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2024-02-13

anond:20240213073548

要するに欲しいのはセフレだよね

たまに会ってやんや会話して夜伽したりちょっとした病気ときに見舞って看病してもらえるだけの関係

ひとつ屋根の下じゃなくて同じマンションの別階に住んでるぐらいの距離感というかね

2023-05-06

灰原哀ちゃんメインヒロインになれない理由

黒鉄の魚影見て「なんで灰原がメインヒロインじじゃないの、交代しろ」とのたまう映画しか見ないライト層へ

まあズバッというと

主人公毛利蘭しか愛してないから。

これにつきる。

1話の時点で新一と蘭は口に出してないだけで両想い

1話の時点でコナンとして「わたし新一がだーいすき❤️」と蘭の気持ちを聞いてしま

③ので新一の『元の体に戻りたい』モチベはずっと蘭にある

名探偵コナンという『江戸川コナン工藤新一を取り戻す物語』の土台に、恋があって、蘭がいるので、そこを動かすことはできないんです。

ついでに言うなら

蘭→好きという気持ち自覚したのは高1のNY

に対して

新一→4歳のとき保育園笑顔に惚れて以来、13年間ずっと好きで幼馴染としてくっついて同じ学校に通い一緒に毎朝登校し続けてきたやべーやつ

という”圧倒的重さ”の差があります

新一が一年やそこらでぽっと出の灰原に乗り換えるわけがない。

分裂とか分離しろそうしたら新蘭とコ哀が成立する!とかい寝言については、作者が否定しているので、ないです。

新一とコナンになったところで、蘭が好きすぎるやべーやつが2人に増えてラブコメが始まるだけです。

あとですね、灰原が登場したのは18巻で(話題は2話とはいえ物語ヒロインとしても登場が遅すぎますよね。

また灰原のほうが理解者、とか濃厚な時間を過ごしている、とかい意見おかしい。

現実世界で30年近く経ってるから読者感覚としては仕方ないけども、作中1年経ってないので。

ホームズサッカー推理構成されたクソオタク工藤新一と13年間一緒に過ごしてきた蘭を無理解女とするのは無理があります

1話から工藤新一デート中にホームズの話しかしてないんですよ?よく耐えてますよね。

小さくなった後も、博士の家で泊まったりするときはあるのでしょうが、基本江戸川コナン毛利蘭と(おっちゃんとも)暮らしています

蘭のご飯食べて蘭に洗濯してもらって蘭とひとつ屋根の下で寝起きしてます

濃厚な時間とは。

また工藤新一の女の好みの話になるんですが、工藤新一推理披露した時に「すごい!どうして!?」って驚いて聞いてほしいタイプです。

さすが(名探偵!)

(そんな専門知識)知らなかった!

(名推理)すごい!

推理センスいいね!

トリック)そうなんだー

と反応してほしいタイプ

サクラ組の思い出読んでください。

からクールで反応が薄く、嫌味で返したり専門知識で驚かない灰原は相性が悪い。

灰原が悪いんじゃないです、工藤新一のめんどくさいところの話です。

工藤ホームズのめんどくさいところは似ていて、ワトソンに驚いてほしい、すごいと言ってほしい。世話を焼いてほしいし、頭の中はワトソンでいっぱい。

蘭が「出たよ新一のヤな感じ」と表現する、推理で見抜く発言をして解説してドヤする流れがあるんで、ここでイヤミを言ったり先回りして答えを見抜いたら嫌なんです。

から灰原は相性が良くない。

その点蘭は素直な性質なので、イラつきながら「なんなのよ!」と聞いても素直に解説聞いちゃう最後には「へー」って感心しちゃうんですよね。

青山先生が「ワトソンは蘭ちゃんです」と言っているでしょ。

有能さがどうこうとかじゃないんですよ。

灰原がお礼を言わずに照れながら「バッカじゃないの!」と言ったときも、博士が灰原はツンデレだとコナンフォローしたけども「どのへんがデレなんだよ?」がアンサー。

工藤新一ツンデレを解さない。趣味でもない。

からから、同じ境遇に置かれた立場となっても、秘密を共有する仲間となっても、劇場版(基本パラレル設定なんですが)で激動のロマンスがあっても、工藤新一は1ミリもブレない。

視聴者や読者がどんなに心を動かされても、工藤新一は、恋愛という意味で心を動かされることはない。

から灰原哀永遠にメインヒロインになることはできない。

諦めましょう。

2023-05-02

anond:20230502144514

希望してなくてもひとつ屋根の下暮らしてたらエッチして子供作るのよ

 というのが永遠真実かも知れない。少なくともその線で試してみる価値はあるよね。もっとそういう機会を世の中に増やしていかないとね。

2023-02-28

同級生結婚ラッシュ

自分は一生結婚しなさそうだけど、同級生結婚ラッシュの話を聞くと不思議な気分になる

学生の頃好きだと言われて恋愛とかよくわからないままちょっと付き合ったあいつも、彼氏いるとかいないとか周りと比べてめちゃくちゃ気にしてたあいつも

現在特定の誰かとひとつ屋根の下で共同生活する相手がいるんだなあ…と

同棲したこといからわからないけどさ、たとえ将来離婚するかもしれなくても、長い人生の内のほんの一瞬であったとしても、

一緒に寝起きして同じ飯食って裸見せ合えるほど心許せる他人がいるのは幸せなのかもしれない

2022-06-22

そのままの自分で生きられる幸せ

81万人しか子どもが生まれてないとか、未婚率たっけーとか、やばやばやば〜って言って、亡国日本論が展開されている。

当方30代後半の東京住み独身女性なんだけど、今の日本てほんと、ヤバいかもだけど個人的には、それで助かってる人たちもいるよなぁと思ったので、メモしておくね。

無理に結婚しないでも、親(家)の意思に縛られなくても、自分人生が生きられる世の中なのはほんとありがたい。これが人間進化するってことなんだと思う。30代後半になっても友人たちも結婚してない人がゴロゴロいて、普通に働いて好きなもの買って、(これは運と環境もあるけど)暴力圧力に悩まされることなく生きていられるって、これこそ人として人権自由ある生活じゃん。

国がもっとちゃん政治運営してくれてたら、賃金が数十年上がらなくて(むしろ下がって)皆が貧しくなって結婚をはじめとしてやれることが減ってしまったり、高い税金や高い社会保障費や、女性全般低賃金なことだったり、男女ともドロップアウトからの復帰が難しかったりする不自由もっとどうにかなるんだろうに、そして自分の先行き暗い老後の保証への心配が減るのに、とは思うけど。

でも、現状ひとりで稼いでひとりで暮らせるのはほんとありがたい。

自分若いから身体壊すくらいがむしゃらに働いたので今はそれなりの収入があるけど、おかげさまでそれもひとつ自分選択として選んでこれた。

ずっと働くのしんどいし、先行きのことを考えると本当は士業とか資格系の職に就いた方が良かったなと今では思うけどね…今やってる仕事も内容は好き。

結婚の機会無かったなぁ〜とか、出産ていう経験人生そう何度もできることじゃなさそうだな〜とかも思えど、あれもこれもは選んでこれなかったので、今なんだよな。やってみたいことはいっぱいあっても、選択しながら人間は進んでいくので、できないことがあるのは仕方ない。そうやって結婚しない日本ヤバい、とか言われるかもしれないけど、選べないなら仕方ないじゃない。その分、良識ある社会の一員、小市民として自律しながら、ちゃん税金沢山納めてるからさ、年金とか子育て支援とか、社会保障に使ってよ(勿論選挙にも行ってるよ)。

生きてる中で女だからってメリット享受できたことは、飛び抜けて目立つような出来事はない。仕事では、もしかしたら業務量とかを配慮をしてくれてた上司はいたかもしれないけど、待遇出世の面とかではむしろ、明らかに損してきた。あとセクハラもあった。パワハラもあった。私生活では女であることで優しく接してきた人はいるかもしれないけど、プラマイゼロからマイナスになるくらいには男女問わず周囲に気を遣って優しくしてきた。それは偽善とかじゃなくて、人間関係には心遣いっていう潤滑油絶対的必要で、等価交換だし、優しさが多い方が世の中明るくなると思ってるからだ。

しっかり自分で働く、お給料もらう、生活する。これをやりたいと思ってやれるのがいい。大変なことはいくらでもある。ストレスは勿論あるし、健康とかもこの年齢になってくると大変。自分は恐らく要領よくは生きてない。でも、人生の中から不愉快ものを減らすことに価値を見出す自分にはその為にがんばる価値がある。

人によっては贅沢だったり華やかだったり恋愛に満ちてたり、もっとスローライフだったり、目指したい物って違うとは思うけども。自分は嫌いな人間ひとつ屋根の下暮らさなくてよかったり、自分尊厳自分コントロール下に置けたり、意志否定されなかったり、身の危険を感じながら生きなくてよかったり、人間権利行使できる0状態フラットな所にいられるのが嬉しいなって思うんだよ。その為には色んなことを殴ったり撫でたり悩んだりして解決しながら、日々をこなしてきたし、これからもそうしていく。

みんな自分場所自分のために、人によってはそこから更に周囲や世の中のために、頑張って日々を過ごしていこうね。

2022-01-29

anond:20220129103939

血が繋がってなくて外見や内面が割とありな相手ひとつ屋根の下で暮らすんやぞ?

