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はてなキーワード: 勢力とは

2023-01-09

”正直フェミニズムってカルトだし近寄りたくない”って所まで来ている

例えば”名誉男性

例えば”お寿司 猫 ロサンゼルス

例えば”性的搾取

    

フェミニズムを名乗る人たちがこれらの言葉を使う事はこれまで多々あったし

そもそもサイレントマジョリティからすればいきなり発狂して攻撃しているようにすら見える事はそう珍しくはない

彼女ら、もしくは彼らは「そんなことはない、これは性差別可視化されて」と自らの行為言動正当性を訴えかける

  

しかし如何に正当性を訴えかけられたところでマジョリティにとっては”ただの怖い人達”になりつつあるのだ

そして正直、彼らには近づきたくもないし寄ってきてほしくもない

自らの考えを反省する前に、そもそもそんな過激人間とは距離を置こうと思ってしま

ぶっちゃけ、関わり合いになりたくないから避けるという現象オタクだけではなく若い世代を中心に広まりつつあるのだ

  

ちょっとずつ、少なくとも私の回りではジェンダーだとかフェミニズムだとかそんな言葉を口にするだけで出来うる限り関わり合いにならないというところまで来ている

フェミニズムではない。反発するのではなく、遠ざけようとするスタンスが徐々に出来上がりつつある

事実フェミニズムを嫌う若者は増えたのだ

  

The Man Box:男らしさに関する意識調査

https://institute.dentsu.com/articles/2234/

  

カルトとツイフェミ

ここでカルト定義を明らかにしよう。オウム真理教のような集団では定義が狭すぎる。

例えば日本脱カルト協会定義に則れば

全体主義集団であること

集団生活に埋没させ

③各メンバー私生活剥奪して

メンバーや外部から批判を封鎖し

組織リーダーへの絶対服従を強いる

  

これらを満たすとされている

正直②や③については個別で考えなければならず、そもそもツイフェミと別な気はするし、⑤についてはフェミニズムというくくりだけでは定義に添えない部分が多い

これらすべてがガッチリと当てはまるかといえば当てはまらない所もある

  

しか過激派、主にツイッターで目立つツイフェミと呼ばれる方々に関して言えば「当てはまるのではないか」と思わされるような言動発言を多く感じられる

  

~①全体主義集団であること~

  

これについては論を俟たない。名誉男性という言葉が全てを物語っている

この言葉攻撃として用いている場面は多々見てきたはずだし、なんならツイッターでざっくり探っても簡単に見つかるだろう

事実、ツイフェミに反対的、無関心な人間がこのような蔑称を投げかけられる。なんならツイフェミから離れた人間や即座に従わない人間にも使われている

ツイフェミに反対的な人間を叩く人間ツイッターを見回せば掃いて捨てるほどいるのだ(これは④にも関わってくるが後に語る)

  

そして彼女らの意見はこんなものが多い

曰く、「女性ならこういう風潮・思想に反対してしかるべき!」

  

……本来個人主義ならば、「どんな人間が居てもよい」と発言するはずだ

要するに「フェミニズム遂行のために、世の中の女性は反フェミに反対するべきなのだ」という発言思想そもそも全体主義に片足を突っ込んでいる

  

無論、これが悪いわけではない。私は関わり合いになりたくないだけで

  

~②集団生活に埋没させ、③各メンバー私生活剥奪して~

ここについては個別な気はするけどツイッターバトルとかはてブロレスバするところはかなりエッセンスが含まれているのではないだろうか?

(実際擁護すると怒られる所については片足つっこんでると思う。何もしてなくて怒られるって段階じゃないだけかもだけど)

  

強制までは行ってない(やらなかったら村八分されて生活がままならないとか)から多分ここに当てはまる所は少ないのではないだろうか?

    

~④メンバーや外部から批判を封鎖し~

ここで、カルト脱会の手引という本から引用しよう

  

カルトから脱会回復のための手引き〈〈改訂版〉〉

[はじめに]大切な人が変わってしまった!-ありがちな対応の結末

  さて、 これ を 踏まえ て、 先 ほどの 対応 を もう一度 見 て み ましょ う。

    

あなた が 言っ て た ○ ○( 組織 名) って とこ、 何 か 怪しい ん じゃ ない の?」

あなた の 大切 な 人 は、 こう 思い ます

〝君 は 何 も 知ら ない から、 怪しい って 思う ん だ よ。 僕たち が 学ん だ 真理 を 知れ ば、 君 だって 本当 の こと を 理解 できる さ〟

「○ ○ って、 こんな ひどい こと を し てる って、 週刊誌 に 書い て あっ た わよ」

週刊誌記事 を 信じる なんて 最低!   ○ ○ は 核心 を つい た 組織から こそ、 世間 から 言わ れ なき 非難 を 浴びせかけ られる の。 私 みたい に ちゃん勉強 し て いれ ば、 そんな たわごと に 踊ら さ れ ず に 済む のに〟

「そんな こと を 信じ てる なんて 馬鹿らしい!   なんで、 それ が おかしい って わから ない ん だ」

おかしい って 思いこん でる だけ だろ!?  わかっ て ない のは、 お前 の 方 だ よ〟

「これ を よく 読め ば、 お前 が 信じ て いる こと が 間違い だ と わかる よ」

〝これ って、 反対 派 が 書い た 本 じゃ ない か。 こんな 間違っ た もの なんか、 読む わけ ない だろ。 それ より、 自分 の 方 が 間違っ て いる こと に 気づく 方 が 先 だ よ!〟

「○ ○ の □ □ という 考え方 は おかしい。 なぜ なら ば……」

〝何 も 知ら ない 人 が 屁理屈 を こね た って 無駄 だ よ。 僕たち の 知っ て いる 真理 は、 これ までの 理論はるか に 超え て いる ん だ から

  

  

日本脱カルト協会. カルトから脱会回復のための手引き《改訂版》 〈必ず光が見えてくる〉本人・家族相談者が対話を続けるために (Kindle位置No.131-142). 遠見書房. Kindle 版.

  

……どうだろうか?

見てこなかっただろうか?

