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はてなキーワード: ワンオペとは

2021-05-16

ワンオペ育児は無理」?知らねーよ

https://anond.hatelabo.jp/20210516133727

育児辛いのなんて最初から分かりきってんだし、

有り余る金or人的リソースの余剰の持ち合わせが自分に無いなら、

この時代子供なんか作らん方がええなって普通に分かるやろ。

なんでこの国が少子化になっとるか1分間でも良いから考えろ。

もうちょい頭使って計画的に生きろや。

anond:20210516184706

今とは育児レベルが違うから

今の親は情報に踊らされすぎていて。、しなくていいことまでやろうとするからワンオペが無理って言い出す

子供部屋に引きこもりながらちんこをしごいて怠惰な日々を垂れ流している30歳童貞男性もいれば

ワンオペ育児悲鳴をあげる30歳男性もいる

世界は広く不思議ものだなあ

anond:20210516155836

新生児ワンオペが出来ない奴は体力か知力か金のどれかが足りてない

anond:20210516133727

から昔は親と同居して育児を2人以上で分担していたんだよ。

それを当時一昔前の若者女性が何も考えずに「親と同居は何となく嫌」でぶち壊してしまった。

育児は元々ワンオペでやるものじゃないし、働いて疲れて帰る旦那やらせものでもない。

ワンオペ育児無理難題から。(30歳男性

今年の1月に初めての子どもが産まれたので、出産に併せて育児休暇を取ることにした。

育児休暇を、取ることを決めたのは、共働きだし、家事も分担制なので、育児だけ妻にさせるのはフェアではないし

また職場育児休暇をとることを推奨していたからだ。

三か月なのは、最短で保育所に預けれるのがそれくらいだということだったからだ。

長期間育児休暇を取ることを、伝えると、多くの人に「奥さんが働くの?」と聞かれた。なるほどいっしょに休暇を取るという発想は、まだまだ浸透していないのだなと感じた。

育児が大変なのは、いろんな媒体で見たり聞いたりしていたが、正直子ども一人に対して、休んでいる大人が二人いれば、余裕だろうと思っていたが、初めての育児はそんなに甘くなかった。

最初の1、2か月は二人いてぎりぎりだった。

というのも産後の体力の低下により、妻が病気発症し、入院することになったからだ。両方の両親は高齢かつ遠方なので頼れなかった。

二人で行うはずの育児がいきなり、ワンオペ育児になってしまった。

わかったことは、ワンオペ育児心理的・肉体的負担が強い。

24時間気持ちの切り替えができない。

子どもが産まれた瞬間から、常に子ども存在が傍にある。子の傍から離れることはできない。自分が世話をしないと子は死ぬ。このプレッシャー毎日ずっと続く。

仕事は定時に始まって定時に終わるから切り替えができるが、育児にそれがない。

肉体的に辛いのは、寝れないことに尽きる。

新生児は2、3時間に一回授乳を求めて、泣き叫ぶ。おっぱいミルクをあげれば、またすぐに寝るわけでもない。

そこから抱っこして、あやして、寝たと思って、ベッドに置いたら、また泣き叫ぶ。そんなことを繰り返してようやく寝てくれる。

それが1時間2時間続くこともある、気づいたときには次の授乳が迫っている。

仕事をしているだけのほうが育児の何倍も楽だが、あえて仕事に当てはめるなら、早朝勤務があって、そのまま日中の勤務もありつつ、夜間深夜勤務もあり、翌日もそのまま早朝勤務というルーティン毎日続く。

