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はてなキーワード: 漫画作品とは

2024-03-15

anond:20240315230221

漫画作品実写化してコスプレ大会になってしまうのとかもあれは原作通りにやってダメになる良い例だと思うわ。

2024-02-27

anond:20240227150016

http://fuseji.net/○○ン○○ン○

カウンセング元増田と重複
ブランディングブランド価値を高めるための施策
チャンピオンゲームドラゴンクエストチャンピオンズ、欧州サッカー大会UEFAチャンピオンズリーグテレビ東京系列BSジャパン放送されたTVチャンピオンの後続バラエティ番組、 魚乃目三太による週刊少年チャンピオン歴代編集長取材マンガ
コメンスメント本来は始まりの意だが米国では卒業式をさす。また日本の同名ファッションブランド
アイン・ランドロシア系アメリカ人小説家思想家映画脚本家リバタリアンアメリカ保守主義に大きな影響を与えた
バインディングbinding:結びつける、縛り付けること。またラグビースノボITなどで用語化している
フロントエンドWebサービスWebアプリケーションで直接ユーザーの目に触れる部分
コリンチャンスブラジルサンパウロ本拠とするサッカークラブ
オレンジレンジ日本男性5人組ロックバンド
ポインティングpointing:指し示すこと。また彫刻ITなどで用語化している

http://fuseji.net/○○ん○○ん○

にさんかたんそ元増田と重複
こてんこてんこ上野あつこによる日本漫画作品
にほんのぶんか日本の文化
かうんせりんぐ上と重複
いでんしけんさ遺伝子検査
ぶりんこうんこ辻希美加護亜依による非公式ユニット
ぶらんでぃんぐ上と重複
ゃんちゃんこ元増田と重複
おてんとさん社童謡雑誌『おてんとさん』の発行と児童文化運動のための結社
しゃんしゃん火天火の異称日本各地に伝わる怪火の一種

http://fuseji.net/○○ん○○ン○

こてんぐテン丸かぶと虫太郎による日本漫画作品
たらんたランタ槙ようこによる日本漫画作品
ぺぺんがペンゴセガメガドライブゲームソフト。Wiiバーチャルコンソールでも配信

http://fuseji.net/○○ン○○ん○

ブリンぶりん家2004年TBS系列から放送されたアニメバラエティ番組

2024-02-10

漫画編集者の端くれだったことがある


青年向け漫画編集者をしていた。といっても若い頃の話だ。都内にある編集プロダクションを辞めて田舎に帰ったのが36の時だから、おじさんの入り口に立った頃か。今では完全なるおじさんである

本日記は『セクシー田中さん』の件とは関係ありません。

働いていた会社というのは、講談社とか小学館とか秋田書店とか、そういう大手出版社ではない。あくま編集プロダクションである出版社編プロがどう違うのかって……ざっくり言うと元請け下請けだ。出版社出版事業(今回だと青少年向けの漫画作りや商業展開)の企画をして、漫画家が作品のものを作って、編プロ雑誌本体を作って、その制作過程印刷所やデザイン事務所といった専門集団関係することになる。

イマイチ説明になってしまった。一般社会の例で説明する。民法でいうところの委託(準委任契約)に当たる。公共建築の分野でいうと、公共機関の建築技師が新しい建築物のマンガ絵を作り、建築事務所が基本設計~詳細(実施)設計をして、出てきた成果物を元に大手建設会社施工監理し、地元にある中小事業者が実際の土木建築作業をする。

自分が勤めていたのは、この例でいうところの建築事務所だ。受益者(国民=漫画読者)の希望に応えたい組織があって、そこから依頼を受けて動いている関係会社ひとつ。そういうアナロジーだ。

出版社との役割分担は、そこまで分離しているわけでもない。漫画編集者といえば、昔の手塚治虫ほかの自伝みたいに、漫画家とアツいやり取りをしているイメージがある。ああいう、企画経営制作現場の間にあるような仕事は、出版社社員が直接することもあれば、編プロ出版社(編集部)のオフィスを間借りして行うこともある。

前者の例だと、マガジンサンデーチャンピオンなどだ。コンビニ書店にほぼ必ず置いてあるレベル漫画誌。大手出版社総合職コース入社した人が、(編集取材制作、資材、宣伝マーケティング、総務経理人事その他事務)といった多くの部門ひとつである漫画編集部に割り振られて其処に居る。

後者の例だと、大手出版社が出している漫画誌でも、あなたが聞いたことのないやつもけっこうあると思う。そういうのは、編プロ出版社(編集部)の仕事を丸ごと請けて実施していることが多い。自分は、そういう会社で働いていた。職場自体大手出版社の中にあるが、いわゆる委託先の社員だった。別の言い方をすると、親雑誌に対する子雑誌関係

ほかの長文増田記事を見るに、あまりたくさん書けない仕様のようである。何文字までかは知らないが、文字制限があると思う。本当は何万字でも書きたいのだが、あくま自分が書きたいだけであって、あなたが読みたいとは限らない。一万字以内になるよう心掛ける。以下に、自分が関わった漫画家を2人だけ紹介しよう。最後に所感を述べて終わりにする。

その2人(A先生とB先生。どちらも若手)と私は、分水嶺のような関係追記;わかりにくい表現ですいません。ブクマカのBuchicatさんコメントのとおりです)だった。ある日、私が担当していた漫画家のA先生が新作の企画提案に来ていて、同じタイミングで別の編集者のところに持ち込みをしたのがB先生だった。その別の編集者が不得手なジャンルだったこともあり、A先生との話が終わった後で、私も一緒にB先生作品を読んだ。

その後、編集部責任者を交えた会議で、私が引き続きA先生の新作の担当者に決まった。新人であるB先生担当になる可能性もあったが、そうならなかったのは、今の漫画界の一界隈にとって幸運なことだった。



A先生について

A先生は、雰囲気が暗めだった。人間性まで暗いというわけではなく、心を開くと明け透けになるタイプだった。モードに入ると饒舌になる。

弊誌では、読み切りを何度か掲載したことがあった。アシスタント経験あり。小さい賞を取ったことがある。ヒット作はないが、若き漫画家としてはキャリアがあった。

画力が抜群だった。小学校中学校で、学習ノートフシギダネの絵とかをソラでゲームパッケージそのまんまに描く子がいただろう。とにかく天賦の才を持っていた。最小限の画量で、それでいて迫力と感情に溢れた1枚1枚を描く。そういう人だった。

難点は、マジメすぎるところか。少し前にやっていたアニメだと、チェンソーマンに登場するアキくんか(少し前……?)。とにかくマジメだった。いや、やはり『直向き』に訂正する。

A先生は、少年誌に見合わない重たいテーマに挑むことがあった。今でもそうだ。彼のマンガには『緩さ』がない。それもいいところなのだが。私は好きだった。はっきりいって。が、読者の傾向に合っているか微妙だった。

