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はてなキーワード: 苦悶とは

2024-04-11

ただいまカレーパン焼きたてです!

ひとついかがですか?ってコンビニ会計しながら店員さんに勧められたりするじゃん。

あれに何て返すのが一番印象いいんだろ。買わない前提ね。

今のところ実践したのは、

「(カレーパン視線を向けほんの一瞬目を見開き、苦悶するように眉を寄せて買うかどうかの迷いを見せたのち)、大丈夫です」  です。

増田のうた

みんなでうたおう

へんな増田を読むのが好き

思いもしない観点増田が好き

苦悶叫びをあげる増田が好き

増田のうた

みんなでうたおう

ユーモア増田の笑いが好き

ネーム増田の観察が好き

イライラ増田の苛々が好き

増田のうた

みんなでうたおう

(wip)

2024-03-13

ハーフ美少年チンコ性癖狂わされた話

※かなり気持ち悪い話ですので読まれる方は自己責任

小学生のころ美形の友達がいた。美形な上にノリもよかったので男女を問わず人気者だった。彼の母親フィリピン人で、母親譲りのくっきりした顔立ちが印象的だった。一番美しいのは目とそのまわりで、眉毛が濃くてまつ毛が長い上に目自体が大きく二重で黒目がちと非の打ち所がなかった。鼻は筋が通っているものの横に広いにんにく鼻で口はたらこ唇だったが、それも不格好すぎるということはなくむしろ愛嬌と色香をもたらしていた。俳優赤楚衛二をはじめて見たときはその同級生がこっそり芸能界入りしたのかと思ったぐらいである。

6年生の春に彼はフィリピン祖父母に会いに行った。そして向こうで割礼というのを受けさせられてから帰ってきた。割礼とは文化として行われる包茎手術のことである。帰ってきた彼は割礼体験のことを「いきなり今からチンコの皮切るって言われてパンツ脱がされたんだぜ」「チンコからたことないぐらい大量に血出てた」「かなり痛かったけど泣いたらオカマだと言われるから耐えた」とどこか自慢気に語り、クラス男子は筆者も含めみんなえげつない体験をした彼のことを尊敬眼差しで見ていた。元から人気者なのにその一件で彼の株はさらにあがった。ただ、筆者はそんな体験を平然と語れる彼のことが少々恐ろしかった。心がどこか麻痺しているのではないかと思ったのだ。

筆者はその同級生と同じスイミングスクールに通ったりしていてけっこう仲がよく、家によく遊びに行っていた。あるとき彼の家でふざけてチンコがどうこう言って騒いでいたら居合わせた彼の二つ上の姉が、「こいつがチンコ切られた時の写真見る?」と言ってデジカメを見せてきた。日本ではありえないが、フィリピンでは割礼は男なら誰でも子供のうちに病院などで受けるもので、大人に近づいた記念のような意味合いがあるので手術室に家族が同伴して写真を撮るのは珍しいことではないらしい。写真は何枚もあったが、不服そうに手術を待っている姿、股に麻酔注射を打たれて絶叫している瞬間、おさえつけられて号泣しながら局部を切られている様子などが鮮明に収められていた。割礼体験武勇伝のように語っていた彼は、本当は号泣していたということを知られるのが恥ずかしいらしく、なんでこんなの見せるんだよと姉にキレていた。だが姉の方が強い姉弟だったので姉はカメラしまわなかった。そして筆者はというと、むしろ彼にもちゃんと恐怖心があるのだと確認できて安心したのだった。それからそのような辛い体験を乗り越えた彼に優しい言葉をかけてあげたくなった。あまり共感性の強くない子供だった筆者にとってはあまり馴染みのない感情だった。

最後に見せられた写真は術後のもので、痛いのか彼は不機嫌そうな顔をしてハーフパンツを履いて股間のところを指で摘んでいた。傷口や亀頭が服に擦れると死にそうになるのでそんなふうにガードするのが向こうでは常識らしく、その姿のことを現地語で割礼ポーズなんて言ったりもするらしい。筆者は青いハーフパンツの布越しに彼の性器存在を感じ取って不覚にもドキリとしてしまった。それはボディーラインを強調するような服を着た女性を見たときと同じ胸の高鳴りだった。この下にデカい乳が潜んでいるんだと想像してワクワクするあの感覚である。当時はそんなボキャブラリーは持っていなかったが、彼の性器から幼い私はエロスを感じていたのだ。そしてエロスを感じさせてくれる人というのは男でも女でも皆尊い

