はてなキーワード: 唐突とは
http://anond.hatelabo.jp/20130121001007
読む前は「吹雪の中を幼い兄妹二人が母親の薬のために奮闘するが、塩狩峠で行き倒れる話」だと思っていた。
イメージ的には「火垂るの墓」、あるいは「ベロ出しチョンマ」のひどく悲しいものを無意識に予感してしまっていたためか、現在26歳に至るまで一度も読んだことはなかった。
手にとって読んでみると、まあすらすら読める。
こんなに平易な文章で短篇集的なとっつきやすさを持っているものであれば、中学生くらいのときには読んでおきたかった。
いろいろと考えるきっかけにもなりえただろうことからなおさらそう悔やまれてならない。
内容。
あらすじを知っている人からすれば当然だったのかもしれないけれど、知らなかった自分からすればあまりにも唐突。
死亡フラグが立っていたとはいえ、それでもあんまりだなあと思った。
ふじ子かわいそうっていう。
あーでもそのやるせなさとかからの逃げ場所としてキリスト教が救いになったってことなのかなー。
理不尽なこととかにも黙って耐えるような、そのときのすがる先。宗教ってそういうものかね。
生きる意味すらも指し示されるような。
それもありかもね。そういう選択肢もあるんだねとは思った。
ただ最後らへんの、すげー影響があっていっぱい入信したとかそういう下りは「小説としては」いらなかったんじゃないかなー。。。
掲載誌を考えたら仕方なかったのかもだけど。
ただ死んだだけじゃなかったんだよーこんなに多くの人に影響を与えたような、意味のあった立派な死だったんだよーっていうのがちょっとあざとすぎた気がした。
あとがきとか解説について。
解説で、この本のテーマは犠牲って書いてあった。確かに、乗客のために命を犠牲にしたりだとか、吉川が自分の夢を諦めて「普通」を目指すだとか、いろいろな部分に犠牲というコンセプトが見え隠れする。
そういうものの見方を知ったことは有益だったけど、自分にはできない、やれない、やりたくないって思っちゃうなーと、この歳まで無宗教でダラダラ生きてきた人間は思った。
友のために命を投げ打つ、犠牲になることが愛。
そう思うのは勝手だけど、結局正当化するための理由でしかない。自己満足に過ぎないとしか思えないという考え方が拭い切れない。
根っからのキリスト教国に生まれてたらまたその考え方も違ったんだろうけど。
否定はしないけど、別に肯定もしない。受け入れるつもりもない。そもそも受け入れられない。
そういえば中学校のときに、卒業式で大地讃頌を歌うことになっていたのがたったひとりのキリスト教の生徒のために変更になったことがあったわ。
やっぱり、宗教が前提にある人とそうでない人って歴然とした差が根っこからあると思うわ。
唐突だがおれは引きこもりである。滑り止めで入った高校のあまりのレベルの低さに絶望して中退して以来、10年近く部屋に引きこもっている。当然、選挙には一度も行ったことがない。「お前みたいなのがいるから日本はよくならんのじゃ!」と選挙前だけ血気盛んになるヤツらに言われそうだが、ちょっと待て! 5分だけでいいから俺の主張も聞いてくれ。
はてなブックマークでこんな記事が話題になっていた。
【案外少人数】『若い人が投票に行けば世の中変る』と言われるけど、本当に変るのか計算してみた【友達一人でおk】
http://nihon-jyoho-bunseki.seesaa.net/article/307990760.html
このブログの書き手はこんなことをのたまっている。
、いつも投票に行ってる20代の人が投票に行かない友人を一人連れて行って、いつも投票に行っている30代人の2人に1人が投票に行かない友人を一人を投票に連れて行けば、世の中が変るという事です。
こいつは20代の友人を一人連れていくだけで、日本が変わると言っているのだ! が、これは簡単に否定することができる。
今回の選挙にあわせて、ネット上で10代だけが投票できる「TEENS OPINION」という投票サイトが作られた。これを見れば投票に行っていない若者が、実際に投票所に行ったら、どこに投票するのかを予測することができる。
じゃあ、その結果を見てみると……これが1位が自民党で2位が民主党。3位が日本維新の会。要するに実際の選挙結果と何ら変わらんのだ。
これはつまり今投票に行っていない人が投票に行っても、各党の得票する比率は変わらないってことになる。結局、今回の選挙で選挙に行っていない若者が選挙に行っても、自民党は大勝したわけだ。
「若者が選挙に行けば日本は変わる」と言っている人は、前提がまるでおかしい。「選挙に行っていない若者の大半が今の主流とは違った政党に投票してくれるだろう」と考えているのだ。もっと言えば「選挙に行っていない若者の大半が自分の支持政党に入れてくれるだろう」と考えているのだ。それは妄想だ。国の運営者を決めるような大事なときに、妄想に浸るな、バカ! ちなみに「友人に投票を頼む」って、それを人海戦術でやっているのが公明党なわけだが、今回の選挙でどれだけ議席を取ったんだっけ?
そもそも「選挙で政権が取れたら日本が変わる政党」って各党のマニフェスト見ればそんな政党ないってわかるだろ! どこも消費税いま上げるかあとで上げるかの違いぐらいしかないぞ! そんな瑣末な差しかないから政党政治が機能しなくなってんだろ! 政権を取ったら確実に変わるといえば日本維新の会か共産党ぐらいだが、お前は共産党に投票したのか?