学生時代恋愛なんて「如何にしてヤリ部屋を作るか」が課題なのに、一緒に暮らしてるってことは親がいなくなったオナニーチャンスがそのままセックスチャンスにスライドやぞ?

そこで変な臭いしてても単に異性と一緒に住んでるくせにオナニーの隠し方が下手なだけでセーフになる。

もしもこれがお互いの家でお互いが一緒のタイミングでそういう臭いがしてたらアウトだけど、ひとつ屋根の下でずっと一緒にいるというシチュエーションなら可能

それこそお互いがブサイク同士でも「まあ、セックスとやらを試すための実験台にでもなってもらうか」ぐらいの感じでくっついてもおかしくないレベルだろ。

2021-08-05

わけあって、ヴァイオリン練習をしている子とひとつ屋根の下にいる。

ヴァイオリンってのは凄いデカい音がする。ノイキャンヘッドホンなんか貫通してくる。

まあそうだよな、でっかいホールオケ相手に一人で張り合うんだもんな、そらデカイよな、と変に感心した。そらこんな楽器金持ちしかできんわなあとも思った。

それはそうとして、人が練習している楽器というのは、上手い下手を問わず、なぜだかとてもうるさい。勘弁して欲しい。

2021-07-10

主婦が緩いっていうか……

世の主婦の大半が

「異性として大して好きでもないし、お互い素を出し合えるほど関係性が深まってない」

という状態でも、社会要請世間体と打算で結婚まで突っ走るからカルチャースクール講師でもちょろくSEXできるんだよ。

はなから好き合ってないのに、ひとつ屋根の下で異性と暮らして、子作りして、共同して家計を支えてる状態なんだよ。

お見合い文化が廃れたというのに。


SF小説にありそうな設定そのままに夫婦関係を築いてる人が世の中にはめちゃくちゃ多い。

2021-04-09

既婚男性の性処理

初めて投稿させてもらう。


世の中の既婚男性は、どのように処理をしているんだ?

下世話な話しだが真剣に悩んでる。

(何なら女性意見も聞きたい)


33歳 男 新婚

自分の両親と妻との4人、ひとつ屋根の下生活している。

職場東京


どれか1つでも教えてもらえないだろうか。


正直、自己処理で良いので、週に3回は安定して行いたい。

もしくは、セックス(orスキンシップ)を月一程度の頻度でコンスタントに行いたい。

結婚前はほぼ毎晩、自己処理していたんだが、結婚してからは週に1回でもできれば良い方になってしまった。

セックスをするには実家ということもあり何かと気を遣うため、新生活が始まって3ヶ月、まだ一度も手合わせしていない。


■周辺状況や頭の中など

金銭的な理由を中心に、諸事情により実家を出るのは難しい。

2人でホテルに行っても良いが、自分仕事の終わりが遅いため、なかなか機会を設けられないでいる。

財布は自分管理しているものの、風俗やメンエスなど、今までそういったプロにお世話になったことが無く、

用法や良い店の探し方が分からないためか、そこに飛び込むためのハードルが高くなってしまっている。

スキンシップという意味で解消法の一つとして検討している。)


個室ビデオ?についても利用したことが無い。

また、自分の処理の仕方が「足で挟んで刺激し、そのままパンツの中で果てる。」という特殊ものになってしまっているので、利用が難しいと思っている。

婚約前にはセフレがおり、月に一回はお泊りがあった。今はもう連絡先を知らない。

プロお金を支払うのは良いが、パパ活のような買春はしたくない。

割り切った関係として、セフレを作るのも選択肢として入れてしまっているが、

マッチングアプリサクラばかりだろうし、インスタなどのSNSで裏垢を作ったところで金を払おうとしない男に需要は無いと感じた。

(実際に裏垢を作り色々と探してみたが、お金の介在しない関係を構築できる気がしなかった。)


