はてなキーワード: パワーポイントとは
子どもの通ってる学校で、地元県で道の駅を運営している方をお呼びしてその地域について紹介してもらう、というイベントがあった。課外授業的な感じで親子参加だったので行ってきた。
パワーポイントを使った紹介で、最後にパソコンをシャットダウンするところまでスクリーンに映し出されてたんだけど、デスクトップ画面が写った時、見覚えのある壁紙とアイコンが見えて、Xpの壁紙とXp風のアイコンを使ってるのか、面白い人だなあと思ったのよ。
そしたらシャットダウン画面が出てWindows Xpを終了しています的なメッセージが出てて、マジで2023年にXpが現役で働いてて驚いた
異動先の部門がやたら社長に近いところだとか、これからはジョブ型だとか会社の風土が変わったらしく、とりあえず社内資料(パワーポイント)みて自部門のことを学べって言われて読んだけどさっぱりわからん
なんていうかビジネス用語と略語(アルファベットで短縮みたいなやつ)ばっかりで何をやりたいのか読み取れないというか……どうもこの資料、従業員向けじゃなくて社長とか役員に部門のプレゼンするための資料っぽい
部員の足並み揃えたかったら、「顧客の情報を分析して結果を出します」とか「価値を創造します」(なんてことを意味ありげな単語を羅列して長々書いてある)とか言う前に、アホな従業員でも分かるように説明資料を用意してほしい
313. また戻ってきたやで
2023年06月21日 06時40分 ID:d0ad461f01 (1/1)
くやしいやで
またしばらくおっちゃんねるでお世話になるやで
町内会長のワイはがんばるやで
■ anond:20230619123452
笛民⭕️
脳の病気341号やな
■ anond:20230606163550
いい方法がある
無●の人になって大●れしな
青葉みたいにさ
■ 【超朗報】ワイ、パリコレ増田!次年度の町内会長就任【大喝采】
やったやでえええええええええええ!
ワイが悪即斬の勢いで立候補したら
町内会長になれたやでえええええええ!
ありがとうやでええええええええええええ!
おめでとうやでえええええええええええ!
これでこれからも
苦情をガンガンいれまくっていい町にしたるやでえええええええええええ!
やったるやで!!!!
自分は学校でコンピューターサイエンスを修めてないし、新卒で就職もしてない野良犬みたいな経歴です。しょうもないアラサーです。
Fラン大学の文系を出て、理由もなく2年ニート、その後はバイトからはじめて、小さいソフトハウスに入るもパワハラで1年くらいで退職しました。
その後は夜中にサーバーを再起動するIT土方をしていました。月の手取りは15万で何もできなかった。
その時にコロナでの案件崩壊と自宅待機が来ました。暇で仕方なかったので、流行りのクラウドの資格をいくつか取り、しょうもないSIerに転職。
毎日やることは、しょうもないエクセル方眼紙にスクショを貼り付けたり、全力でセルを結合することなどです。
他には、技術がわからないプロジェクトマネージャに、画面共有で5000文字くらいある設計書を半日かけて説明して、得られたものは句読点をずらすことだけだった時は、耳鳴りとめまいがしました。
しかしながら、自分も技術はわかる方じゃなかったので、大流行のクラウドの資格や、国家資格とかも暇つぶしで取って、ちょっとわかるようにしました。
また、知識だけじゃどうしようもないので、慣れないGitHubを使ってOSSにコントリビュートとかもしてみました。ただのGood First Issueのバグ潰しでしたが。
こういうことをしても大して給料も上がらず、会議中にAPEXの音がするプロジェクトマネージャの方が評価が高かったのは虚無でした。
彼のAPEXの音をBGMに、転職サイトへとスムーズに登録し、外資系のコンサルに転職してみました。ここはいわゆるBIG4というところです。アーキテクトをすることになりました。
