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はてなキーワード: 孤立とは

2023-09-12

発達障害子どもを産むな

子ども発達障害の疑いがあると言われた。

その特性、まんま自分が生きづらいと思ってた部分だし。

自分発達障害だったらしい。

遺伝させて申し訳ない。

人間関係がうまくいかいから働けず

フリーランス開業したが能力がないから大して稼げず

ママ友付き合いもできず孤立

園の持ち物やスケジュールをうまく管理できないか迷惑をかけ

それでいて特性のせいで子どもにも苦労かけるのか。

まれてくるんじゃなかった。

2023-09-11

なぜ被害者たちはジャニー喜多川尊敬していると言うのだろう、とい

ジャニー喜多川事件

告発者たちの証言には一貫性がある。

彼らの年代の散らばりを見ても、信憑性は高い。

その証言を読んでいると、ジャニー喜多川という人は性依存症だったのではないかと思えてくる。

勝手な印象である

その勝手な印象について書いていく。

ジャニー行為は、あまり執拗で、強迫的に反復され続けている。

対象未成年少年という問題を抜きにしても、病的な印象を受けてしまう。


そんなことを考えていたら、調査委員会報告書で、ジャニー喜多川自身が幼少期から被害を受けていたという話が出た。

その話は報告書のメインではないが、これを読んだ時、さもあらんと思った。


ジャニーも性被害者だったのならば、彼もPTSDを抱えていたのかもしれない。

「だから免責だ」ということではない。

ジャニー喜多川のやったことは卑怯卑劣犯罪だ。

彼は自分権力を利用して、少年たちを搾取した。

これは間違いなく、最初確認しなくてはならないことだ。


そうではなく、性依存症ではないかという疑いの裏付けを得た気がしたのである

であるなら、なぜ被害者たちが加害者たるジャニー喜多川純粋憎悪を見せず、

「それでも尊敬している」

感謝している」

と述べるのかも、わかる気がしたのだ。



あくまで印象だが、ジャニー氏は少年たちに依存していたのではないか

というか、成長できずに、彼自身メンタリティ少年のままだったのではないか

愛想がよくても、精神的には大人社会に対して孤立を感じ、真に仲間と言えるのは少年たちだけだと感じていた。

PTSD苦痛癒してくれる存在だと思っていた。

まり、彼は少年たちに依存していたのではないか、と思うのだ。

自分を救ってくれる天使にすら見えていたかもしれない。


そのあたりが、ジミー・サヴィルやハーヴェイ・ワインスタインと、ジャニーの違いではないか

ジミー・サヴィルの被害者は、ジミーの番組に出た際に記念のバッヂを渡すと言われて楽屋に連れて行かれ、ドアを閉めるや否や、暴力とともに性行為を強いられたという。

これは暴力性がわかりやすい。

しかジャニー氏の暴力性は、精神的な依存の延長線上にあったのではないか

からわかりづらい。

ジャニー氏が少年たちのために、食事をつくってやったりなんだりと、ごくまめに面倒を見てやっていた話はよく知られている。

(もちろん性加害がそれで減じられるわけはない)

彼は、少年たちの前に、きらきらしい世界への導き手として登場する。

すごい人である

雲の上の人だ。

そのすごいジャニーさんが、無名自分にせっせと心を砕いてくれる。なんて良い人なんだろう、と少年たちは感動する。

それはいわゆる単純な「グルーミング」だけではなく、ジャニー氏にとっても楽しみだったのではないか


いま、自分少年たちに喜ばれている。好かれている。その仲間になっている。

ジャニーにとってはおおいなる喜びだったのではないか

彼らの魅力を引き出し、輝かせることも、天職と思っていたかもしれない。


言うなれば、彼は、少年たちの魂と一体化したかったのではないだろうか。


行為がその手段だったかどうかまではわからない。単純な性欲もあっただろう。

しかし少なくとも、性行為は、ジャニーにとって精神的な苦痛を忘れる行為ではあったのではないか、と思うのである

もちろん、性加害は許されない。

彼は、少年たちの意志無視して性行為を強いた。

あくま自分が救われるためだ。

自身、性加害でこわされていたジャニー喜多川は、その苦しみを忘れられる行為として、性行為依存した。


加害者には認知の歪みがあることが多い。

彼らは、相手の反応を自分に都合よく解釈する。

相手は「変な人がいるな」と横目で見ただけなのに、「目で誘ってきた」と思ったりする。

ジャニー喜多川もまた同様ではなかったろうか。

単に自分が「NO」を言える環境を与えていないだけなのだが、そのへんの事実無視したのではないか

考えたくなかったからだ。

少年たちを愛している。

彼はそう信じていただろう。

これは愛だと少年たちに信じさせようともしただろう。

ここが、ジャニー暴力性のわかりづらさだ。

実際のところ、ジャニーがやったのは、相手依存し、傷つけ、侵略する行為だった。

しかし、それを愛と呼んだ。

その依存は、まるでほんとうに愛されているような一体感少年たちに与えただろう。

被害者たちがジャニー否定できないのは、意識的計算されたグルーミングのためというよりも、そのためだと考えると、理解できるのだ。

彼は孤独で哀れな存在だった。

それを癒すことを少年との関係に求めていた。少年たちに愛情を注いでくれていた。求めていた。

そういうあわれさが、ジャニーにはあったのではないか

別にジャニーのあわれさは少年のせいではない。

ジャニーの苦しみに巻き込まれただけだが、繊細で優しい者ほど、そんな相手を捨てることに罪悪感を持ってしまものだ。


性愛でなくても、自分問題にこどもを巻き込み、押しつける大人はけっこういる。

毒親と言われるのはそういう人たちだ。


ジャニーにとって、孤独の苦しみも、愛されたい・愛したい、という願いも、真剣ものだったかもしれない。

しかし実際のところジャニーが愛したのは、目前の少年たちではなかった。

彼が見ていたのは、少年たちに投影したジャニー喜多川……喜多川擴という、孤独少年だったのではないか

自分では愛しているつもりだったにせよ、ジャニーはただひたすら、「自分が」、救われたかっただけだった。

そのために目前の少年自我を踏みにじり、搾取したのだ。

からジャニーの苦しみはますます深まっていっただろう。

おそらく心底では、愛されてなどいないとわかっていたはずだ。

依存を深めれば深めるほど、孤独も深まり、それを忘れようとなおいっそう依存していき、性加害はやめられなくなっていっただろう。


そして被害者は増え続けた。


それは愛ではない。

それを愛だと思ってしまうと、「愛された」人間の苦しみはふくれあがる。価値観が歪む。呪いになる。

「あわれだけれど、愛ではない」と言わなければならない。


かつては、ジャニー自身が、プレデターのためにおなじように苦しめられた少年だったのかもしれない。

誰も彼には「それは愛ではない」と教えてくれなかったのだろう。

そして歪んだ結果、彼自身も、少年たちを歪めるプレデターになってしまった。


姉のメリー氏がすべきは、ジャニー犯罪隠蔽ではなかった。

歪められた価値観から救い出すことだった。

だが時代的にも、年齢的にも、メリー氏にはできなかっただろう。


当事者の会は、声に出せてよかったと思う。

彼らは少なくとも、少年を歪める者にならないですむだろう。

だがいま、声を出せない被害者もいるはずだ。

被害をおおやけにする必要はないと思う。

それでも、カウンセリングなどをうけて、ジャニー呪いを解いてほしいと思う。

あわれに思ってもいい。憎めなくてもいい。

それでも、あれは愛だと思う必要はない。

2023-09-10

anond:20230909141017

友達いたことがないんじゃなくて、これまで何度かコミュニティにも参加して友達は出来ているんだけど、

つの間にか孤立してきたんじゃないだろうか。そしてその原因が自分自身にあることを、ある段階で気づき

内省的に生きて来たんじゃないだろうか。独りが平気なんじゃなくて独りであることを受け入れたというか。

せめて家族は欲しいか結婚したんじゃないかなと思う。自分がそうだから

とりあえずいなくなったりはしないよ。

『橋からの眺め』@東京芸術劇場プレイハウス

を観てきた。

主演の伊藤英明ビジュアルと、数年前の大河ドラマ麒麟がくる』における伊藤氏の役どころが素晴らしかったため、今回もそれを期待して行ったわけである

あらすじは公式ホームページにあるが、

https://stage.parco.jp/program/aviewfromthebridge

ステレオタイプジェンダーロールに拘泥し家長として振る舞うエディ(伊藤氏)とその妻ビー(坂井真紀)、妻の姉の娘でエディが愛してやまず、成長してなお家に縛り付けられているキャサリン福地桃子)、そして妻の従兄弟でありイタリアから不法移民としてやってくる兄弟マルコ和田正人)とロドルフォ(松島庄汰)の物語である

で、何が書きたいかというと、よくわからない観劇体験をしてしまったという話。

 

なぜなら、伊藤英明徹頭徹尾棒読みからだ。

 

冒頭は、狂言回し弁護士高橋克己)の澱みないモノローグで始まる。その後幕が開き、幸福な頃の一家の姿が描写されるが、伊藤氏が口を開いた瞬間に強い違和感が襲ってくる。

棒読みだ。

言葉の一つ一つが、『セリフ』として意味を持たず流れ落ちていく。

キャサリン帰宅した叔父の胸に飛び込み、絡みつくように抱き合う。不穏さを感じさせる、目に焼きつくほど無邪気な愛の光景と共に、低音で棒読みセリフが流れ落ちていく。

劇が進行し、過保護に育てられ男を知らないキャサリンは、初めて目の前に現れた若い移民独身男性・ロドルフォに一目で恋に落ちる。エディはロドルフォが『カマ野郎』(ママ。70年も昔の戯曲なのだである言いがかりをつけ、そんな男に姪が奪われてなるものかと旧知の弁護士の元へ駆け込んだ。「法にできることはない」と窘める弁護士に激昂した口調で激しく詰め寄る。激昂した口調で激しく詰め寄っているのにも関わらず、セリフは相変わらず流れていく。会話が成立していないのだ。

