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2018-07-17

キンタマが夏

少しうなだれて、太ももの付け根に張り付くキンタマは熱を帯びている。

そのまま溶けて蜃気楼になるといい。

2018-07-07

anond:20180707212225

そもそも日本には根本的に神がいない

昔は無論多神教だし

明治期に無理やり作られた国家神道

そして敗戦から人間宣言

 

ほとんどの人間戦後経済成長に乗じて

馬車馬のように働いて小金を稼ぐことで

アイデンティティを維持してたけど

そこからこぼれた底辺

戦後哲学論争で神の存在否定された高学歴理系

あいうキチ宗教にのめり込むしかなかった

 

今後は当然経済成長も止まって

そしたら今まで金稼いで自分肯定してた層が

カルトナショナリズムなだれ込む(というか既に)

オウムが可愛く見える時代になってくからな?

2018-07-01

anond:20180630210907

歴史漫画(とくに右左偏ってなく、古代から現代まで概観的に取り扱うような学習漫画)でさ、

第二次世界大戦末期に偉い人が神州日本だ!、一億総火の玉だ!神風が必ず吹く!みたいなの叫んでてさ、

横でズーンと他の人がうなだれてるような場面があるじゃない。

ほんま、今日本の全産業起業含む)ってあんな感じじゃないかと思うんよ。

高プロも採択されたしさ。

から崩壊してたて直すしかもう方向がないと全産業人間が思ってるんだろうなと思う。

ただ、自分はおとなしくして、責任を取らなくていい、逃げられる立ち位置にいようと。

2018-06-25

しかしながら「包丁規制しろ」論者が一気に増えたな

身内とされるもの危害が及ぶと思考を変えるのは人間防衛本能なんだろう

娘が殺されて死刑賛成派になった弁護士もいた

銃刀法厳罰化に一気になだれこんだりして

以前は十徳ナイフ程度では警察バカにしていたはてなーも今後はそういった事が言えなくなるし、

取り調べに徹底的に抵抗したドワンゴ社員についても非協力的な態度だと非難するだろう

2018-06-02

市役所前

コイツちょっと病気気味で、なんでもそのまま喋ってしまうんですよ、と男は連れのペンギンを撫でた。

「ほんとうに?おまえ、ペンギンなのに喋れるの?」

膝を曲げてペンギンに目を合わせた。

ヘミングウェイペンギンが言った。

わたしは辺りを見回したが、ヘミングウェイは見当たらなかった。つぎに彼の短編に似た話があったか思い出そうとしたが、わたしのなかで彼はカーヴァーと混ざっていたし、そのどれにもないように思えた。

「博識なんだね」

ペンギンの首と胴の継ぎ目あたりを撫でたが、どこが継ぎ目かはわからいかった。羽毛はざらざらしたと固く、ほのかに暖かかった。

ペンギンは首をうなだれた。

ヘミングウェイペンギンが言った。

わたしはざらざらを撫でた。海で生きるための身体だと感じた。ペンギンは悲しそうに見えたが、表情なんてある生き物でもなかった。

2018-05-29

神奈川交通事故逮捕された90歳のおばあさんが車で連行されるシーンが頭から離れない

夜ご飯を食べていて偶然目に入った、テレビニュース放送されていたシーンが頭から離れない。

逮捕された90歳のおばあさんが車で連行されていて、マスコミは正面から車内の姿を映している。

白髪で、目をつぶってなだれていた。痛々しかった。自分のしたことを懺悔しているのだろうか。

私には、このおばあさんがそれほど悪人には見えなかった。


事故けがしている人も亡くなった人もいる。おばあさんのやってしまたことは決して擁護できることではない。

でも、おばあさんのこれから想像すると悲しすぎる。

裁判を繰り返し遺族への補償もしつつ、獄中で余生を過ごすとは、なんて生き地獄なんだろう。

しかしたらそのまま獄中で亡くなってしまうかもしれない。寂しすぎる。

90歳の身体的にも精神的にも弱り切ったおばあさんに対して仕事をする裁判所や刑務所の人はやりづらいだろう。


ニュースネット検索してみた。このおばあさんを叩くコメントが並ぶ。

テレビで見た、あの車の中でうなだれたおばあさんがサムネイルで表示されている。

>また、被害者らに対して、「ごめんなさい、ごめんなさい」と、謝罪言葉を繰り返しているという。

という一文を記事で読んでしまった。見なければよかった。

別の記事では、何かの写真だろうか、おばあさんが正面で微笑んでるシーンのキャプチャー画像が目に入った。

おばあさんは優しそうに見えた。やりきれない。


なんでこんなに連行のシーンが頭を離れないんだろう。

ネットではおばあさん叩きの意見ばかり見るが、こういう気持ちになっているのは自分だけなのだろうか。

つい、ここに気持ちを書き殴ってしまった。

罪を犯したとはいえ、お年寄りがこんなに苦しそうな顔をしているのを見るのが本当に辛い。

事故のご遺族も、このおばあさんも、目撃者も、事故を処理する仕事の人たちも、皆可哀想でならない。

皆が不幸になるような痛ましい事故が世の中から無くなることを願う。

2018-05-25

最近ラブライブって にょぽみ使って不人気煽りネタやってるけどさ

公式がそれやっちゃうともはや一線超えた感あるよな

 

無論、もはやμsアクア路線捨てて

ぶっちゃけコンテンツ目指すのも良いんだよ

個人的にあそこら辺の黒い笑いは好きだけどさ

それと理想主義二次元アイドルって水と油だろ?

 

アイドルマスターだって最下位公表してねえのにさ

その傷口に塩を塗りに行くってどういうことだ?

(まぁあの数の中で最下位公表したら流石に引くけどw)

 

同じくスピデブキャラdisで人気獲得してきたナタを起用してんのも白けるわ

真面目にシコシコ描いてきた不遇キャラ同人作家無視して

人気キャラに媚びるだけの(しか面白さはにょぽみより無い)

同人上がり起用するってお前らどんだけ人材不足やねんw

 

三次元ドルオタと比べて、そういうリアル現実突きつけたら

ファンとしては複雑な心境にならざるを得ないっつうかさ

まさか処女ネタしないだろうとは思うけど・・・なんかやりそうだわ

 

今後アニメ百合営業したって

「頑張れば努力は実る!」的な戯言はいたって

もはや誰も真面目に受け取ってくれない

なんかとりあえず騒げればいいクソドルオタ崩れがなだれ込んでくるだけ

(つうかすでに家虎とかも公式が認めると言うカオスさ)

ギャグテイストにしなければ公式漫画家とのテイストとも合わない

 

この手のシニカルな笑いは、今までのコンテンツが歩んできた道とかなり違う

一体ラブライブはどの方向に向かいたがってんだろう

ミルキィ路線? 

 

まさかとは思うがブクブクエゴサおじさんも

そのうち公式作家の仲間入りしそうで恐いわ

2018-05-22

女子高生痴漢から助けてくれた話

ふと思い出したんだけど、今から数年前、常磐線通勤してた時、本当に足が浮くようなレベル満員電車毎日しんどかった。

その日も後ろの人に押されなだれ込むように電車に詰め込まれて、肩にかけてた鞄が人と人に挟まれ自分と少し離れたところで浮いていた。かろうじて持ち手を握ってたら、腰というかもう下腹部の辺りに硬いものを押しあてられてるのに気づいた。

最初は鞄か何かだと思ってみたら、オッサンがぴったり向き合って密着している状態で、瞬時に察した。

男性のこういうのはコントロールができないみたいな話も聞いていたので、何かこう不可抗力相手も悪気はないのかもしれない……と思いつつも不快不快だし、鞄から荷物はみ出そうだし、その内オッサン電車の揺れとは別に揺れ始めて(?)もう本当に泣きそうな気持になってきた。

そしたら私が変な顔してるのに気づいたのか、近くにいた女子高生が「大丈夫ですか?」とそっと囁いてきた。私はオッサンも近くにいるのになんて返していいかからず、あいまいな顔して大丈夫~というつもりで頷いた。もしかしたら間違いかもしれんし。

すると女子高生が突如「すみません」と割と大きな声を出して、私とオッサンの間にちょっと強引に割り込んできた。ぐいぐい体を押し込んで、私とオッサンの間に入る。それから私の手をしっかり握って、私の目を見て「大丈夫」と言うようににこっと笑った。私は泣きそうになりながらもう一度頷いた。

まもなく駅について、人がわっと流れ出て、それに流されるよう私も女子高生ホームに吐き出された。一言だけでもちゃん「ありがとう」と言いたかったのに、その流れに押されて私と女子高生は離れてしまい、彼女彼女で一度ちらっと私を見て笑った後、人ごみに紛れてわからなくなってしまった。ものすごくかっこよくて勇気のある女子高生だった。もしまた会えたら絶対にお礼にちょっといいケーキを奢りたい。

2018-05-15

anond:20180515165243

たみたいだし。

 だって百合で血の繋がった実の姉妹だよ?しかも姉が成人済の妹中学生とか、やばいでしょ。近親相姦の上に未成年淫行の全部乗せ。犯罪なんだよ?なんで島とか出来ちゃうの?なんでそんな堂々と出来るの?