初め、貸与されたPCがMacだったので、外資はいいぞと思ったのですが、MacでやることはWindowsのVDIに繋いでパワーポイントのピクセルずらし、論点のない会議ばかりでした。
当たり前のようにコードは書けず、日々Office製品をいじり、顧客の社内政治に巻き込まれながら、毎日7時から0時まで働きました。管理職はいつ寝てるのかわからない。
外資なのに社内のワークフローは日系企業並みに複雑、裁量はあるが、そもそもの仕事量が多すぎるので実際ありませんでした。無駄にLGBTや環境への配慮の研修が多かったです。
結局ここも前職のSIerの仕事を煮詰めただけで、ストレスは上がるばかりだったので、すぐにやめました。給料は爆増したが、色々と失うものがありそうでした。
ここまでで、エンジニアリングにおいて邪魔なものが顧客だということがわかったので、次はB to Cの会社の事業部のエンジニアになりました。給料は前職据え置き。
今の所たくさんコードがかけて、割と幸せです。この会社に入ってからOffice製品は一切触ってません、あれが悪いわけではないのですが、物には適切な使い方というものがある気がします。
今思うと、自分はものづくりが好きなだけで、顧客の課題解決には全く興味がなかったと思います。昔は技術的なコンサルティングや技術営業などもやりましたが、作った後は金の切れ目が縁の切れ目で、作ったものがどう動いてるかは全くわからなかった。
また、前職と違い、事業部のエンジニアは基本的に技術力がある人しかいないので、頑張ってきたつもりの自分でも毎日不足を感じています。しかもみなさん若いので尚更焦る。
https://doda.jp/engineer/guide/it/032.html
転職サイトでプロフィール公表していたら、大手企業から定型文が届く。
おまえマジマブいな。カジュアル面談しようぜ?もちオンラインな。
あっ、でもよォ、わるいけど、このオファー受けても書類選考スキップとかはないからヨロ、みたいな。
まさかこんな大手企業からオファーが来るなんて。まぁどうせ機械的なオファーだろ、これも記念だし人生経験だぬ。見せてもらおうか、大手企業の人事担当というものを、と思いながらおk、と返事。
は?
なんと名乗ったら事業部長だって言うんだぜわらうだろ。お前、部下数千人とかいるやんけ暇なの?
で、一応「カジュアル面談資料」なるパワーポイントが上映されて、内容を事業部長さま自らご説明、そのあとガチンコの「弊社に興味を持っていただいた理由は?」「弊社にはいったら何したい?」「転職を志望した理由は?」「現職で苦労したことは?」等といきなり面接トークが始まってパイパニック。
と言うわけで、おまえらカジュアル面談とか信じるんじゃねーぞ。それほぼ一次面接だからな!カジュアルなんてうそやで!
なお、何故か書類選考が受かり、人事担当者による1次面接(条件とか福利厚生の説明とか)を受かり、最終面接に進んだ。
すると、事前情報だと人事部長クラスが出てくるはずの面接に、またしてもカジュアル面談の時に登場した事業部長が登場。
またかよ、もういっそひと思いに落とせや、とか思っていたら、今度は特に質問などされず、企業PRとか、どれだけやりがいのある仕事か、君が来てくれたらうれしい、こんな事をやってもらいたい、と言う事をアピールされ。殆ど質問されず。
で、彼は今の上司な訳だが、後で聞いたところ「書類選考で先入観を持ちたくなかった」「カジュアル面談の時の方がその人の人となりが分かる。増田君とか優秀な人が採用できたからこの方針は正解だよHAHAHA」などと意味の分からない供述をしており、動機は不明。
なお、犯人は夜な夜な転職サイトを物色し、めぼしい人間に目をつけるなどの行動を繰り返していると推測され、通り魔的犯行である可能性があるため、注意されたし。
