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はてなキーワード: ハンカチとは

2022-08-22

anond:20220822085124

ハンカチの端を噛んでキーッて悔しがって喚きつつ)👩「サンタさんは親だって早いうちからバラされてた家庭なんでしょどうせ!!」

2022-08-21

変質者に6回会ったことがある

 

 

自分が生まれ育った土地に帰ってきた。

23区の閑静な住宅街と呼ばれるあたり。

実家も近くて子育てやすくて助かるなー

とか考えていたとき、ふと思い出した。



私が小さい頃に遭遇した変質者たちはまだこの町にいるのかな?



まりはもう30年近く前だけど

人生の中で、この町で、5回変質者に会っている。

参考になるか分からないけど一応手口とか書いてみるね。


①道に迷ったお兄さん

初遭遇にして一番悪質だった。

友達と下校中に声かけられて

駅までの道が分からいから教えてほしいと。

口頭で伝えても分からないって言われて

地面に地図書くから〜って植え込みの陰に連れてかれて

地図書く間、目つぶっててくれる?と言われ。

当時小1で人を疑うことを知らない女子だったので

友達と共に素直に目をつぶったら

キュロットのしゃがんでできた足の隙間から

パンツの中に指を突っ込まれた。

その頃は性的知識は全くなかったけど

さすがに何かおかしいと思って友達学童に駆け込んだ。


②陰部を落としたお兄さん

 

これまた小1、友達と下校中に声かけられる。

『これどこかに落ちてませんでしたか?』

と言ってポラロイド写真を見せてくるが

写っているのがおちん○ん。

厳密には自分はお○んちんだと認識してなくて

見てないでーすって通り過ぎてから友達

『あれおち○ちんだったよね?』って言われた。



③唾液の研究をしているお兄さん

これは小2の下校途中。白衣を着た人が試験管を持って

『唾液の研究をしてるからツバをくれませんか?』って。

しかもこの人はすでに男子数人のをゲットしていた。(男子もその場にいた)

後になって、精神年齢低い男子を味方につけてから

女子同調圧力集団心理?使うって賢いなーと思った。

元々男子狙いの可能性もあるか…気持ち悪いのでスルーした。



ステレオタイプおっさん

中1の部活帰りの暗い夜道で、

コートパカッ!全裸!っていう旧時代の変質者にあった。

今までの人は若めだったけどこれはおじさんだった。

すでに変質者慣れしていたのでスルー



自転車往復お兄さん


高2だったかなー、自宅から最寄駅に歩いてたとき

かいからチ○コだして自転車に乗った人(服は着ててズボンから出してる感じ)が

『これ見たことある?』と言って通り過ぎていった。

たか、、、と思ってスルーして歩いてたら

また前から同じ人が自転車でやってきて

何も言わずにゆっくりと横を通り過ぎていく。

携帯見て、気にしてないふりしてたけど、

自転車vs徒歩で勝ち目なくてめっちゃ怖かった。

早足で人通りのある道に向かったけど4回すれ違った。

(ちなみにこの人イ○パルスの堤○に激似すぎて、申し訳ないけど今でも○下嫌い)


その他にも、鍵っ子がドアを開けたタイミング

押し入られるみたいな事件流行った頃、

帰宅中に後をつけられてるな〜とかはあった。


ちなみに全部、学校学童〜自宅間での出来事

書いてて思ったけどめっちゃ治安悪くね?

でも女子ってみんな何かしら被害受けてるよね?

性犯罪って身近だよね?

昔はこんなことがあっても、不審者はいるの前提で

先生に話しても親に話しても警察通報とかはなくて

もっと自衛していこう!気を付けよう!』

って感じだった気がする。

知らんとこで通報してたのかも分からんけど。

n=1だからなんの参考にもならんけど

下校中の低学年が狙われやすいのか。。。

今は学童が送り迎えしてるから平気なのかなあ

①とか③とか、そんなん引っかかる?って思うけど

低学年ってまじピュアピュアだったからな…

の子供なら大丈夫なのかな…



うそうそれでさ、ほとんどが20代〜30代ぽかったか

現在50代〜60代になっているとして

まだ変質者やってるのかな?

まったり性欲が衰えたりでもうやってないといいのだけど。



我が子が小学生になった今、

この人たちがまだこの町にいるかもと思ったら

なんだか怖くなってしまって。

親子で同じ被害受けましたとか洒落にならん。

死ぬまで現役です!』とか言われたら落ち込んじゃうな。

『30年も前の話でしょ?時代が違いますよ』って言われるかな。

私もそうであって欲しい。

まあ一番は、全員死んでてほしいわ。

 

 

 

***思い出し追記***

 

今日うんこリュック変質者のニュース見て

そんな奴もいたなと思い出してしまった

 

 

自転車唾液DK

 

 

多分高1、高校まで徒歩通学してたんだけど

自転車に乗った同年代くらいの男子が片手運転してて

すれ違いざまに下ろしてる方の手と軽く当たってしまい。

とっさに『すいません!』て言って

向こうも特にまらず去って行ったんだけど、

ぶつかった箇所を見たら白いアワアワが。。。

最初何かよく分からなくてハンカチで拭いてたんだけど

ああ、、、臭いが唾液、、、おえっ

まり彼は片手運転しながらもう片方の手に唾液を溜めて

ちょうどいい女子とすれ違うのを狙っていたのか、、、

世の中いろんな性癖がいるなあ(遠い目)と思いつつ

学校ついてジャージに着替えた思い出。。。

 

 

 

うんこリュックのおかげで記憶蘇ったわ

他にもどんどん埋もれた性被害出てきそうな気がしてる

思い出したら追記しまーす

 

 

 

2022-08-18

anond:20220818164636

やっぱり熱いのか!ハンカチを巻くってなんか立食パーリーみたいだわ

anond:20220817134415

たったひとつの冴えたやりかた ハンカチ

「the only neat thing to do handkerchief」

Google検索するもそれらしい結果は得られなかった

大野万紀が言った説も言及されているが確証が得られない

「The Starry Rift handkerchief」

Google検索するとやや近い表現記述が見つかる

https://www.publishersweekly.com/9780312937447

Publishers Weeklyが記した分から一部引用

In all likelihood, this is destined for the same popularity as Tiptree's other work but readers must be prepared to turn down their critical facilities and get out their handkerchiefs.

この本は、ティプトリーの他の作品と同じように人気が出るだろうが、読者は批評家としての資質を低下させ、ハンカチを取り出す覚悟必要である。(deepL翻訳

ブコメにも言及あり

以下ブコメより引用

“読者は、批評家としての資質を低下させ、ハンカチを取り出す覚悟必要であろう。 (DeepL)” https://books.apple.com/au/book/the-starry-rift/id1016642994 これかな

(話がそれるが「読者は批評家としての資質を低下させ」ってのがうまくニュアンス掴めない……感動して泣いちゃうから冷静な批評できないくらいのニュアンスか?)

じゃあPublishers Weeklyって何者?

wikipediaによると……

Publishers Weekly (PW) is an American weekly trade news magazine targeted at publishers, librarians, booksellers, and literary agents.

パブリッシャーズ・ウィークリー(PW)は、出版社図書館員書店員文芸エージェントなどを対象とした米国の週刊業界誌です。(deepL翻訳

どうやらこの雑誌には書評コーナーがあるらしい

google検索でヒットしたPWが記した文というのも書評アーカイブのようだ

しかしこの書評アーカイブ書評者が書かれていない

他の本の書評にはAgent:誰々って末尾に書かれたものもあるのに……

ひょっとして匿名レビューか?

PWの書評コーナーは著名な書評家が何人かで行っていたみたいな記述もある

「PW書評家のうちの誰か」がPWに書評掲載

誰かが「この小説を読み終わる前にハンカチがほしくならなかったら、あなた人間ではない」と意訳

訳者である浅倉久志が後書きでその意訳書評を紹介

のような経緯が想像できる

これが一番もっともらしいか

追記

真偽不明だがTwitterで「ローカス賞を取った時の雑誌書評」というつぶやきが2011年時点でされていた

だとするとLocus magazine1986年刊行のものに乗っている可能性がある

アーカイブ確認すればわかるはず、だが……

ネット上にあるかなアーカイブ

https://locusmag.com/1986/06/table-of-contents-june-1986/

とりあえずローカス賞特集号っぽい月の目次だけでも

または以下データベース1986年ごろのどれかか

http://www.isfdb.org/cgi-bin/title.cgi?48424

だめだーこれ以上は実物見ないとわからん

ハンカチはhandkerchiefと英語で書く

ということはhand-kerchief、手のカーチフ(正方形の布)なのか……

まり区切るならハン・カチ

さらにカーチフの語源はcover chief(頭を覆う)

青いワイシャツワイシャツホワイトシャツの意)感があって面白い

anond:20220818073917

無能Wikipediaすら読まないのか。

SF評論家大野万紀は『S-Fマガジン1997年12月掲載の「ティプトリー、この3篇」において前述の書評家の評を紹介すると共に、本作のストーリーと作者であるジェイムズ・ティプトリー・Jr.の自殺日本語訳掲載後の1987年5月19日自殺ジェイムズ・ティプトリー・Jr.#死参照)と関連づけたイメージを思い描いている。

こう書いてあるんだから大野万紀じゃないのは自明だろ。

ちなみに「ティプトリー、この3篇」は本人がネットで公開してる。

http://www.asahi-net.or.jp/~li7m-oon/doc/article/SFM9712.htm

「この小説を読み終わる前にハンカチがほしくならなかったら、あなた人間ではない」というのは有名な書評者のことばだが、ぼくにいわせれば、この小説最初の三ページを読みながらコーティ感情移入し、自己同一化し、「そのとおり!」と心の中で叫びたくならなかったら、あなたSFファンではないのだ。

この「有名な書評者」というのは実は大野万紀自身なのだという壮大な叙述トリックなのか?

