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2023-05-09

anond:20230509192157

手帳が取れない程度の障害児が一番しんどい思いをするという説もあるよ。

生きづらく、嫌われたり仕事が続かなかったりするのに、将来のお金の見通しもない。

ある程度重い知的障害があれば、高等部卒業と同時に施設入所の内定も取れて親も安心できたりする。

2023-05-08

富山を出た20代女だけど、地元炎上について言いたいことがある

https://anond.hatelabo.jp/20230503204955

この増田言及しているが、富山から若い女性が流出しているというニュース地元炎上している。

ネット上で憶測憶測を呼びとんでもないことになってやがるので、当事者として事実を書こうと思う。以下、大変不名誉なことに例の記事で「問題のある層」として紹介されてしまった「富山から出た20代女」として書きます

とりあえず、自分実体験を踏まえて誤解は誤解、合っている部分は合っていると説明する。0歳から18歳になるまで富山の中心地富山市で見聞きしたことですが、地域によって違いはあると思う。

富山を出た理由

はい、まずこれですね。ご期待に沿った回答でなくて申し訳ないが、私の場合は「都会の企業より待遇・条件のいい企業がないから」です。私は大学進学で富山を出て、そこから新卒就職した。国内外でそれなりに知名度のある大企業専門職で働いており、ハッキリ言って内定が出た都会の企業以上の待遇が期待できる会社富山にはなかった。海外赴任したいし。仮に私が男性でも、それは変わらなかったと思う。「女はお洒落キラキラした都会に憧れるから」とか「いい男を捕まえるために都会で遊びたいんだろ」とか的外れ女性蔑視考察をしていた方々!超地味〜な理由申し訳ない!

と私の場合はそうなんですが、実際に皆様が指摘されている「若い女性の扱いが酷いから」「陰湿県民性から」というのも正直富山を出る理由の一つにはなると思います。それについてこれから書きますね。

男尊女卑について

これは間違いなくある。あちこちで言われている「富山共働き率が高いが家事育児は全て女負担」「専業主婦は遊んでいると言われる」は残念ながら私の周りでは事実です。冬は雪かきもあるけど、それも女の仕事

【捕捉】私の周りでは女が雪かきしていたが、冒頭にも書いたように地域によって違いはあると思う。あと、富山市の場合は、余程狭い道じゃない限り除雪車がまとめて雪をどけて道を作っていた。

うちの家庭の話をする。私の母は富山では珍しく管理職社会的地位が高い。収入も父より上だ。しか家庭内での家事育児は、ほぼ全て母か私が負担していた。私は小学生の頃から事あるごとに父から家事労働や弟の面倒を見ること、祖母(父の母)の介護をすることを求められてきた。理由を聞くと毎回「女の子なんだから」「長女として」という言葉が出てきた。今問題視されている「ヤングケアラー」扱いされてきた。そして母より稼ぎが少なく家事育児をしない父は、仕事以外では家でゴロゴロしているか遊び歩くかしていた。それでも一族の扱いは「一家大黒柱」。

このように、女性であることを理由理不尽家庭内労働押し付けられる文化は今でも根強くある。でも男性男性で、一人立ち後や結婚後も仕送りして親や兄弟を養って当然という空気もあるため、問題は「男尊女卑」というより「性差別的な価値観」「性的役割押し付け」な気もする。

県民性について

県民性をまとめるなら下記の3つだと思う。年齢や性別職業関係なく、富山では下記が「普通の人」として扱われていた。無論まともな富山県民もいるが、あくまでも富山マジョリティは下記なのだと思う。

⚫︎差別意識が強い

⚫︎集団で束になり個人を虐げる

⚫︎嘘をつく


⚫︎差別意識が強い

地方から…と一括りにするつもりはないが、全体的に差別意識が強い。また、息をするように人権侵害レベルのことをする人がかなり多い。陰湿村社会のようなコミュニティがあちこちにある感じ。

これは性差別だけでない。県外から来た人や外国人等、周りとは違う人に対する差別が本当にひどい。実際、国外や県外から来た人が口を揃えてそれを指摘し「富山にはもう2度と住みたくない」「陰湿な人が多すぎて暮らせない」と言っている。

⚫︎集団で束になり個人を虐げる

学校会社で束になり村ぐるみで追い込んで組織から追い出した、という話は頻繁に聞く。また驚くことに、ほとんどの人がそれを酷い事、恥ずかしい事だと思っていないため、加害者側の人たちが笑いながら話しているのをよく見る。「集団とは違う存在を皆で一致団結して追い出す。」彼らはそれこそが「正義」だと疑ってない空気すらある。法律倫理観なんぞより、自分たちの村の平穏を維持することが大事なのだ

⚫︎嘘をつく

嘘も方便」のような嘘ではなく、自分利益のため息をするように人を騙す詐欺師タイプの人が当たり前にいた。というより、富山ではそういう人が「普通大人」だった。

医者歯科医患者に「ここを治す必要がある」と嘘をつき多額の金を巻き上げる。営業店員商品説明の際に「こんな機能がある(実際にはない)」と客を騙して買わせる。中学高校教職員が生徒に「個人スマホからネット閲覧履歴書き込み履歴は全て学校側が把握しているから余計なことをすれば分かる」等の嘘を教え従わせる。

全て身近で目にしたことだ。富山市の進学校付近でこれなので、自分の周りが特別治安が悪かったわけではないと思う。

都会に出てみると、自分メリットがあろうがなかろうが関係なく嘘をつかず誠実に対応するのが当たり前という人ばかりで本当に驚いた。個人的には一番富山とのギャップがあり驚いたこである

【余談】「少子化対策のため未婚化を阻止」のグロ

スルーしてる人が多いのだが、個人的にこのニュースで一番問題だと思ったのはここ。

つい最近国連が下記の提言をしたにもかかわらず、真逆のことを当然のように行っていて頭を抱えた。富山県民はあまりにも人権意識が低すぎると言われても、私は反論できない。

出生率押し上げより男女平等を」 国連人口基金が提言

国連人口基金(UNFPA)は19日、2023年世界人口白書公表した。人口が減少に転じる国もあるなか、出生率政策操作しようとする国が増えており、女性に悪影響が及ぶと懸念を示した。出生率にこだわらず、男女平等社会経済の発展を目指すべきだと提言した。(2023年4月19日 日本経済新聞記事より)

少子化対策

まず、富山県民に限らずこれを言う人は「健康生活保護等を受ける事なく働いて納税社会を支える人がほしい」という意味で言ってるんだと思う。逆に言えば、その「増やすべき人間」に中に納税奴隷にならない人や障害者年金を得て暮らす障害者生活保護を受けなければ生きられない人は入っていない。また、病気性的指向等で子供を作れない、またはなから作る気のない人たちもその中には入らない。つまるところ、「少子化対策」とは優生思想に基づいて、人間生産性だけで見ているからこそ出る言葉だと思う。

そもそも妊娠出産女性の体や脳にとんでもない負荷をかけ、最悪後遺症が残ったり死ぬこともある重大事項だ。それをやる・やらないを決める権利は本人にしかない。「妊娠から出産後に至るまで死ぬほど苦しむし、マミブレインで頭悪くなるし、結構確率後遺症残ったり死ぬけど子供産んでくれない?」と他人が推奨できる類のものではない。子作りを推奨する側は、男女問わず子供さえ作ってくれれば相手の体なんぞどうでも良いと言わんばかりにそのマイナス医学事実を伏せたまま妊娠出産は「幸福なこと」だと喧伝する。

また、Twitterで散々言われていたように子供を本人の同意をなくこの世に生み出し、義務から強制的労働させるのは倫理的に考えても利己的でグロテスクだと反出生主義的な指摘をされても仕方ないだろう。

●未婚化を阻止

はい、言うまでもなく人権侵害の極みですね。男女を結婚させ出生率を上げるという発想自体女性産む機械男性を産ませる機械として見ている。人間には結婚する・しない、子供を作る・作らないを決める権利がある。また、結婚するにしてもその性別は当然異性である必要はない。

長々と批判ばかりしてないで富山のいいところも言え

・魚が美味い!

・米が美味い!

家賃が安い!

以上、今絶賛問題児扱いされてる富山を出た20代女でした!

2023-05-07

地方電力(技術職)に就職して数年経った

スペック

地方出身

東京一工 学部

就職まで

漠然といずれは地元に帰るだろうなーという予感もあり1dayインターンに参加、この時点では進学をメインに考えていたが囲い込みのようにそのままジョブマッチング内々定

当然他に就活もしておらず、進学への強い意志もなかったのでなし崩し的に承諾、

1年目

現場に配属されて最初の2、3ヶ月は仕事してる気になれてそれなりに楽しかった、が、

毎年やってる工事仕様書作成(ほぼ年度変えるだけ)やら、

ほとんど仕事してないのに自分の倍の給料貰ってる高卒おっちゃんやら、

どう考えても非効率な社内ルールやら、

原発事故業界全体として低調なボーナス(4ヶ月はない)やら、

諸々で心が折れる

同級生はといえば進学して楽しそうに研究してたり、外資やらリクル◯トやらで新卒なりに楽しそうに仕事してたのが羨ましくなり、転職サイト登録するもオ◯プンハウスコンサルベンチャー地元零細企業、等等からしスカウトはこない

2年目から現在

正直仕事は8割手を抜いてても回るので楽なのは楽。心折れるほどでもなかったわ、でそれなりに仕事してそれなりにサボる。上見てる感じでも誰がやっても差がつかない仕事なので、でかいミスさえなければ学歴のおかげで出世ルートには乗れそう

再稼働しないとボーナス低いままだよなぁ

とか

こんな働き方してたら転職絶対無理だなぁ

とか

20代もっと仕事コミットすべきだよなぁ

とかって思いと同時に

これだけ楽な仕事やめてもなぁ

とか

規制産業で安泰ではあるしなぁ

とか思ってる自分もいる

転職活動自体はそれなりに継続的にやってて、内定は出るけどいざ、ってなると転職するほどの不満もないし、で辞退、を繰り返してて迷子になってる

自分の中でこんな年功序列じゃない世界ならもっと評価されるはず、っていう気持ちと、成果主義環境に移って期待に応えられるだけの成果を出せない可能性があるならこの環境の方がマシ、っていう相反する感情があって