もう「選挙で日本が変わる」だなんていう不真面目な幻想に浸るのはやめろ! みんなが選挙に行けば一気に世の中変わるだって? それはハルマゲドン思想だ! 一発デカいことがあれば世の中変わるだなんて、ハルマゲドンと一緒だよ! オウムだ、オウム! お前らオウム信者!
じゃあ、日本は一生救われないのか? 静かに沈むゆくタイタニック号なのか? どうあっても現状打破はできないと言うのか、このペシミストめ! という声が聞こえてきそうだが、そんなことはない。こういうときこそ歴史に学べ! 戦後、日本人の生活を向上させてきたものは何か?
それは白物家電と携帯電話、それに100円ショップだ。家電のおかげで家事の手間がそうとう省けたし、携帯電話はコミュニケーションコストを大幅に削減した。100円ショップは便利なものを安く売りさばく貧乏人の味方だ。
当然、これらは生み出したのは選挙ではない! 企業で働く真面目な人が、「たくさんの人に売れる商品(サービス)は何か」と考え抜き、それを形にしようと真面目に努力してきたから生まれたのだ。つまり、日本を変えるとは「まじめに働く」ことなのだ。
おい、お前ら! ハルマゲドン選挙なんか望むな! 真面目に働け、コラ!!
まぁ、俺は働いていないんだけどね。
地元では制服屋さんというのがいて、家に来てもらってサイズを測り、オーダーするって感じだったんだけど
やってきたおじさんが、しきりに私のことを「この子は肥えそうやな」「肥えそうやな」「肥えそうやな」とつぶやいてた事を唐突に思い出した。
一緒にサイズをはかってた友達とその子のお母さんの前で、堂々と、である。
年端もいかない女の子だった私は人並みに傷ついた。一度ならず何度も何度も「肥えそうやから大きいサイズにしとき」と聞かない。
当時の私はバレエをしていたこともあって、痩せ気味。一緒にいた母親も痩せ気味だったから、遺伝とかそういう推測も考えにくいし、家にお菓子が散らかっていたわけでもない。
長年制服屋をやってきた勘なのだとしても、もうちょっと言い方があっただろうと思う。仮にも小学生の女の子に、友達の前で。
成長が早いので大きいサイズの方がいいですよとかさ!
結局私はバレエを続けたせいか太ることは一度もなかった。家族の誰も太っていない。
何があのおっちゃんを「肥えそう」と言わしめたのかはわからないけど、唐突に思い出してなんかあの絶望感を思い出して、つい書きなぐってしまった。
韓国は最悪だよ
犬にも劣る糞だ
突然わざとらしく韓国を罵りださなくてもいいんですよー?
あと「犬にも劣る糞」とか「最低の屑集団」とか
そういうおどろおどろしいだけで何指してるかわからない言葉って
使ってる人の馬鹿が丸出しになるだけじゃね?
韓国ネチズンが日本的なものすべてを排除するというなら最低の行為だと思うし
ものすべてを排除するというならそれも最低だよ
最初の話に戻ろっか?
その中に出てくる日本的なものに墨を塗ってきたのが韓国人だよ。
最低って言うかまあ馬鹿だよな。
で、韓国映画の中のキムチや大極旗を塗り潰そうとする日本人なんかいるか?
まあなんか無理矢理話を相対化させつつ日本を非難した言っていうポジションだけは理解できたけど。
いったい何の話をしてたんだっけ?
しつこいステマと反日ばっかりやってる国の人や物がメディアに唐突に映るときに
過剰反応なのかどうか?
だったよね。
君の主張は「過剰反応だ。韓国のしつこいステマは日本人のせいだ」で
俺の主張は「すげー責任転嫁キタコレ」
大学の入り口に「踏みにじり用大極旗」とか設置するようなレベルになったら問題だね。
韓国と並ぶって言うのはそういうことだよ。
本日は、徳島新聞社の名物コーナーである 鳴潮(めいちょう)を解説することで、
徳島新聞社の素晴らしさを日本の勤勉な投票者6000万人(有権者数≠実際の投票者数)へ向けてアピールしたいとおもいます。
引用は、 徳島新聞 2012.11.06 第24660号です。
http://www.topics.or.jp/meityo/news/2012/11/135216337985.html
では、さっそくまいりましょう!
