何十万もアクセスはないし、

書き込み一般書籍として書籍化されることもないし、管理者が堂々とビジネスを展開することもないよね。

この差はまさに社会男性嫌悪ミサンドリーについていかに寛容かという証拠じゃないの?

日本エンタメ業界崩壊寸前という主張

ここのところ連続してイベントライブの突然の中止が発表されてる。

それ自体チケット想定外に売れなかったことでの損切りだと思うけど、これに便乗して旬の過ぎた声優歌手とか、採算の取れない趣味みたいな舞台をやってる自称演劇人とかが「エンタメ業界コロナダメージがあったからだ!」とか便乗して騒いでて滑稽だなと思う。

コロナ禍でライブ舞台制限されたせいで専門職を含む人材がいなくなり、人手不足日本エンタメ業界崩壊寸前!みたいなことらしいが、実態としては会場ステージ設営に使う人材専門職人件費が上がってて、ボランティア頼みや安い値段で買い叩こうとしてるやつらが人手不足になってるだけだったりする。

近年の人件費の高騰は全ての業界で言えることだから特別な話でもないし、ちゃんと稼いで商売の成り立ってる人たちは問題なく興行ができてて、今ドームアリーナ稼働率コロナ前くらいまで戻ってきてる。

そもそも設営なら建築系と同じ人材使うし、コロナ禍で照明やステージ図面引くような専門職が大量に廃業したなんて事実もない。

あと廃業した人間がいたとしても、ライブ制作とかのエンタメ系は人気職なので、新人が途切れることなく入ってきて層が厚い。

じゃあなぜ、人手不足業界破滅寸前!みたいな主張をする人がインターネット上にいるのかというと、肩書き欲しさにエンタメ業にすがりついて赤字ギリギリライブ舞台を強行していたタイプが、この値上げ分の賃金を払えなくて勝手人手不足に陥っているからだ。

ちゃんビジネスとして成り立っていれば高騰した人件費電気代を客に負担してもらえるが、需要供給ミスマッチチケットもグッズもそもそも売れてない人たちには、チケットの値上げについてきてくれるファンがいない。

これから先は、今まで人件費を安く買い叩いたり、ボランティアで済まそうとしていたような、趣味みたいな興行を続ける人たちがどんどん淘汰されていくんだろうなと思う。

でも、その人たちの小さなエンタメ崩壊業界特に影響を与えないし、むしろ出演者スタッフやりがい搾取みたいなのが減って健全になるんじゃないかなと思う。

とあるホモサピ信者不倫騒動について思うこと(愚痴

■いきなり結論

正直、ホモサピさんの中の人である伊藤くんが結婚しようが不倫しようがどうでも良かった。

令和版さかなクンさん、あるいは令和版でんじろう先生を感じさせる、「ホモサピさん」というキャラクターを延々と見ていたかった。

それをブチ壊したのは他の誰でもない避妊をしなかった&不倫した伊藤くん自身なんだけども。

でもそれは伊藤くんだけが悪いわけではなく、周囲にも…というか奥さん元凶なんだろうな正直思っている。

■お前は誰だ

ホモサピさんのことは元気先生助手だった頃から知るイチ視聴者

2021年から本格的に親子で動画を楽しみに視聴していた層。

ホモサピ

生物YouTuber

親子ともに博識で生き物好きなところをリスペクトしていた。

好青年で喋り方にも気をつけていたり生き物への向き合い方が誠実な一方で、ゲテモノ喰いなど常軌を逸脱した行動をするギャップだったりテンポの良い編集が最高に面白い配信者だった。