高橋克己演じる弁護士は、本能的かつインモラル嫉妬に駆られた男を前にした常識人というより、意味を持たない言葉の奔流の前に、言語限界を知って戸惑い立ち尽くすインテリといった様相を呈してくる。

ビーを演じる坂井真紀氏は、妻として夫に寄り添い、あるいは向き合う姿そのままに、崩れがちな家庭の場面を立て直そうとしていたが、やはり圧倒的に流れていく主演のセリフ量の前には勝てない。

ドルフォとキャサリンとの会話は慣れてくれば違和感がなかったが、おそらく物語構造上、その若き二人は、そもそも一人の人間として彼に見られていないためだ。だから会話が成立しなくても大丈夫なのだ

しかし今度はそのせいで、二人がエディに向ける愛や憎悪困惑に一切の重みがなくなってくる。あの純粋に不可解な言語の羅列に対し、何を真っ当に苦悩しているのだ、という感じがしてくる。

そしてその異様な不協和音を抱えたまま、劇は終盤の悲劇なだれ込んでいく。

  

失礼なことばかり書いてしまったが、伊藤英明氏はおそらく演技が下手なわけではないと思う。「演技の適性がピーキーすぎる」だけだ。正直動きだけで言えば他の役者の方が怪しいところもなくはなく、伊藤氏がそれをカバーしていたところもあった。

エディのくたびれた労働者の姿態、日常的に男らしさを意識しつけた一挙手一投足、戯れにロドルフォにボクシングを仕掛ける時の軽やかで悪意を秘めた動きと笑い、嫉妬を滾らせて部屋の隅に沈み込んでいる姿の不気味さ。舞台映えしないとは決して言わせない長身も相まって、エディという男そのものを見事に、しかも色気と悲哀を横溢させて表している。

ただひとたびセリフを発すると、演劇空間位相が容赦無くズレ出してしまう。

 

パンフレットを買えなかった(持ち帰る袋がなかった)ので薄い理解ではあるが、アーサー・ミラー脚本は、シンプルに受け止めれば、移民への差別意識問題女性の自立・連帯問題からみつけつつ、家父長としての姿にこだわる男の自尊心と、その体面の下に押さえつけられた欲望を鋭く抉り出したものだろう。

ただそんな真っ当な狙いを外れて、主演のセリフの大半が機能しない状況で、この舞台は圧倒的な不条理劇として立ち上がってくる。冒頭の弁護士モノローグで、ギリシア悲劇的な『条理』は示されているにもかかわらずである

繰り返されるエディの「尊重されたい」という言葉は発されるそばから空疎になり、なんの意味も持たずに空を彷徨う。圧倒的な空疎に対して周囲は嘆き、怒り、困惑し、愛を語り、そして悲劇を止められないことをなぜか勝手に悟る。

そしてその空を彷徨うような言葉で表される自尊心に怒りを掻き立てられ、エディはあまりにも無意味で不可解な死へと突っ込んでいくのである伊藤氏の怒りの演技は見応えのあるものであるが故に、その怒りの根源が空虚しかないという不条理はいや増していく。

そして唐突に死んだエディを、役者たちは無表情で見下ろす。我々の中に紛れ込んでいた全くの異分子がやっと去った、という解放感さえ浮かべて。

 

それはとりもなおさず、エディが脚本上囚われていたすべてのものの虚しさを示す、メタ的かつ正確な表現に他ならない。

あるいは、棒読みの彼こそがリアル人間であり、周りの役者たちを「芝居がかった偽物たち」と捉えることさえできる。

人間感情言葉で表すことなど到底無意味であり、根底にあるのは超言語的な(本能的な)愛と嫉妬憎悪だけだ。それでも周囲の「芝居がかった偽物たち」とエディは、無意味空疎言葉コミュニケーションする他ない。そして彼は己のものでない空虚言葉で己を取り繕い、縛り、孤立し、ついには偽物たちに殺されてしまう。

この姿が、あらゆるイズムに囲まれ現代人の戯画でなくてなんだろう。

 

まりこの劇を伊藤英明の演技が不条理劇に昇華することによって、今回の舞台は一応の成立を見ているのである

 

幕が降りた後、私はい観劇体験をしたのかどうか一考した。期待していたものではなかった。しかし無ではない。あのエディは間違いなく、ただ達者な役者が演じるよりはるかに深みのある造型をしていた。よくわからない観劇体験だったが、今私にこれほどの長文を書かせるほどの体験ではあった。

それが演出家の狙いだったかはわからないが。

2023-09-09

anond:20230909191828

しゃ、社内的に…

社会的にじゃないからまだ大丈夫だ)












弱者男性弱者女性必要なこと

パートナーうんぬんよりも、まずは友人が作れるようにする必要がありそうだ。 彼等、彼女等はコミュニケーションに難があるので孤立しがち。 我々は社会と関わらなければ生きてはい...

anond:20230909184701

孤立してるからよくわかるわ~ でも今更リアル人間関係を構築して維持する気力なんてないというね そもそも集団への入り方も忘れちゃったわ

anond:20230909191408

つ おひけぇなすってぇ! …ネットとは正反対なのでな礼儀

anond:20230909191616

ふたばみたいだな 失敗したら殺されるんか

anond:20230909191828

しゃ、社内的に… (社会的にじゃないからまだ大丈夫だ)

anond:20230909191408

つ おひけぇなすってぇ!

ネットとは正反対なのでな礼儀













弱者男性弱者女性必要なこと

パートナーうんぬんよりも、まずは友人が作れるようにする必要がありそうだ。 彼等、彼女等はコミュニケーションに難があるので孤立しがち。 我々は社会と関わらなければ生きてはい...

anond:20230909184701

孤立してるからよくわかるわ~ でも今更リアル人間関係を構築して維持する気力なんてないというね そもそも集団への入り方も忘れちゃったわ

anond:20230909191408

つ おひけぇなすってぇ! …ネットとは正反対なのでな礼儀

anond:20230909191616

ふたばみたいだな 失敗したら殺されるんか

anond:20230909191828

しゃ、社内的に… (社会的にじゃないからまだ大丈夫だ)

anond:20230909184701

孤立してるからよくわかるわ~

でも今更リアル人間関係を構築して維持する気力なんてないというね

そもそも集団への入り方も忘れちゃったわ

anond:20230909184701

>我々は社会と関わらなければ生きてはいけないので孤立すると生きるのが難しくなる

画期的な指摘だがそれができないからゆえの弱者男性弱者女性なのであってだな

弱者男性弱者女性必要なこと

パートナーうんぬんよりも、まずは友人が作れるようにする必要がありそうだ。

彼等、彼女等はコミュニケーションに難があるので孤立しがち。

我々は社会と関わらなければ生きてはいけないので孤立すると生きるのが難しくなる。

友人が多いことが良いとは言わないが、孤立すると情報共有や他者視点が少なくなるので自分感覚だけで物事判断しがちになる。

深い繋がりのある人間関係必要ではないが、自分社会とのバランスを崩している際に「気をつけなよ」とアラートしてくれる人や他者感情価値観想像するために愚痴を聞かせてくれる人でもいいのだ。

社会でなんとなく生きていけている人はこれらの事がなんとなく理解できるのだが、孤立してしまっている人はこれらの事が理解できなくなっているのでとても難しい。

2023-09-07

日本社会ジャニオタとどう向き合うのか

何があろうとジャニーズしか得られない栄養素があるのでずっとジャニオタするよ

この件でジャニオタからといってバカにされるいわれはないので( ˇωˇ )

事務所名前は変えようが変えなかろうがどっちでもいいです✌︎(๑∂ڡ<๑)✌︎

今回の件でファンが離れるどころかより一層ファンジャニーズの絆深まってたな❗️❗️❗️❗️ジャニオタ舐めんな❗️❗️❗️❗️❗️❗️❗️❗️❗️❗️❗️❗️❗️

今関連語句でSNSさがすとこんなんたくさん出てくる。

もっと悪辣な、告発者を中傷したりマスゴミ呼ばわりしたりネトウヨ陰謀論者とのハイブリッドみたいなやつもたくさんいるので、

ここに上げたのはほんとうに中庸の層と思われる。

 

ジャニー」という名を冠して活動する道義的問題

タレントに対する性搾取構造がなあなあのまま温存されることへの危惧

加害者の「名誉」が公に守られ続けることによる性被害者への悪影響、

そんな諸々は彼女たちにとって全く眼中にない。

彼女たちを支配しているのは、タレントを推すという活動快楽のみである

 

彼女たちを浅はかと嘲笑うのは簡単だが、ただ、一般的日本人より特別に愚かなわけでもない。

日本社会において、社会的道義自分なりの正義に基づいて行動できる人はほとんどいない。

単に欲望を求めて動くのが「ふつう」で、

逆に行動動機として、社会的道義正義を掲げようものなら笑いものにされる。

 

アニメーター搾取されているのを知りながらアニメを貪り見る人、

ユニクロウイグル奴隷労働による綿を使っていると知りながらユニクロの服を着る人、

外国人技能実習生低賃金で重労働をさせられていると知りながら農作物を食べる人。

みんな、知っているけれど、自分たちの欲望を満たすために一度棚上げにしているだけだ。

 

こういった状況をどう打破するか。

最近実績があった変革の一つはMeTooであろう。

セクハラはずっと昔から「やってはいけないこと」ではあったが、

ほんの十年前までは棚上げにされていた。

男性の側はそんなことで怒られちゃたまんないよ笑と言い、

女性の側もそのくらいうまくかわせないほうが悪い、コミュ力問題、と軽くあしらっていた。

しかし、海の向こうで有名人見せしめのようにセクハラ仕事を干されバッシングを受けると、

とたんに社会全体の「やってはいけないこと」ラインが大幅に下がった。

今、十年前に問題のなかったこと――

たとえば性行為経験の有無におおっぴらに言及して笑ったり、

体型について口にしたり、なんてことをすれば多くの人に眉を顰められるだろう。

 

