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はてなキーワード: ゲリラ戦とは

2018-03-03

西ヨーロッパ(+南ヨーロッパ諸国歴史的英雄

anond:20180228164845

オーストリアプリンツ・オイゲン(1663-1736)オーストリアの名将。元はフランス貴族だが、軍人としてハプスブルク家に仕え、祖国フランスと戦い続けることになる。オスマン帝国との戦いでその西進を挫き、スペイン継承戦争においてはイングランドマールバラ公と共に大活躍をした。
スイスウィリアム・テル(?-?)スイス建国英雄として知られる。オーストリア代官に強いられて息子の頭に置かれた林檎を射抜き、後にその代官を射殺したことで、それがリュトリの誓いに始まるスイス独立運動へとつながったという。ほぼ確実に架空人物だが、スイス国民実在を信じているならそれでいいのだ。
スロバキアユライ・ヤーノシーク(1688-1713)伝説的な義賊山間商人聖職者などの金持ちから金品を奪い、それを土地の貧民や有力者たちに渡していた。有力者は見返りにヤーノシークを守っていたという。やがて捕らえられ処刑されたが、民族意識の高まりと共に支配者への抵抗の象徴と見なされるようになった。
チェコヴァーツラフ1世(907-935)ボヘミア公敬虔信徒として、チェコキリスト教化積極的推し進め、また神聖ローマ帝国に臣従して外圧を緩和した。キリスト教に反対する貴族たちによって暗殺されたが、その死の前後にさまざまな奇跡が起こったという。
ハンガリーマーチャーシュ一世オスマン英雄フニャディ・ヤーノシュの息子。ハンガリー王に選出されると、領土としては最大版図を、文化としてはルネサンスをもたらし、ハンガリーの最盛期を築き上げた。水戸黄門のような廻国漫遊譚があるらしい。
ポーランドヤン三世ソビエスキ(1629-1696)若いから各地で戦功を重ね、国民的人気を得たことで自由選挙によって王に選出された。オーストリア首都ウィーンを包囲していたオスマン帝国大軍を、かの有翼重装騎兵フサリア3000騎の中央突破によってさんざんに打ち破り、ヨーロッパ守護者として大きな名声を得た。
オランダウィレム一世(1533-1584)オラニエ公ハプスブルク家支配下にあったオランダ貴族だったが、カトリックへの強制改宗に反発して起きた独立戦争においてその反乱の中心となる。「海乞食」と呼ばれる船団を率いて港湾都市ゲリラ的に襲って勢力を拡大、事実上独立を果たしたものの、戦争が続くなかで暗殺された。
ベルギーアンビオリクス(?-?)ガリアに住むベルガエ人の一部族、エブロネス族の王。「アドゥアトゥカの戦い」において、カエサルの麾下にあったローマの一個軍団を、谷に誘い込んで殲滅した。カエサルにとってはガリア戦争における最大の痛手となり、その後の反撃でエブロネス族の土地占領したものの、とうとうアンビオリクスを捕らえることはできなかった。ウェルキンゲトリクスと似た扱いで、ガリア自由を求めた英雄とされる。
ルクセンブルクヨハン盲目王(1296-1346)ボヘミア王およびルクセンブルク伯。晩年には病を得て盲目になりながら、百年戦争の激戦「クレシーの戦い」に参戦して壮絶な討ち死にを遂げた。ルクセンブルクでは国を発展させた名君として評価が高いが、チェコでは戦争ばかりで領地に戻ってこなかった王として人気がないという。
ドイツビスマルク(1815-1898)プロイセン王国首相普墺戦争普仏戦争勝利してドイツ統一し、外交でもフランスを封じ込めて欧州の均衡を保った。その豪腕ぶりから「鉄血宰相」の異名を取る。他の候補オットー大帝バルバロッサフリードリヒ大王あたりか。
フランスナポレオン・ボナパルト(1769-1821)言わずと知れたフランス皇帝。他の候補カール大帝ジャンヌ・ダルクド・ゴールあたりか。ちなみにカール大帝ドイツでも人気だけど出生地ベルギーが最有力らしい。
スペインエル・シッド(1045-1099)本名ロドリゴディアス通称アラビア語の「アル・サイイド」に由来する。カスティーリャ王国アルフォンソ6世のもと数々の戦いで活躍し、王によって追放されたあともバレンシア征服するなど、レコンキスタ英雄として勇名を馳せた。後に叙事詩に歌われた。
ポルトガルアフォンソ1世(1109-1185)初代ポルトガル王伝説的な「オーリッケの戦い」でムラービト朝大軍寡兵撃破し名声を得た。主君であるカスティーリャ王国対立した後、和解して独立した。イベリア半島イスラム勢力と戦いながら領土を広げ、リスボンまで占領した。
イタリアジュゼッペ・ガリバルディ(1807-1882)南米ウルグアイの「大戦争」に参加し、そこでゲリラ戦術を身につけた。オーストリア支配のもと、統一の機運が高まるイタリアにおいて「赤シャツ隊」と呼ばれる義勇軍を結成、シチリア南イタリア占領すると、そのままサルデーニャ王国に献上。イタリア統一に大きく貢献した。その後も何度か軍を率いて決起しつつも、政治にはほとんど関わらないまま隠遁生活を送った。

2018-02-23

南アジア中央アジア諸国歴史的英雄

anond:20180221160703

インドシヴァージー(1627-1680)ラーター王国建国者ヒンドゥー教徒を糾合し、周囲の各イスラム王朝と対決した。特にムガル帝国に対しては、大々的にゲリラ戦を展開して、当時のムガル皇帝アウラングゼーブを苦しめた。敬虔ヒンドゥー教徒であり、イスラム勢力と戦って独立を勝ちとったために、ヒンドゥー教国のインドでの人気が高い。
パキスタンアウラングゼーブ(1618-1707)ムガル帝国皇帝兄弟同士の後継争いを制し、父親幽閉して即位した。数十年にわたって帝国を栄えさせたが、晩年は長引くヒンドゥー勢力との戦いで財政悪化国土の荒廃を招き、己の統治の失敗を嘆きながら亡くなった。厳格なムスリムとして、ヒンドゥー教徒を激しく弾圧したため、イスラム教であるパキスタンでの人気が高い。
ネパールアマル・シンハ・タパ(1751-1816)ゴルカ朝の名将。ゴルカ朝がネパール統一したあと、アマル・シンハはさらに西へ進軍して領土を拡大した。その後、グル戦争において主力を率いて奮戦するもイギリス軍の前に敗れ去り、失意の彼は聖地サインクンドへ行きそこで亡くなった。グル戦争における彼らの戦いぶりが今も恐れられるグル傭兵誕生につながるのだが、それはまた別のお話。え、「ネパール釈迦だろ」? うん、そうね。
バングラデシュカン・ジャハン・アリもとはインドトゥグルク朝貴族で、ティムールトゥグルク朝を破ったあと、ベンガル地方にやってきて森林を切り開き、いくつかの街を建設して、その地を支配した。イスラム聖者ともされて、彼が建設したモスク群は世界遺産登録されている。
スリランカドゥッタガーマニー(前161-137)タミル人を打ち破り、初めてセイロン島を統一したシンハラ人の伝説的な王。実在はしたらしい。現在でも、タミル人との民族問題となると、シンハラ人がドゥッタガーマニーを持ち出すらしい。
ブータンガワン・ナムゲル(1594-1651)ブータンの高僧にして初代シャブドゥン。チベット仏教ドゥク派の後継争いに敗れてブータンへ逃れてきたあと、たちまち国内統一すると、各地に城砦建設し、たびたび侵入してくるチベット軍やモンゴル軍をことごとく打ち破った。
モルディブハメド・タクルファーヌ(?-1585)モルディブ植民地とし、キリスト教への改宗を迫るポルトガルから独立のため、島から島へと移ってゲリラ戦を展開し、八年の戦いの末にポルトガル人追放し、ウティーム朝を建てた。
カザフスタンアブライ・ハン(1711-1781)「大いなる災厄」と呼ばれたジュンガルの侵攻のなかで勇敢に戦ったため「英雄」と呼ばれ、やがて大きく三つに分かれていたカザフ部族連合の上に立ち、清とロシアの双方から「ハン」と認められるようになった。彼の死後、カザフロシアに対抗できなくなり、その統治に組み込まれていく。
ウズベキスタンティムール(1336-1405)モンゴル帝国の後継を名乗り、中央アジア大帝国を作り上げた世界史上屈指の軍事的天才オスマン帝国との戦争でその皇帝捕虜にしたアンカラの戦いは特に名高い。明との決戦へと向かう途上で死去した。
タジキスタンスマーイール・サーマーニー(?-907)サーマーン朝最盛期の君主。サーマーン朝はタジク人最後独立王朝でもある。サーマーン朝が滅びた後、この地域トルコ系、ウズベク系、そしてロシアの影響下に置かれ続けることになる。タジキスタン通貨ソモニ」はサーマーニーに由来する。
トルクメニスタンアルプ・アルスラーン(1029-1072)セルジューク朝スルタン。名高き宰相ニザームルムルクを重用して国力を高め、東ローマ帝国と戦ってその皇帝捕虜とした。セルジューク朝は「トゥルクマーン」という遊牧民建国したのだが、トルクメン人と「トゥルクマーン」の関係は明らかになっていないらしい。にもかかわらず、トゥルクマーンが建国したセルジューク朝スルタンや、伝説上のトゥルクマーンの祖とされるオグズ・ハンを、トルクメニスタン英雄視しているのは、そこに民族ルーツを求めているかなのだろうか。
キルギスマナス(?-?)世界最長と言われるキルギス英雄叙事詩に謳われる王。オイラト人の支配下にあったキルギスに生まれオイラト人やキタイ人と戦って勝利し、キルギスの王となり、北京への大遠征成功させた帰りに、敵の斧を頭に受けて死んだという。実在たかはよくわからない。実在が確実なクルマンジャン・ダトカのほうがいいかもしれない。
アフガニスタンアフマド・シャー・マスード(1953-2001)アフガンに侵攻したソ連軍を幾度も撃退して「パンシール獅子」と呼ばれた。タリバン政権に対抗する北部同盟の中心人物として活躍したが、9.11の二日前に暗殺された。あんまり最近の人は入れないつもりだったけど他にいないのでは。

