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はてなキーワード: 加速度とは

2016-10-15

VR酔い絶対効果のある簡単対処

100%間違いなくVR酔に効果のある対処法書く。

方法は実に単純、揺れの激しい場面で目をつぶるだけ。

加速度や揺れを感じる瞬間は目をつぶってやり過ごす。

これだけ。

本当に単純なことだけど、これから時代、覚えておいて損のないライフハックです。

身の回りがVRだらけになってからでは手遅れですよ!

2016-10-14

誰にでも効果がある3D酔い軽減方法

PS VR発売おめでとうございます

皆さん覗き込んでますか?

さて、先日増田にて3D酔いの克服方法記載しましたが、それよりも簡単に、それでいて且つ誰にでも効果のある3D酔い軽減方法発見したので知見を共有したいと思います

と言っても、これは一部のVRに効果のあるもので、通常のモニタで行なうFPSなどのゲームに対する克服法は前回の増田から方法だけを抜粋してあとで記載します。

本題。

3D酔いの原因は、視覚情報の揺れと実際の身体の揺れの差異に生じるバランス感覚の狂いにあると言われています

簡単に言うと、視覚が揺れているのに身体が揺れていないから、三半規管バランスを取れずに酔ってしまうということです。

止まっているエスカレーターを歩こうとするとき違和感や、電車のドアが閉じてからなかなか発車しないと身体が傾いてしまうのは、全て視覚(や聴覚)の情報をもとにしたバランス感覚が起こすいたずらです。

では最も効果的な対策は何でしょう。

それはとても簡単なことです。単純に目を閉じればいいのです。

でも全てにおいて目を閉じていたらVRの意味がありませんよね。

ならば、特定の場面に限り目を閉じるように心がけてみてはどうでしょうか。

3D酔いが起こりやすい場面

激しい上下

著しい落下、上昇

激しい左右の揺れ

激しい前後の加速

酔いの主な原因は、とにかく加速度と揺れです。

VR内でこうした動きが起こりそうな場面で数秒目を閉じているだけで、3D酔いはかなり緩和されます

ちなみに、ダイバシティのVR体験施設にて友人数名と実践したところ、全員で酔いの緩和を実感できました。

そしてさらに、自身体験して見て最も酔いやすいと感じたプレイ方法発見しました。

というかそれが原因で半日気持ち悪くなりました。

それは、移動の伴う場面で下ばかりを見ていることです。

ぐるぐるバットの要領かと思われますが、下向きのときに移動や回転を知覚(実際に動いていなくても)するとかなりの短時間で一気に酔います

下方向の確認は最短で行い、視点を送るときには目を閉じるなどするのが良いでしょう。

尚、頭を激しく動かす限りではあまり酔いは感じませんでした。

恐らくそれは、運動視覚情報が伴っているからと思われます

ただ、その場合は外部モニターを眺めている人が酔う可能性があるので注意です。

おまけに、以前書いたFPSなどの3D酔いを克服する方法です。

それは、視覚情報に合わせて肩をゆらすというものです。

FPSほとんどは臨場感演出する為に移動に揺れを伴います

その揺れに合わせるように肩を上下するだけで、かなり酔いは緩和されます

また、左右の激しい動きに対してもそれに合わせるように肩を左右に振ると良いでしょう。

首は正面のままで構いません。

あくまで、身体が取ろうとするバランス中和させることが目的です。

まりこの理屈で言うと、車酔いする人は揺れに逆らおうとするのではなく、むしろ委ねるほうが酔いにくくなるということになります

車の場合さらに座っている位置によって視覚情報も変わってくるので、いわゆる一般的方法であるできるだけ視覚が揺れない正面の遠くを見るのが効果的といえます

尚、筆者である増田は乗り物酔いにはめちゃくちゃ強いです。

文字の細かい小説を小型船の客室で読んでも酔いません。

しかしたらそういう人の方が、視覚情報に順応しやすいことが原因で3D酔いになりやすいのではないかと思います

それでは快適なVRライフを。

でも、覗き込むのはほどほどにね。

2016-10-11

無自覚の間にブラック上司になっていた過去

周りのブラック上司がどうかは知らないけど、自分場合は100%正義感が原因でブラック上司になってしまっていた。

特定を避けるためにかなりぼやかして書く。

自分入社した頃の会社業界としては発展途上、企業としては過去の悪しき習慣を引きずったままの成長頭打ち企業だった。

目の前に集客のチャンスがごろごろとしているのに、新しいことに挑戦して評価を落としたくないくせに残業代カットされたくないからと無駄ルーチンばかりが業務を圧迫していた。

当然ぺーぺーの自分には山のような無意味ルーチンが回ってくる。ルーチンをこなさなければ古参社員達に批判をスキを与えてしまう。

から新しいことや自分のやりたいことにチャレンジするには、全てのルーチンを終わらせた後か、休みの日にするしかなかった。

別に会社特別な恩があるとかよりも、自分能力に対する好奇心であったり、単純に業績が上がっていくことに対して楽しいと感じていた。

から、目の前にやるべきことがあるのに、努力しようともせず無駄時間給料を食いつぶそうとするその時の社員達がむしろブラック社員に見えていた。

文字通り休み返上して、毎日の勤務時間は平均15時間はくだらなかった。

30日x15時間-平均定時勤務時間150h(実働7時間。月8休)=残業300hの世界だ。

でもそれは誰かに言われたからではない。

誰にも文句を言わせないために全てのルーチンをこなした上で、やらなくてはならないことややったほうが絶対に成長につながることをやりつづけたらこうなっていたのだ。

もちろん残業代なんて請求したことがない。

そんな目先の賃金より、自分が成し遂げた仕事に対する評価が欲しかった。

古参社員達を見返したいという気持ちがなかったと言えば嘘になる。でも、それ以上にやりがいを感じていたのも事実だ。

当然会社内での評価うなぎのぼりで、最短最年少昇格記録を毎年のように塗り替えた。

そんな姿を見てか、古参役職者は次々に理由を付けては会社を後にし、それも手伝ってか更に加速度的に役職を駆け上がることになった。

気がつけば、自分現場トップになっていた。

親族役員を除けば、実質ナンバー3だ。

しかし、立場が変わっても働き方は変わらなかった。

視点が変わってもやるべきことややりかたが変わっただけで、相変わらず使えるだけの時間をすべて使って仕事をし続けていた。

いつしか誰よりも早く出社しないと気がすまなかったし、社員達が全員帰るのを見送らないと気がすまなくなってしまっていたのだ。

別にそれを他人強要しようとは思っていなかった。

ただ、自分がやりたい仕事や新しいことへの挑戦は、日常業務以外の時間帯にするのが当然だと思っていたし、自らがそうした見本であり続けようと思っていたのは事実だ。

無言のままに、僕の下で出世したければ僕と同じ働き方をするのが当然だと考えていたのだ。

から自然社員たちの間で早出残業は当然(自分ほどではないにせよ)だったし、規定残業代以上を請求してくる人間もいなかった。

しかし、そんな生活は当然長くは持たず、入社から8年ほどで大きく心身のバランスを崩してしまうことになった。

ある日、ストレスの大きな案件を幾つか同時にこなしている最中に、突然呼吸が乱れたかと思うと、涙が溢れ出し止まらなくなってしまった。

その日に限ってたまたま社に顔を出していた本部上司に別室に連れていて行かれたが、呼吸の乱れや嗚咽が止まらず、全く喋ることができなかった。

その後はひとまず早退することになったが、翌朝から仕事のことを考えるだけで精神と肉体が働くことを断固拒否するようになってしまった。

何と伝えればいいのかわからない状態で受話器を持ったまま時間ばかりが過ぎ、結局上司からの着信を何の準備もできないままに受けることになってしまった。

昨日同様、まともに会話のできない自分に、上司から一週間の自宅療養(勤務禁止)を命じられた。

その間は、常に自らの評価ばかりが気になっていた。

部下から陰口を叩かれているのではないか仕事に穴を開けたことで会社から大きなマイナス評価をうけてしまうのではないか取引先との信用問題になってしまっているのではないか