 私は男のうちの1人、アルコールで赤くなった顔で延々と近親相姦について捲し立ててる奴の方を極力見ないように努めた。だって視界に入れることすら耐えがたい。本当に気持ちいから。百合なら姉妹どっちかに感情移入すれば姉と妹どっちも楽しめるってか?あーきもいきもい。最悪の近親相姦ロリコン野郎じゃん。

 やっぱりそうなんだ。百合ってこういう男たちに食い物にされてるんだ。

 本当にやめて欲しい。Noaさんはさ、そのもんには興味ないわけ。こうやって楽しそうに相槌打ってるけど、本当は金髪王子茶髪従者の話がしたいだけなの。

 でも急にその会話に割って入ることも出来ず、私はビールをちびちび飲むしかない。私、何してるんだろう。隣にはNoaさんがいるのに。Noaさんと話がしたくてここまできたのに。早くこんな時間過ぎ去ってくれないかな。

 そんなことを考えていると、とすっと音がしてNoaさんがこちらに寄ってきた。心臓が飛び跳ねた。さっきから感じていた香水匂いがグンと強くなる。

「う~んNoaちゃ~ん酔った~」

ちょっともりーぬ何急に」

 どうやらクソ女がNoaさんにしなだれかかっているようだった。いやまじで何してんの。

「もりーぬほんと弱いよね」

だって飲むの久々なんだもん」

 クソ女はなおもNoaさんにベタベタ触りまくる。ちょっと流石になんかヤバいのでは?

「こんなところでもりノアにお目にかかることになるとは」

「え、ソラリよんさん、表記ってもりノアなんすか。俺ずっとノアもりだと思ってた」

「あーどっちだ?支部で多い方じゃね?アハハ」

「ちょっ、検索してもどっちもヒットしないんですけどなんでっすか」

ガチ検索すんなって!アハハ、もしかしたら別の表記あるんじゃね?mrna的な」

 男共がゲラゲラいやらしく笑い、クソ女はLさらにこれ見よがしにukaさんに抱き着く。ちょっとまじでなにこれ。

 私の頭の中にはっきりと”男尊女卑”の四文字が浮かんだ。これは本当にきついわ。

 女が男に消費されるためにレズビアンのフリをして、悦ばせるとか男尊女卑の極みじゃん。無理無理無理。何でこんなことになってんの。Noaさんも普通に笑ってるけど何で!?ああもう私がNoaさんを守るしかない。

「そうだ、新刊と言えばNoaさんの私早速読みました!男体化めちゃめちゃよかったですー!」

 私は精一杯明るい声でそう言った。するとNoaさんが満面の笑顔で「えー、やったー!」とこちらを振り返ってくれる。

「確かに男体化は新しいよね」

 気持ち悪い笑いを続けていた奴らも、すぐに話題に乗ってくれた。良かった。

「Noaさんがやると説得力あるからなー」

「え、その心は?」

「絵柄が向いてるでしょ」

「嘘、男描いた方がいいてこと?」

「かもしんない」

「え~?」

 男共とクソ女は案外真剣トーンでNoaさんにそんなことを言い始める。なんだ、ちゃんと話分かるじゃんこいつら。っていうかNoaさんまじで男専門の絵描きになって欲しい。早くこんなところから出るべき。

「やー、でもなー、実は自分でも思ってるんですよ、男根成分多い方が合ってるかもって」

 Noaさんはそんなことを言いながら、スマホを弄り始めた。「ちょっとこれさっきかい落書きで、また後日上げようと思ってた絵なんだけど」言いながら少しの間それを探して、そして私達に画面を見せた。

 金髪女王茶髪従者が裸で抱き合ってる、いわゆるエロ絵。その身体にはちゃんと二人ともに胸があって、そこだけ見てればいつものNoaさんの百合のR18絵と変わらない。私は百合エロは苦手だけど。でも、いつもと違うのは、金髪女王の方に大きなソレが生えていることだった。

「うおーー!ふたなりっすか!!めっちゃいいーーー!」

「なるほどなるほど、これは……最高のエロさ」

 男二人が気持ち悪い笑みを浮かべる。今日イチキモ顔かもしれない。

「可愛すぎる~!生え女王めっちゃ可愛い~~!!イケメン従者が突っ込まれる方なのも最高~~」

 クソ女も目をギラギラさせながら繰り返しそう言っていた。そしてキモ男の最悪の近親相姦ロリコン野郎の方が言う。

「いやぁ、ふたなり、Noaさんの到達点って感じだね」

 その瞬間、ストンとそれを納得できてしまった私がいた。確かにその通りだった。Noaさんは、女の子女の子らしすぎずに描くことが出来る。男体化も違和感なく描きこなしてしまう。そしてふたなりというやつは、その二つの良いところだけを掬い取ったようなものだった。

 最高だった。でも私に取っては最悪の最悪だ。ふたなりなのだ百合に、女に男が自分たちの汚らしい欲望投影するためだけの方法ではないか。私の脳内にさっきよりももっと大きく、はっきりとその四文字が刻まれる”男尊女卑”。

 そしてNoaさんは言うのだった。

「ありがと~。描いてる間にほんとにめっちゃ楽しくて、もう私生えてる女の子専門でいこうかなってちょっと思ってるんだよね」

 決定的な一言だった。もうNoaさんは完全に私と違う世界に行ってしまったのだ。もうこの人を救うことなんて出来ない。

 例えどんなに絵柄にふたなりが合っていても、それを選ぶなんて許されることではない。男の支配を乗り越えずにそれに甘んじるなんて、男に屈服したも同然。

 この女は自ら望んで男に搾取される道を選んで、奴隷になる生き方をよしとしているのだから

 周りはハッキリ見えているはずなのに、私の視界は真っ暗で胃の辺りがキリキリと悲鳴を上げる。お腹痛いなと意識した瞬間に痛みは急速に強くなって溜まらずに私はトイレへと駆け込んだ。

 胃の中の物を全部吐き出してしまい、私はひゅうひゅうと肩で息をする。

 こんな、世の中はまだこんなにも男の支配下に置かれていたんだ。素晴らしい絵師さんも結局その支配から逃れられずに、その才能を汚される。

 私が個室を出て、洗面所で顔を洗っていると、Noaさんが入ってきた。

「そうじゅさん、体調悪いの?大丈夫?」

 私の方を見ながら首を傾げるその仕草は、やっぱり美しい。こんなひとがどうして。

「あの、どういうつもりで、ふたなり、とか描いたんですか」

 思わずそう聞いていた。もう分かっているのに、それでも確かめずにはいられなかった。Noaさんは一瞬キョトンとしたけど、何でもないように言葉を返す。

「え、一番エロく描けそうだったからかな。っていうかチンコ付けたら女の子もっと可愛いかなって」

 聞くだけ無駄だった。この人はもう駄目なんだ。新たな吐き気に襲われて、私は洗面所にさっき飲んだ水を吐いてしまう。

 Noaさんはそんな私を前に暫く無言でそこに立っていた。

「ね、もしかしてさ、そうじゅさんて、私のこと好きだった?」

「え……?」

 顔を上げた時、急にNoaさんが私にそう聞いた。その顔は、さっきまで私に見せていたのと全然違う、どこか人を見下したような人の悪そうな顔。

「スペース来た時も、新刊より私の顔じっと見てたしさ、まぁ私顔がいいからそういうことも多いけど、貴女視線ちょっと熱さが違ったっていうかね。だからあのマシュマロの主でそれをわざわざ言ってきたってのに納得した。私のことめちゃくちゃ見てて、そういうアピールまでしてくんの、そういうことかって」

