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はてなキーワード: ハッピーエンドとは

2023-10-10

まれてる連中が恵まれてる連中だけで國をつくるハッピーエンド

そういうのないよな。

だいたい都合のいい弱者を掬い上げてカタルシスにしてる。

もちろん都合の悪い弱者と、モブ排除するんだけど。

ただ自分たちコミュニティだけでキャッキャウフフしたい、ならまだ分かるんだけど

そのコミュニティを引き立たせる舞台装置としての外部、人間必要としているってのはな。

まりにも生き方理想ゴミすぎると思う。

新海誠の好きなところと微妙なところについて書く

あんまり映画を観る方じゃないけれどね。

ほしのこえ

記憶は定かではないが、おそらくこれが最初に見た新海アニメ

大学在学中はSFに飢えていて、「AKIRA」とか「エヴァンゲリオン」とかを観ていたのだけれど、「ラーゼフォン」にはハマることができなかった。問題は長さなのではないかと思い、26話も見る必要のない映画を手に取った。

この作品が好きだったのは、クラークイーガンが好きだった自分が求めている、別の惑星風景描写があったことだ。僕が映像作品評価するのは、どれくらい思いがけない風景を見せてくれるかだ。火星の大地や、木星イオあいだにかかる雷の橋が美しかった。ヒロインから携帯メールにも確かクラークへの言及があった。

また、日常の美しさを切り取った言葉を、詩のようにつなげていくアニメを見たのは初めてで、そこも新鮮だった。

敵方宇宙人が、鏡像となって話しかけてくるところなど、露骨エヴァの影響を受けているし、詩的な文章村上春樹フォロワーに過ぎないと感じはしたものの、この監督作品もっと見てみたいと感じた。

「僕と彼女の猫」は忘れてしまった。珍しく自分好意を寄せている女性視点失恋の話だった気がする。

雲のむこう、約束の場所

僕が好きな要素がとにかく詰まっていた。架空歴史知的早熟だけれども情緒的には年相応の少年少女、そして天にそびえる真っ直ぐな塔。東京からも見える北海道メガストラクチャーという、自分想像力はるかに超えた世界を見ることができた。

もちろん、欠点もあった。ヒロイン・佐由理を救うか世界を救うか決断を迫られる主人公・浩紀は、セカイ系典型例に感じられて冷めてしまったし、あと、これは前にも書いたのだけれど主人公のやっていることはテロリズム肯定だ。

テロ組織名前も、北海道を手に入れるためなのにアイヌ解放戦線じゃなくて、サハリン樺太先住民族ウィルタ解放戦線だ。ヒロイン祖父名前キノエはアイヌ系の名前だが、そこには一切触れられないし、朝鮮半島のように南北に別れた家族悲劇は、ごくわずしか触れられず、プロットには絡んでこない。つまるところ、政治は装飾でしかない。いいのか。

にもかかわらず、この作品を好きになってしまった。アニメで精密に描かれた東京景色は、当時の僕の生活圏とかぶっていた。自分の暮らす世界彩度を高めた景色は、ぐずぐずとした感傷に僕を引き込んだ。何にもでもなれると、まだかろうじて思い込めていた頃だった。

そして、テーマ曲があまりにも切なく、これがずっと頭の中で流れ続けていた。過剰なまでに作中で繰り返され、露骨でさえある。しかし、悔しいけれども切ない気持ちになるのをやめられなかった。ラストで虚無に飲まれ北海道の美しさで息をのんだ。

自分青春に満足できていなかった僕は、この甘ったるいテーマ曲映画呪縛されていた。批判しつつも、フィルムブックとノベライズを買ってしまうほどだった。これが感傷マゾなのか。

秒速5センチメートル

退屈さを感じる場面や、冗長な個所もあった。でも、日常風景を美しい色合いで描くアニメを他に知らなかった。第2話冒頭の、貴樹が空想する巨大ガス惑星が空にかかった惑星風景は、僕が創作していたSF小説舞台として何度も用いた。

そして、第3話で流れた「One more time, One more chance」ですべてを持っていかれた。ヒロイン・明里と結ばれないラストを見て「そうなんだよ! これこそが人生なんだよ! はっはっは!」と快哉を叫んだ。「鬱エンドだ」「悲しい」と言っている連中を笑っていた。なんてこじらせた大学生だったんだ。これもノベライズを買った。

振り返ってみれば、主人公はいつまでも明里の幻影に惑わされており、サーフィン少女・花苗の気持ちちゃんと向き合っていない。独り身の期間が長かった自分は「応えてやれよ!」とあとになって思ったものだった。そりゃあ、思春期から初めての感情ばかりで、あまりにも未熟で、だから人間関係で目も当てられないような失敗を繰り返すんだけれど、「結局お前モテてんじゃん!」と怒りが湧いた。

後に、貴樹をはじめとした新海アニメ主人公たちはどうやって童貞卒業したのかな、夜のお店かな、などと根拠のまったくない最低な空想をするようになってしまった。自分がそうだったからって投影するなよ。

星を追う子ども

激しくツッコミを入れながら観た作品

統一感のない固有名詞(※僕はファンタジー名前を付ける際には一貫性必要だと信じている。だからアルカンジェリ、ケツァルトル、シャクナ・ヴィマーナと複数言語から安易に引っ張ってくるのを良しとしないし、文法的に怪しいヴィータクアやフィニステラという語も納得できない)、ジブリの表層だけをなぞったような描写主人公明日菜が地上世界と地下世界の両方の血を引いているという重大な設定が劇中ではほとんど描写されないなど、自分が気に食わなかった点は多数あるが、最大の問題点は悪役の森崎(ムスカ揶揄される)のサブプロットのほうが面白く、新海誠思い入れを持っているように感じてしまったところだ。

愛するもの喪失を受容せず(子の喪失ってキーワード村上春樹フォロワーっぽい)、代理品や依り代を求め、神々なり悪魔なりと契約する姿は碇ゲンドウともかぶり、なんにせよ強烈なキャラで、明日菜を食ってしまっている。いっそ明日菜いらなくないか

冥界をめぐり、禁断の知識の代償として盲目になるのは神話的でちょっと良かったけどね。

この頃から、新海アニメを僕はさら批判的に見るようになる。

しかし、作者の意図性癖が透けて見えるというのは一方的に親しみを感じる契機でもある。不完全にゆえに見透かせるものがあり、理解者になれたと錯覚できてしまい、結果的作品を愛してしまうことがある(※これは新人賞を取った作品を読むときもそうなんだけど、「作者はこういうことをやりたいんだろうな。なら、ここをこうすればもっとよくなるだろうな」と考えつつ読むことが多い。創作をしていた人にありがちなことなのかな?)。