社会的道義正義の為には誰も動かない。

自分快楽のほうがずっとだいじだ。

彼らを変えるには、結局は社会的に大規模なバッシング見せしめ非難される人間、つまり不利益と恐怖が必要となる。

ジャニーズいつまでも推します!」という人たちも、その「推し行為自分たちに快楽でなく苦しみをもたらすと知ればすぐに身を翻すだろう。

彼女らはそういう「ふつう」の人たちなので、痛みを持ってしか学習しない。

 

だがこの方法には問題があり、一部のカルトめいた信者層は苦しめば苦しむほど強固に耽溺し、エコーチェンバーの沼に浸かっていく。

セクハラ糾弾する声が大きくなる中、ミソジニーたちが凝り固まって言ったのと同じである

それはさらに十年も放置すれば社会との軋轢によって身を滅ぼしてはいくのだが

(数々の著名人たちが、差別的言動による身の破滅をもって証明してくれたとおり)。

 

ジャニオタをどう効率的社会から孤立させるか。

これは日本社会にとっての課題であると思う。

そうしなければ、あの同族会社は何も変わらないと今日の会見で証明されたのだから

疲れた

疲れた

エンタメ業界で働いている。中途採用入社した。

上司がクソ。

ノルマがきつい。

業務を減らして欲しいと伝えると「お前はそこまでの人間なんだな」と一蹴されて終わり。

気に入らない人間権力排除する。

気に入った人間には声色まで変えて接し、好きな業務だけやらせている。

からそいつミスしない。仕事ができるやつに見えている。

実際は上司のいる場でミスしないように見せてるだけで隠蔽ばかりしている。

頭のおかしな同僚は俺のデスクを叩いて喚く。

俺はカウンセラーじゃない。

頭のおかし上司相談すると「気のせいだ」と言われる。

頭のおかし部署から会社から孤立している。

頭のおかし上司から日本語が通じない。

上司にはまともな上司がいないか相談できる人がいない。

仕事自体は好きなのに。でももう無理かもしれない。

才能がないのかも。努力が足りない?

でも今日頑張ったら半年間動けなくなるかもしれない。休む?休んだら頭のおかしくない同僚に迷惑がかかるかも。

でも辞めなきゃ

2023-09-06

金の切れ目は縁の切れ目

私は今、とにかく金がない。

障害者だ。障害年金をもらっている。

年金と合わせて生活保護に該当する額よりもわずかに上回るほどには仕事もしているが、体調の都合で週二の出勤もこなせない。

少し前に一人暮らしを始めて、金がない生活とはこういうことを言うのかと思い知った。

父は愛情深いが、全ての愛情が食い違うモラハラ親だった。実家にいた頃は毎日怒鳴られ、職場が父の経営する会社になってから職場でも毎日父の怒鳴り声を聞いてる。私はそれに疲弊して、『逃避』として家を出た。

父には理由説明したがおそらく理解されていない、この前苦渋の決断で父に仕事を増やしてくれるか副業をするかの許しを乞いに行った時に『惨めな思いをしたかったんだろうが。惨めな思いしろよ』と言われた。まあその後二万円くれたんだけど。

貧困と父との関係に疲れ切っている最中友達と揉めた。

彼女は今度イベント主催をやるのだが、私は手伝いに呼ばれていたが、『他のスタッフの席がなくなるから来ないでほしい』とのことを暈して言われて、結局私が自分から辞退するように仕向けられた。

私が彼女に不信感を覚えて関係を切ったところ、三人でつるんでいたもう一人の彼女が間を取り持ってくれて仲は戻った。

二人とも、私の考えていることはわからないと思う。言外に責められているのはわかる。「そうやって突然切り捨てられるとあなたが悪く見えてしまうよ」とも言われた。

説明なんかできるはずもない。生活苦と父との関係で、私に説明する気力が無いからだ。

『金の切れ目は縁の切れ目』という言葉がある。

これは半分くらい正しいなというのが肌感でわかる。

友人が私を足切りしたのも無理はない。私は金が無くて何度も遊びを断っている。他の友人が私の費用を持ってくれたりすることもあったが、申し訳なくて恥ずかしくて死にそうだった。

出欠の定かではない人間スタッフにするなんてリスクだ。友人は悪くはない。多分私も悪くはない。私の運が悪いだけ。

金があるから人が寄ってくるのではない。金が無いから人と疎遠になるのだ。それが金の切れ目は縁の切れ目ということ。

私は今、一人で暮らしいるから怒鳴られない。寝ている部屋に突然父が怒鳴り込んでくることも、喧嘩している時に殴られることもない。つまり私は今、生まれてきてから一番安全暮らしをしている。

どうやら私は、安全暮らしをすると孤立するらしい。

むき出しの市場主義の陰に追いやられた人たちのわかりやす現象の一つとして「愛されずに孤立した人間」というのがあるので、「モテない人」を馬鹿にしながら新自由主義批判している人達には説得力自分基準で3割くらいは下がるわけです。

anond:20230903104438

人間もどき学生批判して優位に立っている気になっているのは全く根拠のない話だ。

理想社会を掲げる者は左翼ではない。社会学では右派左派という拘りに言及する事はない。

社会学徒もどきな態度と言われても定義が不十分である

社会学を学ぶ学生は、一人一人の主張に耳を傾ける。具体的な活動をしている彼らを否定することは臆病者の戯言である

社会学は虚学ではない。

社会学とは統計学問である

ガソリン代が値上げされているのは直近の話であり、現在電気自動車の普及も視野に入れられている。社会には車すら保有することが不可能な人が増えている。

ガソリンだけではなく原油高騰の問題点を追究するのが社会学だ。

電気エネルギーに転換することで職を奪われる人が発生する。それを追究するのが学問だ。

日常的な困窮が発生するのは、代々渡って低学歴家系出身からであり、こういった社会的弱者はコミュニケーション能力に劣る事がある。自らの困窮を自らの責任とせず、社会へと転嫁させるのである

例えば、学生を目の敵にすることが無益行為である事に気が付かない。この間学生達は己の研鑽に励んでいる。努力でどうにかなることから目を向け無為時間を過ごす先に困窮が待っている。

そして、誰の為にもならない愚痴を連ねる。

信号がなくて困るのであれば管轄である自治体に苦情を嘆願すれば良い。しか低所得者層解決する術を持たない。

現実を救うなどという発想は何処にもない。英雄譚じみた感覚で誰もが勉学に勤しむ訳では無い。

好悪の感情を剥き出しにするのは良いが、このタイプは結局誰から愛情を受けられずに孤立しているタイプが多い。

2023-09-04

泳げるものは要を掴む

溺れる者は藁をも掴む

人の波を泳ぐコミュニケーション力を欠けば

その波は散りゆく

散りゆく波はどこへも連れて行ってはくれぬ

残され孤立したひとさじの水は打ち上げられた魚のごとくただ日に照らされるのみ

2023-09-03

[]新潟に終盤追いつかれ痛恨のドロー 鈴木潤の先制弾も追加点遠く…

明治安田生命J1新潟1-1オレオレFC>◇第30節◇2日◇デンカS

 オレオレFCが終盤に追いつかれ、貴重な勝ち点3を逃した。試合オレオレFCが先に動かした。前半40分、MF村松クロスがVARの結果、相手ハンドを取り、PKを獲得。これをMF鈴木潤が冷静に決めた。後半も開始直後にDF奈良田が攻め上がってミドルシュートを放つなど、積極的攻撃を仕掛けたが、追加点が遠く、逆に後半41分に新潟FW小見に同点弾を決められた。

 【写真新潟引き分け、倒れ込むオレオレFCイレブン

 ゴールネットが揺れた瞬間、沸き立つ新潟サポーターを横目に、ロイブル軍団は立ち尽くすしかなかった。1ー0で迎えた後半41分、一瞬の隙を突かれ、新潟FW小見に押し込まれ勝ち点3がさらわれていった。残留を争う新潟と手痛いドロー試合後、イレブンの足取りは重かった。

 MF鈴木潤主将は「先制したまでは良かったけど、追加点を…。でも本当に強いチームは1ー0で守り切れるので、それが出来なかった事、自分達がまだまだ甘いチームだと言うことが分かった」と自戒を込めて、厳しい言葉を口にした。

 神戸との天皇杯準々決勝で120分、さらPK戦に及んだ激戦の爪痕は、やはり大きかった。中3日での敵地。負傷者も多く、先発を7人変えたが、「前半に関しては選手たちの動きは見るからに重かった」とは野河田彰信監督。前半から蒸し暑い環境下でなかなかボールを運べず攻守に選手孤立する場面が目立った。

 それでも先制点は奪った。前半40分、MF村松クロスがVAR介入の結果、相手ハンドを誘い、PK鈴木潤が決めた。後半は奈良田積極的シュートを打つなど、息を吹き替えたかに思えたが、追加点を取れないでいると、終盤は足が止まり相手の猛攻を受けた。

 野河田監督は「今日はもう2点目を取れんかった事、あとはあそこまで来たんやから、逃げ切らないといけないやろ。その為に村山大村一条を投入したんやから」と2つの課題を指摘した。チームは負傷者の続出で苦しい台所事情は続くが「そんなん、みんなで乗り切るしかないやんか。なんとか選手は動かせるようにせなアカン」とチーム一丸を改めて強調した。

 明日行われる2位神戸の結果次第ではあるが、首位横浜FMは敗れ、名古屋鹿島引き分けた。望みはまだある。中断期間を挟み、次節は15日、新国立競技場浦和レッズと対戦する。今季3試合勝利相手鈴木潤は「ずっと悔しい思いをしている相手。なんとしても勝つ」と前を向いた。優勝戦線生き残りをかけた大一番に全員が前を向き、次こそ勝つ。

2023-09-02

anond:20230830203626

JTC時代に、新入社員として、Bさんのような社員サポートにつけられたことがある。

「A山学院大学英文学を専攻していました」

自己紹介したBさんはホラン千秋に似た、いかにも海外営業といった容姿独身女性であった。

しかし、Bさんに質問をしても

「私も異動してきたばかりで何も分からないの」

と困ったように微笑むばかりであった。

事実彼女自身仕事についても何も知らなかった。

どんなにつまらない社内向けの書類でも、OSアップデートでも、Bさんは胸にメモを押し頂くようにして、別の社員に教えを請いにいった。

わたし能力は人並み以下だが、危機察知能力の高さには自信がある。

初日、Bさんから一日半かかると聞いたパソコンセットアップが1時間弱で完了した時、

(この人の言うことは本当に信用できるのか?)