”君は何も知らないから”、”自分達が学んだ真理を知れば”、”○○は核心をついた組織からこそ”、”ちゃん勉強していれば”

  

”わかってないのは、お前の方だよ”

  

……これを書いてる間、ずぅっとデジャビュを感じていた。

ここなのだ。まさにこの部分が、ツイフェミカルトに一歩足を突っ込んでるところなのだ

全部どこかで見たことがある。少なくとも勉強不足となじって対話拒否するあたりなんか特にそうだ

そして一番厄介なのは、これが実際にある学問であるということだ

  

から規制するべきだなんて言わない。言うつもりもないしそんな事を言う人間を信用もできないが、少なくとも私は近寄りたくないし学びたいと思わない

学んだ結果、このような会話になるのだからフェミニズムという学問が恐ろしくて堪らない

ただの知らない人が学ぶのなら止めないが、知り合いや友人なら殴ってでも止めるだろう

  

正直私にとってフェミニズムオウムとの間違い探しレベルになってる

  

~⑤組織リーダーへの絶対服従を強いる~

  

ここまで書いてきたが、とくに②、③については当てはまる部分がかなりあやしい、むしろ当てはまらない部分があると思う

⑤についても正直微妙なところで、ぶっちゃけ反ツイフェミについては死ぬほど叩くだろうけど

ただそもそも組織が細分化していることやリーダーと呼べる人間がどのくらいいるかにもよる

  

  

総評して

  

ここまで書いたけれども筆者は別にカルト研究をしている人間というわけではない。ただの一般人

こんなものを書いてみようと思ったきっかけも知人がフェミニズムを学んでかなり過激フェミニストになった事がきっかけだったりする

(そして家にあるジャンプゲーム漫画を捨てられそうになった。3万円くらいの被害

  

正直な話、フェミニストは怖いのだ。近寄ってほしくない。近寄りたくもない。どこか遠くの場所で野垂れ死んで消え失せてほしい

あの人が、この人がフェミニストだったらと思うと怖くて堪らないし、母親、知人、友人の誰かがフェミニストになってしまったらもはやカルトと同じように扱う

そしてこの考えが徐々に増えている事に安心しているし、同時に葛藤もしている。実際に私は一人の友人と縁を切ったし

  

恐ろしかった。とてもとても恐ろしかった。恐ろしくて仕方がないから遠ざけたくて仕方がない

近寄ってほしくない。近寄りたくもない。なんなら国会フェミニストと自称する議員が出ることがそもそも吐き気がする

そういう段階になりつつある。そういう段階を踏みつつある

参政党やNHK党に投票するのをためらうくせに、多分彼らがフェミニズムの根絶を訴えたら投票してしまうかもしれないくらい怖くて堪らない

  

そもそも寿司猫ロスの絵文字だって怖い。雄○ね○すと言ってはばからない人間がそこらじゅうにいるかもしれない

  

フェミニストの方々にもう少し自覚してほしい

あなた方は怖いのだ。排除したくなるくらいには

カルトを思い起こさせる程度には恐ろしいのだ

  

あとがき

出来うることなツイッターレスバするんじゃなくて、議員さんに手紙を書こう

実はこれものすごく効果がある。ツイッターでリプ送るよりよっぽど効果があるし、基本的にあまり無視できない

(実際ただのフリーターでも国籍日本なら無視はしないし彼らと喋る機会もままある)

  

よっぽどフェミニストとして有名でない限りは自分地区議員さんに手紙を書いて送ればいい

メールじゃないぞ。手紙だ。あと国会議員さんを中心にやるとよい

左派はこういう活動を通じて勢力を伸ばした。同じことをすればいい

    

追記コメ返

https://anond.hatelabo.jp/20230109012839

まさにこれ。これ④で見たよな。そういうことだ。

勉強してこい、社会学テキストを読め、そんな感じ。

マジでこんな感じなんだ。

  

  

https://anond.hatelabo.jp/20230109025104

https://anond.hatelabo.jp/20230109030346

④でみたやつだよなこれも。

正直、フェミニストで「理解してもらおうとするような態度」に出会った事がない

勉強不足だなんだといいながらセクシストのレッテルを貼ってくる

これがたまらなく恐ろしい。だから遠ざけたくて仕方がない

彼女らは自らが優れている事を証明したくて仕方がないと同時に、他者との違いがとんでもなく苦手だ

  

基本的カルトメンバー普段の会話や組織理念専門用語を使う。

これは「自分達は一般社会よりも高等で高尚な考えを持っている」と感じさせると共に、「社会では通じない言葉であるから結果として社会から隔離される」という結果を生み出す

仲間意識を強くさせながら社会から切り離させる”って事をするんだ。話通じないやつと関わりたくないだろう?

  

普通に考えてみてくれ。どこかの理系研究者や、文系教授でもいい

「わからいから教えて」って言うと専門用語一般化して伝えようとしてくれるだろう?

ここがカルト研究者の違いだ。

しかカルトではそもそも社会のための一般化」って概念がない。当人社会から隔離されてた方が嬉しいからだ。

結果として、もう見えてるよな?

やつらが専門用語を使い始めたとき定義を聞いたら薄っぺらかっただろう?端々に現れてるんだよ。

    

https://anond.hatelabo.jp/20230109025436

まさにその通り。

そして動き方もマジでカルトのものなんだよね。怖い

    

https://anond.hatelabo.jp/20230109030119

カルト定義を書いたんだが読めていないらしいな

ぶっちゃけ全体主義的で批判の封鎖を行ってる時点でもはやカルトしか見えないってだけの話だし、やべーやつだから近づきたくないってだけだよ

そして示し合わせたわけでもないのにそういうのが増えてることをもう少し考えてくれ。考えた上でどっかいってくれ

    