言の葉の庭

言いたいことはたくさんある。

けれども、最大の欠点は「何でもかんでも台詞説明してしまうこと」だ。

最後タカオとユキノが見つめあう場面で、高まった気持ちをぶちまけるのだけれど、音楽映像がうるさいなので、台詞なんていらない。

海監督は文章を書く能力はあるのは認めるけれども、「説明小説でやれ」と感じる。「なんでも説明するのをやめてくれ、映画受け手を見くびるな」とも感じた。

そして、鮮やかな色彩がわざとらしく感じられ、反発を覚え始めた。

ただ、この頃から日本古典を扱いだしたのは嬉しい。ささやか愛国心が満たされる。

僕は海外文学が好きなので、逆に外国の人に日本の詩を知ってほしい。

君の名は」「天気の子

観ていない。

言の葉の庭」の一件もあったが、ハッピーエンドになったということを聞いて、寝取られ性癖(というかBSS、「僕が先に好きだったのに」?)を抑える優秀なプロデューサーがついたんだな、とシニカルに考えていた。売れるようになった、大ヒットを飛ばすようになったとも耳にして、新海誠自分からどんどん離れて行ったように感じた。そして、もう二度と新海アニメを見ることはないだろうと思った。友人や尊敬するSF作家が見ていると聞いても、耳を塞いでいた。

君の名は」の予告の「スカート注意、男子目線!」といったセリフにも、新海誠性癖が透けてみるのだけれど、徐々に作者のあけすけな欲望に対して嫌悪を感じるようになっていた。

これは男子出身の僕がそうだからかもしれないけれども、僕には、男性監督女子高生をじろじろ見て偏愛していると気づくと、鬼の首を取ったかのように指摘してやりたくなる悪癖がある。岩井俊二映画を観たときもそうだし、「ラストレター」を観たときは「俺を振った女は不幸になればいい」という怨念を感じた。庵野秀明俳優やってたのはめっちゃ面白かったけどね。

「すずめの戸締まり

ある女性が新海アニメが好きで、じゃあ一緒に見に行こうということになった。ただし、彼女が好きだったのは「君の名は」以降だった。

「お手並み拝見」と思いながら(なんだかんだで楽しみにしていた一方、不安でもあった)観てみると、極めてまっとうな少女の成長映画になっていて驚いた。

被災者のすずめが「死ぬのなんて怖くない」と言っていたのが、逆に震災記憶と向き合い、心底死を恐怖し、逆に生きる実感を取り戻す構成が素晴らしかった。自分を助けに来た謎の女性自分自身だったってのも良かった。周囲の支援必要なのはもちろんだけれども、傷付いた自分を癒すためには、どこかで自分の力を信じて自分の足で立ち上がらないといけないのだ。

ロードムービーとしても優秀だし、周囲の人々が善意にあふれてすずめに手を差し伸べてくれたのも、叔母の環が思わず激高して負の感情をぶちまけるシーンのための溜めだと感じ、よく計算された素晴らしい脚本だと感じた。

今まで肯定的だった(あるいはマスコットしかなかった)猫が、ダイジンという善悪不明存在になったのも面白い。

今まで別の災害という形で間接的に東日本大震災を扱ったと聞いていたが、正面から向き合ったのはとても立派だ。このタイミングでなければできなかっただろう。

恋愛要素を薄めたのも大正解。「シン・エヴァ」を観たときみたいに、「監督大人になったんだな」と感じた。

それでも無念な個所はある。人口希薄になった土地を神々に返すというモチーフと、地震を封じる要石というモチーフが、完全に噛み合っているわけではない(人口が減少している時代から出てきた発想では? なぜそこから厄災が漏れ出る?)。少しぶれている。また、震災は人力で防げる、つまり東日本大震災は防げた、という誤った読解を誘発しかねない面もある。

あとは、震災描写リアルだし、緊急地震速報が頻繁に鳴るので、観ていてずきずきと頭が痛み、かなり気分が悪くなった(御茶ノ水近辺も学生時代生活圏内だったし)。昔は「アルマゲドン」みたいなパニック映画大都市がぶっ飛ばされるのを見たり、「地球大進化」の大隕石地殻津波が起きて日本列島が引き裂かれるのを見て気分爽快になっていたのだが、ある時点で感受性が「まっとう」になってしまったらしい。

ところで、この作品村上春樹かえるくん、東京を救う」のオマージュだとよく言われるけれども、「海辺のカフカ」のパロディも仕組まれている。東北まで中古車ドライブする芹澤青年が車内で流すのが「夢の中へ」だが、「海辺のカフカ」でも星野青年が何を探しているのかもわからない中田老人を連れて車で高松ドライブしながら、「探し物は何ですか~」と口ずさむのだ。誰か気づいてないかな。

そのくせ、村上春樹オマージュにとどめ、影響下からは完全に脱しているように感じた。

疑問点。すずめの三本足の椅子過去自分に手渡されたことで、時間の輪っかをめぐっていないか? 

その他

どの作品かは伏せるが、主人公が僕の名前と同じで、ヒロインから名前を呼ばれるたびに恥ずかしいくらいに動揺してしまった。

当時流行っていたラブプラスをやっていたら、おそらく引き返せないことになっていただろう。

あと、「すずめの戸締まり」に関するウェブ記事で、新海監督が#MeTooのこともあるしパンチラを封じたと聞いて、機を見るに敏だなと感じ、何となく気に食わなかった。正しい判断だと思ったけど、商業性に屈したようにも感じたのだ。正確には、「雲のむこう~」みたいに政治的を雰囲気に使うのをやめたのが、なんとなくタイミングが上手すぎて、逃げ足の早さを感じるのだ。

でも、とっくに青春コンプレックスこじらせオタク向けクリエイターから国民監督に変わってしまったのだ。寂しい。あんなこじらせた作品を書くのに既婚者なのも納得できない時期があった。

まとめ

こういったことを、友人に対してつらつら語っていたら、「それはお前、もう立派なアンチだよ」と指摘された。「アンチじゃない、愛情と憎しみの両方を持っているだけだ。複雑な感情をも抱えているんだよ」と反論すると、「お前が複雑な感情を抱えていない対象なんてあるのか」と笑われた。ひどくない?

これだけ複雑な感情を抱えているので、「君の名は」「天気の子」を見るのがずっと延期になっている。諸般の事情ラブコメ苦手だし。

2023-09-29

anond:20230929075831

インターステラーってkey作品みたいなんだよな

小難しい理屈はあるんだけど、引いて見ると親子愛の力で奇跡が起きてハッピーエンドなんだよな

あれが冷酷な宇宙法則に従ってバッドエンドだとすごく締まりが悪かったと思う

新天地に到達した宇宙飛行士に対する余韻も良い

2023-09-25

バッドエンドを容認しない社会が恐ろしい

自分とある界隈で創作活動をしている。

ニッチジャンルメジャーでもないので知名度もそれほどないが、作品に対しては意外と感想をもらえたりする。

で、バッドエンドの作品に対しては「最後は救われてほしかった」や「後味が悪い」など、ほとんどの感想否定的

どうしてバッドエンドじゃ駄目なのか?

個人的に、バッドエンドに対する反応は世相を映す鏡だと思っている。

たとえば今の日本好景気で、みんながそれほど貧しくもなく、それなりに幸せ享受している社会であるならば。

バッドエンドはそれほど否定されないだろう。

何故なら現実世界ハッピーエンド的な未来に向けて進んでいると感じられているからだ。

からこそ、そうした世界においてバッドエンドはむしろ教訓的な役割を果たす。

バッドエンドの物語を見ることで、そうはならないようにしようと参考にする。

役に立つんだよ。バッドエンドでも。

でも現実はどうか。つまり逆なんだよ。

今の日本って、はっきり言って貧しい。

それは物質的にも精神的にも。

そんな世の中において、果たしてハッピーエンド的な未来想像することが出来るだろうか。

それが難しいとなった時に、じゃあどうするか?