写真を見終わって「お前すげえな」と声をかけたら、「この写真のこと絶対誰にも言うなよ」と強く口止めされた。本当はもっと「頑張ったな」とか「もう大丈夫からな」とか言いたかったけれど男子同士でかけ合うような言葉ではないのでやめた。代わりにそれからというものの、給食当番で彼によそう時だけ肉を多めにして心のなかで「手術頑張ったご褒美だよ」と呟いたりした。

やがて筆者はダメダメだと思いながらキッズケータイで撮った彼の写真を見てマスターベーションをするようになった。彼が異国で割礼の痛みに苦悶する様子を思い浮かべて「頑張れ、我慢しろ」と励ましながらである。そして射精するタイミングで「よく頑張ったな」と褒めてあげるのである。長じてはマスターベーションなら同性でも異性でもできるようになったが、同性をオカズにする時の筆者は相当なSである。肉体的な痛みに苦しめたあと労ってあげたいのだ。

はい英語能力を活かして某有名大学で学んでおり、しかも同じハーフ彼女がいる。彼女とも面識はあるが、やはり美形で人間性も素晴らしい人だ。敬愛する友人が痛みを乗り越えたそのどうしようもなくエロい性器彼女気持ちいいことしているのだったらいいなと思いつつ、今でも私はときどきその友人が割礼で苦しむ姿を思い浮かべながら己の性欲を解消している。彼が苦痛に顔を歪ませる姿は何よりも尊いけれど、それでもそんなこととは関係なく彼にはずっと幸せであってほしいと思う。

2024-02-24

人をけなす方法の極意

人をけなす方法の極意、それは人を一切けなさないことである

そもそも人をけなすということは難しい行為である。まず相手を知らなければならない。ここではその相手のことを敵と表現しよう。

敵の情報を知らずしてけなせば、的はずれな批判だったときに敵はノーダメージとなる。敵がダメージを得るかわりに自分が仕掛けた技によって自分自爆する。それはもう惨めなものだ。

そしてまた「なぜ自分はこいつをけなそうと思っているか」という感情についても注意を払うべきかもしれない。

明らかに相手自分よりも格下であり、あえて自分の中で言うまでもなくそうなのであれば、あえてけなす必要はない。けなすことで変に敵対されて足を引っ張られては困るからだ。それでも相手をけなしたいと考えるとき、多くは自らに強いストレスがかかっている状態である。けなしたいと考えることの根底ストレスである

敵をけなすことで得られる利得は自らのストレスをやわらげること、それから敵が苦悶の顔をしているのを見て世界の正当さを確認することであると思う。

まりなすことで「敵に打撃を与え破滅させることで、自分利益を拡大すること」を狙っていると言い換えられるかもしれない。

そのためにわざわざこちらが強制的に「お前は愚かだ」と伝える必要はない。「自分はもしかすると愚かかもしれない」と気付かせることが重要なのだ。その大きな恥こそが強い打撃であり、相手自己破壊につながる。

しかしこれはけなしではない。そうした覚醒の機会を提供することは別に悪徳ではないからだ。

したがって、何も言わずけなさないこと、そして相手を知っておくこと、もし敵を知ろうと思わなければ敵とはまるごとそういうものなのだと納得することが肝要になる。それによって相手は愚かであることに永久に気付かない愚かであり続ける人間でいられる。それこそが強い処罰なのだ

何も言わず相手をよく知るだけで「お前はそういう人間でありたいと考えているのか」というシンプルな問いを突きつけることになる。

この問いによって人間は容赦のない攻撃さらされる。自らが持つ刃を全身で自分に向けることになる。

けなさずして相手自然と萎縮し、あたかもけなされたかのような振る舞いをする。そしてそうした状況を是とする。これがけなすことの極意であると思う。

2024-02-21

anond:20240221205434

見返りを期待して施しを行う者の末路

苦悶地獄永遠に苦しむがよい

2024-02-20

anond:20240220145005

殺害じゃねぇんだよなぁ。

俺にはリョナ趣味無いけど、なんとなくお察し。


解剖・解体系のファンアートFAって訳すな。訳すんだったら初出は書けクソが)は「取り返しの付かない状況にハァハァ性的だけではない)している」んであって「殺人を嗜好しているわけではない」つーこと。

もちろん、殺人嗜好もいるけど、グロリョナ系の半分ぐらいは苦痛苦悶おいしいです(^q^).なので。

不適切かも知れんが『殺し屋1』の垣原。「やったら終わるじゃん!」からこその妄想具現化。


オタク悪趣味狂人たちをずっと見てきたし、ソイツラに餌を与えてきた(コンテンツ屋)側なのである程度は分かる。

だがVだと確かに生身があるから「勘弁してくれ」ってのは分かるがアイツラは「止めるぐらいなら殺せ!(止めません)」って人も多いので残念だが、残念だ。

2024-02-08

anond:20240208081139

世間の人はこういうのが好みなの?