2022-08-17

anond:20220817134415

たぶん原語では「これ読んでハンカチ要らないなんて人間性大丈夫?」くらいの話なのにわざと権威付けしようとして確信犯誤訳してるんよ

洋画邦題が軒並みクズい」問題とおなじ。売れれば正義からってセンスバカ向けに落としてバカも賢い人も得しない社会

「この小説を読み終わる前にハンカチがほしくならなかったら、あなた人間ではない」

たったひとつの冴えたやりかた』についてのとある書評家の評

個人的にいらっとする書評

それはともかく、このある書評家とは誰なのだろう

wikipediaには「ある書評家」としか書かれていない

後で調べるか

なんとなく勘だが原語版、つまり英語圏書評家だか編集者だかが言った言葉の予感がある

調べた結果

https://anond.hatelabo.jp/20220818140928

2022-08-08

汚部屋に学ぶゴミ

まごうことな汚部屋に住んでいるのだが、来客があるので掃除を始めた。

ゴミが何年も堆積し続けた部屋を片付け始めて、分かったことがあるのでまとめる。

表層

見えている部分のゴミ層のこと。

ここ2週間ほど使っているものでできている。

定期的に使われては戻されるので、物の移動が激しい。まだ埃は被っていない。

表層のなかでも最表面層と下部層に分かれているようだ。

最表面層は昨日今日使ったものであり、1週間前に使ったものがその下、下部層に存在する。

下部層に行ってしまったものは、その後1ヶ月使われないと、さらに下の中間層に移動してしまう。

まれに下部層から救出されるものがある。しかしその際、最表面層を押し退けて上昇してくるため、代わりに最表面層にいたもの中間層に一気に移動するゴミ層変動が発生しやすい。

表層に多く存在するのは季節の服、ハンカチである

ゴミ箱に直行するようなものは少ないが、ある程度選別をする必要がある。

中間層

ここには前シーズン流行っていた服、小さい段ボール書類、前の掃除の途中と思われるゴミ袋が多く存在する。

この辺りのゴミは複雑に絡まっているため、掃除が大変である

また、ゴミとそうでないものの分類も難しく、掃除に手間がかかる。

まれに、さらに下の層に支えられた大きなゴミ(ちゃぶ台の天板、画面割れしたタブレット、絵、古くなった鞄)が居座っていることがある。

これらは粗大ゴミになるため処分時間がかかってしまう他、一時避難する場所の確保も難しいため、中間層の中でも厄介な存在である

とにかくベッドの上に移動させることが1番の解決である

下層

いよいよゴミしか存在しなくなってくる。

ここにはハンガー(曲がって使い物にならない)、ペットボトルレシートなどの小さい紙片、下着(洗ってはある)、ペン、枕の中身のチップの替え、シール、目薬、髪ゴム、折り畳み傘の袋部分、小銭などが散乱している。

まれに捨てられないものがある一方、ほとんどがゴミなので掃除はしやすい。

しかし、棚の下、ベッドの下に潜り込んで掃除する必要があり、埃まみれになるのでマスク必須である

また、下層には漫画雑誌小説も多く存在する。これも処分に困るが、すばやくベッドに移動させることがいいだろう。読もうと思ってページを開くことは御法度である

カーペット

なんで敷いてしまったのか分からないカーペット

汚部屋経験者はラグカーペット買ってはいけない

最下層

カーペットよりも下の層、もしくは床直上。

液体が固まったもの、貼り付いた埃、虫の死骸、フローリングの隙間のゴミと格闘する層である

ここまで来たら大体安心

クイックルワイパーをかけよう。

2022-08-02

追記あり】女一人、銀座ライオンで呑む

日本は独り身に優しい」っていうのは尤もだ。

カップル文化のない(プロム何それ美味しいの?)東洋島国においては、ファストフードはおろかイタリアン日本料理、高級フレンチはキツいか……?と思いきや、案外ひとりでボトル開けてる人もいる。

こういった「おひとりさま文化は素晴らしいと思う。増田コロナ前までは心赴くまま、同行者にあれこれ煩わされることなグルメを堪能し酒を飲みに出掛けたものである。流石に今のご時世では頻度が減ってはいるが。

ちなみに好きな番組吉田類の酒場放浪記で、BS再放送を見ながら「あー、これ前に放送したの覚えてるわ。あっ、ここ行きたかったんだよなぁ、メモメモ」と独り言ちながら晩酌するのが月曜夜の少なくない楽しみだ。

最初10分くらいは煎餅屋とか甘味処で舌鼓を打ったり鉄道模型屋を散策したりと飲酒には関係ない前座的なVTR流れるであるが、たまに待ちきれずに一杯やってしまうこともあり苦笑してしまうことがある。

閑話休題とはいえ最初から開き直っていたわけではない。

やはり周囲の目は気になるし、女の一人客だからとプークスされることもあった(これは時代も多分にあったと思う)。それも自意識過剰なんじゃないかと思い悩み、中々気軽に出歩けないでいた。

新規開拓はしたい、されど嫌な思いはしたくない。そんな思いを抱えながら鬱屈していた時、ふと銀座ライオンの前を通りがかった。

ちょっと気になってるんだよなぁ、ビール大好きでサッポロ党だし。個人店は入る勇気が出ないんだけど、チェーンだし大丈夫そうかな……?と、店内の様子をウィンドウ越しに窺った。

すると、おばちゃん!!!一人で!!!呑んでいるのである!!!!!

有閑マダムといった風情ではなく、そのへんにいそうな主婦って感じのおばちゃんが一人で呑んでいるのである(今思うとジロジロ見られて気味悪かったよね、ごめんね)。

なんということか。今までは年配の女性といえば家庭に入っている専業主婦商店のおかみさんみたいな人くらいしか知らず、しかもそういった人たちは夕飯の時間には家に戻り家族食事を作っているというイメージしかなかった。

それなのに、私の見たおばちゃん特に何ということもなく、ごく普通にビールを飲み干しツマミを食べているのだ。そう、周囲のサラリーマンと同じように。

(余談だが、土山しげるの「荒野グルメ」2巻を持ってる人は作中の「神谷バー」にてジョッキの下にハンカチを敷いていた粋な老婦人想像していただきたい。あん雰囲気である

衝撃を受けた。もっと自由でいて、よかったんだ。

そして導かれるようにして入店エビスの中ジョッキと何かツマミを頼んだのだが、あいにく当時の詳細は覚えていない。

とはいえ、それを契機にして一人で飲み歩くようになったのは確かである羞恥心もかなぐり捨て、気になる店には臆せず突撃……は、たまに敷居が高くて出来ないこともあるけど、割かし勇気を出してチャレンジするようになった。

そしてキッカケとなった銀座ライオン系列エビスバーには今でも通っている。通ってみてわかったのだが、他の飲み屋に比べて圧倒的に女性の一人客比率が高い。遭遇すると勝手仲間意識を抱いてしまう。

特に好きなのは真鯛カルパッチョ大人ポテトサラダエビスバーでは少しずつチョイスできる盛合せがあり、酒飲みのアフタヌーンティーセットという風情だ)、野菜ピクルスマグロだかカツオの角切りを生姜仕立てで甘辛く炊いたん(店によってあったりなかったり、またメニューが入れ替わってる可能性あるかも)

また、ランチかに出している「銀座ライオンのよくばりプレート」は、その名に違わず欲張りで『大人お子様ランチ』を冠するに相応しい内容とボリュームであるオムライスハンバーグエビフライ大人の舌に合うようにアレンジされワンプレートに乗っかっている。

それを真昼間からビールで流し込む(当然、昼も呑める)のだから情報洪水というか背徳マックスというかサービスされた机の上を何が何やらと呆然と眺めること請け合いである

ダイマついでに言わせてもらうと、特に会員登録とかしなくても700円以上飲食した会計レシート記載されてるアンケートに答えると、次回来店時に小ビール(あるいはソフトドリンク)1杯無料という太っ腹なサービスである

有効期限は利用日の翌月末日まで(つまり8/1に飲食したら9/30まで有効しかしかも、系列店を問わず使えるのでエビスバーで飲んだレシート安曇野庵で使う、という芸当も可能なのだ

ついつい熱弁を振るってしまったが、社員というわけではないので事実誤認などあったらご容赦願いたい。何ならトラバブコメで突っ込んでくれ。

そして自分がおばちゃんになった今、一人呑みしたいけど勇気が出ないというお嬢さんが、席にいる増田の姿を見てフラフラと入って愉しさに目覚めてくれたら嬉しい。(でもコロナとか、くれぐれも自己責任で気を付けてくれよな)

おばちゃん今日も、銀座ライオンで呑んでいます


以下、追記(2022/8/3 21:00)

昨日、銀座ライオン行った帰りに「あ~、久しぶりに楽しいなぁ」って沸き上がった気持ちの赴くままクソデカ感情を書きなぐっただけの増田ホッテントリに入っててビックリした。

色々とお見苦しい部分もあると思うが、酔っぱらった勢いということで何卒ご容赦を。こんな形で話題にされるのは初めてで、なんというか面映ゆいというか恥ずかしいというか……恐れ入り谷の鬼子母神ですわ。

ブコメ創業祭を教えてくれて、ありがとう! ビール半額とか最高かよ。こんなん、明日も飲みに行かなきゃじゃん。普段ポップとか見ず行きたい時に行ってる感じなのでね、昨日も会計時にポイント2倍つくって言われてたまげた。

あとレシートについて補足してくれたブコメもあるけど、財布見たら確かに! レシート引き換え方式から変わったんだね。いつも、次に店行った時に呑みながら回答するのが常なので気づかなかった。

あと言い忘れてたけど、勿論ソーセージとザワークラフトも本格的で美味しいし、あと最近ハマったのは金華さばの生ハム。いい感じに生臭くてビールに合うのでオススメ。すぐ出てくるよ

色んな店舗情報ありがとう! 時期柄、遠出は暫く出来ないかコロナ落ち着いたら行きますね。それまで地元で各系列店をハシゴして回ろうかな。

それじゃ、またどこかで

2022-07-28

私に生きる意味ができた日

私には、「それをしても無駄なんじゃないか?」という思考がある。

これは高校生の頃に身についてしまって、大人になっても続いていた。

その思考が初めて生まれたのは、高校生とき学校勉強って意味あるの?」って思ったこと。

学校勉強はある程度意味はあるけど、本当は大学受験のための勉強である面が大きい気がしてた。

他にも、音楽音楽聞いてどんな意味があるんだろう?多少の喜びはあるけど、そんな多少の喜びのために聞いてどうするんだろう?

音楽演奏だって仕事としてお金を稼ぐならまだ分かるけど、趣味演奏して、そこにどれだけの意味があるんだろう。

いや、そもそもお金を稼ぐ意味って何?生きるためかな。じゃあなんで生きてるんだろう?

そんな風にして私はどんどん思考を進めていった。

今になって思うと、うつ的な傾向だったんだと思う。でも私にとっては大事な話だった。

その後大学に進学し、キャンパスライフ満喫する。

周りと同じように、友達と遊び、恋愛をし、サークルに入り、バイトをしたり、

美味しいお店を巡り、おしゃれをし、そうやって大学生活は終わった。

大学卒業し、社会人となる。そこそこの企業事務職就職

定型的な仕事。楽しくもないけど給料は手に入る。そんな生活が続く。

私には趣味がなかった。

例えば推しがいる友人が羨ましかった。そこまで夢中になれる存在があるのが羨ましかった。

もしくは、仕事に熱心になる友人。恋人に夢中になる友人。旅行が好きな友人。みんなすごいなって思う。

大学生活で遊びは一通りやったけど、どれも虚しかった。喜びの指数を100点満点で表すと、60点くらい。

私は病気なのかなと思って、心療内科受診した。

でも仕事もできているし、体調にも問題がないため、特に診断名はつかなかった。

気が巡るという漢方だけ処方され3週間飲んだが、効果はなかった。

思い返せば、この原因は、私が高校生に身に着けた「それをしても無駄なんじゃないか?」という思考にある。

「美味しいものを食べたって、結局それが何になるんだ?」みたいな。


そんな生活が続いたある日。変化が起こった。

好きな人ができた。

ただの恋愛感情じゃないことが瞬時に分かった。

今まで何人かと付き合ったことがあるが、それとは全く違うことが分かった。

「この人に会うために私は生まれてきたんだ」そう思った。

意味がわからなかった。辻褄が合わない感情

「そんな訳がない」理性でそれを否定するが、抗えない。直感的に、本能的に、分かった。

その相手一目惚れではなかった。友人を介し、何度か会ったことがあった。

好みの顔でも好みの性格でもなく、恋愛対象ではなかった。

ただ「格好いい人だな」とは思った。モテるんだろうなとは思った。

コロナ一時的に静まったある日、飲み会があった。

たまたま、その人と隣になった。

少しだけ話をした。ちょっと楽しいなと思った。

でもただそれだけ。でもなんとなく流れでLINEの交換をした。

その2週間後。休日に街を一人で歩いていて、ふと気づいた。

「あっ」って思った。「私、あの人のことが好きだ」。

びっくりした。胸がドキドキした。こんなことは初めてだった。

人の流れから外れ、店先に立ちすくんだ。「どうしよう」初めての経験で、うろたえるしかなかった。

涙が急に溢れてきた。人がいるのに。うつむいて、知られないようにハンカチで涙を拭った。

でもどうしたらいいかからない。

LINE他愛のないメッセージを時々送ってみる。でもそっけない返事。恋人でもいるのかな。

その時の私はどうかしていたんだと思う。

私はその人に「相談があるから会ってほしい」とメッセージを送った。全部話そうと思った。

から思えばもっと手順を踏むべきだった。

後日、カフェでその人と二人きりで会った。

そこで私は告白をした。

すると、「付き合っている人がいる」とのこと。

ああ、そうだったんだ。ああ、そうかそうか。そうだよね。

そしてカフェでその人と別れ、一人で家に帰る。

部屋に入って、「まあそりゃそうだよね、これで終わりにしよう」と思ったんだけど、急に涙が溢れてくる。

いままで見たこともない大量の涙。テーブルにみるみるうちに水たまりができる。

そして床に流れる。嗚咽とはこういうことを言うのだろうか。

悲しくて泣いてる自分と、それを冷静に観察する自分がいる。

意味がわからない。それだけ好きだったってこと?