「な、なに、なにを言って……」

「そういう女の子可愛いなって思うよ、私。感情が大きい子は好き。そうじゅさん、私ここから近いところに宿取ってるから、一緒に行かない?」

「いえ、あの、なにいってるんですか」

 わけがからず、頭の中がグルグルしてくる。この人は違う。Noaさんなんかじゃない。私の知っているNoaさんは。いや、私Noaさんのこと、なんにも知らない……。

あはは。警戒しないでよ。体調悪いならさ、ここ出て休憩してから帰ればってこと。ね?」

 何一つ分からないまま、私はその手を取ってしまった。

 そして今、何度目かのオーガズム彼女の指に導かれて、卑しくベッドに横たわっている。

「Noaさん、どうして……っ」

「うーん、そうじゅほんとに可愛いなぁ。私女の子大好きだから可愛い子なら尚更。ね、まだいけるでしょ。もっかいしよ」

 何にも染まらない白い肌が私の肌に重なる。ああこのひとは、少年とも少女もつかない、儚くて、でも意思のある指先は。

 まるでこの人自身が描いたイラスト中の人物のように美しい。

 体中から湧き上がる、最低最悪の欲望の中、あの日初めて見た、このひとの絵を思い出していた。

 草原の中に佇む、少年とも少女もつかないその姿。吹き抜ける風のように自由なすらりと伸びたその手足を。

百合豚クソオス界隈の女と女百合絵師の話

 ※これはフィクションです。実在人物団体、界隈などとは一切関係ありません。

 そのひとが描く、すらりと伸びた手足が好きだった。

 何にも染まらない白い肌が同じように白い肌と重なっている。草原の中に佇む、少年とも少女もつかないその姿は確かに静止画としてそこから動かない筈なのに、きっと誰にも捕まえられない。吹き抜ける風のように自由で追いかけても追いかけてもすり抜けていくだろうから

尊い

 そんな私の口から零れたのは、たったそれだけ。ツイッターで回ってきた、その美しすぎるイラストについて、私はそれ以上語る言葉を持たなかった。

 いや、持てなかった、と言うべきだろう。私のような語彙力のない人間がありふれた陳腐言葉で褒めちぎっても何にもならない。

 だからただ「尊い」とそれだけ言っていればいいのだ、そうだそうだ、それが正解だ。

 残念なのは、一回しかふぁぼが出来ないこと。見た瞬間に無意識に1回ふぁぼって、見入って息をするのを忘れて、それからやっと呼吸を再開した時に手癖でもう一度ハートマークを押したら、ふぁぼが解除されてしまった。正直あと億万回押したい。ツイッター仕様変えられないの?

 これだからツイッターはなんて思いながら、絵についてるツイートに目をやった。

『久しぶりにオリジナルのこたちかいたたのしい』

 なるほど、確かにたことないキャラだと思ったけど、やっぱりオリジナルだったんだ。そして”久しぶり”という言葉から察するに、普段二次創作をやっている人のようだ。

 ツイ主のアイコンは、知らない2頭身の金髪女の子キャライラストだ。アカウント名は@noanoa_hc、スクリーンネームはNoa。

 初めて見る人だ。世の中にはまだまだ私の知らない素晴らしい絵師さんがいるんだなぁと思いながらその人のプロフィールページに飛んだ。

 固定ツイートを見てぎょっとした。

 女の子女の子キスをしているイラストだった。一人はアイコンにもなっている金髪ロングの女の子、もう一人の子茶髪ポニーテールだ。

 オリジナル中世的で絵画的でもあった雰囲気とは全く印象が違う。女の子らしさを凝縮したふわふわキラキラした世界。可愛らしい色合い。

 でも確かに絵柄は同じだった。すらりとした手足のタッチは同じ。間違いなくどちらもNoaさんが描いたものだということは分かる。

 そうかそうか。なんだ、その、普段百合?をやってる人、なんだ。え、それってどういうこと?

 っていうか百合って男向けのだよね?そういえば時々BLとか少女漫画作家さんが百合描いてるの見かけるけど、正直仕事として依頼されたからだよね。好き好んで男のために消費されるようなものを作る女なんていないでしょ。

 だったら何?このひとは一体何なの?bio見る限り商業作家さんではなさそう。お仕事用別アカウントもないみたいだし。趣味百合をやってる女のひと、ってこと?

 何のために?……百合二次創作って売れるのかな?

 ああ、そうだ、きっとそうだ。それを収入源にして本当にやりたいオリジナルやってるひとなんだ。なんかそれってすごい。女を消費したがる男を食い物にして自分の好きなことの肥やしにしてるってことだよね。格好いいな。

 私は男子の絡みを主食にしているし、可愛い受けより美人男前な受けが好きだから、こういういかにも”かわいい”を強調したイラストを見ていると少し居心地が悪い。だけどやっぱり絵柄自体は好みだから不思議とずっと見ていられた。もうフォローするしかなかった。

 Noaさんのツイート頻度はそんなに高くなかった。2~3日に一回つぶやけばいい方。おはようとか疲れたとかの一言だけだったり、突然おいしそうな飯画を上げたり、内容はまぁ普通だ。口調は結構乱暴な感じだけど、名前からしても多分女のひとだろう。あんなに繊細で美しくて尊いイラストを描ける人が男であるはずがないと思う。

 そんな普通ツイートに混じって、週に1回平日(後にそれが毎週水曜日であることに気付く)に何かのアニメの実況をしているらしいことも分かった。

 最初は何のアニメなのかよく分からなかったけど、ツイートがやけに熱いなと思っていたら、その日のうちにワンドロを上げたりすることも多くて、例の固定ツイートにしている女の子達が出てくるアニメのようだった。

 イラストはワンドロにも関わらず、毎回クオリティが高くて、知らないアニメだけどNoaさんのは別だ。即座にハートマークを押して、でも少し考えてそれを取り消した。

内容が内容だから自分フォロワーさんにこんなのが回ったら絶対迷惑になる。みんな百合の耐性ないもんね。

 だから私はNoaさんを追うためだけのアカウントを作り、改めてフォローし直した。ふぁぼ欄がNoaさんのイラストツイートで埋まっていくのが嬉しかった。

 Noaさんは週末には時々オリジナル絵も上げてくれた。キャラは私が初めて見た時のものと同じだったりそうじゃなかったり。とにかくもうNoaさんの絵が全部好きだった。

 というかNoaさんのことを好きになっていた。低めのテンションからジャンル話題に食いつくときギャップが最高だし、普段砕けた乱暴な口調も格好良い。何か自カプについて考察みたいなことをツイートして界隈からのふぁぼリツをかっさらっていったかと思えば、オリジナルの儚げなイラストで私達を殺しにくる。

 ツイート頻度が高くないことは重々承知の上で、それでも今日は呟いているかどうかと、毎日のようにアカウントを見にいった。

 そうしていると段々話しているジャンルの内容が気になってきた。気になりすぎて動画サイトで探して、アニメを前クールから全部追った。

 正直そこまで私には刺さらないアニメで、男同士でやればいいのにと何回も思ったけど、ツイートの中身がスラスラ分かるようになったのは本当に良かった。

 TLを読解出来るようになると、それまで見えていなかった色々なものが見えてくる。

 ジャンルの界隈の人でいつもNoaさんの考察空リプしてる人、それに丁寧に対応するNoaさん。時には長めの議論に発展することもあるけど、いつもNoaさんが綺麗に論破してしまう。

 そして、Noaさんをしきりにご飯に誘ってくるのはいつも同じアイコンだった。休日の度に何度も何度も図々しい。でもNoaさんは優しいからその誘いに乗ってあげていた。

 TLに流れてくる二人分のスイーツ画に吐き気がした。Noaさんはお前のSNS映えのための道具じゃないんだぞ。

 無事に現行クールの話数に追いついた私は、水曜日にはリアルタイム視聴もするようになった。Noaさんの実況を見ながら見アニメは格別だ。離れているのに、お互い顔も本名も知らない関係なのに、一緒の時を過ごしている感じがする。