こちらからは以上です。ご清聴ありがとうございました。
ワードとか、パワーポイントファイルの企画書とかを、複数人で分担して作成するとき、以前は分担して決めた箇所をそれぞれのファイルで作業し、その後、マージしていた。
それが最近、少し変わってきた。Teams上のチームの「ファイル」にファイルを置き(SharePointがつかわれているようだ)、そのファイルは複数人で同時に編集可能だという。
チェックリストとか、さくさく作業するだけのファイルならそれがよい。
企画書のような、じっくり考えて、例えば数日間とか、時間かけながらつくるもののとき、なんだか嫌だ。以前のように、いつまで、と締切を決めてその時間まで好きに進めて、締切の時間に開示してマージ、擦り合わせにしたい。
いや、今の共有システムでも好きに進めてよいのだろうが、一分一秒見られているような気がして落ち着かない。
はじめのうちは、関連情報をもれなくチェックしたり、考えたり、そういうところに時間をつかうので、ファイル作成の進捗はとても遅い。それにまず、(1)を作成して、次に(2)を作成、ときれいに作成していかない。少し(5)をつくりかけて、(2)をつくりかけて、とか、全体を見ながら進めていきたいので途中段階はファイルがきたない。そういうのを見せたくない。
同じこと感じている人、いないのだろうか。
C++、C#、Pythonなど文法くらいは勉強して書けるようになるが、
ソフト開発の業務が本業ではないので、業務の間に片手間で書くのが精一杯、
という前提で聞いておいて欲しい。
クラウドサービスは規定で使えなかったり、高いソフトが買えないといった制限で、
マイクロソフトがMS ProjectをOffice365契約していると自由に使えるようにしてくれると、
マシになるのかと思いつつも、個々人の進捗を管理したい場合と、報告用の表示フォーマットが違うので、
データベースは同じで、表示をパワーポイントで見やすいようにして欲しいだけなのだが無いのだ。
要は満足なソフトがないのでずっと困っている。
メンバーのタスクはメール、Teams、定例で追加され、それがプロジェクトのスケジュールのどれに対応しているのか紐付けたいが、それが自動でできない。
タスクを分けたいことも多い。
進捗率の入力についても最後まで必要な時間が人によって違うのでなんとかしたい。
プロットする時にデータを間引いて表示すればいいと言われるのだが、
製造していると数少ない不良品をとらえないといかず、間引くのが難しい。
こっちはこっちで、数秒に1回しか起こらない変な挙動を起こすといったのもある。
しかもノイズだらけだったり、オーバーシュート/アンダーシュート、Jitterなどがある。
オシロの中に入っている機能で統計データは取れるのだが、本当に知りたい場所が取れない時があり、
ポンチ絵って聞いたことありますか? お役所系で働く人は必ず1度は聞いたことがあるはず。
2.概略図。構想図。製図の下書きとして作成するものや、イラストや図を使って概要をまとめた企画書などのこと。
なぜ、そんなにわかりにくく描くのか‥
今回は2.概略図。にあたる、お役所的ポンチ絵について。高専で働いて3年、お役所的ポンチ絵を何枚も書きました。例えば、大型補助金に申請するとき、学内の合意形成をするとき。初めて「ポンチ絵かいてね」って言われた時は、簡単な手描きスケッチで良いのかと思うぐらい、なにも知りませんでした。
それくらい【お役所的ポンチ絵のノリ】がわからないので、最初はどんなのが好まれるか結構調べました。
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どれもこれも、なんだかダサい…そしてわかりにくい。
右肩上がりの矢印とか、三角形で積み上がっていくイメージとか、3つの柱が融合してるとかで、価値を表現!
謎のグラデーション!
