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2020-09-05

何度も「来月なら行けるかも」って思って

目論見全部外れてんのだわ…………。

観劇が好きなオタク東京へは高速バスで1時間半ほど。コロナ以前はだいたい月1〜2で観劇していた。春〜6月頃は公演が次々と中止になり、その頃は金戻ってきてたしどう考えても無謀なのでしゃーないほしかったゲームなり買うか〜くらいの気分であった。今の方がしんどいかもしれない…。

いつも「来月には1人で行くくらいは許される感じになってるだろう…」と思ってチケットを入れる。当日が近づくにつれ全然移動制限が解除されない現実に気づいて諦めて払い戻す。最近は「周りに陽性がいる」「自分風邪っぽい症状が出てる」とか条件付きの払戻が増えてきた。再来月にはまた以前のようにキャンセルできない感じになるのかね……。

今回は流石に行くぞと思って色々の準備を進めて来たけれど、ここにきて職場の人の妊娠が報告された。妊娠………妊娠か〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜一番万一電車とかでコロナ貰ったらヤバい案件が転がり込んでしまった〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!23000えんはらってさあ、す〜〜〜〜〜〜〜〜っごく良い席、もうこの先いつ取れるかわかんないくらいの神席ご用意してもらってさあ、それもフイにしなきゃいけなくなっちゃうよ……………………と報告聞いて、拍手しながら考えてしまう己が、醜くて嫌になるんですわよ…………………….…………………………………………………………。って自分勝手なこと 良識ある友人たちには絶対言えないからここで吐いてちょっと泣いてる フォーナインライムうまいわね

2020-08-31

担降りする話

 ふと、「担降りしよう」と思った。これまで一度も降りたことがない。でも降りるなら今だと思った。これはただのお気持ち表明増田です。私がただ気持ちを整理するためのもの。13年担当した村上さんからエイトから、降りることに決めた話。

 多分最初担当と名乗りたい!と思ったのは彼で、それまでに好きになったアイドルもいた気がするけれど私の中の記憶が正しければ彼が最初の人だったと思う。きっかけは本当に覚えていなくて、初めて彼を認識したのは母親が見ていたはなまるマーケットはなまるカフェだった気がする。母は村上さんに一目惚れして当時リリースしていた関風ファイティングを購入していて、うちにあったから聞いていた程度だった。その後47都道府県ツアー地元公演に入り、大倉くんかっこいいなぁ〜と思っていたのにイッツマイソウルを購入したときにはすでに村上さんの担当を名乗っていた。なんでだろう、奇跡な気がする。今でも私にとっての理想アイドル村上さんだと信じて疑わない。

 ジャニオタであることを休憩したときもあった。でも最終的に帰る場所はいつもエイトで、私にとっては実家のようなものだった。高校卒業してからはほぼ欠かさずツアー東京公演に参加していたし、毎年現場納めはいつも東京ドーム、現場初はグローブ座でのイフオア観劇だった。本当に毎年楽しかった。

 そんな中、現場に行くことを辛く感じたのはすばるくんが退所することを決めた年だった。櫻井担のリア友と入り、途中までは「たのしい!大丈夫だ!」と思ってたのに最後ロマネがだめだった。すばるくんの声が聞こえないロマネは、思ったより寂しくて、私はボロ泣きしながら地元に帰った。私が好きになったときにはすでにエイトは7人で、私は7人しか知らないけれど大倉くんの「8→1」に救われていた気がした。だから、7人で歩むことが決まったときは泣いたけれど、多分それ以上にこの時は泣いた。私の中ですばるくんというのは、思ったよりもでかい存在だったんだとそこで気づいた。ただ、その時は降りる気はなくて落ち着いたらまたオタクしたいなと思いながら別ジャンルオタクとして生きていた。そうやって離れてるうちに亮ちゃんが退所して、気づいたときにはエイトは5人になっていた。

 今年、ひょんな事からジュニア担としてまたジャニオタ復帰し、またエイトのことも追いたいなぁと思っていたときに始まったのがドリアイだった。本当に楽しい一ヶ月で、今でもロスが抜けない。なにわの日から始まってウェストは苦渋の選択で見れなかったものエイト、Aぇ松竹関ジュ、なにわ男子単独、Aぇ単独まで走り抜けたのは本当にいい思い出になったと思う。

 結局降りる理由はわからない。けれどなにわの日披露したエイト×Aぇの「勝手に仕上がれ」と、Re:LIVE購入がきっかけになった気がする。私はここ数ヶ月でAぇ!groupを好きになったが、きっと全力でエイトを追いかけていた頃の楽しさを思い出しているんだと思う。あの頃の売れようと藻掻く彼らを応援していた幼い自分を、懐かしんでいるのかもしれない。それでも、Aぇのことを好きな気持ちも本当で、エイトと重ねて見ている部分と彼らにしかできない部分はどちらもあって、どちらも好きなんだ。今でも村上さんが好きだし、いつまでも元気でいてほしいと願ってる。ただ、私が応援していたあの頃のエイトはい意味で居なくなったのだ。これは失望ではなく、エイト希望見出しいるからこその担降りだと思っていて、きっと彼らはこれからも5人でしかできないことをやり遂げ輝き続けると思う。もうすでに降りていたようなものだけれど、ただ気持ち綴りたかっただけなのだ最後に、「10年後またここで会おうよ」の約束を守れなくてごめんなさい。もしかしたら現場は行くかもしれないし、CDも買い続けるかもしれない。それでも、私はもう村上担でもエイターでもない。ただのクソDDジャニオタで居続ける限り、あなた達を遠くから見守らせてください。

2020-08-18

刀ミュが皆同じ話だと気がついてしまった。

基本的に、悲劇にあう元の主のところに行き、刀剣男士はこれを止められない、悲しい、なんて過酷な使命なんだ!

って話しか無い。刀剣男士は常に可哀想な人を助けられないことを悲しむのが毎度繰り返される。

遡行軍は刀剣男士が可哀想な人を殺さねばならない立場になるための、舞台装置だ。

悲劇的な元主を持たない人気キャラを使うために、最近歴史上の人物に成り代わり追体験するという手法を使い始めた。

悲劇追体験すれば悲しい、しんどいのは当たり前だ。そして結局、助けられない悲しい使命を見せつけて終わる。

正直「またこの流れか」と思うことは観劇中何度もあったのだけど、ライブパートで「まあいいか」となっていた。

私が能天気なだけで、みんないつもそうだって気がついていた?

双騎などついに刀剣男士である意味がなくなった。

刀剣男士が曽我物語を主に言われて演じましたって、なんで? 片方の刀が出てくるから

でもどストレート曽我物語やっただけで、刀剣乱舞的なアレンジもなく、刀剣男士であった必要性とか無かったよね。

見ている最中、いつ刀剣乱舞らしい部分が入ってくるのか、アレンジされるのかと思っていたけど、

何のひねりもなく終わって唖然とした。何を見に来たんだっけと思った。でもライブで頭パーになった。

役者は格好いいし、歌もうまいし、ダンスも良かったから楽しかった。

ただ、前半の物語の部分では空いていた席に、ライブパートになったら人が入ってきて、結構な席が埋まったことの意味はわかった。

もしかして他のミュでも、ライブのみ来てた人がいたんだろうか。

ライブが無くなったら、リピート客は減るんじゃないだろうか。

技術力のあるゲスト役者さんの芝居は見ごたえがあったけれど、自分刀剣乱舞を見に来たのであって、それだけをみにきたのではない。

コロナ舞台が飛びまくったおかげでストーリーを思い返すようになり、凄く気になるようになった。

みほとせはいい話だと皆言う。たしかに良いシーンはある。

けれど何十年も人間に成り代わるのは、さすがに歴史修正だろう。

そんなに長く干渉しつづければ、その時間軸は放棄された世界になってるだろう。

飲み込むには大きすぎるご都合主義だった。ファンタジーで片付けるにも限度がある。

なにより葵咲本紀で、みほとせで石切丸が裏でやったことが明かされ、

彼は本丸どの面下げて今剣に相対してるんだと怒りが湧いた。

厚樫のことを考えたら、それはやってはいけなかったことだろう。止める側じゃなかったか

今剣は駄目だが、自分特別に良いのか?生き延びた説があったかOKっていうなら、義経モンゴルに送ってやれよ。

土方だって生き延びた説あるよ。どうなってるの。すべて見ていればこそ、納得行かない。

近藤さら首にされた公的記録があるから無理だね。

その近藤のことに関しても、蜂須賀が代わらなくても長曽祢は事をなしただろうから、長曽祢はその後も任務に出せるけど、

刀剣男士の勤めを果たせないと言い切って泣き崩れた和泉守は、この先重大任務には出せないだろう。長曽祢とは違う。

二部になれば目の前でイケメンキラキラ歌って踊っていることで、そういうものが吹き飛んでいた。

これからシナリオはまた同じことを繰り返すのだろうか。ライブがあればまた「楽しいからあいいか」になるからいいのか。

2020-08-16

中学校給食費を家から学校に持って行った記憶がない

公立の小中学校の生徒だったが、給食費を親から預かって学校に持っていって払ったという記憶がない。

他の用事での集金、遠足バス代とか観劇代とかなら持って行った記憶があるのに。

給食がタダの地域だったのだろうか?

それとも、税金水道代のように郵便請求書が届いていたのだろうか?

PTA集会の時に徴収していたのだろうか?

