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はてなキーワード: 火垂るの墓とは

2024-02-13

トトロ火垂るの墓を同時上映したとかさ

結構やばい事してたよな

今同じ様な事したらSNS炎上するんだろうな

昔ってガキにトラウマ植え付けるサブカルチャー多かったよな

2024-02-02

高畑勲の恐るべき原作改変

宮崎駿原作からかけ離れたアニメを作ることで有名だが、高畑勲もっと恐ろしい。

高畑勲原作と別の存在としてアニメを作るのではなく、原作を再解釈し、異なる意味を与えるアニメを作る。だから高畑勲アニメを視聴してから原作を読むと、「アニメとは別モノだね」ではなく、「アニメはおおむね原作通りだったね」という感想を抱きつつ、知らず知らずのうちにアニメ解釈原作を読んでしまう。

高畑アニメは、原作のものを改変してしまアニメ

火垂るの墓

火垂るの墓』の原作野坂昭如という作家自伝的な小説で、それ故にこのアニメは3層構造原作になっている。

野坂昭如実体験→野坂昭如小説アニメ

実はこの「実体験→小説」の時点で大きな改変が入っている。

それは主人公の清太が死ぬ、という設定変更。

清太=作者なのに、死んだはずの清太が戦後小説を書いて直木賞を受賞し、歌手デビューしたり、国会議員になったり、テレビレギュラー番組を多数抱えているのは明らかに矛盾している。

野坂昭如の妹は小説の通り亡くなったが、兄は小説と違い生きている。

高畑勲アニメでは、そのあたりの冷ややかな視線をさり気なく盛り込まれている。

高畑勲原作のメインプロットを尊重しながら、原作者に対しこれでもかと悪意をぶつけている。

おもひでぽろぽろ

これについては原作からだいぶ変えてる。

アニメでは子供時代大人時代が交互に描かれていたが、原作には大人時代存在しない。

アニメの子時代の描き方は高畑作品としては珍しく、キャラクターがとても『かわいく』描かれている。このかわいさはジブリアニメとしては異質で、悪く言えば観客に媚びた絵柄とも言える。

一方で大人時代の絵はだいぶ様相が異なる。27歳のタエ子は令和の基準で見ると40代から50代のように見える。成人した子供がいてもおかしくない顔をしている。

この大人時代という追加トッピング高畑勲の悪意がある。

自分探しの旅に出て田舎体験する夢見がちなアラサー女と、幻想世界の可愛らしい少女漫画キャラクター残酷に対比させ、「お前らの自己認識はこんな感じの少女漫画キャラだろうけど、現実はコレだよ」と突きつけ、夢から覚めない都会の女が最後は『農家の嫁』になるというハッピーエンドともバッドエンドとも分からない結末で物語は終わる。トトロ田舎を知った気になる人たちへの痛烈な皮肉とも言える。

かぐや姫の物語

高畑勲の技工が最高潮に達した作品

ジブリ経営を傾かせるほど金と時間と才能を注ぎ込んだにも関わらず、作られたのは昔話そのままのかぐや姫で、公開当時の観客は拍子抜けした。

それくらい原作通りのアニメだが、ひとつ大きな改変がある。

それは『かぐや姫の物語』というタイトル教科書にも載ってる原作は『竹取の翁の物語』という題名だ。

竹取の翁の物語タイトルの通り、竹取の翁が竹藪でかぐや姫を拾った、という形でお爺さん視点物語が語られる。

一方かぐや姫の物語ストーリーの骨格こそ原作に忠実だが、感情移入する対象かぐや姫になるように作られている。

ドラえもん』をのび太視点で描くかドラえもん視点で描くかでぜんぜん違う話になるように、かぐや姫の物語はさり気なく視点をずらして「かぐや姫という異質な存在が周りのみんなを翻弄する話」からかぐや姫社会翻弄される話」にすり替えている。

まりに見事なテーマすり替えで、多くの観客が昔話とは別物の作品を見せられているとは気付かなかった。それ故に映画評価イマイチで、「作画は凄かったよね」としか語られない映画となった。

しか水木しげる妖怪イメージを上書きしたように、ウォルト・ディズニーヨーロッパ民話アニメ化してイメージを上書きしたように、今後数百年のかぐや姫解釈高畑解釈で上書きされるだろう。

2024-01-04

[]2023年後半に読んだ本

7月

読書11冊、ただし一部拾い読み)

山室信一キメラ 満州国肖像 増補版」★★

鈴木貞美満洲国 交錯するナショナリズム」★

ジャン=アンリファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第8巻 上」

渡邊大門宇喜多秀家と豊臣政権

福田千鶴「江の生涯 徳川将軍家台所役割

ジャン=アンリファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第8巻 下」

諏訪勝則黒田官兵衛 「天下を狙った軍師」の実像

坂野徳隆「風刺漫画で読み解く 日本統治下の台湾

地球の歩き方 E03 イスタンブールトルコの大地 2019-2020 【分冊】 1 イスタンブールとその近郊」

「A20 地球の歩き方 スペイン 2024~2025 (地球の歩き方A ヨーロッパ) 」

宮下遼物語 イスタンブール歴史-「世界帝都」の1600年』★★★

漫画

田中圭一うつヌケ」

ヤマザキマリとり・みきプリニウス12

美術

今月はなし。旅行の準備で忙しかった。

先月たくさん行ったしこれでOK

満州国については通史でしか知らなかったので、こうして改めて本で読み返すと得るものが多い。

8月

読書(14冊)