子どもの頃から漫画が好きだったらしい。中学生の頃のイラストを見せてもらうと、俄然キャラクターへの愛に溢れる作画を見ることができた。中学生らしい、プロには程遠いクオリティなのだが、しかし見ていて違和感がないというか、自然にくっきり入ってくる。

私という人間は、具体例で物事説明する癖がある。上の「中学生らしいイラスト」を別の事例で表現すると……「うるせ~!!知らね~!!FINALFANT ASY」(短縮URLhttps://x.gd/L5cc4)だろうか。以前、いつぞやかのid=pptppc2さんのブックマークコメントきっかけで元ネタを知ることになった。

あの時のA先生イラストは、ベルセルクセルピコだったと思うが、力強い表現だったのを覚えている。セルピコファルネーゼを抱きかかえて、

申し訳ありません 道案内を頼まれまして 少し席を外していましたもので」

と言うシーンの模写だった。

さて、そんなA先生だったが、ある時これまた重量級のテーマで描きたいものがあるという。先ほどの、編集部での新企画提案の話だ。

その際、A先生からプロットをもらい、私のデスクで拝見させてもらったところ……うちの雑誌では持て余しそうだった。作品の質が低ければ普通に打ち切りになりそうで、作品の質が高くても――弊誌の売上規模だと会社グループ全体の機会損失になりそうだった。私の前でパイプ椅子にかけているA先生は、不安げな面持ちだった。

内部の話で悪いが、例えば「甲」という雑誌亜流「乙」という雑誌があるとする。ビッグコミック(オリジナルスピリッツスペリオール)みたいな感じだ。この時、甲と乙に明確な上下関係があった場合、乙誌に掲載された漫画が甲誌に引き抜かれることがある。その際、甲誌の編集部から言われるのが、

「なぜうちの編集部に見せなかった?」

という意見だ。これは、ストレートに言われる場合もあれば、暗に言われる場合もある。だが、事前に上流の雑誌に見せていたとして、多くの場合玉虫色の返事があるだけだったりする。

話を戻そう。この時の自分は、編集部自分デスクのあたりでA先生次回作を見せてもらっている。確か缶コーヒーを飲んでいた。

自分としては、A先生マンガを弊誌に載せたいと思っていたが、先ほど述べたとおり、後ろ髪を引かれる思いもあった。社会派少年漫画というのは扱いが難しい。その作品が「あしたのジョー」の影響を受けているのは明白だった。「A先生であれば、きっと面白い作品にしてくれるのだろうな」という期待はあった。

うーん、大いに悩むところだ。どうしよう。思いあぐねていたところで、別の編集者から声がかかった。要約するとこんなところか。

「持ち込みに来た人がいる。私の専門じゃないので判断が難しい。門前払いにするレベルではないので、あなた判断を仰ぎたい。上の人間は今出かけている」

要するに、自分の専門外なので判断できないよ、と言っている。ここも会社なので、編集者の上には当然上司がいる。その人達がいなければ同輩に相談するのが基本だ(余談だが私は後輩だった)。こういう原則一般会社と変わらない。

その『別の編集者』というのは、儚い感じの純文系が得意なタイプだった。一番わかりやすい喩えは……『はちみつクローバー』みたいなやつだ。ああいうのが得意な人だった。

その時は、A先生との話が終わったら行くと告げた。それで、しばらくそのまま話を続けた。

「この作品はい意味で重たいねちょっと考える時間がほしい」

と言って、その日は解散した。A先生は、「お願いします!」と言ってパイプ椅子を立ち、そのまま帰っていった。いつもだったら喫茶店ご飯をおごっている。

A先生は、『いい子』だった。あまり感情は出さないけれど、人間に対する愛を持っている。そういう子だった。私が当時、A先生ご飯を奢って、彼がおいしそうな表情で食べている時、私は幸せだった。A先生幸福だと、自分幸福だと思えた。A先生漫画という手段で自らを表現している時、まるで自分もそれに劣らぬような喜びを得ていた。

ヘンな表現かもしれないが、例えば読者がA先生を褒めている時、自分A先生との区別がなくなっているというか。彼のことが、自分ことみたいに嬉しかった。これは愛なのだろうか。



○ B先生について

持ち込み部屋に行くと、別の編集者と、持ち込みに来た子が対面で座っていた(ちょこんと挨拶をしてくれた)。自分が座る席には作品が置いてあった。綴じられていない原稿用紙がある。ページ数にして30枚ほどだった。もっと多かったかもしれない。記憶あやしい

実際、B先生作品面白かった。コテコテの学園ものかと思いきや、登場人物それぞれに適度な制約があって、キャラクターも立っていた。これまでのキャリアを聞き取ったところ、作品雑誌掲載されたことがあるようだ。アシスタント経験もある。

絵の方は、自分がこういうのも大変失礼だが、上手な方ではなかった。どちらかというと、脚本や設定、キャラ作りが得手のように映った。当人情熱を注いでいる箇所はすぐにわかる。キャラ絵が有名漫画家の影響を受けているとか、キャラクター台詞回しがハリウッド映画風とか、背景や小物を手を抜くことなく全部描いているとか、そんな具合に。

光るものがある作家だった。これを見抜けないようなのはモグリ――そんなレベルで輝いていた。

私は作品を読み終えた後で、「ちょっと待ってね」と自席に戻り、少し残っていた缶コーヒーを飲み干して、思案を重ねつつ持ち込み部屋に戻った(どうするのが最良かわからないケースだった……)。

それで、テーブルではこういうやりとりをした。

私「イイ作品だと思います特にセリフ回しにセンスを感じます掲載ができるとかここでは言えないけど、話は通してみますね」

B「ありがとうございます

私「それで、担当はね……縁なので。あなたがするのがいいのでは?」

編「私よりもほかの人がいいと思いますもっと才能を引き出せる人が……」※小さい声で

私「いや、でも恋愛描いてるよ。エンタメだけどいいんじゃない」(こいつ、作家の前でアホなこと抜かしよって)

編「難しいです」

私「でもこれ、縁だよ」(意識が低すぎる……)

編「ほかの作家さんも抱えてるので。いっぱいいっぱいです」

私「わかりました」(トラブル回避のため後で編集長に説明しとこう)

B「すいません。僕の作品はどうなるんですか?」

私「後日連絡しますね。必ずしまから、それまでは他誌への持ち込みは待っていただけますか」

B「あの、はい。できればですが、早めでお願いします。一週間くらいでなんとかなりますか」

私「なんとかしてみます

作品のものと、作家プロフィールと、付属資料コピーを取らせてもらって、彼には外で缶コーヒーを奢った。ビル入り口まで送ったところまではいい気分だったが、正直、身に余る事態だった。

