2024-03-22

本格的に死にたい

いよいよ人生でやれることなくなった。

死にたい

 

4年前に知り合った彼氏がいる。

当時彼は既婚者であったが、わたしに惚れているのは周りから見ても明らかだった。

飲み会の帰り道で「好きだ」と告白された時、わたしは、「気持ちは嬉しいけど、わたし不倫とかできるタイプではなくて。既婚者の方はごめんなさい」とお断りした。

 

その半年後、彼は離婚して、もう一度告白してきた。

「待たせてごめんなさい。大好きなんです。僕は君と一緒になりたい」

あの時の彼の顔をよく覚えてる。待ってないです、でも、ありがとう努力に免じて、交際関係を受け入れた。

「でも、わたし、君を悪くいうわけじゃないけど、バツイチ恋人が務まるほど、器が大きくないかもしれない」

大丈夫!君に嫌な思いはさせないし、大事にするし、幸せにする。不安や不満があったら、必ず言ってね。受け止める」

それからは、絵に描いたように幸せ恋人ライフ

彼はわたしお姫様か何かのように大切にしてくれた。

離婚したばかりで今すぐは無理だけど、かならず一緒になろう。世界中が敵になっても、俺は君だけを愛してるから

そう言ってわたしを大切にするピュアな彼に、わたしも次第に夢中になった。

 

彼にプロポーズされウキウキのワクワクでご両親にご挨拶に伺ったら、元嫁に親権を委ねた彼の親から、「新しい嫁がきたら孫に会わせてもらえなくなる」と結婚に反対されたのが2年前。

当時わたし妊娠していた。

彼氏は、「まだ早かったかもしれない。両親の説得にはまだ時間がかかる。でも、いつかかならず一緒になろう。だから赤ちゃんはいまはおろそう。」そう言ってくれたので、わたしはまんまと信じた。

 

彼が前妻と建てた家で同棲し始めたのもその頃。

 

この家に住み始めた頃に、ベッドが処分されていないのを見てイヤな気持ちになった。

当然のようにそこに寝るよう進める彼に、「さすがに、ちょっと」と断ると、彼はあからさまにイラついた。

「お前の家のベッドだって、他の男と寝てきたベッドだろう」

「それはそうだけど、「わたしのベッド」に他の男も寝たことがあるのと、「あなたと前妻のベッド」にわたしが寝るのは、心持ちがちがうじゃない?」

わかってもらえなかった。

でも、イヤという気持ちは汲んでくれて、和室に布団を敷いて、寝ることにした。

 

彼は、最初、「この家に住むのも一時的もので、ゆくゆくは手放すよ」と言っていたのに、「ダイニングテーブルお気に入りから、このまま使わせてほしい。ソファは、買い換えようね」と、心を変えた。

 

彼は、最初、「お箸マグカップ買ってきたよ。2人の食器を増やしていこう」と言っていたのに、近頃は「どんぶり?あるのを使おうよ」「ほしいなら勝手に買っていいよ。でも趣味悪いのはやめてね」と、投げやりになった。

 

毎朝どちらかがあかちゃんにあげていた線香は、いつのまにかわたししかやらなくなった。

「親が来るから、少しの間出ていて」

そう言われることがあった。

ご両親には、この家でわたし暮らしていることを言ってはいないんだなぁ。と思った。

「ご両親の説得は進んでいるの?」

と聞いてみたことがあった。彼はイライラした態度で、「お前が首を突っ込むな」と返した。

そのくせ彼は、「あ、親が来る前にトイレキッチン掃除しておいて。だらしない暮らししてるとおもわれたら、めんどうだからさ」とも言った。

 

付き合った頃、「バツイチ恋人が務まるほど、器が大きくない」と言ったのは本当のことで、

最初の誓い通り、不安や不満を伝えることが増えてきた。

でも、彼は変わってしまっていた。

「面倒くさいな。お前、少しは黙れよ」

「気に入らないなら出て行けば?」

バツイチ恋人になるんだから、それくらい覚悟しておけよ」

 

同棲から1年経って、彼はどんどん怠慢になった。

わたし誕生日を祝わなくなった。翌々日に、あ、誕生日だったんだね。と言われた。

彼の誕生日の日は、昼間にラインが1通あった。「今夜は外食から、俺の晩飯いらないからね」

わたしは1人でケーキを食べた。

セックスが雑になった。わたし愛撫することは無くなり、奉仕することばかり求めた。やんわり拒むと勝手に口に突っ込まれた。口に出されることが増えた。「抱きたくはないけど射精はしたい」んだって

