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はてなキーワード: 苦悶とは

2017-09-18

俺はもこっちになりたいのだということ

今までもこっちが好きだとかうんこがどうだとか言ってきたが、俺はもこっちになりたいんだ。

その気持ちにようやく気がついた。

まだ遅くない。

俺以外にもこっちになりたいやつはいるか?

考えてみてほしい。

あのキモさとピュアさが同時にくる感じ。

あの私生活が乱れた女性特有淫靡さとほとんど少年的な色気が無理なく同居している感じ。

あの自意識過剰さと自己完結が両立している感じ。

あの欲求不満と満足が喧嘩していない感じ。

あのプレイヤーでありながらキャラクター(この語彙もしかして古い!?)として屹立している感じ。

もこっちになりたいと思わないか?俺は思う。

もはやもこっちが好きだとかうんこだとかそういう次元の話ではない。

俺ともこっちの距離感がわからなくなってきている。

俺がもこっちになりさえすれば、もはやもこっちになりたいと思うことはない。

もこっちになってしまえばもうもこっちになりたいと思って苦悶する必要もなくなる。

引っ越しブルーかい制御できない感情

去年ぐらいか引っ越しを考えている。今年に入ってから頻繁にWeb上で賃貸を探したり実際に物件を見に行ったりしている。

だが決まらない。いや、決まらないのではなく決まってから不安気持ちが強くなってしまってやめてしまっているのだ。

どうしてこんなことになってしまったのだろう。東京都内引っ越してきてから4年、その生活から脱却できないでいる。

引っ越しを考えるようになったキッカケはマンションでの騒音だ。実はそれが原因で既に都内で一度引っ越し経験している。

騒音という苦痛から逃げた先で待っていたのはまた騒音だった。もう心と体が保たない。

都内おかしいやつとのエンカウント率が高すぎる。安息の地は都外にあるのでは…。」

ヒトが多い分トラブルも増える。以前住んでいた川崎名古屋では出会わなかったトラブルに相次いで遭遇し、都内はもう無理だと悟った。

そう思って都外で探し始めるとなんといい物件の多いことか。最上階角部屋という騒音エンカウント率を下げられる位置で探しても賃料は今と同等かそれ以下。

しかも今のワンルームと違って1DK,1LDK,2DKまで選択肢が広がる。

クワクしながら内見を申し込み、また別の物件も併せて検討して実際に契約の直前までいく。

いくのだが…。

直前になって途端に不安が押し寄せる。ずっとドキドキしてしまって仕事も手に付かなくなる。なんだこれは。

結局いいと思って決めた物件キャンセルを入れる。申し訳なさそうにキャンセル理由を話すと渋々了承され…。自分でもひどいと思うのだが、今年に入ってからこれを4回繰り返した。

意味がわからない。自分これはいいと思って、今のストレスから開放されると思って契約を進めているのになぜ反故にしてしまうのか?

今の生活が変わってしまうことを恐れているのか?いやそれはおかしい。だって今の生活が嫌だから引っ越しをするのに…。

もちろん繰り返すうちにこの不安が押し寄せることも分かって「今回こそは大丈夫」と思うのだが、「大丈夫」と思っている時は不安に思っていないときで、不安が押し寄せると大丈夫じゃなくなるのだ。

意味が分からないとは言うけど、実は不安の原因は分かってる。分からないのはその不安を払拭したと思ったのに再来するその現象だ。

都内を離れることによるデメリットはもちろんいくつかあるのだけど、それはトレードオフだと思ってメリットに活路を見出すのだけど、一旦は許容できたデメリット契約を目前にして許容できなくなる。

「今のほうがいいじゃん」

そんなはずはないのだけど…。この不安に押しつぶされて4度の失敗。家にいるとき時間があれば賃貸を漁る生活。失っている時間があまりももったいない。

精神的に参ってきていると感じる。絶対に引っ越すべきときなのに。

ちなみにこの現象を他にも感じるヒトがいるのかと思って検索すると「引っ越しブルー」というキーワードが引っかかる。どうやら自分けが陥る現象ではないらしい。

ただ、そのキーワードで出てくる事例は大体夫婦で、田舎←→都会に引っ越しとき人間関係子育てに関する話で、一人暮らし仕事が変わるわけでもない自分とは状況がかけ離れている。

当然出てくる精神的な対策無意味ものが多く、共感できるものが見つからなくて途方に暮れている。やはりこれは自分けが陥っているのではないか精神が病んでいるのではないか…。

今まではとりあえず行動すれば不安は払拭されるだろうととにかく賃貸を探して内見して決める、ということを繰り返してきた。

4度目の失敗を繰り返して3連休を終えようとしている今日、やはりこれではダメだと思って今まで誰にも相談したことないこの話を増田にしたためてみた。

文章に書き起こせば考えがまとまるとかよく言うけど、もちろん書き終えようとしている今も整理はついていない。

無意味と思いながらも今また引っ越しメリットデメリットを挙げてみている。あ~、デメリット意外と多いなぁ~…。本当はメリットのほうが圧倒的に大きいはずなんだけどなぁ…。

本当は不安に思っているその時に誰でもいい、誰かから「いいじゃん!」と共感してもらいたいただそれだけなのかもしれない。

なんて脆弱な心なんだろう。たか引っ越しなのになんでこんな苦痛なのだろう。挙句都内に引っ越すことを決めたあの頃の自分を攻め出す始末。

いっそ外部から不可抗力がかかって引っ越しを余儀なくされればいいのに。

苦悶の日々はまだ続く。

2017-08-22

https://anond.hatelabo.jp/20170822211913

ブサイクとは思わないけど、苦悶の表情に見える喘ぎ顔は好きになれないです。

気持ちいいならもっとシアワセそうな顔して欲しいといつも思ってる。

セックスは楽しくしたい。

女性の喘いでいる時の顔はブサイク萎え

これって俺だけかなぁ。すごい顔が可愛くて笑顔可愛い子でも、喘いで顔が苦悶の表情になるとブサイクだなぁって思っちゃうんだよね。AV観ててもそうなんだよね。どんな綺麗で可愛い女優でも、喘いでいる時の顔は何とも言えないブサさ。笑顔でヤッてくれてる方がいい。そう思う人いる?

2017-07-30

つか男が男らしさを捨てたら食いっぱぐれてホームレスになるしかない

「男らしさなんてくだらない!解放されようよ!」とかリベラルフェミの方々は仰るけれど、

現状の社会においてまず「生活のために労働する」ために、「男らしさ」ってものすごい重要じゃん。

労働の場で「男らしさ」を発揮できない男は、落ちぶれて詰んでいく。

無論「男らしさ」が配慮されないような職場環境もあるのだろうが、

そこに入れる門戸は非常に狭いし、入るための条件は厳しい。

「いやそうは言っても男らしさを捨てたら食っていけないじゃないですか?どうすりゃいいんですか?」というシンプル苦悶を垂らしても

「知るかボケ自助努力自己責任で何とかしろ!」…としか返ってこないのでどうしようもない。

から「男らしさなんてくだらない!解放されようよ!」なんて言われても、

ほとんどの男にとっては、綺麗事言ってるとしか思えない。

「現状は男らしさを求められるかも知らんが、将来的に男らしさが求められることはなくなる」とか言うのかもしれんが

それは一体いつ?いつ来るの?ねえねえ?

何年何月何時何分何十秒?

それを待ってる内に苦しみ喘ぐことの保障は誰がしてくれるの?

結局「自助努力自己責任で何とかする」の結果末「男らしさを捨てない」という選択しかないじゃんか。

やはり現状社会において男は「男らしさ」は非常に重要だ。

それをすてるなんてとんでもないって感じだ。

2017-06-20

夫は絶対料理を覚えない

ひどい喉風邪を引いている。

熱はようやく引いたが唾を飲み込むだけで辛い。

先週夫が同じような風邪を引いたので貰ったのは間違いない。

夫はもうすっかり回復しているので看病してくれる。

有難い事になんでも買って来てくれるし洗濯も洗いものも皆やってくれる。

でも夫は料理が出来ない。

米を炊くくらいは出来る。やろうと思えば炒飯程度なら作れる。でも料理自分がするって発想がとにかく無い。

から食事市販品になる。

市販品はしょっぱい。風邪の身の上にはしょっぱい。

そもそも堅い。唾のみ込むのも大変な人間には辛い。

かと言ってレトルトおかゆは好きじゃない。手作りとなんであんなに味が違うの?

