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はてなキーワード: 文化遺産とは

2019-07-29

[] #76-2「車道シャドー

≪ 前

そうして俺たちは、その信号機のある場所へ赴いた。

「この信号機が、この町のシンボルさ」

俺の通う学校大通りから少し離れた、脇道みたいな場所

そこにポツンと設置された、歩行者用の信号機がそうだ。

「これが……?」

オッサン怪訝な顔をするのも無理はない。

見た目は何の変哲も無い、どこにでもあるタイプ信号機だ。

最近になって設置されたから小奇麗で、歴史なんてものも感じない。

客観的に考えて、町の歴史書にも記されることはないだろう。

「見た目で判断しちゃいけない。これには深~いオモムキってやつがあるんだから

から俺たちは解説をする必要があった。

文化的だったり芸術的ものってのは、一般人には基本的理解できない。

それっぽい説明をして、初めて価値が見えてくる。

世界文化遺産だって、そうだろう?

「この信号機はね、ほぼ意味がないんだ」

「はあ?」

「“意味がない”からこそ、“意味がある”のさ」

「はあ?」

ふざけているわけじゃくて、大真面目だ。

この鉄クズ電気食い虫に表面的な価値はない、

それでも俺たちの心に刻み込み、語り継ぎたい“意味”があるんだ。

====

さっきも言ったけど、この信号機には意味がない。

なくても問題ない場所にあるからだ。

かい歩道へは数メートルの間隔しかなく短い。

車道は東からだと長く真っ直ぐ伸びていて視界は良好。

西側は曲がり一本なので車は減速する必要がある。

まり左右確認をすれば横断は安全ってこと。

いや、そもそも車なんて滅多に通らないので、それすら必要いかもしれない。

で、ここまで説明すると、あるクエスチョンが出てくる。

「じゃあ、なんでここに信号機が設置されたのか」

そう、そこが重要なんだ。

“出来た理由”、その“経緯”にこそ深い意味が隠されている。

…………

発端は今から数ヶ月前。

半袖と長袖の人間が交差する、中途半端な時期だ。

その日の俺もいつも通り登校して、いつも通りクラスの仲間たちと何気ない会話を交わしていた。

だけど一つだけ違っていたのは、ツクヒの憎まれ口が聞こえてこなかったってこと。

「ツクヒまだ来てないのか」

気になったのは、別にいなくて寂しいからってわけじゃない。

近所に店があるんだけど、入ったことがないし、入る気もないところってあるだろ?

通りがかった時、その店が開いてなかったら「あれ?」ってなるじゃん。

そんな感じさ。

「私も気になってたんだけど、また手強い風邪にでもやられたのかしら」

「ぶり返したのか? 完全に治ったとか言ってたのに」

ツクヒの奴は捻くれているが、遅刻絶対にしない。

ズル休みなんてのもしない。

そんなことをする位なら、無理にでも登校して「ああ~学校行きたくねえ~」ってグチグチ言ってくる奴だ。

からHRも迫ってるのにあいつがいないってのは、思っている以上に特殊な状況だった。

次 ≫

2019-07-26

https://www.insightnow.jp/article/10194?page=9

「しょせんは、教養過去文化遺産)の無い平和呆けニート連中の昭和平成徒花残滓。」

実際にどうかはわからない、そしてわからないことが示すように、

俺に芸術系教養がほぼないのは事実だな。美学はともかく歴史特に

まあ仮にそうだとしても、

手に届く範囲にあるよいと感じたりよさそうと期待したものを視聴して、

たまに長い間意識に浮かびやすくなるものもあるくらいなのは変わらない。

「せわしない現代において、まさに失われていく美、だれにも見えなくなっていく美なのかもしれない。」

削除された記事に老化による体力気力の減退についての言及もあったっぽい。

暇になるとともに体力気力が充実しても、

俺は理屈っぽいものを読むだろうなあ。

美術史教科書とか新書とか注意して読んだこともあるけど、

そこまで興味はなかった。

2019-05-23

ヴィーガンが壊す食文化

動物人間ご飯でした。過去数千年も人間狩猟採集で生きていました。

狩で仕留めたマンモスを食べて氷河期を生き抜き、山でシカイノシシを食べて生き抜きました。私たち祖先はヤギや豚や牛や羊や鶏を、長い長い長い年月をかけて家畜しました。家畜化なんて一朝一夕一世代で出来ることではありません。祖父から父へ、父から子へ、飼育ノウハウを受け継ぎながら、家畜を食べる肉食文化を発展させました。

