2023-01-01

2022アニメランキング

私がそう判断した←コイツは4位です

1位 異世界おじさん

会話のテンポの良さが完璧すぎる。ちゃっとズレてるおじさんが、ツッコまれたりイジメられるのを基本とするギャグなので間こそが生命線。それを完全に映像化しきってる。セガネタをふんだんに盛り込みつつ、セガなんてダセー会社のことは詳しく知らなくてもそのセンスの異常さを楽しめるのもバランスが良い。

2位 ぼっち・ざ・ろっく

音楽ギャグクオリティ、全体的な気合の入り方が凄い。演奏シーンの状況と鳴らす音の噛み合いに納得感があり、作品のサビに当たるシーンでの没入感が高い。原作4コマであるためシーン間に無数の隙間が空いているのを丁寧に補完しており作り込まれている。

3位 チェンソーマン

しろ全体として異常にクオリティが高く、結果的に細かいミスにやたらケチをつけられてしまうという怪作。とにかく面白い原作に金とやる気を注ぎ込めば面白くなるという当たり前の事実がある。デンジクズさと純粋さが丁寧に描かれており原作空気感への理解度が高い。

4位 機動戦士ガンダム 水星魔女

ガンダムシリーズの得意分野である不穏さとシュールレアリスム舞台として学園モノを選ぶ判断が意外にも適切だった。企業間による政治的な小競り合いという最近ガンダムシリーズ流行りのテーマも組み入れており令和ガンダムとして非常に「らしさ」がある。大規模戦争ではなく小競り合いというのは実に現代風な戦争観であり、「既存ロボットアニメ戦争感の先を行く」というのはロボットアニメ界の重鎮として業界を引っ張る役割をしっかり担っている。

5位 リコリス・リコイル

最後はもうギャグアニメだったが、ギャグアニメとして面白かったのでギリギリこの順位キャラカワイイ・カッコ良くて役割がきっちり分けらていて、映像の細かい所まで作りが良くて、話が起承転結テンポよく進めていけば楽しんで見ていられるという原始的アニメ面白さがある。加点で稼げるだけ稼いでいれば減点を返済しきれるというのはエンタメならではある。

おまけ 期待はずれベスト4

1位 惑星のさみだれ

アクションもの作画駄目というのは凄まじい。日常シーンの作画問題があり深夜アニメ黎明期のようであり、連載当時にアニメ化されたらという設定で作っているのなら完成度の高い現代アートだ。全10巻を2クールなのでテンポは悪くないはずなのに絵の退屈さのせいでやたら遅く感じる。

2位 ポプテ2期(ヘルシェイク矢野とボブネミミッミ以外)

金や手間がかかっているが、いまいち面白くない。大張をコキ使って作画させた回なんて大梁の作画凄さで笑ってしまうが話は全然面白くなくて可愛そうになってくる。

3位 アークナイツ 

キャラ可愛い・格好いいだけで画面が退屈な時間が長すぎる。原作ステージ間会話の隙間を埋めきれていない。なに戦場のんびり話しとんねんというJRPGのような問題に直面していた。どう動かせばいいかハッキリしてるシーンはクオリティが高いので勿体なさが凄い。

4位 リコリス・リコイル

デカイ嘘をつくまでは良かったがそのあとが続かなすぎた。日本の町中でバンバン銃を撃つという絵面は強いインパクトがあり正解であり、問題オチのつけ方だけだったと思う。つーかまあラスボス戦の流れが雑いんだよな。小銃回避の仕方ヤケクソすぎるとかの問題もあるが。

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