 そして、見ているうちに私はある思いが日に日に強くなっているのに気が付いた。

 Noaさんの自カプ、BLじゃない?と。

 女王様系の金髪ロングと、従者的な幼馴染の茶髪ポニーテールBLじゃ王道中の王道関係性じゃない?断然金髪が受け。大人っぽいのに可愛いところもあって女王様美人受け、最高じゃん。茶髪の方は幼馴染だからってこともあって、金髪傍若無人な振る舞いを上手いこと扱っていて、なんかちょっと熟年夫婦感があるんだよね。もしこの二人が男の子だったら私の好みどストライクだ。本当になんで男同士じゃないんだろう。もったいなさ過ぎる。

 いよいよ私は我慢が出来なくなって、その思いをNoaさんのマシュマロにしたためた。Noaさんが私の考えをどう思うのかが知りたくなった。

 メッセージを送った瞬間は正直冷や汗が出た。これまでイラスト好きですとか応援してますとかそんなことしか送ったことはなくて、CPについて聞くなんて初めてだったから。

 百合ことなんか全然からないけど、やっぱり男体化って話題はよくなかっただろうか。でもでもNoaさんの普段発言じゃ、金髪茶髪に付いて嫁とか夫だとかい言葉だってよく出てくるし、彼氏面とかも頻繁に言ってるし。それにオリジナルの時はどちらかというと少女より少年っぽさの方が強調されたりもする。”男キャラ”についてそこまで拒否感はないはず。いやでも。そんな考えが頭の中をグルグル巡って、やっぱり送らなければよかったとさえ思った時、それは起こった。

『男体化!その手があったかー!ありがとうございます!!』

 TLに現れたその文字列を見た瞬間、私の体温は5度くらい上がったんじゃないかと思う。

 その後Noaさんは続けざまに男体化について3ツイートくらいのツリー形成して思いの丈を語った。もちろんマシュマロのお返事含め、それらは全部スクショした。

 Noaさんが、あのNoaさんが、私の意見を拾って、それに賛同、私と同じように萌えてくれたのだ。

 自分性癖にとことん刺さるBLを読んだ時くらい嬉しかった。嬉しすぎて文字通り部屋の床をゴロゴロ転がり回ってしまった。

 数時間後に男体化イラストが上げられた時には確実に一度心臓が止まったと思う。

 これだと思った。二人の少年はばっちりNoaさんの絵柄にハマっていた。そうなのだ、これが金髪女王改め王子茶髪従者の真の姿だ。彼らはその女性性を捨てることで、真に美しい姿に、概念にまで昇華したのだ。

 その後もNoaさんは度々男体化イラストをUPしてくれた。それに触発されて界隈の他の絵師が同じように描き始めたけどやっぱり全然だめ。Noaさんじゃないと、”少年”のリアルな質感は描けない。絶対に。やっぱりNoaさんは男同士を描くために生まれてきたんだと思う。これまでの百合をやってきたのは金髪王子茶髪従者に出会うための布石だったんだ。私はそう確信してさえいた。

 自ジャンルオンリーイベントサークル参加募集が始まったのはちょうどそんな頃だった。Noaさんがサークルカットと共に『新刊男体化漫画やります』とツイートした時は、見間違いじゃないか5度見くらいした。

 大好きなNoaさんが、他でもない私が布教した大好きな男体化カプで新刊を出すのだ。信じられない思いだった。というかこんなにいいことばかり続いていいのか?とさえ思った。

 そして、一番重要なことはイベントに行けばNoaさんに会うことが出来るということだった。一体どんな人なんだろう。いや素敵な人に違いないとはもちろん思っているけど。これまで飯画や上げられる写真には本人は全く映り込んでいなくて、顔もそうだが服装雰囲気なども一切分からなかった。でも、会えるのだ。せっかくの機会、Noaさんと自カプについて話がしたい。

 そのためにも私はもう一度アニメを隈なく見返した。金髪王子茶髪従者についてやれるだけ考察を重ね、解像度を上げることに専念した。

 いよいよイベント当日。

 一般入場が開始された瞬間に私はまっすぐNoaさんのスペースを目指した。15分前にTLをチェックした限りでは設営完了とのこと。新刊表紙の茶髪従者にお姫様抱っこされている金髪王子を目印に人の波をかき分けて進んだ。

 パンフレットとスペース番号を何度も見比べながら場所を確かめる。ああ、私Noaさんに会うんだ。そう思うと心臓はがなり立て、喉はカラカラに乾いてくる。歩みを進めながらも深呼吸してごくんと唾を飲み込んだ。

 スペースには大きな列こそ出来ていなかったものの、既に5~6人並んでいた。開始直後にってすごくない?やっぱりNoaさんって人気作家なんだ。

新刊1冊500円になります

 声の主の方を視線で辿って息を飲んだ。めちゃくちゃ美しいひとがそこにいたからだ。可愛い、ではなく、キレイなどでは足りず最早「美しい」という言葉しかさない顔の造形だ。

 身長は170cm近くあるだろうか、きれいめのジャケットクロップデニムカジュアルダウンしている姿が様になりすぎている。

 耳が見えるくらいの明るい色のショートカットの髪が、さらさらと額の上で揺れていた。

 一見して男か女か分からなかった。どっちと言われても信じることが出来そうだ。確かなのはその人が美しいということ。

 そしてそのひとの胸元に名札がついているのに気が付いた。

 ”Noaだょ”

 崩した文字だけど、確かにそう書かれている。Noaさんだ。Noaさんなのだ、この人が。この美しいひとが。

 聞こえてくる「ありがとうございました」の声は見た目の印象よりも少し高め。それに何より名札から下をよくよく見ていると、柔らかそうな身体つきが見て取れた。Noaさんは女のひとだ。メンズライクだけど確かに女のひと。男装カフェかにいても不思議じゃないタイプの。私だってあんな風に顔が良かったら男装コスだってしてみたいと思ったことが1度や2度くらいある。もちろん鏡を見てすぐに諦めたけど。

 Noaさんは私の理想のひとだった。あんな風になりたかったと思えるひとだった。最高のイラストが描けて、TLでも人気者でその上顔やスタイルまで美しくて格好いいなんて。すべてが私の理想通りだ。こんな素敵なことがあってもいいのだろうか、本当に。

 私はの緊張はいよいよピークに達し、息が上手く出来なくなってきた。

 無情にもNoaさんの客さばきは高速で一気に私の番になってしまう。

「あ、あの、しんかん1部、くださひっ……」

 噛んでしまった。

 やばい恥ずかしい。一気に顔に血が上ってくるのが分かる。今すぐにでも逃げ去りたい。そんな私を気にも留めずにNoaさんは新刊1冊ですね、と私の震える手から500円玉を受け取った。

 何をしているのだ。こんなことで怯んでどうするのだ。何のためにここへ来たのか、何のために夜通しアニメを見返したのかも分からなくなってしまう。

 私はNoaさんのから新刊を受け取ると、「あの」と切り出した。

「あの、実は私、Noaさんに最初マシュマロで男体化よくないですか?って言った者なんです……!」

 よかった。今度は噛まずにちゃんと言えた。少しだけほっとする。

「そうなんですか!?えー、ありがとうございますー」

 Noaさんは目を見開いて驚いて、すぐさまぱぁっと明るい笑顔を浮かべる。

「うわー、じゃあこの新刊出せたのもあなたのおかげじゃないですかー。えー」

「いえいえそんな全然です!あの、やっぱ二人の関係ちょっと少年的というか、男体化すると無垢な感じがめちゃくちゃ出るというか、それがNoaさんの絵柄に合うんじゃないかってずっと思ってて」

 やばいなと思いながらも一気に捲し立ててしまった。やばいな、Noaさん引いてるかな。ちらりと顔を見ると、Noaさんは先程から変わらずニコニコとした笑顔のままだった。

「いやぁ嬉しいなー。マシュマロもらった時私もその手があったかー!って思って興奮しちゃって。ほんと”少年”って儚げな感じがこの二人っぽくもあっていいですよね」

 なんてことだろう。私が思い描いたような展開が繰り広げられている。本当に夢かもしれない。それなら覚めて欲しくないけど。

 そう思っていると、隣のスペースの人がNoaさんに声を掛けた。

「るかちゃーん、今ソラリよんさんからラインきて、今日打ち上げ来れるかって言ってっけど、参加でいいよねー?」

「ん?ああだいじょぶー」

「りょ~!」

 背中である長い髪を綺麗に巻いたその女は、Noaさんの返答を聞くが早いかキラキラしたネイルの指先ですぐさま返事を打ち始めた。

 なんだこの女。やけにNoaさんに馴れ馴れしくないか?あのNoaさんだぞ?分かってる?

