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2022-07-18

UNIX 哲学」についていくつか

名著「UNIXという考え方 - UNIX哲学」は本当に名著なのか? 〜 著者のガンカーズは何者なのかとことん調べてみた - Qiita

この記事はよく調べてあるなぁと思う反面,事実関係の間違いも多く当時の空気感など欠けていると思う部分がいくつかある。事実関係に関しては追い切れないので参考文献を挙げるにとどめておくが,空気感のほうはいくつか書いておく。なお当該記事の「当時と今では状況が全然違うんだから安易に『UNIX 哲学』とかいうな」という主旨には大賛成である

参考文献

初期の UNIX歴史について興味がある向きには次の書籍お薦めする。

Peter H. Salus『A Quarter Century of UNIX』(1994, Addison-Wesley Publishing)

和訳の『UNIXの1/4世紀』(Peter H. Salus, QUIPU LLC 訳, 2000, アスキー) は絶版のうえ訳も微妙なので薦めづらいが,原書The Unix Heritage Society (tuhs) で PDF が無償公開されているので,英語が苦にならないのなら読んでみるといい。

また同じく tuhs で無償公開されている Don Libes and Sandy Ressler『Life with UNIX』(1989, Prentice Hall)を読めば80年代終りの UNIX の状況(XENIX についてもしっかり言及されている)や利用者目線での雰囲気もある程度判るだろう。

哲学

記事で一番気になるのが「哲学」という語の捉え方。この言葉の強さに引きずられているように読める。でもこれ,当時は設計基本的な考え方くらいの意味でわりとよく使われていた言葉なんだよね。たとえば米 BYTE 誌のアーカイブを “philosophy” で全文検索するとこんな感じ。

https://archive.org/details/byte-magazine?query=philosophy&sin=TXT&sort=date

ほぼ毎号のように出現していたのが判るだろう。

もっとも猫も杓子も「哲学」を振りかざしていたわけではないし,UNIX開発者たちが「哲学」の語を好んで使っていたのも間違いないように思う。傍証の一つが AT&T定期刊行物『The Bell System Technical Journal』の1978年7, 8月号だ。元記事言及されているマキルロイの Forword の初出がこれで,ネットのアーカイブから PDF が入手できる。

この号は二部構成になっていて第一部が Atlanta Fiber System に関する論文12本(全172ページ),第二部が UNIX に関する(Preface や Foreword を含む)論文22本(全416ページ)となっている。さて前述の PDFOCR されているので “philosophy” で全文検索してみると8箇所見つかる。これが見事に全部 UNIX論文なのだ。もちろん論文性質もページ数も違うからこれだけで確定的なことはいえないが「日常的に使っていたんだろうなぁ」という推測は成り立つだろう。じつはマキルロイ哲学とされている部分は “Style” であり “philosophy” の語は一切使われていないというのもちょっと面白いUNIX開発者たちがなぜ「哲学」という語を好んだか正確なところは判らないが,それまでにない新しい考え方に基づいた OS を開発しているという意識があれば,そういう言葉を選ぶのが自然時代だったことは間違いない。

UNIX認知され拡がっていく過程で「哲学」も知られるようになっていった。自分が好むものの良さを他人にも識ってもらいたい,あわよくば他人もそれを好むようになって欲しいという布教活動は今も昔を変らないわけで「哲学」はその便利なツールとなったわけだ。元記事ではガンカースの著作を「外部の人間が後から打ち立てた哲学」と表現しているが,そんなたいしたものではない。マキルロイ論文に影響を受けた布教のためのああい説教は到るところにあった。たとえば前掲の『Life with UNIX』にもしっかり Philosophy の項がある。また日本最初期の UNIX 解説本のひとつである村井純井上尚司・砂原秀樹『プロフェッショナル UNIX』(1986,アスキー)には冒頭次のような一節がある。

オペレーティングシステムは,コンピュータを使うものにとっての環境形成する基盤であるから,そのうえで生活する者の個性尊重し,より良い環境へと作り上げて行く課程を支援するような素材を提供するソフトウェアでなければならない。この主張こそが,UNIXオペレーティングシステムとしての個性ではないだろうか。

 

    プロフェッショナル UNIX村井純井上尚司・砂原秀樹,1986,アスキー)p 3.

「より良い環境へと作り上げて行く課程を支援するような素材を提供するソフトウェア」とはテキストを入出力フォーマットとする単機能コマンド群のことで,これらをパイプでつなげたりシェルスクリプトでまとめたりすることで「そのうえで生活する者の個性尊重し」た「より良い環境へと作り上げて行く」ということだ。こういった説教はありふれたものであった。たんにそれを「哲学」の語を用いて書籍にまとめたのが,たまたまガンカースだったというだけのことである

そしてじつは UNIX場合布教活動とはべつに「哲学」を広めなければならない切実な理由があった。これを説明するのは非常に面倒くさい。当時と今ではあまりにも環境が違うのだが,その違いが判らないと切実さが伝わらないからだ。マア頑張ってみよう。

UNIX の利用環境

UNIXPDP というミニコンピュータミニコン)上に開発された。このミニコンを使うためには専用の部屋に行く必要がある。その部屋は,もちろん場所によって違うわけだが,マアおおよそ学校教室くらいの大きさだ。長机が何列か並んでおり,そのうえにはブラウン管ディスプレイキーボードを備えた機器が等間隔に置かれている。壁際にはプリンタが何台かあるだろう。通っていた学校コンピュータ室などと呼ばれる部屋があったならそれを思い浮かべればだいたい合ってる。ただし置かれている機器コンピュータではなくコンピュータ接続するための端末装置ターミナル)だ。端末装置キーボードで打った文字コンピュータに送られコンピュータが表示した文字がそのディスプレイに表示される。現在 UnixOSCLI を使うときターミナルとか xterm という名のアプリケーションを用いるがこれらは端末装置エミュレータで,もともとは実体のある装置だったわけだ。

さてコンピュータ室にたいていは隣接するかたちでマシンルームなどと呼ばれる六畳くらいの部屋がある。窓ガラスで仕切られたこの部屋には箪笥洗濯機くらいの大きさの装置が何台か置かれている。これがコンピュータ本体だ。もっとコンピュータが何台もあるわけではない。この箪笥CPU でそっちの洗濯機ハードディスク,あの机に置かれているタイプライタ管理コンソールといった具合に何台かある装置全部で一台のコンピュータになる。どこが〝ミニ〟だと突っ込みたくなるかもしれないが「六畳で収まるなんて,なんてミニ!」という時代お話だ。

端末装置それぞれからUSB のご先祖様の)RS-232 という規格のアオダイショウみたいなケーブルが伸び,マシンルームに置かれたターミナルマルチプレクサと呼ばれるスーツケースに台数分のアオダイショウが刺さってコンピュータとの通信を行う。コンピュータと多数の端末装置を含めたこれら全体をサイトと呼び,root 権限を持って管理業務を行う人をシステム管理者あるいはスーパーユーザと呼んだ。

結構上手に説明できたと思うのだが雰囲気は伝わっただろうか。ここで重要なのは一台のコンピュータを数十人が一斉に使っていたという事実だ。洗濯機とかアオダイショウとかは,マアどうでもいい。

自由不安定OS

当時の UNIX評価一言で表すと〝自由不安定OS〟となる。メーカお仕着せではなく自分好みの「より良い環境」を作りあげる自由さらに他のメインフレームミニコンOS に比べると一般ユーザ権限でできることが圧倒的に多かった。そしてその代償が不安定さ。今では考えられないが UNIX のその不安定さゆえにプロOS ではないと考える向きは多かったし「でも UNIX ってすぐ落ちるじゃん」というのは UNIX アンチ定番ディスりだった。UNIX の落とし方,みたいな情報がなんとなく廻ってきたものだ。

こういった雰囲気を鮮やかに伝えてくれるのが,高野豊『root から / へのメッセージ』(1991,アスキー)だ。当時アスキーが発行していた雑誌UNIX MAGAZINE』に連載されていた氏のエッセイ1986年11月から1988年10月掲載分までをまとめた書籍である。著者の高野氏は勤務先の松下電器1980年ごろから UNIX サイトスーパーユーザを務めており,日本では最古参の一人である。この本の中で高野氏は繰返し UNIX自由さと不安定さに言及している。すこし長くなるが,その中の一つを引用しよう。

