はてなキーワード: パンドラとは
国王様:パンドラだけじゃもったいない。とにかく女王より早く動いて回復させてほしいので素早さのみを考慮した装備。それでもたまに先手取られてた
ラージュ姉妹:煙対策。装備で姉に風ブーストしまくると魔神降ろしからのヘルズラカニトはオーバーキル
ブーストないぐらいがギリギリ。逆にブーストしまくりの魔神降ろしからのシャイニイストームは5000ほど届かず
マッスル:無論壁。市民は彼よりも足が遅いので女王の攻撃に耐えられればチャクラや仁王立ちでいくらでも耐えられる。やはり筋肉はすべてを解決するのだ
なお隊長も試したが、心頭滅却が切れた時に毎回崩されてどうしようもなかった。というか市民4人ぐらいでだめだった。せっかく機鋼魔王とったのに。
ベルくん:白菜も彼にかかれば葉っぱ以上の役割を果たす。つまりアイテムが倍近く所持出来るということ
なお前回の反省にあった救急待機だが、市民が4人ぐらいになってからは忙しすぎて使う暇がなく、それほど役立たなかった
頼もしい人:ひたすら氷の壁をつくる。それだけだともったいないので隊長のために取った機鋼魔王をひっさげある程度ひきつけてもらう
ついでに素早さもあげてアイテム係も。というか女王相手に確実に先手を取れたのはベルくんと頼もしい人だけ
ヴォルちん:ヴォルトントンで燃やした後はヴォルケッタでひたすら燃やす係。TPがない時は女王に直接喰らわす
プロ :矢筒を装備してレーヴァテインとスラッシュ。ヘヴンズゲートが使えれば積極的に使う
前回はレーヴァテインのミスりまくりに頭にきて禍神降ろしからのスラッシュばかりやっていたが、さすがに時間がかかり過ぎた
道具、装備など
メリサンドの魔法服:言わずと知れたスタン対策だが、スタンしない代わりに鞭で殴り殺されまくりで不採用
機鋼魔王:隊長用にがんばって確保したのだが、前述の通り頼もしい人用に。多分役立ったかも
インビジブルロッド:国王様の素早さ対策は本当に悩まされた。思ってた以上に魔力上がったので採用
音無しの剣:前回はベルくんが使っていたが、これだとQQ箱の魅力が減ってしまうのでこれも頼もしい人用に
アケボノメタル:これのおかげでベルくんは音無しの剣を手放せた。苦労の甲斐があった
銀河のマント:ヴォルちん用。これのおかげでヴォルちんはさほど対冷を気にせずに済む
あまつかみの櫛:便利だが、柔い人が持ってても鞭で殴り殺されるだけ。頼もしい人とマッスル用
赤い靴:女王よりも先手を取りたい人用。たまに出てくる再行動もうれしい
与一の矢筒:命中率って大切ですもんね(今更)
初めて触れた西尾維新作品はジャンプでやってためだかボックスだったけど、それが妙に自分に合ったのかとにかく当時のジャンプ作品で一番好きだった。連載終了後にはファンブックも買ったけど実に読み応えがある物だった。
めだかボックスがこんなに自分に合うんだから他の作品もそうじゃないか?と次に手を出したのは所謂戯言シリーズで、こっちも面白くて西尾維新は自分に合う作家なんだなと思った。モヤモヤする要素も多いけどそういうのも込みで。
戯言の次は人間シリーズ、人間シリーズの次は化物語、化物語の次は刀語シリーズ…と言った感じにハマったり飽きたりを繰り返しながらコツコツ西尾維新の作品を読んでいった。
これ明らかに手を抜いて書いてるな…とかこれ自分には合わなかったな…とか好きな作家だけど割と本によって好みが別れる感じだったけど、それでも大体の本は自分にとっては面白いので読んでいて楽しめる作家さんだった。
2015年にドラマをやっていた掟上今日子の備忘録、2017年にアニメをやっていた十二大戦、2021年にアニメをやっていた美少年探偵団など、この人の本を読まなくなってからも定期的にこの人の作品に楽しませてもらってる。
ファンの間で未完で終わるのではないか?と言われていた新本格魔法少女りすかが数年前に完結したと最近知ってめでたいなと思った。ちなみにこの人が書いたジョジョノベライズの所謂DIO日記は個人的には結構面白かった。
奈須きのこや西尾維新に多大な影響を与えた事で有名な作家さん。西尾維新曰く「作家の間で一番ジョジョが好きな人」らしく、確かにこの人が書いた恥知らずのパープルヘイズは本当に面白かった。
この人の作品はブギーポップは笑わない一作目と恥知らずのパープルヘイズしか読んだ事が無かったけど、何かの拍子にブギーポップの二作目VSイマジネーターを読んだらそれが滅茶苦茶面白くてドハマリした覚えがある。
そこからペパーミントの魔術師まで一気読みして、他にも講談社ノベルスの事件シリーズ、徳間デュアル文庫のナイトウォッチシリーズ、ノン・ノベルのソウルドロップシリーズなどを読んだ。どれも面白かった。
そこから改めてブギーポップの続刊を読み始めたけど、ペパーミントの魔術師までと比べるとどうだろう…と思いながらもこれはこれでやっぱり面白かったんじゃないかと思う。面白い本でなければ何冊も読まないし。
2019年にブギーポップが再アニメ化して、これが昔からのファンには賛否両論な感じの作品なんだけど個人的には大好きだった。VSイマジネーター・歪曲王・夜明けのブギーポップなど好きなエピソードがアニメになったのはたまらない。