でも他に食べるものが無いから食べる。仕方なく食べる。

夫がダウンすると市販品は食べたくないと主張する。

風邪の時決まって作るのは野菜スープだ。

野菜適当に細かく刻んでくったくたになるまで煮る。

夫は体調が悪くなるとあれしか食べたくないと言う。

つい10日程にも所望されたので作った。うまいうまいと呻きながら食べていた。

私は今あれが食べたい。我ながらあれはうまいから

でも夫は作れない。

作り方は教えた事がある。なんてことはない。野菜を刻んで水に放り込んで火をつけるだけだ。

私がダウンした時の為におかゆと野菜スープくらいは作れるようになって欲しいとお願いした。

何度も言った。その度に夫は「わかった」と返事をする。快く承諾する。でも決して練習しない。

私がおかゆを食べたいと言うとためらわずレトルトを用意する。

自分で作るという発想は無い。時間はあるはずなのだが。

夫は基本的に優しい。

ポカリが飲みたいと言えば夜中の2時だろうと買いに走ってくれる。

汗だくのパジャマをのろのろと着替えている間にシーツも替えてくれる。

治るまでの間私が炊事掃除洗濯をする事はおそらく無いだろう。

から料理が出来ない事くらい大した問題ではないのだ。

ただつい10日前に夫が食べたくないと豪語した食べ物苦悶に満ちた表情で飲み込んでいると、

どうしてこの人は「わかった」なんて無責任な事を言うのだろうかと段々怒りが湧いてくる。

でもそれを糾弾する元気は私には無い。

やりたくないのならそれでもいい。ただ約束反故にしないでほしい。

2017-04-24

30歳以上独身女性のこれからについて

当方35歳男性

なぜ30歳以降の女性需要がないか考えてみた

シンプルに、子供埋める埋めないのはなしもそうだが、

よっぽど魅力的な人はさておき、あえて選ぶ理由がないからだという結論に至った。

30オーバー独身女子のこれからを思うと胸が苦しくなる。

彼女らは、選ばれることなく年を重ね、性的魅力は漸減していく。

若かったころはこんなじゃなかったのにと、、、

苦悶し続けるのだろう。

同情するから一発やらせてくれよ

2017-04-19

佛說阿彌陀經


死の苦悶と恐怖と哀惜を除去し、見送る生者の悲嘆と虚無をなぐさめ、永訣を浄化する。

四苦を抜き八正の敗退を赦し現世を旅立つたましいと現世にのこるたましいをともに記憶王国に帰還せしめる。

2017-04-01

謝罪文

自分アニメ見方は間違っていたようです。なのでここに謝罪します。

MUSASHI GUN道ストーリーを知らないくせに、作画崩壊部分だけを見て笑ってしまい、申し訳ありませんでした。

キスダム -ENGAGE planet-』ロードムービー的な本筋だけでなく、ライブ感溢れる本編作画OPの変更に注目してしまい、申し訳ありませんでした。またBS版(R)の実写パートで入ってしまったサイレンの音で笑ってしまったことについても謝罪します。

Myself;Yourself主人公ヒロインラブストーリーの行く末だけでなく、老人ホームの猫殺しババア星野さんの真意面白がってしまい、申し訳ありませんでした。またヒロイン戸籍上の両親は神主のおじさんによって殺されたに違いないと思ったことについても謝罪します。

『超生命トランスフォーマー ビーストウォーズリターンズ』「動物機械の融合」という前作のコンセプトをより推し進めた「動物機械調和」というコンセプトを一切理解しないまま、キャラキモい罵倒しながら声優アドリブ合戦を楽しんでしまい、申し訳ありませんでした。

FORTUNE ARTERIAL 赤い約束最終話主人公問題先延ばしにして話が終わったのを見て、腹を抱えて笑ってしまい、申し訳ありませんでした。

星空へ架かる橋』作中で何かを食べてばかりだった原作メインヒロイン最終話でいきなり主人公と結ばれたのを見て、腹を抱えて笑ってしまい、申し訳ありませんでした。

ファイ・ブレイン 神のパズル』本編とおまけコーナーでアピールされていたパズル面白さだけを楽しまず、ラスボス主人公に執着する姿を見て笑ってしまい、申し訳ありませんでした。2期のラスボス主人公永遠にパズルしようとしているのを見て大笑いしたことについても謝罪します。

戦姫絶唱シンフォギア』その少年漫画的な王道ストーリーに着目することなく、ヒロイン必殺技反動で血涙を流しながら吐血するシーンや復活したヒロインが巨大な剣に乗って登場するシーンで呼吸困難になるほど笑ってしまい、申し訳ありませんでした。またラスボスに撃ち込まれ銃弾身体にめり込むことなく落ちたシーンで、射手が正確に心臓を狙ったことよりラスボス乳房の硬さを面白がってしまったことについても謝罪します。

シャイニング・ハーツ 〜幸せのパン〜パンこそ全ての本編よりもエンディング映像に注目した上に「このエンディング狂気を孕んでいる」と思ってしまい、申し訳ありませんでした。

この中に1人、妹がいる!自称妹の正体を探るミステリ要素に真面目に向き合わず、あまり安易かつ強引すぎるエロ展開のIQの低さだけに注目してしまい、申し訳ありませんでした。

恋と選挙とチョコレートヒロインの部屋の押入れから段ボールいっぱいの半分のチョコレートが出てくるシーンに(中妹比で)狂気に欠けるという評価をしてしまい、申し訳ありませんでした。特定キャラの声に違和感を覚えたことについても謝罪します。

獣旋バトル モンスーノモチーフとなったホビーを、あの有名広告代理店電通海外子会社が全世界に向けて作ったクソホビーだ!などと放送から嘲笑してしまい、申し訳ありませんでした。また本編でも主人公達を「ラーメン屋破壊者」「遺跡絶対に壊すマン」「破壊チーム」など、誤った認識で視聴していた傲慢さについても謝罪します。

幕末義人伝 浪漫幕末期の日米の歴史に詳しくなかったため、ストーリーの核心部分について予想できて当然のことを予想できず、単に謎アーマーと偽ペリータンク面白がるだけに終わってしまい、申し訳ありませんでした。

ビーストサーガ放送前には最強ジャンプを毎号買って記事を熟読していたのに、プリキュア裏番組であることを理由アニメを視聴しなかった上に、ツタヤかどこかで配信するはずの終盤数話の情報も追わずじまいになってしまい、申し訳ありませんでした。陸海空のスターターデカコロシアムまで買ったのに、一度も他人と対戦しなかったことについても謝罪します。

トレインヒーロー主人公らがレスキューヒーローとして成長していくストーリーだけを楽しまず、クオリティの低いCG映像間延びした演出にも注目してしまい、申し訳ありませんでした。

スパロウズホテルSEASON 1)』GUN道同様に作画崩壊ばかりに注目してしまい、申し訳ありませんでした。

帰宅部活動記録』本編のギャグよりもあまりフレッシュすぎるキャストに注目してしまい、申し訳ありませんでした。その一方で鬼平のお順の中の人クレア先輩の中の人だと気付けなかったことについても謝罪します。

幻影ヲ駆ケル太陽主人公達やケモるなちゃんの安否よりも、扇動された暴徒が松明を持って学校を襲撃する世紀末都市長崎治安心配をしてしまい、申し訳ありませんでした。

魔法戦争』初回から最終話までリアルタイムで見たのに意味が分からず、申し訳ありませんでした。

棺姫のチャイカ』「チャイカ?」「うぃ。チャイカ」「チャイカ……」というやりとりが面白かったというだけで2期含め全話視聴してしまい、申し訳ありませんでした。

聖剣使いの禁呪詠唱』厨二妄想の塊みたいな本編ストーリーよりも、原作者の知らないドラゴンやその他笑わせることを意図していないであろう演出等を面白がってしまい、申し訳ありませんでした。

空戦魔導士候補生の教官ベストキッドみたいな本編ストーリーよりも、原作者の知らないトーナメントや明らかに浮いているCV安元洋貴キャラはアニオリなのかどうかにばかり注目してしまい、申し訳ありませんでした。またCV安元洋貴キャラが変なポーズで跳躍するシーンを、巻き戻して繰り返し再生するほど面白がったことについても謝罪します。

銀河旋風ブライガー』焔燃の言ったことを真に受けてOPEDだけはいいなどと思ってしまい、申し訳ありませんでした。実際にはOPEDだけでなく、役者の演技と挿入歌劇伴曲と変形バンク映像と各種デザイン世界設定と山本優脚本も素晴らしいと感じました。重ねて謝罪します。

アンジュ・ヴィエルジュ少女達の絆やモチーフとなったカードゲームについて注目せず、難解な専門用語の異様な多さの一方で、闇堕ちというあまり安直言葉キーワードとして用いられることを主として面白がってしまい、申し訳ありませんでした。また毎回必ず挿入される美少女入浴シーンノルマ表現したことについても謝罪します。

トランスフォーマー アドベンチャー -マイクロンの章- 新たなる敵』せっかく公式映像を見られたのに国内版設定について考察するばかりになってしまい、申し訳ありませんでした。また鶴岡スクリームと平川スクリーム性格差異を受け入れられず、未だに苦悶していることについても謝罪します。

けものフレンズCG映像クオリティの低さに注目してしまい、申し訳ありませんでした。一部キャストの演技を棒と評したことも謝罪します。大変反省をしております。どうかお許しください。

http://anond.hatelabo.jp/20170331120918

2017-03-21

何で女性ってセックスの時に苦悶の表情なの?