苦悶絶望がなさすぎて1話途中で飽きた

2024-01-26

anond:20240126172252

【苦手な傾向】

ホラー

アクションが難しいゲーム



あえてSEKIRO

SEKIROから逃げるな

https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R11CFCIDNWJZD5/

ここまで難しいと、ゲームというより何かの修行をしているような気分になってくる。

忍耐力、反射神経、分析能力。そういったものを養うための修行。そう考えれば、この苦行にも納得がいく。

しかし私は修行をする為にゲームを購入したわけではない。

楽しさを求めてゲームを購入したのだ。

それなのに何だこれは……。

プレーしていると、どんどん気分が滅入ってくる。

全体的におどろおどろしい雰囲気が漂っており、登場人物の顔も怖い。

無精ひげを生やしたむさくるしいおっさんたちが寄ってたかって襲いかかってくる。

日本刀で斬りつけてきたり、槍で突き刺してきたり、火縄銃をぶっ放してきたり、火矢を放ってきたり、

大勢で取り囲んで滅多斬りにしてきたり……もうやりたい放題だ。

殺されては蘇り、殺されては蘇る。悪夢のような無限ループ

やられてばかりいるわけにはいかないので、こっちもおっさんたちを倒すことになるのだが、

おっさんたちの絶命時の表情が凄まじい。

苦悶絶望さらには何かこの世に訴えたいことがあるような顔をして死んでいく。

トマトジュースのような血を大量に撒き散らせながら。

殺して、殺されて、殺して、殺されて。

地獄絵図。

そんな表現がしっくりくる。

ゲームに登場するキャラクターは、プレーヤーを含め、ほぼ全員、隙あらば誰かを殺そうとしている。

全員殺意の固まりだ。

ボスキャラに至っては、殺意メーターが完全に振り切れてしまっていて、もうわけがからない存在だ。

出会った瞬間、死を覚悟するしかない。

新しいボスが登場する度に絶望的な気分になる。

もう、新しいボスは出てこないでくれ。

そう思う。

やめたい。

つらい。

でも、なぜかやめられない。

刀と刀を激しく打ちつけあい最後は『忍殺』でフィニッシュという一連の流れが、

すでに病み付きになっているのだ。

やめようと思っても次の日になると、また忍殺している自分がいる。

忍殺中毒だ。

最初から忍殺が好きだったわけではない。

やりはじめた頃は『忍殺システム』がどうもしっくりこなかった。

今までの剣戟アクションゲームは剣で敵の体を斬るというのが常識だった。

隻狼の場合こちらの攻撃はほぼ100%ガードされてしまう。

敵の体ではなく、敵が持っている刀を狙って攻撃しているような気分になってくるほどだ。

なぜ刀を狙うのか?

体を斬らなければ意味がないじゃないか

そもそも、これじゃあ爽快感が無い。

でも、何度も何度もプレーしていると、刀と刀を激しく打ちつけあう攻防が無性に気持ち良くなってくる。

そして『隻狼』が、とても奥深く、よく練られた極上のアクションゲームだということが分かってくる。

これこそ本物の剣戟アクションゲームであり、

今までやっていた剣戟アクションゲームはニセモノかもしれない。

そんな気さえしてくる。

2023-12-14

教育委員会最後に取り組んだ課題 <其の三>


(前part)

https://anond.hatelabo.jp/20231213191557

3. 若手職員のB君

直情的なタイプだった。怒りだろうと悲しみだろうと、感情の振れ幅が大きいタイプである

最初の方で説明した場面で、職場コピー機が置いてある台を蹴っていたのが彼になる。傍目から見ても、「どうして採用されたのだろう……」と疑問が湧いてくるほどだった。

ストレスには耐えられないし、自分勝手スタンドプレーは多いし、立場が弱い人間には辛く当たるし、自分は凄いといった主張をしていた(「俺の親、若くして自治会長だから!!」など)。相手意見曲解することが多かった。

私も手痛い思いをしたことがある。私がいた指導課には住民基本台帳ネットワークシステム戸籍課や税務課の職員が使っているものと同じ)があったのだが、B君は特に許諾もなくそれを操作し、職務遂行必要個人情報を入手していた。本来であれば事前申請を要するし、厳しい自治体だと戸籍課以外の職員によるシステム操作を認めない。これが普通である