推し性的な目で見すぎて気持ち悪い

どんなジャンルであっても、推している人を性的な目で見る人はいる。

それは腐女子であったり、夢女であったり、普通にアイドルオタク声優オタク、様々だ。

私は腐女子であり、夢女でもある。そして舞台も嗜んでいる。2次元2.5次元も好きだ。

それでも現実現実、夢は夢と割り切ってもいる。推しに一時の夢を見せてもらって、明日への活力にしている。正直なところ、推しとどうこうなりたいとかそう言う思いはない。

ただ、毎日を元気に過ごして美味しいものを食べていて欲しい。好きなことをして生きて欲しい、そんな願望しかない。

なるだけ推し舞台には通いたい、生で舞台観劇したい。それは昨今の時勢を騒がせるコロナ騒動の前から思っていることだ。

前々から、2.5の舞台に行く時に共に行く相手がいる。その人(仮にAとする)は見るからオタクです、と言わんばかりの風体だ。

個人価値観として、なるべく小綺麗な格好やメイク必須(決して上手くはない)、劇場で隣に座る人やブロマイドやグッズを交換してくれる人には挨拶や御礼の言葉を伝えるように心掛けている。服装に関しても、見るからオタク!と言うファッションは周りからも奇異な目で見られがちだし、何か事を起こしてしまえば『またオタクかよ』なんて声を聴くので、非オタの人にも不愉快に思われないTPOを弁えた服装をしようと思っている。

でも、それを他人強制はしてはいけないなぁと感じてずっと黙っていた。

何度も言うが、Aさんはとにかく古のオタクと言う風体だ。ふくよかな体型、小学生のような格好、そしてネットスラングを使って会話、話題はとにかく二次元のことのみ。

年齢は近いが、会話についていけないことは多々あった。Aさんは根っからオタクで、物心をついた時からオタクなので根が深い。

対する私は腐女子としては細々と古のサイトを巡って携帯サイトとかを見ていただけの、彼女にしてみたら生温いオタク

そもそもオタクとしてのポテンシャルは向こうのほうが高い。

なので、会話についていくのに必死だった。

Aさんは某声優の追っかけもしており、ある日自分推しイベントに参加出来ないことを悔やみ、その同じオタクのことを呪い担降りをした強者でもある。(この時点でちょっとやばい気配は感じていた)

それでもせっかく知り合えたのだから……と色々と見ないふりをしていた。

そして元気にAさんと推し舞台観劇する日々を送っていたのだが、毎回『推しの此処がえっちだった』『あれは男を誘っている』そんな感想ばかりで、舞台の内容にはあまり触れることがない。

私は推しの顔が好きだ、表情の変化や身振り手振りが好き。だから正直、観劇中はそんなことを考えていないし観劇後も推しの演技のことについて考えて、あそこのシーン好きだな、あの演技好き……等々。それしか考えていない。

そして自分の中で噛み砕いた後に性的な目でようやく見れる(こともある)

現実的に推し異性愛者だと思う。

顔の良い男性男性を掛け合わせて喜んでいる腐女子の格好の餌になっていることは知らないだろう。ましてや自分がそうやって性的な目で見られているのか知らないかも知れない。

私自身も性的な目で絶対見てないかと言われれば、それは嘘になる。顔の良い男性同士の絡みは好きだから

でも、Aさんほどではない。

『あれは犯されている』『まわされている』『尻がえっち

其処まで来たら軽く推し侮辱しているのでは……?と感じてしまうほどだ。

そして少し話は変わるが、Aさん本人は知らないところでトラブルも起こしている。

劇場座席座席の間は少し狭く、後から奥の座席に入ろうとすると先に座っている人にぶつかってしまうことも多々あるし、隣の人にぶつかることもある。

その時は『すみません』の一言は告げたほうが良いと私は思うのだが、Aさんはしない。

ふくよかな体型のAさんが座席間を通る時は人にぶつかる、相手荷物に当たる。

それなのに、だ。

平然と通る。それには流石に一声掛けたが、聴く耳は持たず。また、ブロマイドの公開でもややトラブルがあった。そんな調子なので取り引き相手から反感を喰らったが、気にする様子もない。

そしてそれが舞台専用垢や取引垢で半ば問題視されていた。

もしかして、〇〇さんの身内ですか?」

それだけで交換を断れられたり、警戒されたりした。あれ、私はとばっちり……?そう思ってしまう。狭い界隈なのでそういう話はとにかく飛び交う。劇場でもAさんといるとひそひそと話され、形見が狭い。

それに、推し性的な目で見続ける妄想を聞かされるのも辟易していた。

私はモブレが大嫌いだ。男性向けも得意ではない。♡喘ぎも濁点喘ぎも苦手だ。

とにかく、Aさんの好きなものは苦手なのだ

それは事前に彼女に伝えているのだが、忘れているのかいつもその話を聞かされる。

事あるごとに、その話をされるので誤魔化したり改めて伝えるがすぐにまた同じ話をする。

堂々巡りだ。

いつしか推し性的な目で見るAさんのことが苦手になっていた。

欲求不満なのだろうか、とも思った(彼氏はいない)

言葉は悪いが、とにかく気持ち悪い。

服装も好きなものを着れば良いとは思うが、年齢そうがあまりにもかけ離れている。30代の女性小学生女児が着るような服に、2つ結び。そしてふくよかな体型に無礼な態度。

少し自制したらどうだろうか……?と流石に思ってしまう。しかもAさんはヘビースモーカーで酒狂い。飲まずにはいられないし吸わずはいられない。そして地方から遠征してくるからなのか、半ば世間とズレが生じている。

「私がコロナ東京の人にうつさないか心配

そう言われた時は逆じゃない……?と思った。

貴女地元コロナを持ち帰る心配では……?

流石に言葉を失った。

酒を飲みながらも、とにかく推し性的ポイントしかさない。だったら自分で書けば?と思うくらいの妄想話ばかりだ。

これまた個人的な主観だが、性的な目で見られることが私は苦手だ。通りすがり痴漢に遭い、電車でも痴漢されたりと、知らない人から性的接触を強いられた過去があるからなのだと思う。

である以上、ある意味では仕方ないことなのかも知れないが、そういう目で見られることの不愉快さは知っている。

から推し申し訳ない。

妄想妄想で、現実現実だ。

現実推し男性に組み敷かれる立場ではない。

性的男性から求められることもない(はず)

そのあたりの趣味嗜好はファンである私にはわからないし、現実的に同性愛者でも推しが好きになった相手なら、と受け入れられると思う。

でも、とかくAさんはあらゆる推しモブレさせ、ビッチに仕立てあげ、まわさせる。

その後のハピエンが好き、と言うが現実にそれをされたことがある人にしてみれば地獄だ。

叫んでも助けてもらえない、泣いても許してもらえない、一方的に犯される気持ちを知らないから言えてることなのかと思うと嫌悪感しかない。

友達に押し倒される恐怖を、乱暴にされる恐怖を知らないからいけるんだろ、と思ってしまう。

そんな私の思いも知らず、Aさんは今日推し性的な目で見続ける。

私はもうそコンテンツからも、推しから担降りをしたくなってしまっている。

とにかくAさんから離れたい、そんな気持ちでいっぱいだ。

それだけじゃない、このコンテンツにいるうちに生理的に考え方が合わない人と多数出逢ったため、もうやめたいと思ってしまっている。

好きなことを好きでいたいから、もうやめたい。

しんどい気持ち悪い。とにかく今はそれしかない。

2020-08-15

推しは、推せるときに推せ」、明日何があるかは分からいから。

私は、ただのしがない地方在住オタクだ。

30過ぎても、推し舞台ファンイベのために、チケット代より高い交通費を払って上京する。

…いや、していた。

 

新型コロナ、というもの中国流行り始めた、日本に入ってくるのも時間問題だ、という程度のぼんやりとした情報しかなかった頃、推し舞台に行けなくなったTwitterフォロワーさんからチケットを買い取り、追い観劇などしていた。

あと2公演見られるぞ、次はオペラグラス推しだけを追うか、などと考えていたところ、

 

その公演は千秋楽を迎えることなく中断、そのまま打ち切られた。

東京における、新型コロナ第1波だった。

 

私の手元には、2枚のチケットが残り、そして所定の手続きを踏んで払い戻した。

クレカポチッチケットが、現金になった。

複雑な気持ちだった。

 

推しは、次の舞台も決まっていた。

しっかり確保してあったそのチケットも、すぐに現金になった。

 

ぼんやりしているうちに、推しリモートイベント映像配信などをやり始めた。

それにももちろん参加した。自分用に、バカみたいにスクショした。顔がいい。

 

けれどなんだろう。このぽっかりと心に空いた穴は。

 

イケメン人狼の直前、少しずつ、対策をしながら舞台を再開する動きが出てきていた。政府の、イベントの人数も緩和されたし。

でもそれも、某イケメン人狼の件でぐちゃぐちゃになった。シアターモリエールは完全に巻き込まれ事故だったと思う。いや、詳しいこと知らんけど。

 

私は、7月から始まる次の舞台に行く気満々だった。FC先行で取っていたチケットは一度払い戻しになり、客席の数を絞って、ほぼ倍値になったチケットを、もう一度抽選かけて一枚確保していた。

やっと舞台が見られる。

劇場直行直帰、余計な寄り道はしない。都内食事もしない、など、思いつく限りの自衛をして行くつもりだった。

 

しかし、日に日に東京で増えていく感染者。認めたくないが、第2波としか言いようがない。さすがの私も怯んできた。

 

そして、トドメ公式から刺された。

 

「事前登録制」になったのだ。

誰か、いつ、どの席で観たか控えられるのだ。

それまで私が想定していた『自分感染するかしないか』の2択が、『カンパニースタッフ、そして同じ日に観劇した客と一蓮托生になる』ことが確定した。発症者が出れば、濃厚接触者としてリストアップされて保健所情報が行く。

地方遠征組の私にとって、「社会的な死」(大げさに表現したが、このご時世に東京に遊びに行った、なんて田舎で知られたらどんなことになるか…)を迎えるリスクが光の速さで上がりやがった。これはもう無理だ。はい詰みー。

 

ちなみに、公式としては素晴らしいリスクマネジメントだと思う。今回は、主催大手なので、そこまで手を打ったのだろう。

ここまですることは、大変だろうに。

 

もう、しばらく生で推しを見ることは叶わないんだな、と半ば諦めのように思う。

もし私が23区住みなら、行っただろうか。いや、働いてたらやっぱり劇場には行けない。

Twitterオタク仲間たちと、「早くまた現場でお会いしたいですね」などと言っていた。いつか、ワクチンとか薬が実用化されれば。それまでの辛抱だと思った。

推しちゃんごはん食べてますかねww」なんて言いながら。

 

そしたら、三浦春馬が亡くなった。

 

「…は?」

しか出なかった。意味がわからない。え、ドラマやるっしょ?NHKレギュラーもあるっしょ?え、キンキーブーツ再演あるなら観たかったんだけど。

 

彼が「推し」だった人たちの気持ちは計り知れない。

本当に、その人たちには、とにかく生きろ、としか言えない。

 

男女問わずアイドル推してると大体引退したり結婚したり干されたりたまに逮捕されたりする。

刹那的であれ、「推しは推せるときに推せ」だ。

我々もまた、ライフステージによっては、推しより優先しなければならないものを抱える可能性もある。現場に行けない時期だってある。それでも、ファンである気持ちは変わらない。推しがいるだけで、人生は明るくなる。

どんなときも、「推しは推せる範囲でいいから推せ」だ。

 

でも、推し存在が失われるなんてことがあるなんて。

仮定してもいなかった。

 

私たちオタクが、推しに生かされていることは、奇跡なのかもしれない。

推しだって心がある。キラキラした面だけでなく、一人の人間であることに変わりはない。

そもそも明日、私が交通事故死ぬことだってある。(パソコンHDごと叩き壊してください。グッズは、Twitterフォロワー形見分けしてくださいよろしくお願いします)

 

明日は何があるか分からない。

推しは推せるときに推せ」。

今はこの言葉が、尊く、そして、重い。

 

乱文失礼しました。

2020-08-13

フラット化した世界へようこそ

『この割れ切った世界の片隅で』を読んだ。クソだった。主体性がない。思考停止だ。何が統計だ。

アレは与えられた自我だ。存在しない役を演じようとする愚者に違いない。良く言ってあの文章は何も変えられないし、下手をすれば誤ったメッセージになるだろう。

彼女の本当の仇打ち相手長崎にも東京にも求めるべきではない。

おめでとう。彼女(君)は偉大なるあの割れ世界の壁(境界)を踏破したのだ。あの誰も越えることの出来ないはずの地域差の壁、格差を。そして熱にうなされた君は他の都会の連中や馬鹿には見えない、触れも出来ないあの透明な壁を崩すことに躍起になっているのかもしれない。だが、本当はわかっているだろう。それは幻想だ。

Welcome to the flattened world.