何で女性ってセックスの時に苦悶の表情なの?仮に気持ちいいとしたら、普通笑顔じゃないの?何で気持ちいいのに苦悶の表情になるの?

2017-01-28

女性への迷惑のかけ度合いはモテない男よりモテる男のが高いんでは?

モテない男は女性迷惑をかけるもので、女性経験が増えてモテる男になる毎に迷惑のかけ度は減っていく」

というようなことが信奉されている昨今の昼下がりドナドナどんな気持ちですかな感じですが、

しろモテる男の方が女性への迷惑のかけ度が高いんでは?」と思う。

何故かと言うと、男性向け恋愛論では「数撃ちゃ当たる」論が信奉されている辺りだ。

ここで言う「数撃ちゃ当たる」とはとにかく女性に対して積極的になれ、ということであって、

まりそこに「当たった末に女性に何らかの迷惑がかかること」については仕方ない、と内面化しているのだ。

要するに、「女性迷惑とか一々考えてたら恋愛なんてできない」というのが男性向け恋愛論の基本なのだ

あと、「自分モテいるか女性迷惑をかけていない」という自己暗示も大きく作用していると思う。

女性から承認」は「女性への迷惑への自覚」を無効化させる作用があると思う。

一方、モテない男は「女性から承認」が得られないので、むしろ常に「自分女性迷惑をかけているのではないか?」と常に苦悶するのだ。

非モテに対して、女性への迷惑を考えろ!というと尻込みするか、あるいはプリプリ発狂し出すかのどちらかだが、どちらにせよ常に「女性への迷惑をかけているか?」には執着しているわけだ。

だが、モテる男に女性への迷惑考えろ!と言っても、はぁ、まあ僕はモテてるからカンケイない話でつね、で終わりなのだ

あとこう言うと

モテる男は確かに女性迷惑をかけるが、その分女性幸せにする

モテない男は女性迷惑をかけないかもしれないが、女性幸せにしない」

と仰るかも知れませんが、そんなことは知ったことではない。

単純に「女性迷惑をかけることについて」問うている。

迷惑をかけること」を非難される謂れはあるが、

幸せにしないこと」について非難される謂れなどない。

あと以下は余談だけど、

女性迷惑のかからない世のためにモテる男を増やそうって言うヤツいるが、

モテない男を増やした方が女性迷惑がかからない社会になると思うがな

ま、違うと思うんならそれでいいですけどね。グハハw

2016-09-07

【胸糞】登録制アルバイトに行ってきたけど、コレ俺が悪いの?

本人特定恐いので詳細はぼかしま

結果から言うと、ボロクソに怒鳴られて追い返された。以下経緯

  

http://reon5653desu.hatenablog.com/entry/tourokusei-baito-merit-demerit

この記事見て空いた日がお金になるならと登録してみた

  

貰えた仕事倉庫内のピッキング作業

集合場所に行くと点呼の人が居て10人程集って現場

点呼の人も俺らと同じで派遣バイトで何回か同じ現場に入ると

俺も点呼係させられるらしい

  

現場に着くと、無駄に高圧的なオッサン命令口調で指示を出してくる

・言われた事以外一切するな

・何かあったら全部すぐに報告しろ

勝手判断して仕事をするな

ここまではまあ分かる

こっちも何やって良いかからないんだし自分判断しろとか言われる方が困る

「お前らなんか一ミリたりとも信用して無いぞ」と言わんばかりの態度は鼻に付いた

社員ではなく直接雇われてるバイト、直バイと言われてる人らしい

  

倉庫内に携帯持込禁止

・休憩時間は休憩室までの移動も含む

この辺で怪しい雰囲気に、なんで携帯持込禁止なのか?

写真取られたらやばいことでもやってるの?

倉庫はかなり広いし休憩室は別階にある

往復で5~6分かかるだろうに厳しすぎやしませんかねぇ

  

モヤモヤしつつも言われるままに作業開始

俺の分担はピッキングではなく、トラックが置いていった荷物を棚に割り振っていく作業

エプロンをつけた直バイのオッサンバーコードの印字されたシールを貼ていった商品

台車に積んでバーコードの下の数字に合った棚に収納して行く

オッサンは指示を出す時はずっと高圧的で、たまに巻き舌でスゴんでくる

普通に喋れない人なのかもしれない、可哀想

  

時間ほどした頃

収納しようとした棚に元々置いたあった商品が明らかに破損していることに気付いた

置き場を確保しようと向きを変えたら裏側の包装が破れていて中の商品パッケージも破れ

中身がむき出しになっていたのだ

向きを変える時に引っかかった感触は無かったし、棚の奥にも尖った箇所は無かったので

俺が破ったってことは絶対無い、はず……

嫌な予感がしたが、破損している商品台車に載せて下ろし場に戻ることにした

途中で点呼の人とすれ違ったので一応尋ねてみると、やはり直バイに報告しとけばいい

と言われた

  

バイに状況を説明すると、苦悶の表情で「あーあー」と頭を抱える仕草をした後

俺を睨みつけ、無地の紙切れを渡してきた

「ここに派遣会社とアンタの名前書いて商品に貼っといて」

嫌な予感が一気に膨れ上がる

  

俺「いや、俺が壊したんじゃないし名前書く意味からないんすけど」

  

直「ええから書いてや、そういう決まりから

  

俺「なんに使われるか分からん名前なんか書けないっすよ

  どういう理由で書くか言ってもらわんと」

  

直「書けゆうてんねん! 書いたらええんじゃあ!! 書けやあ!!」←ブチギレ

  

倉庫内に絶叫が響き渡り、みんながこっちに注目する

状況を知ってるはずの点呼の人も見て見ぬフリ、一瞬目が合ったが助けてくれるわけでもなく

作業に戻っていってしまった

  

俺「俺の責任無いって証明……」

  

直「そんなもんどーでもええんじゃ! 名前書けコラあ!!」

  

俺「じゃあ携帯持ってきますんでそっちの指示で名前書かされたって記録取……」

  

直「もうええ帰れ!」

  

俺「はぁ?」

  

直「お前みたいなややこしい奴いらんのじゃ! かえれ!!」

  

俺「あの、2時間やと電車賃も出ないんですけど

  帰れってそっちの都合ですよね

  給料補償してもらえるんですかねえ」

 

直「ゴチャゴチャ抜かしてやんとはよ帰れえええ! ボケがあ!!」

  

バイさん、もう会話にならない感じで発狂しまくっていたので俺は言われたとおり帰ることにした

後ろからしつこく追い討ちの罵声が飛んでくる

  

直「どこの現場も貰えんように報告しといたるからなあ!!

  二度とくんなクソボケええええ!!」

  

  

この後、派遣会社から鬼着信が続いたが面倒そうなので一切出ずに着拒に入れた

時間分の給料も振り込まれていないけど、高々1600円の為に戦う気もしないので放置している

  

登録制バイトって、どこもこんなもんなん?

俺、なんか間違ってた?