今すぐに会社に行きたい気持ちに反して、身体はまったくもって動こうとはしなかった。

いっそのこと死んでしまいたい。その時は本当にそんなことばかり考えていた。

自宅療養の間はほとんど外出はせず、所有している漫画DVDばかりを見ていた。

そのままでは何も進まないと、予定通り1週間後に出社を決意した。

そうして出社してみて驚いたことは、誰もが心配してくれていて、誰もが笑顔で迎え入れてくれたことだった。

誰一人というのは大げさだが、無関心な人間はもとより無関心であったり、不満げな人間はもとより不満げな態度ばかり見せる人間だということもわかった。

しかし、何よりも驚いたことは、自分が一週間休み続けたことで、何一つ営業に支障が出ていないということだった。

あとで聞けばそれなりの苦労はあったそうだが、むしろ使命感があって仕事が楽しかったという意見ほとんどだった。

さらに、今まで無能だと思っていた数名の部下が率先して活躍していたと言う話を聞いて耳を疑ってしまった。

しかもその仕事内容はじつに的確だった。

じつにこの一週間で、今までさんざんに手を焼いてきた組織が、今まで見たこともないような成長を遂げていたのだ。

そうした状況に嬉しさと安堵が入り交じる一方、一つの大きな疑問が湧き上がっていた。

自分は一体何と戦っていたのだろうという疑問だ。

腐っていた頃の社員ほとんど追い出して、残っている人間自分に対する理解者だ。

会社の業績は順調だし社内での評価も十分にもらえている。

それでも尚自らが第一線に立ち、誰よりも長い時間働き続けることにどんな意味があったのだろうか。

他者を認めずに自らのやり方で第一線に立ち、自らと同じ美学人間だけを認めることを誰が喜んでいたのだろうか。

その時、他でもない自分自身がこの会社を世に言われるブラック企業へと推し進めていた事実に気がついてしまった。

それからと言うもの、早目の出勤は変わらないものの、帰りはできるだけ早く帰るように心がけた。

そのことについて誰かから反対や侮蔑がないか気になったが、そんなものは全くもって杞憂だった。

振り返ってみると、自分が帰った後に社員たちが真面目に働いているのかが気になっていたのかもしれない。

部下がしっかりと働くことを監視すること。それも一つ、自らの大きな使命だと勘違いしていたのだ。

果たして社内の生産性は、下がるどころか今まで一番の成長を見せることとなった。

それまで無能と思っていた人間が意外なタレント性を発揮し、自分しかまらないと思っていた業務も、やらせてみれば自分以上の創意工夫を見せる社員が多く現れた。

まるで漫画のような話だが、しかし、これが現実だった。

ある意味では、自らの評価を失うことを恐れるあまり、働き方を変えるきっかけを見失っていたのかもしれない。

しかし、その生活になって評価を失ったかと言えばそれはノーだ。

現実に、自らが取り仕切る組織は業績を上げ、その評価ダイレクト自分へと返ってきている。

誓って言いたいことは、自らが進んで会社ブラック化させたかったわけではないということだ。

しろ自らの面倒を見る組織に属する人間たちの評価を落としたくない、自分と携わった以上成長させたいと望んでいたのだ。

しかし、そのために自らが犠牲になるという手本になろうとすることこそが、組織のものブラック化させる原因になっていた。

しかも、その場にいる大半が、それが不健全であるということに気がついていなかったのだ。

考えてみれば、新規採用する人間の中で仕事が耐えられないと言ってやめていく人間の数は年々増加傾向にあった。

それを見て「最近若いものは」と考えずにいられない自分いたことも事実だ。

しかし、それこそが自らの過ちを知るための警鐘だったのかもしれない。

時代は動いているものなのだから、変わっていくべきは組織なのだ



それからすでに10年以上が経過している。

今でこそそうした働き方を強要していればすぐにブラック企業レッテルを貼られ、社会から糾弾されてしまうことだろう。

未だに発作のように心身のバランスを崩すことがあるが、あの時、無理にでも立ち止まれたことは人生の中で一番の幸運だったと思っている。

ブラック企業問題は、その時の業界企業の成長具合によって原因が異なるものだ。

見込めない生産性を埋めるために強いれば問題は露呈し易いが、働けば働くほど稼げる状況であれば、それが悪だとはなかなか気づけるものではないのだ。

もしあの時、信用できる上司に「働きすぎだ」と言われたら自らは止まることができただろうか。

その上司無能だと見限ってしまうことが未だに否定できない自分は、まだどこかブラック体質が抜けていないのかもしれない。

2016-10-02

介護職に対する俺の勝手偏見

介護1の祖母と同居している。

祖母は、例えば、取り分けしやすいように食卓に並んだ食器レイアウト変更を試みたり、

デイサービスの車が来る15分前に自宅外で待っていたり、気配りを欠かさない人だ。

しかし、本当に大きく周囲への気配りにつながる、補聴器の導入には決して首を縦に振ろうとはしない。

食器レイアウト変更にしろ、15分前待機にしろ、何度「しなくてもいいですよ」と言われても、

まだ比較的軽めだと思われる認知症の影響からか、行動の変化は見られない。

祖母の気配りは、要は、自分の思い通りにしたいということが表れているのだと俺は思っている。

父方祖母ということもあり、

介護の為ではなく自分の都合で早期退職し、現在在宅ワークをしている父が主に面倒を見ているのだが、

父と祖母のやり取りを見ているだけで、介護の重労働さは十分伝わってくる。

常に家にいる父に嫌気した母が介護パートに就いたのは5年前のこと。

話を聞くとやはり大変な印象を受けるが、辞める気配はない。

50代中盤の母が今お世話をしている利用者は、もしかすると、20年後の母自身かもしれない。

そういう、避けられない人の道を先取りして見ることの恐さ、悲しさ、はかなさみたいな感情

むなしくなったりしないのだろうかと思う。

聞くことはできないが。

どんな仕事にも辛さはある。

労力と給与バランスがちぐはぐな仕事なんて山ほどあるだろう。

しかしそれでも、何かしらやりがいwみたいなものを探そうと思えば探せるのではないだろうか。

俺の大きな偏見は、介護職にはそれすらをも見いだせないと思っているところだ。

あらゆる能力が衰退の一途を辿る老人たちをサポートする。

その仕事自体プラスだが、老人やその老人の家族が抱える多様で大きなマイナスの流れを

彼らの働きによって0にすることは難しい。

彼らがどんなに一生懸命働いたとしても、要介護1が要支援1になることはない。

マイナス加速度いくらか和らげることはできても、プラスの流れに変えることは決してできない。

介護職は社会にとって間違いなく必要で、介護職に就いている人を尊敬している。

しかし、重労働、低給与の上にそういう精神面の部分でも得られるどころか失いかねない、介護職を俺は選べない。

しろ、俺にとって低給与以上に精神面の方が辛いかもしれない。

から介護職に就いてる人がどんなことを思っているのか凄く気になる。

母のような中年世代は何を考えているのだろうか。

俺と同世代ぐらいの見た目好青年っぽい若者は完全に仕事と割り切っているのだろうか。

仕事以外のことをしている時に感じる幸せを、ちゃんと幸せとして感じられているのだろうか。

仕事の影響があまりにも大き過ぎるせいで介護職に就く前は容易に感じ取れていた幸せを、

幸せと感じ取れなくなってはいないのだろうか。

そんな偏見を持っている。

2016-09-28

http://anond.hatelabo.jp/20160928011444

ただでさえ政治的正しさにより「セックス指向する人間自体が減っているのに

追い打ちをかけるように「セックス指向はすれども忙しさによりそれが満たされない人間」まで沢山居るって要するにそれヤバイ状況でしょ

そりゃ少子化も進むってもんだ。これ以上日本国破滅に向かわせてどうしたいのか

資本主義社会では子供が生まれない国は加速度的に潰れていく運命にあるんだが本当にそれでいいのか

移民なんか何の役にも立たない焼け石に水以下の存在なのに受け入れてもいないうちから万能論が跋扈しているし

もう終わりだな感が強い

2016-09-23

クラウドソーシングで40提案して全部落選したのでまとめ

まだまとめてる途中なので後から追記してきます

部落選したので今月の収入ゼロ円です

コンペ32件、プロジェクト8件全部落ちました

信じられないけど本当の話完全に時間無駄でした

最低でも5万はイケると思ったけど考えが甘すぎた

ネット収入世界も甘くはない

才能も実績もない人間が夢を見てはいけない

楽に金を儲ける方法は無いし

クラウドソーシングはその中でも楽に金を稼げる方法ではない

いくらいくら儲けたとか

そういう言う話はよく聞くけど一切収入に繋がらなかった最底辺の話は

まり無いだろうからちょっと纏めてみよう

クラウドソーシングを始めた経緯と提案内容

長年懇意にしていた会社倒産してしまったためメインの収入が無くなり

その中継ぎ的に出来そうだったので初めてみた

手数料は確かに高いし価格も安いものが多いが半月締めで半月振込という速さとエクスフロー入金による確実は支払いはそこを差し置いても魅力に見えた

個人でやってると終了後二ヶ月後払いとかザラだし最悪未払いでバックれという危険性もある

その辺での摩耗や事務手続きの手軽さは気軽ではあった

もちろんそれがまとまった収入につながれば、の話だけど

提案したものは主にイラストアイコンといったもの

キャラモノよりはパーステクニカルイラストレーションがメイン

安い!安すぎる!だが安くなり続ける

先程価格が安いと書いたけどこの安さは限度を超えてる

しかも下がり続けている加速度的に

始める一年くらい前からクラウドソーシングの値段は見てたけど

その時から比べても半額以下の値段まで下落している

イラストの平均単価は一年前は20,000前後だったと記憶してるが

今は良くて10000円、手間かかるようなものでも1000円という依頼もある

酷いのになると提案金額は50000円だが枚数が100枚とかいものもある

時給換算で何十円

ふざけてるのかと思う値段

応募するほうも頭おかしいと思うけどこんなんでも5.6人は応募している

まり馬鹿みたいに安い値段の仕事でも応募して通るとは限らない

誰の投票であっても当てにならない

コンペ方式で公開された提案を良いと思った場合ユーザーとクライエントで投票する機能がある

客観的にどう評価されてるか分かるが投票されたからといって当選するとは限らない

ユーザー投票もそうだがクライエントから投票があってさえ落選した

最低金額以外は無視プロジェクト形式

提示金額の半額で提示しても落選するってことはもっと低い値段で受けてる人が居るってことなのか

どっかのブログかいてあったけど提案の答えは222円(ランサーズ提示できる最低金額

提案のうち一番低い金額以外は見向きもされない

みんなどうやってこれで生きてるのかわからない

この条件は実績にかかわらず全員が同じ条件でやってるのだから

値段が桁外れに低くそれでいてそう簡単に通らないのは殆どの人で同じはずなのだ

これでみんなどうやって生活してるのか

お題でイラスト書いて腕磨くために使うのが正しいのかもしれない

じゃあ良いところは無いのか

金を稼ぐ…という点では恐らく現状最悪の手段自販機釣り銭口パカパカしてたほうがよっぽど収入になる

しろクラウドワークスで月収25万以上が上位100人いれば良い方という世界

俺みたいに毎日6時間はやって無収入というのは稀だとして

殆どの人は月1万行くかいかないかじゃないかと思う

恐らくこれが改善することは無いしむしろこれからはどんどん悪くなる

クラウドソーシングマッチングしたのはタダ同然やタダでも作業したい狂人

タダで仕事をさせたい狂人だったのだから

競争に任せるままにしておけばタダと言うかたちで安定するだろう

つの産業崩壊を安定と言って良ければの話だけど

良い点もあった

自分が何が苦手で何が得意かを客観的理解できたことと

自分自分技術がもう社会必要とされていないことを見事に証明してもらったことだ

2016-09-05

http://anond.hatelabo.jp/20160905173354

・重い

これがしばらく改善しようのないデメリットだろ。

デバイス進化簡単には発生しないし、できたとしても量産化できないと販売できない。

 