小笠原弘幸「オスマン帝国 繁栄衰亡の600年史」★★★

釘貫亨『日本語の発音はどう変わってきたか 「てふてふ」からちょうちょう」へ、音声史の旅』

今井宏平「トルコ現代史 オスマン帝国崩壊からエルドアン時代まで」★★

Jam「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ」

維羽裕介、北國ばらっど、宮本深礼、吉上 亮「岸辺露伴は叫ばない」 

北國ばらっど、宮本深礼、吉上 亮「岸辺露伴は戯れない」

Jam「続 多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。 孤独も悪くない編」

田澤 耕「物語 カタルーニャ歴史 増補版-知られざる地中海帝国の興亡」★

今井むつみ秋田喜美「言語本質: ことばはどう生まれ進化たか

安藤 寿康 『能力はどのように遺伝するのか 「生まれつき」と「努力」のあいだ』

ジャン=アンリファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第9巻 上」

杉本智俊「【図説】旧約聖書考古学

杉本智俊「【図説】新約聖書考古学

ジャン=アンリファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第9巻 下」

美術

「デイヴィッド・ホックニー展」

イスタンブールバルセロナ旅行

旅先の歴史についての本や、旅先でも読めるくらいの軽さの本を読んでいる。岸部露伴地中海を飛び越える飛行機の中で楽しんだ。

言語学の本を少し含んでいる。

なお、イスタンブールドルマバフチェ宮殿には美術館が併設されており、そこにも行ったのだが流し見だった。今回の旅行テーマ絵画ではなく建築だったからだし、軍事博物館のイェニチェリの演奏を聞きたかたからだ。

9月

読書17冊+α)

長谷川修一「聖書考古学 遺跡が語る史実

福田 千鶴御家騒動大名家を揺るがした権力闘争

北國ばらっど「岸辺露伴は倒れない 短編小説集」

エマヘップバーン「心の容量が増えるメンタルの取扱説明書

ジャン=アンリファーブル「完訳 ファーブル昆虫10巻 上」

柞刈湯葉人間たちの話」★★

柴田勝家アメリカンブッダ

ジャン=アンリファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第10巻 下」★★★

柴田勝家走馬灯セトリは考えておいて」

下村智恵理「AN-BALANCE:日本非科学紀行 第S4話 露出狂時代

柞刈湯葉「まず牛を球とします。」

飯村周平『HSP心理学: 科学的根拠から理解する「繊細さ」と「生きづらさ」』

きい著、ゆうきゆう監修「しんどい心にさようなら 生きやすくなる55の考え方」。

堀晃 他「Genesis されど星は流れる元日SFアンソロジー

小川楽喜「標本作家」★

ブアレム・サンサル「2084 世界の終わり」

小川一水 他「Genesis 時間飼ってみた 創元日SFアンソロジー

人間六度スター・シェイカー」

漫画

荒木飛呂彦岸辺露伴 ルーヴルへ行く」

美術

トルコ共和国建国100周年記念 山田寅次郎展 茶人、トルコ日本をつなぐ」

柞刈湯葉柴田勝家も一度読んでから「しばらくは読まなくていいかな」と思ってしばらくしてから読みだした。柞刈湯葉表題作普段クールというか知的アイディアを軽やかに扱う感じではなく、意外な側面に驚かされた。柴田勝家Vtuber文化と死後のアーカイブ肯定的表現していたのが大変面白い

ブアレム・サンサルはもう何年も前にWIERD誌が紹介していたので読書メモに載せていたので読んだ。数歩遅れて読むことなどよくあることだ。僕は最先端を追うことにそこまで興味がない。

10

読書11冊)

十三不塔「ヴィンダウス・エンジン

フレドリック・ブラウンフレドリック・ブラウンSF短編全集1 星ねずみ

塩崎ツトム「ダイダロス

柴田勝家「ヒト夜の永い夢」

フランチェスコ・ヴァルソ (著), フランチェスカ・T・バルビニ (編集)「ギリシャSF傑作選 ノヴァヘラス」

オラフ・ステープルドンスターメイカー」★★

宮澤伊織 他「Genesis この光が落ちないように」

高水裕一「時間は逆戻りするのか 宇宙から量子まで、可能性のすべて」

奥本大三郎ランボーはなぜ詩を棄てたのか」★

フレドリック・ブラウンフレドリック・ブラウンSF短編全集2 すべての善きベムが」

トーマス・S・マラニー「チャイニーズタイプライター 漢字技術近代史」★★

SFが多くを占めた。面白いが徐々に飽きてくる。新人賞作品は読んでいるそのとき面白いんだけど、新しい思考の枠組みや発想に触れて、それが後まで自分に影響を与え続ける作品ってのは少ないのかも。

逆に星新一の源流の一つ、フレドリック・ブラウンなんかは、古びたアイディアと今でも色褪せないアイディアの両方がある。

タイプライター歴史面白く感じられた。あとは、純文学が少し恋しい。

他に読みたいのは歴史の本かなあ。それか、第二次世界大戦舞台とした小説か。「火垂るの墓」とか「野火」とかいい加減に読まないとと思っている。

美術

「第75回正倉院展」於・奈良国立博物館

11

読書(9冊)