8ヶ月の乳児を育てる妻と別居中に19歳地雷系女と不倫したことをコレコレから暴露される。

奥さんヤバい人説を推したい

ホモサピさんは動画面白くするために個(伊東くんの顔やプライベート)を極力出さないようにする人だった。

それなのに2022年9月、突如「撮影するためにわざわざネイルした女性との手つなぎ指輪写真投稿しての結婚発表」。

これは間違いなく、奥さん嫉妬からくる行動だと思った。

ホモサピさん(伊東くん)の意志では恐らくない。

「この奥さんは『ホモサピさん』というキャラクターを潰すタイプの人だ」と何となく察しがついていた。

その悪い予感は的中して、2023年8月奥さんが夫ホモサピさん(伊東くん)のXアカウント乗っ取り離婚した」と投稿

それが原因で別居…など。色々あるが、プロ彼女とは対極にある人だと感じた。

なぜそんな人を伴侶としたのかというと、恐らくではあるけども、ホモサピさん(伊東くん)は本当に生き物以外のことは無頓着で流されるままそうなっていったんだろうな、と思う。

デキ婚しかり、不倫にしてもそう。

女運がなさすぎる。

■何が悪かったのか

計画性のない妊娠不倫が悪いのは勿論なんだけども。

イチ視聴者としては本当にどうでも良かったので、やっぱりそもそも伊東くんの結婚発表が要らなかったと思う。

でもそれをやらせたのは多分「奥さん嫉妬」。

ホモサピさん(伊東くん)にとって、目茶苦茶怖い人だったのではないか

サレ妻を責めているわけでない。

悪いのはホモサピさん。

でも本当に女運がなさすぎる。

■今後の提案

ホモサピさん」の動画は素直に面白いからこれからも観ていたい気持ちはあるが、不倫した伊東くんを見たくないので二度と親子で観ることはないだろう。

ホモサピさんの中の人不倫した人」「子供向けにビジネスをしておきながら子供の夢をぶち壊した人」っていう印象のせいで親子で素直に楽しめなくなってしまった。くやしい。

なのでホモサピさんは今回の反省を活かして、何年後かホモサピさんのことを皆が忘れたタイミング生物vTuberとして転生して動画配信してほしい。中の人伊藤くんである旨は絶対にはバレないようにして。

それで二度と己の子供や全国のホモサピキッズを悲しませないようにしてほしい。

■あとこれは完全に余計なお世話だけど

嫁サピは二度と伊藤くんの仕事に関与しないでほしい。

伊藤くんに「普通彼氏、夫、父親」を望むのは酷だと思う。

Xでも似たようなことをつぶやいている人が結構いるけど、彼はアスペルガー症候群偉人によくあるような、一芸に長けているけど人として何かが欠けてしまっている人だと思う。

そんな人に対して「普通」を求めるのは酷だし、本人の能力を潰してしまう。

本当にもったいない

お願いだから奥さんにはプロ彼女でいてほしい。

■締め

ホモサピさん」というキャラクターが大好きだった。

それをブチ壊した本人とその周囲が憎い。

という話。

本当に大好きだったから吐き出さずにはいられなかった。

今後伊藤くんの動画を親子で観ることは二度と無いだろうし、購入した著書も売る予定。

子供はまだ幸い低年齢なので、半年もすればホモサピさん(伊藤くん)のことを忘れることができるだろう。

楽しい動画ありがとうホモサピさん、さようならホモサピさん。

言われなくてもそうすると思うけど、奥さん子供大事にね。

anond:20231006070533

エシカルビジネス一時的流行区別がついてない人、殺人自由が認められることもある!とか思ってそう

オタクとか日本人って社会科学的にメチャクチャ頭が悪い人多いよね

消費税事業者が納める税金であり、消費者が納める税金ではない

買い物をすると商品代金に消費税10%または8%)が付加される。そのため、消費者納税しているという錯覚を起こすが、消費者消費税を納める義務はない。つまり、免税事業者消費者が納めた消費税自分のものにしたわけではない。単に売上に対する消費税の納付が免除されていただけだ。

これからは免税事業者課税事業者になるのだから個人事業主零細企業は買い手に消費税分を上乗せした報酬要求すべきだと思う。買い手も消費者ものを売るとき消費税分を上乗せしているのだから、その分の金を仕入先に渡せば良いだけだ。それではビジネスが成り立たないというなら販売価格を値上げすれば良い。

