2022-06-25

リベラルでもなんでもない自分を考える

最近自分リベラルでもなんでもないかもしれないと自覚する機会が増えた。ネットニュースに接した時のもやっとした感じ、おぼろげな不快感によってそのように思うのだ。

なにが不快か。自分が正しいと思って声を上げている人間不快。そういう人間の主張をあたかも「多様性」を認めることが正しいかのように、予断をもって報道するメディア姿勢不快

そういうことを他人面前で表明することはないものの、不快だと感じていることには変わりない。この他者、いなくなってくれないかな、という感覚

まず女性の権利に関する主張。この手の報道に接するたびに、いつもクソどうでもいいと思う。じゃあ男性権利はどうなんだと思う。

だれが権利をより多く持つのがよいかという問題について争う綱引きはすればいいと思う。つまり概念としての男女(これをジェンダーと呼ぶのか、どうでもよいが)が社会の中でどのように関係していくかという問題、あるいはその関係のものがつねに闘争であるということ。それはそれでよいと思っている。議論はしていい。争っていい。生き残りたければむしろそうしろと。

だが、女性の権利拡張されていくこと、あるいは権利の主張をして男性攻撃することが、あたかも初めから認められている、あるいは正しいと思い込まれている状況、空気が醸成されていくことには断固として反対する。

お前の真理はおれの真理ではない。勝手押し付けるな。押し付けるのであれば、おれはお前を潰す用意があるということだ。無自覚に正しさを主張し、正しくないと勝手にみなす人間を敵と認定して悪罵する人間が大嫌いなだけだ。

次に性的少数者権利に関する問題。これも上記女性の権利に関する問題とほぼ同じ反応を自分はしている。嫌なものは嫌だ。おれはお前の行動が不快ですということが原理だ。

ある人が自分ゲイだとカミングアウトした場に同席したことがある。そのときは彼の決断を心から尊敬し、親愛の情を持ち、これまでどおり付き合っていきたいと思った。

近くにいる人がゲイであろうとレズビアンであろうと、自分はどうでもよいと思っている。普通に友人、知人、同僚として付き合っている。だがその性的少数者であることを旗印にしてプライドだとか言い出したり、社会不寛容さを批判したりするのはちょっと違うのではないかと思っている。嫌だなと思っている。どういう思想を持つかは本人の自由だが、その思想表現を見て不快に思う自由こちらにはあると言うことだ。

ダイバーシティなんてクソどうでもいい。

社会構成員が多様であることには利益があると思う。それは自分自身にとっての利益だ。いろいろ違う人間、全員がなんとかうまくやっていく。貧困病気や飢えで死なないように、社会全体で労働力を確保して、協力し合っていく。それが自分生存にとって大事他人はどうでもよい。あくまでも自分が死なないように他人を利用できることが大事。だからできるだけいろいろな人間社会に参加して協力し合うこと、つまり多様性を実現することは大事。これはそう思う。

だが、ダイバーシティがあたか普遍の真理であるかのようにふるまって、ダイバーシティを認めない人間排除するような圧力には絶対反対だ。多様な考え方を持つ人間を認めないなら、それのどこがダイバーシティなのか。いいかげんにしろバカと思う。

ようするに「これまで虐げられてきた立場にあると思っている人間自分権利を主張すること」は好きにやってどうぞ、それは自由なのでと思う。

だがその主張にこっちが同意するかどうかはまた別の話だ。説得しようとするな。同意しないので。あたか自分の主張が普遍的真理であるかのように振る舞って、違う見解を持つ他人攻撃するな。そのようなことをする人間には絶対に従わないので。

権利を主張する「マイノリティ」と、それを支持して「不寛容他人」を攻撃する人間リベラル人間などではない。違う考えを持つ人間を抑圧排除しようとする人間リベラル標榜する資格などない。

  • リベラル云々ではなく、ただの心が狭い人では? 幼稚園の騒音に文句言ってそう

  • 署名活動にたとえると分かりやすいかもしれない 活動の主旨には賛同するけど、「署名まではしたくない」という感じ それなのに署名を強要してくるので、「俺に指図するなや」という...

  • 次に性的少数者の権利に関する問題。これも上記女性の権利に関する問題とほぼ同じ反応を自分はしている。嫌なものは嫌だ。おれはお前の行動が不快ですということが原理だ。 性的...

  • つべこべ言わずに我が権力の前に屈しろ

  • 「利益・不利益」と、「快・不快」を混同すべきでないと思うのよね。 たとえ明確な線引きは出来ないとしても。 女性の不快は即人権問題であるという粗雑な議論が幅を利かせてるけ...

    • 淡々と論点整理して人権問題の議論を進めるべきで、快・不快の表明は不要なんだろうか ジェンダーの人権活動家や社会学者が「キモすぎ!」「すごく気持ち悪い…」とよく発信してい...

      • 快・不快は大いに表明されるべきだと思いますよ。 ただしそれらをただちに人権問題であると短絡しない慎重さが、受け止める我々に求められているのでは。

  • 権利を主張する「マイノリティ」が行動することで「主張しないマイノリティ」までもが「主張」しているようにバイアスが掛かってしまうことが問題。 加えて、「平等」を昔から訴え...

  • こうやって書き出すと一つ一つを採点して激詰めして論破して調伏したい人が大集結しがちだけど 声を上げる人が不快でくくらずに一つ一つの不快の理由を掘り下げするといいよ そして...

  • こういうタイプのやつはくみしやすくていいよ。結局は金や権力というところに行き着きざるを得ないんだろうし、金や権力でぶん殴ればおとなしく言うことを聞いてくれそうだし、喜...

    • こういうタイプの奴はくしゃみしやすくていゃぁっくしょん

  • 「リベラルでもなんでもない自分を考える」を書いた増田という者である。 選挙権を持ってから、地方選挙でも国政選挙でも、自分はほぼ一貫して共産党に投票し続けてきた。来月の参...

    • この記事は保守政党がクラウドソーシングで発注したものだと断定し、何事かを成し遂げたと思っている人が見られた。 また、「夜道に気をつけろや」的な脅迫めいたコメントを残...

      • ちゃんと見てる? この記事は保守政党がクラウドソーシングで発注したものだと断定し、何事かを成し遂げたと思っている人が見られた。 ↓ Euterpe2 1800字くらいだといくら位が相場...

        • 前者のコメントに関しては、便所の落書きと揶揄される「はてな匿名ダイアリー」に投稿されるにしてはあまりにも文章レベルが高かったから、報酬を得て書かれたのではないかと考え...

    • 昨日の主張から、「リベラル」的な価値に重きを置いていないから与党に投じていると思ってたから意外だな。 共産党の政策パッケージは少なくとも保守ではないと思って、 共産党...

  • 要するに「たまたまマイノリティじゃなかったおかげで不利益を被る機会がなかったが、今まで不利益を被っていた人間が自分と同じになる「マイナスをゼロにする活動」を自分の損と...

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