物語の中、せめて虚構世界では幸せを見ていたい。

からハッピーエンドが好まれる。

虚構幸せを追い求める。二次元流行る。Vtuberがもてはやされる。

それは現実に対する一種抵抗だ。

からこそ。

バッドエンドにハッとしたならば、そろそろ現実を見てもいいんじゃないかって思うんだ。

鬼滅の刃風味のフェミニズム漫画が欲しい

鬼滅の刃みたいな感じで男をこの世から駆逐する

女性たちの戦いを描いたフェミニズム漫画があれば絶対人気出ると思うんだけど

主人公女性)は男からの性加害に遭う→救いを求めるものの、被害女性の救済よりも男たちの体裁を保つことを優先するノットオールメンが蔓延る男社会絶望する→義勇ポジメインヒロインがこの世の諸悪の根源は男であり、男をこの世から駆逐しないことには女性たちは不幸であり続けると正論をぶつける→そんなのただの理想論だ、この世は男共が支配していてこれまで声を上げた女性はみんな殺されてきたと諦めきっている主人公→何やかんやあって男児生産罪が可決され涙する女性たち、こうして女性たちは初めて自分のための人生を歩み始めるのだったというハッピーエンド漫画、誰か描いてほしい

anond:20230925094016

懐かしいな。ワイも好きやった。ナイーブとかハネムーンサラダとか。単発単行本も何冊か買った。

ややこしい女に男がシッチャカメッチャカにされて、それでも最後ハッピーエンドに収まる話が好きだった。

万人受けする人ではないけど、好きな人にはめっちゃ刺さるよね。

2023-09-24

ハッピーエンドでみんなニコニコして満足してるとこに冷水ぶっかけるの、いかにも社会性のない人間のやりそうなことだよなあ

誰とは言わないけどさ

2023-09-21

anond:20230921110423

それな

海自身の本来作家性は現実味を重視したビターな終わり方に表れてるけど

それじゃ売れず星を追う子どもで完全に折れて

スタッフ意見を取り入れて分かりやすさ重視のお涙頂戴お花畑ハッピーエンドに捻じ曲げたって感じよな

2023-09-19

信じていたお花畑平和主義がダーク系平和主義になっていてショック

※18歳以上向けな内容を含みます

ロシアウクライナ侵攻への反応を見ていたら、お花畑平和主義だと思っていたのが、実はダーク系平和主義と呼んだほうがいいんじゃないかと思えてきた。

花畑平和主義の事は、ある程度信頼していた。お花畑と呼ばれている事は知っていたし、現実的ではない部分はあるんだろうなぁとは思っていたけど、理想を追うことは重要だし必要な事だと思っていた。

それがどうだ。ウクライナの人たちに、ブチャの虐殺をするようなロシア侵略されるという悲惨現実を受け入れろと言っている。全然花畑ではなかった。「ダーク系」という言葉が思い浮かんだ。

自分Komifloという18禁エロ漫画読み放題サービス契約している。

読み切りが多いからかタグが充実していて、読む前からどういう話かわかるようになっている。

以前はあまり気にしていなかったが、一度トラウマになるような胸糞悪い話を読んでしまってから、読む前にダーク系・ハード系・「タカシ」が入っていないか気をつけるようになってしまった。

タグ定義は書かれていないけど、胸糞悪いような結末になるのがダーク系で、無理やり事に及ぼうとするのがハード系だと理解している。両方のタグがついていることが多いけど、最初は無理やりだけどなんやかんやあってハッピーエンドというようなハード系のタグけがついている話も結構ある。例えば「やったねたえちゃん」はダーク系・ハード系になると思う。

なぜお花畑平和主義のように見えるダーク系平和主義がありえるのか。

暴力には諦めて従うが、理想は諦められずに殴られない相手干渉しようとしている。そのように見えてきた。

哀れみを感じてしまう。以前と同じようには信じられない。その方向で理想に近づけるとはあまり思えない。

それでもそういう人たちがお花畑として存在できるのは日本平和からだと思う。いつまでも花畑でいて欲しい。

anond:20230917223337

プログラミングだけじゃなくて参画初期に「開発環境こんな感じなので1~2人日で整えてね」みたいに言われてサクッと対応できる感じになってないとつらい。

フリーランスオンラインのみの場合そもそも年齢なんか分からないまま進めることもあるから気にしなくていいけど、対面だったり雇用契約を結ぶ場合は年齢と経験年数の乖離は響くと思う。

プログラミングで行けそうと思っているのであれば、まずはクラウドソーシングで「こういうプログラム作って」というリクエストフリーランスとして応募してみるところからはじめて試行錯誤でやり方とか諸々勉強するのが良いのでは。

そういうリクエスト地雷案件が多いけど今回の場合自分地雷なので両者気兼ねなくチャレンジできるという点でマッチすると思う(ハッピーエンドが待っているかどうかは知らない)。

2023-09-13

anond:20230913154831

少なくとも自分場合、まあ嫉妬ですよ

嘘泣きを見破られても理解ある彼くんが受け入れてくれてハッピーエンドだなんてあまりにもイージー

タラレバ娘の方が百倍マシ

2023-09-12

被害を性被害と認めると死にたくなる人もいるのかな。

レイプとかしてきた相手ハッピーエンドになる作品って一定需要があるけど何で何だろうと考えて思ったのは、レイプとかされて傷ついたことが報われるのは、性被害を受けたことを性被害を受けたんだと自分認識することではなく、性被害を受けたぶん素晴らしく人生ステップアップをするというご褒美が当たり前のように貰えることなんじゃないかなと思った。

性犯罪者がばっせられたとしても、性犯罪被害者だという自覚をすると惨めな思いが残ってしまうが、後に大躍進とかハッピーエンドに繋がるんだったらいい思い出にすら変わるという考え方。

自分個人としては、性犯罪に遇ったら自分破滅してでも犯人地獄に落としたいと思うだろうけど、いずれハッピーになるために凄い人のお手つきになりたいなーと妄想する人のための物語が性被害から始まるラブコメとかなんだろう。

2023-09-04

素直なハッピーエンドが楽しめない人っていうのは、そういうものを見て自分を慰めることを俯瞰してしまい、リアリティに欠けるものが楽しめないんだよ

アンハッピーものを見て安心したいんじゃないの

頭がいいとバカな人たちと同じようにはモノを見れないんだよ

2023-09-03

「生き辛さを抱えている人への応援」を受け取れなかった生き辛い人間

「生き辛さを抱えている人への応援」としてパッケージングされ、製作からもそのように作ったと付記されたとある作品に触れた。社会が求める"普通"とのずれに思い悩む主人公描写は真に迫るものがあった。『寛容のパラドックス』を用いて怜悧かつ明快に"世間"に迎合できない人間存在肯定していた。ああ、確かにこの作品は"普通"になれない人間に寄り添ってくれる作品なのだと、この作品を生み出すことのできた時代の流れと共に感嘆を覚えた。