結局自尊心を傷つけたくないだけなんだろうな

もう2、3年して現場を離れればまた価値観も変わるのかもしれない、少なくとも風俗の話しかしない、働かないおっさんは視界に入らなくなるはず

ここまで書いててなんとなく気づいたけどこの業界のものへの漠然とした不安と、身につくスキル特殊性に対する不安が大きいんだろうな、

9連休でまた色々考えちゃったので吐き出し

2023-05-06

anond:20230506000527

書いたら落とされる、内定もらっても申告したら出世コースから外れるようなこと誰も言うわけがないという話

anond:20230506065557

そんなことないやで。

業務改善はできるならやられている

これはちがうやで。と言うのは、業務というのはほっとくと劣化していきどんどん非効率になっていくんや。

そこで改善を繰り返していくことでようやく現状維持なんやで。それが「カイゼン」や。

カイゼン個人スキルにならない

これもちがうやで。なぜなら、転職活動の時に、以前の会社でどれだけこの種の活動をやったかというのは相当なアピールポイントになるからや。

特に30歳超えてからメイカーでの転職は、相手現場をよく知る人間が出てきて、面接をすることになるんで、改善活動消極的でさんかしとらんと見抜かれて全然内定もらえんのやで。

2023-05-05

いつも出遅れてる増田独り言

25歳で主任になった人がいる

その職種一本でやってきて、新卒から同じ会社に居るので昇格自体は割と妥当なんだと思う


かたや30にもなって一回も役付きになったことがない自分

25までフリーター、一度正社員になるもクソブラックすぎて退職。27までまたフリーターをしてなんとか今の職種キャリアチェンジした

28から経験でそれなりに倍率の高い職種採用された。でも仕事は未経験だったからか、営業のケツ拭きか、自分が作ってもない(存在すら知らなかった)書類デスクに置かれて「なんでお前が知らないんだ」と怒られる日々

重要仕事は全てが同僚の方に振られ、自分には何の共有もなくただ口だけで「次から増田くんに任せるから」の一言でいつも終わり。外部とのやり取りも自分係長から任せられていたのに、同僚は自分無視して勝手にやり取りするのでもう滅茶苦茶

嫌気がさして、29歳の頃に転職活動活動をしたら30歳に差し掛かったあたりで内定をもらえた

雑用係が)居なくなると困るから辞めないで!と上司から言われたが普通に辞めた。辞める人間に9連勤1日休み9連勤をさせておいて

いざ退職日が使づいてくると有給を使わせないムーヴかましてきたので正論パンチかまし有給を全部消化した



そして退職して、いざ新天地へ!となったのも最初の1か月ぐらい

3か月経った辺りで、下半期(といっても在籍2か月)の評価自分にもあるということで、面談後に評価シートが送られてきた

評価シートを見たら、最低評価だった。理由特に書いておらず、何が悪かったのかすら不明

覚えてるのは部長が「うちの評価システムって相対評価から必ず最低評価の人を出す必要あるんだよね」という言葉だった。多分だけど生贄にちょうど良かったんだと思う

まず仕事に対する成果と姿勢評価なのに、相対評価って頭おかしくね?って思うし、百歩譲って相対評価だとしても成果に対する評価絶対評価じゃないと公平な判断できなくね?と思った

最高にモチベが下がって現在に至るのだけど、入社して半年経ってないのにもう次の転職のことを考えてる

とりあえず年齢とキャリアバランス、実績が少な過ぎるので個人目標に定められている成果物(導入しないと国から罰金)は上手い事やって自分の実績にしたいと思う

キャリアも前職と併せて、合計で3年ぐらいになればそれなりになる算段でいるけど、25歳で主任になった人には一生敵わないんだろうなって思うと気分が滅入る。99割ぐらい自業自得なんだけども

2023-05-01

anond:20230501144947

俺はプログラマーから先進国で働きたくて英語勉強してその過程能力を数値化して確認するためだけにTOEICは受けた。

結局海外会社から内定もらって就職したけどね。TOEICスコア元増田程度にはあるけど、どうでもいい

anond:20230501104325

と言うか、もう退職予定。付き合ってられるかという気持ち

コロナ禍になる前からテレワークリモートワークの仕組みを作ろうって話を提案し続けた。これはうちに介護必要な弟がいて、どんどん状態が悪くなってる事もあったんだが。

一部が通って、実験スタートさせるも予算つけて貰えない。業務の合間でやれということで、自分勉強してオープンシステム研究していた。

そこで、コロナ禍になる。コロナ禍になったら、今度はまだ完成してないのかと謎の反発になるも、予算が出て、一気に構築した。とは言ってもモダンものではない。単なるVPNだが、地域IP網の折り返し通信を使うとかでかなり低コストで快適な仕組みになったと自負している。

が、ITシステム担当システムが動かなかった時にフォロー必要であるという謎の理由で出社強制コロナ禍でもテレワーク許可される事はなかった。

そうこうしているうちに、弟がデイでコロナをもらってきて、俺も含めて罹患。親と弟は入院、俺は自宅待機となってようやくテレワークを使ってもよいことになったが、一時的もので、出社に切り替えられる。

親は1カ月ほどで退院できたが、弟はリハビリ必要になり、一年かかってようやく退院

より重い介護必要になる状態になってしまうが、施設での受け入れ先がない。

退院にあたってテレワーク申請介護休暇をちらつかせてようやく許可を取って、週3日テレワークでやっていたが

先日、全社で無条件出社の御触れがでた。

もう付き合ってられるかと言う気持ち

転職活動したら、在宅中心、週1出勤、年収2割UPの条件で内定出たのでもう辞めるところ。

それでも、GW返上して、有休消化期間もとらずに引き継ぎしている俺は愚か者である

もう自分自身にも付き合ってられない。

2023-04-30

anond:20230430232753

すんごいニュースって……NHKで毎年就活動向やってるだろ。特に途中経過、9、10月内定率についてな。

コロナ禍真っ盛りの期間だったならなおさら

院があればそっちに流れるのは分かるわ、普通にお気に入り院試通用する語学力なきゃ論文読めん、ロンダ難しいからそのまま楽なFラン流れる

こっちも大卒就活した身だし休学する人はいた、休学の利用目的も大抵は知ってる。ロンダした友人とは仲良かったし、適当卒業後もいろんな話聞いた。それをFランで当てはめたらさぁ…

ほんとあと答えられてないのある?ただの下衆の勘ぐりがなんの琴線に触れたか知らんが分かっていただけた?まじめんど

anond:20230430223206

全部説明しなきゃだめ?

数年前のコロナ関連の就活の動向はニュース内定率が下がっていたこからの推測、あと友人に学歴ロンダした友達の話をよく聞いてたからそこから当てずっぽうで言っただけなんだけど。

そんな的中してた?傷ついてたらすんませんね。

2023-04-29

初めての転職ちょっと困ってるんだけど

30代、10年勤めたブラック企業から逃げ出して約半年が経った

2社から内定をもらっている

こないだまで入社する気満々だったA社から条件の提示があったのだが

基本給約18万、固定残業代約5万、その他手当含め月給約25万だった

年2回のボーナスを含めると年収340万ほどになるが、本当にそれだけのボーナスが出るのか信じられない

配属先は20代ほとんど、雰囲気は良さそうだけど辞める人多いのかなって感じ

副業OKだけどそんな暇なさそう

一方のB社

フルリモート、基本給約26万、年1回のボーナスを含み年収約330万

手当は在宅勤務手当が少し付く程度

話を聞く限り負担の少ない業務残業ほとんどなさそう

配属先の雰囲気は「良い」とのことで、離職率は少ないらしい

A社よりは規模のでかい会社

副業OK

仕事の内容としてはA社の方がやりたかたことなので、多少ハードでも頑張ろうと思っていたが基本給がこんなに低いのは想定外だった

B社の仕事もやりたかたこととほぼ同じだが方向性ちょっと違ってて、でもやりがいありそうだし、自分はあえてそっちに進んだ方が向いてるかもしれない

でも将来性を考えると……って無限に悩んでしま

ともかく、基本給が低いとこはやめた方がいいのだろうか?

2023-04-28

anond:20230428111543

ガチ大企業なら今時インターンで実質内定囲い込みバリバリだし採用活動の動きも超早いんで、現時点で大企業から内定もらえないとか言ってるならもうそこの競争からは完全に脱落してるぞ。

コンプ辞められなくてもいいけど、だったら第二新卒キャリア大企業転職する方がまだ現実的

お前は地元優良とか業界中堅とかでとりあえずキャリアを積め。

マッチングアプリドタキャンされた者同士で会った話

今更ながらTが頭文字マッチングアプリをしてみたアラサー女です。

ドタキャンされたもの同士で駅前で会ってみたので、せっかくなので男女での見え方の違いについてお互い話し合ってみました。

そのドタキャンされた方も大変素敵な方だったんですが、男性側の画面だと like が99を超えるって事はなかなかないとのことです。女性側だとアプリを開くたびに何十件Likeされました。のような画面がよく出ます

私の側の画面をその方にお見せしたら、男女の差を歴然と感じられたようです。このときにある程度容姿がととのった男性でもマッチすることは難しいんだなと思いました。ちなみにその方は私の年収が500万ぐらいとお話したところ、600か700ぐらいありそうな言い方をされていたので、年収があり社会的?や組織的地位があってもなかなかマッチングは難しいし、さらに言えば出会えるそして続くということは難しいんじゃないかなとその時に思いました。あと、まともに話せる女性出会ったのは初めてですと言われました。同じくらいの言語能力があるもの同士が出会うのは難しいのか?

