「企業間」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 企業間とは

2024-03-16

経済勉強CPI、PCE、PPIの違い

CPI

Consumer Price Index

消費者 物価指数

個人消費状況

川下、CPI家計調査

PCEより住宅割合が高い

 

コアCPI

生鮮食品を除く

 

コアコアCPI

生鮮食品エネルギーを除く

スーパーコアCPI

サービス価格から住宅関連を除いたもの

 

PCEデフレーター

Personal Consumption Expenditure

消費者 物価指数

個人消費状況

川下、ただしPCEは企業調査

CPIに比べて住宅の要素が少なくなっている

 

PPI

Producer Price Index

生産者 物価指数

生産者製造・出荷した製品販売価格

企業間で取引される価格指数川上

 

PPIコア

食品エネルギーを除く

 

ついで

JOLTS

JOLTS Job Openings

求人労働移動調査

労働力の不足または過剰供給尺度

2024-03-09

anond:20240308103813

能力があるのに不当に安い値段で働かされてるとしたらそんなありがたい存在企業間で奪い合い間違いなしでしょ。

2024-02-14

高卒採用めんどいんすよ制度

高校生は基本面接1回制限、2次面接なし

高校生の応募は1社まで(=内定キャンセルは無いが応募自体減る)

売れ残りを集める2次募集は3社まで

高校生への連絡禁止

面接前に会えるのは合同企業説明会と"企業見学"の最大2回のみ

高校に直接求人票渡さないとダメ(めんどい)

他の企業新卒求人を見られないため給料相場が分からない(=相場感を見誤ると1年を棒に振る)

面接の申込は「高校から企業への推薦」という形式(企業学校関係値が少なからず関わる。新参者は後回しになったりする)

めんどくさいうえにノウハウがあまり出回ってないんで、一部の企業が独占してるような状態

企業間の競争がないんで高校生にも良くないと思う

高卒就職一般的にするならもっとオープンにして初任給競争をするべきだけど、最近子供高卒にするのは虐待という風潮だからそれもないでしょう

2024-01-25

パルワールドお気持ち批判者が黙るしかない決定的な事実を書こうか?

親でも殺された?というぐらいパルワールドがぶっ叩かれている。

それだけオタクにとってポケモンというのは雛が生まれ最初に目にする親鳥のような存在になっているのだろう。

しか批判の内容は「似てる(と思う)からパクリ」という印象のお気持ち一本槍でしかない。

誰も何が問題なのかを具体的に説明できないし賛同者が多いからなんとなく正しい気がして強気になっているだけで根拠ゼロだ。

なので簡単論破できる。

パルワールドはあの人気VTuber事務所「ホロライブ」がプレイ配信しているのだ。

この事実がなによりもパルワールドの潔白を雄弁に語っている。

ホロライブといえばチャンネル登録者100万人以上の配信者がゴロゴロいる国内最大のVTuberグループである

当然ポケモンを含め任天堂ゲームも多数配信の実績がある。

ゲーム会社との良好な関係性が事業生命線なため権利関係判断シビアだ。

そのホロライブがパルワールドプレイ配信GOサインを出した。

それも大勢タレントが参加し専用サーバーまで作る大々的なプッシュ。

まりプロから見てパルワールドはなんら問題がない、まったくのホワイトゲームという事だ。

これはどんな素人お気持ちよりも説得力のある傍証だろう。

ついでに言えばこうしたケースは企業間では念のため内内に確認をとっている事が多い。

今回もその可能性は高い。

新興メーカーゲームを見切り発車で取り扱ったせいで任天堂というお得意様を怒らせたりしたら目も当てられないのだから当然だ。

そうなると企業間では合意済みなのにユーザーけがお気持ちいつまでも騒いでいるということになる。

そりゃこんなリリースも出したくなるだろう。

いい加減にしてくれ、というわけだ。

他社ゲームに関するお問い合わせについて|株式会社ポケモン|The Pokémon Company

さて批判する人達はこの事実を前にしてもまだ「でもだって似てると思うもん!」「パクリに決まってるもん!」と駄々をこね続けるのだろうか。

金がかかっているシビア上場企業判断素人のフワフワしたお気持ちのどちらがマトモか冷静に考えてみるといい。

2023-12-24

派遣労働者派遣企業間転職待遇改善はできないの?

派遣賃金上がらないってずっと言われてるが、当の派遣労働者本人にもう全く打つ手は無くて政治解決するまでじっと耐えるしかないみたいな言い分はどうなの。

そんなこたぁないでしょ。

もちろん、いきなり正規職への転職は難しい人は多いだろうし。

派遣元や派遣先への賃上げ交渉個人ユニオンへの加入やらも正論ちゃ正論だが、それをオススメすると「なるほど完璧作戦っスねーっ」とハンバーグ頭に突っ込まれるのは何となく分かる。

でも派遣会社間での転職はできるんじゃないの?世の中これだけ人手不足でこれだけ人材派遣業が溢れてるんなら、ぶっちゃけ派遣労働者が選ぶ立場なのでは?

今より時給の良い派遣元に登録するだけじゃないの?

それに加えて、登録時なら経歴書片手にちょっとでも交渉できるんじゃないの?

まさか派遣労働者は転職禁止条項でもある?そんなわけないよね?

2023-11-06

anond:20231105143925

入札の要件特定メーカー仕様によっているくらいでは問題ないし、

グループ企業間での取引禁止されているわけではないし、

法人税が控除されるのは、だってそういう仕組みだし、やっていることがせこいだけで違法性はないだろう。

2023-10-17

開発やってるけど半年分先払いされた

よくこんな男信用するな

企業間ってどういう感じだっけ、確か後払いだよね

支払いサイト1年とかザラって聞いた

個人でやってるとそこらへん疎い

2023-09-30

anond:20230929181718

インボイスってのは日本語で「適格請求書である

もちろん稼ぐにあたりお金をもらうにあたり請求書領収書は出すわけだが、

大企業ともなるとBtoBなんぞしなくていいケースも多い。

BtoCしか絶対にやらない場合は、レシートいいわけ

ソース

鉄道きっぷの発売は、消費者取引として不特定多数に対して行われるものです。小売業旅行業には、適格請求書の簡易版「適格簡易請求書」の発行が認められますが、鉄道会社もそれらに準じると考えられます

企業間取引にはフルフォーマットの適格請求書を発行してもいいのでしょうが、実務的には必要記載事項が含まれた適格簡易請求書領収書レシート)の発行で事足りることになります

(簡易適格~に必要記載

①適格請求書行事業者の氏名又は名称及び登録番号

https://www.yamanote0818g.net/nya/2023/06/19/invoice-for-railway/#%E9%89%84%E9%81%93%E3%82%92%E5%90%AB%E3%82%80%E5%85%AC%E5%85%B1%E4%BA%A4%E9%80%9A%E6%A9%9F%E9%96%A2%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%82%A4%E3%82%B9%E5%AF%BE%E5%BF%9C

ま、課税事業者なら登録はして番号くらいはゲットしろというわけですわな。

さもないと多数の出張乗客からゴルァ((不適格レシートつかまされた苦情))が入ることが予測されるわけですし。

完全に海外しか納入先がない場合はやらなくてもすむんかもしれん。

それってでも、そもそも納税……、税務署事業把握されてなくね?

ほなら俺らの小規模労働を集約してくれるサイトはん、中国日本人下請け・内職者相手開業したらええんちゃうやろか?

せやせや、ハリーポッターみたいなかっこええ小説日本人下請け発注して日本語翻訳させたるとかどないやろか!わいはスイスに住むんやからインボイス関係ないわ!

話がそれたけど、

まあそういうわけで、R5インボイス施行ってのは国内小規模事業者間での相互監視を強める増税システムです。(益税説は国会否定済み)

 

amazon.jpとかは納税しろよなマジで

2023-09-12

ブコメ見て自動運転交通事故が減ることはないなと思った

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/forbesjapan.com/articles/detail/65449

上のブコメの上位意見をざっくりまとめると

 

技術開発が優先

人間運転よりは事故が減る

問題点はわかっているか改善は容易

 

という理由交通事故は仕方ないね、という結論になってる。

 

これ見て「あ、これは事故減らないな」と思った。

 

まず、自動運転プログラムが優先するのは法律と金であって命ではない。

たとえば損害賠償金額プログラム修正の経費を天秤にかけて、損害賠償負担したほうが経費がかからないと判断したらそっちを選ぶ。

車種が1,2種類で実験してるうちはともかく、法規制が変わるたび(法律の違う国へ輸出するたび)、

車種が増えるたび、あるいは原価見直し部品を入れ替えるたび、

プログラム修正するんだろうか。

途上国あたりにもっていくとき、この国なら修正より人の命のほうが安いと判断したら、修正の手間をケチるよね。

 

第二に、プログラミングの話だけしてる点。実車の整備状況とか考える気がなさげ

でも、実際に事故に結びつくのはタイヤブレーキパッドが酷使されてたりの整備不良だったりする。

そのへんを自動車管理事業者が経費削減でケチったら普通に事故率上がるよね。

今は整備不良含め、自動車コントロールは全部運転者、事業会社責任になってるけど、

自動運転普及後はおそらく企業間責任関係押し付け合いになるはず。

今はさ、運転する個人ってのがいちばん政治力が弱いか運転主の責任が重い、その運転主を雇ってる会社が悪いってなるわけだけど、

その弱者としての運転個人が消えたら、最大の弱者事故被害者という個人になる。

政治力の圧倒的な差で、メーカー運営事業者も、免責の領域が拡大するんじゃないですかね。

 

第三に、事故についての基準が「事故絶対数を減らす」ではなく「人間運転するより事故率が低い」で判断してる。

これも、「人間運転する際の事故率」、どこを見て判断するんだろう?