しかし、結果として主人公が自らの居場所を見つけ、生き辛さを抱えながらも人生を歩み続けると決めることのできた要因に『無自覚ながらも生まれつきの愛らしい容姿を持ち、ひたむきで庇護欲をそそる無垢若い女性であったから』が含まれいたことで急に突き放された気分となり、戻って来れないまま作品は幕を閉じた。まあ理解はできる。人を応援する為に描かれた物語の中くらいはハッピーエンドだっていいじゃないか、と思う。それでも、正直納得は出来なかった。結局、寄り添ってくれた訳じゃないのか、と勝手に期待して勝手に裏切られた気分になった。

インターネット上の感想には「勇気を貰えた」「感動した」との文字列が並んでいる"傑作"に対し、こんな事しか感じられない自分貧困感性が心底疎ましく思った。ありもしない他意を深読みしてしまうほど精神的に疲弊しているのかな、とも思った。「生き辛さを抱えている人への応援」すら素直に受け取れない人間自身をどう癒せばいいのかの答えなど出るはずも無かったが。

僕は思うんです。

”こんな世の中だから、せめて創作物語ハッピーエンドで終わってほしい”とみんなが言います

でも、それは違うと思うんです。

希望もなく、光にも乏しいこんな世の中だからこそ、物語はアンハッピーエンドで終わるべきだと。

そうすれば、少しは自分の方が明るく見えるはず。

現実に戻った時、自分の方がまだマシな方だと思える。

そっちのほうがよっぽどハッピーエンドよりも尊い終わり方ではないでしょうか?

2023-09-01

拝啓ディズニー様、自国でやれないからって日本セクハラパワハラキャラを全肯定するのやめてもらっていいすか

お気持ち表明なので、内容がかなりドライブするので注意。かつ長い。結論は3行目にある

からない単語各自ググれ。天下のディズニー作品だ。ネット上に説明がないモノなんてない。

結論ロロフラン実装いらねぇ!(32倍角)

マジいらねぇ!

てかなんで「ノートルダムの鐘(The Hunchback of Notre Dame)」をプッシュすんの?

あれ興行成績的に大ゴケだったよね?

ディズニールネサンスリアルタイムで追いかけてきたDヲタです。当時のことは良く覚えてますともさ!

あれはTDLに次ぐ海外ディズニーランドということでいろいろ気合いが入っていたディズニーランド・パリテコ入れもあり

ディズニー作品大人も鑑賞に耐えられるということを示すため

ダルティな要素を入れたということが、公開時点でプレスに告知されてた作品でしたね。

そのアダルト部分を担当していたのは、すべてフロロ判事でした。

『冒頭の、カシモド母を追い回すのは強姦暗喩

まり自分の子供を妊娠したカシモド母を口封じに殺したという裏設定がある。

「罪の炎(Hellfire)]では自慰象徴した映像が出てくる』と

日本での公開前に、製作陣のインタビュー記事に載ってました。ぴあだったかな?

それを読んだ自分は「へー、思い切ったもんだなぁ」程度にしか思っていなかった記憶があります

この頃のディズニーアニメ作品は、本国公開からタイムラグがあるのは当たり前で

自分はまず本国で発売された輸入盤サントラタワレコで手に入れて、公開を待つのが常でした。

音楽だけ聞いてる分には特に違和感なかったんだよなぁ。

カシモドの「天使が僕に(Heaven's Lights)」とまとめて同じトラックになってるから

「ああ、カシモドの純粋な愛に対しての不純な愛憎系なんだな」程度で。

ヴィラン(悪役)のヒロインへの横恋慕も別に奇異とも思わなかった。

アラジンジェファーはジャスミンちょっかい出してる(出されてる?)し、

ライオン・キングでも

「成長したナラがシンバの元に現れたのはスカーに迫られて逃げ出したからという裏設定がある」というのも

日本で大ヒットした時点で、ライオン・キングこぼれ話として伝わってたと思う。

そもそもライオン・キング」がハムレット=お母さん寝取られ物語だしね。

かのぼれば「美女と野獣」でガストンとか居たし

’(ものすごーく余談ですが、アラジンで、ジニー魔法で操られてジェファーに惚れてしまった(振りをする)ジャスミン

あなたヒゲはとっても……ねじれてる(Twisted)」と言うセリフがあって

当時の自分は「「twisted」ってセクシーとかそういう意味があるの?褒め言葉なの?」と首をひねりまくった記憶がある。

あのセリフ意味はいまだにわからないというか、ツイステのおかげでさらに混乱が加速してる感があるなぁ)

で、日本でも公開されたわけですよ。

もう冒頭の、冬のパリ乗馬青姦レイプの時点でダメだった。

賛美歌を思わせる荘厳なコーラスに載せて、あんなにヌルヌル動き回るとは思わなかった。

そもそもなんでこんな、社会ヒエラルキー下位の女性一方的暴力振るわれてるシーンをこんなに執拗に事細かに描くこの?

それに一体なんの意味が?

大人の鑑賞に耐える作品って、弱い者への一方的暴力描写がある作品のことですか?

不快不安を覚えながら作品は進んでいった。

大人の鑑賞に耐えるディズニーの割には、いつものディズニーみたいにしゃべる動物ガーゴイル)出てくるし

エスメラルダのハンカチ使った目くらま魔法微妙だし、そもそも魔法かコレ?

(なお、「ノートルダム世界魔法があるかどうかは、公開時には明らかにされなかった。

本当にガーゴイルはしゃべっているのかあるいはカシモドの幻影なのか、どちらとも取れる描写だったし、

エスメラルダの魔法も同様にふんわりした扱いだったワケだが

これもツイステのおかげで十数年越しに壮大なネタバレハンカチ手品:今では土産物として売られている)くらいました。

ありがたいことだよホント!)

イライラが募る間にもストーリーは展開してゆき、「Heaven's Light]が始まった。

浮かれてるのはわかるけど歌ってるだけじゃイケメン隊長に負けるぞカシモドわかってるか?

かもしかしてフラれる流れだったりせんかコレ?

いやいや人魚姫ハッピーエンドにしたディズニーだぞ主人公がフラれるワケがない信じるんだ。

などとヤキモキしている間にカシモドパートは終了。

カシモドが恍惚とした表情で小さな鐘を鳴らし始める

体の前で両腕を上下ストロークする様子がなーんとなくアレだなぁと思った瞬間にフロローが画面に出てきた。

暖炉だけ点った誰もいない暗い部屋でブチブツ言ってるシーンから始まったと思う。

サントラを聞き込んだ脳内では歌詞再生される。

あの女が私を誘惑したんだ私は悪くない的なことをぐだぐた並べる内容なわけだが

映像キモい。女のスカーフにほおずりすんな!てか後生大事に持ってたんかソレ!

あの歌詞にこの映像が付いたら完全に変質者の言い訳ソングじゃんか!

もうこのあたりでうんざりし始めたわけだが、曲は始まったばかりだ。

賛美歌っぽい壮大なコーラスをバックに自分勝手なことを延々歌うフロロー。いい加減にしろ

そもそもなんで聖歌隊背負ってんだよてめぇ(答え:ユゴー原作ではフロローは聖職者から

コーラスも盛り上がりフロローの言い訳キモっぷりも盛り上がりでこっちはいい加減にしやがれ感。

ようやく外部からノックで曲は中断されるありがとう見知らぬ人。

それにしてもこのノックで我に返る感いかにも自慰邪魔された雰囲気だなぁキモい

てかそのどろどろ溶ける赤い人たちは何の暗喩なんすかね?