池田利夫訳・注「堤中納言物語 (笠間文庫―原文&現代語訳シリーズ) 」

フレドリック・ブラウンフレドリック・ブラウンSF短編全集3 最後火星人

成美堂出版編集部いちばんわかりやす家事のきほん大事典」

池澤夏樹=個人編集 日本文学全集10巻「能・狂言説経節曾根崎心中女殺油地獄菅原伝授手習鑑/義経千本桜仮名手本忠臣蔵」★

フレドリック・ブラウンフレドリック・ブラウンSF短編全集4 最初タイムマシン

森万佑子「韓国併合-大韓帝国の成立から崩壊まで」★★

紀田順一郎日本語大博物館悪魔文字と闘った人々」★★★

木村光彦「日本統治下の朝鮮 - 統計実証研究は何を語るか」☆

エリック・H・クライン「B.C. 1177 古代グローバル文明崩壊」☆

美術

特別展やまと絵 -受け継がれる王朝の美-」。

永遠の都ローマ展」。

冊数が少ないのは池澤夏樹日本文学全集がぶ厚かったためだ。

日本語の活字についてや、日本植民地政策について読み始めたのは、先月の中国語タイプライターの本に、日本製の中国語タイプライターについての記述があったためだ。

12

読書(14冊)

ジョン・ウィルズ「1688年 バロック世界史像」

伊高浩昭 「チェ・ゲバラ 旅、キューバ革命ボリビア

後藤謙次10代に語る平成史」

麻田雅文シベリア出兵 近代日本の忘れられた七年戦争

楊海英「日本陸軍とモンゴル 興安軍学校の知られざる戦い」☆

塚本康浩「ダチョウはアホだが役に立つ」

重松伸司「海のアルメニア商人 アジア離散交易歴史

小倉孝保中世ラテン語辞書を編む 100年かけてやる仕事」★★

澤宮優、平野恵理子「イラストで見る昭和の消えた仕事図鑑」☆

カムラクニオ「こじらせ美術館」★

宗美玄(ソン・ミヒョン)「女医が教える 本当に気持ちのいいセックス」★★★

泉健太郎「ウンチ化石学入門」

土屋健「こっそり楽しむうんこ化石世界

木村泰司「人騒がせな名画たち」

美術

なし

読んだのは全体的に近現代史が多い。

第二次世界大戦についての本は通史を何度か読んだが、テーマごとに読むとまた面白い歴史技術史とか思想史とか文学史とかの別の軸で見直さないと立体的に見えてこない。とはいえ、少しは立体的に見えたとしても、知らないことが無数にあり、出来事すべてを頭の中に残しておくのは難しい。歴史は誰と誰が知り合いかとか、活躍した時代以降にどう生きたかがわかってくると更に面白くなるんだろうが、あいくそこまで行っていない。

ダチョウの本は父親に薦められた。

12月は当たりが多く、上位3冊を選ぶのに悩んだ。ほぼすべてがオススメ

来年から方針を変えて、すべての本を★1つから5つまでの段階で評価してもいいかもしれない。

まとめ

一年を通してみると、「昆虫記」のウェイトが大きく、それから第二次世界大戦の本を多く読んでいる。それに並んで平安時代江戸時代などを扱った新書が多い。外国歴史の本は少ないが、旅先のイスタンブールバルセロナ歴史を扱った本が印象深い。

SF新人賞を数年分まとめて追いかけるのが習慣なのだが、もう少し純文学を読みたい。学生岩波新潮古典ばかり読んでいたのにどうしてだろう。

人権関係で読みたい本が多数ある。とはいえ、悲しい気持ちになるので元気のある時にしか読めないし、いつ元気になるかは予測ができない。

詩集は少ない。「智恵子抄」くらい。

ここ最近美術展に行っていないなと思いきや、振り返るとほぼ毎週行っている月があったので、まとめてみるのは大事だ。秋以降は少なかったが、これは理由がわかっている。

以上。

面倒なので来年も書くかはわからない。


2022年に読んだ本

[読書]2023年前半に読んだ本

2023-11-07

火垂るの墓リアリティなさすぎワロタwww

客を泣かせるために高畑勲に殺された兄妹がかわいそうや

2023-10-26

anond:20231025174523

火垂るの墓ってガキの当時でもきつかったのに、自分に小さい子供がいる今見直したら辛すぎて150%泣いちゃうと思うので絶対見られないわ

anond:20231025174523

火垂るの墓 鴨を鬱にしちゃった。

👦「じーちゃんここわかんない」

anond:20231025090608

俺はラピュタ最後に「これが最高傑作だ」という感想を抱いたことはないな。

トトロ子供向けに寄せ過ぎと感じて、楽しくは見たけど傑作だとは思わなかった。いや当時子供だったけど。

同時上映の「火垂るの墓」のほうがインパクトあったし。

2023-10-25

anond:20231025171510

書く。

作品名 感想

未来少年コナン

[コナン超人すぎる。普通の人にはラナを助けられない。ダイスモンスリーはずるい] ← 古代人の生き残りだから理由があるだろ(全部は見てないけど)足指の動きがおもろい。昭和少年のふとももと足指を鑑賞するアニメ