2023-10-05

ダックダックゴーから善良なわけではない

アップルグーグルからダックダックゴーへ切り替え検討した、とか話題になってる

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-10-05/S211ZGT0G1KW01

ここ数年ずっとDuck duck goを使っているけど、必ずしもプライバシー配慮した、善良な検索エンジンというわけではないよ

イギリス国内でDuck duck goから検索すると、検索結果のページに広告がめちゃくちゃたくさん表示されて、使いにくさはGoogleとたいして変わらないよ

日本だと検索結果のページには何も表示されないのは、まだユーザー数が少なすぎて広告ビジネスが成り立ちにくいだけじゃないのかな?

anond:20231005215211

江戸から続く明らかに人攫いや人身売買を気軽なレジャーだと楽しんできたバカ人種ドン引き

だって差別や性加害の被害者人身売買でしょ?

無頓着に利用する頭の悪さが気色悪すぎるな

フェアトレードとかエシカルビジネスとか知らなさそう終わってる

二度名前を消されかけた馬鹿な私の話

これは仕事で疲れ切っていた若くて馬鹿な私が、云年越しの真実に打ちのめされる話かもしれない。

どこか嘘かもしれないし全部本当かもしれない。ただただやりきれない気持ちだけで書く。

この日記を一行でまとめると下記の通りだ。

業務時間外に書いた云十万字の小説権利が、一切自身になかったことを知った話、である

* * *

学校卒業後に就職したのは小さなさな編集プロダクションだった。執筆編集者がやるタイプ編プロだった。

ニッチな界隈の本を細々と出していた会社で、今はもう存在しない。

好みの分野を扱うことが多かったので仕事自体は楽しく、担当していた界隈がにわかに盛り上がったときは激務に次ぐ激務だったがかなりのやりがいを感じていた。

編集者のいいところは、自分の関わった商品本屋という身近な場所に陳列されて、しかも奥付に自分名前が載ることだと思う。

「私はこれを作ったんだ」という実感は激務を忘れさせるほどの麻薬だった。

会社はいろんなタイプオタクがいて、コミケサークル参加するような同人作家も在籍していた。

スタッフ創作であることは仕事に生かされ、それが会社の強みにもなっていた。

私もそんな創作者のひとりだった。小学生のころから二次創作小説を書いていたような、生粋創作する側のオタクだ。もちろんコミケサークル参加したことがある。会社でも小説を書くことは隠していなかった。

前述したとおりいろんなオタクが集まっているのはこの会社の強みであり、取引から面白がられていたので、何かとそれは話題にあがった。「あなたは何のオタクなの?」という感じの雑談から、私が小説を書くオタクであることは取引先にも知られていた。