ただ、このポンチ絵の印象で補助金獲得できるかどうかが問われるわけです。みんな必至に描きます。かくいう私も、大型補助金の時はこのノリに合わせた形式で描きました。いま見てもわかりにくくてイヤだなーと思ってしまう絵です。
ただ、このポンチ絵がうまくならないと大型補助金も獲得できない…競争的資金が大学経営に大きな影響を与える時代に、死活問題なのです。ポンチを書ける事が一種のスキルとして認められているようにも思えます。結果、こんな勉強会まで。
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http://tomita.me/ponchi-design-day1/
結局道具の問題でしょ。
なんで、みんな似たような絵になるのか。気づいたのは道具の問題。多くの場合は、パワーポイントでつくっているようです。図形挿入したり、フリーの絵を持ってきたり。それはそれは大変な作業量です。
私の場合は、全てイラストレーターで作っていました。運良く、文科省の大型補助金を獲得しましたのですが、それ以降の提出書類で「ポンチ絵はパワーポイントで作ってください」という文言が加えられたのです笑 負けじと、素材を全てイラレで作ってパワポで配置したデータを送りました笑 最近イラストレーターを使える人もぼちぼち増えてるし、そろそろお役所でもデザイン部隊が働き出すといいのになーと思います。あと、ポンチ絵を作る作業って、建築学科卒業の人は得意だと思います。ダイアグラムを作ったり、プレゼンテーションをつくる作業ととても似てます。
上手に書き過ぎないこと。がお役所的ポンチ絵のキモかもしれません。https://ryota-saeki-lifelog.hatenablog.com/entry/2016/09/02/105402
小学生でも頭がいい人は頭がいい。
しかも余計な前知識を持ってないし、素直だし、記憶力や集中力も高い。
たとえば適当な公演をやってからレポートを書かせるとして、偏差値40ぐらいの大学生を集めて書かせるのと偏差値60の小学生を集めて書かせたのとではどっちが上なのかは分からないだろう。
まあこれは穿った見方なので「平均的な偏差値50ぐらいの小学生」を考えてみるとしよう。
でもこれだってその小学生には人並みの理解力は備わっているし、前述の通り頭の柔らかさはそこらの社会人じゃ比べ物にならない。
じゃあ実際にそのラインの相手を想定してパワーポイントなんかを作るとたいてい失敗する。
信じられないような勘違いをしてきて、「いいやこれは説明の仕方が悪いんだ」なんて平気で行ってくる。
10年前まで信じられていたAという俗説が覆されたのですというテーマで話していたものを、「そのAって50年前に発見されたことですよね。Aが新たに発見されたみたいに貴方はいいますけど50年前に発見されているんですよ」なんて信じられないような勘違いをする。
これじゃあどうしようもない。
じゃあ「頭の悪い小学生にも分かるように」なんて想定をすると、今度はにっちもさっちもいかなくなる。
下限がなくなってしまう。
「小学生にも分かるように」で本当にいいたいのは「IQが80あれば分かるように」なんじゃないだろうか?
つまりは「10人に1人レベルの馬鹿は最初から無視していいが、それより上にはなんとか伝わるように」というである。
こう考えると俄然なにを目指すべきかが分かってくる。
「10人に見せたときわからない人が2,3人出てくるような気がする表現や説明は避ける」を徹底していけばいいのだ。
マニアックな表現はさけ、専門家だけの常識となっている部分は噛み砕いていけばいい。
対象とするグループが決まっているのなら、そのグループの中に偶然IQ80未満が10人に1人紛れ込んでいることをイメージしてそれ以外の相手には伝わるように努力する。
というかそもそもIQなんて持ち出さずに「10人に1人しかいない馬鹿や頓珍漢以外には理解してもらえるように」という考え方でいいんだろうな。
ただこういった言い方を多用すると説明が伝わらなかった時にその馬鹿が「俺を馬鹿だと思ってるんだろ!」と切れてくるから、「小学生にも分かるように」というちょっと意味の測りかねる表現が流行ってるに違いない。
なるほど、納得したわ。
当時私は24か25で、週末は友だちと会ったり、都心に買い物に行ったりすることが多かったんですが、なぜかその日は久しぶりに、父と自転車で西友に行くことになったのでした。買い物のためというよりも、恒常的に太っていた父の、運動のためだったかもしれません。