休日などない。

寝ても覚めても仕事が続く。気持ちの切り替えなどできない、肉体的にも辛い。どんなブラック企業だ。

さらにだ、これに家事プラスされる。

自分ご飯など二の次、三の次だったがそれ以外にも、毎日出る洗濯物と、洗い物、ゴミ捨て、日用品の補充、買い出し。

新生児を抱えている以上、おいそれと出かけることは、心理的肉体的にもハードが高すぎる。

ここまでくると、いったい何の罰ゲームをさせられているのだと、混乱し、毎日がいっぱいいっぱいで、どうしようもなくなってくる。

食欲もなくなり、体重は減少した。

子どもはまったく可愛くなくなってくる。

何をしても、泣き止まない子供を、抱っこしていると逆に憎しみすら湧いてくるようになる。

睡眠不足朦朧した頭で、助けを求める気力すら湧いてこない。

新生児は泣いているとき以外は、天井を見つめて、バタバタと動くのみで、自宅にいると孤立感と孤独感が襲ってくる。

この世界自分子どもと、ふたりぼっちなんだと、何かあっても、どうすることもできないと恐怖すら感じ涙が出てくる。

今余裕が出て、こうして振り返ると、そんなことはない、多少離れても問題ないと思う。

当時は余裕がなさ過ぎて、産後うつに入りかけていたと思う。

育児をしてみるとわかる。新生児期は特にワンオペ育児をするべきではない。

女性特に産後一か月は体力が戻らない、実際うちの妻は産前ばりばりの運動家健康だった。結婚してから2年たつが、一度も体調を崩したことはなかった。

自分も休んでいたので、家事全般は全部自分がして、妻には授乳だけをしてもらうような体制を作っていた。

そんな妻でさえ、産後精神的に落ち込み、体力も低下したことにより病気になってしまった。

これから出産を控えている人に言いたいのは、ワンオペ育児をさせない方が良い。

少しでも休んでもらって、育児してもらうのはもちろんだが、気持ちの切り替えと、睡眠不足解消のため、協力してもらった方が良い。

基本的には妻が休んで育児するパータンが多いだろうから

夫は休めないのなら、産後一か月は体力の回復のため里帰りをしてもらうか、どちからの親を読んでサポートをしてもらう。

それも無理なら、産後ケア施設というものがある。母子で1か月ほど入所できる施設だ。費用はかかるが、補助をしている自治体もある。

うちは二人休んでれば余裕だと思って、どちらかが倒れた時の心の準備が足りていなかった。これはパートナーが休んでいようといないと起きうることだから

なんかネガティブなことをばかり書いたが、2か月が過ぎたくらいで、子ども笑顔が出るようになったり、夜寝るようになってから余裕ができて、子ども可愛いし、育児楽しいし、成長に感動する。

これからも大変だとは思うけど、頑張れる気がする。

2021-05-13

anond:20210513111448

それ言いだしたら建設現場ワンオペ育児両方経験してないと君も口出しできなくなるけどあるの?

2021-05-12

anond:20210512164526

あんのかね。

家事ワンオペで全部やれとかならありそうだけど、嫌だな。

2021-05-02

たった2時間ワンオペできない旦那

旦那が「俺は一人暮らししてた時、家事全部に30分もかからなかった」と言うので

子供を預けて外出したら2時間も経たないうちにヘルプ

私が出かけた時よりも家が散らかってて、お菓子が撒き散らされて子供は冷たい牛乳にまみれてた

家事に30分もかからないそうだから掃除を終わらせて食事の支度くらいしてくれてると思ってたわ

2021-05-01

女同士はケアしあえるみたいなんで

嫁姑同居させればワンオペ育児も解消されてOKでしょ

2021-04-26

胸が苦しいのだが

コロナだったらどうしよう。

今日の昼頃からなんだか胸が痛い。心臓だか肺だかの場所がすごく痛い。呼吸が苦しい感じがする。

てっきりリポビタンの飲みすぎのせいだと思っていたのだけど、もしコロナだったらどうしよう。職場に大迷惑じゃん。

そんでもってワンオペまり込みなうなんだけどどうすればいいのか。

とりあえず明日朝いちで帰宅のお願いをするか。

別に熱はない。

うーーーんどうしよう。

もし別にコロナじゃないのであれば仕事のキリが悪いしまだまだ仕事続けたいのだけど。

とりあえず仕事続きするか。

2021-04-24

anond:20110423193038

職場サイコパスしか言い様のない人あたりはいいけど傲慢で人の痛みがわからない

数ヵ月付き合うと異常性が感じられるおっさんがいるんだけど

その人奥さん精神を病んでワンオペ子供育てつつ離婚もできずに苦労してるよ

最初おっさん大変なんだなあと思ってたけど最近はこいつと結婚したらそりゃ病むだろうなと奥さんに同情の気持ち

なおおっさんは同情を引こうとして奥さんの病状を職場でぺらぺらしゃべる

2021-04-23

バイト日記(まだあった)

 オーナーから15分早出してくれと言われたので早出した。ある昼勤のパートさんと交代で入る時は、最近いつもそうだ。ちなみに昼勤のパートさんはいつの間にかシフトリーダーになっていた。名札がゴールドで眩しい。

 以前は「15分早出で」という指示ではなく、「なるべく早く来て」というあやふやな指示をオーナーは出して来てたけど、私が「なるべく」ってどのくらいだよと思いつつも質問するとオーナーが怒るからまあ30分くらい早目に行けば良いのか? と思って二回連続で30分早出をしたら、オーナーは「15分早出で」と明確に指示出しするようになった。