ある日、上司に呼ばれて席まで行くと、「小説を書いてみないか」と言われた。

とある人の半生が面白いので、脚色を加えて小説にする企画があるのだが、書き手ライター)が見つからない。

そういえば御社小説を書く人がいたよね? ――と、取引からお声がかかったらしい。

素人の思い出話を物語として成立させるには、筆力のほかに構成力も必要になってくる。

小説が書けて、編集者視点も持っている人にお願いしたい、というのが私が選ばれた大まかな理由だ。

人生何が起きるかわかんねぇな」と思いつつ、正直先方の正気を疑ったが、特に断る理由もないので「自分でよければ」と答えた。

そして、企画が動き出した。

当時私は中堅の社員で、後輩の教育も任されており、わりと大きな継続企画も抱えていたので、まあそこそこ忙しかった。

そこそこ忙しくはあったが、後輩に任せられることは任せ、溜まりに溜まっていた有休を無理くり使い、執筆作業に当てた。

徹夜もよくしたし、午前中にネカフェ執筆して午後から出社、終電後まで働くみたいなことも多かった。

執筆はすべて業務時間外にしていた。これは単に会社にいると仕事が降って来るので落ち着いて書けないし、原稿料をもらうからには切り分けねばと思ったからだ。

会社を空けることが多くなり、雑用確認作業が頼みにくいと上司からはよく嫌味を言われた。

通常の仕事に加え、睡眠時間を削りながらの執筆、「自分で書くのだから」と資料作成・装画周りにも関わり、とんでもなく忙しくはあったがやりがいも楽しさも感じていた。

初稿が上がり、大勢の人の目が入り、製作も大詰めというときだった。

上司が、軽い調子でこう言ったのだ。「著名は原案者だけにするかも」と。

反射で「私の名前が載らないってことですか?」と尋ねると、「そういう案も出ている」と言われた。

忙しくて頭の回っていなかった私は、ただただ「そんな話が出ているのか」とショックで、会話はそれで終わりになったと記憶している。

デスクに座ったまま、ぽろっと言われたくらいのノリだったように思う)

その日の夜になってようやくだった、「いや、私の名前が載らないのはおかしくないか?」と怒りが湧いてきたのは。

前述したとおりこの本は、とある人物の半生を脚色して小説化するというものだ。

当然、この「脚色」は私の創作である些細な話題を膨らませてドラマチックにしたり、つなぎになるエピソード創作して物語を盛り上げた。

たとえば登場人物の紹介をするのに、設定にある特徴から勝手エピソードを作ったりした。

こうした追加エピソードについては、原案からも「まるで本人を知っているかのような描写で驚いた」とお褒めの言葉をいただいている。設定から妄想を広げるのは二次創作同人屋の得意分野だ。

そう、この小説は相当私の「創作」が含まれているのだ。それなのに何故、ゴーストライターにされてしまうのか。

怒りのまま、とはいえギリギリビジネス文章に落とし込んだ形で、私は上司出版社担当者にメールを書いた。

個人アドレスから送ってやろうかと思ったがそれはやめた。不審メールとしてはじかれたら元も子もないかである

要は「私の名を出さないのなら、創作部分をすべてカットする」という内容だ。原案者が著者なら創作部分は生まれなかったはずだから、という理論だ。

私のガチギレぶりにめんどくささを感じたのだろう。私のペンネーム原案者と併記されることになった。

ガチギレメールについて上司から小言をくらったが知ったことではない。私のやることなすこと気に食わない上司文句などすでに聞き飽きていた。

今思えば原案/著で記載されるべきだったのだろうが、この後の出来事を考えるとこの時からすでに事は動いていたのかもしれない。

その後無事本は出版されたが、ろくな広報はされなかった。

発売後、今度は社長に呼び出された。社長と総務の前へ、何事だろうと寝不足の頭で棒立ちになっていた。

印税についての話である

個人出版社契約でなく、会社出版社契約を結び、入金された印税の中から褒賞として私に支払う形にする、という通達だった。

当時二十代半ばの私は、この言葉意味をよく理解しないまま、印税がもらえるならいいかと了承してしまった。

ここがすべての間違いであったのだが、そんなことは当時の私が知る由もない。

その後、若い私にとってはそこそこの額の執筆料をもらったが、当然のことながら重版などかからなかった。

なんやかんやあってその数年後、いろいろ限界を感じた私は逃げるように辞職した。このままでは飼い殺される、という危機感が一番強かった。

同じ家に暮らす家族から最近顔を見ていないけど元気?」とメールが来るような日々だったのだ。

それなりに「できる社員」として取引先にも認められていたので、おかげで再就職比較スムーズに進んだ。

* * *

それから結構時間が過ぎたころ、なんと前述の本のメディアミックスが決まった。

私がそれを知ったのはネットニュースでだった。

起き抜けのTwitterTL巡回中、見覚えのあるタイトルが目に入って一気に目が覚めた。それは結構な規模のメディアミックスで、有名な人も参加するプロジェクトだった。