もちろん私も遊び目的というか、色んな異性にしてあってみたいぐらいの感覚でやっていたんですけども、100とか200とかメッセージをやり取りしていると、どうしても1つ一つのメッセージを丁寧ではなく、簡潔なものになってしまっています

そういうことで傷つく男性もいるようで、この数の違い待っている人の違いで大きな差がつくんだなと思いました。

1ヶ月やってみて、マッチした数は300ぐらいメッセージを実際にやり取りにしたのが200ぐらい、その中から通話をしたりして会う事前確認をした人が100人くらい。その通話の時に顔を見せたり、事前に写真を交換して無駄時間を過ごさないようにした結果、実際に会えた人が30人くらいです。予定合わなくて来月にしている方もいるのでもう少しいますね。

ほぼ毎日のように時には一日2,3人あったりしてましたが、会えた人は比較的まともと言いますか予定を守ってドタキャンせず、食事に行ったりとか、その後2人の空間に行けたのでそれは良かったんだと思います

会う直前にもめた人たちの中には「他の男には毎日あっているんだろう」と言われることが多く、今回のドタキャン同士であったことで、その罵倒について何か理由が見えたように感じました。選ばれない感覚就職活動内定を貰えない時期と似たようなものがあるのだと。

今後は、会うに対する重みが随分と違うようなので、神経を逆なでして殺されないように気をつけます。

2023-04-26

最低限書いてほしい求人情報

転職活動中なんだけど、実際面接行くと行かなきゃよかった…と思うことがなかなかにある。

求人情報に最低限載せて欲しい情報ちゃんと書いて。お願い。お互い手間やん。

休日日数

求人サイト情報では日+祝日は必ず休み+シフト制+長期休暇各種みたいな書き方だったのにいざ面接で聞くと年間休日105日だった。そして日曜日はあまり休んでないと口頭で言われた。書け。書いたらだれも応募しないが書け。

②お給料

内定受諾後に提示されたことがあった。思ってたより2、3万少なかった。内定出した時点でこのお給料ですと言え。可能なら面接の時点で言え。

仕事内容

いやそれは書いてあるでしょ~?と思うでしょ、書いてない。すごくフワっ…とした書き方。自社でしか使わない役職名前を出した(例:○○アドバイザー、○○コンシェルジュなど)よくわからない煙に巻かれてる感。営業販売員!!はっきり言え。

こちらは赤裸々に職務経歴書まで付けてるのに…ンモゥ…ちゃんとして?お互い時間無駄だよ?ん?

お前らこそちゃん経験書けできることできないこと書けって?

シカニ~。

2023-04-25

就活卒向け アドバイス

見る人いるか知りませんが、書き残してネットの海に残しておきます

自分スペック

march文系(社会学部) 、部活(文化系だけど)代表バイト(集団塾を4年)

日経225メーカー 事務総合職内定もらった

前提:他者差別化しろ

これが大前提です

正直ESや短時間面接能力やら人柄を判別するのは不可能です

そうなると当然、「記憶に残る」学生に注目が集まります(特に書類選考)

就活市場、というくらいですから他者商品(学生)と差別化を図って、生き残っていきましょう

インターンに参加しろ

インターンってなんだよ」という方はリクルートに教えてもらってください

自分が参加してたのは短期のやつ(1dayとか)でしたが、夏・冬両方参加した会社から内定をもらいました

会社にもよりますが、早期選考に関わるのは冬だけ、でも冬インターン選考で夏インターン参加者優遇するよ、という制度があったりしま

仮に制度が無くとも、インターン担当部署はだいたい人事部ですし、参加することで社員雰囲気もわかる(=クソみてえな会社かもわかる)ので、参加しない手はないかと思います

ちなみに長期インターンは参加してません(そもそも日系企業の多くは長期インターンやってない)

②今すぐにでもサークルに入れ

理由単純明快 ノンサーはESで書くことが無いからです

0から1は困難ですが、1を100に盛ることは容易なので、とりあえず入る、で、起こったエピソードを脚色してESを仕上げましょう

もちろん、バイトガチった、長期インターンで成長した、ゼミに入った…などなどあれば無理しなくてもいいかと思います

ただ、バイトやらゼミやらって他の学生もしてるので、差別化って観点から見ると微妙な気もしま

高望みするな

一番重要かも

ニッコマはニッコマ早慶早慶です

私自身、早慶以上がボリュームゾーン会社の早期選考も何社か受けましたが、全てお祈られました(最終面接にもいけてないです)。K汽船、行きたかった…と今でも思っています

もちろん、一部の超人も中にはいるんでしょうが、素直に自分学歴を受け入れて、現実的戦略を採ったほうが、結果的にはうまくいくのではないでしょうか

就活死ぬほど時間を食います。夢を追うことは素晴らしいとも思いますが、無理な会社コストを割きすぎるのはやめましょう

ちなみにインターンに参加すると、その会社学歴ボリュームゾーンがなんとなくわかります

私も10社くらい参加してますが、

海運3社、

ほぼほぼ早慶以上、たまーーーーーに明治

三大重工のどっか

基本早慶以上、たまに関関同立明治

メーカー(内定先)

基本march、4回くらいGWやって一回だけ専修の子見た

という感じでした

正直、学歴フィルターはあるよね

④で、結局成功の要因は?

「早く動いた」(3年の春には動いてた)、「差別化した」(部長としての経験推しまくった)、「ある程度で妥協した」(まず手堅いとこから始めて、余力で挑戦した)

ことが成功要因かと思います

就活のやり方に成功はありません

でも、何も知らない三年生がやるにはあまりにもハードルが高いイベントなので、この記事が少しでも役立てば嬉しいです

2023-04-19

氷河期世代ささやか復讐

娘の海外引越しを終え、日本に帰ってきた。これでやることはやった、という謎の達成感がある。


妻も私も就職氷河期世代で、大学卒業時に理系卒が指定校推薦就職を決めていく中、何十社も一般応募を繰り返してやっとつかんだ内定

やりがいとか正直どうでもよかったが、就活をやり直すのが嫌で必死に働いた。当時はコンプライアンスもゆるかったから、月の残業が100時間を切ると今月は楽だったなーという感じだった。

会社管理職には団塊の世代やその少し下が吹きだまっていて、昇格は遅々として進まなかった。車を買って社内外のゴルフコンペに参加した方がいいと何度も言われたが、休日にまで仕事の延長をしたくなかった。

BPRだのターンアラウンドだの、今でいうDXのような動きが色々あったが、変革するフリだけで誰も本気じゃなかった。

日々の生活に目を向けると、どんどん重くなる税金社会保障料、親の介護支援費用。まだ認知症ではなくて助かっているが、今後どうなることか。


アメリカ出張で参加した講演で上りエスカレータの国と下りエスカレーターの国があるという話を聞いたが、まさに日本は加速する下りエスカレーターだ。就職してからずっと、下りエスカレーターを上り続けている。

就職で苦労し、若手~中堅の頃は上の世代を養うために少ない給与で働かされ、シニアの今は若手のために給与カーブが下げられている。一所懸命頑張れば将来は楽になるというのは、我々の世代については完全に噓で、ずっと日本社会に振り回されるだけだった。

妻も子供達は上りエスカレータに乗せたい、自分たちと同じ苦労はさせないという想いを持っていたようで、子供たちの日本脱出を協力して進めることができた。というか、妻の方が熱心だった。


先日、子供たち全員の海外移住が終わった。まだ、自分たちの老後を何とかするぐらいの余裕はあるから、我々のことは気にせず大きく羽ばたいてほしい。

日本を成長させる芽を他国に移し、ささやかな我々の復讐はここまで。もうすぐ、最初の孫も期待できそうだ。後は物価医療費の安い日本ゆっくり過ごしても、バチは当たらんだろう。

スズメヒナが落ちてきたので保護した時の話(※ハッピーエンド

2016年5月8日の昼ごろ、我が家の裏手にスズメヒナが2羽落ちてきた。隣の家の軒下にでも営巣してたんだろう。

うち1羽は成熟しており「巣立ち」の最中なのか余裕があって、しばらくすると自力で飛び立っていったが、もう1羽はまだ羽も生えそろっておらず、飛行もジャンプもできない様子。ういのキッチン横の室外機の下に自主的避難し、縮こまって親を呼んでいた。ネットで軽く調べてみると、スズメヒナは巣から落ちるのが普通で、落ちたら落ちたで、その落ちた先で親は育児を続けるらしい。まわりを探してみると、両親と思われるスズメがとなりの家の屋根の上から見下ろしており、ヒナとさかんに鳴き交わしていたので、そこに退避したことには気づいているらしい。きっとその場で育児を続けるだろうと思い放置。ちなみに巣立ちヒナのほうは気づいたらいなくなっていた。飛べるので、もう親離れしたのか、あるいは両親が別の場所で世話し始めたのか。

夕方が過ぎ、そして夜になるが、両親はヒナから離れていってしまった。人間を警戒して、室外機の下に入り込めなかったのだろうか。小さな箱に布を詰めて、その中にヒナを移動させ、上から視える位置に移動させるが、結局ダメ。落下してから時間くらいが経ち、エサも貰えず、気温の低下で体温も下がり、ヒナはどんどん弱っていった。

母は助けてやりたいと言うが、私はこれが野生の摂理から仕方ないよ、と首を振った。夕食後、ひとりでヒナを見に行ったが、死んでたら埋めてやろうくらいにしか思っていなかった。

ヒナは箱のなかで横倒しになり、目を閉じ、脚をぴくぴくと痙攣させていた。もうだめだ、あと数分で死ぬな、と思ったそのときヒナが私の気配を察して口を開けた。なにか食わせてくれ、という風だった。私はショックを受けた。「助けて」と懇願された気がした。

今考えたら「じゃあ気取ってないで最初から助けろ」と思うのだが、その瞬間、私の心に「守ってやらなきゃ」という炎が燃え上がった。ほぼ衝動的に、ヒナを抱えて家の中に入り、玄関避難。まず40度ほどのぬるいお湯を注射器で与えてみた。誰かが自分を助けようとしていることに気づいたのか、声が出ないほど衰弱しきっているのに「ピイ」と鳴いてくちばしを開く姿に涙が出た。ぬるいお湯を与えたあと、足温器タンから引っ張り出してきて電源をつけ、その中にヒナを突っ込んだ。たまに水を舐めさせ、足温器で暖めながらじっと見守っていると、30分ほどして突然目を開き、大音量で鳴き始めた。体温が上がったこと、水を飲んだことで体力が戻ったらしい。その後、私は夜通しヒナに寄り添い、砂糖水を飲ませたり、きな粉を混ぜた卵の黄身(なんかググったら出てきた)などを与えて、なんとか夜を越させた。相手人間だと分かっているようだが、平気でエサをねだってくるし、注射器相手にもくちばしを開いてくれた。