https://anond.hatelabo.jp/20230109030007

マジで選民思想してる。カルトカルトしてる。

正直ミサンドリーミソジニーもアンフェもツイフェも思想自由だけど過激派には近寄ってほしくない。

どこかで野垂れ死んでくれ。頼むから

2023-01-08

左翼って頭良いよな

国と戦ってるアピールしながら

から補助金引っ張ってきて、その金を利用して生活保護受給者を量産する

生活保護受給者には自分たち広報誌を買わせて、信者化する

信者を利用して無償政治活動手伝わせるとかさ

メソッドとして完全に定着してるじゃん

しかもその政治活動でより公金を引っ張ってきやすくして、自分たちのお仲間が儲かるようにする

マッチポンプなんよな

そこに正義とか皆無でただただウイルスのように自分たち勢力を拡大するために組織化されてる

anond:20230107174546

元増田のみならず政治的にうぶ過ぎる人が多いね

ふだん学級委員ヅラして正義マンごっこに明け暮れてても、いざ自分たち利権関係してたら、ダブスタアクロバット擁護公文書黒塗りを要請ちゃう

立憲共産党ft.社民界隈もこの程度の本性なのだと、今回のColabo疑惑で明らかになったわけだ

大阪維新vs自民骨肉の争い見てりゃ分かる通り、政治なんて異なる勢力が適度に綱引きしてりゃ行政監視機能は十分機能する

今回のColabo疑惑でも、小池都ファ行政問題があると見たら、自民党系議員が食いついて追及してくれている

はっきり言って、日本の政治コスト釣り上げるためだけに極論主張がやめられない立憲共産党ft.社民とか、いらないんだよ

常識的な枠内で綱引きしてる、自民公明維新国民あたりが分散してれば、政治は十分に機能する

日本国民の皆さん、目を覚ましてください

2023-01-07

colabo問題ウクライナロシア戦争に相当するという認識は、認知戦(cognitive warfare)という側面では正しい。

SNSを使って、自分たち正当性対立勢力の不当性をあなたに刷り込む。

真実か否かは関係なく、捉え方(オルタナティブファクト)のほうが重要な点も類似してる。

兵隊が死にまくっても裁判に負けても「我々は勝ってる」と言い続ければ負けじゃない。

今回のColabo問題は、よい練習になると思いました。

2023-01-06

関心ない立場です

擁護立場でも批判立場でも無いけどさ。

なぜ問題視しないのか? って質問には困ってしまう。

傍目にみて、批判する勢力が躍起になっているのは

家出少女効率よく助ける方法

の追求に思えるんだよ…。

から関心を持てない。腹も立てられない。

そういうのを追求するのは間違いなく偉いとは思う。なるべく無駄なカネを掛けずにより多くの家出少女を助けられるならそれに越したことはないからね。

ハラスメントがあったなら傷ついてる人に対応すればいいし、名誉毀損があるならそれは裁判でなんとかすればいいさ。誰かが税金を何万円横領した、とかそういう話になったら呼んでくれ。

2023-01-05

anond:20230104133034

そうならないよう対抗勢力必要

これ本心ではロシア支持してるのを隠すためにそう言ってるだけだと思うよ

このご時世でロシア支持してますウクライナ人犠牲なんて些末なことです、なんておおっぴらに言おうものなら大顰蹙買うのわかってるから遠まわしな表現になってるってだけ

謎の勢力ワインは〇〇円以上は味の違いなんてない!」

あれ何なの?

どう見ても高いワイン飲んだことなさそうな奴がシュバってくる

酸っぱい葡萄って奴?ワインだけに

2023-01-04

anond:20230104133034

このままではアメリカ一強の世界になってしま

そうならないよう対抗勢力必要

現状それができるのは中国ロシアくらいしかいない

からロシアへのダメージが最小限で済む形で終わらせろ、みたいな感覚

まさにこれだな

https://www.huffingtonpost.jp/entry/war-in-ukraine_jp_63abb122e4b0cbfd55de3e0d

ただ僕は感情的ロシア擁護する人に対しても、あるいは戦略論的に「ウクライナ抵抗を諦めて緩衝地帯になれば平和が保たれる」という話をする人に対しても、一言申し上げたいことがあります。それは、「我々はチェスプレイヤーの方じゃないですよ、明らかに我々はチェスの駒ですよ」ということですね。

典型的な「自分チェスプレーヤーだと勘違いしてる手合い」だ

anond:20230104094755

これってイコール侵略者ロシア利益を確定させろ、と言ってるのと同じだと理解してるんだろうか?

分かった上で言ってる奴も実際いるよ

このままではアメリカ一強の世界になってしま

そうならないよう対抗勢力必要

現状それができるのは中国ロシアくらいしかいない

からロシアへのダメージが最小限で済む形で終わらせろ、みたいな感覚

自民党ブレーキをかけさせるために共産党投票してる。ちなみに共産党政策とかはどうでもいい」みたいなのと同じ思考回路の持ち主

中国白紙革命やらせ

革命でもなんでもないし百家争鳴運動(=反対勢力あぶりだす手法)の二番煎じ

ただし北京の四通橋で反政府意思を示す横断幕ガチ

まり

北京の四通橋で反政府意思を示す横断幕 → ガチ

白紙革命 → 横断幕事件を利用した、反政府勢力あぶりだし。演技。

結論。(※個人推定です)

村上春樹ヒロイン登場人物たちのつながり

「鼠」は「風の歌を聴け」に始まる「鼠四部作」に登場する。主人公の友人であるが、ある日突然行方くらまし、「羊をめぐる冒険」では自ら死を選ぶ。語り手と主人公の仲は深く、あたかも語り手の半身のようである。己の半身が半ば死の世界にいるというモチーフはこの後に何度も繰り返される。

この半身のように親しい友人は「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」のなかでは幻想パートの「影」に姿を変える。彼は語り手の半身であり、語り手の記憶を保持している。壁の中に閉じ込められた世界脱出するためには二人がそろっていなければならないが、土壇場で語り手は壁の内側にとどまることを選び、影は死ぬことになる。

ノルウェイの森」では彼は「キズキ」になる。物語の序盤で排気ガスによる死を選んだことが語られ、交際相手であった直子の死の遠因となる。

また、直接の半身ではないにせよ親しい友人で自ら死を選ぶ点で共通しているのは、「ダンス・ダンス・ダンス」の「五反田君」だ。彼は連続殺人犯であったことを明かして死ぬ。このあたりのくだりは恐らくチャンドラーの影響が深い。

このように、半身はしばらくのあいだ無力な存在だったが、「海辺のカフカ」以降では様子が変わる。「カラスと呼ばれる少年」は、「カフカ少年」のもう一つの人格のように見えるが、彼は「カフカ少年」を客観視し、適切なアドバイスを与える。一貫してサポートしてくれる存在だ。半身が異界の住人であるというモチーフであり、「鼠」の系譜に属しているが、そこに自ら死を選ぶような面は見られない。「海辺のカフカ」は主人公がとても若い点でも特異だ。

ただし、佐伯さんが現実感を失った生活をするきっかけとなった、東京大学紛争で殺された友人は、佐伯さんがノルウェイの森の「直子」の系譜に属するとすれば、「キズキ」のもう一人の子孫だ。

キズキと直子が、そして佐伯さんとその恋人は幼い頃から自然性交をしていたが、まるで思春期完璧さを求める性向現実によって打ち砕かれるかのように、その関係が死によって断たれる点でも、この二つのカップル類似している。

直子

村上春樹小説には一貫して何らかの精神疾患を患った、少なくとも感情的不安的な女性が出てくる。

デビュー作の「風の歌を聴け」の時点から、「小指のない女の子」として出てくる。彼女は話している途中に突然泣き出してしまう。また、周囲の人々がひどいことを言うとも語るが、これが事実なのか、精神疾患ゆえの妄想なのかどうかは判然としない。

この系譜が「1973年のピンボール」の中ですでに亡くなっているかつての恋人「直子」につながり、さらに「羊をめぐる冒険」の「誰とでも寝る女の子」につながっているかどうかはわからない。ただ、「ノルウェイの森」の「直子」には直接つながっているだろう。語り手の過ちによって感情を失った「国境の南、太陽の西」の「大原イズミ」も、彼女の裏面だ。「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」の「白根柚木」もその子孫だ。