30分くらい泣き続けて、やっと止まった。

それでも好きという気持ちは止まらない。

「ああ、これは受け入れなきゃいけないやつだな」そう思った。

しばらくしてLINEをしてみた。でも既読はつかない。

まあ、そうだよね。でも、いいんだ。

私は次の休日に、神社に行くことにした。

恋愛祈願の神さま。神頼みなんて受験生の時くらいしかしたことないし、

本当に馬鹿げてるって思った。でも今は神頼みする自分を笑えた。

休日になった。

その神社に行くまでの道。

舗装された石畳。柳が植えられ、人通りのないその神社へ続く道を歩いてる時。

私はふと思った。

「生まれてきてよかった」って。

すると急に涙が溢れてきた。今回は人がいなくて良かった。

涙が石畳に跳ね返った。

「よかった」「意味があった」そんな言葉が胸に響いた。

心臓が震えた。自分でも自分の涙にびっくりした。

その人のことを好きになる前、私は泣くことがほとんどなかった。

1年に1回、泣くかどうかという人間だった。

それが今はどうだろう。泣いてばっかりだ。

でも、悲しいわけじゃない。嬉しいんだ。

例えば仮に、生まれる前に

「生まれたら大変なことをたくさん経験します。でもその人に会えます」って言われて、

「もしくは、生まれたらたくさん幸せなことを経験できます。でもその人には会えません」

って言われたら、迷わず前者、その人に会える方を選ぶから

今後どうなるか分からないけど、その人に会えたことがそれほど私には特別だったし、

どんな経験があっても受け入れると思う。

・・・ここまで書いて、今読み返してみたら、すごい自分って怖い人だなって思った。

でも書いた気持ちは本当で、今後どうなるか分からないけど、どうしようもないし、このまま好きなままで過ごしてみようと思う。

2022-07-20

科学的根拠がないのは占いだけではない

迷信」とか「エチケット」みたいなものも、個人的には好きじゃない。

単に「マナー、エチケット」と言っても、合理的理由があるものであれば積極的に従う。

例えば咳をするときは横を向いてハンカチで抑える、とかさ。

ただ、食事マナーについては家族からもよく躾けられたけど、未だに納得がいかない。

例えば「箸をご飯に刺すのは御霊前に供えるものからよくない」

これ、めちゃくちゃムカつく。箸置きがあれば箸置きに置けばいいんだけど。

茶碗の上に横に置くと、コロコロ転がって落ちるリスクあるじゃん

箸置きがない場合ご飯に刺して固定するのが一番簡単合理的なんだよ。

そのやり方を、「御霊前に供えるものから」とかい意味不明理由で封じられるの、マジで納得いかない。

2022-07-15

更新コロナ陽性でした。

コロナ陽性でした。

3日間遊び呆けてからの陽性なので慰めの余地なし。

バツが悪すぎる。気まずい。

不要不急の外出してごめんなさいの気持ち

でも、経済を回してきたからゆるせ。

手指消毒してたし、マスクもしてた

帰ってから手洗いうがいもしてたよ!!!!!

皆も気をつけてな。油断禁物。

症状をメモってく。

1日目

夜:膝に関節痛と筋肉痛のような症状が少しでる。

(履きなれない靴で1日中歩いたからかな?と思ってたけど、おそらく症状の出始めだろうと思うので1日目とする。)

2日目

朝:うっすら全身が痛い。

(オール+連続の外泊だったため、オールの疲れと慣れない場所で寝たからかな?と思ってた。)

昼:気管に潤いのない感じというか、痰が絡む感じというか… 違和感を感じる。

(エアコンのよく効いた空気乾燥が気になる場所に数時間滞在していたため、そのせいだと思ってた。)

夕方:関節痛と筋肉痛悪化する。悪寒を感じる。

(先月、扁桃炎で41度の熱を出してるのもあり再発か?! また熱でるのか?!!!?! これはまた床に伏せるのか…。という気持ちに。)

夜:激しい関節痛と筋肉痛に38.5度の発熱頭痛がしだす。

(終わった。また、発熱に2,3日はたえなければいけないのか…。はぁ。やれやれ仕事も休まなきゃ。先月も長々と休んだのに… 気が引ける… いや、でも、この間の扁桃炎熱の時とは症状が違うし、ワンチャン疲れ熱で寝てる間に引くかもしれない。)

3日目

早朝:39.7度の熱に関節痛と筋肉痛も変わらず。頭痛も続いてる。

(寝てる間に引くどころか悪化してて草 滝のような汗をかいて目覚めたり、寒気と関節痛筋肉痛が痛すぎて起きたり、まったく寝た感がない夜だった。)

朝:かかりつけ医受診

(モニターで測る表面体温36.5度 脇下38.7度 は? モニターの計測あてにならなすぎぃ まぁ、病院までバイクだったし?し、しゃーない?か? 院外で問診票書きつつ待機 呼ばれて隔離スペースで抗体検査の為の検体(唾液)を採取。鼻づまり口呼吸しかできないのと熱が合間った潤いゼロの口から3mlの唾液摂取するの難易度高すぎ。あと、唾液ためるのシンプル気持ち悪い。院内隔離スペースだったけど、ビニールハウス使用なのと熱でくそあち。シャワー浴びたん?ぐらい髪の毛びっしょりだったし、ハンカチぐしょぐしょだった。検査結果は翌日らしい。)

昼:熱が下がったり上がったり。関節痛と筋肉痛は安定して痛い。激しい頭痛。咳が出始める。

解熱剤(カロナール)飲んでも熱下がらない。なんなら上がったりする。

夜:熱下がらず。関節痛と筋肉痛が痛すぎて心が折れる頭痛もひかない。

時間に1回激しい寒気がきて目が覚める。かと思いきや、9度台の熱がでて滝のような汗をかいて目が覚める。

4日目

朝:9度台から熱下がらず。湿布で関節痛と筋肉痛が少しましになる。咳が激しく出るようになる。

湿布様々。してない時と比べるとかなりいい。それでも痛いけど…

熱は相変わらず上がったり下がったり。カロナールが効き始めたような気がする。

咳がくせ者。悪化すると肺炎になる。っていうのはよくわかる。肺と気管(支)がやられてるなという感じのいかにもヤバそうな咳がでる。長年タバコをすって肺を酷使してる人のあの咳。スーゥ ゲッホゲホ(なんか絡んでる) 不可抗力ででてしまうんじゃなくて、吸い込みの ス-ゥ がいかにも。って感じ。全身力むし喉が震えるから痛痒い。そして頭にも響くから頭がさらに痛くなる。

病院から陽性の連絡。

保健所からの連絡待ち。

夕方:布団も自分も汗臭いからどうにかしたいけど、そこまでの気力はない。(日頃から風呂がめんどくさい民)

カロナール効果を発揮しだしたのか熱は下がって安定(37.2度)

関節痛と筋肉痛はまだある。痛い。

頭痛いのはおさまった。

咳ぃ、咳しすぎて腹筋割れそう。

保健所から連絡がくる

名前 生年月日 住所 身長 体重 基礎疾患(治療中の病気)

症状がいつからたか、今はどんな症状か

(メモ書き出しててラッキーだった)

自宅療養かホテル入院

(軽症だから自宅療養でいいやろってことで自宅療養)

これから対応についての説明

まだ何人にもかけなきゃいけないのか、最近電話番になったのか… 電話口のおにいさんがキョドっててイマイチ話が入ってこなかったけど、症状発症日(自覚した日からにしていいらしい。なんだそれ。ゆるっ。熱出た日にしておいた。)から10日間自宅療養するべしってのと、これから今後の流れ?のショートメッセージが届くのと、生活物資とパルキシオスメーターと健康チェック表?らしきものが3日後ぐらいまでに送られてくる事は把握した。

先月患った扁桃炎と違う点

重力に逆らえないような体の重さだるさはない

頭がボーッとするような感じがない

喉の痛みはすくない(イガイガ、チクチクする痛みが多少あるけど、扁桃炎はもろ喉がやられてるからそれに比べるとなんともない。)

鼻の奥が痛い?(プールで水吸った時みたいな感覚)

咳がえぐい

関節痛と筋肉痛が痛すぎる

ここまで、食事についてふれてないのは食事をすることについてはなんの不自由もないからです。

なんなら、熱がでて消費してるのかめっちゃ食欲ある。

あえて、「食事をすること」と言ったのは、食欲あるしなんでも食べられるけど、頭 関節 筋肉の痛さが尋常ではないからできるだけ楽な体制でいたいのと、熱がある時は単純にだるすぎるため作るのがしんどい

熱がなくて、もろもろの痛みがひいてる時がご飯チャンス!笑

2022-07-08

昔、家庭科先生が、若い子向けの香水は本当に安っぽい香りがする、と言ったことがあった

それを聞いてふーんと思うも、自分はそういう安い香水をいい匂いだと思っていたので、大人になったら違いが分かるのかなとか思ってた

大人になって、ティーン向けの香水の単純な、安っぽい感じはなんとなく理解できるようにはなったと思う

けどいい年でもシーブリーズの制汗ウォーターはい匂いだと思うし、若い子向け安い香水代表みたいなボディーファンタジーも好きなものはある

大人向けの普通香水もちょいちょい手を出した

好きなものもいくつかあるし、香水香水でいい香りだと思う

けど今、私がいい匂いだと使う香水が、若い子にはオバサンくさい・キツイ香水だったりするんだろうか

けど香水コロンも、自分の体につけて楽しむことはあまりしなくなったな

から直接嗅ぐか、ティッシュハンカチ等に吹きかけて嗅ぐかみたいな使い方になった

自分の体につけると香りは分からなくなるし

2022-06-28

ライビュで推しにこれからも生きていこうと言われ頷けなかった

みなさんこんばんは今日も元気に不元気な24限界労働者女子です!!!