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「民主党、自民党、維新の会、その他」のあらゆる政党が一緒くたに悪人であるかのように書かれている。
現実では、国民の怒りは与党である民主党のやり方に対して向けられているのであって、
野党である自民党や維新の会には向いていない。なんとも、見事な責任転嫁の術ではないか。
とりわけ深刻なのは、山積する重要課題を前に八方ふさがりの政治状況を打開できない野田内閣の支持率だろう。前回10月調査から11・5ポイントも急落し、政権発足以来最低の17・7%に落ち込んだ。まさに危機的状況である。民主党の政権担当能力に疑問符を付け、「早く国民の審判を受けよ」と迫っているかのような数字だ
民主党に対する国民の怒りを、「野田内閣」という小さな集団(デコイ、擬似標的)へ反らすことで、民主党全体をかばおうとしている。
ここに筆者の人間らしい温かみが見て取れる。
政権浮揚を狙った内閣改造は法相辞任でつまずき、身内の離党者には歯止めがかからない。政権与党の衆院過半数割れが現実味を帯びる中、臨時国会で事後同意を求めるべき原子力規制委員会の人事も、早々と先送りを決めてしまった
唐突に、「原子力規制委員会」という言葉を持ち出すことで、自民党が旧来から掲げる「原発は必要」という主張をさりげなく批判している。
民主党の批判の文章の中に、アクセントをつけるかのように、さりげなく、自民党への批判を縫いこんでいる名文である。
「民主党マニフェスト(2009年)」と記述すべき所を 「2009年のマニフェスト」 と表現している。
これは、民主党という言葉に悪いイメージが被さるのを防ぐための配慮である。
そのかわりに、悪いイメージは全て「マニフェスト」という小洒落た外来語に被せてしまっているが、それはそれでよい。
なぜかというと、「民主党」という言葉に悪いイメージが被さると困る人は日本に何十万人もいるが、
「マニフェスト」という言葉ならば、困る人は誰もいないからである。
年内の総選挙には、今月22日までの解散が必要とされる。大連合構想で第三極勢力がごたごたする中、
既成政党はその期限まで党利党略優先の駆け引きを続ける恐れがある。そのつけを払わされる国民は、たまったものではないのだが。
要約すると、
"全政党の党略のために、国民がつけを払わされて大変である。"
となる。
実際は、与党である民主党のせいで国民がつけを払わされて大変である状況なのだが、それは横へ置いて忘れておく。
この段落では、あえて「民主党の責任」を、「全政党の連帯責任」へと変換することで、
民主党が被るダメージを自民や維新へも分散させる奇妙な痛み分けに持ち込んでいる。
全体として漂う空気は、とても心地が良い。
"民主党はたしかに悪かった。しかし、自民党や維新の会など他の政党もダメだ。
そういうわけで、読者の皆様は自民や維新へ1つも議席を与えてはいけない。"
と、このように、読者へ刷り込もうとしている訳である。
少しでも自民党の議席数を削り取っておきたいという心意気、まったく大したものである。
本文では、自民党も民主党政治の共犯者であるかのごとく表現されているが、
実際はそうではなく、まったく逆なのである。
この4年間、自民党は参議院の側の立場で、民主党のやり方を正しく修正してあげようと尽力しており、
しかし、自分たちだけが、日本国民から評価されたいなんて、自民党は本当にずる賢い邪悪な連中ではないか?
11 :卵の名無しさん:04/01/26 10:55 ID:QxfYqAlS
そんで、つつましくしてるとケチだと思われるし。
12 :卵の名無しさん:04/01/26 11:32 ID:rkVwCccw
風呂もろくに入らなかったらしい。
15 :卵の名無しさん:04/01/26 11:44 ID:cmxYjD42
親父が3代目
兄と弟は進学校
落ちたらプロボクサーになろうと考えていたが
親族が家に来るたびに
「将来はお医者さんかなー?」
マジでぶち殺そうかと思ってた
19 :1 ◆fSAb5cRqRI :04/01/26 15:37 ID:nKt4UP2E
>>15
超わかる超わかる
私は父は二代目。私は進学校へ。しかし挫折、中退。下の子が今進学校でトップ。
それまでは親戚とか知人とかさ『将来はお医者様かな?』とか言ってたけど、進学校に行っても父を見てたら医者になりたいと思った事は一度もない。
んで中退したら親戚ん家行く事なくなった。近所の目とかあるし私は臭い物に蓋状態。それまで順調な道を歩んでた私が崩れる様を明らかに喜んでる近所のばばぁとかいたし、いるし。
てかやっぱり同じ事考えてた人いたんだなぁ。
いつまでも金持ちと思われるのも確かにアレだよね。小泉内閣から行政変わって医者も前より稼げてないんだよー!!
確かに得なのは風邪ひいてもただで治療して貰えるからね。怪我でも。
父は尊敬してますが、早死にしそうで心配。祖父が医者で早死にしたから。
………メンヘラーも多いのかな…
73 :おいは精神科医でごわす(^^;笑):04/01/28 12:32 ID:Zi1EEEHH
なんか身内に医者がたくさんいたから、高校卒業時何気なく医学部を受けました。
他の道はあまり考えなかったね。でも今は少し後悔してるわ。
卒業の時には、身内のものが誰もやっていなかった今の科に入りました。
医者の子はそれなりに苦労しているとおもうよ。医学部に行かなかったら、周囲か
らなぜ?と言う形でみられるし。いったらいったで、親族の知り合いの医者からは
◎◎の息子さんという形でみられるから、そのプレッシャーはきついよ。
89 :卵の名無しさん:04/02/01 03:49 ID:tU1HHKfK
父と母が医者。小学校からずっと公立に通ったけど楽しくやってた。
最近、中学時代仲良かった子に、当てつけのように嫌味を言われてしまって
後になってから、その子が医者の家にすごく憧れてたとわかった。
だから自分と仲良くしてた面もあったんだと気づいて尚更ショック受けた。