9日、日の出とともに親鳥と思われる2羽がウチのまわりを飛んでいた。目の細かい籠に足温器ごとヒナを入れ、昨日ヒナが落ちていたあたりに置いてみると、2羽はヒナの声を頼りに右往左往し始め、やがてヒナ位置確認したのか、虫らしきものを咥えて飛んで来るようになった。給餌をしてくれているらしい。昼ごろ、何かあった時のために、スズメ用のエサの市販品と、鳥類に給餌するための道具を買ってきた。やっと一安心といったところだが、午後から雨が降り始めた。ヒナ足温器が濡れるといけないのでダンボールで覆う。ところが、雨のせいか、あるいはダンボールのせいか、親鳥は給餌をやめ、立ち去ってしまい、結局夕方以降、ヒナはエサを貰えなかったようだった。

足温器に入っているとはいえ、外は寒いので、中に入れてやることにした。結局この日の夜も、私は夜通しヒナを見守ることになった。ただ、ヒナ本能的に夜は眠るので、特に何もしないで寝かせてやればいいらしいのだが、ネット情報に惑わされて、ヒナを叩き起こしてエサ(買ってきた擂餌)を無理やり食わせたりしていた。このときヒナは既に人間への警戒心を思い出しており、私たちからエサを差し出されても、お腹は減っているだろうにあまり食べてくれなかった。差し出される注射器から後ずさって逃げて、イヤイヤと首をふるのがとてもカワイイ

当時、私は就職活動中で、この日の夕方に今働いている会社から内定をもらったのだが、スズメのことで頭がいっぱいで全然喜ぶどころじゃなかった。

10日、天気はくもり。夜明け前ヒナが腹減ったと主張し始めたので、擂餌と砂糖水をちょっとだけやり、そのあと外に出した。日の出と同時に親鳥が飛んできたが、ヒナはさっきので腹が膨れたのか、あるいは寝ぼけてるのか、親の呼びかけに返事をしない。少し焦ったが、しばらくするとちゃんとエサをねだり始め、両親の給餌が始まった。片親が屋根の上で周囲を見張り、もう片方がエサを取ってきて与える、という役割分担が美しい。

朝10時頃にハプニングがあった。近所の野良ネコヒナを見つけたのだ。母が気づいて、外に出て追い払った。その野良ネコはよく見かける子で、すごく人懐っこく、近所の夫婦に世話を焼かれているので野鳥なんぞ食わんだろうが、ちょっと怖い。ヒナに対して敵意はなく、単に箱を覗き込んでいただけだったようだが(追い払ってごめんね)、とにかく地上にヒナを置くのは、野良から守れず危ないという結論になった。

そして、ヒナ引っ越しを決行。親鳥が見守る中、箱ごと持ち上げて2階のベランダへ。ベランダの壁際の室外機の上に乗せた。ここならヒサシがあって雨も防げて、ネコも来れないし完璧じゃん!と思ったが、引っ越しが済んだ昼から夕方まで、親鳥は遠くからヒナを見つめるだけだった。さすがに窓際は人間が怖く、近寄れなかったようだ。日の入り前、片親がギーギーと大声で威嚇音を鳴らして人間牽制し、もう片方の親がエサを持ってヒナに近寄ろうとにじりよっていたが、やっぱり無理、怖い!という感じで諦めてしまう。そういうわけで、室外機の上よりもっとベランダの外側にアウトドア用の机を置き、その上にヒナを移動させたが、両親はそれを見届けたかどうか分からないうちに姿を消してしまった。とても残念だった。暗くなったのでヒナを私の部屋の中へ移動させ、一晩静かに寝かせた。

置き場は本当にベランダでもいいのか?親鳥は明日ヒナを見つけてくれるか?明日の天気はけっこう酷いけど大丈夫だろうか……など色々と心配事が重なってとても辛かった。私と同じ部屋で眠るヒナは、不安になるほど静かに眠っていた。

11日、天気は一日中雨という予報だったが運良く外れ、朝のみの降雨となった。しか低気圧のアレで風が強く、人間でも怯えるような突風が朝から晩まで吹き続けた。こんな天気だとヒナは外に出しづらいし、親鳥も来てくれないんじゃないか心配したが、親鳥は変わらず日の出と共にやってきた。風に煽られ、雨に濡れてもお構いなし。

さてヒナだが、足温器ごと外に出すと突風で吹っ飛ばされそうで、傘とかダンボールとか、いろいろ策を考えたが、レインコートをキツめに足温器に巻いて、ガムテープを駆使して机に固定してみた。親鳥がレインコートに怯えて近寄ってこないのでは……と心配だったが、あっという間に親鳥は欄干まで近寄ってきた。しかし「ヒナの声は聞こえるが、ヒナがどこにいるかからない」というふうに右往左往するので、少し場所をズラしてわかりやす位置に。私の部屋の窓からよく見える位置だが………? 少し経つと、どちらかともなくヒナを見つけ、暴風雨の中の餌付けが始まった。一体どこにいるのか、虫をしっかり見つけてきて与えている。天気こそ酷いが、足温器の中は暖かく風もなく快適で、ヒナ健康のもの、親鳥も献身的で、ネコ心配もない。この日、今までで初めて「誰も家にいない時間」が3時間ほど発生したが、なんのハプニングもなく、親子ともども普通そうだった。雨もやみ、あとは強めの風だけが難点だった。

帰宅後、ベッドで寝っ転がって、親鳥の給餌をぼんやりバードウォッチングしていると、ヒナと片親が、かなり大きな声で鳴き交わし始めた。それはまるで餅つきのように、ピイ、チュン、ピイ、チュンと交互にテンポが良い。ネットで調べると、互いの位置と安否を確認するためのコミュニケーションだと書いてあった。心配になった母が見に来るが、私はそのネット情報を伝えて、会話してるだけだと思うよ、となだめる。

しかし、母が立ち去った十数分後、突然スズメたちが叫び声を上げ、私が見ている中、ベランダの床にカラスが1羽降り立った!いじっていたスマホを放り投げ、窓にとびつき、開いて、怒鳴り声を上げてカラスを追い払う。カラスふわふわと飛んで、すぐ近くの電線の上にとまった。逃げたというより距離をとったという感じで、ベランダからは2メートルも離れていないが、人間では手出しできない位置だ。なんて狡猾な…!と、歯噛みした次の瞬間、親鳥2羽がファンネルのように屋根から飛んできてカラスに襲いかかった。カラスが飛び立つ。するとどこからともなく別のスズメツバメ(近所で育児をしてる別の夫婦たちのようだ)も飛んできて、空中戦がはじまった。カラス遠くへ逃げ、スズメたちはそれを執拗に追いかけて、追い払おうとしている。私はヒナの無事を確認したあと、ベランダで放心していた。あの鳴き交わしは、遠くにいたカラスを警戒するための点呼のようなものだったのだ。そして、私が見ていなかったら、カラスヒナにどこまで近寄っていただろうかと考えると恐ろしかった。カラスもこの時期は子育て中で、スズメヒナは「ごちそう」なんだそうだ。

母が駆けつけたので、事情説明すると、カラスけが必要ではないか、と言う。人間が見張っていれば追い払えるが、ずっと見ていられるわけじゃないし、なにより今週日曜日は家はずっと無人になる。賛成だった。母は手芸が得意なので、雨除けのために用意していたダンボールひとつ持ってきて細工を施し、「巣箱」のようなデザインに仕上げた。中に足温器カゴを入れ、コンセントはそのために開けた穴から外へ通す。もう雨は降ってないのでレインコートはひっぺがした。そして出入り口は上側に。幅5センチくらいの細長い広さにとどめ、スズメは通れるがカラスは通れないようにした。かなりゴツい見た目になってしまったが、両親は受け入れてくれるだろうか、と心配で、2時間ほど窓辺に座って観察。カラス撃退から帰ってきた両親がダンボールを見てギョっとしたが、片親はすんなりと入り口存在気づき、中のヒナの安否を確認した。受け入れてくれたらしい。もう片方は入り口に気づかず、何度か箱のまわりをうろついていたが、しばらくすると気づいてくれた。本当に良かった。これで安心である

日の入り前、それまで見張りと餌探しで手分けしていた両親が、両方とも餌探しを始めた。ヒナが寝る前の食いだめのためだろう。父が庭に撒いた米粒を拾い、ベランダといったりきたり上下運動しながら次々とヒナに与えていく。ヒナは生米は消化できないとネットに書いてあったが、そんなことないのか……? 日が沈むと両親は帰って行き、私はヒナを机ごと部屋の中へ。その晩はチョッカイを出さずに、ずっと眠らせていた。

12日、私が寝坊して夜明けに微妙に間に合わなかったが、慌てて机ごとヒナベランダに出すと、早速両親が給餌を始めた。部屋から観察してみると、両親とも巣箱に慣れ、給餌以外の用事でも箱のなかに入り、ヒナの世話を焼くほどになっていた。何度かカラスが近所に現れたが、そういうときは両親とも餌探しをやめ、巣箱に背を向けて欄干に並んで立つのがかっこよかった。

この日は天気がとってもよく初夏並に暑かったので、日中足温器をOFFにしていた。まったく問題が無さそうだったので、私は巣箱ガン無視普通勉強していたのだが、1時頃、突然様子がおかしくなり、窓の外を覗き込む。欄干に3羽のスズメが止まっていた。は?と呆然しかも穏やかじゃない雰囲気ベランダに飛び出すと、2羽は右隣の家の屋根に、1羽は電線に飛び退った。2羽のほうが両親だろうが、あの1羽はなんなの?