妻とは10年以上恋人関係が続き、ようやく結婚した形。

とはいえ別に一途でもなく、セフレが居た時期やワンナイトがそれなりにあった。

結婚からレス気味ではあるがお互いにしたい気持ちはあり、先日も子作りやセックスタイミングについて話しをした。

っとまぁそんな感じ。



今までの処理ペースからギャップに未だに慣れず、モンモンとしながら生活をしている。

素直に今の生活に慣れるしか無いのかね。

何かを得ると何かを捨てないといけないんだろうけど、妥協点も無いのか。


知恵を貸して欲しい。

2020-10-27

発達障害かもしれない姉との関わり方

増田(35)の5つ上の姉(40)は軽度の発達障害なのではないかと思うようになった。

ただの書きなぐりでオチもなにもない。姉との関係に強いストレスを感じているのでここに吐き出す。


増田:35歳、女、独身IT系正社員コロナで在宅勤務中。

姉:40歳バツイチ子持ちパート労働子ども中学生

両親:ともに67歳。父は定年後、地域ボランティアをしながらまったり生活、母は専業主婦

2世帯5人家族ひとつ屋根の下暮らしている。


姉は知的レベルが高くなく、人とのコミュニケーションにおいて問題を起こしやすいのである

子供の頃:周囲の人より勉強時間が多いのに勉強ができない

思春期青年期:他人をけなすことで自分の優位性を保とうとする

・成人期以降:他人から指摘を受けると「攻撃」とみなして怒り出す


コロナで家にいる時間が増えて、姉の人となりをいままでよりもよく見るようになってきたが、

・気に食わないことがあると家族相手でも人間関係にヒビが入るような暴言を平気で言う

・幼稚で極めて自己中心的性格傾向

が非常に色濃く目立つのである


姉は子供の頃は親が勉強しろと言わなくても自発的勉強机に向かっていたが、

成績は決して上位ではなく、よくて中の上くらい。

父の意向中学受験をするもあえなく失敗、その後、高校受験普通高校合格する。

姉は文系科目、現代文古文漢文日本史世界史は一切ダメ

数学化学は人並みくらいにできていた。あ、英語もできなかったな。

勉強机に向かってる時間は人の2倍、3倍あっても、成績はそれに応じなかった。

からすると何も言わないでも勉強机に向かっているので、

増田勉強しろって言ってもなにもやらないけど、姉ちゃんは言わないでもやるから偉い、

そういう表現をよくされていたが、子どもながらに、なんでそんなに勉強してるのに成績が

そこそこでしかないのか疑問でならなかった。


そんな姉は大学受験を志すが、ごく一部の理系科目でしか得点がとれないので、

合格圏内大学は俗に言うF欄しかなかった。

いくつか受けて、受かったのは1校だけ。いくつ受かろうが通えるのも1校しかないが、

それでも、F欄大学をあそこまで落ち続けるのはなぜなのだろうと疑問だった。


姉の大学生活の話はたいてい自分よりも成績が悪い人や留年してる人を

バカにする発言がとにかく多かった。

自分より下の人を探してバカにするのが日課なのかと思うくらいに。

就職に際しては、希望する職種があって、それを中学卒業文集にも書いていて、

父親も知っていたこから本人の意向確認し、仕事コネを使って、

採用前提の顔合わせをセッティングしてきた。


ところが、姉はその顔合わせをバックレるのである

職場の方が約束時間になっても姉が来ず、携帯もつながらないので、

事故にあったりしていないか心配になって自宅に電話がかかってきた。

当然ながら、家族会議であるが、姉はごめんなさいをするわけでもなく、

就職の世話なんて頼んでない、大学先生に紹介してもらうことになっているから、

そっちは断ってくれ、などと言うのであった。

父の紹介先のほうが待遇もよく、希望職種就職できるのにである

アカハラなどが横行するようなレベル大学でもなく、断っても卒業に支障はないのに、

当日何をしてたかも語ることはなかったようで、今も理解できない行動であった。


姉は就職とともに一人暮らしをはじめたが、2年ほどしたところで、

突然退職してきて実家に戻ってきた。

理由職場の人と付き合ったが別れ話がこじれたことらしい。

その後は実家に住むことになるが、新たな就職先も2年ほどで辞めてしまう。

理由職場上司と反りが合わない、というだけで辞めてくるのである

そんな理由で?と思うような理由会社を辞めてくるのである


2社目を辞めたところで、その当時付き合っていた男との間に子どもができたのを

きっかけに結婚をする。デキ婚である

しかし、旦那となった男は稼ぎが十分でなく、とても無職の姉と子ども

養えるものではなかった。

両親もデキ婚で苦労をしてきたので、不憫に思ってマンションを買い与えるが、

住み始めてしばらくしてから、姉が自分一戸建てに住みたいんだ、と文句をいうので、

当然ながら夫婦ゲンカは耐えない。ケンカと言っても姉が一方的

旦那罵詈雑言を浴びせるものだった。

親族の集まる場でも、自分旦那バカから、が口癖でどうしようもなかった。


かねた両親は新たに一戸建てを買い与え、

これで落ち着いて暮らしていけるかと思ったが、収まるどころかより一層、

姉の暴言はひどくなる一方で、当然ながら離婚である

ここまで結婚してから1年と経っていないのである

別れた旦那がえらいと思うのは、そんな姉に子供養育費を今も欠かさずに

振り込んでいることである子どもへの愛情はあるんだなと


その後はパートなどにいくも、半年や1年で辞めてくる、2年続けば良いほうだった。

家庭での会話は、パート先の同僚(といっても自分よりも年長の人たち)の

PCスキルが低いことをバカにすることだったり、

自分がF欄卒を差し置いて、付き合いのある人の子どもが受験する学校のことを

バカにするようなことばかりであった。

父が一度、子どもへの影響を心配して、人様の家のことをそんなに言うもんじゃない、

と叱るも、別に外で言ってるわけじゃないしバカからいいじゃない、

なんで私が怒られないといけないの、と斜め上のキレ方をした。


の子供はというと、そんな姉に甘やかされて育ち、友達親子みたいになっていて、

親がやるように周りの人をけなす言動の多い子どもになってしまっているので

将来が思いやられる。


そして、コロナである

姉はパート社員のなかで緊急事態宣言から間もなくして、まっさきにクビを切られた。

増田と両親からすれば、普段の振る舞いからして、そりゃそうだろうなと思うほかなかった。

その後、現在に至るまで、ただ家にいて、ネットしてるか酒飲みながら子ども

会うこともない誰かの悪口を言う日々である


いまは増田の両親も健在だから、なんとか、やっていられるものの、

両親の身に何かあったとき、この姉が協力的になるとは思えずどうしたもの・・・

2020-07-15

私の性格はひねくれている。

自己嫌悪希死念慮ネガティブ思考、見事に厨二な人間

ある日、両親に承認欲求を満たしてもらえなかったことが原因だと気づいた。

アダルトチルドレン、というやつだと自分で気づいてしまったのだ。

同時に、誰にも救ってもらえないのだと絶望した。

今は幸い全肯定マン恋人出会たことで、希死念慮は消えた。ほかのマイナス感情も落ち着いた。

そして、承認されると生きやすいということも知った。

親への恨みはあれど、子育てが下手でそれでも必死に向き合ってたと理解出来る大人になってしまった。

嫌いになりきれない、こんな地獄あるだろうか。

過去の恨みを持ったまま、発散できずにひとつ屋根の下暮らしている。

できれば早く死んでほしいとさえ思ってしまう。

自分価値がないと思っている人へ、アダルトチルドレンという言葉検索してみて。

価値のない人間なんていない。

生きにくい原因が、少しは分かるかもしれないから。

2020-05-02

いい歳した大人独身差別を受けるのは

結局は家族以外の誰かと一緒に暮らしたことがあるかどうか?ということにあるんじゃないかと思ってる

同棲しろ結婚するにしろ自分以外の人間ひとつ屋根の下に暮らすということは、それだけで大変なことだ

相手に気遣う必要があるのはもちろんのことで、さらにそれが24時間続く

デートのみや一夜限りの関係ならば外面の良ささえ保てばそれでいいし、保つことも僅か数時間なのだから容易だ

けれど四六時中一緒にいる関係となればそうもいかない

相手の嫌な面も必然的に目に付くし、自分の不精さを示すことも必然

それでも尚、相手を思いやられる気持ちを抱けるか

自分のことを二の次にしてまで相手のことを考えられるか

遠慮のない関係っていうのは遠慮なしには築けない

そこに気づけるかどうかが、既婚か独身かを問わず大切なことだと思う

2019-10-27

anond:20191027172148

結婚は女の墓場かぁ……結婚おめでたいことだと思うけど、たしかにいいことばかりじゃないよね。

ひとつ屋根の下で親と暮らすことから脱却したいんだ……。お互いの言動がお互いにとってストレスになってるから……。

2019-04-13

お父さんお母さん、私に謝ってください

自分の気持の整理のために書き連ねる。自分語りで相当長い。


昭和生まれ就職氷河期経験済みのアラフォー

二歳年上の兄(長男)がいる。自分は長女だ。

幼い頃は特に兄と自分への待遇に差を感じたことはなかった。

親は団塊世代で当時は給料右肩上がり時代で、それなりの中流家庭だったと思う。

習い事などもどちらもそれぞれ好きにやらせてもらえていた。

兄が通っていた地元の塾に自分も行かせてもらい、兄は一足先に中学受験をして某私立中高一貫校へ進学した。

自分最初の塾(兄と同じ)で、『御三家も狙える』と言われ、有名な大手進学塾へ通うようになった。

毎週土日のどちらかには親に連れて行ってもらって都内テストを受けに行き、自分純粋に楽しんでいたが、それに付きあう親は大変だったろうと思う。


そしてその頃から、どうやら兄は道を徐々に踏み外していったらしい。

具体的に中学生の兄の身に何があってそうなったのかは今でも知らない。

兄は万引きなど軽犯罪を繰り返すようになり、親が警察に行くこともたびたびあった(当時、自分にはそれらの事実は知らされなかった)。

自分と兄はひとつ屋根の下暮らしていたが、部屋は別々で元々仲の良い兄妹でもなかったし、

自分中学高校御三家の一つに受かった)で良い友人に恵まれ学生生活を楽しんでいて、兄のことはほぼ眼中になかった。

ただ、それでも兄や両親を見ていて、『兄が道を踏み外しつつある』こと、『親が兄の対応で大変らしいこと』は雰囲気でわかった。

から自分まで親に負担をかけてはいけないな、と子供ながらに思っていた。

別に親のためにいい子でいようと思ったわけではない。

道を踏み外していく兄を尊敬できなかった、いや、心から軽蔑していた。ああはなりたくない、と思っていただけだ。

学校の友人の兄弟はみな出来が良くて、どこに出しても恥ずかしくない「まっとうな」人達で、比べると自分の兄が恥ずかしかった。

学歴なんかの問題じゃない、今でもそれで兄を差別する気はない。

犯罪を犯すこと(万引き以外にも路駐やら何かでしょっちゅう警察から電話があった。警察バカにし、遵法精神などまるでなかった)、

それで親に多大なる迷惑と心労をかけていたこと、それを反省もせずにまた繰り返すこと。

兄の心理など知る由もないし、なにか彼の思春期問題があったのかもしれない。

だがだからといって兄の行為正当化される訳もない。繰り返すならなおさら弁護の余地もない。

私は心の底から兄を嫌い、軽蔑し、しかし表にはそれを出さずに、ただ兄とは接触しないようにしていた。

(なぜなら、兄は短気で暴力に訴える人間だったからだ。一度自分がそういった態度を見せた時、夜中に枕元に金属バッドを持ってすごんできたのは忘れられない。

  そしてそういった基質もまた、私の兄への侮蔑をより強める結果になった)



そして兄は高校を(なんとか)卒業し、大学へは行かずにフリーターになった。

親はどこでもいいか大学へ行かせたかったようだが、兄本人が『大学でやりたいことがない』と進学しなかった(ここは兄が正しいと思う)。

ありがちな話だが、兄は音楽の道を進もうとしたらしい。バンドを組んで、いわゆるバンドマンになった。

音楽活動の実態は何をしてるのかさっぱりわからなかったが、さほど身を入れてやっている様子もなく、芽も出なかった。だが諦めきれないのか、フリーターをしながらだらだらと続けていた。

自分高校卒業大学へ進学した後も、兄はその生活をしばらく続けていた。

そのうち、兄は一人の女性(Aさん)と知り合った。そして二人は結婚を考える仲になった。

Aさんはとても良い女性だった。自分や両親とも仲良くしてくれて、兄は大嫌いだがこんな姉ができるなんてほんとに嬉しい、ようやく兄が自分にとって良い行いをしてくれたと思った。

しかしここで、両親は最大の過ちを犯した。

何を思ったのか、兄にマンションを買い与えたのだ。親の名義でローンを組んで、兄と彼女の新居にしろと兄に与えた。

フリーターの兄に月々のマンションに係る支払が払えるはずもない。それはすべて親が払っていたのだ。しか結婚も確定しないうちに買って与えた。

呆気に取られた。納得できないが親の気持ちになって考えてみれば、『Aさんに逃げられないように、住居が確定していれば結婚生活も楽になるだろう』ということだったのかもしれない。

『妹は大学へ行かせてやったのだから、兄にも何か与えねば』と思ったのかもしれない(しか自分国立大で、学費トータルしてもマンション費用20%にもならないのだが)。

兄は別に特段の感謝をする様子でもなく、当たり前のようにそれを受け取った。

そしてその後、結婚が決まっても一向に定職につこうとせずに自堕落生活を続ける兄は、Aさんに愛想をつかされて結婚前に出ていかれた。

(兄はAさんに入れ込んでいたらしく相当なショックを受けていたが、自分から見れば当たり前だばーかしか思えなかった)


この頃からだろうか、自分が『親は兄を贔屓している』と思うようになったのは。正確には、『親は兄を甘やかしている(自分には厳しいのに)』と感じ始めたのは。


自分は親に言われた。『私立大に行かせる金はないし仕送りをする余裕もないから、家から通える国立大しろ』と。

親の言うことに従おうとしたわけではなかったが、自分の行きたい大学はその条件を満たしていたので、結果として親ののぞみを叶えた形になった。

しかし心のどこかに、『親ののぞみを叶えたい』という気持ちがなかったとは言えない。兄で苦労させられている親を見てきて、自分だけは親が誇れる子供でいようとしたのかもしれない。