あなたの好みの小学校生活はどれですか?

A. 「友達の家で朝から晩までゲームをする生活

B. 「刑務所友達を待つ生活

C. 「国連憲章を暗唱する生活

けんじゅうのほうが楽しいーー!!」とAを選んだあなたはきっと正解です。身の丈にあった生活を選びましょう。拳銃の方が楽しい人はBを選びましょう。大陸間弾道ミサイルを打ちたい方はCを選びましょう。

キトーな話は追いておいて、彼女格差象徴として提示たこの三つの世界は、フラット化した世界では同じ条件の同じ戦場であり、国連職員を目指す上でも本質的には何も違わない。

チャンスと試験場所に関わらず平等だ。そのことにどうして気づいていないのだろうか。そうした話をした上で世界社会ではないところに論点があることを示したい。

周囲のみなさま、お疲れ様です。

いびきの鳴り響く会場。眠りこけてよだれを垂らす隣のおじいさん。「誰も聞いていないだろう」と適当な話を繰り広げる講師。たった一人聞いている私。全てが嫌になって、アンケート評価項目すべてに1をつけてワンワン泣きながら外に飛び出した。』

『私のこの「別世界コンプレックス」の決定打となったHLABであった。HLABとは全国から集まる高校生が集まり寮生活体験するサマーキャンプだ。そのほぼ100%が有名私立高校出身である。』

全然学ばないのな。 いや、悲劇のヒロイン症候群やってるのか。よくもまぁそんなに無駄にできる時間があったものだ。よく調べれば事前にわかることで話は終わっているし、その機会をさら活用できなかった、しなかったのは君に執念、目的がなかったからだろう。

君の「周り」の人間はさぞかし大変だろう。君はいつも「周り」に大量の支援要求するくせに、君はツラくなる度「周り」や「身近」が悪いと君の全責任を被せ断罪する。救いの手を差し伸べたつもりのクラウドファンディング支援者も近いうちに全員断罪されるだろう。「どうして半端な希望なんて抱かせたの?」と。

挙句、「お前の成果はお前の努力の成果だと思うな。東京人間本屋電車、塾、ぜんぶがぜんぶに支えられてるたけだ」だと? なるほど、東京に来た君が断トツ最下位になるわけだ。他の奴等は他人の手じゃなく2本の足で支えられてるからな。

君が東京に来ても本屋電車も塾も君には手を貸さないだろう。東京人間が君とは異質なままだったように。長崎大学が君を見限ったように。君が同級生を見捨ててきたように。

そもそも世界は既にフラット化している。情報は誰でも大抵の情報無料で公開されており、ググれば出てくる。SNSを使えばどういうやつが、どういうことをしているか顔写真も見つかるしコンタクトも取れる。

フラット化した世界では東京長崎の間には境界情報格差存在しないと見なされているし、対等に競争しなくてはならないし、残酷だがそれが可能時代だ。可能である以上、これは魂の問題だ。

少なくとも東京の敵が長崎から討てる今、あなたの失敗を「周り」や地域格差帰着させるべき道理はない。

親の資本同級生社会階層を東京金持ち学校の生徒の持つそれと比べたときに有利不利は発生したかもしれないが、それも地域格差問題ではない。

情報が無いなんて甘えだ」とでも言うのか?

そうでしょ。それこそ『甘えwww』でしょ。スマホあんじゃん。学校パソコンあんじゃん。執着があったんでしょ。ならそれを実現する手段を探すなんて当然の行動じゃん。っで君も最初は当然の行動したじゃん。最初だけ。すぐに悲劇のヒロインぶって話を逸らしたけど。

君が現実逃避して望んだように、誰しもが受動的に機会や情報が与えられるようになった世界存在するならば、君はきっと英語地方大会予選落ちだろうし、君が見下していたクラス内ですら君は上位を取れなくなるかもしれない。

君が享受した意欲的な人限定教育リソースの配給量は減り、凡人間の差が消え帰国子女文化資本の持ち主だけが圧倒的優位を築くことになるかもしれない。まぁでも君がそれを望むなら、どうか人の邪魔にならない世界の片隅とかでそれを祈っていてくれ。

あと「人の努力環境のお陰で、帰国子女じゃない私の英語努力正義」ってよく言えたね。「格差言い訳思考停止してるの甘えwww」だし「クラウドファウンディングかめっちゃくちゃ甘えwww」だよ。

東京人間は君と違って地方予選の一回戦から格上との対決も避けられない。その状況下で上を目指すなり、優位性を見つけるなり、撤退するなり、貧困に落ちつくなり自身のあり方が規定される。残酷だね。

一方、半端な君は自分より出来る人間観光先に見つけては「アイツらは卑怯なだけ」と悪態を付いては逃げ出す。競争による規定から逸脱した上で、地元他人責任なすりつける。幸福だね。

他人競争するスタートに立ててないし、本当は参加資格もないよ。ヌルさが許容される土地に生まれたことを幸せに、そして誇りに思うべきなのに。

この袋小路の不幸は、君が自身のあり方を君自身決断する重要な機会を奪った、あの「国連職員」が招いたものだ。

不幸の種

国連職員の方に会った瞬間、涙が止まらなかった。こんなにちっぽけな自分に、雲の上の存在の方が目を合わせてくださっている。

頭を撫でてくださっている。その事実だけで嗚咽が止まらなかった。「遅くとも大学から、できるなら高校から海外に出たほうがいいよ。」その一言で、心は決まった。

はい、皆さん。これが不幸の種です。希少な現物です。高級品です。粉末にして牛乳に混ぜてコネクリまわすと国連憲章を暗唱する小学生とか作れます。地面に植えたら不幸の木が育ちます

これはただの社会的地位を悪用した生き方の押しつけだ。どうしてこんな酷いことを言うのだろう。中学校教師が生徒に「君の実家の都合は知らないし興味ないけど、高校アメリカ学校に進むと英語が得意になるよ。大学からでも良いよ。でもそれしか君の夢は叶わないから。」と言うだろうか。

国連職員は確かに海外生活問題なく送れる程度の語学力修士号必要だが、現実的方法として国内大学長期留学するか、成績取って海外大学院に進学すれば良いじゃん。

この国連職員フィリピン少年院訪問しても言えよ。『遅くとも大学から、できるなら高校から海外に出たほうがいいよ。』と。

東京まで行って参加したコンペに関して、受賞歴数バトルしてる世界観なら勝った数だけが大事だが、(もし)執着があったなら心の傷とか言って逃げてないで君は何もわからないなりに参加し続けるべきだったよね。

勝ち方は選べないが、負け方はそれなりに選べる。観光気分で参加した「なんとかチャレンジ」は負けれてよかったね、恥かけてよかったね。次はもっと本質的な醜く哀れな負け方ができたら良いね、そしたらそのうち勝負スタートに立てたかもね、だ。もう手遅れだが。

これで『私は運命の流れを変えた。』と自称しているのは非常に片腹痛い。君のその薄っぺら努力で変わる運命ってなんなんだよ。

鞭とわずかな餌で踊りを仕込まれた一匹の動物には、面白おかし運命の綱渡り芸くらい見せて欲しかった。それが派手に失敗して落下したなら滑稽だった。でも残念ながら差し込んだ光明にも目を背ける君の主体性植物未満だった。

これから格差の話をしよう

ヒッピーもどきには難しい話になるかもしれないが、「ある種の」格差是正の担保の仕組みとして公正性・透明性ってあるじゃんクラウドファウンディングって結構な歪みだよね。あれは君の大好きな格差社会が生み出した富める者の道楽だよ。

他人人生を、雲を挟んだ安全からラジコン操作する道楽より悪いのは相続税100%ではないことかもしれないし、ソクラテスの『国家』が未だ実現されていないことかも知れないし、共産主義革命が実現されてないことかもしれませんが。

クラウドファウンディング資金は、カンボジアの人跡未踏の山奥の誰にも見つからないところに井戸を掘ったり学校を建てるのに使うのがよい使い道なのではないでしょうか。

へぇ~、コロナは君にとって前向きに作用したんだ。そうなんだ、よかったね。「ふつう」の人はコロナ所為教育格差が広がって苦しんでるよ。

格差についてもっと言うなら、君が戦うべき、憎むべきは東京謙虚さの足りないあのおぞましい連中なのだろうか?

声なき声を上げても助けてもらえなかった「君の同級生」は君が主張するように社会当事者全員で憐むべき対象だったのだろうか?

どうして英語勉強してるの?

EFチャレンジという動画スピーチコンテストで何故か決勝に勝ち進み、東京へ母と向かった。

結果は惨敗だった。発音の悪さから能力を見限られたのか、審査員から質疑応答でも聞かれたのは"Why do you study English?"の1問だけだった。

"Why do you study English?" この質問が全てで、君にはそれ以上の質問必要ないだろう。っていうかこの質問はあまりに高尚すぎる、勿体ない問いだ。

それに君の周りの「ふつう」はこの質問まで辿りつかないらしいじゃないか。君はこの質問の答えを準備出来ていたのかい

英語民間試験大学受験必須英検受験料が皆払えると思ってるんですか? 思考力や文章力が重視される? 現代文得点が、触れる情報量の差から圧倒的に地方のほうが低いのをご存知ですか?

留学プログラム書類。今まで「自分アピールする」経験なんて一度もしたことない、本当にいちばん海外から遠い子たちは応募書類を書くのもままならないこと、知っていますか?

あなたが見ている社会は、本当に「社会」ですか?

大好きな統計を持ち出すなら長崎県の大学進学率は45%だ。50%未満だ。(クラウドファンディングを抜きにしても)君は君が所属していると思っている世界の分断の象徴になるのは本当は相応しくないのかもしれないし、君自身の「ふつう」のポジショニング見直し検討するべきではないだろうか。

君は格差問題当事者ではなく明確に加害者側だよね。

あなた社会を、本当に「見ています」か?