思い返してみて、自分と同じような状況の友達って一人もいなかった。
なんかそれに気づいた時さみしかったー。人付き合い嫌になっちゃった。
137 :卵の名無しさん:04/02/04 00:27 ID:aAw30SZE
実家は開業医だが、いたって質素だし、普通に厳しくしつけられた。
父も母も地味で普通、でも
だから、人のねたみを買わないように振る舞う癖がもう身についている。
医者の奥さんでこれ見よがしに威張って気取る人を身近にみて、
カルチャーショックだった。本人は玉の輿気分みたいだけど。。。
みっともない、、、
150 :卵の名無しさん:04/02/04 13:15 ID:7T6tQXj3
父・母ともに医者で、指定校推薦で医学部に進学する事を薦められていた。
「これからは医者も厳しい時代だし、女の子なのだから尚更向かない」という
理由?で止めるように言われた。私大に進学したけど
自分のやりたい事がさっぱり見えない。それ以来鬱ぽくなってしまった。
一人だけ「自由に生きていいよ」といわれると、見捨てられた気分だったな。
273 :卵の名無しさん:04/02/10 15:37 ID:XafxB9uo
医者の子ってだけで、親戚や近所は口を揃えて「将来はお医者さん
だよねー」と子供だった俺に言ってきた。
こともあった。
406 :卵の名無しさん:04/02/21 22:29 ID:RPtawQCp
開業医の長男に生まれ文系行くといったら村八分。脅迫されて一浪して今年旧設私立合格。私立なんて恥ずかしいと親が泣く。…もうどうでもいいや……
414 :卵の名無しさん:04/02/22 02:34 ID:w+jdgvEx
かなりのプライド持ってる。ほんとに苦労して憧れてなったんだと思う。
そのへん私立出身だったり、二代目以降の人だと余裕もあるのだろうな。
状況として>>406さんに近いかも。医者以外は仕事じゃない、くらいの勢い。
そうやって育てられちゃうと、いざ医者になれなかった時に辛いんだよね。
自分は女で逃げ道があったけど、男の人、それも長男だったりすると
肩の荷も重いだろうな。
この手のスレは絶対に変なやつが沸いてくる
久しぶりの感想。
H:先の読めるバトルからようやく一息ついた。記憶をなくした居候はこの後どうからんでくるのか?でも、作者の作風見てると、最後の方でぱっと一発ギャグをかまして、それ以外は空気になりそうな予感。
S:陽電子爆弾不発。まあ、そうじゃなきゃ全滅だわな。鬼同士の喧嘩は、片方が無言なのによく分かるw無口なのに、青筋立てるのなw上に報告とか、鬼にも社会がありそうだけど、今後明らかにされるのかな?楽しみ。
H:うーむ、伏線が多すぎて、きちんと回収できるのか不安。所詮はWeb上の漫画。いつ打ち切りになるか分かったものじゃない。
Z:いきなり知らないキャラの恋愛が始まって何事かと思ったら、劇中劇かよびっくりした。作品を海に帰すところの描写はぞっとした。
O:王道展開だけど、今回はちょっと厳しい。顧問は確かに活躍したところあったけど、今回のいい話に持って行くほど掘り下げられてないから、唐突感がある。
K:やられた奴がすぐに復活ってのは珍しい。ライバル的な存在になるか?会長はキャラがアレ過ぎて微妙。あんたが闘うわけじゃあるまいし。
既卒ニート5か月(就活中)だったいらない俺が幸運にも大きな調査会社にパートとして勤務することになって1週間。
求人内容にあったパート事務。仕事内容が非常に魅力的で会社のホムペも俺の理想通り。面接では未経験でもエクセル使えるならOKって事で1週間後採用通知。
一般事務は楽って言葉があるけど、確かに楽。
けどそれは肉体的な楽さ。精神的にあんなにしんどいとは思わなかった。
おまけに8時間労働(当然だけど新卒枠からあぶれていわゆる使えないゴミクズ既卒枠なので7時間以上勤務は正直厳しい)。
ちゃんとした会社でしゃんとした社内、雰囲気も良くて、時給もかなり良い。一等地に事務所を構えるホワイトレベルの会社。でも俺には耐え難い空気だった。
所詮既卒ニートには無理な世界だったんだ。院の時とは比べものにならない位のかったるさ。研究室で論文書いて批判する立場だった人間がそういうのをまとめたり報告書書いたりする会社に入るのは辞めた方がいいことがよく分かった。事務なら事務でもう少し業界を選ぶべきだったと今更反省してる。
一般事務の主な仕事内容は、アンケート等の資料作成と返送されてきたアンケートの集計とそのデータ入力。
けど、ある報告書の誤字脱字チェック・・・。
今迄が今までだっただけに楽過ぎて逆にダルい。時間的な余裕があり過ぎて正に暇を持て余す状態。それが駄目だったんだな、忙しさに慣れ過ぎたせいもあって暇な時間の潰し方が分からなかったんだ。そこでたまたまボーっとしてたんだな。数分寝てしまったようだ。
偶然通りかかった上司に目撃され勤務態度の事で叱られる始末。うん、俺が全面的に悪いのは分かってる。てか俺が悪いんだ・・・けどなこの叱咤でゆとりの俺のモチベはだだ下がりだったよ。
最初にボロクソな量の資料を作成させておいて、そのルーティンに慣れて楽しくやってたのに今作ってきましたみたいな資料の事後チェックなんかダル過ぎてやる気なくなるんだよね。
上司も良い人で会社も良い上に悪いのは全面的に俺だってのは分かってるんだが、このどうしようもなくやりようのない気持ちをどこに持っていけばいいのだろう。
上司はクビでも自主退職でもそのまま継続でも好きなのを選べって言ってくれたけど、正直その優しさが逆に辛い。俺、申し訳ない事したわ。
このまま続けられる余裕とかゆとりがない。忙しいならずっと忙しくて、楽ならずっと楽なんだったら耐える我慢するってのも出来るんだけど、忙しかった時期が唐突に楽に転じるとどうしようもない虚無感が襲ってくる。そして勤務態度に出ちゃう悪循環。正社員と変わらない責任ある業務を一パート如きにさせる会社も大概だとは思いますが、任せて貰えるのは正直嬉しいわけで。
俺はどうすればよかったんだろう?