CPU は,システムにとって重要な共有資源であるが,この CPU実質的に停めてしまうことが UNIXはいとも簡単にできる。たとえば,cc コマンド10個くらい同時に走らせてみたらよい。VAX-11/780 といえども,同時に実行できるコンパイルはせいぜい3つか4つである。それ以上実行することも当然可能ではあるが,他に与える影響が無視できなくなる。つまり,てきめんに viカーソルが動かなくなる。あるいは,すこし大きめなディレクトリ上での ls コマンドの出力が表示されるまでに煙草を1本吸い終えてしまったり,タイムアウトログインが撥ねつけられたりといったバカげた現象が起きだすのである。こういった状態になると,UNIX破壊されたに等しい。真夜中,独りで VAX を占有して使っているのなら何をやろうとかまわない。しかし,20人30人と多数の人間が使っているとき勝手をやられると非常に困るのである当人仕事が遅れるのは自業自得だとしても,そのとばっちりで他のエディタまで止まってしまうと,もはやどの仕事も進行しなくなる。

ディスクについても同様なことがいえる。UNIX では,ファイルシステムを使いはたすまで大きなファイル自由に作ることができる。したがって,自分プロセスがいったいどのくらいの容量のファイルを作り出すのか見当もつけられないようなアマチュアが使うと悲惨なことになる。ディスクを使いはたすと,コンソールタイプライターにエラーメッセージが出力されるが,夜中にそれが発生して,コンソールタイプライターが一晩中エラーメッセージを打ち続け,朝マシンルームに行ってみると紙を一箱打ち尽くしてしまい,ピーピーと悲しげな声を上げて人を呼んでいた光景を私は何度も見てきた。こうなると,それをしでかした本人のプロセスは当然のこととしても,同じディスクで走っている他のプロセスも先に進めなくなってしまう。すこしでも負荷を夜間にまわそうとする善意は逆転してしまい,わずかでも仕事を先に進めようとする意図完璧に打ち砕かれてしまうのである

 

    root から / へのメッセージ高野豊,1991,アスキー)pp16-17.

そして,こうした不安定さが「哲学」を必要としたのだ。自分が利用しているサイトに「cc コマンド10個くらい同時に走らせ」たり「自分プロセスがいったいどのくらいの容量のファイルを作り出すのか見当もつけられないようなアマチュア」がいるとその累は自分にも及んでしまう。だからサイト利用者全員に UNIX設計基本的な考え方を理解してもらうことが,自分のために必要だった。UNIX伝道がより苛烈だった理由ひとつがここにあるのだ。

ミニコン UNIX終焉

ミニコン上で誕生した UNIX は 4.3BSD(1986)で最高潮を迎える。注意したいのはミニコン時代UNIX は Research UNIXCSRG BSD みたいな区別をせずにまとめて UNIX として扱われていたことだ。実際『プロフェッショナル UNIX』も『root から〜』も UNIX記述されてはいるが実際には BSD を扱っている。べつに当時の人が無知だったわけではない。なにしろ BSD を利用するためにはまず AT&T から UNIXライセンスを購入し,そのうえでカリフォルニア大学バークレー校(UCB)から BSD を入手しなければならなかったからその関係は当然広く知られていた。ベル研発明された UNIX を外部の人たちも含めみんなで改良し,それら全体が UNIX であるという考え方が自然だっただけである。『Life with UNIX』のような英語の文献によく登場する “Berkeley UNIX” という言い回しが当時の気分をよく表している。UNIX vs BSD みたいな捉え方は法廷闘争を経た90年代以降の感覚だ。

もっともそういう70年代風味の牧歌的風景ミニコン世界限定の話であった。BSDのものミニコンのものしかなかったが,そのコードを受け継いだ BSDUnixAT&T推し進める System V などがワークステーション市場舞台80年代中盤から激しく覇権を争うようになる。いわゆる Unix 戦争で,PCUnix であるマイクロソフトXENIX も当然参戦した。ミニコン世界牧歌的だったのは,ぶっちゃけていえば先のない技術だったからだ。ただ Unix 戦争あくまでも標準という聖杯を争う戦いであり,AT&TBSDUnixSun Microsystems が共同で System V Release 4.0 (SVR4) を作りあげたように後の法廷闘争とは趣が違う。

こうしたミニコン UNIX からワークステーション Unix への転変は Unixのもの文化にも変化をもたらした。まず激しい競争Unix の高機能化を加速した。商品として判りやす惹句が「あれもできます,これもできますなのは誰もが知っている。もちろん安定性を増すために quota のような利用者自由制限する機能も含まれていた。またワークステーション Unix現在UnixOS と同様同時に一人が使うものであり前述の布教必要性は大幅に減じた。達人たちのみの楽園から万人に開かれた道具に変ったのだ。こういった変化を体感したければ『root から〜』と水越賢治『スーパーユーザの日々』(1993,オーム社)を読み比べてみるといい。『スーパーユーザの日々』はワークステーション Unixシステム管理入門書だ。この本ではたんに知識を羅列するかわりに架空ソフトウェアハウス(開発会社)を舞台新卒社員が先輩社員からシステム管理を学ぶという体裁をとっており,そのおかげで架空の話とはいえ90年代前半の雰囲気が堪能できる。出版年でいえば『root から〜』と二年しか違わない『スーパーユーザの日々』の落差は “dog year” と称された当時の激烈な変化まで体感できるだろう。

UNIX 哲学背骨

当時はよくいわれたのに今やほとんど聞かれなくなったものがある。マキルロイ論文結論部分に書かれたそれは,1973年出版されたイギリス経済学者エルンストシューマッハー著作題名で,中学生英語力があれば十分に理解できる平明な一文だ。

Small is beautiful.

マキルロイは『人月神話』を引いて一定留保をつけてはいものの,これが UNIX 哲学背骨であることに違いはない。機能をありったけ詰め込もうとして失敗した “kitchen-in-a-sink” な MULTI•csアンチテーゼである UNI•x にとって,これ以上のスローガンがあるだろうか?

ひるがえって現在UnixOS をみれば,ブクブクと肥え太ったシステムコール,全容を俯瞰するだけでも一苦労するライブラリインターフェイス,一生使うことのないオプションスイッチまみれのコマンド群。UNIX仮想敵とした OSのものだ。そのことについてとくになにも思わない。ハードウェアは長足の進歩を遂げ,コンピュータの応用範囲は途方もなく拡がった。UNIX が変らなければたんに打ち棄てられ,歴史書を飾る一項目になっただけだ。ただ現在UNIX 哲学」を語るならそうした背景は理解していなければならないし,どれだけ繊細な注意を払ったところで〝つまみ食い〟になってしまうことは自覚すべきだ。

2022-07-15

三浦瑠璃小泉進次郎シマシ語彙力ーfeat.橋下徹

三浦瑠璃氏の発言について、ずーっと思っていたことが言語化できそうなので、書き留める。

タイトルの通り、三浦瑠璃氏の発言は、小泉進次郎氏の発言に語彙力を足して、橋下徹の高圧的な姿勢を少々足すとしっくりくるように感じる。

以下に、彼女ツイッター引用して、ざっくり読解ができればと思う。

文意解釈・受け止め、←この文章を書いている人の個人的意見

三浦氏 2022年7月15日

ロシアウクライナ戦争でコロナ禍が消えるかというとそんなことはありません。

今後戦争制裁による経済被害が広がります供給体制に多大な制約が生じ、需要側もエネルギー価格の高騰や物価の上昇で家計が苦しくなる。

結果として政治不安高まるかもしれません。そこへ行動制限が加わるのです。」

(2022年3月9日自身ツイートRT

さらにリプ

「第7波はくる。その想定のもとで考えてみてください。いまのようなやり方で、どれだけ経済社会が持つのか。

ほんとうに大不況突入したいのか。中国のように国際的交流遮断して閉じこもる国になりたいのか。

年金医療を支えているのは現役世代が回している経済です。未来を創るのは子供たちです。」

(2022年3月9日自身ツイートRT

一つ目のツイート

→そうだね。そうだね。そうだね。

2つ目のツイート

→そうだね。そうだね。そうだね。

小泉流に言い換え

今、こういった状況にある。このままでいいのか。今の日本は現役世代に支えられ、未来を創るのは子供たちである

←具体的な提言をしているわけではなく、状況を描写しているという感じ。

三浦氏 2022年7月14日

「おそらく、そろそろ民間各社はほんとうに濃厚接触者の自宅待機をやめないと、何も機能しなくなると思います

コロナ感染してもごく軽い症状ならば、5日間待機のグローバル基準でよいのではないでしょうか。

政府方針変更しないのなら、企業方針変更して自衛しないと回らなくなりますね。」

→1行目、そうだね。

←2行目、コロナ感染者が5日後にウイルス排出しているか否かが懸念

→3行目、そうだね。

小泉流に言い換え

 このままでは何も機能しなくなる。コロナ感染者が軽症なら活動を禁ずるべきではないのか。このままでは回らなくなる。

←参照

ウイルス排出期間】

ミクロン感染症例におけるウイルス排出は、時間の経過とともに減少する。

有症状者では、発症から10日目以降において、排出する可能性が低くなることが示された。

なお、無症状者では、診断日から8日目以降において排出していないことが示された。(掲載日:2022年7月14日)

https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/11309-covid19-ab90th.html