 

彼は、横柄と傲慢を増していった。

「お前がいなきゃ離婚しなくて済んだ」

「これ以上俺の人生邪魔をするな」

「お前のためにベッドを捨てたりソファを買い替えたりするような価値は、お前にない」

妊娠したのも、お前の策略だろう。お前が勝手に孕って勝手に堕したんだろ。俺は何も悪くないし関係ない」

「これ以上俺の人生邪魔をするな」

「お前との将来なんて俺は考えていないからな。早く出ていけよ」

 

なにがいけなかったんだろうな。

わたしは彼を愛してきたつもりなんだが。

彼はわたしと一緒になりたかったはずなんだが。

お腹のあの子を殺したのは、彼とわたしとあの子未来のためで、必ず未来でもう一度会うつもりだったから、なのだが。

 

わたしは悲しくなって、先月ついつい、彼のご両親にお手紙をお出しした。

あの時、実は妊娠していたことをお伝えした。

エコー写真検査薬を同封した。

わたしと彼は一緒にはなれないから、せめて彼のお家で、供養してやってください。と。

お二人にそれをお願いすることが、殺してしまたこの子に、私がしてやれる最後ことなんです。と。

 

数日後に彼は実家に呼び出しをくらい、夜中に帰宅した時は鬼の形相だった。

「親に余計なことを吹き込んだな。もうお前なんか死んでしまえ」

そう言って彼は、わたしの顔を殴り、突き飛ばし、馬乗りになって首を絞めた。

 

わたし自分の愚かさに辟易した。

 

あー、わたしはこんな乗り換えクズの虚偽のプロポーズを真に受けて、堕胎までして、お腹を傷つけ、胎児を殺した愚か者だったか。と、遠のく意識の中で思った。

かにわたしは、「困難な離婚をしてまでわたしと付き合いたいというくらいだから、相当の本気だろう」と思っていた。全く違う。

こいつは「結婚本質も知らず軽んじているだけのガキ」というだけだった。

やけに離婚がすんなり行ったのも、今思えばおかしかった。このジジイ事故物件だったのだ。前妻は、このDVモラハラからアッサリ逃げられて、ラッキーとでも思っていたかもしれない。

 

わたしは気絶した。

多分だけど、それで流石に慌てた彼が119番だか110番から通報したみたい。気づいたら救急隊に囲まれてた。布団の上で失禁していた。彼は警察に連れて行かれて、わたし病院検査を受け、問題がなかったので、警察と少し話した後、実家に連れて行かれた。

多分。記憶朦朧としてる。今もはっきりしない。

 

彼と出会った4年前、わたしは29歳だった。

最後の恋だと信じて、かけたけど、大外れだったうえに、取り返しがつかない時間若さを失い、傷をお腹と心に残した。

 

こんな男を信じて、夢だった結婚式も、ドレスも、ハネムーンも、注文住宅も、出産も、家族も、なにもかも、叶うことはなくなった。

 

じゅうぶんにがんばった。

できる限りのことはした。

彼に対し、人生で一番尽くしたし愛したし大事にした。

でもダメだった。

もうやれることがない、

 

なんだか、こんなわたしが、この先誰かを愛しても、愛すれば愛するほど、一緒にいられない気がする。

全力で大切にした今の彼にもこんなふうに粗末に扱われる。

私の価値は本当にないのだなと思う。

こんなわたしが、クズの子供を孕んで堕胎したわたしが、

仮にいつか、他の善良な男性と想いを通わすことができたとしても、愛されて良いわけがない。

そのような権利は私にない。

なんか、もう、死んでいいと思ってる。

首絞められて、意識が落ちる時、全然苦しくなかった。むしろ気持ちよかった。だから死ぬのは怖くないんだ。

わたしのかんはあまりあたらないけど、これが最後の恋だというのはすごく当たってる気がするの。

わたし死ぬからだと思う。

  • 私の価値は本当にないのだなと思う。 こんなわたしが、クズの子供を孕んで堕胎したわたしが、 仮にいつか、他の善良な男性と想いを通わすことができたとしても、愛されて良いわ...

    • お前みたいに愛したことも愛されたこともない人間が首突っ込んでいい話題ではないよ

  • 警察に通報し、彼を捨てる。 慰謝料を請求する。 とりあえず彼を地獄に落とそう。

  • 「待たせてごめんなさい」がホラーすぎる 増田は恋愛のこと本心で話せる友達少ないか親との折り合いあんま良くないんやろか 度を超えた自己犠牲と外付けセキュア(友人・家族)があ...