色々な国で色々な食文化が発展してきました。それは日本のように仏教によって禁止されながらも、こっそりと楽しまれたり、文明開化とともに最先端料理として食べられたり、ヨーロッパのようにソーセージベーコン干し肉なんかにして長期保存できるようにされたり、焼いたり蒸したり揚げたりして、美味しく食べれるように工夫されたりしてきました。イヌイットのように生食する民族も、沢山の香辛料スパイシーに食べる民族もいます食文化は、宗教やその土地気候と密に絡み合いながら発展してきました。

文化人間が長い歴史の中で作り上げた叡智の結晶です。衣、食、住の1つである、生き物にとって欠かせない「食」の文化は何にも劣らない人類史の大切な要素です。文化人類学的な価値を持つものです。

生物学的にも人間動物を食べるのには意味があります日本人だけが海苔を消化できるように進化したことは有名ですが、お肉も同じです。人間が肉を美味しく食べて、消化して、エネルギーとして利用できるのも、人間が長い間肉を食べ続けて、そのように進化たから美味しくお肉が食べられるのです。お肉を食べるのは人間が生態です。人間は雑食なのですから

連綿と続くこの歴史の中で、動物可哀想だという考えを持ち、肉食をやめることもまた文化です。人類がそのように方向転換し得る可能性を持つこともまた大切なことです。

しかし、それを望まぬ人に強要すること、人間全体から食文化を奪うことは文化破壊です。畜産家や肉屋やコックさんから仕事を奪う権利は誰にもありません。

食文化生活根付いて始めて意味がありますレシピの本だけあっても仕方がありません。肉を食べないということは今まで育んできた肉食文化永久に手放してしまうことになります日本和食文化遺産であるように、世界の肉食文化和食よりもうんと重要文化です。ヴィーガンの肉を食べない「食」が尊重されるべきように、私たち雑食の食文化尊重されるべきです。

そうして考えると「動物はあなたのごはんじゃない」というスローガンはあまり暴力的文化否定ではありませんか。

2019-04-03

anond:20190403131141

はぁ?

文化遺産も形だけ残して後は時代に合わせて変えてるものばっかでしょ

伝統ってまさか不変だと思ってんのかい

形と意味さえあれば良いんだよ

anond:20190403130633

漢字が無くなってひらがなカタカナに変わったんならその言い分もわかるが、

漢字自体はずっと使われてるし元号もずっと漢字

元号というのは文化遺産のようなものから

当初の姿を保ち続けることが重要だよ。

2019-01-27

anond:20190127080537

そのモッタイナイ精神のおかげで貴重な文化遺産が残ってんだぜ

昔の人が全て断捨離していたらどうなってたと思う?

2019-01-17

著作権法における「実演家の権利」とアダルトビデオ配信停止

id:BigHopeClasicです

さて、このエッセイについて

AV人権倫理機構へ「作品販売等停止依頼」をしました。|森下くるみnote

https://note.mu/kurumimorishita/n/n0d06015a3fd1

作家森下くるみさんが過去に出演したアダルトビデオ二次利用としての配信販売の停止の依頼をしたという内容です。

これについて、以下のようなブコメがあり、スターを多く集めていました。

b:id:aramaaaa これは微妙問題を含んでいて、通常の映画作品出演者の誰かが販売を停止したいと考えた場合できるのかってこと。AVとはもちろん若干違うのだが、法律上は同じ「映画著作物」ではないかと思うので

b:id:unfettered アダルトだけに、この行為理解できるものの、今後あらゆる表現物が、出演者の「忘れられる権利」によって廃盤にされたり本人出演シーンにぼかしが入れられたりすることにはならないか、が心配