2018-02-01

anond:20180201171116

4DXってカーアクションとむっちゃ相性いい

でも空中戦とか格闘物とかゲリラ戦的な戦闘シーンは微妙

から流行りのファンタジーとかアメコミヒーロー物見ると意外と微妙に感じる

2018-01-24

教室テロリスト妄想亜種

高校生の時、自称進学校の授業についていけなかった俺はこんな妄想ばかりしていた。

政治行政の腐敗。資本主義による金が金を生む現実。みんな触れたがらないが明らかにある階級格差。過剰な対米従属

現代日本の現状を憂いた俺はこの国を変えるために立ち上がることを決意する。

そしてネット反体制活動をしているうちに憂国の同志達と繋がり彼らと革命軍を結成。発足時メンバー86人。

闇市場から武器を買い集めるなど着々と準備を進め結成2年後ついに実力行使に出る。

2001年2月20日革命軍東京六本木にある米軍施設赤坂プレスセンター攻撃を加え一時占領することに成功

その後、米軍自衛隊攻撃され撤退。俺はなんとか生き残る。

多くの同志が殺害または逮捕され革命軍解散危機に瀕するかに思えたがその勇敢さに感動した憂国の同志が日本中から集まることによりむしろ兵力は増強された。

その後、警察公安、軍による掃討作戦に抵抗しながら蜂起の時を待ち続ける。

そして2008年1月16日新宿渋谷池袋などで革命軍は一斉に蜂起。永田町霞ヶ関へも侵攻。

国の中枢への攻撃民間人大量虐殺により日本は大混乱する。

その混乱に乗じて革命軍臨時政府樹立宣言を行う。

しかし次第に自衛隊米軍の態勢が整い体制側の反撃が始まる。

革命軍ゲリラ戦で抵抗するが相手の圧倒的な火力と人数、練度の差により次々と駆逐されついに一時解散を決定。

池袋戦線にいた俺は奥多摩へ逃亡を始めるが途中で自衛隊に遭遇。近接戦闘になり首を折られて死亡。38歳だった。

俺は死んだので革命軍がその後どうなったのかはわからない。

2018-01-16

ぶっちゃけアフリカが発展しないのって奴隷制度がないからじゃない

他国奴隷ばっかりやってきて

自国誕生した時にはもう奴隷が許されない時代になってしまった

武器やその土地戦争で勝つ戦術戦略の蓄積のないまま近代化されて

泥沼のゲリラ戦しか戦う方法が許されずに国境権力者が決められてしまった

ぶっちゃけ俺が世界大統領ならアフリカから全部武器撤退した上で

アフリカ大戦を勝ち抜いた有力な権力者が出てくるま放置するね

そんで完全に国として治められた後に、民主化を探って貰えばいいじゃん

多分、食料やら医療やらを援助して人口爆発させた結果死ぬ人よりも

少ない死傷者で済むんでないか

2018-01-15

はてサ絶望的なゲリラ戦を繰り広げている

日韓合意に関するマイナーエントリに一斉に集まって星を付け合って人気上位を独占して世論形成を図る

          ↓↓↓

エントリ存在はてサ以外に気付かれてブクマが増えるとはてサコメントが人気上位から弾き出される

 

 

 

 

人がいないエントリにこっそり集まってコメント上位を独占するという行為意味がわからないけど

かに示し合わせてやってるよね

人目が多いエントリにはあんまり出てこないし

2017-12-06

編集者が書く、編集じゃない仕事でも役立った7つの編集スキル

https://adventar.org/calendars/2660

とかやってて乗り遅れた。乗り遅れたので増田に書く。

最初に少し自己紹介をする。新卒出版社、そのあとベンチャー2社を渡り歩いて、いまはわりと大きい会社Web仕事をしている団塊ジュニア出版社時代は概ね雑誌編集で、連載やったり特集やったり。ムック書籍も同時進行でやっていくスタイル。このアドベントカレンダーに参加してるやつらはだいたい友達(そうでない人もいる)。とくに仲が悪いのは……って、そういうことを増田からって書くのはよくない。

以下に書く内容はタイトルの通り、編集を辞めて違う仕事をしても、あー意外と編集者やってたときスキル役立つよなーって話。最初に目次的なものを書くとこうなる。

なんか真面目くさいな。最悪だ。最悪だと思っても書けちゃうのがプロ鼓舞)。

構造化と抽象化

別に言葉は「仕組み化」とか「見える化」「体系化」でもいいんだけど、乱雑にいりみだれてる言葉事象を、いい感じに整理して、まとめなおす作業一式。まとめた結果は図とか短い文章になってコミュニケーション素材として用いる。会議資料になったり、営業ツールになったり、報告書になったりする。

出版社じゃない場所仕事してみると、この「まとめなおす」機能が壊れていることがわりと少なくない。だいたい仕事はなんでもたいへんで、状況はかんたん明快!なんてこともあんまりない。だからといって、いい感じに整理しておきましよ!みたいなこともほとんどない。見てるだけで整理して章立てしたくなる。ラフを書くノリでホワイトボードにポンチ絵書いて、適当キャプションを口で言うだけで「わかりやすい」という反応が得られる。便利。

で、部下や同僚が同じことできないと不便だから教えてみると、抽象化能力とか、抽象化したモノとモノの関連を整理する能力に欠けているとわかる。デザパタみたいにして教えてあげると、すいすいできるようになったりする。まあ地頭はわりと効くけど、どっちかっていうと訓練。取材インタビューのまとめとかした編集者は鬼訓練されてる感じ。あとクソ原稿を直すのも似た作業ですね。量が質を作るジャンル

議論

だいたいどんな会社でも、会議などの社内コミュニケーションで残念なことをいうやつはいる。モチベーション下げる能力がすごい高い人、たぶんユビキタス存在するんだ。これはアレだ、どんないい記事で、売れて、読者の評価高くても、DISってくる人はいるアレ。元編集者的にはそっくり。そういえば売れたこともDISられたこともない編集者さんはがんばろう。

若いうちはなかなか難しかったり、傷ついたりするかもだけど、想定能力と、度胸、切り返し能力あたりが見についてくる。予測力っぽい感じ。これがめっちゃ効く。だいたい知的労働をする会社は、対人コミュニケーションが主たる仕事、かつストレッサになりがちなんで、そこの予測力や度胸、切り返し能力があると、とりあえずバカ扱いはされない。

あいまい定義を、ほどよく確認したり、論理矛盾をいらいらさせないように指摘したりってのは、取材インタビュー、あるいは査読した結果をフィードバックする感じとよく似ている。人格攻撃しないで、コンテンツのもの目線を向けながら品質を上げる行動みたいな。結果議論が進む。これ便利。

なお人格が壊れている編集者は、ここがだいてい壊れてる感じする。そういう人ほど優秀ってのもまたある。人格壊れたまんま、かつて優秀だった、みたいな人もいて、これはしんどい。若くしてこじらせちゃうのと同じくらいしんどい。ぼくにもしんどみがありますメンタルヘルス

マーケティングの基礎

メーカーっぽい会社場合プロダクトアウトが強すぎてマーケ不在ってことはわりとよくある。わりといけてる雑誌屋場合、ここがしっかりしてて、自分仕事がどう部数(=売上)に効くかを体で覚えてて、これがよい。例えば定期購読者増やしたいとか、ECでまったくおんなじ構造の話があるので理解がはやい。