「N氏がさ、超絶すんごいウルトラコンピュータでもって、万物の理論を組み込んだビッグバンプログラムを起動させたとするじゃん?」
「は?」
「N氏の発明は世界一だからさ、ラプラスの魔物の計算力をも超えちゃうわけで――」
「ちょっと待って。何の話?」
「南極の話」
「なん……きょく……?」
「うん。南極の話。続けるけど、いい?」
「…………」
「色々端折るけど、とにかく起動したプログラムは、ガタガタガタガタと宇宙の創世から太陽系の誕生とか生物の発生とか人類の歴史とかを、正しく情報を吐き出すようになるわけよ」
「随分と端折ったね」
「んで、助手と二人でさ、経過を観察してて、あっこれって成功じゃねってわかって、喜んだりするわけ」
「感無量と」
「そう。でもさ、その様子までウルコンに記述させられてしまっててね。んで、ふと気がつくわけよ」
「何に」
「果たして我々はどこに生きているのだろうかって。そもそも我々は本当に現実を生きていたのだろうかって、仮想の自我と現実の自我の境界が曖昧になって、ちょっぴりホラーな感じみたいな」
「……酔歩する男?」
「似てるかも」
「でも、手垢にまみれてる」
「うん」
「加えて、宇宙の創世から正しく現在に至るって、確率的にどうなのよって」
「そこはさ、ほら、N氏だから」
「許されるとでも」
「許されるでしょう」
「許されるのかなあ」
「許されるべきだと思うよ」
「まあいいけど、なんでそんな話になるの?」
「唐突に思いついたから。形にしておきたかったけど面倒くさかった」
「手垢にまみれてるのに」
「いえす」
「へえ」
おうおう、出たでた、唐突に顔真っ赤にして参戦してくる奴w
コレはイジメとは言えません。
コピペ内容がひどい。
展開が唐突で、あまりにも都合良く終わっており、リアリティがない。
レコーダーを持たせ、
現実には服に忍ばせたレコーダーって、表に出し過ぎてあっさりばれるか、奥にしまいすぎてまともに録音できないのどちらか。いじめの証拠として現実的に難しい。
涙が止まらなかった。
傍から見たら、涙を流し、ビデオカメラを構えながら車から降り、小学生に近づく中年女性。完璧な不審者。
彼らのそばに行くと
「ゲゲッ!モンスターペアレンツだ!」
と彼らは逃げた。
なんでいじめっ子たちは親だって分かった?学校の敷地ではなく、学校の近所の駐車場だから一般の人も当然いる。なのに、モンスターペアレンツって逃げるのか?
この後を読むと分かるけど、夫はいてもいなくても今回の話は成立する。
だし。
ちなみにこの私立小は、中学受験を全員がする私立小。
私立小がダブってる。
「にも」ってことは結局、受験する中学にはDVDとか送ったの?
でも「ハッタリをかました。 」って言ってるから、送ってないの?
訳分からん。
コレが、1月31日。
どれだよ。
駐車場で集まるってせいぜい7~8人でしょう。
そいつらが全員不合格でも、校長が辞めるほどの「大量」じゃないでしょ。
たった1度の不祥事(実際、表立っては合格者の減少)だけで、受験希望者はガクンと減るなんてありえない。
自殺者が出たような高校でさえ、翌年、翌々年と生徒は集まってるんだぞ?
まだまだあるけど、これくらいで。
とにかくツッコミどころが多すぎる。
で、このコピペの内容も酷いが、さらに酷いのが、こんなコピペに現時点でイイ!の評価が110個も押されてるという現実。
上に述べたように、リアリティのかけらもなければ、創作としても面白くない。
あるとすれば、「いじめっ子への復讐大成功」というテーマらしきもの。
過激なテーマさえ出せれば、リアリティなんてのはどうでもいいのか。
そんな層が多数を占めるなら、携帯小説が売れるのも納得だ。
324 名前:bobcoffee(白紙) ◆LOX0z7Scgs [sage] 投稿日:2012/09/06(木) 13:22:17.75 ID:HS/USpNg0
744 名前:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です[sage] 投稿日:2012/09/06(木) 11:21:57.82 ID:bQ6LCpjq0
冷静に考えよう。
おまえらはいじめを受けたと思われる声優さん(市来氏)を助けるために
声を上げたのに
その声優さん(市来氏)が悲鳴を上げても叩くのをやめないんだね。
おかしくね?
