はてなキーワード: シンクロ召喚とは
みんなはどんなカードが好き?
永続罠
1000LPを払ってこのカードを発動できる。
初期の方からある無効化カードだけど、現在でも使える有能さに加えて、数多のデュエリストに対して「無効」という概念の重要さを教えるきっかけとなったカードの一つ。このカードは特に「ならず者傭兵部隊」や「スターダスト・ドラゴン」のように自身をリリースして発動するモンスターとの相性が良いことで知られる。初心者は難しく思えるのだけど、コストの概念や無効化の仕組みを理解するにはいい試金石だったりする。
そして実はこのようなフィールドに限定する無効化は数が少ないく、初期からあるのに異端のカードでもある
エフェクト・ヴェーラーや灰流うららとは無効の範囲や考えが違うのが厄介だけど面白い
全体破壊と起動効果を併せ持ったシンクロモンスター。このカードはかつて存在した「起動効果の優先権」に関するルールで頻繁に取り上げられていた。かつて、モンスターの起動効果はMtGと似て召喚成功時に優先権を失わずに発動ができた。つまり召喚に成功したら落とし穴を発動される前に起動効果を発動でき、特に自身をリリースして発動できる「ならず者傭兵部隊」は妨害を受けにくい除去の代名詞だった。
ブラックローズはシンクロ召喚成功時の誘発効果と、相手モンスターの攻撃力を0にする起動効果の2つを持っている。
つまりかつてのルールならば「誘発効果を発動する」か「誘発を使わずに起動効果を誘発と似たタイミングで使う」という2つのパターンを選べるというやばいモンスターだった。当時は環境デッキにもしばしば登場した汎用モンスターだけ合って、その使い方で多くのデュエリストを混乱されていた。今もそのルールがあったのなら、アクセスコード・トーカーが最強カードになっていただろう。
今はルールが改定されて召喚成功時から優先権を一度放棄しないと起動効果を使えなくなった
いわゆる「コストと効果の違い」でおなじみのカード。かつての遊戯王はコストなのか効果なのかが非常に分かりづらく書かれていた。
なのでこのように手札を捨てる行為で暗黒界を捨てても発動するかどうかで揉めることが非常に多く、遊戯王のテキストの整理を促す過程を辿った一枚といえる。
このカードの旧テキストはやばいくらいにわかりづらく、公式裁定をみてもこれが対象を取らない(発動時にどのカードを除外するか選択せず効果解決時に決定する)ということを読み取れない人が続出した。
現在は非常にわかりやすくなっていたけど、その凶悪な効果と汎用性と分かりづらさもあって大量の怨嗟の声が上がったカードでもある。
フィールドから墓地に送られるという極めて簡単な条件でカードをサーチできる万能カード。それゆえに禁止や制限をかつて受けていたけど、このカードは「同時に複数のカードが発動した場合」の処理で最も引用されたカードでもある。例えば「氷帝メビウス」をクリッターをリリースにしてアドバンス召喚した場合、クリッターとメビウスの誘発効果をそれぞれチェーンさせて発動する。本来は誘発効果はチェーン1でしか発動できないのだけど、例外的にこのような処理をするという説明で一番わかりやすく使いやすいカードとしてクリッターは重宝された。
ただ、このカードは無効にできる範囲がわかりづらいことでも有名で、デッキからの特殊召喚を含む効果というのが何を意味するのかを説明する上でとても重宝する
かつて蘇生制限がなかったときに暴れたカード。現在は正規の特殊召喚をしていないカードが直接墓地から出せない仕様になっていることから、このカードが与えた影響は大きい。
増田のゴミ共は今日も統一教会がどうとかVtuberがどうとか、政治がどうとか、ファッションがどうとか、下らなくてゴミみたいな話しかしてないよな。
反省しろ。人生を振り返ってお前らが興味を持っていることがカスであることをちゃんと自認しろ。
いいか、俺はテックジーナス・ハイパー・ライブラリアンの話をするべきだと思っている。
こいつはすごい。なんたってテックジーナス・ハイパー・ライブラリアンがいると、シンクロモンスターが特殊召喚された時にドローできる。
シンクロモンスターが特殊召喚されたってことは、もう自分が有利な状況なわけだが、テックジーナス・ハイパー・ライブラリアンがいるとさらにドローできる。
しかも聞けよ、なんとだな、テックジーナス・ハイパー・ライブラリアンがいる時にフォーミュラ・シンクロンをシンクロ召喚するとだな。
ビックリするなよ?