通おうと思えば通えたが、一人暮らしに憧れていたこともあり、親の援助は一切受けずに一人暮らしを始めた。貯金バイトでなんとかまかない、4年間それを続けた。

親が兄にマンションを買い与えるまではそれも納得していた。だが、親がそれをした時、自分の中で不公平だという気持ちが生じた。

根底に『「親に迷惑ばかりかける穀潰しろくでなしの」兄に、なぜそんなに金をかけて甘やかすのか?』という考えも当然あった。

自分にとって兄は「いないほうがマシ」で、存在する事で何もいいことがない、迷惑なだけの存在だった。

グレてようがフリーターだろうが、優しい兄なら愛せたろう。だが、兄としての優しさを見せてくれたことなど数える程もない(その数回も小学生以下の時だけ)。

家庭を持って子を為し、親に孫の顔を見せて安心させてくれたなら、「普通」で「まっとう」な人間になってくれたなら、それで兄を見直すこともできただろう。

しかし兄は正真正銘クズなので、逆の道にしか行かなかったのだ(それについては後述)。自分が兄を見直す機会はおそらく死ぬまで来ないだろう。

(余談だが、なかにし礼氏の小説再現ドラマ(兄との関係を描いたもの)を見た時、心からなかにし礼氏に共感した。自堕落でお調子者で弟にとって迷惑な兄。

なかにし礼氏が兄の葬式後につぶやく、『兄さん、死んでくれてありがとう』がわかりすぎて辛かった。

何年先かわからないが、おそらく自分も兄が死んだ時、『死んでくれてありがとう』と心から思うだろう。自分が先に死ぬかもしれないが)



Aさんに逃げられた後、しばらく兄は自堕落生活をしていた(親が金を払っているマンションで一人ぐらし)。

自分は何度も親に『マンションから出て行かせろ、でなければ兄は自立できない』と言ったが、親は『そんなこと実際にできるわけがない』『目の届かないところに行かせるほうが不安だ』と言って聞かなかった。

この頃から自分の中で『兄が駄目になったのは親の(甘やかしの)せいではないのか』『親は己の見栄しか考えてないのではないか』という疑念が湧いてきた。

やがて自分大学卒業して、氷河期の中なんとか上場企業就職を決めた。

希望の会から内定が出ず、文系プログラムなど全くわからないのにSEになることになったが、就職できただけでよしとするしかなかった。

親の反応は『とりあえず上場企業から、外への体裁が整った』というものだった。親にとって自分は見栄のための存在なのだなということが、徐々にわかってきていた。

同じ頃、兄もようやく某リフォーム会社営業として働きはじめた。

兄の営業成績は良かった(もともと外面だけは良い)ので、いっとき小金持ちになれたらしい。外車を買ったが、マンションの金を親に返す気はさらさら無いようだった。

その外車ポンコツなのかあるいは外車とはそういうものなのか、しょっちゅう壊れて修理代がかかった。あまり乗らないせいもあっただろう。

乗らないのなら売ればいいのに『売っても二束三文しかならない』と兄は言い張り、親はなぜか修理代を肩代わりして払ってやっていた。

(散々修理代を払って直して、最後にはやはり壊れ、ろくに乗りもしないままに結局二束三文で売ったようだった)

マンションの支払いは親が続けていた。このころようやく、月々の管理費や積立金などの維持費だけは兄が支払うようになったようだった。

そのうち、バツイチ子持ちの女性Bさんと知り合い、今度は結婚した。Bさんについては自分ほとんど知らない。

その頃自分は向いていない仕事かつ長時間労働で心身を病みかけており、朝焼けの街を徹夜明けで泣きながら一人家路についたりしていたので、兄のことなど構う暇もなかった。

結婚式には一応出た。ストレスで過食気味になりむくんだ顔の自分愛想笑いを浮かべて写っている写真は見返したくもない。

兄の結婚になんの感慨もなく、『これで普通人間になってくれれば』と願っただけだった。兄に望むただ一つのことは『普通の家庭を築いてくれ』で、それ以上は望まなかった。


予想していたが、兄の結婚生活は長くは続かなかった。

営業成績が良いのに浮かれ、独立すると言って仕事を辞めた兄だったが、ろくなノウハウもない個人リフォーム営業がそうそう上手く行くわけもない。

あっという間に生活は行き詰まり、さっさとBさんに逃げられた(どうやら浮気されていたようだが、それを追い詰める気力もなかったようだった)。

そしてまた、マンションで自堕落生活に戻った(もちろんマンション維持費は親払いに戻った)。

自分はずっと『兄を甘やかしすぎだ、マンションから追い出せ、マンションを売ってしまえ、でなければ兄は自立しない』と親に言い続けていたが、ずっとでもでもだってで聞き流された。

『(万引きなどの)前科があるから、追い出したら何をするかわからない。もっと悪いことになるかもしれない』『どれだけ言ってもあいつはこちらの言うことを聞かない』。これが親の言い分だった。

しみじみ、親も兄も情けなく、どうしようもないと思った。『お前は冷たい』と言われた。

そもそも最初にあれが道を踏み外した時、お前の中学受験にかかりきりで、親としてろくに関わってやれなかったのが悪かったから』と。

そう言われて自分にどうしろと? 責任を感じろというのだろうか? もうとっくに成人していい年になった兄を憐れめと? 親でもない自分がなぜ親と同じ感情を共有せねばならないのか?

『ずっとそう言い続けて兄を甘やかして、それで状況が好転たか? 好転する見込みがあるというのか? 兄の自立を妨げているだけではないのか?』

そう言っても、親は同じ言い訳を繰り返して兄への甘やかし(マンション与え)をやめようとしなかった。 

自分の中で、兄への嫌悪と親への嫌悪比率は徐々に逆転していった。兄がどれほどのクズだろうが、どんな人生を送ろうがもはやどうでもいい。

自分と同じ親のもとで、恵まれ環境で育ったにも関わらず、兄は自ら堕ちていったのだ。兄の人生は兄のもの、好きに生きればいいしどこでのたれ死のうが勝手にすればいい。

兄よりも、そんな兄を甘やかし続ける親のほうに不信と不満が募っていった。なるほど、親がこうして甘やかすから兄は更生できないのだと納得した。

そして『兄が自分よりも甘やかされてる事実』にどうしても納得できなかった。自分特別扱いしろというのではない、兄を特別扱いするのが耐えられなかったのだ。同じ子供として平等に扱ってほしかった。

自分大学時代、兄は親が与えたマンションゆうゆう一人暮らしして、自分仕送りを一切受けられずに生活費のすべてを自力で稼いだ。

就職してから、兄は親が与えたマンションで好き勝手暮らして、自分は親に金を入れていた。家に金を入れるのは当然だと思う気持ちもあったが、理不尽だと思う気持ちはどうしても拭えなかった。

その気持ちに耐えられず、『兄と比べてあまりにも不平等だ、兄にも金を支払わせろ、兄を甘やかすのもいい加減にしろ』と泣いて言ったら、『じゃあこれからお前も金は入れなくていい』と言われた(そうじゃないだろ)。


家庭のことや仕事ことなど色々あり、結局自分新卒で入った会社を3年ほどで辞めてしまった。親に『30までにやりたい道(フリーランス)で食っていく目処をたてる』と誓い、宣言どおりに28で目処を立てた。

兄は親が見つけてきた非正規パート仕事をなんとかこなし、その頃にはそこそこ年季も入って板についてきていた。新しい彼女(Cさん)もできたようで、マンションで一緒に暮らし始めた。

だが、そんな矢先。兄が、クスリで捕まった。

最初に一報を聞いた時、親はともかく、自分は『まあ、あるだろうな。やっぱりな』としか思わなかった(基本的に兄の人格を信頼していないので、何を起こしたと聞いても『やりかねない』としか思わない)。

もちろん家族の誰も気づいていなかった。家族の目の届かないマンションでずっとやってきたものらしい。

自分は『言わんこっちゃない、だからマンションから追い出せとあれほど言ったのに、甘やかし続けた結果がこれだ』と親に言った。親は『そんなこと今更言っても仕方ない』としか言わなかった。

そこからの詳細は省くが、兄は執行猶予がついて戻ってきて、兄を見捨てなかったCさん(菩薩かよ)と今でも親の与えたマンション暮らしている。Cさんが見張っているので再犯はないと思いたい。

Cさんには敬意と感謝しかない。彼女がいなかったら兄はもっとだめになっただろう。

しばらくCさんに食わせてもらっていた兄だが、今はまた派遣で職について、そこでの仕事軌道にのってきたようだ。今度こそは歳も歳なので落ち着いたと思いたい。

(ちなみに、また維持費だけは払うようになったが、購入費は一切払っておらず、名義は父のまま。毎年実家よりも高い固定資産税を払っているのも父)