土日は毎週泥のように眠って起きたらあれ19時?あと5時間で一日終わる?みたいな自堕落範疇を超えた限界生活を送っているわたしですが先週末は待ちに待った某ミュージカルの大千秋楽で。

参加してきました。ライブビューイングで。

や、ね、もちろん現地参戦であれば彼らと同じ空気を汗を涙を共有し、そこにいたという単純明快事実が何に例えようもない素晴らしい遺産になる。そんなことは確実にわかってるんですよ。

でも、でもね。

JR札幌駅から東へ向かう特急列車に揺られること4時間半、最果ての地に降り立って3年。野を耕し羊を飼い漁船に乗りパソコンを叩き鹿を撃ち殺す日々を過ごしている社畜系北の大地女子にとってイベント現地参加は夢のまた夢。地獄チケット争奪戦に完全勝利Sをぶちかましたとて脱北こそが最難関。

そんな辺鄙な地に住むオタクたちを救う言葉がそう!

「全国の映画館ライブビューイング上映決定」

 

キターーーーーー!!!!!完全勝利S

この神のひと言でどれだけのファンが救われたことか。脱北せずともお近くの映画館に行くだけでいいだなんて。推し活躍を大画面高音質で見届けることが出来るなんて、前世で徳積みすぎたんちゃうかくらいの幸福度に包まれながら、いざ映画館レツゴー!

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

上映開始から終了まで、ずっと泣いていました。

日本刀ゲーム原作にした某ミュージカルの公演で、お芝居ほぼなしひたすらキャストさんたちが歌って踊る読んで字の如く乱舞祭だったわけですが。わかりやすく言うとジャニーズコンサート2.5次元キャラクターがやってるみたいなそういう感じです。

初めてのライビュで、ペンライトとかうちわとかそういう装備も何もなくめちゃ手ぶらで参戦してみたのですが、とめどなく流れてくる涙をハンカチで拭くのと応援のための拍手をするのでグッズなど何もなくとも両手がとても忙しかったです。

セトリの良さとか、活躍ぶりとか、彼らの健康身体未来にあふれた眼差しを見ていると、もう、なんていうんですかね親心?いや親にやったことない身分で何を言っても説得力など御座いませんがつまりその!

この瞬間を冷凍保存したい。

強靭ゴムでもってゆっくり丁寧に時間を引き伸ばしたい。そしてもう二度と忘れることのない日々としてわたしのもとに存在していてはくれまいかと。

目に映る全ての煌めきが奇跡のようで、しかしその奇跡の裏側にはたった1人の人間の地味で冴えない仕事ごまんとあってそれらが集まることによって、圧倒的なパワーへと変換されてゆくその、まさしく奇跡。某ミュージカル千穐楽は本当に、奇跡の様な3時間でした。

それでね、カーテンコールキャストさんによる挨拶があるわけですよ。日替わりで。

千穐楽挨拶は2名。カンパニーを率いてくれた座長、そしてカンパニーの創世期から演者として前に出てくれていたキャストさん。

座長挨拶は「つらくなったら、前を向かなくてもいい。そのときは横を向いてほしい。俺たちがいつでもそばにいることを思い出してほしい」 

もう1人のキャストさんは「僕たちの見えないところ、僕たちの知らないところでみなさんが頑張ってるの、よーーーーーく知ってます。初めは僕たちがみなさんを癒さなきゃなって思ってたけど、気がついたら僕たちが元気をもらってました。頑張れないときは頑張らなくていいんです。ただ、一緒に、精一杯生きていきましょう」

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

今回のライビュでは、大体のお声がけには両手が痛くなるほど打ち鳴らして拍手で精一杯応えてきたのですが。

最後

「生きていきましょう」

この部分。 

ごめんなさいわたし約束を果たせる自信がなくて、素直にうんって頷けなくて、それでもう座席うずくまって泣くことしかできなくなってしまいました。

彼らはこんなにも、そう2.5次元の演じているキャラクターとしても、あるいは生身の、俳優というご職業に就かれているひとりの人間として、こんなにも観客に対して「生きていてほしい」という祈りを込めて、歌い、踊り、舞い、笑顔を見せ、パフォーマンスをし、そして最後に語りかけてくれたわけです。

「生きていてください、生きていきましょうよ」と。

ただそれはわたしが唯一果たせない願い事でもあって、こんな自堕落自罰的で見通しもない、生きるしかないゆえ生きてきたけれども生きてゆきたいと思ったことがない、なんて、そんなこと。

ミュージカルはただの2.5次元ミュージカルではなかった。それはきっと映画館で見ようと現地で見ようと家の10分おきに通信が切れるゴミWi-Fiで観ようとも同じことで。某ミュージカルは、確実に人の命を救わんとする、そういう作品だったのです。

感動の涙ではなく、不甲斐なさの涙。

こんなわたしに語りかけてくれる作品がこの世にあるということへの申し訳なさの涙。

いつか、いつか前向きな気持ちでこの素晴らしい作品を鑑賞できたら、わたしの目に映る世界は少しでも良いものに変化しているでしょうか。生きていきたいと思ってもいいと、自分を赦せるのでしょうか。

2022-06-24

結婚相談所お見合いで行ったラウンジ全部書く

数年前IBJ系の相談所で活動して成婚退会した既婚男性です。

俺が書きたいのでこれまでに行ったホテルラウンジ感想を書いていくぞ

新宿 京王プラザホテル カクテル&ティーラウンジ

首都圏キングオブ婚活ラウンジ利用者の9割ぐらいがお見合いだと思われる。

だが……ここは本当に調度品などの雰囲気も良く使いやすい。

ゆったりとしたソファテーブル間隔も広めに取られており、他のテーブルに気を取られることもほぼない。

窓も非常に大きく取られており開放感がある。

都庁を望むアーバンパースペクティヴは、季節を感じる潤いと、あとまぁ話題に困ったときの助け舟を、あなたに。

言うことなし。

迷ったらここにしておけば間違いない。

メニューもいっぱいあるので通ってても飽きないし、そこから話を広げるのもアリだ。

ここは普段はだいたい30分くらい前に並んでおけば大丈夫のはず。

ただ11時の開店時はかなり混むので、もっと早くに行く必要がある。一番乗りできるとちょっと楽しい

あと遅い時間だと、18時からピアノ演奏があって、席が近いと地味に会話の邪魔なので注意。

新宿 京王プラザホテル アートラウンジデュエット

たまにこっちになる時もあった。暗いしほぼ廊下なのであまりオススメはしないが……。

ここの良い所は開店時間が若干早い事。

言うて混むので、カクテルラウンジダメならこっちに切り替えるという事はできない。

京王プラザホテル、だいたい日比谷花壇前に集合になると思うが、そのスペースがこっちのラウンジに接している。

京王プラザホテルの良い所は、ここに伝統工芸とかの展示があり季節ごとに入れ替わるので、お相手を待つ時に退屈しない。

待ち時間は人によってまちまちで、席とって15分前に行ってみたら既に待たれている人もいれば時間ギリギリに走ってくる人も。

スマホいじって待ってるのも感じ悪い…と思われると思うし。

エントランスにも大きい生花オブジェみたいなのがあり、話題に事欠かず本当に良かった。

新宿 京王プラザホテル グラスコート

朝食ビュッフェ会場

一度、すっかり出遅れて進退きわまり使ったことがある。

ビュッフェ会場なので、ちょっと作りがモダンファミレス感。人は居ないので話しやすいが……。

奥の手として。

新宿 かどやホテル カフェラヴォワ

一度使ったがおすすめしない。

飲み物価格は安く経済的負担が軽いのは良い。

モダンイタリアン居酒屋っぽい内装も良い。

が、いかんせん席間が近すぎる。

気が散るしうるさいの……。

使った時は両隣もお見合いっぽかったから割と使われると思われる。

女性から指定なので、経済的負担を慮っての事と思われる。

ありがたい話だが、お茶代なんて知れてるので気にしないのが吉ですよ。

新宿 小田急ホテル センチュリーサザンタワー ラウンジ サウスコート

一度使ったがなかなか良かった。

20階にあるので眺望が良く、ラウンジ横は吹き抜けになっていて開放感もある。

席感やメニュー特に印象に残っておらず、普通だったんだと思う。

良かったんだけど、いかんせん遠いからなぁ……。エレベーターの待ちもあるし。

新宿にはキンプがいるから、どうしてもそっち選んでしまうのではなかろうか。

普通に混むので特に穴場というわけではない。家族などの利用が多かった印象。

池袋 東京芸術劇場 Café des Arts

指定されて一度行った。

東京芸術劇場アトリウム、いいよね。

普通喫茶店で、あんまりくつろげる雰囲気ではなかった記憶

タイミング次第でめっちゃ混みそうだし、普通ホテルラウンジがいいと思う。

渋谷 セルリアンタワー東急ホテル ガーデンラウンジ 坐忘

ここは正確には使っていない。

並んでいたがあまりにも回転率が悪く、断念してしまったのだ……。結局移動してなんとかした。

ただ、見た感じ環境はとても良さそうだった。

騒がしい印象はなく、吹き抜けで開放感もあった。日差しコントロールされていて過ごしやすい印象。

渋谷は人が多いがこういった事に使えるスペースが少なく困る。そら長居もするわな。

赤坂見附 ホテルニューオータニ ガーデンラウンジ

交通の便で行くのが面倒なのだが、行きたかったので指定しました。

ホテル内がかなり複雑で、私もお相手も迷っていた。

正直すまんかった。

そこそこ混んでて待たされたが、周囲に色々ありベンチもあるので比較的待ちやすい。

椅子デザイン性の高いもの。席間は普通メニュー豊富で良かった。

窓際に通されたのは良かったのだけど、窓に対して直角の席配置なので片方しか庭が見えないという……。

当然お相手に譲るのであんまり見れなかった。あと日差し結構きびしかった記憶がある。

お茶飲んだ後庭を散歩できるのは、他ではあまりないメリット

でもお見合い空気が最悪だったらしんどいだけ……まぁそれはどこでも同じか。

いつか話題パンケーキ食べに行きたい。

日比谷 帝国ホテル東京 ランデブーラウンジ

ここも結構通った。西の京王プラザホテル、東の帝国ホテルと称されるお見合いメッカである

まず入って大階段ドン!と構えており、吹き抜けとなった開放感のあるロビー格式の高さを感じさせる。

あとここは、トイレがすごい豪華でキレイで、洗面台に使い捨てハンカチが置かれている。こういう所から格の違いを感じるんだよな。

個人的にF.L.ライトが多少好きで思い入れがあるところでもある。建て替え後楽しみですね。

ただ、お見合いで使うのにはどうかというと……

若干席の間隔が狭い気がするんだよね。普通喫茶店よりはマシとはいえ、若干隣の会話が入ってくる。

混雑状況はなかなかだけど、席数もあり回転率もあるので普通に30分前に付いておけば十分だった記憶

メニュー豊富……なのだが、いつも上高地アイスコーヒーを頼んでた気がする。毎度話のネタに……。

上高地帝国ホテルカフェ結構良かった。大きいマントルピースがあってね。いいよね上高地

ホテル御三家を制覇したいという野望を抱いていたが、結局オークラはいけず……

いつかいくぞ!