持ち込み作家の才能がありすぎるのも考えものだ。嬉しい悲鳴というやつ。誰が担当に付くかで今後の雑誌の売り上げに影響がある。重大な意思決定ということになる。

最悪、『進撃の巨人』の時みたいに優れた作家を逃してしま可能性がある。あれも、実際は諌山先生門前払いではなく、週刊少年ジャンプ担当が付くか付かないか微妙ラインだったらしい。それで、誰が担当になるかを押し付けあっている間に諌山先生が他雑誌に持ち込んでしまった、という話が業界団体公的飲み会で囁かれていた。



○ その後~

B先生についてだが、一週間後に担当編集が決まった。「別の編集者」でもなく私でもない。当時、若手のひとりだった20代の子が任されることになった。編集部トップを交えてB先生原稿コピーを読んだのだが、「若い感性が光る。年齢が同じくらいの人と組ませる方がいいのでは?」という結論になった。

その20代の子は、上の組織からこっちに出向してきている子で、いわば武者修行の身だった。一流大学出で、本社プロパー社員。いわゆる総合職である

最初は、私に選択権があった。B先生担当になる道もあった。だが当時の私は多忙であり、月に何度も会社に寝泊まりするレベルだった。新人は抱えるべきではない。しかし、才能のある子だから迷いがある。

A先生のこともあった。彼のあの作品を世に出してやりたい。もっと有名にしてあげたい。そんな想いがあった。

私が悩んでいるうちに、例の20代の子が手を挙げたのだ。私としても、彼のやる気と知性と直向きさは買っている。諸手を上げて賛成した。

今思えば、正しい選択だった。もし私がB先生担当になっていたら、面白い恋愛エンタメを楽しめる読者の数は減っていただろう。これでよかったのだ。

以後のB先生は、例の持込漫画ブラッシュアップを続けた。翌年には、晴れて弊誌に第一話が掲載されることになった。さらに以後は、担当編集とともに二人三脚で躍進を続け、イケイドンドンの勢いを保ったまま、一度も息切れすることなスターダム上り詰めた。今では漫画家として世に知られている。

一方で、私が担当を続けたA先生は地道な努力を続けた。

上で挙げたA先生の意欲作は、読者層に合っていなかった。それでも、高い画力シナリオ構成の上手さがあったのだろう。その意欲作は、連載期間を積み重ねる度にファンの数が増えていった(業界的には、Amazon第一巻のレビュー数が人気の代替変数になることが知られている)。

今では、A先生は親雑誌で連載を勝ち取るまでになった。去年だったか。彼の作品コンビニ立ち読みする機会があったのだが、やはり突き抜けた画力だった。週刊連載であそこまでの画力というのはまずない。



2024年現在、私は東京を離れて田舎暮らしている。地元町役場Uターン就職して、実家農業を手伝いながらスローライフに近い生活を送っている。

実は、編集者だった当時、働きすぎて病気になった。ある日、下腹部の辺りに違和感を覚えて、血の塊のようなものが血管を這っている感覚があった。病院に行くと、「遅くても明日中に入院しなさい」という医者から指導があった。

それなりに重い病気にかかってしまった。一応は死亡リスクもある。数か月ほど入院した後、どうしようかと考えて、考えて、考えて……編集部に復帰後は、労働を最小限にしつつ転職活動スタートした。

A先生については、幸いだった。彼の意欲作とは最終回まで付き合うことができた。私が退院した後、無事完結を迎えることができた。あしたのジョーに比べればハッピーエンドだった。

入院中に、A先生とB先生がお見舞いに来てくれたのを覚えている。ほかの編集仲間も来てくれた。A先生は、テンションが低めで、何を考えているのかわからないこともあるのだが、人間への基本的な愛というか、思いやりがある人だった。

もう40才を過ぎている。はてなユーザーの中では平均的な年齢か。思えば齢を重ねたものだが、当時の日々は今でも夢の中に出てくる。

若いから編集者をやってきた。身体を壊さなければ続けていたのかというと、多分そうだろう。でも、今の生活も悪くないと感じている。自分語りはここまでにして、締めにしよう。

もしあなたが、Webでも紙媒体でもいい。気になる漫画作品を見つけたとする。面白いものを見つけたと感じたら、ひとまず買ってみるのがいい。Webだと1話単位で売っている。

ひとかどの漫画家というのは、自らが産み出すモノを本気で高めにいっている。あなたフィーリングが合ったのなら、ひとまず1巻だけでも読んでみる方がQOL高まると思う。ハズレを引くことはあるだろうが、アタリだってちゃんとある人生は運試しである

2024-02-09

タイアップ」のために漫画家作品作ってるわけないよ

https://anond.hatelabo.jp/20240205173407

この記事掲載されているWebサイト運営元は「小学館メディアプロモーション」という会社らしい。事業内容は「小学館グループを始めとして、出版社運営するメディア広告営業BtoB ビジネスコンサルティングデジタルマーケティングを行いますメディアコンテンツクライアント課題に対しどのような役割を果たせるかを第一に考えています。」とある小学館は「マンガキャラクタービジネス活⽤」でずいぶん儲けているのだろうけど、なんか漫画家作品へのリスペクトが全く感じられず、Webサイトを眺めていたら気分悪くなってきた。

この編集長インタビューヤバいのは「大人女性の心をつかむ豊富で多彩な漫画が、タイアップにも活躍します。」「多彩な作品群はタイアップメディアミックス化にもマッチ」「作品バリエーションが多いと、さまざまな企業マッチングしやすく、また会社イメージ要望に合う漫画が選びやすいことからタイアップ可能性も大きいといえます。」「これからドラマ映画サイドに興味を持って頂ける作品をつくっていくことも一つの大きな目標です」など、漫画作品を「メディアコンテンツクライアント課題に対しどのような役割を果たせるか」のパーツとしか考えていないところ。

第一コミック局 編集者一同」名義の声明文でも「そもそもセクシー田中さん』のドラマ化を発案したのはどこの誰か?」に関する説明はなく、ひたすら「出版社契約している漫画家さんたちに著作権があることは当然のことなんですよ」と言っているだけで、何の釈明にもなっていない。「『セクシー田中さん』を金儲けビジネスに利用した結果こんなことになって申し訳ありません」ぐらい書いてくれるのかと思ったのに、期待はずれだった。

2024-02-08

小学館に何か言えっつっても無理じゃないかな(追記した)

今回の芦原先生事件をとても悼ましく思っている。

それはそれとして、小学館への「もっと作家に寄り添え」の大合唱については、小学館しんどいだろうな…とも思う。

この辺の感想の内訳を、出版業界の端っこ(非漫画系)から自分知識に基づいて書く。

 

今回の原作脚本問題は、つきつめれば著作者人格権問題だと考えている。

仕事上、著作権について多少は調べているが、法律専門家ではないことは先に付言する)

 

著作権は、大きく「財産権」と「人格権」に分けられる。

財産権」とは、そのまま、著作者財産利益を守る法律である

著作物を複製すること、上演・上映・展示・頒布すること、

そして、今回でいうドラマにあたる「二次的著作物」を作る(翻案)/利用することなどは

すべて著作権者の権利であり、第三者が行う場合は許諾が必要だ。

 