人間」とは、全体の平均だろうか、特定の層だろうか。

アメリカだろうか、日本だろうか。

高齢者だろうか、若者だろうか。

田舎だろうか。都心部だろうか。

トラックだろうか。乗用車だろうか。

令和5年だろうか。昭和30年だろうか。

本来なら、現時点の、最新のセーフティ装備での、同クラス車種、同一エリア内での対比をみるべきだろうけど。

たとえば自動運転が完全普及するのが2040年だと仮定するなら、2040年時点での最良の運転アシスト機能付き人運転手との対比だね。

けど、自動運転オンリーになったら、その対比先の「人間運転した場合」はどこになるんだろう。

その後、自動運転事故率にあわせて、「人間運転する場合事故率」も、なぜかちょっとづつ変わって、

2050年あたりには、気が付いたら「昭和30年代、40年代事故率より低い」なんてのが自動運転事故基準になってるんじゃないかな。

 

たぶんそういう図表を見てブクマカは「科学的だ!」って言うんだろうな。そうなりゃ、もう勝負は決まり

ブクマで何を言っても何でも星つく。

路上を徒歩で移動すること自体が悪い、必ず自動車に乗れ、そもそも外出するな、あたりは言いそう。

自動運転向けに整備されない道路行政が悪い、未整備道路があるようなエリアに住むこと自体が悪い、言いそうだね。

日本の敗因は自動運転に適した国土区画整理を整備しなかったことにある、経済評論家が言いそう。

こうしてみると、便利だなあ自動運転。だいたいの問題事故被害者責任が行く。それ以外は自治体責任国の責任

IT無罪、さすがだねテックブロとその取巻きはてブ軍団

2023-07-09

自分はどうしようもなく弱者男性である

最近、檜山さんの結婚報告が注目され、その件を通じて「弱者男性」というワードがとりわけSNSを賑わしている。

自身24年間生きてきて、悲しいことに何となく自分人生の終着点というか、限界がおぼろげながら見えてきて、私は弱者男性なのだ、と最近気づいてしまいました、、、

まぁ、、長い人生前向きに考えてセルフ弱者男性認定記念に「弱者男性」に対して私が思うことをつらつら書いていこうかなと思いますSNSでもよく挙げられる話題だしいいかなって。

自己紹介弱者男性たる所以

24地方国立大学大学院生。いわゆる限界大学院生というやつでして、日々精神すり減らしながら研究行っている感じです。就活は売り手市場と呼ばれる今年の中、7月に入ってもまだ内定先が決まっておらず、バイトでは高校生の同期に任されている仕事量で負けているという具合ですかね。

いわゆる典型的肩書だけの使えない奴なわけでして。

その中でも決定的だったのはお付き合いしている彼女精神的なケアが全くできないこと。正直、仕事愚痴相談をされても自分のことでもう手一杯なのにそういう事言ってくるなよ。こっちも疲れてるんだからさぁ。みたいに思ってしまってすでに何回も喧嘩していく中でどうしようもなく自分弱者男性なのだと思いましたね。

私が考える「強者男性」の最大値は華々しい学校卒業し、名が通った会社に勤め、会社の激務をこなしながらもちろんいる彼女や妻の精神的支柱になりながらバリバリ家事育児もこなす。そんな感じですかね。これに比べたら自分弱者男性といわざる得ないですよね。

からみた「弱者男性」なのか

ここまで読んでくださった皆様の中には ふざけるな!弱者男性なめるな! と思われている方もいるかと思います

なぜなら私は周りから評価はクソ悪いものの、そこそこの大学院生であり、彼女持ちだからです。これは私も肩書としてはそこまで悪くないし、弱者男性と言い張るには無理があるなと正直思います。下を見ればもっと“終わり”に近い男性もいるわけで、私が弱者男性代表みたいな顔でネットにこんな書き込みをしてたら批判を受けるよねって思いますね。

しかし、男性強者弱者は結局のところ女性が決める。

この理論が私が自身弱者男性だなと思う所以であり、私がこの文章の中で一番主張したいことなのです。

恋愛市場にいる女性から見た男性評価というのは「強者男性」「弱者男性」、そして圧倒的多数の「視界にも入らない男性」という構造ではないかと思います。言い方が悪くなってしまいましたが「視界にも入らない男性」というのはいわゆる最初から恋愛対象として認識できない男性のことを指します。私達男性陣がある女性に選ばれるためにはまず”恋愛対象として受け入れられるスペック”を身につけてやっと強者弱者という勝負舞台に登れるわけで、この勝負舞台に登れなかった人は「何物でもない存在」になってしまうわけです。

まり、先程記載した “終わり”に近い男性 という「弱者男性」はあくま男性価値観であり、女性からしたら強者弱者という認識ではなく「何物でもない存在」でしかないのです。

彼女がいる私は勝負舞台に立ててはいるのですが、やはり自己紹介記載した自分の現状を見るにどうしようもなく弱者男性であると思うのです。

これが私が弱者男性を言い張る一応の根拠となります

女性男性評価するポイント

一応若者であるから見た女性男性評価するポイントをまとめてみました。

肩書

コミュニケーション能力立ち位置

③オス力

精神的支柱とバイタリティ

順に解説すると、①は学歴・勤め先・年収容姿などといったものになります。やはり女性男性自身と比べてどうか、を意識しますので①を重視する方は非常に多いと感じます

②のコミュニケーション能力言わずもがな立ち位置というのはミクロ社会において男性がどんな扱いをされているのかの評価になります。例えば、企業において上司ゴマすりばかりする男性はたいていの場合多数に嫌われているので恋愛対象にならない、学校いじられキャラ男性恋愛対象になりにくい、などが挙げられるでしょう。つまり立ち位置とは男性女性自身コミュニケーションではなく、男性他者とのコミュニケーションがどのように行われているのか、それを端的に表す指標となり、立ち位置が良くない男性と恋仲になると自分立ち位置も悪くなり、他者とのコミュニケーションに支障が出ちゃうかも、、という感じで女性は考えると思いますので重要な項目になります

③のオス力はどれだけ性的に魅力であるかということです。頼りがいがある、身体機能が高い、女性エスコートできる、エッチうまい発言力や社会的影響が高い(これは男女に限らず存在する)、などなど主に女性にはない側面で他の男性比較して優れているか評価していると思います。やはり人間動物なわけで、性的に魅力、強い個体つがいであることは女性にとって非常に大切なことであり、自己肯定に大きくつながるので重要であると思います個人的に、イケイケ系YouTuberプロナンパ師、Tinderヤリ目つよつよ勢などは圧倒的に③が優れているため女性から選ばれていると思います。(③が優れている男性自然と自信を身につけていくので②もつよつよになっていきます。。)

個人的には、需要の伸びという点で④が一番であると思います。④は端的に言えば”理解がある彼君”であり”家事育児積極的に取り組める精神的・体力的強者であるかの指標です。時代が移ろい、女性社会進出一般的になるとやはり、女性ストレス社会さらされるわけで(主婦ストレスがないとは全く思っていない)、その精神的な支えを彼氏・夫に求める、そして今まで女性押し付けられてきた家事育児男性にも求めるようになってきていると思いますSNS上でも④に関する話題日常的に注目を集めていますし、自分の周りの女性も④に関して自分なりの理想を持っているように思います。④はこれまで女性は家に閉じこもって家事育児をし、常に男の顔を立てるべきという価値観時代には全くない新しい概念ですので需要の伸びと注目度は非常に高いです。

上記ポイントに現状の自分を照らし合わせると、

①に関しては今は大学院生という肩書があるものの、就職先がないので非常に危うく、②に関してはコミュニケーションはまだしも、バイト先での立ち位置が終わっているので評価は低い。③はもう全くダメダメで、④は最初に決定的と書いたように自分のことで精一杯すぎて精神的支柱にも家事育児等の手伝いも録にできていない、将来的にできる自信(就職してはたらきながら家事育児積極的に関われるバイタリティーに対する自信)もそんなにない。悲しいけどそんな感じです。

今の恋愛市場に対して思う事

ここまでいろいろなことを書いてきて、やっぱり思うのは弱者男性から見て女性男性評価する社会であるということに加えて、近年評価の高度化がもうすごいところまできてしまっている。①は女性社会進出SNSによる超優秀層の可視化によってありえないハードルの高さに跳ね上がり、②③は大学企業間を越えた交流マッチングアプリなど不特定多数の男女の出会いが増えたことによって女性の目が肥え、もう一般男性レベルでは勝負できない。それに加えて新評価項目④が加わり、対応できない男性(家事育児女性ケア必要性を感じれない)、要領が悪い男性(家事育児女性ケアにまで手が回らない)、精神的に余裕がない男性(家事育児女性ケアを行う精神的なゆとりがない)がさらに脱落し、恋愛市場における男性がごく少数に限られてくる。