その分断の壁って本当に越えられないものなんですか?

その壁って誰もが越える必要があるものなんですか?

あなたに越えられてあなた同級生が越えられない程度の壁ってなんなんですか?

あなたが出来なかった理由は分断の壁のせいなんですか?

全ての原因は地方東京の壁のせいなんですか?

どうして平然と英語なんて学んでいられるの?

『どうせ地元英語先生をするくらいが限界なんだろうな』と思っていた。でも外国の『不条理のせいで牢獄に囚われている恵まれない子ども達のために、人生を捧げようと思った。』

しかし、周りのサポートのお陰で「大好きな人に囲まれてここまで来た自分」にアイデンティティを持てるようになった。ようやく、「未来自分の手の中にある」と思えるようになった。』

いや~流石、雲の上の存在から目をかけてもらえる人間はやっぱ違うわ。選択肢も目のつけどころも「ふつう」とは異なるんだね。きっと雲の上にいる自分自身の明るい未来けが想像出来ているのだろう。その格差から降って湧いたその貴重なお金で是非フィリピンジャニーズ少年とお友達になって来てほしい。

でも地元英語先生する方が私は向いてると思うよ。東京私立高の高層ブルジョアジーと戦う長崎自由の女神像を無理なく演じられているようだし、その役回りを続ければよいのではないでしょうか。

あの記事がそうだったように駄目な大人子供はそれで騙くらかせる。(ついで次世代呪い継承出来るかもしれない。)

まぁ君が見捨てようとしている君の地元、「世界の片隅」はその地方消滅まであと何年間猶予があるかは知りませんが。

かに地元に残るのが良くないのもわかる。きっと君はただの社会被害者で、君の言うところの「社会を創る」側に値しないのだ。これまでも「周り」の友人、「周り」の社会、「周り」の不条理すら変えられなかったのだから。 (そういう「運命ww」だったのだろう。可哀想に。)

ならば君は「選ばれし側に立つ、想像力が不足した遠くのご友人」とやらに一生祈り続けていれば良い。

ふつう」なんてわざわざ背負うものではない

「君」と二人称を使ったが、この文章に作者を中傷する目的はない。ただ、あの未熟な文章を読んで世の中をわかった気になってる大人が許せなかった。

人には人の執着、才覚、生まれがある。他人意見や「周り」にしばられる必要なんてないし、不平等な世の中ならば好き勝手に生きてなんぼだ。

「身の丈に合わせてもらえれば」この言葉が生まれる背景には、「社会を創る層」「そうでない層」の分断があるのではないでしょうか。

地元が恋しいなら君は「国連職員呪い」とジャニーズ男子を忘れて地元に残って「社会を創る層」になればよい。

そうでないなら、これまで周囲の不条理に目をつむり地元という鉄格子の中で暮らす人々の苦労に沈黙し続けてきた君は帰属意識も捨て、地元未来も見限って「そうでない層」として海外救世主を演じればよい。誰しも、お好きな方を「自由に」選んでよいのだから

ただそこに迂闊に何か大きな意味を背負おうとしてはいけない。君は日本不条理と戦う、清く正しき人口の半数を代表する「ふつうの」正義の味方ではない。

まず、そんな大層なものは背負う必要はない。それこそ誰の身の丈にも合わないものだ。奨学金という「ふつう」の努力競争を踏みにじって得たそのあぶく銭で自分のことだけ考えていればよい。

人口の大半が持つであろう「ふつう」の感覚があるというのはどうやら貴重だそうだ。

どれだけしつこくても、「この社会には分断がある」ことを主張していかいかぎり、分断は見えないもの扱いされるんだと思う。

そもそも何が大多数だ、何が日本の「ふつう」の感覚だ。東京圏に人口の三割が住んでいるんだぞ。三大都市圏で5割超だ。それに長崎佐世保も中核都市であり「ふつう」の田舎町ではない。

地方間の貧富格差改善より地方都市消滅が先で、情報格差インターネット活用すればネックにはならない時代だ。東京に住んでいれば、全員が英語を話せるようになる訳でもないし貧困都市にも存在する。

都市部で行われる資本投下による激しい教育リソースの奪い合いに敗北した先の安定した貧困に落ち着くより、地方ぬくぬく運良く進学校に進めたことを幸せだと思えないのだろうか。

君は大多数の代表ではないし、そもそも一体、何を代表するんだ?君がちゃらんぽらんな態度で東京に目を向け見放した、(端から見捨てていた)生まれから死ぬまで「ふつう」と日常(地元)の牢獄に縛りつけられる人達と君はもう既に別の視点価値観を有してるだろう。

君が「地方で苦労している大多数である私達を東京人間は憐め」「地方で苦労した私の努力を人は重んばかれ」と語るのははっきり言って不快だし、そんなのにシンパシー感じてる大人反省しろ。お前も「国連職員」、ラジコン観劇趣味かよ。

彼女に理性と人生を取り戻させてやれよ。あんなクソ以下のつまらない押しつけられた呪われた"社会的な"生き方を本当に演じるなら、祈祷室に籠って一生祈り続けるだけの方がまだマシだ。出て来ないで欲しい。

きっと彼女大学で学ぶ間に、悲劇のヒロイン役を辞めて自分自身と向きあえれば目が覚めるだろう。社会個人は違うのだ。覚められればよいが。

2020-08-07

anond:20200807104457

他のイベントに一切参加する気がないなら良いよ。このコロナ禍に幾つもアニカフェやらステージやら観劇して蔓延させないなら。

こっちは自粛してるのに大迷惑だわ

2020-08-02

他人コレクションゴミに見える

舞台映画面白いんだけど、増えていくグッズの管理がしきれない

股にかけている沼は1つや2つじゃないし、推しているキャラクターもどんどん変わる。

去年、舞台観劇の際に購入したトート実家から出て来た。原作ではもう見る影もなくなった、だけどゲームでは最強クラスまで強くさせた推し

元々男性キャラ優遇されてないゲーム男性客層を得る為に露出の高いキャラばっかりで全く話題がなくなったよね。その間自分は違うジャンルに夢中になって。

アクキー缶バッジラバスト、クリアファイル…箱に入れようとすると溢れる程の量。冷静に客観的になると異様なんだけど

何処かで再燃する可能性もあるから処分出来ずにいる。

トートを購入したのもお祭り気分の時だった。推しの格好をした人に、普段行かないような東京で会えて

もっと近付きたいとすら思った。案外、役者の方が気分を切り替えて別の役柄に入って行ってたけど笑

今後、何らかの舞台演劇を鑑賞したとして、コロナで見られなくなったとして、舞台への情熱は変わらない。支えたいと思ってグッズを買う事だろう。その度に親族に呆れられたりして。現実がどうでも良くなったりして。

だけど、他人がグッズをごっちゃり貯め込んでる様子を見ると素直にゴミじゃんと思ってしまう。本人は整理してるつもりなんだろうけど、私には名前不明キャラクターの数々。好きになった経緯もあるのだろう。

結婚する前から好きな様子だったし、よっぽど熱意があるのだろう。だけど、ゴミじゃん。リサイクルショップに行っても、アニメ中古買取専門店に行っても高値も付かなそうな、ある意味おもちゃ

飽きなければ宝物だけど、いずれ世間も注目しなくなる、ある意味一発儲ければ充分の企画

自分の事でも、他人事の如く幸せなのは、夢を見ている間だけだなあと思う

2020-08-01

もし、わたしコロナ罹患したら、

もし、わたしコロナ罹患したら、職場は閉じるか開けるかの判断が迫られる、同僚たちも検査を受けなくてはいけなくなるかもしれない、クラスターになろうものならもっと大変だけど、もし感染をさせていなかったとしたって検査結果がでるまでの数日間は職場を閉じる必要がでてくる、そしてその判断のための労力や、もし閉じたとしたら実際的な損失のことを思うと、現実的職場に対して迷惑がかかるわけで、なるべくそリスクを減らさなくてはいけないというのが、まあ社会人として、組織中の人間としての常識的判断だと思う。でもしかし、現状いつどこでコロナにかかるかというのは全くわからなくて、正直いつかかってもおかしくないわけで、コンビニで、昼食で、満員電車で、毎日の買い物で、見えない菌を自分が完全に避けられているとは到底思えないのです。いま、罹らないでいるのは、たまたま近くに罹った人がいる、という状況がなかっただけで、それはもう運としか思えない状況にあって、正直なところ、わたしたちが気にしているのは、コロナに罹ることというよりも、罹ったときに、その行動を責められないようにすること、なのである。つまり、友人に会ったり、飲み会に行ったり、旅行に行ったり、観劇したり、といった、自分楽しいことをして、罹ったときに、なんで我慢できなかったの?って怒られたりしたくないなーみたいななんとなくそんな気持ち自粛モチベーションです。まあ言葉としては怒られなかったとしても「やれやれ」みたいな冷たい目になっちゃったらいやだからね。世間から誹謗中傷とか、生命危機とか、あと医療機関の皆様に迷惑が掛からないようにとか、そんなだいそれたことじゃなくて、職場迷惑かけたらやだなー怒られたくないなー、という涙ぐましい社会人としての性質、みたいなものです。

かといって、わたし自分感覚で、怒られたくないなっていう自粛をしてるけど、強制的制限もあるわけではないから、あたりまえにそれは個人個人によって違うわけで、個々人の按配でやってくださいね経済もまわしてくださいね、注意もしてくださいね旅行もいってくださいね、でもかからないようにしてくださいね、かかったら注意が足りなかったんだと思いますよ、みたいに言われ続けるの、なんなんだろう。まじでなに。

わたし世界には、仕事仕事以外があって、勤務時間仕事一生懸命やるけど、正直なところは、勤務時間外は仕事にしばられたくないんですよね。勤務時間以外のともだちとの食事まで上司に指示されたり、管理されたりするなんて、これまでだったらありえないことで、やっぱりそこに居心地の悪さを感じてしま自分がいて、ほんとうはそんなこと口出しされたくない、と思う。それに、飲み会に行ったり、旅行に行ったり、観劇したりという、もしそこで罹患したときになんとなく責められてしまいそうな「不要不急」と呼ばれるものだって、それを成り立たせるために、それを仕事としている人がいるわけであって、で、そのひとたちは現状収支が成り立たないくらいひっ迫していて、わたしが後回しにしているうちに、きっとどんどん失われて行ってしまうんだろう、お店も、舞台も。自分の好きなものや大切にしていたものをずーっと我慢してるうちに、好きなものはどんどん失われていく。