そもそも市来の為ではないというのが
大半の意見じゃないの。
偽オーディションをやってオーディションという行為を貶めたり、
仕事だから後で思いついたように同意だからとか良かれと思ってとか
言って強要することがあれば
一般社会でも改められないと問題になる。
タダでさえ
みんな支えてくれると思うよ。
233 名前:bobcoffee(白紙) ◆LOX0z7Scgs [sage] 投稿日:2012/09/06(木) 12:59:24.47 ID:HS/USpNg0
(必死に役を取りに来る役者に対してあまりに失礼であり、全てのオーディションを貶める行為)
また、場所や力関係上断れない状況を作っている上、
その場にいた舞台上だよ!市来くんと言った寺島や水島大宙が仕事だぞ、仕事と言ってる部分などは
パワハラに当たる可能性がある。
(水島や他の声優の発言は与えられた立場によって出てるものなので責任に問えるかは微妙。企画立案者の責任が問題)
市来は過程が最悪やそれに対する不満(無理やりやらされた、納得してないなど)は言ってるが
自分はRPGで言うならメインジョブが声優でサブジョブが格ゲープレイヤー、
(ドッキリじゃなくて普通の依頼やドッキリでも事前説明があれば喜んで受けると思われる)
イエティ藤田(藤田隼人)エンターブレイン所属 がトチランダム名古屋編での宣伝部長に至る過程についての
よかれと思って発言も場面や立場によって圧力やパワハラと取られかねないので注意が必要。
公式逆切れ+声優の盾からの公式平謝りで声優へのハシゴ外しが酷い。
何度も言いますがネットの~の部分から分かる通り同一ライターが書いたものと思われる。
低周波治療器の罰ゲーム←アニメラジオ系だとよくある罰ゲームだが罰ゲームの説明がないから視聴者置いてけぼり
公式Twitterのフォロー数が目標に達しないと罰ゲームで晩御飯がういろうに
← 目標を事前に決めてないように見えるので唐突、地域の特産品だったはずが
うまくいってたと思ったが、突然のお別れがきた。
理由を聞いてみると、相手の自分勝手な考えが4つ並べられた。
・今好きじゃない
・怒ると怖い
・自由に生きたい
・性格があわない
今は好きじゃない、って言われたのはへこんだけど
ほかはあまりに勝手すぎて、結婚てなんだろうと思ってしまった。
こいつなんで結婚したんだろうと。また自分のフシアナ加減にも幻滅した。
思うと、思い出まで穢されたみたいで、腹が立った。
一度も話し合うこともなく、突然切り出されて、こちらからは
唐突でなおかつすべてが終わっていた。
アホだけどバカじゃないとか思ってたけど、このクソ女は
アホでバカでクズだった。付き合いも短くないのに、この結末は
ないだろう。
別れ際のモノカネ移動についても、独善的でヒトとしてありえなかった。
お前の態度みてたらないわ。
今日から実質3連休で課題をたくさんやらないといけないのに悶々としてるので、
ここに書かせてもらう。
(何も起きません)
俺
42歳
169cm
ブサではないが、どうみてもイケメンではない。
妻一人子一人
いろいろな世代の人が来ている。18人とのこと。
俺は一番前の席なので、周りに気付かなかったが、
どうやら年長者の部類らしい。
なのに、後ろの席のお姉さんがちょいちょいちょっかい出してくる。
席が近いからすこし交流を持ちたいんだろう、くらいに思ってたんだが、
後ろの席のお姉さん
たぶん30前半
超スレンダー。出るとこ出てません
身長155くらい
色白
2児の母らしい
日ごとにいろんなことを、独り言のように、隣りの子と喋るように、俺に聞こえるように、
喋ってる。
「花柄のシャツ素敵~」
「え、お昼カレーなの?」
「ねぇ、似顔絵描いたんだけど~」
「俺さんてさぁ、一人で平均年齢上げてるよね」
「ねえねえ、俺さんて、授業中寝てるけど、何しに学校来てるの?」
そこそこ仲良くやってます。
個人的にはこれで幸せな学校生活を送れてめでたしめでたしなのだが、
事件が起きた。
実習があって、みんな席を立って歩き回ってた。
最後に席に座って…となったとき、どこでもいいから座ってくださーい、ということで、
その子が俺の隣りに座った。
「俺さんの隣りだ~」
少し小さな声。
「ん~?」と言いながら横を見ると、
160cmくらい
20代、たぶん。
ダボダボのオーバーオールの格好の時が多い→以後これをネタに話を成立させることが多い、というか毎回
喫煙者←あ~残念
あっちゃんのファン
「なにニコニコしてんの~?」とこちらもぎこちない笑顔になってみる。
その後、解散するまでずっとニコニコしてこっちを見てた。
その時は、おじさんが珍しい&会話のネタがないんだろうと思ってた。
翌日の帰り。
立ち上がって後ろを振り返るとあっちゃんがニコニコして立ってた。
どうやら俺の斜め後ろの席だったらしい。知らなかった。
「おっ、今日(オーバーオール)着てないね。お休み?」←これしか切っ掛け思いつかない。
「俺さんの低い声が好きです~」
え?え~?
ふたまわりくらい離れてる子に???
翌日、かな?