2ドローできるんだよ。
ヤバいだろ?シンクロモンスターが出た時に、ドローできるってだけでもすごいのに、2ドローだぞ2ドロー。同じく2ドローカードの強欲な壺が禁止カードなことを考えてみろ。半端ねえよ。
それだけじゃない。禁止カードの強欲な壺の攻撃力はいくつだと思う?
それに比べてテックジーナス・ハイパー・ライブラリアンの攻撃力はいくつだと思う?
2400もあるんだよ!!!!
強欲な壺の2400倍だ。禁止カードの2400倍ヤバい。それがテックジーナス・ハイパー・ライブラリアンなんだよ。
それだけじゃない。残念だが、それだけじゃないんだ。テックジーナス・ハイパー・ライブラリアンはな。
守備力も1800もあるんだよ!!!!!テックジーナス・ハイパー・ライブラリアン。
わかるか?ただでさえ強欲な壺の2400倍の攻撃力を持つテックジーナス・ハイパー・ライブラリアンは、強欲な壺の1800倍の守備力まで持ってるんだ。
2400×1800はいくつだと思う?きっと100万くらいあるだろ?テックジーナス・ハイパー・ライブラリアンは、強欲な壺の100万倍すごいんだ。
なあ、わかるだろ?
下らない政治だとか、世の中の話をするよりも、テックジーナス・ハイパー・ライブラリアンの話をした方が100万倍有意義だってことが。理屈で理解できただろ?
母「あるところに新型コロナウイルスがいました。コロナウイルスは人々を苦しめていたのですが…」
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やめて!感染拡大を装備したウイルスを墓地に送って融合召喚した変異ウイルスの炎で焼かれたら、闇資金でIOCと繋がってる政府のライフまで燃え尽きちゃう!
○調子
有給なので、満を辞してこれを言いたい。
「ゆうきゅうー!」と。
色々と用事を済ませたり買い物に行ったりゲームをしたりと、休日を満喫した。(何しろ満喫するために朝の6時に起きた)
まずは、この間行った病院で、一応念のため他の検査もしてもらっていたので、結果をもらいに行ってた。
さらに、髪の毛を切りにいった、だいぶさっぱりしたので、いい感じ。
その足で、ゲームを扱っているお店を4件ほど回った。
●スイッチ
○ポッ拳
だいぶ前に、ストーリーモードだけクリアしてほったらかしていたのだけれど、はてなブックマークでおすすめされたので、改めてプレイ開始。
今日からは、オフラインモードではなく、オンラインのランクマッチをプレイすることにした。
そのために、今日はゲームを扱っているお店を回って、スイッチとLANケーブルを繋ぐ周辺機器を買って来た。
ついでに、ギルガルドとカメックスのDLカードも買おうかと思ったけど、売ってなかった。
こういうオンラインで人と対戦するゲームは久しぶりだな。(コマスター? あれはラティアスやニャヒートやメガゲンで特攻するだけの運ゲー特化デッキを組んでるせいで、対話を完全に拒否ってるから……)
今日の成績は、7勝14敗。
使用ポケモンはダークライ、ニアは共鳴、サポートポケモンはニャビーandアシマリ。
初日なので成績はどうでもいいや。
まず今日わかったことは、ナイトメアモードじゃない時のダークライは、非常に戦いづらい。
負け筋は大体、ガンガン押されてナイトメアモードになるタイミングがなかったり、ナイトメアモードになれた時には体力がもうほとんどないみたいな感じだった。
特に遠距離が強い、シャンデラ、テールナー、ピカチュウの三匹にはパーフェクトゲームされてしまった。(しかもピカチュウには二回)