訴えられたりとかしないよね?(←ちょっとビビってる

ほとんど愚痴みたいな話だけど、指摘とか有ったら欲しい。

2016-08-21

[]

ロマ書の続き。

信仰効果は以下の3つ。

1. 義とされること:罪を許された状態になる。

2. 恩恵に入ること:①罪の苦悶がなくなる、②心に平和が来る、③天国をしのん現在の艱難を耐えることができる、④天命にしたがって確信をもって行動することができる状態になる。

3. 神の栄えにあずかること:神に似た者に化せられること。

また、信仰により、苦難を耐えることができる、忍耐により信仰は練達する、信仰が練達すれば決して裏切られることのない希望を得られる、とある

マルクスが「宗教民衆アヘンである」っつったのはこの辺なんかな。

2016-07-31

いつまでたっても開眼できない

ずっとずっとずっとずっとずっと、いつかくる悟りの時を信じて苦悶の時をやり過ごし、

そして今、特にこれといった神秘的な感覚が無い。

希望は常に未来につるされていて、今この瞬間、未来のためにすべてを犠牲にさせられる。

そんなのは嫌だ。

2016-07-26

http://anond.hatelabo.jp/20160726120055

そして、終わりのとき唐突に訪れる。

マツタケの周りを無尽に巡り、すべてのキノコが自らを今宵の主役であると誇って競い合った一夜の宴。

その宴が終局へと達しようかとした、まさにその瞬間。

舞台を柔らかく照らし出していた豆電球の灯りが不意に数回瞬いて、室内は予期せぬ暗黒に包まれた。

キノコたちの戸惑いとざわめき。

菌糸体たちの声ならぬ動揺が一瞬にして辺りに充満し、室内は混乱の渦の中に叩きこまれた。

 

始まったな……。

ボクはささくれ立ちそうになった感情を、理性と諦観によって押し込めた。

そうだ、ボクは別に大丈夫。こうなることは分かっていた。

ただ、ひとつだけ誤算だったこと。

それは、計画通りならば、いつものように就寝しているはずの彼女が、今日この日になって舞踏会存在に気付いてしまったということだ。

 

漆黒の闇の向こうで、事態が目まぐるしく変化する気配が感じられる。

貴婦人たちの悲鳴と絶叫。門番や警備兵たちの怒号と苦悶が、耳ではなく肌を通じてボクに伝わる。

10秒、20秒。……いや、数分だったかもしれない。

永遠にも感じられる長い時間が経った頃、室内はようやく静寂を取り戻した。

ボクは身動ぎひとつすることができない。

おそらくは、あの突入の瞬間までキノコたちの舞踏に見入っていたであろう彼女が、果たして今、何を考えているのか。

そして、まもなく室内が光を取り戻した後、彼女がどのような表情を浮かべているのか。

……ボクは小さく唇を噛むと、暗闇の中でなお光を拒むように固く目を閉ざして、息を潜めた。

 

ボクが再び目を開けたとき、そこはもう、すべてを覆う闇の中でも、華やかな舞踏会ステージでも無くなっていた。

かつて舞台の中心だった箱の周囲にズラリと整列させられ、太い円錐形の乱入者たちに槍を突きつけられたシメジ、舞茸、そしてエリンギ

舞台の周囲には、突然の暴虐に果敢に抗ったのであろうエノキ兵たちの傘と軸が、無残にもバラバラに裂けて石づきの上に散らばっていた。

そして、箱の上。

キノコたちにとっては玉座にも等しいその神聖空間に、彼らの王マツタケの姿は、今もあった。

しかし、そこから伸びる影は、マツタケ1本だけのものではない。

マツタケを組み敷くように、周りを取り囲む10数体の固くゴツゴツとした長身

産毛のない皮に染み付く黒い無数の斑点が、箱の上でゆらりゆらりと揺れている。

 

真竹。そして、孟宗竹。

 

彼らの革命は、今、一分の隙もなく完遂した。

ボクが彼らの企てを後押しした理由については、いまさら語る意味など無いだろう。

事態はすでに収束へと向かい始めているのだ。

キノコたちのこれからについても、もはやボクは興味を持たない。

それはとうの昔に終えた葛藤からだ。

……ただ。

こうしてすべてが終わりかけた今になって、ボクの胸に押し寄せるこのやり場のない感情は何だろう。

いや、ボクの感情などはどうでもいい。

それよりも、彼女

彼女がもしもこの光景を見て、今のボクと同じような胸の痛みを覚えているのだとしたら……。

 