・実際首を回して…

これは稼働速度をゲームデザイン制限して絞ったり体の回転加速度自由に倍率をかけれるようにしたらいいだけの話。

普通FTPでもマウス設定にあるでしょ。

2016-08-26

微分ジレンマみたいなのあるじゃん

ある加速度目的地に向かって移動していて、ある時間加速度微分していくと永久目的地につかないみたいなやつ

あれを応用して、自分死ぬまでの時間微分して、いつまでも死なないみたいなやつできるんじゃね

2016-08-17

http://anond.hatelabo.jp/20160817082632

個人的経験だけど、あまり散らかってないうちは問題ないんだけど、

一定以上散らかるとちょっとずつやる気すら起きず、結果加速度的に散らかる。

2016-08-06

永遠

延々と、って書くべきところを永遠とって書く例が加速度的に増えててこのままだと「延々と」は絶滅するんじゃないかと思う

2016-07-26

通勤中はイヤホンつけての歩きポケモン捗る

まずは設定を開いて音楽オフ

バッテリーセーバーも入れておきたいけど、復帰でバグるからオフ

効果音はオン。振動はどっちでもいいや。

できるだけスマホから目を離して、前を見て歩きながらも状況を判断できるようにするのが目的

まずはポケモンGOを起動した状態ポケットに突っ込んでいつものように歩く。

効果音を聞き分けることができれば、今近くで何が起こってるかが画面を見なくてもわかるようになる。

まずはポケスポットに近づく音は「ンピョーィン」という金属音みたいな高い音。

この音が聞こえたらスマホを取り出してアイテムをゲット。

ポケスポットタップした後、画像スワイプした直後に下にあるバツボタンを押せば、アイテム一つ一つをいちいちタップしなくても一括で手に入る。

この作業で約3秒くらい。

ちなみにポケスポットから離れるときの音は「ビヨッィ」という濁った音。

あぁ、なんか閉じたなって感じの音だからすぐわかるはず。

次にポケモンに遭遇した瞬間。

RPGエンカウント見たく「バシューィィン」とちょっと強そうな音がする。

そしたらまたスマホを取り出して、出現したポケモンをチェック。

欲しければタップするし、要らなければまたポケットに戻す。

大切なのはボールを投げた後にゲットできるかの判別

ポケモンめがけてボールを投げて、ヒットすれば「ティィン」という小気味のいい音がなる。

その後「プゥゥン」という効果音とともにポケモンボールに入って、捕まえられるか逃げられるかの演出が始まる。

ボールが鼓動するように「ボゥボウン」という音を繰り返して、3回なった後に「バスッ」というボールが地面に落ちたような音が聞こえれば無事ゲット。

ボールを投げてから捕まえるまでの演出が長いので、この間にスマホを眺めながら歩いていると危険

ボールを投げた直後から前を見て、音だけで捕まえられたか判断しよう。

「ボゥボウン」という音が3回なったかどうかわからなかった時は、もしポケモンが逃げてなければその後の反撃の効果音判断ができる。

ポケモン攻撃を仕掛けてきている時の音は「ブシィーコン!」といった動物が威嚇しているような音がする。

まりその音がしているということは、ポケモンは捕まえられなかったということになる。

本来ならいい大人通勤時までポケモンなんてやるもんじゃないといいたいところだが、たまご孵化させるためには移動中も起動している必要があるため起動しておきたいという気持ちはわからないでもない。

ならばせめて画面に釘付けになるのではなく、どれだけ前を見ていられるかを自分なりに工夫していただきたい。

この程度のことはまずはじめに自分で考えて欲しいのだ。

過去、常に虐げられてきたゲーマーたちは、社会問題が起これば縮まるのはそのゲーム寿命だということをよく知っている。

自分さえいいという考えでチートに手を染めてゲームバランス崩壊させるのも、ほとんどがゲームのことを大切に思っていないあなたがたのようなにわかユーザーたちだ。

その結果、大して愛もない騒ぎに参加したいだけの人間たちが大人を怒らせて、そのゲームに愛をもった人間たちを悲しませているのだ。

ポケモンGOがどうなろうと自分には関係ないが、一日でも早くこのゲーム規制だらけのつまらないものにしたいなら、いつものように僕に向かって石を投げればいい。

その石は全部跳ね返り自分たちの首を締めるだけのものなのだから

※追記

うそう。ポケモンゲットの時はARオフ必須。そうすればスマホを寝かしたままでも画面にポケモンが表示されるから

ボールを投げる時も画面端をスワイプするテクニックを使う。どうやら指の加速度よりも移動した距離が飛距離に影響されるっぽい。

親指で投げるのはちょっと練習必要だけど、安全のためがんばれ。

ヘッドホンは推奨していない。イヤホンで嫌な顔するような人間は何しても嫌な顔するから気にしない。

あくま自衛のためにするのだから、音量は自分判断してください。

そもそも通勤時間有効活用を目指した内容なので、取りこぼししたくない人は安全場所にいってやってください。

通勤時間帯の早歩きで混雑する中で安全を保つための内容です。

はっきりいってLINEメッセージ打つよりは100万倍安全です。

2016-07-14

増田って結局

文章として本当にいいものを書いたな、という手応えがあるときにいい反応は絶対にない。

マイナスかけるマイナスがわからない馬鹿にでもなったつもりで、趣旨も一貫しないような、主観をまき散らすだけの、「思う」連呼小学生の作文みたいな稚拙落書き推敲一切無しで書き散らすと簡単につまら説教がしたいアホが釣れる。

増田に限らず、ネットで話題になるものって全てこう。

みんなただマウンティングがしたいだけなんだよね。

本当に興味があるとか感動したとかそういうものに対する反応を大きく取り上げるシステムになってないんだよ。

しろ、誰にとってもクズしかないものほど、クズを利用して相対的自分を立派に見せたい承認欲求を吸い寄せる事で成立する仕組みになってる。

これはそもそもいいものを素直に褒める習慣のない日本人性質問題もあるのかも知れない、とは思う。

まあでもそれもたぶん程度問題だ。

自分英語しか読めないが、英語話者の言論空間で繰り広げられる世界的なやりとりを眺めていても、多少の自制心は感じられるが、本当にしょうもないものほど無視出来ずに衆目が集まり、結果として逆にクズ存在感を高めてしまうだけという現象はそれなりに見られる。

日本場合は、それをある意味で『薄める』効果を持った、「ほんの些細ないいものでもとにかく褒める」というカウンター熱量相対的に足りないだけだ。

 

他人に教えてあげたい新情報を盛り込み、読みやすさを考えてきちんと順を追って説明し、一読諒解でスッと頭に入って来るように文章を整えると、まあ、まず酔っぱらいの気まぐれくらいな無差別なクソレス以外は、トラバブクマもつかない。

スッと読んでうむ、と納得して終われるように読者への配慮を怠らない事は、通常の作文技術で言えば必要不可欠の基礎技術に当たる。小学生算数が覚束ない状態で高度な数学へ手を出そうとしても、計算間違いばかりで教科書を読み進めるのすら難しいのは誰にでも想像がつくことだ。

しかしこれがネットで発表するブログSNS記事となると、むしろそんなことをしない方が生存戦略としては正しいという現実になる。

違いはたぶん評価タイミングにある。

古来文章というものはそもそもリアルタイムメディアではない。

読んですぐ、どころか読みながらすらすでに反論や混ぜっ返しを構想しつつ出しゃばる計画企図し、吸った息を吐くようにそのままノータイムで書き込むなんてことは従来の文章の使い方としてなかったことだ。単なる口頭会話の置き換えのつもりで軽く見ている人もいるかも知れないが、文章には口から発する言葉と違って一息(一文章)で長々と演説が出来たり、本当のリアルタイムというにはタイムラグがあったり、それらに起因する割り込みや訂正の難しさがあったりして、現実としてこれらネット上の文字コミュニケーションは音声と文章、両方の悪いところだけを引き継いだような最悪のコミュニケーションツールになっている。

文章は、書き、読み、思い、反論でもそれを踏まえたまったく別の場所での言及や自説の開陳でも、それらステップの間にいくらでも考えを改めたり気づき直したりという猶予があるものだった。

からこそ、文章術とはまずすんなりと理解させることに重点を置いていた。

スッと読んでうむと納得して、まとまった形で頭に残っているからこそ、検討検証も出来る。わかりやすさとは頭に残り、こころに残り、読み手のその後の人生の中でじっくりと「対話」をしてもらうための絶対条件だったのだ。

感情空気に流されがちな体面の問答と違い、ひとつ思想パッケージとして読み手の中に取り込み、そのあとでじっくりと自問自答という形で葛藤してもらうことこそが文章と言うメディアを用いた「対話」のやり方だった。

 

増田でバズった記事に、名文と呼べるものがあるだろうか?

「逆に名文。」「むしろ名文。」?そんなありきたりの逆説は要らない。

から折りに触れじんわりとその一行一行を噛み締めたり、何度も読み返したくなったりする深みがあるか?

せいぜい「日本死ね」が大喜利的にバズワードになるだけじゃないか

バズワードと心に残る言葉は違う。

日本死ね」はレトリックとして死なないものの死を願うという無常感、絶望感を含有した良い捨て台詞だと思うが、バズワードにはそういう文脈考慮されない。ただ字面上同じであれば単に自分の気に入らない相手普通に死ぬ比喩になってない相手)を死ね罵倒するのにも平気で使われる。

皮相的な反発の応酬で起こせる波の、これが限界だ。

あくまでそれはただ大海原の表面が鳴動しているに過ぎない。船を転覆し浅瀬の生態系をかき乱す力はあるかも知れないが、人のこころの深いところを揺り動かし、大きな変化をもたらすような津波にはならない。…変な比喩だが。

自分こころの深いところに入り込み、そこに不可逆な変化をもたらしてしまうようなものを読まなければ、書かなければ、知は停滞する。

停滞し、後退する。それが生体としての脳の摂理からだ。

 

文章がただの文字列という刺激になっている。

まとまったものを読み、読み切った後に意識の中に残った断片あるいは芯のようなもの、それらの感触、反芻、自己言及的な葛藤を通して得られる新しい自分

そういう一種コース料理のようなひとつづきの体験文章という表現に当たり前に付随するものとして認識されなくなっている。

いきなり俗な話になるが、これはエロゲーシナリオ文章物語として扱う層への違和感と似ている。

ひと文字いくらで量を書いてナンボなんて世界で書き増されるだけのテキストデータに芯や内容なんて生まれない。エロゲーシナリオには「読み終わり」すらない。

ただカネを納得させる「量」と水増しを誤摩化すための「刺激」でエロシーンまでの間を前戯的に埋めているだけのものだ。さながら増田が、ネットバズるブログSNS投稿が、文字として表された思想人格葛藤するよりもただ愉快な炎上を持続させるための刺激としての埋め草であるように。