カリオストロの城

[クラリスピュアすぎる。あんな娘存在しない。ルパンが奇麗すぎる。五右衛門がナンパすぎる] ←アニメファンは気づいていたのに上映館が少なくテレビ金ローで枠とった。999やヤマトなどはタイアップ曲がものすごく浮いていてバカにされてるのにカリシロは歌までしっかりよくて全体のヨーロピアン雰囲気がよい。わざわざヨーロッパ(今より円が安いころ)いかなくても実写や特撮と戦えるところをじっくりみせてもらった。ハイジでためてた高原ヨーロッパの清涼感からするとあれくらいはキレイじゃないとダメだろ。人は添え物。というか地上波モンキーパンチセックスアンドシーフみたいなやつだせるわけねえだろが(原作レイプ1)

風の谷のナウシカ

[死んだのに生き返るなんて原作全然違うじゃん。あと、土鬼どこいった]←原作派のいいぐさじゃん。まあ俺も原作の後半のきれいなジャイアンみたいなやつらをたたきのめす現地民ナウシカ好きだけど。映画は、ほぼクロトワの映画やぞ

天空の城ラピュタ

[パズーホストかってくらいホスト。見張りの時飛行船の上でやってるよあれ]←今のホストってあの程度でいいのか?なら50代男性マジで全員おまえらより男子力たかいわ…おまえら全員誘い受けなんだな…

となりのトトロ

[声優トトロの息臭そう]←25年たってもスキャンダルおこさな声優っていいよね(鈴木なんとかとか櫻井なんとかとかだったら今頃大変なことに)トトロおまえら世代でいうピカチュウちょっとおぼえて書いてやるとめちゃ絵が上手い人っていわれる

魔女の宅急便

[ニシンパイは実際見るとグロいよねぇ。あと、パンツ]←宮崎駿パンツ罪を直視したければパンダコパンダを見ろ。あいつはロリ。あとこの辺から堂々と原作レイプしはじめるの巨匠とはいえどうかとおもう。

紅の豚

[なんで豚になるんだよ] ←書いてる宮崎自画像1。鳥山明とおなじで一生フィギュアジオラマつくっていたかった性癖がでてて割と好きだが。それより、併映が問題覚せい剤スキャンダルをおこしたチャゲアスのOnYourMarkが封印されてるの解せぬ。オタクだの表自戦を名乗って「作品評価と作者の行状は切り離せ」いうならまっさきにこいつを騒ぐはずなんだが?性犯罪ばっかりなのおかしいよな。

もののけ姫

[タタラ場で働く女たちの服装が乱れているのが気になって集中できない]←若者リビドーがあれで騒ぐならおまえら日活ロマンポルノみたら爆発しちゃうんじゃねえの。緊縛そば打ちでも見てろ。26年前の映画がいまだに歴代興行収入7位にいる。ちなこれつくったとき宮崎57。女性から異議なし。ジャージでもどうでもいいんだよ。働く女性表現トロフィーワイフ化されてない女性表現として宮崎にしてはとても正しいほうだ。

千と千尋の神隠し

[カオナシって結局何だったん] ←ネットで強いくせに人前では「ア」しかいえなくなるおまえらのものだよ

ハウルの動く城

[動く城のハウルでよかったんじゃない?タイトル] ←もはやそこしかケチがつけられんのか… まあ観客全員ハウルが抱くから(開始3分で)あとは多少カエル化しても宮崎大泉洋経験豊富なばあさんズがなんとかしてくれます

多少原作レイプみがあって重病女性をおこらせたがゲドではもっと盛大に怒らせている 

崖の上のポニョ

[狂気] ←ほぼ新海誠やろがい

===

ハイジ赤毛のアン 

原作をいい方向にレイプ。というかわりと文章通りなんだがデコの可愛さは民衆にはまだ早かったんや

名探偵シャーロックホームズ(犬)

キャラデザ声優と二人乗りの自動車が最高。原作は馬車だから原作レイプだけど。唯一ブロマンス深読みができる宮崎作品だが完全ヘテロ夫人に全員メロメロいっちゃうのでワトスンヒロインにしてあげてほしかったんよ(cv内海賢二だけど)…。(完全ヘテロメロメロ、ではないドリカム編成という意味オンユアマークはよいぞ)

猫の恩返し

 (ここから追記バロンと豚猫の階級差がすごいんだけど実は豚猫のほうがかっこいいというこれも宮崎自己投影がここちよい(そう、俺たちは怠け者が実は好きだ。あれっオレなんかやっちゃいました?の元祖だろあの豚猫)。元増田原作未読だけどもはや東京西部田園都市線あたりに生息していたラクロス女子を伝える文化遺産として永久保存したほうがいい。バロンはのちのハウルというかわりと連荘ででてきて急にどうしたとおもった

耳を澄ませば 

追記ここまで)原作レイプだけど黒歴史共感性羞恥をおぼえる腐女子多数。聖司の解釈がブレすぎて最近実写がでてしま

おもひでぽろぽろ 

昔でいうモーションキャプチャースターシステムにちかい男性アイドルが実はヘテロではないお方だったような気がしてヘテロ役として固定されてしまうのが今みるとちょっと気の毒(龍が如くジャニー報道でそういう気の毒がまじるんだけど)追記 ギバちゃんが界隈に人気だったのは人気だっただけらしいや、よかったな…

かぐや姫の物語 

顎でパワセクハラのいやらしさをいっぱつ表現。さすがやで。最後飛びまわるのはちゃん性交比喩してます。たのしいね

火垂るの墓 

鴨を鬱にしちゃった。原作が息継ぎないけどこれはいい原作レイプだったとおもう(だって下痢たれてやせほそって死ぬ子供なんか地上波で放映できないじゃん)ちなみに原作者を妹のミルクを盗みのみしたことを一生悔いていた。それを宇野挿絵かかせて夢野久作がごときまがまがしさですごいかおまえら骨餓身峠でも読んでろ