兄はもうどうでもよく、二度と犯罪を犯すなCさんにだけは迷惑をかけるなCさんだけは大切にしろしか思っていない。

残念なことに、自分の中で兄の見方が変わることはこの先死ぬまでない。今の兄と表面上でも付き合えるのはCさんあってこそだ。Cさんを姉と慕っても、兄を兄と慕うことは生涯ない。

きょうだい他人の始まりとはよく言ったもので、兄への気持ちはもうこれでいいと落ち着いている。

だが、「未だに」なのか、「今だからこそ今まで積もり積もったものが」なのか、自分の中で親へのわだかまりだけはどうしても消えない。考えると落ち着かず、心がざわつく。

もう親も老い自分もいい年だ。親も人間であり、それも見栄っぱりで子供平等に扱わず贔屓するようなできの悪い人間だったんだと納得するしかないとわかっているのに、

自分はどうしても、親に『自分たちが間違っていた』と言ってほしい。子育ての過ちを認め、自分がどれほど辛い思いをしたか理解し、悪かったと謝ってほしい。

だが、過去喧嘩した時の経験から、親は絶対自分の過ちを認めない、ましてや子供から言われる言葉を決して正面から受け止めないとわかっている。

『それが親に対して言う言葉か』『何様のつもりだ』『はいはい、全部こっちのせいだって言いたいんでしょう』…そう言って絶対絶対自分の過ちを認めない。老いた今、なおさら頑なになり認めないだろう。



自分自分なりに、親の期待には応えてきたと思う。教育で親に金をかけてもらった事は感謝しているが、それだけの成果をちゃんと出し、結果をだした。

なのになぜ、自分は兄と同じに扱われなかったのだろう。自分けが要求され、応え続けねばならず、それなのにそれを評価もされなかったのだろう。

これを言うと嫌な人間だと思われるだろうが、客観的に見て自分のほうが親に貢献しているしまともな人間として育った(少なくとも前科ものでなく、親に迷惑をかけていない)という自負があるだけに、やるせない思いがある。

本来なら自分のほうが親に贔屓されて然るべきではないのかという思いがあることは否定しないが、贔屓してほしいとは言わないしするべきでもない。

ただ自分に求めるものは兄にも求め、兄に与えたもの自分にも与えてほしい、子供の間に差をつけないで平等に接してほしかっただけだ。

男女の差だというのならばなおさら、兄には『長男』としての役割と責務を求めるべきだったろうに、なぜ私が長男役割も果たさねばならないのだろう。

兄が結婚した時、自分は『兄が孫を作ってくれたらそれだけが兄の親孝行だ、自分にも兄がいた意味がある。せめてそれくらい孝行しやがれ』とわずかに期待したが、兄は子供を作る間もなく離婚した(そもそも作る気もない)。

母は自分にだけ言う、兄には絶対に言わないのに、『老後の楽しみがほしい、孫が見たい』と。

子供はジジババの楽しみのために産むもんじゃねえし産んでおしまいじゃない、何ならあなたがたが育ててくれんの? 育てる金あるの? と応えたら沈黙した。

そんなに孫が見たいなら兄に言ってくれ、男なんだから自分よりよほど確率が高いだろうと言ったら、『あの子に育てられるわけがない』。『何を言っても無駄』と言って、兄には20年以上何も要求しない。

精子バンクとかあるでしょう』『50歳で産んだって例もあるし』とまで言われた日には本当に失望した。

50歳で産んだ女性はほぼ卵子提供で母方の遺伝子は入らないし、養子じゃ嫌だってんならそれ(母方の遺伝子が入らない)も嫌なんだろうに。

そもそも出産までにどれだけ苦労したか流産だって何度も経験してるはず)、不妊治療にどれだけお金がかかったかわかってて言っているのか、そして不妊治療高齢出産がどれだけ母体負担がかかると思っているのか。

娘の体など、自分の楽しみのためにはどうなってもいいのだろう。

孫の立場にしたって、父親がいない家庭に生まれることになるのだが、そういったことを考えてもいないのだろう。ただ、自分が欲しいから、だ。 

私の結婚も、自分の見栄だけのためにしてほしかったらしい。大切なのは見栄と体裁で、娘の幸福などどうでもよかった。

結婚しない女はなにか問題があると思われる』なんて言われても、それはあなただけの醜い価値観だろう、未婚率が三割の時代にそんな事思うほうが少数派だ。

図らずも未婚女性への「己の偏見」を曝け出したことにも気づかずに、『あなたのために言っている、それが世間だ』などと諭してくる醜さ。兄にも同じことを言えばいいのに。

結婚しろ』と言われるのが嫌で、それを避けるために誰でもいい、一回結婚さえすれば文句を言われまいと思って結婚したけれど、上手く行くわけもなく2年も経たずに破綻

(付き合っていた人とは、兄の事件で別れざるを得なかった。結婚した人には家族ぐるみで兄のことを隠した。そんな結婚うまくいくわけもなかったし相手には申し訳ないことをしたと思う)

その時の言葉も『せめて2年は持たせろ、外聞が悪い』『相手の親に私(母)の顔が立たない』『どうせお前のわがままだろう』…出てくるのは己の見栄と体裁のための言葉だけで、一度も娘の心情を慮る言葉は出てこなかった。

兄が同じように2年程度で破綻した時、兄に同じ言葉を突きつけたなら、そういう人なのだと納得もできたかもしれない。だが、兄の離婚に関して親は兄に何も言わなかったのだ。

(主に要求を突きつけ言ってくるのは Permalink | 記事への反応(7) | 00:37

2019-01-29

2019年アニメ1話ほぼ全部観たか感想書く その4

2019年冬アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その3 からの続き )

 

同居人はひざ、時々、頭のうえ。

 我が輩は猫である(飼い猫)。一人暮らし作家先生に拾われた猫と共同生活する話。同じ時間軸の出来事を、作家と猫それぞれの視点で描く。ちなみに8割位ご飯の話。

 本作のシリーズ構成を務める赤尾でこが関わった「ミイラの飼い方」もペットとの日常を描く作品だけど、赤尾でこって小動物の心が読めるのだろうか。というか実は猫なんじゃ。

 猫がかわいい漱石さん家のおっさん猫は「まったく人間という生き物は…」と愚痴を垂れる社会風刺だった気がするんだけど、本作は女の子みたいな猫が「あいなんやねん。もっとシャキっとせい!」的な語り口なのにツンデレなのがかわいい

 前半部分に当たる、小説家主人公による一人語りが小説っぽくて良い。斜に構えた視点社会から距離をおいた生き方他人ほとんど登場しないので、話の殆どが「猫とは…人間とは…」的な循環思考

 猫に限らず、人間人外ひとつ屋根の下で暮らすというコンセプトの作品って結構「お互いに言葉が通じない中でどうやってコミュニケーションを取るか」というのが面白いけど、本作はそういう部分を踏襲しながら「同居人主人公のことをどう思っているのか」をちゃんモノローグにしているのが良いよね。前半が推理編、後半が答え合わせみたいな。

 

五等分の花嫁

 シュレディンガーの嫁。声優の厨パによる、ノリの軽いラブコメ主人公花嫁の馴れ初め(高校時代)を描く。原作週刊少年マガジン松岡禎丞花澤香菜竹達彩奈伊藤美来佐倉綾音水瀬いのりて。貴重なメンツによるOPがもうすごい。

 五つ子なので、どの子結婚たかが分からないという仕様になっている。本作で描かれるのは結婚式当日及び学生時代の馴れ初め(スタートとゴール)。五つ子がそれぞれ20%の確率主人公と添い遂げる可能性がある(5人合わせて100点(100%)という描写が印象的だった)。

 「五つ子がそれぞれ20%の確率主人公と添い遂げる可能性」=「(この中から一人を選ぶのではなく)それぞれ(20%の確率を引き当てて)無事ゴールできた世界線が重ね合わさった状態」という解釈可能で、どの子結婚たか作者が確定しない限り5人全員が実質本命の勝ちヒロインと考えられる。なので視聴者的には「この子自分推し)が、この後あーなってこーなって、最終的に結婚するのか…」みたいな妄想余地が全員に用意されているのが特徴的な作品。そういう意味で「五等分の花嫁」という表題(一人20%、全員で100%花嫁エピソード)はすごく上手いなぁ、って勝手に関心した。

 演出的には1話結婚式のシーンが出た後、そのシーンが各話に渡ってリフレインとして使われてるのが面白かった。この演出はゴールを最初から明示している本作ならではっていう感じ。キュンってなる。コメディ部分としては比較コミカル演出なので気楽に見られる。

 

revisions リヴィジョン

Netflix独占(全話配信済み)

 「プラネテス」「コードギアス」でおなじみ谷口悟朗監督による、SF世界舞台にしたヒーローモノ。ロボアニメ。制作3DCG映像制作会社白組

 背景を除けばほぼ全編3DCGアニメ3DCGってどうなん?という考えに真っ向から向き合っている印象を受ける。冒頭からキャラの動きが意図的に多彩で、その一つ一つのかい仕草に趣向を凝らしてある。「座っているキャラ貧乏ゆすりしてる足元」とか、「3人で会話してる時、喋ってる子に視線が向かっている」とか、サッカーのシーン等これ見よがしにぬるぬる動くシーンとか。そして、特に制作白組ゲーム等の3DCGでお馴染みの会社ゆえロボのデザインや動きがめっちゃ凄い。古今あらゆるロボットが登場時に必ず行う行事である「手の指を一本一本ガチガチョ動かすやつ」めっちゃ好き。