毎日女性の求めるレベルが上がり、「弱者男性」が「何物でもない存在」に脱落していくが、女性の目には決して入らないし、問題にならない。これが今の恋愛市場かなと。最初にも記載した、華々しい学校卒業し、名が通った会社に勤め、会社の激務をこなしながらもちろんいる彼女や妻の精神的支柱になりながらバリバリ家事育児もこなす。こんな男性は少数だろうが確かに存在するし、そんな奴に私は逆立ちしたって勝てない。「強者男性」~超えられない壁~「弱者男性である

しかし、「弱者男性」と「何物でもない存在」はそうではない。何か機会があれば一瞬で「何物でもない存在」に落ち得る、かつ、そうなると勝負舞台に返り咲くのはなかなか難しい。例えば、私の場合大学院を修了できなかったり、就職先が決まらなかったり、彼女に振られたらその時点で「弱者男性」ではいられない。これと「何物でもない存在」への救済のなさが昨今の恋愛率の低下・未婚率の増加につながってると思います

総括すると女性から見た「強者男性」が不動の地位確立し、大多数の女性から出会いを望まれる中で、「弱者男性」は高度化の波に飲まれながら疲弊し、「何物でもない存在」は勝負から降り始める。こんな感じかなと思いますね。なかなかにカオスかなと思います

最後

当たり前のことをつらつら、偉そうなことをつらつら(特に「何物でもない存在」とかは一体何様で言っているんだ、、)と書いてきたわけですが、恋愛市場ハードルが高いのはやはり若者にとってはしんどいですね。私自身が強者男性になる、または弱者男性のままで成功する努力をするべきなのですが、簡単解決法としてイケイケつよつよ男性はできるだけSNSなどのメディアから退いてもらってハードルを下げてもらいたいというのが本音ですね。イケイケつよつよ男性の皆さん、日本未来のためにどうかよろしくお願いします。

加えて、初投稿で至らない点多しなのですが、批判でも何でもいいのでコメントくださると嬉しいです。自己顕示欲満たすために書きこんでるところあるんで、よろしくお願いします。

2023-07-02

anond:20230702095514

反トラスト法独禁法企業間競争を維持するための法律だが、今は共通株主コモンオーナーシップ)の規制米国などで議論されている

トラストカルテルにも繋がりやす

たとえば年金保険会社長生きの顧客が増えたら負担が増えるが、その会社道路会社株主になれるなら?

道路会社落とし穴を作らせ顧客がうっかり落ちて死亡

またすぐ穴を埋めて証拠を消せば策謀はバレずに道路会社無罪で安泰ということ

土建会社証拠消しが得意だ

この場合企業間競争自体は維持されているということになり、下請法にも引っかからない(というようなことを公取委が言ってた)

マッチポンプコンクリも売れるわけだ

2023-06-01

米国工業力は何で支えられてるのか

米国自国製造することが出来なくなって、中国台湾などに頼っているという話はよく聞くが、

なんだかんだ新しい物を作れるだけの基礎力はずっと持っている。


例えば半導体周りだと、半導体設計ソフトと計測機器については米国が強い。

半導体設計ソフトはほぼ米国製で、日本例外ではなく米国設計ソフトが無いと設計できない。

USBやらの規格物を設計するには計測機器必要だが、こちらも米国製が多い。


エコシステム米国企業間で作るのも上手い。

メモリの規格CXLを見ると、立ち上げ時に既に米国企業が参入している。

1社がオープンにするといって発表後、参入するのであればわかるが、発表時に既に協業しているのだ。

ArmCPUコアなども、プレスリリース時にはアーリーアクセスしている米国企業が何社かある。


人材市場経験者がいて流動することで広まるのはわかる。

日本場合だと、そもそもどこの企業もやってないので転職市場に人が居ない、

やろうと思っても立ち上がらないとかではないか

2023-05-19

ソシャゲ会社勤務だがそもそもソフトウェア特許有益なのか

KONAMIサイゲームス訴訟話題となっているが、企業が自社の利益を最大化するために行動するのは当然のことだと私は考えている。

これはもちろん任天堂コロプラ訴訟にも当てはまる。しかし、ITエンジニアとしてソフトウェア特許産業の発展に寄与しているのか、

あるいはアイデア保護として強力すぎないかという疑問がずっと浮かんでいる。ウマ娘パワプロと同じとされても、その議論不正

争防止法の範囲で争うべきではないかそもそも日本特許は「自然法則を利用した技術思想創作のうち高度なもの」と定義されて

いるが、特許庁の資料によれば以下のもの自然法則を利用していないため「発明」とは認められない。

2.1.4 自然法則を利用していないもの

請求項に係る発明が以下の(i)から(v)までのいずれかに該当する場合は、その請求項に係る発明自然法則を利用したものとはいえず、「発明」に該当しない。

(i) 自然法則以外の法則(例:経済法則

(ii) 人為的な取決め(例:ゲームルールのもの

(iii) 数学的な公式

(iv) 人間精神活動

(v) 上記(i)から(iv)までのみを利用しているもの(例:ビジネス手法のもの

https://www.jpo.go.jp/system/laws/rule/guideline/patent/tukujitu_kijun/document/index/03_0100bm.pdf

多くのソフトウェア特許がこの(ii)あるいは(iii)に当てはまると私は考えているが、実際の特許請求項では、物理的なデバイス(例えばぷにコン

訴訟ではタッチパネル)や処理装置CPUで処理するという表現を使うことでデバイス扱いにする)などを絡めて申請が認められている。

私自身、これまでの業務特許訴訟に関与したことはないものの、数件の相手方企業からの問い合わせ対応や数十件の他社特許抵触していないか

調査法務と協力して行ってきた。

ハインリッヒの法則のように、1件の特許訴訟の背後には29件の企業交渉と300件の社内調査存在するのではないか

果たして、このような作業産業の発展に寄与しているのか、大いに疑問を感じている。

2023-04-30

anond:20230430070308

これな

若い世代が気にかけてくれたら助かる

なので少し説明させてもらう

①水屋が料金を下げてる理由

一般にわかりにくいのが、荷物輸送してほしいと考えた時輸送業者を選ぶ

大手何社かと、独自配送、みたいなのが一般的だろう

しか企業業務委託するのにはドライバー単位だったりチャーターだったりする

輸送側は飛行機と同じで輸送量が片道めいっぱい、できれば往復とれないと採算があわなかったり儲けが少ない

そこで輸送計画とか立てたりする 依頼を整理したり営業して委託業務を受けたりほかに回したりするわけだ

これをまとめて窓口業務してるのが大手輸送業者

輸送自体個人でやってたりするのもあるし大手も繁忙期には個人を使う

この取次業務を取ってるのが水屋だ 一般人が大手を使うのに宅配業者のセンターに持ち込んだり電話をするように企業は水屋に電話して荷物を依頼する

依頼の時点で値段交渉がある ドライバーによってはとれるものやとれないものとらないもの料金の差もある

ここで取り分をできるだけ多くかつ得意先がリピートするように安くをするのが水屋

いい水屋をもっているかどうかが輸送料金のコストダウンにつながる そのダウンが業界全体を押し下げているわけだが自分の財布が痛まなければそれが最優先なところが多いのだろう

これが輸送料金の伸びないところ

輸送料金が伸びないか給料が伸びない ドライバー募集したり要請したりする余力がなくなる

ちなみに水屋というのは水商売から

依頼をうけてそのままドライバーになげるだけの仕事

ドライバー自身営業計画経営、実務をこなせばいいだけじゃんと思うだろうが

君が起業して社長部長係長兼平社員やれば経営デビュー無駄ピンハネされなくて済むし自営業仕事すればいいでしょって話とおなじ そんなのは実際無理だ

必ずでてくるわけではない仕事自分コース車両に一番ベスト積み荷をつくるのに、どれだけの人数と企業交渉して調整しないといけなくなるのか想像に足らなければ大変だとだけわかってほしい

水屋ならそれができるのかと言えば、いったん受けたり聞いた依頼を各ドライバー連続して聞きまわってとってもらえばいいだけだから作業の流れが単方向ですむ

ドライバー10人がそれぞれ調整すれば10x10の交渉になるのが、水屋に1件なげれば受け手が即きまれば1で済む 直列構造が並列構造より速い部分が活かされてはい

かといって自営業してる人ってわりといるじゃん?トラック自営業でしょ?という話もでてくるかとおもう

そりゃ業種でかわるだろうし規模でもかわる 言葉がおなじだからと話をそらすのは勘弁してほしい

くもはそらにうかんでいてもおかしくはない それは水だから くもは巣を張っていてもおかしくはない それは昆虫から

どっちやねんといいたいのはこっちだ とりあえずトラック自営業は1企業と張り合えるわけではない 大企業はその規模の業務を細分化して分担してるからあのお値段なんだ

②全員正社員大手輸送業がトラックドライバー雇用すればいいのではないか

輸送にも繁忙期や閑散期がある 常にMAXの人数を雇い入れておく余裕がない

その余裕のなさは競争経済のおかげで安くサービスが受けれる恩恵の影だ

必要ときには最大の人数が必要だが閑散期には最低限の人数で維持するのが精一杯

からそれ以外の時期に個別に割安でも仕事をうけて食いつないでおく部分が必要で、それが水屋になっている

安く維持するためには水屋によってフリードライバードライバーで居続けていてもらう必要はあるが、閑散期と繁忙期の差の倍数分だけ基本料金を取るようにすれば全員雇用可能だろう

料金を上げれば運輸業界が助かるのは確かだがその価格高騰により運輸を利用した経済活動が低下するのは避けたい

政策企業努力としては知恵を絞るべきところだが、安易ドライバーが生き残る術を選択できるようにされた政策を維持しつづけている結果とも言えるだろう

輸送料金を適正にしたところで個別に安い手段がでてくるのでは

それを緩めているのが物流2法

適正な運輸業者が適正に業務しなければいけないという基準がないため元ドライバーなどが知識コネがあれば輸送業できてしま

④なぜそんな法律を だれが得するの?