一作目のラスボス早乙女君の声が今アニメやってるジョジョのフーゴと同じ人なのが奇遇だな、と思ったり。ビートのディシプリンにも出てくるモ・マーダーの叔父貴カッコ良すぎだろ!とTVの前で大興奮したり。
名前だけとはいえブギーポップ・イン・ザ・ミラー パンドラに出てくる人気キャラユージンが一瞬出演してくれたのは原作通りとは言えニヤリと出来た。その興奮で上遠野作品を全作読み返したりもした。あの時は結構熱量あったなあ…。
アリスソフトがフリー配布している名作シミュレーションゲーム。1996年の作品だけど自分が実際にプレイしたのは今から数年前だったと思う。
これがもう本当に面白くて、PCの前にしがみついてぶっ通しで何時間も遊んでいた。自分がこうなんだからこれを発売当時にプレイしていた人のハマり具合とか本当に凄い物だったろうな、と思う。
所謂エロゲーはこれ以外は同じアリスソフトのしまいま。しかプレイした事無かったけど、何故アリスソフトとランスシリーズが高い人気を誇りファンが多いのかこの二作をプレイしただけでもこれでもかと分からされた。
月刊少年ジャンプ~ジャンプSQで連載されていたダークファンタジー少年漫画。自分はSQ以降の読者なので月ジャン時代はどんな作品だったのか知らなかった。
2014年に連載が終わってハッピーエンドで良い話だったなあ…と途中からしか知らない自分でも思ったけど、ある時「そういえばクレイモアってSQ連載前はどんな漫画だったんだろう?」と急に思い単行本を買い始めていた。
正直SQで連載していた時期はやたらテンポが悪くてキャラは多い漫画だな…としか思っていなかったけど、月ジャン連載時代の頃の話を読むとこりゃおもしれえ!と思った。おねショタ好きだったので主人公二人に凄く惹かれた。
月ジャン掲載分の単行本を全て集めると、今度は家の倉庫に置いてあるジャンプSQを全部引っ張り出してクレイモアを読み始めた。大まかな流れを理解してから読むとこんなに面白かったのか…と思わされた。
数年分のジャンプSQをクレイモアやそれ以外の漫画も含めてクレイモア最終回分まで読むのは中々楽しかった。単行本の巻数的にはそんな長い漫画では無いけど、読み終えた後は実に満足していた。
クレイモアとどっちが先だったかは忘れたけど、自分は平行して八木教広先生の前作エンジェル伝説の単行本も集めていた。これが面白いギャグ漫画で、これ本当にクレイモア描いてるのと同じ人の作品なの!?と思った。
エンジェル伝説の頃からクレイモアのような漫画やおねショタが描きたいんだろうな…と感じられる要素が終盤あったので、クレイモアでそれを実現したんだと思う。今サンデーに移籍して描いてる作品も、いつか読めたら良いな。
ある時「劇場版逆襲のシャアとは違う展開が描かれる」という言葉に惹かれてベルトーチカ・チルドレンを読んだのが小説版ガンダムに触れるようになる入り口だったと思う。
所謂アニメのガンダムは結構見てる方だったんだけど、富野監督の書く小説ガンダムは…何というか文章の癖が強くて、でも原作者が直々に描いてるだけあって自分が求めてるガンダムでもあるのが何ともたまらない物だった。
ベルトーチカ・チルドレンを読み終えた次はアムロが死ぬと言われている小説版初代ガンダム、その次はZガンダム…と言った感じでどんどんガンダム関係の小説を読んでいった。
文章で読むガンダムも面白いな、と思えたお陰で小説媒体という事で触れる事は無いと思っていたガンダムUCにも手を出したけど、これがプロの作家さんが描いた作品だけあって本当に面白かった。
自分がOVA版に完全ノータッチだったのもあるだろうけど、逆襲のシャアとF91の間を描く完全新作ガンダムとして面白くて面白くて続きが読みたくてたまらん!といった感じで貪るように読んでいた。
UCを読み終えた後も完全に「小説として読むガンダム」の面白さに惚れ込んでいたから、とにかく「ガンダム」が題材の小説は入手出来る範囲なら何でも買っては読んでいたと思う。
そのお陰で自分は実機でプレイした事が無いドリームキャストのゲーム「コロニーの落ちた地で…」の大まかなストーリーも林譲治先生の小説版のお陰で知る事が出来た。ガンダムの小説は本当に良い媒体だと思う。
この時期はこれと並行して漫画ガンダムにもハマっていた気がする。アストレイや00Fなどアニメになっていないオリジナル外伝作品がその入り口だったと思う。この頃は本当にガンダム全般を楽しめていた。
ゲームだとGC用ソフトの戦士達の軌跡にドハマリしていたのもこの頃だった覚えがある。初代ガンダムのキャラゲーかと思いきや08MS小隊、ポケットの中の戦争、0083、MSVの要素までガッツリあったのは良い意味で裏切られた。
修羅の門シリーズを読み終えた後月刊少年マガジンの漫画って面白いなーと思っていた頃に出会った作品。コータローまかりとおる!とは多分同時期くらいに読んでいた気がする。
三国志の知識は三國無双くらいしか無いけど歴史ロマンス物として滅茶苦茶楽しめた。と言うか、三国志好きの友人に読んでもらったらこんなの三国志じゃねえ!と半分冗談だろうけど怒っていた。
三国志+北斗の拳というか、主人公志狼くんが明らかに中~高校生じゃない戦闘力の持ち主なのが半分ギャグ漫画みたいだった気がする。それはそれとして北斗の拳っぽい格闘漫画として滅茶苦茶面白かった。
