はてなキーワード: レンタルショップとは
この間のASOBINOTEでもアイマス関連のほうが注目されていた気がして悔しいのでナムコは昔からダンスミュージックに親和性があるってことを酒にやられた頭で書きたい。
自分はリッジレーサーのゲーム自体は余りやってないけどサントラは全部買ってるSampling Masters信者。ゲーム自体の流行りと若干世代がずれてる。
間違っているところと言わず、当時ゲームやってた人とかに是非補足してもらいたい
そもそもナムコのダンスミュージックの源流はF/Aっていうシューティングゲーム・・・なはず。
漁れば動画出てくるけどゲーム自体はクッソ地味。それに対して音楽はこの時代でこんな尖ってたの?っていうくらい尖っているガチガチのデステクノ。
このゲームも全く世代ではない上に、家庭用も無ければゲーセンでもあまり見かけないのでプレイする機会がないのが残念なところ。
幸いなことにサントラ自体はリマスター版が出てるので興味があればぜひ手にとって欲しい。
Sampling Mastersというか細江慎治氏の曲で行くとドラゴンスピリットとかあってこっちも名曲は多いけど今回は割愛。
曲の雰囲気で行くと、このF/Aのデステクノの流れからリッジレーサーにつながっているのがよく分かる。
特に有名なこの曲
仮に自分がゲームのプロデューサーかなんかしてたとしても頭おかしくなったんか?と思うけど、やっぱり革新的なのは間違いない。
ゲームで行くと今でこそ音ゲーでガバとかハードコアとか普通に入るしやってる人からすると一般的だと思うけどリッジレーサーがでた93年とかによくゲームに載せようと思ったなと・・・
ちなみにbeatmaniaが出たのが97年(Wikipedia調べ)らしいので4年前にすでにこの流れを作ってたことになる。
他個人的に好きな曲だと
どれも好きなんだけど、Grip初めて聞いたときは天才かと思った。
この曲は佐野電磁氏が作った曲で氏が作ったWikiでも天才を自称してる。実際天才だと思う。
勝手に大久保時代と読んでる。今ではバンダイナムコ研究所の本部長という偉い人になっているらしい。beatmaniaのDJ YOSHITAKA氏といい音楽で出世した人は偉い人になる法則でもあるのだろうか?
特にR4はゲーム自体の完成度、グラフィック、演出、ストーリー、音楽どれをとっても一級品というゲーム。
PSPとかPS3稼働できる人は是非アーカイブスにあるのでやってほしい。
ここらへんの音楽はだいぶデステクノとかガバは鳴りを潜めてる感じなんだけど、ゲームや楽曲の完成度で色々ねじ伏せてるっぽのがすごい。当時の空気感が知りたい・・・
特に有名なのがラストコースで流れる以下の曲。演出含め素晴らしいのであえてゲームプレイ動画で。
だいぶ飛んでPSP版。これまでの集大成感がある。賛否両論あるニトロが入ったのもこのシリーズから。
ゲームとしても音楽としても過去のリミックスが入ったりしていて総集編な感を感じる。
その手のことはおいておいて、個人的にでかいのは、とっくにナムコを離れていた細江慎治氏、佐宗綾子氏が復活していること。
各々方がセルフリミックスしている曲があるけどいずれの曲も原曲に負けず劣らず素晴らしい。
F/Aにせよリッジレーサーにせよ数年前にクラブイベントやったりしてるあたり、ナムコサウンドは昔から親和性があったんだと感じる
このあとのシリーズもサントラだけは持ってるけど疲れたし思い入れがあるのはここらへんまでなので割愛。
今日紹介したものとかリマスター版が買えたりiTunesで結構売ってたりするのでおすすめ。レンタルショップにも結構見かける。
1位『ゆりでなる??えすぽわーる』なおいまい
3位『ワンナイトフレンド』かやこ
9位『定時に上がれたら』犬井あゆ
19位『つきあってあげてもいいかな』たみふる
20位『突然なんとなく隣の同僚とセックスしたくなりました』三浦コズミ
28位『ささやくように恋を唄う』竹嶋えく
30位『あの鐘を鳴らすのは少なくともお前じゃない』アサダニッキ
32位『痩せたいさんと失恋ちゃん』原作:安田剛助 漫画:文尾文
35位『一端の子』深山はな
37位『百合と声と風纏い』蓮冥
38位『不揃いの連理』みかん氏
39位『レンタルショップでお姉さんをレンタルする話』もちオーレ
43位『月とすっぴん』アケガタユウ
44位『憎らしいほど愛してる』ユニ
※あくまで一個人の評価であり、作品の優劣を決めるものではありません。
※当ランキングは2019年1月1日から12月31日の間に紙媒体及び電子書籍で119ページ以上の単行本として発売された商業作品を対象にしており、同人作品などは対象外になっています。
※「◯◯が入ってないんだけど?」と思う方もいらっしゃると思いますが、多分読んだうえでランク外です。多分それ読んでます。膨大な数を読んでます(ドヤア
※優れた、かつ百合要素がある作品でも、作品の面白さの根幹が百合にないと筆者が判断した場合、ランク外になっている場合があります。
※例えば自分は2019年に新しく単行本が出た萌え4コマで一番よいものは『ぼっちざろっく!』だと思っていて、これは百合要素もあるんですけど、じゃあ百合としてよいもなのかというと正直そこまででもない(個人の感想です)。この漫画の面白さの核はぼっちちゃんのキャラであり百合ではない。とか書くと「バーカ!ぼっちちゃんがメンバーとの交流を通しての成長するのは百合以外の何物でもないだろ!」みたいに難癖をつけられるのがインターネットですが、いやでもそれ作品の魅力の一部分に過ぎないよね?百合があるのは認めるけれど全体の割合を考えた場合以下略戦争とかそんな感じなので百合ランキングに入れるとなると個人的に低いとこに置かざるをえません。ならばもういっそ入れない方がいいのでは?いう感じになるわけです。これは去年のmonoとかもそうてした。なので『ぼっちざろっく!』はランク外です。
※このタイプの作品は他に『白百合は朱に染まらない』『もういっぽん!』『赫のグリモア』などが挙げられます。
※あくまで一個人の評価であり、作品の優劣を決めるものではありません。いや本当に。
去年の個人的な大本命だった、でも結局単行本が出なかった須藤佑美先生の『夢の端々』が今年こそ出るはずです。これが多分マイ一位です。全宇宙の百合豚よ、読んで己の罪を数えろ!
今月はネットでやたらバズった『マイ・ブロークン・マリコ』と2010年代の百合史に残すべき傑作『アフターアワーズ』の西尾雄太の新作百合『水野と茶山』が出ます。『水野と茶山』は前作から一転、ダークな田舎百合です。マイブロはみんな読んでると思うので紹介は別にええな。切ないよね。
百合姫からは『欠けた月とドーナッツ』がたいへんよい大人百合です。これも今月発売。
萌え4コマ、日常系的なものでは荒井チェリー先生の新作『むすんで、つないで。』が最注目です。おねロリの最終兵器だ。
他、とっくに単行本一冊分のページ数溜まってるんだけど 全然出る気配がないんだけど?来年こそ出るといいなぁ……という枠で『かけおちガール』、『ケムリが目にしみる』、『彼女の沈清』などがあります。『かけおちガール』は本当なんとかせぇや講談社。
実際のところ、ジャンプ本誌で連載が始まった時点ではこの漫画を読む気にはなれなかった。
既にAmazon上のレビューに書いてある通りである。物語の中で語られる様々な専門用語、世界観に対する長大な説明、作者のエゴ、長年看板作家として一線を張り続けてきたプライドが裏目に出ている――などなど、実際にここまで既存のレビューが指摘していたかはともかく、本誌連載当初の時点での僕自身の評価も、これらのレビュアーの意見とそう変わるものではなかった。読みにくく、物語は柔らかさを主張しているようでその台詞回しは硬質で、目がところどころでセリフに行き詰まる――
でも、何故なのかこうも思えたのである。「連載話を一週間ごとにバラバラに読むのではなく、コミックスの形でしっかり腰を据えて読むことができるのであれば、これはひょっとすれば面白い作品に映る可能性を秘めているのではなかろうか」と。そして、実際にようやくコミックスを手に取りこの作品を読んだ時点での感想を述べさせてもらうならば、その予感は正しかったのである。
物語は星間飛行どころか銀河間航行ですら可能となった近未来であり、一部の人々は生身の身体を捨て自身にサイボーグ処置を施し強かに生きている。そんな世界において、自身に巨大な生命維持装置を直結させ、無数のチューブを接続していなければ生きられない少年、ハチマルが主人公である。もちろん、この作品のタイトルは黒澤明監督による『七人の侍』の文字りとなっている。
極めて脆弱な身体を持ちつつも、幼い頃から(身体の虚弱さのために熱中することとなった)全没入型VRゲームによって鍛えられた勝負勘と、反射神経は余人を凌駕する(アニメ作品『オーバーマン・キングゲイナー』のエピソードを彷彿とさせる)主人公にとって、この「サイボーグを是とする世界」は極めて相性が良く、やがて彼は類稀なる自身の戦闘センスを開花させていく。
ここでポイントとなるのは『三身一体』のキーワードである。本編において、「ロッカーボール」と呼ばれるエネルギー体によって自己改造を施したサイボーグ戦士のことを「侍」と呼ぶのであるが、この侍は単独では秘め持った力を十全に発揮することができないのである。ここでポイントとなるのが先程言及した『三身一体(勿論、これはキリスト教における神学的概念である「三位一体」をアレンジしたキーワードである)』という言葉で、侍は単独ではなく、追従型の動物を象った戦闘補助パートナーである「キーホルダー」と、侍の力の源である「ロッカーボール」に対する強い探知力を持った「姫」の両者と共にあることで、初めて「三身一体」となり力を発揮できる、といった物語の構造が示されているのだ。
「姫」は戦闘能力を持たないため、必ず侍と対になって守護される必要があり、そのために侍は自身の心を極限まで純化させ、「姫」を護衛する必要があるのである。この「純化」のプロセスが少年漫画の媒体にうってつけで、いわば虚仮の一念によって主人公は「強がり」を純然たる「強さ」へと純化していくのである。この辺りに少年漫画誌に長年連載を続けていた岸本氏のストーリー構築術の妙があると思わされる。
長くなったが、この作品に向けられたネットの悪評の多くは、これをコミックスという媒体で腰を据えて読むことによって引っくり返ること請け合いである。最近では某レンタルショップにおけるレンタルサービスもあることだし、是非ともコミックス媒体において、諸氏にはこの漫画に対する改めての評価を行ってほしいと思う。
同い年の同期が死んだ。
ほとんど話したことはない。人づてに陽気な人だと聞いていた。就職して10年にも満たない。まだまだ楽しいことがたくさんあっただろうに、可哀想に、と思うより早く、羨ましいと思った。
死にたいわけではない。ただ、これから先 味わうであろう苦しみを、彼は経験しなくて済むのかと思うと羨ましかった。
毎日、毎日、働いて、休日は疲れで寝てばかり。何かをする気持ちも体力もない。
昔はワクワクしてたんだ。毎日が旅の始まりのように。図書館も書店も映画館も、レンタルショップだって、ただ誰かと道を歩いているだけだって。
「これじゃあ、金も時間も足りないな」って贅沢な絶望をしていた。
今はどうだ。あの頃 読みたいと思っていた本なんてほとんど読んでいない。なのに、書店に行っても全く心が揺さぶられない。
苦しみがあれば楽しみもあるだろう。苦しみがあっても楽しみがあれば乗り越えられるだろう。
だけど、楽しみがないんだ。楽しめる心がなくなってしまったんだ。
あの頃は、死んだ人間を羨ましがるなんて思いもしなかった。もう一度、子供のころのようにワクワクしたい。何気ないことに眼を輝かせたい。
苦しみなんて簡単に受け入れられるくらい。
Official髭男dismさん、紅白初出場おめでとうございます。
かねてから目標にしておられたステージを一つづつこなし、多くの人に曲を聴いてもらえるようになって目標にしていた国民的バンドが近づいてきましたね。
さて、私はいわゆるアニソンしか聞いて来なかったオタクなのですが、とあることをきっかけにOfficial髭男dismを聞くようになりました。
小さい女の子がターゲットのアーケードゲームで遊び、アニメをみて、曲を聞くただそれだけのオタクでした。カラオケで入れるのはアイカツ、プリパラ、あとは東方アレンジ…。一般人に向けて歌える曲は10年前の曲。
小学生の頃、OR◎NGER◎NGEにどハマりしてました。当時の自分は人に流されてばっかで「◎◎ちゃんが聞いてるから」「みんなが好きだから」「そうしないと話に付いていけないから」そんな理由で聞き出してハマっていったと思います。ファンクラブに入っていたし、CDやDVD、掲載雑誌はほぼほぼ買ってもらっていたな…今思うとめちゃくちゃ贅沢な小学生だな…
OR◎NGER◎NGEって沖縄出身のグループで、紅白初出場した時に沖縄から中継してたんですよね。とにかく「地元」にすごくこだわってたバンドだったなって。
そういう所がとってもうらやましかった。自分は沖縄や北海道みたいに特別な地域に産まれたわけでもなく、東京や大阪みたいに都会に住んでるわけじゃない。
自分の住んでいる県は何にもなかった。誇れるところが隣の県と最低人口競い合ってるくらいしかなかった。
秘密結社鷹の爪っていうアニメがあって、NHKでも放送されてたアニメなんです…。団員の吉田くんの出身地が島根県っていう設定で、本編で吉田くんが島根県の自虐をするシーンが沢山あるんですね。
それをカレンダーにしたのが「島根自虐カレンダー」なんですけど、それが県内ですごく大ヒットしまして。島根県民は自分の県に対してとくに誇れるところがないから自虐することが大好きなんです。とにかく大好き。
だって隣の鳥取と人口の最低人口を競い合ってるし、「島根と鳥取どっちが左?」っていう関東の人の問に対して鼻息を荒くして答えるし…。
とにかく「秘密結社鷹の爪」っていうアニメが島根県の広告になっていて、吉田くんは観光大使になっています。駅や空港に行けば吉田くんがプリントされているお土産が普通に置いてます。世界征服が島根から始まってる…
「秘密結社 鷹の爪」がLINEライブとかYouTubeとかで配信してた時期があるんですけど、その時期にEDを担当してたのが売れる前のOfficial髭男dismさんでしたね。
LINEライブでCDの販促で、シャツに蝶ネクタイ…?な衣装の4人組のバンドが出てて、衣装固定されてるバンド大変だな…(?)って思ってみてました。吉田くんが「山陰、島根出身のバンド」って紹介してて、当時は「へぇ〜 島根から出てきて頑張ってる人達がいるんだな〜」くらいにしか思ってませんでした。
そのEDで使用されている楽曲「黄色い車」は、吉田くんが黄色い車に乗って地元から東京までの風景を眺めていくちょっと切ないステキなアニメーションになっているので見てください。山陰から東京出てきた方は絶対グッとくる。
そのバンドは「Official髭男dism」っていうらしい。あなんとなく頭の片隅に島根…鷹の爪…Official髭男dism…ってのはあったので「あ?!鷹の爪の人達?!」って繋がりました。島根に対してはミーハーだったので、発売されたばかりの初アルバム「エスカパレード」を帰りにレンタルショップに行って借りて聞きました。
とにかくびっくりしました。「こんなオシャレな完成されたアルバムを作れるアーティストが島根におったんか…」
1曲目の115万キロのフィルムは「こんなアルバムの最後の曲みたいな曲を1発目に持ってくるか普通?!」ってなったし、2曲目ノーダウトは月9の主題歌になっていて、一度聞くだけで覚えられるキャッチーなメロディー。8曲目のTell Me Babyがめちゃくちゃ刺さった。アイカツスターズの「episode solo」が大好きなオタクにはめちゃくちゃ刺さった。クラブで流れてそうなゴリゴリサウンド大好き…。(オタクなのでクラブに行ったことはない)
アイカツやアイカツスターズの曲が大好きななのは、いろんな音楽のジャンルがあって挑戦し続けていて大好きなんですが、それに近いものがOfficial髭男dismにはあって。
今までこのアーティスト良いなって思ってアルバム聞いてみても全部同じ曲のように聞こえてハマれない…ってのが何回かあったんですけど、Official髭男dismはそれがなくて今もいろんなテイストの曲を作ってくれて飽きないし楽しいんですよね。
「え?Official髭男dism、島根県民会館大ホールでライブするの?」
島根県民会館大ホールは2000人キャパのホールで島根で1番集客できるホールです。有名なアーティストが地方公演する時によく使うところです。私も小学生の頃にモーニング娘を観に行ったことがあるし、県民にとってはキラキラした人たちが見れる1番大きいステージ…という感じです。
「近くに来てくれるんならライブみたい…」と思って一時的にファンクラブに入ってチケット取りました。
そのツアーには東京NHKホールも予定されていて、NHKホールもやるのに千秋楽を島根県民会館大ホールでやってくれるの?!?!?!?!?って、めちゃくちゃテンション上がりました。
えっOfficial髭男dism、売れても島根を大切にしてくれてるの?!こんな嬉しいことある!??!
「エスカパレード」と、途中で発売された「stand by you」しか聞いてなかったですが11月の松江カノーバへ行きました。ここはいわゆるライブハウスですね。
直前まで「整理番あんま良くないから行くのどうしようかな」くらいにしか思ってませんでした。この公演に行くまでどハマりしてません。
はっきり言いますけど、Official髭男dismの魅力はライブです。ライブが楽しい。
ごめんなさい、ライブで披露された曲半分くらいしか分からなかったや。でも楽しかったし、気付いたら身体が動いてた。
あとすごく「地元感」が良かった。ライブハウスには「ここがヒゲダンの実家!」って書いてあったし、実際Official髭男dismが結成して初めて音合わせしたところがそのライブハウスだったらしい。
アンコールの後に「時間があるから弾き語りするからリクエストください」とボーカルの藤原聡が言う。当てられた小学生は藤原聡と同じ小学校に通っているし、それに対して「◎◎小」の校歌を弾き語りする藤原聡。
次に当てられた男子大学生は「島根大学の軽音楽部の部長」なんとベースの楢ちゃんと同じ立場だった。(Official髭男dismの3人は島大軽音楽部出身)
たまたま偶然が重なっているのか、地元だからこんなことが重なるのか良くわからないけど
圧倒的地元感…島根が大好きでいてくれたからこうして島根に帰ってきてくれたんだな…うれしかった…
その日から全曲聞くようになって、Official髭男dismをもっと知って好きになって、応援しようと思いました。
初詣なんて仕事するようになってから初めて行った。芸能音楽の神様に「Official髭男dismの紅白歌合戦の出場」をお願いした。
去年の年末、弟に会った。彼もOfficial髭男dismを好きだったらしい。
「ヒゲダンすごいよね、Mステにも出てたし!」「来年紅白出れるんじゃない?」「出て欲しいよね!ノーダウトよりヒット曲出たら出れるかもね。」みたいな会話をした。
「そろそろ武道館ライブとかやりそうじゃない?」「たしかに。もう決まってたりして」「ヒゲダン武道館なら絶対行くわ!」などと会話していた。
自分はいわゆる、ノーダウトからの新参でしかないしOfficial髭男dismにハマったのも1年目みたいなものなのですが、彼らが地元が大好きでいてくれて、テレビやラジオで島根や鳥取、山陰のことを話してくれているのが本当に嬉しいです。
まぁ山陰が取れないなら山陽、関東に行くしかないんですけど!武道館行ってから帰ってきてもらうんじゃなくて自分から行くよ!ってスタンスでいないとダメって思うようなりましたのでいいですけど!
普通は島根や鳥取のチケットのが取れやすいはずなのに、Official髭男dismは地元が故に取れない。
どんどんチケットが取れなくなって悲しくなる一方、1人でも多くの人に彼らのライブを見てOfficial髭男dismにハマってほしいし、なんか変な気持ちなんですよね。
Official髭男dismは聞いてるけど、ライブ行くまでは良いかなって思ってる人…今度大きいアリーナツアーをしますので、今のツアーよりはチケット取りやすいかと思います…。是非行ってみてくださいね。
Official髭男dismは人の人生に寄り添うバンドでありたいって本当にそれなんだよな…
この場面、この場面で絶対ピッタリな曲がある。
もし、Official髭男dismを聞いたことがない方がいたら聞いてみてほしいです。
オタクだけど「島根県民だったから」Official髭男dismを聞くようになった話でした。
前置きの長い愚痴です。
キングダムへの愚痴ではないです。映画キングダムは素晴らしい作品でした。
娘が2歳の秋に鬱病の診断を受けました。その時点で夫は海外への転勤が決まっており、帯同してくれと頼まれました。
鬱っぽくなってきていると気がついたのは、診断を受ける1年ほど前のことです。
日中何度も記憶が飛ぶようになり、抗えない眠気で1歳の子どもと二人きりなのに眠ってしまうという症状から始まりました。
夫は激務で、休日と名のつく日でも昼まで寝て、夕方から出勤。その年の12月には一ヶ月で2日しかまともに家にいる日が無かったとTwitterに記録されています。
夫と地域の子育て支援課に相談し、心理士さんと面接もしましたが、その時点では私の意識を変えれば精神科などに通う必要はないという結論を出しました。
しかし翌年の6月に活字が読めない、料理の段取りができず調理に時間がかかり味も感じないなどの症状が出始め、7月から通院開始。11月に医師から鬱病だと言われました。
途中、ほぼ1日ベッドから起き上がれないほど体調が悪くなった時期もありました。小さな娘には長時間テレビを観せてしまったり、自分の感情がコントロールできずに強く当たってしまったこともありました。虐待をしているのではないかと自分を責め、家事をしたいのに動かない身体が悔しくて、毎日泣いて暮らしていましたが、夫がその様子を見る機会はなく、状況の深刻さは伝わりませんでした。
私は4人兄弟の長女で、実家は愛に溢れた仲の良い家庭でしたが、親に甘えることを遠慮して育ちました。
親への甘え方を知らず、甘えている妹弟を羨みながら生きていた10代の頃の私は、嫉妬から逆恨みのような形で勝手に家族から孤立して、漫画の世界に逃亡しました。友人に恵まれて、成人する前に漫画とは適切な距離を置いて付き合えるようになりましたが、その後も漫画を読む時間は心の支えであり続けました。
職場で出会った夫とは漫画の趣味が一致したことが結婚を考えるきっかけになりました。
自分と漫画との関係を理解してもらうことは、家族になる上でとても重要なことだと考えていました。平たく言えば、オタクの自分を知った上で女性として見てくれる男性と出会うことは簡単ではないけれど、オタクを隠して家族になることはできないと考えていました。
夫の転勤を機に入籍し、実家からも義実家からも離れた関東圏に住むことになりました。夫はオタクと言えるほど漫画やアニメを好きな人ではありませんでしたが、休日にはレンタルショップで漫画やアニメのDVDを借りて、二人で感想を言い合って過ごすこともありました。卑屈な性格の私は、自分がこんなにも幸せな生活を送っていいわけがない、いつかドンデン返しが来るに違いないと不安に思っていました。それほど、毎日は幸せでした。
そんな中で、夫がレンタルショップで借りてきたのが原泰久作の漫画キングダムで、私は夢中になりました。
子育てをする中で鬱になってしまったのは、恵まれた家族の中ですら孤立してしまった自分が親になる自信が全く無かったのが原因だと思います。自信がないから頼りたい、相談したいと思っていても夫は激務、実家も義実家も遠く、実母はダブルワーカーになっていて電話のタイミングを合わせるのも難しい、義母は癌と闘っていてそれどころではないという状況でした。
何故産んだのかと思う方もいると思いますが、子どものいる生活を夫が希望しており、その時は産まれたら仕事をセーブすると言っていました。しかし、妊娠中に義母が癌を患っていることが発覚。夫は新幹線で片道2時間かけて義実家へ通い、義母の闘病のサポートをしました。義母の病状が落ち着くと、通勤距離片道2時間半の職場へ異動。彼も想像できなかったことでしょう。娘が1歳を迎えるまでは、彼の方が「自分が思うほど育児に協力できない」というフラストレーションで鬱っぽくなっていたように思います。そしてそれは私を余計に追い詰めました。
娘2歳の2月、夫は海外転勤の辞令を受けて一足先に引っ越しました。私と娘は実家に二ヶ月ほど居候させてもらって、渡航の日を待っていました。バタバタと引っ越しの準備を進める中で、映画キングダムの告知を見ました。私は所謂「原作厨」というやつで、アニメ化ですら自分のイメージと違って不満を持つことがあるので、実写化はとても不安でした。中国の歴史ものなのに、どうして日本で映画化されるのかという疑問もありましたし、原作のスケールを日本映画が表現できるのかという不安もありました。しかし、その不安はメインキャストを知ると共に期待に変わりました。それが自分の中のイメージにぴったりハマっていたからです。勿論、なんで日本人が演じるんだという疑問は残りましたが、日本の漫画のキャラクターの顔は日本人の顔なんだなと、メイクをした俳優さんたちを見ながら思いました。
キングダムの公開日は渡航の日程ギリギリでした。私は夫に、渡航日を少し後ろ倒しにして観に行かせて欲しいと頼みました。夫は早く家族と住みたいと言っていましたが、私の願いを聞くと「今まで映画を観に行かせてあげられる機会を作れなかったね、楽しんでおいで」と手続きをしてくれました。
実家で過ごした二ヶ月半の間、ほとんど母に娘を預けることはありませんでした。私よりも先に、実家の近くに住んでいる妹が子どもを預けに来るからでした。
映画公開日翌日、映画館のあるショッピングセンターまでバスで向かおうとしていた私に、両親が「車で送っていくからついでにお昼ご飯も食べよう」と誘ってくれました。(今、この一文を打ちながら涙ぐんでしまうほど、私は両親への甘えに飢えていたんですよね)
子どもの頃は仲の良かった両親も、子どもが独立するとお互いどう接していいのかわからなくなってしまったらしく、少しギクシャクしていました。二人で連携して支度を進め、おしゃれをして車に乗り込む両親を見ることですら、私には感慨深いものがありました。
私が選んだ定食屋で、両親と娘が順番を待つ間に一人、チケットを買いに行きました。何年かぶりの映画で、有人カウンターが無いことに大きな衝撃を受けつつ、自動券売機で席を選んで発券しました。「キングダム」と印字されたチケットを手に取った時、私の心は幸せな気持ちで満たされました。大好きな作品が納得のいく形で実写化されて、それを今から観られるという幸福だけではありません。今自分がこの場に立つために、今まで甘えられなかった夫が、両親が協力してくれたことが嬉しくて熱いものが込み上げました。
定食屋に戻ると、父が娘にお子様ランチを注文していました。まだ2歳の娘は食べきれないと言うと、「おじいちゃんが孫を甘やかしたいんだよ」というような事を言った気がします。実は、娘の初節句の時ですら、私は自己主張ができずに両親にも参加して欲しいと言えませんでした。妹の子を預ける予定を聞いて、それを優先してくれと言ってしまったのです。娘がおじいちゃんおばあちゃんに甘える機会すら奪ってしまった自分を責めていた私は、父から孫への愛情にすら感動してしまいました。お子様ランチの残りを食べきるのは大変でした。
食事を終えて、娘は眠くてグズリながら両親の車に乗りました。「すぐに寝るから大丈夫、気にしないでゆっくり楽しんでね」と母は言って去って行きました。
今まで抱えていたマイナスの感情から解放された私は映画館に向かって踵を返しました。
「今から観るよ」と、定食を背景に撮ったチケットの写真を貼ったツイートには、いいねが数件付いていました。私のアカウントのフォロワーにはキングダムファンはいないので、「よかったね」「いつも頑張ってるから楽しんで」という意味でつけてくれたのだと勝手に感じました。
着席してから、泣く事と、好きなキャラクターが出てきた時に声を上げてしまう事を想定して、ハンカチを握りしめました。
左隣には50代くらいのご夫婦が座っていました。旦那様が原作のファンなのかな?同世代の女性のファンをあまり知らないけど、それくらいの世代の男性に人気があるのかな?などと考え、どう見てもオタクではない一般人のご夫婦が不快にならないように、オタクっぽい反応を出さないように鑑賞しようと思いました。
映画は素晴らしかったです。俳優さんたちは、キャラクターそのものでした。
特に、吉沢亮さんの演じられたキャラクターの演じ分けには感動しました。私が漫画を読んだ時には読み取ることが出来なかった部分まで演じられているように感じました。
私の好きなキャラクターも、あのキャラクターの歩き方だ!あのキャラクターの戦闘の動きだ!といちいち納得し、感動しました。
俳優さんたちの身体の作り込みにも驚き、感動しました。キャラクターの背景を描く体格を、生身の肉体に再現されていたからです。血の滲むようなトレーニングの成果なのだと思います。
作品全体に、俳優さんをはじめスタッフの方々がそれこそ命懸けくらいの愛情を注いでくださっているのだなと感じ取ることが出来る作品でした。
私の好きな漫画作品を素晴らしい映画にしてくださったスタッフの方々に心から感謝します。そして、映画化されなかったらキングダムに触れることがなかったであろう、俳優さんのファンの方や映画好きの方の元に、キングダムを届けてくださってありがとうございます。
観賞後、細かい部分の感想と共に、「こんなに幸せなオタクはなかなかいない」とTweetしていました。
さて、ここまでが長い長い前置きです。
映画観賞中のこと。
ここまで書いてきた背景の中で幸せな気持ちで胸を膨らませて、私はその席に座っていました。
CMが一通り終わり、本編が始まりました。キングダムの世界観を説明するナレーションは重厚感があり、期待が膨らみました。
冒頭の映画オリジナルのシーンには戸惑いながらも日本映画とは思えない画面の良さに不安が和らぎ、主人公たちの生活を描くシーンに変わった頃には集中して映画の世界に入り込んでいました。
その時
ピカっ
左の席が眩く発光しました。
隣の奥様がスマホの画面をチェックする光でした。
すんっと高鳴っていた胸の音が消えたのを感じました。
私は映画の世界から弾きだされ、現実世界の、スマホを見る女の隣に座っていました。
その後も何度もスマホチェックをする女性に声を掛けようかなと思いました。しかし、私には映画館でこの作品を観賞する機会がもうありません。少しも見逃したくないし、聞き逃したくありませんでした。
注意をする間の数十秒、彼女の方を向き、口を開く。その間もスクリーンの中の時間は流れ続けます。なんと注意するか、棘のない言葉を考えることに脳を使う時間も必要だし、声を掛けて素直に謝罪してやめるとは限らない。後の鑑賞に支障が出るような反応が返ってくる可能性もあります。出来れば声を掛けたくありませんでした。
きっと連れの方が観たくて、あまり興味がないのに入ったんでしょう。スマホで何をチェックされているのかはわかりません。お仕事のことかもしれないし、緊急性のある連絡が来るかもしれない状況なのかもしれません。優しい気持ちで察してあげることはできなくはないのですが、私の中の幸せな気持ちは、スマホが光る度に萎んでいきました。
「私の好きなキャラクターが出てくるシーンが近づいてきている。出てきた後に光ったら声を掛けよう」そう思って、なるべく横を気にしないように心掛けました。幸い、その後彼女がスマホを出すことはありませんでした。
たかがスマホが光るだけ。目くじらを立てるほどこだわる人は気持ち悪い、そう思う人もいるかもしれません。
私もキレ散らかすほど怒った訳ではないです。その後、Twitterにも残念だった。運が悪かったくらいのテンションでTweetしただけだったと思います。
そんな事に執着して作品の素晴らしさへの感動が占める心の面積を縮小するのは勿体無い事ですしね。
でも、やりがちな人が知らないなら知ってもらいたいな。一緒に鑑賞している人の中にはその上映が特別な意味を持っている人がいるかもしれないこと。
知っててもやっちゃう人のことはもうどうでもいいです。
前々から自分のワンオペ育児からの鬱について、自己消化のためにどこかに吐き出したい欲求があった中、Twitterで映画観賞時のスマホについての話題をいくつか見かけたので。親にも甘えられない赤ちゃんが、インターネットユーザーに甘え散らかす愚行なのは承知の上です。
私の心の状態は随分良くなってきましたが、この話に対する反応を見る勇気はないので、書き逃げします。
「好ましくない表現へのアクセス」に対してどの程度の道筋が用意されるべきかという想定に差があるんじゃないか。
たとえば、いわゆる18禁コーナーというものが (たとえばレンタルショップの) 店舗の中で目につくところにあることさえやめろという言い分が存在するが、これについてはどう思う?
能動的に探せば手に入れられるような情報だとしても、そもそも存在を知る機会がなければ行動を起こせない。
「タグ付けを強化しろ」というゾーニングなら別に良いんじゃないですかねと思うのだが、表現規制派の言うゾーニングは「存在しないかのように見えないようにしろ」だったりするのでそこらへんの区別も必要だろう。
テレビはあるけれどテレビ線?ケーブル線?を買っていない。テレビ番組は映らず、休日に近所のレンタルショップで借りてきたお笑いを観るだけの装置と化している(ほんとうは小難しい映画を観たいのに疲れているとお笑いばかり選んでしまう。悲しい)
先ほど、スーツを身にまとった男性がきた。インターホン越しにNHKですと言われたときに居留守を使えばよかったと心底後悔した。
前に一人暮らしをしていたとき、テレビはあったし、テレビ線?ケーブル線?も繋げていたのだが、奇跡的にNHKだけが受信できなかった。まじで。私はその年の大河ドラマが観たかったのに。そのことをNHKの人に伝えたら引き下がった。
まあ、それで、今回は「テレビ線?がないのでテレビは観られないです」と伝えたら「テレビがあるだけで契約対象になるんです……」と申し訳なさそうに言われた。え、ええ〜〜?そうなの?おかしくない?どうしようかな?と思いつつ、とはいえ扉を開けてしまった以上は撃退できる気もしなかった。小心者なのだ。
どうでもいい気持ちになりながら半笑いで「この仕事って嫌われませんか?」とNHKの人にたずねるとお兄さんは「めちゃくちゃに嫌われますね……」と私よりもずっと力なく笑った。そうだろうな。契約書にサインしつつ「お兄さんはテレビをよく観るんですか」と再度質問すると「子どもがいるので教育テレビはよく観ますよ」と返ってきた。模範的回答すぎる。
「でも、単身のときはテレビは観なかったですね」「寝ちゃいますよね。帰ってきたら。今はスマホでニュースもわかるから必要性もないし……」「僕も単身だったら僕のことを悪者に感じるだろうなと思います」
キャッシュカードを機械に通して暗証番号を打ち込んだ。これで、この人がNHKの人ではなかったらどうしようと少しだけ怖くなった。この機械があればいくらでも詐欺ができるのでは?