ドライバーまり輸送手段を最大限に社会の中には滞留させておいて必要な時には使いたいが常に維持するには無駄コストがかかる企業が小規模事業を生かし共生することで閑散期の利益確保と繁忙期の最大利益の見込みの両方を獲得できる

農業で言えば種をまくところから収穫までで1サイクルの収益見込みだが 少ない時にも損を出さず多い時は取りこぼしがないようにと2倍にしてる

その閑散期に雇用されないドライバーを取り次ぎ生かしつづけてくれるのが水屋だが水屋自身も生き残り収益を伸ばすためにドライバーの値段を下げたり品出しをさせたりする

企業もできるだけ安いところを相見積もりで一番安い業者選択するものから結局値段を下げざるを得ない 企業間で取引証明するメリットもないからただ安いところにやりますよと言ってくれたら頼むのが「いちばんコスパがいい」になる

インボイス野良業者消費税が、みたいな「大手業務量することにメリットを少しでも還元する」という方法ができれば少しずつでもよくなるのではないかと思う所もある

実際大手企業が利用しているドライバーでも地域や一日の請負量で無理や要望が通ってないことがありそれを個人ごとに調整しているところはある

朝はやくとか夜おそめにとかにトラック路上で荷口をつなげて配達要件にあわせて荷物を入れ替えていたりする場面をみたことがある人もいるのではないだろうか

あれは「ヨコ」と呼ばれていてそれぞれの都合にあわせて荷物配送計画をされているはずだがそれでもあわない都合があるので積み替えたりしている

集配所で不在だから帰ってきた荷物の持ち合いなんかもあるように 送ったら届くという単純な話ではないんだ

⑤なんでだれも知らないの?

自動車整備から始まって販売輸送、化成まで成した八田会長一般社団法人運輸中小企業区域変革物流協会で料金を改正しようとしていた

月例活動ホームページでの情報発信議員支援などひろくあつく活動していたが 一般市民にとどくことはなかった

配達料金があがる以外の特徴となんらメリット一般市民が感じることがなかったからだろう

結果、配達できず業界は伸び悩みどうしてドライバーが好きでやってるつらくて安い仕事なのに好きでやってて文句いうの?働けよ荷物だしてるんだからはらってるんだから不思議だなあということになってる

みんなの労働を購入して金銭にかえてる消費活動をしてるのはドライバーだって一緒だ 金がなきゃみんなの収入にもならないしそれを値下げする輸送量の低減にもつながらない ドライバーが増えないんだから

最大限の出力を確保できる安定性を大企業が手に入れたらその定価が輸送料金になるだろうしそこで計画性もうまれてくる しかし都度だししぶりと抜け穴でじゃぶじゃぶ仕事がぬけていったらどこにもお金がたまらない

せっかくなのでこの機会に一般人にすこしでも知られる機会が増えたらとおもって書いた

若い世代も、どうしようもない話だろうけれどもいずれなんらかの機会に考える材料にもっていてもらえたらと思う

2023-04-18

Web企業は未経験を雇って教育すべきなのか

自分スペック

そこそこのWeb企業基本的経験しか採用しないことについて、教育コストを他に転嫁しているとか、IT業界が先細りする行為未来を潰しているみたいな言い方をされているときがある。

自分もこれについて課題意識はあって、ここ数年Web企業での採用活動と実際の業務に関わりながら、色々考えたので少しまとめてみたい。

用語

Web企業
自社で何らかのWebサービスを提供するIT企業toBtoCは問わない。規模も問わない。
経験
ソフトウェアエンジニアリングの経験が無い人。新卒・他業種から転職かは問わない。
教育
社員がその企業ソフトウェアエンジニアとして働けるよう知識をつけたり経験させたりする行為。いわゆる「案件にいきなり投入して放置」みたいなものは含まない。

自分から見たWeb企業採用の現状

ここではいゆるキャリ採用ではなく、新卒採用ポテンシャル採用の話をしていると前置きしておく。

Web企業でよく求められるスキルは以下の3つだが、これを満たすような人材はもれなく経験である

何らかの言語特にその会社で使っている言語経験
年数よりは何を作ったかを見るが、基本既に自走できるレベルの人。
コンピュータサイエンス知識
データ構造アルゴリズムTCP/IPの基礎的な知識がある。
チーム開発の経験
複数人で一つのプロダクトを開発した経験の有無。Git/GitHubを使えるという意味内包することがある。

この3つの条件とそれを満たす応募者について、この記事では以下の様に呼称する。

レベル5
全て満たす。プラスアルファ複数技能を持つ。
レベル4
全て満たす。
レベル3
3つのうち2つ満たす。
レベル2
3つのうち1つ満たす。
レベル1
いずれも満たさない。

当然レベル4以上はそう多くなく、それを求める企業では応募者のほとんどは書類選考で落とされてしまう。それでも毎年雇いたいレベルの人が来る(来てもらえるように色々やっている)ような企業ではこの採用基準を下げる意味はないため、いわゆる「経験しか採らない」と言われる状態になる。

一方で世の中はそんな人気企業ばかりではない。それらの企業ではこの基準を落とすのだろうか?自分感覚としては「一部を諦める」みたいになっていると感じる。つまり、チーム開発の経験はないとか、自社では使ってない言語経験しかないとか、コンピュータサイエンスはよく分からないなどを許容するという方式になっていそうだ。よってレベル3以上あたりを狙って、レベル2~4くらいのグラデーション採用する。

よって、本当の未経験者がWeb企業を受けるためにはまず最低レベル2、できればレベル3に到達する必要がある。そこまでしてようやく「面接に到達する資格がある」という状態であり、おそらく有名な企業では軒並み一次面接で落とされてしまう。

一方で満たしている人は本当に全部満たした上でプラスアルファが多数あるみたいな状態で、多数の有名企業内定を取って手のひらで転がして悩んでいる。

このような一部の外れ値のような人はどんどん内定を取るが最終的に選ぶのは一社なので、それ以外の企業内定辞退され辞退率が上がる。すると「それなりに合格は出しているのに人は足りない」みたいな状況になってしまう。

自分が感じていた課題

自分は応募者に基本的レベル4以上を求めている。これは教育に対して年単位で割いているほどの余裕がなく、教育を施しても難しい問題解決する能力が身につかない可能性のある人を採用段階で落とすことで「当たりを引く確率を上げる」ためである(誤解の無いように言っておくと、単に既にできる人は更に色々と(しかも早く)できるようになる可能性が高いというだけで、レベル4未満は絶対ダメとかそういう話ではない)。

今の会社では新卒であっても入社半年もすれば手取り足取り教える段階ではなく、社内で自走していけるようになっていると感じる。

これが健全でないと言われればそうであろうと思う。

コンピュータ世界は恐ろしいほどに親の資本力に左右される。レベル4以上の人は早ければ中高生の頃からコンピュータと関わりがあり(自分専用のPCがある、部活動で触る、地域習い事で……etc)、更に大学に進学して関連分野を学んでいる。これを親の資本力と関わりないと言うのは難しい。

更に地方よりも都会の方が、コミュニティの発達においても、そこに集まってくる人材レベルについても圧倒的に勝ると学生時代に感じていた。これも当然都心に住居を構える/一人暮らしさせられる親の資本力とは切っても切れない関係にあるだろう。

レベル2くらいに到達することは全くの未経験からでも十分可能である。例えばJavaJavaScript・PHPRuby……なんでもいいので一つ選んでちゃん勉強し、いくつもプロダクトを作ってみればよい。現代ではこれはPCが一台あればできる。動画講座も安価で手に入るし、大抵のことは検索すれば出てくるし、Twitterにいるエンジニアはみんな教えたがりだし、ChatGPTだってある。PC自体もそんな高価な物ではなく、中古で買えるやっすいThinkPadで十分できる。

しかレベル2~レベル4までの間の壁があまりにも高い。コンピュータサイエンスの広範な知識を身につけるには基本的大学に行くのが一番コスパが良いと思っているが、誰しもが大学に通える経済力を持つわけではない。チーム開発はやはりどこかのコミュニティに参入できないと難しい。手っ取り早いのは企業バイトで雇われることだが、これは鶏と卵問題だ。

本来ここの教育企業が担うべきではなかったか?そういう意識学生時代から漠然自分の中にあった。これをやらずに、レベル4以上しか採用しませんというのは他のどこかに教育コスト押し付けていたり、更なる格差拡大に繋がっているのではないかという後ろめたさを感じていた。

企業教育への投資

企業に入ってもまだしばらくは上記意識を引きずっていたが、最近は別の考えになってきつつある。

まず、Web企業の使う技術は割とオープンになっていることが多く、隠すインセンティブがあまりないため、企業間での教育はおそらくかなり共通化できる。企業内に囲い込んでから教育を施す意味があまりなく、入る前から知っているという人も多い(Web企業研修が知っていることばかりでつまらないと思った人も多いのでは無いか)。