新橋 第一ホテル東京 ロビーラウンジ

一度行ったが、なかなか良いところだった。

ここも2階まで吹き抜けで、開放感がある。

行った時はほぼお客さんがおらず、快適だった。

実は穴場かも?

品川 品川プリンスホテル コーヒーラウンジ マウナケア

品川になると指定されることが多く、結構使った。

アロハ〜な雰囲気の、わりと普通カフェ

調度品も普通で、あまりテンションが上がらないという……。

まぁ空いてるので話をする分には良かったと思う。

飲み物はそれなりの値段取ります

品川 グランドプリンス高輪 Lounge Momiji

品川なら断然こっち。駅から遠い上に坂の上なのが難だが。

個人的に好きなのでたまに指定していた。歩かせて申し訳ない。

窓が一面に大きく取られていて眺めが良い。天井も高くて開放感がある。

秋でなくても紅葉意匠が随所に散りばめられており、雰囲気を存分に感じられる。

ラグジュアリ〜な感じを楽しむならここだし、デートにも良し。

横浜 横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ ラウンジ シーウインド

一度行ったが、めっっちゃめちゃ待たされた。トータルで1時間は待ったはず。

から近いのはいいが、予約なしで行くには厳しい印象。

かなり高さのある吹き抜けで、空間としては良かったのだが……。

すっかりくたびれてしまったので、正直あまり良い印象がない。眺めも普通だった気がするし。

みなとみらい ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル ラウンジバー マリンブルー

お見合いでは使ってないが、デートで何回か使っている。

個人的にとても気に入っているラウンジ

オーシャンビューで開放感がすごく、とても明るい。

調度品や内装も海のイメージ統一されていてとても良い!

テーブル間隔も結構取られているので話しやすくはあると思う。

この辺に来たらだいたい寄るが、混んでいたり予約で満席で入れないことも多い……。

早稲田 ホテル椿山荘東京 ロビーラウンジ ル・ジャルダン

妻とアフタヌーンティーで行きました。大変良かった。

色んなホテルを見てきたが、最初雰囲気にのまれしまった。

広いし、なんか廊下に壺とか置いてあるし……。そのうち慣れたけど。

アフタヌーンティーは評判通り、大変楽しめました。

庭園結構広い。なんといっても霧は唯一無二で、別にまらなくても楽しめる。

ここは交通の便が悪すぎるので、結婚相談所経由のお見合いで使うことはないだろう。

ハイヤーとかで行く所っぽい。

やりきりました。

以上です。

追記

横浜 そごう9F 椿屋カフェ

池袋タカセの話で思い出した。ここも一回指定されて行った。

ここは地味に良かった気がする。席が仕切られて半個室みたいになってて話しやすい。

午前中はすごく空いてた。昼からはどうかな。空いてたらすごい穴場だと思う。

個人的には2回目以降に使うカテゴリの店だけど、落ち着いて話すには良い場所だと思う。

追記2

わーい伸びた!

東京ステーションホテル レストラン一回行った。帝国ホテル選びがちだったか

キンプトン新宿東京 行ったことない。知らんかった……

マンダリンオリエンタル東京 行ったことない。便所めっちゃ気になるやん?

外資系ラグジュアリーホテル全然行った事ないなー。今更ながら分不相応感が……。

あと笑い話として、実は妻との最初出会いラウンジでないという……。コロナ禍で。

これだけ色々出かけておいて!

人生……まぁこういう形で消化できてよかった。

京王プラザホテルにはネタで一回行くぞ! って話してる。

そんなわけでアフタヌーンティーには色々行きたい。

新宿ヒルトンマーブルラウンジは目をつけてる。

ニューグランドにも一回行ってみたいものだ。

あと日光金谷ホテルとか。中禅寺湖リッツもいいな。

20年後くらいかな……。

2022-06-20

誕生日。都会で野糞彼女デート

タイトルの通りなのだが、一昨日野糞をしてしまった。

一昨日、私の誕生日ディナーを彼女が開いてくれた。

美味しいお肉をワインで食し、うふふわははと最高のひととき

食事を終え、小雨の中帰りの駅にいっしょに向かう時にそれは起こった。

やつがなんの予告もなしに、ただ物凄い殺気を帯びて出口に忍び寄ってきた。

ヤバい、これは一撃で殺されるやつだ。

すぐに足をとられた。むやみに動くと一気にやられる。動けない。。

「ごめん無理だ」と彼女に告げ、

比較的大きめな道路のに沿った植え込みに

ぷりんと尻を出し、放出

傘をお互いに刺していたので、2本の傘でうんポーズの姿周りは隠せた。

彼女に見守られながらひと通り出し切り、お尻の処理をハンカチで済ませた。

そのあと、近くの某コーヒーショップで、第二波を無事に対処し、糞の後処理をして家路に向かう。

今日は新しい自分誕生日だ」と強がったけど。

涙がこみ上げたので、「手を握って欲しい」とお願いしたら、優しい笑顔で握ってくれた。

色々あったが幸せな30代後半の誕生日だった。

2022-06-18

ピンクハンカチしか持てない症候群

ごめん先に言うけどタイトルは若干盛った。本当はペールブルーも行ける。あと、明るい黄色浅葱色? あたりの「元気かつおしゃれな色」もドット柄だったら多分行ける。逆にピンクでも落ち着いたトーンと派手すぎるトーンは別にきじゃない。「ザ・ももいろ」という感じのキュートピンクが一番好きだ。

服ではピンク絶対に着ない。寝間着であっても、だ。鬼のように似合わない。私は知っている。ピンクの服はいかり肩の女を決して受け入れない。
それはそれとして、いつも身につける小物はかわいい色にしないと気が済まない。

ハンカチだけじゃない。ペンケース、手帳ボールペン(黒いインクペンであってもボディをピンクにしたいから、リフィル型の3色ボールペンを使っている)エトセトラメガネ拭きだってピンクを選ぶ。「外に出ていないけど、持ち歩くもの」は基本的ピンクであってほしい。この「ピンクじゃないと気が済まないリスト」にスマホが入らないのが不思議だなあと我ながら思ったけど、スマホまで行くと「外に出て」いるのだ。面積もでかいし、手に持って眺めている時間が長い。似合う/似合わない判定の対象になる。
大人になるとピンクを選ぶのが難しくなるのが、財布だ。許されるならばいつまでもピンクの財布を使いたい。けれども私がかわいいと感じる財布は、安っぽいとかそういう問題以前に、まずかさばる。どんなカバンに入れるとこれをちょうどよく感じるのだろうというような、ふっかふかの長財布である。もちろん重い。
若い頃はそんな財布でも平気で買い物に連れ歩けたが、年を取ると、いつでも持ち歩く財布のことは、まっさきに小さく軽くしたくなる。しぶしぶ機能性を取り、小さくて軽い財布の中からかわいいデザインを選んだが、やっぱり本当はピンクがよかった。

何故ここまでピンクの小物にこだわるのか、自分でわかっている。
子どもの頃、かわいい小物を持つことが許されなかったから。
小学生時代使用していた筆箱を、今でも瞼の裏に思い描くことができる。1年生から3年生までは、紙に血を落として少し時間が経ったあとのような、渋い赤色の無地の筆箱。4年生から6年生までは、ファッションブランドロゴが入った鮮やかなレッドの筆箱。どちらもぱちんぱちんと磁石でふたを開閉するタイプで、中には文具メーカーの大きな消しゴムひとつそれから平和の鐘」の箔押しがされた、学校から年に1回申し込み用紙が来て買うことができる、茶色鉛筆が5本(あれって1本いくらだっけ?)。
小学校時代に、みんなと同じかわいいものが持てなかった。それだけ。
小遣いは多めなくらいにもらっていたから、中学以降は普通に自分雑貨屋に行き(全国どこでも同じ雑貨が買える時代じゃなかったから、50km、100kmは遠征した)、好きなペンケースに好きな文具を入れた。でももう遅い、呪いはかかったあとだ。

50歳になっても70歳になっても、私はピンクハンカチを探し、ピンクの文具にこだわり、財布もピンクがいいんだけどなーと思いながら過ごすんだろうな。

2022-06-04

anond:20220604184657

レストランとかでも男性カバン持たないのが正式だしな。

女性は小さいポシェット持っててもいいけど(いうてハンカチぐらいしか入らない)

あれ謎文化だわ。

まあ欧米トップ文化がそんな調子から永遠に変わらないと思う。

2022-06-03

anond:20220603152925

ブリーフをはく

ボクパントランクスはだめ

あれはサイドが空いているのでウンコが零れ落ちる

 

ブリーフウンコを内部にため込む構造に長けている

ブリーフ内にウンコをしたためて

どこかひとけのないところでウンコを開放する

ブリーフは捨てる

ティッシュハンカチでケツを拭く

ハンカチは捨てる

ノーパンで心もとないがチャックをしっかりしめておけば大丈夫

これで何度か難を逃れた

 

ビチビチのゲリ便?

諦めろ

大声で泣き喚け

自分でもドン引きする勢いで泣け

人間は意外と優しい

2022-05-31

気軽に喧嘩を売ってもらえなくて悲しい。

昔は良かった、などという部類の話に、どうしてもなってしまう。

まり、街を歩いていても喧嘩を売ってもらえない時代になってしまったということだ。

結論から言うと、人を殴りたいのだ。俺は。

生きていればどうしても嫌なことの1つや2つあるもので、そういう時、スッキリする手段として喧嘩というものがあった。

別に無差別に人を殴りたいというわけではない。

喧嘩を売ってくる人と、殴り合いたいのだ。

昔はそのような、いわば「マッチング」が容易だったのだ。

ムシャクシャしてるから人を殴りたいという俺と、

ムシャクシャしてるから人を殴りたいという他人

恋人を探す男と女同士が偶然出会うかのように、俺たちは出会い、拳を交わすことができた。

から、誰かに迷惑がかかるという話ではなかったのだ。どうしてもイライラしてる男同士が、互いのフラストレーションをぶつけ合えた。

当時を知る人ならわかってくれるだろ?「あ、こいつムシャクシャしてるな」という同志は、街で見たらわかるものだったし、

ちょっとした空気感で、「この男とやり合おう」というシンパシーが生まれていた。

から自分と背丈が違う人間だとか、明らかに自分より弱すぎる人間とはマッチングを避けた。

素敵なシンクロを重ねた相手とは、肩をわざとぶつけるだとか、些細な口実を作ったり、作られたりして、存分に殴り合えた。

ハンカチを落としましたよ、なんて女性を誘うのにも似た、なんだかいじしかった、なんて今回顧できるくらいだ。

そういう出会いが、もっぱらなくなってしまって悲しいという話だ。

今の世の中は、出会いが少ない。

誰に迷惑だったのだろうか。

もっと気軽に、他人と殴り合ってストレスを解消できる世の中に戻って欲しいものだ。

2022-05-27

理解ある彼くん ⇔ セックスできるお母さん

この非対称はなんなのか。

女性にとっての、いわゆる、理解ある彼くん。

男性にとっては、セックスできるお母さん。

そんな対応になると言われているのは何故だ。

わかりやすバリエーションが近隣にあるはずなのに。

理解ある彼女さん。

誤解しかない彼女さん。

セックスできるお父さん。

どこかへ消えた?