プロの物書きやプロ編集者は「うけてなんぼ」の世界だということをよく知ってるゆえ、勝手に学んじゃうってことだと想像する。いまのWebマーケはいろいろ計測できるけど、impだCVRだCPAだってのは、知ってる概念がなんか別のアメリカ人言葉で言い換えられただけで「うけてなんぼ」を知ってて、自分でやってたって人は、たいてい難しくない。

広告仕事もしてた人だとなおわかりよいかも。Web媒体というか、読者さん課金がない媒体経験だけだと厳しいかもしれない。炎上だけやってる人のうち、インターネットを利用してインターネット価値を下げてるってわかってやってる人ははやくほろんでほしいな。でてくる広告マイナスクリックする技術まだか。

表現が伝わるとき想像力

なんかふつう会社の人をみていると、書くことで精神エネルギーを使い切って、読む人のことまで神経届いてないっぽい人が少なくない(全員だとはいってない)。いや出版社にもそういう残念な人いるけど、割合がだいぶ違う。あと、読む人をわりと簡単にダマさえると信じてる人も多い。ちゃんとした編集者のみなさんはよくご存じの通り、そんなわけない。

プロ編集者は目の前の文章が読者にどう読まれるかの想像力を発揮してる時間が長い。めっちゃ長い。結果訓練されまくって、文章を書く前に脳内読者の文句が想起されたりするまでゲシュタルトが鍛えられる。これがめっちゃ便利。結果として「まとめたもの」の生産性が高い。これに、最初に書いた抽象化能力構造能力が組み合わさると「優秀」って思われやすい。いや訓練の結果なだけなんですけど…。

逆にいうと、そこらへんを売りにしていくとうまくいきやすいってことかも。決められた手順の繰り返しより、乱打戦とかゲリラ戦に向くみたいな売り込み。いやせっかく編集やめるんだったらもう少し落ち着いて仕事したいってのはわかるんだけどもまあ(時代)。

コミュ力交渉

だいぶだるくなってきたので、ここから先は端折ってく。コミュ力とか交渉力はふつうにみんな使うし、編集者ノリのままでわりとOK会社業界によっては謙譲の度合いとか忖度の度合いとか変わってくるけど、まあ大事なところは本音ってのは間違いない。服装や出社時刻は違う。外資はいたことないのでよくわからん。なんだっけ、まあ誠実ならOK。不誠実なやつはすぐに編集者やめてくれ。

雑誌書籍にあった内容で学んだことそのまんま

世の中の人は恐ろしいほど、本も雑誌も読まない。Webも見ない。読み続けることに慣れてない。一方編集職の人は、大食いチャンピオンレベル文字摂取する。結果として知識量は多くて、かつ元ネタとして活用するように脳内におさまってるんで、そのまんま役に立つ。くそ便利。意識まらないようにしつつ大量に読む技術、まじで編集者を支える技術だと思う。なお筆者はいまでも奥付から読むみたいなクセが抜けない。習慣怖い。

お金計算

まあこれは編集じゃなくても仕事してりゃわかるか。てか編集スキルじゃなくね?

おしまい。こういう尻すぼみなスタイルよくないと思いつつも、読み直すとかあんまりしなくなってる元編集者なので初稿ってことで。どうせ編集アドベントカレンダーなんだから、もうちょっといけてる感じにだれか編集してくれたらうれしいかも。元原稿がこれじゃ、だれもやりたくないかw 送り仮名とかたぶんそろってないし。まあ項目5つくらいにして、順番入れかえたいよねふつう

***

編集を離れてもう5年ほどになる。やってたころは「編集はぼくに向いている仕事」って思っていたけど、まあそれ以外でも別に極端に向いてないってことはないなって感じ。たぶん知的活動コミュニケーションがない仕事ってほとんどないってことなんじゃないかなー。

ということで、まだ編集で消耗しているみなさんは、年末進行まっただなかな人も少なくないと思いますが、なによりご健康留意してほしいなと思いつつ、これからもよい仕事をぜひおねがいします。今はいち読者として、いろいろな記事や読み物を楽しみにしていますノシ

2017-11-13

リベラル自分正義を信じていて俺たちに押し付けてくるー」

をやたら強調しはじめたのは、それがかつて「教師」や「マスコミ」を倒すのに成功したメソッドから

陰謀論的な既存権力仮定しつつ「強大な敵に弱者である俺たちが団結して立ち向かう」という被害者モードゲリラ戦法。

実際有効

2017-10-18

anond:20171018161026

ゲリラ戦しか無いと思ってるならやれば良いだろ。ただしさっきも言ってる様に賞賛される行為では無い自覚は持ってね。ゲリラ行為やって褒められてるのカストロゲバラぐらいだよ。革命成功させたからだけどさ

2017-09-04

プロパガンダZEN もしくは、金正恩・驚異のプレゼン

ミサイル発射実験や、核実験のたびにテレビに写る金正恩写真

優れたプレゼンター自然所作のうちにパワーポイントリモコンスライドを”次へ”と送るように、自然更新されていく金正恩スナップ

世界中液晶デバイスが、こないだの金正恩笑顔から今日金正恩笑顔へ切り替わる。

屈託のない若いガキ大将が「世界中やったったしー」と言わんばかりの笑顔で、周囲の将軍たちを笑わせようとしているアレ。

……ところで2016年はナショナリズム先進国を席巻したと言われるけれど、金正恩プレゼンの前ではたか民主国家国民主義にすぎない、って思える。

先進国ナショナリズムは、(得票率に関係なく)小選挙区で1位を獲り、比例代表効率を最大化するためのプレゼンだ。

国民を票田とそれ以外に分け、同じ境界線に「我ら」と「あいつら」の線を引く手法

金正恩ナショナリズムプレゼン意図も、対象も、焦点深度も違うものだよ。

スティーブ・ジョブズの初代iPhoneプレゼンハイライトをご存知だろうか?

アップルは「電話」「音楽プレイヤー」「ネットデバイス」の3つを作った、と言いながら、それは1つのiPhoneだった!ってアレ。

逆に金正恩プレゼンは、1つの手口で3つの聴衆を絡め取る。……そう、屈託のない笑顔ならね!

自国民に対して:安心、と同時に「世界中を敵に回してもかまわない」というロミオとジュリエットロマンス

先進国国民に対して:アイツまじヤベーのいう恐怖と、同時にドラマを持った一人の男の存在感

先進国指導者に対して:憧憬と親愛を獲得した指導者斬首しても、泥沼のゲリラ戦国内世論の暴発がめっちゃリスクだな、の忌避感を

このエントリは彼の国の内政、外交手法の是非を指摘するものではない。

純粋プレゼン技術についての仮説。

どんな手品であっても、タネが分かってしまえばスルスルと。

各国の思いはこんなところだろうか

米国・・・朝鮮半島の緊張材料として適度に暴れてくれればちょうど良かったのに、調子にのって戦略核まで到達されてしまうと、もう容認できない。これを容認してしまうと、北はシリアイランへの売却、ひいてはISILのようなテロ集団への売却もしかねない。いやビジネスとして確実にやってくるだろう。そのとき世界制御不能な混沌現実化する。ではそうさせまじと、先制的に北朝鮮攻撃したとき中途半端攻撃ではゲリラ戦術を用いられ、東アジア中東のような長期にわたる戦場となってしまう。短時間でけりをつけようとすると、米国核兵器使用する羽目になる。いずれにしろ国際世論からの猛批判に長年さらされる。また、戦後の面倒を米国がみることになり、得られるものほとんどないのに、余計な苦労だけ背負わされる。その役目は中国に担ってもらいたい。最初から中国が北を攻めればいいのに。北をあげてもいいよ。韓国あかんけど。はよやれや中国。やらんのなら中国責任放棄宣伝しつつ、代わりに米国がやったげるけど。

北朝鮮・・・水爆核弾頭搭載ICBMの完成と配備完了してしまえば、米国体制保障必要ない。中露にも脅かされることはない。あとはこれをビジネスにして儲けかつ南への脅迫材料にしてじっくり北主導での統一に追い込む。そのためにはいまのうちに(攻められ追い込まれる前に)ゴールまで駆け抜けろ。

韓国・・・発言権もなく、軍事指揮権もなく、誰からも注目もされない。なのに軍事攻撃時にもっとも人命が失われるのは韓国。北の核保有容認をいっそのことしてもらって、その代わり、北とイーブンになる韓国独自核兵器供与するべきだ、いや供与してください、お願いします。