1雇われベビーシッター 2親戚 3両親が世話してる他の子供 4この界隈で子育てしてる友人 5赤の他人(縄張り争いに来た) とかそこらへん? 昼ごろからゲーゲー鳴いてたし、縄張りいかもしれない、と思った。巣箱を覗き込むと、ヒナと目が合い、ヒナが怯えて後ずさったが、元気そうだ。とりあえず部屋の中へ戻り、心配で巣箱を眺めていると、両親が来なくなった。たまに飛来しても、穏やかじゃない雰囲気道路に出てみて、家を遠巻きに眺めても誰もいない。育児放棄? 縄張り争いで追い出された? とか色々考えるが答えは出ない。それから時間ほど窓辺で観察していたが、

・青虫を咥えた親鳥がやってきて、箱のなかのヒナが鳴くが、なぜか親鳥は餌付けせず、咥えたまま箱から出てきて困り顔で飛び立つ(2回)

・エサを咥えていないスズメがやってきて、欄干を歩きまわって立ち去る

スズメが欄干にとまってカチカチと警戒音を鳴らし、アウトドアテーブルの中を歩きまわって隅々までチェック

・巣箱の上に立ってダンボールをつつき、ぐるぐると歩きまわる。そこにもう1羽のスズメがやってきて、威嚇音とともに飛び立つ

など、不可解な行動が続いてますます混乱。登場人物が親鳥だけなのか、それとも他のスズメが混じっているのか、さっぱり分からない(見分けがつかない)。

ヒナの安否を確認しに行くと、足温器の端っこの端っこで布にくるまって縮こまっていた。怖いらしい。心配だし謎だらけだったが、大学へ行く時間になってしまったので、今起こっている状況を母に説明して外出。そして授業中に、ハッと思い至った。もしかしてヒナ足温器の隅っこから動かないから、親鳥が箱のなかに入ってもヒナが見つけられず、ヒナがどっか行ったと思って混乱していたのではないか? そう考えると、あの謎の3羽目以外のすべての現象説明がつく。巣箱からヒナのおねだり声は聞こえるのに、中にはいっても、どこにも見当たらない。それで両親は巣立ったのか?とか食われた?とか考えてあちこちしまわっていたのだろう。そのことを母にメールすると、大正解だった。母の実験と観察の結果、ヒナは給餌にきた親鳥のために姿を見せることをせず、いつまでも隅っこでヌクヌクしていたというのだ。母は足温器の隅っこを折りたたんでめりこめないようにし、両親に突き出した。やがて両親がヒナ存在気づき、給餌を再開するが、もう夕方。2羽総動員でエサをかき集めて与えていたそう。その間にも、また布の隙間に隠れてしまったヒナを見失って両親が右往左往し、母がアシストするという出来事が繰り返されたとか。私が帰宅したときには日没後だったので、ヒナは家の中で寝ていた。まったく人騒がせな奴。

13日、快晴足温器のはじを折りたたむことでヒナの隠れ場所を無くしたつもりだったが、もうありとあらゆるスキマにめりこんでしまい、何度も親から姿を消してしまう。しょうがないので巣箱を外し、足温器+カゴの状態で外に出すと、数時間見失いっぱなしだった親鳥がやっとヒナと再会し、今まで聞いたこともないくらい優しく「ピヨピヨ」と鳴いて、エサを取りに飛び立った。ヒナ足温器から出てきてカゴの端に止まり、親の帰りを文字通り首を長くして待っていた…が、次の瞬間バサバサと飛んで落ちた!上へ上昇する力は無いらしく、ベランダの隅に落下。ああ、こうやって巣から落ちるのか、と感心しつつ、私はバッタを捕まえるようにヒナを手で捕まえて、カゴに戻す。しばらくして両親が2羽でやってきてヒナの安否を確認し、飛び立つと、またヒナがカゴの端に立ってしまう。落っこちそうだ。そろそろ巣立ちかな、と思うが、朝からカラスがうちのヒナをずっと見ていることには気づいていた。親鳥が屋根から見守る中、戻って戻って、と叫びながらベランダヒナににじり寄ると、ヒナ足温器の中に戻っていった。それと同時に、カラスものすごい近くを飛行して通り過ぎていった。やっぱり狙っていたか

こうなってしまうと、親鳥が餌付け&発見やすいようにカゴを外に出すよりも、カラスから身を守らせたほうがいいな、と思ってまたダンボール巣箱の中に戻した。すると、驚くことに、箱のなかでヒナが羽をばたつかせ、自力でよじのぼって外に出てきた。もう彼の巣立ちを止めることは誰にもできないようだ、と静観を決めるが、またベランダの隅に落ちてピーピー文句を言うので、もう一度捕まえに行った。捕まえる時、母親屋根の上からアブラゼミのようなすさまじい声で威嚇してきて殺されるかと思った。箱の上にヒナを戻して早々に立ち去る。その後、箱の上で「どうやったら飛べるの?」といった感じでモジモジするヒナの元へ両親がやってきて、となりに並んで早口でさえずり、まるで飛ぶコツを教えているような様子が見れた。ヒナが「ピ!」と元気よく返事をしているのも可愛くて、思わず録画した。しかしその後また飛ぼうとして落下。調べたところによると、スズメの巣立ちというのは他の鳥と違って、このように「飛ぶ力はないが羽ばたけるっちゃ羽ばたける状態になった頃にするのが正しいのだとか。そうして巣から落ちて、地面で暮らし始めるらしい。というわけで、もう箱に戻すのはやめた。それから夜まで、ヒナベランダの床で過ごすことになった。ピョンピョンと跳ねて歩くのは完璧にできるようになったが、飛ぶ力がなさすぎる。羽ばたいても10cmがせいぜい。親鳥の後を追って、ベランダの手すりに飛び乗ろうと試みるのだが、まったくできない。ただ、その壁を飛び越えるくらいのスキルがないと、カラス野良猫や自動車の渦巻く外界では生きていけないわけでして。親鳥はヒナ四苦八苦しているのを上から眺めるだけ。やがてヒナは疲れ果て、尻もちをついて座り込んでしまった。脚を前に投げ出してショボンと肩を落とした姿が可愛すぎてまた写真を撮った。すると親鳥がエサを与えに来て、励まし、また飛び去っていく。少し元気が出たヒナが親鳥のあとを追おうとして失敗。こんな調子夕方になってしまった。日が暮れるとヒナは室外機の下に引きこもり、親鳥が夕飯をたくさん与えて、この日は解散。野生の巣立ち雛は、ひとりで茂みなどに隠れてこうして夜を越すそうだが、さすがに寒いしかわいそうということで、室外機の下に腕を突っ込んでヒナをむんずと掴まえ、足温器の中に入れておいた。過保護干渉かもしれないが、ここまでやったんだ、こんなところで凍死してほしくない。結局そのあと机ごと部屋の中にいれて夜を越させた。

14日、15日はヒナダンボールの上やホットカーペットの箱の淵に立って風を浴び、たまに親からエサをもらう日々が続いた。天気はずっと良かった。ヒナがたまに飛ぼうとして落ちて、ダンボールのところまで戻れない~と悲しそうにしてるので、15日には机の上のダンボールまで自力で戻れるように、DIYで余った板や、プラスチックの箱を組み合わせて、スロープみたいなものを設けた。アスレチック場みたいになった。15日は家族全員が日中ずっとでかけてたので、そのスロープが役に立ったかは分からなかったが、帰ってきたらヒナは無事に足温器の箱にいたので良かった。夜は寒いので家の中へ入れてやる。

16日。風が強く、カラスもよく目立つ日だった。近くにカラスがいるときヒナダンボールと欄干のスキマに隠れ、親が並んで欄干に立ってヒナ背中に守ってたのがかっこよかった。

そして昼ごろ、親鳥1羽とヒナの2羽が段ボール箱の上にいて、私がそれをなんとなく横目に見た瞬間、目の前で2羽が飛び立った。えええ!飛んでった!と1階にいる母に向かって叫びベランダに出た。2羽は隣家の庭におちていた。直後、隣の家の奥さんが出てきて、どうするかなと思ったら、2羽ともちゃんと飛んで逃げた。しかヒナ電線まで飛び上がっていた!地上から電線まで飛べる力をいつの間にかつけていたとは。その後、姿見えなくなったが、数分後うちの庭に家族3人できた。母親?のうしろをテコテコついていくヒナがかわいすぎる。

このあと、ヒナがうちに現れることは二度となかった。ネット情報によると、飛べるようになったヒナは親のテリトリーから出て行き、同じような年齢の若いヒナグループを組んで暮らすらしい。17日・18日あたりは、親鳥らしき2羽がウチにきてベランダを覗き込み、うちの子来てます?って感じにピヨピヨ鳴いていたが、また見失ったのだろうか。母によると、スズメに米粒をあげると、たまに飲み込まずに咥えて飛んで行くやつがいから、もしかしたら餌付けしてるかもしれない、と言っていたがどうだろう。ヒナと親で飛んできて、親が米を拾ってヒナにあげるシーンが見たかったけど残念。

ヒナ長生きしてくれたらいいな。

なんで今更こんな昔の話を投稿たかというと、

野鳥保護って条例だかなんかで罰則対象な気がしてて、ネット上で言いふらしていいことじゃないと思ってたから。今もそう思っているが、9年前だし時効だろ

2023-04-18

Web企業は未経験を雇って教育すべきなのか

自分スペック

そこそこのWeb企業基本的経験しか採用しないことについて、教育コストを他に転嫁しているとか、IT業界が先細りする行為未来を潰しているみたいな言い方をされているときがある。

自分もこれについて課題意識はあって、ここ数年Web企業での採用活動と実際の業務に関わりながら、色々考えたので少しまとめてみたい。

用語

Web企業
自社で何らかのWebサービスを提供するIT企業toBtoCは問わない。規模も問わない。
経験
ソフトウェアエンジニアリングの経験が無い人。新卒・他業種から転職かは問わない。
教育
社員がその企業ソフトウェアエンジニアとして働けるよう知識をつけたり経験させたりする行為。いわゆる「案件にいきなり投入して放置」みたいなものは含まない。