(今回これを書くにあたって動画見直してきたが

自分記憶ではフロローの幻想の中で

蝋燭ーが次々屹立して白い蝋を流してドロドロ溶けてゆく映像があったような気がするのだが

作品混同してるのだろうか)

ともかく一事が万事この調子で、

ロローはパリ検事のくせにロマという身分の低い女性フェチ

「あの女が俺を誘惑したんだ俺は悪くない」を繰り返すキモキャラだった。

さらに、エスメラルダを犯罪者として捕縛させておきながら「自分恋人になれば見逃してやる」という

セクハラパワハラどんぶり重ね。

作品中で望むことはそれくらいという、みみっちい痴漢オヤジ

歴代ディズニーがそれなりに壮大な野望を抱いた巨悪であったのに対して

無礼講お祭りでショーの一環としてスカーフもらっただけでのぼせ上がって

上映時間の行動中、エスメラルダを追いかけ回す以外ほとんど何もしない。

作品の内容自体も、カシモドもかなりのウジウジキャラ

ガーゴイルたち(の幻影)に発破かけられまくって,最後にはそのガーゴイルが動かなくなって

ようやく行動を起こす始末。そらエスメラルダも隊長さんに走るだろ。

サントラが素晴らしい出来だけに、内容が実にグダグダ作品だった。

(なおユゴー原作では、エスメラルダは火あぶりになり隊長さんは同じ白人恋人ちゃんといるので

そういう意味では、ある意味ディズニーらしいハッピーエンドにはなっている)

――ともかく、21世紀の感覚でフロローの存在自体が許されざるというか

南部の唄」をなかったことにする前にこっちをなんとかしやがれ感にあふれまくり

あの「アトランティス」と並んで、見なかったことにしたいディズニー作品極北、それが「ノートルダムの鐘(The Hunchback of Notre Dame)

なのにディズニーさんは何を思ったか突然この作品を掘り起こして、しかもフロロイケメンに仕立て直しちまった。

プレイヤーはほぼ女性アプリゲー「ツイステッドワンダーランド」の攻略キャラロロフランム』として!

なおいCV神谷浩史

ロロデザインをきっちりと踏襲し、口元にハンカチを当てるという仕草まで入れるそのご様子は

どんだけ本家に忠実なんだよ!

そんなにフロローが大事か!興行収入大ゴケ作品セクハラパワハラ野郎が!

ディズニー作品は数多とあるだろうに、なんでよりによってコレをプッシュすんの?

てか日本ディズニーコンテンツとしてプッシュすんのがコレなの?

yellow cab枢やなイラスト神谷浩史ボイスさえあれば

元がセクハラパワハラキャラだろうがご褒美ですって受け入れてキャーキャー言うだろうってことにしたいの?

残念ながらその通りになったけどね!

――本当にさぁ、なんで今、日本からセクハラ野郎ロローを再評価する流れを作ろうとしてるのマジで

何がしたいのディズニーさん。

米国基準で受け入れられないものを、なんで日本なら許されるとか思っちゃうの。

かに我が国人権後進国です。そいつをどうにかするのは我々の責任です。that IS our business。

でもさぁ、だからって米国基準別に日本基準を設けないでよ。

ディズニーくらい、我々を平等に扱ってよ。

日本女は頭空っぽから尊厳を気遣う必要はない、米国女性と同じ扱いしなくてもいいとか考えないでよ……

ああ書いてて何が言いたいのかだんだんからなくなってきたなぁ。

ともかく、ロロフランムは要りませんマジで

セクハラ野郎を美化しないで下さい。

あ、あと「ズートピア2」も要らない。

ライオンハートメリーウェザーに行ったパワハラの数々は許されるものではないのに、なんで最後に「俺は無実」みたいに返り咲いてんのアレ。

2023-08-20

anond:20230820152941

そもそも弱者男性界隈で言うところの女性は、女として武装し続けられる女性に限られてるよね?実際のところ、女らしさの戦場から降りた女性は、弱者男性界隈の目に入っても女として認識されないんだよ。

「女なんだからちゃんヘアケアしろ」「女にムダ毛が生えるとかないわ」「女なのに肌汚すぎない?」「女の子はい匂いがするもの」「女のデブ人権ない」「女の子は優しく、おとしやかに」…

有象無象の女らしさに従うのを諦めると、見た目がどんどん小汚く、性別不詳な感じに近づいていく。それで夜職行ったって稼げるわけがいから、薄給の昼職でなんとかやっていくしかない。女という戦場から降りる時点で、まともな男出会未来は諦めた。ソース自分。ひとりで質素に生きて死んでいくつもり。カースト上位と戦わなくていいのは楽だよ。ハッピーエンドじゃないけどね。

弱者男性男性社会の中で辛いなら、女性責任転嫁せず勝手に降りればいいんじゃない?「男なら〜」の定型文の逆に行けばいい。まあ、異性間恋愛舞台からも降りることになるけど、そこはリスクリターンの兼ね合いだから、仕方ないよね。

[]8月19日

ご飯

朝:なし。昼:玉ねぎ炒め。焼きそば。夜:だし豆腐納豆ピーマンシメジ玉ねぎスープ魚肉ソーセージブルーベリーヨーグルト。間食:オーザック。豆菓子ハチミツ味のポテチばかうけ。(お菓子食べ過ぎ)

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみ

お菓子食べすぎた上にご飯ちゃんと食べちゃった。

まあ休日だし許して欲しい。いや内臓休日概念はないし、許してくれないのだけれど。

Dear My Abyss

・はじめに

陰気で友達が少ない女子高生スバルと、その数少ない友人で正反対な陽気な性格ミスカの友情と断言しがたい歪な関係が、お人形さんの様と評される美少女転校生ルウの登場で変化していく様を楽しむノベルゲーム

だけでなく、混沌蔓延ってきて日常侵略するホラー要素もあるのだけど、そちらは元ネタありきの展開が多くそういうものとしてふんわりとしか理解できる読んだので感想特にないためこの一行以降はふれないことにする。

学校という閉じた人間関係と、思春期らしい自己の有りように悩む様とが、ある場面では丁寧に、別の場面では幻想的に描かれていて、この二点が文量の多くを占めている。

甘い恋愛的なイチャイチャする読んでいて楽しい気分になるシーンよりも、関係性に悩み他人を気遣うがあまり自傷的に自己言及を繰り返す辛くて悲しいエピソードが多め。

そんなこと一人で考えても答えは出ないし一生悩んだり楽観的になったりを繰り返すしかないよ、と大人になった今でこそ思うものの、自己他者関係性の有り様を悩む様は読んでていて共感する場面が多かった。