かに、こういう点は気になるかと思います。ですが、結論から言うとそのご心配は「杞憂」です。アダルトビデオを含む「映画著作物」は、通常は出演者意向によって廃盤になることはありません。

「実演家の権利」について

アダルトビデオといえども、著作権法上における「映画著作物であることは基本的否定され得ないですが、その出演者であるAV女優には、出演したアダルトビデオ著作権は別途契約上の定めがない限り与えられません。

しかし、このような「映画著作物出演者」を含む「実演家」に対しては、著作権法は「実演家の権利」を与えています

例えば、著作権法91条1項は、実演家の有する「録音権及び録画権」について次のように定めます

実演家は、その実演を録音し、又は録画する権利専有する。

これによって、AV女優は、アダルトビデオメーカーに対して、自らの演技を録画させることを許諾することができるわけです。同様に著作権法は実演家に対して「放送権及び有線放送権(テレビラジオに限りネットは含まない)」「送信可能化権(平たく言うと、ネット配信のためにデータサーバにアップする権利)」「譲渡権(録音物録画物の頒布権利)」「貸与権音楽のみ。映画は含まない)」を与えています

映画著作物」における「実演家の権利」のワンチャン主義

そうすると「なんだ、実演家の権利簡単に出演作の販売差し止めできるじゃん」と思うかもしれませんが、話はそう簡単ではありません。

映画著作物」に出演した実演家の権利は、著作権法は非常に厳しい制限をかけているのです。

先ほど上げた実演家の録音権録画権に関する著作権法92条2項は以下のように定めます

前項の規定は、同項に規定する権利を有する者の許諾を得て映画著作物において録音され、又は録画された実演については、これを録音物(音を専ら影像とともに再生することを目的とするものを除く。)に録音する場合を除き、適用しない。

どういうことかというと、映画サントラ映画の音を録音する場合を除き、「一回出演OKって言ったら、その後あんたの録音権録画権を行使する機会はないからね」という意味です。つまり、昔だったら録った映画フィルムを複製するのは映画会社の自由だし、いわゆる二次利用のためにビデオテープDVDを作りまくるのも許諾なしにしていい。加えて、先程挙げた「放送権及び有線放送権」「送信可能化権」「譲渡権」全部そうです。つまり撮影時のギャラだけ払って撮影OKと言ったら後は著作権者は二次利用し放題、再放送映画専門チャンネルでの配信パッケージソフト販売ダウンロード販売自由ということです。

なんでこうなっているかというと、まあ、映画産業においてこれを俳優に与えていたらとてもじゃないけど産業が成立しない、ってことなんですけどね。もちろん契約で上書きすることは可能ですけど、そんな面倒くさい俳優使う理由もないですし(大物になれば別かもしれませんけど)。

#ちなみにワンチャン主義適用のない音楽業界はどうかというと、これは録音時にレコード会社が「実演家の権利」を買い取ってしまうのが通例です。こっちはこれでなんで問題にならないかと言うと、まあ、そういうもんだで通っているからですかね。

というわけで、「映画著作物」は、「通常の場合出演者意向によって廃盤になることはないのです。

さはさりながら…

とはいえ、もちろんこれは「出演に同意があった」場合の話です。昨今問題になった「出演強要」あるいは「台本と異なる強制性交」これらはもちろんのこと「出演の合意」など仮にあったとしても無効ですから二次利用についても同様に消すことができます。そういう意味で言えば、アダルトビデオメーカー側も、女優契約書を交わして「何がOKで何がNG」と女優意思を残しておくことが、メーカーを守ることにもつながるのですけどね。これについては毎日新聞がいい記事を書いていてくれました。

女優が語った本音 新ルールで変わる撮影現場

https://mainichi.jp/articles/20180419/k00/00e/040/258000c

森下くるみさんの場合は、契約書なんてなかったとはいえ、御本人の執筆活動などを通して「出演への同意はあった」ことは「黙示の同意」として明らか(なんか変な表現だな)ですから、ここは問題に成りえません。