勝ち筋は、ナイトメアモードになると、みんなガードを固める傾向があるので、そこをテクテク近づいて、下A。
この下A、覚醒中に出せる無限エクリプス(どうでもいいけど、無限にエクリプスでコーディングしなきゃいけない悪夢を見そうでこの技名嫌い)並みに減るうえに体力を回復できるので、積極的に狙いに行ってる。
あと、FPの下Y、これを置いて相手に引っ掛けるように立ち回ると、いい感じ。
だから、これから鍛えたいのは「いかにしてナイトメアモードにチェンジするか」っていう切り返しの技術だなあ。
今のところ「おねがい!」って言いながら、Yを連打したり、ためAをカウンター気味に打ってからY連打したりって感じだからさすがに「おねがい!」はどうかと思うので、考えたい。
●3DS
このゲームの解いていく時「頭が加速」していく感じが、たまらない。
こういう3DSの安価なゲームをアホみたいに積んでるんだけど、どれも割と楽しい。
一筆書きの応用でかつ、無限ループに陥ったりもう動かせないところにはまったりするのを避けたりするのが、難しい。
卯月「ライブに出演できるアイドルはスケジュールや声帯の都合で全員ではありません。
ですが、できるだけ多くのアイドルに参加してもらいたいものですよね」
愛海「そーですね」
アイドルマスターシンデレラガールズ6thライブに昆布さんを参加してもらう、
愛海「昆布さんより先に呼ぶべきアイドルはたくさんいるけどね」
卯月「ラジオネーム「未空イナホを叩いている全ての小学生に告ぐ!」さんのアイドルマスターから十人挟んで昆布さんを呼びましょうです」
愛海「アイドルマスターってプロデューサーの称号だから知り合いというかなんというか」
愛海「サークルであればああはならなかったよ」
しゃぶりしゃぶられる仲であることはファウストに書いてあるから間違いない」
愛海「書いてないよ」
太田克史はリーフファイトが大好きであることは西尾維新の小説に書いてあるから真実」
愛海「書いてないし、そもそもリーフファイトが大好きなら高橋龍也さんから繋がるでしょ。
あと人じゃない」
卯月「07th Expansionから池っち。
店長は全てのカードゲームが大好きだから当然リーフファイトもプレイしていた」
愛海「あれ、これは本当っぽい」
TUEEEEEEEEEから」
愛海「から、と言われても困るなあ」
破壊神より放たれし聖なる槍よ
今こそ魔の都を貫け
愛海「除外されまーす」
愛海「別の犯人だし、未解決事件だし、しっちゃかめっちゃかだよ」
どちらも性別不明だから、きっとそういうSNSで友達になっているはず」
愛海「こんちゃかわー」
愛海「わー、これで6thに昆布さんがきてくれるんだね!」
増田で珍しくカードゲームの話題が人気になってるので、何がどうなってるのか知りたい人向けにまとめとくよ。
「子供が妙にハマってるけど、コレどういうのなの?」という親御さん
「彼氏が凄く大事にしてるカードってどんな価値が?」というパートナー
ざっくり「池上彰の週間こどもニュースで聞きたいなぁ」と思ってる人向けね。
ものすごーくざっくり言えば、「ランダムに入ってる将棋の駒を揃えて、将棋をする」という感じ。
え?飛車角ばっかりにしたら強いじゃん!
そう、そういうこと。
トランプ(詳しい人はプレイング・カードとも呼ぶ)は、52枚+ジョーカーがセット。
トランプのエースの上に、スーパーエースとか作っても別に買わないよね?