という疑問が生まれた。

Bさんと担当するプロジェクトについては、Bさんから

「開催はだいぶ先だから今することはないの。

何もすることがないのはつらいかもしれないけど、緩急のある仕事から仕方ないわ」

もっともらしい話を聞いていた。

しかし、念のため、わたし自身の予習を兼ねて過去メールを読み返すことにした。

すると、Bさんが回答する必要があるメールが何通も月単位放置されていることに気付いた。

JTC風にいうと、「ボールはこっちにある」というやつである

プロジェクトはとっくに動き出していたのだが、Bさんが返信を怠ったせいで数か月ストップしてしまっていた。

相手方から数度にわたって催促のメールが届いているメールさえあった。

なぜ返信しないのか聞くと

「私に返信を求めているとは思わなかったわ。解釈の違いね

と会話を打ち切られてしまった。

わたしは数日目にして、まずい状況に身を置いていることに気付いた。

そこでチームに「状況の」やばさをアピールしつつ、彼女の顔を立てながら、プロジェクトの遅れを取り戻そうと必死になった。

Bさんはとくに焦るでもなく、

増田さんは配属されて一か月なのに、もう何年も働いているみたいね

とまんざらでもなさそうだった。

わたしはBさんに仕事を教わっているという体であったので、成果物はすべて彼女個人フォルダに保存することになっていた。

自動で保存される更新履歴を見るかぎり、彼女はもう自身フォルダを開いていなかった。

おもな作業者わたしを筆頭としたBさん「以外」の社員であり、作業の進捗を管理し、遅れや不足に気付くのもわたしたちだった。

Bさんは仕事優先順位をつけることができないという点で、会社員として絶望的だった。

期日等は考えずに自分がこなせる単純な仕事だけ片付け、それ以外は放置して忘れてしまう癖があった。

わたし彼女タスクに気付くと、その背景と彼女がとるべきアクション説明して、例えばメールならわたしが背後で文章を読み上げてタイプしてもらった。

わたし時間がとれなくなると、メールの本文を代筆して送り、名前だけBさんのものに変えてもらった。

簡単タスクを与えずに放っておくと、気まぐれに取引先のメール

「〇日ですね。承知いたしました」

などと返信してしまうことがあった。

それに気づくたびに

「Bの部下の増田です。その日程は別件の立ち合いのため厳しいです。

×日、または△日でいかがでしょうか」

などと真逆の内容の訂正メールを送ることになった。

取引先の担当者たちは察しがよく、Bさんのメールに返信することをやめ、わたしと直接やりとりするようになった。

Bさんは「契約書」や「議事録」といった基本的ビジネス用語、また「アダプタ」や「URL」といったPC関連の固有名詞をまったく知らなかった。

クラウド」や「AI」といった近年の技術をすべて「システム」と呼び、

学校で習わなかった」

と不満そうにしていた。

「やりたいか説明して」

マニュアル作成して」

と言うのでその通りにすると感謝されるが、知識ノウハウよりも、自身の向学心を表現することに満足してしまうようで、マニュアルは一度も開かれないままだった。

実際、目の前にあることに対する好奇心は強いかただったと思う。

会議などに出席する機会があると

「聞いてるとなかなか面白いわ。オススメよ」

などとうれしそうにしていた。

なお、わたしはその時、彼女の代わりに翌日提出予定の議事録報告書を起草していた。

ある昼下がり、顧客との打ち合わせに向かう前に急ぎの仕事を片付けていると、彼女が言いにくそうに話しかけてきた。

「あのね、増田さん、気付いてるかもしれないけど、わたし、実は…」

(またわたしの知らない熟成案件が?まさかから会う会社関連のなのか?)

青ざめるわたしをよそに彼女はこう打ち明けた。

わたし、実はキティちゃんが好きなの!このポーチキティちゃんだし、定期入れもキティちゃんなの!」

(え?今、その話するの?私、あと15分で打ち合わせに入るんだけど?というか、Bさんもですよね?)

彼女は放心状態わたしに対して、キティちゃんとの出会いからご当地キティちゃんを追いかけて京都沖縄を旅したことについて語ってくれた。

彼女お気に入り旅行先は南国で、「何もしないでぼうっとするのが好き」とのことであった。

ある日、彼女口内炎になった。

わたしは何の医学知識もないのに、彼女口内炎の経過を毎日30分近く聞かされることになった。

口内炎が完治する頃には、チームの全員が彼女口内炎について直接聞いて知っていた。

数分後に経営会議を控えた幹部を呼び止めてブリーフィングすることすらあった。 

季節は真夏となり、わたし名実ともにBさんの業務を代行していた。

その頃にはBさんは社内外で完全に孤立しており、話の長いBさんに話しかける人はいなくなっていた。

Bさんは自身の行いを省みることなく、

「みんなオトコだから若い女性が好きなのね。だからわたしに冷たいんだ」

「この会社は古いから、新しい仕事のやり方が受け入れられないんだ」

といったとんちんかん愚痴を言っていた。

彼女とて社内外の担当者が彼女スルーしていることに気付いていたはずで、無理やりでも責任転嫁することで自分プライドを守っていたのだと思う。

同時期に私は驚くような事実を知った。

口癖のように「わたしも配属されたばかり」と言っていたBさんは、実は私に1年前に異動してきていた。

しかも、だいぶ若々しく見えるが、新卒入社して勤続30年近い管理世代社員だったのである

このあたりでわたしの中の何かが決壊してしまった。

当時、わたしがBさんに感じていたのは、自分理解できない存在に対する本能的な恐怖であった。

私が英日ネイティブだという話をすると

「私も英語は得意なの。英語力をキープする方法はある?」

時期的に就職活動が難しかったという話をすると、

「私の年も氷河期で一番入りたい企業に入れなかった友人がいたわ」

共通点アピールしてきた。

わたしがBさんの英語能力を目にする機会はなかったし、彼女の同期(管理職)によれば彼女バブル世代である

彼女はそういった意味のない嘘をつく癖があった。)

しかし、わたしたちの間に横たわっていたのは、世代学力の差といったレベルでは片付けられない、まったくの断絶であった。

彼女瀟洒スーツを着て滑らかな日本語を話す、かぎりなく会社員に近く、(わたしの考える)会社員ではないものだった。

わたしは早朝のランニングをやめて、仕事の整理をする時間を作った。

毎朝「今日自分がすること」と「今日Bさんにさせること」の二つのリストを作って、スマホスキャンし、会社メールアドレスに送信した。

わたしの体は謎の存在対峙することに疲れ果てていた。

とにかく甘いものが食べたかった。

趣味を楽しむ心の余裕はなくなっていた。

書店に行って本を選ぼうとしたが、何を選んだらよいのか分からなかった。

口座には毎月自動的に振り込まれ給料が貯まっていた。

学生時代図書館で借りるしかなかった学芸文庫だって買えるのに、何を手にとってもときめかなかった。

本を選ぶことができず、例のメモ用のフリクションペンを買った時、自分が変質してしまったように感じた。

会社の最寄り駅に近づくと、吐き気めまいに悩まされるようになった。

自分が同期の中でも期待されていないから、Bさんのお守りを押し付けられたのかもしれない」

という疑念を振り払うことができなかった。

わたし同級生から海外労働事情について聞いていたので、日本終身雇用制について好意的にとらえていた。

しかし、何かの予算で1000万円という金額を見た時に、Bさんが

「1000万円なんて私ももらったことないのに」

と不満げに漏らしたことがあった。

それを聞いた瞬間、数々の疑問が湧いてきた。

年功序列とはいえど、新卒一括採用という一発勝負で、何もできない社員に1000万円が現実的に思える額の給与を与えるのはどうなの?

子供のような年の社員にお世話係をさせてまで引き止める必要があるの?

それ宝くじとどう違うの?わたしオポチュニティはどうなるの?

仕事が極端にできない社員には引導を渡して、パソコン契約もない、指示が一行で完結するような仕事に就かせた方が本人も周囲も楽なんじゃないの?

とくに出来がいいわけでもないのに、そんなことを考えてしま自分嫌悪した。

結局、わたしは冬頃には会社に対する信頼を失っており、1年を待たずに外資系企業転職した。

会社の育成計画的にはわたしも失敗作なので、その点に関して言い訳をする気はない。

しかし、Bさんは給与について文句を言いつつも、おそらく転職機会がないという消極的理由から、今も会社に居残っている。

災厄のような社員解雇できず、中途半端な高給を与えて飼い殺すシステムは疑問だし、そのつけを他の人に払わせるのはもっと疑問。

anond:20230830203626 と全く同じようなことがあった

自分が書いたのかと思った。それはもうやばい人だった。

自分より20歳は年上で新人教育をさせられた。

まずパソコンが上手く使えない。メモもぐちゃぐちゃ。でも資格は持っているので勉強ができないわけでは無さそうだった。

あの頃の自分は2年目でまだ仕事で使うそ資格を持っていなかった。

なので給料資格手当がない分、その人より下だった。

その人のやばさは2日目で気づいた。あまりにも仕事が遅い。1時間でできることが半日経っても終わっていない。

新人教育は2人目だったが、1人目はそもそも出来が良かったので、今回は教え方が悪いという流れになった。

周囲からちゃんと教えなきゃだめでしょ、という言葉が3週間続いた。

新人には何度も「ゆっくり丁寧に言ってほしい」「こんなのすぐにはできない」「ちゃんと人に合わせて喋れないの?」と言われた。

もちろん、二人分の仕事を請け負った。

なんとなく同じ部署の人が遠巻きに見ていたのを覚えている。だんだん誰も何も言わなくなってきて、私は『やばい新人担当』になった。

会社雑用も、食事も、休憩も、コンビで動いた。運転免許があるのになぜかできないということで、私がした。

数か月地獄のようだった。

ただ優しく説教こそしたが断じてキレてはない。

今思えば巻き込まれたくなかったのだろうが、当時は突然孤立したように感じてしまった。

質問地獄新人は、私の教え方が悪いと大きな声で私を叱った。

そして期限がある仕事無視して、突然デスク本棚整理整頓を始めるのだ。

癖のようで、仕事を放り出しては2時間ほど掃除タイムに入ってしまう。

私はもはや呆れてしまい、流す体制に変えた。

思い返せばその体制に変えた2日後だったろうか。新人が机をバンと叩いて大声を出した。

「いいかげんにして!教えたくないなら、教えなくていい!もう担当を変えてもらう!」

振り返れば部署で一番パソコンが使えて一番親切丁寧で一番優しく一番他部署にも顔が利いた私が、そんなことを言われる筋合いは無かったのだが(これは歳を重ね図太くなった私だから言えることである

当時2年目、二十代ということもあり自分にひとかけらの自信もなく、気弱だからと先輩にいじられがちだった私は思いつめ、走って逃げて号泣

近くに居た同僚が心配してくれて追いかけてきたが、涙を止めることができずに暫く休憩室に居ると、新人が現れた。

そして目の前でお弁当を広げだしたのだ。

「さっきは大声だしてごめんね。大丈夫?飴あげるね」

私は恐怖で逃走した。

戻った瞬間、騒動が一瞬で広まったらしく、周囲が鬼のように優しくなった。新人担当はそこで終わった。

その後も新人担当だった期間にやった仕事ミスだらけで、自分の分も、その新人の分も怒られたり、教え方が悪いのではとソリの合わない先輩にいびられたりしたのだが、

私の部署替え、転職を持ってその件は終了した。

その新人はまだ同じ部署にいるが、やはり明らかに浮いた存在らしい。

急に帰ったり、急に遅刻したり、他部署の連絡をすっ飛ばすなどトラブルメーカーを発揮している。

なんかの宗教にはまってて、宗教グッズを応接ブースにかざったりなど自由だ。

新人が入ってくると取り入るように色んなものを買い与えているのも怖い。

社長はこの件を大まかに把握しているが、そもそも新人社長の顔見知りで、セクハラを許すのでお気に入りのようだった。というか昔、不倫相手だったらしい。

なので社内評価は「私が若く未熟だし、年下に教えられたか新人もいらついたのだろう」ということになったようだ。

仕事ができない人に関して、社会がなにかできないか

よく議論になるが、それは今でも社会が変わっていくべきことだと思う。

こんなことがあった今でも、私は結構辛抱強くマイペースな人に接していける人物だと自己評価している。

ただ、性格。口が悪い。他者リスペクトがない。それに関してはもう仕事ができるできないの話でもない。

新人は前の職場上司喧嘩してクビになっているし(本人談)

書いているだけで胃がキリキリするのだが、本当に胃というもの身体サインだ。

あの頃の私は睡眠にも悩まされ、新人担当が終わってから普通に仲良く接してくる新人へのストレス自律神経がぶっ壊れた状態になった。

もっと早い段階で、この件に関してなにも対処しなかった会社を辞めるべきだったと今は思う。

今同じように悩んでる人へ。とにかく逃げろ。ぶっ壊されるぞ。

2023-08-31

自分はB側の人間と思った

https://anond.hatelabo.jp/20230830203626

上手くリンクが貼れているかからないが上記ブログを読んで「あ、自分はB側の人間だ」と思ったので書いてみた。

まず自分半年前に転職したものの今現在部署内で孤立している。自分場合は周りにも仕事ができない人思われてるので少し違うけど。

B寄り人間からは見えている世界はこんな感じ。


①分からないが分からない。

「分からないことがあれば聞いてください」と怒られながら言われる。

テスト用紙で例えると、上司から「分からないのに何故埋めて提出したんだ」って事。

自分からしたら

「全部正解を埋めたぞ!出来ました!」

と自信満々な訳です。分からない所が分かってない、自分では正解をしているつもりなので上司に怒られた際は「?」でした。

自分もこれはダメこれはいい。とメモをして物事を1つ1つ把握してテスト用紙に例えた仕事は今何事もなく仕事ができています

でも全てを把握できた頃には「怒られないと分からない人」になっています

「これはダメなやつ!」って怒鳴られた際には、何でこれがダメなのか分からなくて「これは○○が該当してる時にしか使えないの」と言われて1から全てを説明されないと分からない。

類似案件を前に説明したと言われたけど全く同じ内容じゃない為イコールで結びつかない。

実際は複数何十種類とあるけど「この子は成人済みだけど18歳だから一番、この子は21歳だけど大学生から二番、この子は21歳だけど働いてるから三番…」の様なもの



②話の内容が結びつきにくい、連想ができない。

話の内容Aと話の内容Bが繋がりにくい。

・Aさんが明日○○に行くと会議で話す

・数時間後AさんとCさんが営業内容話をしていた

これがまったく繋がりません。

今日Aさんここに行くよね?さっきの話はその時の話」

説明され昼の話が会議にでた場所営業しに行く内容の話だと繋がります

他にも書類作成印字し、それを部署A▶︎部署C▶︎別会社B(外部)と渡してチェックし、最後の別会社Bから荷物が出荷される仕事

稀にBまで行かずに、部署Cの内部出荷した事があります

「C(内部)出荷の際は選択肢2(B出荷は選択肢1)を選択して保存」はメモをして把握していたものの、この書類印刷されず、印字されない!ちゃんと2を選択したのに。

この後はプチパニックで、ワントーン声が低くなった上司に「印刷が何故か出ないのですが…」と伝えたところ

「Cが直接出荷するんだからC部署コピー機に直接印字されるのが当たり前でしょ!何ヶ月やってるの!!」と怒られてしまいました。

ちゃんと考えれば同じ会社なんだから直接C部署転送されるだけなのに、わざわざAに渡してCに渡す必要ないのです。(AはBの外部機関向けのチェックだけなのでAが見る必要ないのは後から部署Aの人に聞いた)

Cが出す時はAを通さなくていい、だから自分部署で印字する必要がない。という連想ができません。

毎回Aに渡すから今回も印字されAに渡すのだと思い込みました。

仕事の全体の流れがわかるマニュアルがほしい


これがB視点からした日常茶飯事。

怒られてから把握すると益々他人には「理解しようとしてない、話聞いてない、自分で考えないやつ」が出来上がっていきます

解決策として流れを絵や文字に起こして把握してなんとかなる日もあるのですが、上記の件は"C部署印刷機に直接転送される""Aがチェックする必要がない"がまったく発想上にありません。だから"絶対Aに渡さなくちゃ"となっていました。

こういったミスを減らそうとして怖くなり質問を増やす度に怒られ声を低くさせてしまます。内心怖くて質問したくなくなりますけど流石にそんな事はできないので質問しますが…Aの人は知らない事をどこで把握するのか、自分常識を知らなさすぎるのかもしれない。



見えてる世界、Aと同じになれないかな。

毎日仕事が落ち着いてくる残りの3時間はずっと書類見るだけの給料泥棒です。

(これも言い訳ですがその時間帯にやる仕事書類には絶対触らないでと言われたので…)

同じBの人たちは何をしてるのか、孤立苦痛ではないけど分からないことを質問した時ワントーン声が下がって真顔で対応される時は怖いし辛いし自分が悪いのはわかってるけど泣きそう。仕事さえできればやる事こなして帰るだけなのに。それが難しい。

もちろん自分の物覚えが悪くて申し訳ないと思っている。イライラさせてる原因のクセに怒られたくないってなるし、辞めたいけど仕事続けないと生活できないし…とグルグル考えて泣いて恥ずかしい。


物事を把握するために頭の中を整理している、考えてる時間フリーズしていてぼーっとしてる、サボってる風に見えるってのを学生の頃に指摘されたがそれが職場イライラ助長させてるのを先日把握した。そんなつもりは無いか毎日すみませんしか言えることがない。

2023-08-30

被害者独り言

ジャニーズ報道を見ると動悸が早くなって胃の中が全部逆流しそうになる。

その理由は単純で、自分性的被害と人にしてしまった加害を同時に思い出して心臓が締め付けられるように痛くなるからだ。

被害者面だけしたいわけではないので、先に言ってしまうが、自分性的加害者でもある。

相手は妹みたいにかわいがっていた2つ年下のいとこで、親戚同士のお泊まり会ときに寝ているところを触りに行った。

生々しい描画がしたいわけではないので詳細は省くが、直接触ろうとして下着を少し下げたところで目が覚めそうになったので、慌てて部屋から出ていった。

その時は自分兄弟含め何人もの親戚が泊まる会だったのでおそらくは特定されることはなかったと思う。

その後もたまにあったりしたときはやはり兄妹みたいな関係でいられたので、そんなことを少しずつ忘れつつあった。

それから20年ほど会わない時間があったのだが、その子父親が亡くなったという話を聞いて、葬儀に参加することになった。

その時自分はすでに結婚していて子供も二人生まれていた。結婚式はやらなかったので親戚にはハガキで報告を送った程度だった。

の子母親自分母親の妹にあたる。

葬儀が終わってからも母と妹の話は終わらず、しんみりとした雰囲気の中でうちの子供達だけが騒いでいた。

すると、妹みたいだったいとこが子どもたちと遊びながらふとした瞬間に手を止めて泣き出してしまった。

どうしたのか聞いてみると、父親自分の子供を見せられなかったことが悲しくなってしまったのだという。

の子母親も、亡くなった夫に孫を見せてやれなかったことが本当に悔しいと一緒に泣き出した。

そんなところに子供を連れてきてしまたことを少し後悔した。

少し落ち着いてそういえば結婚はどうしたのか聞いてみたところ、「じつは、〇〇ちゃん増田名前)は大丈夫なんだけど、、、」という枕詞とともに自分男性恐怖症であることをこちらに告げてきた。

はっきりとした理由は言わなかったけど、親戚を含めて自分以外の男性が怖いのだという。

今回の葬儀についても遠回りに自分以外の男のいとこは参列を断っていたという。

その瞬間、それまで忘れていた自分がしてしまたことがフラッシュバックのように思い出された。

それはつまり自分性的加害をその子にしてしまたことが原因で男性恐怖症になり、今日今日まで苦しみ続けていたということではないか

いとこが泣いているのも、母親が泣いているのも、全部自分のせいではないか

それなのに加害者である自分けが許されているとはなんておかしな状況なのか。

今頃あの世ですべてを知ったこの子父親が、どんな形相でこちらを見ているのかを想像しただけで背筋が凍る思いだった。

すべてを白状して懺悔したい気持ちが、自分だけは信じつづけてきたこの子真実を突きつけてしま残酷さに負けてしまった。

保身と言われればそれまでだが、真実を知ってしまうことが今更傷を深くえぐり返してしまうことのように思えてできなかった。

ここから言い訳になる。

自分性的被害にあったのは小学校5年生のときに、民間キャンプ体験合宿に参加したときのことだった。

インドア自分に対して、仕事で忙しかった親が夏休みに無理やり参加させたもので、同年代の子10人くらいが、30歳くらいの優しい男性インストラクターに色々と教わりながら自然体感する教室だった。

キャンプ体験自体はとても楽しかった。

悪いことをしなければ怒らることもなく、みんなで料理を作ったり自然に囲まれテント眠るということ自体が新鮮で楽しい経験だった。

2日目の夜、尿意を感じて夜中にふと目が覚めると隣にインストラクターが横たわっていた。

その片手が、自分下着に入れられて股間を直接触っていた。

自分が何をされていたのかの自覚はなく、なんとなく嫌だなと思いながらも「トイレに行きます」といってその場を離れた。

戻ってきたときにはすでにインストラクターはその場にはいなかった。

これが性的被害だと気づいたのはずっとあとのことだ。

今にしてみれば思い出すだけで背筋がぞわっとするほどの嫌悪感がある。

ただ、そのことは自分にとって歪な形での性の目覚めとなった。

一つは尿意によるもの快感によるものかわからないながら、勃起してしまった自分への戸惑いが強く残ることになった。

同性愛者を差別するつもりはないが、自らが同性に対して性的な何かを感じることに猛烈な嫌悪感と恐怖を覚えるようになってしまった。

今に至るまで、男性恐怖症(男性過敏症)は解決されないままでいる。

もう一つは、性的欲求解決手段として、「寝ている相手を触る」という行為が強烈に印象付けられてしまった。

あの瞬間に印象づいたわけではなく、思い返し疑問を反芻している間に塗り重ねられるように刻まれていったのだと思う。

そして、自分性的加害へとつながってしまった。

自分はいとこのことが本当に好きだった。

それは自他ともに認めることで、それが恋愛感情であるのか、兄妹間による愛情であるのか、長女であるいとこにも、末っ子である自分にも分からなかった。

相手がどうかはわからないが、小学生くらいまでの間のことでありながらも自分には命と同じくらいに大切な存在だった。

それが一切の言い訳にならないどころか、それなのにどうしてそんなことをしてしまったのか自分でもわかっていないというのが正直なところだ。

全ては想像力の欠如であったのだと思う。

好奇心に負けてしまったというよりは、たまたまできる環境が揃ってしまったところに、されたことがある人間がいただけのことなのだと思うしかなかった。

ただ、本当に、本当に今では後悔しかない。

自らを呪い殺したい気持ちばかりが頭を支配している。

ジャニーズ報道を見るたびに、そのことが思い出されて心臓が締め付けられる思いがする。

自分への性被害がなければいとこへの性被害がなかったかどうかはわからない。

そればかりは本当にたらればで、だからそのことについて性的加害者を責めるつもりはない。

それどころか、もし自分への加害がなかったらという思いが持ち上がろうとすると同時に、そんなもの相手への加害の言い訳になるわけがないという鉄槌が下るのだ。

加害者なのだから苦しんで当然という言葉が、いつでも自分を苦しませてくる。

それを当然のことと受け入れなくてはならない苦しみから逃げることはできない。

自分はこのことが原因で男性恐怖症になった。

学生時代同級生との関係をうまく築くことができずに孤立してしまったし、未だにゲイホモセクシャルに対する直感的な嫌悪感払拭できないままでいる。

思春期を迎えて、されたことに対する意味理解できるようになればなるほどその考えは強くなった。

そんなことさえ、いとこのことを男性恐怖症に陥らせておいて言えることではない。

わたし被害は、自らの加害によって全てが甘じて受け入れざるを得ないものへと変わってしまった。

断じていうが、それ以降自らが痴漢行為に手を染めるようなことはない。

される側の辛さを知っているつもりだし、それによって人生がどのように狂ってしまうのかも知っているつもりだ。

そんなことを考えているときでさえ、狂わせた側としての責任という鉄槌が脳天に振り下ろされ続けている。

ジャニーズ報道を目にする度に、自らの責任によって脳天への鉄槌が繰り返され続けている。

報道を止めてほしいわけではない。

ただ、被害者数百人という数字を巨悪を叩くだけのエンタメで消費しないでほしい。

繰り返すが、自分の加害を擁護するつもりは一切ない。

その上で理解してほしいことは、ジャニーズの最も醜悪な点として被害者を共犯関係にさせている点にある。

ただ単純に、一人の大人から数百人の児童被害を受けていたと言うだけの話ではないのだ。

彼らは「アイドルとして成功したい」という正義のもとに、黙認や通過儀礼という解釈による加害の助長を担わされていた。

それが分別のつかない年端も行かぬ年齢の頃から組み込まれるように作られていたと考えれば、その仕組みのあり方がどれほどおぞましいものかわかってくると思う。

大人であれば立ち止まれものであり、大人になれば後悔するようなことを、信じてる大人にやらされていたのだ。

彼らは被害であると同時に加害者である

そのことが今まで被害を表沙汰にしなかったし、ジャニー喜多川氏はそれを理解した上で、分別のつかない年齢の子供だけを集め続けてきたのだろう。

金に目がくらんだ親さえも巻き込んで。

それはもう端的に言って地獄だ。

どれだけ表向きに眩しいエンターテイメントを演じていても、その土台に埋もれているもの地獄すぎる。

今回の一件が巨悪を叩くエンタメで終わってしまえば、さらなる地獄が地層として積み重なるだけになってしまう。

そんな地獄地獄を生む呪い連鎖を断ち切るためには、一つ一つのケースと向かい合い、絡まりあった被害と加害を解いていく必要がある。

少なくとも、今のままただ単に巨悪を叩けば叩くほど、少しでも加害に手を貸してしまった被害者の心の傷さえもえぐっていくことを理解してほしい。

もちろんそれがあなたにとっての正義だというならば好きにすればいい。

自分天国に昇っていく家族を、一人地獄から見送る覚悟ができている。

そんな辛い覚悟を、ただただアイドルを目指したかっただけの少年たちに背負わせていいとは到底思えないのだ。

anond:20230830101343

そうやってパヨクさんは自分主観に閉じこもって孤立して先鋭化するんだな…

いい実例が見られましたわ

2023-08-29

人間に見るコスト

利他的自責的な人間など存在しないという事をざっくり語ろうと思う。

人間精神のあり方は、コストのやりくりが如何にやりやすいかで優劣が定まる。

コストが尽きれば廃人コストを持て余せば我儘になる。

おおまかに二種に分けてしまえば

コスト高 利他←←←←←→→→→→利己

コスト高 自責←←←←←→→→→→他責

となる。

利己的というのは自己完結した行動でコスト回復がどれくらいできるかという事であり、利他的とは他人依存して何かをすることでコスト回復できるという事である

利他的は度が過ぎれば相手に対して求めるコストが高くなり孤立する。要はめんどくさい人である

利己的も過ぎれば同様である。よく自分勝手と言われるものである

自責的というのはトラブルが起きた時、それを自身課題と受け取れるという事であるが、これには高いコストを要する。

他責的と言うのは自責の逆であり、低コストだが度が過ぎると精神的成長が見込めなくなるなどデメリットが大きい。

例えば、利他的10割、自責10割というビルドを組んだとすると、コスト回復のしようがない。

相手に与えた恩というものが与えた分だけ帰ってくるという事は無い。あまり知られていないが、人間には他人の苦労を正確に認識できないという特性がある。

そのため相手から見た自分の恩も、自分から見た相手の恩も過小評価されるのだ。

そうして恩を与え合った時、自分視点で見た時の帰ってくる恩というのは主観10%程度の物であり、これで消費コスト分を回収するのは不可能である

この場合に起きる不具合として、「自分ばっかり頑張っている」と考えてしまバグがある。事実はそうではない。そうではないが確実にこれは態度に出て、日常生活に支障をきたす。

一方で利己的で他責的というと、これはもうよく見るものなので詳細まで語らないが醜悪ものである彼女達はコストはあり余っているが、どこか余裕の無いようにも見える。

これは、コストが減る事に対する耐性が無いゆえに、可処分コストが少ないかである

どちらに偏っていてもやる事は似たような物になる。

大事なのは両者のバランスである。が、自分を変えよう!といった事はほぼ不可能であると言ってもいい。自責他責バランスはまだ変化させることができるとして、利己的と利他的の変化については至難の業であると思う。

最初から利己である人間簡単で、自責に変えても他責に変えても良い。1~2か月ほどかかるかもしれないが、何かトラブルが起きた時に「自分がなんとかできたかもしれない」とか、「これは相手が悪いな」とか考える癖を付ければ良いだけである

それで自責他責バランスは変化させることができる。変化にどれくらいの時間を要するかは周囲の環境とそれに対する自分の立ち振る舞いに依存する。

利己的と利他的バランスを変化させる事はとても難しい。これは、それまでの人生を反映するからである

人生の中で自分を殺す事があったり、道徳を信じる事があったりするとより利他に寄る。

逆に自身の望みを叶えようとしたり、面白い事をやっていると利己に寄る。

利他的というのは異常な状態と言っていい。普通の人は道徳に従う事があっても信じる事はない。道徳を信じたくなる時というのは、理不尽から逃れようとしている時に限る。

利己とは健常な状態である

利己的な目的の為に相手に優しくするというのが普通の事であり、優しくした結果、相手から良いフィードバックを得た。というのは一見道徳的な話に見えるが良いフィードバックを得られる相手を選んだからである

道徳に殉じた利他的人間利己的に戻るというのは難しい。どうすれば戻れるかは今後の課題とする。

書くのに飽きたのでざっくり理想的ビルドを紹介すると

利己7利他3自責6他責4

ビルドが最も理想的であると思う。利己的に回復しながら、自責コストを費やし、たまに他人のせいにして生きる。それくらいが良い

【ChatGPT】文鮮明統一教会のヤバさを教えて

文鮮明統一教会のヤバさ(カルト洗脳、北、麻薬)についてChatGPTに聞いてみた。

増田文鮮明統一教会のヤバさを教えて

 

ChatGPT:文鮮明と彼の組織である統一教会に対する評価は多様で主観的である。彼らに対する意見は様々であり、支持者と批判者の両方がいることに注意することが重要である。ここでは、文鮮明統一教会について提起されている一般的批判懸念のいくつかを紹介しよう:

 

論争の的となっている信仰 文鮮明氏の教えは、しばしば異端視され、様々な宗教界や学界から懐疑的な目で見られてきた。文鮮明自身を「真の父母」や「メシア」とする考えなど、彼の神学概念のいくつかは、論争を呼ぶ型破りなものとみなされてきた。

 

カルト告発統一教会は、その階層的な構造、会員の生活に対する厳格な管理操作孤立の事例が報告されていることからカルトであるという非難に直面してきた。しかし、どのような宗教団体であれ、「カルトであるというレッテルを貼ることは、複雑で論争の的となる問題であることに注意することが重要である

 

財務上の懸念資金調達、什分の一、財務の透明性に関する問題を含め、統一教会内では財務上の不正行為が疑われている。一部の元会員は、組織に多額の寄付をするよう圧力をかけられたと主張している。

 

勧誘戦術統一教会はその勧誘方法について批判されており、その勧誘方法には新会員を引き付け、維持するための欺瞞的あるいは高圧的な戦術が含まれていると主張する者もいる。このような勧誘方法は、インフォームド・コンセント個人自主性についての懸念引き起こしている。

 

孤立家族への影響: 元会員からの報告によれば、統一教会への関与は、その偏狭性質集団アイデンティティを強調するために、時には組織外の家族や友人との緊張した関係につながることがある。

 

(略)

増田統一教会信者に行ってきたマインドコントロールについて教えて

 

ChatGPT:「マインド・コントロール」という用語は複雑で物議を醸すものであり、宗教的あるいはイデオロギー的なグループ内の様々な心理的社会的力学説明するためにしばしば用いられる。統一教会がその信者たちに対してマインド・コントロールと考えられるような行為を行っているという疑惑懸念がある一方で、ニュアンスをもってこのトピックに接近し、大雑把な一般化を避けることが重要である

統一教会の一部の批評家や元信者は、統一教会操作的あるいは支配的と解釈され得る特定実践採用していると主張している。以下は、強調されているいくつかの側面である

 

外部からの影響から隔離: 一部の元信者は、統一教会に属していない友人や家族から距離を置くように勧められたと報告している。このような外部からの影響から孤立は、潜在的グループとその教えに対する依存感を助長する可能性がある。

 

集団アイデンティティーと忠誠心統一教会は強い共同体意識グループの使命に対する忠誠心を強調する。これは個人アイデンティティよりも集団アイデンティティを優先させることにつながり、信者の信念や行動に影響を与える可能性がある。

 

情報の統制: 批評家たちは、特に統一教会に関する否定的報道批判に関連して、統一教会信者が入手できる情報を統制していると主張してきた。異なる視点に触れることを制限することは、信者たちが十分な情報に基づいた意思決定を行う能力に影響を与えるかもしれない。

 

認知的不協和認知的不協和とは、自分の信念や行動が互いに矛盾するときに、個人不快感経験する心理現象である統一教会は、組織の教えを採用し、反対意見を退けることによって認知的不協和を解消するよう信者奨励しているのではないかという意見もある。

 

要求の高い行動: 元メンバーからの報告によれば、大規模な資金集めや勧誘活動など、高レベル献身従事するようプレッシャーがあったことが示唆されており、これはグループに対する義務感や依存につながる可能性がある。

 

(略)

増田文鮮明統一教会北朝鮮関係を教えて

 

ChatGPT:文鮮明統一教会は、北朝鮮と複雑かつ多面的関係を築いてきた。この関係は時を経て発展してきたものであり、さまざまな解釈可能であることに注意することが重要である。以下は考慮すべき重要ポイントである

 

初期の関わり: 文鮮明はもともと北朝鮮出身で、朝鮮戦争中に韓国に逃れてきた。宗教活動の初期において、彼は分断された朝鮮半島和解させたいという願望を表明し、その過程において自らの運動役割を果たすと考えた。

 

北朝鮮指導者との関わり: 文鮮明統一教会は、北朝鮮韓国のより良い関係を促進することを目的とした様々なイニシアチブに関与した。これらのイニシアティブには、文化交流、人道的努力南北朝鮮間の対話を促進する試みなどが含まれる。

 

ビジネスベンチャー文鮮明統一教会は、観光業製造業農業など、北朝鮮におけるさまざまな事業投資した。これらの事業は、南北朝鮮間の経済協力を促進し、統一朝鮮理念を推進することを目的としていた。

 

批判と論争: 文鮮明北朝鮮との交流は、支持と批判の両方にさらされた。批評家たちは、文鮮明イニシアチブ北朝鮮体制正当化する試みと見なされる可能性があると主張し、一方支持者たちは、平和和解に貢献するための努力と見なした。

 

政治的宗教的配慮文鮮明朝鮮半島統一提唱し、北朝鮮指導者たちと関わったのは、政治的動機宗教的動機の両方によるものであった。文鮮明は、統一朝鮮世界的な調和平和ビジョンにおいて中心的な役割を果たすと信じていた。

 

力学の変化: 時間の経過とともに、文鮮明統一教会、そして北朝鮮との関係は変化していった。北朝鮮国際社会との間の緊張を含む外交的地政学的な動きが、両者の相互作用性質に影響を与えた。

 

文鮮明の死: 文鮮明2012年に死去し、その死は統一教会北朝鮮との関わりにおける転換点となった。対話和解を促進するための教会努力は続いているが、それらは現在文鮮明後継者たちによって率いられている。

 

(略)

増田南米犯罪組織が行ってきた麻薬ビジネス歴史と規模を教えて

 

ChatGPT:南米犯罪組織歴史的に、麻薬取引のさまざまな側面、特にコカインや、それほどではないがマリファナなどの違法薬物の生産取引に関与してきた。麻薬取引は、この地域に大きな社会的経済的、政治的影響を及ぼしてきた。ここでは、南米犯罪組織が行う麻薬ビジネス歴史と規模について概観する:

 

歴史

 

コカイン生産ブーム20世紀後半、南米諸国特にコロンビアペルーボリビアでは、コカ栽培コカイン生産が急増した。1970年代1980年代がこの拡大のピークであった。

カルテル支配 この時期、パブロ・エスコバル率いるメデジン・カルテルコロンビアカリカルテルなど、強力な麻薬カルテルが台頭した。これらのカルテルコカイン取引の大部分を支配し、暴力汚職を駆使して事業を維持した。

 

(略)

 

規模

 

コカイン生産南米諸国特にコロンビアは依然としてコカインの主要生産であるコカインは主にアンデス地域栽培されるコカ植物から得られる。

ルート密売犯罪組織は、南米から国際市場麻薬を移動させる複雑な密売ルート確立しており、多くの場合中米カリブ海諸国を経由地としている。

暴力と腐敗: 麻薬取引暴力組織犯罪汚職と結びついている。犯罪組織自分たちの利益を守り、競争相手排除するために武力行使してきた。

社会への影響: 麻薬取引暴力煽り統治を弱体化させ、南米の一部地域では社会的不安定助長してきた。また、コカ栽培麻薬生産活動による環境悪化もつながっている。

 

(略)

増田南米犯罪組織による麻薬ビジネスによるアメリカ国民麻薬中毒への影響を教えて

 

ChatGPT:南米犯罪組織が行う麻薬取引は、特にアメリカ国民の薬物中毒や関連問題に大きな影響を与えている。麻薬取引が薬物中毒に与える影響は多面的で、薬物の入手可能性、価格効能社会的力学などの要因が含まれます。ここでは、南米犯罪組織による麻薬ビジネスが、アメリカ国民の薬物中毒にどのような影響を及ぼしているかをいくつか紹介します:

 

供給と入手可能性:

南米犯罪組織は、米国への違法薬物、特にコカインの主要な供給である。大量に麻薬生産流通させる彼らの能力は、アメリカ地域社会でこれらの麻薬を入手しやすくする一因となっている。

 

価格と入手しやすさ:

南米からコカインやその他の薬物の大量供給は、時として価格の低下につながり、潜在的使用者にとって、これらの薬物をより手頃な価格で入手しやすくしている。

 

効能中毒リスク

南米犯罪組織製造するコカインやその他の薬物の効能は、中毒リスクを高める可能性がある。より強力な薬物は、より迅速かつ強烈な効果をもたらし、使用者依存症を発症する可能性を高める可能性がある。

 

(略)

増田ロバートパリー氏のメディアサイト内の記事「Dark Side of Rev. Moon (Cont.): Drug Allies」(https://www.consortiumnews.com/archive/moon6.html)の内容を箇条書きで説明して

 