また、アダルトビデオは通常の映画著作物と異なり、一旦出演者が出演に合意したとしても、その後になって出演者人権を著しく侵害するおそれを持ちうる性質のものです。こういうものに関しては、個別事情ごとに考慮することで、人権著作権バランス考慮するような裁判所判断が下ることもありうるでしょう。

自主的な取り組みとして、AV人権倫理機構による配信停止申し込みの代行とそれに応じるメーカープロダクションの動きも重要です。これについては、AV人権倫理機構が自ら書いている通り、「当機構賛同する枠組み内のAVメーカープロダクション対象としております。それ以外のメーカー無修正などのAV作品場合、当機構では対応が出来ません」という限界はありますが、逆に言えばこれらのメーカープロダクションユーザー側が支持することで、市場原理により賛同しないメーカー市場から退場させることもできるでしょう(闇市場については完全に刑事機構に委ねるしかないため、そこは本稿では触れられません)。

補足:TV番組について

アダルトビデオ専門チャンネルAV大賞のようなイベントAV女優トーク番組を除く「放送するためだけのアダルトビデオ」を制作することがあるかどうかわかりませんがそれがないという前提で本論から外れるので補足としましたが、上記の「ワンチャン主義」はあくまで「映画著作物」に適用されるもので、TVドラマTVアニメには適用がありません。

まり、かつては「録音録画」の概念がなかった生放送は言うに及ばず、一旦収録した後編集等を加えてから放送するドラマアニメにしても、こちらの二次利用映像ソフト化やネット配信など)は、収録の契約とは別途の契約必要になるのです。なお、放送の許諾を出演者から得た場合放送のために一旦収録することや、それを系列局に送ったり他の局に放映権を売って放送することはできますが、その場合出演者に「相当な額の報酬」を払わなければなりません。ブコメid: shigak19 さんが書いていたのはこれに基づくものです。また、映像ソフト化やネット配信は当然できません。

なんで映画(含むパッケージソフト産業)とTV番組でこうも違うんだと言うと、まあ立法された1970年メディア産業構造の違いによるとしか言えないでしょうね。その後で産業側の方が構造固定化されたために、実務上も問題になっていないということで。

ただ、この違いがとんでもない問題になっているのが「昔のTV番組WEBアーカイブ化」で、映画(含むセルビデオ)は文化遺産としてのウェブアーカイブ化は著作権者の同意があればできるのに対し、TV番組著作権者だけではなくエキストラの一人にいたるまで同意を得ないとWEBアーカイブができないのです。本人が死亡した場合は遺族の発見とか、存命中でも芸能界引退した人とか、元子役とかだとまず連絡を取ることができません。しか結構な大物でも、死後や引退後数年で簡単に連絡先不明になりますTV番組ワンチャン主義採用されていないのは、この点では問題なのです。

2019-01-14

あと2000年ぐらいしたら俺のダジャレ増田文化遺産になるんだろうか

いや、なりはしない(反語)

2019-01-12

anond:20190112201640

じゃあもう文化遺産でいいじゃん。

公共で使わせないでくれよ

国のアイディンティティって天皇しかないの?ンなわけねーだろうよ逆だよ(象徴

2019-01-10

anond:20190110125418

知らないの? 8,000年前に設計した時に西暦5桁対応コスパ悪いってことで取りやめになったんだよ。

文化遺産保管庫の紙束の中に記載されてたはずだから気になるなら見てみれば。

2018-12-12

つの日か日本アニメ浮世絵のような文化遺産になる

と主張するオタクが00年代には多かったなあ

2018-10-26

キリスト教かいカルト宗教

イスラム教仏教もそうだけどさ

いい加減カルト宗教とか禁止していいだろ

神様なんていないんだし

アホな差別思想組み込んでる宗教とか現代にそぐわない

もう文化遺産的な扱いで保護しとこだけでやってもらって一般人には禁止でいいだろ

ナチズムだって禁止されてんだから差別的な思想禁止にしたほうがいいと思わん?