平成狸合戦ぽんぽこ+おじゃまんが山田君 

鈴木色強め

ゲド 

跡継ぎィ… 一番原作レイプがひどかったのはこれ。原作ファン俺も怒ったし原作者が怒るのもやむなし(主人公ホワイトウォッシュしちゃってる)。

原作は2巻が至高。名前が大きな意味もつ世界名前をうばわれ意味のない神々に仕える巫女。その庭に遠くから使命を帯びて忍びこんだ黒人おっさんを閉じ込めて飼ってるうちに実在をうたがっていた神の怒りが黒人の上に具現化、なんと巫女をつれて脱出し、…てのを日本人の秘島あたりに翻案したほうがずっとおもしろかったんじゃなかろうか。まあもう二度と許可がおりない(原作者死亡)ので新海が別の方面から達成しちゃったので満足するしかないわな。

映画化は3巻の王子とのブロマンス的なやつなんだけどあの心理描写はなかなか映像化できんとおもう。あと1巻師匠との修行のくだりはぶかれてるのも世界説明がなくて意味わからんだろ。

のちに巫女とゲドは原作で結ばれるんだが、それも非常にいい話でポテンシャルがあった。

なんで息子にやらせたんだよ…。

 

海がきこえる 

宮崎少女漫画ときつくらすな感。京兄か新海がやれ(のちの京アニスタッフだったらまことにすまねえというか近藤さんか…)

風立ちぬ 

自画像2。日本には地震とか地震とかあったけどずっとスタジオ入りして毎日絵をかいてた宮崎であった。

君たちはどう生きるか 

原作レイ…、もう名前つかわんでええやろ。おもろいけど。ヒチコックの鳥くらい鳥がこええ。

 

 

本宮崎駿は「ヨーロッパ風景」「多摩風景」に「世界童話全集」「聖母スーパー女性像(ババアからロリ人妻まで幅広く)」と「ダメ男のダメこだわり」をのせてすごいパースと動きでごらんくださいと調理する腕前が世界に誇れる巨匠で、だんだん女性像とかがこなれてきておもろくなるばかりなので次もマジがんばってほしい CGアイフォンはつかえないけど鉛筆と紙で何億稼ぐ男だからゆるしてやれ

おまえらの新海はどうなるんだろうな

庵野人間的成長したけどその分特撮部分が不評だったのでもう人間ドラマあんまりつくらんでええとおもう 庵野青春の日の幻影

===

ちょこちょこついきした。ありがとうツッコミ

テーブルタグは俺にはつかえん

しょうがねえなあはてな気泡ならつかってやんよ

2023-09-15

anond:20230914181924

よく親になったら親の大変さがわかって親に感謝するようになると言うけれど、あれは少なくとも自分の話ではないな。

親になったからではなく、単に歳を取って世間のことを多少わかるようになってきたからだと思うが、親の様々な理不尽さになんでそれが起きたか理解できるようにはなった。

理解しても、別に親を許せるわけではないけれど、自分だったら同じ状況をどう対処しただろうかと考えられるようにはなった。

火垂るの墓ってアニメがあるけど、子供のころは節子や兄ちゃん立場しか物語を見られなかったのが、おばさんの立場でも物語を見られるようになった。

元増田もわかってはいるだろうけれど、

後輩は後先考えず調子のいいことを言うやつで、そいつ距離を取るのは正しかったと思う。

周囲をコントロールするために平気で嘘つくやつっているじゃん?後輩はまさにそのタイプだと思うよ。

親の許可が取れていたというのも嘘だし、親から咎められた時には元増田たちに連れまわされたと嘘をついたとしか思えないね

その母親は多分後輩と半ば共依存みたいになっているから、その報告を聞いて衝動的に抗議の電話をかけちゃったんだろうね。

いやー、そういう奴いるじゃん?子供の言うことを無条件に信じて、爆発する親ってさ。

元増田の親は世間体を気にする親で、その手の抗議を受けたら、疑うよりも疑われるようなことをしたことが許せなかったのだろうな。

あー、おれ?俺の親はそのどちらも持っていたから、まあ、親になってからともすればどちらの暴走もするから気を付けてるよ。

うちは兄と母親共依存から、兄が言うことはどんなに怪しくても信じてて、正直そういうところに辟易する。時々被害にあうしな。

世間体も気にして、悪いかどうかというよりも、親に恥ずかしい思いをさせたかどうかで怒られてたな。

2023-08-16

休みは結局ゲームで明け暮れる増田朱眞ル玲区ケアムー気くょきっけはミス八百(回文

やっぴー

おはようございます

今日明日が大変にならないようにって事で事務所明日仕事の仕込みをしているのよ。

決しておでんの仕込みとかじゃないんだから

そんでね、

ファイアーエムブレム面白くて、

ずっとやり続けているんだけど、

これはスプラトゥーン3と違って、

どんな体勢でも難なくオールラウンドプレイヤーよろしくどこでも遊べるので、

物語過酷だけどお手軽にプレーできるのよね。

一方変わってスプラトゥーン3は

画面の前に向き合ってヘッドホンちゃんと付けて音の方向をある程度把握しなくちゃいけなし、

そもそもとしてプロコンの精度がないと良い狙いが定められないエイムなのよ。

から

ずっと同じ姿勢なのでスプラトゥーン3の方はあっと言う間に疲れてしまって、

わりと健全な短時間でのプレイ時間で終わるのよね。

そんでファイアーエムブレムの方はというと

コントローラーの精度も全然いらないし、

寝転がっても飛び込み前転しながらでも遊べるから

ドン引きしそうなプレイ時間

スマートフォンゲーム遊び管理アプリ遊んだ時間累計を見ると我ながら引いてしまうわ。

物語はどこまであるのかしら?