自分から見たWeb企業採用の現状

ここではいゆるキャリ採用ではなく、新卒採用ポテンシャル採用の話をしていると前置きしておく。

Web企業でよく求められるスキルは以下の3つだが、これを満たすような人材はもれなく経験である

何らかの言語特にその会社で使っている言語経験
年数よりは何を作ったかを見るが、基本既に自走できるレベルの人。
コンピュータサイエンス知識
データ構造アルゴリズムTCP/IPの基礎的な知識がある。
チーム開発の経験
複数人で一つのプロダクトを開発した経験の有無。Git/GitHubを使えるという意味内包することがある。

この3つの条件とそれを満たす応募者について、この記事では以下の様に呼称する。

レベル5
全て満たす。プラスアルファ複数技能を持つ。
レベル4
全て満たす。
レベル3
3つのうち2つ満たす。
レベル2
3つのうち1つ満たす。
レベル1
いずれも満たさない。

当然レベル4以上はそう多くなく、それを求める企業では応募者のほとんどは書類選考で落とされてしまう。それでも毎年雇いたいレベルの人が来る(来てもらえるように色々やっている)ような企業ではこの採用基準を下げる意味はないため、いわゆる「経験しか採らない」と言われる状態になる。

一方で世の中はそんな人気企業ばかりではない。それらの企業ではこの基準を落とすのだろうか?自分感覚としては「一部を諦める」みたいになっていると感じる。つまり、チーム開発の経験はないとか、自社では使ってない言語経験しかないとか、コンピュータサイエンスはよく分からないなどを許容するという方式になっていそうだ。よってレベル3以上あたりを狙って、レベル2~4くらいのグラデーション採用する。

よって、本当の未経験者がWeb企業を受けるためにはまず最低レベル2、できればレベル3に到達する必要がある。そこまでしてようやく「面接に到達する資格がある」という状態であり、おそらく有名な企業では軒並み一次面接で落とされてしまう。

一方で満たしている人は本当に全部満たした上でプラスアルファが多数あるみたいな状態で、多数の有名企業内定を取って手のひらで転がして悩んでいる。

このような一部の外れ値のような人はどんどん内定を取るが最終的に選ぶのは一社なので、それ以外の企業内定辞退され辞退率が上がる。すると「それなりに合格は出しているのに人は足りない」みたいな状況になってしまう。

自分が感じていた課題

自分は応募者に基本的レベル4以上を求めている。これは教育に対して年単位で割いているほどの余裕がなく、教育を施しても難しい問題解決する能力が身につかない可能性のある人を採用段階で落とすことで「当たりを引く確率を上げる」ためである(誤解の無いように言っておくと、単に既にできる人は更に色々と(しかも早く)できるようになる可能性が高いというだけで、レベル4未満は絶対ダメとかそういう話ではない)。

今の会社では新卒であっても入社半年もすれば手取り足取り教える段階ではなく、社内で自走していけるようになっていると感じる。

これが健全でないと言われればそうであろうと思う。

コンピュータ世界は恐ろしいほどに親の資本力に左右される。レベル4以上の人は早ければ中高生の頃からコンピュータと関わりがあり(自分専用のPCがある、部活動で触る、地域習い事で……etc)、更に大学に進学して関連分野を学んでいる。これを親の資本力と関わりないと言うのは難しい。

更に地方よりも都会の方が、コミュニティの発達においても、そこに集まってくる人材レベルについても圧倒的に勝ると学生時代に感じていた。これも当然都心に住居を構える/一人暮らしさせられる親の資本力とは切っても切れない関係にあるだろう。

レベル2くらいに到達することは全くの未経験からでも十分可能である。例えばJavaJavaScript・PHPRuby……なんでもいいので一つ選んでちゃん勉強し、いくつもプロダクトを作ってみればよい。現代ではこれはPCが一台あればできる。動画講座も安価で手に入るし、大抵のことは検索すれば出てくるし、Twitterにいるエンジニアはみんな教えたがりだし、ChatGPTだってある。PC自体もそんな高価な物ではなく、中古で買えるやっすいThinkPadで十分できる。

しかレベル2~レベル4までの間の壁があまりにも高い。コンピュータサイエンスの広範な知識を身につけるには基本的大学に行くのが一番コスパが良いと思っているが、誰しもが大学に通える経済力を持つわけではない。チーム開発はやはりどこかのコミュニティに参入できないと難しい。手っ取り早いのは企業バイトで雇われることだが、これは鶏と卵問題だ。

本来ここの教育企業が担うべきではなかったか?そういう意識学生時代から漠然自分の中にあった。これをやらずに、レベル4以上しか採用しませんというのは他のどこかに教育コスト押し付けていたり、更なる格差拡大に繋がっているのではないかという後ろめたさを感じていた。

企業教育への投資

企業に入ってもまだしばらくは上記意識を引きずっていたが、最近は別の考えになってきつつある。

まず、Web企業の使う技術は割とオープンになっていることが多く、隠すインセンティブがあまりないため、企業間での教育はおそらくかなり共通化できる。企業内に囲い込んでから教育を施す意味があまりなく、入る前から知っているという人も多い(Web企業研修が知っていることばかりでつまらないと思った人も多いのでは無いか)。

これを実現する一つの手段として、入社前の広い母集団に対して何かしらの形で援助を行っていることが多い。例えば以下の様なものだ。

これらは広義の教育であると考え始めた。それらの中で企業スポンサーセッションなどを通して採用枠をアピールするし、実際それ経由で就職する人も居る。

もちろん支援企業就職しない人の方が多いが、最終的にどこかWeb企業に入ってくれるなら、これはWeb業界全体で人材教育を行っていると言えないだろうか。

次に、大変残念な現状として「学生時代から触れているのにいまいち地力が伸びていない人」とか「そもそも触れていない人」がその後ぐっと伸びるという事例はかなりレアだと感じる。つまり、未経験ですが頑張りたいです!という人を雇っても伸びず、「これくらいやっています」という人は更に伸びるという(ある意味当たり前の)現実がそこにある。

故に先に挙げた広い範囲での教育を進めていくと、選考よりも前の段階でたくさんの機会をどんどん与えていくことになり、自然と「やったがあまりうまく行かなかった人」とか「機会はあったがやらなかった人」がどんどん可視化されていく。すると選考の段階では今後も投資価値がある可能性の高い人材が自ずと絞れてしまい、経験者のみが採用されていく状態になるのではないだろうか。

自分はこういったことを考えているうちに、積極的に未経験を雇って教育するよりも、選考よりずっと前の段階から様々な教育機会を提供していく方がお互いにとって幸せなのではないだろうかと思うようになった。

学生自分の興味ある方向にスキルを伸ばしてそれがマッチする企業を選べば良いし、企業はある程度既存社員を使った教育コストを下げつつ優秀な社員を雇えるようになる。そもそも選考前の段階でエンジニアリング楽しくないなと思う人は素直に向いていないので、参入するのを辞めたほうがよい。

足りていないところ

さっき言ったような教育への投資はまだまだ経済的に豊かでない層に届きづらい現実があるように感じている。

実際に自分大学時代奨学金を探すと、地方メーカーが自社への就職を前提に出している奨学金などが多く、国から借りる以外にはあまり選択肢がなかった。

もっと広く機会を提供できると良いなと思っているし、奨学金とかは(下手な条件を付けなければ)かなりフラット教育への投資であると思うので、企業給付型奨学金実施することに対してもっと何らかのインセンティブを付けられないだろうか。

また、イベントコミュニティはどうしても都心に偏りがちで、地方では開催されなかったりWeb企業の影が薄かったりする。これも年に1回とか2回とかでいいので地方コミュニティと何かやって、細々とした縁を持てるようにしていけないだろうか。

教育に関して皆さんの企業でやっていることが何かあれば、参考にしてみたいので教えてほしい。

2023-04-17

俺を落としたベンチャー企業、今さらCHROを紹介されてももう遅い

転職活動始めたボク、最初の頃にド本命ベンチャー企業に応募したけど、あえなく書類選考でお祈り

お祈りメール一つで断られたボクは、意気消沈しながらも、前を向いて転職活動を進めて、なんと大手企業から内定をもらったよ!

でも、その過程で恩師からメールが!

なんと、ド本命ベンチャーで人を探しているんだって!CHROが今度来るから是非引き合わせたい!だなんて!

ももう遅い。


もう遅いんだよおおおおおお!!!!他社の内定受諾しちゃったよおおおおおおおおおお!!!!!!

なんでもっと早くくれないんだよおおおおおおおおおお!!!!ギャッフーン!

前応募して墜とされたんですよねーじつはwww もう他に内定もらってるんですよねーwとか言ったら、それでもいいから会いたいって、俺はどんな顔をして合えばいいんだ。

でも憧れのベンチャーから会っちゃうのおおおおビクンビクン


狭い業界から先生が絡んでるとかちょっと考えりゃ分かったのに、なんで口利き頼まなかったんだ自分。もうだめだ。

23卒女が就活を振り返る

就活必要ものって結局なんだったんだろうねって話。

ガクチカなし、ES適当に書いた。

背は低くて、太ってる。BMI普通より上。誰が見てもチビデブ。顔は可愛くない。彼氏なんて出来たことがない。

実家は太くない。狭いマンション家族で住んでる。家のローンは無理な組み方をしてて貧乏大学では奨学金貰ってた。中高は特待生授業料無料だった。

スマートフォン大学入ってから初めて持ったくらいには貧乏な家。

良いところと言えば頭が普通よりちょっとだけ良いことくらい。

頑張って受験して入った名門高校で虐められて過ごした。

小中高大含めてリア友なるもの存在しない。

いつもネットの知り合いと遊んでた。

国立大学には落ちたか都内の名門私立大学に入った。

本を読むのが好きだったか文学系を専門にやれる学部に入った。

最初は誰かと仲良くなったりしたけど、次第にハブられた。二年の夏くらいかな。コロナ禍も関係してたのかも。

悪口言われたしブロックされたりした。

三年になって対面になったけど、同期全員からハブられてて、四年まで孤独に授業を受けた。

テスト相談とかもしたことがない。一人で乗り切ってた。

教職をとろうかと思ってたけど面倒くさくなってやめた。

バイトも1年ごとに変えてた。コロナ大学リモートになったか大学近くでバイトするのアホらしくなった……みたいな割と普通理由で変えた。

同人活動をずっとやってて、授業中に原稿やるようなゴミカス女だった。(友達がいなかったから気にせず書いてた)