2018-08-28

夏にお仏に行って思ったこ

フランスはいいところだ。

何がいいって、千年を超える歴史があって文化がある。

から、同じ理由日本もいいところだと思った。

そもそもフランスは思ったより日本に似てる。

フランス日本歴史文化があるから人の行動様式規定するコンテクストが複雑になる。

……のか知らないが、フランス人も日本人と同じで他人に対して、わりと空気を読みながら生きている。日本人よりめっちゃコミュニケーション取ってるけど。

あとフランス人は思ったよりもまじめに仕事をする。これも意外に日本人に似てる。もちろん、まじめでも仕事できないやつはいて、何かと待たされることも多かった。

しかし、これは日本と違う点だが、待たされる側がそんなに簡単には怒ってなかった(ように見えた)。

もう日本だったらいつ誰か他のお客さんがキレてもおかしくないんじゃないか…とヒヤヒヤするほど待たされても、誰もキレない。皆わりと呑気な顔をしている。これも意外だった。

不思議だったのであとで考えてみたのだが、今のところサービス労働で成り立っていることを皆んな知っているのだろう説。

もう一つ日本と大きく違う点は、フランス人は一度作ったもの大事にするということだ。建物然り、制度然り。

同じことは土地にも言えて、小さな観光地を巡っても、そのポテンシャルを見ても、日本文化遺産的には同等。

ただ日本にはその遺産が表面上残ってない。これが大きな違いで、観光地的には問題だなと思った。

でも今なくなってるなら復元すりゃいいんじゃね?と思ったし、フランスもそのくらいのわざとらしさ満載で昔の村とか建物とか残ってた。

おもてなしとかそういうんじゃなくて、単純にその持ってる遺産を掘り起こして勝負した方が、誇らしいのになーとか漠然と思った。

から日本文化とか、もっと大事にした方がいいんじゃないかと思い始めてる。おもてなしとかじゃなくて。

2018-08-12

anond:20180812120544

問い合わせじゃなくて?

ーーー

まじかよ...

オンライン概念について

深く考えさせられる哲学的存在だわ

文化遺産指定したほうがいいレベル

2018-01-06

anond:20180106213138

なるほど、文化遺産のたとえは納得感がある。

しかし、遺産として後世に制度を続けて残すべき価値があるものなのか?

2017-12-15

中国経済依存したら韓国のようになってしま

韓国の蝙蝠ぶりに世界があきれているが

韓国中国経済依存していてどうにもならない。

最近日本人の中に中国でのビジネスを推進する奴らがいるがそんなことをしていたらもう韓国のように逆らえなくなる。

アメリカ中国対立が深刻化したら、中国保護名目日本軍隊を送り込み実効支配するだろう。

チベットのように略奪を受け、文化遺産破壊される。

アメリカも衰退しているだろうから、止める国はどこにもいない。

もちろん、戦争が始まれ日本人中国人の盾になって最前線で戦わされる。

2017-10-13

anond:20171013062907

ユネスコ登録する世界遺産は、その特質に応じて「文化遺産」「自然遺産」「複合遺産」に分類されている。

まあ例えば自然遺産ちょっと手を加えて宅地化したいとか言い出すならその分どっかのビルをしっかり壊して自然化すると言う条件付きなら可かな

2016-06-12

サミット終わって

なにごともなくサミットが終わった。伊勢志摩ではサミット後にこれを利用して、なんとか利益につなげようとアイディアを巡らしているし、県内ニュースといえばほとんどがサミット関連が続いている。

こうしてみると、サミットに限らず最近どうにも利益への変換方法観光しかない事態に気付いた。じっとテレビニュースを見ていると「観光客の出足に期待」との一言が多い。北海道新幹線にしても、熊本地震にしても、箱根火山レベルオバマ大統領広島訪問文化遺産指定産業遺産、いろいろ。

そんなに観光旅行をするのかな、と疑問だ。すくなくとも私はここ数年していない。旅行をしたい希望は薄く、非常に薄くあるのだが、具体的に目的地もなく、アナザースカイ、小さな村の物語をみたくらいで満足してしまう。なんなら正直散歩くらいでも旅行欲は満たされてしまうのだ。(余談だけどたぶんVR機が普及したらこういう旅行映像が求められるんじゃないかと思う)