スパイラル~推理の絆~、ヴァンパイア十字界、絶園のテンペストなどの原作を手掛けているここ20年ほどのガンガン作品に触れてる人にはある意味お馴染みの作家さんではないだろうか。
自分がいつこの人の作品にハマったかは正確な時期は覚えていないけど、アルスラーン戦記→ハガレン→ガンガン作品という順番で触れた筈だから恐らく2015年以降、だと思う。確かスパイラルから読み始めた。
とにかく真相が気になる事件を描かせるとこの人に敵う作家さんは居ないのではないだろうか?と思う。一見ファンタジー要素のあるバトル物に見せかけて、結局この根幹にある物は推理物のノリだった、という作品が多い。
個人的に漫画作品での最高傑作はヴァンパイア十字界で、それ以外だと小説版スパイラルが非常に面白かった。二年ほど前にアニメ化された虚構推理もトンチと屁理屈とロジックが実にいつもの城平京作品といった感じで良かった。
大泉洋が主演で映画化された事でも有名なサバイバルホラー漫画。後にレンタルで借りて見たけどネットの高評価通り滅茶苦茶面白かった。
この作品を読むようになったのは完結して終盤の展開があまりよろしくない事を知った後の事だったから、少なくとも完結した後の事だったと思う。
普段この手の青年漫画はあまり読まない方だったんだけど、これは本当に面白かった。実力のある作家さんが日本が舞台のゾンビ物を描いたらこうなる、という感じでゾンビ物が好きな人ならまず間違いなく楽しめる傑作だと思う。
作中に登場するゾンビに噛まれるか引っかかればその時点で感染してアウト、という緊張感が凄まじかった。終盤の展開は確かにネットの評判通りこれはどうなんだろうな…って感じだったけど、そこまでは滅茶苦茶楽しめたから良し!
スーパーロボット大戦にも時々参戦しているロボットアニメ。この時期にニコニコ動画で大ヒットしていて、それに釣られて自分も楽しんでいるニコ厨の一人だった。
どの作品もキャラクター、ストーリー、音楽が魅力的でたまらないぜハニハニ。一作目のブライガーなんかはこれまんまロボアニメ版SFルパンでは?って感じの作風だったけど、面白いんだからとにかく良しと思うべきだと思う。
J9シリーズのロボットやキャラを使いたいがためにスパロボα外伝を再プレイしたりスパロボGCを買うくらいにはハマっていた。個人的にはロボアニメ版「燃えよ剣」な銀河烈風バクシンガーが一番面白かったかもしれない。本当名作。
生まれて初めてリアルタイムで放送を追ったガンダム。これ以前のガンダムは全てレンタルDVDを借りて見ていたので、先の展開が一切分からないガンダムに触れるのは今作が初めてだった。
正直な所自分は一期の時はこの作品に対してあまり良い感情を持っておらずアンチ気味だった。自分が好きだったキャラ達が次々惨死し、嫌いだった側のキャラクターが大した損害も無く大勝利!という見たくない展開だったからだ。
この作品に対する好感度が逆転したのは二期の後半、2017年に入ってからだったと思う。それまでプロットアーマーにでも守られていたかと思っていた陣営のキャラクターが、ある回で戦いの果てに戦死してしまったのだ。
その回以降「あれ?マジでこの作品どうなんの!?」と先が気になって仕方なくなった。ネットでの評判はあまり宜しくなかったけれど、その回以降最終回まで自分はずっと楽しんで見ていた。先の展開が全く読めなかったから。
最後の方はもう次回の放送を一週間待つ事が出来なくて、最新話を見たら一期の一話からまた最新話まで見返す、という事までしていた。今なら到底こんな事やれないと思う。
この作品の結末は個人的には「なるべくしてなった」感じでそんなに悪い物だとは思わなかった。それでも個人的にずっと推していたあるキャラがとても無残な最期を遂げた時は本当に体の力が抜けてしまった。一ヶ月くらい引き摺った。
終盤から荒れ気味だったのもあって放送終了後はこんなにも凄まじいのか…と思うほど荒れていた。5年経った今は多少収まった気もするけど、それでも未だに鉄血の話題になるとピリピリしている人をコミュニティでよく見かける。
放送終了からしばらく立って、この作品のプラモデルがセールになっていたのを見かけて自分もガンプラデビューを果たした。好きなキャラの乗っていた好きな機体の立体を手にするのってこんな感覚なんだ!ってこれも本当に楽しかった。
書店でホビージャパンやグレートメカニック、メカニック&ワールドなど鉄血について語られた書籍を読むのも楽しかった。所謂アナザーガンダムの中でも鉄血のオルフェンズはTOP3に入るほど好きな作品であり好きな世界だった。
先日放送されていた鉄血のオルフェンズ特別編を見て、流石に5年も経てば自分の鉄血熱も少しは冷めたかな?と思ったら5年前と同じように楽しめていて、何年経っても好きって気持ちが冷めないくらい好きだったんだと自覚した。
あまりに入れ込み過ぎたからか、ガンダムとして次回作にあたるビルドダイバーズやビルドダイバーズリライズは鉄血ほどの熱量を持って見れなかった。これはビルド系があくまでガンプラを題材にした作品なのもあるかもしれないけれど。
今年の秋にガンダムシリーズの新作水星の魔女の放送がついに始まる。果たして自分は鉄血の時と同じ熱量で水星の魔女を楽しむ事が出来るだろうか。期待と不安が半々、楽しめたらそれに越した事は無いなあと思っている。
鉄血のオルフェンズの影響でガンプラに触れるようになってから一時ガンプラを集めるのが趣味になっていた。組む方はヘタクソだけど、それでも100円均一ショップで何かプラモデル作りに仕えそうな物とか色々漁っていた。楽しかった。
鉄血シリーズのHGを始め、この時新商品が展開していたビルドダイバーズ、HGUC、Gのレコンギスタとかちびちび買っていた。SEEDの1/144シリーズなんかも安価だったので好きだった機体のキットを少々買った。
プラモデルを触っていて思ったのは、海老川兼武氏がデザインしたMSは本当にどれも良いな!という事だった。グレイズ、ゲイレール、グリムゲルデ、ダブルオーダイバー等々海老川デザインMSのキットはどれも最高だった。
このガンプラという趣味もビルドダイバーズ放送終了後には自然と冷めてしまった、というか懐事情の関係で続けられなかったけど…不器用なヘタクソなりにプラモデルをパチパチと組み立てていくのは面倒でもあり中々楽しかった。
最近エントリーグレードというワンコイン価格で発売されているガンプラがあるので、それを手に取って遊んでみたいな…という気持ちはある。またお金に余裕が出来たら手を出してみたいと思っている。
とりあえず思い出せる物を思い出せる限り書いてみた。他にもあるだろうけど忘れていて思い出せないのが残念。また思い出したら書いてみよう。
【追記】誤字を直した
【追記2】誤字を直した
【追記3】
トラバやブコメでこの日記に対して色んな事を言ってくれる人達が居て嬉しい。昔の作品も今の作品も面白いよね!続きが気になってたまらないくらいハマれる物に出会えたら、それは本当に最高だと思う。
自分の好きな作品に対して何かを言ってくれる人やこの日記に対して何かを言ってくれる人が居る事がとにかく嬉しい。ありがとうございました。記憶から抜けてる好きだった物についてもいつか何か書けたら良いなぁ…
【追記4】anond:20220722013251に続く。
これhttps://synodos.jp/opinion/society/27932/
とかあれhttps://anond.hatelabo.jp/20220425213225の話。
ヤンマガも日経も、一つの広告にあれだけ詳細な意識調査をかけることは滅多にないんじゃないろうか。
個人的にかなり面白かったので、ぐだぐだ語ってみたい。しかし、エグい調査やで…。
まず、最近よく無断転載されてるあのグラフ、田中氏の記事でいうと図4。
批判的な意見の者は主に40代~50代の女性に多いことが目立つ。「更年期のヒステリックしわわオバサンが巨乳たわわ美少女に嫉妬」な構図を読み取りたくなるのも分かる。
だがせっかくの調査、他の数字も味わってみよう。様々な決定要因のとこね。
例えば、既婚者。
全体だと5.2%、女性のみだと6.5%ね。男性は、女性ほど結婚の有無が意見に影響しないことが分かる。
「加齢で劣化して男にモテなくなったオバサンがけしからん肉体の美少女にムカついて叩いてる」が真実なら、未婚女性のほうが批判派は多くなりそうじゃないか?しかし逆。
まあこれは、年齢が上がると既婚者が増えるだけの事なのかもしれない。ただ、他の変数の影響は解析の際に調整されてるはずなので、年齢・性別に関わらず、配偶者のいるほうが広告に批判的だと言えると思う。
田中氏は理由を不明としてるけど、増田もわからん。誰か思いついたら教えて。未婚男性が肯定的で、既婚男性は批判的な傾向に安直すぎる理由をつけてしまいそうになるので。
中高生の娘の有無。田中先生、中高生の息子の有無も聞いてくれたらよかったのに!読んでるマンガとか違いそうだし。
統計的に有意でない(意見に対して中立的な変数)ということで薄く塗られているものの、数字は、全体だと2.0%、女性のみでは-1.3%だと分かる。娘を持つ男性は、娘を持つ女性より若干広告に批判的かもしれない。偶然かもしれないが。
何だろうな、これも。男親「俺の娘をそんな目で見るな!娘!お前もお前だ!はしたない!」女親「まあまあ、好きな格好しなさいよ。あたしだってミニスカ履いてたもの」の差か?謎。
年齢。全体だと1.3%、女性のみだと2.8%。
2.8%は小さいように思えるが、20代と50代では30歳の違いがあるので、その差2.8×3=8.4%となりかなりの大きさとなる。
全体だと、30歳差でも1.3×3=3.9%。大きくはないように思える。男性のみを考えると、年齢要因は更に低くなる。例のグラフ(図4)を見ても分かる、面白い現象だよね。
で、これ……解釈に悩むやつ。中高生の娘に限らず、子供の有無は意見に関係ない(と田中氏が書いてる)。が、女性の意見には年齢が関係する。
増田としては、「女性が歳を取ると若い女の子が可愛くてたまらなくなる現象」https://togetter.com/li/1875379 かなと考えている。男性の意見に年齢があまり影響しないのは、ぶっちゃけ、自分が何歳になっても、女子高生を性欲の対象として見てるからかなと。庇護・養育の対象ではなく。ぶっちゃけ過ぎたが。
図2と図3に戻ってみる。いくつか参考意見を挙げて、賛成か反対か聞いたやつね。
7つの意見に対する賛否の割合のグラフが図2と図3で、図2は全体(n=3154)、図3は女性のみ(n=1585)。女性は全般的に、平均より批判的なんだな、そうか。ふーむ。男性はどうなの?
って疑問出ない?増田は出た。なので、計算してみた。手で。表計算使える人はやってみてー。てか検算してくれると嬉しい。
意見 | そう思う(女) | 思わない(女) | そう思う(男) | 思わない(男) | そう思う(全体) | 思わない(全体) |
1.男性目線のいやらしさを感じる | 45.6% | 43.9% | 22.5% | 68.2% | 34.1% | 56.0% |
2.新聞広告としては不適切 | 34.8% | 50.5% | 14.7% | 71.8% | 24.8% | 61.1% |
3.女子高生を性的に扱っており問題 | 32.1% | 54.8% | 13.8% | 74.7% | 23.0% | 64.7% |
4.はっきり言って不快 | 23.5% | 64.8% | 5.8% | 83.1% | 14.7% | 73.9% |
5.性的な要素はあるとしても問題ない範囲 | 52.1% | 36.7% | 64.2% | 25.8% | 58.1% | 31.3% |
6.女の子が可愛くて素敵 | 50.4% | 38.1% | 64.7% | 24.8% | 57.5% | 31.5% |
7.全体として表現の自由の範囲 | 46.8% | 41.4% | 63.5% | 27.9% | 55.1% | 34.7% |
様々な観点から聞くことで、女子高生を性的に扱うことへの問題意識や「表現の自由」の捉え方が読み取れて楽しい。「不快」だけが不適切と考える理由ではないことや、男のエロ目線の感じ方に性差が大きいことも分かる。
広告を問題視する女性は多くとも4割未満でも、広告にエロ目線を感じる女性は45.6%と、感じない女性43.9%を少し上回ることも分かる。
田中氏の調査と記事は、興味の焦点がはっきりしてる。主に、たわわ広告への女性の反応と、批判しているのはどんな人かを焙り出すためにデータを解析・解釈してるよね。まとめの段落にある
分かりやすい。
反面、男性の反応と、問題視しない人はどんな人かということにはたぶん無関心なので、記事の文章には反映されてない。
男性の反応は上にちょこっと書いてきた。では、たわわ広告を問題視しない人はどんな人に多いのか?この調査結果から読み取れるのは、さっきの引用の逆の人、
未婚者、自分では絵や漫画を描かない人(非クリエイター)、痴漢に厳罰は求めない人、フェミニズム反対者……だよね。
この調査記事が面白くてエグいのは、男性の透明性・無徴性を明らかにしていることだと思う。男性こそが普通で、標準で、色がついてない。女性だけが反応を注目され、「気にしすぎ」「頭おかしい」とジャッジされる。女性の反応が社会の基準なら、男性は「鈍感すぎ」と言われるのに。
男性は何歳になっても自分の欲望に無自覚でいられる。エロ目線に脅かされず、自分がエロ目線を向けてることに気付かずにいる。
男性の9~14%しか問題視できず、22.5%しかエロ目線に気づかず、5.8%しか不快に感じない「萌え絵」をうっかり使ったら、女性の45%がエロ目線を感じ取り、23.5%が不快に思い、18〜38%が不適切だと考える。
ネット民は別に、若者に人気の「萌え絵」が分からない老害おばさんぷぎゃーしてウンコ投げてればいいんだよ。
ヤンマガもダメージないと思う。読者層の若い男性とカーチャン世代の女性の意見がそもそも合う訳ない。
けど新聞は?ファミレスやデパート、飛行機や電車、銀行や病院、役所や警察や赤十字は?
「わめくのはババアだけだから放置でいいよ。若い女の8割はスルーしてくれるし、男はみんな、あって当たり前のもんだと思ってる」ではやってけない業種がこの調査結果を見て、これから「萌え絵」との距離をどう測っていくのか。
どっちにかはしらんけど。
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2022/04/26 23:43 はてな記法使えなくて凹む。気力ができたら直すかも
2022/04/27 0:15 リンクミス修正した。記法は諦めた。各自脳内補完たのむ。脚注で、ツイッギーの巻き起こしたミニスカブームのこと書きたかった…
バイデンはそろそろ、こんな事を考えているのではないだろうか。
ウクライナ戦争における米国の目的は、長期的にはロシアの弱体化で間違いないが、短期的には原油相場の操縦と見て良いと思う。アメリカは世界最大の産油国である。
2位のサウジ、3位のロシアを突き放してトップである。原油といえばOPECプラスだなんだとあるが、実質この3カ国でトップを独走しているような状態だ。
アメリカはまた、世界最大の原油備蓄基地を持つ。ロシアからの原油が滞ったために暴騰した市場に、ちょいと備蓄放出してみたらどこまで下がるのかの実験は先日行ったところだ。
アメリカにとって今の状態は大変望ましいものだ。が、長続きするという楽観もしていないだろう。ロシアが本当に切羽詰まってしまい、露中同盟を本格化させたり、NATOに宣戦布告などという事態になれば、アメリカにとっても美味しい話ではなくなってくる。つまりそろそろ、ウクライナ戦争の出口戦略は考えておかねばならない。
どうするか?こういったくだらない紛争は基本的に、誰かをスケープゴートにして血祭りにあげて終わらせるのが常道である。スケープゴートにするには戦争狂のゼレンスキーが相応しい。どうやってスケープゴートにするか?
パンドラ文書がどうたらといったところで既に見え隠れしているが、ようはコイツが私利私欲で暴れていたことにすれば丸く収まりそうだ。
そこでバイデンの脳裏に浮かぶのが、アメリカ国民の3割くらいは、アメリカがロシアを追い詰めてしまったと悔いているという点だ。クリミア戦争以降、アメリカはウクライナに軍事支援を行ってきた。それがゼレンスキーのような戦争マニアを生み、ミンスク合意を破る結果に繋がったのだ、と悔いているそうだ。ちなみに、一番大量にバラ撒いたのはあのトランプである。そういえばゼレンスキーが出てきたのはトランプ時代だったな・・・などと思い浮かぶ。
ならば。トランプが個人的にゼレンスキーを擁立してロシアにけしかけた事にでもしておけば、ゼレンスキーは失脚するのではないだろうか。もちろん、そんなコトを表立って堂々と吹聴すれば、アメリカの威信に関わる大問題になるから無理だ。しかし怪文書程度ならどうか?あとはCIAを使い反ゼレンスキー運動をウクライナ国内で扇動すれば、あっさりと片付きそうだ。
アメリカ国民には「証拠はないが、もしそうなら由々しき事態だ。内政干渉などあってはならない」等とホザいておけば、共和党の鼻もへし折れる。ウクライナ国民は逆賊ゼレンスキーを粛清出来るし、軍事支援の件はウヤムヤに出来る。プーチンは親露政権を樹立して当初目的も果たし、皇帝の地位も盤石になって言う事なし。
たしか、ゼウスがプロメテウス・エピメテウスの兄弟を惑わすために送ってきた“人類最初の女”がパンドラ。
で、賢い兄貴プロメテウスは“ゼウスの贈り物には気をつけろ”っていってたんだけど、神々から男を引きつける能力授けられてたもんだから、弟のプロメテウスは結婚してやりまくりの楽しい日々。
で、パンドラは“絶対開けちゃいけない”って箱を持たされてたんだけど、こんなん“押すなよ、絶対に押すなよ”みたいなもんで、パンドラがある日箱を開けちゃって、なかからあらゆる災いが飛び出して、あわててフタを締めたらなかは希望がのこってましたとさ、おしまい。
つまり、この世の災いは全て、女が持ってきて、女の魅力に負けた男と神様の言うことを守らない女のせいで世界にひろまったって話。
だというのにどうして税率アップが金持ちに効くと思ってしまうんだい?