中国・・・経済的米国に肉薄する勢いを持ち、そろそろ世界での覇権の分割という分け前をもらっても良い立場になっている。なのに、米国はいちいち邪魔をして、覇権を一部でも譲ろうとしない。歴史的清代の版図を列強に掠め取られてきた中国はいまこそ、その版図をとりもどす実力をつけつつある。ゆっくりとでも実力行使・現状追認型で徐々にとりもどしていきたい。そんなとき中国の影響下にもかつてあった領域米国に掠め取られることはあってはならないことだ。そもそも朝鮮戦争の休戦協定時に3か月以内に外国軍隊朝鮮半島から出ていくという約束だったのに、それをこの60年以上米国裏切り続けている。嘘つきは米国だ。だから北朝鮮にはひたすら米韓敵対していてほしかった。ただしおとなしく。誰が調子にのって戦略核まで持てと許したか。いやそこまでは許していない。しかも党中央に歯向かう軍区(朝鮮族の牙城)と結託してこちらにまでミサイルを向けている。中国にも歯向かうようになった北に対し、中国コントロール下で傀儡政府を作ろうとしたが、これも結局ルートを殺され、つぶされてしまった。こうなると軍事力でやりたいところだが、肝心の隣接軍区が党中央に歯向かっているのでそれもできない。だからいくら米国からなんとかしてくれと言われても現状では言うことをきかせる手段がない。石油禁輸は北を追い込み、必ずや隣接軍区とともに北京へ向かってくるだろう。難しい局面にあるが、なんとか北に核開発を停止させ、その代わり在韓米軍撤退させるというダブルフリーズ案を国連の場で提唱し、双方に飲ませることはできないだろうか。できるといいなあ。できたら自分とこにとっても都合がいいんだよなあ。米国がそれはいやだ、どうしても先制攻撃するというなら、大声で批判しまくってやる。批判しながらついでに尖閣諸島を占拠してやる。

ロシア・・・ソ連傀儡として作った北朝鮮も、もうちょっと朝鮮半島全体を占拠できるところだったのに、国連軍とやらの反攻にあってしまった。休戦協定時の約束である米軍撤退を結局60年以上も果たしていない。米国は嘘つきの限りだ。ドイツ東西統一するとき米国は裏約束として決してNATO/EU陣営東方拡大しないと言った。それもまったくの嘘だった。そしてソチ五輪とき大統領ソチから離れられないそのときに、米国ウクライナでのデモ悲惨な衝突を演出し、政変を起こした。そのプロしからぬやり方はもう許せない。相手がそんなやり方をするなら、ロシアもやり方を変える。米国覇権を崩すためならあらゆる手段を尽くす。チャンスがあれば嫌がらせの限りを尽くす。たとえ、自国へ歯向かうテロリストへ核が流出するリスクを冒そうとも、北への石油輸出を増やし、ミサイル技術開発の支援もし、はては米国斬首作戦から金正恩防衛するために元KGB要員の顧問派遣する。中国ダブルフリーズにのっているふりをしつつ、決して米国の思い通りにはさせない。もし米国先制攻撃に出るなら、猛批判急先鋒になってやる。そのドタバタついでに中国から北朝鮮ビジネスを奪い取ってやる。

日本・・・東アジア防衛の要は、日米の防衛協定にある。ここが安定化・深化することが、中国覇権主義から東アジア諸国を守る軸となる。北朝鮮への対応は、その真価を現実のものとして日本国民他国民にみせつけるショーケースとなりうる。米軍自衛隊が一体となって、日本国民とひいては韓国をも守護するさまをできれば見せたい。ただここまで北の開発スピードが早くなっているとは予想していなかった。すでにショーケースだのなんだの言ってる段階をはるかに飛び越えてしまたかもしれない。軍事攻撃にせよ、核保有公認にせよ、どちらにしても日本にとっては大変よろしくない結果が待っている。うーん、困った困った。状況に合わせて動くしかいか。核保有公認時には、日本独自核兵器保有論議に入るか。うちには大量のプルトニウムと固定燃料運用の実績豊富ロケット技術もあるし。

2017-09-01

https://anond.hatelabo.jp/20170831175916

ベトナム熱帯雨林の中でゲリラ戦だったけど、北朝鮮ハゲ山と掘っ立て小屋ばかりで隠れる場所少ないか地上戦簡単かもよ。

今ならヘリから赤外線カメラで居場所特定してハチの巣にできるし。

問題人間の盾がいっぱいいる事かな

2017-08-12

https://anond.hatelabo.jp/20170812104619

捕虜虐殺なんて物心に余裕のない軍隊はどこでもやってるし、全滅するまで戦うのもよくあることだ。ただ程度の差はある。

日本軍では降伏撤退ゲリラ戦とかを選ばずに得るものもなく戦って玉砕するのが常態化した。

どうせ結果は死だからって、すぐに玉砕する必要別にない。玉砕を選んだのは日本軍精神主義だよ。

もちろん撤退支援できないし戻っても食わせる飯がない、ゲリラ戦なんてするノウハウがない、っていう戦略事情もあるけど。

2017-07-12

上司や同僚をはめ込むことばかり考えているウォーモンガー共に告ぐ。

きっと貴方達のようなウォーモンガー、及びその予備軍は、どの組織においても、誠心誠意、良心の下、闘争を行い、殺し、殺され合う宿命というか業(カルマ)を抱いておられることと思います

荒みませんか?私はクッソ荒みます人生なんて、「悲しくてやり切れない」の歌詞通りです。

ちなみに個人的には映画版重厚オーケストラよりも、そうじゃない版のコトリンゴの方が好きですが。話がそれました。

そんな荒んだ精神はハッキリ言ってあまり良くありません。企画書書くのも一苦労です。

まりはめ込みの前提条件としては、コスパ良く成果を出す必要があります。  

成果のない人間が仕掛けるゲリラ戦なんてワークしません。自分意味もなく社会的について死に、年収が下がるだけです。さいあくです。

これを回避するためには、荒んだこころを癒すために投薬治療荒行カウンセリング筋トレなどありますが…。

やはり一番楽なのは平穏な、極めて平穏な(だけどそこかしこに不穏な雰囲気のある)アニメドラマ漫画やらなんやらを見ることか良いと思われます個人の感想です

それは少し前ならけものフレンズですし、今ならセントールの悩みです。あ、どちらもアニメの話をしています

まぁ、残響のテロルとか鉄腕パーディDECODE1&2なんかも好きなんですが、どちらも喪失エンドなので一概にオススメできません。

とにかくなんか不穏な空気もしながらも平穏な日々を送る作品を見ると癒されます

鉄火場に立つしかない、だけど軍人警察他といった暴力装置に成れなかったウォーモンガーの皆さん。

精神すり減らし切る前になんか手だて打ちましょう。私は今でも毎日自分のせいで人生設計破綻させられた皆様のこと省み、殺したものの務めとして祝杯を上げ続けます

それがせめてもの供養だし、そうしなければ、殺された皆は、やりきれないでしょう。

から、これからも、殺戮し続けるために、心の均衡を保つために、平穏日常作品見ましょう。

自分自身犬死にしないために。

犬死にしたことで、殺してきた人たちも殺された価値毀損されます

せめて鬼畜なウォーモンガーの自分と勇敢にも闘って徒花として散っていった彼らの死に意味を与え続けてあげましょう。

こちらからは以上です。やっていきましょう( ・_・)

2017-07-02

バニラ・エア木島英登氏の飛行機搭乗問題事前連絡の是非

※先に自分自身結論立場を表明しておくと、いすみ鉄道の社長、鳥塚亮氏のブログ内容にほぼ全面同意するけど1箇所だけ、
「(木島氏は)あくまでもご自身パイオニアだと考えているのかもしれませんが、こういうことは今回限りということにしましょうね。」という
抗議行動に苦言を呈す/釘を差す一言にだけは断固反対、という主張です。

本題

netgeekのいつもの偏向記事に、id:fujippon氏が丁寧にツッコミ入れた以下の批評記事、そこに付いたブコメについて。

『バニラ・エア』の件で、netgeekの記事に「釣られてしまった」人たちへ - いつか電池がきれるまで

id:kirifuu 見事にnetgeekに釣られたのでここで謝罪申し上げます。/尚批判自体は取り下げない。/”これを機に正常化したのだから結果的プラスになったはず。” これがダメだと言ってんだよ。目的手段正当化しない。

さて。 "最強の弱者様"が対話を通さず、この手の強硬的な活動是正を突きつけるのは善行とは言えない、目的手段正当化しないという至極ごもっともな感想だった。
その一方で「正規の窓口から穏便に問い合わせた結果、丁重お断りされた」という声も上がった。母数がn=1であろうとも、差別されたもんは差別なのだから無視するわけにはいかない。

バニラ・エアに事前連絡したが乗れなかった車いす女性 | | まなナビ

バニラ・エアでは以前より、「お手伝いが必要お客様」が搭乗する際には「5営業日前までに予約センターに」知らせるよう「ご利用ガイド」に明記しており、車いす利用者もその対象となっている。今回の報道を受け、バニラ・エアは、車いすの方の搭乗には事前のFAXをお願いしていると述べた。ネットでは、その事前申告をしなかった車いす男性への非難も出ているようだ。では、事前申告すればよかったのかというと、事前申告すると断られてしまっていた。

ここでbuzzfeed記事と、脳性まひ障害者運動団体「青い芝の会」に所属していたプロ障害者活動家横田弘氏(1933年-2013年)を引き合いに出す。

差別を受けている人が対案を出さないといけないのか?