また、恋人または妻の一つのアーキタイプとして、「ねじまき鳥クロニクル」の「クミコ」「加納クレタ」や「スプートニクの恋人」の「にんじん」の母にも発展しているようにも思える。

より明確な形としては、「海辺のカフカ」の「佐伯さん」が子孫のようだ。前述のように恋人の死をきっかけに精神を病む、少なくともある種の現実感を失ってしまう点が共通している。ただし、佐伯さんは後述の老女の系譜もつながっている。ピアノができたことを考えると、「スプートニクの恋人」の「ミュウ」も「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」の「白根柚木」も同じカテゴリに入れていい。

そもそもこのキャラクターの流れについての記述は、誰が後の作品の誰に直接発展したかを明確に追うことではない。おそらくはいくつも混ざり合っている。むしろ、これは村上春樹作品解釈するための補助線として見るのが適切だろう。

彼女がやたらとタフになったのが「1Q84」の「青豆」かもしれない。あるいは、生命力にあふれている点では後述の「ミドリ」だろうか。

ミドリ

直子とは対照的な心身が比較健康タイプ女性系譜もある。

性に対する好奇心の強い「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」の「太った娘」もそうだが、彼女は後述する「少女」の系譜につながる面もある。

同じく制に対して罪悪感を持たない「ノルウェイの森」の「ミドリ」、「国境の南、太陽の西」の「島本さん」、「スプートニクの恋人」の「すみれ」、「海辺のカフカ」の「さくら」(どうでもいいがこのキャラのせいでおねショタに目覚めた)、「1Q84」の安田恭子へとつながっている。

少女たち

村上春樹作品時系列順に読み返すと、ある時点で突然新しい属性を持ったキャラクター群が登場する。それは、どことな巫女的な力を持った若い女性である

前兆としてあらわれるのが、「羊をめぐる冒険」では耳専門のモデルをしている21歳の女性だ。彼女不思議な力で主人公を羊へと導くが、物語の終盤を前に姿を消してしまうので、いくばくか影が薄い。しかし、「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」に出てくる肥満17歳女の子は語り手を「やみくろ」の支配する東京の地下世界にいざなう

より少女性が強まるというか、単純に年齢が幼くなるのが「ダンス・ダンス・ダンス」に登場する13歳のユキで、彼女五反田君の殺人痕跡巫女のように感じ取ることができた。

ねじまき鳥クロニクル」での「笠原メイ」は、映画ロリータ」を思わせる登場の仕方をするし、終盤では主人公を救う力の源であるかのように描写されている。月光の下で裸身をさらす姿は、今までの村上春樹にはなかった描写である。確かにノルウェイの森」で「直子」がそうするシーンはあるが、彼女は成人した女性だ。

海辺のカフカ」では夢の中に現れる十五歳の佐伯さんの姿を取る、ここでは少女との性交が初めて描かれる。

巫女的な少女系譜がより明確になるのが「1Q84」に出てくる17歳カルト教団育ちである「ふかえり」だ。彼女は何らかの学習障害を患っていて独特の話し方をするが、彼女との性交異世界との経路となる。

村上春樹が歳を重ねて少女との性交を書くのをためらわなくなっていったのは面白い(【追記】「ふかえり」にいたっては巨乳文学少女という属性!)。というのも、「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」では肥満女の子から私と寝ないかと誘われて断っているからだ。

老人

大学の先輩がこう述べていた。ある種の作家自分が生まれる十年ほど前の出来事テーマにすることがある。なぜなら、自分が参加できなかった「祭り」だからだ。これが事実かどうかはわからないが、村上春樹は古くから第二次世界大戦中国テーマに含まれている。「鼠」の父親戦争とその後の混乱で金持ちになった人間だ。興味深いことに村上春樹の父は中国従軍している。

(余談だけれどもこの先輩は村上春樹作品にしばしば出てくる井戸「イド」まり無意識示唆しているのではないかと言っていた)

さて、老人がキャラクターとして物語信仰に深くかかわるようになったのは、「羊をめぐる冒険」の「羊博士からだろう。彼はいるかホテルにこもったきりで、外に出ようとしない。しかし、探し求めている羊がどこにいるかという重大な情報を指し示す。

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」でも、現実パートには「老博士」が出てくるし、幻想パートには退役した「大佐」がいる。

軍人という属性が前面に出てくるのが「ねじまき鳥クロニクル」の間宮老人だ。彼はノモンハンにて過酷体験をするし、そこである種の悪しき力に取りつかれる。

海辺のカフカ」には「中田老人」が出てくる。彼もまたある種の不可解な力(後述の闇の力?)の犠牲になり、記憶や知性の多くを奪われてしまう。一方で、彼は「カフカ少年」に代わって父殺しを遂行する半身でもある。

1Q84」では少し特殊で、これは近過去SFであり、戦争経験者やその前後に生まれた人々が相対的若い。それゆえ今までのパターンを単純に当てはめるのが適切かはわからない。

天吾の父がこの系譜に属するだろうか。「1Q84」では善悪が入れ替わることが多い。幼い天吾を無理やりNHKの集金に連れまわす点でネガティブに描かれていたにもかかわらず(村上春樹はこうした巨大組織一般に「システム」と呼んであまり肯定的に扱わない)、後半では声だけの存在になった彼が助けに来るのだ。

なお、戦場に行っていたという点を考慮すると、これらの老人たちは村上春樹父親世代に当たるだろう。

米軍基地にいたという点でジェイもここに属しているかもしれない。

老女とその息子

一世代上の女性が出てきたのは「ノルウェイの森」の「レイコさん」だ。彼女は心を病んではいものの、主人公たちを導いてくれる。「直子」のルームメイトとして、彼女の心身の安定に寄与している。

それがおそらく「ねじまき鳥クロニクル」の「赤坂ナツメグ」になるし、「海辺のカフカ」の「佐伯さん」を経て「1Q84」の「緒方静恵」になる。

彼女たちの多くは戦争をはじめとした暴力の中で深く傷つき、その中でもある種のコミュニティ安全地帯運営し続けている。「レイコさん」は精神病院の患者たちのまとめ役だし、「赤坂ナツメグ」は女性向け風俗(?)で女性性的空想現実にし、「佐伯さん」は図書館という静謐環境守護し、「緒形静恵」は性暴力を受けた女性避難所運営して、しばしば法を破ってでも報復を行う。年齢的にはかけ離れるが、「スプートニクの恋人」の「ミュウ」もこの老女の系譜に属するか。

彼女の息子たち(血縁があるかどうかはともかく)の系譜は、「赤坂ナツメグ」の息子「シナモン」、「佐伯さん」の図書館司書を務める「大島さん」、それから緒方静恵」の柳屋敷セキュリティ担当するタマルだ。セクマイであることが多い。