これを実現する一つの手段として、入社前の広い母集団に対して何かしらの形で援助を行っていることが多い。例えば以下の様なものだ。

これらは広義の教育であると考え始めた。それらの中で企業スポンサーセッションなどを通して採用枠をアピールするし、実際それ経由で就職する人も居る。

もちろん支援企業就職しない人の方が多いが、最終的にどこかWeb企業に入ってくれるなら、これはWeb業界全体で人材教育を行っていると言えないだろうか。

次に、大変残念な現状として「学生時代から触れているのにいまいち地力が伸びていない人」とか「そもそも触れていない人」がその後ぐっと伸びるという事例はかなりレアだと感じる。つまり、未経験ですが頑張りたいです!という人を雇っても伸びず、「これくらいやっています」という人は更に伸びるという(ある意味当たり前の)現実がそこにある。

故に先に挙げた広い範囲での教育を進めていくと、選考よりも前の段階でたくさんの機会をどんどん与えていくことになり、自然と「やったがあまりうまく行かなかった人」とか「機会はあったがやらなかった人」がどんどん可視化されていく。すると選考の段階では今後も投資価値がある可能性の高い人材が自ずと絞れてしまい、経験者のみが採用されていく状態になるのではないだろうか。

自分はこういったことを考えているうちに、積極的に未経験を雇って教育するよりも、選考よりずっと前の段階から様々な教育機会を提供していく方がお互いにとって幸せなのではないだろうかと思うようになった。

学生自分の興味ある方向にスキルを伸ばしてそれがマッチする企業を選べば良いし、企業はある程度既存社員を使った教育コストを下げつつ優秀な社員を雇えるようになる。そもそも選考前の段階でエンジニアリング楽しくないなと思う人は素直に向いていないので、参入するのを辞めたほうがよい。

足りていないところ

さっき言ったような教育への投資はまだまだ経済的に豊かでない層に届きづらい現実があるように感じている。

実際に自分大学時代奨学金を探すと、地方メーカーが自社への就職を前提に出している奨学金などが多く、国から借りる以外にはあまり選択肢がなかった。

もっと広く機会を提供できると良いなと思っているし、奨学金とかは(下手な条件を付けなければ)かなりフラット教育への投資であると思うので、企業給付型奨学金実施することに対してもっと何らかのインセンティブを付けられないだろうか。

また、イベントコミュニティはどうしても都心に偏りがちで、地方では開催されなかったりWeb企業の影が薄かったりする。これも年に1回とか2回とかでいいので地方コミュニティと何かやって、細々とした縁を持てるようにしていけないだろうか。

教育に関して皆さんの企業でやっていることが何かあれば、参考にしてみたいので教えてほしい。

2023-01-27

Vtuber移籍って言うほど流行になるとは思えないし業界の発展に寄与するとも思えない

基本的には大手中小でハネたライバーを金で引っこ抜くって構図にしかならんでしょ。

 

それだって引退して転生されるくらいなら金もらった方がまだマシ」程度の話で、

中小箱だと多少の一時金をもらったところでそれが長期的な収益には基本繋がらない。

金があれば売れるみたいな簡単世界ならメジャーレーベルが展開してるVtuber軒並み成功しとる。

なお、現実的には軒並み死んでいる模様。

エース引っこ抜かれた箱は勢いなくなってもっと廃れていくしかない。

 

大手同士なら高い金払ってガワやらなんやら買い取らなくても

さっさと引退してもらって新人として入れたほうが話は早い。

 

大手から中小にライバー売り飛ばそうにも中小からはその金が出てこないし、

中小が買い取れるレベルのライバー買ったところで金にならんし何よりライバー本人にメリットがない。

大手から抜けて個人になった人は多いけど、企業による中抜きがしょうもなすぎるって理由は避けて通れない。

よっぽど仲のいいライバーがいるとか、

金銭活動面で好条件が出ない限りは大手から中小移籍する意味ほとんどない。

好条件が出てるってことは買い取った側の利益が減じてるってことだから事情は余計にハードになる。

 

他のスポーツのように移籍が活発にならないと考えるのは契約構造が全く違うから

スポーツだと選手所属しているだけで金がかかる。

なので給料に見合った働きができないならさっさと追い出す必要がある。

Vtuber業界はたいがいの場合は歩合制。

そのライバーが稼いだ分から支払う形式なので、ライバー契約していることで発生するコストは限りなく低い。

イニシャルはかかるけど、ランニングは言うほどかからないのがVtuberのいいところ。

プラットフォームYoutubeが整えてくれるしね。

なんなら動画配信アーカイブ広告収入は入ってくるので所属させ得ですらある。

 

実際、業界大手の一つにじさんじには数か月に一回しか配信しないライバーやここ数年一度も配信していないライバーがいまだに所属しているし、最大手のホロライブにも1か月に1,2回しか配信しないライバー普通に所属している。

 

なので今回の小森めとの移籍は相当なレアケースで2023年企業間のライバー移籍トレンドになる、

なんてことは考えづらい。

今回小森めとが脱退した774incのファンの間で次は誰が移籍するんだろうという話が出ているが、

実際問題として「そのライバーを獲得するメリットがある箱」「そのライバーが行くメリットがある箱」の両方の条件を満たすような具体的な移籍案はほとんど出てこない。

例えば因幡はねるがのりプロに移るんじゃないかという話があるが、因幡はねるにはあまりメリットがない。

今の因幡はねるに最も必要なのは恐らくビジネス面でのマネジメントだが、その体制であればいち漫画家が起こしたばかりの箱よりはアドウェイズの子会社であるななし株式会社に軍配が上がるだろう。

大浦るかこがどっとライブ移籍したらちょっと面白いが。

 

今回大きな移籍が成立したが

これは、すでに始まっている大手人材が集まって中小は沈んでいく構造の一環に過ぎないように思う。

エースがただ辞めて箱が沈むよりは多少寿命が伸びなくもない、程度の影響しかないだろう。

2023-01-01

2022アニメランキング

私がそう判断した←コイツは4位です

1位 異世界おじさん

会話のテンポの良さが完璧すぎる。ちゃっとズレてるおじさんが、ツッコまれたりイジメられるのを基本とするギャグなので間こそが生命線。それを完全に映像化しきってる。セガネタをふんだんに盛り込みつつ、セガなんてダセー会社のことは詳しく知らなくてもそのセンスの異常さを楽しめるのもバランスが良い。

2位 ぼっち・ざ・ろっく

音楽ギャグクオリティ、全体的な気合の入り方が凄い。演奏シーンの状況と鳴らす音の噛み合いに納得感があり、作品のサビに当たるシーンでの没入感が高い。原作4コマであるためシーン間に無数の隙間が空いているのを丁寧に補完しており作り込まれている。

3位 チェンソーマン

しろ全体として異常にクオリティが高く、結果的に細かいミスにやたらケチをつけられてしまうという怪作。とにかく面白い原作に金とやる気を注ぎ込めば面白くなるという当たり前の事実がある。デンジクズさと純粋さが丁寧に描かれており原作空気感への理解度が高い。

4位 機動戦士ガンダム 水星魔女

ガンダムシリーズの得意分野である不穏さとシュールレアリスム舞台として学園モノを選ぶ判断が意外にも適切だった。企業間による政治的な小競り合いという最近ガンダムシリーズ流行りのテーマも組み入れており令和ガンダムとして非常に「らしさ」がある。大規模戦争ではなく小競り合いというのは実に現代風な戦争観であり、「既存ロボットアニメ戦争感の先を行く」というのはロボットアニメ界の重鎮として業界を引っ張る役割をしっかり担っている。

5位 リコリス・リコイル

最後はもうギャグアニメだったが、ギャグアニメとして面白かったのでギリギリこの順位キャラカワイイ・カッコ良くて役割がきっちり分けらていて、映像の細かい所まで作りが良くて、話が起承転結テンポよく進めていけば楽しんで見ていられるという原始的アニメ面白さがある。加点で稼げるだけ稼いでいれば減点を返済しきれるというのはエンタメならではある。

おまけ 期待はずれベスト4

1位 惑星のさみだれ

アクションもの作画駄目というのは凄まじい。日常シーンの作画問題があり深夜アニメ黎明期のようであり、連載当時にアニメ化されたらという設定で作っているのなら完成度の高い現代アートだ。全10巻を2クールなのでテンポは悪くないはずなのに絵の退屈さのせいでやたら遅く感じる。

2位 ポプテ2期(ヘルシェイク矢野とボブネミミッミ以外)

金や手間がかかっているが、いまいち面白くない。大張をコキ使って作画させた回なんて大梁の作画凄さで笑ってしまうが話は全然面白くなくて可愛そうになってくる。

3位 アークナイツ 

キャラ可愛い・格好いいだけで画面が退屈な時間が長すぎる。原作ステージ間会話の隙間を埋めきれていない。なに戦場のんびり話しとんねんというJRPGのような問題に直面していた。どう動かせばいいかハッキリしてるシーンはクオリティが高いので勿体なさが凄い。

4位 リコリス・リコイル

デカイ嘘をつくまでは良かったがそのあとが続かなすぎた。日本の町中でバンバン銃を撃つという絵面は強いインパクトがあり正解であり、問題オチのつけ方だけだったと思う。つーかまあラスボス戦の流れが雑いんだよな。小銃回避の仕方ヤケクソすぎるとかの問題もあるが。