ただ、ほかの部署から個人情報取得の依頼があった場合でも、身内だからということで、口頭による承認で住基システムを使わせることはあった(課員への一言)。能率を考えてのことだ。が、B君の場合は明らかに一線を超えていた。職務遂行必要であることがわかるが……一度だけ、彼を思い切り叱り飛ばしたことがある。以降は、口頭で課員の承認を得てからシステムを使うよう徹底させた。

ところで、あなた職場にもいるのではないか仕事でも家庭でも趣味でも、何でもいい。ストレス精神的に潰れかけた人間の姿である。B君は、元々コミュニケーション能力に難があった。いわゆる話がわからないタイプだった。

残業も多かった。指導課や学事課の教員出身者と同程度と仮定すると、おそらく月60h~70h程度か。彼の上司は「仕事をたくさん振っていないのに……なぜ?」というスタンスだった。

市職員場合は、予算がある限り時間外勤務手当が支給されるという。私が若い頃だと、時間外勤務をしていないのに、予算消化のために闇残業を認めるという慣習があったほどだ。

教員出身者の場合は、月20hまで支給されていた。学校現場から教育事務職に移った者にとって、長時間労働サービス残業は避けて通れない。この試練があるからこそ、一定基準に達した教育人材を育成することができている。

人は光を求める。そして、その光の見える方向へ動いていく。教職員にとっては、教育に関する哲学、という光を見出すための修行の場こそが教育委員会である。量・質ともに圧倒的なレベルでの修行。厳しい体験を幾度となく積み重ねるから人格能力が磨かれ、玉になっていく。

さて、彼の上司はB君を徹底指導して残業縮減に務めた。だが結果は出ない。残業縮減の効果は僅かだった。ところで、B君の場合学校歴がよかった。地元の名門公立高校卒業して、大学も相応のところを出ていた。地元的には血筋もいい。それが採用に繋がったのだろう。

縁故が悪いか? といえば時と場合による。一概に悪いとは言えない(ex.公共学童クラブ指導員は、その多くがスカウトである特に男性場合はほぼ100%だ)。教職員採用試験においても、学科面接試験の点数以外で、非公式評価すべき点というのは確かにある。

行政一般事務職員のことはよく知らないが、彼らと仕事をしていると、確かに地元において血筋がいいとされる人に仕事のできる人が多かった。※主観的統計である

高等学校入学試験ですらそうだ。学科試験以外で評価される要素がある。内申点などは、その典型である。本人の人柄や人格学習態度や常識力、社会への順応性が点数化される。内申点以外にも、+-の評価がされる要素も一応はある。

プラス評価の例としては……今では絶滅した慣習であるが、昔は公立校でも縁故による入学があった。とある高等学校の名門運動部などが、どうしても○△中学校のあの子がほしいという場合、事前に保護者児童中学校側と話をつけておく。かくして3者が合意に至った場合入試前に合格が決まっていた。内申点中三期を満点にするなどして対応する。

マイナス評価の例としては……生活習慣だろうか。公立高校入学試験の基本は、学科試験内申点の合計で決まる。とはいえ、点数に関わりなく不合格になるケースもある。こちらは犯罪行為であるとか、補導されるのを繰り返したとか、入学試験の際に相当奇抜なことをしない限りは関係ない。

ただ、その子合格基準点に達していた場合でも、入学試験の要綱要領に定めのある範囲不合格になることはありうる。欠席数が極端に多かったり、在学中に異常な行動を繰り返したなどが内申書に書いてある場合だ。学校教育とはいえ高校側も不用リスクを取りたくない。名門とされる公立高校問題児が少ない理由ひとつである

B君の話に戻ろう。その年の夏頃に聞いたところだと、どうやら事件を起こしたらしい。

梅雨が明けた頃に、霞が関新卒キャリア官僚研修にやってきたという。T区の各部署を廻って地方行政の実務を学習するのだ。T区は、その年の中央省庁研修先のひとつに選ばれていた。

キャリア官僚達は、ごく普通にT区の歴史や成り立ちを勉強して、地方行政の実務を視察して、心ばかりの現場仕事をこなして、一週間ほどで霞が関に帰る――はずだった。

最後の日に行われた交流会(飲み会)で、B君はやってしまった。喫煙所よもやま話で聞いたところだと、以下の流れだ。

国土交通省官僚が酒を飲んで調子に乗る

 ex.研修部署部長肩に手を置く、女性職員の体に何度も触る、別省庁のキャリア官僚に「ぶっ殺す」と発言するなど

飲み会最中にB君が頭にきて、国交省キャリア口論になる

国交省キャリアが「お前の区の国庫補助金ゼロにするからな」と言ったところで、B君がキャリア官僚を蹴り飛ばし、馬乗りになる

④ほかのキャリア官僚とB君の部署係長が、彼を羽交い絞めにして止めた

……気持ちはわかる。侮辱されて悔しかったのだろう。だが、いくら何を言われようと、暴力だけは駄目だ。確かに、若手官僚場合調子に乗っている者は一定数いる。子どもの頃から勉強勉強を重ねてきた自負があるとともに、仕事では自分の親ほどの年代から神輿を担がれるような扱いを受けるのだから調子に乗るのも当然である(上に出てきた国交省キャリア東京大学卒だった)。