三浦氏 2022年7月13日

楊井人文

Yahoo!コメントしました】にわか統一教会問題に注目が集まっているが、犯人の術中にハマってはいいか

この教団への復讐を狙って、その手段として「安倍元首相殺害」を計画したのなら、まさに狙撃犯のもくろみ通りの「社会的反応」を招来していることになる”

に対する引用リツイート

「まさに同感する視点。この供述自分の主張のために殺人をするテロたるゆえんを示していますね。」

→そうだね。

テロリズム(英語: terrorism)とは、政治的な目的を達成するために暴力および暴力による脅迫を用いることを言う。 「テロ」と略される。(ウィキペディア)

さらにリプ

最近報道がそっちへ傾いているように、被害者に帰責性をもとめ、殺人犯になんのかたちにせよ共感を寄せることはいだって危険なのです。

人を殺す必要もないのに殺すのは、こうやって注目を集め、社会を揺さぶり、自分の考える「正義」の主張に耳を傾けさせ、動かすことが目的しか思えませんからね。」

→「そっち」…統一教会によって山上氏の家庭が崩壊し、統一教会悪徳商法の詳細が明らかになっていくさま?

洗練された洗脳メソッドにより入信・献金が避けられないほどだった。

さらに突っ込んだ報道では、統一教会自民党および安倍氏と深く結びついているとのこと。

https://web.archive.org/web/20190201015743/https://hbol.jp/hbo_comment_people/%e9%88%b4%e6%9c%a8%e3%82%a8%e3%82%a4%e3%83%88

「帰責性」:帰責…ある物のせいにすること。この文脈では安倍氏責任があるのではないかという考え。

殺人犯に共感を寄せることはいだって危険」…おおむねそう。

←ただし、一部の殺人犯は幼少期に虐待された経験があるなど理不尽境遇にあることも多く、その問題解決に行き届かない公共行政への問題意識も重要である

←「人を殺す必要もないのに殺すのは」…人を殺す以外での問題提起の方法が困難だった、知らなかったのでは…

→「こうやって注目を集め、社会を揺さぶり、自分の考える「正義」の主張に耳を傾けさせ、動かすことが目的」…それがテロリズム。

小泉流に言い換え

引用元:教団への復讐であるなら、(大衆の注目を集めるための)テロとして、今の状況は犯人の思うつである

引用三浦氏:同感。犯人供述を見るに、自分の主張のために殺人をするのはテロです。

リプ三浦氏:現在報道によって、安倍氏責任を求め、殺人犯に共感することは危険。注目を集め、自分の主張によって社会を動かすことが目的(=テロ)としか思えない。

←おそらく論点としては、山上氏が“世間の目”を気にせず、安倍氏統一教会に対してまっすぐ殺意を抱いたのか、

世間の目”に対してなんらかの主張を訴えるために殺人に及んだのか(テロにあたる)、なのかと思う。

テロは許されない」が、今回の事件が「テロなのか、テロではないのか」は今のところ不明瞭なのではないかと思う。テロとの見方が多いようだけど。

テロであるなら、私は犯人の術中にはまっていることになるのだろうけれど、テロか否か問わず、あらゆる事件は再発防止に向けて十分に検証されるべきだと思う。

ーfeat.橋下徹ーについて

テキストのみでは、橋下徹氏らしさはないけど、朝まで生テレビ参院選開票特番など、出演番組での話し方はfeat.橋下徹氏が強い。

見てみてね!なーんか嫌な感じだから建設的な議論というより、ありきの結論に向かうためのスキルテクニックに自信ありますって感じで、生産性を感じない\(^o^)/

蛇足

ニコ動開票特番で、福島瑞穂氏が、「あらゆる暴力に反対」し、別途、犯人供述動機を見るに「安倍氏統一教会との関係検証必要」と発言したところに、

東氏「自民党統一教会関係しているからこのようなテロを招いたってこと??」

←言ってなくない??

~中略~

東氏「自民党統一教会関係しているからこのようなテロを招いたということを言った?」

石戸「それに近い」

三浦「ほぼそれに近い」

←言ってなくない??(もっというと福島氏はテロだとも言ってない…)

参照元https://twitter.com/070vv4/status/1546658500683898880?s=20&t=YeVxyNSG-eSsKn7F11M8sA

犯人動機を調べると同時に、この一件で注目の集まった自民党統一教会関係性は詳細に調べられるべきでは…

←嫌なシナリオ

政府増税連発、公共サービスの縮小→生活に困窮する人が増える→統一教会積極的勧誘統一教会および自民党のもとにお金が集まる。

カルト2世の方が情報発信をしてくれているけど、彼らの親が困窮していたり社会的に追い詰められている中で入信していく様子を見るに、

行政福祉の行き届かないところで宗教カルトはいきいきと活動しているようで…非正規雇用手取り13万円、長時間労働ワンオペ育児などのキーワードでいろいろ思いやられる。

もっと蛇足になるけど、個人的にはニコ動開票特番に出演してる人が過半数

自民党支持・擁護要員だったことのほうがショック…メディアの人選がレベルを表すよね…諸々の番組での橋本氏の起用はまじでやめてほしい…

人の話し方とか態度を見ると、その人がかつて、そんな風に他人に接せられてきたのかなとか、大変だったのかな、生きるすべなんだよね、と思う。

あとは見えないものを見ようとして、擁護できないもの擁護しようとして、頭にないものをあるように見せようとして、みたいな…虚無を感じるこの頃…

安倍氏の虚偽答弁118回は有名だけど、嘘をつくことにあそこまでためらいがないのはすごかったよね、総理大臣には適してなかったと思う。

安倍昭恵氏に心を寄せる人が多いようだけど、ここ数日は赤木さんの奥さんのことを考えていたよ…自民党議員一斉辞職しないかな…

うまく改行できなくてごめん

創価学会二世としての記憶感想を私も書いておきたい(クソ長文)

創価中高ですごした増田https://anond.hatelabo.jp/20220714094742)に触発されて。

今のわたしのように、たとえ大人になってから学会活動をやらなかったとしても、親の庇護下・監督下にあり、人間として成長段階でもある、幼少期・思春期青年期前半くらいまでを「二世」として過ごすって、人生経験の中で結構インパクトがある出来事のような気がする。

たまに誰かに話したいな~とか思うけど、世間的な見られ方から、「私親が学会で~」っていうのはいまだに言いづらく、そこでどんな活動をしていたかというのは周囲の非学会員には一切話したことがない。

増田になら…と改めて思ったので、書いておこうと思う。

生誕とほぼ同時に入会

うちは最初に母が入って、父が母につられて入ったという感じで、活動に熱心なのは母だった。

父は言われて新聞配達してたくらいで、仏壇の前に座るとかそういうことは一切しないライト会員。

私は生まれた翌年の桃の節句の日に入会した。0歳なのでもちろん自発的悟りとか目覚めとか釈迦みたいなことではなく、親に勝手に入れられた。

このシステムがまずすごいよなと思う。自発的意思が芽生えないうちから新興宗教に入会って人権蹂躙っちゃそうだろという気がする。

入会日を桃の節句にあわせたのは女の子だったからだそうです(シンプル理由

幼稚園(『お寺』との断絶)

私自身に学会員の自覚はなかったが、母はバリバリ活動していた。会合なんかにも連れられて行っていた。

地域役員地区部長とか? 的な人の家でやるやつと、文化会館といわれる宗教施設でやるやつ、どっちにも連れていかれていたが何の集まりかは全然わかってなかった。

人がたくさん集まってて、同年代の子ももいる集いにつれていかれ、後ろのほうで遊んだ絵本よんだりしてるくらいの感じ。

ちなみにこのころは、まだ学会日蓮正宗破門されていなかったので、普通に七五三等で日蓮正宗のお寺にも行っていた。

が、破門されたとたん日蓮正宗邪宗筆頭みたいな扱いになる。

戦前戦後の墨塗教科書感があり、当時ですらちょっと「え? もうお寺にいかないの…なんで…?」ってなってた。

小学校(自宅で会合が始まる・合唱団入団選挙活動

自宅で会合が始まる

母が地区役職についたようで、低学年のころから自宅が週2くらいある会合の会場になった。

家が創価学会会合の会場になるとか、もしかしたらかなりヘビーな悲劇二世体験のように思われるかもしれないが、実際にはに集まった大人の人らにかわいがってもらったりおしゃべりしてもらったり、同世代の子どもと楽しく遊んだりという記憶しかない。