  • 増田は逃げて生きて! 恋しなくても人生楽しいよ。

  • 女って本当にDQNが好きだよな。俺もDQNになりてー!

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  • アラサー女性〜 焦って変な男に捕まって、色々失わないようにこの増田達の叫び読んどきや〜! グイグイ系DQNに捕まった人の末路 https://anond.hatelabo.jp/20240322152945 当人にとっちゃ真実の...

  • ではその命ワシが貰い受ける

  • 今は受けたショックからすごく視野が狭くなってることをまず自覚しよう 傍から見たら、ただめちゃくちゃ可哀想な自分にめちゃくちゃ酔っぱらってるようにしかみえん 勿体ないぞ、増...

    • 慰めてるようで単にセクハラしたいだけにしか見えないな

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    • この増田が男なのか女なのかでだいぶん話が変わってくるな

    • いいお家柄の増田やろか 元華族とかのお姫さまの自伝にそんな感じの結婚感が結構出てくんねんな 家庭運営の共同責任者を選ぶのに恋愛を軸にするなんてありえない、みたいな   結婚...

    • おそロシア

    • エロすぎる関係

  • ぼくがのほほんと無職こどおじ人生送っている間に同い年でこんな大変なことになっている人もいるんだなあ

  • 既婚の分際で他の独身女に「好きだ」とか言ってくる時点でクソカス男確定。今の不幸はそれを見抜けなかったあなたの罪。でも子供には罪ないから。あなたの全てを犠牲にしても子供...

  • 義理両親に会いに行った時に「私も妊娠してるんです」と言ってたらワンチャンあった

  • 違う。お前は間違っている。 まず、「価値」なんていう言葉は人間に向けて使ってはいけない。近代以降の人間が犯した過ち、よくないことだ。 そして、モノの価値はそれを判断する...

  • 誠実な男に出会う確率は約5%とむしろお伽噺なので、生きてて良かったほうではないか 絞められたら顎を引いて気道確保よ 頭は鬱血、白目は充血、でもそのうち治るよ しかしドクズの...

  • 生涯童貞よりは幸せな人生じゃん

  • 病気の人がどれだけ生きたいかなんて理解せずに「死にたい」って言うんだろうな

    • 精神病の人がどれだけ死にたいかも知らずに「生きたい」とか言ってんだろうな

      • 精神アレだから分かるけど、自分も他人も傷付けるのやめた方が良いよ

  • お疲れィ! また来世!!おろしたガキも待ってるぜママ!!

  • ぼくは44歳のおじさんだ。 結婚のけの字も無く生きてきたけど結婚しようとがんばって婚活してる。 増田からしたらたぶんおじさんは死ぬしかなくなったさらに先のみじめな存在だと思...

    • 釣りなのか本気なのかこの若輩者増田には分かりかねますが、貴殿のキモさだけは本物なのが分かります。 正直吐きそうです。

      • 本気というか、楽しく真面目なだけなんだけどなあ。 吐き気がするなら吐いた方がスッキリするよ! お大事に (^^)

  • 生きててよかった 屑から逃げて何もなくてもいいから生きよう なんてことない日常と時間が解決してくれることもある

  • 成仏しろよ、骨は拾ってやるゾ

  • 死にたいつってこんな長文だらだら書く人は死なないよね

  • だめ。生きろ。

  • 男は狼じゃなくて豹 すぐ豹変するからね むしろ狼な男の方が稀 今度は狼な男を探す旅に出かけよう

  • そんな簡単に妻子を捨てるような人間がまともな奴のわけないだろうとなぜ気付けないのか不思議

  • スイーツ(笑)

  • お腹のあの子を殺したのは、彼とわたしとあの子の未来のためで、必ず未来でもう一度会うつもりだったから、なのだが いや、一度殺した人間にまた会えるはずないやん まあ別に恋...

  • 相手の両親が反対するから堕ろそうっておかしくね、嫌だよ親とか関係ないでしょで産めば良かったんじゃね

  • 文章が不自然すぎる あー、まずいね

  • 死ぬ気になれば捨て身で相手を地獄に落とせると思うからその後で考えたら?

  • ワロタ

  • テキトーな作り話だったとしても全然構わないよ、十分おもしろかった。

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