2024-11-11

結婚相手に求める条件

30代半ば、ずっと彼女無しの男。最近少しうまくいくかも?って感じの女性出会ったのだが、色々と気になる点がありすぎて今後どうしたものかと考えている。

まず、私の状況を少し述べる。私は仕事の都合で、ここ4年ぐらい日本から遠く離れた国に住んでる。住んでる街は日本人がほぼいない。なので女性出会えるって時点でなかなか貴重な状況。

相手女性とは某SNSで知り合った。会話を交わすうちに、ほぼ同年代女性で、かつそれほど遠くないところ(といっても200km離れているが)に住んでいること、相手自分と同じように旅行が好きということが分かった。

見た目も、すごく美人というわけでもない年相応の顔だが、笑顔とかが素敵な感じがして良い印象だった。話していて楽しいし、会いに行ける距離だし、見た目もまぁ好み。相手も話が尽きない感じで話してくるし、比較的手応えがある。

ここまで挙げると文句無しな感じなのだが、この先さらプロセスを進めていくとなると気になる点がある・・・。それが一つでないのだ。いくつか挙げてみようと思う。

食事マナー

まず、食べ方が汚いのだ。箸で食べるものなどが犬食いで食べていて、大変見苦しい。ボロボロとこぼしているのをみると非常に食欲が無くなる。食べきれない大きさなら箸で切るとかすれば良いのに。そして、それを口に頬張った後は口を開けてクチャクチャ食べていて、対面に座っていると何を食べているのかが見えてしまって萎える。終いには寄せ箸である。ここまで来ると、一緒に食事をするのが大変不快に感じてしまう。外国暮らし比較的長いとはいえ、ある程度までは日本暮らしていたのだから当然そういう教育を受けていると思うのだが、食事だけでここまで気なる点が出てくると、一般の家で躾として教わるような他のことも怪しいんじゃ無いかと思ってしまう。

食の好み

食の好みは人それぞれだと思っていたのであるが、嫌いだったり避けているものが多すぎる。

まず酒が飲めない。これは結構いるのでわかるのだが、匂いを嗅いだだけでダメと言われると、家で私が飲むことも叶わなさそうである

その他、主菜になるような肉や魚に関しても嫌いなものが多くて、家での食事メニューもかなり限られそうな感じがする。

そして、何より食の好みに疑似科学的な要素を持ち込んでいる(アンチ砂糖みたいなやつ)。ダイエット等で言われるやつらしいのだが、食事の全てで「これは砂糖が入っているから食べられない」と言っている。精製されてる糖類はだめらしい。「健康食事は人体が必要栄養素をバランスよく摂ることで、ダイエット砂糖摂取量じゃなくて摂取カロリーと消費カロリーの差をどうつくるかの問題」だと思っている私には、こうした疑似科学をずっと聞かされると正直辛い。

衛生観念

以前彼女の部屋に遊びに行った時に、彼女のベッドやソファーなど、特定家具に座るどころか、絶対に触れないよう釘を刺された。潔癖症なところからくるものだとは思うんだけど、自分が汚いものとして扱われているようでショックだった。そして、そんなに潔癖なのに、部屋が汚いのである。綿埃みたいなのが塊になっていて、カーペット家具の隙間にどっさり溜まっている。ぶっちゃけ私の部屋のどこよりも埃が溜まっている。ここよりも汚いと思われているのかと思うと悲しみを覚えた。より親密な関係になったとしても、これだけ潔癖だと体の関係になるかは正直わからない。

コミュニケーションの頻度

コミュニケーションの頻度と内容も辛い。お互いの勤務時間休日が異なることもあり、長文の電子メールを数日おきに返すやり取りをしている。礼儀としてもらった程度の分量を返すようにしているのだが、どんどん分量が多くなっている。もともと私が筆無精な性格なところもあり、長文の返信を書くのが負担だし、平日は仕事自分自由時間がほぼ取れない生活なのだ。なので、必死の思いで絞り出した自宅で自由時間を使って返信を書いている。

そしてそもそも、その内容もここで挙げているような気になる点がどんどん見えてくる(食の好みだったり、後述する金が無い事など)ので、どう反応したものかと返答に苦慮することがある。