でも、商売として継続的にカードを買ってもらいたい会社は、どんどんカードを作る。
とういことは、前よりも強いとか、前と違うとか、前よりも面白そうなカードが出るわけだ。
どうなるか。
飛車じゃなくて、竜王だの、自在天王(どこにでも行ける駒)だのが出るわけだ。
良くあるのが、同じカードは4枚までよ、とか。
あと「商売なんだからカードはどんどん強くなる」って言ったけど半分は嘘で、やり方もある。
最初期はカードを作る方も慣れてないので、トンデモなく強いカードがシレッと出てたりする。
(マジック・ザ・ギャザリングやってる人にBlack Lotusについて聞いて後悔してみよう!)
そういう時、公式大会では強すぎるカードは禁止ね、とか言われる。
仲間内でワイワイ遊ぶ分には良いんだけど、対戦ゲームとしてやるならバランスとるよ!
この「対戦ゲーム」と「商売」をバランスさせるのは、とってもムズカシイ。
どんどん新しいカードを追加しても、単純に強いだけじゃ飽きが来る。
そこで、新しいルール用のカードを追加して、古いカードに新しい役割を!みたいなのもある。
ただ、そういうルールの追加は、フクザツにムズカシクなり、ワケガワカラナイことになってしまう。
そこで、長く続いているトレーディングカードゲームには「リセット」がつきものになる。
例えば、マジック・ザ・ギャザリングというカードゲームは、
一番最近出た基本セットと、
物語性の強い(カードの解説文を読むと物語が想像できる)拡張セット2つで、
自分のデッキ(自分用の山札)を作るのが、「スタンダード」というルールになってる。
毎年基本セットが出るけど、拡張セットとは発売時期がズレてるので、
おおよそ2年毎に、使ってるカードの総入れ替えが起こるって言われると、伝わるだろうか。
これを指して「リセット」と呼ばれることもある。
使うカード総入れ替えだしね。
まあ、後ろ暗くは無いけど、世の中やっぱカネだよね、という。
「今後強くなりそうなカード」とか「いま人気のカード」は高くなる。
リアル株取引だってそうだけど、欲しい人が多ければ高くなり、要らないとなれば安くなる。
(もはや美術品として投資の対象になってるBlack Lotusみたいなカードもあるけど)
すると、だよ。
対戦相手の超強いデッキは、もしかしたらリアルマネーで10万円を軽く超えて揃えたカードたちかも。
相手のそのカードたち、いきなり使えないってなったら、どんな気持ちかな。
……やっと遊戯王の話になるんだけれども、
「遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム」は、漫画やアニメの人気もあって発展してきた経緯がある。
炎上には、大きく3つ原因がある
公式から「次からこうするよー」と発表があったわけではなくて、リークっぽい情報が出ているだけ。
「今後なんかあるかも」
「次は大きく変えようと思ってる」
みたいな、いわば「遊んでるユーザーさんの意見を取り入れつつ、変えていくよ」みたいな感じじゃない。
「遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム」は、あんまりユーザーの話聞かない(と感じる)出来事が多かった。
なんだよイッパイお金も使ってるし遊んでるのに急に商売の都合で変更しなくても。
実は「人気カードが使えなくなる」には「人気の戦法が使えなくなる」も含まれる。
カードゲームの醍醐味は、組み合わせの妙で勝敗を決するところにあるんだけれども、
遊戯王は、様々な「モンスター」を「召喚」して、戦わせるという形を取っている。
この「召喚」方法、アニメタイアップの意味もあって、主人公たちがよく使う。
「遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム」では、
自分のデッキ(山札)以外に、エクストラデッキ(拡張山札)も使う。
たいていは、拡張山札に、モンスターを山盛りにして準備しておく。
アニメの主人公たちは、この「エクストラデッキ(拡張山札)」から、モンスターをモリモリ召喚して勝つ。
今話題になっている原因は、このアニメの主人公たちが使ってきたモリモリ召喚の手段である部分を
「エクストラデッキから召喚できるモンスターを1枠にしよう(追加できるけど手間がかかる)」
と、大きくルール変更するもの(になりそう)だってところにある。
アニメの主人公たちは、新ルールでは、勝てないことになってしまう。
対戦ゲームとして大会に参加するために、ある程度強いカードを揃える必要がある。
ランダムパックを大量に買うのでも、一本釣りでお店でカードを買ったり売ったりするのでも、カネがかかる。
そうやってお金と労力をかけて揃えた自分のカードたちは、ルール変更や新カード追加で、弱くなったりする。
ある程度仕方がない部分もある。(エクシーズ召喚が人気になって、シンクロ召喚が下火、とか)
でも、「アニメや漫画の華である、大量のモンスターを一気に召喚して勝つ」
という部分を変更するルールに見えるけど、それほんとにやるの?マジで?