 それ以外にも、背景と3DCGを溶け込ませる演出が多い。背景→キャラ3D)→ガードレール道路を走る車(3D)というレイヤ構成のシーンが一番ユニークだった。それ以外にも回想シーンの「雨が降っているシーンで、日本家屋屋根に雨が当たって弾けるエフェクト」とかめっちゃ凝ってる。

 そんな背景美術クオリティがかなり高く、写実的(背景:ビックスタジオ)。故に、事変後の世界現実味のないファンタジー世界という感じがなく、「もう一つの現実世界」という印象に。「異世界転生して主人公無双」ではなく「転移によって一瞬で四面楚歌に」という世界を描きたいのかな。

 シナリオは、今期のアニメで言えば「ガーリー・エアフォース」にやや近い。未知の脅威(ロボ)に突如奪われる日常と、謎の戦う少女(ロボじゃないよ)と、ロボ。1話事件を描くので実質2話から本番。1話はかなり早口

 

魔法少女特殊戦あすか

AmazonPrimeVideo独占

 退役軍人再就職PTSDと戦う女の子と、特殊警察官のおしごと。制作ライデンフィルム

 魔法少女魔法少女だけの世界で戦う作品とは違い、コッチは社会魔法少女共存してる魔法少女魔法生物の戦いなので、非常にややこしい。基本的に悪と正義と力の話であり、魔法少女の名を冠するアニメの中ではかなり硬派。魔法少女というより特殊部隊の軍人。今期のアニメの中ではJOJO5部くらいきびしいせかいまさかの「身内が細切れ」ネタが被るという。全体的に殺戮方法グロい。

 いつも思うけど、若林豪さんのプロデュースする音楽好き(音楽R・O・N)。かなりハード戦闘シーンがメインの作品ではあるけど、それと対比される日常パートも含めて音楽エモい戦闘ライフルの発砲音がエモい音響効果小山恭正)。かなり物騒なアニメなので、毎話ハード戦闘シーンが続く。

 

リムノーツ The Animation

 スクエニスマホアプリ原作童話モチーフにした各世界を守るために旅をする冒険活劇。

 こういう「よその物語にお邪魔するお話はいろいろあるけど、最近だと夢100…童話に登場する人たちがメイン キンハディズニー世界主人公たちが訪れて友達になる ぱすてるメモリーズ2次元作品特にアニメ)の世界に入って異分子排除 という感じで、本作はぱすメモに近い。だけど、キーアイテムである運命の書」にある通り、シナリオに沿って人生を歩む(童話世界の)人と、そうでない人(主人公たち)の対比が描かれているのが印象的だった。ラプラスの悪魔、までは行かないけどアイデンティティを探す旅っていう側面も掘り下げていくのかな。

 各童話が異分子によって改変されてしまったため、修正するために奔走するというのが大まかな流れ。単なる改変というより、登場人物たちの心をより掘り下げる方向に改変されている傾向があって面白い特に1話赤ずきんからエモいボス戦。

 

W'z

 Gohandsの新作。大阪舞台にした厨ニ聖杯戦争。新作とはいえ同じスタッフによるオリジナルアニメハンドシェイカー」の続編に相当するので、まずはハンドシェイカー観てね。

 この作品に限らず、Gohandsアニメは独特な雰囲気がある。特にハンドシェイカー、W'zはGohandsみがつよい。魚眼レンズ風の独特なカットを多用(背景はいものスタジオちゅーりっぷ)、ゆっくりカメラを回すように動かす演出、独特なキャラクターの演技(Gohandsは自前で動画を描いてる事が多い。本作の1話は全部自前)、強めのコントラスト、光の反射、常に流れる雲、特殊効果の使い方、etc初見だとどこに視点を持っていけばいいのか分からない事がよくある。特に3DCGエフェクト作画キャラアクションが入り乱れる戦闘シーンは目が回りそう。

 ハンドシェイカーでも独特な雰囲気を出していた音楽に磨きがかかってる(音楽:GOON TRAX)。主人公DJという設定もあり、全編に渡りJAZZ HIPHOP流れるMVみたいなアニメに。

 

CIRCLET PRINCESS

 あの大人スポーツ、サークレットバウトに目覚めた高校生が青春するスポ根アニメDMMゲーム原作

 サークレットバウト…MR空間で、変身した女の子武器を使って戦うスポーツ。作中でMRって言ってるけど、VR+ARという感じ。e-sports意識したのかな。超現実的な華やかさを備えつつ、かといって身体的な表現を伴わないゲームでも無く、スポ根モノにおける泥臭くてストイック練習距離を置いた、高校スポーツe-sportsのいいとこ取りみたいな印象がある。

 スポ根モノの王道ストーリーでかつ比較的ゆるめなので、のんびり見よう。

 

ぱすてるメモリーズ

 タイトルを要約すると「2次元文化」みたいな感じ。原作フリュースマホアプリフリューゲームアニメ化するのは去年のカリギュラ以来。秋葉原にあるメイド喫茶店員コスプレして戦うアニメ。なんでみんなおっぱい大きいの?

 今期のグリムノーツに近いシナリオおとぎ話世界を守るお話なのだけれど、登場するおとぎ話最近アニメ作品だったりする。最初に登場したのはあのごちうな。正式コラボではないのでアニメガタリズみたいな感じになってるけど、構図や背景をほぼ完璧トレスしてて笑った。「あのアニメのシーン、一度でいいから実際に体験してみたかった…!」的な妄想全開のオタクキャラが出てくるあたり、そういう層向けの作品っぽい。

 公式サイトとか見ると何故かスチームパンク推しだけど、「甲鉄城のカバネリ」「プリンセス・プリンシパル」と比べるとあんまりスチームパンク要素は無い。コス姿を楽しむのじゃ。

 全体的なノリはかなり軽いので気軽に見れる。戦闘パートも「ラストピリオド」のワイズマンみたいな感じ。あそこまで軽くは無いか

 

バミューダトライアングル

 ブシロードカードゲームカードファイト!! ヴァンガード」のスピンオフバミューダ△の人魚を主役とした日常アニメ

 凪あすよりも人魚人魚してる世界。描き方も独特で、基本的普通の地上と同じなのに微妙にこぽこぽしてたりスイーって移動したり、なんか不思議キャラクターが画面に集まるとき画面全体にキャラが配置されるところも水中ならではの演出っぽいよね。水中でお茶。水中でケーキ。水中でベッド。水中で(ry

 何かが起きそうで何も起きない。のんびり見よう。

 

Dimension ハイスクール

 まるで実写。監督ウルトラマン等実写畑の人で、出演者2.5次元俳優がメイン。超次元ギャグアニメと見せかけてTVドラマ

 3Dアニメパートモーションキャプチャなので、一般的3Dアニメーションより動きが自由リップシンクちゃんとしてる。

 蒼井翔太です!!的なポジションキャラに期待。

まだ1期が観終わってなくてお預け食らってる作品

モブサイコ100

 1期はネトフリ独占だったけど、2期放送タイミングで各配信サイト配信を開始。制作は「一切妥協しない制作会社」ことボンズ(他にもIG、京アニ神風マッドハウスとか?)。相変わらずOP作画がエグい。

 

ピアノの森 第2シリーズ

 引き続きネトフリ配信

 

3D彼女 リアルガール 第2シリーズ

 制作は「メルヘン・メドヘン」でおなじみフッズエンタテインメント。1期の始まった当初は心配だったけど、無事に2期放送開始したようで一安心

 内容はラブストーリー不器用な二人が何気ないことで傷ついたり傷つけたり、距離が離れたり近づいたり、「ハリネズミのジレンマ」を体現したストーリーになっている。

 

賭ケグルイ××

 本当は怖い「あそびあそばせ」。1期に引き続きネトフリ独占配信制作は「ゾンビランドサガ」でおなじみMAPPAMAPPA最近、毎期2作品ずつ放送している上2クール作品複数作ってるし、相当体力のある会社になってるみたい。

総評

 今期は特に2期の作品が多い。「新規投資できる器がない」「1作品あたりの投資が大きくなった」みたいな事情は一切知らないけど、ファンと一緒に育っていく作品を観られるのは幸せなのかもしれない。

 1年前のラインナップでも思ったけど、やはりアマプラ、ネトフリはハード作品を敢えて選んで配信しているみたい。今期ハードじゃない独占配信作品ピアノの森とドメカノくらい?海外ドラマ好きな人と層がかぶってるのかな。ネトフリ配信作品HERO MASK」なんかまさに海外刑事ドラマって感じだし。

