といっても、増田にありがちな人生初とか、昔の彼女と遺恨ある別れ方をしたとか、
しみったれた回想に浸るということはない。
自分で言うのも恥ずかしいが、この間の模擬テストは、満点までは2問遠かったが、学年首位であった。
国語のように本番で頭をひねれば正答が得られる教科でない分、私の聡明さを証明するには適切だろう。
以前Yahooだかニュースで見たが、30歳を越えても男性の何割かは女性経験がなく、そのうちさらに何割かは一生ないのだという。
私の17歳で3人目の彼女というのは、同年代に比べて遅れているのではないかと危惧していたが、
女性経験の割に流行に疎い僕は、美術館という適度なミサワ臭とおしゃれ感と、ほどよく落ち着いた空間を演出できる場所を選んだ。
ここ近年話題になった美術館で、都市の中央にありながら、古城の公園に接し緑もあるというなかなか稀な場所だ。
無料エリアもかなりのボリュームがあり、近年の美術館としては稀なほど来場者を増やしている。
どちらかというと、傷心の憂さ晴らしに、閉館直前にうろうろしつつ不審な目で見られた記憶しかない僕にとっては、
何も、映画とか、テーマパークとか、カラオケなどに、わざわざ自由な時間を騒音の中で縛られて過ごす必要はない。
僕の住んでいる地域では、割と古くから名物だった動物園が閉館となり、わざわざ山の中に移設した経緯がある。
山麓付近にある生物関係のスポットとして、昆虫館の方がユニークで有名な為、近年は動物園は客足が遠のいてしまっている。
動物といえば、臭いとか、垢抜けないというイメージが先行してしまうのは何故なのだろうか。
近年の動物園は、愛護家からの批判をかわすためか、自然環境に関する研究を行っていることはご存知だろうか。
いや、ニュースで度々耳にするので、知らなかった私が少数派なのだろう。
(なんだか少数派というと、近年の泡沫候補の演説を連想してしまうが。)
なぜ唐突に動物園かというと、丁度中学生の頃に読んだ漫画で、動物好きの主人公が動物園に幼馴染を誘う場面が、非常に印象に残ったからだ。
異論があるかもしれないが、不意の昆虫の出現における驚愕からは想像できないほど、女子の動物に対する「ハードル」は低い。
あまり性別と好みを関連付けるのは好きでないが、少ないながらも実体験から言っているので、ある程度信頼性があると見なしてよい。
近年SNSで「猫」文化が一大ムーブメントとなり、現在まで続いていることは、あなたもよくご存知だろう。
どうやら猫を始めとする、哺乳類含む動物には、人間の同じ人間に対する警戒心を一時的に解く作用があるらしい。
とにかく異性関係において呪文のように繰り返される「釣り橋効果」より、私はこちらを今回は取り上げたい。
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| (_●_) ミ J))
彡、 |∪| ノ
(⌒Y ヽノ ヽ/⌒)釣り橋なんてあるわけないクマー
`\ ノ |_ノ
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