この生活がどれくらい続くのか、あと1年なのか、5年なのか、もしかすると一生?と思うと、はー、こんな無理ゲーみたいな世界で生きていかなければいけないことがつらい。政府って、国って、こういうときなにかしてくれるんですかね?助けてくれないんですかね?まじで。

2020-07-27

とある美しい人物語

とある物語が完結を迎えた。

私は出会うのが遅く、終章をから少し読んだだけで完結してしまった。

その為それまでの物語をあとから集める読むことを始めた。

どれも素晴らしく美しいストーリーだった。

今では見れなくなっているものも多数あり、もっと早く出会っていればと後悔をした。

フーダニット

ハウダニット

ホワイダニット

物語はこれらを読み解いて楽しむものだと思っている。

この物語に至るまでの今までの経緯、背景、作者のことを調べそれらのことを考えた。

フーダニット 誰がやったか

悪意のある匿名相手から攻撃

親との軋轢

失恋

事務所方針

ハウダニット どのようになされたか

自らの手で命を絶った

ホワイダニット なぜおこなったか

生きることに疲れてしまたか

人生に満足しこれ以上の幸福はないと達観したか

舞台が出演がなくなって直前に観劇したファンのショックを考えなくて良くなったのが

いいタイミングだったか

正解は作者しかからないが物語の先を考えることも自由だし与えられた物語行間想像するも自由だ。

作者によって削られたその先にありえた物語

なぜその結末にしたのか人物から考えたレビュー

考えるのは残されたもの自由だ。

私も一瞬フーダニットハウダニットホワイダニットについて考えてしまった。

けれど作者はきっとフーダニットハウダニットホワイダニットに注目されたくないだろう。

それにまつわる文ではなく地の文や会話を読んで楽しんで貰いたいと思うだろう。

彼が表現たかった作品はそちらなのだから

作者が満足して終えたどこを切り取っても美しい物語

出会うのが遅かった私はこれから見ていないページを読むのが楽しみだ。

まりに美しい終わりだったか

今は他のどんな物語を読んでも涙がでない。

ここまで心を掴まれ物語は初めてかもしれない。

しばらくはどんな物語も彼の物語を超えないだろう。



ありがとう大好きだよ

から感謝してる

これからもすっとその笑顔で僕のそばにいて

2020-07-25

SnowManと進むことを辞めたオタクの話

はじめに、これは現在SnowMan・加入した3人に対するヘイト意図は全くありません。また、私は掛け持ちオタクであるためそれを不快に感じる方はこのブロブを読むのをお勧めしません。ただ1人のオタク2019年1月17日からSnowManと歩幅が合わなくなってしまった、という話です。SnowManはじめタレントの皆さんや私、9人を受け入れた人・受け入れていない人、どなたに対する誹謗中傷も受け付けません。それではどうぞ。

*******

私はSnowManが好きだった。ダイナミックなアクロバットダンスパフォーマンスちょっと強面な6人が破顔するくらい笑うMC、6人それぞれの個性、なにもかも好きなところだらけだった。オリジナル曲だってできた、横浜アリーナにいけた、SnowDreamを歌った、滝沢くんが引退して歌舞伎を引き継いだ。SnowManなら大丈夫!!と思っていた2019年1月17日木曜の朝、一生忘れられないくらいの衝撃が走った。新聞に載る9人の写真さらっと書いてある「SnowManが9人になります」的な文。

「は???」と思った。何言ってんねんお前。いやいやいや、向井くんどうした?なんでここに?関西は?待って目黒くんいるじゃん君宇宙Sixでしょ!?そして真ん中…ラウールって忍者の子だよな?(入所当時に彼は髪を結んでいたのでインパクトでなんとなく覚えていた)どういうこと?というのが感想だった。本当に頭で理解ができなかった。人間本当に驚くとこうなるんだな、って感じ。ちなみに私は翌日に熱を出した。家には南座チケットが届いていた。

その後、私は「なんで6人じゃないの!?」期と「やっぱり応援しよう!みんな頑張ってるし!」期を繰り返すことになる。まさに躁鬱。3人は増員直後のインタビューで「6人に追いつけるように頑張る」と話していたからだ。お披露目は横アリ!それまでにがんばります!という言葉には素直に「がんばれ〜」と思っていた。滝沢歌舞伎ZERO南座観劇した。1番前にいるSnowManは8人だった。これに関しては「ですよね」という気持ち。6人のSnowManとの区切りはつけれないのか、と思ったが自担の見せ場は多かったから満足もしていた。虚無の顔で三条大橋付近いたこともあったが、この時点では「でもスノ担は辞められないよな〜!」という感じ。3人に対しても向井くんと目黒くんに関してはなんとなく知っていたし、ラウールも「若いな〜がんばれ〜」と思っていた。

そう「これからSnowMan応援しよう」と思ったのだが、だんだん違和感を感じるようになってしまった。新橋での公演も終わって、たしか6月7月くらいまでの間に何度も私は違和感に直面した。これは私個人の考えであるが、なんとなくYouTubeでの雰囲気とかパフォーマンスとか。「本当にこれでいいの?」と思うことが多くなってしまったのだ。厳しいことをいうが、SnowMan看板絶対的に「アクロバット」だった。SixTONESは歌、TravisJapanはダンスLove-tuneバンド、それに並ぶのはいだってSnowManアクロバットだった。春はあけぼの、みたいなもんだよ。年齢的にずっとその武器で戦うのは難しい、深澤くんが腰を痛めているから、なんて言われているが私は「だからこそ6人より年下の3人をいれた」と思っていた。でも横浜アリーナでも演舞場でもアクロバットはしなかった。一番の違和感はそこだった。たとえば新結成のグループとは分けが違う、絶対的アクロバット必要グループと分かっていたはずだ。3人がやらない、ことだけではなく全体的にこれまで武器にしてきたアクロバットを軽視することが目立ったように感じてしまった私は8月8日デビュー発表のときにはとっくにSnowManとの歩幅は合ってなかったし、何百メートルも後ろにいた。追いつこうと思うこともなかった。数年間ファンをしていたが「あ、引き際ってこれだな」とあっさり私は担降りをした。そのため、私は8.8以降のことはほとんど知らない。それを前提で聞いてほしい。

欲を言うならアクロバットグループというならそこに力を注いでほしい。すらっとした9人がそんなパフォーマンスをしたら圧巻だろう。それから発言する時はもう一呼吸おいてほしい。メンバー間のノリ、イジリ、本人は気にしてなくても彼のことを好きなファン好きな人否定されたように嫌な気分になることがあるから。そして、過去否定しないでほしい。この世の中には6人だったSnowMan好きな人関西にいた向井くんが好きな人宇宙Sixにいた目黒くんが好きな人少年忍者にいたラウール好きな人も必ずいる。だから、その過去蔑ろにしないでくれ。昔のことを忘れろ、なんて言わないでほしかった。たまに「昔こんなことがあった」と思い出を共有してほしい。「6人のときこんなことがあった」「関西ではこんなことをした」「宇宙ではこんなことがあった」「少年忍者ではこういうことをした」とそれぞれがお互いの過去大事にそれぞれ向き合って「みんなでがんばろうな!」が理想綺麗事なのはわかってるが、私はSnowMan増員について1番苦しかったのはたくさん「SnowManは6人じゃ無理だったんだよw」といった人がいたことだった。増えた、と言う事実よりもそう6人を否定した人がいたことが死ぬ程くるしかった。私はその6人を信じていたのに。私にとっては大好きなアイドルだったのに。本人にそこを蔑ろにされたらたまったもんじゃない。じゃあ、お前は9人を否定してることにならない?と言われるかもしれないが別に9人じゃ無理なんて思ってない。「私は一緒に進めなかった」というだけだ。進むことに関して否定はない。(9人ではなく運営に対して闇を感じることはあるが今回は割愛)がんばって、と思うし活躍してほしい。いまさら追いつこうとも思わないが、時折テレビで彼らを見ては「すごいなぁ」と思う。それだけだ。

結論、私は2019年1月17日から全くまっすぐ前に進めていない。今でこそ笑い話だが、当時家族友人に本気で心配されるくらいには病んでいた。限界オタクなので。まっすぐには進めなかったがちょっと曲がって違う道でなら進めている。私は違うグループオタクになった。次はずっと一緒に進みたい、そう思う。

2020-07-22

anond:20200715160608

1話切りして百合と聞きデスアイランドで復帰、それから飛び飛びにずっと読んできた観劇オタク

完全同意でどうしても無理

なんか読んでて思うんだけど、描写から観劇客のために」って視線を全く感じないんだよね

客は役者(✕作品)の凄さ天才性、別世界人間ってことを示すためのスカウターしかなくて、此方の存在を全く見ていない

勿論こっちは見てる側だから上下つけるなら勿論役者スタッフが上だと思うし盛大に感謝しているんだけど、それは客を無視しろ、お前のやりたいことを好き勝手やれという意味ではない

お金出して見てるんだしね

こちらを思う描写が全くなく、客を凄さカウンターしか思ってない描き方続けて「これこそが劇!凄い役者!」って言われると物凄く白ける

あとシンプルになろう逆ハーレム生理的に無理

イケメンに気に入られてもしれっとしてて、美女には執着されお偉いさんには次々目をつけられてトントン拍子に進み……ってなあ

主人公いなければまあまだ読めたのかな ちよこの顔は好きだし

自分は友人が自分と同じかそれ以上のアクタージュ嫌いの観劇好きで愚痴聞いてもらえるのでまだマシなんだが、周囲にいないとつらいよね

この漫画役者に読ませた記事読んだことあるけど、「現実だとやばいです」的なのが遠回しに繰り返し言われてたし、あと設定や劇の流れとか諸々見る限り多分作者は劇に興味がそれほどないので、多分ターゲットもそういう層なんだと思う

2020-07-21

anond:20200720214006

 2.5次元の件は、腐女子特有というより観劇オタク性質なのかもしれない。劇場によっては服装TPOが厳しいという。歌舞伎みたいな古典芸能とか、国立劇場とかみたいな大きな所とか。

 

2020-07-19

東京まで観劇に行った地方ヲタクの記録

今週、”舞台クラスター”という言葉世間を騒がせた。

更に、その舞台を観に行った方の手記も、賛否両論に。

実は、今月、初日が開き、無事、千秋楽を迎え、

現在地方公演に向けて、準備中舞台がある。

(調べれば分かる事なので、題名は書かない)

その舞台に”推し”が出演したために、

東京まで観劇に行った地方ヲタクの記録も残してみる。

(普段だったら、Twitterで書いているが、

今回は諸事情匿名ダイアリーで残してみたいと思う)