自分の中の観光旅行の優先度と、観光産業の期待の熱量の差が大きすぎるように見えるのだ。正直、そんなに興味を惹かれないのだ。その程度の情報増加で時間資金観光旅行にあてようとは到底考えられないのだ。

あと、このきっかけで旅行に行ったとしても「テレビで見た」との感想で終わるように思える。たぶん、私がモンサンミシェルを見て抱く感想は「テレビと同じだ」なんじゃないかな。

また漂泊の思い止まず、といった焦燥もない。そういうのは贅沢の範疇かな、と今は思う。

そう、贅沢なのだ観光は贅沢で、私の暮らしにその程度の贅沢の余裕がないのだ。金にも時間にも体力にも意識にも。私の贅沢したい欲は、たまに車を走らせてへんばもちを買うくらいで十分に満たされるのだ。

国内のそこかしこで、あれほど大勢の人たちが観光に頼みをつないで、その期待は満たされているのだろうか。それとも世の人たちは私とは違い、みなそれほどまでの観光旅行欲を持っており、その欲に従っているのだろうか。

2015-11-23

漫画ワンピース」はスペオペである

いや、どう考えても宇宙じゃないだろ!?っていうツッコミが速攻で来ると思うのだけれど、舞台構造スペースオペラスペオペであるという話で、狭い意味でとらえずに広い心をもって少し話を聞いてほしい。

周囲の友人には以前からこの説を披露しているのだけれども、なかなか賛同を得られないので増田で書く。



そもそもスペオペとは?

ジャンル定義論になると すげーややこしい議論に発展してしまうし、そこまで詳しくないのでざっくりと説明するとスペースオペラ1960年代ごろから定着した小説スタイルで、名前の通り舞台宇宙なのが特徴。

人類ワープ技術や超光速航法を得て宇宙に版図を広げ、恒星交流どころか銀河渡り、異星人とも親交を深めたり、ときには争ったりもする。未開の惑星に不時着してそこで未知の怪物出会ったり、宇宙船の中で殺人事件が起きて容疑者の異星人たちの特徴から犯人を捜しあてたり、など様々な内容の小説がある。


SFスペオペの違いは?

こう説明すると、SFサイエンスフィクション)とスペースオペラってどう違うの?と疑問に思うかもしれない。

そこには明確な違いは無いのけど、敢えて線引きするならスペースオペラ通俗的なんだよね。舞台こそ宇宙船惑星が出てくるけれど、科学的な考証なんてそんなに重要じゃあない。とりあえずレーザー銃を撃って、悪い奴を倒して、美人を助けて物語は終了!めでたしめでたし、っていうのが大事

それというのも、スペースオペラは背景が宇宙になっただけの西部劇、と言われるくらいで なにせ低俗的な雑誌に連載されていたから、SFファンからするとちょっと下に見られている。

西部劇というとイメージしにくいから、言い換えると宇宙舞台にした水戸黄門と思ってもらっても良い。諸国を漫遊するんじゃなくて、惑星渡り歩いて悪事を働く敵を成敗していく定番パターンの要素はさして変わらない。


スペオペ西部劇であり、冒険小説でもある

前段のスペースオペラ西部劇、って見方は間違いではないけれど、もう一つの要素としては冒険小説エッセンスを取り入れたのが大きい、というのが個人的意見


冒険小説って言うのは歴史が深く、中世騎士物語とか英雄譚とかが源流のジャンルで、主人公が様々な苦難を経て色々なところを冒険する、というもの

とある東の国では怖ろしい牙を持った30フィートを超える獰猛な虎と闘い

とある南の国では毒矢を操る部族と捕まりそうになるが隙をついて逃げ

とある海の国はいかだを組み合わせた住居で一生陸に上がることのない一族出会

などなど。


とりあえず妙なところを旅して、変なことが起きて主人公翻弄されるものの、結果的に知恵と勇気危機脱出する、というのが基本パターン。もちろん実際に旅をして書いた書物もあるものの、読者がそこに行って確かめことなんてない時代から適当に書いたものほとんど。