たかがカードゲームじゃないと思っていま粗雑に扱おうとしてる子供や彼氏のカードな、
わらしべ長者的に苦労に苦労を重ねて揃えた時価10万円超のお宝だったりするから、
ポンと100万円出せる富豪以外は、相手の価値観に合わせて尊重しといた方が良いと思うよ。
Magic: The Gatheringといまだに比較してDisられるの不遇よね
http://anond.hatelabo.jp/20170221010811
俺が遊戯王に復帰したのはちょうど、ライト・オブ・デストラクションという「ライトロード」が出てきたパックの発売日だった。
友達とノリでコンビニの遊戯王のパックを買ったらレリーフ仕様の「裁きの龍」が出て、そこから一気に引き込まれることに成る。
その頃のデッキはなんだったか。確か、帝やbloo-dやダムド等のパワーカードを入れまくったスタンや、デッキを高速で削る推理ゲートを利用して短いターンで攻撃力の高いダークガイアを出すデッキ、光と闇の竜をディスクガイと組み合わせたディスクライダーなどなど…。
ライトロードと剣闘獣の登場でそれらはなくなり、テーマデッキの時代がはじまったようにも思う。
そういったテーマの進出の中で遊戯王GXが終わり、遊戯王5D'sが始まり、生まれたのが「シンクロ召喚」と「エクストラデッキ」だ。「エクストラデッキ」とは、以前のルールでは何枚でも入れても良い「融合カード」をデッキと別に用意する「融合デッキ」が、「シンクロカード」が出たことにより、15枚の制限ができた「エクストラデッキ」となった。
当時の俺達は馬鹿にしてたように思う。もちろんそれは5D'sを含めてだ。「バイクにのってデュエルする必要があるか?」「いや、ないね。」今でも思い出せるぐらい馬鹿にしきっていた。
そして、シンクロ召喚が実装されたが、その強さが異常の一言だった。
今までのどんなカードより手頃に出せる。そして効果も攻撃力も凶悪。
・1枚の手札消費で出せる攻撃力2800で効果も極悪なゴヨウ・ガーディアン
・同じく1枚の手札消費で出せてバウンスを何回も行えるブリューナク
・ジャンプに付属したせいで世に溢れかえりネタとかしたが効果は優秀なレッド・デーモンズ・ドラゴン
いきなりこの4枚だ。
ライトロードはまだ適応できた。ライコウのお陰で使いやすいジャンク・シンクロン。後のパックになるがライトロードと相性の良いゾンビキャリアがあることで。
シンクロ召喚実装後、ひっそりと剣闘獣は息を引き取ったようにおもえる。鉄壁の守りと堅実な攻めが売りの剣闘獣ではシンクロのスピードについてこれなかったのだ。
そして始まったのが、スーパードロー(闇シンクロ)とアンデシンクロの時代だ。べらぼうにつよかった。この時に、遊戯王史におそらく永遠に名を刻むであろう「ダーク・ダイブ・ボンバー」が暴れまわった時期でもあった。
自分はライトロードを捨て、スーパードローを使っては、サモサモキャットベルンベルンと唱え続けたのはもうだいぶ前の記憶か。
「ダーク・ダイブ・ボンバー」の禁止から「ダーク・ダイブ・ボンバー」が居ない時代に突入し、またデッキは広がりを見せるが、最終的にインフェルニティが強かったように記憶している。この頃は「ダーク・ダイブ・ボンバー」の高速環境に慣れすぎて体が満足していなかった。
そして、「エクシーズ」の時代が来る。この時にエクシーズを笑うやつは誰一人としていなかった。どう考えても強いからだ。
シンクロ召喚の欠点は、「チューナー+チューナー以外のモンスター」を揃える必要性にある。「チューナー+チューナー」では出来ないのだ。だから必然的に確率が低かろうが「チューナーしか引けない」「チューナーを引けない」というような事態が起こる。それをドロー加速することで緩和したり、強力な展開カードでデッキから持ってくるのが今までのデッキのあり方で、言ってしまえばそれはカードゲームの大原則「ドロー力がクソならなにをやらしてもクソ」である。