障害者は「差別」に泣き寝入りしないといけないのか?伝説の運動が教えてくれること

当時、横田さんが展開した運動は、常に「過激」という表現がついてまわった。例えば車椅子集団バスに乗る、電車に乗る、路上マイクを握る。
有名なのは1977年障害者車いすのままバスに乗ることを拒否した川崎市バス会社への抗議だ。JR川崎駅ロータリーに停車中のバスに、障害者が一斉に乗り込んで運行28時間ストップさせた。
安易問題解決はしないと宣言し、次々と問題提起をすることが自分たち運動なのだ、という。「反対するのはわかったけど、では対案を出してください」という声に対する強烈な否定である

木島英登氏は、もしかすると横田弘氏が過去にやってきた事を己の使命感に自己投影して、悦に浸ってるだけの英雄症候群だと、意地悪に言えばそうなのかもしれないね
でも、正直に事前申告したり、現行法範疇で正統なアプローチを試みた人が門前払い馬鹿を見る一方で、横田氏や木島氏の様に屈せずに声を上げ続け、"強い弱者"がゴネ得を押し通したほうが
結果的社会を手っ取り早く動かせるのは今も昔も変わってないという現実。あれから40年も経ってすっかり豊かになったはずなのに、日本社会と人の心は相変わらず当時水準と変わらぬ貧しさのまま。
この社会非対称性を解消できない限り、木島氏はおそらく死ぬまで全世界抗議活動を続けるだろうし、いすみ鉄道社長が直々に諫言したって聞き入れられないだろうね。なぜなら、その方がずっと合理的から

みんなに/大勢の客に迷惑をかける手段をとっちゃいけないよね?

横田氏は同時に、通称太宰メソッド藁人形論法主語でか案件」といわれる詭弁に非常に敏感な詩人でもあったそうで。

横田さん詩人でもある。だから言葉特に主語には敏感だった。
荒井さんは、横田さんからしばしば「君はどう思うの」と問いかけられた。そこで私たちは〜、一般的には〜、この社会は……といった大きな主語で答えようとすると、「それで君自身は……」と畳み掛けられたという。
範囲がどこまでかわからない「私たち」のような大きな主語からでてくる言葉は、どうしても責任範囲あいまいになる。(中略)あなたはどう考えるのか。「小さな主語」で伝えてほしい、と横田さんは常に問いかけた。

id:bluerondo netgeekいすみ鉄道の人の記事は見事な太宰メソッドだったよね。この件で「木島さんの行動で大勢の人に迷惑がかかる」とか言ってる人にも「『大勢の人』ではなく、あなた迷惑と感じるんでしょう!?」と言いたい。

これな。ひとえにこれ。皆がじゃなくて、「突然の抗議活動LCC飛行機便が止まったら/値上がりしたら、"俺が"迷惑から止めろ」「乗降や緊急避難時に"俺が"迷惑するから最初から乗るな」という本音を引き出した。
今回の一件は無意識下の差別感情を炙り出す優秀なリトマス試験紙だったと思う。

最後

自分意見、および横田氏、木島氏の戦い方と近しい結論を導いてた人の記事リンクを貼って〆とする。今のところ「ゲリラ戦しか選択肢が無いよねって話。

【私的統括】バニラ・エア問題に見る「障害者の戦い方」はゲリラ戦に学べというお話

id:houjiT 問題点は認めるが「突撃」がなかったら御断りも、事前連絡の穴も公にならなかった可能性も考慮すべきでは。もっと突撃」を、と言いたいのではなくて「突撃」の前に掬い上げる社会を我々が作る必要があると
id:carl_s 「障がいが不便なのは、障がいがあるからではなく、環境が障がいに対応しておらず、できないことがあるから社会モデルのこの話、コスト削減優先で障害者排除環境を構築してきたことが一因なんだよな。

2017-06-30

https://anond.hatelabo.jp/20170630062606

それこそ戦場次第

アメリカ北朝鮮に攻め込んだら地続きの中国から物資が入り続けるのでゲリラ戦が長期化し、米国は最終的に撤退→負ける。

これはベトナムパターンと同じ。

中国アメリカに攻め込む場合外国に食料・資源依存しないという選択肢の有るアメリカを攻め切るのは無理で中国は勝てない

ただし、太平洋越しに日本を切り取る事は簡単に出来るので、日本中国領になる。

当然日本人チベットみたいになり数年で断種されることになるだろうが、琉球アイヌにとっては非常に喜ばしい事。

2017-06-20

https://anond.hatelabo.jp/20170620110009

はてなの外に出なよ……

左翼なんて安倍支持者と争えるような規模感全くないでしょ

本気で右翼左翼対立したら左翼なんてゲリラ戦するしか手がないくらいの雑魚勢力

2017-05-19

今日の耳地獄

鉢植えの植生が変わってる謎の紫の花が咲いてるふさふさしたのがなんか実らせようとしてる畑が近いと風で飛んでくるんだなあああそういえばねモンサント遺伝子組み換え植物はな風で飛んで来て育った作物収穫して売ったら訴えられるんだってなええそんな権利なくないないようんだから1回限りで交配できないようにしてるんだなあああ枯葉剤ベトナム戦争モンサントあれだろモンサントってモンキーコンサルタントの略だろなんで枯葉剤撒いたんですかアメリカドイツかクソかはゲリラ戦だったからだよ生い茂る草茫々の寂滅だったからだよそんな権利なくないないよそういえばね去年草刈りをして腰を痛めたんだよ日雇いで腰の位置が引っ込んだというのかしらそんなもんだまあ枯葉剤残留毒でな私生児たちはひどく障害

2017-01-06

機動戦闘車の底部が脆弱IEDゲリラ戦に弱いと言う的外れ批判

国内で使うことを想定してるんだけど、国内のどこでゲリラ戦したりIEDに吹き飛ばされたりするんだろうか。

どう見ても10式戦車やそれ以外の武器到着までの時間稼ぎをするための兵器だよなぁ。

イラクとかに派遣するってならわかるんだが。

2016-08-13

子供ができておもったこと

パートナー自分が思うより相当に切迫していてつらい。

だけど、たいていのことと同じように追いつめられている人間というのは、「自分がこんなに大変なのに!相手気遣いサポートがたりない!まぢどうかしている!」とか思ってしまう。

それに切迫している人間はうまく自分気持ちをつたえられない。とくに最初出産だとそうなる。

感覚的にはこれは、夫より妻のほうが強く思う。

職場でテンパっている人達をみかけたら、そういう人達はまず落ち着いて状況とか気持ちを整理していけばいいのにってなるとおもう。

でも、これが1日に1時間未満ずつの睡眠を細切れにしか与えられない状況ではなかなか難しい。本人達にその余裕がない。

から、これは1度やればある程度なれる(そうなるから今度からあんまりテンパらないようにしようという覚悟ができる。ならないわけじゃないけど。覚悟はできる。)けど、

やっぱり根本的な解決は難しい。単純にお金か人というリソース必要になる。

なんだかんだ子供が1歳未満のときは大変で、睡眠がとれない、計画がたたないという24時間自転車操業半年以上続ける。(知らないけど)ゲリラ戦がある戦地とはこのような精神状態を経るのかもしれないと思う。

パートナーを本当に嫌いになってしまときが多々あるし、気持ちの整理がつかないまま、日々をのりこえなくてはいけない。

そして、運のわるいことに、パートナー子育て時間をさけないときもあるし、それはどう考えても仕方のないことなんだけど、そういった1つ1つにイライラしてしまう。

イライラしだすと、パートナー間で負のループが高速回転しやす場合もある。こういうのをよく産後クライシスといって説明してくれている人達もいる。

自分のところはいはいろいろ落ち着いたけど、たいへんだったなぁ。とあらためておもった。

あのときパートナーにひどいことを沢山おもってしまったことを今はとても申し訳なく思うのと同時に、相手もそう思ってくれているように感じるし、お互いに仕方のないこともあったし、気遣えなかった部分もたくさんあって、悪気がないのも知っている。自分達もこれで成長できたのかなぁとおもっている。

人間として成長するというにはあまりにも大変な時間を過ごした気もするけど、子供パートナーが一緒にいて今もとても幸せです。

という夢。(ではないです)