最後

 1話全部視聴はおすすめしない。ところで私は「宇宙よりも遠い場所」が大好きなんだけど、その根拠は決して「よりもいが面白いアニメから」だけではなく「BDを揃えた」「何度も何度も見返した」「演出の一つ一つを研究した」「監督トークイベントで色んな話を聞いた」「極地研に行ってみた」「よりもい関連のニュース記事を見かけた」「思い出して泣いた」「思い出して笑った」「ふと自分の親を思い出した」等、本当に些細で個人的な周辺記憶の一つ一つが、私にとって「よりもい」の価値規定してたりする。個人的に広く浅く心血を注いでいた去年のアニメシーンでは特定作品を「些細な周辺記憶の積み重ねによって(よりもいのように)大好きに昇華」するのが非常に難しく、結果として「大好きなアニメ」に出会う機会を逸してしまった感が否めない(好きな作品は爆発的に増えたので、一概に否定することも出来ないけど)。「何度も見返せばよかた」「もっとあのアニメのこと考えながら毎日過ごせばよかった」「ゲームアプリさっさと始めればよかった」「聖地に行けばよかった」「ライブ行けばよかった」等。その一つ一つが自分にとって特定作品自分にとってかけがえのないものにし得る可能性だったと思うと、非常にもったいないことをしている気がする。なので(全体的な傾向として)コアファンに支えられがちなメディアであるアニメの楽しみ方は「広く浅く」より「狭く深く」の方を推したい。一人でも多くの人が「大好きなアニメ」に出会えることを祈っている。そういう意味でも、1話全部視聴はおすすめしない。

2019年アニメ1話ほぼ全部観たか感想書く その3

2019年冬アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その2 からの続き )

 

マナリアフレンズ

 ハイファンタジー世界学校生活Cygamesお抱えの新規アニメスタジオCygamesPicturesによる初制作アニメCygamesアプリ神撃のバハムート」のアニメ企画を立ち上げた頃から自社制作を構想し始め、神撃のバハムートイベントマナリアフレンズ」をアニメ化することに。ところが諸事情放送が延期され、ついでにスタッフ刷新制作スタジオ雲雀→CygamesPicturesに)という紆余曲折を経て、今期ショートアニメとして放送開始。d'アニメストア等配信サイトでは2分程度のショートアニメが追加されたロングバージョン配信されている。ショートアニメの内容は、主人公お姫様に仕えるパラディン君が主人公物語

 本作の監督は、百合姫Sの漫画原作アニメこのはな綺譚」で監督を務めた岡本英樹。お察しの通り百合アニメ。非常に丁寧な作画演出によって主人公の心情を非言語的に描くハイクオリティ作品魔法学校舞台なので魔法使うシーンもあるけど、そういう特殊効果なんかも綺麗。埃がキラキラしてるの良いよね。

 主人公の心情を描くシーンで一番好きなのが、図書館での騒動が終わったあとの会話。「あの、他になにか手伝えることがあれば…」という主人公セリフに「大丈夫」という優しい拒絶からの、突っ立ってる主人公に目配せもせず黙々と業務に戻る司書さん。トボトボ帰る主人公のロングのバックショットは、彼女の心情が痛いほど伝わるシーン。ピアノが中心の優しい音楽が心に響く(音楽渡邊崇)。

 今期のアニメの中でも特に背景がすごい(背景:草薙)。基本的学校の校舎くらいしか映らないけど「さよならの朝に約束の花をかざろう」みたいなハイファンタジー世界みを強く感じる。いかにつくり手が(神撃のバハムートの)世界観を大事にしているかがわかる。もうね、騒動収束後、主人公が帰ってきた食堂の静寂感が最高に美しい。

 

みにとじ

 2018年アニメ刀使ノ巫女」大ヒット御礼につきショートアニメ化。登場人物のうち半分はゲームアプリからなので、ストーリーを追うならまずはアプリDLしてみてね!

 ノリは「てーきゅう!」みたいな高速コントアプリネタアニメネタも拾ってくれるシナリオ好き。細かい事だけど、アニメでは登場しなかった夏服に衣替えしてて、制作陣の愛を感じた。

 

上野さんは不器用

 「生徒会役員共」横島ナルコ先生中学生時代10分位のショートアニメ。きたないシモネタ全開のラブコメ

 中学生うしのラブコメを描いた作品でいうと「からかい上手の高木さん」を思い出すけど、高木さん(理性的積極的だけど表面上は慎ましい)と西片(直情的、積極的だけど恥ずかしがり)に対して、上野さん(直情的、理性が限界を迎えている、きたない)と田中(鈍感、打っても響かない)みたいな。特に田中の響かなさが好き。キャラデザ的にもっと感情表現を豊かにできるポテンシャルがあるのに、どんなにちょっかいを出されても表情がほぼ(´・_・`)で笑う。西片の反応が面白すぎてからかいエスカレートする高木さんに対し、いくら打っても全く反応が返ってこない田中のせいで理性が限界を迎え、どんどんからかいが雑になる上野さん。何故か、からかう側が追い詰められていく。からかい上手の高木さん2期おめでとう。

 

私に天使が舞い降りた!

 動画工房による、ロリコン大学生幼女(小5)のラブコメ幼女原作百合姫コミックス

 動画工房は先の10クール幼女主人公アニメ「うちのメイドがうざすぎる!」を放送してたけど、本作と幼女の描かれ方がかなり違う。うざメイド主人公幼女が成長する姿を、ロリコン変態が見守るハートウォーミングコメディだったのに対し、本作は原作百合姫ゆえ、幼女の描き方が完全に恋してる人から視点幼女立ち位置も、うざメイドロリコン変態奇行に対して主人公幼女が何らかのリアクションを返す形式で進むコメディなのに対し、本作は幼女の愛らしい行動に対して主人公ロリコンが悶絶するという流れ。まさに恋。物語基本的主人公の家の中で進み、家の外を描いた背景だけが淡い感じ(背景:スタジオオリーブ)になっているのが、「秘密の園」とか「楽園」とか「家の外は外界」みたいな雰囲気に包まれている。そういえばタイトル天使って言ってるし。

 動画工房作品コミカルヌルヌルしたアニメーションが印象的な作品が多いけど、本作は比較的おとなしい。幼女こそ元気ハツラツだけど、主人公あんまり動かない。一方で静かなアニメーションはすごく丁寧で、特に髪の毛の演技は主人公の心が揺れ動く様子が伝わってくる感じが良い。2話の「好きな子が迫ってきて、間近で見た髪の毛があまりに綺麗だったのでつい視線を集中してしまう様子」を描いてるところが好き。

 本編とあん関係ないけど、母ちゃん電子タバコ持ってるシーンがすごく自然なの良いよね。最近だと「ひそねとまそたん」で小此木さんが喫煙スペースで吸ってたっけ。

 

えんどろ~!

 ディスガイアの2週目。STUDIO五組制作)xかおり(監督)xあおしまたかし脚本)xなもりキャラ原案)によるオリジナルアニメいい最終回だった

 インタビュー記事監督曰く「前のめりで正座しながら観なきゃいけない……というよりはTVの前でゆったりだらっと、大人の方はお酒を飲みながら観ていただけると嬉しいです(笑)。」とのこと。割と何でもありのファンタジー日常アニメ。ゆるい。このすばよりゆるい。監督繋がりで「ゆゆ式」っぽいノリ。

 飯塚晴子キャラデザ好き。原案こそなもり先生だけど「クジラの子らは砂上に歌う」に近い、柔らかい色味とデザインになっている。ちなみにクジラの子微塵もゆるくないアニメ

 物語勇者パーティvs人生2周目の魔王による戦いが中心なのだけれど、魔王の方に感情移入ちゃう作りになっている。魔王マジ不憫。なので、魔王ががんばる→勇者が苦戦する→やったか!?→なんか主人公補正で勇者パーティが勝つ(オチ)という、勇者パーティーの成長物語が一転して「今回もだめだったよ…」というコントになってるのが面白い。ノリが「秘密結社鷹の爪」に似てるかも。デラックスボンバーオチ)とか。

 やっぱ音楽すげー好き。音楽は「となりの吸血鬼さん」に引き続き藤澤慶昌。このすばもだけど、日常パート音楽戦闘パート音楽が両方良い(このすば音楽甲田雅人)。シリアスパート向けの音楽日常パートネタとして使うセンスよ。

 EDはメイ役・水瀬いのり個人名義による楽曲。ほんと歌うっまいよね。「僕らが目指した」の部分が意図せず脳内再生される。

 

ドメスティックな彼女

AmazonPrimeVideo独占

 「ガーリッシュナンバー」の監督が送る、クズの本懐ディオメディアって、エロい女の子を描くアニメ作りがちだよね。本作は(3話まで)原画をほぼ自前でやってて、かなり気合が入っている模様。背景もスタジオちゅーりっぷだし。

 クズの本懐はいろんなクズ同士の物語なので相関図がカオスだったけど、本作はひとつ屋根の下なのでかなりわかりやすい。わかりやすい?1話関係性の判明までだったけど、恋愛モノのお約束っぽい展開(が若干こじれた感じ)。

 主人公と瑠衣が割とリアル高校生しててかわいいSchool Daysの誠くんみたい。青春テーマではあるけれど、徐々に先生や瑠衣が心を開いていく様子を丁寧に描いていく部分が重要テーマなのかな。先生彼氏と話す時、声がワントーン低くなるの凄く良かった。

 天津の向さんアニメ出演おめでとー!指折るぞ

 

バーチャルさんはみている

 草。Vtuber文化祭制作株式会社リド…株式会社ドワンゴ株式会社KADOKAWA、株式会社カラー株式会社インクストゥエンターアソビシステムホールディングス株式会社が共同で2018/12/14に設立した、Vtuber特化した事業をする会社とのこと。本作は同社のアドバルーンみたいな感じ?

