はてなキーワード: 唐突とは
2013年4月26日、アーケードゲーム業界に突如現れた大型爆弾、それがけいおん!放課後リズムタイムである。
今時ケータイをいじれば無尽蔵にあるようなゲームが、アーケードに登場した。
アーケードに興味のない方、またTCAG業界に詳しくない方も居られるだろう。ここで軽く紹介しておく。
TCAGとは、トレーディングカードとアーケードゲームを合体させたジャンルである。
カードを集めて、手持ちのカードを使って何らかのゲームを行う。
分かりやすく説明すると、ソシャゲーに筐体がついて多様かつリアルタイム性のあるゲームがプレイできるものである。
TCAGと言っても戦略ゲームやスポーツゲーム、シューティングゲームにリズムゲームなど、カードを使ってどのようなゲームを行うかは多岐に渡る。
ソーシャルゲームとの大きな違いはプレイに対して課金が必須であること、そして独自のインタフェースや機能が自由に設計できることにある。
一般的にソーシャルゲームよりもグラフィック面で大きく有利であり、凝った演出や操作がウリの一つでもある。
また、大人向けの戦国大戦やベースボールヒーローズなども有名であるが、一方でアイカツ!やジャイロゼッター、ムシキングなど子供向けゲームが盛んなジャンルでもある。「カードが手に入る」というのが子供にウケるのだろう。
けいおん!放課後リズムタイムはリズムゲームを題材としている。
つまり、けいおん!の絵が描かれたカードと、けいおん!の楽曲を使って音ゲーをプレイするのだ。
なるほど楽しそうだ。きっとアイドルマスターのように名もないクラスメイトのカードがカスカードとして出てきて、初音ミクProject DIVAのようにキャラクターを使ったPVが見れるのだ。
そして「ちくしょう軽音部のメンバー揃わねぇじゃないかよ!……でもこの子かわいいな!」となるわけか。期待に胸が膨らむな。
……賢明な諸氏ならお気づきかと思うが、ここで取り上げているのだから上記のような真っ当なゲーム要素は一切存在しない。一切。
では、実際の様子を順を追って見ていくことにしよう。
まず君は筐体に1コインを投入する。
すると、あずにゃんのSDキャラクターがゲーム上の注意を喋ってくれる。
なぜあずにゃんがメインキャラクターなのかと言うと、ランキング一位のプレイヤーの推しメンだからである。
つまりこのゲームは筐体一位を取ると筐体のナビゲートキャラクターを変更できるのだ。
カードが排出される。このゲームには描きおろしカードは一切存在しない。最上級のミラクルレアでも既存絵である。
画面が変わる。軽音部の五人から使用キャラクタを選ぶ。ここでカードは必要無い。今後のプレイではナビゲート役があずにゃんから使用キャラクタに変わる。
次はカードスキャンだ。スキャンしたカードが画面に表示され、合計ポイントが計算される。
もし組み合わせが良ければコンボポイントが追加される。例えば、3枚とも同キャラのカードで揃えるとか。
カードの意味はここで終わる。単にポイントとしての役割しかない。
ゲーム中に選んだカードによってスキルが発動するだとか、服装がチェンジするだとか、そういった機能は一切無い。
カード特有の要素は何もないのだ。ただ唯一、スキャン時にカードの画像が表示されるのみ。
次は曲の選択だ。2013年に出たゲームなのに、アニメ一期の曲しか無い。一応キャラソンも入ってはいるが。
ゲームを進めると追加される、と思ったら甘い。
このゲームは本当に一期の曲だけしか無いし、そもそもユーザー登録は無い。
曲のロード画面が映る。黒背景に白字で「ロードしています…」と表示される。他には何も無い。文字のスクロールすら無い。こんな殺風景なロード画面見たことない。せめてキャラクターの画像でも貼ってくれればいいのに。
ゲームが始まる。円形のライン上を赤・青・緑のアイコンが滑り落ちてくる。
同じラインで現れるのでボタン配置が分かりづらいが、1プレイもすれば慣れる。
最高難易度でもさして難しくない。長押しや同時押しが存在しないので、ゲームとしてはただ単調である。
だんだんと背景を見る余裕が出てくる。
……一枚絵だ。一枚絵がゆっくりと拡大されて、縮小して、また別の所が拡大する。
なんだこれは。3Dでダンスしたり、せめて、アニメ映像が流れたりはしないのだろうか。
百歩譲っても、スライドショーにはならなかったのか。同じ一枚絵が、ずっと、ずーっと表示されている。当然、この背景も既存絵だ。
ちなみにこの筐体はブラウン管であり今時のゲームとしては解像度が異様に低い。
というのも数年前のゲームである「めちゃモテ委員長」のゲーム筐体を流用しているためだ。
しかしめちゃモテ委員長は着せ替えができて3Dでダンスしたし、メモリーカードを利用したユーザー登録もできたのだが……。
「50コンボ!」唐突に言われて初めて気づく。このゲーム、コンボ表示が無い。
50コンボごとに声と表示で知らせてくれるが、リアルタイムのコンボ数は一切表示されていない。
選んだキャラクターがプレイ中に関係するのはこのコンボ音声だけである。
そういえば、合格ラインも無い。何点以上とか、何割以上とか、そういった基準が全くない。
かろうじてスコアは表示されている。しかし比較対象が無い状況で数字だけ見せられてどうしろというのだろう。もちろん、曲のハイスコアは表示されていない。
現れるアイコンに合わせて黙々とボタンを押す。背景も見飽きた。
…………ゲームが長い。一番が終わったかと思ったら間奏に入って二番が始まってしまった。
約4分、延々と代わり映えしない背景を見ながら、3ボタン単押ししかない音ゲーをやり続けることになる。
そもそも体力ゲージが無いのでどんなヘタクソなプレイをしてもゲームオーバーにもならない。
ハッキリ言ってTVサイズでも飽きる。それを4分。地獄である。
ようやく曲が終わる。ロード画面だ。「ポイント集計中」の表示が黒背景に踊る。いや、踊らない。ただ無機質に表示される。
ポイントは三種類の評価が下る。カード点、ゲーム点、コンボ点である。これを合算して最終スコアとなる。
「良いカード」を使って「ノーツが多い曲」で「フルコンボ」を出すことが稼ぎプレイの必須条件だ。
これはセーブがないのもあるが、「高スコアを取ってもどこにも発表されない」という意味でもある。
では得たスコアはどうなるのかというと、「使用キャラクターに」加算される。
これは軽音部五人の投票数ランキングであり、決してプレイヤーのスコアではない。
このランキングで一位のキャラクターが筐体のナビゲート役になるわけだ。
もちろん投票数は合算スコアなので、一位を追い抜くためには相当数のプレイが必要になる。
君が継続プレイするモチベーションは「自分の嫁をナビキャラにする」の一点のみ。
もしカードがほしいだけならばカードだけ買うモードがあるのでそちらで延々買われるのが良いだろう。
ただし、全て既存絵だが。
そしてプレイする動機となるランキングはスコアで決まるため、本当に必要なカードは「ポイントの高い上位3枚」に絞られる。
より高位のカードを手に入れた瞬間、これまでのカードは完全に単なる下位互換にしかならない。
さて、ようやくプレイを終えた君は立ち上がって横を見る。
アイカツの筐体と、そこで楽しそうにプレイする幼女が見えるだろう。
ここは大型ショッピングモールの子供向けゲームコーナーである。
このゲームはなぜか女児向けにデザインされており、多くの場合は他の子供向けアーケードゲームと横並びで設置されているのだ。
アイカツではスキャンしたカードと同じ衣装を着た3Dのキャラクターが画面内を所狭しと踊っている。
ジャイロゼッターは高らかに明滅しながら筐体が変形し、ロボット操縦レバーがせり出している。
携帯つながらないと思って打ちまくったら連投してました。すみません。
一通りはやってるよ。
唐突に出るものだから状況把握をチームで共有したいとなったときに
バグフィックスを実際に行うチームは、
言ってんじゃねー
唐突だけど以前読んだ本で、「宇宙の果てまで―すばる大望遠鏡プロジェクト20年の軌跡」というのがあったので紹介する。
http://anond.hatelabo.jp/20130506111132
書いたのは、ハワイのすばる望遠鏡設立に向けて尽力した小平 桂一という方で、
話はほぼご自身の経験に基づいた軌跡なんだが、
研究者としての彼の姿よりも研究者のために働くマネージャーとしての姿がとても印象的だった。
例えば、すばる望遠鏡の設立が三十年越しにようやく決まった中で、
ハワイへ数ヶ月から数年単位で海外赴任することになるであろう職員の海外赴任手当が大きな問題になった。
なぜなら、今まで海外にある国立の設備といえば、第二次世界大戦の慰霊碑ぐらいしか前例がなかったのだから。
国立機関の研究者が常勤で海外に暮らすということに限って言えば、前代未聞だった。
既存の枠組みでは"出張"程度しかなかった海外赴任の手当をもっと増やせないかと関係省庁を巡るなかで
彼は、少なからず「研究者は研究をしたいからそこへ行くんでしょう。手当等増やさなくてもいいんじゃないですか?」という声を聞いたらしい。
このままでは「すばる望遠鏡」という箱はできても中に人がやってこなくなってしまう。
職員に職務命令で従わせることもできるが、志気が上がらない研究でなんの成果があがるんだ(この辺うろ覚えでごめんなさい)。
そういう危機感をもって活動した結果、待遇は改善されたという話だった。
研究者は世捨て人じゃない。市井の働く人たちは皆仕事とプライベートの二者択一を選ばなくて、研究者がそれを当然だと思うのはおかしいよ。
足りない部分をかける時間で補うような研究もあるとは思いますが、なんていうか大半が、環境が許せばそうはならないんじゃないかと私は思います。
ピペドの体験談など特に...すごく無責任に聞こえると思いますが、元増田は常勤職ということでそれなりのポストを得ていると思います。
ご自身が今に納得しなかったなら、せめて次のひとたちのために、活動できるようになれる立場を目指されてはどうでしょうか。
長文にて失礼致しました。
都合のいい日に渡すから予定を教えてと言った。
次の日『今から会える?』と連絡がきた。
意気揚々と出掛けた。
『今から』っていうのもずいぶん唐突だなって、ちょっと思ったが.....
