2024-11-09

カンニング前提G検定の受験スタイル

今日、G検定を受験した。AIディープラーニングに関するちょっと話題のやつだ。11月8日〜9日開催の2024年第6回。今回の試験からシラバス(問題範囲)が適用で出題数が変更となる。

G検定は自宅受験可能性質上、運営不正行為禁止と言いながらもPCインカメラ監視や画面共有監視もなく受験者たちの間では公然カンニングが行われていることで有名な試験だ。

IT系AI試験からGoogleAIを使いこなすの試験の一環だって?そんな屁理屈ありかよ。ありなんだよな。

SNSnoteqiita受験記を見てもそうだし、検索欄に「G検定」と入れると「カンペ/カンニング/チートシート」などが多数サジェストされることからも明らかだ。

そのため運営カンペを一目見たり用語集をCtrl+Fで検索してすぐ解けるような一問一答的な出題を避けているという。問題文と選択肢画像形式で出題されてコピペ不可。それくらいの抵抗はしてくる。

前回まで試験時間120分に対して出題数は公称200問程度だったが今回から160問へと変更され1問当たり時間が約30秒から45秒へと増えたのも、複雑な出題でカンニング潰しをしてやるという運営の意気込みが事前に感じられていた。

しか運営姿勢自力で正々堂々と挑む他の受験者に悪いが不正受験者がいる以上は俺も乗っていくし、先端AI的な試験を受ける気概はあっても高度な自動回答環境を作れるスキルはない、そんなクズカスの取ったスタイルを紹介する。

他の自宅受験系の資格試験にも流用できるだろう。こんな恥ずべき内容は他じゃ書けない。

事前勉強

割愛本来取り組むべきなのは言うまでもない。

受験場所

ネット環境下でどこでも受験OKだが自宅がベター。広いテーブルがあるといい。カンニングしまくる以上そんな姿は人目に晒せない。会社学校など知り合いのいる環境は論外だ。

出題内容が各人で同一であるなら仲間と結託してもいいがおそらく違うのではないか

用意

PC

ノートPC2台とスマホ2台を用意した。詳細は後述。

AI先生

頼みの綱。文字入力よりPC画面上の文字コピぺできない問題文をスマホで撮って画像入力するのがメイン。アップした画像内の文字認識して回答できるタイプで事前に操作に慣れておく。

最近AIならまあ対応可能だろう。性能の高い有料版に課金して安心ダメ押してもいい。世話になるのは本番2時間なのでお試し版でもいい。

俺はSoftBank回線があれば1年タダの有料版Perplexityを普段使用しているのでこれ。

テキスト

シラバス(試験範囲)記載用語解説されたいわゆるチートシートネットに落ちている。ブラウザで開くなりWord Excelファイルにするなり中身を検索できるようにしておく。

画像タイプでない中身が文字検索のできる試験対策電子書籍や、テキストをそのまま書き起こしたような詳しい有料チートシートもあると心強い。

目次や索引の充実した、またはこの辺に書いてあると把握できてる読み慣れたリアル書籍もいい。

・その他

計算問題自力で解くつもりなら紙、ペン電卓

飲み物はすぐ飲めて倒してもこぼれにくいストロー付き紙パックなどがいい。

2時間の長丁場なので食べる余裕ありそうならお菓子などを用意してもいいし、アガるプレイリストを用意して音楽聴きながらやってもいい。

時計受験画面内に常に残り時間カウントダウンされているので不要。120分160問だから目安として残り100分時点で27問解いておきたい、80分で53問、60分で80問とメモっておくと焦った頭でもペースが掴める。

回答方法

ノートPCを2台並べ、1台はブラウザ受験画面とAIを2画面表示、もう1台は簡素一問一答的なシラバス用語チートシートと詳細なテキスト状のチートシートを2画面表示。これはデスクトップとか1台のデカモニターに並べてもいいだろう。

そしてスマホ2台でもAIカメラAI使用できればタブレットでもいいだろう。これらを出題内容によって使い分ける。

自分の実力次第だが、用語説明文見たら解けそうな問題テキストからCtrl+Fで検索AI先生に聞いた方が早そうなものAIで。

AIに聞くのもPCタイピング入力スマホフリック入力、出題文丸ごとをスマホ写真撮って画像認識のどれが早そうかを使い分ける。写真アップの場合文字認識にやや時間がかかるだろう。その間に次の問題に行きそこでもAIに聞きたい場合に2台目のスマホで解いてもらう。待機時間問題を行き来する時間は極力減らしたい。

計算問題自力で解ける実力があってもAIに頼んで次の問題に行った方がおそらく早い。問題にはチェックマークつけて後で見返せるので1周終えてから検算してもいい。

Perplexityは画像認識での行列サイコロ確率期待値、畳み込み演算などを難なく正解した、はずだ。

感想と結果

今日の2日目受験だったが1日目受験者の感想SNSで見ると今回からなかなか厄介に変更されているようで覚悟して挑んだ。

まり勉強してないので過去出題や問題集との比較はできないのだが見て回ると今回は阿鼻叫喚難易度らしい。カンニング跋扈運営もキレたか

問題プールの中から出題も順番もランダムに出題しているのか、同じ図表の穴埋め場所違いな問題複数あったり、同じ用語の問われ方違いやほぼ似た感じの問題複数あった。

勉強していればサービスだが勉強不足だと「似た問題を少し前に解いたけど自分理解して解いたわけじゃないからまた探さなきゃ(またAIに解いてもらわなきゃ)」となり時間ロス。運営戦略か?

試験は終了時間5分ほど残してとりあえず解き終えた。上記回答方法スムーズにこなしてもかなりギリギリだった。

から気付いたが問題画像右クリック保存できるようにしたり最悪スクショした画像ブラウザAIに読ませた方が早いかもしれない。

感触はかなり良いが、AIに聞いた部分が正答できたのか全スクショして答え合わせしたわけでもないので合否不明。判明したら追記する。合否のみで得点開示されないのは残念。

AI先生の回答能力画像認識力が上がりまくった現状、カンニングできちゃうIBT(自宅受験)はほぼお布施価値しか無いだろう。最低限インカメラ目線監視や画面共有監視、CBT(近所の会場受験)でないと。

  • G検定ちょっと前に受けたけどそんなことになってたのか。 個人的には、G検定は難易度上げすぎ、という印象が強いのでカンニング込みで変更前の難易度、というのがちょうどよいので...

  • 『カンニンGOOD』(カンニングー)は、毛内浩靖(現:百丸)による日本の漫画作品。別冊コロコロコミック(小学館)にて、1995年6月号から2002年12月号まで連載された。 カンニンGOOD - Wi...

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