ネット言論空間というのは、本当に「脊髄反射」という言葉が相応しい。

文章の、言論の装いを纏ってはいるが、その実いっさい論者の芯の部分を経由していない、ごくごく皮相的な反発の応酬で成り立っている。

その場で読んで、その場で反発して、三日経てば何を読んだのか何が書いてあったのかその一節すら思い出せないようなインクメモリ)のカス右往左往して、白熱した議論かなにかを装いながらどんどん使われない脳味噌が退化していっている。

これがネットでだけならいいのかもしれない。使い分けが出来ているのなら良いのかも知れない。しかし実際のところ、刺激としての文字列に慣れた脳味噌はまとまりを、芯を感じる力を明らかに加速度的に低下させている。

2016-07-03

[]千夜一夜うんちの旅 マスダサバコリー:death6coin作

 核融合エンジンの噴射は艦橋区画重力微妙に変化させつづけていた。

新米航宙士なら尻ではなく口から食べた物を出してしまいである。

 しかし、宇宙空間の長距離輸送になれた乗組員たちの大腸はいたって快調。

キャプテンは?」

トイレでうんうん唸っていましたよ」

 航法士の質問に、機関士が答えた。ちょうどトイレからキャプテンが出てくる。

「ふーっ、手強いうんこであった。さすがは我が輩のうんこダイアモンド並だな」

ちょっと、配管をつまらせないでくださいよ」

「フフッ」

「いや、否定してくださいよ……」

艦長だけに浣腸必要、なんちって」

 ゴゴン

 絶対零度の衝撃に、ひときわ大きく加速度が変化して、機関士は顔色を変えた。

「本当に不調だ」

 宇宙船核融合エンジン反動推進のために、核融合反応でうまれヘリウムや未反応の水素にくわえて、

徹底的に脱水したうんこや廃グリスなども合わせて後方に「蹴っ飛ばして」いた。

 通常なら超高温を浴びてバラバラになるところだが、幸運うんこエンジンの不調によって

形状をたもち、宇宙船慣性に乗って高速で飛び出した。

艦長ダイアモンドうんこに含まれ微生物たちは真空と極低温によってフリーズドライにされ、

文字通り天文学的時間宇宙空間で過ごした。

 やがてある惑星の引力に運良く捕まったうんこはその地表に落ちていった。

おならのように臭い大気を横切って、おしっこみたいな水たまりに池ぽちゃした元うんこの中の微生物は永い休眠から目覚め、活動を再開した。

うんこうんこー」

 だが、すでに多くのうんこ仲間が息絶え、真空や低温、放射線に強いエリートうんこ細菌けが生き残っていた。

殻となる物質を周囲に生成させた賢いエスカルゴなうんこ細菌もいた。

 未知の土地で彼らの箱船がもっていた栄養源はあっという間に尽きてしまう。

別の新しいうんこを求める細菌たちの冒険がいまはじまる。

2016-06-25

表現規制賛成派になってずいぶん経つ

(※下の方に追記をした。ブコメへの反応が種だが、俺の考えを説明したつもりなので、読んでいただければと思う。

長すぎて途中で切れたようだ。続きはこちら。http://anond.hatelabo.jp/20160626174144 )

俺は表現規制に賛成だ。

厳密に言えば、厳格なゾーニングを求めている。エログロホラーが大好きな人間として、少年マンガ誌における性的表現は一掃してほしいし、機会あらばパンチラ差し込んでくるような深夜アニメには嫌悪感を覚える。公共空間に貼られるポスター性的表現不要だとも考える。極論になるが、積極的に根絶やしにしてほしい。(追記:この極論部分に関しては謝罪訂正する・7詳細は下の追記の段に書いたので、そちらもお読みいただきたい)

最近ブコメなどでもかまびすしい「まなざし村認定が大好きな連中のことは本当に嫌いだし、絶滅してほしいとも思っている。(追記:絶滅部分については謝罪する)

まぁ俺が思ったからといって性的表現がなくなるわけでもないし、一部のオタク連中の過剰な防衛本能を根絶できるわけでもない。強制できることではないからな。

しかし俺は規制の是非を問われたら「規制は仕方ない。当然だろう」と答える。

実際に規制実施されても特に思うところはない。

それで好きな作品が回収されたり、好きな作家が食えなくなったりしてもまぁそんなもんだろで終わるだろう。

「お前の作品への愛はそんなものかよ」と思われるかもしれないが、好きな作品が生み出される素地を蹂躙してきたのはオタクたちなのだから仕方がないだろう。うなぎを食い尽くせばもう食えなくなる。それだけのことだ。

それに、表現規制には希望も持っている。

規制があったほうが表現は豊かになるだろうということだ。江戸時代奢侈禁止令などが出たおかげで色彩感覚が発達したように、時の幕府批判するためにメタファー技術が発達したように、制限があってこそ発達する表現方法はあるだろう。俺はそれが楽しみだ。まぁ当然異論はあるだろうが、俺のこの期待は否定はされたくない。

俺が本格的に表現規制に転じたのは、「閃乱カグラSV」を見てからだ。アレを見て俺は心底気持ち悪いと思った。あれは許せなかった。

この作品は、「着せ替え」ができる。で、珍しいことに、着せ替えパーツを体の色んな所に配置できる機能がある。例えば、メガネを目の位置にかけるのか、おでこにつけるのか、鼻の方までずりさげるのか、みたいなものだ。この機能自体は素晴らしいと言えるだろう。しかし、この作品では着せ替えパーツに「コケシ」がある。コケシを一体何に使うんだ?…言うまでもなく、性器に突っ込めるようにするためだ。コケシを「体のどこにでも配置できる」のなら、当然股間に突っ込んで喜ぶ奴が出る。そしてこのゲームの悪質なところは、それを「ユーザー選択」にしてCERO審査をかわしたことだ。この作品レーティングはD(17歳以上)だ。Zではない。コケシを最初から股間に突っ込んだ状態の装備にしたらZは避けられないだろう。着せ替えパーツ移動のアイディアが先かコケシが先かは定かでないが、結果としてコケシを女子高生性器に突っ込むことを是とするゲームとなったのだ。そういうゲームを良しとし、ユーザーは喜んだのだ。

俺はこれらをみて、あぁ、もうダメだなと思った。

こんなのを見て自浄作用に期待など出来ない。できるのなら、する。やれるなら、やる。オタクに限らず、どんな階層の人でもそうだ。うなぎは今年も売れるだろうからな。ましてやオタクなんて生活費を削ってまでグッズを買うような連中だぞ。

Twitterで、イラストレーター出身漫画家さんとこの件について話せる機会があった。俺の「規制やむなし。自浄作用などない」というつぶやきを引用してらしたので、しばらく話をした。できればこんな形で話したくはなかったが(大好きな方なので)、結局そこでも「あぁ、もうダメなんだな」と再確認することになった。その漫画家さんの意見は「自浄作用はある。だから極端で性急な規制危険」というまっとうなものだった。確かにそのとおりだ。15年前なら間違いなくそうだった。しかし、この十数年で何か具体的な自浄、自重があっただろうか?「カグラSV」がCERO Dで通るような時代だ。あれにどれだけのオタクが疑問をもったのだろうか?あれは結構売れたはずだが、問題にはならなかった。件の碧志摩メグや「のうりん」のポスター騒動も見てみるといい。対立しかなかっただろう。0か1かの感情的な罵り合いばかりで、グラデーション議論はなかった。やめさせたい側と、それを攻撃する側の両者だけが燃え上がり、「お互いにどこまで歩み寄れるか」の話など掻き消えた。どこに妥協点を見つけるかが最も必要議論だったのに、それがなかった。

ブコメtogetterなどでの「またまなざし村か」系のコメントをみるにつけ、もはや相互理解不可能だろう。このような0か1か、敵か味方かしか考えない連中が排除されない限り、ひたすらに先鋭化を極めていくだろう。そしてその先鋭化の果てに、一発でぶっ潰されるような未来があると俺は想像している。

どうせこのまま先鋭化していくオタクたちの「表現」にはついていけなくなったのだしな。

こないだも、「グルメ漫画エロい顔をする必要があるのか」みたいな話があったろ。あれでも極端な話が大好きな連中が幅をきかせてたよな。

そろそろ過剰な性的表現に抵抗を覚える層が目に見える形で増えてくる時期になってきただろう。そしてタイミングよく(必然的に?)、極端な議論が大好きな層も表出してきた。

案外、今後数年でかなり大きな対立になるかもしれないな。

そうなると、もう今までのようになぁなぁでやっていくことは不可能になる。どっちか選ぶ時が来るだろう。

その時には、規制を俺は望む。

規制されようが、されまいが、表現は続いていくからな。

大阪都構想や、イギリスEU離脱みたいなものだ。変化はほしい。(EU離脱に関しては様々な要因があると理解しているが)

ガッチガチ規制が敷かれて、結果性犯罪が激増することになるかもしれんが、まぁそれは原因と結果の螺旋だ。過剰な規制の前段階には過剰な表現があり、その結果を社会が負う。出生率問題解決するかもしれんしな。

もちろん、個人的には妥協点を見つけたい。

ゾーニングをはっきりと設定し、過激作品保護してもらいたい。

しかしそれも、無理かもしれない。いや、多分無理だろうなと思う。だいたいもう諦めはついた。

過去現在の過剰な性的表現作品への楽しみよりも、規制後の作品がどうなるかが楽しみになってきたからかもしれない。

現状でも、性的表現を使わずに色気ある表現をする作品は沢山ある。

俺はもう、「妥協点を見つけよう」と説得して回るのに疲れた。もうやめる。

あとは規制反対派のみんなが自分利益のために、いろいろと頑張って活動してくれ。どこまで鋭くなっていくのか、見守っていくよ。

  書き始めた時は「規制積極的に賛成する!」と熱が入ってたが、途中で熱気が抜けて諦観しか残らなくなった。なので文章の前の方と後のほうでずいぶんテンションが違う。一応修正はしたが、それでも熱の入りが違うことはわかると思う。

変化を嫌い、変化に順応できない規制反対派は滅びても仕方がない、みたいな話に持って行こうともしたけど、流石にコレは無理筋だな。でも正直ちょっと思ってる。表現規制っていう劇薬を投与したほうがいいよなってな。憲法よりは影響が無いんだから憲法改正以下のテンション表現規制を迎えてもいいんじゃねーか?