 どうやらオーナーは、私がいつもシフト入りの時間よりも123分早くに出勤しているのを見て1、2分早目に来てすぐ着替えてホールに出ればいいだけのことだろうと思っていただけのようで、私が頑張ってガチ早出出勤をするとは思ってもいなかったようだ。

 シフトリーダーと交代で入る時だけ、ちょっと早めに来るように言われる。何故なのかというと、シフトリーダーには学童保育に預けているお子さんがいて、お迎え時間が18時きっかりと決まっている。少しでも遅れると月額料金に延長料金を1000円加算されるから、遅くとも17時45分には上がって店をでなければならない。だけどシフトリーダーギリギリまで上がらずにいて、上がる時は「これじゃお迎え時間に間に合わない!」と周囲の人や物に当たり散らしながらドタバタと帰って行く。その様子をオーナーは前々から危なっかしいと思っていたそうで、交代で入る私が早くに出て来れるなら、シフトリーダーも慌てずに帰れるでしょ? ってことで私が早出を命じられることになった、はずなのだが。

 いつだったかオーナーに言われるがままに早出したら、シフトリーダーに「何でこんな時間に来たの? 出勤時間間違えちゃった?」と聞かれた。それで、シフトリーダーはお迎えの時間があるから45分には帰らないといけないんじゃないのか? と聞き返したところ、学童保育子供を預けている日とそうでない日があって、今日はそうでない日の方だから18時まで居れたのに、と、なんか私を給料泥棒みたいな言い方をしてきたので腹立って、私はオーナーLINEで「私に早出しろって言う前に、シフトリーダーとよく話し合ってください!」と文句言った。そしたらオーナーは、私に早出をさせる日は「ちゃんシフトリーダーにはよく言い聞かせておいたから」と言うようになったんだが、シフトリーダー言動は相変わらずなので、話し合ってはおらず、一方的シフトリーダー増田と交代して45分で上がれと命令しただけなんだろうと思われる。

 この頃はシフトリーダー子供学童に預けるのをやめてしまったのか(お子さんもう小4だしなぁ)、45分になっても余裕の表情で、私と中々レジを代わってくれなかったり、交代をしてくれても18時になるまで何か他の仕事をしていたりする。45分丁度で上がったのに、18時になるまでのんびりお買い物をしていたりするし。なのに、上がり前にゴミ箱ゴミをして片付けなかったりする(当店にはゴミの引き継ぎ禁止というルールがある)し、一体なんなん、この人なんなん!!

 と、夜暇になってからAさんに愚痴ったところ、Aさんが夕方からシフトに入る時にも、オーナーからは「シフトリーダー17時で上がりで、45分から増田さんが来ることになってるから、それまではワンオペで頼む」と言われているのに、何故かシフトリーダーは頑なに帰ろうとしないし、私と交代するのも渋る、とAさんは言った。

 そんなAさんの話を聞いて初めて気付いたのだが、オーナー17時台はワンオペにしたいと考えているのだ。でも18時前は日によって混むこともあるから、18時からの人を15分早出することで妥協したい。そういうことだったのだ。

 シフトリーダー契約そもそも17時までなので、オーナーはあまり残業されたくもないらしい。昼勤のパートバイトは長くて6時間労働のところ、最近シフトリーダーは本人の希望で朝9時出勤となっているのも、オーナーシフトリーダーをさっさと定時で帰らせたい理由なのかもしれない。

 ところがシフトリーダーはといえば、お金はいくらあっても邪魔じゃないから、稼げるんなら出来るだけ稼ぎたい、と自分で言ってるような人なので、夕方シフトに丁度一人ぶんの空きがあるのに残業させて貰えないということに、納得していないようだ。

 実際のところ、17時台はワンオペが出来るほど暇なのかといえば日による。平日でも全然お客様が来なくて何もすることがない日もあれば、二人体制でやっても長蛇のレジ待ち列の出来る日もある。もしかしたらワンオペでは捌ききれない「かもしれないから」ということが、シフトリーダー自主的残業する正当な理由となっている。

 だがオーナーとしてはオーナー命令外のことで「正当な理由」のあるものは何もないのだ。

 結局のところ、最近オーナーシフトリーダーエゴエゴをぶつけ合って揉めている。

 揚げ物とか中華まんセールの時も、オーナーシフトリーダーはよく喧嘩をしている。オーナー本部に言われるがままにセールを頑張るとノルマを増やされて後で面倒臭いので、売上をそこそこに抑えたい。一方、シフトリーダーセール宣伝テレビでも流れていて、セール品目当ての客が事実沢山来店しているのだから、売れる時に売って店を儲けさせたい、と一歩も引かない。オーナーにもうFF商品調理ストップでと命令されたのに、オーナーの目を盗んでは勝手調理して山盛りのセール品で什器を充たしてから帰る。

