この非対称はなんなのか。
女性にとっての、いわゆる、理解ある彼くん。
男性にとっては、セックスできるお母さん。
そんな対応になると言われているのは何故だ。
わかりやすいバリエーションが近隣にあるはずなのに。
理解ある彼女さん。
誤解しかない彼女さん。
セックスできるお父さん。
どこかへ消えた?
形而上の闇に葬り去られた人々の、便宜的な墓標を、ここに立てよう。
イデア界にさまよう仮想の魂よ。安らかなれ。
「フォッフォッフォ わしが来るべきはここだったようじゃ」
あなたはまさか!
「『ハンカチ王』じゃ。『ハニカミ王』もじきに来るよ」
ハンカチ王国を統べる、やんごとなきお方が知られざる戦いを終えて凱旋なされたのか。
向こうから、動物たちがやって来るようだ。
「ヨシ!」
君は… 『現場犬』?
いやヘルメットがない。そうか、『会議室犬』か!
「全然違うよ」
そういうあなたは、『全否定シロクマ』!
実体を持たぬ者どもに囲まれて、不思議と居心地の良さを感じた私は思い出した。
そうだ。自分もまたこの場所を目指してきた。
私—— 現吉田は、ここで。空想の霧に包まれた墓地を、訪れる亡者を待つのだ。
Permalink | 記事への反応(2) | 06:38
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理解ある彼女ってオタクが読む漫画にしか存在しないファンタジー
タイトル以外全部読んだ