話が散らかったな。

とりあえず、俺はもうやめるわ。

■追記

いろいろ反響があったみたいだな。いろいろな指摘があってなるほどと思うところも多かった。

表現規制ゾーニング混同しているという指摘があったが、確かに一緒くたにしていたな。俺の中ではゾーニング理想だが、おそらくそれは実現しないだろうと思っている。理由は、規制派と反対派が全く歩み寄りの姿勢を見せないからだ。そうであれば、一発規制もやむなしと思っている。理想としては「ゾーニング規制」だが、それは多分無理だろうなと、ブコメなど見て改めて思う。

また、単純に俺の好き嫌い規制からめているのではないかという指摘もあったが、俺の好きなもの規制されて構わない。なくなっても別にいいということだ。この種の規制の話になるといきなり理性がぶっ飛んで極論でしか殴り合わなくなるものだが、まぁそうなってしまったな。すまない。嫌いなものが悪と言っているわけではない。気に入るもの、気に入らないもの、いずれも悪とされて滅ぼされても仕方ねえよなということだ。そうしてきてしまったのだから

いくつかのブコメへ返信をする。


b:id:wschldrn

ゾーニングを望むと言ってるこういう人たちが、規制いか必要かは語っても「何をどうゾーニングするべきか」を具体的に語らないから不信感がある。当然モザイクなど性器修正には反対してるんだよね?

何かについて話すとき、その対象全てについて一度に語らなければならないということはないだろう。そんなことをしたら一つの意見一冊の本くらいになってしまう。この日記では俺は「ゾーニング理想だが無理そうだ。規制もやむなしだろうな」ということを書いている。ゾーニング問題積極的に話されるべきだと思うよ。俺はもう諦めて、規制でいいやという立場だけど。で、規制ゾーニングの話からいきなり「当然モザイクなどの〜」と飛躍するのはどうか。モザイクも広義のゾーニングのはずだ。売る場所を分ける、売る相手身分証などで限定する、表現の一部をモザイクや黒塗りで抑える、そもそもそういう表現を用いない、など、ゾーニングにも各段階が必要になるはずだ。現状そういったゾーニングはすでにあるが、それらがさほど機能しておらず、拡大解釈が横行している。それが本文に書いたカグラの例だ。なので、俺はゾーニングは無理だろうなと思ったわけだ。あなたゾーニング論は聞いてみたいし、より多くの人がするべきだと思っている。

b:id:cloq

自分が気に入らないものを生み出している主体を「オタク」と大雑把にくくるのやめてくれませんかね

アニメマンガラノベなどを好む人」のことを指して俺は「オタク」という言葉を使ったつもりだ。大雑把にくくったつもりはない。この日記で「オタク」が使われている部分を「みんな」だとか「人」に変えても成り立つと思っているのだが。俺はオタクの中からオタク問題点を書いたつもりだ。

id:petalgeuse

>>こんなぼんやりした考えなのに表現規制に賛成してしまうのか…という困惑しかない<<

民主主義において、はっきりとした考えでくだされる決定がどのくらいあるだろう。イギリスの決定ははっきりした考えでなされたのか?少なくとも、俺の諦観を晴らしてくれるはっきりとした考えは、オタクたちの中からは出てこなかった。あなたのその書き込みもまた、はっきりしていないのと同じく。はっきりしないからこそ、大衆の決定は恐ろしいのではないか?そのことを理解しているなら、もっと危機感を持つべきだと思う。

b:id:D1953ColdSummer

手の込んだ釣りだけど、安定の「ゾーニングの具体的な境界例」を出せない表現規制賛成派ですね、と一言残しておく

安定の「妥協点を見つけようと努力をしない一言居士」ですねと一言残しておきたい。まぁそういう売り言葉に買い言葉は置いておいて、俺は上述のようにゾーニング主体に書いたつもりではなかった。ゾーニングは無理だと諦めたから、全滅してしまえばいいという話を書いたというわけだ。「規制賛成派の意見」ではなく、「俺がなぜ規制に賛成することになったか」を書いたつもりだ。その理由は、諦観だ。

b:id:KariumNitrate

『俺は表現規制に賛成だ。/厳密に言えば、厳格なゾーニングを求めている。』 ここまで読んでゾーニングの話かなと期待した私に詫びてもらいたい。なんだよ『積極的に根絶やしにしてほしい』って。

申し訳ない。詫びる。本文にも書いたが、最初は頭に血が上った状態かいたのでそのような表現になった。俺の気持ちとしては、「適切なゾーニングを施し、表現規制から逃れてほしい。しかし、どうも歩み寄りの姿勢妥協点を探ろうという議論にはまったくなっていない。ならばいっそ、規制されて痛い目を見ればいいのだ」という怒りの発露だ。ゾーニングができればいいと思うんだがな。どうも無理そうだと俺は思う。あなたはどう思う?ゾーニング解決出来そうか?何年も前からゾーニング大事」と言う声は聞こえるが、それが形になったか?なりそうか?なる前に事態が急変しないか

b:id:otihateten3510

正論っぽかったけど途中から暴論になった。個人的には混沌とした時代のほうが好き

最初のほうが暴論っぽかったと反省しているのだが。後半のほうが暴論かな?混沌とした時代定義にもよるのかもしれないな。規制で固められたなかから漏れだす表現と、先鋭化し一般人理解を得られなくなった過剰表現、いずれも混沌とは違うものと俺は思っているが。混沌の中にも秩序が必要だと思っている。例えばコミケの「全員参加者」という建前もまた、混沌の中の秩序ではないか?全員がある程度のモラルを持って円滑に進んでいく、それが望むところではないかな?俺は表現において、それが崩れたと思っている。あなたはどう思う?

b:id:tnishimu

増田文章気持ちいか規制してくれませんか? 規制賛成派なら賛成してくれますよね?

皮肉のつもりかしらんが、あなたとそれに星をつけているid:jakuon id:zions id:clworld id:dddeee id:mamimp は何を考えているんだ?俺は上述のように「俺が嫌いだから規制しろ」とは言っていない。そんな物言いを繰り返せば、歩み寄りも話しあいもできなくなってしまう。それを望んでいるのか?

id:ysync

>>そもそも、規制することで社会的メリットは本当にあるの?青少年エロいもの見たらダメって時点で意味わからん。今どきの子供はネットでいろいろ見れちゃうだろうけど目立った変化はあったの?<<

理解されていないようだ。俺は「規制やむなしだろうな」という立場だ。規制積極的になっている人たちはメリットではなく、デメリットを見ているのではないか。そして、彼らの考えるデメリットを覆すことが現時点でできていない。今時の子供の目立った変化はもうすでにあるのではないかデータは持っていないし、どうやってデータを取ればいいのか俺はわからないが。ろう。20年前に比べて、エロ表現がどのくらい変わったかを考えれば、答えに近いものは見えてくるのではないか。20年前はふたなり奇形ジャンルだった。今やすっかり市民権は得たな。AVも見てみるといい。過激な内容がどれくらい増えたか性的表現過激さの加速度が、目立った変化とはいえるのではないかと俺は思っている。あなたは納得しないだろうが。そういう可能性もあると、頭のどこかに置いてもらいたいな。それと、青少年エロいものを見たらダメとは言っていない。ゾーニングで細かく分けるのが理想だが、それが機能していない現状では。

b:id:takashi1970

自分の嫌いなもの悪という思考がなぁ

b:id:djwdjw

この「性的もの=悪」という強烈な刷り込みに対して論理的説明が欲しいな。

「俺の意見=『性的もの=悪』」という強烈な思い込みも、ぜひとも再考していただきたいのだが…。俺は性的表現も好きだ。本文にそう書いているだろう?それでも尚、諦めに至ったよと言っている。伝わらなかった申し訳ないが、あまり他人意見を断定しないようにしてほしいな。それが歩み寄り、相互理解の第一歩なのではないか

b:id:hazardprofile

規制のおかげで豊かになった表現()ってその「こけし」のことじゃんか喜べよw

b:id:jaguarsan

規制のお陰て豊かになった表現」てのがこけしだし、こけし排除できる表現規制って相当ムチャだぞ

例えば、ゲームキャラクター自由に閲覧できるモードを搭載しているゲームは多々ある。そしてそれらのゲームでは、CERO対策のためにスカートの中は覗けない仕様になっているものも多いだろう?それと同じことをするのは無理なのか?0か1かでなく、グレーゾーンはある程度残しながらも一般的に許容されるレベルを残して行くような「ゾーニング」は無理なのか?俺はそのようなゾーニングを望んでいたんだよ。過去形の話だ。

b:id:kirifuu

ゾーニング話題じゃないのか…。/増田のように個人的嫌悪感を「公共利益」のような漠然とした正しそうな言葉ラッピングして規制を言い出すケースは正にまなざし村じゃねーの。

俺としては、他人意見をよく読まずに「まなざし村」とラッピングしてしまあなたもまた十分に「まなざし村」だと思ってしまうのだ。そしてそれが「これはもう規制になってもしかたないな」という俺の諦観につながった。俺の意見公共利益などではない。「話し合えないなら戦争になるしか無いだろう」だ。そして、俺は反対派はその戦争に勝てないと思っている。だからこそ歩み寄りが必要だと思っていたのだ。

b:id:nost0nost

こうやってわざとミスリードして憎しみや対立を煽るから嫌われるんだろうな 規制に賛成とか反対以前に人間として問題がある まとめサイトとかと一緒の愚劣で卑怯人間

俺はあなたのその意見は良くないと思う。俺の一つの意見を読んだだけで俺の人格否定するというのは貧しい行いではないか?確かに俺の意見には極論が多く、またいくつかの混同があった。だからこそ、会話が必要なんじゃないか?俺は俺の意見を言う。それに対して反論や指摘がある。そして妥協点や着地点を見極めていくのが人間の理性ではないのか。「憎しみや対立を煽るから嫌われる」「人間として問題がある」「愚劣で卑怯人間」これらのような非情攻撃力の高い言葉は、相手徴発し、正常な会話を出来なくさせるものではないのか?コレに関しては俺ははっきりと抗議する。そのような言葉遣いはやめてくれ。100文字の短いブコメの中にこれだけの強い言葉を並べるあなたに疑問を感じる。あなたのこの文章がまさに、憎しみと対立を煽ってはいいか?それが目的なのか?