対して「人格権」とは、著作者の「精神利益」を守る法律である

公表権・氏名表示権・同一性保持権、つまり著作物公表するかどうか、名前を出すかどうか、作品の改変を容認するかどうか。

これらは著作者本人のみに決める権利がある。

 

このふたつの違いは何かというと、

財産権」は譲渡相続もできる(著作者でなくても、著作権者にはなりえる)が、

人格権」は、だれにも譲渡相続もできない、「著作者本人のみ」にある権利だということだ。

 

個人的に「精神利益」とは、ネットスラングで言う「お気持ち」と同義であると考える。

軽んじる意味で言うのではない。

公表するか、名前を出すか、改変してもいいかどうか。つまり自分著作物が、自分の納得のいく形で扱われているかどうか。

それによって守られる作者の「気持ち」こそが、法律で守る価値のある、大切な「精神利益なのだと思っている。

 

以上を踏まえて今回の件を見ると、

今回、原作者がドラマ側に繰り返し要望したのは、自身著作者人格権尊重だと考える。

もちろんそれ以外にも、著作者には二次的著作物作成/利用の許諾を行う権利があるのだが、

ドラマの結末を自分に決めさせてほしい」「キャラクターを変えないでほしい」という要望は、作品世界のものを守りたい、言い換えれば「同一性保持権」を守りたいという願いのもとに出されたように、私には思える。

そして前述の通り、それは著作者本人の「精神利益」を守る重要権利だ。

してみると、小学館が出すべき声明は一つである

 

小学館は、クリエイター著作者人格権を最大限に尊重する。
そして、取引企業にも同等の尊重を求める」

 

 

法律で決められた権利をあたりまえに尊重する。

ごく当たり前のことである簡単じゃないか

 

 

簡単じゃないのである

 

ここまで書いた通り、著作者人格権とは作者の精神利益を守る大切な法律だ。

よくわかる。

しかし、出版物の種類によっては、

それ言ってると仕事が回らねえのである

 

今回のように著作者一人で本が一冊出来るような漫画単行本であれば、先生の納得を大切に

進めましょう、といえるだろう。

けれど、たとえば、子供向けの学習ドリルをつくることを想像してほしい。

問題文、解答解説文、ページ内のイラスト、すべて著作物であり、それぞれ著作者がいる。

たとえば「公表権」は著作者人格権ひとつだ。

なので、理屈上は、ドリルカットイラストを描いたイラストレーターさんが、あるひとつイラストを指して「このイラストをもう公開したくない」といえばそれは尊重されるべき、となる。

著作財産権ならばお金解決…つまりイラスト自体権利を買い取るという交渉もできるが、著作者人格権譲渡できない。著作者ダメと言ったらダメである

 

公表したくない…それは、どこまでの話なのか。もう印刷して積んである在庫は、書店に出回っている在庫は。シール対応か? 断裁か? 絶版か?

 

もちろん、そんなことになった例を私は知らないし、たいていのクリエーターさんはこちらの状況を汲んで、たとえば改訂するときに外してください、などの常識的要望におさめてくれる。

互いの常識良識のなかで私たちはどうにか仕事をしている。

 

ところで出版系は契約ルーズだなんて言われるが、最近結構まじめにやっている(少なくとも私の周りは)。

さて契約書を結ぼうとなると、この著作者人格権については悩ましいところがある。

何せ字義どおりに捉えたら強力すぎる。

 

著作者人格権を盾に、出版物全体に影響を及ぼすような運用ができるのか、それは判例が出ない限りわからない。わからない以上、我々は会社員なので、裁判沙汰になる芽はできるだけ摘まなければならない。

かくして契約書に、「著作者人格権行使しない」なんて文言を盛り込む羽目になる。

 

著作者人格権の不行使」は契約書では案外よく見る言葉である

たとえば会社ポスターパンフレットDM発注したとして、取引先の「公表権」で取り下げさせられたり、「同一性保持権」で修正できなかったりする可能性がある…となると、必要性が想像つく人もいるのではないか

 

個人的にはこんな文言できれば盛り込みたくない。

クリエイター本来持つ権利制限する契約は、誠意に欠けると思っている。

だが、強すぎる権利放置するのも難しいのだ。

 

今回の事件漫画作品なので、カットイラスト1つとはわけが違う…とも思うが、

けが違うか? ほんとうに? すべての著作物は同等に尊重されるべきでは??

という思いもある。

 

クリエイターさんにお仕事をお願いする側のすべての人間が、

100%くもりなく「著作者人格権尊重します!」と言い切れるかというと…権利の強さゆえに、あまり現実的でない、と思ってしまう。

 

今回の問題の根幹が「著作者人格権尊重」をめぐるものだと考えると、小学館全体として声明を出すのは苦しいだろうな…と想像している。

場面や状況によっては制限することさえあるのが現状だからだ。

 

逆に言えば、それ以外の事情……芦原先生小学館に対して寄せていた信頼が裏切られてい

た、というような経緯がないことを祈っている。

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ちまちま書いていたら小学館から著作者人格権言及した声明が出ていた。

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著作者人格権トレンドに入っている。

言葉けが先走りそうで、そして実際権利としてはかなり強いものなのでちょっと先が思いやられる。

なお「じゃあAI学習著作者人格権侵害なのでは!?」と盛り上がってる人を見たが、機械学習私的利用とかと同じ例外規定やで。

思い入れのある漫画作品二次創作

はてぶでこの世界のすずさんのプラグインスーツ姿の絵が流れてきてそこそこ嫌な気分になった

もちろん絵を描く自由はあるし喜ぶ人もいるので止めることもできないのでこの辺りに書き捨てる

2024-02-06

anond:20240205173407

企画中なのが、主人公バリバリキャリアアップしていく漫画と、転職サイト企業さん、ゴミ屋敷などの片付け屋さんの漫画と、家事代行サービス企業さんとのコラボができないかとか、あと、バー漫画に合わせて、上質なクラフトグラスを作っているところとタイアップできないかというような話もあります

 

グラスのような生活に密着したちょっといい雑貨のほか、女性とは切っても切れない化粧品美容系グッズ、食関係などもタイアップに向いていると思うとのこと。

 

「食関係では、オトナの女性が懐かしい! と思うような駄菓子が毎回出てくるオムニバスラブ、藤原よしこ先生の『おかしなふたり』という漫画がありまして、メーカーさんに連絡したら、とても喜んでくださいまして、先方のXで漫画を紹介して頂きました。そういった形で漫画を違うところから知ってもらえたら嬉しいですし、『プチコミック』は働いている読者が多いだけに、漫画の設定に現実味を持たせているので、意外にいろんな企業さんとコラボできるかなと。

 