背後でカタンと小さな音がして、ボクは冷えきった顔をゆっくりと動かす。

移ろう視界。回る世界

そして、振り返った先にある彼女の顔は……

2016-06-12

[]12:増田展望

 北の増田家(一)が謀略によってあっさり滅亡したことで増田家(四)は周囲から孤立した。

 さいわい増田家(八)が増田家(五)との戦いに集中していることは、いろいろな情報源から明らかになっている。

控えめにみつもっても二倍の国力差を埋めるべく、増田家は用意周到に戦いの準備を整えた。

 増田家(三)も戦の準備を着々と整え、戦う前に勝負は決まっている状態を作って南下をはじめた。

 なお、増田家(五)を増田家(八)と折半する戦略は、増田家(五)が好意的な態度を示していたこから否決された。

増田家(四)を併合して増田家(三)が圧倒的な存在になれば、増田家(五)は戦うまでもなく屈するはずだった。

 せいぜい、敵に滅ぼされない程度に耐えてくれていればよい。

 総兵力六万を号する増田軍は自慢の鯖街道を伝って一路、南進。国境を越えた増河のほとりで、

乾坤一擲迎撃作戦に出てきた増田軍二万五千と遭遇した。

背水の陣か……」

 増田家(三)の当主は遠眼鏡で敵陣を観察した。

 敵軍は増河が馬蹄形に屈曲した部分の内側に立てこもっており、カーブする上流と下流が約1kmまで最接近した部分に戦列を連ねていた。

 側面から攻撃は難しく、まずは正面から攻撃するしかない。その点では利に適っている。

 だが、すいすい背水の陣危険な戦法だ。兵は死力を尽くして戦うかもしれないが、負ければ河に退路を塞がれて壊滅は免れない。

この一戦に負ければ後がないとの増田家(四)の覚悟が伝わってくる。

 当主は足止め部隊を残して敵軍を無視して先に進む妄想をもてあそんだが、

ここは海岸へ向かう重要な渡河点の近くであり、足止め部隊が負ければ、背水の陣になるのは自分たちの方だ。

 敵がゲリラ戦に走らず、雁首そろえて出てきてくれたことを幸いとして、叩き潰すにしくはない。

 増田軍六万は敵軍の前に堂々と展開した。

 右翼には裏切りによって味方についた旧増田家(二)一門を中核とする増田勢、

中央にはもっとも頼りになる譜代勢、そして左翼には本領国人衆と北の傭兵軍団。

前衛には降伏直後で信用されていない旧増田(一)勢が配置された。

 秘蔵のカラトラヴァ騎士団は全軍の後方に配置され、名にしおう増田騎馬軍団の出現と、両翼部隊の万が一の裏切りに備えている。

戦闘正面が狭い問題をのぞけば万全の布陣だった。

それも旧増田(一)勢を使いつぶしにして波状攻撃しかけることで最終的には数の優位を活かせる算段だ。

 増田家(士)が増田家(十)攻めに使ったのと同類の戦法である

 一方、増田軍は二倍以上の敵を前にして多くの兵士脱糞を済ませていた。

おかげで、はらわた刃物にえぐられても感染症死ぬ可能性が低下した。大量のうんこも背水に排水できた。

 増河は赤く染まる前に茶色く染まった。

 下っ端には到底勝てると思えない状況なのだが、当主は泰然自若としていた。

それがブラフなのか、本当に秘策があるのかは、火蓋を切るまでわからない。

 戦いを先にしかけたのは劣勢の増田軍であった。すべての敵を視界におさめておきたい事情は彼らも同じだった。

激しく銅鑼をうちならし、一部の兵が増田前衛に突っ込んでくる。

昨日までの敵にむりやり戦わされている前衛部隊はそれでも勇敢な兵士たちであり、敵の攻撃を真っ向から受け止めた。

 しばしもみ合い両者が離れた時には、大地は両軍の血で汚されていた。

「追えーっ!」

 前衛部隊から誰かの声があがり先制攻撃しかけて来た敵を追う。釣られて六万にのぼる増田軍全体が動き出した。

 迎え撃つは増田軍の歩兵戦列。堅固に隊列をくみ、長柄の先をそろえた彼らは肝を据えて、馬蹄形陣地の栓になった。

なにせ背水の陣なのだ

 増田軍の第一波はおしかえされ、前衛指揮官は冷や汗を流しながら、まずは弓と投石で敵を崩そうとする。

飛道具で狙われた長柄兵は置き楯の後ろに隠れ、増田軍(四)の弓兵が応射する。

味方の支援の下に増田前衛突撃すると、矢の雨が止んだ一瞬をついて、長柄兵が再配置され敵を押し返す。

 その繰り返しは増田家(三)当主を苛立たせたが、確実に敵の体力を削っていった。

「両翼からも弓兵を寄騎にまわしてやれ!」

 噂の手銃がたくさんあれば……と当主は唇を噛んだ。

 いよいよ損耗が深刻になってきた増田軍の第一線は大量の矢を浴びながらやっと後退する。

だが、後退は交代であり、すぐ後ろには第二線の歩兵が穂先を連ねていた。

 しかも、第一線と二線の間には浅い溝が掘られていて、いきおいをえて突撃した増田前衛は転んだところを刺されて大損害を被った。

「下がらせよ」

 不機嫌そうに当主は言い捨て、こちらも前線にたつ部隊を変更させる。

両翼と中央から抽出させた精鋭部隊だ。さらに両翼の部隊には一部に増河をわたらせて敵の側面や背後に出るように命じた。

 直接攻撃するにはもう一度、河を渡らなければならないので実害を与えるのは難しいが、心理的に与える影響は大きい。

裏目に出て背水の陣意識を強めてしま可能性も含めて……。

もっと増田軍は敵の迂回を歓迎していないらしく、渡河部隊は岸にたどり着く直前に伏兵攻撃を受けた。

増田騎馬軍団だ!」

 増田軍の中から悲鳴があがる。川岸に展開した増田軍の騎兵は水中で身動きの取りにくい敵を、馬上から次々としとめて行った。

同じ騎兵相手をしようとしても武具が水を吸っていて分が悪い。何よりも渡河中で相互支援ができなかった。

 おかげで両翼での戦いも思うようには進展しない。

「ワタシたちが出ましょうか?」

 カラトラヴァ騎士団グランドマスダー、アトビーノは増田騎馬軍団の出現を受けて、当主に進言した。

「……しばし待て」

 増田騎馬軍団に河を渡ってくる力がなく、迎撃に専念するなら、突破力のあるカラトラヴァ騎士団中央での決め手として使いたい。

両翼にはせいぜい騎馬軍団を引きつけてもらおう。

 増田家の当主はそんな判断で両翼の渡河作戦を続行させたのだけど、それをみた増田家の当主わずかな焦りをみせた。

「やむをえぬ……我が自ら出るぞ。馬廻衆は続けぇ!!」

 彼は第二線の直後まで本陣を進めて、盛んに督戦した。

大将首だ!」

ヒャッハー!!」

恩賞は思いのママぞ~」

 著名なションベンタレ(魚類、別名タカノハダイ)の前立てを目撃した増田兵が戦場中央殺到する。

その先から屈強な怖いお兄さんたちに追い散らされても次々と新手が押し寄せてくる。

 血と泥と汗の渦、その中心に増田がいた。先に脱糞していなければ、脱糞していたかもしれない。

激闘は数刻の長さに感じられたが、実際には太陽ほとんど動いていなかった。

「御館様!これ以上は!!」

 敵を刺して折れた槍を捨て、太刀を抜いて馬廻りが叫んだ。

同士討ちの危険無視して弓矢が当主の近くまでびゅんびゅん飛んでくる。

「おのれ!ここまでか!?

 増田軍は第三線への切り替えをめざし、二度目の後退をはじめた。

「もらった!つっこめぇーーッ!!」

 敵が下がるのを知った増田当主中央譜代衆に命令をくだした。

最大の手柄は自分たちが収める。複数地域支配する家ならではの狡猾さが現れていた。

 下がる増田軍は一気に圧力を増やされ、今度は思ったところで踏みとどまれなかった。

後ろは河なのにずるずると下がり続けてしまう。それをみて、敵は嵩にかかって攻め立ててくる。

 もはや増田軍は風前の灯火。ついに殿をつづける当主を見捨てて、武具も脱ぎ捨て河を泳ぎ渡る兵士が出没しはじめた。

忠誠心の期待できない増田家(六)出身兵の行動だったが、動揺は増田軍全体に広がっていく。

「もうだめだぁ」

「お助けを」

 武器を捨てるもの、敵の慈悲にすがるもの戦意を失ったものパラパラと現れる。

「御館様、ここはお下がりください」

「敵の勢いが激しすぎます

 近侍の諫めに対して、増田当主正反対の行動で応えた。

「ここで生きながらえて意味があろうか。死中に活を得ん!」

 最前線に躍り出て、鞘を抜き放つと、太刀を陽の光にかざして叫ぶ。

「我こそは増田鎮北将軍なり!討って手柄とせよ!!」

 戦場が一瞬、鎮まり――どよめき立った。

「鎮北将軍だとぉ……!?

 敵の名乗りを聞いた増田当主は顔を歪めた。

鎮北将軍といえば、かつて増田家(六)の血筋東北支配に任じられた極めて高位の官職であり、

その権力増田家(三)の現支配領域全体におよんだ。

 増田家(六)の血筋を奪ったことで無理矢理名乗っているのであろうが、当主にとっては非常に不快である

頭の一部では挑発理解しつつも、兵をけしかけてしまう。

「あの僭称者の希望通りにせよ!首をとった者には一城、いや一国を授けるぞ!」

「「おおっ!!」」

 目前に高価な肉をぶら下げられて六万人が一人の殺害に心を合わせた。

まさに殺到が起こり、圧死者が敵味方に発生する。もはや人の津波である。汗の蒸気が霧になり、戦場を覆った。

ちょっと言い過ぎたか……?)