そもそも舞台公演の発表が五ヶ月前。

その時点で確実に観に行ける日曜公演を二回分押さえる。

(最終日は昼と夜の公演があったが、念のため、夜だけ押さえた)

その後、この状況下で、公演自体の有無が危ぶまれるなか、チケット再販ダブルキャスト初日千秋楽の四回が生配信と決まった。



普段なら、週末で無ければ、観ることの出来ない初日

更に、”推し”はシングルキャストなので、三回も違う舞台を観れる事実に、躊躇なく、生配信チケットは購入した。

初日と二日目の配信携帯内に録画し、予習もバッチリに迎えたmy初日の7/5。

前日の東京感染者は180人代。

しかし、規制は無いので、電車を利用して、普通に往復。

この状況下で、一本、”推し”の出演予定の舞台が無くなったので、半年振りに生で”推し”を観る事が出来た。それも最前列

もちろん、その観劇前後感染対策のために、普段以上に殺菌し、『東京から持ち帰らないこと』に細心の注意を払った。

(なお、今日で丁度二週間だが発症していない)


そして、迎えた翌週の千秋楽前日。

前日の東京感染者は三日連続の200人代。

前日の夜には、県知事による『不要不急の東京への移動を控えるように』という会見も行われた。

配信を三回、生で一回観ている。

しかし、千秋楽座席最前列でなおかつ、何度も”推しから視線を貰える席なのは三回の配信確認済み。


悩んだ結果、車で行くことにした。

初めて走る首都高の乗り換え方法劇場最寄りのコインパーキング位置確認と明らかに電車移動の遠征時の三倍は掛かる移動費用

しかし、マチソワ出来るなら、実質、タダ』という気持ちけが勝っていた。

しろ問題は前楽(昼公演)のチケットが無い事だけだった。

主催者Twitter確認し続け、当日券、出ない場合キャンセル待ちなのも確認し、販売時間から並ぶことにした。

そして、一時間前に到着。並んでいる人は誰も居なかった。販売十五分前に当日引き替え券の人が二人並びに来ただけ。結局、当日券に並んだのは自分だけだった。

販売開始。先に、その二人にチケットが渡され、次に自分の番に。これなら買えるだろうと思ったら、窓口の人に『当日券は完売してるので、キャンセル待ちになります』と言われた。

10分前にもう一度来てくれ』と言われ、停めてあった車に戻った。そして、時間を潰し、10分前に戻った。他に、もう一人、キャンセル待ちの人が居たが、お互い、無言のまま、待機。

『もう少しお待ち下さい』と言われ、五分。

窓口内で電話が鳴り、対応する係員。そして、窓口から係員が出てきた。

その時点で、『販売は無いな』と悟ったが、

キャンセル待ちも出ませんでした』と念押し。

チケットのある夜公演まで、五時間ある。

(実際には三十分前に入るので、四時間半)


停めてあった車内で自宅から持参した”おむすび”を食べ、昼公演が始まる時間に併せて、録画した配信を視た。公演時間は約二時間なので、二回分。

そして、迎えた千秋楽公演。

推し”の声と視線を堪能した。

終演後は首都高までの道を迷い、首都高内でも迷いながら、帰宅の徒についた。


特にオチの無い、東京まで観劇に行った地方ヲタクの記録である

なお、まだ発症はしてない。

二週間まで、あと、七日。

推しは、推せるときに推せ」、明日何があるかは分からいから。

私は、ただのしがない地方在住オタクだ。

30過ぎても、推し舞台ファンイベのために、チケット代より高い交通費を払って上京する。

…いや、していた。

 

新型コロナ、というもの中国流行り始めた、日本に入ってくるのも時間問題だ、という程度のぼんやりとした情報しかなかった頃、推し舞台に行けなくなったTwitterフォロワーさんからチケットを買い取り、追い観劇などしていた。

あと2公演見られるぞ、次はオペラグラス推しだけを追うか、などと考えていたところ、

 

その公演は千秋楽を迎えることなく中断、そのまま打ち切られた。

東京における、新型コロナ第1波だった。

 

私の手元には、2枚のチケットが残り、そして所定の手続きを踏んで払い戻した。

クレカポチッチケットが、現金になった。

複雑な気持ちだった。

 

推しは、次の舞台も決まっていた。

しっかり確保してあったそのチケットも、すぐに現金になった。

 

ぼんやりしているうちに、推しリモートイベント映像配信などをやり始めた。

それにももちろん参加した。自分用に、バカみたいにスクショした。顔がいい。

 

けれどなんだろう。このぽっかりと心に空いた穴は。

 

イケメン人狼の直前、少しずつ、対策をしながら舞台を再開する動きが出てきていた。政府の、イベントの人数も緩和されたし。

でもそれも、某イケメン人狼の件でぐちゃぐちゃになった。シアターモリエールは完全に巻き込まれ事故だったと思う。いや、詳しいこと知らんけど。

 

私は、7月から始まる次の舞台に行く気満々だった。FC先行で取っていたチケットは一度払い戻しになり、客席の数を絞って、ほぼ倍値になったチケットを、もう一度抽選かけて一枚確保していた。

やっと舞台が見られる。

劇場直行直帰、余計な寄り道はしない。都内食事もしない、など、思いつく限りの自衛をして行くつもりだった。

 

しかし、日に日に東京で増えていく感染者。認めたくないが、第2波としか言いようがない。さすがの私も怯んできた。

 

そして、トドメ公式から刺された。

 

「事前登録制」になったのだ。

誰か、いつ、どの席で観たか控えられるのだ。

それまで私が想定していた『自分感染するかしないか』の2択が、『カンパニースタッフ、そして同じ日に観劇した客と一蓮托生になる』ことが確定した。発症者が出れば、濃厚接触者としてリストアップされて保健所情報が行く。

地方遠征組の私にとって、「社会的な死」(大げさに表現したが、このご時世に東京に遊びに行った、なんて田舎で知られたらどんなことになるか…)を迎えるリスクが光の速さで上がりやがった。これはもう無理だ。はい詰みー。

 

ちなみに、公式としては素晴らしいリスクマネジメントだと思う。今回は、主催大手なので、そこまで手を打ったのだろう。

ここまですることは、大変だろうに。

 

もう、しばらく生で推しを見ることは叶わないんだな、と半ば諦めのように思う。

もし私が23区住みなら、行っただろうか。いや、働いてたらやっぱり劇場には行けない。

Twitterオタク仲間たちと、「早くまた現場でお会いしたいですね」などと言っていた。いつか、ワクチンとか薬が実用化されれば。それまでの辛抱だと思った。

推しちゃんごはん食べてますかねww」なんて言いながら。

 

そしたら、三浦春馬が亡くなった。

 

「…は?」

しか出なかった。意味がわからない。え、ドラマやるっしょ?NHKレギュラーもあるっしょ?え、キンキーブーツ再演あるなら観たかったんだけど。

 

彼が「推し」だった人たちの気持ちは計り知れない。

本当に、その人たちには、とにかく生きろ、としか言えない。

 

男女問わずアイドル推してると大体引退したり結婚したり干されたりたまに逮捕されたりする。

刹那的であれ、「推しは推せるときに推せ」だ。

我々もまた、ライフステージによっては、推しより優先しなければならないものを抱える可能性もある。現場に行けない時期だってある。それでも、ファンである気持ちは変わらない。推しがいるだけで、人生は明るくなる。

どんなときも、「推しは推せる範囲でいいから推せ」だ。

 

でも、推し存在が失われるなんてことがあるなんて。

仮定してもいなかった。

 

私たちオタクが、推しに生かされていることは、奇跡なのかもしれない。

推しだって心がある。キラキラした面だけでなく、一人の人間であることに変わりはない。

そもそも明日、私が交通事故死ぬことだってある。(パソコンHDごと叩き壊してください。グッズは、Twitterフォロワー形見分けしてくださいよろしくお願いします)

 

明日は何があるか分からない。

推しは推せるときに推せ」。

今はこの言葉が、尊く、そして、重い。

 

乱文失礼しました。

2020-07-17

コロナ疲れしたオタクお気持ち表明

テレビをつければコロナに関する話ばかり。

今日感染者数。クラスター発生。ずさんな感染対策。夜の街。感染経路不明。無症状。医療従事者。経済回復

SNSを見ると東京エンジョイしている人達つぶやきを見る。

舞台鑑賞。外食オタク活動。お買い物。旅行

これで私のメンタル崩壊して全てが虚無になったお気持ち表明をしたい。

コロナが本格的に広まり始めた3月。私の自粛期間は半年になろうとしている。

ちょうど一年前、色々あり大きい病気をして半年間の入院生活半年間のリハビリ生活を経てやっと社会復帰できる。と思った矢先だった。

最初収束のために、感染を抑えるために、ステイホームを徹底していた。病気をしたばっかりだったし、家にまだ赤ん坊の甥と同居しているし、何よりも家族がすごく心配していたからだ。その気持ちはよく分かる。完治したばかりで、また難しい病気にかかりたくない恐怖は私にもあった。