対となる存在

1973年のピンボール」の双子女の子を除いて、概して二人組の登場人物は不吉な前兆だ。体格は対照的なことが多い。

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」では「大男」・「ちび」の二人組が語り手に刺客差し向け、第三勢力になって儲けようとだましに来る。「ダンス・ダンス・ダンス」ではまるで「長いお別れ」みたいな嫌がらせをしてくる「文学」「漁師」と語り手があだ名をつけた警官が出てくる。「海辺のカフカ」に出てくる二人組は、軽率発言から大島さん」を傷つけてしま自称フェミニスト二人組だ。「1Q84」には「さきがけ」のリーダーの警備をする坊主頭ポニーテールの二人組がいる。

ただし、何度か繰り返すが善悪シンボル意図的に逆転させることが多いのが村上春樹作品で、おなじ「海辺のカフカ」でも「カフカ少年」を森の奥に導くのは同じように体格が対照的な二人組の日本兵だ。

また、よくよく考えてみれば、「風の歌を聴け」の時点でも、「小指のない女の子」には双子の妹がいたのである。直接姿を見せず言及されるだけだが、このモチーフの萌芽とみていいだろう。

村上春樹はある時点で純粋な悪の起源はなんであるかについて語ろうとしている。

それは悪しき登場人物の姿だけでなく、クトゥルフ神話的な怪物としても姿を見せる。

現に「風の歌を聴け」に出てくるデレク・ハートフィールドの伝記は、ラブクラフトバロウズをはじめとしたパルプフィクション作家たちを混ぜ合わせたものだ。

「鼠四部作」のなかでは「羊」がそれに該当する。不可解な暴力権力の中心に存在し、人間に憑りつくことで現実的な力をふるう。あるいは、「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」の現実パートの「やみくろ」たち、幻想パートの「門番」。「ねじまき鳥クロニクル」の「ねじまき鳥」や、綿谷昇の属する政治世界。そして「海辺のカフカ」に登場する「ジョニー・ウォーカー」や、「中田老人」の口の中から出てくる不可解な物体

非人間的な力ではないが、「ノルウェイの森」の「レイコさん」の精神悪化させる原因となった少女も、この系譜に属していると見なしていいかもしれない。

だが、「1Q84」のリトルピープルの存在解釈が難しい。今までとは異なり、単純な悪ではないようだ。初読時には「これは人が複雑な現実物語化する能力の具現化で、善にも悪にもなりうる、ある種の単純化する力ではないか」と思ったが、再読したら違う印象を受けるやも知れない。また、「牛河」も悪しき力の手先のように見えるが、離婚した妻子がおり、生きた人間であって化け物ではない。

善悪曖昧と言えば、「海辺のカフカ」では「圧倒的な偏見でもって強固に抹殺するんだ」が主人公サイドと敵役サイドのいずれでも使われる。

こんな風に、村上春樹はある時期から善悪意図的にぼかし、単純化を避けるようになった。

追記アフターダーク暴力を振るった深夜残業してたサラリーマンもここにいれていいかも。

そのほか

村上春樹後半期のテーマの一つをまとめるとしたら「どれほど不適切な養育環境で育ったとしても、その現実を受け入れてスタートするしかないし、ときとしてそこで学んだことに結果的に心が支えられてしまうケースがある」だろう。言い換えると「歴史過去を消し去ることはできない」だ。

あと、「国境の南、太陽の西」の「にんじん」はうまくしゃべれないけど、「海辺のカフカ」の「カフカ少年」の造形に影響を与えたかもしれない。

別に結論はない。ただ、こういう順で発展していったのだなと考えながら読むと楽しいだけである

もう一つ興味深いのは、親が亡くなるかそれくらいの年齢に近づくと、ちゃんと親と向き合ったような小説を、みんな書き始めることだなあ。

こっそり追記。「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」のロックを流して走るタクシー運転手星野青年っぽいな。

更に追記。不吉な二人組といえば、「ノルウェイの森」で日の丸を掲げる寮長と付き添いの右翼学生を思い出した。

2022年に読んだ本

1月

琉球から歴史の原文へ。太平記史記を並行して読み始める。

現代語訳とはいえ長くてしんどい

2月

メモを取っているので一冊にかける時間が長い。とはいえ世界史教科書では一行で終わっていた出来事の細部を知るのは面白い

3月

ウェブ小説を読む。

4月

東アジア史が中心。

5月

詩集芥川賞に手を出す。

シン・ウルトラマンを見たせいか特撮関係の本が後半に増える。

6月

後半には自分学生時代ベストセラーだった本を手に取った。

価値観現代とは変わってしまっている点が多数あり、今読むときついと感じる箇所も。

7月

暴力団言語学、法学テーマの月だった。

8月

旧約聖書を読み始める。

9月

ちょくちょくSFを挟んで旧約聖書を読み進める。

10

旧約聖書読了学生時代新約聖書通読たから一応全部読んだことになる。

カズオ・イシグロ邦訳が出ているのはたぶん読み終えた。

11月

生物の標本にまつわる本を読みだす。やはり生物学は面白いネタが尽きない。

12月

土偶埴輪についても読む。

漫画

ジョジョを読み終えた。それにしてもハルタコミックスばっかりだ。

十三機兵防衛圏については友人に薦められたかクリア後のノリで買った。

美術展など

今年はたくさんいけた。行かない月もあった気がするが、それはそれ、そのときの気分に従った。

映画

「シン・ウルトラマン」★★

プラットフォーム」★

エクストリームジョブ

12モンキーズ」★★★

雑感

(長くなったのでブコメ

2021年に読んだ本

今更だけど2020年に読んだ本

2023-01-03

anond:20230103205908

新聞社販売店の保守勢力同士の自縄自縛になってて変革とか絶対無理なんだろうなって感じがする。

代々販売店やってるオヤジ一族を全員失業させる覚悟オンラインに本腰入れない限り未来はなさそう。

UCA News牧師逮捕、Colaboの記事

カトリック系の報道機関から怪しいってアホなの?

日頃から赤旗けが真のジャーナリズムを保ってるとか、反権力案件文春砲は素晴らしいとのたまう連中がなに言ってんだろうね。


記事テーマはこれだぞ。

Granting public funds to a private entity should entail the same thorough level of scrutiny as that of angel investors scouting for promising startups.