家に人がたくさん来るのがシンプル楽しいので、自分から会合の場にいることが多かった。

嫌だな~と思ったことはなかった。日常風景みたいな。でもそれは小さかったからで、多感な時期からそうなってたら絶対嫌だったと思う。

会合最初にみんなで法華経方便自我偈をとなえたあと、唱題する。

低学年のころ、その方便品の教本(勤行要典という)をみて、会合に来た大人たちに「これは外国言葉なのか? 何が書いてあるのか?」ときいて困らせた記憶がある。ひらがながふってあるので音だけは読めたが意味不明すぎて…。

あと、会合してる裏で、当時家で飼ってた猫が産気づき、私が猫にかぶりつきで「がんばれー! もう少し!」とかでっかい声ではげましていたので、隣の部屋で会合中の大人らはこっちが気になってしかたなかったらしいということがあった。

会合座談会の内容は、『大百蓮華』(日蓮の残した著作(まとめて御書とよばれる)の抜粋がのってる会合用のテキスト月刊)の勉強とか体験発表とか、今思っても穏当な感じだったなと思う。

学会歌を歌う時間とかはもちろんあった。

家で歌われまくってたのと、中学くらいまで学会歌のオルゴール目覚まし時計(なんかの記念品)で起床していたので、今だにメロディーの一部をおぼえている。

https://www.youtube.com/watch?v=Z5ydB2Onbo8

朝この曲で起きてました。奇特すぎ。

役職についてる人がいるとはいえ子どもの目には会員同士の関係あくまフラットな感じに見えていた。

合唱団入団

今もあるのかしらないが、当時、学会二世キッズは、学会がやってる合唱団にさそわれることがあった。

しかしこれは入会時とちがい、親に強制的に入れられたのではない。

母に「やってみる?」ときかれたので、そのころウィーン少年合唱団にあこがれていたというただそれだけの理由で「やってみるわ」と答えた次第。

ウィーン少年合唱団にあこがれてなかったらたぶんやんなかったし、やんないならやんないで母は何も言わなかったと思う。

一応入団に際してオーディション的な歌唱テストもあったが、そこで音痴だったら落ちるのかっていうのはわからないし、多分そんなことないんじゃないだろうか。

入ってみたら、多分毎週ではなかったと思う駆れども、日曜日文化会館指導があった。

指導学校音楽教師してる等、歌舞音曲の心得のある会員が、おそらく無報酬でやっていて、学会歌ではなく一般的合唱曲練習をしていた。

たんぽぽ」(どんな花よりたんぽぽの花をあなたに贈りましょう♪)にここで初めて出会って、なんて素敵な曲なんだろう、情景が目に浮かぶぜ…とめっちゃ感動したのはいい思い出の一つで、いまだにとても好きな歌。でもタンポポ別にいらない…。

小学校が違う気の合う友達もできたし、先生の一人が若めのイケメンだったので合唱団は楽しみだった。

創価中高の増田も似たニュアンスのことを言ってたが、池ちゃん外国歴史上の偉人リスペクトしがちで、それが関係してるのかしらないけど、ある日突然第九…大晦日に歌うあれを練習しますーってなった。

小学生ながらに「フロイデーシェーネルゲッテルフルケン」とかって一生懸命練習したよね…。

なんのためにやってたかというと、当時、学会がヤフド(当時は福岡ドーム)を貸し切って、そこで池ちゃんがやってくる大規模な記念式典をやることになってて、そこに九州ブロック? のみんながあつまって第九合唱する…みたいな話になってたので、そのため。

このとき練習普段練習の20倍くらい気合が入っていて、池ちゃんが来ることの重み・貴重さ、池ちゃんの前で歌を披露できることがどんなに名誉かをめっちゃ説かれた記憶がある。

あと、合唱のほかにも「夢や目標をもったら、それがかなうように唱題(お題目を唱える)を一生懸命やりましょう」的な指導があったのだが「でもお題目を唱えるだけではだめ。目標をかなえるためには、そのための努力もかかせない。努力に加えてお題目も唱える。どっちかだけでは意味がない」ということを先生が言っていたのを今でも覚えている。

今の私は別に努力だけでいいだろと思うが、現世利益志向宗教として、特段変な教えじゃないよなってのは思う。

なんの催しか忘れちゃったんだけど、発表会のために合唱団員の何人かからダンスするメンバーを選ぶってことがあって、私は踊りとかドへたくそなのになぜか立候補

練習時点でグダグダの踊りを披露してたんだけど、そのとき自分でやるっていったんだから責任もってしっかりやろう」という、もはや信仰とかなんも関係ない普通ダメだし(指導)受けたのも印象に残っている。

選挙活動

学会二世には「選挙祭り」って感覚持ってる人がいるんじゃないかと思う。

実際祭りだし、会員はその時期になると手弁当で友人知人宅を突撃し、候補者のビラをわたし投票のお願いをしていた。電凸とかじゃなくて、家凸。やば。電凸もしてました。

でも不思議なことに、母って、当時凸ってた相手と絶縁どころかいまだに仲いいし、最近できた非会員の友達(母はめちゃくちゃ社交的で友達が多い)に対しても、投票日に投票所に連行する「連れ出し」とか平気でやってるのに、不思議と嫌われてる様子もない。こないだ連れ出し被害食らった人と母と私の3人で飲んだくらい。

私は自分友達に同じことやったら絶対ドン引きされて絶縁されるだろうなと思うんだけど。このへんは世代感覚なのか、母のキャラゆえなのか、いまだによくわからないところ。

とにかく私は同じことはできないし、したくもないし、そもそも公明党には投票してない。

話がそれたが、当時の家凸は、同じ地区の会員同士で車とかに乗り合わせて回ることがおおくて、子どもの私も車に同乗していた。

完全にお出かけドライブ気分だし、乗り合わせする家の同世代の子とかも来るので、普通に楽しんでついてってた。

あと、当時は親のやってることや信じてることを当然に受け入れていたので、乗り合わせた子といっしょに、信号停止中、後部座席からリアガラス候補者のチラシを掲げて、後続車にアピったりしていた。

若いカップルがにこにこ笑って、オッケーマーク出してくれたの未だに覚えてる。向こうは覚えてるかなあ。

今おもえばひたすらめちゃくちゃ寛容な人たちだ…それか会員だったのか?

中学校(活動に疑問を持つようになる・教学試験

活動に疑問を持つようになる

小学生のころから国語社会歴史)が好きだったんだけども、中学生になると古文の授業がはじまり日本史の分量も増えたこともあり、その分野への興味関心は増していった。

母の蔵書である古典文学全集解説書、文学文化財の図録本などを開くのが大好きで、たのしみな時間だった。

円地文子清少納言枕草子解説している文章リリカルかつキリリとした美しさに感銘を受けた。

腐女子としての目覚めとこじらせも発生していて、その脳のままに平家物語現代語訳を読んで、平経正守覚法親王関係都落ちに際して琵琶返しにいくあれ)に爆萌え

絶対修学旅行では仁和寺に行きたい!! って心に決めて実際行ったり、数多のいにしえの物語随筆舞台になった京都、その登場人物である彼女ら彼らが参詣し今も残っている古寺への興味がすごく高まった時期だった。

しか学会員は寺とか神社とかを蛇蝎のごとく嫌っており、母もそういうメンタルだったので、京都や、京都に限らず、寺や神社積極的に行きたがる私との間でちょっと揉めた。

寺や神社を頭ごなしに否定する学会員の在り方に疑問が芽生えてきたのもこのころだった。

教本には、勤行の最後には「諸天善神のおんために」祈ると書いてあり、ご本尊にも「南無妙法蓮華経」の字のまわりに、いろんな神様名前が書いてあるのに謎すぎる。

(ちなみに改定が入った現在の教本では諸天善神のおんために、部分は割愛されてるらしい。祈れよ)

私は母に、はるかから善男善女が祈ってきた場がそんなに悪い場所であるとはどうしても思えない。貴重な文化遺産歴史の息吹を感じさせるすてきな場所だとしか思えない。そんなに嫌うなんておかしい、というような趣旨のことを懸命に訴えた。

訴えられない、訴えても聞き入れてもらえない学会の家の子もいたのかもしれないけど、私の母はそういうタイプでもなく、私の考え方や言動によって、寺や神社への抵抗感は薄れたといっていた。

そんなわけで、母とはのちに一緒に京都旅行を何度もすることになったし、そんなときには寺や神社にも普通に詣でた。

世間一般学会偏見をもっているんだなあ…ということを知ったのもこのころだった。

中学友達立正佼成会で、呼び出されて逆折伏されそうになるっていう出来事もあってしんどかった。そして世間からしたらどっちもどっち

政教分離的なところでも疑問が生じてきて、もやもやすることが増えてきた。

でも学会は小さなころから当たり前に傍らにあるもので、うちは別に多額の献金とかで破産してるわけでもなければ、活動生活破綻してるわけでもない。どころかその時点で、楽しい思い出がいっぱいあった。

(今もって)学会の一側面しか知らないにもかかわらず「世間で決めつけられてるような団体じゃないのに…」というジレンマを感じていた。世間で決めつけられてるからには理由があるだろうに…。

ちなみに、法華経方便品は一体何を言ってるのか? という低学年のころ解消されなかった謎は中学生の時まで続き、ミネルヴァ書房から出てた法華経日本語訳を読んで解消した。(文化会館の、数珠とかうってるグッズ売り場で普通に買えた)

読んで「シャリホツ!(なるほど!)」みたいな感じあった。(?)