 それでオーナーシフトリーダーのどっちが正しいのかというとそれは微妙なところで、夕方仕込まれた大量の揚げ物と中華まん20時までにはすっかり売り捌けてしまうこともあれば、セール間中にも関わらず、一つも売れずに大量の廃棄が出ることもある。やってみなければ分からないとしか言い様がない。

 従業員には、「ここはオーナーの店だから」と割りきる人と割り切れない人とがいて、シフトリーダー後者だ。シフトリーダーみたいな人は当然オーナーと揉めるし、他の従業員とも結構揉め事を起こしがちなんだけど、店の売上に貢献しているかもしれないし、仕事をよく回しているから、面と向かって反論するのも憚られる。取り敢えず、私みたいな一アルバイトは、オーナーシフトリーダーの間に板挟みにされるとかなり辛い。

2021-04-20

不妊治療に300万円。心が壊れた妻は「これは何の罰?」と号泣した

https://news.yahoo.co.jp/articles/6a4bc7075ab428abc050f8f9393a74909fa2bd27

これ妻のセリフオタク創作くさいんだが…

【ぼくたちの離婚 Vol.20 咲かずして散る花 #1】

 不妊治療体外受精など高度な治療の開始初期にある女性の54%に軽度以上の抑うつの症状があり、20代では78%以上に抑うつ症状が見られる。そんな調査結果が先日報じられた(※)。

 不妊治療を行う女性たちに強いられる精神的なストレスについてはこれまでも報じられてきたが、今回が国内初の本格的な調査であることを意外に思った人も多いのではないだろうか。少子化国家的な問題としながらも、不妊治療を行う女性メンタルいかケアされてこなかったか。それが露呈したともいえるだろう。

 このようなストレスは、夫婦関係にも大きな亀裂をもたらす。文筆業をいとなむ石岡敏夫さん(仮名/48歳)は、1年ほど前、7歳下の妻・咲(さき)さん(仮名)と離婚した。理由は「不妊治療」だという。ふたり結婚したのは石岡さんが42歳、咲さんが35歳のときだった。

国立成育医療研究センター体外受精などの不妊治療を始める予定の女性や始めたばかりの女性500人を対象に行なった調査

不妊治療でむしばまれた妻の心

最初から子供をつくるつもりで結婚し、1年ほど妊活しましたが、自然妊娠せずで。検査したところ、僕の精子の数が標準より少なく、運動率も低かった。それで顕微授精に踏み切りました」

 顕微授精(けんびじゅせい)とは体外受精一種で、不妊治療の中では最も高度な医療行為であり、最もお金がかかる。女性から取り出した卵子に、男性精子を細い針で注入。卵子が分割して受精卵になったら、胚移植受精卵を女性の子宮に戻すこと)し、着床させるものだ。

 不妊治療のなかでも特に体外受精や顕微授精は、女性側の肉体的・精神負担が大きい。採卵の方法は「採卵針を腟から挿入して卵巣に刺し、卵胞液ごと吸引して卵胞の中の卵子を取り出す」というもの施術前後の投薬や注射必要だ。薬の副作用で体調が悪化することも少なくない。

 頻繁に通院しなければならないことに加え、採卵日が確定するのはその数日前なので、フルタイム仕事を持っている女性にとっては非常にハードルが高い治療法だ。咲さんも働きながらの通院だった。

「僕が率先して家事をやるなど、できるだけのケアはしたんですが、咲がこうむる施術苦痛体調不良仕事のしわ寄せは代わってやることができません。咲はイライラが激しくなり、僕によく当たるようになりました」

 採卵のチャンスは月に一度。しかし投薬による副作用仕事パフォーマンスにも支障をきたすうえ、咲さんが多忙な時期は頻繁な通院も難しく、見送らざるをえない。かといって、時間がたてばたつほど加齢により妊娠確率は下がっていく。焦りといらだちが咲さんの心をむしばんでいった。

目の前を通る子ども無視するように…

 何度も採卵と胚移植を試みるも、いっこうに子供を授かることができない石岡さん夫婦。咲さんの子宮内環境があまりよくないのが理由だった。

不妊治療をはじめて2年くらい経った頃から、僕の中では、そしておそらく咲の中でも、『もう、無理なんじゃないか?』という考えが頭をもたげるようになりました。無邪気に自然妊娠を狙っていた頃、ふたりあんなに話していた子供のことを、一切話さなくなったんです。名前は何にしようか、子供部屋を確保したらあなた書斎はなくなるね、なんて毎晩のようにワイワイキャッキャ。そんなことをしてる暇があったら、1日でも早く不妊治療に踏み切るべきでした……」