だが、エクシーズは非常にゆるい。「同じレベルのモンスター×2」でいいのだ。そして、エクシーズが流行るとともに「レベルを上げる・下げる」というカードが出たことで爆発的にエクシーズは強くなった。シンクロが過去になるぐらいの速さ。
懸念されていた「エクシーズ素材の分しか効果発動できない」というのも高速化しすぎた環境では些細なものであった。モンスターは1ターン生き延びる事が少なくなったからだ。
もちろん、出てきたカードも強い。
・簡単に召喚ができるのに2500、3000の攻撃力になるリバイスドラゴン
・☆5以上の特殊召喚を封じるインヴェルズ・ローチ
エクシーズが受け入れられたのにはもう一つ理由があり、過去のカードを十分採用圏内にいれるようなゆるさもある。例えば、セイバーザウルスなんかは昔はただの☆4攻撃力1900モンスターであったが、恐竜族のお陰で採用され、過去にどうやっても使いみちが浮かばないとまで言われたE・HERO バブルマンはその特殊召喚のしやすさから一気に一線級になった。
ペンデュラム召喚というのもできる。今回はKONAMIも考えたのか、ルール整備とテキスト整備をしながらも、エクストラデッキに直接はいるようなカード群はやめてあくまでも利用したカードを出す。エクシーズで初期で一旦遊戯王から離れていたのであまり詳しい内容はわからないが、どうやら、エクシーズと組み合わせて悪さをしているらしい。
今回のリンク召喚は明らかに、高速化を止めようとしているのが見える。
例えば、シンクロぐらいの時には、蘇生が用意なガエルモンスターを組み合わせた「ガエル帝」が一部いたが、それ以外にアドバンス召喚(生贄召喚)が主流になったことはない。理由はただ一つ、1ターンに1回の召喚ではおそすぎるのだ。
今の遊戯王と言うのは、1ターン目で強いカードを出して、相手が手札でそれを返してくれば負け、返せれなければ勝ちといったのが一つの流れになっている。
そこで、エクストラデッキからの特殊召喚を一旦制限するのが今回のルールの目的だろう。
しかし、今回の調整ではあまりにも打撃の差が出過ぎる。壊滅的なのはシンクロの時代にあった「アクセルリミットオーバーシンクロ」と呼ばれる「シンクロ・チューナー+チューナー以外のシンクロモンスター×2」の手順を踏むデッキだろう。すごく面倒な手間を踏むからでてくるカードも当然返しにくい強力な効果をもったカードとなっている。
もちろん、今までも禁止・制限カードの発表で「1枚2000円ぐらいのカードが0円に」という事はザラにあった。「ダーク・ダイブ・ボンバー」なんて、明らかに強すぎたから俺は「制限入は確定だな。とりあえず、3枚残してほかは売るか」と思ったがいきなり禁止カードにぶっこまれて目玉が飛び出した記憶もある。
新しくでるリンクカード次第でカードの価値が(現在は等しく下がっている状況ではあるが)かなり変わってしまう。
そういうところにやはり遊戯王プレイヤーとして反発を覚える。強かったなら禁止すればよい。だけど、今回のリンクカードの実装は読めるはずもなく、強いカードが等しく打撃を受けるものではないからだ。
http://anond.hatelabo.jp/20170220012819
今回起こったのは、10年以上遊戯王の主役で有り続けた「エクストラデッキからの特殊召喚」を根本から揺るがし、取り返しがつかなくなったルール変更である。
遊戯王はモンスターを場に召喚して戦うカードゲームで、様々な召喚方法がある。その中でも主役級の位置を担う融合召喚、シンクロ召喚、エクシーズ召喚、ペンデュラム召喚、これらをまとめて「エクストラデッキからの召喚」と呼ぶ。昔は融合しかなかったのだが、世代が進むにつれて新しい召喚方法が生まれ「エクストラデッキからの召喚」とみられるようになった。
そして今回行われたルール変更とは「新しいカードで新しい召喚方法を使わなければ、エクストラデッキからの召喚を大きく制限するよ」という盛大なちゃぶ台返しである。