経済的価値観

そして最後に金の使い方である。私は日本企業から駐在外国に来ており、別に特段の高給取りではないものの、普通に食べて、定期的に趣味のものを偶に買っても貯金ができる程度は給料を貰っている。一方で彼女は現地の企業フルタイムで働いているものの、職種的に最低賃金ギリギリしか貰えないらしい。そのせいかお金の使い方が圧倒的に違っているのである。何を買うにしても、その購入基準に「高い」や「安い」の枕詞がつくのであるカフェで飲むコーヒーの種類からファストフードチェーンで頼む食べ物、はたまた遊びに行った場所選択肢にその値段いくらであるかというのが最も重要ファクターとして存在するのである別に高いものが最高とは思わないし、私も学生時代お金が無い惨めさを味わっているのだが、相手学生ではなく30代半ばである。そんなに節約したいなら、カフェに頻繁に行くことなんて辞めて投資にでもお金を使うべきだと思うのだが・・・。私としては、持参したコーヒー公園で飲むとかでも良いのだが、お金を使ってカフェなりレストランなりにいくなら、その瞬間だけはその考えを忘れて欲しい。

そして、何より、これを言ったらおしまいなのだが、私は毎週のように往復数時間車を運転して会いに行ってるわけで、移動にかかるガソリン代や駐車場代、車の洗車代など、カプチーノアメリカーノミルク分の差額どころか、エスプレッソマシン自体がが買えてしまうほどのお金を使っているのだ。正直、私にだってこれは毎週払い続けるのは結構かかるなぁという印象がある金額である自分は会いたいと思ってこうして自分お金を使っているのに、相手は安いかいか価値判断しか動いていないことが透けてしまって大変辛い。会えない時は電子メールのやり取りをしているのだが、その会話の端々からも「安い」「高い」といった言葉が出てきている。もし今後より進んだ関係になった際、この価値観を常に聞き続けないといけないかと思うとげんなりしている。

雑感

ぶっちゃけ、上の要素を我慢して攻略を引き続き進めていけば、結婚はできちゃいそうな手応えを相手の反応からは感じているのだが、生活に及ぼす影響が甚大な要素が多々あって、これからどうしたものかと考えてしまう。

年齢や居住地問題もあり、選り好みできる立場では無い気がするのだが、あまり生き方が違う気がする。最近大統領選で人々の間には信じられないほどの格差や壁があることが改めて示されたけど、これもその一例なのだろうか。それとも、私が気になると挙げた点は大抵の人が当てはまるもので、私の判断基準おかしいのだろうか?世の中の結婚している人たちはどう結婚して、どう折り合いをつけているのかが気になって仕方ない。

そろそろメールが届く頃である。なんて返そうか。

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2024−1112 追記

数年ぶりの増田だったけど返事がもらえて嬉しかった。以下返信です。

anond:20241111112152

コミューニケーション、実は最初はもうちょいと頑張ってた。

勤務時間前とか、休憩時間とかを使ってできる限り早く・・・で返信してたんだよね。それこそ、仕事メールよりも真面目に書いてて、朝起床時には届いているメール昼過ぎぐらいまでには2500文字ぐらい返信してた。休日もそんな感じでやってたので、自分時間が全く取れなくて、ストレスめっちゃ溜まってしまったのよ。

指摘してもらった通り、金と食い物っていう生活で大きなウェイトを占めている部分なのが僕も気になってるんだよね。

今まで何回かあった限りでも、アレは食べられない、コレは好きじゃ無い、ソレは砂糖が入ってる・・・って言われるパターンが多くて、どこ行っても同じようなものでかつ安いのを食べる感じになってて。

正直、楽しいってのが、その人との話が楽しいのか、珍しく自分好意を向けられたことが嬉しくて楽しいって感じているのかがよくわからなくなってる。

ちょっと地雷感があるってのはまさにそうだよな。認めたくは無いけど、薄々感じてた。

とにかく、友達のままでいるって選択肢を示してくれてありがとう

anond:20241111112504

心底からソバイスすると、潔癖症ってのはいかに相手のことを不潔扱いするかにかかってる

招待されて素直にホイホイ上がってる時点でおまえの負けだ

ソバイスと自虐しつつ、「いか相手のことを不潔扱いするかにかかってる」という洞察をもたらしてくれてありがとう。考えたこともなかった。

だけど、その他言われたことを考えてみると、確かにそうやってマウンティングというか、優位に立ちたいって気持ち彼女にあったのかもな。

なんか、そういうところを踏まえると余計に難しそうな感じがしてきたわ。

想像もしていなかった返信だったんだけど、すごく嬉しかった。ありがとう。めちゃくちゃ参考になった。

記事への反応 -
  • コミュニケーションは努力してもいいかと思ったけど、他は無理だと思ったし いくら出会いがないからって地雷感があると思った。 経済的価値観と食事は一緒に生活する上で、ある程度...

  • 心底からクソバイスすると、潔癖症ってのはいかに相手のことを不潔扱いするかにかかってる 招待されて素直にホイホイ上がってる時点でおまえの負けだ 次から掃除道具持参して掃除し...

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