かくいう私自身も、文部科学省事業査定担当であるとか、会計検査院検査官から相当辛辣なことを言われたことがある。だが、怒りの感情に囚われてはいけない。駄目なのだ

人間はいかなる状況の下においても、自己衝動をそのまま表に出してはならないし、出すべきでもないし、さらに言えば、出したいとも思わない、という主張はまったくの真実であり、妥当見解であると私は考える。衝動制御することができるし、制御しなければならない。それは現実要請というだけでなく、一人の個人としてのまとまり一貫性および価値観要請でもある。突き詰めて考えるならば、人生には実存葛藤解決不能問題さらには、あることのためには別の何かを諦めなければならないというような状況が数多く存在しているのだ。こうした状況こそ、人間が生きる上での本質的条件となっているのである。何らかの葛藤が常につきまとい、ある方向へ進もうとすれば別の道を諦めざるをえない。人間はこうした状況に苦悶しつつ、自己制御しながら生きていかなければならないのだ。 完全なる経営(2001) A.H.マズロー (著), 大川 修二 (翻訳) P.295



私とB君が教委事務局で一緒だったのは一年だった。その年は、社会教育課にとって厳しい年だったらしく、彼は相当追い詰められていた。年度末の三月時点では、まるで50代のごとく自分が思ったことを脊髄反射で口に出すようになっていた。

声をかけようか、とも思った。あまりに辛そうだったからだ。係長課長も、彼を見放しているところがあった。どれだけ残業が積み重なろうと、仲間によるフォローを呼び掛けたりはしなかったし、むしろ失敗に対して反省文を書かせていた。

B君は、口に出すのが憚られるほど救いようがなかった。もし、上司や仲間にとって彼が『かわいい奴』だったら、こんな事態にはなっていない。彼は、実際に不良な人間だった。職場の仲間から非人格的な言動咎められるのはまだいい方で、はっきりいって見捨てられていた。自業自得だった。

しかし、やはり可哀想に感じることがあって、廊下をすれ違う時やトイレなどで「元気?」「今日は温かいね」「辛くないですか」など声をかけることがあった。

それから、彼がどうなったかというと、真相を確かめたわけではないのだが……私が定年になる前に退職したらしい。別の部署に異動しても活躍できず、しかしながら、何の因果だろうか――霞が関への出向を命じられたという。省庁までは不明

本来名誉であるはずだが、その出向期間中退職を申し出たということだ。もしや、生贄型の出向だったのだろうか?

現代社会において、感情が表に出るタイプ人間しんどいのだと思う。彼が今、どうしているかはわからない。ほどほど幸せにやっていることを祈っている。



4. サイコパスのC係長

先ほどの2.3.でいうところの係長にあたる人物だ。この人は、冷血漢と呼ぶにふさわしい人間だった。サイコパスとは書いたが、私は臨床心理学碩学ではない。仕事熱心で、結果を求めるタイプだったのかもしれない。目的のためであれば何でもする人だった。思い出してみる。

例としては、部下の叱責だ。普段は物静かで、部下の相談や報告を聞いている。が、一定レベルの何かに触れると怒号を発する。

係長「お前、こないだできるっていったよな!」

若手部下「すいません」

「なんでできねーんだよ」

「……なんとかします」

「言ったな? じゃあしろよ。今週末までだ」

はい。やってみます……」

※部下ができなかった場合は、定時を過ぎても何十分でも説教していた。そして、できるまで残業をさせる。

後は、イベントだろうか。市区町村においてイベント主催する部署はいくつかあるが、教委事務局もそのひとつである教育○○大会などの厳かな発表会もあれば、○○総合フェアなど若い人や家族連れが多く集まる文化的ものもある。

さて、そのT区にとっての○○総合フェアの時だった。毎年過ごしやすい季節に、とある大公園で実施されるのだが、50以上もの出店が立ち並ぶ大イベントだった。

その年のイベントは、残念ながら雨天だった。初日は少雨で済んだものの、翌日以降の天気は崩れる可能性が高い。社会教育課は、教育総務課・指導課と並んでイベント主管課のひとつだった。

その初日の、夕方~夜にかけてのことだった。教育長を始めとする幹部職員が現地に残って、明日以降の対応を話し合っていた(ほかの教委スタッフは全員帰っていた)。主な論点は次のとおりである

□ 雨天の場合の中止ラインは?

