食事を終え、小雨の中帰りの駅にいっしょに向かう時にそれは起こった。
やつがなんの予告もなしに、ただ物凄い殺気を帯びて出口に忍び寄ってきた。
ヤバい、これは一撃で殺されるやつだ。
すぐに足をとられた。むやみに動くと一気にやられる。動けない。。
「ごめん無理だ」と彼女に告げ、
傘をお互いに刺していたので、2本の傘でうんポーズの姿周りは隠せた。
彼女に見守られながらひと通り出し切り、お尻の処理をハンカチで済ませた。
そのあと、近くの某コーヒーショップで、第二波を無事に対処し、糞の後処理をして家路に向かう。
涙がこみ上げたので、「手を握って欲しい」とお願いしたら、優しい笑顔で握ってくれた。