エキスパンションパスもこれいつ買った方がいいの?

物語を全て終わってから追加した方がいいのか?

今途中でもエキスパンションパスの要素が追加されて内容が変わるのかしら?

まあ善は急げ!思い立ったが吉日!っていうぐらいだから

これを打ちながらエキスパンションパスゲッツしてみて帰って遊んでみるわ。

なんかここのところ、

物語も中盤にさしかかってくると

色々なことができることに気付いて、

指輪が今全部無いんだけど、

残された指輪指輪ができんの?

えー!それ早く教えてくれない?

知らなかったわ!

なんか武器とかも鍛錬して強く強化できるみたいで、

進めながら知らないことを知るって感じかしらね

相変わらず作ってもらう料理レパートリー食パン焼いたものばかりだったけど、

芋のスープも出来るように作ってもらえるようになって、

作ってもらって一緒に食べるんだけど、

芋のスープ!って

なんか火垂るの墓の節子感でない?

節子!それドロップちゃう!それ芋スープやないかーい!って

スープってなんかチープな字面に貧しい食事的なシーンを覚えずにはいられないわ。

そんでそれでも

美味しい!美味しい!って言って食べてくれる仲間に涙!

ごめんね涙拭くね。

なんかもっと肉とか魚とか動物性タンパク質まいうー食事食材を私が調達してくればいいんだけど、

肉がないのよ!

牧場放し飼いしている羊みたいな動物

これって肉にならないのかしら?って

じーっと見ていてもミルク係として一生懸命ミルクは作ってくれてるのよね。

肉欲しい!ってじーっと見ると羊さんにプレッサー与えちゃうかも!って思いつつ、

肉の調達先を探さなくては!って思うのよね。

いつも食材が乏しくて貧しい食事しかご馳走できなくてごめんね!って悲しくなってしまうわ。

あとさー

支援会話とか絆会話とかが見ていて消化していかないと行けないんだけど

回を追うごとになんかその寸劇というかショートコントの尺が長くなって言ってるような気がして、

いや見応えがあってよいのだけれど

これ相当脚本とか書いてる人たくさん書きまくってない?って

そのかなりのボリュームに今頃ながら驚愕してしまうわ。

あとなにも感情移入のないポケモンと違って、

ぜんぜん仲間のこと構ってたりして、

拠点にもどって色々やることが強化したり指輪作ったり御飯食べたりとで

やることがいっぱいで、

バトル進めりゃーいいんでしょ?ってバトルだけ楽しもう!って思っていたけど

拠点のなんか仲間とわちゃわちゃするのも楽しいのよね。

これがファイアーエムブレムなのか!って

たる所以なのかしらね

かと言って初代からやる遊ぶ体力はもうすでに

ファイアーエムブレムエンゲージとスプラトゥーン3とでいっぱいなので、

ちょっとよそを遊んでいる暇はないわ!

貴重なのこり休みの日数を過ごしたいと思うわ!

多分このお休み中でファイアーエムブレムクリアは無理だと思うわ。

うふふ。


今日朝ご飯

まただべて無かったわー

お昼に何かまとめて食べにでも出掛けようかしら?

デトックスウォーラー

炭酸レモンウォーラー好調よろしく

昨日は天気悪かったので、

お買い物行かなく外にでないって理由でずっとファイアーエムブレムよ。

炭酸レモンウォーラーは買い置きしておくものよね!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2023-08-07

anond:20230807212350

火垂るの墓の人、こんな面白い人だったんだ。

Wikipediaを一通り読んでしまった。

個人的には一番ツボだったのは

宝島の『VOW』に投稿経験あり。

のところ。

2023-07-24

火垂るの墓の清太を批判するツイートを定期的に投下しているような人は、NANAの幸子やアシタカのカヤからの貰い物をサンにあげた行動を批判するツイートを定期的に投下しているような人と同じ匂いがする

2023-07-16

君たちはどう生きるか感想(後半ちょいネタバレ

公開数ヶ月前になってタイ人に関するなんやかやの報道でどうでもいい悪印象を与えてくれた鈴木Pでしたが、「宣伝を全くしない」という前代未聞のプロモーション戦略のおかげで、「宮崎駿の新作を全く前情報のない状態で見る」という稀有経験を与えてくれたことに感謝します。

これは実に小学生の頃「両親に連れられて『火垂るの墓』を見に行ったら突然なんか知らないアニメ始まった」以来の驚愕経験であり、その後のジブリアニメ国民アニメとなっていき毎回公開前に怒涛のプロモーションが行われていった経緯と、その時に見た「となりのトトロ」が私の生涯において不動のベストアニメであることを考えると、奇跡のような経験であるといえます

 