2016-07-27

小野田さん帰国 42年後の真実

置き去りにされた歴史というのは小野田さんら残置諜者となった残留日本兵の扱いも同等に扱われるべきだろう。

彼らは日本敗戦を迎える可能性が高いことを、当時の実際の戦況情報提供された上で予め知らされたが、

表向き降伏をするが軍部は潜伏して存続するという間違った情報を与えられた上で、

孤立無援の状況になるが、現地でできる限り長く生き延びてゲリラ戦を展開し、

潜伏している軍部後方支援をするという任務があったわけで、

本当に敗戦していたことを知っていて勝手ゲリラ活動をして人を殺していたわけではない。

日本は国として被害に遭われた方々と小野田さん以下の残留日本兵に対しても謝罪をして当然で、

残置諜者として戦後ゲリラ戦を展開させた責任を、フィリピン正式謝罪するべきだったところを、

内々に手打ちにしたかたちになったのだとすれば、

その曖昧な幕引きの結果として、ルバングで起こったことが残留兵が勝手にやったことのように受け取られ続け、

また実際の被害者謝罪もお見舞いも行き渡らないということに、とても憤りを感じる。

既に戦後であったのに、膨大な年月を皆死ぬ思いをして現地で命を削って、

その結果として現地で被害に遭われた方々がいて、これら全て日本責任じゃないか

2016-07-11

共産ゲリラが拡大基調

やつらはコンクリートを密林に仕立て

ゲリラ戦遂行しているのだ

今すぐ都市という都市ナパーム弾で焼き払わないと

日本国旗は赤一色になってしま

2016-06-12

[]12:増田展望

 北の増田家(一)が謀略によってあっさり滅亡したことで増田家(四)は周囲から孤立した。

 さいわい増田家(八)が増田家(五)との戦いに集中していることは、いろいろな情報源から明らかになっている。

控えめにみつもっても二倍の国力差を埋めるべく、増田家は用意周到に戦いの準備を整えた。

 増田家(三)も戦の準備を着々と整え、戦う前に勝負は決まっている状態を作って南下をはじめた。

 なお、増田家(五)を増田家(八)と折半する戦略は、増田家(五)が好意的な態度を示していたこから否決された。

増田家(四)を併合して増田家(三)が圧倒的な存在になれば、増田家(五)は戦うまでもなく屈するはずだった。

 せいぜい、敵に滅ぼされない程度に耐えてくれていればよい。

 総兵力六万を号する増田軍は自慢の鯖街道を伝って一路、南進。国境を越えた増河のほとりで、

乾坤一擲迎撃作戦に出てきた増田軍二万五千と遭遇した。

背水の陣か……」

 増田家(三)の当主は遠眼鏡で敵陣を観察した。

 敵軍は増河が馬蹄形に屈曲した部分の内側に立てこもっており、カーブする上流と下流が約1kmまで最接近した部分に戦列を連ねていた。

 側面から攻撃は難しく、まずは正面から攻撃するしかない。その点では利に適っている。

 だが、すいすい背水の陣危険な戦法だ。兵は死力を尽くして戦うかもしれないが、負ければ河に退路を塞がれて壊滅は免れない。

この一戦に負ければ後がないとの増田家(四)の覚悟が伝わってくる。

 当主は足止め部隊を残して敵軍を無視して先に進む妄想をもてあそんだが、

ここは海岸へ向かう重要な渡河点の近くであり、足止め部隊が負ければ、背水の陣になるのは自分たちの方だ。

 敵がゲリラ戦に走らず、雁首そろえて出てきてくれたことを幸いとして、叩き潰すにしくはない。

 増田軍六万は敵軍の前に堂々と展開した。

 右翼には裏切りによって味方についた旧増田家(二)一門を中核とする増田勢、

中央にはもっとも頼りになる譜代勢、そして左翼には本領国人衆と北の傭兵軍団。

前衛には降伏直後で信用されていない旧増田(一)勢が配置された。

 秘蔵のカラトラヴァ騎士団は全軍の後方に配置され、名にしおう増田騎馬軍団の出現と、両翼部隊の万が一の裏切りに備えている。

戦闘正面が狭い問題をのぞけば万全の布陣だった。

それも旧増田(一)勢を使いつぶしにして波状攻撃しかけることで最終的には数の優位を活かせる算段だ。

 増田家(士)が増田家(十)攻めに使ったのと同類の戦法である

 一方、増田軍は二倍以上の敵を前にして多くの兵士脱糞を済ませていた。

おかげで、はらわた刃物にえぐられても感染症死ぬ可能性が低下した。大量のうんこも背水に排水できた。

 増河は赤く染まる前に茶色く染まった。

 下っ端には到底勝てると思えない状況なのだが、当主は泰然自若としていた。

それがブラフなのか、本当に秘策があるのかは、火蓋を切るまでわからない。

 戦いを先にしかけたのは劣勢の増田軍であった。すべての敵を視界におさめておきたい事情は彼らも同じだった。

激しく銅鑼をうちならし、一部の兵が増田前衛に突っ込んでくる。

昨日までの敵にむりやり戦わされている前衛部隊はそれでも勇敢な兵士たちであり、敵の攻撃を真っ向から受け止めた。

 しばしもみ合い両者が離れた時には、大地は両軍の血で汚されていた。

「追えーっ!」

 前衛部隊から誰かの声があがり先制攻撃しかけて来た敵を追う。釣られて六万にのぼる増田軍全体が動き出した。

 迎え撃つは増田軍の歩兵戦列。堅固に隊列をくみ、長柄の先をそろえた彼らは肝を据えて、馬蹄形陣地の栓になった。

なにせ背水の陣なのだ

 増田軍の第一波はおしかえされ、前衛指揮官は冷や汗を流しながら、まずは弓と投石で敵を崩そうとする。

飛道具で狙われた長柄兵は置き楯の後ろに隠れ、増田軍(四)の弓兵が応射する。

味方の支援の下に増田前衛突撃すると、矢の雨が止んだ一瞬をついて、長柄兵が再配置され敵を押し返す。

 その繰り返しは増田家(三)当主を苛立たせたが、確実に敵の体力を削っていった。

「両翼からも弓兵を寄騎にまわしてやれ!」

 噂の手銃がたくさんあれば……と当主は唇を噛んだ。

 いよいよ損耗が深刻になってきた増田軍の第一線は大量の矢を浴びながらやっと後退する。

だが、後退は交代であり、すぐ後ろには第二線の歩兵が穂先を連ねていた。

 しかも、第一線と二線の間には浅い溝が掘られていて、いきおいをえて突撃した増田前衛は転んだところを刺されて大損害を被った。

「下がらせよ」

 不機嫌そうに当主は言い捨て、こちらも前線にたつ部隊を変更させる。

両翼と中央から抽出させた精鋭部隊だ。さらに両翼の部隊には一部に増河をわたらせて敵の側面や背後に出るように命じた。

 直接攻撃するにはもう一度、河を渡らなければならないので実害を与えるのは難しいが、心理的に与える影響は大きい。

裏目に出て背水の陣意識を強めてしま可能性も含めて……。

もっと増田軍は敵の迂回を歓迎していないらしく、渡河部隊は岸にたどり着く直前に伏兵攻撃を受けた。

増田騎馬軍団だ!」

 増田軍の中から悲鳴があがる。川岸に展開した増田軍の騎兵は水中で身動きの取りにくい敵を、馬上から次々としとめて行った。

同じ騎兵相手をしようとしても武具が水を吸っていて分が悪い。何よりも渡河中で相互支援ができなかった。

 おかげで両翼での戦いも思うようには進展しない。

「ワタシたちが出ましょうか?」

 カラトラヴァ騎士団グランドマスダー、アトビーノは増田騎馬軍団の出現を受けて、当主に進言した。

「……しばし待て」

 増田騎馬軍団に河を渡ってくる力がなく、迎撃に専念するなら、突破力のあるカラトラヴァ騎士団中央での決め手として使いたい。

両翼にはせいぜい騎馬軍団を引きつけてもらおう。

 増田家の当主はそんな判断で両翼の渡河作戦を続行させたのだけど、それをみた増田家の当主わずかな焦りをみせた。

「やむをえぬ……我が自ら出るぞ。馬廻衆は続けぇ!!」

 彼は第二線の直後まで本陣を進めて、盛んに督戦した。

大将首だ!」

ヒャッハー!!」

恩賞は思いのママぞ~」

 著名なションベンタレ(魚類、別名タカノハダイ)の前立てを目撃した増田兵が戦場中央殺到する。

その先から屈強な怖いお兄さんたちに追い散らされても次々と新手が押し寄せてくる。

 血と泥と汗の渦、その中心に増田がいた。先に脱糞していなければ、脱糞していたかもしれない。

激闘は数刻の長さに感じられたが、実際には太陽ほとんど動いていなかった。

「御館様!これ以上は!!」

 敵を刺して折れた槍を捨て、太刀を抜いて馬廻りが叫んだ。

同士討ちの危険無視して弓矢が当主の近くまでびゅんびゅん飛んでくる。

「おのれ!ここまでか!?

 増田軍は第三線への切り替えをめざし、二度目の後退をはじめた。

「もらった!つっこめぇーーッ!!」

 敵が下がるのを知った増田当主中央譜代衆に命令をくだした。

最大の手柄は自分たちが収める。複数地域支配する家ならではの狡猾さが現れていた。

 下がる増田軍は一気に圧力を増やされ、今度は思ったところで踏みとどまれなかった。

後ろは河なのにずるずると下がり続けてしまう。それをみて、敵は嵩にかかって攻め立ててくる。

 もはや増田軍は風前の灯火。ついに殿をつづける当主を見捨てて、武具も脱ぎ捨て河を泳ぎ渡る兵士が出没しはじめた。

忠誠心の期待できない増田家(六)出身兵の行動だったが、動揺は増田軍全体に広がっていく。

「もうだめだぁ」

「お助けを」

 武器を捨てるもの、敵の慈悲にすがるもの戦意を失ったものパラパラと現れる。

「御館様、ここはお下がりください」

「敵の勢いが激しすぎます

 近侍の諫めに対して、増田当主正反対の行動で応えた。

「ここで生きながらえて意味があろうか。死中に活を得ん!」

 最前線に躍り出て、鞘を抜き放つと、太刀を陽の光にかざして叫ぶ。

「我こそは増田鎮北将軍なり!討って手柄とせよ!!」

 戦場が一瞬、鎮まり――どよめき立った。

「鎮北将軍だとぉ……!?

 敵の名乗りを聞いた増田当主は顔を歪めた。

鎮北将軍といえば、かつて増田家(六)の血筋東北支配に任じられた極めて高位の官職であり、

その権力増田家(三)の現支配領域全体におよんだ。

 増田家(六)の血筋を奪ったことで無理矢理名乗っているのであろうが、当主にとっては非常に不快である

頭の一部では挑発理解しつつも、兵をけしかけてしまう。

「あの僭称者の希望通りにせよ!首をとった者には一城、いや一国を授けるぞ!」

「「おおっ!!」」

 目前に高価な肉をぶら下げられて六万人が一人の殺害に心を合わせた。

まさに殺到が起こり、圧死者が敵味方に発生する。もはや人の津波である。汗の蒸気が霧になり、戦場を覆った。

ちょっと言い過ぎたか……?)

 自称鎮北将軍は鎧の中で冷や汗をかいた。

ちなみに戦場の喧噪の中で鎮北将軍は、ちんぽこ将軍と聞こえた。

 もはや六万人の大半が馬蹄型の内部に入り込み、隊列の入れ替えも難しい状況だった。

目端の利く指揮官は川沿いを走らせることで、敵の側面攻撃を狙った。

彼らが最初被害者になった。

 太鼓の乱打音を受けて対岸に配置されていた増田軍(四)投石機部隊偽装撤去、全力射撃を始めたのだ。

「せーの!」

 数十人が力をあわせて綱を引き下げると、腕木が旋回し、反対側にくくられた飛礫が高速で飛翔していく。

敵だらけなので狙いを付ける必要もない。ただ発射速度を優先して撃ちまくる。

綱を引くだけなら戦闘訓練なしの人材でも行える点も便利だった。

 増田軍は決戦のために領内の投石機をかき集めていた。新造もおこない三十メートルに一基の密度で砲台を築いている。

さらに吊り井楼まで投入され、一挙に高所にあがった精鋭弓兵が対岸の的を射まくった。

 増田兵が吹き飛び、苦悶の声をあげて倒れ、死体が折り重なっていく。射撃から逃れる遮蔽物といえば、その死体しかない。

 増河屈曲部は地獄絵図と化した。

バカ!?野戦あんものを準備できるはずが……ッ」

 増田家(三)の当主絶句する。ただ配置するだけではなく、偽装完璧とは信じられない。

最近の設置であれば動きを察知できたはずだ。自分たちの進撃路は完全に読まれていたと言うのか。

「やつは海から一日行程以上離れない。そして、ここの先には有名な漁港がある……」

 賭けに勝った増田家(四)当主はひとりごちた。長年にわたる地道な諜報活動のたまものであった。

東北で勝ち抜いたのが、以前から国境を接している増田であることが幸いした。

他の二家であれば、ここまでの情報は集められなかったはずだ。

 射程三百メートルを超える投石機の猛射撃によって増田軍はやむなく馬蹄型空間の中心に集められていった。

当初はひとりあたり六平方メートルあった空間が一平方メートルになってしまい、

武具や馬の存在を考えれば満足に体の向きを変えることさえできない。

本陣だけは馬廻りのスクラム空間が確保されていたが、押しつぶされるのも時間問題に思われた。

「ワレラが退路を切り開きもうす」

 アトビーグランドマスダーが当主に告げた。

「よし、いけ!」

 カラトラヴァ騎士団蝟集する味方を吹き飛ばして後方へ走った。

だが、そこには敵の視界外から長駆して進出してきた騎馬軍団が展開を終えていた。

本当の増田騎馬軍団だ。両翼に伏せていたのは増田軍(四)の騎兵にすぎない。内通者によって、その誤認は導かれていた。

 彼らは重騎兵との正面衝突をさけ、騎射でもっぱら馬を狙った。

卑怯者ガ!!」

「ふんっ、武士畜生と言われようが勝つことにござる」

 増田典厩は騎士の主張を鼻で笑う。彼らは戦場からの脱出を試みる敵をことごとく網に掛けていった。

 そうこうしている間にも増田軍本隊は末期状態に陥っており、三国出身者が混在しているせいで同士討ちさえ起こっていた。

「まて、拙者は増田軍だ」

「どの増田軍だ」

「味方だ」

「俺がどの軍か分かるのか」

増田軍だ!」

 もはやグダグダである。一部の兵士にいたっては自分空間を確保するためにあえて味方を殺傷していた。

「降れ!降れ!」

勝負はもう着いた」

 もっともな勧告が正面から聞こえてきて、傷つき疲れ果て恐怖のあまり脱糞した増田軍はついに武器放棄した。劇的な逆転であった。

 カラトラヴァ騎士団のみが何とか組織を維持して戦場離脱する。

 増田家(三)の当主三国の太守から一転、毎年サバ一年分の捨て扶持を与えられる身になった。

「おのれ!我が青ザリガニ大事に育てていることがバレるとは!!」

 ……そんなことは誰も知らなかった。

前回

http://anond.hatelabo.jp/20160611095343

次回

http://anond.hatelabo.jp/20160613121912

2016-03-09

アンチフェミ まとめ

アンチフェミ まとめ

上のまとめはフェミニズム定義歴史などのキレイゴトだけを並べて「現実無視」した話だけが述べられていて

偏りすぎていて卑怯気持ち悪い。

はてぶのコメント欄にはアンチフェミの優れたコメントツッコミが多いのでまとめてみました。

 

 

上のまとめしか見ないで、はてぶを見ないで勘違いしてしまう人が多いと困りますからね。

 

 

早いとこ、「フェミという世界害悪」を滅ぼさないと

女の傲慢化、男の絶食化、非婚少子化が止まらないので。

(それでいて「待機児童少子化がー!」って意見には共感してるんだから頭が悪すぎて話になりません)

 

自分たち害悪だと気付いてない馬鹿女ほどフェミになるんだよね

  

アンチフェミ まとめ

自分の主張の正しさはフェミニズム勉強すれば分かる」という主張が意味ないということはわかった。多様なんだから。結局本人に尋ねるしかない。あなたのいうフェミニズムってなんですか? って

まり自浄作用は期待出来ないという事か… 当事者が総括しきれない以上、周囲が手を貸すしか無いんだろうけど、やったらやったで発狂するんだろうなーとこしあん氏周辺を見てて感じる所なの。ぬーん…

こういう分類って外から見て何の意味もないのはこれ書いてる人もわかってるはず

 

 

 

 

他の思想を軽視しておきながら、思想統一全体主義に怯える意味が分からない。

素人考えですが、男女の完全な区別撤廃がゴールでいいんじゃないかな。区別がなければトランスセクシャルでも全然困らないし男女差別のしようもない。女子サッカー女子校女子トイレも終わりでどうだろう

(男女の完全な区別撤廃) そうなったら一般的に知力体力精神力で圧倒的に劣る生まれつき弱者の女という肉体を持って生まれた時点で悲惨。対等扱いなら負け組決定でイジメ対象。先日の「障害児産んでつらい」と同じ

 


こんなんどうでもよくて社会のためならば思想信条表現の自由を侵す事を是とする全体主義者と科学的根拠を軽視する人文系クズキリスト教道徳押し付け宗教キチガイ死ね以外の感想はとくにないよね


フェミニスト固有名詞が一人も出てこないところがミソ・・・同意特に日本の有名なフェミ女尊男卑で男憎しのキチ害婆ばかりだから定義歴史だけをゴリ押しして自己正当化必死な※が現実無視してる証拠


他のフェミニスト馴れ合いで「あれはフェミニズムではなくミサンドリー」と自浄しないからだろ。オウム仏教ISISイスラム教関係に同じ

 

民主主義とは」って教科書理想理念と同じ。現実理想からは遠く「衆愚政治」になっている。これは多くが認めるのにフェミが「衆愚フェミ」になってる現実絶対に認めずに批判逆切れしてる卑怯な人が目立つ


twitterにいるクソフェミがこの分類には見当たらないのだが…。



フェミ新興宗教のようなもの新興宗教なんて一般人からみたらどれもキチ害と同様。「偏見を持つな!」と言われてもTOP級のフェミ女尊男卑クズばかりで説得力ゼロ女性からアンチフェミが激増の現実を見ろ


理想現実が解離しすぎ・・・これですね。「フェミ共産主義酷似している」と言われるが妄想上の理想を追求した共産主義旧ソ連のように失敗するだけ。現実の男女差を無視してるから現実にそぐわないのは当然


はてなに限らず、2ch小町がるちゃんどこでもそうなんだけど女脳には「人それぞれ」という言い訳が標準装備されてんの?女脳の半分は言い訳成分でできてるよな。現実が見えてない。



一人一派と社会運動としてのフェミニズム矛盾すると思うのだけどそのへんどうなの?