2022-12-13

アーマードコアこそオープンワールドにしなければならなかった

最新のオープンワールド移動の自由度こそがモノを言う。

空を飛び、壁を登り、高速で駆け、高所から飛び降りる。

フロムIPのなかで最もその条件を満たしやすいのがアーマードコアだった。

なにせ元のゲームシステムそもそも3Dフィールド自由に飛び回るものなのだ特に4系はその傾向が強かった)。

ソウル系などと違い、フィールドに対してどの方向から攻め込んでもいいノンリニアミッションを(ある程度は)実現できていた。

そのフィールドを際限なく広げていくだけで優れたオープンワールドになる。

あとはミッションの開始をシームレスにしたりハクスラ要素を付け足したり昼夜の概念などを導入するだけでいい。

相棒ACに乗って広大な世界を旅しながら次第に企業間戦争に巻き込まれていくゲームプレイを容易に思い描くことができる。

が、すでにAC6はオープンワールドではないと明言されてしまった。

アーマードコアオープンワールド化はシリーズリブートに相応しい変革となったであろうに。

非常に残念だ。

デモエクスマキナやれば分かる

そもそもDXMはオープンワールドとして設計されてないし、個人的にもDXMは普通に楽しんだので分からないな。

私がAC系でいちばんストレスを感じるのは「移動してるうちにすぐ戦場の端にぶつかること」なので、

戦場が広いDXMはストレスが少なかったし、「戦場の端」が存在しないオープンワールドは最高だと思う。

フィールドが広すぎて移動がだるい」は移動システムイベント密度問題だよ。

アセンブルによって移動速度変わるACオープンワールド相性悪くね?という開発陣の意見の方が納得感ある

しろ「ジェネレーターを変えれば長時間飛行できるが戦闘では不利」とか「ブースターを変えたら今まで飛び越えられなかった崖を越えられる」とかのほうが面白そうだろ!

というか「どこまで飛び越えられるのかを開発側で計算したい」みたいな考えはオープンワールド開発では捨てろってことなんですよ。

それは結局「ゲームの都合のためにプレイヤーの行動を制限する」という発想から抜け出せてない。

オープンワールドシチュエーションロープレとしては価値がでるけどアクションゲームとして価値をだすのはBotW級に0から練り込まないと難しい

スパイダーマンやれ。

ガレージ戦場というオンオフがはっきりしてる方が

オープンワールドってむしろオンオフがあったほうがいいと思う。

定期的にガレージに寄って整備したり燃料補給したりみたいな。

FF15キャンプは最高だったよ。

どんどんパーツ追加したり更新したりできるようなシステムなら相性いいかも。

そこでハクスラですよ。

移動に時間が掛かるようになったら四脚やタンク存在意義がますます低くなってしまう。

移動速度は遅いけど積載量が大きいだとかで差別化できるでしょ。戦闘では有利とか行商人プレイやすいとかさ。

それはもうアーマードコアではなく新規IPでやるべきことだろう。

AC6がオープンワールド化するのも大歓迎だし、AC6とは別にロボットオープンワールド作ってくれても大歓迎だよ。

2022-11-11

anond:20221111114058

だったらそれを交渉ネタにして賃金交渉したら?

それを企業間でやってるのが中抜き人売りビジネス

2022-09-13

特種詐欺にあってしまった

所謂オレオレ詐欺ってやつだ

総額950万

まさかうちがってくらいにはそんなのにひっかっかるとは思ってなかった。

1か月以上前の話だが、以下備忘録替わりに

0日目 ムスコ(犯人から家電電話。「保険会社に勤めている友人から郵便物届いてる?」届いていない「住所間違えたかな?」(ここで住所を言ってしまった可能性)「明日いる?」と明日所在確認。この日はこれで終わり。

1日目 14時30分頃 ムスコから家電 昨日の郵便の件はもういい、ところで今、職場会計担当が糖尿気味で休みがちなので、会計を任されている。こっそり副業やってるんだけど、大きな案件を成立させた。実は会社の金を借用していて、来週顧客から入金がある予定。ところが急遽監査が来ることになり、何とかしないといけない。上司にばれてしまったが、丸く収めようとしてくれている。ちょっと上司に代わるね。上司と名乗る男。彼もいつも頑張ってくれている。入金の予定の書類確認している。本人に代わります。(ここで電話の向こうでムスコを大声で叱責する声が聞こえる。ここでもキュンとなる。500万用意できないかな?

まずい、これは新聞に載っちゃうような事件なっちゃう。と思う。時間時間なので銀行が閉まっちゃうと焦る。入金があるまでちょっと時間建て替えるだけ。という心理

銀行に走り、銀行に使い道を確認されるも利率が悪いから預け替える等と切り抜け、ATM数件と合わせて500万用意した。

ここでムスコから着電「監査の人が隣にきていて席を外せなくなった。自分では取りに行けないので、郵便何とかというシステムを使う。取りに行った人に渡してほしい。ただ、企業間書類を送るシステムなので、中身が現金であることはわからないようにしてほしい。ピンポンも押せない。領収書も出ない。」

てなことで現金を渡すことになるのです。

突っ込みどころ盛りだくさんですが、追い込まれ心理状況では正常な判断ができなかったようです。

尚、履歴が残っちゃうから携帯LINEには連絡しないで!おとうさんにも内緒で!

と、こちからの連絡を遮断されたのも発覚んが遅れた原因ではあります

翌日は友人にお願いしていた分が借りられなかった、翌々日はその上司にお願いしていた分と3日にわたってプレゼントしてしまったわけです。

その2日後ぐらいに本物の息子から電話のんきなこと言われて違和感に気が付き泣きながら俺のところに来た妻。

びっくりする俺。すぐに110番したけど、捕まるわけないよな。

普段しっかりしていると思ってた妻がまさか騙されるなんて。

大きな金額だけど、すぐ困るわけでもなく、老後の資金の一部として、ちょっとした贅沢ができなくなった感じ。

劇場型とはよく言ったもので、本当に騙されるから

まずは初手で本人と認識しちゃったのが敗因。

声が似ていたり、ちょうど旅行から帰ってきたの知ってるタイミングだったり。

あと、今思えばちょっとした違和感はあったのだけど、脳内補完ちゃう。いろいろ理由創造ちゃうのよ。

少しだけ夫婦仲が良くなったのが救いかしら。

詐欺師に罰が当たってろくな人生になりませんように!

みんなも気をつけろよ!

2022-08-21

許諾を得たVTuberの『アノニマス・コードゲーム実況が“原作者権限”により強制終了され波紋呼ぶ。開発者謝罪するも批判集まる

https://automaton-media.com/articles/newsjp/20220819-215180/

この志倉氏というのはアホの子なのかね。。

配信許可配信範囲もすべて企業間で承諾されて行っている配信に対して、

「こいつ知らん奴や。もしかしてエンディングまで配信するかもしれんから今すぐ強制終了する。」

ってやっておいて。

から、これからよろしくねーって・・・

2022-05-26

働くことの無意味さを伝えたい

今の日本社会は終わってる。

頑張って働いても給料は上がらず、税金けが増え続ける。

過酷労働を苦に自殺してしまう人が後をたたない。

なぜ日本はこんなことになってしまったのか、考えたい。

 

日本不景気理由

まず日本不景気理由から話したい。

なぜ日本の景気はいつまで経っても良くならないのか。

その理由日本人が真面目に長時間働いているからだ。

実はこの長時間労働こそが不景気を生み出している。

今の社会の仕組みだと働けば働くほど景気は悪くなってしまう。

普通、働けば景気が良くなるように思えるが、現代社会は非常に複雑になっていてそう単純にいかない。

 

生産と消費のバランス

長時間労働の何が問題なのか。

それは生産量が消費量を大幅に超えてしまうことにある。

ここで言う生産とは労働によって生み出される物やサービスのこと。

そして消費とはその生産された物を購入する行為のこと。

良い社会を維持するためにはこの生産と消費のバランスが非常に重要になる。

当然働くことによって生産が増える。

そしてこの生産と消費のバランスが悪くなることによって不景気を引き起こす。

 

まず社会全体の生産量と消費量がほぼ同じ状態について考えたい。

生産量と消費量が同じ、これはつまり市場で売られている物の量と買われている物の量が同じということ。

企業からしたら販売している商品が全て売れていることになる。

物を作れば作った分だけ売れるという企業からしたら夢のような状態になる。

当然企業は儲かるのでその分労働者の給料も高くなる。

労働者は生産である一方、消費者でもあるので稼いだ給料は消費に回る。

すると企業さらに儲かるので、労働者の給料もまた増える。

このような好循環が起こると、好景気と呼ばれる状態になる。

 

では生産量が消費量を大幅に上回るとどうなるだろうか。

実はこれが非常に困った状態になる。

生産が多いのだから一見良いことのように思える。

かに消費者からすればありがたいことではあるが生産者側からすれば苦しい状態だ。

生産量が消費量より多いということは、売られている物の量よりも買われている物の量の方が少ないということになる。

まり必ず売れ残りが発生する。

販売している商品が売れなければ当然その分は損失になってしまう。

企業からしたらそれだけは絶対に避けたい。

 

売れ残りを阻止するために企業が取る策は主に2つある。

まず一つ目が生産を減らすこと。

そして2つ目が商品を売るためのマーケティング活動を行うこと。

例えば商品価格を下げたり、品質を高めたり、宣伝を行うなどがある。

しかしこのどちらの策も企業にとって大きな負担となる。

商品生産を減らしたり、価格を下げれば当然売上も落ちる。

品質を高めたり、宣伝を行うにも高い費用がかかる。

これらによって企業利益は大幅に減少し、それに伴って労働者の給料も下がる。

 