なにより、このジャンル大航海時代以降になって一気に花開いた。

史実でも南米や、さらには南太平洋諸島には独特の風習を持った部族文化遺産、また珍しい動物がたくさんいたので小説の題材としてはやりやすかった。

見上げるほど大きな猛獣との遭遇したり、人を食べるという部族に捕えられしまい大ピンチに!とか。

18世紀に発表されたガリバー旅行記も含め、19世紀くらいまではこのジャンルは盛り上がったのだけれども、20世紀にもなると下火になってしまう。


なぜなら、もうその頃には人類未踏秘境というのもなくなってしまたから。

不思議動物ジャングルの奥地に住む謎の部族も調べ尽くして、冒険ロマンは地上には残っていない。


そこで宇宙なわけ。



スペオペの魅力とその特徴

スペースオペラは作者が惑星ごとに好きなように自然環境を作れるのが大きな利点で、重力が少ししかない衛星があったり、昼が一ヶ月続く惑星も設定できたり、生態系でも、異星人でも、文化風習宗教法律など様々な要素を自由に設定できる。

そして一つの話が終了すれば主人公たちはそのままで、次の星でまた新しい物語を構築できる。それぞれの星で不思議出会いがあり、軋轢があり、その問題主人公たちが苦難を乗り越えて解決していき、そしてまた次の星へ。


ここまで説明してみると分かると思うのだけど、ワンピースの「島」も似たような構造にあるんだよね。

グランドラインに浮かぶ島々には様々な国々があり、翼の生えた種族が居たり、動物のような容貌の人々がいたり、奇妙な動植物があったり、冒険小説のような要素が満載で、それでいて一つの物語を解決すると次の島へ旅立ちそこで新たな出会いが……というパターン惑星を旅するスペースオペラとも共通の面が大きいと気がつくはず。

舞台こそ地上ではあるけれども「島」という設定は「惑星」に近く、もうこれはスペースオペラ物と言っても過言ではないだろう。



っていう話をすると

『いや、でも宇宙じゃないじゃん!』

と友人たちに一蹴されてしまうだけれども……。


賛同してくれる人が少しでもいるといいな。



元ネタのような記事

そろそろスペオペなラノベがくるんじゃない? - WINDBIRD

この記事を読んで書きはじめてみたものの、書いてみたら全然違うところに話が進んでしまった。




補足1

あらかじめ補足しておくと

ひょっこりひょうたん島』も『キノの旅』もスペオペである派です。


補足2

ネルフェアリーヴァースは宇宙に行く話なので、厳密にはワンピースは地上に限った物語ではないけど。

2015-09-21

広告排除されたweb村の未来

203x年。webから広告が完全に排除されて10年がたった。


2010年代初頭にヘビーなネットユーザから普及し始めた広告ブロックツール2010年代後半には一般のネットユーザにまで広がり、広告屋/コンテンツ屋は広告ブロックツール作成者に対してあらゆる理由裁判をおこした。何人かの作成者は言われの無い理由で葬られたりもしたが、そうした動きがインターネット原理主義寄りの開発者たちに火をつけ、広告ブロックツール開発コミュニティ活性化させることとなった。


202x年、ついに広告広告ブロックツールイタチごっこに終止符が打たれる。

もはやあらゆるブラウザは一切の広告を表示しなくなった。



広告排除されて最初に姿を消したのは広告媒体となるために生みだされたサイト群だ。


やがて新聞TV局が供給するニュースサイトwebの配信を終了し、紙/TV回帰し始めた。

新聞発行部数web登場の前と同様までとはいかないものの、かなり取り戻している。毎日新聞などは海外版変態記事まで復活させた。


TVチャンネル数が倍になった。広告主がTV回帰したことに加えて、放送法改正放送インフラ整備が進んだため、TV局を開始/運営するコストが大幅に下がり、TVスタートアップIPO雨後の筍状態だ。ネット上で独自コンテンツ供給していたサイトの多くがここに参入した。