 各Vtuberそもそもツールが同じじゃないと共演できないという技術的ネックがあった的な話を聞いたけど、そこらへんを克服したと言う意味画期的なのかな。「へー、こんなことできるんだー」っていう、知らない人向けのショーケース的側面が強そう。

 内容はアドリブでわちゃわちゃするのではなく、(ある程度ベタ踏襲して)作ったショートコント。色んなVtuberが出演するが、全員が全力でやりきってくるところを見ると流石プロフェッショナルエンターテイナーって感じ。

 ニコニコ生放送では各話の放送前後で生配信をしていて、そこにVtuberが直々に参加している。本編上映中もコメント参加してたり非常にアットホーム内輪ノリ楽しい。割とこっちが本編な気がするくらい、作品を通して身内ネタ豊富Vtuber界隈の空気を描いた作品っていう意味もあるのかな。

 Vtuber全く知らない勢の印象として、現時点でVtuberゲーム配信が主戦場なので、こういう動画形式は彼らの魅力が一切伝わらないんじゃ?という感じなのだけれど、一方で株式会社リドとしてはそこに頼らない、別の戦場を探しているのかなぁとも思う。簡単に言うとバーチャルアイドルが活躍する場所づくり。Vtuber歌番組VtuberニュースコメンテーターVtuber写真集Vtuberラジオ番組Vtuberコント番組(これ)、Vtuberスポーツ大会とか作られてそう。

 

ガーリー・エアフォース

 空軍版「蒼き鋼のアルペジオ」。マクロスシンフォギアでお馴染みサテライト制作オリジナルアニメ…ではなく、電撃文庫ラノベ原作アニメ

  未知の脅威(メカ)と、脅かされる日常、そして突如現れた、謎の戦う少女メカ)っていうサテライトらしさを感じるシナリオ。ちなみに河森正治デザインのロボは出てこない。監督脚本シンフォギアの人。シンフォギアと比べると、主人公は多感なお年頃の少年なのでラブ要素があるっぽいけど、ライブ要素は無いみたい。

 サテライト制作だけあって、戦闘シーンはやっぱりすごい。戦闘機が戦うアニメなので敵も味方も見た目は実在戦闘機だが、コックピットバターが作れるレベル超人的なハイスピードバトルを繰り広げている(乗ってる少女特別な訓練を受けているんだよーっていうくだりは2話以降で)。直線的にカメラの手前→奥に移動から急旋回で直角に曲がりカメラに向かって飛んでくるミサイルとか、めっちゃサテライトっぽい。

 特に2話は(アルペジオのイ401よりもおしゃべりな)戦闘ちゃんとのデート回だけど、同時に「人間らしさ」「兵器らしさ」の間にある存在としてのアイデンティティを掘り下げていくキッカケになっていて面白かった。

 

けものフレンズ2

 2期。制作ヤオヨロズから別の会社トマソン)に。OPは引き続きおーいしおにいさん。

 1期で「フレンズって?」「ジャパリパークって?」「ヒトって?」「セルリアンって?」等あらかたネタを彫り尽くしたので、そこら辺を知っているテイで話が進む。序盤の展開は1期と同様「見たことのないフレンズ主人公)がサーバルちゃん出会い、パーク内を観て回る」っていう感じ。ノリは軽め。1話あたりに登場するフレンズがまだ少ないので、もっとたくさん出てくれないかな。

 1期から続投してるのはPPPアルパカ等。カラカルアプリシナリオでお馴染み。彼らがどの世界線のフレンズかは明言されていない(1期はアプリと同じ世界線)が、強いて言えば1期を見てから2期を見ると非常に悲しくなるので注意(ここは1期「ろっじ」においてアニメサーバルアプリサーバル関係を描いた、早起きのシーンを踏襲してるのかな)。

 1期と同じBGM使ったり(音楽立山秋航)、同じ構図を使ったり、「すっごーい!」等節回しが健在だったり。1期を通じて「けもフレらしさ」がアップデートされている感じがある。らしさといえば、些細な仕草にも動物だった頃の仕草が反映されている仕様けもフレらしさを強く感じた。特に2話のジャイアントパンダレッサーパンダめっちゃかわいい。あとAとBパートの間にちゃんと本編もあるよ。へー。

 吉崎観音が言ってた「けものフレンズ原作実在動物で、すべてのけものフレンズプロジェクト二次創作」を思い出す。プロジェクト自体ずっと続くと良いね

2019-01-02

anond:20190102185908

東京ラブストーリー放送されたのも

101回目のプロポーズ放送されたのも

ひとつ屋根の下放送されたのも

家なき子放送されたのも

美空ひばりの「川の流れのように」が発売されたのも

ちびまる子ちゃんアニメとともに「おどるポンポコリン」が大ヒットしたのも

B'zが「太陽のKomachi Angel」で初めてオリコン1位を取ったのも

プリンセス・プリンセスの「Diamonds」がCD作品ミリオンセラー第一号となったのも

尾崎豊が亡くなったのも

キリン一番搾りが発売されたのも

カルピスウォーターが発売されたのも

ナタデココが大ブームを巻き起こしたのも

ゲームボーイスーパーファミコンが発売されたのも

Tokyo Walkerが創刊されたのも

朝日新聞で「となりの山田くんののちゃん)」の連載がはじまったのも

横浜大洋ホエールズ横浜ベイスターズ改名したのも

ロッテオリオンズ千葉ロッテマリーンズ改名したのも

オグリキャップ有馬記念に勝って引退したのも

ベルリンの壁崩壊したのも

ぜんぶ平成なんだよね。

2018-12-05

松岡茉優の熱愛

糞みたいなジャニーズ相手って事より、共通趣味ワンピースってところで、

「わぁ、ワンピース好きなんですか?かっこいいよね。ルフィ

「良いこと言うよね~」

「感動して泣けてきた」

なんて薄っぺらカスみたいな話をひとつ屋根の下でしていた事がショック。他の漫画ならまだしも、よりにもよって低能御用達ワンピース

納豆モー娘。繋がりであってほしかった。なんでワンピースなんだよ。ワンピースとか1周回って小学生馬鹿大人しか読んでないよ

そうか、やっぱり馬鹿だったのか。二人共。なんとなく分かる

2018-11-08

非モテハウス」という単語を目にしたが、非モテの男女(処女童貞)をひとつ屋根の下で暮らさせる恋愛リアリティー番組ってないのかな。絵面はキツそうだけど。

2018-07-22

anond:20180722184730

そんな理想論を唱えたところで、じゃあお前は自分の娘をロリコンと関わらせたいと思う?

スカトロジストとひとつ屋根の下で暮らせる?

ネクロフィリア葬儀屋に妻の遺体を任せられる?

ロリコン二次元しか興味ないと熱弁したら

スカトロジストが恋愛対象の糞便にしか興味ないと熱弁したら

ネクロフィリア空想の中でしか遺体を愛でたりはしないと熱弁したら

お前は納得して納得するのか?

嫌悪感を感じない?

仮に感じても、そういう性癖なんだから仕方ないと受け入れるの「正しい」の?

ゲイと同じ部屋で着替えろ

ゲイと同じ風呂に入れ

ゲイと同じトイレを使え

同じ話だよ

理解も納得も受け入れもできない

結局自分より他人を優先したりはしない

2018-01-18

"あんちゃん・れじーむ"

4 件 (0.38 秒



"ひとつ屋根の下レジーム"

"ひとつ屋根の下レジーム"との一致はありません。

2017-06-01

創作物にでてくる男女ひとつ屋根の下ってさ

なにがだめなの?

たいてい一緒の家に〜とか同じ部屋で〜って状況になると

冗談じゃない!」みたいなセリフとともに嫌悪感示すシーンがあるよね

ついでその後に「男はみんなケダモノよっ」みたいな女性側の意見が繰り出されることも多々あるでしょう?

いやいや、そんな強姦じみたことします?しないよ!

もし仮に寝込みを襲ったとしてもその後どう生きていけばいいのさ?理性を馬鹿にしすぎ…っていうか野生動物じゃないんだから

それとも合意無しの性行為懸念してるんじゃなくて何か別の要因があるのかな

【男側】

朝立ちを見られるのが気まずい?

ヒゲが生えただらしないところを見られたくない?

自慰行為がやりづらい?

【女側】

すっぴんを見られたくない?

自慰行為がやりづらい?

男の匂いが気に食わない?

どれも部屋にこもって時間を置くなり準備すれば問題ないような?

なんだか「他人同士の年頃以降の男女が共に暮らすのはふしだらと感じなくてはならない」みたいな習慣があるとすら考えてしまう。

自分おかしいのか?女の人といるとむらむらして襲ってしまうのか?「体が…勝手に…!」みたいに…?

まさかねえ…

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