留年するわけにはいかなかったし、奨学金を貰っている以上はちゃんとしなきゃなぁって授業は真面目に受けてた。授業に欠席・遅刻したことない。落単もしたことない。

成績も良かったよ。GPA3以上だった。

でも院に行くほど研究真剣ってわけじゃない。何となく研究内容を決めて何となく研究してた。

私の人生の中心は推しカプと同人で、それ以外のことはしたくなかったか資格とかは全く取らなかった。

もちろん免許もない。

インターンなんか行くわけない。

特技もない。誇れることなんか何一つなかった。

大学四年 三月

同い年のネ友が就活を始めている気配を感じたが同人活動をしていた。

大学四年 四月

4/1に就活を始める(各サイト登録)。

その時に自分の状況を知って、焦った。エントリーシートって四月よりも前に出すんだって初めて知った。

公務員勉強もしてなかったけど、血迷って公務員に応募もした。その後公務員参考書とか過去問とかを入手してちょこちょこ勉強した。

中小企業ならどこかには引っかかるだろくらいのテンションで生きてたけど業界とかも何も分からなくて、コミュ障から営業は嫌だなー事務がいいなーくらいの気持ちで色々探して適当に応募した。

ESはその場で適当に考えたものを出てた。ガクチカに関しては「授業を真面目に受けました。成績が良いです」というネットでは見たことのないガクチカを書いた。

リーダー経験なんてないし、バイトも頑張ってないし、賞も貰ったことない。人に誇れることなんて何も無い。

もう何も分からなかったかエージェントに手当り次第登録した。

学歴は良いかチヤホヤされたけど学歴しか見られてないのだろうなと思って軽く病んだ。

エージェントから「ここはどうかな?」と紹介されたもの全てに応募した。とりあえず説明会とかも沢山出席した。webのものだけ。

オンライン説明会は全く聞かず同人原稿を打ってた。

ESは落ちるものもあったけど、通るものもあった。

ESが通ったらSPIが始まった。SPI中学受験をしていたし文学をやっていたか結構楽々で解けた。これが大きかったかな。SPIは通らないことがなかった。

そこから面接だったんだけど、業界研究なんかしてなかったし、応募した職種についてもよく分かっていなかったから変な応対ばっかりだったと思う。

酷かった。

数回目で学習して、それから自分のボロを出さないためにあえて自分の話を沢山した。相手に隙を与える訳にはいかないと思ってた。

就活アカウントを覗いて、まだ内定ない人が沢山いるなと安心感を得るという行為をしていた。

応募した会社20くらいかな?

グループディスカッションが吐くほど苦手だった。終わったあとに一人で泣いてた。辛かった。

でもグループディスカッションは大体通った。謎。

大学四年 五月

GW二次元関連のイベントが沢山あったか就活はしなかった。

応募した20会社ほとんどが私を面接まで上げてくれて、そこから面接三昧だった。

一社、私の面接を一回分飛ばすと言ってくれた会社があった。理由は未だに分からない。

その会社二次面接飛ばした最終面接でも自分の話を沢山した。その会社エージェント経由で応募しためちゃくちゃ有名な会社だったんだけど(普通日本人なら誰でも知ってる)事業内容をよく知らなかったし、最終面接の時、自分の応募職種も知らなかった。

自分の話っていうのは実は趣味の話で、偉いおじさん達にアニメの話を一方的にしてた。人事のおじさんは苦笑いしてた。

緊張すると吃るんだけど、推しの話とかアニメの話とかなら流暢に話せるから、とりあえず趣味の話をした。

最終面接落ちただろうなーと思ったけど、何故かその面接最後に「是非あなたと働きたい」みたいなことを言われて、好感触?と不思議に思った。

他にも最終面接に進んだ会社があって、5/15には私は三つの内定があった。

しかも三つとも勤務は東京で異動無し。超大企業大企業中小だけどかなりデカ事業をやってる、みたいなラインナップ。

大企業面接を一回分スキップしてくれたところ。

大企業普通内定をくれた。CMたことあったから応募しただけで今でもどんな仕事をやってるのかよく分かってない。

中小のところは徒歩圏内本社があったから応募した。最終面接が終わったあとにその場で「内定です」って言われて拍子抜けした。

フルリモートで年間休日の多い超大企業で働くことを決め、その後の大学生活を同人活動に費やした。

詐欺かな?って思ってたけど私は今その超大企業で働けてる。

本当にホワイトで、年間休日が沢山あるし、残業も私が配属されたところでは全くない。

研修もじっくりあったし、職種事務。フルリモートで、フレックス

就活垢を見て安堵していた名残でリストがまだあって、23NNTを謳っているアカウントを沢山見た。

あの人たちと私の違いが分からない。

しろあの人たちの方が受かりたいって熱意があったと思う。私は民間無理なら公務員になろうって思ってダラダラやってた。

エージェントのおじさんが超大企業に対して「プッシュしておきますから!」みたいなこと言ってくれたんだけど、それが響いたのかな?

相変わらずコミュ障で、社内の新入社員研修でもアワアワしてばっかり。どうして採用されたんだろうな。

学歴だけは良いけど、本当にそれくらい。

とりあえず、私は内定のうち二つはエージェント経由で貰えたから、今から就活やる!って人にはエージェントを勧める。本当に感謝してる。

就活垢の人達ってエージェント嫌悪してるイメージがあって(そういうツイートをよく見かけた)、夏になってもエージェントを利用してない人とかいたからどうしてなんだろう?と思う。

いい人だったけどな。私の学歴が良いからかな。

私は就活のことを何も分かってなかったけどすんなり内定が出たから、結局は運なのかなぁ。

就活中はメイクのこともよく分かってなくて、眉毛なんてボーボーだったのによく内定が出たよなぁ。

ちなみに新入社員の中でもうハブられてます

(LINEグループ存在を教えられてなかったし、未だに入れてもらえていない。対面研修の時のお昼ご飯も一人で食べた)

ここまで書いて皆様も分かると思う。文章から滲み出てると思うけど私は本当に人間性問題があるタイプからマジでどうして私よりも普通社会で生きていて、ちゃんとした実家で、友達恋人がいる人が内定出てないのかが分からないよ。

【返信】

>>お前たちのことは1ミリも興味ないが私を見て見てって感じやな 押しの強い営業畑にはよさそうな気はする

まあそんな感じかも。私っていうより私の好きな物だけど似たようなものか。

自分会社商品オタクになったら才能が開花するかもしれない。気づかせてくれてありがとうね。

初対面の人と話すと本当におかしくなるし軽めの吃音があって上手く喋れないから今は事務で良かったって思ってる!電話なら対面じゃないからスラスラ喋れるんだよね。

また面接に落ちた(n敗)

誰もが知ってる有名大学で、有名なゼミ所属していた。

ゼミの同期の就職先は外資系戦コンや外資系IT、大手広告代理店など。

そんな中、自分だけ内定がない状態卒業した。

就職活動をしていなかったわけではなく、周りの人と同じように就活をして、自分だけ内定をもらえなかった。

卒業後は嘆いても仕方がないので、実家に戻ってバイトをしながらYoutube動画投稿活動を始めた。

ブームに乗ったのか、銀盾(登録者10万人の証)を貰えるほどチャンネルは成長した。

そんなある日、とある会社からスカウトメールが来た。

スタートアップだがビジネスモデルが練られており、実績がある。待遇もよい。業務自分が得意な動画制作系。

そして何より純粋制作能力を買ってくれたのが嬉しかった。

で、結局面接は一次で落ちた。(三次であるらしい)

え?わざわざ旅費交通費負担してくれた上に、食事まで奢ってくれたんだからもうほぼ決まってるんだと思ってたよ

能力は認めるけど人格が酷すぎた?まあそうなんだろうなあ

技術的なマッチングだけではなく、バリュマッチも同様に重視しております。とかお祈りメールで色々言ってるけど結局陰キャは要らねってことなんでしょ

特に実績のない新卒入社は無理だったけど、ポートフォリオがある今なら…って思ったけど結局これかぁ

陰キャ自覚してるからせめて実績でって思って努力してきたのにこんなのあんまりだよ

2023-04-15

anond:20230415134046

違うよー。山ほど受けて内定出た中から選ぶ。

40代よわよわエンジニア転職は打ちのめされてからが本番だった

久しぶりに転職をした。

理由は「上司がクソ・年収も上がらない」という至極単純なもの

自分人手不足と言われているエンジニア業界でも、人が居ないと嘆かれている言語エンジニアである

正直に言って、今までは求人に乗っかればそれなりに内定を取れたので、そんな感じでいくだろうとタカをくくっていた。

ところが、今回の転職はめちゃくちゃ難航した。

受けたカジュアル面談20社近く。

約半数の選考に進み、スキルチェックで落とされたのが3社、面接で落ちたのが2社、内定獲得したが辞退したところが3社。

打率3割は高いと思うかもしれないが、経験者なら誰でもOKSESなので自慢にならないんだ。すまんな。

最終的には良さげなところを見つけ転職は幕を閉じたが、かけた期間はおよそ6ヶ月。

それをぼちぼち忙しい業務の合間と土日に行っていたので、もう身も心もすっかり摩耗した。

ようやく落ち着いて新しい環境にも慣れたので、これから転職したい人の参考になればと思い増田しておく。

敗因は色々あるが、気づきとしては「経験者として求められるスキルレベルが上がっている・スペシャリストが求められる」「難なく通るような会社はだいたいヤバい匂いがする」あたりだろうか。