2016-06-15

JFAグラスルーツ。4種の末端から見える景色

http://www.jfa.jp/football_family/grassroots/gr_play/

JFAグラスルーツ『補欠ゼロ賛同パートナーHP

思った通り、地域でもスタッフの数や体制が整った「強豪チーム」の名前ほとんど。そりゃそうだ、コーチの人数も、練習場所試合の会場も相手運営ノウハウもしっかりしてる。複数カテゴリで同等の相手を見つけられる選手層の厚さを持ってる。こういう取り組みも、早くからアンテナ張ってたりあるいは地区協会からあらかじめ粉かかってる。

本当にサポートして欲しいのは地元小学校で細々続いてきた少年クラスなのにな。セレクション最終選考クラスから、軽度の発達障害を疑うレベルまで居て、ようやく8人ギリギリで在籍していて、コーチ複数学年掛け持ちで相手にしてくれるチームの選択肢が近隣小学校少年団くらいしかなく年1回の市大会や県大会ボッコボコにされちゃう楽しいのかなんなのか。

そんなチームが、いちばん最初ボールを触る、グラスルーツなのに。チームの運営指導の骨幹、選手の育成メニュー課題が山積しているのは、上記に挙げられたチームより下のチームなのにな。残念。

地元の小さな少年団は合併、縮小する一方。ここに長年取り組んできた地元大人たちへのリスペクトは無いんだよね。なんかモヤモヤするんだよ。いろんな弊害もあったろうけど...。新しい、地域クラブチームの皆さんは本当に良い指導をされていると思うし、尊敬します。結果も出てるしね。目指せ全国!!海外!!

何か疲れるわー。この勝利至上主義大会遠征引率も疲れるわー。ウチそんなテンションサッカーしてないもん普段。「真剣じゃない」とか叱られるんだろうけど。大会エントリーしなきゃ良いんだよなぁ。この辺がチームグダグダになってるとこでもある。ほら、迷走してるでしょ?さぁ、協会の偉い人、一緒に考えてくれる?

少子化の進行とともに4種の再編は加速度的に進むんだろな。昔ながらのお父さんコーチや近所のサッカー好きオヤジの屍を踏んで。

2016-06-11

http://anond.hatelabo.jp/20160611183621

この高い塔の上から投げつけた斧が重力加速度を受けて威力をマシ脳天を貫き世界から苦しんでいる人間が減っていく。

ポエムかよ

一度ドロップアウトした人間は復帰なんてしなくていいんじゃないだろうか

社会構造からして一度レールから外れた奴はもう帰ってこなくていいよバイバイって作りになっているのに何で頑張って戻ろうとするのか。

ダメ人間人生からわざわざ勇気をもらうつもりもないし運の悪かった奴が頑張ったなんて話もそれぐらいで人生崩壊しないように前もって努力しておけばよかっただけでしょとしか言いようが無い。

世の中の人間は自分らが坂道の下まで行って手を差し伸べるつもりなんて無い癖に彼らには頑張って欲しいですねとは言う。

そんな言葉を浴びせる必要すらないんだ。

溺れた犬には斧を投げつけて殺してしまえばいい。

この高い塔の上から投げつけた斧が重力加速度を受けて威力をマシ脳天を貫き世界から苦しんでいる人間が減っていく。

それで何の問題もないじゃないか

2016-06-08

自我加速度

自我存在するのか?ってのは、加速度存在するのか?ってのと近いのじゃないか

何もしなければ、自我は感じにくいが、行動することで自我をはじめて感じられる。

加速度もそうじゃないか運動がなければ加速度定義できない(一応、0ではあるけどさ)。速度が存在して初めて加速度が設定できる。

  

じゃあ、加速度存在を決める速度はどういう存在か。

速度というのは、宇宙物理条件の中で決定される。空間から空間を移動する距離時間できまる。

自我はどうだろうか。

ある脳内物質が脳の領域から領域へ動いて興奮を伝達する時間でできてしまうのではないか

  

今の医学は、1箇所の電気の流れから意識を設定しようとするから間違いなのでは。

複数電気刺激の位置情報とそれに対応する動きを脳が『感じている』のだろうか?もしくは脳ではなく、何らかの別の空間があるのかもしれない。

まり、脳の動きを神みたいなもの解釈して意識を創っているのかもしれない。

ここまで行くと宗教くさいけどさ。

まあ、マトリックスなっちゃうけどさ。

  

でも、加速度数字の上でしか存在しない『仮定されたものであるのと同じく。

自我ってのも、人間が「動いているってのは自我があるんだろ」っていう風に『仮定』しただけなのかもしれない。

  

http://anond.hatelabo.jp/20160608233049

いまパッて思いついたのだが。

自我ってのは、『加速度』みたいなものかもな。

  

「速度が速くなる『勢い』」のことを『加速度』と言って。

加速度が大きいほど、0から100になるまでの『勢い』が大きい。

数学的に言うなら、二次関数の接線みたいなもの

  

人間の腕を『動かす』ってのを決める『勢い』の中に自我ってのはあるんじゃなかろうか。

2016-05-14

メシ食ってる場合じゃねえっ!っていうAAがあったけど

ホントその通り。

から出ないと何にも起きないのは本当のこと。

アクションを自ら起こさないと何も始まらない。

待ってても何も始まらない。

イベント自分から掴み取るもの

へし折るフラグすら無い。

あのときは( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \ってAAを笑ってたけど。

現実容赦なく進む。

もう、このAAでは笑えない。

年齢を刻むごとに時間加速度体感的に上がるってのも今なら理解できる。

そんな、36年目の人生を開始します。

2016-05-09

基本的アイドルは流さないようなFMでもベビメタを耳にするようになって

いったいどれほどの加速度で知名度あがってんだろう?ってすごく気になった

2016-04-02

わかりやすくないと意味がない

だが、複雑な事象をわかりやす説明することは

かえってわかりにくくなるだけではないだろうか。

長さ L の導線に電流 I が大きさ B の磁場下で流れているとき、導線にかかるローレンツ力の大きさは BLI に等しい。ワット天秤では、この力が標準質量 m の重さ w と正確につりあうように電流を調整する。これは電流天秤の原理と同じである。 w は質量 m に重力加速度 g を掛け合わせれば得られるので、以下の式が成り立つ。

w=mg=BLI

キブルのワット天秤では、B と L の測定に関する問題校正ステップにより解決される。同じ導線(実用上はコイル)を同じ磁場で既知の速さ v で動かす。すると、ファラデーの電磁誘導法則により、 BLv に等しい電位差 U が生じる。

U=BLv

未知の積 BL を消去すると以下を得る。

UI = mgv

U, I, g, v を正確に測定することにより、 m の正確な値が得られる。この方程式の両辺は仕事率の次元を持っており、ワット単位で測ることができるので、「ワット天秤」の名前がある。