 自称鎮北将軍は鎧の中で冷や汗をかいた。

ちなみに戦場の喧噪の中で鎮北将軍は、ちんぽこ将軍と聞こえた。

 もはや六万人の大半が馬蹄型の内部に入り込み、隊列の入れ替えも難しい状況だった。

目端の利く指揮官は川沿いを走らせることで、敵の側面攻撃を狙った。

彼らが最初被害者になった。

 太鼓の乱打音を受けて対岸に配置されていた増田軍(四)投石機部隊偽装撤去、全力射撃を始めたのだ。

「せーの!」

 数十人が力をあわせて綱を引き下げると、腕木が旋回し、反対側にくくられた飛礫が高速で飛翔していく。

敵だらけなので狙いを付ける必要もない。ただ発射速度を優先して撃ちまくる。

綱を引くだけなら戦闘訓練なしの人材でも行える点も便利だった。

 増田軍は決戦のために領内の投石機をかき集めていた。新造もおこない三十メートルに一基の密度で砲台を築いている。

さらに吊り井楼まで投入され、一挙に高所にあがった精鋭弓兵が対岸の的を射まくった。

 増田兵が吹き飛び、苦悶の声をあげて倒れ、死体が折り重なっていく。射撃から逃れる遮蔽物といえば、その死体しかない。

 増河屈曲部は地獄絵図と化した。

バカ!?野戦あんものを準備できるはずが……ッ」

 増田家(三)の当主絶句する。ただ配置するだけではなく、偽装完璧とは信じられない。

最近の設置であれば動きを察知できたはずだ。自分たちの進撃路は完全に読まれていたと言うのか。

「やつは海から一日行程以上離れない。そして、ここの先には有名な漁港がある……」

 賭けに勝った増田家(四)当主はひとりごちた。長年にわたる地道な諜報活動のたまものであった。

東北で勝ち抜いたのが、以前から国境を接している増田であることが幸いした。

他の二家であれば、ここまでの情報は集められなかったはずだ。

 射程三百メートルを超える投石機の猛射撃によって増田軍はやむなく馬蹄型空間の中心に集められていった。

当初はひとりあたり六平方メートルあった空間が一平方メートルになってしまい、

武具や馬の存在を考えれば満足に体の向きを変えることさえできない。

本陣だけは馬廻りのスクラム空間が確保されていたが、押しつぶされるのも時間問題に思われた。

「ワレラが退路を切り開きもうす」

 アトビーグランドマスダーが当主に告げた。

「よし、いけ!」

 カラトラヴァ騎士団蝟集する味方を吹き飛ばして後方へ走った。

だが、そこには敵の視界外から長駆して進出してきた騎馬軍団が展開を終えていた。

本当の増田騎馬軍団だ。両翼に伏せていたのは増田軍(四)の騎兵にすぎない。内通者によって、その誤認は導かれていた。

 彼らは重騎兵との正面衝突をさけ、騎射でもっぱら馬を狙った。

卑怯者ガ!!」

「ふんっ、武士畜生と言われようが勝つことにござる」

 増田典厩は騎士の主張を鼻で笑う。彼らは戦場からの脱出を試みる敵をことごとく網に掛けていった。

 そうこうしている間にも増田軍本隊は末期状態に陥っており、三国出身者が混在しているせいで同士討ちさえ起こっていた。

「まて、拙者は増田軍だ」

「どの増田軍だ」

「味方だ」

「俺がどの軍か分かるのか」

増田軍だ!」

 もはやグダグダである。一部の兵士にいたっては自分空間を確保するためにあえて味方を殺傷していた。

「降れ!降れ!」

勝負はもう着いた」

 もっともな勧告が正面から聞こえてきて、傷つき疲れ果て恐怖のあまり脱糞した増田軍はついに武器放棄した。劇的な逆転であった。

 カラトラヴァ騎士団のみが何とか組織を維持して戦場離脱する。

 増田家(三)の当主三国の太守から一転、毎年サバ一年分の捨て扶持を与えられる身になった。

「おのれ!我が青ザリガニ大事に育てていることがバレるとは!!」

 ……そんなことは誰も知らなかった。

前回

http://anond.hatelabo.jp/20160611095343

次回

http://anond.hatelabo.jp/20160613121912

2016-04-05

うちの子10ヶ月)の一番可愛い表情

うちの子10ヶ月)の一番可愛い表情はうんこをしている最中の表情だと思っている。

普通なトイレの中で誰に見られることなく浮かんでは消えていく苦悶もしくは恍惚の表情が明るいリビングで惜しげも無く開陳されるその無防備さ。

なんとも言えない可笑しみと一生懸命さが同居した表情。

「…んっ………んっ……んっ……」と排泄を知らせる小さな掛け声。

全てが可愛らしい。

貧血予防のために細かく刻んでおかゆに混ぜたほうれん草のほぼ全てに思える量がオムツにそのまま現出する徒労感もまた愛おしい。

この今しか見られない表情を写真もしくは動画に収めたい欲望があるが人権侵害に思えて自重している。

2016-04-03

なんとなく書いた増田に案外コメントつけてくれる人がいてちょっとびびってる

いろんなコメント興味深く読ませていただきました

サディストにはハイレベルマゾヒストがいるのかななどと思った

そういうことじゃないのかな? 違ったらなんか恥ずかしいからトラバはしない

ちなみに職業SMについての疑問ではなかったですそれはお仕事から というかどちらかがお仕事じゃないと成立しにくいのだろうか

勧めてもらった漫画名前は聞いたことある気がするけど読んだことはないので本屋で探してみようと思う

読んだことある商業SM漫画は「夕方のおともだち」くらい

やっぱりサディストがよくわからない

この疑問自体結構長い間燻っていて「自称SはだいたいM」が持論です

なぜだかなんとなく精神的なつながりがあっちゃいけないような気がしていて

つながりにもいろいろあるんだろうけれど少なくともなれ合っちゃいけないんだろうなとか

ふと思ったのだけどMの人はSの人が本気で自分を害する気がある状態じゃなくても満足できるのだろうか?

お互いにこの人は自分の本当に嫌がることはしないとかこの人はこうされるのが好きだからこういうことをしてあげようとかそういう信頼関係が築かれているのかな

なんだかやっぱりSの人が損なような気がしてきた

基本的にM主体な感じ プレイなわけだからそれでいいのかな

Mの合意を得ずにSがやりたい放題やったら暴行とか傷害にしかならないもんな

でも本格的なやつはそういうのもあるって書いてる人もいたのでそういうのもあるのか

信頼がない場合M側にとっては単なる恐怖でしかなくなってしまうのかそれともその恐怖自体がより高位のエクスタシーをもたらすのかなどと考える




そういえば「AVの観すぎ」っていうコメントちょっと面白くて

なんでかっていうと見たものAVじゃなくてイラストSNSに溢れている二次創作BLから

あれらの作品群を描いている作家AVを観るのかよくわからないけれど どちらかというと二次創作BLの中でそういうものを見て再生産しているように見える



個人的SMイメージアキレス腱切断 村上龍のせい




ちょっと気付いた気がする

相手主体相手を悦ばせること自体が愉しい」

相手の顔が悲痛や苦悶に歪むことに快感を覚える」

「残虐な行為が主目的相手が嫌がっているどうかよりも自分の興味が優先される」

Sキャラ自称して人間関係で人に命令やす汚れ役回避やすポジションを得ようとする」

「素直になれずついきつく当たってしまう(愛情表現暴力になっているように見える)」

なんかが自分の中でごちゃっとしていてうまく整理できないからいけないんじゃないか

一番下なんか全然Sじゃないし個人的には下から2番目に酷いことをしたくなる

から3番目までをどう切り分けたらいいかわからないのと相手が悦ぶのがいいなら別にSMじゃなくていいんじゃないのと思ってしまうから

なんとなく2番目が自分の中のSのイメージに近いんだけどプレイイメージは1番目に近くて それだとSは満たされないよなあって

ストックホルム症候群とはまた違うんだよね?



もう何にもやもやしてんのかわかんなくなってしまった

2016-02-15

子育てドヤ顔で話す親にイラっとする

自分の両親は育児放棄していた。

とは言ってもネグレクトまではいかない。超手抜きの最低限の炊事、洗濯掃除はしていた。

自分幼稚園の頃から共働きで、両親ともに帰りは夜中。自分が家を出るまで、平日の夜は3つ上の兄と二人だけで過ごすのが普通。寝ろ、という大人がいないので、小さい時から24時くらいまで起きているのが普通。11PMとかよく見てた。

料理は超適当で、白飯インスタント味噌汁(あさげとかそんな高級なやつではなく10個入り100円とかの不味いやつ)、何かを炒めたもの醤油ぶっかけたやつ、が定番白飯の炊き方は昔ながらの適当に米を入れて研いで手を置いて手首まで水を入れるやり方だったので、固かったりビショビショだったりでまともに炊けたことがほぼない。しかも1升くらい炊いて4、5日もたすから後半はご飯が黄色さらに不味く臭くなってる。

食材管理適当だったので、何度も食中毒救急病院に行った。その時に車の中で父親苦悶する自分に対して「吐いて車汚すなよ」と言ったことは今でも良く覚えている。中3の時に体育の授業で骨折した時は心配するより先に「大事な時期に何やってるんだ!」とまず怒られた。子供の生育には興味のない親だったが、中学に上がってから通知表数字にだけは関心があったらしい。

部屋掃除は月に1度あるかないか。風呂トイレ掃除は年に数回。洗濯は最終的に自分の分は自分でするようになった。

風呂入れ」と言われるのが週に1回くらいだったので、風呂入っていいのは週1(それ以上は贅沢)と思っていた。普通毎日入ると知ったのは中学生になってからだ。だから下着も大抵1週間は替えなかった。

親は学校行事にはほぼ参加しない。運動会だけはさすがに来ないと世間体が悪いのか、一応11時くらいに来て、会場から遠く離れた誰もいないところに陣取る。当然見てなどいない。一応カメラは持ってくる。フィルムは入ってないけど。

どこかに遊びに連れて行ってもらったことはない。せいぜいあるのは祖父母の家だけで、しかも着いてから特に何のイベントもないので、とにかく暇だった記憶しかない。人生最初遊園地は、高校修学旅行で行ったディズニーランドだ。

そんな家庭だったので、家には帰らず友達の家に入り浸っていた。おそらく友達の親も可哀想な家庭の子と思っていたのか、良くご飯をご馳走してくれた。悪い仲間もいたが、成績優秀なアニオタ仲間もいた。最終的に、アニオタ仲間といたほうが面白かったので、悪い仲間とは遊ばなくなりひどいグレ方をせずには済んだ。そのアニオタ仲間と同じ学校に行きたくて勉強を頑張り、高校大学アニオタ仲間と同じ進学校に進むことができた。

前向きに楽しく生きることを教えてくれたのは間違いなくそアニオタ仲間だ。そいつらに会わなかったら、今自分はクソみたいな人生を送っていたか、とっくに自殺してたと思う。

自分大学生だったある時、母親電話子育てに悩む友達相談に乗っているらしき会話を聞いた。「子供はほっとくのが一番なのよ〜」と得意げに語っていた。さも、こうして私は子育て成功したと言わんばかりに。

違う、それは違う、今の自分があるのはあなたの功績じゃない、あなたは何もわかっていない。

ひどく腹が立った。

高嶋ちさ子さんの子供たちも、子育てに関して得意げにツイートしたり新聞寄稿したりしている自分の親に対して今そう思っているんじゃないかなと思い、自分過去をなんか思い出したので記念カキコ

2016-02-14

死ぬまで働け」を笑ってられない社会

http://anond.hatelabo.jp/20160213231047

金さえあれば、現代日本はむしろ天国だろうね。

文明ができることのピーク値としては、かつてないくらい発展してるんじゃない? これまでの時代地球の裏側まで一昼夜で行けて、無尽蔵にエロ動画を見れる時代があったでしょうか?