日本語として何を言っているのか? という謎は解消したが、内容は中学生には難しい部分も多く、あまり心に響くことはなかった。

教学試験

教学試験について説明すると長くなるので省く(説明はここ: https://www.sokanet.jp/kaiin/news/2022070101302/)けど、リンク先にもあるとおり、中学生になると、先述の「御書」やなんやから出題される試験を受けることになる。

一般的な検定試験と同じで、初級~上級みたいな段階的な区分けがあって、当然上の試験合格は難しいし、そもそも試験も年に1回きっちりあるいかそういうもんでもないらしいがよくわからない。

上級のほうになると、ある程度しっかりした活動してないと受験資格も得られないんじゃないだろうか。

ただ最初にうける、英検で言えば5級的な試験だけは、中学生になったらすぐ受けられるっぽくて、私も中学時代に受けた。

さっきも書いたけど、古文が好きで得意だったので、「御書」の勉強シンプルおもしろかった。夜にやってる勉強会も同世代が集まるからしかったし、普通に合格した。

でもそれ以降の試験は受けたことないし、受けろと言われたこともない。多分受験資格が発生してない。

母親は一番上まで持っていて、父親は未受験

高校同級生に会員がけっこういることに驚く・創価大学受験して進学しない)

同級生に会員がけっこういることに驚く

高校のころは学会活動への興味はほぼ0になっていたので、文化会館でやる大きい会合だけ顔を出していた。

信教の自由であるとか、折伏新聞啓蒙選挙活動についての疑問についてまじめに、ナーバスに考えていたのはむしろ中学生のころで、高校ではもはやあまりそういうことに囚われなくなっていた。

やりたい人がやればいいし、やりたくない人はやらなくていいい、自分あんまかかわりあいになりたくないかな、くらいの、ごくのシンプルなところに落ち着いてきた。

親は、そういう私の姿勢についてはじめのうちはいろいろと小言を言ってきていたけど、会話を重ねるうち「それも考え方だね」とむこうが折れた感じ。

高校生になると学区がかなり広くなり、生徒数も中学までとは比べ物にならないため、同級生二世について「あの子学会なんやな…」と会館である大きい会合の場に来て出くわして互いに知ることになる。

けっこういるのにおどろいた。

多分あなたのまわりにもいっぱいいると思いますよ、私がそうであるように口にしないだけで。

創価大学受験して進学しない

学会員の間では、創価大学は超絶いい大学東大にも負けない日本最高峰大学! みたいな扱いなので、高校に進学してから偏差値的に全く大したことないのを知って驚いたというか拍子抜けした。

めちゃくちゃいい大学なら目指すのもありかなと思っていたけど、そうでもなかったので、最終的に滑り止めの一環として受験した。

活動自体はどうでもいいかなと思いつつ受験しているの……もうこれは、幼少期から刷り込みしか言えないと思う。

偏差値的に大したことなくても、学会員の間ではめっちゃほめてもらえるのもわかってたし…。

当日の試験も易しかったし、学費免除の枠で合格したが、魅力を感じてるわけではないので進学はしなかった。

同じクラスの、割と熱心な二世からは「せっかく合格したんだから行かない?」と最後まで説得されたが「すまん、京都行きたいわ!」ってことで断った。

親でもそんなこといってこないのに…とおもってちょっと引いた。

大学学会ネットワーク驚愕偏見を感じる)

学会ネットワーク驚愕

そんなわけで京都に進学したら、すぐ現地の会員の人が面会に来て、京都の会館(堀川にある立派なやつ)に連れていかれたし、同じ大学の先輩ともつながらせられた。

ネットワークマジで驚いたしちょっと怖かったよな…。

ちなみに大学には創価学会サークルがあって普通に活動していた。

極左サークルとかはめっちゃ厳しく規制されてて、校内いたるところに掲示があったが、創価学会サークル普通に野放しになっていた。

別に実害ないってことなの? 今思ってもちょっと謎。

どっちにしろ私は入らなかったし、学会員としても一切活動しなかった。会館に行ったのも最初の一度くらいだったかな。

この時つながらせられた大学の先輩、1回生前期のかなり早い段階で連絡を取らなくなり、名前も覚えていないのだけど、この人に勧められて宮本輝の『錦繍』を読み、最終章で身も世もなく泣きまくったのを覚えている。

名前は忘れたけれど、今でも大好きで大切な一冊を勧めてくれた人がいたことはずっと覚えていたい。

続き(https://anond.hatelabo.jp/20220715032335

2022-07-14

今のチャットレディって動画やるパターンありなのかよ

たいへんだなあ

チャットが本当にチャットになるんだ

テキストチャットルームとは隔世の感

anond:20220714102737

悩ましいですね。

ヤフコメ魚拓クローリングrobots.txt禁止してるから、あっちはあっちで無秩序なんですよねえ・・・数か月したら記事ごと消えるし。

テキストだけなんで軽いってのもメリットですねこっちは。

2022-07-13

anond:20220713152933

テキスト入力してそれを最低限推敲する時間と脳があれば意外と人間は優しくできる。

そいつらがリアルに話してて同じように優しいコメントができると思うなよ。

饅頭氏って……

https://twitter.com/terrakei07/status/1546767371888537601

「アベ」という観念存在に甘えきって、それに反対するだけで「正義」「反権力」「道徳優位」のポジション

取ることができていたボーナスタイムがこれからもずっと続くと考えてきた人たちが、

ある日突然に物語から卒業余儀なくされてしまたことについて、哀しみの漂うテキストです。

https://twitter.com/terrakei07/status/1546767808586924032

「アベ」なる存在に甘え切ったせいで、40にも50にも60にも70にもなっても「権力と闘う若者側」みたいな自意識から

卒業できなかった人がゴマンといたことは、日本言論や人文にとって、本当に大きな禍根を残した。

https://twitter.com/terrakei07/status/1546768218831826944

「アベ」を敵視しこれを糾弾していればそれで自分が「邪悪な抑圧権力にあらがう闘士」になれていた、

シンプルでわかりやす善悪二元論的な物語が、今月8日なんの前触れもなく終わり、物語から放り出された人たちが混乱している。

https://twitter.com/terrakei07/status/1546768408854687745

もしかして自分はアベではなくアベ的なものに憑りつかれていたのかもしれない」—―と、

長い夢から覚める人も出てきた。傍から見れば「えっ、いまさら大発見みたいなトーンでそれ言う?!」と驚くほかないが、

かれらにとって「アベ」という物語いかに強大だったかを思い知らされる。

https://twitter.com/terrakei07/status/1546768946224721920

「アベ」という物語がいきなり終了し、現実世界に戻されてみると、永遠青春時代を生きているうちに、

周りがみな年下だらけになってしまった。しかもその年下の人たちはみな、毎日の額に汗して働きながら懸命に生きていて、

自分たちよりずっと年上の大人に見える。

https://twitter.com/terrakei07/status/1546769515882590208

寄りかかるにしても反発するにしても、まるで「父」のように甘えてしまった存在が突然消えてしまった「物語」のない世界で、

そろそろ現実を生きていこう。「年下の年上」に囲まれているのにまだ、「若者気分」をやるつもりなのだろうか。

そんな哀しい気分を綴った散文です。ぜひ読んでみてください。

これって空想的な文芸だよね?評論になってないよね?

饅頭氏が語る高齢左翼って実在するの?観念的って、まさしくこの一連のツイートのことでは?