ビシッ、と俺の前に立ち、
「俺さんのご希望通り、着てきましたw」
「ははは、平常運航?」
https://www.facebook.com/keisuke.hiwatashi.9/posts/482159161803955
これを読んで昔を思い出した。
小学5年生の時に、クラスの同じ班の女の子(仮にB子としておく)から唐突にいじめのおさそいを受けた。
「ねえねえ、Aちゃんのこと一緒に無視してくれない?」
俺にはAさんを無視する理由もないし、そもそも訳が分からない。
理由を聞くと、A子とB子の間で起きた問題を熱く語ってくれた。
「自分以外にも同じようにA子から被害を受けた子がいる!ホントA子は最低!」
「このまま放置しておくと自分だけは無く、みんなも被害を受けるよ!」みたいなことも言うわけです。
・B子はA子が許せない
・他人の協力を得て、A子に心理的なダメージを与えたい
まあ、説明するまでもないよね。
人間同士、気が合う合わないとか、むかつくとか、そういう感情が生まれるのはわかるよ。
だからといって、2人の問題に関係ない人達まで巻き込んでいくのは勘弁してくれよ。
A子に話を聞けば、また違った事実が出てくる可能性も大。本当に悪いのはB子だ!みたいな。
「なんで俺が関係ないA子をいじめないといかんのだ。アホか。感じ悪いわお前」
というと角が立つので、無視には協力せずにやんわりお断りした。
教員免許取得の定められた実習に介護等体験がある(教育実習だけじゃなくなった)。養護学校で2日、社会福祉施設で5日というもの。
私はこれで中学生の知的障害児が通う養護学校に行った。知的障害のある人と触れあうのは小学生の時以来で、上手く振る舞える自信など全くなかった。実際、養護学校の生徒たちと顔を合わせて怯まなかったかと言えば嘘になる。その時の気持ちを正直に言えば「怖い」だった。
どういう行動をするのか予想が出来ない。
どういう反応をされるのか予想が出来ない。
そういう人に対する純粋な恐怖。差別と言われても仕方ないが、これは生理的な恐怖であって22歳かそこらの小娘が易々と払拭出来るものではない。
しかし、養護ではないとはいえ仮にも教職を目指す者。「知らないから怖いんだ」「まず知ってみよう」と思い直し、なけなしのコミュ力を絞り出して実習中は極めて明るく振る舞ったと思う。おかげで2日目には生徒たちとも打ち解けることが出来た。
彼らの唐突な反応にびくびくすることもなくなってきた頃、一人の男の子が私にぴったりと寄り添って来てくれるようになった。私も嬉しくなり、手をつないで一緒に歌を歌った。その男の子は私の手を引き、にこにこしながら廊下の端の方まで連れて行った。結構な力持ちで、半ば引っ張られるような形だった。
そして彼は私に顔を近づけ、強引にキスをしようとしたのである。
ダメ!と言ってもにこにこしたまま口を寄せ続けた。聞こえていないかのようだった。当然、力は彼の方が強い。やられる…!と思った私は教職を目指す者としては最低の行為に及んだ。走って逃げたのだ。
その時の私、22歳で処女。ファーストキスもまだ。平均よりも恋愛に夢を持っていた方だろう。
怖かった。やっぱりどうしても怖いと感じてしまった。半泣きで走って(彼は笑いながら追いかけてきた)、養護学校の先生のいる部屋に「すみません!○○君が!」と駆け込んだ。助けてもらえると思っていたのだ。
「○○君、キス魔なんだよねー」にこにこ
「私さん適当に相手してあげてねー」にこにこ
この時の目の前が真っ暗になる感覚はまだ鮮明に覚えている。障害のある男の子より、先生の反応の方が怖いと思った。先生方は、キスぐらいさせてあげるのが普通だと思っているのか。ブスの実習生の貞操なんて福祉の前では守るものでも何でもないのか(今、考えればまさか先生方もいい年してファーストキスだとは思っていなかったとは思う…)。
結局、彼は逃げ続ける私に途中で飽きて、別の実習生について行くようになった。私はそれをハラハラしながら目で追った。ようやく実習が終わった頃には心身ともに疲れ果てていた。ひどく、恐ろしく、長い時間に感じた。
先日、私の祖母が亡くなった。85歳だった。
祖母との思い出といえば、私が生まれてから成人するまでのおよそ20年間、元旦に直系の親族一同とともに正月祝いを行っていたことを思い出す。正月祝いと言っても、細田守の「サマーウォーズ」に描かれるがごとき祝祭的な性格のものというよりは、近況報告を兼ねて親族同士で気を使いあう儀礼的な色彩のつよいものであった。
祖母には一人の息子と三人の娘がおり、息子が一番年長、その下に長女、次女、三女と続く女風上の一家で、この末娘が私の母である。四名とその家族が毎年元旦に祖母のいる実家へ帰省していたわけだが、態々そのような古臭い集まりを続けていた理由は簡単で、いずれの親族も実家から車で1時間以内の場所に住んでおり、集合するのが容易だったためである。
長男は、礼儀正しく気の優しい人で、奥方とも仲睦まじいが、子宝には恵まれなかった。長女は結婚してすぐ最初の孫――――私のいとこに当たる娘を産み、次女もまた結婚後すぐに娘を一人もうけたので、祖母からすれば、自身の若いうちから孫を抱いて可愛がる楽しみを得ることが出来た。私が生まれたのは次女の娘よりも5年ほど遅れてのことだったが、あとから母に聞いたところによれば、祖母にとっては初めての男の孫であったから、幼少時の猫可愛がりは尋常ではなかったということだった。現在を見てみれば、いい年をして結婚もせず、祖母の期待に沿う形には成長できなかったのだが。