 隣のスペース誰だったかな、ほとんどNoaさんしか見てなかったからよく覚えてない。でもお品書きポスター新刊表紙に見覚えがあった。

 こいつ、毎週末NoaさんをSNS映えの餌食ににしているクソ女じゃないか。いつもこんな風に馴れ馴れしくNoaさんに絡んでるんだ。最悪。胸の中にモヤモヤした感情がくすぶり始める。

 でも同時にそれが正しくない感情であることも私には分かっていた。だって私はオフラインのNoaさんのこと、ほとんど何も知らないのだ。隣のクソ女の方がずっとずっとNoaさんを分かってる。他にも打ち上げの連絡をしてきたソラリよんか誰か知らないけどそういうやつとか、打ち上げに来る他のメンバーなんかの方がよっぽどNoaさんを知っているはずなのだ

 それでも、それだけで私がこの人たちに負けていると思いたくなかった。私はそんなみんなから慕われている神絵師同人作家Noaさんに布教してそれをNoaさんも気に入って新刊まで出したのだ。それをさせたのは、間違いなくこの私。

 気が付いたらNoaさんが再び私の方を見ていた。

「そうだ、よかったらあなた打ち上げ来ませんか?」

「え!?

 いきなりのことにひっくり返ったような声が出てしまった。

「あ、お時間あればいいんですけど」

「えと、ぜんぜん、全然大丈夫です」

「よかった!男体化のこともっとお話しましょ」

 Noaさんは白い歯を見せながらニカッと笑った。笑顔があまりにも眩しすぎる。Noaさんはクソ女の方を振り返る。

「ねー、もりーぬさん、打ち上げもう一人追加でいいー?えーっと」

 そしてもう一度私の方を振り返って聞いた。

「すいません、お名前、教えて頂けますか?」

「あ、双樹、です」

「りょーかいです。もりーぬさーん、”そうじゅ”さん、追加で。そ、1人。あ、そうじゅさん終わったら連絡するんでライン教えてもらえません?」

 それが私がNoaさんと”繋がった”瞬間だった。

 Noaさんのスペースを後にして、会場をぼんやり歩く。正直百合がメインのジャンルから男体化で本まで出しているサークルは少なかった。打ち上げの時にNoaさんと話すネタになるだろうと買い込みたかったが、Noaさんに触発されて突発で出したコピー本みたいなのが数冊だけしかなかった。それでも収穫は収穫だ。

 どこかでご飯食べて戦利品に目を通して、打ち上げの連絡を待つとしよう。

 Noaさんのスペースは会場のだいぶ奥だったか入口まで地味に距離がある。それにまだ一般入場が始まって30分も経っていないわけで、色んな列が進路を阻み、色んなスペースに向かう人が色んな方向を目指して進むに進めなくなって新たな混雑を生んでいる。ぼーっとしていたら人の波に攫われてしまいそうだ。

 そういえば今までBLオンリーオールジャンルには参加したことがあったけど、百合がメインなのは初めてだ。どこもかしこ女の子イラストポスターやらなんやらが目につく。そしてそんな会場にいるひとの8割くらいは男性なのだった。確かに女性はいるし、サークルで参加している人には女性が多いようには思うけど、客はみんな男性だ。こういう男女比のところに初めて来たから余計にそう思うのかもしれないけど。やっぱり百合男性向けなんだ。男女もの男性向けほど直球のエロじゃないにしても、キレイ理想女の子女の子世界ってやっぱり男の考えた理想郷で、男のための消費物に他ならない。

 よかった、Noaさんが男体化をやるようになって。あの美しいひとが、例え売れるからってこれ以上男のための消費物を作り続けるなんてもったいなさ過ぎる。、

 そういえばさっきNoaさんのスペースに来てたのもほとんど男の人だった。男体化でもちゃんと買ってくれるってことはやっぱりNoaさんの画力漫画の上手さだよね。

 いや、待てよ。もしかしてNoaさんガチ恋勢なんじゃないの?だってあれだけ美しいひとなんだし、それもない話ではない。だって元々百合が好きなのに男体化の本を買うなんてありえない。絶対あいつら内容なんて見てないんだ。ああやっぱり男って最悪。Noaさんもこのまま男体化続けて、早くBLにきたらいいのに。

 人込みの中、男がこっちにぶつかってくる度に聞こえるように舌打ちしてやりながら、私は何とか会場を出た。

 連絡を受けて、打ち上げ会場となる居酒屋に集合より少し早い時間に到着した。既に店の前でNoaさんとクソ女、それからいかにもな感じの男オタクが2人いた。Noaさんはすぐに私に気付いてくれて、私をそこにいた人達に紹介してくれた。一通り自己紹介が終わるとクソ女が男達に身内的な話題を振って私以外の4人で話し出した。何これ居辛ら過ぎる。私が死んだ魚のような顔になってもクソ女と男共は全く気付いていないようだった。最悪。

 するとNoaさんが、急にこちらを向いた。私は慌てて生き返った顔に戻る。ヤバイ、見られたかな。Noaさんはこちらを見てにっこり笑うと、クソ女と男共に「そろそろ時間だし先はいっとこ」と言った。流石Noaさん。きっと私を気遣ってこう言ってくれたんだ。まだ来ていない人が2~3人いるらしかったが、その人達にはクソ女が連絡することになり、私達は店の中に入った。

 ビール乾杯した後、早速みんなアニメ今日イベントの話をしたり、戦利品について語り始めたりする。

 席順は奥からクソ女、Noaさん、私。そして向かい側に男が二人。男のうち1人は赤髪紫髪姉妹が自カプらしくてその話をNoaさんに振ってくる。

「82話のお姉ちゃんの妹への眼差しがやっぱりすべてを表してるんすよ」

「あれはね。流石に言い逃れ出来ない」

「っていうかソラリよんさんの新刊が、全部やってくれたからなー」

「空白の8時間!!」

「いやまじで空白の8時間ってなにっていう」

 そんな会話が次々と展開されていく。なにこれ。っていうか赤髪紫髪カップリングって何で人気あるのか不思議なんだけど何で?今日イベントでも島が出来て

2018-05-13

今の時代って、第二のルネサンス期なのかも

今まではステロタイプのもの見方が許容されていた

同性愛他民族マイノリティを小ばかにした作品も量産でき

キリスト教価値観に基づいたゴリゴリマッチョ勧善懲悪作品が多かった

 

なぜこの状況を我慢できたか

それは従来の神と同様に、資本主義経済発展という神を信仰できたからだろう

繁栄の名の元にマイノリティ我慢して

お金をひたすら盲信した

格差が広がりすぎた今や

アメリカンドリームなど存在はしない

 

宗教改革ルネッサンスが同時期に起こったように

キリスト教イスラム国家神道仏教、右左の思想など

あらゆる神的権威が貶められた

 

キリスト教である欧米ハリウッドが真っ先に繁栄したのも

ルネッサンス期のそれ似ている

アメリカはいわば現代フィレンツェ

それに対するイギリスフランス日本などのカルチャーヴェネツィア派だろう

金融業も、メディチ家のように一国(どころか世界

を左右するほどの影響力を持つようになった

 

ブロックバスターである映画産業が成長しているとき

技術面では、IT革命が起きた

SNSを通じて簡単外国人コミュニケーションが取れるようになる

するとハリウッドや米コンテンツ産業にも、外国文化作品簒奪(リメイク)することで

他の文化なだれ込んだ

ネットフリックスなどは顕著だ

あらゆる文化圏の創作物を一か所に集めている

 

外国文化に触れるうちに、小ばかにしていた多様性

人間味がある事を知る

かつてのイタリア人が、イスラム経由でギリシャローマ古典を見ることで

キリスト以外の価値観を学んだように

 

これはまさにルネッサンス再現に他ならない

2018-05-08

そろそろ普通科高校から総合大学にいくルートが行き詰まってない?