そして白饅頭氏の言論ってこういうのばかりだよ。

ありもしない事例をでっちあげて、それをソースにして論理を展開してる。これは不真面目なやり方だよ。

俺はあずまんが心配だよ。白饅頭なんかを本気で支持しているとしたら、いつかその事実に足元をすくわれるかもよ。

2022-07-12

ポメラ新機種DM250の税込定価が6万円って・・・

テキスト入力だけに6万円はなあ・・・と前回のDM200を見ると、

DM200も現在の実売価格が2.5~3万円なだけで、元のメーカ希望価格は4.9万円+税でそれほど値上がりというわけではなかった。

半導体不足やら円安やら高機能化やらで価格が上乗せされたのだろう。

それにしても、DM100以前のモデルの実売1万円±αの頃のコンセプトからすっかり路線転換したな。

2022-07-09

オタク向けゲームに多い、立ち絵カットシーンが嫌い

オタク向けじゃなくてもあるからオタク限定する必要はないんだけど

いわゆる豪華声優陣なゲームありがちな、会話シーンで画面の1/3から1/2を覆うキャラクターがでかでかと表示させて会話が行われるやつ

あれが嫌いなんだよね

会話自体が嫌いってのもある

ゲームがやりたいのにキャラ推しの面倒なテキストがダラダラ流れる

JRPGでぼったちターンベースバトルが糞だってのはよく話になるけど、会話がぼったちなのも糞だろって思う


あとこれはデザイン的な話になるけど

このてのオタゲーで問題なのは基本的ゲームキャラが2等身~3等身なんだけど

会話のカットになると、8等身の美少年美少女が表示されるじゃん

この差が非常に没入感をそぐんだよな、世界観の違うものを見せられてる感じになる

ペルソナ5くらいゲーム内のキャラも等身があればいいんだけど

ドットかわいいキャラが急に会話で8等身で表示されるとわかってねーなって思う

抽象度をそろえろよって思う。リアリティーラインとか意識しないわけ?

2022-07-08

小説を読むのが辛い人がいる

個人的おすすめは、コンシューマーPCテキストアドベンチャーを遊ぶことをオススメする。

ゲームならきっと読むのもそこまで苦痛じゃなくなると思えるのよ。小説を読むのが辛い人って、挿絵が少なくても辛いと思うの。

そもそも文章を読むのが辛いって人は、まあ救いようがないので放置なんだけどね。

何でもいいかテキストアドベンチャーゲームプレイするのは良いと思うのよ。

ゲームプレイしてみたら面白くて、本で販売されている小説も読めるようになったって人もいるしね。

まずはゲームで…っていうのは意外とオススメのやり方だと思う。

scrapboxとかのPocketで閲覧できないサービスは滅んで欲しい

ワガママっちゃわがままなんだけど、webってそもそもそういうのじゃないからっていう

scrapboxとかnoteも一部の記事しか読めないし、かったるいんだよなー。増田見習え増田

増田SEO強いのは純朴なHTML構造機械が読みやすいってのもりゆうなんよ

そしてそのての単純明快HTML機械が読みやすくて、とうぜん人間にも読みやすいんよ

わかってんのか、フロントエンドゴテゴテやりたがるイキリエンジニアよーー

これでいいんだよー。みたいな生ぬるいこと言ってんじゃね〜ぞ。ちゃんweb技術でやれやボケが、jsweb技術じゃねーよ。まともにHTMLのセマンティック考慮できて初めてやれやー

Webって別に人間けがよむものじゃないんだよ。わかってんの?

それでいいなら全部PDFでいいだろ。ばかか。俺らはなんでwebやってんだ?jsを動かすためか?フザケルナ

俺はテキスト情報摂取したいんだよ。お前らのオナニー処理を俺の計算機の上で動かしたいわけじゃね〜んだよ、あほーーー!

まあアプリ色の強いサービスは除外ね。当たり前だ

Pocketで閲覧できないサービスは滅んで欲しいのですわ

まあ記事機械に読ませる気がないんだろうけど。機械が読めない文は人間にも読みにくい

人間の閲覧だけに対処したいなら、さっき書いたようにPDFにでもしとけ〜。ほなな

ページネーションもついでに滅んで。機械が読みづらいのは人間も読みづらい。今日はこれだけでも覚えてかえってくださいイキリエンジニアさん

まあ政治的理由イミフ動的処理だらけになってるってケースがほとんどかもしれませんが、だからって閲覧者にしわ寄せがいっていいわけないだろ!

閲覧専用のテキストコンテンツときjs使うなぼけーーーーーー。サーバーでやれーーーーー!

anond:20220708111040

テキストレビューなんて今どきおじいちゃんしかやってないだろうから

おじいちゃんに期待するのが間違ってるよ

怒るならYouTube案件しかやらなくなった奴らを怒った方が建設

2022-07-07

遊戯王の好きなカード

みんなはどんなカードが好き?

ブルーアイズ?ブラマジ?ネオス?

スキルレイン

永続罠

1000LPを払ってこのカードを発動できる。

(1):このカード魔法&罠ゾーン存在する限り、

フィールドの全ての表側表示モンスター効果無効化される。

好きなカードの筆頭はスキド

初期の方からある無効化カードだけど、現在でも使える有能さに加えて、数多のデュエリストに対して「無効」という概念重要さを教えるきっかけとなったカードの一つ。このカード特にならず者傭兵部隊」や「スターダストドラゴン」のように自身リリースして発動するモンスターとの相性が良いことで知られる。初心者は難しく思えるのだけど、コスト概念無効化の仕組みを理解するにはい試金石だったりする。

そして実はこのようなフィールド限定する無効化は数が少ないく、初期からあるのに異端カードでもある

エフェクト・ヴェーラーや灰流うららとは無効範囲や考えが違うのが厄介だけど面白い

ブラックローズドラゴン

全体破壊と起動効果を併せ持ったシンクロモンスター。このカードはかつて存在した「起動効果優先権」に関するルールで頻繁に取り上げられていた。かつて、モンスターの起動効果MtGと似て召喚成功時に優先権を失わずに発動ができた。つまり召喚成功したら落とし穴を発動される前に起動効果を発動でき、特に自身リリースして発動できる「ならず者傭兵部隊」は妨害を受けにくい除去の代名詞だった。

ブラックローズシンクロ召喚成功時の誘発効果と、相手モンスター攻撃力を0にする起動効果の2つを持っている。

まりかつてのルールならば「誘発効果を発動する」か「誘発を使わずに起動効果を誘発と似たタイミングで使う」という2つのパターンを選べるというやばいモンスターだった。当時は環境デッキにもしばしば登場した汎用モンスターだけ合って、その使い方で多くのデュエリストを混乱されていた。今もそのルールがあったのなら、アクセスコードトーカーが最強カードになっていただろう。

今はルール改定されて召喚成功から優先権を一度放棄しないと起動効果を使えなくなった

サンダーブレイク

いわゆる「コスト効果の違い」でおなじみのカード。かつての遊戯王コストなのか効果なのかが非常に分かりづらく書かれていた。

なのでこのように手札を捨てる行為暗黒界を捨てても発動するかどうかで揉めることが非常に多く、遊戯王テキストの整理を促す過程を辿った一枚といえる。

氷結界の龍トリシュー

対象を取らない除外という最強の除去を持つカード

このカードの旧テキストやばいくらいにわかりづらく、公式裁定をみてもこれが対象を取らない(発動時にどのカードを除外するか選択せず効果解決時に決定する)ということを読み取れない人が続出した。

現在は非常にわかやすくなっていたけど、その凶悪効果汎用性と分かりづらさもあって大量の怨嗟の声が上がったカードでもある。

クリッター

フィールドから墓地に送られるという極めて簡単な条件でカードをサーチできる万能カード。それゆえに禁止制限をかつて受けていたけど、このカードは「同時に複数カードが発動した場合」の処理で最も引用されたカードでもある。例えば「氷帝メビウス」をクリッターをリリースにしてアドバンス召喚した場合、クリッターとメビウスの誘発効果をそれぞれチェーンさせて発動する。本来は誘発効果はチェーン1でしか発動できないのだけど、例外的にこのような処理をするという説明で一番わかりやすく使いやすカードとしてクリッターは重宝された。

灰流うらら

わずとしれた手札誘発の妨害カード筆頭。

ただ、このカード無効にできる範囲がわかりづらいことでも有名で、デッキから特殊召喚を含む効果というのが何を意味するのかを説明する上でとても重宝する

デビルフランケン

かつて蘇生制限がなかったときに暴れたカード現在正規特殊召喚をしていないカードが直接墓地から出せない仕様になっていることから、このカードが与えた影響は大きい。

遊戯王の思い出

初めて遊戯王を触ったのは小学生の頃だった。

その時は強いカードが何なのか分からないし、ルール全然知らなかった。

僕が持ってたカードといえば『バーバリアン1号』や『死の4つ星てんとう虫』みたいなノーマルカードばっかりで遊戯海馬が使ってた『ブラックマジシャン』や『青眼の白龍』は持っていなかった。それでも『人喰い虫』や『寄生虫パラサイト』みたいにキラキラ光ってるカードを当てた時は嬉しかった。

当時、自分からせがんたのかそれともお父さんが見つけてきてくれたのか忘れてしまったが、ストラクチャーデッキが2つ入った『EX-R』を買ってくれた。

そのデッキには『ブラックマジシャン』や『青眼の白龍』も入っていたのだが、僕が一番カッコいいと思ったのは『クロスソウル』だった。

どうしてかっていうと光り方が当時の自分が初めて見たシークレットレア仕様キラキラと光っていたこと、海馬がこのカードを使っていたことを覚えていたからだ。

でもデュエルする相手もいなかったし、当時の僕はルールも分からなかったからしばらくすると遊戯王以外のカードゲーム遊んだり、ゲームを遊んでいたのでしばらくは遊戯王から離れていた。

もう一度遊戯王カードで遊び始めたのは高校生の頃、友達みんなと夢中になって遊んだことを覚えている。きっかけは何だったのか全然覚えてない、でも周りの友達が一人、また一人と遊戯王にハマっていき、気づいたらクラス友達で固まって遊ぶようになってた。

学校帰りに少ないお小遣いで新しいパックを買ったり、週末は僕の家に集まって何時間デュエルして遊んだ。新しいパックに入ってる強いカード情報が出るとこのデッキは俺が組む!とかこのカード効果おかしいだろって教室で騒いでた。

本当に色んなことがあった。

スーパーで1台しかないデュエルターミナルに友達と一緒にしがみついてようやく目当てのカード氷結界の龍 トリシューラ』が当たった時は本当に嬉しかった。友達のスキド次元ボコボコに負けたり、テキスト勘違いして『パイナップル爆弾』を使うと全てのモンスター破壊されるデュエルを観戦して笑ったり、アニメで遊星がイリアステルと戦ってる時はバイクと合体してるってゲラゲラ笑ってた。遊戯王wiki自分カードを睨めっこしながらどんなデッキを作るか悩んだりした。カードショップストレージコーナーに何時間も張り付いて目当てのカードを探したり、流行ってたゲームスリーブデッキにつけて自慢したり、VJUMPの特典カード目当てに色んな本屋梯子したりした。思い返せばあの頃の遊戯王に関わる全てのことが僕の、僕たちの青春だった。

当時の友達とは全員ではないけれど今でも連絡を取っている。お互いに遊戯王は遊ぶことはほとんどなくなってしまったけど、あの頃の思い出をよく語りながら通話したり、気まぐれで買ったパックのカードを見せたりしている。通話で話すたび、何回同じ話をしてるんだろうって思うこともあるけれどそれだけ僕らにとって楽しかったんだと思う。いくつになっても楽しかった思い出は色褪せない、それが僕にとって遊戯王に関わる高校時代の思い出だった。

この文章をここまで読んでくれた人の中にはきっと遊戯王の思い出がある人がいると思う。それをTwitterでもLINEでもどこでもいいから書いて、昔の友達と話して『遊戯王』って楽しかったなって気持ちになってくれたら嬉しいです。

ありがとうございました、高橋先生

2022-07-06

anond:20220705171642

子供への庇護期間限定が前提なんだけど

とはっきり言ってるわけで

例外はないと思っているということが推測に過ぎないということなら、それは書き手が書いた内容と裏腹なことを思っているという可能性においてのことだよ

「俺は書いたことと違うことを言う天邪鬼人間なんでーす」なんてテキストベースの場でそんな奴付き合いきれんわ

それこそ「書いたことと思っていることは一致している」という前提のもとで書き手責任を取るべきことだ。前提=例外なく

「書いたことと違うことを思っていても不思議ではない」なんてそんなんただの餓鬼言い逃れ屁理屈

そのうえで当該トラバは「その前提を無視してるだけ」と書いてるだけの1行短文トラバなんだから論点も何も、論点(もはや要旨と言った方が正確だと思うが)というものがあるとしても「そういう前提があること、その前提を無視していること」の2点しかない

なので「そもそもそんな前提はない」と反例をもって反論されてるだけ。それがそういう反論という目的存在理由のものでもあると思うが。

2022-07-04

anond:20220704211336

マジな話はてなー動画が見れない

テレホーダイ時代からテキスト文化で育ってきたため、マニュアルでもHow toでも告発でもなんでもテキスト化してほしいと思っている

テキストで見せてくれたほうがよほど便利なのに、世間はなんで不便な動画で見せたがるんだろうと不思議がっている

はてなーの「インターネット」にTikTokはない

「おばあちゃん死んでくれ」の増田さんへ

私も同じような環境だったので少しでも元増田さんの参考になればと思い書きます増田書くのは何年ぶりか。

元増田さんは20代リアルタイム家庭内DV被害にあっていると思いますが、私はそれを約40〜30年ほど前に経験して、いま独立した家族持ちの50代のおっさんになるまでにどう感じたかということを伝えられればと思いました。

元増田さんの環境でも記述がありますが、孫に対するDVの難しさというのは、本来子供の生育環境を適切に準備すべき親の世代で適切な対応を取れないことにあります。やや教科書的な言い方になってしまうのですが(つまりそのとおりに行動することはなかなか難しい)、まともな大人であれば親戚のおばさんがされているように、問題のある親との距離をとれるのが理想ですが、なかなかDV洗脳された親は自分毒親祖父母)を切り捨てることが難しいようです。私の場合もそうでしたが、なかなかつらいお立場と思います

主に3つの観点で感じたことを書きたいと思います

一つは元増田さん自身への影響について

私は、アル中DVを繰り返す祖父を含む三世代同居の家族で育った影響は自分自身性格形成にはかりし得ない影響を与えたと思っています。平たくいえば、普通の話の通じるまともな家族に恵まれた友人などが羨ましくて仕方がなかったですね。自分の家庭・家族に引け目があると、自分友達との付き合いもなかなか疎遠になりがちだし。今思えば年相応の社会的コミュニケーション能力の獲得になかなか難儀したということになると思います

それを防ぐためにも元増田さんはなるべく今の環境からの悪影響を断ちきるために、独立するなりすることをおすすめします。今の元増田さんの感覚としてはなかなか現実的ではないかもしれません。更に、下記に述べるお母さんとの関係性の影響もあるのでなおのこと難しいかと思いますが。。。

私には同じ環境にいた2つ上の姉がいました。ですが、10年ほど前にアルコール依存双極性障害に苦しみつつ死にました。死ぬ間際は本当に周囲に大変な迷惑をかけていました。1週間に1回は警察沙汰を起こして警察から母に連絡があるような状態で、また母もイネブラーとして色々サポートしてしまう。そんな悪循環家族を持って救いようのない徒労感を覚えていました。

私はアルコール依存を含む精神を病んだ原因がDV家庭に育ったことにあると考えています彼女は本当に気に毒な人でした、虐げられた環境にいたがゆえに、自分の主張や希望を上手く説明できずストレスをためて、非行に走るそんな悪循環です。

元増田さんはそんな風になっていただきたくないです。おそらくそのような環境にいるがゆえに、ご自身精神的な不健康さもある程度わかっていらっしゃると思いますが、ぜひご自身精神的な健康を維持できる環境を準備できるように願ってやみません。

どうしたらよいか?ということを具体的に提示できればよいのですが、ネットテキストでやり取りできる範囲では上手く思いつかないです。せめていろいろな本を読んで自分自身可能性を判断できる自律性が持てるのを期待します。

次は、お母さんとの関係性です。

いずれおばあちゃん時間問題死ぬと思いますしかし、お母さんとの関係はもう少し続きます。そのとき元増田さんに悪影響をもたらさないのか。どうなのか。そのあたりが少し気になります

私の両親についていえば、父親は存命ですがはっきり言って当事者意識がないふわふわした人です。もっとも、生まれから死ぬまで同居していた自分父親祖父)が非道い人であることを考えると、まともに自己確立することも困難だと思うので、同情の余地はありますが。。。そこに嫁いだ母親ももちろんDV被害者でしたが、よくも悪くも我慢強く、DV家庭を存続させたことに一役買ってしまった人生でした。高校生時代の私と何度か夜逃げしようと相談したこともありますが、はやりそこは女性なのか、踏ん切りがつかなかったですね。

さらに、自分の娘(私の姉)がアルコール依存になっても、積極的社会的体裁を整えようとするのには本当に閉口しました。いわゆるイネブラーですね。

http://alcoholic-navi.jp/about/therapy/ineibuling/

そのあたりの自分母親との関係はおばあさんが亡くなっても続くでしょうから、今後どうなるとよいのか、ご自身生活環境を今後どう構築されるかも合わせて考えて置かれると良いと思います