そんな辛い中でも食事のシーンは彼女達の悩みも何処へやらで舌鼓を打ってくれるので、夕飯の時間が待ち遠しくなったりもした。

献身的ミスカと自己中心的なスバル関係性が辛い

陽気で友人が多く、テストの成績こそ悪いもの教師からの覚えもよく、容姿可愛いと褒められ、前向きで良い子なミスカ。

そんなミスカはスバルのために一生懸命に色々と尽くす。

しかし、スバルの方はミスから向けられる好意を素直に受け止めない。

それどころか、些細な表現物言いをどんどん悪意を膨らませてしまスバル生き方は苦しそうだった。

ミスカの一人称と、スバル一人称を行き来することになるのだけれど、二人はすれ違い続ける。

ミスカは衒いがあるわけでなく、本当にただの根明で、楽しいことが好きなだけの普通の子

ところがスバルはどこからでも悪意を見つけ、彼女好意を受け取ろうとしない。

この関係値の噛み合わなさは読んでいて本当に辛かった。

ミスカが友情でなく恋愛としても惹かれていて、その理由スバルの言う悪意のあるものでないにも関わらず、それが本当に一切伝わらない。

誕生日ケーキをご馳走するという、善意100しか考えられない行為ですら、スバル穿ったもの見方をし、ミスから気持ちを真っ直ぐ受け止めない。

ペットボトルの回し飲みでミスカが間接キスにドキドキするも、スバルは喉が渇いたとしか思っていないシーンなんかは、もう読んでて可哀想だった。

空回りするミスカの好意が、物語的な意味でも何も前進させないのも読んでいてしんどかった。

献身的スバルに尽くすミスカと、自分内面世界のことでいっぱいなスバルのすれ違い。

スバルが素直になれば、開幕5分でハッピーエンドまっしぐらなぐらい、ミスカの好きは真っ直ぐで一貫してるのがもどかしい

そして何よりスバルの素直な気持ちミスカではなく、転校生のルウに向けられてしまう。

無垢なルウと素直なスバル可哀想ミス

そんな端的に言ってしまうと性格が悪いスバルが、海外から転校してきたルウと交流することで変わっていく。

ルウは箸の使い方を知らず、麻婆豆腐唐揚げメロンパンを食べたことがない程に無垢存在

危うげというわけではなく思慮深いのだが、学校という枠組みからは大きく外れたような物言いもする。

そんな無垢さがスバルの悪意増幅センサー回避するのか、ミスから好意を悪意に変換し距離を置こうとしていたのとは対象的に、ルウとはドンドン距離を詰める。

ミスカの好意一方的ものだったのに対して、スバル好意はルウに受け止められ、スバルとルウはドンドン関係を深めていく。

ルウの方も、スバルのことを深く知りたい、会話したいと甘えるように距離を詰める。

繋ぎデート、夕飯を一緒に作るなどの高校生らしいそれもあれば、添い寝過激スキンシップなどもあり、CERO Cとしてはそれなりに攻めたシーンも。

ルウとスバルイチャイチャすればイチャイチャするほどに、ミスカは空回り続ける。

こうなっても客観的にはミスカはオカシイことをするわけではなく、ひたすらに良い子なのが可哀想さが増す。

ミスカは僕が先に好きになったのにと反転するでもなく、転校生の面倒を見れるスバルの成長を喜ぶ良い子なのだ

スバル精神世界

では、なぜスバルはこのような歪な性格になってしまったのか。

ミスから好意は悪意に変換するのに、ルウから好意はそのまま受け止めるのか。

ということは、スバル精神世界幻想的に描くシーンで抽象的に描かれる。

まだ人権概念が無く子供を産むことだけが女性価値であった時代を生きていたとある女性エピソード他人がおらず四季の移ろいをただ楽しむだけの世界などの、夢のエピソードと共にスバル内面ゆっくりと掘り起こされていく。

一人で無限牛乳果実を食べ続ける生活示唆するスバル本音は、納得できるところもあったが、だからと言ってミスカの可哀想な空回りが救われるわけではない。

ここが本作の賛否別れる大きな箇所だろう。

スバルにはスバルなりの理由があるとはいえミスカの気持ちはどうにもならないのは、正直僕はあまり好みではなかった。

あんなにも根っからスバルのことが好きで純粋にそのために良いことだけをして来たミスカが、フラれるとか、恋愛対象として見れないとかじゃなく、嫌われるのは、辛い。

ただこのミスカの好意の空回りの先が知りたい気持ちの牽引力は凄く、楽しいとか面白いではない、マイナス方面感情で読ませる物語はよく出来ていた。

・さいごに

スバルを好きだけど見向きもされないミスカの空回りと、スバルとルウのイチャイチャという三角形の一辺が欠けた歪な関係に着目して感想を書いた。

ミスカの一人称ではスバルのことが大好きで一生懸命善意で良いことをする前向きさが、

スバル一人称ではことごとく空回りし、

ルウの無垢さに惚れていく展開は、辛いけど読み進める手が止まらなかった。

ミステリやコメディといったわかりやすハッピーエンドが好きなので、好みとは大きく異なっていたが、終わってみるとコレはコレで好きな作品だった。

2023-08-09

ラーメン発見伝すごい

読むのはたぶん3回目だが、やっぱり面白い。以前の2回は、マンガアプリ無料で1日一話ずつちまちま読んだが、今回はKindleで購入して一気読みした。いま朝の5時前だが後悔してない。

客を信用しないところからスタートする芹沢エピソードからスタートし、26巻の最後で、それでも自分と客の味覚を信じ切る主人公芹沢の信念が示される。

もちろん、単なるハッピーエンド大団円でと言うわけではなく、客商売の恐ろしさを警告する千葉一言差しまれることで、それまでの芹沢から発せられてきた数々の教訓がそれもまたやはりラーメンの道の真実であることが理解させられる。ラーメン経営を取り巻くさまざまな想いが、まるで、何回か本編でも取り上げられる、ラーメンスープの重層的な味わいのように感じさせられる。

ラーメンというもの自体定義についても、最終巻において、ラーメンの100年の歩みを紹介しつつ、主人公自身原体験とそこから進化帰結させているのがよい。

2023-08-06

水星魔女炎上してまえと思っているレズビアンお気持ち

水星魔女炎上を快く思っている節があり、自己分析のためにも

予防線張っておきますが、一個人お気持ち憶測オンパレードです。一般化しないでね。

あと、創作物現実世界は切り離せないのスタンスです。

ここらへんは思想強めなので相入れないと読み辛いかも。


私はパートナー持ちのレズビアンです。

カムアウトは一部の親しい人たちと、必要に迫られた場合のみ。

同僚には小さい嘘をつくことが多く、隠れるのがちょっとしんどい

最近は、彼女におるふぇんちゅを見せられた後、オルフェンズ本編を見せられようとしています

助けてください。


百合に釣られて見始めて後半はみんなの成長に、大きくなったねぇッ〜〜;;マルタン〜〜〜;;

キモオタの涙を流しながら毎週二人で楽しんでいました。


満足の最終回ガンダムエースでの結婚明言で祝砲挙げられているのも何を今更と思っていましたが、

その後の電子修正→小火→お詫び, 解釈余地炎上で、なかなか芸術点高いなと思い知らされました。


納得の炎上で、私自身も腹が立ちました。

Twitter上で炎上の経緯を追っていたこともあり、モヤモヤエコーチェンバー的に怒りの方向に向かっていった節もあります


====

自分が何故こんなにキレているか分けますと、以下が理由

1)現実同性婚ができないのに、公式の表明で作品での結婚表現没収された

2)お詫びが由緒正しい同性愛差別文脈に乗ってしまい、これを出してしまう無神経さ

3)超大型IP同性婚同性愛を扱ってくれるという期待から失望


1)現実同性婚ができないのに、公式の表明で作品での結婚表現没収された

フィクションでくらい結婚のお祝いさせてくださいよ〜〜〜!そっちじゃ全然アリなんでしょ?