公的資金民間企業供与する際には、エンジェル投資家が有望なベンチャー企業を発掘するのと同じレベルの徹底的な精査が必要である

ちなみにタイトルはこれ。

When charity becomes business in Japan

慈善事業ビジネスとなるとき

Hosanna House scandal highlights the misuse of public funds by questionable private entities

サナハウス事件で浮き彫りになった疑わしい民間団体による公的資金不正使用




追記

良い解説トラバにくっついていたので。

未成年女性保護活動に携わるプロテスタント牧師男性が、覚醒剤取締法違反検挙されたことは、欧米だけでなくカトリック信徒全体にとってニュースバリューが有る。

プロテスタント系やその傍流からまれた疑似キリスト教系のカルト宗教に対して、バチカン及びカトリック信徒は対抗意識を持っている。カトリック聖職者スキャンダル問題に悩まされているバチカンとしては、プロテスタント系のスキャンダルを報じることは、カトリック敵対勢力を削ぐイメージ戦略の一つとなる。

カトリック教会や信徒ニュース提供することは、暇空茜氏側にはプラスとなり、Colaboや仁藤夢乃さん側にとってはマイナスとなるものと考えられる。

Colaboへの委託事業について東京都に対する監査請求が認められて、担当部局に対して会計精査などが不当であるという勧告が出たことは、東京都民ならず国民全体にとってもニュースバリューとしては大きいだろう。

勧告対象東京都であるとしても監査請求問題報道することは、Colaboや仁藤夢乃が含まれ勢力を削ぐイメージ戦略ひとつとなってしまうのだろうか。

赤旗都民国民全体に監査不当勧告ニュース提供しないことは、暇空茜側にはマイナスとなり、Colaboや仁藤夢乃側にとってはプラスとなるものからなのかという疑念がわいてくる。

東京都がColaboへの委託事業において不当な手続きをおこなっているとする監査勧告は、赤旗理念に照らせば本来であれば東京都指導監督責任を徹底的に追求するべきことではないだろうか。

ましてや元東京都議会議員自らの告白によって、東京都指導監督に柔軟性を持たせるように問い合わせていた事実さえあるのだ。

Colabo側の声明によれば東京都指導に従っておこなっていた委託事業不正疑惑を騒ぎ立てられているのだから迷惑な話のはずである

支える会は、東京都指導監督能力の低さ故に女性支援活動に支障をきたしていると都庁前デモを行うのが筋ではないのか。

赤旗東京都指導監督能力の低さを追求することで改善をせまり女性支援事業を維持発展させる責務があるのではないか

しかし、この解説から推測してみると、カトリックメディアプロテスタント攻撃のために報道の自由を行使しているのならば、赤旗はColaboや仁藤夢乃やそれらが含まれ勢力を守るために報道しない自由を行使しているということなのだろうか。



もうひとつ良い解説があったので。

結局党派性かーい

言うほど紅白って演歌いか

"紅白歌合戦演歌音楽フェス"みたいなイメージで、紅白を見ているのは高齢者ばっかりって偏見を持ってる人をちょいちょい見かけるけど、2022年紅白だと明確な演歌って以下の5枠だけだろ(演歌にそこまで詳しいわけでもないので、実はあれも演歌ってツッコミがあるなら突っ込んでくれ)。

天童よしみ

坂本冬美

三山ひろし

石川さゆり

加山雄三

しろジャニーズが6枠あったり、韓流アイドルが5枠あるんだから、この辺と同じレベル勢力しかないのに、いつまで紅白演歌みたいなイメージで語られ続けるんだろ。

ネットオタクが変質していくのを眺めていた2022年

オタクを軽い気持ちで殴ってるならやめなよ」みたいなことをここ数年のネットでちょくちょく書いてて

はてなにも何度か書いた気がするしちょっとブックマークもされてたと思う

たぶん誰も覚えてないけど

 

 

「こんなやつら」という気持ち

リベラルとかフェミニストとかが

本当の本当にオタクは敵であると、

自分達の思想信念に照らしてオタク不倶戴天相手だと思っていて、

絶滅戦争覚悟で挑んでるんならそれは自由から何も言わない。

 

でもなんかそんな覚悟もなく蹴りを入れてるんじゃないか

オタクの脅威度を軽く見積もって軽い気持ちでやってるんじゃないか

それならやめた方がいい一方的にやれる相手じゃないし今ですらやれてない、

そういう話を何度も何度も書いてきた。

 

 

相手の脅威度を実際より軽く見積もってしま理由と言うのは

そのほとんどがまず相手への嫌悪蔑視感情だ。

もうだいぶ減ったタイプだが、一部のネトウヨ韓国人の全ての能力をやたら低く見るのなんかは典型例だ。

 

自分韓国社会日本人への差別性については辟易とした気持ちを持つ嫌韓厨だが

韓国人をチョンとかチョウセンメクラチビゴミムシとか呼んで喜んでるネトウヨにも同じように辟易としてきた。

自分韓国人を対等な人間だと思うからこそ、彼等のヘイト差別を受け入れて譲歩しまくるのはまずいぞとずっと言ってきた。

一部の聡明嫌韓厨はみな同じ意見だったが多くのネトウヨは全く話が通じなかった。

韓国人能力を見下してるという意味において無限譲歩を唱えるアホとチョン呼ばわりが好きなネトウヨは同種だった。)

   

 

オタク叩きで何を得た?  

オタク無限攻撃性を向ける近年のリベラルフェミニストから

自分ウンザリした低能ネトウヨと同じ匂いしかしなかった。

客観的な「自分目的のための利益」「相手能力・脅威度」等の見積もりをやれてない。

   

彼等彼女等のオタクへの攻撃とその後の紛争を見て何度も言った。

あなた達が思ってるほど一方的に踏みつけることなんかできてないんじゃないか」と。

オタクにかかっていっては反撃されて、結構ボコられてるんじゃないか」と。

   

最後炎上攻撃クレーム殺到によって表現を委縮させたことをもって勝利宣言していたのについても

「 それがどれほどの利益になるのか、コストリスクに見合っているのか、ちゃんと考えてやっているのか?」と。 

 

 

こういう話で本当に厄介なのは、何をどう問うても忠言しても相手プライドに障るということだ。

ネトウヨに「日本人韓国人能力の違いなんかあるか」といくら言っても聞きゃしなかった。

リベフェミに「君達はオタク一方的に殴れるような能力はない」といくら言っても却って激昂させた。

 

蔑視感情でやっているからこそワンサイドゲームで殴っていると思いたがり、

「それは違う」とか「あなた相手は同等だ」という忠告蔑視感情を傷つけるために耳に入れない。

  

  

結構反撃で酷いことになってない?