なぜデフレさせなければならないのか。それは、現在の遊戯王はインフレがいきすぎてしまっているからである。
トレーディングカードゲームにおいて、カードプールの増大と強さのインフレは不可分だ。カードプールが大きくなる(カードの選択肢が広くなる)ほど、今あるカードだけでも十分なデッキを組むことができてしまう。すると、新しいカードを買う動機が生まれてこない。新しいカードがちゃんと売れるためには、既存のカードよりも強く、でなければ斬新なカードでなければならない。そして遊戯王は「新しいカードは強くなければならない」という構造から逃れられず、インフレを止められない状態となっている。
その結果、アニメと違って、現実の遊戯王は1,2ターンで勝負が大方決まってしまうようになった。最前線級のデッキとそれ以外とでは深い断絶が存在しており、最前線級のデッキとまともに試合をしたければ、最低でも「即死技を出す能力」「即死技を止める能力」のどちらかを備えていなければ話にならない。このような高速環境では新たに斬新さを作る余地もほとんど残っていないので、新規カードはさらに強さに偏るようになる。これが何年も続いているのが今の状況だ。
数年前までは禁止制限リストに最前線級のカードを適宜入れていくことで代謝を促すことがまだ機能していた。しかしこの方式も限界が来ている。なぜなら新作のカードはどれも異常に強いので、特定のカードを禁止するという方式が現実的ではなくなってきているからだ。禁止制限リストは100種類を突破して久しい。
では、ルール変更はインフレを解決し、健全な環境をもたらすだろうか?残念ながらならないだろう。
最前線のデッキのなかには、本変更の影響を受けないグループが存在する。これらのデッキは「エクストラデッキからの召喚」をほとんど使わないので、ルール変更前と強さが変わらない(例: インフェルノイド)。となれば、他のデッキはそれらと互角に渡り合う必要があり、新ルールが高速環境に戻るのに、そう時間はかからないだろう。
既存デッキを環境から強制的に退場させるという点で、このルール変更は事実上のスタン落ち(古いカードをまとめて使用禁止にすることで環境を強制的に代謝させる仕組み)である。しかしこのような場当たり的なやり方では、仕組みとして持続性がない。いずれカードプールは増大し、また現在と同じ即死ムーブが跋扈する状態になる。その度にグレートリセットを行うのだろうか?他のカードゲームの事例を挙げると、マジック:ザ・ギャザリングでは定期的にスタン落ちが行われるのだが、これは計画的に、少なくとも1年前には予定されているので、プレイヤーもショップも適切に備えることができる。
ルール変更は大きな傷跡を残すことになった。
電撃的に発表された変更は影響範囲が甚大で、多くのカードを紙屑化し、その価値を破壊するものだった。これは「遊戯王には高価なデッキが明日には無価値になる大きなリスクが存在する」という極めて悪しき前例となった。「業界トップのソシャゲーにおいて、突然既存のSSレアの価値がN相当になった」と例えればわかりやすいだろうか。今後同じことが起きないという保証は全くない。そのリスクはショップとプレイヤーに降りかかる。
遊戯王アニメが世代交代するたびに「エクストラデッキからの召喚」に新しい召喚方法が生まれ、「エクストラデッキからの召喚」は遊戯王の主役であり続けた。それが潰れたということは、これまで活躍したデッキのほとんどが、最前線のデッキのみならず、歴代アニメの主人公のほとんどのデッキまでが機能不全に陥ってしまったことを意味している。アニメ・カードゲームの両方に対して、過去積み上げたアイデンティティが否定されたということでもある。
アニメ面白いですね。彼らのデュエル、かっこいいですね。でも彼らがやってること、これからはルール違反なんですよ。
ルール変更はインフレを解決しない。大した意味もないくせに、失ったものは大きい。
遊戯王にとって、これは本当に取り返しのつかない事だった。
Q.結局どういうルール変更があったの?