これを3行でまとめることは出来るだろうか。

できまい

2016-03-11

ある日、渋谷桜丘にて

井の頭線下北沢駅で若干は感じてはいた、ただしすぐにそれは収まった。

気にしないつもりではいたのだが、自分の中に何か僕のお尻の将来に対する唯ぼんやりとした不安存在していた。

午前8時渋谷井の頭線西口の改札を通るときには違和感ほとんどなかった。トイレに寄るという考えもなかった。

ぼんやりとした不安を抱えたまま、西口改札を出て246方面に向かう。

夜は煙がごうごうと立ち上る、外国人にも人気の焼き鳥屋の名店鳥竹の脇を通り過ぎ、磯丸水産の目の前で言い様がない鈍い痛みが下腹部を襲ってきた。

冷気が腹部に悪さした、直感的に判断した。

会社までは15分ほど、「行けるか?」と自分の腹と尻に問いかける。

返事は「最大限の努力はするが保証はない」だった。

改札は出てしまった、もう行けるところまで行くしかないことは明白だった。

建て替えを行っており、現在更地になっている東急プラザの裏手を通り過ぎる。

中が見えないが、これから基礎工事を行う工事現場作業員の人が朝礼を行っているみたいだ。

今日も1日安全に頑張ろう!というかけ声の後に、大勢の人の”頑張ろう!!”という叫びが聞こえた。

そうだ頑張ろう、この危機的状況を乗り越え平穏時間を取り戻し、

今日も1日安全に過ごす為に頑張ろう、決意が固まった。勇気をもらった。

歩を進め、246に出て歩道橋を渡った、桜丘入り口に降り立つ。

ここで、これは間違いなく会社まで持たない事を確信した。

痛みは一歩進めるごとに力強さを増し、そして肛門に対しての圧力を掛けてきていた。

そう、形容するならぷよぷよで自陣が8割は埋まってきている状態だろうか、もう少し貯まるだけでぷよは肛門の入り口に到達し、滝のように流れ出るだろう。

前門の虎、肛門の狼。南無三南無三。

ちなみに自分桜丘がとても好きだ。

ベトナム料理ならハノイのホイさん、タイ料理タイ料理研究所ネパール料理はネパリコ、カンティプールインドネシア料理アユテラスペルー料理ならミラフローレスなどなど、

多彩なエスニック料理の名店を有し、富士屋本店ワインバー、リゾットカレースタンダードなど軽飲みでも使えるお店も多数ある。

素晴らしい界隈なので是非渋谷に来た時にはご飯を食べに来て欲しい。

桜丘を上がりきったところの大和田文化センター内にある、図書館プラネタリウムも混んでいないのでおすすめだ。

そんなお気に入りの町の入り口自分は悶えていた。

なんとかトイレットを探さなくては行けない。かすかな期待は持っていた、そう桜丘入り口にはファミリーマートがあるからだ。

さら圧力を増して攻め込んでくる、容量の9割を超えてきた、これは流行立ち飲みバル系では無く立ち糞ゲリ系の可能性が高まる

なんとかファミリーマートに侵入、小さい店なので可能性は多くは無いと思っていたが、奥のSTAFF ONLYの札をみてあえなく撃沈。

しんどさから滑るように高速移動をし、店内を一周したがどこにもTOILETの文字はなかった。

行き場を失いさら脱力感が高まってくる。

体が寒い自分の顔が青ざめてきている手応えを感じた。

あえなくファミリーマートから撤退行動に入った。

可及的速やかに物事を処理しなければならない。残されたタイムリミットは数分。

もうだめなのかと諦めかけたその時、目の間に見えたのが富士そばだった。

白地の看板に豪快な筆字のフォントであしらった富士そば文字、ワンアクセント赤字の名代の文字がよく映える。

シンドラーのリスト少女の服が赤色だったのと同じ効果なのだろう。

しかし、入るのに躊躇してしまう。富士そばは食券式だ。

食券を買ったら定員に渡さなくては行けない。そしたら提供されるまで待たなければいけない。

提供されたら食わないとそばが伸びてしまう。

まいった、どうしようと考えた瞬間、グリグリグリと下腹部から肛門に掛けてのドリルダウンが始まった。

やつらも必死なのだ全共闘世代ゲバ棒での突貫よろしく、俺の下半身三里塚闘争さながらのせめぎあいが行われていた。

もう堪えられない、姿勢が思わず前かがみになる。前かがみになってのすり足富士そば突入する。

前進しながら定員に後で食券を買うのでトイレを借りてもいいですか。

返事はイエス

店内の奥へ移動をしながら、辺りを見渡すトイレが無い。

いやトイレが、2階。

俺は脚をあげても大丈夫なのか。

ゆっくりとはやくというまるでピアニスト指揮者から無茶振りをされるかのごとく13階段を登り切る。

さすが富士そば、そこまでお客さんがいなかった為にトイレオープンだった。

そして私は小さなトイレに飛び込んだ。

コートを脱ぐが置き場がない、洗面台の上に置くかと思い置いた瞬間、手洗器のセンサーが反応し水がこれでもかとコートを濡らしてきた。

コートをどけている時間はないのだ。ベルトは階段で緩めていた。

コートがびしょびしょになるのを横目にみながら、勢い良くズボンパンツを同時に下げ、その反動を利用し便座に座る。

ゴリっ、ズバっ、ビショ、バシャシャシャー、けたたましい音と共にやつらが流れでた。

バリケード突破した、未来を夢見た学生運動の闘志達をもう止めるすべはない。

冷め切った体が、いきんでいるせいか、急激に熱くなってきた。けたたましいビートと流れ続ける水。

そうかここが俺にとってのフジロックなんだ。なぜだかそう思った。

残糞の絞り出しと体のほてりが収まるのを待ち、便座を上げ、トイレットペーパーで丁寧に便座を拭いた。

来た時よりも美しく。林間学校の教えはここでも活きた。

冷静になり、そして平静を装いつつ1階に戻る。

軽い足取りで食券機に向かう。

さて、何を食べるべきなのだろうか。

まず目に飛び込んできたカツ丼は違う、かけ蕎麦では感謝気持ちが伝えられないが天ぷら蕎麦は重い。

なぜか自分の手はとろろ蕎麦に伸びていた。そこまで食べたいわけではなかった。

食券を渡ししばし待つ。「とろろ蕎麦お待ち」の声を聞き受け取りに行く、そして着座。

うん、とろろが多い。

出社前、時間ももうなさそうだったので流しこむようにとろろ蕎麦を食べた。

美味しかった。しかし、できれば腹を痛めたのが小諸そばの前であればなんて思ってない。そう、思ってないのだ。

時間をだいぶ食ってしまった。

片方の袖はびしょ濡れだ。

店でそれを隠そうとしたためにまるめてしまったため、背中部分もびしょ濡れだ。競歩の如く前進をした。爽やかな朝だ。

そう、ようやく私にも朝が来たのだ。快腸に飛ばし朝礼の10分前に会社に到着した。

後ろを歩いていた女性は気づいていたのだろうか、なぜか片袖から水が滴っていることに。

着座してパソコンの電源を入れる、立ち上がったら即座にヤフーニューストピックスをチェックする。

業務中の会話の仕込みこそ社会人の本分である

朝礼が始まる。

朝礼スピーチ当番は同じ課の後輩の女性だった。

スピーチが始まると同時に下腹部がグニャリとした。かすかな痛みが襲う。

調子でないところにとろろ蕎麦をかっくらったせいか、まだお残りがあったのか、

さっきほどでないにせよ加速度ますかのごとく下腹部から臀部に圧迫感が強まってくる。

女性花粉症対策法について熱弁を奮っている。2分経過、話はまだ半分ほどとみた。

さらに強さをましてくる。脂汗がじわりとでてきた。

彼女内科で薬をもらったらしい。肛門は先の激闘が終わりブレイクタイムだったらしい、弛緩している。

これはまずい「今日も1日安全に頑張ろう!」勇気をもらった魔法言葉を心のなかで唱え自らを鼓舞してみる。

彼女ルイボスティーの話に入った、めちゃくちゃムカついた。

「早く終われよ糞」という感情と「今日も1日安全に頑張ろう!」という鼓舞の16ビートオルタネイトピッキング状態に入った。

何故かかかとが上がってきた、つま先脚立ちになり、脳天が天へ天へ目指そうとする。

前進が肛門をカバーしようとしているのがわかった。

ワンフォアオールオールフォアワン、体が細胞がみんなが頑張っている。感動した。

そして、彼女今日も一日よろしくお願いします。

言葉とともに朝礼は終わった。

同時につま先歩きでトイレに向かう。ライバルはいなそうだ。

フロア内にトイレがあるので20メートル先を目指す、苦しい、厳しい。

まだトイレに入る前の段階でベルトを緩める。見られていても構わない。

そして、ズボンホックを外した。

トイレに侵入、大便用トイレにすかさず入り先と同じ要領でスムーズに用を足した。

ブリッ、ブリブリ。先とは違いシンプルフィニッシュ

間に合った、安堵感でいっぱいになった。ホット一息をいれ、下をみた、

そう、パンツに綺麗に茶色の1本筋が通っていた。

きっとたぶん、つま先立ちして尻にあらん限りの力を入れた時にパンツを巻き込んでしまったようだ。

敢えてカラーコードで言えば#a0522dのような色だったかと思う。

トイレットペーパーで表裏から拭きとるが、筋は薄くなるだけで消えはしない。

起きた事象は二度と元通りにはならないのだ。

石鹸香りがするスプレー芳香剤涙目ながらにパンツに1分噴射した。

おもむろにパンツを履いた、切れ痔の部分に芳香剤エキスが触れてじわりと痛みが襲ってきた。

少し長めに手を洗った。

デスクに戻る前にトイレのドアノブに手を掛け、そっと呟く「今日も1日安全に頑張ろう!」

皆様にとって今日素晴らしい一日になりますように、そして富士そば 桜丘店に最大限の感謝を。

2016-03-10

http://anond.hatelabo.jp/20160310104436

頭わりークソガキだな

意識の根源は無意識

純真無垢の結果がお前の言う汚れた大人なんだよ

まれときが同じなら大人もその同じから分岐した同じ結果にすぎない

加速度的に成長する赤子はお前の言う汚れた知識や経験なんて

あっという間に吸収し獲得し定着するわけだがどこで線引きをするわけ?

考えてないだろ、馬鹿

 

何が純真無垢かそうでないかを決めつけてるのが既にマウンティングなんだよ

その判断を下す者が自分の方が上の立場だと思ってないとできない相対的評価

その裏付けが要するに知能の差だが例えばここに人間はるかに上回る知能を持つ超知能がいたとしよう

お前が一生かけても理解できないレベル問題わずか数秒で理解し解決できるほどの知能を持つと仮定しよう

宇宙人でもいいし異世界人でもいいし、もっと現実的に言えば完成したAIでもいい

そいつからしたらお前も病気かと思うくらいに赤子レベルで頭わりーんだよ

そうすると超知能から見た大人も赤子もどっちも同じくらい純真無垢扱いされる

言ってる意味分かるか?

知能レベル1000000000000000にとって大人の100も赤子の1も同レベル相手にならないってこと

そいつからしたら40のおっさんも赤子も等しく哀れで馬鹿無知純真無垢に映る

単にマウンティングしたいだけの言葉なんだよそれは

2016-02-28

死霊術師井上

死霊術師としてのすべては、今は亡き祖母から伝習した。大学では文学部に進学した。これはもともと歴史学に興味があったことと、死霊術師としていつか遭遇するかも知ない事態に備えるためだった。

大学3年生の終わりころ、死霊術師としていよいよその事態を迎えることになった。

ある日テレビを見ていると、旅番組のようなものがやっていて、滋賀県西部の山林地帯をいつも見る芸能人が歩いていた。何の変哲もない番組だった。しかし、テレビを介しても充分過ぎるほどに、死者が放つ霊の波動が伝わってきた。もちろん、普段生活していてもその種の死者の波動を感じることはある。霊波は一般に、腐ったり火葬したりして身体が失われると弱まる。またたとえ身体があっても、時間経過によっても霊の波動は弱まる。人間やその他の生き物は、その場にとどまろうという意志を長くはもちえないのだ。恨みだとか、一般に強そうと言われる意志ですらそうだ。こういうのは仏教的に言うと成仏していくってことなんだろう。魂は残らない。めったには。

テレビで知った、滋賀県の霊波は別次元と言えるほど古く、そして強力だった。おそらく、亡骸がある程度そのままの、古い死体があるのだろう。そして、強靭意志21世紀でも保っている。

死体と強い意志。これが重要だ。死者蘇生の用件を満たしている。そしてかなり古い。

腕試しにはちょうどいい。見つけてしまったらもう止められない。死霊術の行使者として、その興味関心を止めることはできない。

祖母から習った作法で、霊波の質から霊が生きた(死んだ?)時代のおおよその年代を感じとった。520年+-30年前くらい? 手元の『日本史辞典』を紐解く。室町後期? 手が震える。研究室で『国史辞典』にかぶりついた。