商品価格が下がったり、品質が上がるため消費者からしたら恩恵を受けることができる。

しか消費者もまた労働者であって、商品が売れないことにより給料が下げられるため、お金がない。

せっかく市場に質のいい商品が出回っていても、お金がないのであれば買うことができない。

これによりますます商品は売れなくなり、企業利益は減っていく。

このような悪循環が起こると、不景気と呼ばれる状態になる。

まり生産量と消費量の差が大きいほど景気は悪くなる。

 

働けば働くほど景気が悪くなる

生産量と消費量の差が大きくなるほど景気が悪くなると話したが、では現代社会はどうなっているのかというと圧倒的に生産が消費を上回っている状況にある。

まり超がつくほど不景気状態

現代はとにかく生産量が凄まじく多い。

これは少し考えれば簡単にわかる。

現代は昔に比べたら遥かに生産能力が高い。

昔は全て手作業仕事をしていたのに対して、今は大部分が機械による生産を行っている。

現代生産能力は昔に比べたら何十倍、何百倍といったレベルで向上している。

 

それにも関わらず労働時間が昔と比べてもほとんど変わっていない。

日本で言うなら一般的会社員は週に40時間、それに加えてさら残業までしている。

この労働時間はおそらく昔からほとんど減っていない。

それどころか下手したら増えている。

これは非常におかしなことだ。

生産能力が向上したのだからその分労働時間が減らなければおかしい。

 

労働時間が減らない理由

それは現代社会では人は働かなくては生きていくことができないからだろう。

生きていくためにはお金必要で、お金を得るためには働く必要がある。

成人していてまだ年金をもらえる年齢に達していなければ働かなくては生きていけない。

生活保護という手段があるものの、若くて健康人間では申請が通らない。

それに生活保護受給している人に対して世間からの風当たりは強い。

親に養ってもらえば働かなくても生きていくことはできるものの、そのような無職ニートと呼ばれる生き方世間から非常に軽蔑される傾向にある。

から少なくとも日本においては経済面世間体的に働かざるをえない。

 

そしてこの働かなくては生きていけないという状態が非常にまずい問題を生み出している。

生産能力科学進歩とともに上がり続けている。

それなのに労働時間が減っていない。

これによって必要以上の異常なほどの生産を行っている。

前述したように生産と消費の差が大きくなるほど景気は悪化してしまう。

現代はこの異常なまでの生産により世界中不景気引き起こしている。

生産が多いのが問題なのだから本当は生産を減らさなくてはいけない。

生産を減らすということは労働を減らすといことだ。

しかし働かなくては生きていけない、仕事尊いものだといった価値観によりみんな長い時間働き、生産を増やし続けてしまっている。

現代のような供給過剰な時代においては、働けば働くほど景気は悪くなり、労働環境悪化してしまう。

から現代において働くこと、正確には長時間働くことは社会を蝕む害悪行為しかない。

 

消費が増えることは絶対にない

生産量が消費量を超過していることが問題なら消費を増やせば良いんじゃないか

そもそも生産が増えればその分消費も増えるんじゃないか?といった意見もあると思う。

実際に日本の政治家や資本家達は消費を増やそうと必死になっている。

しかし残念ながら消費がこれ以上増えることは絶対にありえない。

なぜなら消費をするためにも時間欲求必要からだ。

 

食料を例にすると、人が一日に食べられる量は限られている。

食料の生産が増えたところで人間の食べられる限界量が変わるわけではない。

食糧難が当たり前であった昔であれば、確かに生産が増えれば食べる量も増えたかもしれない。

しか現代肥満に悩んでいる人が多いことからもわかるように、ほとんどの人が食欲の限界まで腹を満たしている。

まりいくら食料の生産が増えたところで消費が増えることはない。

 

例えば町に大きなレストランが出来て、その店がものすごい繁盛したとする。

これだけ見ると消費が増えているように思えるが、実際には増えていない。

このレストランに来た人達レストラン食事をした分、食事の回数が一回減っているわけである

もしこのレストランがなかったとしたら、その人達は自宅や他の飲食店食事をしていたはずだ。

もし自宅で食事をしていたとしたら、そのための食材スーパーなどで購入していることになる。

まりこのレストランができたことによって、他の飲食店食品販売店の売上が減っている。

新しい店ができて儲かったとしても、その分他の店の売上が減るだけであって、全体としては一切消費は増えていない。

 

これは他の業種にも言えることで、例えばある人物旅行に行って、その旅先でたくさん買い物をしたとする。

するとその地域では消費が増えて、お店の売上が増える。

しかしその地域旅行している間、その人が元々住んでいる地域では消費をしないことになる。

もし旅行に行っていなかったとしたら、その人は地元で消費をしていたはずである

仮にずっと家の中にいたとしても、ゲームをするでも本を読むでもテレビを見るでもスマホをいじるでも、何かしらの消費活動をしていたはずだ。

旅行に行ったことによって、これらの消費がなくなっている。

から結局どこかの地域企業の消費が増えたとしても、別のどこかの消費が減っているだけであって、全体としての消費は全く増えていない。

 

かに昔であれば生産が増えればそれに伴って消費も増えた。

昔はとにかく生産能力が低かったので、圧倒的に物が足りていなかった。

生きるのに必要な食料を生産するのに精一杯で、他の物を作る余裕がなかった。

から技術が向上して生産が増えれば、それに伴って消費も増加した。

しか産業革命以降の爆発的な生産能力の向上により、ついに生産量が人々の需要を超えてしまった。

そうなるといくら生産が増えたところで、消費が増えることはなくなる。

 

ここまで消費が増えることはないと書いてきたが、実は増えないどころか消費は今後減り続ける。

その理由は世の中が便利になっているからだ。

最もな代表例はスマートフォンだろう。

スマートフォンはたった一台で数多くの機能を持っている。

電話パソコンゲームカメラ音楽プレーヤー地図、本、辞書新聞

たった一台のスマートフォンでこれら全ての代わりが出来てしまう。

まり買う必要がなくなる。

実際にスマートフォンの登場により多くの産業の消費が落ち込んだ。

もちろんスマーフォンの登場により増加した消費もあるとは思うが、明らかに減少した消費の方が多いだろう。

 

それと製品品質の向上も消費が減少する要因だ。

技術の向上により製品耐久性は上がっている。

まり壊れにくくなっていて、そうなると買い換える頻度が減り、消費が減少することになる。

これらの要因によって消費は増えないどころか、今後減り続ける傾向にある。

 

この「消費が増えることはない」という事実経済対策をする上で絶対に頭に入れておかなくてはならないことだ。

しか日本の政治家達はこの事実に気づいているのか気づいていないのかは不明であるが、とにかく消費を増やすことしか頭にない。

絶対に増えることのない消費を増やすために莫大な税金労働力を投入している。

このままの状態が続くと社会はどんどん歪になり、やがて崩壊してしまう。

 

不毛な消費の奪い合い

現代生産量が爆発的に増え続けている。

しかし消費が増えることはない。

まり圧倒的に供給過剰の状態にあり、消費が不足している。

現代はこの不足している消費を世界中企業が奪い合っている状況だ。

そしてこの消費の奪い合いはあまり無意味で、不毛しか言いようがない。

 

わかりやすいように一つ例え話をする。

業績不振に苦しむ食品会社Aがあった。

A社は現状を打開するためにコストカットを行って商品価格を下げ、積極的宣伝活動を行った。

これらの企業努力が実り、A社は売上を伸ばすことができた。

しかしこうなると困るのがA社と同じ食品を扱っているB社である

A社の商品が人気になったことにより、B社の商品は売れなくなってしまった。

このままではまずいのでB社はA社と同じように商品価格を下げ、積極的宣伝活動を行った。

これによりB社は売上を元に戻すことができた。

しかしこれによってまたA社の売上が落ちてしまった。

 

こうなると結局元の状況に戻ってしまい、A社とB社が行ったマーケティングが完全に無駄ものになっている。

当然これらのマーケティングにはコストがかかっている。

価格を下げるために従業員給料を抑えたり、宣伝するためにも多額の費用がかかる。

しかしこれだけコストをかけたにも関わらず何の成果も出ていない。

このような無意味不毛競争世界中のあらゆる企業間で行われている。

 

そしてこの消費の奪い合いの犠牲になるのが労働者だ。

企業ライバル企業に勝つために労働者に負担を強いる。

顧客に対して過剰なサービス要求したり、長時間残業をさせたり。

これらによって労働者はどんどん疲弊していく。

そして一番悲しいことがこれらの働きにって労働者が報われることはなく、それどころかさらに悪い状況に陥ってしまう。

社会全体として消費が増えない以上、一つの企業努力により売上を増やしたとしても、その分他の企業の売上が落ちる。

売上の落ちた企業社員さらに厳しい労働要求するようになる。

このように苦労して働けば働くほど労働環境悪化していく。

 

熾烈な企業競争メリットがないわけではない。

製品サービスの質が高くなるので、当然消費者からすれば恩恵を受けることができる。

しかし多くの消費者労働者でもある。

多くの労働者は企業競争により給料を下げられ、長時間労働を強いられているため、金も時間もない。

せっかく質の良い商品が売られていても、それを買うための金と時間がない。

 