イベント会場は維持できるのか?

□ 中止の際の広報手段は?

上記3点のうち、2点目がなかなか結論に至らなかった。イベント会場には、テント備品も野外展示物も並んでいる。風雨によって損傷する可能性があった。そして、2点目の解決手段提示したのがC係長だった。

彼は、「業務委託している会場警備員がいるでしょう。数十人。彼らにやらせましょう。折り畳み式テント(※鉄パイプではない)の屋根を低くする作業や、野外展示物の収納もです」といったことを述べた。

私は「それは契約内容に入っているのですか?」とC係長に問うた。すると、彼は「緊急事態です。契約内容にあろうがなかろうが、現場の指示に従ってもらわないと」と言っていた。

教育局長は「後で問題にならないか?」と聞いたが、「私の責任で収めます」と彼は返した。教育長に「本当にできるんだな?」と聞かれると、「問題ありません。警備の発注は当課です」と返していた。ここから先はうろ覚えだが、C係長は警備会社現場責任者と交渉を始めた。

夜7時頃だったか。私がトイレに行く途中で、社会教育課長とC係長、警備会社ロビー交渉しているのを見た。当然ながら、相手方は渋い反応だった。

私はそのままトイレに行って、また帰り際にロビーを通りかかったところ、「契約切るぞ。ええんか!?」というC係長の声が聞こえた。この人は、気分が高まると大体こうなる。

以下、会話を手帳メモしているわけではない。思い返してはいるが、やはりうろ覚えである

「切るといっても来年からね。今年はもう契約してるし。来年は、こちらの権限でほかの警備会社契約します。それでいいなら、あなた判断で断ってください。テント作業OKなら、これから私の責任で指示しますが」

「いや、でも。ちょっとの量じゃないでしょ? テントの数は何十個もあります。それをひとつひとつ、高さを下げていくんでしょ? それはもう――」

あなたが決めるしかないでしょ。責任者なんだから。この時間あなた会社上司がいるんなら電話で伺ってください」※このあたりから方言になる

判断ができません」

「毎年、あんたの会社契約しとるんやぞ。しっかも言い値で。本来なら正式競争入札せんといか金額やのに。こういう時のために、うちは権限使っとるんやぞ。官製談合みたいなこと、してやっとるんやぞ。俺らとあんたの会社のためを思って。で、上の人間電話するか、あなた判断で決めるかのどっちかや。あなたが決める場合は、契約切られても全部責任とるんやぞ」

「……」

「俺が責任を持つ。あんたが上司に怒られんようにする。後で言っとく。知り合いだから。頼む!」

「わかりました。指示をお願いします」

係長のこの判断が正しかったのか、誤っていたのか。今でもわからない。

結果だけ見れば正しかった。その夜は雨も風も激しかった。(鉄パイプ式でない)テントを張ったままだと、風雨で確実に潰れていた。テントや野外展示物を片付けるといった作業絶対必要だった。それを怠って、一般スタッフを帰した私たち幹部の落ち度である

手続き的には違法である。正しくない。警備会社ロハで使ってしまっている。C係長のことだから、きっと事後処理はうまくやったのだろう。あの後、彼やその上司処分を受けたという話は聞いていない。

個人的には、C係長の行いは正しかったように思える。実際、あの場面だとああするしかなかった。組織のために泥を被ってくれたとも言える。ただ、それが未来に繋がる行為だったかというと怪しい。

例えば、テント崩壊する未来を選んでいれば――教委事務局が「組織として学習」することができていた。それがいい未来につながった可能性もある。

(次part)