(まぁ元々自己チューな子だったわけだけどもw)
待ち合わせ場所で会った。
開口一番『お誕生日おめでとう!』と言ってプレゼントを渡そうとした。
..................
あれ?『うん。』で終わり?
『ありがとう!』とか『嬉しい!』とかないの?
拍子抜けした。
途中で僕のあげたプレゼントが重たそうだったので持ってあげた。
さて、一通り語ってスッキリしたのか、彼女が『じゃあそろそろ.....』と言って帰ろうとした。
僕は持ってあげていたプレゼントの中身を彼女に見せて説明した。
でも結局、彼女はそのまま僕のプレゼントを受け取って、特に礼などもなく帰っていった。
この女の頭の中って一体どうなってんの?w
俺達はその街唯一のストリップに入った。昔は観光客で繁栄していた温泉街だが今は見る影も無く寂れていたのでストリップも相応だろうと思っていたが、割ときちんとした照明とステージがあり、未だ現役感が伺えた。
客電が落ちてステージが照らされると踊り子さんが登場。思ったよりも若い。まあおばさんが出てくるだろうと予想していたのでそれに比べれば若いというレベルであり、皆さんが期待されるようなモンでもないのですが。それでも踊り子さんは非常に練習されたダンスを俺達に披露して、俺達を焦らすように服を一枚一枚脱いでいく。パンイチになってからはもう焦らす焦らす。例えるならばunderworldのBorn Slippyイントロみたいな感じ。パンティーに指を掛けた瞬間にBorn Slippyのアレが脳内で再生されて俺達フロアのオーディエンスは大爆発。とっても楽しい時間でした。
前アクトの興奮が冷めやらぬまま次のDJが登場。
しかもただのストリップじゃないんだぜ??ローション塗ったディルドーをババアの陰部に挿入するというアクティビティー(キチガイ沙汰)付なんだぜ??
もちろん、最前列のオーディエンスであるところの俺もディルドーの挿入を要求された。眼前に広がるM字開脚したババアの姿。垂れた乳、皺だらけの腹、黒ずんだまたぐら。反射的に視線を逸らす。視神経が壊れると脳が判断したのだ。隣に居る同僚の「オマエがやらなきゃ、終わらないんだぞ」という言葉に押されて目を閉じて挿入したんだ。そしたらババアの奴、「アーン、アーン、この婆さん殺しー」とか言いながら喘ぎやがるんですよ。許されるならば殺したかった。そして俺も死にたかった。
そして次は隣に居た同僚の順番が回ってきた。同僚も目を背けながら歯を食いしばって挿入してたらババアが「アーン、エヴァンゲリオン発進!!」とか言いやがるんですよ。唐突にサブカルチャーな単語が出てきて脳内が処理出来ずにパニクった。おれのMAGIシステムはこのババアが出てきたときからずっとパターン青なんですが。多分パチンコの影響だと思うんだけど俺は、あぁ、残酷な天使ってこのババアの事なんだなと思った。
俺達は数千円と引き換えに一生の傷を負った。
もしかしたらこれくらい「ふつう」で気にする方が悪いおかしいのかもしれない
一週間後十日後にはまあそんなことあったねくらいになってると思うけど
今思い出し怒りがうっとうしいので書く(長いよ)
・『このA社は何で辞めたのですか?』
「閉業になったので」
『営業?営業が嫌だから辞めたのですか?』
聞き間違いはあり得るけどその聞き間違いから「あんたは嫌になったから辞めたんだ」って「言う」か?
つまり私は「営業が嫌という理由で会社を辞める人間」と見られたのですね
「? 父は亡くなりましたが…」
『え?』
「父は亡くなりました」
以前社保付きのアルバイトに就いた時には、面接時に社保加入と引いた金額の支給になることを言われ、
細々数点 これはこっちのいちゃもんに近いのもある
・シフトの時間、最初の電話で尋ねたとき『朝からと昼ごろからと3パターン』としか言われなかったので
昼(12時)より少し前くらいの時間で希望勤務時間を書いて行ったら
『この時間では入れないですね』
最後質問で聞いたら『朝は○時くらい、昼は×時か(×+1)時か(×-1)時ですね』
最初にそれ言ってくれればそう書きましたが?
・『いくら稼ぎたいですか?』
金額で言えというので「(一桁)万円以上は…」と答えたら
それは心の中で言えよw
以前違うバイトの面接での同質問に「10万円は欲しいです」と言ったときに
「それはうちでは難しいですね」と言われたことがあったので少なめに答えたらこれか
・自宅住所は○町、最寄駅名は×町なのだが、『×町にも店があったと思うけどなあ』『国道○号線の近くに』と何度も
国道はわからないので「△通りの辺りですか?」「◆通りの辺ですか?」と聞くも
逆に相手はその通りがわからないみたいで話が通じない
家に帰って調べたら「東×町」で、自宅から単純距離でこの店と同じくらい、交通費は東×店の方がかかる
東×町は郊外になるので、中心街がメイン圏内の自分はめったに行かないからまったく知らなかった
あと私の家は○町だっちゅうの
その他にも、それをいちいち口に出すのか?相手に言うのか?というのがすごく多い
採用するためじゃなくて不採用にするために質問されたように感じたわ(こういうの何気にわかるよね…)
そもそも多分一番最初に、交通費について言われた時点、必要な時点で不採用っぽかった
(しかしそれもこっちが交通費は出るのか聞いて初めて「出ない」と答えたわけだが)
細かなことまで突っ込んで聞いてくることは他の面接でもままあれど、こんなに不愉快な面接は初めてだった
その場で不採用決まったみたいで履歴書その場で返してくれたのはよかったです
つかもうその場で言えよと思ったけど
2ちゃん見てもいい噂はない店だけど、スタッフさんはいい感じだし似たような仕事してたことあるから応募してみたが
愚痴ぐちごめんね!
ネタバレあり。
文庫版の解説は読んでしまったけど、それ以外の情報で自分の読後感が上書きされる前に書いておく。
すっげー頭悪い書き方だけどメモ代わりに。
完全に記憶だより。
時代は911後。現代よりもちょっと技術が進歩して、個人のID認証とかについて厳しくなった時代。どこにいて何をしてるかが特定されるような。それによって犯罪の抑止にもつながったりしてた。
アメリカは911以前は暗殺のデメリット考えたら戦争をしたほうがまだマシって考えだったけど、911以後はそうではなくなって暗殺もするようになった。
発展途上国とかで虐殺が起こる背景にジョン・ポールという人間がいるから殺せと言われていろんなとこに行くけど、ことごとくもぬけの殻。
IDでも移動の記録がなかったりして、もしかして実在しないのか?とか考えたりしてた。
でも実在してた。
余談だけど主人公は愛人に自分のトラウマ(母親の延命治療を自分の意思でやめたこと)を話したりして打ち解けてたさなかだったから、自分が軍人だとバレたのがショックだった。
ネタばらしをきく。
虐殺を起こさせる方法は、ことばを使ってサブリミナル効果的な感じで人間の脳のどっかにある虐殺の文脈を活性化させるというものだった。
戦争の背景には必ずことばの文法のような「戦争の文法」があると。それを引き起こすトリガをことばによって引いていただけだった。
でもどうしてそれを使って虐殺してるのかはまだわからなかった。
そんでその場ではジョン・ポールに逃げられるが、また別の暗殺作戦で追い詰める。
そこでなぜ虐殺を起こすようなことをしていたかということをきく。
ジョン・ポールいわく、大切な人を守るためだと。
つまり、911のときのような先進国へのテロを起こさせないように、自国内だけで虐殺をさせてガス抜きをさせているようなものだということらしい。
その場にいた(主人公が愛し始めていた)ジョンの愛人がジョン・ポールを殺さないでと言ったので、殺さないと言った直後、主人公の同僚に愛人が撃たれて死ぬ。
主人公はジョンだけ連れて逃げるが、軍の合流地点でジョンが軍に殺される。
ジョンとアメリカの上層部とつながりがあったから、それを隠蔽するために。(だからうまいこと逃げおおせていた)
何度も失敗しているように見せかけていたのは、アメリカ政府内の内通者をあぶり出すためだった。
ラスト。主人公は軍をやめて引きこもっていたが、ジョンと最後逃げるときに渡されたメモにあったURLに虐殺の文法エディタがあったから、それを使ってアメリカを内乱状態にしてしまいましたとさ。
虐殺の文法というツールの部分があんまり描かれていなかったかなーという印象。
あと、ラストで主人公がアメリカを内乱においやったのも、なんとなくヤケクソだったのかなとか仕返しみたいなもんだったのかなとは思ったけどなんとなく読み取れず。
主人公が自分の意思で何かをやるということが大事だったんだろうか。
個人的には、あとがきにあった、小松左京のコメントがまさに自分と同じで驚いた(虐殺の文法があんまり書かれてない、最後が唐突、みたいな)。
自分の意思で選ぶことの大事さとか大変さとか責任とかそういったものと、普段目を背けているだけで世界には内戦とかがあるということ。
あとはあまりにも陳腐になるけど、大切なものを守るために虐殺をするという思想の是非。
伊藤計劃の思想とかが詰め込まれてて、読むのにすごく体力が必要だった。
ハーモニーも並行して読んでるけど、脳の中で~って話は似てるなーと思ったり。
伊藤計劃を満遍なく楽しめるくらいの知識がないことがとても残念だった。
この前「大学受験でTOEFL義務化!」とか言ってたのが立ち消えたかと思ったら、またなんかホッテントリにニュースが入ってたよ。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20130404-00000471-fnn-pol
このへんと合わせて読むとたいへん興味深いよねーー
http://d.hatena.ne.jp/gorotaku/20130404/1365066300
TOEFLを「義務化」から「活用」までトーンダウンしたけど、ここまでほぼ脈絡もなく、根拠もなく(2つ目のリンク参照)、唐突にTOEFLゴリ押されるとなんかこう、裏を考えたくなっちゃうよね。 自分だけかなーー
これってさ、大学の受験、卒業要件にTOEFLを導入するとかいってるけど、単純に受験料だけ見ても、日本の大学生が2011年で257万人(もーめんどくさいから240万人にするね)、受験料がだいたい2万円とすると、全員が受験、卒業と2回の受験でパスする(そんなことはありえないけれども)としたら、
240万人÷4×2万円×2=約240億円
って計算合ってる? 桁、これで合ってる?って、ど文系の自分がパニックに陥るレベルのお金がアメリカのNPOに入るわけだ。なんてこったい。実際には何度もうける人がいるから、これの数倍にはなる。
センター試験の予算が100億円くらいだそうなので、まあ軽くその規模を上回るわけですね。
これだけでもアメリカの外圧を邪推するのに十分だとは思うんだけど、この自民党のTOEFLゴリ押しはやっぱりTPPとの関連で考えるべきだと思う。スピーキングスピーキング言ってるけど、コミュニケーション能力をはかる試験は他にもあるでしょう、と。IELTSとかさー ていうか英検だってスピーキングあるじゃん? そもそも100億円以上もかけるんなら、自前で英語の試験つくれるでしょーよ、と。
じゃあなんでTOEFLなのか。それは、これがアメリカの試験だからだよね。つまり、アメリカの基準で英語能力をはかります、と。
歴史的に考えてみても、新しい共同体(国民国家とか、国家間の共同体とか)作るときには、まず「言語」を統一するっていうのが基本なんだよね。近代だけで考えても、まずフランス革命後に「近代フランス語」をつくる努力が行われているし(ドイツもグリム兄弟ががんばったよねー)、あるいは最近で言えばEUが創設されるときもこれが大きな問題だったわけだ。何語を共通語にする?と。で、結局、全部を共通語にすることにしたんだけど、そうすると、それぞれの言語の習得っぷりにも共通の基準が必要になる。A国でB国人が働くとき、A国語がこれくらいできなきゃいけませんよーっていう基準と、B国でA国人が働くとき、B国語がこれくらいできなきゃいけませんよーっていう基準が違ったら困るわけね。これが許されたら、ある種の障壁をそれぞれの国が作ることが可能になっちゃって、地域共同体つくった意味がないからね。で、それぞれの国でバラバラだった、その国の言葉を外国語として学ぶ時の基準とかシステムとかが共通化されていったんですね。たとえば「ヨーロッパ言語共通参照枠」とかでググると出てくるよ(わかりにくい訳語ですよねーー)
さて、まあそんなことを思い出してみると、アメリカが日本政府に「TOEFL導入しろ」って圧力かけているっていう仮説も、まあ、アメリカを中心とした地域あるいは経済共同体を作りたいからだと考えれば、ありそうな話だと思うのです。EUは一応他言語主義をベースにしているから、マイノリティの言語にも生き残る道はあるけれど、TPPって要するにアメリカ中心の経済圏をつくる構想だよね?(建前は違うかもしれないけど) そしたら「アメリカの英語」を共通語にっていう圧力かけられてもおかしくない。アメリカの英語の試験の影響力が強まるということは、アメリカの英語の影響力が強まるということでもあり、その影響力の強さはまたアメリカの地政学的な影響力の強さと裏表の関係にある。(そもそも英語が世界共通語になったのは、大英帝国の覇権→アメリカの経済/軍事大国化の影響だよね。まあ、それだけではないにしても)
ちょっと強い言い方をすれば、これはある種の「侵略」だ。この言い方が強すぎるとしたら、言い換えよう、「これからやってくる侵略の地ならしだ」と。
英語って「アメリカの英語」だけじゃないんだよねー イギリスも、カナダも、オーストラリアも、インドも、フィリピンも、公用語としている国だけでもいろいろあるしさ、そもそも、もはや「世界共通語」になっていて、非ネイティブが英語を話すことのほうが多い勢いだ。「ネットの共通語」でもあるしね。グロービッシュという造語もできたくらい。ほら、あれだ、古代アジアにおける「漢語」みたいな?
そんななかで「アメリカの英語試験」であるTOEFLを自民党が(たいした根拠もなく)ゴリ押すとしたら、やっぱりそれはアメリカに対する「外交的配慮」だと思うんだよね。
それでいいんすかね。
日本人が使うんだから、日本の基準で英語の試験作ればいいんですよ。その試験の有用性が低いんなら、それを改良していけばいい。「日本人が話して伝わる英語」は必ずしも「アメリカの英語」とは限らない。
これって、本来の保守層からしたら、立派な「売国」だと思うんですけど。てか、日本語守れや。むしろTPPの共通語に日本語入れるくらいの強気の交渉姿勢でお願い致します。(弱小言語は放っておくと死滅するのもまた歴史が証明しているわけで)
どうしてもゲームの仕様上、人数が8名を超えるとどんなに全員と仲良しでも引っ越したいと言われてしまいます。うちの村でも、定期的に住民が毎日代わる代わる引っ越しを申し出てくる時期があって、それを引き止めまくっていると一週間くらいは誰からも言われなくなり、それが過ぎるとまた引っ越しの申し出という繰り返しがずっと続いています。
「村に刺激がない、誰か来たらいいのに」は、一度も村にリアルのプレイヤーを招いた経験がないと定期的に言うみたいです。うちの住民もよく言いますよw
実は写真をくれるタイミングも結構ランダム要素が強いようで、発売日から毎日話し掛けてる古参住人4名のうち2名からはまだ(仲良くなったのを理由には)写真もらえてないです。
一方で引っ越して来て一ヶ月も経ってない住民から唐突にもらって「なんで?」とびっくりしたことも。マメに毎日プレゼントつきの手紙を送っていた頃はよく写真をもらえていたので、もしかするとこれが理由かもしれない。
今日急に、彼女に「好きかどうかわからないので、距離を置きたい。」と泣きながら言われた。
付き合って1年弱、楽しくやってたと思ってたけどそうじゃなかったみたい。
って聞くと、
って返ってきた。
急すぎてショックを受けたのもあったし、本当についさっきまで彼女からのシグナルに全く気付けて無かったのか?と思うとなんだか不甲斐ない気持ちにもなった。
話してくれた内容をまとめると、
僕があまり彼女に連絡をしないので、私は必要じゃないのかな?と思い、そのうち本当に好きなのかわからなくなった。
友達に相談したら、好きかどうかもわからないのに付き合っているのは相手にも悪いから、分かるまで距離を置いた方が良いと言われた。
彼女自身もモヤモヤしたまま付き合うのは嫌だし、距離を置いて好きかどうかちゃんと考えたい。
ということらしい。
お互い制作業で、1,2,3月は特に繁忙期だと知っていたから、いらぬ気遣いをしないようにと連絡を控えていたんだけど、控えた事自体がいらぬ気遣いだったようで、彼女に悪い事したな・・・と今は反省してる。
もっと話し合いをすればよかったなと。
話をすべて聞いた上で、そこまで考えさせた事に謝って、付き合ったときからずっと好きだし、今も気持ちは変わってないって伝えたけど、彼女の気持ちは変わらなかった。
僕が彼女のことを好きって気持ちは今も変わってないし
別れたい。と言われれば別だけど、距離を置きたい。と言われたので彼女の中で答えが出るまで待ってみようと思う。
望みは薄そうだけどw
不甲斐ないやら、悲しいやらでなんだか心にぽっかり穴が開いちゃって、このまま心が落ち着くまでじっとしておこうと思ったけど、
彼女に対して、なんなんだよ!って。ホワイトデーのチョコがお別れのチョコになってしまったじゃないか!ってよくわからない行き場を無くした憤りみたいなものもあって、増田に書いた。
ニコニコ動画のランキングで上位にあった、メッシのゴールシーンを見ようと再生ボタンを押したら、コメントが一斉に右に詰まり、暫くしてブルーバック画面に切り替わった。所有するデスクトップは、僕の人生と同様に低スペでavastが何かしていたり、重いニコニコの動画を見てたりすると、たまに唐突とブルーバック画面になる。別にたいして驚きもせずに電源長押で消して再び押すとXPの画面になって何やら「CHKDSK is verifying file data (stage 1 of 3) 」とOSがファイルを確認しだした。これがまた、よく止まるので、再び電源落として付けてを繰り返し、やっとのことで起動してくれた。まあ良かったと思い、chromeを立ち上げると再び「バン!」っと音がするかのごとく冷酷な「A problem has been detected~ 」のブルーバックスクリーンになった。今までここまでぶっ壊れることはなかった。
「こ・・ここまでひどい事態になることはなかった…」と、
PCと共有した過去の思い出が走馬灯のように出るのかと思ったがたいして何も出て来なかった。もっと真剣によくよく考えるともう8年もXP並びにPCは頑張ってくれていた。筐体表面もPC内部も暖房みたいに熱くなるし正直もう春だし寒さ対策としても十分よくやってくれた。いままで本当によく働いてくれたと思う。しかも来年の4月でXPはサポート終了なので、丁度いい機会だし、ここはこれまでの活躍を感謝しつつも新しくそれなりのものを仕入れようと決意し街にくりだした。まず本屋に入りPC関連の雑誌をざっと眺めると4割ぐらいは、2000円もする雑誌で残りも1000円ぐらいする高めの雑誌が置いてあった。高齢者向けに高くしてあるのか知らないが、2000円の雑誌に囲まれると1000円もする雑誌が何故か安く感じられた。休憩がてらに喫茶店で読むのも悪くないと思い、すぐにゴミになる1000円もする無駄な雑誌を買ってしまった。さっそく近くの初めて入る喫茶店で妙に甘ったるいアイスコーヒーと店内のたばこ臭さにイラッとしながら購入したての大して見るところもない無断に高い雑誌を取り出し熟読すると、SSDとかでも自作で3万ぐらいで十分組めると書いてあった。なので3万で購入することを目標にいざ電気屋へ行き交渉してみることにしたのだった。電気屋の中には中古PC屋のテナントが入っていたので、足るを知る僕としては軽やかな足取りで割りと狭い中古PCテナント内部をぐるりと一周し暫く眺めた後に、定員さんを捕まえて前述したブルーバックスクリーンになった経緯などを踏まえて談話をする。すると店員さん曰く、目標としていたSSDは寿命が3年から4年とのことで5年は持つといわれているHDDよりは使用期間が短いと言われた。そして常に僕の視界に入って気になっていたのが、この中古PC屋の中で一番安い富士通のPCだった。Core2Dueにwindows7が装備してあるメモリ1GBの代物で、色々と質問をくりだし結果、筐体が小さくてかわいいのし一番安いので購入することにした。定員さんにお願いして、メモリ1GBを追加で載せてもらって、さらに1TBの外付けも買った。今は外付け1TBが7000円で買えることに驚愕した。もろもろ合わせても全部で2万後半で済んだ。とても安くかったので前から欲しかったLogicoolのイリュミネーションキーボードとかもついでに買って帰ってきた。接続するとさくさく動いてメッシがゴールをする動画を見ても大丈夫だし、なんなら調子に乗って動画を4つぐらい開いてもクラッシュしない仕様だっだ。ゴミからゴミに変えたと思う人もいるかもしれないがゲームなどしないので、僕にはこれで十分過ぎるスペックだった。とても満足する買い物ができたと思う。
買い換えた布団はニトリの安いセット。ここで寝ると腰が痛くなった。
「腰が痛くなるからいいマットレスを買ってほしい、もし買う気がないのなら私がお金を出して買うから」
というと彼は嫌そうな顔をした。別に俺は困っていないし、女にそういうものを買われるのは嫌だからと。
私はその頃仕事の〆切に追われていて、その合間をぬって彼氏に会いに行っていたけれど、
遊びに行ってもきちんと休めなくて仕事に支障が出るくらいなら、
会いに行かなくていいやと思っている自分もいた事は事実だけど。
そうしたら今度は彼が「何で会いにこないのか」と詰め寄ってきた。
仕事が忙しいからということと、正直にあの布団で寝ると腰が痛くなるから
余り仕事が忙しい間は遊びに行きたくない、遊びに行っても泊まりたくはない、ということを話したけれど
結局返ってきたのは「俺と仕事のどっちが大切なんだ」という質問だった。
この台詞で私の中で何かが切れた。
「私と仕事どっちが大切なの」と詰め寄られたら
「そんなことを言わせてごめんね」と返すべきだと頭ではわかっていたけれど、そんなことできなかった。
今まで我慢できていた色々なことがどばっと溢れだして、
怒涛の〆切地獄が落ち着いたその日に電話をかけてお別れをして、今は幸せに暮らしている。
「彼氏」から「元彼氏」となった人は、今はストーカーをし続けている。
あの時布団が変わらなかったら、わたしは今どうなっていたのだろうと、少し思う。
町を歩いていて、ふと、窓ガラスに自分が映るのを見る。ああ、自分はキレイだなって思う。ものすごい美人ていうわけじゃない。でも私は自分の容姿を気に入ってるし、多くの他人にもそれなりに見えるっていうことも分かる。
その瞬間にいろいろなことを思い出す。
昔は自分の姿を見るのが、とても嫌だった。町中で唐突に鏡に出くわすと、ぎょっとして心臓が止まるかと思うほどだった。自分は家庭でも学校でもいつも醜い子供だった。少なくとも自分を醜いと思って生きていた。思春期になるころには、学校の男子にありとあらゆる方法で容姿をけなされた。母親は、顔の整形手術を進めてきた。少しずつ自分の身体が女らしくなってきたとき、それを私は嫌悪した。できるかぎり身体の線の出ない服、ダボダボな男の子みたいな服を選び、髪も五分刈りにしていた。女として見られるのが嫌だった。女じゃなくなれば、醜くても、そんなに傷つけられることはないから。きっと。好きな人ができると、こう思った。自分のことを見ないで欲しい、こんなに醜くて汚らしい自分を見ないで欲しい、モンスターみたいな私の存在をしらないままでいてほしい。少しでも人を不快にさせないように、いつも微笑んでいるようにした。微笑はそのうち能面みたいに顔に張り付くようになった。自分がもう少しでも美しければ、こんなに苦しまなくてもすむのに、と思った。願いはいつもひとつ、「美しくなること」だった。
高校を出て大学に入り、それまでの人間関係から解放されて少し楽になった。眼鏡もコンタクトにすることが多くなった。髪もすこしのびた。大学に入って知り合ったリア充男子が、ふと言った。「眼鏡外すと可愛くなるとか、少女漫画みたいなことってあるんだな」…ぽかんとした。意味が分からなかった。でも、その後実際に自分の人生は大きく変わった。だんだん女の子らしい服を着るようになった。どこへ行ってもちやほやされるようになった。家に帰ると母親は、女らしくなった私を見て馬鹿にしたみたいに鼻をならしたけれど。そして、彼氏ができた。それも死ぬほどイケメンで頭が良くて面白くて優しいとかいう、パーフェクトな彼氏だった。そして数年後プロポーズされた。
ここまでだったら本当に少女漫画みたいだ。醜いアヒルの子は美しい白鳥になって、王子様に求婚されて幸せな人生を送りました、というような。だけど、自分はその結婚を断った。理由なんて特に無い。強いて言うなら、結婚して仕事辞めて地方に行くなんてまっぴらゴメンだった、というくらい。彼氏は卑屈だった私の人生を変えてくれたのに、誰よりも大事だとか思っていたのに、結局そんな風に思う自分のエゴに失望した。結局自分は愛される価値も愛する能力もない欠陥人間なんだって思い知った。
それから数年。私はあいかわらず仕事をがんばっている。友達にも恵まれている。でも、あれ以来本当に好きになった人はいない。もう恋もしないし、性欲すらなくなってきた。婚活もする気にならない。いつもどこかに、自分は誰かと一生添い遂げる資格のない人間なんだっていう意識がある。自分には無理だって思う。そしてものすごく寂しくなる。それは、「いつかヒーローがやってきて、大冒険の末に私をこの世界から救い出してくれる」っていう妄想というか信仰というか、そういうものが打ち砕かれたからだ。一瞬そういう夢をみてしまっただけに、その失望感は大きい。人間には希望が必要なのだ。
美しくなることは、結局なにも解決しない。自分の性格を変えることもできず、王子様に助けてもらう気にもなれないのであれば。だけれど、今日鏡に映る自分の顔は、もうイグアナみたいに醜いモンスターじゃない。それだけでも自分は十分幸せになったのだと思う。
とある書店でGJ部全巻(当時)が平置きされた棚に「ラノベに不要なもの、それはストーリーでした」なる手書きPOPが垂れ下がっていたのを見かけたのはもう何年も前のことで、この世にはそんなふうにまだアニメにすらなっていないガガガの売れもしない怪作のために棚の上段を使い潰す書店というものが存在する。近年では「書店員が本当に売りたかった本」なんて惹句がなにかqualifiedとconscientiousの合成語のようにして使われているけれど、いくら書店員が書物に通じているとはいえ現実問題としてかれらの大部分は時給で贖われる単純労働者であり、その無資格の書店員にキュレーターとしての資質まで期待する人間のほうがそもそも恥知らずなのであって、現実の書店員はガガガ文庫で、それもガガガ文庫のなかでも売れてないほうの作品で棚を使い潰しもすれば、そこに面白くもない手書きPOPを貼り散らして俺の心の甘皮をささくれさせもする。そんなに手書きPOPが嫌ならAmazonで買えばいいじゃない、という意見は確かに正論ではあるのだろうけれども、どうなんだろう、それはあくまで消費者側に向けた意見であるはずで、それを書店員たちが「人間がいなくちゃ本屋じゃないですから」なんて言いながら「書店員の顔が見える本屋」を構築し始めるのはどこか歪んでいるというか、個人的にはそういう手書き看板みたいのはラーメン屋に任せておけばいいと思う。話が逸れた。
GJ部原作の1巻が刊行されたときのキャッチコピーは「史上初、四コマ小説!」といったものだったと記憶している。GJ部の原作小説というのはひとつ数頁の独立した掌編が何の脈絡もなくただ三十も四十も寄せ集まって一冊の本になっており、ストーリーに類するものはまったく排除されていて、なるほど「四コマ小説」とは上手いことを言ったものだと思う。主人公的ポジションのキョロ君は「GJ部の部室の前を通りがかったところ突然袋詰めにされ拉致されて強制的に入部させられた」ことが節々でほのめかされるが、その具体的な様子については一向に語られる様子がないし、こないだアニメにも出てきた緑髪の後輩にしてもアニメ6話の時点では影も形もなかったのが7話の冒頭では既に部の一員になっていて、彼女もまた袋詰めで拉致されたということだがやはりその場面なり様子なりが具体的に描写されることはない。GJ部は万事その調子で、はじめは戸惑ったものの、やがて「これは実はよく考えられたシステムなのかもしれない」と思うようになった。
GJ部が面白いか、と問われれば首を傾げざるを得ない。すくなくとも原作には心動かされるようなものはなにもないし、作者の新木伸ならではの詩情や美意識といったものも感ぜられない。たとえばGJ部には紫音さんという紫髪の先輩がいて、彼女は完全記憶力を持つチェスの天才で喋りも衒学的という設定だが、その「衒学的な喋り」がなんというか、よくある「頭の悪い中学生が一生懸命考えた頭のいいキャラの喋り」という例のアレそのものであり、結果として紫音さんの喋りというのは口を開けばテレビやネットの受け売りを垂れ流す残念な女性のそれのようで、見ているとどうしても生暖かい失笑を浮かべてしまう。ポテチの重量の何十%は油だが油は美味しいからね、味覚というものは人間が常に飢餓にさいなまれていた頃から進歩していないものなんだよ、とかなんとか。作家の仕事というものはこんな愚にもつかないトリビアを並べて枚数を稼ぐことではないはずだ、と柄にもなく文学論をぶちたくなりもするというものだが、たとえばこれを杉井光に書かせればこうなる。
「ここで一晩膝抱いてればお父さんの気持ちがわかるとか、そんな馬鹿なことでも言い出すつもり?」
けれど探偵はそれには答えなかった。かわりに、問いを返す。
――「神様のメモ帳7」
薀蓄のお手本として壁に貼っておきたいくらいの素晴らしいフレーズだが、しかしこのレベルのクオリティで作品を量産しつづけるのは普通の作家には不可能であるし、たとえその離れ業が杉井光という超人には可能だったとしても、その属人的才気は模倣も複製も不可能で、だから杉井光という才能それ自体が神様のメモ帳という作品の限界になってしまうし、結果としてアニメ化は無残に失敗する。杉井光の詩情をアニメに翻訳することがそもそも困難だから。映像化不可能、という言葉はなにも特撮の困難さばかりを指すのではない。
唐突に杉井光を引用したのは、GJ部の原作者である新木伸はかつて若き日の杉井光を指導していたことがある、というよく知られたエピソードからの連想であるが、しかしよりにもよって新木伸と杉井光とは、つくづく扇情的な組み合わせだと思う。杉井光は業界レベルで見ても期待の星であり、対して新木伸は今となっては完全に過去の人で、書くものも時代に合っていない云々以前にそもそも単純に質が低い、という印象だったが、しかしGJ部のアニメ化はとても上手く回っているように見える。GJ部の原作からはスケールしない要素が注意深く排除されており、新木伸にしか書けないような描写はけして登場しないから、容易に原作を脚本に翻案できるし、違和感なくオリジナル要素を追加できる。ストーリーが存在しないから原作破壊の心配もなく、忙しいアクションや息詰まる心理劇もないから演出も難しくない。それはサザエさんやドラえもんのアニメが到達した地平に似るが、しかし教育的正しさの美名のもとに去勢されたドラえもんや長谷川町子の遺産を絞りつくした出し殻としてのサザエさんとは違い、GJ部はそもそもはじめから記号のみを志向していたという点で特異である。それがああして幸福にアニメ化されているのだから、作家としては疑問符の新木伸も原案者としては悪くなかったということなのだろうし、その意味では神様のメモ帳アニメ化失敗の原因の一端はある意味で杉井光に求められるといえるのかもしれない。結局神様のメモ帳のアニメはまったく話題にもならず、ヒロインのアリスが「神メモちゃん」として一部で消費された程度であったが、その消費のされ方が「喋るときは○○めも、と謎語尾で喋る。風呂に入ってないので臭い」というまったく原作と無関係の記号を与えられた上できわめて記号的に消費されたのは、考えようによっては皮肉ともいえる。
しかし人生は続く。平野耕太はアニメHELLSINGの最終回を見て「前座にしてやる」とのたまったそうだ。新木伸の物語が「杉井光は電撃文庫でデビューを果たし、新木伸はその後鳴かず飛ばずのまま引退しました」では終わらなかったように、杉井光もまたここで終わりではない。次の杉井光原作アニメがGJ部とは別の方向で大成功することを期待しつつ筆を置く。
もともと結婚するつもりはありませんでした。
ただ、偶然にも借りてるマンションの更新期限がお互いもう少しだったという理由で、唐突に一緒に住むことを決めました。
結構長い間お付き合いをしていますが、結婚という話をお互いしたことはありませんし、私は自分の人生にそんな選択肢があるということすら思ってもいませんでした。(その理由はちょっと長いので割愛します)
別れるということも考えたことがなかったので、ただこのままの関係がずっと続くといいなと、漠然と考えていました。
いざ、同棲を始めてみました。
不安に思っていたことはほとんど起こりませんでした。杞憂でした。
それどころか、今までよりもずっと彼のことが好きになりました。
一人じゃない家に帰るというのは思っていたよりも幸せなことでした。
彼が返ってくるのを待つのも、玄関を開けたら灯りが付いているということも些細なことですが、素敵なことでした。
よく言われる事に『価値観が違う二人が生活を始めると、最初が色々と大変だ』というのがあります。
しかし私にとってそれはデメリットよりもメリットの方が多いように感じられました。
男の人が一人、家にいるだけでずいぶんと色んなことが捗るようになるんだなぁ、というのが私の率直な感想です。
ちょっと高い棚の上の物を取るとか、電球を交換するとか。私なら踏み台を用意して…、となるところを彼が手を伸ばしてひょいっとやってしまう。
おぉー、と言うしかありません。
他にも家電の配線なんかをぱぱっと片付けたり、いつの間にかちょっと調子が悪かった自転車が修理されていたり。
とにかくすごい、の一言でした。
自分にできないことをいともたやすくやってのける人は私にとって尊敬の対象です。
それを改めて彼の中に見出すとは。新鮮な驚きでした。
そして数か月経った頃。
私は彼にプロポーズされました。
彼曰く、いつの間にか部屋が掃除されていたり、服が洗濯されて畳まれていることにとても感動したということでした。
確かに簡単な料理だったとしても作れば彼は喜んでいましたし、ズボンの裾を少し縫った程度で大げさに驚いていました。
私個人の感想から言わせてもらえば家事全般は苦手で、かなり手を抜いている自覚があります。
それでも喜んでしまうなんて、今までどんな生活してきたのかしら?と疑問に思わなくも無いですが、好きな人に喜んでもらえれば嬉しくないはずはありません。
昔、親友が結婚した時に聞いたことがあります。どうしてその人と結婚しようと思ったの?と。
彼女は何でもないことのようにさらりと言ったのを今でも鮮明に覚えています。
「なんかね、ふと思ったの。ああ、私この人とずっと、一生、一緒にいるんだなって」
当時の私にとってそれはかなり衝撃的な言葉でした。
誰かと一生を共にする覚悟というものはもっとこう、強くて、重くて、すごく勇気のいるものだと思っていたからです。
そんなに軽い(と言ったら彼女にとても失礼ですが)ものでいいのだろうか、と。
私は、多分、この人と一生を共にするのだと。そういうものがすとんと胸に落ちたのです。
今は分かりませんが、もしかしたら数年後、数か月後に不幸な別れをするかもしれません。
私と彼、どちらかが心変わりをするかもしれません。
些細な諍いやすれ違いで、互いを心の底から憎むことがあるかもしれません。
未来は分からないことばかりで、何一つとして確信を持てるものがありません。
それでも、とりあえずやれることはやってみよう、進めるうちは進んでみよう。最近はそう思うようになってきました。
といっても、増田にありがちな人生初とか、昔の彼女と遺恨ある別れ方をしたとか、
しみったれた回想に浸るということはない。
自分で言うのも恥ずかしいが、この間の模擬テストは、満点までは2問遠かったが、学年首位であった。
国語のように本番で頭をひねれば正答が得られる教科でない分、私の聡明さを証明するには適切だろう。
以前Yahooだかニュースで見たが、30歳を越えても男性の何割かは女性経験がなく、そのうちさらに何割かは一生ないのだという。
私の17歳で3人目の彼女というのは、同年代に比べて遅れているのではないかと危惧していたが、
女性経験の割に流行に疎い僕は、美術館という適度なミサワ臭とおしゃれ感と、ほどよく落ち着いた空間を演出できる場所を選んだ。
ここ近年話題になった美術館で、都市の中央にありながら、古城の公園に接し緑もあるというなかなか稀な場所だ。
無料エリアもかなりのボリュームがあり、近年の美術館としては稀なほど来場者を増やしている。
どちらかというと、傷心の憂さ晴らしに、閉館直前にうろうろしつつ不審な目で見られた記憶しかない僕にとっては、
何も、映画とか、テーマパークとか、カラオケなどに、わざわざ自由な時間を騒音の中で縛られて過ごす必要はない。
僕の住んでいる地域では、割と古くから名物だった動物園が閉館となり、わざわざ山の中に移設した経緯がある。
山麓付近にある生物関係のスポットとして、昆虫館の方がユニークで有名な為、近年は動物園は客足が遠のいてしまっている。
動物といえば、臭いとか、垢抜けないというイメージが先行してしまうのは何故なのだろうか。
近年の動物園は、愛護家からの批判をかわすためか、自然環境に関する研究を行っていることはご存知だろうか。
いや、ニュースで度々耳にするので、知らなかった私が少数派なのだろう。
(なんだか少数派というと、近年の泡沫候補の演説を連想してしまうが。)
なぜ唐突に動物園かというと、丁度中学生の頃に読んだ漫画で、動物好きの主人公が動物園に幼馴染を誘う場面が、非常に印象に残ったからだ。
異論があるかもしれないが、不意の昆虫の出現における驚愕からは想像できないほど、女子の動物に対する「ハードル」は低い。
あまり性別と好みを関連付けるのは好きでないが、少ないながらも実体験から言っているので、ある程度信頼性があると見なしてよい。
近年SNSで「猫」文化が一大ムーブメントとなり、現在まで続いていることは、あなたもよくご存知だろう。
どうやら猫を始めとする、哺乳類含む動物には、人間の同じ人間に対する警戒心を一時的に解く作用があるらしい。
とにかく異性関係において呪文のように繰り返される「釣り橋効果」より、私はこちらを今回は取り上げたい。
|
∩___∩ |
|ノ ヽ(( |
/ ● ●| (=)
| (_●_) ミ J))
彡、 |∪| ノ
(⌒Y ヽノ ヽ/⌒)釣り橋なんてあるわけないクマー
`\ ノ |_ノ
 ̄ |
「人に見せるためだ」
これが僕の中での、正解の半分だ
(ハイ結論おわり
そういう話になった過程が気になった人は以下↓)
「同人活動は本来、自分の創作意志の充足のために行うものであって
過度に第三者から評価される、注目されることを目的とした同人活動は
不純である」
なぜならば
同人誌というものが、「俺得」であり続けることができなくなっているからです
同人活動がインターネットや各種SNS、デジタルデータの流通の網に
分かちがたく捉えられた現代では
付加されたのなら
誰が好き好んで、自分を代償のない道化師の位置に置きたいと思うだろうか?
いやない(反語)
具体例をあげるなら
この前、かなり特殊な嗜好をメインにした同人創作ゲームを作ったサークルが
本人がおそらくけして望んでいないであろう形で
あったんです
(胸糞悪かったんでブクマはしてないんで
ネットの発達で、同人活動がクローズな「俺得」であり続けることが
できなくなっている…
同人活動が、ネットとはコネクションしていないクローズな活動であっても
「第三者の視点」を望むと望まざるにかかわらず
意識せざるを得ない状況になっているし、また
不相応とも言えるくらいの悪意の視線にさらされるリスクがあると
そういう部分は確かにあるのです
だから
同人活動は
「人に見せるため」にやるもの
消極的な側面からはまず↑
積極的な側面からは↓
深夜のフジテレビで「ガンプラ世界選手権」のドキュメンタリーをやってたんですよね
そこに出てくる応募者の一人(PN・ざく太郎氏)にカメラは焦点を当ててたんですが
ざく太郎氏の作風は、
「子供の頃の、自分の(理想の)ガンプラ体験をそのまま充足させた」
みたいな作風で、
多分、作ってる時は心底ご自身の中で
充足感に満ち満ちた創作活動されてたと思ったんですけど
という結果だったんですけど~
「(こういう場で、他の応募者の作例を見ると)自分の作風が
「大会に出る人の心構えとして、『まず自分が好きなものを作る』…
出発点はそこからなんですけど
(その先に進んでいくには)どうしても人の目を気にしたものを作らなきゃならない
いくら『これが好きだ!』って声を大にして言っても
(受賞等のステージに行くには)難しい…」
的なことを言っていて
あぁ…趣味を深化させていくということは
向き合わざるを得なくなるということなんだ…
すごくずっしりと響いてきた感じなんですね
「ガンプラシーンのトレンドを踏まえ、なおかつ第三者に見られたときの印象」を
高次元で両立させていて
「さすがはプロだ…違うなぁ」という気持ちになったんですけど)
自分の中で
いつか趣味も
「自分のスタイル、自分の作風を頑として守り続け、自己充足のために行う」
「人に見せる(ことを第一義にして活動する)」
必ずやってくる
その時自分は
オリるのか?
それとも意識を切り替えて
「どうやったら第三者にもっと見てもらえるんだろう?」
そういう部分をモチベーションに、心底できるのか?
実のところその辺迷い始めてから
自分のキレキレ具合が悪くなってきてる気がするんで
こういう文章書いたわけなのでした☆
HPの写真では太そうに見えたけど、あんまり見た目のいい子よりも、ちょいブスの方が接客がいいしと思って予約の電話。
90分コースをとりたかったけど、その子は次の予約がつかえてるらしくて一時間後に60分コースのみしかとれないとの事。
しかたないので先にホテルに入って、待つこと一時間半。遅い。約束の時間を30分も過ぎている。そしてやっとドアをノックする音がきこえた。
これからはじまるエロルを思うとさっきまでのイライラが消えた。待ってましたとドアを開けると、そこに立っていたのは天使だった。
年は20前後、髪は黒。丸い大きな瞳は目玉を大きくするコンタクトの力か。
肌は白く、薄く血の色が透けて頬は健康的なピンク色。息が少しきれているのは、エレベーターのないホテルの3階まで急いでのぼってきたからか。
そして特筆すべきは、その胸の大きさである。服の上からでもわかる、隠しているのに隠しきれない巨乳である。これは早く脱がしたい。そう思った。彼女は俺のどストライクである。
遅れてすみませんとかしこまる彼女を、大丈夫大丈夫と唱えながら部屋にあげ、ベッドにこしかけさせた。
緊張のためか固い表情の俺と、勃起のために固くなった息子と、ニマニマ笑顔の彼女。後で話を聞くと、思いのほかイケメンだったので嬉しかったらしい。
話はそれるが、学生時代は童貞こそ回避したものの、リア充とは程遠かった。
社会人になって早数年、30も目前になりおっさんへの変態を徐々にはじめる俺の体であるが、無精のせいで伸びた前髪がことの他女子に好評で、思えば先日は2か月ぶりに会った他部署のお局から、いらぬ褒め言葉をいただいていた。
お金の受け渡しと店への電話を済ませ、タイマーの時間スタート。45分一本勝負である。足りない15分はプレイ後のシャワー時間。
尋常ならばこのあと、あたりさわりのない会話をして紳士を気取りつつ、内心では早くシャワーいかないとプレイ時間がなくなるなあ、されとてこちらからシャワー行こうと言い出すのは紳士にあらず、などと考えつつやきもきして、そのせいで嬢との会話もぎこちなくなる魔の時間帯が発生するのだが、彼女はタイマーを机の上に置いてすぐ、シャワー行こう♪と積極的。
俺は着てきたニットとTシャツとジーンズとパンツと靴下を即座に脱いだ。
そしてベッドに座って彼女が服を脱ぐのを眺める。
彼女は、早ーいだの、見られると恥ずかしいだのと、くねくねしながらゆっくり服を脱ぐ。
最初は服のせいでわからなかったが、彼女は思いのほかナイスバディーだった。
胸はGカップとHカップの間くらいで規格外のでかさ。それでいてウエストに無駄な肉は全くついておらず、尻は桃のように丸く大きい。その下に生えた足はすらりと長い。
こち亀の麗子の裸を思い浮かべて、顔をAKBの研究生の、中の上くらいに位置するロリ系の子にしていただければ、それがそのまま彼女である。
めっちゃスタイルいいじゃん!と繰り返す俺。そんなことないですよーと言って彼女は恥ずかしそうにおっぱいを隠しシャワー室へ向かった。
遅れてシャワー室へ入る俺。シャワーの温度を調節する彼女。シャワー室の白色光のもとに照らし出された彼女の乳首は、白い肌を見たときからの期待の通り、マンガのようなピンク色であった。
俺の息子は触れられてもいないのにさっきからフル勃起であり、彼女からしたら実に洗いやすいチンコであっただろう。
体を一通り洗ってもらったあとで気づいたが、グリンスとうがい薬がない。その事を指摘すると、あ、忘れちゃいましたすいませんと彼女は部屋へとりに戻った。
そこで俺は確信した。彼女が未経験入店二日目というのはどうやら本当らしいという事を。
先にシャワー室を出た俺は、ベッドの上で仰向けになって彼女を待つ。
ほどなくしてバスタオルを体に巻いた彼女がベッドのそばに来た。
おいでと促して自分の左に彼女を寝かせて、覆いかぶさるようにしてキス。
唇を重ねると彼女の唇はやわらかく開いた。誘いこまれるように舌を入れると、彼女も舌をからませてくる。
プレイ内容は省くが、それはデリヘルの域を大きく超えたものであり、魂と魂のぶつかり合いであり、コールアンドレスポンスであってno sex no lifeである。
俺の息子は彼女の悦びの声に迎えられるようにして、ゴムをかぶったまま中で果てた。
左腕で抱きよせると、彼女は俺の胸に顔をうずめた。
「ねえ、結婚しよう」
「えあたしと?いきなり?早すぎるw」
「じゃあ、一緒に暮らそう」
「いいよ」
「マジ?」
「うん、いいよ」
「やったあ」
「ていうか、軽すぎる、絶対遊んでるでしょ」
「そんなことない、俺は本気だよ」
「本当?」
「本当!今度、ごはんたべに行こう、そんで話しよう」
「そんなこと言って、体目当てとかでしょ?」
「違うよ、俺は本気だよ」
「いきなりだし信じられないし」
「じゃーわかった、待ち合わせに来てくれたら5万円あげる、体目当てだったとしても、そんだけもらえれば損はしないでしょ」
「じゃあ、いいよ ごはんたべに行こう」
その後、いろいろな話をして、タイマーが鳴ったのでシャワーを浴びて、連絡先を交換してホテルを出て別れた。
彼女は本気なのか。あんなにかわいくてスタイルすごいんだから、ものすごくモテるはずだ。俺なんかに今日会って今日惚れたなんて本当だろうか。
彼女は理由があって風俗の仕事をやめることはできない。付き合えたとして、俺は彼女の仕事に耐えられるのか。
彼女はただの金目当てで、5万円もらったあと飯だけ食ってふにゃふにゃ言って帰っちゃったらどうしよう。
彼女と連絡がつかなくて、店にも出勤しなくて会えるあてがなくなったら、俺は耐えられるのか。
ていうか俺自身、恋なんかじゃなくて体目当てじゃないのか。
そもそも、あんなアニメみたいなスタイルの人間が実在するのか。
この年になってこんなに悩ましい夜を過ごすことになるとは思わなかった。
■中学生の頃まで親の事を「パパ、ママ」と呼んでいたので高校入学と同時に一気に「おやじ、おふくろ」に変えたらおふくろが笑い過ぎて呼吸困難に成ったので今でもパパ、ママって呼んでる。
葬式の日、雨が降ったのでつい「見よ、天も泣いておるわ…」と言ったら弟に「なんでそんなふざけた事を言えるんだよあんたって人は!」とマジギレされた。
因みに弟は小学校の頃から父さん母さんって呼んでる。俺よりずっとマザコンの癖に。
■先週帰省したら父から思わぬ物を見せられた。子供の頃のホームビデオ。
父から将来の夢を訊かれた小さい頃の俺が「おいしゃさんーー!!みんなのびょうきをかいふくさせるのー!」なんて可愛い事を言っているんだよ。父溜息俺苦笑い。父は「この儘素直に育っていればパパも病気診て貰えたのになあ」と嘆いて見せてくる。返す言葉も無い俺。
ところがビデオの中では当時の父が「医者は無理無理。お前の成績だと難しいからラーメン屋でいいんじゃない」と子供の夢を否定してる。
「べんきょうはちゃんとするからおいしゃさんがいい!」と当時の俺が抵抗するも「パパラーメン好きだからラーメン屋にしてよ。毎日ラーメン食べられるし」と畳み掛けて当時の俺は不貞腐れてしまっていた。
この父、ビデオを撮影した頃から全く変わっていない。自分の都合で子供の職業を決めたがるし、ラーメン好きが高じて今では糖尿病だ。
「パパさえ子供を応援してくれてたら今頃は…」と嫌味を言うと「お前、今付き合っている相手は居ないのか?」と唐突に話を変え出した。
■高校の頃、苛めの煽り役だった生徒が皮膚病(性病とか言われていた)で顔が爛れて、苛められる側に転落した事があった。
自分で名付けた蹴り技を自分が喰らってて因果応報世話無いわと思った。
その生徒は苛められてから1箇月で入院名目で来なくなって、それからまた元の苛められっ子への苛めが再開した。
今振り返って考えると元の苛められっ子は強いな。やる側が1箇月で挫ける苛めを1年耐えてたんだから。
■俺の通っていた高校の同級生に「宮崎勤」君が居た。当然本人はその名前を嫌っていたんだけど、付いた仇名が「ハヤオ」。
そんな仇名で大丈夫か。
ある日ポロッとこぼしていたが、将来結婚するなら婿入りして名字を変えるつもりだという。
■こないだ震度3位の地震が起きた時喫茶店に居たんだけど、客の携帯電話が一斉に地震速報の警報を鳴らして地震が起きたものだから外人の観光客達が面白い位慌てていた。
■「ウチらももう立派なオバサンだよねー」「マジ歳だわー」。どう見ても40代の女性2人の会話。間違っちゃいない、けど…
■「俺んちルンバいるんだけど見に来ない?」という豪快なナンパを目撃した。しかも誘われた女も付いて行っちゃってるし。
俺も買うか、ルンバ。
■今神社に居るんだけどお爺さんが神主に向かって何か喚いてる。
聞き耳を立ててみると、入院中の孫の為におみくじを引いたら連続で凶だったと。食費削って200円のおみくじを6枚引いたのに全部凶だったと。
そのお爺さんは本当に切羽詰まった表情だったので、神主さんさんも気圧されたのかその場でお祓いが始まった。
普段引く分にはただの遊びだけど、家族の生き死にって時に凶が出るとそりゃ凹むよな。
■何故だか分からないけど尻が腫れた。病院で看護師に心当たりを尋ねられたので「先週酔った勢いで平将門の墓に座った」って正直に答えたら鼻で笑われた。塗り薬を塗ったら見事に腫れは治まったので、塗り薬は祟りより強い。
■壁ドンなんか何がいいんだよ。女の考えは分からん。とか思っていたけど、今日電車が揺れた時背の高い女子高生から思わぬ壁ドンを受け、考えを改めた。
■うちの猫があくびする度に口に指を突っ込んであぐあぐさせるのが好きなんだけど、さっき俺があくびした時口に猫が手を突っ込んできて「アヌフオッ!?」ってなった。やられると別に嬉しくないね。ごめんよみけにゃ(うちの猫)。
■うちの猫のみけにゃは元野良猫。その癖結構美食家だったりする。
うちの子にしてから1年位経った頃冷凍庫の奥底から黒毛和牛の成れの果てを発掘した。
捨てるのが惜しいから解凍してみけにゃに与えてみたら、それから数日間はカリカリを全く一口も受け付けず、その癖「ごはんくれー」といつもより強くねだる様に。
元野良だから絶食に慣れているという理由も有るんだろうけどあれには困った。
今はみけにゃを迎え入れた日に記念日として年に一回だけ牛肉をやっている。
■うちは今猫を2匹飼っている。それでしみじみ思うのは、猫って模様で見分けが付いていいなって事。
小学5年生の頃ハムスターを飼っていたんだけど、近所に住むハムスター仲間4人で集まった時『この中で誰が一番ハムスター好きか』を比べようという話が出た。
ルールは簡単。ハムスターを自分の口の中に一番長く入れ続けられた人間の勝ち。
書いてて馬鹿らしく思えるルールだがみんな馬鹿真っ盛りな男子小学生+女子小学生だったので仕方無い。
斯くして戦いは始まった。俺の弟が行事を務め、それぞれ恭しくハムスターを両の掌に構える。変な緊張感が部屋に張り詰める。
弟の合図!と共にみんな一斉にハムスターを頬張る。瞬間鼻孔に広がるハム臭。そして激痛!
ハムスターは只でさえ他のハムスターと対面させられ興奮していた状態で急に頬張われて錯乱に至り、爪と歯と全身とで全霊の抵抗を試みたのだった。
少年少女の汚れ無き頬肉は内側より切られ裂かれの蹂躙を受け、堪え切れなく成った俺達は愛しのけだものを我先にと床へ吐き出す。
最早勝ち負けではない。泣き出す者、血飛沫の咳を吐き散らす者、口を雑巾で拭う者、「ペストになっちゃう!」と変な怖がり方をする者(俺)。稚き人生で初めての混乱が皆を襲う。
この混乱の中それぞれが持ち寄ったゴールデンハムスター4匹は涎塗れの儘部屋を逃げ回り、何とか全員捕まえたものの既にどれが誰のものだったか誰にも分からなくなってしまっていた。結局それぞれ適当に見当を付けたハムスターを自分の家の子として持ち帰る事に相成り『愛は試すものではない』という尊い教訓を我々は得たのだった。
■動物好きの人から聞いた話。チョコエッグがはやり出した頃、動物園で蛙や昆虫といった小動物を担当している飼育員は、上からの義務として自分の担当している動物のフィギュアを持たされたらしい。
というのは、入園客の中には自分の手持ちのフィギュアと実際の動物とを並べて記念写真を撮る人が居て、更にはそれを落としたり忘れていく事故が多発したから。床に蛙や昆虫類の実寸大フィギュアが落ちていると、一見本物の展示動物が逃げ出しているかの様に見えてしまうのだとか。
それで飼育員はフィギュアの形状を記憶し、ガラスケース外に在るそれが作り物か本物かを瞬時に見分けられるよう備えたという。
■ごみ捨てに行って来た。
帰り際、突然足元からギーヴ!ギーヴ!と警報の様な音がしてびびる。
敵の襲来か!何奴!と思いつつ辺りを見渡すと、奥のごみ袋から光が漏れていた。
ごみ袋を解いて電話に出てみる。イタリア産チーズの包み紙とかいいもん食ってやがるなこの家。
相手はこの携帯電話の持ち主で、紛失に気付いて電話をかけてみたのだと言う。
少し待って現れた持ち主に携帯電話を渡す。かなり丁寧なお礼を言われて久々に照れるという体験をした。
思いがけず善い事をして気分が良いけど、すっかり目が覚めてしまったぞ。
■結構気の合う同僚と初めての飲み会。お互いにツイッターのアカウントを教え合う程意気投合したので早速フォローしようとしたら、俺この人のアカウントブロックしてた。
や、やべえ!スマホからだとどうやってブロック解除するんだっけ!?
と慌ててブロック解除&フォロー。出来立ての友情が秒速で崩壊する寸前だった。ふう。
■今日某家電量販店に行ったら「東京都よりお越しの池田大作様、大川隆法様がお待ちです。1階サービスカウンター迄お越し下さい」と放送が流れた。誰だ変ないたずらをしているのは。それとも店員用の何かの符牒か?
■もう先月の話。深夜に女性の後ろを二人っきりで歩いていて軽く気まずさを感じていたら、暗いものだからドブ板を踏み外して「うおおぉー!?」と変な声を上げてしまった。
途端に響き渡る防犯ブザーの音。「違うんだよ!?転んだだけだよ!?」と弁解したい気持ちを抑えながら慌てて道を反対側に入って逃げてしまった。
これも不審な男性に遭遇した事案として記録されてるのかなぁ…勘弁して欲しい。
■さっき男子小学生がランドセル背負いなからタバコを吹かして歩いてた。未だ3~4年生位の。注意したら無表情のままこっちも見ずにタバコを排水口に捨てて去って行ったけど、ランドセルに防犯ブザーがぶら下がってた。吸い殻が無い状態でこれ引かれたら俺やばかったかな。「変なおじさんに声かけられたー」って。
■料理好きのイケメンの友達の部屋に行ったらすごくサイゼリヤの匂いがした。
因みに俺は芳香剤を買い間違えて部屋からゲーマーズの階段の匂いがします。
■処女喪失もののアダルトビデオで見付けた女優が気に入って最近はその女優の出演作品ばかりを追いかけていたんだけど、
それより古い別の作品で「初体験は12歳の時」って答えているのを見付けてしまった。
せめて芸名位変えろよ。まるで俺は蜃気楼を追いかけていた冒険者の如き有り様。嗚呼。
■出会い系で知り合ってからもう半年位付き合っているセフレの40代のおばさん、今日話訊いたら昔俺が好きだったアニメの主人公役の声優だった事が判明した。どうしよう。ちょっと演じて貰ったら間違いなくあの声だよ。本人だよ。「昔のアニメとかよく知らなくってさぁ~」って顔で流したけど、今度からどういう顔して会えばいいんだろう。何が起きたのかまだ受け入れ切れてない。
■こないだのコミケ。便所で長い間個室を占領していた奴が出て来て俺の前を通った時、鞄の隙間から柔らかそうな円筒形の物体、つまりオナホールがチラっと見えた。
俺は列の先頭だったけどきんもー☆と思ったので後ろの苦しそうな表情の人に先を譲ってあげた。後で知ったけどオリジナルオナホールを売っていたサークルが在ったらしい。
■灼熱のコミックマーケット、いかがお過ごしでしょうか。こちらもうフラフラです。通路にへたり込む参加者に、スタッフも注意する気力を失っております。
先程は救護室にブラックジャックのコスプレをしたレイヤーさんが担ぎ込まれて行きました。
お前治療する側だろうと、周囲のみんなは目で物語っております。この暑いのに黒い上着なんて着込んでるから…
■昔、サークル友達に誘われてとある人気アニメの番宣番組の制作を一時期手伝ってた。要は声優さん達が遊びながら作品に絡めた話をするネット番組。
ある時主演声優の一人が、自分が演じてるキャラクターのフィギュアを買いましたよー、と言い出した。
告知から長い間発売延期が続いていた商品をネットショップで買ったという話なんだけど、その発言の後から番組責任者がそわそわし出した。
収録翌日に確認が取れた所、その声優が買ったフィギュアは中国の工場から流出した海賊版で、本物は来月発売予定らしい。利用したというネットショップも以前から海賊版フィギュアを販売している常習犯。
結局会社側がその声優から海賊版を買い取った上、本物を来月プレゼントするという形に収まった。当然番組は収録し直し。
ただ声優さんがにこにこしているだけの様に見える番組の裏にも、こんな事件が有るのです。
■見た目も性格もいかつく、その癖可愛い物好きの知り合いが腕にシナモロールの入れ墨を入れてきた。俺も同じシナモロール好きとして反応に困る。愛でればいいのか?これを?
■考え事をしながらコンビニで店員に話しかけて「すいません。ミミミンミミミンウーサ…じゃないや。麦茶どこですか」と言ってしまった。
■「あ、この会社やばいな」と思ったのは、社長の口癖が「あー暇だ」だと気付いた時。
だってその社長、60歳超えてるのに週6で毎日12時間は働いてるんだよ。
毎日働き詰めなのに2~3分の待ち時間や昼休みを、休む時間ではなく暇な時間と感じる体質らしい。
この歳で現役なのはこんなスタミナ人間の後釜を継げる人間が見付からないからという理由も有るんじゃないか。
面接に来たのはややイケメンの学生。受け答えはハキハキしていて好感が持てるんだけど、
履歴書を読むと「何年何月何日.自分の会社を設立。何年.25歳で東証一部上場。そして結婚! …」とずらずら未来の経歴が書かれてる。というか本来の経歴より未来の経歴の方が長い。
「この部分は将来の予定?」
「はい!夢を形にする為に!具体的な日付を付けました!」
「…夢を書くのは手帳とかのカレンダー欄の方がいいよ。こういう履歴書は会社で預かっちゃうから」
面白い子ではあったけど採用は見送り。自分の通ってる専門学校の校名「専問学校」って書き間違えてたのも理由の一つ。
■俺の友達のお話。そいつは大学時代からお笑い芸人を仕事にしていて今ではちゃんと事務所にも所属している。そこは結婚式や宴会に芸人を派遣するサービスも行っているんだけど、こないだそいつにもご指名が回って来た。
でもちょっと待てよ。先輩芸人差し置いてなんでそいつやねん。奴は人気が無いだけじゃなく、下品で毒舌でどう見てもおめでたくないネタしか持っていない。本人も事務所の人もみんな驚いていたらしい。俺も驚いたし。
で、呼ばれたのは葬式。なんでもそいつの顔が故人に瓜二つなんだとか。。。理由は変だが新人芸人に仕事を選べる余裕は無くマネージャー秒速の二つ返事。この話も事務所が勝手に了承してから知らされたらしい。
その記念すべき初依頼の現場写真を見せられて更にびびった。いつもの変な挨拶を披露している奴の顔と遺影に写った顔は本当にそっくりで区別が付かない。「何これドッキリカメラ?」と訊くと「いや…俺を騙すにしては金かけ過ぎでしょうよ」と。そんな事、訊く前から俺も頭では分かってる。
服装に背広を指定されていたから棺桶の故人と寸分狂い無く一致状態で、遺族も参列者もマネージャーも何より奴自身が驚いたそうだ。『俺が自分の葬式に参加して自分の遺体の隣でお笑いを要求されてる!』って。
一つ困ったのは、葬式に相応しいネタを幾つか考えて行ったのに(一つ見せて貰ったが『似ている人を3人見付けると死ぬって噂。今日1人目を見付けたけどもう死んでた』という不謹慎且つしょぉぉぉもないネタ)、参列者が大勢涙目でみつめて来たり、前カノ(故人の)から時計を押し付けられたり、恩師(故人の)から抱き付かれたりで6時間の内1つしかネタを披露できなかった事らしい。人気無い癖にそういう所は真面目でやがる。
そして今奴は故人の姉と付き合っているときた。奴には是非、もう2人そっくりさんを見付けて例の噂が本当か検証して欲しい。
■突然4箇月も入院して先日やっと退院した友達の部屋の掃除の手伝いに行く。前々からごみだらけだった部屋がすっかり虫達の楽園と化していた。ゴキブリはワモンからチャバネまで、ハエはクロバエからチョウバエまで向こう10年分は目にした気がする。本当に本当にこれはどうしようも無いと判断した俺達は、パソコンやテレビ等電化製品だけを退避させて部屋を大燻蒸する事にした。
明らかに「ここが虫の発生源です」と判るウジ虫だらけのゴミ袋を先に片付けようとしたら、ビニール袋の中で人間の小指大は有る親玉ウジ虫が蠢いていた。
「ここだけ進化論がおかしい!こいつ人間を食うぞ絶対!」と本気でびびりまくったが、よく見たらナメクジだった。それにしても3階の部屋にナメクジが湧くってどういう事よ。
燻蒸の結果我々人類の手には負えないという事実が改めて判明したので、結局業者に頼みましたとさ。
はてな匿名ダイアリーは12605文字前後が上限の字数制限が有るっぽい。
編集画面と『確認する』ボタンを押した時の表示ではきちんと書いた通りの全文が表示されるが『この内容を登録する』ボタンを押した後は、12605文字以上の文が表示し切れず途切れてしまっている。