海外法人で租税回避をしている著名な金持ちが日本にもいるとパンドラ文書で暴露されたばかりじゃないか。
税率を上げると金持ちがより多い税額を支払うことになり、貧乏人はより多くの再分配を得ることが出来る。
確かにその通りだ。
だけどそれは金持ちが節税(時として脱税)に知恵を使わない場合に起きることでしかない。
税率を上げた時、君たちが知っているどこまでも邪悪な金持ちたちはあらゆる手を使って税金をほとんど払わないという道を選ぶ。
するとどうしたことか。
君たちが金持ちを罰して自分達に利益をもたらそうと思って求めた政策はたちまち変わる。
君たちだけを罰して金持ちからは何も取らない政策に変わってしまうのだ。
とはいえ租税回避に対しても国際的に最低法人税率を15%にすることで防ごうという流れがある。
数日前にTwitterにて回って来たアマゾンの書籍レビュー。
ある日突然、大切な子供が自ら命を絶ち、そんな現実を受け入れられないまま、それでも世界は回り、
受け入れられないまま葬儀の手配をする。
今まで、子供を育てた二十数年間の日々。明日も続くと思っていたそんな日々を突然失った人が、
どうにかして、何かに、多すぎて言葉にできない怒りとも悲しみとも喪失感とも呼べるものを、その書籍にぶつけたい。
そんな悲しみに満ちた話かと思った。
違った。
そんなお綺麗なものじゃない。
既視感がある。
それを私はみたことがあるぞ。
そもそも「後始末マニュアル」と出た時点で私はそのツイートを読むのをやめるべきだった。
私はだいぶ油断していた、それなりに良いことがあったし、最近はほとんど思わなくなっていたし、
というより考えるのをやめるコツをちょっとだけうまくなって、どうにか思考停止もできるようになっていたし。
だから油断して全部読んで、気分が悪くなった。
全部読まないで途中でやめればよかったのに、怖いものは見たいし、臭いとわかってるものは嗅ぎたくなるような、そんな心情。あるよね。
そんでもって、この体たらく。最悪だね。
私は、十代の義務教育後半から、義務ではないけど世間一般に義務教育みたいな扱いを受けた学生時代。
それはそれは死にたかった。
病院には行かなかったし、この先だって行く気もないし、そこまでではない。
その頃は手首はバレるからと、腕を切り刻んでいて、そろそろ十年ほど経つのに、それは二度と消えない真っ白のケロイドとして三十本は残っている。
私は、それを消したいとも思わないし、誇りだとも思わない。見せびらかすなんてありえないし、憐れまれる原因、弱みとなるものなんて見せるはずない。
話が逸れた。
想像でしかないのだけど、その子供が死ぬことを選んだのは、おそらくその家族間にも問題があったのでは。とも思う。
実際何がいやで、何がそこまで追い詰めたのかなど知らないから、どうでも良いのだけど。
この、レビュー主のおそらく母親の言い分が、めちゃくちゃに刺さった。最悪な形でね。
そろそろ埃でも積もるかと思っていた、だいぶ前に閉じた箱が、まさしくパンドラの箱のごとく蓋がずれた。
確かに、きっとおそらく、子供を愛する母親なのだろう。でもそこに、恥ずかしいと、書くべきではなかった。
程度が知れてしまうよ。
薄っぺらい。
子供を、育て、愛し、清く正しくまっすぐに、間違ったことをしても謝れるように。そういう風に育てる、母親。
私だって大変なんだと、きっと言ったいた。
それくらいどうしたっていうの、それより私の話を聞いてよ。
病院に行けば?と言いつつ、本当に行こうかと思っていると相談をすれば、本当に行くの?いや、良い大人なんだから好きにすれば良いと思うけど?
そうやって、否定的なものをにじませた声色で言うのだ。きっと。
そこにふざけたような笑い方も付け加えていなかったか。
冗談のように言っていただろう。
子供の意思を尊重させていると言いつつ、自分の思い通りにならなかったら、育て方が悪かったのだと、泣く人。
絶対にそうだと思う。
外面が悪い。
マンションから出られない。泣くときは窓を閉める。声が聞こえないように。線香をあげるとき、窓を閉める。だれへの配慮だ。
本当にマンションだからか。人が死んだと陰口を叩かれたくないだけではないか。
人の目が気になる。親族に自殺だなんて言いたくない。でも、友達には「見送らせてあげたい」
ああ、本当に嫌だ。
まるでそっくりだ。
悲劇にヒロインぶりたい人だ。正しい母親であること、普通の母親だと、愛があるのだろうが、それだけではないだろう。
本当に気分が悪い。
本当に。
死んだのが私で、私の母親がこれを書いたのではないのかと思ってしまうほどに。
他人の目なんか気にしていないよ。と、そんな風に振舞って、そのくせとても人の目を気にしている。
おそらく過保護。
人のことを考えて。と言いつつ、自分のことしか考えていない、根底は優しくても、本性は愚かしい人だ。
思い出されたのは、私が学生の頃、程度は違うのだがしこたま言われたことだ。
私は頭の出来があまり良くなかったから、勉強に苦労した。覚えが悪いし嫌いだった。
全員で首をくくるしかない。
進級できなかったらどうするの。恥ずかしくって表を歩けない。
あんたのやることをやりなさい。
学校自体に辛いことはなかった。ただただ、毎日のようにそう言われるのが、恐ろしくしんどかった。
言わなくちゃあんたはやらないでしょう。
もうそろそろ、一番初めの頃から十年は立ちそうなのに、まさかここのパンドラを開く羽目になるとは思わなかった。
まあ、私は途中でふざけて袖をまくられ、切り傷まみれの腕を見られ大泣きされたし、
恨みつらみを書き連ねた日記帳を投げつけたりもしたし、それ以降はまるで本当に傷物で腫れ物に触るように
だいぶ甘くされている。
だから今でもフラフラしていても、そこまで辛く当たられることもない。
それでも、時折見せるその視線の先を感じるし、耳障りで仕方がない。
もう今では切り刻んでいることはない。タバコに切り替えているからね。私は自傷行為の延長で吸っている。
遺書があればよかったのか。
それで満足したのか。きっとしないだろう。
自分のことばかりだ。子供を愛していると抱きしめた手と、その口から出る言葉の温度があまりにも違う人だろう。
よかったね。君は救われたのだろう。それしか選べなかった君。とても勇気があり、ともに愚かしい。
けれど私はとても羨ましい。
私は学生のころ、とても死にたかった。成人以降はだいぶ楽になったけれど。
私はだいぶ特殊というか、恵まれたというか、恵まれている、甘やかされていると言われるような
振る舞いをしているのだから、本当に同じように辛い人の気持ちはわからないのだろうけど。
本当に気分が悪い。久しぶりに吐きそうな叫び出しそうな泣きそうな走り出しそうな気分だ。
「誰か、残される人のことを考えてください。」という人。
それで引き止められる人は優しい人。
確かに、考えてしまえば足を踏み出すのをためらってしまうだろう。
けれど、そんな言葉を口にした、その人が本心から心配をしているのだろうか。
この人のように、誰かの目を通した自分を、心配しているのではないだろうか。
集団の中で生活し、生きているけれど、自分自身の命の使い方くらい、自分で決めさせてほしいものだと、私は思う。
だいぶ前から、いつかその書籍は読みたいと思っているし、これは話題になったしそろそろ買う時期かしら。と思った。
その書籍を読んで、実行に移す人が少なかったという話を、私は知っているよ。
確かに、欲しいもの(待遇)があれば努力して手に入れろ(できなかったらあきらめろ)というのは正論。
でも、その正論に反することを言ってきたのがフェミニストなんじゃないんですか?