リベフェミが気軽にオタク攻撃したくなった理由は2つあると思う。

1.キモくて賤民階層世間から蔑視されていて一方的に殴ってよい存在だと信じてた

2.話をスッと理解してすぐ反応して反撃してくるので手応えがあった

 

1だが、これは世代ギャップがあって、若い層はそこまでオタクに対する嗜虐的な差別感情はない。

リベフェミの多くが高齢化している(若くてアラフォー)ために自分達の蔑視感情を全世代共通と思い込んでいるけれども

相手がそんなにまで被差別民でもなかった結果、彼等を殴ることに思ったほどの正義バフはかかっておらず、

しろ「やたら攻撃してるあの人達の方がキモい」という視線結構まれている。

 

2についても、話を理解して反論してくるということはその時点で容易な相手ではない。

自分達がやることは相手もやり返してくると思うべきだった。(蔑視感情がそのあたりの警戒心を曇らせた。)

リベフェミによる「社会不適合弱者男性性犯罪者予備軍差別主義キモオタ」レッテルと同じぐらい

「パヨ」とか「フェミさん」とかの滑稽なカリカチュアバンバン生み出されてネットに放流されていった。

そしてそういうことの手腕にかけてはリベフェミよりオタクの方が優っていた。

キャッチ―なフレーズ画像を添えて拡散してコンテンツ化してバカにすることにかけてはオタクの方がずっとノウハウがあった。

 

客観的に言って、

リベフェミオタクを殴ってダメージを与えている以上に

オタクの反撃でリベフェミダメージを受けていたと思う。

しかしこれは蔑視感情攻撃している人に言っても絶対に受け入れられず止まらない。 

 戦争蔑視感情で開戦されたらメチャクチャ怖いのがよくわかる。ネトウヨは滅ぼさなければならない。) 

   

 

毎回勝利宣言することのリスク実力行使危険

結局ネットのネチネチした言い合いで負けても  

炎上をおこすことによって実社会オタク系の絵の表現を委縮させることをもって

自分達の勝利」と宣言してオタクを煽るという行動になっていったけれどもこれもとてもコストリスクの高い行動だった。

 

仕掛けた戦いを毎回勝利宣言で終わらせるのは

士気の維持にはいいけれどもきちんとした精算が怪しくなる。

今回の攻撃でどれほどの利益があるのか、支払ったコストはいくらか、得をしたのか、そういう勘定がどっかへ行く。

 

何より相手の恨みを結構貯める。

本当はオタクも十分殴り返してておあいこなのに、

リベフェミ勝利宣言をすることによってオタク側には被害者感情が溜まる。 

 

そしてネット上のやりとりを無視

社会での威力攻撃による勝利を誇るのであれば

「じゃあ同じことをやり返してやる」という人間が現れるのは時間問題だった。

  

オタクの側には議論バカみたいなのが結構いるので

議論を飛び越えた威力攻撃による報復については頑強な反論抵抗があるし今回もあったけれども

リベフェミオタクの中に育てた恨みがそれを押し切ってしまった。

 

 

執拗攻撃挑発相手勢力穏健派立場破壊する

リベフェミには見えないだろう(蔑視感情によって)が、

オタク内部の穏健派強硬派対立は鋭いものがあった(過去形)。

  

リベフェミ攻撃に対しては

あくまネット上のネチネチした議論による殴り返しで済ませたい」という穏健派オタク与党だった。

これが今回の騒動の少し前にオタク内支持を失っていたことは見逃せないと思う。

 

  

その前奏として昨年夏?ごろ、

オタク表現への規制を唱えながら自分達のモロエロ本BLは全面自由を唱える腐女子フェミニスト結構一杯いる)」への対応について

オタク内での対立があった。

  

オタク内の大人論客

腐女子フェミは決して手を結べる仲間にはならない」

「連中は決定的に客観性を欠くからダブスタに疑問を持たない」

オタク表現が強いられてるのと同程度までのBL規制に賛成してあいつらの首も締めた方が良い」

と主張し、オタクから猛反発に遭った。

 

表現自由を尊ぶ立場でそれはないだろ」

「先にフェアネスと恩を示せば腐女子フェミ理解してくれる」

BL規制に反対し連帯しよう」

との強い反論が人気論客以下強硬派にぶつけられ、

強硬派側も「そんなんだからいつまでも殴られっぱなしなんだ」「このチンポ騎士主義者め」と怒り、

かなり感情的な対立が見えた。

   

この対立では強硬派側が押される形で収まったが、

力量では穏健派論客より強硬派論客の方が一段以上格上であったこともあり

明確な対立はむしろ穏健派論客オタク立場を削ったと思う。

   

  

今や穏健派オタク内で軽蔑対象

以上は特に結論が出ずに終わったためあまり注目されなかったが、

オタク内で強硬派意見掣肘する力が失われているのが明確になった象徴的なイベントだった。

 

毎度攻撃されては勝利宣言されるという体験の繰り返しの影響は無視できないと思う。  

単に「バーカ」「お前こそバーカ」のネット上の言い合いだけなら、そこまで被害感情も恨みの感情もなかったはず。

その水準ならオタクだって十分にやり返していた。

  

なにより「実社会での表現委縮達成」および「それを成果として勝ち誇って煽る」も不味過ぎたと思う。

ネット上の言い合いである限りそれをネットの外に出すことについては

「やめようよ」と止める声がオタク内でも大きく、多数派ですらあった。

そこをフェミリベラルは的確にぶっ壊しに行ってしまった。

 

 

ついに強硬派を超える超強硬派が現れて快進撃をみせている結果

穏健派はもはやすっかり面目もプレゼンスも失った。

「ニチャニチャした議論ごっこ自分達が楽しんでいただけ」とまで言われており

一部からはかなり直接的で強烈な罵倒揶揄まで受けるようになっている。

 

強硬派が余程決定的にコケない限りはもう穏健派が盛り返すことは難しいと思う。

かつての強硬派すら超強硬派には喝采と言うよりは若干引いているようにも見えるが(希望的観測?)

もはや勢いも支持勢力比較にすらならなくなっておりバランスをとる力などないだろう。    

  

  

戦争不毛さとヘイト破滅

気軽にオタクを蹴っているように見えるリベフェミ

「本当にこんなことするほどの利益あなたにあるの?」

自分がやってるのと同じ水準の反撃を覚悟してやってるの?」 

と何度も何度も聞いた。

  

オタクスライムだと思って蹴って遊んでるように見えるけど

そのスライム結構反撃してくるし毒も持ってるしあなたと同等の力を持ってるモンスターなんじゃないですか?