私に遅れて妹と弟がそれぞれ誕生したが、正月にはこれらが皆、映画のように広い日本家屋などではなく、昭和のごく平均的な一軒屋に集まるわけだから、私たち孫の小さいころの祖母は片付けや食事作りなどにてんやわんやで、忙しそうに家中を動き回っていた。
生前における祖母と祖父のおしどり夫婦ぶりは母や親戚から伝え聞いているが、その足取りは大抵のものではなかった。
大正生まれの祖父は、呉服屋の息子で自らも商店を営んでおり、利発聡明と専ら評判の若者であったが、当時の男性としては体は丈夫なほうではなかった。そのためかは定かではないが、第二次大戦時もなかなか徴兵されることはなく、結局日本が敗戦する直前になって突如として徴兵されることとなったという。
終戦後、祖父は無事帰還したものの、兵役の最中に肺結核を患っており、生業である商売もままならず、しばらくは寝たきりの生活を余儀なくされた。戦後の結核治療の確立から一命はとりとめたものの、後遺症か定かではないが、原因不明の発熱と咳に生涯悩まされることとなり、商店の経営にも難渋した。
祖母は、看護学校を卒業していたが(戦中、従軍看護婦になることを希望していたのかもしれない)、卒業後すぐに祖父と結婚したことから、看護婦となることはなく、祖父の徴兵後は夫に代わって商店を切り盛りしていた。しかし、祖父の体調不良もあって戦後いよいよ先行きが怪しくなり、結局私の母が生まれて5年後に閉店したという。
その後の祖母は、しばらく職を転々とした後、昭和42年ごろ、某市の市立病院の看護婦となる。祖母にとっては、高校以来の看護業であり苦労は並大抵ではなかったというが、持ち前の剛毅さと天性の快活な性格にナースは天職であったようで、中途採用者としては異例の副婦長の地位まで昇進したという。60歳で定年した後も、市内の私立病院に嘱託職員として居場所を得、4人の子供を成人させ、病の夫を支え続けた。
しかし、その祖父も私が5歳のときに癌で帰らぬ人となる。確かではないが、病室で遺族が泣き伏せる中、祖母は一度も涙を見せなかったと幼いころの私は記憶している。
祖母との最後の思い出らしい思い出は、一昨年の夏のものである。
何とか就職が決まり、自分の車を手に入れた私は、何を思ったか一人で先祖の墓を参りたいと考え、祖母に親類の墓地の場所を尋ねに行った。その前の年、私の父が母と離婚しており、20年続いていた正月の集まりは中止されてしまっていた。祖母の顔を見るのは、同年の冬、祖母が初期の癌を患っていることが判明し、見舞いに訪れた病院以来であったと思う。これは治療により完治し、祖母は実家で一人暮らしを再開していた。
唐突に尋ねてきた孫に、祖母はメロンを振舞ってくれた。墓地の場所を教えてもらい、私はひとり車を走らせる。天気は伸びぬけるような快晴であった。セミが絶息の声を漏らして、草だらけの殺風景な墓所に風情を齎していた。確か、わざわざ花を携えて行ったと記憶している。
墓めぐりが終わって、私はもう一度祖母の自宅を訪ねた。最近腰が痛くて食器の片付けに苦労するというので、洗物を手伝い台所の片づけをした。年季の入った炊事場の汚れを見ると、正月に走り回りながらおせち料理を拵えてくれた、祖母の苦労が感じられるようだった。帰り際に、祖父の眠る仏壇へ線香を立てた。
帰り際、私を何事か心配そうに見つめながら、祖母は言った。
「私はもう、長くない。私が死んだら、後のことは頼む」
私は、何を言っているの、おばあちゃんは癌になったって死なない人でしょう、と言った。豪快な祖母のしおらしい一面を見て、私は意外に思いつつ、やや後ろ髪を引かれながら岐路に着いた。
その2週間後、祖母は脳梗塞で倒れた。
以後の祖母の容態は、芳しいものではなかった。脳梗塞からただちに生命の危機には至らなかったが、脳の神経が一部破壊されてしまったことから、記憶の維持に支障が生じ、軽度のアルツハイマーの様相を呈していた。また、翌年の冬、恐れていた癌の再発が認められた。
近年の病床の不足から、祖母は短期間の転院を繰り返し、結局地元の病院(かつて勤務していた病院ではない)に落ち着いた。最後に会ったのは、今年の5月ごろであったと思う。もう、私の顔はあまり分からなくなった様子であったが、お見舞いに来てくれているのはわかっているようで、こちらが手を振ると童子のように身振りで返してくれた。黒かった御髪はすっかり白くなり、顔も痩せて、さながらどこぞの聖人のようでもあった。母は週に一度見舞いに行っていたが、亡くなる前日までは、元気に呼びかけに応えており、当日は眠るように安らかに逝ってしまわれたという。
通夜には、上述した親族はもちろん、各地に散らばっていた祖母の兄弟の他、長女の娘の息子と次女の娘の娘、つまり祖母にとっては曾孫に当たる二人も参列した。二人とも終始、お経が退屈で帰りたいとぼやいていたが、赤ん坊のときにまだ健全だった祖母に抱かれたことは記憶にないのだろう。
私にとっては従甥・従姪にあたる二人の相手をしながら、私はかつてこうして祖母の実家で遊んでいた時代のことを思い出していた。辛櫃の前をずいぶん騒がしくしてしまったが、生涯をかけて一家を守ってきた祖母にとっては、たぶんこの光景が一番望んでいたことであったのだろう。
おばあちゃん、生前は本当にお世話になりました。