https://anond.hatelabo.jp/20231216182406

2023-11-30

近所の歯医者

上手い

早い

痛い

の3拍子揃ってて、引っ越しを機に近いか駅前歯医者に変えたけど、

こっちは優しくて丁寧だけど(新人ということもあり)へたくそだったので、また元の医者に戻った

こないだなんか親知らずで噛んで膿んでしまった歯茎の膿の治療お願いしたら

そのまんま麻酔もなしでぐりぐり歯茎を削って膿を搾り取られて

あががががってなって40過ぎのいい大人なのに涙出てきたぞ

苦悶の声を上げ続けてもお構いなし

あい絶対サディストだわ

通院はそれ1回で終わった

あと予約なしで土曜の午前中に適当に行っても結構すぐ入れるので本当便利

2023-10-06

anond:20231006123205

かつて昭和オカルトブームの頃、「干し首」が怖がられてたの思い出した

苦悶の表情をしたまんま顔がちっちゃくなってるんだよな

2023-09-10

映画ドリーム」でも、自らの立場人種差別性差別と闘いながらも、「公民権運動」とは距離を置く黒人女性達の姿が描かれている。

政治活動というのはいだって功罪ともにあるもので、そこに身を置くなら、「嫌われる勇気」を持たないことには立ち行かなくなるんじゃないだろうか。


政治活動って要するに「広告」なんだよね。そこに興味を持たない人々に対して、興味を持ってもらうよう誘導するのが目的なんだから

広告と言えば、以前、増田でこんな話も話題になっていた。

https://anond.hatelabo.jp/20200311165317

基本的に、広告公共空間公共電波を使ったゴミである

~中略~

からこそ代理店制作者は、1ミリでも多く、見る者の目を楽しませる努力をする。

広告の枠を超えて世の中全般を動かせるような言葉を発信できないか苦悶する。

ゴミ」と「文化」の間に横たわる深い河を、靴一足分だけでも超えられないか

というギリギリ闘争クライアントと繰り広げる。

さらにこう続く。

WEB広告とそれ以外の広告の、一番の違いは何か。

それは「数値化」だ。

~中略~

すると何が起こるか。

全ての広告を、数値をベースに作るようになるのである

~中略~

かくして、広告という文化は、数値に裏付けられたゴミによって貪られ、じわじわと瓦解し始めている。

政治活動というものが、「数値に裏付けられたゴミ」にならないよう願っている。

2023-08-02

LK-99の再現嫌韓厨苦悶してる件

もう科学みたいに順位数字で決まってしまもの日本は誇りを持たない方がいい

必ずくじかれて挫折感を味わうから

芸術分野みたいに順位がなくてみんな違ってみんないいよねで済むものアイデンティティを持つべ

2023-07-07

世界人間が一人残らず苦悶の末に死に絶えますように

2023-06-30

嫁が潮吹きにハマってしまった件

潮吹きと言っても自分潮吹きすることじゃない

しろ自分潮吹きするのは感覚が痺れたときに出るだけで何も気持ち良くないらしい

嫁がハマってる潮吹きは男の潮吹き

まり俺を潮吹きさせることにハマってる

男も射精した後の陰茎を刺激し続けると潮吹きするのは有名な話でだと思う

しかし、男の方は耐え難いくすぐったさを覚える

どうやらそのくすぐったさを耐える俺の反応が壺らしい

結婚する前からセックスレスになったら、離婚現実的になってくるという認識があったから、とにかくセックスだけは手を変え品を変えなんとか飽きつつも継続させるようにお互い気をつけてきた

それがここに来て盛り上がって来たのは、潮吹きの力と言えるだろう

とにかく俺は耐える必要があるが、夫婦を長続きさせるにはこの手の工夫は避けられないだろう

から今日も俺はこれから苦悶の表情を浮かべだらしない声を出しながら潮を吹く

かなり大変な習慣ではあるがこれを乗り越えることが夫婦継続に繋がるなら本望だ

2023-06-14

うむ

ゴキおじは己が罪を嚙みしめて苦悶の内に死ぬべき

2023-06-11

地獄すぎる

頭痛が酷いらしい妻

脳神経外科MRIも撮ったが脳に異常はない、と

緊張型頭痛だか、後頭神経痛だかと

しかし痛がり方が尋常じゃない

誇張抜きで10秒に1回痛みを訴え、

1分に1回は悲鳴を上げ、

30分に1回は泣いている

それも一日中、朝も昼も夜も関係なし

夜中に痛みで起きて慟哭、悶絶

当然俺も寝ていられるわけもなく起こされる

ただ痛みに耐えているわけではなく、

「助けて〜助けてよ〜パパ〜」と縋ってくる

俺にどうにもできないのは承知の上だろうが

それほど苦しいのだろうが、やはりどうにもできない

ろくに眠れず、それがもう一週間になる

今日もどうせ寝れないのだろう

妻は痛みが酷すぎて動けないので、ここ数日は家事育児はすべて俺がやっている

そこに妻の看護も加わり、残業もできず溜まっていく仕事、もう限界が近い

 

鎮痛剤も飲みすぎると逆にダメと言うので、

最初の頃は飲んでいたが今は飲めない

整体鍼灸も試したが効果なし

いつまでこの地獄が続くのか?

これほどの痛みに誰も何もできないのか?