それなりに楽しく過ごしていた。リングフィットアドベンチャーYouTube運動不足を解消したり、無料配信舞台をみて新しい沼にどっぷり浸かった。

妹も自宅待機になり会社休みになったので久しぶりに家族と長い時間、家で過ごすことができた。それはそれで楽しかった。

緊急事態宣言が終わり、みんなが少しずつ日常を取り戻そうと動き始めた。この時点でおそらく第二波は来るだろうと予測はできていた。

ただ、他の国と比べたら死者数も感染者数も少なかった日本から、そこまで深刻にはならないだろうと甘くて見ていたのかもしれない。

そろそろ東京に出て、友人達ご飯食べたり、推し舞台に行ったり、おしゃれなお店に行ったり、京都に行って刀巡りしたり。

期待が少しずつ膨らむについて、チケット情報無意識に追っている自分がいた。

しかし、緊急事態宣言解除から約1ヶ月後、東京からクラスターが出た。それからテレビ東京コロナ話ばかりするようになった。

毎日更新される感染者数。東京ではなく全国で増えていく感染者数。クラスター感染経路不明若い世代割合。無症状。

少し平和ボケしかけた私の脳に緊張が走った。これは駄目だ…しばらく現場は無理だ……。

何度も仕方ない、我慢するしかない。今を乗り越えなければ。みんなに迷惑をかけるわけにはいかない。

そう自分に言い聞かせて耐えてきた。


あるニュースが流れた。舞台役者コロナ感染。次から次へと感染者が発覚。濃厚接触者は800人と発表。

運営側のずさんな対応観劇者の感染対策に反する行動。嫌でも毎日テレビSNSから流れてきた。

私は恐ろしくなった。これは他人事ではないのでは?自分もああなってたかもしれない。知人達もあそこにいたかもしれない。推し舞台だったら。好きな作品だったら。

今思えばこの時から恐怖に近いものを抱き始めたのかもしれない。でも小さな感情の起伏に気づける余裕は無かった。

SNSで繋がっているフォロワーさんが、自分ちゃん配慮して東京エンジョイするとつぶやいていた。それが正しいのか、間違っているのかはっきりと答えが出なかった。

お願いだからみんな自粛してくれ。ニュース見たでしょ?毎日更新される数字知ってるでしょ?ねえ、みんなこれ以上はやめよ。

届かない声をずっとSNSを見ながら心の中で叫んでいた。


昨日好きな作品舞台初日を迎えた。それについて推しSNS更新した。普段滅多に呟かない推しからものすごく嬉しかった。

ゲネプロから初演に参加した人達感想が流れてきた。楽しそうだった。無事終わったようで安心した。いいな。

……なんで私は自粛しているんだろう。

長らく耐えてきた我慢限界を迎えて、行き場のない怒りをぶつけることもできず、気持ちが死んで虚無感に襲われた。


この日、友人達に初めて自分お気持ち表明をした。そこで初めて私は難癖を付けていると言われた。

そうか、そうなのか。確かに暴論を言ってる自覚はあったけどやめられなかった。

どうして行き場のない怒りを持ってしまったのか。それは自分しかからない気持ちによる孤独からなのではないか

2019年4月入院して8月退院した。それから半年副作用による痛みに悩みながらもリハビリを頑張ってきた。

今年の2月からやっと身体がまともに動けるようになり、痛みからも完全に解放されて普通日常を送れるようになった。その後、襲ってきたのはコロナウィルスの恐怖だった。

私は去年から一年半近く自粛生活をしている。たまにお買い物行ったり、外食はするけど、ここ半年電車にすら乗っていない。車で近場を行くことしかできない。

入院生活自分を慰めるものとしてTODOリストを作っていた。退院したらやりたいこと。たくさん書いた。それを実行することを楽しみに治療を受けていたのもある。

辛いことがあっても耐えて、耐えて、なるべく弱音を吐かずに、耐えて、耐えて、自由を目指して頑張ってきた。

「みんな我慢してるからあなただけじゃないから。」

コロナ疲れの話になる時、よくこう言う人がいる。そうね。みんな我慢している。自分だけじゃない。でも私の我慢はきっとあなた達にはわからない。

病気による苦しみは病気になった人にしかからない。健康が当たり前な日常を送っている人たちはそれが当たり前じゃないことに気づけない。

健康であることは幸せで恵まれている。身体大事にして、ちゃん自分大事にして。悪くしてからじゃ遅いんだよ。

私も身内に発信してきた。その場では同意を得られるけど、当事者意識になれない人が多かった。これが現実なんだろうなと思った。

から私の自粛疲れは私にしかからない。これは誰とも共有できない孤独気持ちなのだ

人達に難癖を言ってしまたことを反省して、自分メンタルケアの為にもニュースSNSをしばらく断つことにした。

感情コントロールできないのであれば、情報視野に入れることを避けるしかないとアドバイスをもらった。

一晩寝て、少しスッキリした状態で冷静に考えてみたら、入院生活に比べたら全然幸せなのでは?と思えてきたので多分大丈夫な気がしてきた。

でもひとつだけ言わせてもらいたい。

私がずっと自粛しているのは全部、当事者意識が低いエンジョイしている奴らのせいだってこと。

悔い改めたまえ!!!!!!

anond:20200716203604

印刷会社の者ですが

事前人気に頼らざるを得ないというのはわかります

かに刷り部数の決定は駆け引きというか…当初は3万部という話が、出版社内の営業編集で争った結果5000部になりました…。

とかよくありますよね。

編集さんがプレゼンしなきゃいけないのは、買い手である読者に買ってね、書店さんへ良い場所へ置いてねこの本よろしくね、以外にも多く、

営業や社内へ向けて「出版するか」「何部刷るか」のプレゼンが大変そうです。

それには確かに数字としての実績や人気を示さないといけなくて…「Twitter話題で人気の原作(作家漫画など)です!RT数、フォロワー数はこれくらいです」もひとつ指標ですよね。

「売るための下地」がなければ「部数を刷れない」のは、たしか現実として正しいことです。

以前、芸能人の方の出版物を担当しました。

これは事務所代理店の関わる「売ろう」と決められた本なので、あらゆる媒体宣伝され、広告がうたれ、「売るための下地」をお金をかけて作りました

初版1刷は2万部です。

しかし、実際に最初に刷ったのは10万部です。

公表につき再刷!増刷重版(厳密にはちがいますが)!○万部突破

宣伝するために出荷前にはもう3刷まで刷ることもあります

これもまた実売数を売るための下地であり、刷り部数を増やすテクニックです。

元増田さんは文芸でしょうか?なかなか下地の難しい分野ですよね。

部数を多く、という以前に発行に漕ぎつけるまでが。

コミックスであれば、現在は3000できれば5000部というロットで刷れるようになったため、とりあえず出してみよう、が以前より多く感じます

POD(オンデマンド)本を勧めてらっしゃる方もいますね、弊社も承っておりますよ、書店サイトから注文が入り即日C1000プリント、手作業PP貼りし、手作業製本して手作業断裁、そして発送。

正直こちらは一般流通する書籍などと同等とは言えませんし、刷り部数が確保できないほどの小ロットしか向きません。

印税(率、または単価が高いことによる額)が良くても総合的には部数が稼げる商業印刷には収入としてはかなり劣ります

宣伝して売るための予算を取る、初版部数を増やす、これらは買い手への宣伝ではなくて社内へのプレゼンです。このためには、事前の評価必要なのは事実です。

どんなに編集さんが熱心でも、その予算が取れず部数も減らされてがっかりされていることは日常で、私たち印刷会社も以前より部数が絞られる傾向を感じています

刊行タイトルは増えている気がするのですが。

刊行タイトルが増えて、抱える作家さんが多くなったせいか宣伝できるタイトルが絞られている印象です。

タイトル数が増えて、個々の実売数が減っている…そうすると人件費率も経費率も爆上がりですからね…。

(印刷会社から見て、印税10%は妥当かなと思うのですよ、物価が高くなったとは言え製品原価自体は微々たるものですが、あまりに一冊をつくるのに人手と時間がかかるので…。)

(売れる本だけ大量に刷れるなら別ですが、大半の利益の出ない売れない本の経費や赤を、売れる一部のベストセラー本が補っている現状です。)

作家さんが増えて「経費」も絞られていますよね、校正校閲を省くという荒業から作家さんへの接待なども。

我々業者は、作家さんの花見の席取りや、作家さんの趣味観劇チケット取り、打ち合わせで行きたいとリクエストのあった予約制飲食店の予約…などによく駆り出されたものですが、新人の方への接待で呼ばれることは少なくなったように感じます(大御所さんはいまだにありますが)。

作家一人一人、タイトルひとつひとつ時間人員も割くことができなくなっているのだなと感じていますから

ネットで話題超人作品がついに刊行!」でもなければ、宣伝予算も刷り部数も、そして人もつけられないのかな、と。

2020-07-16

anond:20200713220535

観劇後の対応など修正申告している部分もあると思いますが、思考記録として参考になりました。

ただやっぱり、公演の性質としては

舞台公演といっても実際はイケメンを集めて女性ファンを喜ばせる内容のホストまがいのイベント

という認識で合っているみたいですね。

2020-07-15

感染防止策せずに舞台観劇する客が悪い!と檻の中からうんこ投げるんじゃなくて、舞台強制的に閉鎖させるとかそう言う事出来んのかお前らは

2020-07-13

「『THE★JINROイケメン人狼アイドルは誰だ!!」に行った女の手記

舞台を見に行ったら、出演者スタッフや観客の新型コロナウイルス感染が次々と報道され、「クラスター」という言葉こそ公式には使われていないものの、今日はついに主催から保健所から当社に対して(略)全ご観覧者様が濃厚接触者に指定されたとの連絡がございました」とホームページ上で告知があった。

めずらしい経験をしているので、「このご時世にイケメンめあてで新宿へ行ったバカ」と言われる私が、何を考えていたかをまとまった文章にしようと思う。

・防疫の観点からの、今回の件の検証

舞台演劇エンタメ業界の今後へのコメント

といったことは書いていません。

まず、私には推しがいる。てか推しがいなきゃ「『THE★JINROイケメン人狼アイドルは誰だ!!」なんてタイトル興行に行くわけがない。

推しが今回(6~7月)の公演に出ると決まって、「うわひどいタイトル」と「うれしいうれしいうれしい推しが生で見られる」を同時に思った。

エンタメ業界は2月から既に公演を自粛していて、この公演も1度延期をしていた。推しが出るはずだった他の公演も、演劇だろうとライブだろうと接触イベントだろうと、次々に中止・延期になった。だから久々に推しを見られることがうれしかった。

時勢を鑑みて観劇するかどうか熟慮する、ことはなかった。

推しの出演作に行かなかったことはないから、今回も当然行く一択だった。

友人の結婚式を欠席して推しに会いに行ったときや、社員旅行を蹴って推しに会いに行ったときに比べれば、どうってことなかった。

タイトルがひどいことも、シリーズ作のYoutubeで見られるアーカイブいまいちだと感じたことも、別によかった。私には、この公演がおもしろいかどうかより、この公演で推しが何分舞台に立っているかのほうが重要だった。

けれども私には恐いことがあった。

私は東京都内在住ではない。ものすごい山奥に住んでいるわけでもないけど、まあ普通に田舎である

少し前に、東京滞在から帰って来て陽性が確認された人がいた。そのとき炎上っぷりといったらなかった。

氏名、住所、出身校、職場家族職場恋人職場、すべてが筒抜けだった。私の周りでも「見せしめ」という言葉が「プライバシー侵害」」よりはるかに多く飛び交った。

まり人権侵害知事が会見で注意を促したら、「犯罪者かばうな」と電話が鳴りやまなかったらしい。犯罪刑法何条?