スーパーから家まで自転車で10分ちょっとの道、なんとなく父が先を走り、私が追いかけていく中で、自然と父の背中が目に入って、思ったんです。
あれ、パパの背中、思ってたより小さいんだな…と。
身長170cmちょっとに対し体重は90kg近くあり、どちらかというと「大きい」印象を与える父でしたが、背中を丸めてママチャリをこぐ姿は、食卓でビールとウィスキーと焼酎をちゃんぽんで飲んで管を巻いているときよりも、少し縮んだように見えました。
父はその頃60歳近いので、多少は本当に縮んでたのかもしれませんが、小さく見える理由はそれだけじゃないこともわかっていました。私が就職したことで、私のほうの見え方が変わっていたんです。
その頃はネットバブルと言われた時期の真っただ中で、私はそんな会社のひとつに、運良く入れていました。
そこは日本ではわりと大きな「ITベンダー」とか言われる会社の子会社だったので、親会社からエラい人が続々と天下ってきていました。でも当時まだ光ファイバーはおろかADSLすらほとんど普及してない時代、Windows 95が出てから数年って時代なんで、大手ITベンダー出身のはずのエラい人たちでも、じつはパソコンをほとんど使ったことがなかったり、せいぜいメールの読み書きができる程度だったりしました。そんな人たちがいきなり、ネットの会社の役員として送りこまれてくるわけです。しかも親会社はセミナーと称して顧客集めのイベントを開いて、子会社に送り込んだ役員を登壇させ、「ネットで御社のビジネスが変わりますよ」みたいな話をさせるんです。
そこで私がやってた仕事のひとつが、子会社に来て早々に付け焼き刃トークさせられる役員のために講演資料を作ることと、講演当日のカバン持ち(会場のプロジェクターにパソコンつないだり。当時はパワーポイントみたいな大きなデータを相手先に送るのも、容量制限でできなかったりしたのです)でした。私自身もその会社に入るまでネットにほとんど触ったことのないニワカだったので、資料作りといっても実際はもっとコアな先輩社員に依頼してネタ出ししてもらったりする、窓口的な役割です。
そんな、ニワカな私がニワカな役員をサポートする不安な構図だったんですが、講演はそれなりに(多分)好評で、親会社主催のものだけでなく外部のイベントに出張っていくこともありました。大きなホテルの「なんとかの間」とかの華やかな壇上で、スポットライトを浴びながらネットのビジネス活用を語る役員たちは、頭頂部が多少ハレーションしていても(だからこそ?)、いかにもエラい人っぽく見えました。エラい人「っぽい」だけでなく、ニワカであっても数百人を相手に堂々と話ができる、それは一朝一夕には身に着けられないスキルだと今でも思います。
大企業出身のエライ人たちはトークができるだけでなく、部下の扱いも丁寧で、いや私が若い女だからということもおそらくあったのですが、とにかくそういった講演サポート業務の後は、「お礼」と称して素敵なレストランなどに連れて行ってくれました。私はただ窓口になっただけなので、と言うと、じゃあネタ出ししてくれた人たちもみんなで、となり、ずいぶん大人数でごちそうになることもありました(それが会社のお金だったのかポケットマネーだったのかは不明)。
そんなわけで私の会社の人たちは、上司も先輩も同僚も、そこそこ大企業文化の中にいて、都会慣れしていました。「肩で風を切る」ってほどじゃないにしろ、少なくとも必要なときには背筋を伸ばして堂々と振る舞える、そんな人たちが、いつの間にか私にとっての「普通」になっていたのです。
それに対し父は、そんな平成っぽいスマートさとは無縁で生きてきました。そもそも、なぜ私が父を「パパ」と呼ぶことになったのかまったく理解できないような「おとっつぁん」的な風貌だし、人前で話す機会があるとしたら会社の朝礼か親戚の法事くらい、しかも話がムダに長くてつまらない、と家族の中で有名でした。素敵なお店なんか結界が張ってあると感じていたらしく、まれに家族旅行で伊豆のホテルに行ったときには、入り口から赤いじゅうたんが敷いてあることにおののき、「あのー、この、じゅうたんの上、歩いていいんすけ?」(いつも語尾がモゴモゴしている)と質問して失笑を買った、とか、ファミレスでアイスクリームを注文するときに、「フレーバーを選ぶ」という概念をまったく知らず、「えーこの、バニラ・チョコレート・ストロベリー・アイス、頼んます」と全フレーバーを読み上げたとか、そんなエピソードには事欠かない人なのです。