その頃の近江一般に長享・延徳の乱と呼ばれる動乱期にあった。守護六角氏討伐のために将軍足利義尚が長く近江に陣を設けていた。どうやら死体はこの時期のものらしい。

私は大学研究室院生の先輩に聴いてその時期の文献を学んだ。また隣りの言語学研究室国文学研究室に行って、室町時代言語やその発音について質問した。かなり難しい。筆談の方がいいかもしれない、と祖母アドバイスを実感をもって思い出した。まさか室町期の死体に会えるなんて。せいぜい行って天保期くらいだと思っていた。古い死体なんてもの時代を遡るにつれて加速度的に少なくなる。祖母明治4年に死んだ男の死体蘇生したことがあると言う。これでもだいぶん古い方だ。室町期の死体なんて、祖母からもきいたことがない。後で聞けば、先輩方は私が卒論室町時代後期を扱うから一生懸命調べていると勘違いしていたそうだ。


春休み近江に旅した。大きなスーツケースを持って。蓬莱なんてお誂えむけの地名だ。山の方に入っていく。山は静かだった。ほどなくして現場に到着した。霊波は強い耳鳴りのような形で私の身体に具現する。こんな古くて強い霊波、他の死霊術師が気付かなかったのはちょっと不思議だ。まぁ波長が合う、合わない、はかなり厳密だから。私にもってこいのチャンスなのだ。私は女ながらオリエンテーリング部で体を鍛えていたから山歩きは結構得意なのだオリエンテーリングなんて全然興味が無かったんだけど、新人歓迎コンパで迎えてくれた先輩方の雰囲気がすごく良かった。サークルでは、大学生なりだけど、人との付き合い方、間の取り方を学べたと思う。高校生の時にはあまり意識できなかった、人間(じんかん)の距離感や発話。

山道から沢に下りる。死体が残った理由が、何となくわかった。日本では死体はすぐ腐って亡くなってしまう。しかし沢下にはぽっかりと、知られざる洞窟が顔をのぞかせていた。多分ここに死体がある。相違ないだろう。もしかしたら近年はずっと埋まっていて、最近になって地震などで再び穴が地表に現れたのかもしれない。だから今まで波動に誰も気づかなかったのかも? 洞窟は沢が近く低温が保たれ死体が保存されたのかも。あるいは永久凍土なんかがあって風穴で涼しいのかも。ま、これを考えても詮無い。とにかく、死体があるのは明らかなのだから

ひんやりした洞窟に足を踏み入れる。かなり急だ。いよいよだ。震えるほどだ。周囲には驚かれるけれど、死霊術の技術は、実は私にとってはとても簡単なものだ。血も継いでいるし、祖母と言う佳き師もあったから。祖母もいっていたことだが、基本的死霊術師は技術的な部分はそんなに問題にならない。むしろ重要なのは、死者と会い、契約する時の対話の仕方だ。死者が生きた時代言語常識を、こちらが把握してしっかり対話せねばならない。そうしないと蘇生に応じないこともあるだろうし、蘇生したい旨すら伝えられないこともあるだろう。死霊を怒らせてしまっては、あるいは成仏させてしまっては元も子もない。死霊術師の実力はここで決まる。このことを上手くやるために、私は大学では文学部へ行ったのだ。もし死霊術師に生まれなかったら、稲の光合成研究をしに理学部農学部へ行きたかった。

洞窟の奥にややひらけた場所があり、その壁によりかかるように木製の箱型の人工物が見える。…ああ、かなり古い牛車だ。小八葉の牛車? 公家が移動手段として用いていたもの。八葉の大きさ、小さい? 大きい? これで身分が大体分かるのだが…肝腎の大きさが、大きいのか小さいのかわからない。そんなの文献に載ってない。牛車なんて初めて見るんだ。そもそも近江に牛車。やや不可解? 足利義尚近江出陣の際には公家近江まで出向いたというから牛車できてたのか? それにしたって牛車で近江まで行くの? なにもかも自信が無くなってくる。

これではだめだ。祖母の言によれば、まずはその人をそのまま、そのままに感じるのだ。先入主観は退けるのだ。牛車の文様が大八葉だろうが小八葉だろうが、なかに居る主こそを見るべきなのだ

精神を澄ませる。霊とは頭の中で会話する。結局、『太平記』のテキストをメインに準備を進めていた。『太平記』は南北朝時代を描いた軍記物で、室町後期には往来物として身分を問わず人々に広まっていた。死体教養がいかほどであっても『太平記』の語調なら大丈夫ではないか、と考えた。とうぜんテキスト変わっているんだろうけど…。

太平記』の文法で私は語りかける。

「私はあなたよりも後世を生きる人間で、その間に人間が語る言葉も変わってしまった。この言葉あなたにどの程度通じるか私にはわからないが、どうか話を聞いてほしい」。ここまでテンプレ国文学研究室富田先輩ありがとう

…牛車がガタガタと動く。御簾が超自然的な動きを示し、内の暗闇をあらわにする。お化けが怖い人はびっくりするんだろうけどもちろん私はそんなことはない。打掛の裾が見える。小袖が二重? そして茶色く干からびた手のひらが…暗くてよく見えない…が、死者に話しかけた段階で幽界との淡いが生起し、この世ならざる強烈なイメージ五感以外から五感を経由し認知される。死体は髪の長い公家女性が見える。平安時代のオカメ十二単イメージがあるけど、それより軽装だ。でも相当めかしこんでいる。この時代人間は小さいしガリガリだな。さぁ、いよいよだ。頑張って蘇生素体になってくれるよう語りかけよう。

「…私の寂滅からどれくらいの時間が経過しまたか?」むむ、なんとかこれくらいなら聴き取れる。うほっ、「太平記読み」専攻の坂田先輩ありがとう! 高校非常勤やりながら大変でしょうけど博論頑張ってください。

「五百有余年でございます。『太平記』を読んであなた時代言葉を学びました」「…私も『源氏物語』で古の言葉の遣いに触れました。」「実は、…今日あなたお話しがあって武蔵国から参ったのです」いよいよ本題だ。

あなたは強い心をお持ちで五百有余年をお過ごしになられました。そして幸いにしてお体も崩れず残されております。私はあなた精神と身体とを結び付かせ、再び現し世に復することができます。再び洞窟の外に出て暮らしてみるのはいかがでしょうか」

「たしかに私はまだ黄泉の食物を口にしておりませんね」さすが公家の娘だけある。当意即妙にこたえねば。「私なら黄泉比良坂をあなたを連れて戻ることができます。」「どうして私を選ぶのです」「あなたのように長らく意識と身体とを保つ例はめったにないことなのです。」実はこれはあまり理由になっていない。死霊術師の衝動説明するには、私には言葉が足りない。彼女が尋ねる。

「当時(筆者注:ここでは現在の事を指す)は死者を供養する作法は未だ仏式を用いますか?」意外な質問だ。自らの供養を望んでいるのか? 「ええ、大分形はかわっておりますが仏の教えは今でも通用しております」「ならば既に死んだ者を私なりのやり方で供養して、意味があるということですね」…あやうく意味を取り損ねるところだった。ちょっと不可解な質問だ。彼女は何を考えているのか。彼女の事を深く知った今になって考えると、これは彼女なりにかなり考え抜かれた、ある種の哲学のようなものだった。彼女の培った供養の作法。そのルールがもし現代で途絶えていたら。つまり仏教現代に伝わらなくて、もし私たちが何か違う祈りの作法で死者を弔っていたら。きっと彼女蘇生に応じなかっただろう。彼女の知っているルール現代でも供養ができる。これが彼女にとって重要だったのだ。

「私は京都六角富小路邸宅がある公家(筆者注:ここでは「こうけ」って読んでね!)に生まれました。大乱(筆者注:ここでは応仁の乱を指す)の後の騒擾の世でありますから、私は近江根拠にする武家の御仁に嫁ぐことになりました。いよいよ渡嫁のとき、牛車が谷に落ちて私は命を落としたのです。嫁ぐことが決まってから武家奉公人生活が如何様であるか、主人が如何なる稟性を持つのか。和歌は読めるのか古典は存じているのか。いつも想像していました。」死霊術師の常識から考えれば、それだけでここまで精神は保てない。私はほとんど確信をもって尋ねた。「もちろんそれだけで想いを保つことはできなかったでしょう。どうして。」

彼女はここで初めて表情を私に感じさせた。「実は洛中で一度彼の人をお見かけ申上げたことがあるのです。私の生家は上って四位の家柄ですから、ふらふらと外にでてもあまり咎められることは有りませんでした。ある日京師が物騒になり武家の人が20騎ばかり邸宅の前を過ぎりました。颯爽と武者を連れていたのが、後々判ったことですが我が主人となる方でありました」え? それだけ。うーん恋愛感情ってわからないけど、そんな単純な感情で何百年も持つのかな? 単純だからこそ長持ちする? わからんね。すると彼女が続ける。

「死んだあとはずっと新しい生活の事を考えていました。武家生活。今まで見知った知識や噂話全てからひとつひとつ、未だ来ぬ時の先をずっと、ひとつひとつ限りなく。一日の起きてから寝るまで衣服の糸先から世情に至るまで。とにかくひとつひとつ。世に現れるであろう現象をすべて想像しうる限り、ひとつひとつ。彼や周囲の人間との交わされたであろう会話をひとつひとつ。彼の人とのありうべき時と出来ごとの全てをひとつひとつ想像していたのです。そうしたら、ええと、五百有余年過ぎ去っていたというわけです。」そうして彼女は莞爾した。私は一発でこの女性を好ましいと思ってしまった。こんな偏執的で叮嚀な思考回路を持った人があるだろうか。この人なら。彼女21世紀平成の世の中で夫となるはずだった人の菩提を弔わせたり、あるいは彼の一族についてその後どうなったか調べさせたりすることは、彼女の心性をおそらく負に傾けることはないだろう。ひとつひとつ彼女には想像したことの自分なりの答え合わせをしてもらえたら。私がそのお手伝いができたら。ちょっと勝手か。とにかく、この人なら大丈夫だ。

好奇心イマジネーションとを併せ持って、平成の世まで意識を有した五条顕子姫の死体は、その意識と共に、こうして私の赤羽マンションにやってきた。

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