はてなキーワード: 取引費用とは
この読み方が正しいと俺も思う。
追加するなら
転売屋がいない代わりに,最終消費者同士で転売できる状況を考える 14).ここで価格調整が働かず, 市場に超過需要が発生していたとしよう.もし最終消費者がランダムに購入すると,期待総余剰は図6 のように表せる.このとき同図 GFP0 の期待死荷重が発生する.
だがここで,市場参加者間に超過需要が発生していることが周知されており,最終消費者は財を消費 する前に転売できるかもしれないと期待を抱くものとしよう.このとき最終消費者間で取引が行われる と,実現する死荷重は図6の三角形 MWN になり,実現する消費者余剰は四角形 GMNP0 になる.こ れは超過需要発生時の最善の結果と等しい.ゆえに最終消費者間だけで転売を行うと,転売を行わない ときよりも経済厚生は改善されるということがわかる.
(p22)
転売によって経済厚生が改善することはここでも述べられている。
最終消費者間の転売を良しとして転売屋の介入を良しとしない理由について
転売屋がいると同じ結果をより多 くの資源を割いて行うことになるため
(略)
それにかかる取引回数に大きな違いが生まれるからだ.もし取引費用をわずかでも考慮すると,効率性の 損失は無視できない違いになるだろう.
(p22)
と述べているが、
①ネットで個人間取引のプラットフォームが確立しており盛んに取引が行われている現状で、最終消費者間だけで取引する状態とそこに転売屋が加わった状態で取引回数やコストに大きな違いが生じるとは考えづらい
②仮に転売屋の存在で経済厚生にマイナスが生じるとしても、転売屋がいることによる厚生マイナスと転売行為の全面規制(※誰が転売屋で誰が最終消費者なのかは判別しようがないので、現実的には全面規制しかない)による厚生マイナスで前者が大きいことは自明ではない
増田さんの意見に概ね同意するけど、それでも結婚はしたいと思う。
https://anond.hatelabo.jp/20180206144645
私は、お互いに相手を大事にして、精神的にかつ経済的に支えるのがパートナー同士のあり方だと思う。
(人によっては、パートナー同士の関係に子どもが加わることもあるかもしれない。自分たちと血の繋がりがあるかどうかは別として。)
もし相手もパートナー関係について自分と全く同じ考えを抱いていると確信できるなら、結婚という自分たちの関係の外部にある制度には頼ろうと思わない。
でも、相手の考えていることなんてどれだけ親密な関係を築こうが分かるはずもない。
確信するための手段として機能するのが、交渉であり契約だと思う。
しかし、「自分を支えてくれるよね?」と口に出して相手に質問するのは、何というかダサいし、もし断られるときのことを考えると不安だ。
パートナーだから当然だよねという暗黙の了解の方がスマートだ。
そのスマートさを担保してくれるのがパッケージ化された交渉結果としての契約である結婚だと思う。
結婚してるんだから◯◯は当然だよねというのは、交渉の手間を減らしてくれる。
もちろん、結婚してるんだから当然という考え方が害になることは知っている。
交渉の手間は減るというだけでなくなるわけではない。
必要に応じて契約の内容を詰め直すことは不可欠だし、それができないなら関係を解消すればいい。
そんなことしてるならパートナーといちゃついていたい。