そしてその日も、うら若い娘とお出かけの機会だというのに、会社の作業服だか私服だかわからない、着心地だけが最高の服装で、ボロボロのママチャリに乗って、西友に行くくらいしかできないのです。
でも私は、だからといって、父の存在が恥ずかしいとか、引け目を感じるとかいうわけでもないな、とも思いました。
むしろ、その小さな背中にかかっているものの重さを、改めて感じたんです。
岩手県の奥地でだいたい10人兄弟の3〜5番めくらいに生まれた父(兄弟姉妹の半分くらいが子どものうちに亡くなってるのでいろいろ曖昧)は、中学校を卒業すると集団就職で上京し、小さな運送会社に入りました。最初は15歳で運転もできないので、助手として荷物の積み下ろしから始めて、18歳で免許を取って運転手になり、20代でその運送会社の社長の娘と結婚、30代で子どもが生まれ、それが私の姉と私になります。姉が生まれたあたりから、家族は会社のすぐそばに住むようになり、姉と私は毎日、祖父や父、社員の人たちが働く姿を見ながら育ってきました。
祖父の会社はオイルショックとかいろいろありながらも、高度成長期とバブル景気でそこそこに拡大、多いときは社員(「若い衆」と呼称)数十人を抱えるまでになりました。祖父は会社の仕事より、地元の運送業の顔役的なことをメインでやるようになっていたので、成り行き的に父が現場の切り盛りをしていました。
でも90年代、バブル崩壊以降は会社の業績が右肩下がりになり、銀行からも貸し剥がしを受け、頻繁に資金がショートするようになっていました。高度成長期に「若い衆」だった運転手さんたちも実際はもう全然若くなく、平均年齢50歳くらいになっており、お子さんがいる人たちもたくさんいました。2021年の今と違って景気は悪く、ネット通販からのドライバー需要も発展途上で、万一倒産した場合、ベテラン運転手さんでも簡単に次の仕事が見つかる見込みはありませんでした。
これがドラマだったら、私みたいなネット企業で多少の経験積んだ娘が家業に乗り込み、会社をITで立て直し、引いては業界全体を改革していく…となりそうなところです。でも、そうはなりませんでした。まず私自身、いきなり乗り込んで何か改善できるという自信がなかったし、何ができるかもわからないのに親のコネで会社に入るなんて、社員の人たちに申し訳ないと思っていました。また祖父や父には、私に苦労をかけたくないという思いもあったのだと思います。
なので私としては、今にも倒れそうな会社というボロボロの自転車を、とにかく倒してはいけない、続けなきゃいけないんだという思いで漕ぎ続ける父を、ただただ後ろから、見守ることしかできなかったのです。
高価なスーツを着てスポットライトを浴びることもなければ、お洒落なレストランに部下を従えていくこともない父だけど、私はどんなに誇りに思っていることか。
西友からの帰り道、緑道にかかる橋をのろのろと上っていく父の背中を見ながら、パパの子どもに生まれて本当に良かった、と思いました。
他社へのビジネスメールの言葉遣いが分からなかったり、上司や社長と喋る時、いつもパニックになって言葉遣いもあやふやになってしまう。
もちろん敬語は知識として知ってるけど用法が身についてなかった。
メールで困るたびに「聞く 敬語」とか「催促 敬語」とか「お悔やみ 上司」とかをググりまくってひとつずつビジネスメール語彙を自分のものにしていった。
言葉遣いについては、言葉遣いが綺麗だなと思う人の言い回しをマネした。
「かしこまりました」「承りました」あたりがスッと出ると美人っぽい(?)
笑顔で「ありがとうございます」は多めに。
パワーポイントだとしたら、まずテンプレートを使うのをやめた。
ベタだけど「ノンデザイナーズ・デザインブック」などを読んで近接、整列などの情報のまとめ方を知り、後は十分な余白の取り方を学ぶ。
配布資料は字を大きくしすぎない(印刷なら見出し12pt、本文10.5ptで十分)、文字を詰め込まない、ページを適切に分けて、情報を混ぜない。
この辺を気にすれば後は慣れ。
でもこんなことを時間かけて学べるのは最初だけ。特権だと思って時間かかっても自分の糧にする方を優先しちゃおう。
頭の回転が速そうなので、最初は出来ない自分にイライラするかもしれないけど、
社会人フィールドにおけるレベル上げだと思って、ひとつひとつの雑務を馬鹿にせず、必要十分な速度とクオリティでできるようになる方法を考えながら取り組んでみてください。