形而上の闇に葬り去られた人々の、便宜的な墓標を、ここに立てよう。

イデア界にさまよう仮想の魂よ。安らかなれ。

「フォッフォッフォ わしが来るべきはここだったようじゃ」

あなたまさか

「『ハンカチ王』じゃ。『ハニカミ王』もじきに来るよ」

ハンカチ王国を統べる、やんごとなきお方が知られざる戦いを終えて凱旋なされたのか。

向こうから動物たちがやって来るようだ。

「ヨシ!」

君は… 『現場犬』?

いやヘルメットがない。そうか、『会議室犬』か!

全然違うよ」

そういうあなたは、『全否定シロクマ』!

実体を持たぬ者どもに囲まれて、不思議と居心地の良さを感じた私は思い出した。

そうだ。自分もまたこ場所を目指してきた。

私—— 現吉田は、ここで。空想の霧に包まれ墓地を、訪れる亡者を待つのだ。

2022-05-21

マッサージ機に○された話

そろそろ時効な気がするから書く。あの店にはもう行かないか時効なんか気にしなくてもいいだろうけど。

ネカフェマッサージシートが好きで、週1ぐらいでネカフェ行くのね。

んで、その日は新しいマッサージシートの開拓のために、行ったことが無かった店に行ったんだわ。

「いらっしゃいませ」

無愛想な男が受け付けてくれて、会員証作ってマッサージシートを希望。店は空いてたので無事マッサージシートにありつく。

内見てたら張り紙があって、「ナンパ行為や淫らな行為禁止」とか書いてた。

そんなん直球で書いてるネカフェあるんや、とか思いながらマッサージ開始。

ちょっとマシン威力強めで「あー。コレはあんま良くないなー」とか思いながら、とりあえず背中まれながらどんどん下がっていくモミ玉。

腰あたりが好きなんだけど、圧が強すぎてイマイチと思ってたところ、モミ玉はどんどんおりていって、尻を揉み始めた。

グリグリ尻肉を揉まれながら、なんか妙な感覚股間周りに広がる。

アレ…おしっこ出そう…?

慌ててマッサージ機を緊急停止してトイレへ。

トイレでの淫らな行為禁止匂いでわかります!」という張り紙を見ながら(どんだけだよ)と思いつつおしっこを済ませてマッサージ機へ。

さっきの感覚が何なのか、わからないまま再びマッサージ機を起動。

モミ玉の移動による期待と不安

再びモミ玉に、尻肉を揉みしだかれる。何故か尿道に伝わる快感

(あれ…これもしかしてヤバいんじゃ…)

鼠蹊部の少し上にキュンと伝わる感覚が、何か出ちゃいそうな気がして、ダメだ、と思う感覚と、出しちゃえ、と身体が求めるのがゴチャゴチャになって。

「〜〜っ!!」

マンしてたけど、ちょっと出た。

濡らしたらマズイ、とパンツをずらして堪える。

手元のハンカチで慌てて抑えながら、出るものハンカチで吸い取る。

どうにかそこで止まったので、衣服を整えて再びトイレへ。

「淫らな行為禁止」を見て、すごく恥ずかしくなった。

その後、マッサージ機を使う気にならず、喫煙スペースでタバコ吸って店を後にしたが、もうあの店には行けない。

2022-05-11

こころに残る昭和の歌 ベスト100

ジャムの若手アーティスト平成の曲を選ぶアンケート企画話題になっている。

https://guatarro.hatenablog.com/entry/2022/05/08/234252

そういえば昭和から平成に変わった当時でも同じような企画NHKがやってたなと思い出しちょっと調べてみた。

無作為抽出2000人に対する電話アンケートで思い出の曲を聞くという当時のNHKらしい力強さを感じるが平成になったばかりなんでこんな曲が何故そこにというのもゴロゴロ

NHK昭和の歌・心に残るベスト100(1989年10月10日発表)

Best 1位~100位

1位 ◇青い山脈(1949_昭24藤山一郎奈良光枝

2位 ◇影を慕いて(1932_昭7)藤山一郎

3位 ◇リンゴ追分(1952_昭27)美空ひばり

4位 ◇上を向いて歩こう(1961_昭36)坂本 九

5位 ◇悲しい酒(1966_昭41)美空ひばり

6位 ◇柔(1964_昭39)美空ひばり

7位 ◇瀬戸の花嫁(1972_昭47)小柳ルミ子

8位 ◇岸壁の母(1954_昭29)菊池章子/二葉百合子昭和51年カバー

9位 ◇リンゴの歌(1945_昭20並木路子霧島 昇

10位 ◇津軽海峡景色(1977_昭52)石川さゆり

11位 ◇星影のワルツ(1966_昭41)千 昌夫

12位 ◇北の宿から(1975_昭50)都はるみ

13位 ◇お富さん(1954_昭29)春日八郎

14位 ◇高校三年生(1963_昭38)舟木一夫

15位 ◇シクラメンのかほり(1975_昭50)布施 明

16位 ◇有楽町で逢いましょう(1957_昭32)フランク永井

17位 ◇恋人よ(1980_昭55)五輪真弓

18位 ◇知床旅情(1970_昭45)加藤登紀子

19位 ◇矢切りの渡し(1983_昭58)細川たかし 他(競作)