あの人が今どうしているか知らないけど、自分がああなったら社会の一員を続けられる自信がない。家族、親戚に申し訳ない。結婚、友人、近所付き合いといった人間関係を構築・維持できない。

あと、新型コロナウイルスのことがなくても「『THE★JINROイケメン人狼アイドルは誰だ!!」なんてタイトルの公演に行ったと、他人に言えるわけがない。

なので、「『THE★JINROイケメン人狼アイドルは誰だ!!」のために東京へ行く前に、もしも感染した場合シュミレーションをした。現在の状況を考えたら違和感いかもしれないけど、まだ何も起きてないときにそれを考えていたなんて、ちょっとおかしい。

私は持病がない。体力もある。感染しても重症化しない気がした。また、私の体調に逐一気を配っているような人がいない。少し具合が悪くなっても、家にこもっていれば誰にも気づかれず、そして誰にもうつさず過ごせると思った。私の意思に反して保健所に連絡を取られてしま可能性は低い。「推しを見る」と「感染してもバレない」を両立できると思った。

シュミレーションというより夢想だが、もし軽症で済まなかった場合も家にこもって力尽きるしかないなあ、死亡者検査はしないって聞いた気がするし、その場合もバレないだろう、と考えはした。

人様、世間様の迷惑を考えていないじゃないか、と自分でも思う。感染拡大させないことだけを念頭に行動すべきじゃないかと。けれど、全知全能でない私は、毎日様々なことに優先順位をつける。優先順位は、順位である。下になったものが私にとってどうでもよかったわけではない。大切なものどうしにも順位をつけなきゃならない。ごめんなさい。

新型コロナウイルス感染が広まってから「命は何より大事」という言葉をたくさん聞いた。

私には命より大事ものがある。というか、命は生きるための装置であってそれ以上ではないと思う。

私にとって生きるとは、推しを見て、解釈して、覚えることである

何をしているときが一番幸せですか?という質問に、食べるとき、寝るとき、と答える人が日本には多いらしい。私は推しのことを見ているとき幸せ。それが生きるということだし、つまりここ4、5か月は生きていなかった。

ちなみに、今回の公演が上演と同時にネット配信をしていたら、私は劇場に行かなかっただろうか。

考えてみたけど、それでも行ったと思う。ただそれは、現在配信技術解像度問題だ。つまり推しのことがどこまで細かく見えるかということと、他の人はいいか推しばっかり見られるかということ。そこが要求を満たしていればネット配信でもよかったが、実現するのは何年後だろう。

公演は予想に反しておもしろかった。

推しは素敵だった。素敵でも今回のようなことがあれば決まってた仕事流れる

イケメン人狼アイドル」とは、必ずしも出演者普段アイドル活動をしているので付けられたタイトルではなく、役柄が「晴れの舞台前にメンバー裏切り者人狼)が混ざっていることが判明したアイドルグループ」だからである。このアイドルグループの持ち歌が公演で披露されたが、耳なじみがよく良い曲だと思った。オタクの耳ではあるが。

公演後は普通疲労感があったが、発熱はなく、咳も味覚・嗅覚異常もなかった。ちょうど用事がなかったので一週間ほど引きこもっていた。その後も体調不良はなく、不要不急の外出を控え、新しい生活様式を守りながら一市民として生活している。今日主催から、冒頭の「全員濃厚接触者」の告知があった。

推しが陽性だったらおそろいにしたいか検査受ける」と言っているオタクを見た。それちょっとわかるなあ。

私もまた、世界の皆様の健康と、新型コロナウイルスのいち早い収束を願っています

2020-07-11

ガールズバー行きたい風俗行きたいライブ行きたい観劇行きたい

でもコロナ怖い

ガールズバー対応のしようがなさそうなのでまだまだ行けない。コロナ以前は月1~2回は行ってたのに。

風俗プレイ自体が濃厚接触だし難しいかな。一対一で個室だからめちゃくちゃ高リスクというわけではない気もするけどまぁまだ行かない方が無難か。

ライブ7月下旬チケットを購入した。アコースティックで多分着席。着席時の本来キャパ3分の1以下の人数だし何とかなるかな。バンドセットのライブを生で見れるようになるのはいつになるやら。

観に行きたい劇があるんだけど隣県とはいえ都内から出るし家からもそこそこ遠いので観に行かない予定。生で推しを見る7か月ぶりのチャンスではあるけど…

2020-07-10

推し舞台が虚無だった話(フェイク入れてます)

推しの、舞台が、虚無だった。

ひたすらに虚無だった。

というだけのただの愚痴です。まとめる気もない。

多分こんな状況下で座組の皆さんもかなり苦労して稽古したんだと思うし、やってくれたことには深く感謝している。

でも、虚無だった(9割主観)。

そもそも舞台というものは、観る側の協力が不可欠なコンテンツだというのはわかっている。その理論でいけばあの舞台は別段虚無ではなかったのかもしれない。

ただ私があれを受け止める気持ちになれなかっただけで。

自粛期間が続いたせいで観劇スイッチが切れていたのかもしれない。そうかもしれない。わからない。

とにかく言えることは、私はあの舞台を見ている間中虚無だったし、共感性羞恥で2時間客席で消えたくなっていたってことだ。

そんなことここでわざわざ匿名で書かなくても、と思われるかもしれない。

でも、Twitterで繋がっているファン仲間はみんな「今回の推しもやばかった!」と満足気だしとても言い出せない。

ここで言わせてくれ。頼む。あの舞台は虚無だったし、推しを差っ引いてもお金返してほしかったし、クライマックスではひたすら下を向いて何も視界に入れないようにしていた。ごめんなさい。

かに推しの演技はいつも通り良かった。

特に終盤の推しセリフは虚無舞台の中でも虚無じゃなかったし、これこれ!!と、一瞬オタク(私)を生き返らせた。感情の持っていき方、抑え方、緩急のつけ方、これこれこれだよ!!!と。

よい役者さんも沢山出ていた。そういう方々に巡り会えただけでも感謝すべきなのかもしれない。

しかし、オタク(私)はまた虚無に飲み込まれていくのであった……

虚無舞台でどうにもつらいのって、舞台からにじみ出る独りよがり感なんじゃないだろうか。なんだろうな、あれ。お客さんを置いていかないでくれ。ごめんそのノリ全然ついていけない。

まず、とにかく説明が多かった。

そこは要らないか!!!!ってとこまでとことん説明する。匂わせるということを知らないのか。10を伝えるために20話してる感じ。言葉にならないかエモいという単語が生まれるのであって言葉にされると冷める。ごめん。

一事が万事そう。

10を伝えたい時に、1を徐々にいろんなところに散らばせて、最終的に7くらいまで形づくっておくのか伏線なんじゃないかと思うんだけど、今回の舞台では5と5を隣において、はい伏線!!だった。

なんなら伏線回収の時も「これ、コレとコレで!!!ほら!!!10だよ!!!10!!すごいでしょ!!!!!」の勢いだった。

みんな知ってた。

人物紹介も長い。始まってから40分くらいずっと登場人物を順に紹介してるだけじゃなかったですか??の、わりに個々の登場人物エピソードにどうしてか説得力というか現実感がなくて愛着わかないし。

説明長いわりに人の行動は謎なとこも多いし。

なんなんだまったく。

あと申し訳ないんだけどセリフが聞き取れない。情報量が多いのに早口でがなりたてる言い方が多くてついていけない。

せめて伝えようとしてほしいし、演出は伝わるかどうか吟味してくれ、しまたかすみません素人がこんなこと言って。

なによりつらかったのが盛り上がりの急さ。登場人物に大した愛着もわかず、話の内容にもあまりついていけていないのに、話はどんどん進んでクライマックスに近づいていく。舞台の上のキャラクター達は悲しんだり苦しんだり葛藤したりしている、らしい。

しか申し訳ないが全くわからない。

そういう表現をしていることはわかるが、なぜそこまでの気持ちになっているのか全くわからない。そして無駄に人が死ぬ。人を殺して盛り上げるな!!!頼む!!!

人が死ぬ!(え、なんか急に人死んだ)

人が叫ぶ!(なんか大変そうだな…?)

人が苦しむ!(大変そうだな)

人が泣く!!(あ、泣いてる)

それはわかる、が、なに?

観客を泣かせたいんだな、観客を驚かせたいんだな、ということしか伝わってこなかった。本当にそれしか伝わってこなかった。

こうしたら感動的だからこうしよう、こうしたら意外性があるだろうからこうしようetc.

その意図がどこまでも伝わってきてしまって非常につらかった。ここ、共感性羞恥ポイントです。その狙い、バレてます。偉そうですみません

狙ってるのがわかっても、その意図通りにまんまとひっかかったら清々しく泣けるし驚けるけど、下手なんや狙い方が(ゴメンなさい)。

というかあの狂言回し立場の人は一体誰。結局もう1人のあれはなに。

なに、なにが、なんだったんだあの舞台は……

最後に、演出家で検索したらその作品が再演であったことがわかって絶望した。

嗚呼

2020-06-21

Johnny's World Happy LIVE with YOU」Day5を視聴して(ネタバレあり)

 ひょんなことからジャニーズJr.に興味を持って約2か月。

 楽しそうだったので2020年6月20日上記有料配信を購入して視聴した。

 実際楽しかった。

 というわけで、素人目に(?)印象に残ったところの感想を思いつくままに、多少の偏りはあるかもしれないが書いてみる。あらかじめ書いておくと、YouTubeジャニーズJr.チャンネルだと一番見てるのはHiHi Jetsなので多分そっちに偏ってる。

 ファンクラブ会員でなくても税込3000円で1週間アーカイブを視聴可能なので、興味を持たれたかたは購入を検討してはいかがだろうか。

 (購入した理由はもう1つある。私はCOVID-19医療最前線で関わってはいない医療従事者なので、このライブ目的を知り、同業者支援につながるならば……という考えがあった。

 このような自分語り唐突に挟むので、邪魔なかたはカッコ内を読み飛ばしてください。)

ここから感想(前半)

 (「学校へ行こう!」を見てた世代なので、原曲V6には親しみがある。長野博さんの顔がタイプ。)

 (宝塚歌劇団不定期に観劇する人間なので、佐藤龍我くんの脚の長さは宙組男役っぽいなとかうっかり考えてしまいがち。)

 (HiHi Jets少年は例年出演していた夏のイベントがCOVID-19の影響で中止になったとのことで、猪狩くんはそれをくんで「おいでよ」を「心の」に変えて歌ったのだろう。

  実は現在私が追っている他界隈で7月に開催するはずだったライブも中止になった。

 「"心の"SUMMER STATION」を聞いたとき、封じ込めていた悔しい気持ちが蘇って、同時に昇華された気がした。一視聴者事情なんて知る由もないだろうけど、ありがとう。)


ここから感想(後半)

 (どこが好きかはうまく表現できないけど、日テレ土曜21時ドラマ主題歌になりそうな曲調か。前述の他界隈で好きな楽曲にもある。あまり関係ないけど『ねぇ もっと』を何故かKinKi Kidsの持ち歌だと思っていた。)

 Vanilla』(A.B.C-Z)で随所に入るハープの音が良きかな。思い返せば『青いイナズマ』のサビ前ハープも好きだった。



 ざっとこんな感じです。読んでいただきありがとうございました。

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