何事かと思って公式サイトに飛んで、さらに驚いた。

スタッフクレジットの「原作」欄には、原案者の名前しか書かれていなかったのだ。

とはいえ、今も同人活動をしている身としてはあまり名が売れてほしくない思いもあり(商業活動をしているわけでもない)、それについてはそこまで怒りも湧かなかった。

何よりかにより私が衝撃を受けたのは、原作欄に掲載された書影から私の名が消されていたことだった。

ぱっと見た瞬間、変だと思った。画像の一部に雑な加工の跡があったからだ。何故加工されているのか、よく見たら名前が消えている。そういう順番での認識だった。

なんだかんだ長く出版界隈に居座っているので、画像加工については見慣れている。本職デザイナーの手にかかれば、あたかも初めから存在していなかったような「画」を作れることも嫌というほど知っていた。

その書影の加工は、どこから見ても素人仕事で、スタンプツール連打したんだろうなって感じのものだった。私でももっとましに作れる。

加工者が誰であれ、私の名は意図的にその画像から消されたという事実に変わりはなかった。

少し前に好奇心から知財の本を読んでいた私の頭には、人格権翻訳権、氏名表示権などなどいろいろな言葉が浮かんでいた。名を消されたことに関する影響も危惧していた。

それと同時に、ずぅっと謎だったけれど、見ないふりをしていた疑問も浮かんでいた。

私の印税ってどうなっているんだろう。

前述したとおりこの本はほとんど広告が行われていなかったため、重版など夢のまた夢だと思っていた。だから、それまで考えないようにしていた。

メディアミックスされるとなると話は別だ。

この時私は打算的にものを考えていて、名前を消した理由を尋ねるところから入り、この本に関する私の権利について確認を取ろうと思っていた。

正しくない書影掲載したという非が向こうにはあるので、多少強気でかかって話を引き出せると思ったのだ。

微々たる額でも印税がもらえたら御の字だなと考えていたのだ。なんたって印税契約をしていた会社はすでに倒産していた。

小狡い私はこの問い合わせを、出版社ライツ部に送った。

担当部署に直で聞くのが手っ取り早いが、権利に関する問題であるし、内々で片付けられても困る。よそを巻き込んで大事にしてやろうと思ったのだ。

結果、私は惨敗することになる。

なんと、当時の担当者がライツ部に異動になっていたのだ。こんな偶然があるのだろうか。

午前の早い時間に送ったメールは、午後には返事が来ていた。

お久しぶりです!」の文字にくらくらした。

この本が出たのはもうずいぶん昔の出来事で、だから、当時を知る人がもう社内におらず、だから、私と連絡が取れず、だから書影から名を消していたのだろうと、そう思っていた。

問い合わせのメールには、連絡が取れないか名前を消したのだろうか、だとしてもこんな雑な方法で消すのはどうなのか。何故名前を消したのか理由を知りたい。権利にかかわる問題はらんでいる恐れがあるためライツ部に連絡をした。製作時も記名に関してひと悶着あったというのに残念だ。そんなようなことを書いた。

当時を知る人がいない前提の文面だ。

だというのにどうだ。その担当者は私が転職したあとも仕事のやり取りがあり、だから、私の連絡先は知っていた。なんなら携帯番号も知っている。

連絡しようと思えばいつでもできたはずだった。

返信には、非常に軽い調子でこう書かれていた。

「先方に間違った画像を送ってしまった(入稿のものだったのかも?)。今正しいものを送ったので即時修正されるはずだ。今後の重版に関しても名前が消されていることはないので安心してほしい」

あのずさんな加工画像を、製作過程画像だと言い切った。

製作に関わっていた私が、そんな画像存在しないことくらい知っているだろうに、そう、本当に軽い調子で書いていた。

誤魔化すつもりなのだ公式サイトに私の名を記載しないが故、書影との差異を出さないように雑に消したのだろう。バレないとでも思っていたのだろう。これだけ対応が早いということは、この人が本件に関する責任者なのだろう。

まり、あの時私の名を本から消そうとしていた担当者が、私の名を表紙から消したのだ。

大事にしたかったのにならなかった。この時点でもう打つ手はないなと感じつつ、「当時を知る人がいるとは心強い!」とよいしょしながら、本書の権利について尋ねた。

念のため最初からメール署名から電話番号を消していた。電話では余計なことを口走ってしま可能性があるし、丸めまれる恐れがあるからだ。諸々のことを文章として残しておきたかったのもある。