きっと、男女カプだとここまで燃えていないですよね。この一因には同性同士で現実結婚できないからがあると思います

そもそも男女カプだとここまで明確な結婚表現をすれば、雑誌での文言修正もなかったのでは?憶測にすぎませんが。


同性愛者・両性愛者の中でも同性婚については意見分かれるかと思いますが、私は同性婚認められてほしい派です。

なぜそこまで結婚にこだわるのか。

結婚が分かりやすく祝福される関係であることに加え、強い社会保障のセットであり、

それが社会生活を送る上で信頼の源になっているからです。

その有無は差別増長させる元と思っています


彼女と大きな共有財産を持とうとしたとき結婚してないと法定相続人になれないんです。

良識的で娘を愛する親御さんが、娘の幸せを願っても同性パートナーと一緒になることを渋るには、

そんな法的な立場の不確かさがあるんじゃなかろうか。

現実には少なくない人が合理的かつ愛情深い判断で、男女カップル同性カップル

祝福のハードルを分けている、それが差別につながっているのだと感じています


2)お詫びが由緒正しい同性愛差別文脈に乗ってしまい、これを出してしまう無神経さ

雑誌文言で加熱したスレミオ結婚おめでとうムードへの訂正が

同性愛差別文脈ガッツリ載ってしまったために爆炎あげとるんかなと思います


炎上前、作品内でスレッタとミオリネはすっかり家族になっていたと解釈していました。

作品自体はそうであると今も信じています

お詫び文から彼女らの関係を匂わせだけで売り出そうとしていた!?クィアベイティングだ!と爆発した次第だと。


正直、マイノリティでなければ・マイノリティ問題に関心がなければ、匂わせが火種になるとの考えには至らないかも。

クィアベイティング批判自体も、ものによっては言いがかりでは?という立場です。

でも、女同士が花嫁花婿というセンセーショナルさで売りながらこんな脇の甘さ、これが燃えないとお出しすること自体

ほんと当事者には興味ないんだなと思わされたのがイライラポイントです。


そもそも、狂ったオタクどもは何をせずとも推しカプを醸造できるのだから

他カプで商売たかったら結婚撤回せずに、何食わぬ顔で全カプに媚び売っとったらよかったんや。

なんでそこ変に誠実になってるの?その誠実さは怖いんよ。


3)超大型IP同性婚同性愛を扱ってくれるという期待から失望

大袈裟ですが、ガンダムで堂々と同性カップルハッピーエンドを扱うことで、世界が変わると信じていたんです。

あわよくば他のエンタメに波及して、悲恋や考えさせられる止まり作品だけじゃなく、

しっかり同性でハッピーエンドハッピー小話が増えてほしい。

(アニメに詳しくないので、今どき全然アリますよってのならごめんね)


頭お花畑ですが、エンタメの力を信じているので娯楽作品全体での雰囲気が変われば、

現実世界同性愛者もほんの少し生きやすくなると信じているんです。

この3番目は逆恨みっぽくて怖いなと思いますが。

それほど水星魔女ラストは最高でしたし、ガンダムの威を借りたかった。


====

以上、感情的に書いてしまいました。稚拙文章で伝わったか不安です。

ピンと来てない方はそもそも差別じゃないでしょと思うかもしれませんが、

当事者としては差別的な流れだと、根底ホモフォビアあるでしょと受け取っています


同性愛差別関連の話題を見るとひどい話だと思いつつ、

声をあげても社会は変わらないし、これだから声の大きいLGBTはと思われて終了。

虹やピンクフラッグなんてダサくて掲げたくない等々思いもします。

実際にはほぼ声上げずに、楽しくひっそり生きています

でも、静かにしていることで、10年後も若い同性愛者が同じようなモヤつき、

同じような肩身の狭さを感じていると嫌だし、申し訳ないとも思います

私、ネット弁慶、怒りの投稿しました。

正直溜飲を下げるためですが、願わくば、喉に刺さる小骨のような生きづらさを少なくしたい。

怒ったところでこの先生やすさを獲得できるのか、不安ではありますが。


今回の炎上に私も乗っかりましたが、

たくさんの人が差別的だと怒ってくれるとは思っていなかったです。

SNS特性上都合の良い意見が見えがちでしょうけど、心強かったです。


====

オタクとして「もしかして、”配慮から表現抑制されているのでは?」という疑念が芽生えてしまったのが残念でならないです。

から現実世界差別がなくなって欲しいんよ。


めっちゃドラミングしちゃった。

ほんと、この炎上がある前は1000億点満点に楽しめて、作品自体は今も最強です。

機体はシュバルゼッテが好き。造形が悪っぽくエッチなので。

オタクレズとしてすっごく嬉しかったのが、ミオリネとエリクトとの関係が良好だったこと。

パートナー家族家族として受け入れられるのが、どんなに心強くて嬉しいことか。

制作者はそれを分かって表現していたんじゃないかと思っています


====

追記

火も落ち着いたかと思ったら、乾いた松ぼっくりがくべられましたね。


パートナー呼びはそれ単体だと、あら〜〜〜!!お幸せに!

なんですが、完全に公式がまいた「解釈余地」で悪い方にも捉えられるのが残念。

まきびしかな。


その後、アニメーターの大野勉氏が

結婚固執」「【結婚】という表現じゃなくて【パートナー】」とツイートしてパチパチと爆ぜていました。

大野自身は、公式スタッフ同人誌に対する反応に苦言を呈しているだけのつもりと思うのですが、言葉選びがやばいですわ。

黒人主人公映画制作スタッフが、文脈を知らずにAll lives matterを掲げちゃうようなアホさだろうか。

無頓着すぎる。狙ったのなら、言葉を使うのが上手すぎる。


大人数で仕事していれば、悪意の有無に関わらず差別的な表現をお出ししてしまう人は発生するでしょう。

会社なりが建前でも”政治的に正しい姿勢をとっていることで、作品スタッフ差別に加担のレッテルから守られるのですが。

そもそも、今回の騒ぎは順序が逆ですね。

ほんと、なんでこんなに脇が甘いんだ…

これ脇が甘いんじゃなくて、作品を売り出す側の芯が無いのかな?

2023-08-01

鬱病になった話とその後(追記

追記)予想以上に多くの人に見ていただいてびっくりしています最後の方にコメントで寄せられていることについて一部回答と説明を追加しました。

【本文】

初めての投稿

増田プロフィール

30代男性

身長173cm

体重76kg

高専

工場勤務

拙い文章なので読みづらかったらごめんなさい。

増田高専卒業して適当に決めた地方工場就職した。一応大企業工場なので給料はそこそこ良くて、交代勤務ということもあり比較自由時間が多い職場だった。学生時代は専ら夜型人間毎日来る日も来る日も、メタルギアオンラインをやって夜ふかしして授業中にうとうとするような生活をしていた。いつも寝不足気味だけど少し寝れば動けたため自分はあまり寝なくても大丈夫人間なんだと思っていた。就職してからもはじめのうちはそんな生活を続けていた。