最後に、おばあさんとの関係性について。

私自身は当時常に殺したいと思っていました。しかし、未必の故意を装ったとしても、何らか自分の手を下すのは自分自身に跳ね返ってきます。今思えば、自分から手をくださなくてよかったなと思いました。(当時は遅行性の毒とか、自然を装って早く死んで貰う方法を無い知識の中で調べたりはしていました。)ですが、死んだ祖父を一発でも殴っておけばよかった。という後悔が今でもあります元増田さんも、一言ぐらい罵声を浴びせたり、言いたいことを生きているうちに伝えたほうが良いと思います

>> もう82で体も弱いんだから一回ぐらいボロクソに罵倒して帳尻合わせておかないと呪いを精算するまえに死んじまうぞ。 <<

その点ではトップブコメの言うとおりかと思います

おばあさんが死んだあとで、アルコール依存家族いたことによるいろいろな影響、できなかったことについて、たくさん気づいてしまうんです。それが割と辛い。どうしても普通の家庭の方と比べて自分社会的環境の不遇を感じてしまます。それに耐えていくためにも、今時分の気持ちに正直に言いたいことは言っておくべきです。

ブコメでもありますが、役所が頼りになればよいのですが、はっきり言って役所警察全然役に立たないです。なので、元増田さんが取りうる選択肢を冷静に考えて実行できるための精神的余裕や前向きさをいち早く取り戻されることを願っています

乱文乱筆ご容赦ください。

https://anond.hatelabo.jp/20220704060506

anond:20220703020858

リアルでツイフェミに会ってみればいいと思う。

やべーやつって一目見るとわかる時あるじゃん

 

ツイッターってアイコン画像テキストだけで成り立っちゃうのがよくないよね。

本人の外見データ、立ち居振る舞いのデータで得られるものってやっぱり大事だよね。

2022-06-28

MTGテキストのhe or sheをtheyに統一しますって話で読んだな、それ

ビジネスHTMLメールを使うのは

あり?なし?

昔は対応してないメーラーも多かったしテキストメールにするのが正解だったと思うけど、最近HTMLメール対応したメーラーも多いし、どうかな?

宿題やってんだけど、テキストに「自分を受容出来ないと他者尊厳を受容出来ません」と書いてあって深く理解したわ

その通りだわ。究極のダメ出しじゃん

やっぱ自分にはこの仕事は無理だわ

つーか、無理な奴たっくさん働いてんじゃあないの?この業界

やべえわ

から事件が起きるんだわ

尊厳どころの話じゃねーわ

ほんともうプリコグシビュラシステムとか必要だわ

犯罪予知はしなくていいから「それぞれに合った職業」に就ける(「就くことが出来る」じゃなくて強制の「就ける」)様にしねーと

やっちゃあいけない人間がやっちゃあいけない仕事に就いてる。危険まりない

(もしそういったシステムが出来れば少なくとも小児性愛者が幼児児童に接する仕事に就くことは無くなるだろう)

職業選択の自由?そんなもんは平成(ほぼ昭和)のcmしか聞かねえな!!!!寝言は寝てから言えっての

さっき見てたオッサンブログにあったプロフ見て絶望したわ

大層な経歴の後にリーマンでクビ切られてハロワ職業訓練行って介護業界へとか。草しか生えねえわ。いや、草も生えねえ

(まあ、クビ切られる前に「組立工」って入ってたか左遷に次ぐ左遷挙げ句なんだろうが)

頭だけは良いからめちゃくちゃ資格取ってんの。で、実際に介護業務に携わってる期間を見ると1年~3年で転職を繰り返してる(同じ業界の違う業態へ)

今就いてるとこはウマが合うのかちょっとだけ長い。介護じゃなくて障害者支援からだろう。老人合ってねーんだよ

ほんと、アレな年寄り介護しか職業選択の自由が無くて、ソレを自由と言うのかよって。奴隷自由ですかね?

嗤うわ

もうやだ

2022-06-27

anond:20220627214044

必要機能って

あなた名前入力してください、みたいなテキストボックスがあって

入力して次のページにいくと小説主人公名前自分名前に置き換わってるとか?

2022-06-26

[]6月25日

ご飯

朝:ソーセージエッグ定食。昼:なし。夜:瓶ビール。生中。餃子唐揚げチャーハンキムチ

調子

むきゅーはややー。お仕事は、それなり。

ウマの周回サボりまくってるからやらないとだ……

タマモクロスがいると爆速らしいのでサプチケで売って欲しい……

シャドウバース

「時空流転編」

 ・5段階評価:5

 ・あらすじ

  フローゼスの手引きでレヴィールへ転移してきたウェルサの面々。

  レヴィールの面々、アリサ達と協力してフローゼスが託した運命弾丸バニーに届ける。

  バニー運命弾丸により撃つ相手アイシィンではなくフローゼスであり、管理者に目をつけられていたこ世界を守る強さを身につけるための試練だったのだ。

  なんやかんやで、アリサネクサスを倒し、遂にロゼリアとの再開を果たすのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  バニー最初から、恋の話だったんでしょ。」

  そうなの!? と驚くや否や、怒涛の告白ラッシュにラブチュッチュッ……

  そういう話だったんだ……

 ・印象に残ったキャラ

  イルガンノ。

  最終的にバカップルが二組も生まれた上に、巨人たちは頭がアレなので、半分死んで半分生きてる異形なのにイルガンノが一番まともだった上に、ラスボスを倒したしで、完全に主人公だった。

  スキン買う。

 ・感想

  面白かった!!!!!

  恋の話だったことが判明してからは、一気に明るくなり、今までの鬱々した雰囲気が飛んでったのは少し笑ったけど。

  レヴィール、ウェルサ、アリサとそれぞれの面々にちゃんと出番があるだけじゃなく、それぞれの思想がわかるやりとりが面白くて、良いシナリオだった。

  ネクサス編完結しちゃったけど、アリサ以外の初期メンツに出番がないのは、期間限定で回収されるのかな。

王国帰還編」

 ・5段階評価:5

 ・あらすじ

  元の世界に帰ってきた初期リーダーの面々。

  各々が旅でで得たもの、それと取り戻したものの大きさを実感する。

  そして、元の世界がもうないユアン管理者との戦いをまた手伝うため、もう一度旅に出る、

 ・印象に残ったセリフ

  ユリアス「死に場所には、薔薇と鉄の先約がある」

  ユリアスとモノの関係性がシャドバにハマったキッカケなので、この一言だけでバッチリ感動できた。

 ・印象に残ったキャラ

  姫様。

  今までエリカの都合の良い夢の世界しか出番がなかったのだけど、こういうキャラだったんだ。

  僕は、ぐらぶるっ! でいうところの「女→女に強い感情を持つ人」が好きなので、姫様も大好きになった。

 ・感想

  よかった…… しみじみとよかった……

  シャドバ好き。

  ネクサス編のエピローグにして、次のプロローグって感じかな。

  今まで、暗殺とか、殺し合いとか、復讐とか、贖罪とか、重苦しい過去を背負ってきたキャラたちの気持ちが精算されていくのは、このキャラたちが好きだからこそ嬉しかった。

  特にザベルは、エレノアテトラ達との関係を踏まえた進歩が大きくて、感動した、

  エレノアはリナセントクロニクルフレバーテキストによると、次元超越の技術研究してるそうだから、再登場も見込めそうで楽しみ。

2022-06-25

anond:20220625110258

権利を主張する「マイノリティ」が行動することで「主張しないマイノリティ」までもが「主張」しているようにバイアスが掛かってしまうことが問題

加えて、「平等」を昔から訴え続けている方々は言葉意味を知らないかテキストアップデートされていないのだろう。

https://interactioninstitute.org/the-4th-box-sparks-imagination/

日本海外と比べて今も「公平」なことが多いし、元増田の「どうでもいい」事象についても同意できる。

不寛容他人攻撃する人間とはリベラルの面をかぶった唯の反政府活動家では?

2022-06-24

とある外資系の片隅で

とある外資系ベンダーで働いてる。あまり有名なところではない。バレなし程度で感想をつらつらと述べてみる。

給料は高くない。安くはないが本国には到底及ばない。

仕事はそこそこ忙しいが死ぬほどではない。

外資とはいえ日本法人なので、完全に自由フランクとかはない。

英語は話すが、片言でも良い。ヒラはリスニングリーディングテキストコミュニケーションができれば十分。マネージャーレベルだとバリバリできないといけない。

本国からし日本の優先度は思ったほど高くない。昔は最重要とみなされてたが、今はインド>中国>シンガポール>=日本てなかんじ。たまにCEO来日するが、他の国に行くついでみたいな扱い。このムーブは多分、ウチだけではないと思う。

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