働く女性はそれなりに自分自由になるお金を持ち、〝F2層〟と言われる購買の一番活発なところにいる女性がまさしく読者ですから、うちと顧客層が重なる企業さんも多いと思いますし、ぜひうまくコラボしたいですね」

 

現実感のある設定の漫画作品ドラマとの親和性も高く、2020年ドラマ化された円城寺マキ先生の「恋はつづくよどこまでも」は大ヒット。2023年もわたなべ志穂先生の「王様に捧ぐ薬指」や芦原妃名子先生の「セクシー田中さん」といった人気作品ドラマ化がされて、大きな反響を生んでいます

 

「ここ数年は年に2、3本のペースで途切れずドラマ化作品がありました。『プチコミック作品は、ドラマにしやすリアル感とドリームな部分の割合絶妙なのかなと思うんです。『まんがみたいな恋はある』というのがプチコミックテーマで、クールで優秀なドクターだったり、ツンデレ御曹司だったり、家事万能スパダリだったりと、手の届きそうな範囲王子様感があり、かつ弱味や人間味もあるというヒーロー像の作り方みたいなのが、ドラマと相性がいいんでしょうね。

2024-01-31

よい漫画作品の内容を改変して広めるという横暴な行為は、著作権の軽視であり、日テレ小学館ホリプロなどがこれを共謀して行うことは著作者人格権侵害であり許されない

と私は思うが漫画家につく弁護士はいなさそうよね(日弁連制度だし)

もう全部アニメ化だけで良くね

原作漫画なら映像化はアニメ化だけで良くねと常々思う

漫画作品の実写化って昔から違和感覚える事が多いんだわ

漫画と実写は相当気を使わないとテンポ全然違うし俳優がどう見ても原作キャラと別人だったりするのがかなり気になる

ハガレンとか進撃の巨人とかデビルマン実写化みたいな駄作も少なくないしこれ原作無視した俳優宣伝映像じゃないのかと思う物も多い

アニメ化場合でも酷いのはあるけど根本的な部分でこれ違うわと思うのは圧倒的に実写化の方が多いし

好きな漫画ドラマしますとか実写映画しますとか言われても全然クワクしないしありがたいとも思えない

アニメ化だけで良いだろもう

2024-01-20

anond:20240116110113

中絶行こ!』(ちゅうぜついこ)は、増田やまによる日本漫画作品ジャンル, コメディ. 漫画. 作者, 増田やま. 出版社, HHATENA

2024-01-18

最近

あらゆる能力欲求が落ちていて自分で長文の増田を書くことがなくなってしまった

自分文章を書いたり読まれたりすることへの欲求が底を尽いたどころか本当にかつて自分の中にあったものだったろうか?という疑念すらある

近ごろはこれは伸びると思ってファーストブクマした面白い増田漫画作品がまんまと300uses以上ブクマされてそこに至るまでのキリのいい数値のとき通知の赤●がつくのを見ることしかもはや楽しいと感じることがない

その楽しさも1秒で終わるが

積極的でも建設的でもないが、悪口とか罵詈雑言を書かず人を蔑んだり下げたりばかにしたりするブクマコメントを書かないだけまだ「まとも」の側にはいるだろうと思って自分を慰めている

2024-01-06

anond:20240106173310

アニメ化できなそうな漫画作品として、「寄生獣医鈴音」が挙げられます。この作品は、ボインでマブい獣医師である鈴音が、まんこ寄生虫感染させることで男性を虜にしてしまうという内容です。大変魅力的なキャラクターが登場する一方で、内容はエログロナンセンスといった様相で、テレビ放送と相性がよいとは言えません。しかテレビ放送向けに内容をアレンジする場合本来の魅力が大きく減少することが懸念されるため、アニメ化できなそうと考えられます

2023-12-25

日本語デジタル似顔絵

デジタル風刺画とは、コンピュータータブレットスマートフォンなどのデジタルツール使用して、人の顔や体を面白く、面白く、または嘲笑する方法で描く芸術です。デジタル風刺画は通常、娯楽、批評宣伝目的作成されますデジタル似顔絵には、従来の似顔絵に比べて、次のようないくつかの利点があります

紙、鉛筆、絵の具を必要とせず、デジタルデバイス特別アプリケーションだけを必要とするため、より簡単かつ迅速に作成できます

さまざまな効果、色、スタイル使用でき、必要に応じて編集または変更できるため、より柔軟で創造的になります

物理的に印刷したり送ったりする必要がなく、電子メールソーシャル メディア、または Web サイト経由で送信できるため、配布が簡単かつ安価になります

デジタル風刺画日本を含むさまざまな国で人気があります日本では、デジタル風刺画似顔絵として知られています。これは「似た顔の画像」を意味します。にがおえは、古来より発展してきた日本の伝統芸能です。にがおえは通常、政治家著名人歴史上の人物などの有名人の顔をユーモア風刺的に描きます。 にがおえは観光地ショッピングセンターお祭りなどでお土産や贈答品としてもよく使われます。。

日本アーティスト作成したデジタル風刺画の例は次のとおりです。

にがおえ:日本風刺文化渡辺想の作品垣間見るは、世界中クライアントを持つデジタル似顔絵アーティスト渡辺 創の作品特集しています

Chōjū-jinbutsu-gigaは、動物人間の戯れを描いた古代の絵巻物であり、世界最古の漫画作品の 1 つと考えられています

風刺画ジャパン: 笑いのためだけには、20分でデジタル似顔絵ライブで描くサービス提供する東京渋谷デジタル似顔絵ショップです。

www.mashabibi.com | www.selcerdas.com

2023-12-20

槇原敬之松本零士漫画作品から歌詞を盗用したと非難され、名誉を傷つけられたとして損害賠償などを求めていた訴訟で、東京地裁本日12月26日名誉棄損を認めて松本に対し220万円の支払いを命じた。

問題となったのは、槇原が作詞作曲したCHEMISTRY約束場所」の歌詞の一部「夢は時間を裏切らない 時間も夢を決して裏切らない」。松本自身作品銀河鉄道999」で「時間は夢を裏切らない、夢も時間を裏切ってはならない」というセリフを書いており、槇原の歌詞自作からの盗用だと主張していた。

松本から起こされた著作権侵害についての裁判は今年11月和解手続きに入った。しか盗作疑惑をかけられた槙原は、名誉毀損されたとして松本に対して2007年3月損害賠償請求しており、今回の裁判ではこれについて「松本歌詞を盗用した事実は認められない」と槇原の訴えを認めた。