三年目になって責任のある仕事を任され始めたときに、苦手な人が自分上司になった。

その人はとにかく揚げ足をとったり重箱の隅を突くようなことを言うことで有名だった。増田は無事その上司からロックオンされてしまい、それから3年間は地獄のような生活だった。交代勤務による不規則生活に加えて、上司からストレスで眠たいのに寝れない状態が続いた。眠れないかゲームをする。更に眠れなくなる悪循環に陥っていたと思う。ゲームをやめろよって思うかもしれないけど、その時は日々のストレスの捌け口がゲームしかなかったから辞められなかった。

いよいよ夜勤明けでも寝られなくなってきたので、休みの日はマック2セットと酒をどか食いして気絶するように無理やり寝ていた。おかしくなる前の1ヶ月は、2日間徹夜は当たり前、3日間徹夜することもあった。

そんなある日2回連続遅刻した。一回目はその日の記憶があまりない。あとから聞いたら、結構重要仕事をとんでもなく雑にこなして周りに迷惑かけたうえに、時間になると次直に交代してすぐに消えたらしい。

二日目はっきり覚えている。職場から電話で起きた。時間は朝10時。遅刻だ。しかも、なにやら頭の感覚おかしい。とりあえず目を覚まそうと浴室にいき、シャワーを浴びる。シャワーから出たとき時計10:40になっていた。体感5分ほどしか浴室にいなかったのに時間が経ちすぎている。浴室内での記憶がなくなっていた。とにかく会社に行こうと車に乗った。また記憶がなくなるのはヤバいと思ったのでしっかり目を見開いて信号の色を声に出して運転したが、最初信号以降の記憶がなく気がついたら会社制服を着てロッカールームにいた。仕事場に行き上司に一通り怒られたあと、夜勤明けの後輩と引き継ぎを行った。その後輩の日本語が何も聞き取れなかった。正確には、聞き取れてはいるんだけど意味理解する前に記憶から消えていく感覚だった。これはちょっと面白かったのを覚えている。もう一つ、引継書に書いている文字が浮き上がって踊っていた。これはうつ病だったり統合失調症の症状で聞いたことがあったので、あ〜これかーって感じだった。認めたくなかったが、その光景を見て多分だめだなって思った。その後仕事で使う設計図見ても何も意味わからんし、そんな状態仕事などできるわけもなく、上司ギブアップし頭の病院に行くことを伝えた。

診断は双極性障害。心当たりはあった。むしろ心当たりしかなかった。この3年間で貯金を含めて1000万くらい無駄遣いしていた。決まって散財するのは冬だ。車を買い替えること3回、友達に30〜50万あげたこともあった。趣味の道具で部屋は埋まっていた。これは躁状態によるものだったのだそうだ。

斯くして精神病院への通院と薬の服用が始まった。抗精神薬と睡眠薬を処方された。睡眠薬発明した人はすごいと思う。あんなに寝られなかったのに飲んで15分で7時間寝ることが出来た。抗精神薬は正直よくわからなかったが今良くなってるから効いているのだろう。会社休職すると辞めてしまいそうだったので、保健室通学みたいに会議室へ出勤して雑用をちょこちょこやるのを半年続けて、だいぶ頭がはっきりしてきた頃、友達に進められてやったマッチングアプリ出会った女の子と付き合うことになった。

これが本当に良かった。彼女のお陰で生活リズムは整い、部屋は片付き、風呂に入るようになった。やっと人間に戻れた気がした。

それから回復は早かった。その後交代勤務には戻らなかったが日勤として仕事ができるようになり、その彼女結婚した。子供はいないけど仲良く暮らしててあの頃を考えると、今は最高に幸せな日々を送っている。

双極性障害を経て、かなり人格が変わったと思う。

まず1つはプライドがなくなった事。自分をよく見せようとか、理想自分でなきゃいけないっていう強迫観念から開放された。いい意味プライドを捨ててありのまま自分でいられるようになったと思う。

2つ目は人にやさしくできるようになったこと。増田は元々冷たい人間だと言われていたが、本当に辛いとき彼女や先輩、後輩にかなり救われ、今までの自分があまりに醜く自己中心的だったことを思い知った。同時に自分のような人間を救いたいと思うようになった。

久しぶりに会う友達からは同じ人間じゃないくらい変ったと言われる。

双極性障害を、経験して人間的には成長できたと思う。精神疾患も悪いことばかりじゃないと今は前向きに捉えている。

追記

結構批判とかくるかなと思ってビクビクしてましたが、思いの外暖かいコメント、励ましのコメントが多くて皆さんの優しさを感じました。

回答するコメント

◯結局「理解ある彼女」の話じゃん

読み返してみたら確かに理解ある彼女」がすべてを解決してハッピーエンドになりました!って内容ですね。

実際、彼女のお陰で生活を立て直せたのでその認識で間違いはないです。

ただ後出し申し訳ないですが、元々増田は、中学生の時以来彼女はおらず、女といるより一人で趣味謳歌していたほうが楽しいじゃん、と思ってるタイプでした。コミュニケーションの取り方も自分の考えをまずバーっと喋ってあなたはどう思ってるの?みたいな、一般的女性からすると苦手なタイプだったと思います。はっきりしているので男友達はそれなりにいましたが。

そんな性格でしたが、うつ状態に苦しみ、自信とプライドが地に落ちていく中で導き出した結論は「悩みの答えは自分の中にはない」ということでした。自分理論ではうつ状態から抜け出せない事がわかったので、とにかく人の話を聞いて、その人が話す言葉の背景を想像して、色々な価値観否定せずに、様々な可能性に目を向ける癖をつけました。

多分その結果、タイミングよく「理解ある彼女」と巡り会えたのだと思っています

あと、嘘くさくなってしまうので入れませんでしたが、うつ状態真っ盛りのとき父親交通事故でなくなったことも、心境の変化のポイントだったと思います。ただ色々重なって職場ではとんでもなく不幸なやつだと思われてました(笑)

タイトル鬱病ではなく双極性障害だろ

これもたしかにそうですが、わざと鬱病という表現しました。諸兄には不要だったかもしれないですが、双極性障害より鬱病って書いたほうがイメージやすいかなと思ったためです。変更はしませんが、これで迷惑がかかってしまった人がいたら本当に申し訳ないです。ごめんなさい。

プロフィール身長体重いるか

全面的同意です。全く必要のない情報でした。(笑)

ハラスメント上司のその後

実は増田が苦しんだ3年間のうち最初の2年間だけその上司の下で働きました。ある時その上司言動限界を感じて所属長に直を変えてくれと懇願して移籍することができました。しかし1度起きた双極性障害の波はどんどん大きくなり3年目で破綻しました。その上司ステップアップして今も私と同じ職場で働いています特に何のお咎めも無いですが、増田上司を恨んでいません。その人はその人で家庭や仕事問題を抱えていて苦しんでいるようなのでお互い出会ったタイミングが悪かったと思っています。間接的ではありますが、その上司がいなければ妻と出会えなかったと考えるとむしろ感謝しています

最後

これを見て増田と同じような症状や悩みがある方は勇気を出して病院に行ってみることも一つの解決方法だと思います病院に行けば治るとは言いませんが、病名がついたことでホッとした自分がいました。仕事人間関係がうまく行かないのは自分能力が低いからだと自分を責め続けていましたが、病気のせいだとわかって少しだけ自分を許すことができました。だめな自分を許していく道のりの最初の足掛かりとなりました。死のうかと思うこともありましたが、今では生きててよかったと思えています。どうかあきらめないで自分を許す道を進んでください。

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