20位 ◇丘を越えて(1931_昭6)藤山一郎

21位 ◇人生並木路(1937_昭12ディック・ミネ

22位 ◇北国の春(1977_昭52)千 昌夫

23位 ◇酒は涙か溜息か(1931_昭6)藤山一郎

24位 ◇昴(すばる)(1980_昭55)谷村新司

25位 ◇襟裳岬(1974_昭49)森 進一

26位 ◇南国土佐を後にして(1959_昭34)ペギー葉山

27位 ◇ここに幸あり(1956_昭31大津美子

28位 ◇湯の町エレジー(1948_昭23近江俊郎

29位 ◇別れの一本杉(1955_昭30)春日八郎

30位 ◇アカシアの雨が止む時(1960_昭35)西田佐知子

31位 ◇君恋し(1929_昭4)二村定一/フランク永井昭和36年カバー

32位 ◇雪国(1986_昭61)吉 幾三

33位 ◇こんにちは赤ちゃん(1963_昭38)梓みちよ

34位 ◇神田川(1973_昭48)南こうせつかぐや姫

35位 ◇誰か故郷を想わざる(1940_昭15)霧島 昇

36位 ◇君の名は(1953_昭28織井茂子

37位 ◇銀座の恋の物語(1961_昭36)石原裕次郎&牧村旬子

38位 ◇赤城の子守唄(1934_昭9)東海林太郎

39位 ◇くちなしの花(1973_昭48)渡 哲也

40位 ◇涙の連絡船(1965_昭40)都はるみ

41位 ◇黒い花びら(1959_昭34)水原 弘

42位 ◇この世の花(1955_昭30)島倉千代子

43位 ◇悲しき口笛((1949_昭24))美空ひばり

44位 ◇せんせい(1972_昭47)森 昌子

45位 ◇さざんかの宿(1982_昭57)大川栄策

46位 ◇王将(1961_昭36)村田英雄

47位 ◇喝采(1972_昭47)ちあきなおみ

48位 ◇ブルーライトヨコハマ(1968_昭43)いしだあゆみ

49位 ◇娘よ(1984_昭59)芦屋雁之助

50位 ◇月がとっても青いから(1955_昭30)菅原都々子

51位 ◇港町十三番地(1957_昭32)美空ひばり

52位 ◇いつでも夢を(1962_昭37)橋 幸夫&吉永小百合

53位 ◇長崎は今日も雨だった昭和44年_1969)内山田洋とクールファイブ

54位 ◇長崎の鐘((1949_昭24))藤山一郎

55位 ◇奥飛騨慕情(1980_昭55)竜 鉄也

56位 ◇函館の女(1964_昭39)北島三郎

57位 ◇与作(1978_昭53)北島三郎

58位 ◇人生いろいろ(1987_昭62)島倉千代子

59位 ◇湖畔の宿(1940_昭15)高峰三枝子

60位 ◇夜霧よ今夜も有難う(1967_昭42)石原裕次郎

61位 ◇誰よりも君を愛す(1959_昭34)松尾和子和田弘とマヒナスターズ

62位 ◇命くれない(1986_昭61)瀬川瑛子

63位 ◇氷雨(1977_昭52)佳山明生/日野美歌昭和57年カバー

64位 ◇君といつまでも(1965_昭40)加山雄三

65位 ◇異国の丘(1948_昭23)竹山逸郎

66位 ◇東京だよおっ母さん(1957_昭32)島倉千代子

67位 ◇東京ブギウギ(1948_昭23笠置シヅ子

68位 ◇贈る言葉(1979_昭54)海援隊

69位 ◇おーい中村君(1958_昭33若原一郎

70位 ◇世界は二人のために(1967_昭42)佐良直美

71位 ◇酒よ(1988_昭63)吉 幾三

72位 ◇三百六十五歩のマーチ(1968_昭43)水前寺清子

73位 ◇憧れのハワイ航路(1948_昭23)岡 晴夫

74位 ◇ルビーの指環(1981_昭56)寺尾 聰

75位 ◇二人は若い(1935_昭10ディック・ミネ&星玲子

76位 ◇夢追い酒(1979_昭54)渥美二郎

77位 ◇わたしの城下町(1971_昭46)小柳ルミ子

78位 ◇また逢う日まで(1971_昭46)尾崎紀世彦

79位 ◇おもいで酒(1979_昭54)小林幸子

80位 ◇潮来笠(1960_昭35)橋 幸夫

81位 ◇人生劇場(1938_昭13)楠木繁夫/村田英雄昭和34年カバー

82位 ◇見上げてごらん夜の星を(1963_昭38)坂本 九

83位 ◇北酒場(1982_昭57)細川たかし

84位 ◇てんとう虫のサンバ(1973_昭48)チェリッシュ

85位 ◇大阪しぐれ(1980_昭55)都はるみ

86位 ◇上海帰りのリル(1951_昭26)津村 謙

87位 ◇かえり船(1946_昭21)田端義夫

88位 ◇からたち日記(1958_昭33島倉千代子

89位 ◇テネシーワルツ(1952_昭27)江利チエミ

90位 ◇喜びも悲しみも幾歳月(1957_昭32)若山 彰

91位 ◇アンコ椿は恋の花(1964_昭39)都はるみ

92位 ◇真赤な太陽(1967_昭42)美空ひばり

93位 ◇ブルーシャトー(1967_昭42)ジャッキー吉川ブルーコメッツ

94位 ◇みちづれ(1979_昭54)牧村三枝子

95位 ◇赤いハンカチ(1962_昭37)石原裕次郎

96位 ◇おふくろさん(1971_昭46)森 進一

97位 ◇もしもピアノが弾けたなら(1981_昭56)西田敏行

98位 ◇骨まで愛して(1966_昭41)城 卓矢

99位 ◇浪花節だよ人生は(1984_昭59)木村友衛/細川たかし

100位 ◇雪の降る町を(1953_昭28)高 英男

Best 101位~200位

101位 ◇バラが咲いた(1966_昭41)マイク真木

102位 ◇啼くな小鳩よ(1947_昭22)岡 晴夫

103位 ◇白いブランコ(1969_昭44)ビリーバンバン

104位 ◇無法松の一生(1958_昭33村田英雄

105位 ◇よこはまたそがれ(1971_昭46)五木ひろし

106位 ◇別れても好きな人(1979_昭54)ロス・インディオス&シルヴィア

107位 ◇昔の名前で出ています(1975_昭50/昭52年ヒット)小林 旭

108位 ◇君こそわが命(1967_昭42)水原 弘

109位 ◇東京ナイトクラブ(1959_昭34)フランク永井松尾和子

110位 ◇東京キッド(1950_昭25)美空ひばり

111位 ◇星はなんでも知っている(1958_昭33平尾昌晃

112位 ◇小指の想い出(1967_昭42)伊東ゆかり

113位 ◇青葉城恋唄(1978_昭53)さとう宗幸

114位 ◇銀座カンカン娘(1949_昭24))高峰秀子

115位 ◇星の流れに(1947_昭22)菊池章子

116位 ◇千曲川(1975_昭50)五木ひろし

117位 ◇大利根月夜(1939_昭14)田端義夫

118位 ◇俺は待ってるぜ(1957_昭32)石原裕次郎

119位 ◇イヨマンテの夜(1950_昭25)伊藤久男

120位 ◇花街の母(1973_昭48/昭52年ヒット)金田たつえ

121位 ◇チャンチキおけさ(1957_昭32)三波春夫

122位 ◇恋の季節(1968_昭43)ピンキーとキラーズ

123位 ◇古城(1959_昭34)三橋美智也

124位 ◇いとしのエリー(1979_昭54)サザンオールスターズ

125位 ◇港が見える丘(1947_昭22)平野愛子

126位 ◇勘太郎月夜唄(1943_昭18)小畑 実

127位 ◇兄弟船(1982_昭57)鳥羽一郎

128位 ◇哀愁列車(1956_昭31三橋美智也

129位 ◇長良川艶歌(1984_昭59)五木ひろし

130位 ◇祝い酒(1988_昭63)坂本冬美

131位 ◇青春時代(1976_昭51)森田公一トップギャラン

132位 ◇麦と兵隊(1938_昭13)東海林太郎

133位 ◇夜霧のブルース(1947_昭22)ディック・ミネ

134位 ◇東京バスガール(1957_昭32)コロムビア・ローズ

135位 ◇九段の母(1939_昭14)塩 まさる

136位 ◇若いお巡りさん(1956_昭31曽根史郎

137位 ◇高原列車は行く(1954_昭29)岡本敦郎

138位 ◇ふたり酒(1980_昭55)川中美幸

139位 ◇月の法善寺横丁(1960_昭35)藤島桓夫

140位 ◇東京ラプソディ(1936_昭11藤山一郎

141位 ◇みちのくひとり旅(1980_昭55)山本譲二

142位 ◇時には母のない子のように(1969_昭44)カルメン・マキ

143位 ◇星のフラメンコ(1966_昭41)西郷輝彦

144位 ◇東京音頭(1933_昭8)小唄勝太郎三島一声

145位 ◇夢は夜ひらく(1966_昭41)園まり

146位 ◇愛と死をみつめて(1964_昭39)青山和子

147位 ◇白い花の咲く頃(1950_昭25)岡本敦郎

148位 ◇北上夜曲(1961_昭36)多摩幸子&和田弘とマヒナスターズ

149位 ◇嫁に来ないか(1976_昭51)新沼健治

150位 ◇私は街の子(1951_昭26)美空ひばり

151位 ◇時の流れに身をまかせ(1986_昭61)テレサ・テン

152位 ◇別れのブルース(1937_昭12淡谷のり子

153位 ◇野崎小唄(1935_昭10東海林太郎

154位 ◇ジョニイへの伝言(1973_昭48)ペドロ&カプリシャス

155位 ◇ガード下靴みがき(1955_昭30)宮城まり子

156位 ◇下町太陽(1962_昭37)倍賞千恵子

157位 ◇旅笠道中(1935_昭10東海林太郎

158位 ◇国境の町(1934_昭9)東海林太郎

159位 ◇あなた(1973_昭48)小坂明子

160位 ◇笑って許して(1970_昭45)和田アキ子

161位 ◇学生街喫茶店(1972_昭47)ガロ

162位 ◇愛ちゃんはお嫁に(1972_昭47)鈴木三重子

163位 ◇お座敷小唄(1964_昭39)松尾和子和田弘とマヒナスターズ

164位 ◇桃色吐息(1984_昭59)高橋真梨子

165位 ◇赤いランプの終列車(1952_昭27)春日八郎

166位 ◇おひまなら来てね(1961_昭36)五月みどり

167位 ◇好きになった人(1968_昭43)都はるみ

168位 ◇知りたくないの(1965_昭40)菅原洋一

169位 ◇東京の花売娘(1946_昭21)岡 晴夫

170位 ◇圭子の夢は夜ひらく(1970_昭45)藤 圭子

171位 ◇浪花恋しぐれ(1983_昭58)都はるみ&岡 千秋

172位 ◇裏町人生(1937_昭12上原 敏

173位 ◇関白宣言(1979_昭54)さだまさし

174位 ◇北帰行(1961_昭36)小林 旭

175位 ◇黄色さくらんぼ(1959_昭34)スリー・キャッツ

176位 ◇りんどう峠(1955_昭30)島倉千代子

177位 ◇夜明けのスキャット(1969_昭44)由紀さおり

178位 ◇魅せられて(1979_昭54)ジュディ・オング

179位 ◇スーダラ節(1961_昭36)植木 等

180位 ◇涙を抱いた渡り鳥(1964_昭39)水前寺清子

181位 ◇蘇州夜曲(1940_昭15)霧島 昇&渡辺はま子

182位 ◇ダンシングオールナイト(1980_昭55)もんた&ブラザーズ

183位 ◇希望(1970_昭45)岸洋子

184位 ◇愛人(1985_昭60)テレサ・テン

185位 ◇ゲイシャワルツ(1952_昭27)神楽坂はん子

186位 ◇待つわ(1982_昭57)あみん

187位 ◇高原の駅よさようなら(1951_昭26)小畑 実

188位 ◇舟歌(1979_昭54)八代亜紀

189位 ◇サン・トワ・マミー(1964_昭39)越路吹雪

190位 ◇僕は泣いちっち(1959_昭34)守屋 浩

191位 ◇島育ち(1966_昭41)田端義夫

192位 ◇真夜中のギター(1969_昭44)千賀かおる

193位 ◇天城越え(1986_昭61)石川さゆり

194位 ◇港町ブルース(1969_昭44)森 進一

195位 ◇新妻鏡(1940_昭15)霧島 昇&二葉あき子

196位 ◇柳ケ瀬ブルース(1966_昭41)美川憲一

197位 ◇哀愁波止場(1960_昭35)美空ひばり

198位 ◇東京行進曲(1929_昭4)佐藤千夜子

199位 ◇女のみち(1972_昭47)ぴんからトリオ

200位 ◇プレイバック・パート2(1978_昭53)山口百恵

2022-05-02

女性の瞳を見ることができない

この日記の書き始めは、2022年3月23日。私の増田歴は2年ほどになる。基本はROM専だ。

週末にはてなブログランキングを見る派なのだが、その一番下に増田部門があるだろう。

ある日そこで、弱者男性話題で盛り上がっているのを見た。

弱者男性』というのは要するに、男としての権利義務や果たすとか、オスとしての欲求を満たせずに苦しんでいる男性のことらしい。特にお金モテ問題が多いようだ。

私に言わせれば、どんな人間だって自由はないと思う。

どれだけお金がある人でも、どれだけモテる人でも悩みはある。自分の思いを果たせずに苦しむことには変わりない。自由は、苦しいのだ。

私は、30代後半になる男だ。これまでずっと、道路や、公園や、箸などの大型建築物を創る仕事に打ち込んできた。あなた都内暮らしであれば、私が設計した橋梁を使ったことがあるかもしれない。

年に数えるほどしか増田には投稿しないが、退屈にならないように綴ってみる。

以下、当時の日記を加筆修正したものになる。逆時系列にしている。



2022/3/18

職場の窓口にお客さんが来た。女の人だ。見た目は25,6才ほどか。

建築関係で、測量業務相談をしたいという。アポなし。

カウンターに座るように案内をして、その子説明を聞いていた。

五分も経つと、向こうの説明が粗方終わった。話の最後で、こちらの資料サービスで何点か手渡した。

別れ際、その子が割と遠方から来ているのを知った。職務経験が浅い印象があったので、「質問はありますか?また来ることがあっても困るでしょう」と話を振った。

の子が顔を上げた。すると、次の瞬間だった。コロナウイルス対策プラ製の衝立越しに、その子と目が合った。瞼の上の、ふわりとした茶色パーマが特徴的だった。

しまった」と感じた。

話の最中、その子の姿を見ないようにしていた。私はずっと、カウンターにある資料目線をやっていたのだ。

・・・私と目が合った途端に、その子の瞳が大きくなった。茶色い瞳孔をふわっと見開いて、両手の掌をテーブルの端にちょこんと乗せて、こちらに身を乗り出してくる。目を逸らすのも失礼なので、ちょっとの間だけその子の瞳を見ていた。

その後、私は少しばかり視線を落としたはずだ。

確認ですが、このフェンスのところには町内会倉庫が置かれるんでしたっけ」

はい、そうです!」

マスク越しでもわかる、その子の綻んだ顔に目を背けるようにして私は、カウンターの端にあるスタンプ台に視線を移した。

帰り際、その子名刺を置いていった。会社名と、その子の氏名と、会社電話番号と、メールアドレスと、上から鉛筆書きで携帯電話の番号が書いてあった。「会社にいない時はこちらに」とのことだ。

接客が終わって私は、名刺ホルダーの一番目立たないところにそれを突っ込んだ。

2021/12/21

休みチャイムが鳴った。

給湯室までコーヒーのお湯を汲みに行こうと席を立ち、廊下に出たところで、細身で背が高い子が正面から歩いてきた。いつも髪をお団子みたいにまとめている。

今年入ってきた新人の子で、私と同じ高専の出だった。片手に厚生地ハンカチのようなもの(あれはなんて言うんだろう。ハンカチタオル中間みたいなやつだ)を持っていた。

の子は、私とすれ違おうとする時に、「ばぁっ!」と言いながら両手を広げ、私の方に躍り出てきた。私がのけ反るのと同じタイミングで、小走りで後ろ壁まで下がって、にやにやしながらその子職場の方へと早歩きしていった。

しまった、対応を間違えた」と思ったのは、その年の6月頃だ。

の子は私の部署で余った事務用品をもらいに来ていた。あの時私は、縦横5000×5000ほどの段ボール(中に大量の事務用品あり)を抱えて、その子に渡そうとしていた。

ダンボール箱を渡し終えた時、私には見えてしまった。

「○○さん。開いてるよ」

小さい声で、その子スカートのファスナーが開いて、横から灰色下着が見えているのを指摘した。

の子は、「あ……」とだけ呟いて、カチンコチンコチンに固まった。私がそそくさと自席の方に戻って座りかけたところで、その子段ボールを床にガタンと落としたのを聞いた。

どうやら、片方の手だけでファスナーを元に戻すことには成功していた。その子のところまで行って、段ボールを持ち上げて、「ゆっくり運ぼうね」と声をかけた。

今思えば失敗だった。その子は、あれから廊下で私とすれ違う時、たまに凄く嫌そうな表情になる。廊下の端の方に寄って、小走りで駆け抜けるのだ。その度に、申し訳ない、ごめんなさいという気持ちになる。