広告広告の形で表示されるものばかりではない。

検索結果の操作や、広告に見えないよう工夫された内容の偽装広告ECサイトへのリンクを含むブログなど、しばらく残り続けたものもあった。


しかし、それも長くは続かなかった。



民間レベルでの広告排除の動きに同調した各国政府は、広告主のバイアス検索結果から排除することを義務付けた検索法を相次いで制定し、googleをはじめとする検索サイト広告媒体ビジネスモデルの転換を余儀なくされた。

各国で監査機関が設置され(日本では検索庁)、定期的な監査が行われている。

このため、現在yahooは定額制でユーザに直接課金している。

googleは数年前に違法検索結果を表示したために、世界中監査機関から総額120兆円に上る制裁金を科せられ、あっけなく姿を消した。




検索法に続き、多くの国でEC法が制定され、ECサイトへのリンクが禁じられた。一部の国はECサイトへのリンク許可し続けたため、それらの国のドメインを経由するドメインロンダリングが多く行われている。それらの国はECイブンと呼ばれ問題視されており、蔵相会議などでたびたび議題に上がっている。ジャネット・イエレンFRB議長(90歳)は大国で唯一ECイブンとなっている中国を名指しで非難した。




偽装広告は、広告を嫌うネット民たちの公告狩りを生み出した。いったん広告とみなされればネット民リンチさらさらた。中には広告を含まないサイトまで含まれており、現代魔女狩りとして社会問題となったが、やがて高度に発達した広告検知アルゴリズムによってかなり正確に偽装広告排除できるようになり、広告狩りは沈静化している。




SNS広告媒体は多くが直接課金制となった。直接課金制に移行できたのはタイプごと(テキスト/写真/動画など)に上位1-2社であり、多くのSNSサービスが姿を消した。生き残った数社も直接課金移行時の大幅な利用者減のショックから立ち直れず、リストラを繰り返している。



現在電通にも博報堂にもネット媒体を扱う部署は無い。

トラフィック解析などを行うネットマーケティングサービスも姿を消した。リクルートリクルートテクノロジーズを解散し、再びR25を駅で配っている。



広告配信の停止や広告媒体サイト撤退SNS利用者減などによりインターネットトラフィックが大幅に低下したため、パケットあたりの通信コストは上昇を続けた。これがユーザネット離れにつながって、新聞TVでは「若者ネット離れ」として話題となることもあった。



パケットあたりの金額を値上げしても、トラフィック総量はそれを上回る速度で減少しており、通信キャリア業界は一般ユーザ向けネットワーキング事業の縮小を繰り返し、業界再編の波に襲われた。現在日本では"KDDIソフトバンク"社とNTTグループの2勢力に集約されている。




キャリア事業縮小のあおりを最も受けたのはネットワーク機器業界だ。戦略を誤り、事業売却とリストラを繰り返したシスコシステムズなどは現在サンノゼガレージで細々とハンドメイドルータを作っており、マニアの間で高額で取引されている。



webサーバ用途クラウドサービスを中心に、クラウド業界事業の転換を迫られた。

アマゾンwebの縮小を見越して早い段階でAWSなどのクラウドサービスを売却して世界を驚かせた。

クラウド向けサーバ需要が減少したため、サーバ業界も再編を繰り返した。日立サーバ事業を買収したヤマハは「ますます何の会社なのかわからない」と話題になった。




現在広告収入に頼っていたサイトほとんどが放置状態となっており、web村は日に日にアクセス可能なサーバが減っている。

悪しき文化遺産として保存運動なども起こったが、コストが高すぎて全てとん挫した。

web村では多くのサーバ廃墟となって朽ちている。しかし、広告を載せた大きなサーバたちが廃墟となったとしても、web村そのものが失われるわけではない。直接課金に移行したサイト非営利サイト継続して存在し、新たな(村民に受け入れられる)エコシステム形成しようとするサイト群が現れるなどして、web村の日常は続いていく。



はてなは生き残れる側だろうか。廃墟と化す側だろうか。

はてなサーバが生きていることを祈って「この内容を登録する」。

-----

少し加筆修正

思いついた小ネタをつないで30分ぐらいで書けると思ったら3時間もかかったので、読んでくれた人がいてうれしいっす。ありがとう

http://anond.hatelabo.jp/20150920110830

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