死闘する覚悟で蹴ってるんですか?と。

  

オタク内ではもはや「合法的範囲内であらゆる手段の反撃」が支持されるようになり

そこに特化した異常な才能の個体が現れて力を結集させ

穏健派議論バカ抵抗には何の力もない。

リベラルフェミニズムから攻撃に対するやるかやられるかの決戦が主唱されるようになった。

どちらも無事では済まないし、もう二度とディスカッション和解の機会もないだろう。

  

覚悟もなく蹴っていた人たちがこうなってから言うことはおそらく

「そんなつもりじゃなかった」「オタク攻撃なんかしてない」「ちょっと注意しただけなのに」あたりだと思う。

 

ともあれネトウヨは滅ぼさなければならないと考える次第である

2023-01-02

かつては日本共産主義勢力ってすごい力があったんだろうな

昭和の妖怪とまで言われた政治家が、あからさまな日本敵視教義もつカルト教団の力を借りようと思うほど、反共ならばどんな力でも欲しかったんだもんな。

その孫は頭が残念すぎるパープリンで、単に「選挙有用な力」として教義も気にせず(というか理解もできなかったのかも)、もう共産主義にそんなに力がなくなっても教団にべったりだったけど。

anond:20230102031423

いっちょ噛みしてきた山本が完全に暇空から勢力の回しもんと目されてることの方が面白い

かになんか変な口ぶりだなあとは思ったけどどうなんだろね

正義は、もうたくさん

あるのに、

増田でつっかかってくる弱者男性や決め付けマンやよくわからない女性勢力さん方々は自分のが唯一神だとおもってる(苦笑)

2023-01-01

anond:20230101110520

去年あたりから中の人おかしくなっていってるのをみんなでヲチしてるだけだよ

とりまきの、おそらく反志位勢力に絡めとられていっているのだと思うが

anond:20230101121329

女性」という勢力の中で足引っ張りをするなってことだろ

やはり敵は無駄に作るものじゃないね

僕らは仕事は仲良しクラブでやるべきじゃないってよく言うけど、だからといって無駄に敵を作ればいいというものではない。

あちこちに噛み付いて多くの人の恨みを集めたら、活動をつぶさに調べられて知られちゃまずいところを突かれ、圧力で黙らせてきた勢力も離反する流れができるわけだね。

恨みを買えば大事ときに足を引っ張られる。敵は注意深くこちらを効果的に破滅させられる隙をうかがっている。

2023年版・ド初心者向け暗号資産投資の始め方

この記事は、以下のような人が対象です。

暗号資産投機詐欺

仮にこの記事ブコメがついたとしたら、やっぱり投機投機書かれるだろう。

そういう人はこの記事対象ではないので無視して良い。はてなコミュニティの老化は見てて悲しいね

購入選択肢通貨

  • BTC、ETH。以上。

買ってもいい時期

これは明らか。今ではない。

理由簡単だ。

いま、米国債の利回りとステーブルコイン運用の利回りを比較したときに、前者のほうが高いかである

FOMC政策金利は4.5%で、ステーブルコイン運用は安定を取るとせいぜい5-10%程度である一見後者のほうが良いようにも思えるが、前者はリスクを取らんでいいのでお話にならないほど差がある。

結果、いまスマコン上で発行されたステーブルコインの償還が止まらない。市場シュリンクしていく過程にある。新規流入がなければBTCの新規マイニング分が吸収できないので、価格だんだんと維持できなくなり、いつか暴落を始める。

半減期後、新規が細ってBTCが暴落を起こすのは毎回引き起こされている現象ではある。今回は特にマクロが悪いので、いつもよりもっと悪いことになる可能性が高い。

2022年は酷い年だった。2023年には期待したいところだが、残念ながら、特に前半はまだこの道半ばにいる可能性が高く、強気でいられる理由がない。

話を戻そう。米金利ターミナルレートに到達してから利下げ開始までは結構時間がかかると見られている。

景気は悪化していく可能性が高い。いまは株価が景気悪化を折り込み始めたタイミングである

あと何周かするとテーマが景気悪化から利下げに戻ってくるので、実際にそのような発言観測が出てきたとき買い始めるのが良さそうだ。

ただ、「いつ利下げを折り込み始めるのか」「折り込み始めたタイミング価格帯が今よりも下なのか」は誰にもわからない。

下落相場なかにあっても、短期的な反発は必ず起きる。今の価格が底で、Pivotのタイミングではもっと上の価格である可能性もある。が、慌てて買わずに、時期を待つことをオススメする。無意味リスクを取る理由がない。

もし、マクロを見ずに買い始めたいのなら、「BTCが前日比10%以上値を下げた」日から分散購入しよう。

一年に数回は発生する珍現象で、タイミングとしてはおそらく望ましい。

買ってはいけない通貨

検討しても良い通貨

スマコン系のアルトL1トークン選択肢である

この分野もだいぶ勝者が絞られてきた。具体的にはatom, matic, avaxが候補である

Solanaは残念ながら脱落した。

atomは将来性があるが、難しい。atom価値cosmos sdk価値ではないからだ。

maticはzk(e)vmの展開次第では化ける。

avaxは上記二者と比べると差別化に苦労しているように見える。

オラクル系も差別化されていて、勝利者であるchainlinkは可能性があるように思える。

DeFiトークンは難しい。様々なリスクがある。

一応候補としては挙げたが、これらがBTC/ETHを安定的にアウトパフォームすることは難しい。

Solanaの劇的な死をいったい誰が予測できたといえるだろうか。そしていままでの価格推移がそれを証明している。需給でイーサに勝つのもなかなか難しい。

買ったあとの運用

BTCは自分ウォレットうつしてガチホする以外に選択肢がない。WBTCはやめておけ。

ETHはどこかのサービスでステークしよう。現状stETHが安牌である

ざっくり、クリプト勢力解説蛇足





こういう愉快な連中が、表向きニコニコしながら内心敵視しあっているのが現状のクリプト業界である。といいつつも前進はしている。どれかに張るならBTCかETHが良い。

フォローするのもビットコイナー/イーサリアンのなかから真面目そうな人を選ぶのが良いだろう。魔界絶対にやめておけ。

では、良い仮想通貨ライフを。

2022-12-31

反colabo運動特定勢力によるものと判明www

ソースツイッター


WADA_version3

@freeze210929

陰謀論は嫌いだけど,ここまでくると,「Colabo攻撃はどこからか指令が出ているのでは」と疑わざるを得ない。 #暇アノンときでこんなになるはずがない。

午後8:50 · 2022年12月29日

https://twitter.com/freeze210929/status/1608430187519303680


ういろう

@uirousakura

統一教会のコアな信者さんによると、Colabo問題勝共共産主義との戦いなんだそうで…それでネトウヨさんが加勢していたのか😨

午前10:42 · 2022年12月31日

https://twitter.com/uirousakura/status/1609001992592191488

最近勢力図がわからない

フェミニスト共産党貧困ビジネス性犯罪者バラモン左翼表現規制派=人文系ヴィーガンなどのリベラル陣営

オタク表現の自由戦士ネトウヨ愛国者理系弱者男性自民党電通統一教会などの保守陣営

対立してるってことでいいの?

いろいろごちゃごちゃになっててよくわかりません。

わかりやす解説ってないですか。

個人的には統一教会は完全にぶっ潰したいけど、フェミニストの味方するのもすごく嫌です。対消滅が一番いいと思ってます

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