2023-11-20

anond:20231120194911

いえ、これは

「しょうもねえ男とSEXした可能性が否めない漫画ヒロイン図鑑

なので漫画作品ヒロインでさえあればOKなんです

作品知名度は問わないのです

2023-10-13

発達障害につき漫画をまともに鑑賞できない弊害

私は動作IQが80台しかない。それとの兼ね合いだと思うが空間認識能力も弱い。

例えば車のタイヤ空気を入れるのを任されることがあるが、あれはタイヤにある空気の出入り口に大して空気を入れる器具を垂直に押し込めていないとまともに入っていかない。

普通の人はすぐ慣れて一発でできるようになるし初めてでも数回で垂直に押し込めるようになってしまうのだが、私はこの作業を数百回とやってるのに未だに10回とか連続で失敗して空気作業前よりもかなり減らしてしまうこともざらだ。

つの目を結んだ中点と、器具の入れ口、タイヤ側の孔が垂直に一直線の位置関係になるように意識した姿勢をとって、そのうえで垂直性を認識しようとしているわけだけども、うまく垂直になっていないらしい。

健常者には理解できない事態らしいので頼んでる人には呆れられる。いや呆れることにも飽きてる段階に達している。

でもさあ目って根本的に二つあるからそれで垂直かどうかを認識しようとするのは原理上無理があるように感じるんだよね、ハッタショには。スナイパーだって片目瞑って狙うじゃんみたいな。

そういうレベル空間認識力だと漫画を読むにも困難が生じてくるのだ。

アクションシーンで揉み合いになってる場面とかだと、腕が別のキャラに向かって一定ポーズで近づいているところでは、その腕とその腕の持ち主のキャラとの位置関係いまいちよくわからなかったりすることがある。

まり腕をひっくるめたそのキャラが全身として大局的にどういう姿勢をとってるのか、またなんのためのそもそも腕を出してるのか(単純に殴りかかろうとしてる?それとも押し当てて牽制しようとしてる?)のかよくわからなかったりする。

例:この漫画試し読みの表紙から数えて14ページ目の下

https://booklive.jp/bviewer/s/?cid=20041845_001&rurl=https%3A%2F%2Fbooklive.jp%2Fproduct%2Findex%2Ftitle_id%2F20041845%2Fvol_no%2F001

飛びかかるとか、高いところから急降下して別のキャラの手をとって助けようとするシーンみたいなのは、その一瞬一瞬に対して「カメラ」を切り替えて描写されることがあるが、あれもコマ間でキャラ空間内でどう変位しているのか把握しづらいものがある。一つの連続した動きを時間経過ごとにいろんなアングルから描写したものとして統合的に認識することに困難を感じる。同じアングルだったらまだ理解できるから(じゃなきゃ放物運動とかのグラフ理解できないことになる)、そこで自分はこんなアングルでも整合性を保って描けますよみたいなアピールしなくていいのにと自分勝手なことを少し思う。多分別アングルで、前のコマ描写されてる物体の向きは本来描かれるべき向きとは逆になっていても違和感としてすら認識されないと思う。

こうした事情との関係で、進撃の巨人よりメイドインアビスの方が絵が上手いと言ってる人に対して、全く共感できないということも起こる。

ストラディバリウス初心者楽器、どっちが前者の音色なのかというのが分からないが、あれとは似て非なる問題だと思う。

音色場合自分の好みで判定してもストラディバリウスにはたどり着けないこともある。高い音色というのはどういうものかという主観の集合を知識として持っている必要がある。また比較対象間の音色について、そもそも有意な差を感じない場合もある。

一方で漫画作画の良し悪しの場合音色と違い、全くものとして違うことは明らかだ。違う漫画作品を比べてるのに「全ページ同じ絵に見えるから判定できない」ということは起こりえない。これが楽器場合だと同じ人に同じ曲を演奏させた場合「全く同じに聴こえるからからない」ということが起こり得るわけだけだから、ここは明らかに性質として異なる。

また進撃の巨人が上手くないとされるのは、そしてメイドインアビスがその逆とされるのは、デッサン狂い(架空のものを描くのにデッサン狂いという言葉を使っていいのか自信がないが)とかパースの狂いの有無といった要素があるだろうが、特にパースが正確かどうかはおそらく数学的に定量的に算出可能もので、つまり単に主観の集合としての擬似的な客観性ではない、数理・物理的な真実に基づいた純粋客観的な要素であるのがこれらの要素だ。

空間認識力がないため、そういった要素を直感的に把握して優劣を認識することができないのだと思う(補助線引かされてその線とこれだけずれてるよねみたいな理詰めで説明されることで「納得」するのがせいぜい)。

画力の優劣を判断する要素は他にもあろうが、むしろこの明らかに違う二つの漫画、絵の一群の間から、なんらかの判断に役立つ何かを抽象化して得ることが逆に難しいというのもあると思う。今回は巧拙関係する要素を抽象化して捉えたいわけである。でもそれは違いが大きすぎるから抽象化は難しい。

伝わるかどうか分からないが、🍙と🗻からなら簡単三角形といい概念抽出できるが、漫画同士を比べてなんらかの評価軸になる要素を抽出するのはわたしには難しいということだ。

そういうわけで私にも二つの漫画は明らかに違う漫画だけども、巧拙という点で区別することは特性的にできないといいことである

これが普通の人には下手な漫画もそうは見えないということで面白く読めるという点で得なことなのか、作品のいいところについて根本的な次元認識できるのが人より少ないという点で「作品を余すことなく楽しめない」不幸なことなのかは分からない。

以前には漫画の方が自分のペースで楽しめるし音とかなくて疲れないと思っていた時期もあったが、さらに一周回ってアニメの方がアクションシーンを直観的にちゃん認識できて自分に合ってると思うようになった。カラフルモノクロだと地と絵の解釈輪郭認識)に混乱が生じる例がある)かつ動きを連続した動画表現してるアニメは私にとってもほとんど混乱の余地がない優れた媒体だ。

アクションがある漫画でも発達障害にもわかりやす表現採用したバリアフリー漫画、なんてあったら…いや採算とれないか

大人しく日常系とか最近見つけたおいらん姐さんのような人情ものでも見てることにするよ。

2023-10-05

anond:20231005084729

そこだけかけ算にしてBL自カプ以外下げかよ

ってのと

風+光 『風光る』は、渡辺多恵子による日本漫画作品じゃん

風+闇 こっちに風の通り道がある。抜け出せそうじゃん

氷+雷 冬の雷は、なんと夏の雷に比べ100倍以上に達する凄まじいエネルギーを持っているじゃん

もうどうでもよくなってきてんじゃん

 

グラブル? FGO? ヒロアカ

ジーク×パーさんかモーさん×茨木ホークスとかあのへんなのかそこをじっくりきかせてもらおうやないか

あー原神はわからないやおじさん

複数属性持ちでいちばんかっこよい組み合わせは雷✕炎

水+炎 お風呂じゃん

水+土 泥じゃん

水+風 4DXじゃん

水+氷 お冷じゃん

水+雷 お風呂で髭剃して感電死じゃん

水+光 4DXじゃん

水+闇 ナイトプールじゃん

炎+土 土器じゃん

炎+風 キャンプじゃん

炎+氷 水単独属性じゃん

炎✕雷 最強じゃん

炎+光 花火じゃん

炎+闇 邪王炎殺黒龍波じゃん

土+風 目に入るじゃん

土+氷 不純物じゃん

土+雷 ツチイカヅチじゃん

土+光 微生物じゃん

土+闇 がち暗いやつじゃん

風+氷 たいして涼しくないじゃん

風+雷 風神雷神じゃん

風+光 『風光る』は、渡辺多恵子による日本漫画作品じゃん

風+闇 こっちに風の通り道がある。抜け出せそうじゃん

氷+雷 冬の雷は、なんと夏の雷に比べ100倍以上に達する凄まじいエネルギーを持っているじゃん

氷+光 おしゃれじゃん

氷+闇 寝たら死ぬじゃん

雷+光 自然じゃん

雷+闇 くっきり写真に写るじゃん

光+闇 勇者魔王じゃん

 

な?