このような悪循環が今の日本で起こっている。

そしてこのまま何の策も打たないとさらに状況は悪化していき、取り返しのつかないことになってしまう。

 

労働時間の短縮が不可欠

ここまで現代社会問題点について話したので、ここから改善策についにて話したい。

働きすぎによって生産が増えすぎているのが問題

そして消費が増えることは絶対にない。

となれば取るべき方法は一つしかない。

生産を減らすこと、これが唯一の解決策だ。

生産を減らすということはつまり労働力を減らすということである

労働力を減らすためには主に2つの策が考えられる。

 

まず一つ目が法律によって労働時間規制すること。

今の日本でも法定労働時間が決まっており、週に40時間までしか働けないと法律で決まっている。

しかしこの週40時間労働というのが現代生産能力を考えると異常なほどに多い。

現代科学進歩により昔とは比べ物にならない生産能力を持っている。

にも関わらず労働時間が昔とほとんど変わっていない。

これがどれくらい異常なことか言うまでもない。

これに加えて日本人の多くは長時間残業をしているのだから目も当てられない。

 

では現代ではどれくらいの労働時間が適正なのか。

これは非常に難しい問題なので正確には言えないが、現代生産能力を考えれば半分の20時間にしても多いと思う。

週に10~15時間くらいの労働時間が適正なんじゃないかと思う。

そんな短い労働時間社会が回るはずがない、と思われるかもしれないが何とかなるんじゃないかと思う。

その理由については後述する。

 

2つ目の方法が毎月国民全員に定額の給付金を与えて、働かなくても生きていける環境を作ること。

この方法は近年話題になっているベーシックインカムという制度だ。

例えば月6万円などの人間ギリギリ生きていける金額を毎月国民全員に支給する。

これによって人々は生きていくために無理して働かなくてもよくなる。

 

これらの策によって労働力が減り、生産と消費のバランスが緩和され、景気が良くなり、労働環境改善されることが期待できる。

https://anond.hatelabo.jp/20220527000129

に続く。

2022-05-08

anond:20220508004004

企業間競争っていうのは意味があるが、個人間の競争ってのはただの性格の悪いアジア人の発想らしいよ

2022-04-22

anond:20220422140035

衝撃!中国レアアース日本にどんどん輸出しても、全く儲からない現状に仰天!「安くなったねぇ」→この件に対する中国の反応

事の始まりは2010年9月。

尖閣諸島沖に侵入した中国漁船が

警告を出した日本海上保安庁

艦船に船体をぶつけ

その結果中国漁船に乗っていた船員全員が

海上保安庁逮捕されるという事件

起きました。

この事件中国漁船が日本

領海内に意図的かつ違法に入り込み

かつ距離を取っていた海保の船に対し

中国漁船の方から船体をぶつけてきた

事件です。

ですから完全に中国側がマズいんですが・・・

中国は船員を逮捕した日本への報復として

日本へのレアアースの輸出規定を厳しくし

事実上の『日本へのレアアース完全禁輸』を

実施しました。

実はこれはとても大変な問題なんです。

ではここで前提としてレアアースとは何なのか

について説明しますね。

ドローンスマホ家電製品電気自動車

世界であらゆる商品もの凄い勢いで

進化しています

この前新商品が出たと思ったら

もう次の新商品が発売されている

というのはよくある話ですよね。

そしてそんな先端技術製品製造

欠かすことの出来ない金属

レアアース』なんです。

レアアースはあまり重要度が高く

多くの物に使われているので

産業ビタミン」とさえ

言われています

ところでこのレアアース

レアアース」という

つの物質を指すのではありません。

レアアーススカンジウムイットリウムなど

31鉱種あるレアメタルをまとめた言葉

17元素総称でもあります

そしてこのレアアースは別名「希土類」

とも呼ばれています

レアアースの希土類は「軽希土類」と

「重希土類」の2種類に分けられます

「軽希土類」は世界中に分布

かつ簡単採掘できるので安定供給

できる物質です。

一方重希土類は産出国が偏っており

また採掘する際にも環境汚染問題があり

しっかりした量を供給できる国は

1つしか有りませんでした。

このたった1つの国というのが中国です。

中国は当時世界使用されている97%の

レアアースを産出していました。

重希土類のレアアースアメリカ

オーストラリアにもかなりの埋蔵量が

有ることは分かっているんですが

環境汚染やその対策費などを考慮すると

採算がとれないので掘り出せず

結果長い間人命も環境保護

軽い中国独断場となっていたのです。

実際2007年の調査では

レアアースの国別生産量は

2位のインドの2700メトリックトンに対し

1位の中国は120000メトリックトンと

約44倍で圧倒的な差を見せつけています

かって中国最高指導者だった鄧小平

中東石油あり、中国レアアースあり」

と述べていましたが

かにそれはその通りで

産業界にとってレアアース

石油くらい重要ものだったのです。

9割以上のレアアース産出を担っていた中国

世界中の国が中国からの輸入に頼り

そして日本例外では有りませんでした。

それどころか中国が輸出する

レアアースの3割は日本か輸入している

というくらいの依存具合でした。

さて、そんな時に起こった輸出制限です。

レアアースがないと商品か作れません。

日本はとても困ってしまいました。

調子に乗った中国日本に対して

レアアースの値段をドンドンつり上げ

2011年には日本に対して

提示される重希土類の価格はなんと

平時の300倍ほどにまでになって

しまったそうです。

こんなに高いと

例えレアアースを購入出来たとしても

赤字破産してしまます

結果的には日本

レアアースを購入できなくなって

しまいました。

では日本はその時どうしたのでしょうか。

中国様、船員を逮捕してしまってごめんなさい!

これからレアアースを下さい!」と

降伏したのでしょうか。

勿論違います

例の尖閣諸島沖の事件

船員については結局

全員中国送還という結果となり

明らかに日本が屈したように見えましたが

産業界での結果は全く違っていました。

日本はまず

中国政策協定違反だと

アメリカ欧米諸国を巻き込んで

世界貿易機構WTO)に訴えました。

また、採掘していないだけで

レアアースは他にも産出国が有ります

そこで他の国にもっと産出してもらおうと

日本政府はオーストラリア

レアアースメーカーライナスに

2億5000万ドル出資しました。

更に「そもそもレアアース必要から

いけないんだ」と

思考を変えて研究を進め

2012年4月には日立

レアアース使用しない産業

モーターを開発しました。

この背景には、

レアアース中国依存危険かも

知れないと2007年からひっそりと

着手した様々な企業大学が参加する

元素戦略プロジェクト」が功を奏した

結果となりました。

そして2014年には「中国規制

WTO協定違反」という判決も引き出し

中国の輸出制限を解除させる事に

成功しました。

その結果

どうなったでしょうか。

中国にほぼ禁輸政策をとられている間に

中国に頼り切りだった日本中国への

レアアース依存度はドンドン減少し

2015年にはその半分

55パーセントまで低下しました。

レアアースがなくなってさぞかし困っているだろう

めしめ」

とおもっていたら勝手に自立されてしま

しかも輸出制限も強引に解除されてしまって

焦った中国は再び中国レアアースに振り向いて貰おうと

レアアース輸出割り当て制度撤廃しました。

この制度撤廃することによって

色んな企業が好きにレアアース

輸出出来るようになりました。

中国国内企業間の競争が始まれ

レアアースの値段も適度に下がり

質は逆に上がり

再び中国レアアース依存し始めるだろう

というのが当時の中国の考えだったようです。

しかし結果は全くの逆でした。

レアアースは掘れば見つかり

直ぐ売れると言うことで

中国国内では違法採掘が横行し

不当な価格競争が起こりました。

その結果中国レアアースますます

値段が下がり又質も落ちるようになりました。

中国が輸出制限を解除したこと日本へのレアアース

輸出は130%ほど増えましたが

中国利益は落ち続けています

中国レアアースは産出出来るもの

レアアースを使った製品を開発することは出来ません。

ですからあらゆる分野で

レアアースを使った部品などを

から購入する必要があります

結果的にはレアアースを輸出するよりも

そのレアアースを使った製品を購入する方が高くついてしま

レアアース関連については現在

赤字が続いているそうです。

そして中国はこの事態を打開するために

再びレアアースの輸出制限を考えているようです。

では、そんな中国政府の対応中国人は

どう思っているのでしょうか。

材料は入手できるけど、それを使うことが

できないって情けないよね』

『売れるから売る、それしか考えてないだろうなあ

日本アメリカにしてやられたって感じだよね』

日本にはレアアースを売りたくないよ』

中国レアアースを掘っている人

確実に病気になっているだろうなー。

周辺の自然も村も悲しいね

2022-03-24

日本ってどうして複数企業エコシステム作るの下手なんだろうな

アメリカでも企業間競争はあるが、複数企業エコシステムを作るのが得意だと認識している。

プレスリリースが出る前に、数社や数十社で連携していることがある。

オープン規格団体であっても最初アメリカ企業で閉じている。


どうやって音頭を取っているのか。

日本にいると各企業から代表が出てきて、それぞれの企業利益が最大になるように動き、結果、エコシステムは出来上がらない。

エコシステムには色んな工程があり、どの工程をどの会社が受け持つかという紳士協定的な物が作れない。

中国で一時期やっていたように上からこの企業の専門はコレといったように決められないと出来ないのか。


アメリカでも後出しジャンケンというか、他社を抜き出ようという企業はある

(AppleNVIDIAなどが近い)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん