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はてなキーワード: うちの猫とは

2024-11-19

anond:20241118074251

うちの猫もいつか必ず別れることになると思って毎日後悔しないように接してるけど最期が近くなったらボロボロに泣くんだろうな

おたくの猫はこれまで良くしてもらえて幸せだったろうな

少しでも長く穏やかに過ごせますように

2024-11-18

車もほとんど通らない田舎で、家と外を自由に出入りできて、老猫まで穏やかに過ごす猫が一番幸せなんじゃないかと思う。

都会のマンションで飼われてるうちの猫幸せだろうか。

2024-11-08

一年ほど前のこと

今日みたいに急に冷え込んだ日だった。

仕事から帰ってくると、玄関の前に見慣れない猫がぽつんと座っていた。

夜の暗がりで、あの小さな猫の姿はまるでそこに置き忘れられた影みたいにじっとしていた。

猫は私が近づいても動かず、ただそのままじっとこちらを見ていたんだ。

目がちょっとばかり大きくて、鋭い視線が暗闇で光っていた。

やせ細っていて毛はゴワゴワで、タンブルウィードみたいな姿だった。

私は猫を見つめた。だが微動だにしない。

私は猫の横を通り過ぎた。玄関のドアに手をかけたとき、猫がか細く「にゃあ」と鳴いた。

驚くほど小さな声で、まるで人間に話しかけるのに慣れていないように。

わず振り返ると、猫はそのままこちらを見上げて、また動かない。

どうしたものか。一瞬迷ったものの、なんだか放っておけなくて、しゃがんでそっと抱き上げてみた。

意外にも抵抗はなく、むしろおとなしく抱かれて、じっとしている。

冷たい外とは違って、なんだかほんのりと温かくて、それだけで急に胸がギュッとなった。

そのまま猫を抱えて家に入ると、妻が驚いた顔をした後、くすっと笑った。

何も言わずに猫を見つめていると、彼女も何かを察したのか、それ以上聞かずに「よかったね、あったか場所見つかって」と猫の頭をなでた。

猫は小さく、静かに鳴いた。

それから猫はうちの家族になった。

最初は緊張した素振りをみせたもののの、次第に私たちの傍へと来るようになり、気がつけばいつも私か妻に引っ付くようになっていた。

甘えん坊なのだ

猫を迎えて二日目の朝のこと、裏庭の窓際に知らない猫の姿が見えた。

しかうちの猫と何処か似ていた。きっと親猫だろう。窓の向こう側からこちらを見ている姿は堂々としていて、まるで何かを見届けに来たかのようだった。

裏庭の枯れ草の間で、うちにいる猫を、私の膝の上に居る猫をじっと見つめていた。

その猫はゆっくり顔を上げた。

そのまま窓越しに目が合うと、猫は「にゃあ」と一度だけ鳴いて、ゆっくりと踵を返して去っていく。

親猫らしき猫は笑っていた。

そのように見えただけかもしれない。

しかし初めて見るその表情は、ネットでもテレビでも見たことのない猫の表情だった。

今では猫がいる生活がすっかり日常となった。

名前を呼べばすぐに駆け寄ってきたり、忙しい朝にはちょっと邪魔をしてきたりもする。

いつも何かと「にゃあ」と鳴いては気を引き、今でも甘えん坊である

これを書くことにしたきっかけは今日にある。

今日仕事から家に帰ると玄関の前には見慣れない、見知った猫が居た。

それは去年見た、あの親猫だった。

親猫は手を舐めており、帰って来た私に気付くと顔を上げ、そして私の顔を5秒ほどじっと見つめた。

それから私の脛に頭を擦り付けると満足したように去って行った。

私はその姿が闇夜に消えるまで見送り、家に入るとタンブルウィードが駆け寄ってきた。

私には猫の言葉は分からないが、それでも。

あのとき彼女が私にかけてくれた言葉理解できるのだと、今でもそう思うのだ。

2024-11-05

仕事ってもう月水金で良くない?

毎日仕事あるのが辛すぎる

ていうか21世紀にもなって五連勤とか人類進歩なすぎでワロエナイ

いつも帰ったら明日仕事行きたくないって猫に泣きつくんだけど、うちの猫はいつも離れずじっとしていてくれるんだ

2024-11-03

困ったことになった

うちの息子、算数がどうにも苦手でね。

今日宿題の手伝いをしてたんだけど、相変わらず苦戦している様子だった。

うーん、どうしたものかと考えていると、ちょうどうちの猫ごはんをねだってきた。

あ、これだ!って思ったね。

そこで「よし、猫を使って実験してみよう」と思い立ったわけだ。

というわけでまずはごはん前にうちの猫体重確認してみると、ぴったり4.1キロ

ここまでは順調。「じゃあ、今からちょうど100グラム分のご飯をあげて、食べた後にもう一度測ってみようか」と息子に提案し、一緒に猫へのご飯の準備を始めた。

息子もなんだか楽しそうに見える。いつもなら算数勉強なんてすぐに飽きるのに、今回は猫も絡んでるからか、目が輝いていたんだ。

これならいい感じに学べるんじゃないか?と少し期待を膨らませながら、猫用のカップで100グラムを測り、猫に差し出してみた。

猫は案の定、嬉しそうにご飯に飛びついた。さすがに毎回こんな実験はできないけれど、今日だけは特別

猫は夢中でカリカリをかき込むように食べ、あっという間に完食。

「よし、じゃあ再計測だ!」と息子と目を合わせて、猫を抱き上げて体重計に乗せる。

しかし、ここで予想外の事態が発生した。

体重計に映った数字が…なんと、4.1キロのままだった。

息子は「なんで?」と不思議そうな顔をして、猫と体重計、そして俺を交互に見つめている。

俺も困ってしまって思わず首をひねった。

結局原因は分からないし、猫のお腹を少しポンポン叩いてみたりもしたけど、体重はやっぱり4.1キロのままだった。

2024-10-28

パノプティコン

仕事から帰ってきたら、リビングに見慣れない物体が鎮座してた。

何だこれって近づいてみると、どうやらそれは息子が図工の時間に作ったパノプティコンらしい。

パノプティコンって知ってる?真ん中に塔みたいなものが立ってて、そこから360度、全部監視できる構造になってるやつ。昔の監獄とかで囚人監視するために考えられたっていう、アレね。

で、うちの猫パノプティコン監視塔にちょこんと収まってるんだよ。

この塔がまた息子らしく、やたらと細かく作り込んである監視用の穴が四方八方、東西南北にびっしりと開いてるんだよ。

さっそく猫に向かって「おーい」って手を振ってみたらシュッて手が飛んできて、こっちがちょっかいを出す方向にきっちり反応してくれる。

それでさらに試してみたくなって南の穴から指をひょいひょい動かしてみたら、「…来る!」と思った瞬間、ピシッとそっちの窓から肉球パンチ

今度は北側の穴の方で指を動かすと、見事にシュバッとパンチが即座に飛んでくるわけ。

どの方向にいても、猫は全方位ちゃんと把握してるっぽい。

もうね、完全にパノプティコン機能してた。

こっちがどんなにトリッキーちょっかいをかけても、瞬時にどの方向にも対応してくるんだからもはや監視プロ

それで、しばらく息子と一緒に「今度はこっちからやってみよう」なんて言いながら遊んでたんだけど、なんか気がついたら猫のほうが楽しんでるみたいでさ。いつもなら飽きるはずなのに、全然離れないんだよね。

監視役にすっかりハマってるんだよ。

で、最終的には俺たちが先に根負けしちゃって、もういいやってソファに座ってたんだけど、それでも猫は塔の中に収まったまま。

からじーっとこっちを見つめてるわけ。完全に「監視してますよ」って顔してるのが面白すぎてさ。「おまえ、ホントにやる気だな」って思わず笑っちゃった。

翌日にはリビングからパノプティコンを片付けたんだけど、うちの猫ちょっと寂しそうだった。

2024-10-22

大きめの招き猫の置物を買った

結構大きめの招き猫で、うちの猫と同じぐらいの大きさ。

福が訪れるようにと招き猫の頭を毎日撫でていたらある日、うちの猫招き猫の隣に居てさ、なんがうずうずしてた。

どうしたんだろう?と思いながらもいつものように招き猫の頭を撫でて家を出て、帰宅するとうちの猫招き猫の隣でポーズを真似してた。

それから家を出る前には2匹の頭を撫でるようになったよ。

2024-10-20

うちの猫ラノベヒロインっぽい

かわいい

・気付くと傍に居る

・基本内股

・ずっと放置していると突然噛みついてくる

・他の猫に構っていても噛みついてくる

・怒っていてもムスッとしていても撫でるとすぐにゴロゴロと大きい音を立てる

かわいい

・夜にスッとベッドに入り込んでくる

ちなみにオスです

2024-10-19

うちの妻はなんて言うか、すごく男らしい

最初にそれを実感したのは、結婚して初めて大喧嘩をした時だった。

喧嘩の内容は忘れてしまったけど、とにかく些細なことだった気がする。

でも、その時の妻の泣きっぷりがすごかった。

まるで子供みたいに大粒の涙をボロボロ流して、わんわん泣き出したんだ。

その泣き方がもう激しくて、正直あまりの迫力に引いてしまった。

いや、引くって言っても悪い意味じゃなくて…ただ、圧倒されたんだよね。

だって、目の前で大人の女性子供のように大声で泣き出すなんて予想もしてなかったから。

うちの猫も一緒にびっくりして、ちょっと離れた場所困惑した顔して見てたくらいだ。

僕もどうすればいいかからなくておろおろしていると、妻は突然スッと泣き止んだ。

まりにも急な切り替えに驚いていると、彼女は「あ~スッキリした!」と言って、さっきまでの涙なんて嘘のように明るい表情を浮かべてニッと笑ったんだ。

そんな妻の笑顔を見て、僕も一瞬何が起こったのか理解できなかった。

だけど、彼女はその後、「ごめんね、私も悪いところがあったよ」とあっさり謝ってくれて、喧嘩の原因となったことをあっけなく許してくれた。

それからも、うちでは何度か小さな喧嘩をしてきたけれど、その度に同じことが起こる。

最初は激しく泣き出して、その勢いに圧倒されるけど、泣いた後は急に晴れやかになって、何事もなかったかのように問題を水に流してしまう。

僕としては喧嘩をしても、お互いに少しは尾を引くものだと思っていたんだけど、妻にとっては泣くことで全てがリセットされるみたいなんだ。

ネットなんかではよく「女性感情的でネチネチしている」みたいな言い方をする人がいるけれど、うちの妻は全然そんなことない。

しろ感情を爆発させた後はさっぱりしていて、過去のことをいつまでも引きずったりしない。

しかも、泣いた後に「よし、これで終わり!」みたいな感じで全てを許してくれる姿を見ると、むしろこっちが拍子抜けしてしまうこともある。

今でも彼女の泣き方は相変わらずすごい。

喧嘩の度に、僕も猫も少し驚いてしまうし、最初はどう対処していいか戸惑ったけど、今ではそのパターンにも慣れてきた。

喧嘩して泣かれると、「ああ、これで終わりだな」と思えるようになってきたし、彼女のそういうところが好きなんだと思う。

ちなみに、泣いている時に下手に声をかけると、泣きがさらヒートアップすることもあるから、今では黙ってその嵐が過ぎ去るのを待つのスタンスになっている。

泣き終わった後の彼女スッキリした顔で「ごめんね」と言ってくれる瞬間を、ただ静かにつんだ。

そしたら自然喧嘩も終わって、また元通りの穏やかな日常に戻るから不思議ものだ。

こんな感じで、うちの妻は感情を爆発させる瞬間はあるけれど、その後の潔さと明るさが本当に男らしいと感じる。

涙で全てをリセットして、過去のことは気にせず前に進む。

その姿を見るたびに、彼女の強さと優しさを改めて実感するんだ。

そんな彼女からこそ僕は一緒にいて楽しいし、喧嘩をしても結局は愛おしい存在なんだなって思ってる。

2024-09-28

AV女優の結月ゆあ、猫大好きおじさんにブチギレるも投稿削除

登場人物

結月 りあ アタッカーズ@yuzuki_ria

2023.6.27 S1専属début → アタッカーズ専属 🔥ティーパワーズ所属@tpowersofficial @tpowers_2nd

いちご大好き🍓『ゆづきりあ』です

樋口博之@hXWSTs3

猫好き、猫チャンを愛している飼い主さんと、猫チャンの末永幸せを、祈っています。19年と3ヶ月一緒に暮らした猫を亡くして、3年、落ち込んでいましたが、皆様の可愛い猫チャンの画像や、綺麗な風景や花の画像等に癒やされて来ております…こんな私ですがフォローして頂ければ、嬉しく思います

訴訟沙汰になりかける

結月 りあ アタッカーズ@yuzuki_ria

おはりあ~~☀️

今日17:30〜秋葉原

studio knotさんで会おうね💕

https://pbs.twimg.com/media/GYW4UkjaMAIA1By.jpg

(抱き上げている猫が結月の頬を舐めている写真

樋口博之@hXWSTs3

猫チャン可愛いですね、でもたぶん!お化粧してますよね、ファンデーションぬってますよね、ファンデーションぬったお顔をなめさせるのは、危険場合も有ります、猫チャンの腎臓を悪くする成分が入っているかも知れません、スッピンならいいですけど、お化粧している顔をなめさせるのはやめた方がいい

結月 りあ アタッカーズ@yuzuki_ria

ひじょー――に不愉快!!!! !

塊食べてるわけでもないのに

わざわざそんなこと伝えてくるの

暇なのかな☺☺☺

私が犬猫たちを半年ごとに健康診断受けに行かせてることとか

めちゃくちゃ高い保険に入れて何かあった時に高額治療になろうがちゃんと手当てできるようにしてる事とか

毎日体触って異常がないかとか

ご飯色々なの食べさせてなにが体に合うか

2匹が美味しく食べてくれるかとか 知った上で送ってきてるのかな〜

あんたにネット上でしか上げていない

うちの家族の何が分かるの?

樋口博之@hXWSTs3

不愉快を感じられたなら、あやまります申し訳ありませんでした、私ただの猫好きと、りあさんのファンなだけです、私は今、入院中です、寝られないのでスマホを見ていたら、大好きな、りあさんの可愛い猫ちゃんとの画像かあつて、投稿しただけです、悪口云うわけ無い、気に触ったら許して下さい、😭😭😭

結月 りあ アタッカーズ@yuzuki_ria

本名載せてるけど

いつでも開示請求とかそういったことできる

不快だと思ったのは全て証拠として残しているので

いつでも行動できる事は忘れないでね

前にも言ったけど何気ないSNS一言がこの世界から人を亡くしていることを忘れずに

発言一言一言責任を持ってください

以上

樋口博之@hXWSTs3

私の、つたない返信て、不愉快にさせた気持ちがまだ収まらない様ですので、再度あやまります、ごめんなさい、申し訳ありませんでした。私は、ただの猫好きと、りあさんのファンなだけの今は、咽頭ガンで入院している男です…それにしても、りあさんは、凄いです、返信、全部お読みになるのですね素敵で

9時間後、激おこ文を削除

結月 りあ アタッカーズ@yuzuki_ria

ご丁寧にありがとうございます🙂‍↕️

19年も生きたニャンコちゃん長生きですねっ✨

うちの猫長生きできるよより一層の気をつけようと思います🍀

樋口博之@hXWSTs3

ありがとうございますブロックされても仕方ないのにご返事を頂き嬉しいです、私がただの猫好きと、りあさんのファンだとご理解ください、これから応援させてください猫ちゃんと、ワンちゃんいつまでも、お元気で、ガンバってください☺️☺️☺️😻🐶❤️

2024-09-22

うちの猫がにゃーんって言ってるんですけど

どういう事かわかりますか?

2024-09-21

猫の圧がすごい

最近うちの猫の「ごはんくれ!」アピール尋常じゃなく強い。

猫って普通はもうちょっと静かで優雅な生き物だと思うんだけど、うちのは違う。

まるでゴジラかなんかの小型バージョンみたいに圧をかけてくる。いや、本当に。

例えるなら、村上春樹がもし超人ハルクになったらこんな感じかなって思うんだよね。

静かで内省的で、でもいざとなるとものすごい力で世界を揺るがす、みたいな。

うちの猫は、まず、空っぽのお皿を見つけると、片方の手をそっと皿の中に差し込む。

その手をゆっくり引くようにして皿の片側を持ち上げる。そして手を離す。

床に「カツン」って音が響いて、その瞬間、こっちをじっと見つめてくるんだよ。「ちゃんとこの音、聞いてるか?」って目で語ってくるわけだ。圧だろ? もう、笑っちゃうくらいすごい圧。

で、その「カツン」という音が聞こえたら、もうアウト。見て見ぬふりなんてできない。お皿が床に当たるたびに、俺は猫の鋭い視線に刺されるんだ。

もはや「ご飯ちょうだい」って言葉不要だし、猫も声に出しては言わない。

ただ、その音と視線だけで、俺の心にじわりじわりとプレッシャーがかかってくる。

まるで時間が止まったかのような静けさの中、カツンカツン…それがこの世界の全てだ。

猫は俺を見つめる。俺は目を逸らし続ける。

カツンカツンって音を鳴らしながら、俺を見つめるその目。

可愛くて、少し怖くて、圧がすごい。

2024-09-17

ただコーヒーを、電子レンジで温めようと思っただけなんだ

当時、俺はリモートワークをしていた。

朝9時からパソコンに向かって黙々と作業してたんだけど、気づいたら既に時計の針が11時を指してた。

朝入れたコーヒーがまだ残ってて、でももうすっかり冷めちゃってる。ああ、これ温めなきゃなって思って、立ち上がってキッチンへ向かったんだ。

で、このあとの作業どうしよう。さっきの部分少し修正しなきゃ駄目かな。なんて考えながらコーヒーカップを電子レンジに入れて、時間適当にセットしてスイッチを押したんだ。

ブーンって電子レンジが動き出して、いつも通りの平日の昼前。…そう思ってた、その瞬間。

なんだか妙な胸騒ぎがしたんだ。あれ、そういえば、うちの猫、朝から見てないな…

でも室内飼いだし、外に出ることもないし、きっとどこかで寝てるんだろう。

そう思いつつも、心に引っかかる何かがあった。そしたらその時――

「ふぎゃああああ!」っていう聞き覚えのある叫び声が響いたんだ。

一瞬で頭の中が真っ白になった。音が聞こえた方に慌てて目をやると…見たんだ、電子レンジだよ。まさか、そんな…まさかね、って。

心臓バクバクしてる中、体は勝手に動いてて、レンジの中を見たんだ。そしたら…うちの猫の影が、中に見えた。

うちの猫は、たまに電子レンジの中に入ることがあったんだ。

暖かいからか、たまに開けっぱなしにしておくと、入り込んでそこで居心地良さそうにしてた。

でも、でも…まさか。そんなことあるわけない。絶対にそんなことがあるはずがない。けど、そこにいたんだ。

うそだ…!」って思いながら慌ててレンジを止めて扉を開けたんだけど、もう遅かった。

愛猫は息絶え、そこには彼の姿さえも残っていなかった。まるで、何もなかったかのように。

俺はその場で膝から崩れ落ちて、何が起きたのか理解しようとするんだけど、混乱して、全然追いつかない。悲劇だよ、こんなことがあっていいのか…俺は愛猫を、自分不手際で殺してしまったんだ。

その日はもう、仕事なんてできなかった。

自責の念で胸がいっぱいで、何もする気になれない。

ただぼんやりと、猫のいないリビングを見つめてた。

愛猫を失った痛みが、じわじわと広がっていく。

あいつは俺にとって、ただのペットじゃなくて、家族だったんだよ。

だけどさ、それは次の日から始まったんだ。

最初に気づいたのは、真夜中だった。

俺がベッドで眠ってると、リビングからタカタって物音が聞こえてきたんだ。

なんだろうと思って見に行くと、青白い幻影を見た。猫の姿じゃない。でも、何か異様な感じがしてた。

そこからなんだよ、あれが現れたのは。

ほんのかすかな物音だったんだ。夜中の2時過ぎ、俺がベッドでぼんやり天井を見つめていた時に、リビングから微かな音が聞こえてきた。

パチン、パチン、とまるで骨が擦れ合うような音。もちろん、猫がもういないことは分かってた。だから音の原因なんてないはずだったのに、確かに聞こえるんだ。

一度は無視しようとしたけど、心がざわざわして、足が勝手に動いてしまった。気づけばリビングのドアをそっと開けていた。そこに見えたのは、骨だけの影。俺の愛猫の、骨の姿が淡い光の中に揺らめいていた。

顔もなければ毛皮もない。ただ、骨だけが、静かにそこに佇んでいた。

うそだろ…って思って、息を呑んだ。

でもその瞬間、俺は恐怖よりもむしろ、何かにまれていた。

感覚としては、恐ろしいものを見ているはずなのに、その光景には奇妙な安らぎがあったんだ。

そこに立っているのは、俺が知っている猫の骨格だった。

まるで愛猫が、生きていた時の動作再現するかのように、その姿は少しずつ動き回っていた。

その動きが妙に生き生きとしていて、俺はその姿を見ていると、自分が夢を見ているんじゃないかって思うほどだった。

でも次第に、その幻影が昼間にも現れるようになった。

ある日の夕食時、リビング椅子に座って、俺は食事をとっていた。

ふと視線を上げると、またあの骨の姿が見えた。

何度見ても慣れることなんてない。だけど、今度は違ってた。

目の前で、骨が何かをしている。まるで、もう一度生まれ変わるかのように、骨がゆっくりと何かをまとい始めているように見えたんだ。

最初に現れたのは皮膚だった。

透明な膜のようなものが骨にじわじわと張り付き、それが次第に肉となって猫の姿を形作っていく。

筋肉がその骨に巻きつき、内臓が形を成し、最後に毛が現れて、まるで時間を逆に巻き戻しているかのように、愛猫が目の前に蘇っていった。

その瞬間、俺は息をするのも忘れて、ただ、呆然と見つめるしかなかった。

どうやっても現実では説明できないような光景が、目の前で起こっていたんだ。

愛猫が、一度失われた存在が、何事もなかったかのように蘇る。

ああ…まるで神の降臨を目撃したかのように、俺はその光景に圧倒された。

「これは…奇跡だ」としか言いようがなかった。

愛猫は、不思議な光に包まれて、完璧な姿に戻っていた。

あの、俺が知っている猫だ。ただそこに、彼は静かに座っていた。

青白い愛猫は俺を見て、静かに頷いた。

俺はその時、敬虔気持ちにならざるを得なかった。

そのとき俺は悟ったんだ。

神は存在した。

そして、それは猫だったのだと。

2024-09-08

うちの猫喧嘩する度Tシャツを破いてた

うちには猫が二匹いて、基本的には仲良し。

なんだけど、たまーに本気でやり合うときがある。

最初はただのじゃれ合いで、遊んでるだけだなーって思って見てるんだけど、ある瞬間から「ㇷ~!シャー!」って、本気モード突入してしまう。

で、そうなったら私の出番。

Tシャツに着替え、YouTubeを開いて曲を流す。

デーデデ、デーデ!

曲に乗って、私は猫たちの前に颯爽と登場するわけだ。

二匹の前に行くとまずは筋肉アピールから

続けて腕をくるくる回して耳に添え、猫たちのご機嫌を伺う。

すると猫たちは、「なにこいつ…?」って感じでこっちをじっと見つめてくるんだ。

大体これで喧嘩ストップするんだけど、たまーに、それでも喧嘩を続けることがある。

その時は最終手段。私が「ンアァアアーーっ!!」って叫んで全力でTシャツを破くんだ。

これでたいてい、猫たちは「え、やばっ」ってなって、ピタッと喧嘩をやめる。

こういったことを繰り返していると、最近BGMが鳴り始めた瞬間から猫たちがそわそわしだすんだよ。

「あ、また来るな」みたいな顔してさ。すぐに喧嘩を止める。

もちろんいいことなんだけど、Tシャツが破けなくなって少し寂しくもある。

あのTシャツを破ったときカタルシス…あれがたまに恋しくなったりもするんだ。

2024-08-31

猫と別れて妻子との生活を選んだその後

https://anond.hatelabo.jp/20200528210111

まれて3ヵ月で捨てられ、12歳まで私と生きたその猫は16歳になった。人間換算で80歳だそうだ。今年の酷暑を生き延びられるか心配していたけど、友人のところで無事に生き延びた。

会いに行きたい。会いたい。でも、どの面さげて会いにいくというのだ?

その猫は私が出かけるたびに「にゃぁぁぁご、にゃぁぁぁぁご!!」と道路まで響く声で切なく鳴いてしまうような猫だった。家に帰るたびに「ねぇ、私を置いてどこにいってたのさ?」と問い詰める様に鳴く猫だった。

友人宅に預かってもらってからも、私がいくたびに「「数日はご主人がどこなのだ?と探して玄関で待っている」と聞いていた。つらい。苦しませるならと思ったら会いにいけない。

そんな中、最近子どもが「犬を飼いたい」と言い始めた。そして「猫ちゃんってかわいいよね」って言う。その声に妻が笑顔でうなずく。

たいていのことは仮面かぶれる私は、その時ばかりは仮面かぶり切れなくなる。顔を背ける。うちの猫は捨てたんだぜ。あの思いはもう無理よ。

子どもは猫が好きだ。会いたいという。私が隠した写真を見つけて「この猫ちゃん可愛かったよね!!」って言う。やめて?やめてよ。その猫は私の生き甲斐だった子なのだよ。捨てたのだよ。

猫を捨てて、妻のご機嫌を必死に。命をかけてとり続けて4年が経過した。その決断効果はでている。妻の表情が柔らかくなった。こわばった顔がなく、きれいな顔だ。好きな顔だ。

達成感とともに、その顔をみるたびに罪の意識にさいなまれる。この笑顔は猫の犠牲の上に成り立っているのだ。友人のところでまだ生き続けているし、素晴らしき親友は猫を大事にしている。私のことなんて忘れている気もする。

なぁ、猫よ?私の布団に潜り込んできて気持ちよさそうに寝ていた猫ヨ。

東日本大震災の時も、転職で心がつぶれそうになった時も、婚活で数十人に振られ続けて落ち込んでいたときにポンっと私の頭をたたいた猫ヨ。

リモートワークで散々仕事邪魔をし続け、うちの子の横で見守るように寝てくれていた猫ヨ。

80歳過ぎてもまだ生きていてくれるだろうか。

会いたい。会えない、でも会いたい。会いたい。

2024-08-25

うちの猫ちゃんも猫らしく噛み癖があるんだけど、噛んだら即大きな声で痛いと言って噛まれてる部分を猫ちゃん側に押し込んで、噛んだら嫌な思いをするという教育をしてて

そのおかげもあってか噛む時はおおむね歯を当てるだけの状態が多い

昂ってきたときとかやはり口を開けて手首とかに歯をあててくる仕草を見ると本当は噛みたいんだろうな、それが本能なんだろうな、猫同士ならもうちょっと力入れてるだろうなと感じられて少し悲しい

猫ちゃん本能を殺してしまってるけど異種が共存するためのルールなのでしょうがいね

2024-08-24

雑に扱われたほうがむしろ好きになるみたいなやつ

うちの猫家中引き戸自力で開閉できる力の持ち主なのだ

人間そばにいると「わたしカリカリより重いもの持ったことないんです〜だからここ開けて〜!」みたいな声を出しながら上目遣いで寄ってくる

本当は自分で開けられるくせにこいつ……と思いながら人間は扉を開けてやる

猫はその瞬間さっきまでの態度は嘘だったかのように礼も言わずプイッと走り去る

そうやって扉の前に一人残されたとき

猫に良いように使われてしまった快感がじんわりと広がってくる

クズ男にハマる女の気持もこの気持ちの延長なんだろうか

2024-08-03

猫は思っていたよりずっと賢い生き物なのかもしれない

出かける時にはクーラーを切って出かけるんだけど、最近から帰ってくるとクーラーが付いていることが何度かあった。

あれ!?と思い、最初は消し忘れかと思っていたんだ。

でもそれが何度も続くと流石におかしい…となって、ふと猫の顔を見ると涼しい顔をしている。

もしや…と思い、カメラをセットして出かけ、戻るとまたクーラーが付いている。

早速カメラ確認すると…やっぱりだった。

うちの猫自分クーラーを入れていたのだ!!

といってもさもありなん、というか、ありえない話でもなかったのだ。

うちはクーラーリモコンをいつもテーブルの上に置いており、そのリモコン操作してクーラーを入れるところを猫が見ていたのだろう。

録画した映像には猫が二本足で立ちあがり、右手クーラーを何度もポチポチしている姿が残されていた。

ピッ、とクーラーが音を立てると猫は納得したように四本足に戻り、いつものソファで横になって満足そうに手を舐め始めていた。

ビデオ確認し終えると私は猫を見つめた。

猫は得意げににゃあと鳴いた。

猫は、私たちが思っているよりずっと賢いのかもしれない。

2024-07-21

猫はお腹をモフモフされるの嫌いなんですか?

うちの猫に聞いても「ぅ゛う゛ぇ゛え゛え゛え゛」としか言わないので参考にならないです

飼い猫が亡くなったことのない方々へ

最近飼い猫が亡くなった。あと1週間で18歳だった。

今にして思えばどう見てももうすぐ死ぬ猫だったのだが、自分ペットを看取るのは初めてだったのと、3ヶ月前までは一切の不調なくピンピンしてたので、正直もう少し生きると思っていた。

もうすぐ死ぬなコレと思えていたらもっと一緒にいてあげたり、直前まで無理やり飯を食わせたりしなかったと思う

死ぬ直前のうちの猫の容態を書くので、もちろん全ての猫が同じではないが、もしこうなってきたらできるだけ一緒にいる参考に読んでほしい。1人でも自分のように無知と楽観から後悔してほしくない。

まず亡くなる3ヶ月前に突然歩けなくなった。これは後ろ脚を引きずっている老猫の典型的な症状と言われた。

病院に連れて行き薬を飲むと1日で治った。何入ってんだあれ

これを3回くらいやった。

この時の成功経験のおかげでまた薬を飲めば元気になるだろうと思ってしまっていたところがある。

亡くなる1月くらい前から食欲がどんどん落ちた。どんどん自力で飯を食わなくなり、餌皿を押し付けても拒否するようになった。水は飲んでいた。このあたりから部屋のベッドから1歩も動かなくなった。1日中同じ場所で寝ていた。あまり鳴かなくなった。

亡くなる2週間前から一切うんちをしなくなった。おしっこはしてた。あまりにも便をしないので病院に連れて行き腸が動く薬をもらったが変わらなかった。

やる気もない?みたいでベッドから降りようとしてもベッドの下で疲れ果ててそのまま横たわっていた。トイレに連れて行くとトイレをするので部屋にまた持っていった。コレを繰り返せばトイレだけ人の手がかかるけどこのまままだまだ生きてくれるような気がしていた。

亡くなる二日前くらいからおもらしをし始めた。後ろ足がうまく歩けないから仕方なくここでしちゃったんだろうと楽観的に見ていた。前にもらった歩けるようになる薬の残りを与えてみて、3日飲んでよければまた病院に行こうとか呑気に考えて薬を飲ませた。

次の日、亡くなる当日、まばたきをしなくなった。ずっと目を開けていた。やはりベッドから動かず虚空を見ている。口で呼吸をし始めた。まだすごく暖かかった。

2週間していなかったうんちが固まって便秘が辛いから出したくてでもりきめなくてずっと苦しがってるみたいだった。

ガチガチだったから指を突っ込んで便をかき出してやった。

はいお腹スッキリしたね、ね!ゆっくりしてね。って寝かせたらもう息をしていなかった。

人間死ぬ直前は筋肉が弱って瞬きをしなくなるし口で呼吸をするようになるらしい。コレが現れたらもう峠だと家族を呼ぶ目安だと。猫も同じなんだなと思った。

自分はまたあの突然歩けるようになった薬でまた元気に鳴るかと信じ込んでいた

死ぬ当日まで無理やりご飯を食べさせたりしていた

もっと一緒にいてやれば良かった

何が言いたいって自力あんまり飯食わなくなった猫っていくら病院で点滴とかしてても頑張って食べさせても、もう長くない。自分も「このまま毎食スポイトで給餌し続ければ、手間だけどまだ何年か生きてくれるかも」なんて当日の朝でも考えていた。

今にして思えばどう見てももうすぐ死ぬ猫だった。

自分食事取らなくなってくるともう病院栄養剤打ってもらってても長くない。

自分みたいなのにこの事実は伝えたいと思った。

犬猫自体はこの世にたくさんいるのに、こういう話が沢山あるはずなのに、まだペットを看取ったことのない知らない人間もっと伝えなきゃいけないことがあると思った

みんなもかいてくれていい、

他に書くところがないからここに書かせてもらった、パクリnoteでもなんでもやってくれて構わない

2024-07-20

彼氏性癖を見てしまったんだが

彼氏が私が飼ってる猫を愛でているのを微笑ましく思っていたのだがどうも性的に見ているっぽい。

彼氏スマホうちの猫擬人化したイラストが多数あった。絵柄が違うので多分イラリクしたんだと思う。模様や特長がうちの猫と同じなのでうちの猫なのは確定。

そのイラストは際どいエロ絵ばかりでリョナ強姦ぽいのもあった。オタクエロ絵も見慣れていた私でもうわキツ…って感じた。

ただ性癖他人迷惑かけなけりゃ自由だし私が見ちゃったのは偶然だし(スマホに保存したPDFプリントアウトして欲しいって頼まれた時に見てしまった)うちの猫危害を加えてることもないし彼氏自体は凄くいい人なので別れるつもりは無いんだけど。

猫を見る度にスマン…ってなる罪悪感をどうしたらいいのだろう…

2024-07-08

冷房の設定を19℃にした

家の中に居ても暑いのでいよいよ冷房を19℃の強にした。すると流石にちょっと寒く、とりあえず弱にして様子を見ようかと思ったらうちの猫も流石に19℃は寒いようでさっと私の膝の上に乗ってきて暖を取ろうとしてきた嬉しいサプライズ

これって冬に暖房ガンガンに効かせてハーゲンダッツを食べるようなものなのかしら、なんて思いながら猫の頭をなでなでして、猫は満足そうに目を細めてゴロゴロいうのでとりあえず当分は19℃でいいかなと思った一日でした。

2024-07-06

私の家の庭で鳴かないでください

猫の弓のような目が嫌いだ

目をつぶるとかわいいのだろうが死んだ時もあの

弓の目で死ぬことを知っているからだ

猫のすぐねむるところが嫌いだ

自分家族と認めた人間しか愛してもらおうとしないくせにそこらかしこでねむる

が、近づくと起きる

猫の見た目が嫌いだ

みんな同じような見た目しやがって

私の飼っていた猫とそっくりなやつもいる

猫のすぐ喧嘩しだすところが嫌いだ

うちの猫喧嘩してると止めにいった癖か

庭で喧嘩をしだすと止めにいってしま

この前はうちの庭で喧嘩したのち、べつの

うちの庭で同じように喧嘩していた

猫の耳またはしっぽが嫌いだ

自分にもそれがあれば今よりはもっと他人

愛されたかもしれないとますます自分

嫌いになってしまうから

猫のない毛布がきらいだ

人間だけではただの熱でしかない

空のツナ缶を洗っては窓際に干している

冷蔵庫にはもう子猫ミルクはない

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