 石岡さんは後悔を口にした。

「当時は、新居近くの公園電車内で子供が走り回っていると、『元気だね~』とか『うちの子もああなるかな、目が離せないから大変だね~』なんて微笑みながら話していたものですが、不妊治療が難航するにしたがって、ふたりとも口をつぐむようになりました。目の前を子供が走り去っていっても、“まるで子供なんか通らなかったかのように”無視するようになったんです」

3年間、300万円近くを使って断念

 夫婦関係性にも変化があった。

「くだらないことで心から笑い合うことがなくなりました。以前は、僕がワイドショーコメンテーターモノマネをして彼女を笑わせたり、撮りあった互いの顔写真アプリ変顔に加工して腹がよじれるほど爆笑したりしていましたが、そういうことが一切なくなったんです。

毎年、咲の誕生日は、彼女が行ってみたい高級店を僕が予約することになっていたんですが、不妊治療2年目にどこに行きたいか聞いたら、『今年は別にいかな。それでなくてもお金かかるし』と、テレビから視線を外さずに言われて……。何も言い返せませんでした」

 やがて不妊治療スタートして3年が経過。累計費用は300万円近くにまで達していた。石岡さん46歳、咲さん39歳。“その日”はやってくる。

「何度目かの胚移植に失敗して、咲に生理が来てしまった日のことです。“撃沈”にはもう慣れっこになっていましたが、夕食の後で僕が席を立とうとすると、咲が青白い顔で『もう、やめようか? やめていい?』と言いました。僕は『そうしよう。今までよくがんばったね、ありがとう』とねぎらいましたが、彼女は放心状態。僕はそれ以上言葉をかけられず、そっとしておきました」

視界に入るものすべてが地獄

 数週間は何事もない日が続いた。しかし、ある日のこと。

寝る時間になっても咲がベッドに来ないんです。おかしいと思って洗面所に行くと、彼女が小さく嗚咽していました。『おおぅ、おおぅ……』って。蛇口から水を出しっぱなしにしながら」

 石岡さんが声をかけると、咲さんは洗面所の冷たい床にへたりこみ、苦しい胸の内をぶちまけた。

「視界に入るものすべてが地獄だと僕に言いました。日々報じられる芸能人妊娠出産ニュース。街ではしゃぎまわっている子供たち。何を見ても“何か”を思い出す、耐えられない、気が狂いそうだと……」

 石岡さんが今までに見たこともないほど咲さんは取り乱し、泣きじゃくっていた。

「こうも言いました。世の中にいるすべての人間は、ひとり残らず誰かが産み落とした。なのに自分は、この人間社会の当たり前の営みに参加できない。人類の大きなサークルに入ることができない。こんな絶望ってある!? ねえ? そう詰め寄られました」

 咲さんがその夜に爆発した理由は、後日判明する。1年ほど前に結婚した咲さんの従姉妹(当時33歳)に第一子が誕生したと、その日の日中に咲さんの母親から連絡があったのだ。母親からの「出産祝い、どうする?」が引き金になったようだった。

自分がこんなにも苦労して、莫大なお金を使ったあげく、結局子供を授かれなかったのに、5つ歳下の従姉妹はいとも簡単に授かった。そのうえニコニコして出産祝いまで包まなければならないなんて……。そりゃあ、やりきれないでしょうよ」

“いる”だけで幸せなのに…

 石岡さんによれば、咲さんはもともと、人をやっかんだり、罵倒したりするような人間ではなかった。しかし、その夜の咲さんは違ったという。

彼女は吐き捨てるように言いました。どんなに頭からっぽなモデルあがりの芸能人にも、誰とでも寝ると有名だった中学時代同級生にも、子供がいる。なのに、私にはいない。今まで下に見ていた、自分よりイタい人生だと思っていた人たちが、自分には絶対持てないものを持っている。でも私は持ってない。それが悔しいし、そういう下劣なやっかみの感情を抑えられない自分が嫌になる、と」

 まるで咲さんが憑依しているかのように、感情をこめて話す石岡さん。

「“育児が大変”みたいなブログコミックエッセイって、結局自慢でしょ? “いる”んだったら、それでもう、いいじゃない。私なんて、“いない”んだよ!? だいたい贅沢なんだよね。“いる”なら、“いる”だけで幸せじゃない。そんなちっちゃいことで文句言わないでって思う」

「妻の“生々しさ”に吐き気を催した」

 これは咲さんの言葉の反芻なのか、石岡さんの気持ちの表明なのか。

子育てブログTwitterママ垢には、“旦那育児してくれない。旦那死ね毎日地獄”って書いてあるじゃない。でも私、思っちゃうんだよ。授かることさえできれば、ワンオペでもなんでもいい。咲はそう言いながら、洗面所の壁や床をグーで何度も叩いていました」

 あんなに口汚い彼女をはじめて見ました、と石岡さんは悲しそうに言った。

「咲の裸の人間性を初めて見た気がします。いたたまれなくて、胸が張り裂けそうでした。ただ正直言えば、感情むき出しの咲に怯(ひる)んでいる僕もいて……。彼女の生々しさに、少しこう、吐き気を催したというか……」

 「吐き気」という言葉に、発した石岡さん自身が怯んでいるように見えた。

機械のように「いいね!」を押し続ける罰

 気がつけば何時間も経過し、深夜3時を過ぎていた。ふたりとも翌日は仕事だったが、とても眠れるような状況ではない。

「咲は、頭の中に溜まった澱(おり)を、ひとつ残らず吐き出そうとしていました。僕に、というよりはこの世界全体に向けて」

 咲さんの絶望の矛先はFacebookにも向けられた。咲さんは、学生時代の友人や職場の同僚が投稿する我が子の成長写真に、今まで律儀に“いいね!”を押し続けていたそうだ。

「もう無理、もう無理って、消え入りそうな声で言うんですよ。僕は、“いいね!”なんて押さなくてもいいじゃない。投稿非表示にすれば……と言いかけたんですが、鋭い声で『できるわけない!』と遮(さえぎ)られました」

 それは、なぜか。

「今までずっと“いいね!”を押してきた私が、突然押さなくなったら、友人や同僚たちはきっと変に思う。“何か”を、思う。それに耐えられないし、怖い。私はこれからもずっと、あの人たちの子供の写真を見て、機械のように“いいね!”を押し続けるしかない。そんなの無理だよう、無理だよう……って。子供みたいに泣きじゃくるんです」

 深い溜息をついて、石岡さんは言った。

「咲が言うんですよ。これは何の罰? ねえ、何の罰?って」

意識の高い夫婦だって思われるのが、死ぬほど嫌」

 ここから先の咲さんの言葉は、さらに重い。

「咲は言いました。私は“子供を作らない人生を選んだ意識の高い夫婦だって思われるのが、死ぬほど嫌。できれば名札をつけて外を歩きたい。『私たち夫婦子供がいないのは、作らないからではなく、できないからです』って。

ライフスタイルとして子供を作らないお気楽夫婦と、一緒にしてほしくない。私はね、欲しいけどできなかったんだよ。ものすごく努力して、バカみたいに時間お金もかけて、卵巣に何度も針を刺して地獄の苦しみを味わったけど、それでもできなかったんだよって。首に看板かけて、一生言い続けたいくらいなの。でも、世間はきっと、そういうふうには見てくれない。

私はこれからFacebookによくいる、子供はいないけど夫婦ふたり大人ライフ満喫してますよ、私たちささやか幸せを味わってますよ、足りてますよって、日々自己催眠みたいに投稿する人たちと、同じ“側”の人間になるんだって。これからは“そっち側”の人間として扱われるんだって。そう言って、オンオン泣きました」

 石岡さんは、いくら頭を回しても、かける言葉が出てこなかったという。

「1mmの反論反証もできない、人間完璧絶望というものに立ち会いました」

 石岡さんは言い淀み、そして絞り出すように言った。

「その時、思ってしまったんです。こんなことなら、子供なんて欲しがらなければよかったって」

 石岡さんは今から8年前、40歳ときに急に子供が欲しくなった理由を話し始めた。

(次回につづく)

2021-04-18

ワンオペ育児やって「子育て辛い」とかぬかす母親は実際バカでしょ

これに反発してるコメント多いが、実際にウチは子供まれてしばらく嫁の母親が頻繁に通って子供の世話してくれたんで、本当に楽だったんだよね。3世代同居まではしなかったけど、意図してアパートを嫁実家の近くに借りたのは正解だった。

[B! 育児] 「孫を育てたくて仕方ない本能を持った祖母から引き離しておいて、夫が子育てに協力しないと叫ぶのはバカ進化心理学観点からみた子育て論が話題に。 - Togetter

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1700023

今も「ワンオペ育児大変」みたいなニュースを聞くと嫁は「ウチはお母さんが通ってくれて、楽だった、恵まれてた」と言ってる。

rci だとすると、父親は金稼いでくる以外にますます存在価値が無くなっちゃうけど。いいの?

2021/04/18

全然かまわないけど?

娘の首がようやく座った頃に「ほら、パパも抱っこしてあげて」とお義母さんに渡されて、うまく扱えなくて泣かせてしまい、

「アラアラ、やっぱり男親はダメね」と取り上げられたことがあったが、

育児の場では男は排除されている! 強者の女によって疎外されてる!」なんて「弱者男性」が言いそうな僻みの感情とか全く感じなかったな。

義母さんがあっという間に娘をあやしてるのを見て、娘の世話は嫁とお義母さんに任せておけば安心だな俺は仕事を頑張ろう、と明日への活力になった。

普通に今思い出してもホッコリした気持ちになる。

なんか個人攻撃みたいになって悪いけどさ、このコメント書いたのは女の人かな?

男は言葉も通じない赤ん坊の世話を積極的にしたい人少ないと思う。赤ん坊の無邪気な笑顔に癒やされはするけど。主担当として世話するのはぶっちゃけ面倒という男が大半でしょう(イクメンみたいな変わり者がゼロとは言わないが)。

男親の出番って、言葉が通じる年齢になってから自分知識経験を伝えたり何か技術を教え込んだりして子供大人になるための訓練を施す、みたいな局面だと思うんだよね。自分は日々そういう意味の子育ては楽しんでるし。

それ以前の動物と変わらない赤ん坊の段階の育児母親祖母がチーム組んでやるのが一番向いてる。嫁姑でやるか、ウチみたいに嫁と母親でやるかは、それぞれの状況に応じてだが。

なんにせよ夫婦だけの子育ては基本無理と認めて、国の政策なんかでも母-祖母チームを支援する方向でやるべきだよね。

2021-04-12

anond:20210411154718

自分の近くにも、子持ちの留学生とかたくさんいたわけだが。

それ子育て奥さんに丸投げの男の留学生じゃん

学生がやる語学留学とかじゃなくて、研究者留学なら男なら沢山いる

奥さんは夫の為にキャリア失って外国ワンオペ育児しててろくな支援もなく大企業駐在族なんかと違って金もなくて病んでる人多かったけどな

で、妻の為にキャリア捨てて外国ワンオペ育児してくれる夫なんかいんのかよ

そもそも20代まで院行って勉強だけやってりゃ良い環境でなきゃそんな研究者にもなれないけどな

2021-04-11

子育てはいいよな、前に進むんだから

介護は日々出来ないことが増えていくから…………。

ワンオペ育児も辛いんだろうな、相手幼児理屈が通じないこともあるし育児経験からは先輩風も吹かされたりするだろうし。お父さんや親族といろいろ対立もするだろうしね。

でもワンオペ介護も辛いんだよ。私の面倒もみてくれていっぱい働いた家族がどんどん今がわからなくなっていくし、でも時々ふと元に戻ったりするからまるきり子供扱いするわけにもいかいから。冠婚葬祭のこの辺の習慣やら何やらを教えてくれる一方でトイレを失敗して何とかしようと却って汚れを広げちゃったり。

でも歳だから仕方ないことだからこの辺は別にいいんだ。いっぱいお世話になったから今度はお返しだなって気持ちもあるし。

何が辛いのかって?育児と違って介護はやってる人間が前に進めないんだよ。

シングルで育ててない限りは育児パートナーいるか賃金労働してなくても社会的にまだ認められてるでしょう?

卒業してすぐ家族介護だったか定職全然つけてない、今も無職だよ。

しろ介護する相手が2人で片方は病院にかかるのも拒否してたか家中すごいことだった。いつ家が燃える心配するくらいにはヤバかった。

そんなわけで何年か老々介護を見守る生活をしてたわけだけど、つい一年前、片方を医者に診せるのに成功した。もう一方も介護サービスが使えるようになったかフルタイム仕事練習のつもりで期間が定まってる9時間労働従事したわけ。でも労働にかまけてたら救急車を呼ぶ事態になって今春には両方要介護になってたしフルタイムで働くのが無理な状況になってた。意味がわからないって?私だってからない。本当にわからない。

今片方は入院から施設、もう片方はデイサービスを利用して一緒に暮らしてる。

さて八時半にデイサービス出して5時前に帰ってくるからそれまではパートなりアルバイトなりできるけど、まだ20代からキャリアプランかいろいろ考えたい。でもそういうのできる仕事には絶対に就けないわけです。お役所なり就職支援云々ないろんなところに相談はしてた。でもみなさん現状の説明するとパートタイマーが一番いいねとか抜かすわけです。もうね、詰み。デッドロックまな板の上の鯉ってこんな気持ちなのかな、はやく止めを刺してほしいね