無条件の特別待遇を求めてきたのは(現代の)フェミニストが先ですよね?
これが、女性参政権のような問題であれば、形式的な平等・不平等の問題でしょう。
しかし、萌えキャラポスターに対する批判は、形式的に平等な他人の自由を制約して、特別扱いしろという主張です。
クォータ制は、形式的に平等な競争や選考において、選考者の自由を制約して特別扱いしろという主張です。
第二派フェミニズム以降の主張は、基本的にこのようなものです。
ではなぜ、フェミニストがこのように特別扱いしろという主張をしたのでしょうか?
その根拠は、女性が差別され、社会的な地位が低いゆえに、特別扱いがむしろ本質的な平等になるからですよね。
であれば、差別され社会的な地位が低い男性、即ち弱者男性もまた特別扱いすべきということになります。
最初から、フェミニストが、女性を特別扱いしろという主張を一切してこなければ、弱者男性論者はフェミニストに文句なんか言ってなかったでしょう。
あるいは、そもそも、弱者男性などという概念すら発見されることはなかったでしょう。
みんな努力するか、努力しないか失敗すれば諦めて受け入れていたでしょう。
パンドラは女だということを思い出せ。
『パンドラ(禁后)』…2009年2月11日〜2010年3月17日
ざっと有名なインターネット怪談の投稿日まとめてみたけど、一番直近で2011年。もう完全に、インターネット怪談は死んでいる。
2chのオカルト板は細々とだが動いているし、オカルト系まとめサイトもまだ運営しているところもある。でも2011年頃以降、有名になるような、有名にならずとも一定の評価を得るような、飛び抜けた名作は誕生していない。有名な話の焼き直しか、面白そうな話でも板が伸びずに終わってしまっていたりする。
そもそもインターネット怪談自体、『千作くらいの駄作の中に十作くらい読めるのがあって、その十作の中の一作が傑作』みたいなものなので、人口が激減すれば質が落ち、そしてまた人口が減って消えていくのは当たり前のことである。全盛期の2000年〜2010年前半くらいまでの間も、廃れていくんだろうなみたいな感じはあった。ホラーテラーが閉鎖したときは、いよいよ終わりだなとも思った。でもまあ、ニコニコ動画のノリや投稿者が一部でもYoutubeに受け継がれたように、下火になっても一年に一作くらいは傑作が出て、Twitterなんかでもバズるんじゃないかな〜、Twitterやもしかしたらはてなとかも新しい怪談の場所になったりするのかな〜などと軽く思っていたのだが、現実はこうだ。南無三。
はてなに恐怖体験が書き込まれたのはほぼ0だし、Twitterでは巨頭オの看板見つけた騒ぎときさらぎ駅行っちゃった騒ぎの二件くらいしか起きていない。どっちも元怪談の焼き直しだし。
自分は駄作の中から面白かったり怖い話を探すことや、インターネット怪談特有の実況感や嘘臭さ、生々しさが大好きな人間なので、是非インターネット怪談には蘇ってほしいのだが、もうインターネットにその場所は残されていないような気もする。
『その場限りの付き合いが作れる匿名性があって、嘘をだと思いつつもノれる雰囲気があって、そこそこの人数が活発に活動している場所』なんてもうどこにもない。
したがって蘇れない。インターネット怪談はもう静かに遺跡になっていくしかない。せめて代わりになるような怪談の形があればいいなあ、と思うけれど、それも難しいのだろうか。SCPは怪談というより怪物を作るサイトだし、Twitterの怖い話を募るタグも、単発で終わるので掛け合いはない。せめて完全に廃れて消えてしまうまで、オカ板を覗き続けようと思うけれど、その日も案外遠くない気がする。