文明のピーク的な側面がガンガン発達している一方で、社会の「中央値」的なものドンドン下がっていると思わないかい? まあ、さんざん言われているように、これから日本社会の上位1パーセント想像もつかないくらいの快楽享受している一方で残りの99パーセントがツケを払わされて苦悶する日々を送って行くのでしょう。

これから安全食べ物もなくなる、安価医療もなくなる、安全な日々(治安)もなくなって、ほとんどの人が日銭を稼ぐことに血眼になっていく。その社会適応した人は東南アジアの発展途上酷の人々のように楽観的なその日暮らしになっているだろうし、過去文明的で安心暮らしが忘れられない人たちは、嘆き続けることになるんでしょう。

死ぬまで働け」がシャレにならない社会がもうすぐやってくる。経営者労働者をコキ使うためにこのフレーズが使われるんじゃなく、誰もが生きるために叫ぶようになるんだ。

2016-01-06

ネタバレなんか、もう怖くない。

ネタバレ」を英語では "spoiler" と表現する。つまり日本語よりも一歩踏み込んで「面白さを損なわさせるもの」という意味が含まれる。

わたしネタバレはおろか、あらすじも読まない。未知の世界へ飛び込む体験こそが至高と考えてるから基本的に事前の情報収集はしない主義。予告編は、好きだからたくさん観るけど。

ネタバレは避けたいねしかし、インターネット時代なのである。あらゆる角度から情報が統制されないまま雪崩れ込んでくる。わたしも「フォース覚醒」公開日以降は細心の注意を払ってフィードタイムラインを読み進めていた(ほんと、苦悶の日々だった)。

ところで。エピソード3公開の頃に付き合っていた彼女と、エピソード7公開の頃…つまり現在、の妻が共にわたしに聞いてきたおなじ質問がある。「これまでのあらすじを教えて」と宣うのだ。腰が砕けたがまあ、そういう楽しみ方をする人もいるのかな。

…いちおういずれにおいてもわたしが「え?それをぜんぶ、しゃべっていいの?」と問い返すと、彼女らは「やっぱりやめて」と答えた。つまり彼女らも実は、あらすじを知ることは「スポイラーであると考えていたのだ。彼女DVDを貸したら、とても感動したと言って返してきた。問い返しておいて良かった。やはり、世界からネタバレは撲滅すべきである

ただ一方でわたしは、(ネタバレに恐怖するあまりに)ネタバレに遭遇してしまった場合対処法も心得た。わたしシスとなったのだ…というか、これは幾千の映画を品評された貴兄であれば自然学習することである

それはひとつ悟りだ。ネタバレによって鑑賞の価値スポイルされる程度の作品なんて、そもそもたいしたモンではないということを知ればよいのだ。

たとえばエピソード5のネタバレを知っているからと言って、ルークが2つの夕陽を眺めるシーンの価値が失われるだろうか。小惑星の間を駆け抜けてゆくファルコンの美しさをふたたび眺めたいとは思わなくなってしまうのだろうか。または、アナキンの行く末を知ってしまっているかエピソード1/2/3は無駄作品なのだろうか(わたしこの3部作こそ素晴らしい作品だと思う派だ)。

自分がこういうのもナンだけどさ、「驚き」「衝撃」が作品価値を決定するとお考えならば、あなたの品評眼もまだまだである。なにより、そう考えているうちは自分が好きになる作品出会う機会を逃してしまうはずだ。それってもったいない話だよね。そして逆を言えば、驚きでしか物語を描くことしかできない作家も半人前でしかない。その点でも、ルーカスってほんと凄い才能だと思うんだ。

ちなみにわたし、そういう訳なのでエピソード7はあんまし評価してない。JJも凄いヤツだとは思ってるしこれはこれとして楽しんだけどね。なんだか、ファイナルファンタジー X-2 みたいになっちゃったなと。楽しめたけど、エピソード456123のように、またなんども観るだろうな。って気にはなってない。

2015-11-14

アニメシンデレラガールズ」はEDH《大祖始》だったのかもしれない

アニメアイドルマスター シンデレラガールズ」が最終回を迎えてから、約半月が経過した。

作品のもの感想視聴者それぞれに思うところがあり、また既に多数の感想記事が上げられていることから割愛するとして。

《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》アニメとしての『ビビッドレッド・オペレーション』(http://wasasula.hatenablog.com/entry/2014/06/29/012233)という記事があった。こちらをリスペクトし、今回はシンデレラガールズとはどういうデッキなのか、について迫りたいと思う。

シンデレラガールズ原作にあたるゲームは、いわゆる普通フォーマットゲームではない。現在スターライトステージ稼働中はいえ、アニメ制作段階では、アニメ原作と呼べるものソーシャルゲームのみであった。

ゲーム内の登場人物100人を軽く超えている。とてもじゃないが、通常の60枚構築ではゲームの、その中のキャラクターの魅力を表現できない。その上、構築にあたってデッキビルダーは「特定カードデッキに入れること」を要求された。

そこで発想の転換が行われた。アニメシンデレラガールズ」はスタンダードデッキではなく、統率者戦、EDHのデッキとして構築する。

EDHとは、伝説クリーチャー1枚を統率者として指定し、統率者が持つ色の99枚ちょうどのハイランダーデッキを構築する多人数戦用のフォーマットである

大切になるのが統率者選びだが、入れたいカード、入れなくてはいけないカードが5色に散らばっていた時点で選択肢は狭まっていた。5色の伝説クリーチャー、《大祖始》。

Progenitus / 大祖始 (白)(白)(青)(青)(黒)(黒)(赤)(赤)(緑)(緑)

伝説クリーチャーハイドラ(Hydra) アバター(Avatar)

プロテクション(すべて)

大祖始がいずれかの領域からいずれかの墓地に置かれる場合、代わりに大祖始を公開しそれをオーナーライブラリーに加えた上で切り直す。

10/10

後は、強いカードを片っ端から入れていくだけだった。幸い、資金は潤沢にあり、必要カードは全て手に入った。

三色アドバンテージの塊、《残酷根本原理》。

《歓楽の神、ゼナゴス》と《化膿獣》による一撃必殺。

美しく高い性能を誇る、《悪斬の天使》。

軽量アーティファクトとそれを支える《求道者テゼレット》。

玄武岩モノリス》《ブライトハース指輪》による無限マナ、そして《ゴブリン大砲》。

赤と青、相反する二色により生み出される速攻持ちの無限トークン

強いカードだけで組まれ100枚。

アニメ第一話、デッキを用意してゲームを始める直前の統率者顔合わせ……その時提示した《大祖始》を見て、対戦相手……つまりは我々視聴者は、「とんでもないデッキがくる」と覚悟をした。