この時点ですでに、職務著作という言葉が頭をよぎっていた。簡単に言うと、業務制作した著作物の著作権は会社帰属するというものだ。

わざわざ業務時間外に小説を書いていたが、契約会社に委ねてしまった時点で私は著作権を放棄したことになっているのだろうなとほぼ確信していた。

とはいえ契約である会社はすでに倒産しているわけだし、そこはどうなっているのだろう。この際だからという気持ちでいろいろ疑問をぶつけてみた。

会社在籍中は印税の一部は会社から支払われることになっていると聞いたが、という話も伝えていた。

(誤魔化そうとしているのは明白だったので、雑な加工については「画像の送付間違い」ということで流した。一応修正前の魚拓は保存している)

結果、分かったことは以下のとおり。

著作権は原案者のみが所持、会社とは業務委託の契約しか結んでいない。

印税契約は元社長が持っている別会社が引き継いでいる。

はあ、つまりだ。

職務著作どころでなく、はじめっから私の権利は知らんところで放棄されていたのである

ずいぶん話が戻るが原案/著表記にしなかったのは、こうすると私が著作者として確立してしまうからだったのでは?みたいな気持ちもある。

こんなめんどくさい人間を絡めるといろいろやりにくいと思われたのだろう。事実暴れてしまった前例もある。

そしてこの本がいくら売れようと、印税が入るのは案件ノータッチの元社長の懐だ。

結局、知識のある人間が得をするのだ。悪いのは無知な私だ。目の前の仕事で目を回していて、いったん持ち帰るということができなかった、仕事に疲れ切っていた若くて馬鹿な私なのだ

いろいろ教えてくれたことに感謝はしつつ、とはいえ雑に私の名を消した恨みは募っていたので、最後っ屁のつもりでやり取りの最後はこう締めた。

本来書影に書かれている名が意図的に消されていると、『この消された人物は何者なのか』と無為な詮索にさらされる危険性がある。それが一番の懸念だった。もう二度とこのようなことが起こらないよう留意してほしい」

シンプル名前が消された怒りもあるが、この危惧もあった。メディアミックスに際して名を消された著者。もし、私がこのペンネーム商業活動をしていたとしたらどう思われるだろうか。

消されるだけのことをしでかしたのではないかと思われる危険性は高い。これは信用問題になってくる。

それに、今のネットの「面白そうなおもちゃ」に対する残虐性は認識しているつもりだ。自分が掘り出した“真実”を喧伝し、当事者炎上させる。何かあったら嫌だ、と身構えるのは致し方ないと思われたい。

とはいえ、これを読んでいるような人なら理解してくれるだろうが、出版社のこの手の人間には理解されないだろう。

それでも、もう二度とこんな雑に人の存在を消さないでほしい、という訴えは届いてほしかった。

* * *

若人よ、契約書を作れ。契約書を読め。

この件に関して、私は別に詐欺にあったわけでも、法を犯されたわけでもない。ただただ無知で、己の権利に鈍感だっただけだ。

手痛い授業料だと思っている。このエントリーは半ば逆恨みだし、書いてすっきりして忘れたかったのかもしれない。炎上させたいわけではない。

自分無知で痛い目にあった私ができるのは、二度と同じ過ちを犯さぬよう、そして後進たちが同じ轍を踏まぬよう努めることだけだ。

提案は一度持ち帰って調べろ、即決するな。とくに寝不足とき危険だ。

教訓として、とりあえずこの一連についてはいたるところで語っていきたい。

なんせ、私と出版社は(ついでに元社長も)、なんの契約も交わしていないのだから

ほんの少しだけよかった話をする。なんと印税をもらえたのだ。

印税契約譲渡した元社長の現会社から連絡があり、お小遣い程度の収入を得た。夢にまで見た不労所得である

連絡をくれたのが元総務の人だったので(元の会社上層部がそのまま現会社に移っていた)少し話をしたのだが、出版社担当者の話題は一切出てこなかった。私とその人がやり取りしたことは知らないようだった。出版社から入金があったので粛々と対応した、という感じだった。