2021/9/30

三日月だったかもしれない。

よく行く近所のコンビニに、高校生大学生ほどの女子店員がいる。ハキハキした明るい接客をするし、どんなお客にも物怖じしないし、チャッチャとした勢いで在庫ケースを開けてアイス冷凍食品を突っ込んでいく。将来有望な子だと感じていた。

ある夜だった。コンビニによっては、お客さんがレジの画面で決済手段を選んだり、現金をキャッシャーに入れたりするだろう。

私の目の前に並んでいたお爺さんだったが、どうやら初めてのようで画面操作に苦戦していた。その子カウンター越しに指で指示をするのだが、なかなか難しい様子だった。その子身長は低い。レジから身を乗り出すも、うまくお爺さんに指示ができていない。

でもなんとか、最後の画面までは行っている。私は近づいて、「ここを押すんですよ」とお爺さんにジェスチャーで示した。無事に決済処理が終わった。

私の番がくると、「ありがとうございました」とその子が言った。「○△さんは優しいんだね」と声をかけた。「そんなことないです!」と全力で謙遜をする。

その際、彼女の変化に気が付いたのと、心の中で「やめておけ!」という声がしたのは同時だった。喉の方が早かった。

今日は、なにか顔が違う?」

実際、そうだった。あの子雰囲気は違っていた。

家に帰って、ようやくコトバが浮かんできた。あれはチークだ。女性の瞳の下がうっすらと赤くなっているやつだ。

いつだったか、直属の上司女性社員に対して、「その赤いのは何だ?」と声をかけると、その人が、「これチークです」と返して、さら上司が「チンコ?」と問い返し、微妙雰囲気になったのを思い出した。

の子は、私の問いかけにレジの前で飛び上がって、「えー、どこが違いますかっ?」と元気いっぱいに質問を返してきた。物凄い勢いで身を乗り出している。「わからないけど、なにか違う気がする」と答えたはずだ。

以後、その子レジを受けてもらう時、話しかけてくるようになった。二週間に一度くらいか

「昨日の朝、自転車で走ってましたね」

「すっかり寒くなりましたね」

「私、来月から薬学部研修に行くんです。しばらく会えません」

去年のクリスマスを過ぎた頃だったか。その子と話をしなくなったのは。

急に暗い表情になって、私と世間話をすることはなくなった。

できるだけそのレジを避けるようにしたのだが、たまにどうしようもない時があって、その度にまた暗い面持ちを見ることになる。



2021/6/初旬(特定危険があるので初旬としている)

こういうことがある度に、「間違えた」と感じる。

上に述べた内容は、人によっては嫌味に聞こえると思う。もし、あなたが異性にモテたい人間で、かつモテないのだとしたら、イライラとする内容であるに違いない。

私と目が合った異性愛者の女性は、私に異性としてのアプローチを求めるようになる。目が合わない場合ですらそうだ。

昨年の6月。他組織から依頼があって、コロナワクチンの接種協力の仕事をした時だった。文化ホールの2階席が待機場所だったのだが、覇権会社から来ている女の人は、周りが空いている状態でも私の隣付近に座ろうとした。

○ 私

派遣会社女性

△ それ以外の主に男性

△ ●●● △

 ● ○●△ 

△ ● ● △

オセロだったらと思うと恐ろしくなる。黒が集まっているし、左右には正体不明の駒がある。△がみんなルークで、かつ私の味方であることを祈りたい。

派遣会社の女の人は、昼食を食べている時、チラチラと私の胸板を見ていた。上着を着替える時は特にそうだ。

「お前、さっき俺が着替えてる時チラチラ見てただろ」と言いたくなった。

それで、相手の方に視線を向けると、メジロのようにサッと首を回して向こうを見る。これに限らず、何もしておらずとも人から視線を感じることが頻繁にある。



2017/9/上旬(〃)

この時までは、「できれば女性の目を見ない方がいい」が方針だった。この体験の後は、「絶対に見ない」と自らに誓った。

あれはまだ、前の会社にいた時だ。地元密着型の企業で、年に一度、会社敷地お祭りをやるところだった。一般の人を100人ほど招いてワイワイと楽しんでもらうのだが、私は輪投げゲーム担当になった。

昼下がり、1階の広い室内のひと区画で長机に座って店番をしていると、6才くらいの女の子が前を通った。同じ部署の女上司の子どもだった。

の子は輪投げスペースを通り抜けて、私のいる机の前まで来た。それで、微笑みながらその子の顔を見たところ、きょとんとした顔になって、トコトコと母親のところに歩いて行った……数分後、その子母親の手を引いて、またこっちに来た。輪投げゲームをやりたいという。

その時は普通にプレイしてもらった。帰り際に何かの景品、水鉄砲だったかを渡してあげた記憶がある。

その一ヵ月後だった。私と同僚が、女上司母親)の会社忘れ物を家に届けた時のことだ。

呼び鈴を鳴らして玄関口に入ると、女上司が出てきた。忘れ物を渡して、「ありがとうね」と言われたところで、例のあの子が奥の方から玄関に出てきて、私の方を見た。

すると、口をちょっと開けて、後ずさったかと思うと、一目散に後ろに駆けて行った。柱の後ろに隠れると、「いやだ、わたし、あの人に会いたくない!」と叫んだ。

一言一句、誤ってはいない。確かにの子は、慌てた声で、亀のような姿勢になって、そう叫んだのだ。「あんた!この子になにしたの!」と言われた私は、何もできなかった。

次の日から職場に居ることが苦痛になった。とにかく仕事がやりづらい。女上司との仲が悪循環的に悪くなっていった。

この日から半年後、私は転職を決意した。それから約三ヶ月間、耐えに耐え、今の会社に入ってからは、ずっと今の職場技術関係仕事をしている。



上のような諸々の現象出会うことは正直よくある。年に十回以上は固いだろう。

その度に、過去にあった嫌なことを思い出して、「馬鹿なことをしてはいけない」「自分他人も傷つけてはいけない」と自らを律する。

過去にあった嫌だったこと。思い出したくはないが、この機会だから思い出してみよう。

地元高専にいた時、アルバイト先のマクドナルドで、ある女の子彼氏彼女的な雰囲気になったことがあった。が、今の私も、当時の私も奥手で、仲が進展することはなかった。雪が降る中、飲み会の帰りにその子を家まで送って行って、アパートのドアが開いたところで「今日ありがとう。じゃあね」と言うと、その子は私の顔を見上げて、多分十秒くらい経ったろうか。視線を部屋の中へと送ってその子は、またしばらく黙っていた。すると、突然早歩きで部屋に入って、ガチャンと扉と鍵を閉めた。しばらく立ち竦んでいると、その子の部屋の中で、また何か音がした気がした。私は振り返って、自宅に帰った。申し訳ないことをした、と今では思う。

電車で移動する時。愛車(自転車)の修理が必要な時や、会社に遅れるリスクがある時は山手線通勤する。席を確保してゆっくりしていると、いわゆるトナラーというのか、見知らぬ女の人が隣席に腰をかけることがある。40もつれの女性であることが多い。やがて、その女性ウトウトたかと思うと、私の肩に顔を傾けてくる。逃げるのも申し訳ないので、大抵は我慢している。

電車通勤時に会社近くの駅で降りるとき、「すいません……」と斜め後ろからオドオドとした、だが妙に勇気を振り絞った声がすることが稀にある。そこには大抵、中学生高校生がいて、顔を伏せがちにして私の方に歩いてくる。それで、カバンから可愛らしい封筒を取り出して、「読んでください」と手紙差し出す。『ごめんね。申し訳ない』。そう思いながら、「勇気がいったよね。ありがとう。読ませてもらう」と返す。手紙を受け取ると、手提げかばんに仕舞って、会社が終わって家に帰ると衣装ケースの奥に入れる。時間がある時に恐る恐る読んでいる。



時間現在に戻す。

私は幸せではない。普通の人が望む恋愛幸せを感じられないからだ。

先日の、ある洋風居酒屋を貸し切っての飲み会の席だった。何十人もの社員が参加する、それなりの規模の酒席だ。幹事集団が、開催前の挨拶で「ソーシャルディスタンス」を連呼していたのを覚えている。

若い子が多かった。30代は私と男の後輩の2人だけだった。飲み会の開始直後を除いては、ずっと1人でメシを食べていた。二十分が経ったところで、後輩の男が、「増田さん。今いいですか」と満面の笑みで声をかけてきた。かつては同じ部署で、手取り足取り何年も仕事を教えてきた後輩だ。

要約すると、「あっちに先輩の席用意してますよ」とのこと。

彼の身長は170あるかないかで、体格は太い。着古した作業着居酒屋に来ていたが、ちょっと汚れのある様がパリピ向けの店の雰囲気にそぐうと感じた。

笑顔はきれいだった。店内の薄暗いLEDに照らされて。少年的な感じのするスマイル。顔は色黒いのだけど、爽やかな感じが伝わってくる。

はいいやつだ。数年後には、いいお嫁さんをもらっているのだろう。

女の子が2人待ってますよ。増田さんのために揃えたんです、褒めてください! △△さん(4階の職場で一番綺麗とされる女性社員)が来てますよ」

後輩はそんなことを言った。私は特別席へと案内を受けるようだ。

後輩は、うす暗い居酒屋とある区画の前まで来ると、「俺は男同士で飲みますわ。先輩は楽しんでください」と向こうのスペースに行った。目の前には後輩が説明したとおり、女性が2人、灰色調のソファに並んで座っていた。それともう1人(「ばぁっ!」の子)が2つ隣のソファまごまごしている。私は対面に座せばいいようだ。

それで、女の子達(同じ階の後輩3人だった)を見た。一人はショートカットで、一人はセミロング?をポニーテールみたいにしていた。もう1人は、肩甲骨の下までの長い髪だった気がする。

雑談小一時間した。私目線だとそれなりに盛り上がった。みんな大体同じだけ会話ができていたはずだ。退屈そうな素振りしたこともあったが、気付かれていないと信じる。

この時も、やはり後悔がある。トイレで席を立った時、あの男の後輩を見つけた。少し酔っていたのもあり、声をかけみてた。

女の子はいいや。後輩君と2人で話したいんだけど。どうかな」

と彼に告げたのだが、鎧袖一触とばかり、「ふざけないでくださいよ~!」と、私の背中を押して、あの子たちのいる席へと連れて行かれた……。

それからずっと、あの子達とお喋りをしていた。やがて、飲み会の締めの挨拶が始まったのに合わせて、私は特別席を立って遠くのスペースに移動した。挨拶が終わる頃、幹事達に1万円を渡して、誰にも声をかけずに帰った。

色々と勉強になる飲み会だった。またいつか、機会があれば行ってみたい、かもしれない。



自分という存在が嫌になる。私にも心があり、胸にときめきを感じる瞬間があり、その存在がほしい、手にしたい、一緒になりたいと願うことがある。

でも、手に入ることはない。手に入れようとする行為自体が罪になる。挑むこと、それ自体が罪なのだ。私にできるはずがない。できない。できないよ。私には。

増田につらつらと想いを書き綴ってはみたけれど、どうやら少しだけ気分が楽になった。つまらない日記になっていたら申し訳ないけど、できればそうでないことを祈っている。

この記事を読まれあなたが、今年も幸せでありますように。

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