出先で世間話なんかしてて今何してるのって聞かれるの最高に辛い。家族介護してていま無職って言うとみんな偉いねって決まって言うんだ。偉いんなら私を雇ってくれないかな。働きたい気持ちはあるんだから。とりあえず在宅でできる仕事とか探してみてるよ。


最近友達なり親戚なりにお前大変だなって言われてやっとこ現状を理解したほうがいい気がしてとりあえず増田に書いてみた。チラ裏だしここなら迷惑にならないだろうし。

初めて使ったから読みにくかったらごめんなさい。

ここまで読んでくれた方ありがとうあなたの根気強さが幸せにつながりますように。

でも人生で今が一番楽で幸せだよ。キッチン自由アレンジできるし呻き声も罵声も聞こえないからね。

2021-04-07

何億もする競走馬を世話する仕事なんて絶対やりたくない

責任重大すぎるし馬が体調不良でも問診できないし

ぜったいしょぼいWebサービスワンオペで回してる方が気楽

2021-04-06

anond:20210406105510

「金の稼げる」と言っても低収入職場でも問題だらけの発達障害男性なんてごろごろいるでしょ

それでも結婚してる男性はいるし、だから共働き家事育児も(夫がろくに出来ないから)全部ワンオペで更に夫のケアまで強いられて病んでる女性は沢山いる

2021-04-05

anond:20210404154050

BGM流しっぱなしの番組も多いぞ

ワンオペでいちいちBGM調整するのも難しいし、流しっぱなしが合理的だろう

2021-04-04

そもそも日本の女が下方婚しないのって

結婚した場合に増える負担が女に偏ってるからだよな

男を立てて機嫌を取らなければならない、男の分も家事やらなければならない、子供も産んでワンオペで育てなければならない、男の親も介護しなければならないetc…だから

その分の対価を求めないと割に合わないってだけ

から女の収入が増えようと、金以外の何らかの対価を払える男か上記負担を女に求めない男でなきゃ女は結婚しないよ

何も貰えないのにタダ働きする奴はいない

2021-04-03

専業主婦愚痴冷笑していた

会社員なんかより専業主婦のほうが大変です〜!専業主婦年収800万相当〜!みたいなツイートがよくバズる専業主婦になった友達に、ワンオペ育児の大変さを愚痴られる。

女ながら、そういうものを見聞きすると反発心が湧いた。「専業主婦が大変」ならまだしも、会社員とその大変さを比べる必要ある?年収800万稼ぐ会社員がどれほどいると思ってる?夫が不満なら別れて働けば?

同じ女性の訴えに対してどうしてこんなに苛つくんだろうとずっと不思議だったけど、今更気が付いた。専業主婦の母のせいだ。

母は私たち子どものことはそれなりに愛情を持って接してくれていたとは思うが、なにせヒステリックで謝れない性格だった。そしてほとんど毎日、父を殴ったり父にものを投げつけたりする女性だった。流血沙汰になったのも一度や二度ではない。母は私たち子どものことも殴ったが、父に比べればまだ頻度は低かった。

なお、殴られている父にも大変な否がある。営業に乗せられて勝手に大きな買い物をしたり胡散臭い契約をしてくるし、はっきり言って普段言動は気配りゼロどころかマイナスのような人間だ。たぶん昔も今も家族のこともそんなに大事に思っていない。それでも働くだけ働いて、それなりの金は稼いでくる。

好きなだけ趣味習い事をして、好きなだけゴロゴロテレビを見ながら部屋は散らかりっぱなし、そして家族暴力を振るうような専業主婦が最も身近にいたので、私は専業主婦が嫌いだったのだ。専業主婦愚痴を見るたび、夫に不満があるなら別れて働け、と考えてしまうが、これは小学校高学年くらいの頃からずっと母に対して思っていたことだ。

それに気付いたら、いきなり専業主婦愚痴を見聞きしてもあまり苛々しなくなった。うちがこうだったように、いろんな家のそれぞれの事情があって、皆いろいろ大変なんだろうとある程度許容できるようになってきたと思う。そのかわり、余計に両親のことは嫌いになってしまったが……

これは余談だけど小学校低学年〜中学年くらいまで、先生の言うことを聞かない男子は殴ったり蹴ったりしてもいいと思っていた。実際蹴ってた。申し訳ない。途中で周囲を見てよくないことだと気付いたが、これも母の影響だったのかも。

この歳になってなんでも親のせいにはしたくないけど、実際親のせいであることはあるような。

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