ただ、正直あまり期待はしていませんでした。というより期待しないように努めていました。私のジブリへの信頼感のピークは「もののけ姫」とコミック版「ナウシカ」であり、今ではアカデミー賞に相応しい最高のアニメである評価している「千と千尋」も終わった直後は頭の中「???」でしたし、ハウルでは「??????」、ポニョでは「????????????」となっていきました。

ゲド戦記アリエッティは私の生涯のワーストアニメベスト1&2です。

風立ちぬ」「かぐや姫の物語」も、「?」は浮かばなかったものの「ピークを過ぎた老境の作家の遺作としては十分以上の出来だろう」というような妥協した評価に落ち着きました。

 

この作品制作発表された時にまず思ったことは「本当に完成するのか?」という心配でしたが、鈴木Pの斬新なプロモーション戦略により完成するまでその心配を思い出すこともありませんでした。ポスターが発表されてからもほぼ忘れていたのですが、「プロモーションをしない」という鈴木Pの方針話題になってから俄に気になり始め、上記トトロ以来の経験をする決意をしたというわけです。

 

私と同じ体験をしたい人は絶対にこの連休中に観に行くでしょう。連休中に観に行く予定の人はこの先を読まないでください。

 

行かなかった人はその後普通にどのような作品だったか情報を目にすることになるでしょうし、少々のネタバレを食らったところで気にもしないでしょうから、ここから私の感想を書いていきますストーリーの核心をネタバレするつもりはありませんが前提となる設定などは普通にバラしていきます

 

 

 

 

 

面白い

 

カリオストロ」「ラピュタ」のような痛快冒険活劇ではありません。「ナウシカ」のような設定をしっかり作り込んだ異世界ファンタジーでもありません。しかし、見ている最中最高傑作」という言葉が何度も浮かんだのは確かです。「トトロ」や「千と千尋」を上回るか?と言われると、難解で観念的すぎる部分はありますが、明らかに上回っている部分もあるので、評価を決めるにはまだ何度も見る必要があります。というかすぐにでももう一度見たいです。

 

◆この作品を見るべきか否か?

 

文字通り宮崎駿集大成なので、ジブリ映画で育った人間なら見に行かないという選択肢はありえないでしょう。ハウル以降は見なくてもいいと思いますがこの作品を見ずに日本アニメのことを語ることは不可能です。というか、確実に「トトロ」や「魔女宅」などと同じように日本人のDNAに深く刻まれ作品になるでしょう。

 

◆良かった点

 

文字通り集大成なので過去宮崎アニメの要素が全て入っている

 

風立ちぬトトロ千と千尋ハウルポニョコナンカリオストロラピュタ

と怒涛のようにどこかで見たような風景、展開が続きます二番煎じではありません。

本人にしかできないセルフオマージュであり、過去作を踏まえた上で、それが国民記憶として共有されているからこそできる唯一無二の表現です。

そして、あらゆる影響を生み出してきたオリジネイターにしかできない圧倒的イマジネーションがあります

 

宮崎駿自身実存が感じられる

 

主人公モデル少年時代宮崎駿自身であり、半分自伝的な物語になっているが故に、少女主人公とした「千と千尋」などより真に迫ってくる情感があります

何より宮崎駿インタビューで度々口にしていた母親に関する憧憬が、作品として昇華されているところが素晴らしいです。

 

ストーリーが練り込まれている

 

コンテを描きながら公開日を決め、締切に追われながら作られた過去作品は、若い頃は力技で最後まで渾身の力で作りきっていましたが、近年の作品においては終盤明らかに息切れが感じられました。今回は明らかに時間をかけてストーリーが練り込まれており、「ハウル」や「ポニョ」で顕著だった「えっこれで終わり????」という感覚は一切ありません。

既存ストーリー構成の枠にはまらない」という手法は「千と千尋」の方法論を踏襲しているので唐突な展開の連続に難解さを感じる人もいると思いますが、終わってみれば一本筋の通ったストーリーになっており、深く考察する価値がありそうです。

千と千尋」で確立した「ゆきて帰りし物語」のフォーマットを発展させ、導入はよりゆっくり自然に、異世界に入ってからはよりぶっ飛んだ展開の連続で飽きさせません。結末も「これしかない」という納得感のあるものになっています

 

・泣ける

火垂るの墓」以外のジブリ映画で泣いたことはあまりないですが、様々な要因からくる深い感動で終盤は涙が止まりませんでした。米津玄師主題歌がその感動に拍車をかけてきます。ズルいと思うぐらい良いです。

 

◆悪かった点

・なんか説教くさそう

 

説教くさそうなのはタイトルだけです。少年時代宮崎駿が「君たちはどう生きるか」を読んで感銘を受けた、という以上のことは原作との関連は読み取れませんでした。原作を読み返し、何度も見て考察したい点です。

2023-07-08

カリオストロナウシカは何回見てもストーリーがわからない

紅の豚火垂るの墓千と千尋もだいたいわかるのに

カリオストロナウシカは何度見てもよくわからない

何が違うんだ?