アニメシンデレラガールズ」とはつまり、以下の様なデッキだった。

統率者:大祖始

クリーチャー

タルモゴイフ

悪斬の天使

鏡割りのキキジ

帝国徴募

やっかい

士気溢れる微集兵

修復の天使

シルヴォクののけ者、メリー

台所の嫌がらせ

残忍なレッドキャップ

包囲サイ

無限に廻るものウラモグ

壊死のウーズ

石鍛冶の神秘

歓楽の神、ゼナゴス

荒廃鋼の巨像

化膿獣

ボガーダンのヘルカイト

シヴのヘルカイト

ボロスの反攻者

瞬唱の魔道士

山賊の頭、伍堂

最後トロールスラー

ラッカワーム

テラストド

ワームとぐろエンジン

聖別されたスフィンクス

飢餓の声、ヴォリンクレックス

プレインズウォーカー

精神を刻む者、ジェイス

求道者テゼレット

野生語りのガラク

遍歴の騎士、エルズペス

ヴェールリリア

呪文

Mana Crypt

太陽指輪

魔力の櫃

玄武岩モノリス

ブライトハース指輪

ダークスティールの鋳塊

殴打頭蓋

稲妻すね当て

梅澤の十手

寺院の鐘

危険な櫃

師範占い独楽

頭蓋骨絞め

demonic Tutor

吸血の教示者

忌むべき者のかがり火

苦悶触手

ぶどう

苦花

ティムールの隆盛

残酷根本原理

歯と爪

force of will

arcane denial

mana drain

サイクロンの裂け目

至高の評決

神の怒り

塵への帰結

汚損破

スフィンクスの啓示

出産の殻

意外な授かり物

青の太陽の頂点

時を越えた探索

精神力

全知

渦まく知識

生体融合外骨格

自然要求

剣を鍬に

四肢切断

流刑への道

実物提示教育

騙し討ち

欠片の双子

ファイレクシアの闘技場

土地

Tundra

Underground Sea

Badlands

Taiga

Savannah

Scrubland

Volcanic Island

Bayou

Plateau

Tropical Island

神聖なる泉

湿った墓

血の墓所

踏み鳴らされる地

寺院の庭

神無き祭殿

蒸気孔

草むした墓

聖なる鋳造

繁殖

2015-02-01

友達を簀巻きにした話

友人のYは、ちょっと危ないなとは思ってた。仲間内の中でも「あいつはきっとホンモノのマゾヒストだ」って密かに噂されてた。

けど、さすがに「ちょっと布団で巻いて欲しいんだけど」と真剣に頼まれた時は、頭の中で盛大にパトランプが回ったよね。(これは! ガチで! ヤバいやつ!!)って。

私「え……何……布団……?」

Y「そう。それで俺をくるんで、縛って欲しい」

私「しば……?」

Y「ああ、何で縛ればいいんだろう……あ、延長コードとかでいいかな?」

私「え、私が? Yを? 縛るの?」

余程怪訝な顔をしてたと思う、いや、して当然だと思う。

いろはすをガブガブ飲んでいたYは、私の珍妙な顔を見てキョトンと返す。

Y「いや、何も本格的に筵(むしろ)でくるんでくれとは言ってないじゃん?」

私(え、簀巻きって筵でやるのが正式なの?)

どこのマゾヒスト帝国常識だよ。知らんよ。

断っておくけど、Yはただの友達だ。彼のプレイに協力する義理必要も、一切無い。

でも頼まれたからやっちゃうよね。簀巻き。

気を付けの姿勢で横たわるY(ちなみに、暑いだろうからという理由パンツ一丁だ)の首から下をくるんと布団で巻く。出来るだけ圧迫してくれと本人が強く希望するので、胸部・膝付近の二ヶ所を延長コードで強く縛る。ごわごわしてやりづらいし、女一人の力では足りない気がする。人を簀巻きにするのがあんなに大変だとは思わなかった。

延長コードはYが用意していた結束バンドとやらで固定した。あれ、便利だね。まさか人を巻く為に使うはめになるとは思わなかったけど。って言うか何で常備してるんだろう。

ジャジャーン。Yの簀巻き、一丁上がりー。

見るも無残な簀巻きっぷり! 手も足も出ないとはこのこと!

ひょっこり頭だけ布団から飛び出してて、かえって無力感が増してる。

私「で、後はどうするの?」

Y「何もしなくていい」

私「うぇ?」

Y「今から、そうだな……2時間。俺の上に座って、漫画でも読んでてくれればいい」

えっ、この簀巻き状態で放置プレイを敢行? しかも私を参加させるつもり?

簀巻きのYは当然身動きもロクに取れず、ただ力無くフローリングの床に転がるだけ。更に漬物石(=私)を上に乗せて2時間を茫漠と過ごすって、それ何が楽しいのよ。

でも頼まれちゃったから、やるよね。

丸太にまたがる時の要領で、友人である(はずの)Yを布団で巻いた何かにまたがる。胴の辺り。

Yの妹が愛読していると言う『君に届け』が揃っていたので、とりあえず手に取る。

君に届け』がなかなかどうして面白くて、しばらくはYの上にまたがっていることを忘れて読んだ。

Yはすごく大人しくて、実に優秀な簀巻きだった。呼吸による微弱な動きも、モコモコな布団に吸収されるのかあまりこちらに伝わってこない。

3巻を読み終わりそうな頃だから、30分くらいかな。だんだんモゾモゾが目立つようになってきた。

そりゃあね、身動き一つするなって言われたって、生きてるんだもの。するよ。身体のどこかが痒くなったり、居心地悪く感じたり、絶対にする。動かしたくなる。

でもYは動けない。

Yの簀巻きが不快そうにモゾモゾ動く。「……んん」みたいな、吐息めいた声が微かに漏れ始める。ああ、気持ち悪くなってきたんだなって思った。でも私は何も言わないし、どいてもあげない。

2時間ゲームが始まる前、Yに念を押されたことが1つだけあった。

「何を言われても簀巻き状態から解放しないこと」。これだけ。

どういう意味かは後々よーくわかった。

モゾモゾが目立つようになってきて、7巻を読み出す頃、Yが明確な言葉を発した。

Y「ね、ちょっと解いて」

たか、と思った。試されている。

私は「んー」とあからさまに上の空で答えた。

Y「脚がさ、痺れてきてて」

私「あー」

Y「攣りそうなんだよ、ほんとに」

私「そりゃ大変だ」

Y「だからさ、ちょっとでいいから緩めてくれないかな」

私「もうちょっと頑張ってみよっかー」

何してんだろ、私。とは思った。

脚が痺れてきたのはきっと嘘じゃないんだろう。1時間重石を乗せて同じポーズでいたら、そりゃ身体のどこかしらが悲鳴を上げる。

しかし一度引き受けたからには職務を全うせねばなるまい。

彼がマゾヒズムを味わいたいと言うのなら、私はサディズムを発揮しなければならないのだ。目覚めよ、私の内なるサディストよ!

Yは聞いているこっちが可哀相になるほど、憐れな声を上げ始めた。おずおずとしたお願いが、徐々に鬼気迫ると言うか、迫真の嘆願へと変わっていく。

まるで本当に筵にくるまれて東京湾に落とされる寸前みたいなテンションで「解いてくれ!」って言ってくるから、(えっマジなの? マジでヤバいの?)ってヒヤヒヤしっぱなし。『君に届け』ってこんなに冷や汗が噴き出すようなホラー漫画でしたっけ?

そしてクライマックスは終了20分前に訪れた。

Y「漏れる」

私は戦慄した。そして唐突記憶フラッシュバックが脳裏を襲った。

こいつ、簀巻きの前に、水(いろはす)を摂取してやがる。

まさかこれも計算なのか? 事前の水分摂取により、簀巻きプレイ中に圧倒的尿意を催すことを計算していたのか? そうまでして自分限界へと追い込みたかったのか?

二十代男子が「おしっこ漏らす」のって、もう人としてアウトだろ。人として。

そこまでスレスレの状況を楽しめるのかこいつは、と私は心底愕然としていた。それとも私が知らないだけで、放尿プレイとかが紳士淑女の貞淑なお遊戯の一つとして流行ってたりするの?

漏れそうなYはモゾモゾどころか牡牛の如くのたうち回り始めて、上にまたがるどころではない。私はロデオなんて嗜んでないんだよ、悪かったな。

呆気なく振り落とされたカウボーイの私は、Yが苦悶の表情で「漏れる」「もう」「だめだ」と言った断片的なワードを唸るのを茫然と見ていた。あと15分もこれを観戦してろって言うのか。苦行かよ。

15分後、私は暴れる芋虫と化したYを人間へと戻してやる。

ハサミでパチンと結束バンドを切断し、布団から脱皮したYは酸欠なのだろう(そうだと思いたい)、紅潮した顔でぼーっとしていた。

早くトイレに、と言いかけたが、もうそ必要は無くなっていた。

名誉の為に言っておくけど、彼は簀巻きにされている間、尿意に耐え続けた。人間である為に、ひたすら我慢して我慢して我慢した。

から、簀巻き状態から解かれた瞬間に気が弛んだとしても、まぁ、何も可笑しい話じゃないのだ。

Y「いろいろ悪かったね。でも面白かったよ、ありがとう

見事におねしょした布団を洗濯機ねじ込みながら、Yはスッキリした表情で礼を告げてくる。

この先『君に届け』を読むたびに今日のことを思い出してしまうんだろうなって思った。まるで呪いだ。

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