献本は送られてこなかったので自分で買った。初版と第二版の年月日を見比べると渇いた笑いが漏れた。ずいぶん長い時間がかかったものだ。

メディアミックスについてはとくに興味も湧かず、とはいえ周囲から話題を聞くこともないので、爆死も盛況もしていないのだろう。

もう一回ぐらい重版からいかな、と思っているが難しそうだ。

ヘッドスライディングって走るより速いんですか? 元プロ野球選手に聞きました | となりのカインズさん

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/magazine.cainz.com/article/164673

zxcvdayo 各所で測定して検証されて10年以上前にとっくに決着ついてるのに何故か桑田がいろんなとこで遅いって言い張ってただけの話だからなこれ……



桑田がヘッドスライディング否定なのは危険性が理由であって駆け抜けるより早いことは認めている

番組が走塁を検証したところ、ベースを駆け抜けるより、ヘッドスライディングをした方が、4人中3人が一塁へと早く到達している。

「昔はビデオテレビを超スローとかで見れなかったので、イメージだけで伝えてこられたんですよね」と前置きしつつ、

身体ができあがったプロ野球選手はやってもいいし、好きにすればいいんです。ビジネスですからね。

でも、成長期にある子供達は毎年骨や関節が伸びてますよね。その段階でヘッドスライディングをすると、脱臼骨折や突き指をするんです。

https://news.livedoor.com/article/detail/5021738/

kyorecoba 福本豊「そら、頭から行った方が早いで。けどな…、ケガするからココというときだけにしとき」と野球教室で教わった。



福本はヘッドスライディングするより駆け抜ける方が早いと主張している

1塁は走り抜けた方が速いに決まっとるでしょうが100メートル走で、ウサイン・ボルトがヘッドスライディングでゴールするか? 走り抜けとるがな。仮にヘッスラの方が速ければ、1人ぐらいゴールで頭から突っ込んでもおかしくない。

タッチ不要で、ランナーも走り抜けられる一塁では、トップスピードの状態で走り抜けた方が速い。なんでわざわざグラウンドと摩擦を生む必要があるのか。

https://www.news-postseven.com/archives/20130912_210429.html




thongirl 日頃から理系であることを自負しているはてブ民が、ニュートンの第1法則に準じない理論を支持するのは甚だ滑稽ではある



ヘッドスライディングの方が早いと主張する人たちはヘッドスライディングをすることで(普通に駆け抜けるより)加速できると言っているわけではない




2024.03 追記

zxcvdayo そのS1のずっと前に決着ついてたって意味だよそのコメントしたの。あの時点で何度目だこれって感じだった



上記記事の13年前に放送されたS1の僅か3年前にはイチローが、放送以降にも上記の福本、屋鋪など複数プロ野球関係者が駆け抜けたほうが早い説を主張しており

いずれにしても桑田が言い張ってただけは事実誤認

'07年の北京五輪予選の台湾戦で、ソフトバンク川崎宗則がチームを鼓舞しようと平凡なショートゴロで一塁へヘッドスライディングし、師匠と仰ぐイチローから「カッコ悪い。俺のいちばん嫌いなことをした」と説教を食らった。

一塁ベースまでの到達時間は駆け抜けた方が速いと言われているし、足でベースを踏んだ方が審判も見やすい。さらにヘッドスライディングは、ケガのリスク高まる。そのため、イチローは非合理的で、プロしからぬプレーだと切って捨てたのだ。

https://number.bunshun.jp/articles/-/828787?page=2

走塁は盗塁王の屋鋪さんが担当し、打者の打撃のタイミングに合わせたリードの取り方などを指導。「ヘッドスライディングは危険で、プロでも何人もけがをした。駆け抜けた方が早いし、一生懸命しているというアピールしかない」と語り、指導者に「しないように指導してください」と念を押していた。

https://www.sankei.com/article/20140928-I2QBD3JMNVMZLOGHYKOLYXXQUE/

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