ChatGPT:ロバートパリーによる記事 "Dark Side of Rev. Moon (Cont.): 1997年掲載されたロバートパリーによる記事麻薬の盟友たち」は、文鮮明麻薬関連活動、および政治的影響力の買収活動との間に疑惑があることを強調している。この記事は、文師と南米麻薬密売人や右翼政治家とのつながりに焦点を当て、文の影の金融慣行や疑わしい団体に光を当てている。記事の要点は以下の通り:

 

文鮮明政治的影響力買収作戦記事はまず、文鮮明の膨大な政治的影響力買収活動に対する関心の高さを取り上げている。記事は、文の組織が主要な政治家への秘密裏の支払いによって影響力を購入し、『ワシントン・タイムズ』のようなメディア資金提供していることを示唆している。

 

文師の財務慣行に関する疑惑記事では、文氏の組織資金洗浄や、文氏の息子であるヒョジン氏のためにコカインを購入するなど、個人的な贅沢のために資金を流用していると非難されていることを強調している。これらの行為は、1982年に文氏が脱税有罪判決を受けた犯罪になぞらえられる。

 

麻薬汚染された暴力団とのつながり: アジア組織犯罪ラテンアメリカ麻薬取引とつながりのある極右主義者との文氏のつながりが議論されている。文氏の麻薬密輸組織犯罪に関わる人物とのつながりは、アジアにおける統一教会の初期にまでさかのぼる。

 

文鮮明ヤクザ関係 文氏の組織は、日本ヤクザ組織リーダーであった笹川良一から支援を受けていた。この支援は、麻薬密輸やその他の犯罪活動とつながりのあった日本韓国で、文氏の組織進出していくのに役立った。

 

世界反共産主義同盟(WACL)との結びつき: 文の組織は、世界反共産主義同盟のような組織重要役割を果たした。世界反共産主義同盟は、元ナチス右翼人物とつながりがあった。文の信奉者たちは、これらの組織を通じてCIAと密接な関係を保っていた。

 

南米における文鮮明活動 南米右翼軍事指導者たちとのつながりを探る。ボリビアアルゼンチンといった国々における文の存在は、右翼政権の台頭や麻薬密売活動疑惑と重なる。

 

コカインクーデターへの文の関与: この記事では、1980年ボリビアで起きた「コカインクーデター」への文鮮明の関与について詳述している。クーデター後、文の組織は主要なクーデター実行者や麻薬密売人とつながりがあると報告されている。

 

文鮮明の拡大と影響力 ウルグアイアルゼンチンへの投資を含め、南米における文鮮明継続的な拡大について記事は論じている。文氏の経済的、政治的基盤の拡大が、監視の目を逃れるための活動の変化とともに指摘されている。

 

文の政治的コネクションの意味するもの: この記事は、文が影響力を買い、アメリカの有力政治家とのコネクションを持つことで、立ち入った調査から文を守ることができるかもしれないと示唆している。(後略)

解釈文鮮明は脱北後も北の工作員同然の活動を続け、南米コカイン利権に食い込み宗教団体偽装した巨大な犯罪シンジケートを構築。日米他の有力政治家利益供与を行い庇護を受けつつ、国際政治に大きな影響を与える反米親北の大物フィクサーに成長。死後、妻の韓鶴子マザームーン)に権力が移行。

2023-08-27

[]8月26日

ご飯

朝:焼きそばカイワレ大根。昼:袋ラーメンピザマン。夜:だし豆腐納豆サバ缶。間食:豆菓子アイスクリーム

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみ

○夜、灯す

○はじめに

数十年前の女生徒同士の心中事件真相を探るサスペンスな展開と、琴を演奏する部活筝曲部の大会を目指す熱血青春な展開を、女の子同士の関係性の変化で魅せるノベルゲーム

公称ジャンルホラー×百合だが、ホラー成分はかなり薄めで、熱血青春部活ものの味わいがかなり多め。

琴を演奏することとは、そんな大きなテーマを掲げつつ、音楽と向き合う真摯な態度がカラッとしてて楽しめた。

○琴最優先の主人公ヒロイン

優れた琴の才能を持ちつつも筝曲部部長から教わった楽しむの精神に重きを置き、仲間との和を重要視する主人公の鈴。

彼女対照的ヒロインの有華は、琴の世界では有名な家に生まれながらも、良い演奏をすることだけに重きをおき、その家の中ですら孤立してしまっている。

そんな二人がぶつかりつつも、他の部活メンバーが抱える課題解決に取り組んでいく。

鈴に依存しすぎて自立できない真弥、まだ周りと合わせる技術が不足している累、そして何かを隠している麗子たちの解決していくのが現代編のメインの筋になっている。

王道青春モノとして課題解決ちゃんとしており、かつ鈴と有華共に琴の技術面において優れているからか、琴のエピソードと、心情のエピソードとをすぐさま繋がらせかなりサクサクお話が進む。

もう少し余韻が欲しくもあるが、二人の優秀さの表現としては面白かった。

それぞれのメンバー視点人物になっての回想シーンもあるので、ここに文量が割かれていたら群衆劇的な楽しみもあったのかもだけど、あくまでここは課題解決のための自問自答で、そういう多様的な面は少なめ。

二人ともやり方は違えど最終的に琴の演奏が一番大事という目的共通しているからか、琴以外の例えば恋愛的なドギマギする展開はかなり少ない。

公称ジャンルには百合言葉も入っているが、この二人がそうとは言っていないので、そういう意味なのだろうか。

○小夜子さんと妹の過去編は切ない

戦後まだ間もない人権意識平等概念が浸透しきっていない時代の生きづらさが、小夜子さんと彼女を姉と慕う妹との関係を歪めていく。

最終的に彼女たちが心中するのは前提条件として粗筋にも書いてあるので、破滅に至るまでの過程は読んでいて辛かった。

そんな辛さの中でも、スキンシップを求める妹の肉食な感じは、なるほどなるほどな見所だ。

現代編のカップルとは違い、こちらのカップルはそのような描写たっぷりと楽しめて良かった。

幾人かのサブキャラもいるのだけれど、二人の目にはお互いしか映っていないせいで、どんどん深く落ちていくような関係性が描かれていた。

十六夜妙蓮さんが格好いい

から見るとお爺ちゃんの姉、大叔母にあたり今は保護者もしてくれている尼さんの妙蓮さん。

厳しくも優しい良いキャラで、老人ながらピザ唐揚げが好きというあざとい一面や、イタズラ好きな部分など様々な表情を楽しめる。

かなり格好いいキャラ彼女活躍するシーンは文句なしに決まっていて大好きになれた。

老齢ということもあって年月の重みを感じさせるエピソードは、このゲームらしさも感じられて一番好きな部分だ。

かに殉じることの複雑な尊さがあり、格好良さに滾りつつも、悲しくもあると、彼女が魅せるいろいろな側面のように、多様な感情が湧いてきた。

○おわりに

見所は沢山あったのだけど、ちょっとテンポが良すぎたかもしれない。

ストーリーの大筋や、その時々の文章に惹かれる部分もあるのだけれど、悪い意味でそれだけ。

ボリュームが少ないと一言で終わらせるというよりは、良い意味での遊びの文章が少なかったのが気になり、エピソードの数に物足りなさを感じたわけではなく、メインキャラ5人の掛け合いや心情を語る文量の少なさが物足りなさを感じた。

特に主人公の鈴が音楽のこと以外には鈍感なタイプ恋愛的なエピソードもあるのに無頓着なのがそれに拍車をかけていた。

とはいえ、良きところも沢山あって、文化系部活の熱血パート面白く、青春モノの良い展開が楽しめた。

過去編の時代のような見えないものと戦う小夜子さんと妹のエピソードも重たくて辛いけど良かった。

そして何より、何十年もその道に殉じてきた妙蓮さんの出番は最高に決まっていた。

彼女のその重みを出すためにもボリュームの少なさだけが惜しい作品だった。

2023-08-25

障害受容ができていないやつほどでかすぎる夢を抱く

自分地方都市で小さい就労移行支援就労支援員をしている。

就労移行支援とは就職に繋がりにくい身体知的精神(発達含む)障害者就労のための下地作りを行う場所だ。

もっぱら精神が多いのだが(身体は手に職をつけたり知的企業を目指すよりいわゆる作業所へ)、

一番厄介なのは境界知能と統合失調症(夢の世界に行く妄想型よりもまともそうに見えるが思考がめちゃくちゃな破瓜型と単純型の方)。

彼らは自分障害能力客観視できないからだ。

なんでこんなことを書いてるのかというと今でっけえ夢を抱いてる利用者複数人いて、熱い!!!!!!

統合失調症破瓜型)・境界知能疑いの20代男性障害個性。俺はその気になればやれる。業務内容を妥協する気はない。

「(就労準備はできてないけど)求人検索したら好きな会社求人募集してたから今応募するわ!!!!!!!!」

サッカー大好きでサッカー以外のことに興味を持たず、他の話題を振られたら「俺知らねえからな~」「俺わかんねえから(笑)」で済ませるやつが…?

そもそも自分病気現在日常でどんな壁になってどんな対処をすればいいか分析もできていないやつが…?

正しい怒り方で「怒ってきた相手上司に話して孤立させる」「会社から場所をなくす」とか書いてきたやつが…?

そう、彼は自分障害欠点を認められず、自分能力が優れているとの誇大妄想を抱き続けているのである

助けてくれ。

もう一人

統合失調症破瓜妄想混合)・ASD 40代女性

占いYoutuberになって困った人を導きたい」

「(PCスキル全く覚えられてないけど)IT企業障害枠で入って、3年後には部下を持って、10年後入った会社経営者になる」

ミス・ユニバースを目指します」

そう…………………………としか言えなかった

ちなみに医師から意見書で「就労不可」を頂いてるのに就活してるので、もうだめかもしれん

お前ら、障害まで言わずともありのままの己を受容しないとそのまま自滅するから

自滅してもいいけどそれはそれで夢見が悪いから見えないところでひっそり自滅してカウンセリングを受けてくれ

頼むから

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