2023-08-30

anond:20230830122940

そうだ。気にすることじゃない。自分の美意識が許すなら書くし、許さないなら書かない。

 

それは徹頭徹尾お気持ち問題だ。 

作家がそれを書くときにどう思うか?

お前がそれを読んでどう思うか?

お前以外の奴がそれを読んでどう思うか?

それらの美意識がどっち方向に向いているか、でしかない。

 

お前は、差別者のことを書いてる作品を、お前の美意識に従って醜悪だと考えた。

それはお前の「美意識」であって、倫理とか正義とか正解ではない。

他の美意識等価だ。

そのことを端的に表すのが、not for meという言葉だ。誤魔化しではない。

 

そうでないと言うならば、お前は日頃ツイフェミどもがむちゃくちゃな論理でやっているように、漫画作品社会に影響を与えて差別が減ったり増えたりする、ということを主張し、立証せねばならない。

だがやめておけ。それは不可能だ。そんな事実が単に無いからだ。

 

 

 

あっ、そうそう、美意識問題なんだから、美にそぐわないと主張することは自由だ。

「こういう差別者にそぐわない表現をされるとエンタメとして冷める」みたいな批判はあり得るし、むしろ積極的にやっていけ。ポリコレ主張みたいな自分正義相手が悪みたいな話にしなけりゃそれでいい。

ドルオタの例示も、もし実際にあったら、そういう感じで殴られることになるだろうな。妄想から何とも言えんが、単に面白く無さそうじゃなないか

2023-08-18

anond:20230817202136

アニメアイコンにしといて二次創作周りの著作権知識ゼロで〜すって中学生までにしとけ。

何が絵柄違うしぃ〜だバーカ。

表現上の」本質的特徴な。

創作性のない部分が似ていたとしてもそれは著作権法で保護される範囲じゃない。

よくあるポーズの絵を真似た人すべてから使用料徴収できたりはしないんだよ。

半可通なのはお前だろバーカ。その表現過去に見当たらないと主張できるか?

別に完全に新規じゃなくでもいいが、ある程度、既存著作物距離が離れてないと

創作的だ」とは言えない。手塚治虫アニメ関係者全員が金を払うような事態

表現多様性が求めるところじゃないからだ。

本件の絵が著作権保護されうるかは、結構難しいと思う。侵害してないと言い張れるし、

してるとも言えそう。

当たり前だけど、絵柄が違おうが自分デザインしたエロ水着を着せようがウ●娘のサイレン●ス●カと表記しようが、ウマ娘だと認識されるならばそれは普通に二次創作として扱われるし、

公式ガイドラインを逸脱してりゃあ著作権侵害として訴えられうる。

たぶんこれは真面目にオタクやってりゃ感覚として理解できると思うんだけど、

よく誤解されているが、それらが当然著作権侵害だと思ってるなら、誤りだ。

判決では、著作権法上、著作物定義が「思想又は感情創作的表現したもの11であることに触れ、「具体的な漫画を離れ、右登場人物のいわゆるキャラクターをもって著作物ということはできない。」としました。

例えば、「ONE PIECEルフィ」という言葉を聞いた我々は、麦わら帽子とか、赤チョッキとか、手足がびろーんとしている様子とか、「海賊王におれはなるっ!」とかを思い浮かべるわけですが、これらはあくま抽象的な概念であって、具体的な表現ではありません。

「具体的な表現」というのは、尾田栄一郎先生が描いた漫画コマにあらわれているルフィの絵柄であり、アニメスタッフが描いた一コマにあらわれているルフィの絵柄であるわけです。そして、著作権法は、抽象的な概念ではなく、具体的な絵柄を著作物として保護しているわけです。

著作権侵害している」という言葉の厳密な意味

上記のように、抽象的なキャラクター著作物として保護されません。しかし、個々の具体的な表現は、著作物として保護されています

まり、誰かが無断でキャラクターの絵を販売した場合キャラクターについての著作権を持っている人(作者・出版社等)は、「具体的な著作物マネされている」ということを主張する必要があります

例えば、キャラクター出所漫画作品であれば、「第○巻の×頁の△コマ目のキャラクターの絵」ということになります12

作品を無断転載された同人作家は何ができるか:BL同人誌事件(知財高裁令和2年10月6日)評釈|知的財産・IT・人工知能・ベンチャービジネスの法律相談なら【STORIA法律事務所】

漫画において一定名称容貌役割等の特徴を有するものとして反復して描かれている登場人物のいわゆるキャラクターは、著作物に当たらない。

https://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/776/054776_hanrei.pdf

2023-08-07

アルゴリズムによる掲載順位の調整に関する提言

1.「はてなブックマークガイドライン」公開

先日、はてなからはてなブックマークガイドライン」が公開された。

冒頭で「表現の自由意見多様性大事にする」一方、「安全性健全性を保つことも不可欠」という大方針が示されている。

双方が必要であるという大枠部分に関しては賛同する。

特に他者へのリスペクトを忘れず、コメント表現に気配りせよという指摘は重要だ。

はてなユーザーの中には、相手批判する際に人格否定のような言葉を付記する人が散見される。

私は相手に面と向かって同じことを言えるのか、と考えてから書き込むよう心掛けている。

基本的には良いガイドラインだと思う。

2.アルゴリズムによる掲載順位の調整

ただし、アルゴリズムによる掲載順位の調整には反対だ。理由は現状ではアルゴリズムより人間集合知の方が賢いからだ。

ガイドラインでは「建設的な情報に多くの表示機会がもたらされることを目指してアルゴリズムを調整」しているとあり、

具体的には

記事の内容や起こっている事象をより理解やすくするもの

共感を抱いたり支持したくなるもの

記事の内容に関連した興味深い体験談

客観的ファクト提示するもの

反論も含め、多様な視点意見を述べるもの

の五項目を提示されている。

しかしながら、アルゴリズムコメント内容を精査し、これら五項目に適合しているか判断できるとは思えない。

最先端AIであるChatGPTでも、生成内容に多くの誤りを含むことが指摘されている。はてな使用しているアルゴリズムが、ネット情報の中から信頼できるソースを選別してコメント内容と照合し、コメント内容が客観的ファクトかどうかチェックできるとは考えにくい。