2023-05-23

anond:20230416175200

でたらめにもほどがある。

まず基本的な考え方がおかしい。

創作物である以上、本当に「必要な戦い」は認めるしかない。この点が憲法9条非武装主義を掲げる日本リベラルとは相性が悪い

闘争否定しないとネトウヨならば(ルフィのやってることは戦争ではない)、「三里塚闘争」「辺野古基地闘争」をしている人たちはネトウヨなのだろうか。

暴力反戦と反闘争混同するあたりでまったく見当違い。

それにワンピースガンダムも「国家」や「権力」を全く信用のできないものとして描いているんだが、なぜそこに触れないのか。

ガンダムニュータイプ表現なんて当時の欧米インテリリベラル層に流行したスピリチュアル思想の改変だろ。

あとワンピースは反権力反政府なのに反感を抱く左派がいるが、彼らはインテリの嫌う「任侠的な空気」に反発しているのであって、

リベラル」がインテリ好みの世界観でない=右翼的と決めつける癖がある(そうして庶民を振り落とす)証拠しかない。

エヴァ流行った90年代にもオタク層は反権力リベラルの方にややシンパシーを感じる者が多かった。

宮崎事件オタク叩きが激しかたから、一般社会怨念を持つものが多くいた。権力による表現規制も含めて。

このあたりの流れが00年代以降に反政府ではなく反マスコミに回収されたことのほうが反「リベラル」の風潮には直接的に影響しているのでは。

宮崎駿が「戦前日本は酷いけど日本の文化は素晴らしいよ」「侵略は悪だけど必要な戦いもあるよね」的な作品を作った。

そもそもラピュタ」「トトロ」「魔女の宅急便」のどこに日本ホルホルにつながるものがあるのか。

ガチ左翼網野史学を取り入れ、リベラル読書層が持ち上げた「もののけ姫」以前には日本称揚につながるような話はほぼない。

トトロ農村コミュニティへの懐古(それもインテリが「腰掛ける」対象としての)くらいではないか

これだって火垂るの墓」と併映で、セットでのキャッチコピーも「忘れ物を届けに来ました」で現代日本批判だったことを忘れてはいけないし。

加えて、90年代には「日本軍が米軍をかっこよくやっつける」話も流行したが、アニメオタク層とはズレたところでブームになってる。

沈黙の艦隊」も「紺碧艦隊」もオタク層の外側での流行日本ホルホルの流れは宮崎よりは荒巻の方がずっと直接的で影響が強い。

荒巻が受け入れられたのも、今からは考えられないくら日本経済的に強くて全能感に社会全体があふれていて

なのに湾岸戦争で1兆ドル分捕られたとかで「反米感情が高まっていたことが背景。中国韓国問題にもならない雑魚だったから。

90年代世界的な反米ブームが忘れられているんだな。アメリカメディア自分たちの嫌われっぷりにショックを受けて特集を何度も組むレベルだったのに。

現状の「反中反韓」をベースにした流れは教科書問題日韓ワールドカップとどちらもアニメ無関係

そうした流れが一般メディア黙殺に反発する形でネットコミュニティ、とりわけ2ちゃんねるに流れ込んで、

同じくネットコミュニティ拠点としたアニオタ層と一部クロスオーバーするようになったって流れではないのか。

それがアニメオタクに受け入れられた(とするなら)その理由はまた別に考える必要はあるし。

やり直し。

2023-05-13

anond:20230511191136

火垂るの墓」という映画感想大人になったら変わっていたみたいなのに近いなぁ。

子供のころは子供視点で見るけれど、大人になると大人視点でも見られるようになるというか。

子供のころ、おばさんは憎むべき大人だった。

大人になってみてみたら、おばさんだって自分生活を守るために必死だったのかなと思うようになった。

戦時中自分たちの生活もままならない感じなのに、妹夫婦が好き勝手に引き取った養子たちが親が死んだからと頼ってくる...というのがおばさん視点

妹がいれば妹に子供たちの食い扶持を稼がせることもできただろうけれど、妹はもういない。

子供たちは食い扶持を稼いでくるわけもなく、ただ居候してただ飯を食っている。

その視点で言えば、あのおばさんの対応子どもに対しては過酷でも、なんでそんな対応になったか理解できるんだよな。

PTAも似たような話で、抑圧される側の人間だけの視点で言えば、よくわからない、無意味ルール押し付けてくる存在に見える。

一周回ってPTA側の人間もできるようになると、あれを禁止するというのは合理的なんだよね。

禁止するというのは、推奨しない、悪いこという印象を与える。

言っちゃなんだが、あの手の番組は誰かをいじめて笑っているところがある。要はいじめは面白いみたいな印象を与える。

いじめ絶対ダメ!」みたいなことを言っておきながら、あの手の番組規制しないほうがなんか矛盾してないか

元増田の言う内輪で面白いこと...も、増田がその冗談をやられる側、つまり死ねよ」と言われる側をいつも買って出ていたなら内輪で面白いことをしていたでOkだ。

言う側だったとしたら、相手は本当にそれで面白かったのか疑問に思う。

こういうのは面白かったのは元増田だけで、相手元増田を怒らせないために合わせていたが、心底傷ついていたってことはあり得るからな。

いや、相手は嫌がって心底辞めてほしいと言っているのに、それを元増田面白がって全く聞き入れなかったというのもあり得るよね。

2023-04-25

anond:20230425162925

火垂るの墓とか、となりのトトロあたりの大赤字垂れ流し時代に、あちこちにかけあって金を集めたのが鈴木敏夫Pのピークだと思う。

それ以降は仕組みが出来ているので、それほど活躍してない。というか、プロデューサとはそういうもの

2023-04-05

anond:20230405123520

火垂るの墓とか大流行りしたけど当時の子供はどう思って見てたんだろう

妹の死体に続いて自分も現し世を越えたエピソードで涙するだけで終わってたんかな

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