ほとんど末期ガン患者くらい苦しんでると思う

モルヒネ処方して欲しい

せめて夜寝られれば…

こうしている今も、隣で妻が苦悶の声を上げている

誰か助けてくれ

2023-04-01

ドキュメント「シン・仮面ライダー」で明かされた現場雰囲気地獄。本編に無いシーンの連続池松壮亮苦悶に涙。でも今までの感想は「特撮スタッフ人間としてあんなに感激したのは久々に見た。」じゃ「最後泣くの忘れてた!」その余韻で暫く続く。なにはともあれ「シン・仮面ライダー」を拝見できてよかった! 某メーカー勤務です。特に理由もないのにずっと引きこもりゴミみたいにit企業にいました。性格が生真面目で現実逃避したいので有給

Anond AI作成

2023-03-27

キンキンキンキン!をAIに書き直してもらった

入力:

https://ncode.syosetu.com/n6683ej/4/

互いに剣を構える。

「いくぞッ!」

「うむ」

 キンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキン

むっ、さすがは〈剣技・中級〉スキルだ。

巻き毛や小太りとは、剣速も重さも比べ物にならない。

 キンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキン

赤髪が跳び退って間合いを取った。

出力:

剣士たちは、静かな緊張が漂う中、互いに剣を構えた。その瞬間、一方の剣士が声をかける。

「いくぞッ!」

もう一方の剣士は、うなずいて応じた。

「うむ」

そして、その一声と同時に、二人の剣が激しくぶつかり合った。

彼らは剣を繰り出す度に、その動きを相手先読みされないよう、しなやかに身体を動かしていた。一方が斬りかかれば、もう一方は横に跳び、切り裂かれることな攻撃を交わす。そして、その攻防の瞬間に、互いに相手の弱点を探り合っていた。

一方の剣士は、機敏な動きで攻撃を繰り出し、もう一方の剣士は、その攻撃を見切って、一瞬で反撃に転じる。剣同士の激しい音が、彼らの動きとともに響き渡っていた。

技を織り交ぜ、機敏に動き回る二人の姿は、まるで踊りを踊るかのように美しかった。しかし、その美しさの裏には、それぞれが命を賭けた戦いがあった。

「くっ!」と、一方の剣士苦悶の表情を浮かべる。しかし、それも束の間、彼はすぐに立ち直って、攻撃を仕掛けた。

「ああっ!」と、もう一方の剣士叫びながら、彼もまた応戦した。

しかし、どちらの剣士も、まだ倒れる気配はなかった。

「ふん、さすがは〈剣技・中級〉スキルだ。」と、一方の剣士がうなずいた。

もう一方の剣士も、微笑みながら返答した。

「そうだな、お前も悪くない」

そして、再び激しい攻防が始まった。

しかし、剣速も重さも比べ物にならないと言われる巻き毛や小太りとは違い、二人の剣士はそれぞれ熟練した剣士であった。互いに譲らず、一対一の戦いはいつまでも続いた。

くそっ!このままでは……」と、一方の剣士が焦りを感じた。

しかし、その瞬間、もう一方の剣士攻撃を繰り出した。

「おのれっ!」と、一方の剣士が怒りを込めて反撃する。

そして、二人の剣が激しくぶつかり合った。

「ぐっ……!」と、一方の剣士が大きく息を吐き出した。しかし、その隙をつくことができず、もう一方の剣士はすぐに次の攻撃を仕掛けた。

「いいぞ、もっと来い!」と、一方の剣士が勝ち誇った表情で返した。

その言葉に刺激されたかのように、もう一方の剣士攻撃を強めた。剣同士の激しい音が、会場中に響き渡った。

しかし、その攻防の中で、少しずつ二人の距離が近づいていく。そして、赤髪が跳び退って間合いを取った。

「ふん、やっぱり強かったな。」と、一方の剣士が微笑んで言った。

もう一方の剣士も、うなずいて応えた。

「お前もなかなかだ。次は俺が勝つよ」

そして、彼らは再び剣を構え、次の一戦に備えた。

2023-03-24

ワイ「ドウデュースさん、調子どうでゅーすか?」

ドウデュース「はー、つ(クッ)らい」(クッ:苦悶の声)

2023-02-06

anond:20230206113700

フィリピンからハブヨッシャルという大悪党詐欺などのお金を溜め込んでいるからタタいて大丈夫」とか言えばアホで視野狭窄のZ戦士達は向かうだろ。

戦士デコピン一発でやっぱり苦悶式よ

2023-02-05

労働が嫌すぎて苦悶の表情を浮かべる肉おじゃ)

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