最後にお兄さんは「テレビ、観てくださいね」と頭を下げて帰っていった。観ないけれど。テレビ線?ケーブル線?を買うの、なんだか面倒くさいし、それでBSが映るようになったら受信料が倍くらいになるらしいし。まあ、うん、私がこれから払う受信料によって教育テレビが存続するならなによりだよ。私は観なくてもお兄さんのお子さんが観るわけだしな。私の分まで観てくれ、と思いました。
借りてきた漫画が思ってた以上に面白く、二度読むつもりだったが返却日ギリギリとなった。10日(水)の朝まで読んだけど肝心のおもしろい巻までは2回読むことができず、とりあえず四時間くらい寝るかとふとんにもぐった。
気付いたら16時になっていた。
急いでおきてご飯も食べずに漫画を読んで、二度目の読了を果たすことができた。
それからすぐに服に着替えてマスクをかぶってレンタルショップに向かった。
返したらすぐ帰る予定だったが帰りにスーパーでチーズケーキでも買いたいなと思い財布も持っていくことにした。
一応財布の中身もみておこうと中身をみたら一円玉が六枚しか入ってなかった。
はあ?嘘やろ?盗まれた!?とちょっと本気で焦ったけど、よくよく考えたら前家族と花見行ったときに頭痛がして帰りに頭痛薬を1000円で買い財布の中はスカスカになったのだと思い出した。
このくらいあれば一ヶ月もつだろうと下ろした二万円は、たったの二週間ほどで知らぬまに使いきっていたらしかった。
クソニートのくせに。
いや使ったのは全て自分のはずなのに。
行く間際、玄関で鏡をみた。
なんやねん。
そのまま玄関を出てチャリンコを走らせた。チーズケーキを買うかギリギリまで悩んだが、己に弱すぎる自分はチーズケーキを買う決意をし、とちゅうでお金を下ろすことにした。
二万円引き出したときみたいにサッとすぐ三千円引き出して、このままATMを後にして、レンタル屋に借りたものを返し、スーパーでチーズケーキ買って、帰る、という、今日はそれだけの日だった。
それだけの日になればよかった。
私のカードは「使えません」と跳ね返されてそのまま出てきた。
何かの間違いかと隣のATMでカードを差込み「引き出し」ボタンを押したが、やっぱり「このカードは使えません」と出てきた。
急いでチャリンコに乗って近くのコンビニに行き、そこのATMも試してみた。
入り口にいた若い男数人がわたしのクソダサな格好をみて何か笑ってる気もしたが(自意識過剰な自覚はある)そんなことは最早どうでもよかった。
悲しかった。
当たり前のように引き出すことのできた私のお金は、もう引き出すことができなくなった。
不思議と、案外にも私の心は妙に落ち着いていた。
ああバチが当たったと思った。
この歳にもなってろくに働きもせず半分引きこもり。
バチが当たらないはずがなかった。
年金も当たり前のように払っていなかったから、ついに差し押さえでもされたのだろうかと思った。
あまりにも怖かった。
レンタル屋さんに向かって走っていく自分のチャリンコが、大手企業のビルから出てくるエリートさん達を引いてしまわないかとヒヤヒヤした。
自分の意思とは裏腹に、体が勝手に動いてエリートを引くんじゃないかと、怖かった。
というか単純にむちゃくちゃボーッとしていたようにも思う。
エリートの波を錆び付いたチャリンコでパジャマみたいな(というか実際にパジャマにしている)クソダサの格好で走る口座からお金すらも引き出せないクソニートの自分が気持ち悪かった。
レンタル屋さんにレンタルしていたものを返してそそくさと逃げるように帰宅した。
一応念のため、いつもお金を引き出している行きつけの(?)銀行のATMも寄ってみたが、やはり私のカードは使えなかった。
帰宅したらご飯の手伝いをするつもりが、まったくそんな気になれず、ひたすらに「年金、口座、差し押さえ」などなどと調べた。
仕事をやめてから年金事務所から一通来ていたが、差し押さえするぞ!!という手紙などは一切来ていなかった。
こんなことありえるのだろうか。
母に相談したら「カードがおかしなったんちゃうか?」と言われた。
年金に手続きしていないことや今現在たるけていることを怒られるかと思ったが母は「あんたの稼いだお金なんて微々たるもんやのに、それすら徴収しようとするなんて無理矢理すぎる」と言ってくれた。
微々たるもの。
口座には12万円ほど残っていたと思う。
その12万円であれをしてこれをしてから自殺しようとやんわりと最近毎日考えていた。
しかし
それすらできなくなった。
手元にお金がなければ何もできない。
とにもかくにも、
めんどくさいことを後回しにしたツケがまわってきた。
自業自得すぎる。
ツタヤっていつからあったんだろな。小学生の時はもうあった? 本格的に通い始めたのは高校かなって気がする。
新宿はワクワクしながら通った。宝の山というか、探そうと思うと新宿に行くしか選択肢がなかった。
アメリカン・ニューシネマ、溝口とか増村保造とかの邦画、タルコフスキーとかソクーロフ、ウォン・カーウァイ、
昔のスラップスティック・コメディ、PFF系のインディーズ、なんでも見たな。
恵比寿も大きいんだけど新宿よりちょっとしゃれてて、駅からも遠いし金持ち(セレブって言葉まだなかった)が
車で借りに来るイメージ。
あとは早稲田駅前の名画座(というレンタルショップ)、高円寺のオービスあたりも独特の品揃えで会員証持ってたな。
因みに洋画の好きな監督はパトリスルコントとかジム・ジャームッシュとか。ジブリも好き。
邦画も観るし、コメディ、アクション、ヒューマン、ホラー、アニメなんでも好き。
伏線が細かいというかドンデン返し系が好きだけど、なんでも観るよ。
因みに俺は『禁じられた遊び』。
色々参考にしました。
今敏、AKIRA、ノーラン、北野武は持ってるので帰って観ます。
ディナーラッシュは俺も好き、話が合いそう。
火事映画教えてくれた人は火事が好きなの?ファイヤーマンが好きなの?
化粧師は観たかったけどいっつもレンタルショップ行ったら忘れてたので教えてくれて有り難い!
他にも色々有り難う御座いました。
暫く映画充できる!!