高専工業高校商業高校農業高校看護や保育の短大などのほうが、常識的かつまともに余裕のある社会人になる方法を教えてて、自営の家業など手に職をつけられる気がしてて、マスコミもそれを嗅ぎつけてる感じ。

普通科高校は、青春から余裕を完全に削りとっていく。スポーツ大会に出ることさえ実質的禁止みたいなことになってる。

総合大学同級生とはとても呼べないようなだれも話しかたことのないアフリカ系の外国人留学生選手駅伝にだすくらい。等身大の未成熟学生ことなんか誰も面倒を引き受けない。未成年飲酒など犯罪が横行してても止めない。

で、ご立派な学歴もって、公務員試験にうかって中央省庁たら、上司忖度させられてジサつとかニュースで連日。

そもそも学歴だけ立派なひとを全員受け入れられる求人数がないのに、ワイロ事件昭和はとっても有名だったのにみそぎしたかのようなリクルート面接お辞儀は45度とか座るなとか馬鹿みたいなデマながしてて。

マッチングどうにかならないのか。ブラック企業ばっかりが広告費払って新人かき集めて潰していく。

2018-04-26

フリーハンドフェラ

行きつけの風俗水谷真依子似のアンニュイ女子がするん。

ちんちんの先をずっと見ながら。

仰向けだと、おちんちんはおへその方か、

もしくは右左(主に左)に倒れるよね。

それを、おちんちんに力を入れて、

直立させないと舐めれない。

って言うか、横にうなだれてるおちんちんを、

咥えて真ん中の位置に戻させられるの、

どうかな。

たまに、頬っぺたに「ぺちん」ってなって「くすす」って笑うんだ。

2018-04-21

パシリム2がテンプレ過ぎたかネタ潰しして3を面白くしようぜ

ストーリー

・とりえあずいきなり穴掘ってカイジュウの本拠地に殴り込む所からスタート

人間を送り込むのは怖いかAI操作量産型軍団調査用の装置を色々持たせて送り込む

・結局大した成果も得られずに撤退するけど通信機だけはなんとか設置する

・失態のせいでカイジュウぶっ殺し派が弱体化して地下に潜る

カイジュウ擁護派の数が増えすぎて遂に与党の中にカイジュウ派が紛れ込む

ロボットアニメが見たいのに政治劇が始まる

・途中30分ぐらい野望の王国

・もっかい突入しようとしたら待ち伏せ食らって逆になだれまれ

・更には見たこともないタイプカイジュウが大量にやってきてもう駄目だと思ったら同士討ち開始

・実は序盤で失ったAIイェーガーカイジュウと混じり合い独自進化を遂げた姿だった

・穴を通っていっからバレるんだ直接宇宙の果てまでいくぜ

・超光速移動の戦艦イェーガー発進

・第4部へ

みたいなテンプレ展開だと困るのでネタつぶし

キャラ

・プリカンサーも実は別のエイリアンに操られていると判明

そいつらと人類は同じ祖先を持つ

・味方の中にも実はその黒幕の方のエイリアンが紛れ込んでいる

・最終的にはそいつと手を取り合って平和世界を作ることにする

時代が経過して初期からいたキャラはジジババに

ジジイの1人はエイリアン憎いマンになって皆殺しの事しか考えなくなる

エイリアン憎いマンの爺も最後には改心して最終的に爺の銅像が立つ

みたいなのもいらんのでネタつぶし

ロボ編

・合体する

・変形する

超能力をつかって戦う

シャイニングフィンガー

ファンネル

光の翼

・決戦仕様ゴテゴテ追加装甲

ドリフト不要の新型機

封印された第二コクピット

・裏モード

AI操作の機体とドリフト

イェーガーの中にイェーガーを入れて操縦する二重構造の超大型イェーガー

みたいのもノーセンキュー

2018-04-15

インターネットは元々反社でしょ

ミサイルを敵国に打ち込むために生まれ

怪しい奴らが怪しい取引をするために悪用して

変態エロ画像を交換するために利用され

引きこもりの間で世の中を悪し様に煽る事が流行

無限大著作権侵害が吹き荒れ

WAREZ名産地として一般人なだれ込み

それに目をつけた広告業界によって屋台骨が打ち直され

犯罪広告と悪意の三本柱によって支えられてきた空間インターネットでしょ

自分が今まで、侵害してきた他人権利を数えろ!

2018-03-21

anond:20180321094138

結局、国境の有無、メリットデメリットについて、ダブルスタンダード二重基準)で語られている面があるので、矛盾が生じているのかも。

国境がない方が、そりゃ移動の際には便利だけど、公共サービス提供方法矛盾があってはいけない。(制度が維持できなくなるので)

中国独裁政治圧政から逃れたい中国人が、日本に目をつけてなだれ込んで来ると思います

2018-03-17

会社をクビになった

なってしまった。

とあるさな会社に去年の冬ごろ入ったが、何をやっても向かなかった。最後に俺にどうかと振られた仕事ダメだった。


最後仕事内容を例えるならば、間違い探しをするようなものだった。それも毎回サイゼリアレベルものすごく難しいことで有名)で時間制限付き。

サイゼリア間違い探しの間違いは10個あるがそのうち9個見つければ上々だと思う。だが仕事はそうはいかない。毎回10個見つけないと話にならない。

ついには仕事を振られず資格勉強を余儀なくされた。要するに俺が退職願を出すのを向こうが待つフェーズに入った。

しかった。好きな業界労働環境も良かったが、肝心のスペックが追いついてなかった。あまりにも無能だった。


会社での勉強の日々が続いた週の金曜日上司に「今後の進退を考えてきて下さい」と言われ、うなだれて帰った。

母親に話すと「まあご飯でも食べなよ」と野菜たっぷりのしゃぶしゃぶを用意してくれた。

泣いた。25歳にもなって親の前で子供のように泣きじゃくった。


そして今週の月曜日上司退職したいと話すと彼は「おーい、◯◯くんがやめたいって」と社長に声をかけた。

まるで俺がやめたくて仕方がないみたいな言い方に腹が立つ。

自分が悪いとわかっちゃいるが「やめろオーラを放ってたのはお前らだろ」と心の中で言わずはいられなかった。

終始イライラしていたが、最後に別の上司から「キミに向いてる仕事は他にきっとあるよ」と言われた時はお世辞でも嬉しかった。


じゃーな弊社。ありがとう弊社。


来週から転職活動バリバリやってやるぜ。

2018-02-21

[] #50-6「猫の生殺与奪権」

「この品種環境のせいでウナギに慣れ親しんでいただけ。だからウナギを食べなくても支障がないんだ。わざわざ殺す必要はない」

「それは分かるが、そんな理由だけで皆が納得するようなら最初から害獣とは認定されていないぞ」

そう、そこが一番問題なんだ。

ナイフをぶら下げている人が「誰も襲わない」と言って、その理由をどれだけちゃんと説明できたとしても意味がない。

「となると、管理下に置くしかないな」

「まあ、そうなるよね。ここに放っておいても、いずれ業者に捕まったら殺されちゃうし」

とどのつまり飼うってことだ。

シンプルかつベター方法である

だが、この案が今まで出てこなかったのには理由があったんだ。

「言っておくが、我んちは無理だぞ。そもそも反対派だからお断りだ」

「あたしの住んでるところペット禁止なんだよね……」

「妹が猫アレルギーで……」

小鳥飼ってるから……」

みんな飼いたくても飼えなかった。

いずれにしろ、そんなことは人間側の都合でしかないのだが。

猫を殺すのは人間側の身勝手だと言っておきながら、この体たらくなのだから余計に際立つ。

「マスダは?」

「いや、俺は猫が好きでも嫌いでもないし。そんな人間の家に飼われても、この猫はロクなことにならないぞ」

そういう俺もこの期に及んで無関心を貫く。

つくづく身勝手なんだと思い知る。

だが、ここで一人だけ色よい返事をするものがいた。

「俺の家は飼えるよ」

弟だ。

当然、弟にそんな権限を持たせるわけにはいかないので俺は反対した。

「お前にこの猫を飼えるか? 父さんや母さんは認めてくれるかもしれない。だが、飼うのはお前だぞ? この意味が分かるか?」

知識も道具も用意しておくべきものはたくさんある。

そんな責任能力がないことは、本人も分かっていたのだろう。

弟は俺の言葉にうなだれた。

「生半可な気持ちでやっていいことじゃない。いや、気持ちがあればいいってものでもないんだが……」

俺はそう語る途中で固まった。

自分で言っておきながら、その言葉に何か“引っ掛かり”を覚えたんだ。

俺は頭の中でその言葉を反復する。

そこに俺が出すべきなのに避けていた結論が、あるように思えたからだ。

だが、出てこない。

「なあ、お前はどうしたい?」

俺は何の気なしに、猫に話しかけた。

我ながらバカな行動に出たものだ。

猫に話しかけても返ってくるのは鳴き声だけだし、そこに何らかの意図があっても読み解くことは当然できない。

仮に読み解けたとして、俺たちは結局のところ人間エゴ押し付けることしかできない。

それが生かすか殺すかなだけ。

……そうか、そうだよな。

俺は自分が保留していた答えを、出すときが来たのだと思った。

(#50-7へ続く)