問題理論を学んでいてもいなくてもフェミキチガイが多い、ということ。根源が女性感情から来てるからなのか?解決策は「人口子宮⇒女の人権剥奪しかない。一般女性まで薄いフェミ傲慢になりすぎ少子化

偏見を持つな!」と言われてもTOP級のフェミ女尊男卑クズばかりで説得力ゼロ女性からアンチフェミが激増の現実を見ることができない哀れなフェミ婆が多い

「私」と「全体」を切り離せるかだよなあ

理想現実が解離しすぎ・・・これですね。「フェミ共産主義酷似している」と言われるが妄想上の理想を追求した共産主義旧ソ連のように失敗するだけ。現実の男女差を無視してるから現実にそぐわないのは当然

ラディフェミ社会から消えろ。

大体あってると思う。問題はそれぞれの定義と「実際の運用中の人メンタル」はまた別物でアホみたいに細分化してるし本人が掲げる理屈にすら合ってない。はっきりしてるのは共闘とか言い出すだけ無駄って事

総じて『あぁ…「宗教」やなぁ…』という感じ。/まぁ、信仰するのはご自由に…としか言い様がないけど、それを普遍的な「正しさ」だとして迫ってくる場合がタチ悪い。

不快」「実害」についてが気になるところかなあ。無視・コソコソ陰口系のいじめは目に見える「実害」はないので「気にするな」で済まされたりするよなー、とか。


日本国内における頭のおかしキリスト教徒文化侵略隠れ蓑の話がない

ようは「女が不快に感じたもの攻撃されるべきだし規制されるべきである」ってことか

アフリカの何とか解放戦線しばき隊フェミニズムも全部「他人を支配下に置きたい」という強い欲求を持って行っている点では共通している。お題目が違っても行動が似るのは求めてる物が一緒だから

こいつらは「個人で生きろ」「自分自身を見つめろ」と言うが、そうした結果みんな何もできなくなっているのではないか。フェミニズム男性を救わないし私はフェミニズムに協力しない。

現状のフェミニズム自称フェニミスト自己中な願望を実現させようとするための手段しかなくなってるのが非常に残念。

この内容に対して「オトコが悪い」のブコメ!集まる星!絶望しろ!これがはてなだ!

最近は「一人一派」と名乗ってゲリラ戦に勤しんでいるので、体系としての学問放棄している模様

不愉快公害二次元公害なら二次元叩きもまた公害になるな

 

日本フェミニズムはそのうち一般女性に矛先を向けて攻撃を始めそうな感じがある。

 

フェミニズム学問ではなく左派政治運動であり、フェミニズム等の文化左翼左翼の中でも最下層の吹きだまり

フェミって学問としては表面上はキレイゴトで加工されてるから高学歴ブスはハマリやすいんだよね、はてな婆のようにw

問題理論を学んでいてもいなくてもフェミキチガイが多い、ということ。根源が女性感情から来てるからなのか?解決策は「人口子宮⇒女の人権剥奪しかない。一般女性まで薄いフェミ傲慢になりすぎ少子化


日本感情が先走るのでセックスジェンダーを分けることができない。

フェミニストからキモオタ死ねと言われ、私はもちろんキモオタであるから激昂してクソフェミ死ねと言い返しかけて、そこでふと気がついて困惑した。…


一言で言ひ表せたが。といふ揚げ足取りはともかくコンパクト概観をまとめてゐて好感が持てる。/ともあれ、フェミニズムは滅ぶべきと考へる次第である

落とし所はゾーニングかな「私が不快に思うからNG」じゃなくて条文に落とし込めるような共通認識定義があれば議論は可能


こうして見ると一理あるみたいに思えるけどネットで見かける自称フェミが軒並み基地なのはなぜなのか

 


http://anond.hatelabo.jp/20160308233851

2015-12-14

南斗五車星ラオウとの直接対決回避するべきだった。

注1)北斗の拳ネタバレ有り

注2)再掲

南斗五車星は、全員が全員、なぜかラオウタイマンを張って散っていった。

でもね、と思うわけです。

おまえらのやることはそうじゃねえだろ、と。

ただし、五車星と言っても横の繋がりは薄く、各人自由裁量であったので、組織的な行動には向いていなかった。

そもそも戦意のない者もいた。

五車星が動き出したときにはラオウの遅滞行動が必要で、それに殉じた。

五車星がユリア親衛隊的な性質を強く持つ集団なので、戦略的行動に不向きだった。

まあ、それはわかるんだけどさ。

その上で。

せめて、リハクくらいはもっと根本的な対策を練ってもよかったんではないか。

いや、別に独裁主権保有者を誘き寄せてドカンて戦法も嫌いじゃないけど。

①外部勢力と結ぶ

基本的な話です。

拳王軍が強大だと言っても在野に対抗勢力が全くないわけではありませんでした。

それらをうまく誘導して、拳王軍に向かわせる。

拳王同盟を結成し多正面を強いれば、拳王運用に掛かるストレスは増加します。

収奪地を奪い取る

物語舞台は概ね荒野です。所々に点在する集落からの上がりが軍を養っているとすれば、これらを押さえていけば、自然拳王軍は困窮していきます

食えない軍の末路なんて哀れなものです。瓦解して、いくつかの群盗に化けるでしょう。

ただし、拳王軍の特色として、各地の守備隊の頭には強力な駒を配置している事が多いので、気を付けます

勝てるヤツは潰して、難しければ逃げればよいのです。

補給路を潰す

糧秣の運搬というものはとても難しいものです。

まして荒野の運搬であれば、導線にも自ずと限界が出てきます

ここを襲います

収奪地を押さえることが出来なくても、そこから出る資源拳王軍本営に届けなければ結局は同じ事です。

自然拳王軍は本拠地に戻る事になるでしょう。

④反撃に対して

はいえ、理想通りに事が進む訳ではありません。

お互いに運動戦特化の軍事力であるので、向こうに同じ事をされるとこっちも似たような状況に陥ります

また、補給が困難になり、収奪可能地から余分な収奪を行えば、民意も離れていき、ゲリラ戦の展開は難しくなっていくでしょう。

更に、ラオウという無敵のカードが向こうにはあるのも大きいです。

流浪の将であるユリア率いる五車星は拳王軍の接近を関知し次第逃走を図ればよいのですが、本拠地もつ勢力は、おそらく順繰りに潰されてしまう可能性があります

それはそれ、他人同士の流血は望むところなのですが、規模の小ささから、五車星のみでは収奪地の運営は困難が予想されます

基本的には同盟勢力に運営を任せ、友軍として補給を受ける形になると思いますが、これが困難になるでしょう。

しかし、逆に好機でもあると言えますラオウは唯一無二であるから、同時に二つ以上の場所には存在できません。

ラオウ不在のエリアでは支配域を大幅に広めることでこれに対抗します。

⑤ここまで書いておいてナンだけど

組織運営はとかく面倒なものです。

ラオウが面倒になって拳王軍を解散、ラオウ個人に戻ってケンシロウのように風来坊然として迫ってきたらどうしましょう。

その場合、逃げればよいのです。

情報網もない時代、個人の情報収集能力には限界があります

組織力のないラオウなんてただバカ強いだけの男です。

こちらも地下に潜伏して逃げ回れば遭遇する危険性は低いでしょう。

ラオウ死ぬ

北斗の拳の初回で、同じく風来坊バカ強いケンシロウも水の入手に難儀していました。

ラオウ監視し、行く先の井戸を潰し、集落を焼き払うことで殺せるかもしれません。

しかし、まあでもユリアは君臨したい人じゃないし、勝利条件もないよね。

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