他の項目も現状のAI能力を考えると、人間より精度よく判定できるとは思えない。

実際問題、現状のアルゴリズム適用結果を見ると、五項目について上手く判定できているようには見えない。

このコメントは優れているしスターを集めているのに何で注目コメント入りしないんだと思ったことは多いが、スターが少ないが注目コメント入りしているブコメを読んで、他のスターが多いが下位になっているコメントより確かに優れている、建設的だと感じたことは一度もない。

はてなブックマーク人間集合知によって有益情報を集めるサービスだ。はてなブックマーカー集合知を疑うのは、任天堂ゲーム面白さを疑うような会社の根幹を揺るがす行為ではないだろうか。はてなにはぜひユーザーを、ユーザー集合知を信用して頂きたい。

3.現状のアルゴリズムの内容について

次に、現状のアルゴリズムの内容について、ガイドラインで明示されたことや、コメントの表示状況から推察されることに関して私見を述べる。

3.1.短いコメントが注目コメント入りしない点について

注目コメントの表示状況を見ると、短いコメントは一律に弾かれているかマイナス評価がかかっていることが推察できる。

はてなブックマークガイドライン」のブックマークコメントでもdogdogfactory氏の「文字数が少ないことは「コメント建設的かどうか」と何の関係もないとおもいます文字数少ないコメント上位表示させてください。」というコメントが圧倒的支持を集めていた。私も同意見だ。

百歩譲って、政治経済社会問題に関する記事であれば、短いコメントは熟慮されずに書かれている傾向があるかもしれない。しかしながら、「あと一つは?」といったアンケート記事において短いコメントが注目コメントから排除されているのは弊害しかない。改善をお願いしたい。

3.2.リンクを張ると注目コメント入りしにくい点について

ガイドラインでは「客観的ファクト提示するもの」を良いコメントとして提示されている。であるならば、ソースリンクを張ることは推奨される行為であるはずだ。

しかしながら、現状ではソースリンクを張ったコメントが注目コメントに入らないという事例が散見される。改善をお願いしたい。

3.3.誰が書いたかによってコメント評価が変動する点について

はてなブックマークガイドライン」によると、「アルゴリズムによる掲載順位の調整は、利用状況に関する情報も加味したものになります」とあり、ユーザーが望ましくない利用をしていると、コメントが注目コメント入りしにくくなることが示唆されている。

しかしながら、誰が書いたかによってコメント評価を変動させるのはおかしい。コメントの内容だけで判断すべきだ。

例えば、政治問題では暴言ばかり吐いているようなユーザーでも、おすすめ漫画を訊ねるような記事では非常に良い作品を挙げるような事例はしばしばみられる。このような場合に、普段の利用状況が悪いからと、良い漫画作品を挙げたコメント評価を下げることが、利用者利益になるとは思えない。コメントユーザーによらず、コメントの内容だけで評価すべきではないだろうか。

3.4.公共の場にふさわしくない表現について

アルゴリズムについて否定的な見解ばかり書いたが、唯一アルゴリズム機能し得ると考えているのが「公共の場にふさわしくない表現評価マイナス調整」という機能だ。公共の場にふさわしくないような罵倒表現人格否定するような表現登録しておき、マッチ度が高いコメント記事を注目コメント、人気記事に入りにくくするというような操作AIの得意とする所だ。

はてなブックマークコメントアノニマスダイアリー記事の中には、必要もないのに他者罵倒するようなもの散見される。そのような暴言が含まれていると注目コメント、人気記事に入りにくくなるのであれば、書き手表現セーブしようと考えるかもしれない。

アルゴリズムを導入した背景は、はてなブックマークコメント暴言が飛び交っており、安全性健全性が保てないという判断があったものと推察する。であるならば、アルゴリズム適用安全性健全性を保つという目的限定すべきではないだろうか。

4.提言

以上の議論を踏まえ、下記のように提言する。

アルゴリズムによる掲載順位の調整については撤廃してほしい。どうしても適用するのであれば、公共の場にふさわしくない表現抑制のみに機能を絞って適用して頂きたい。

ダメ場合せめて、アンケート記事アルゴリズム適用することによって短文コメントが注目コメント入りしない事態改善して頂きたい。

具体的には、「当該記事の平均文字数に比べ、著しく文字数が少なくなければマイナス評価しない」といった風にアルゴリズム修正することが考えられる。

また、アルゴリズム適用カテゴリ限定するという方法も考えられる。「安全性健全性を保つ」という目的であれば、議論が荒れがちな「世の中」と「政治経済カテゴリ記事にだけ適用すれば十分であり、元々安全健全な「おもしろ」等のカテゴリ適用する必要はないのではないだろうか。

ぜひご検討を宜しくお願いします。

2023-07-04

日本アニメ漫画学校が好き過ぎる

日本で人気になるアニメ漫画作品は超少子高齢化が進みそれが留まることを知らないこの現代でさえも学校が出現する頻度が多すぎる

本編から出てくるのは勿論の事、スピンオフ外伝学校が出現する事も珍しくない

中には無理やり学校要素をねじ込んだ様な物まであって、これは転生なろうブームに感じるテンプレ感というか、これ入れとけば良いんだろ的な考えを感じる

事実それらの作品は売れて結果を出しているわけだし

日本で異常に流行ったハリーポッターもそうだが、日本人は学校という空間に対する憧れを持っているのは間違いなさそう

その一方で、学校が描かれない作品殺伐としていたり、救いがなかったりする率が高い様に思う

既に世界崩壊しているとか、或いは社会は物凄く厳しく自分にとって辛く当たるのが当然という雰囲気構成されている物が多くて

日本人にとって学校楽園象徴であり、社会地獄象徴になっているのではなかろうかと思う

自分はこの傾向の背景には日本におけるモラトリアム期間である学生と、待遇が何十年も改善されず厳しい事ばかりな社会人の対比がある様に感じる

いじめ自殺ブラック校則部活など、学校に良い思い出のある人々ばかりではないだろうが

それでも作品の中での学校は全体的にキラキラとしている様に描かれる物が多く、一方でその外側である社会は鬱々として描かれる事が多いのは

日本人の過去に対する美化や逃避、社会問題の改善が出来ない無力感と怒りの両方が背景にある様に思える

2023-06-06

anond:20230606125611

『THE レイプマン』 は、みやわき心太郎、愛崎けい子(シナリオ)によるレイプテーマにした漫画作品。また、それを原作としたオリジナルビデオおよびOVA

概要

リイド社の『リイドコミック』(隔週月曜日発売)に、1980年代中盤から後半にかけて連載。依頼により有料でレイプを請け負う、プロフェッショナルレイピストレイプマン物語である

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