2018-01-20

anond:20180120133540

じゃあ2028年まで選挙禁止断罪学級会こと国会でもフツーにやってればいいってことですかね

ああちなみに大義なき解散選挙なだれ込みしたどこかの政党がありましたね去年

2018-01-01

父の浮気疑惑・続

メールで送ったLINEログを半分ほど読んできました。メモとしてまとめたいので追記を落とします。

その前に家族簡単スペックです。

父・事務職40代後半

母・パート・50代前半

私・事務職アラサー(帰省中)

妹・大学四年生(帰省中)

以下、メモなので箇条書き等入ります

読みにくい内容ですみません

・知り合いではないものの、母も相手のことを知っているよう?

トークログ2016年12/31から始まっているよう(会話の内容的に単に読み込み期限とか、父がそれ以前のトークを消している可能性もあり)

相手「いま裸」父「画像送れ」相手「父くんの送って」父「俺の粗末だから」ってやりとりあるんだけど、男と女の友人同士でやるやりとりか?ただのノリか?ノリなのか?

トークの会話に「大丈夫?」とお互いに繰り返すものが多い。ただの想像だけど、会えるかどうか聞いてたりする隠語だったりする?

・父、美乳好き

・(どこかですれ違った?)相手「チャンス逃した」父「何の?」相手「父くんに抱かれる機会」

・無行為でただやりとりが露骨な感じもある?でもここで黙認してたら、いつなだれ込むか。

想像が働いて何が本当なのかもうわからない。

母が知ってしまう前に私が伝えるべきだろうか。ワンクッション置くために妹に教えてみるべきだろうか。それとももう私も忘れてしまうべきか。

母方の叔父も数年前に奥さんに職場不倫されて、別れています。(市役所職員嘱託職員(叔父の嫁))

しかきっかけが、母がその嘱託職員仕事叔父嫁に勧めたことがひとつの原因なので、その時はかなりのショックを受けていたようで、それ以来不倫浮気を過剰なほどに嫌っています。(すっぱ抜かれた芸能人見たら即チャンネル変えるレベル)

バレて責任とって叔父嫁は辞めたのですが、最近になってまた叔父嫁が嘱託職員に復帰したようだと噂を聞いて、かなりの心労を受けています

いまさらに畳み掛けるようなことはあまりしたくないのですが……。

2017-12-26

懺悔告白した後でも、相手も「マジかよ。。。」顔でうなだれてる場合

その後、なんやかんやでほぼほぼ許される流れだと思っていい。

2017-12-22

チンポコの話を書いておくべきだと思った。

チンポコの話を書いておくべきだと思った。

突如としてチンポコニキビみたいなものができた。思春期中学生にできるみたいなやつが亜空間から誕生した。チンポコの左サイドだ。この位置ニキビができると空力的にまずい。性病か何かだろうと考えもしたが、感染経路サウナくらいしか思いつかない。不安だ。どうしても不安だ。

これがやはり普通ニキビで、おでこにできたニキビは想いニキビ、チンポコのは重いニキビ、とでも言えたら人生楽しいのだろうけど、とにかく不安だった。このままボコボコニキビが増殖していって最後にポンの顔が出てきたらどうしよう、泣きながら潰す羽目になったらどうしよう。夜も眠れなかった。結構寝た。

いきなり性病科の医師ハードルが高いと思った。渋谷辺りの首都高から見える「性病科」とちょっとホラーっぽいフォントの見える病院に行こうと思ったが、そのまま余命宣告とかされたら恥ずかしいし、なにより結構普通なことだったら恥ずかしい。

女の子同士は、「よしこおっぱいおおきいー」「もう!」と更衣室で性的な話に花が咲くかもしれないが、男同士はあまり「隆則、ちんぽこでかい」と揉みあったりはしない。他人のチンポコがどうなってるのかあずかり知らないところがある。

もし、結構日常的にちんぽこにニキビができるとしたら? 僕が知らないだけで当たり前であったとしたら、ただ性病科にちんぽこを見せつけに行っただけの人だ。「あれで自信あるのから見せに来たのかしら」などと婦長に笑われたら目も当てられない。

セミプロに見せたらどうだろうか。そう思った。早い話がピンサロだ。

ピンサロ女の子たちはもしかしたらチュロスよりチンポコを見ているかもしれない。もしこれが深刻な病ならすぐにでも異変に気が付くだろう。そしてサービス中止となり、僕はたたき出されるだろう。ただ、それは撤退ではない。敗走ではない。価値ある前進なのだ。そこで初めて病院に行く決意ができる。

侍はピンサロの前に立った。

固い決意とは裏腹にピンサロ看板ピンク色でぷよぷよしたフォントだった。今日私服デーらしい。

入店すると待合室みたいな場所に通された。何人か先客がいて、まるで死刑施行される前の人のようにうなだれて座ったいた。なぜだろうか、覇気がない。

全員が全員、チンポコニキビができたわけでもなかろうに、なんでピンサロの待合室はあんなにもバツが悪そうなのか。もっと快活にみんなでフットサルをするくらいに勢いでもいいんじゃないか。そう思う僕も、バツが悪そうに、バイク仲間が事故した時の病院待合室みたいな感覚で待った。

きっと誰もがチンポコニキビみたいなバツの悪さを抱えている。ピンサロに来るとはそういうことだ。誰もがここでは大人しくなるしかない。フットサルなんてとんでもない。

うんこがながれねえじゃないか!」

トイレから声がした。同時にドアを蹴破りそうな勢いでオッサンが飛び出してきた。マジックだったらすごくビックリするシーンだ。マジックじゃなくてもびっくりする。

ヘモグロビンの代わりにストロングゼロダブルシークワーサー)が流れていそうなオッサンウンコが流れないことに御立腹ですごい怒っていた。開け放たれたトイレからは禍々しいオーラが溢れ出していた。

謝るピンサロボーイに、しゅぽしゅぽやるやつ持って駆けつけるピンサロボーイ、一通り暴れたオッサンは「ゲンが悪いから帰るわ」と吐き捨てて帰っていった。お金と割引券を返却してもらってた。

僕はそんな彼を見て、チンポコニキビなんてなんて小さいことで悩んでいたんだろう、そう思った。ピンサロではなく病院に行くべきである。そう思った。なので僕も帰ることにした。返金はしてもらえなかった。

2017-12-14

友達を祝えない

年末学生時代からの友人グループ食事することになった。

その中に一人、新婚がいる。

きっと結婚生活の話で盛り上がることになるだろう。

から気が重い。


私は友人の結婚を喜べていない。

結婚幸福とどうしても結びつかないからだ。

私にとって家庭やパートナーシップは、閉鎖的で、隔離されていて、危険がいっぱいの世界だ。

たくさんの人を幸せにしているという知識はあっても、実感がまるで伴わない。

それでも友人の前に出れば、あたりさわりのない祝福を口にする。

不当に扱われていないかと問い詰めるかわりに、日常に関する他愛のない質問をする。

顔が引きつっていないか不安になりながら、他の友人たちのように笑ってみせるはずだ。


昔、別の友人がひどく落ち込んだ時のことを思い出す。

これで正しいのだろうかと悩みながら、うなだれ背中をそっと撫でた。

触れ合って慰められる感覚なんて、本当は少しもわからないくせに。


正しいことをしようとすると、嘘をつくことになってしまう。

正しいことをしているはずなのに、大切なはずの人たちとどんどん隔たっていく気がする。

どうしてみんなと同じように感じられないのだろう。

わかっているのは、誰かを傷つけないためには、正しい反応を学び続けるしかないということだ。


わかっているはずなのに、今は友人に会うのが少し怖い。

2017-12-04

適応障害と診断された

0日目:

 同棲している彼女とけんかになった。普段通り過ごしていたつもりが、彼女からイライラすると言われた。

夕方彼女の出がけにご飯を食べようと準備していたら、「あたしとはご飯食べないのに一人では料理して食べるんだ。」と言われた。

その前日、体調が悪く、彼女が作った料理を食べられなかった。にもかかわらず、今日は食べるんだ、みたいな感じで怒っていた。

「昨日は体調不良で食べられなかったけど、今日は少しよくなったかおかゆでも食べようと思ったんだ。」と伝えたが、

聞く耳を持たず、「なんでそうやってあたしを怒らせるの?嫌がることをするの?」と責められた。

怒らせるようなことをしたつもりはなく、かといって謝るようなことをしたわけではないので困っていると、

「本当にイライラする。やることも言うことも全部腹が立つ。」と言われた。正直なところ、とても傷ついた。

用事から彼女帰宅してから、もう一度話をした。

なんでイライラしていたのか聞いたが、「月に一回のホルモンバランス」とのことで、

僕が具体的にどう行動すればお互いが傷つかないかは分からずじまいだった。

また同じことになったら、というか、毎月のことならば来月にはまた同じことになることはほぼ間違いない。

そのたびに傷つくようなことを言われたらと思うと、とても納得できず、腹立たしかった。

 

1日目朝~昼:

 体調がぶり返したようで何度かトイレに駆け込んだりして朝4時ころまで寝付けず、

アラームをしつこいくらいセットして、8時に起床した。

彼女はもう仕事に出ていたようだ。吐き気がする。トイレに行くが出なかった。

心臓の脈が、大きくて速い。何度かに一回拍が抜ける。

しばらくテレビを眺めながら様子を見ていたが、一向に良くなる気配がなく、

座ってるのもきつくなって横になってしまった。

仕事のことが気になっていたが、今のこの様子では会社にたどり着けるかも不安だったので、

休みをもらおうと電話をしようとしたが、手が震えてなかなかうまくいかない。

なんとか電話をかけ、呼び出しが鳴り、先輩が出る。

「すいません増田ですけど」と言おうとしたが、声が出なかった。口がパクパクするだけ。

電話の向こうでは「もしもーし」と何回か繰り返している。「あー」とも「うー」とも言えずに切られてしまった。

上司ライン事情説明し、なんとか休みをもらうことができた。

「無理しなくてもいいけど病院いけそうだったらいってね」と言われたが、

前頭痛で休んだ時に病名がついた診断書を持ってくるようしつこく言われたために、

不安を押し殺して近くの内科へ。

受付でどうされましたかーと聞かれたが、うまく言葉が出ず、筆談言葉が出ないなどと説明し、

診察の際にも訝しがられながら「声でないのねー」と軽くあしらわれ、

必死になって、声が出ないんじゃない、言葉が声になって出てこないんだと伝えたところ、

近くの心療内科を紹介された。予想はついてた。

体調がしんどかったのもあって久しぶりにタクシーに乗り、その間も一言もしゃべれずに焦っていた。

病院につくとたくさんの患者さんがいて、みんなうなだれているように見えて滅入ってしまった。

状況をまた筆談説明し、2時間近く待たされて、その間いろいろなことを考えていた。

前日のこと、仕事のこと、実家家族のこと、昔諦めた夢のこと、

気づくと涙が出てて、気が付かないうちに涙が出てくるという状態に少しパニックになってしまった。

トイレに駆け込んで落ち着くのを待ったが、もうぐちゃぐちゃに泣いていて、

ドアの外で受け付けの人が呼んでいるのが聞こえ、なんとか涙と鼻水を吹いて診察室へ入った。

初老先生で、なにやらバーッて話をされ、ほとんど頭に入らなかった。

皇室雅子様なんかはそうですね。」という言葉だけ覚えてる。

とにかく休め、みたいなニュアンスだった。

寝付きやすくなる薬と落ち着く薬を出されてタクシーで家に帰った。

診断書が入った封筒の中を見ると、「適応障害」と書いてあり、下段には1か月の自宅療養が必要と書いてあった。

上司ラインすると、なかなか困った様子だったが、投げ出した形になった仕事は引き継いでくれるようだった。

繁忙期のため、文面の端々に嫌な感じがあった。

 

1日目夜:

 彼女帰宅するなり口をパクパクしながら状況を説明した。

それはそうとして昨日の話で納得できない点があったので、なんとか傷つき合わないような妥協点を探りたかった。

こうこうこうでこうだから僕はこうするけど、この点はこうしてほしいということを

ノートに書いて説明した。

ひとつひとつ確認しながら順を追って説明してる最中彼女は飽きたかのように眠そうな顔になり、

書いてるノートも見てくれなくなった。

見てくれなかったら、僕の考えていることを理解しようがない。

彼女は僕のことを理解しようとはしていないんだと思った。

まりにも失礼に感じたので、怒った。でもやっぱり言葉は声にならなかった。

彼女はそのまま寝室に行って寝た。僕は薬を飲んでソファで寝た。

 

2日目以降:

 翌朝、「昨日はごめんねどうしても眠くてしょうがなかったの。」と彼女が起きぬけに言った。

クチではそういうことを言うのに、結局は何の話も改善もせずにまた同じことを繰り返すんだろうと思ったが、

声にならずに、こくりこくりと首を縦に揺らした。

動悸がやばい吐き気やばい、いろいろやばくてとにかくしんどかった。

昨日書いたノートはやっぱり開いた形跡はなかった。丁寧に説明しようと思っても何も伝わらない徒労感。

 

 彼女はとてもやさしく接してくれた。でも何も伝わってないし、変わってないんだと思う。

このやさしさは僕のことを思ってしてくれているのではなく、

「てきおーしょーがい」って精神病彼氏を労わる慈しみ深い人を演じているだけだという思いが、疑いが、晴れない。

 

 とりあえず4日目に思っていることを書いておく。

2017-11-27

人身事故無慈悲な人たち

今朝、仕事の帰り、始発電車ガラガラの車内。

急停車します、おつかまりくださいのアナウンス

線路のつなぎ目ではない、何か別のものを踏んだような、ガタガタとした揺れ。

揺れそのものは1秒くらいだったと思う。

電車が停車して1分後くらい。

この電車人身事故とのアナウンス

緊急車両がどんどん集まり、後方の列車を数台が取り囲む。

顔をしかめる人。

黙々とスマホをいじる人。

気づかず眠り続ける人。

今、僕らの立っているこの下を

生きた人間が通り過ぎていったんだよ?

今、その人は、死んでるんだろう(もしかしたら、まだ生きてるかも知れない)。

人が今ここで死んだのに、

悲鳴をあげるような人はいない。

手を合わせる人もいない。

無慈悲だ。

この電車に乗っている人。

これが普通なの?

自ら死を選んだ(何らかの事故かも知れない)人に、冥福の祈りを捧げてもよいではないか

死を悼もうよ?

電車は1時間で復旧した。

負傷者の救助と車両点検のため、電車が遅れて申し訳ありませんでした、とアナウンスが繰り返されている。

もういいよ。

車掌乗客に謝らなくていいから、誰かわからないけれど、今、死を選んだ人に祈りを捧げようと、言ってくれないか

しかし、この言葉ブーメランだ。

僕は、到着が遅れて嫌だなと考えた。

ほかの交通手段を考えた。

轢かれた人間に思いが及んだのは、ずいぶん後だった。

自身、車内にいる人、車掌さんに、祈りを捧げようとは、呼びかけなかった。

そして、僕はこの出来事増田で、コンテンツとして、消費しようとしている。

はいから、こんな人間になったのか?

動き始めた電車なだれ込む何百、何千人の人たち。

今亡くなった人の人生に思いを馳せてあげてくれないか

遺族の気持ち想像してあげてくれないか

頼むよ。

誰か。

悲しすぎるよ。

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