A.今騒がれている変更は「①エクストラデッキからモンスターを出せる場所がフィールド中央の一箇所に限定された(公式名称:EXモンスターゾーン)」
「②新しく追加されたリンク召喚によりリンクモンスターを出すと、そのモンスターから伸びた矢印で示されたモンスターゾーン一つがEXモンスターゾーンになる。
A.手札を数枚消費するリンク召喚を絡めないと、エクストラデッキからのモンスターを大量に並べることができなくなった。
シンクロ召喚(レベルを合計してエクストラデッキからその合計レベルのシンクロモンスターを呼び出す)
エクシーズ召喚(同じレベルのモンスターを複数枚並べて重ねることでエクシーズモンスターを呼び出す)
ペンデュラム召喚(2枚のモンスターをスケールとして用意し、そのスケールの間のモンスターを一気に複数呼び出す)
をそれぞれ併用して、エクストラデッキから強力な破壊・妨害効果を持つモンスターを並べて相手を制圧するのが環境で強いデッキの戦法だった。
しかし、今回のルール変更でその定石とも言える戦法に待ったがかかったため誰もこれからの遊戯王がどうなるかわからない。
A.現在情報ソースが雑誌フラゲな上、その雑誌の紹介記事に関しても細かい相互作用への説明が不十分なためプレイヤー側も困ってる。
Q.なんで現役プレイヤーは怒ってるの?
A.前述の通り、現在の遊戯王の戦歩はエクストラデッキからの大量展開だったので、それを噛み合う高レアリティのカードが高いレートで取引されていた。
ここ昨今の遊戯王シリーズのアニメもエクストラデッキからの召喚を軸にして戦うキャラをメインキャラとして大勢出しており、当然彼らの切り札の大型エクストラモンスターが人気。
そんなところに今回のルール変更が来たので、今までできてたことができなくなり、それによってカードの人気・価値が落ちるから怒っている。
Q.カードが2円で取引されてるし、買取停止の店も出てるし大暴落してるんでしょ?
A.してない。オークションやネットショップを見ても分かる通り、殆どのカードの価格は据え置き。
原作での活躍もなく、エクストラデッキからの大量展開で利用されるようなエクシーズモンスター(つまり、性能でのみ価値の高いエクストラデッキのモンスター。今回のルール変更の煽りをかなりウケる)もほとんど値下がりしていない。
ただし、一部のカードは1ターンの間にエクストラデッキからシンクロモンスターを複数並べて、それをさらにシンクロさせて出すのを前提としたデザインだったため価格が落ちている。代表的なのは今月出たばかりのコズミック・ブレイザー・ドラゴン。
おそらく、カードショップ側としてはルール変更の価格に与える影響が全く読めないため買取を停止、あるいは「実質的な停止」として2円買取を行っているものと思われる。
Q.結局この記事で何が言いたいの?
A.まとめサイトの文面に踊らされて「遊戯王終わったんだな」って話を広める奴はバカ。
普段まとめサイトに躍らされてる人間を批判してるなら尚更バカ。
これでもかなり絞って説明してるので、これで何かがわからないと思うなら素直に「よくわからんから黙っておこう」と思ってくれ。