まず、スキルレベルインフレ

仕事でそれなりやってます、といったレベルでは到底NGで、いわゆるつよつよエンジニアを求められている気がした。

自分中間管理職も担っているので、テックリードだったりスペシャリスト役はやりたい人間に任せている。

今回はそれが完全に裏目に出た。

スキルチェックのための課題を出されたが、正直ついていけない。

必死に調べて時間の許す限り食らいついたが、ことごとく落ちた。

技術面接で、こんなこともやってないんですか?これ知らなかったんですか?と詰められたときは帰り道で泣いた。

スキル不足を理由に落ちた会社からは、「○○エンジニアをしながら、採用メンターをやっている人は珍しいと思う」と微妙フォロー付きのお祈りメールが届いた。

タイミング悪く、課題期間に家族の大病や本業トラブルなども重なり、あの苦行は何だったんだという思いで正直だいぶメンタルにきた。

技術キャッチアップができていないのは当然、自業自得だ。

同じ○○エンジニアとして勝負したいのであれば専門性必須で、ギークな彼らに頼り切りだった自分が悪い。

そんなのは十分分かっている。

が、自分がこれまでに歯を食いしばってやってきた、周りのエンジニアが誰一人やりたがらない管理業務をこなしてきたことすら、全否定されたような気分になってしまった。

これにはすっかり参ってしまって、しばらく立ち直れなかった。

カジュアル面談の時点で、自分スキルレベルにあまり自信がない、具体的にこういうことは出来ていない等伝えてみたが、

「あー別にそこは入ってから勉強してもらえれば良いんでー」との言葉を真に受けてしまい、ウハウハで応募してスキルチェックで落ちた。

カジュアル面談は応募の間口を広げるための物なのだろう。

こちらとしては、その時点で「今は応募しても落ちるかも」と言ってほしかったのだが。

公用語英語という会社も増えてきているように感じた。外資はもちろんだが。

どうせなら、社内文化に力を入れているような良い組織に入りたいと思ったものの、そういった会社公用語英語にしている所が多かった。

先方も「今は」ペラペラじゃなくていいけど...等と言っていたので、つまり良い会社はどんどん英語スタンダードになっていく可能性があるということ。

それはつまり自分が再度転職する時には、自分は「日本語しかできないクズ」として、グローバル化を目指す会社からは置いてけぼりを食らうということでもある。

読み書きはそれなりに自信があるが、ペラペラしゃべれるタイプではないので、今後は英会話必須かなと漠然不安にはなった。

しろ、そうこうしている間に、英語力もコーディングスキルも高い若者がどんどん出てきて押し流されるんだろうな。

次に、難なく通るような会社はだいたいヤバい匂いがする件。

ポートフォリオだけで内定をくれるような、驚愕エクストリーム選考もあった。

Offerまでに5次面接スキルチェック課題技術面接、適性検査リファレンスチェックだとあれこれ対応し疲れ切った身には、あまりにも麻薬的に思えた。

もう、そこに決めてしまおうか、、、と何度も頭をよぎった。

しかこちらも長年世話になりたい立場

どこでも良いわけではないので、転職○議で口コミをチェックすると、、、、

まあ、お察しだった。

そもそもでいくと、対して吟味せず内定をくれるということは、よほど先方の感触が良いか、よほど人が足りてないかのどちらかである

だいたい後者が多い。

人が足りてないということは、当然忙しいし要求も多い。

また、人材が抜けていきやすい、ということでもある。こわ。

選考途中で音信不通になった会社もおり、本来ならばこちからリマインドするところだが

「向こうが忘れてるってことは記憶に残らない存在なんだろう、じゃあ実質落ちたも同然」と思ったので、見なかったことにしている。

自分は最終的には「今までのキャリア尊重しつつ専門性を高めていくポジション」として収まった。

その会社は前任が栄転し、空いた枠に人がほしいというのと、まずは専門性を伸ばして欲しいけどいつかマネジメントもやってほしい、といった期待値だったので、それなら伸びしろも丁度良いと思いここに決めた。

年収は上がったし自由度も高くなり、人間関係も良好で、転職としては大成功と言える。

何より社長と話のテンポが合い、「増田さんは本当に採用してよかった」と言ってもらえたのが大きい。

手前味噌だが、自分エンジニアの中ではかなりとっつきやすタイプである

コード一行の専門性こそ低いものの、いつも機嫌が良さそうとか難しいこともわかりやすく教えてくれるとか褒め上手だとか、凪のようなメンタルしてるとか、落ち込んでるとふらっとやってきてオフィスグリコをおごってくれるだとか、そういう面で自然と他部署に頼られることが多く、一度組織に溶け込むと途端に重宝される。

結果、気難しいスペシャリストを束ねてビジネス遂行する立場になるのだが、「人間性」みたいなぼんやりしたスキルは外から判断しづらい。

じゃあ初めからマネージャーとして応募すれば良かったじゃないかと思われるかもしれないが、マネとしての実績も非常に中途半端なので、自分みたいなよわよわエンジニアだとしても、エンジニアを一旦名乗っておかなければ箸にも棒にもかからない

○○エンジニアという同じ採用枠で見ると、自分は「経験年数だけ長く、大したコードも書けない、マネジメントもなんだか中途半端で、今更ポテンシャルを買えるような年齢でもない、どう扱ったらいいかからない無駄に年食っててヘラヘラしてるだけの中途半端おっさん」だということが、今回の転職活動ではっきり分かったのはショックでもあり、良い気付きだった。

これから転職を考えている人には、自分の強み弱みを客観的分析言語化して、自分に合ったところを探すことを強くおすすめしたい。

世の中の人材は常に流動しており、各組織には今ほしいエンジニアタイプというのがあり、そこにマッチしないと永遠にハマらないジグソーパズルになってしまうから

また、転職時に慌てないためにも以下の行動をおすすめしておきたい。

自分の今の実力が分かるサンプルアプリGitHubに公開しておくこと。草は頻繁に生やさなくても良い。

Qiita、Zenn、個人ブログなどで技術について定期的にシェアすること。いざ転職時に大量に書こうと思うとつらいし、現職で見つけたハマりどころなど書いておけば後々役に立つ。自分は辞めたあと自分はてブにめちゃくちゃ助けられた。

Twitterでは発言内容に気を付けること。仕事愚痴じゃなくても、ネガティブな内容が多い人はそれだけで印象が悪い。つよつよエンジニアの中には仕事愚痴ガンガン投稿している人がいるが、色々な採用担当に話を聞くと皆口を揃えて「どんなに有名だったりハイスキルな人でも、公の場で後ろ向きな人は採らない。絶対トラブル起こすから」と言っていた。

転職ド○フトやFin○yなどこちからアピールする欄がある媒体では、自分の人となりが溢れ出る内容を書きまくること。

たとえばスキルレベルの話や、それをカバーするような強みのアピールはかなり有効だった。


追記スキルレベルを教えて欲しいというコメントがあったので身バレしない範囲で応えると、「一人でアプリケーション作れるけどそこ止まり、部下同僚を束ねてテックリードするのは無理」「今はキャッチアップが追いつかないのでライブラリOSS活動的なことは一切してない」。

技術面接で訊かれたのは設計についてとかかな。

あとはここで例外発生して落ちることを考慮してないとか、ここではメモリ解放しないとだとか、そういう系が引っかかったらしい。

自分言語の細かな特性を熟知してないから気付けず落ちた感じ。

2023/04/15 22:28追記

のんびり買い物に出てたらめちゃくちゃ反響があったようで驚いている。

祝福してくれた人、各々の観点意見を述べてくれた人、批判的なコメントも含め、皆さん関心を寄せてくれて本当にありがとう

なぜか増田C++エンジニアと断定して、メモリ解放考慮できないレベルの低い40代おっさん批判している人が多いようだけど、これでもエンジニアの端くれなので、こういう部分から特定されないよう多少のフェイクを入れました、、、C++面白いよね、でも違うんだ、ごめんな、、、

ただ「自分レベルが低い、第一線でバリバリやってりゃ学んでるはずの知識を蓄えてない」という、自分自身の問題には変わりないので、君の指摘の本質自分の考えとも一致している。おじさん頑張るよ。君も達者でな。

次に「応募する求人そもそも合ってない、最初からPMEM行っとけば良かったのに」という意見

実はPMEMは何社か話を聞きに行ったし、応募もしたんだ。でも落ちた。

やはり、そっちにはそっちを極めてきたプロがいる。

採用する立場で言えば、「エンジニア出身マネジメント経験のある40代おっさんを、今更新PMとして雇うか?」というところで、答えはNOなんだと思う。

明らかにテックリードを求めている求人は除けたけど、その業界内で求められるエンジニア像が、求人票の表記以上にスペシャリスト寄りのものが多いと感じた、というのが現実かな。

いくつかのコメントにあった「組織潤滑油として機能するキーマンみたいな人、エースでもないのに居なくなるとなぜか途端に回らなくなる人」というのが、僭越ながらまさに自分だったんだろうと思う。

文面から人柄の良さが出てる、増田を雇いたい、上司になってほしいと言ってもらえたのは素直に嬉しかった。ちょっと泣けた。

どっかの誰かの匿名ダイアリーに、そんな風に好意的気持ちを表明できるあなた達も素敵な人だよ。

これ以上の追記はしないでおこうと思う。

あとはみんな好きに言ってくれーい!

2023-04-14

anond:20230414134641

高城玲 (id:riquewhir97)

https://riquewhir97.hatenablog.com/

https://twitter.com/takagirei_manga

https://takagirei.carrd.co/

漫画描きの高城玲(たかれい)と申します。

中学生の頃から10年以上漫画投稿を続けており、商業誌にて受賞歴があります

大学文学部に進むも、就活時に漫画家の夢が捨てきれず、内定を辞退。(2019年

卒業後は1年間絵画スクールで絵を学び、現在アルバイトをしながら漫画家さんのアシスタント漫画お仕事をさせていただいています

今の目標自分作品を様々な方に知っていただくことです。

広い広いネット大海原で見つけていただいたことに感謝しつつ、

色々と覗いていって下されば幸いです。

ここまで読んで下さってありがとうございました!

高城


なるほど・・・

退職する

次の転職から内定を貰ったので勤務先に転職することを伝えようとしてるんだけど、あんなにパワハラされまくり、どくかれまくり会社でも少し寂しくなった。

いつ言い出そうかな。

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ようこそ ゲスト さん