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はてなキーワード: 前説とは

2019-03-01

国家公務員などの障害者採用試験の話

前説明会に参加すること 担当記憶してもらうこと

今回の国家公務員採用試験の決定的な差は各種説明会に参加すること。

これだけでかなり有利になります

コッパン受験と同じですね。コッパンみたいにOBOG訪問までしている人はそんなにいないと思いますが一次試験の前から

説明会に参加することは大切です。

もしも自分自身が人事担当者だったらという、他人視点からモノゴトを考えることから戦いのはじまりです。

働いている人は説明会なんて出席できないよ

ここは有給でも仮病でもいいので休めということです。

本気度、真剣度を試されていると思いましょう。

説明会に参加していて、印象を残して、一次試験の成績が上位なら合格発表当日に逆アポ電話が来ている

内定出ている人は合格発表の日に各省庁などから電話連絡が来ています。逆アポがくるんです。

こちから電話メール予約するまでもなく、初日面接を設定してもらえその場で内定

または当日中内定連絡があります

内定数が足りた場合、すでに面接キャンセルも発生しているでしょうね。

一次試験合格後に予約できない、面接すら受けられないと文句言うのはそもそも国家公務員、それに準ずる公務員には向いてない

今回のことで怒ってしまう、電話で各省庁に嫌味をいう、粘着する、結果的業務妨害レベルまでになってしまう人は公務員向いてないです。

おそらく今回怒っている人は発達障害の人たちかなと思います

発達障害の人は書面やウェブサイト、事前に説明されているルールが全てだと勘違いしてしまうこともあるみたいです。

きっちり予約ができて、予約ができなくても、あとからできる可能性があるはずだと思いこんでしまうのかもしれません。

しか内定にこぎつける人は、事前説明会への参加から真剣に動いています

新卒採用でも経団連ルールがある!!って信じてしまう人もいるかもしれませんが。

そうではありませんよね。NHK報道みましたか

世の中はウソにまみれていて本音と建前ばかり

私の場合、偽情報ウソに惑わされないように。現役、国家公務員の人に実際のところいつの段階から評価対象なのかを

聞きました。説明会からコッパン同様に真剣に来いということでした。

さらに今回の国家公務員障害者採用はできる限り健常者に近い人、繁忙期、国会対応など残業、無報酬残業までできる人が有利ということも聞きました。

そして今回の採用試験パーセンテージを達成することはないということです。各社報道から達成できない目標を見直すってでましたよね。これです。

厚生労働省独自試験がどうやらその実証実験だったらしく、現非常勤障害者から常勤障害者に引き上げたパターンが多いということでした。

そしてこのケースが今後各省庁でも取り入れられることになっているそうです。仮にステップアップ制度呼称するようです。

いったん非常勤から各省庁に来てもらい、一緒に働ける見込みがあれば次年度、その次で常勤になれる可能性があるという話です。

説明会から参加していて真剣な人でも非常勤にならないか?という逆アポが来ているでしょうね。

2019-02-28

会田誠事件へのはてブ民のコメントが酷すぎる

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190227-00009302-bengocom-soci

京都造形芸術大の公開講座精神的苦痛を受けたとして訴訟を起こした件へのブックマークコメントだが、

勉強不足」

シラバス読め」

当たり屋

など原告女性を批難するコメントばかり。

なんだこれ。地獄かよ。

そもそもこれ、大学の正課の授業ではなく、「公開講座」だぞ?

こういうコメントつけている奴らは、公開講座が何なのか分かってんのか?

公開講座は、あらゆる人の生涯学習を支えるために行われる大学社会貢献事業であり、

正課の授業とは全く性質が異なるんだよ。

専門分野に属した学生カリキュラムに従って体系的に学ぶものではなく、

お金さえ払えばド素人が単発で受けに来れるものであり、

本当に興味本位でフラッと申込して良い前提のものなんだよ。

実際に公開講座に行ったことがある人ならわかると思うが、

本当に60-70代のおじちゃんおばあちゃんばっかりだったりして、

逆に中学高校生も参加可能な講座もあったりして、

講座によって参加者層は極めて多様なわけだよ。

から、講座内容や講師がこれだからといって、

特定の年齢層や特定分野の前提知識を有する層を対象とすることは、

公開講座場合は全くあり得ないんだよ。

今回はあくま原告が偶然この分野を専門とする人だったというだけで、

公開講座趣旨を鑑みれば、年齢や学歴わず「学ぶ自由」を保障するための仕組みなんだから

勉強してこい』というコメントは全くの的外れなわけだ。

参加者層を限定していない以上、主催側たる大学が、きちんと事前に条件や詳細な内容を説明して

参加者募集をする責務がある。

そもそもシラバス読め」と言っている皆さんは、自分シラバス読んだんですか?

https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/stgg/coursedtls/courseDetail/G1811318

 第3回:ヌードあれこれ話

ヌード、あるいは女性像を画題にした自作を中心に話します。たぶん芸術対立概念になりがちなポルノの話や、第二次性徴期の話、フェミニズムの話なども避けては通れないでしょうね。

会田誠×鈴木芳雄)

担当講師鈴木 芳雄 、 会田 誠 〕

会田 誠 (美術家

1965年新潟県まれ1991年東京藝術大学大学美術館研究科修了。絵画写真、立体、パフォーマンスインスタレーション小説漫画など表現領域国内外多岐に渡る。近年の主な個展に「天才でごめんなさい」(森美術館東京、2012-13年)、「考えない人」(ブルターニュ公爵城、ナントフランス、14年)、「世界遺産への道!!~会いにいけるアーティストAMK48歳」(霧島アートの森、鹿児島、14年)など。


この文章で、残忍で強烈な画像を見せつけられそうな雰囲気が、どこから汲み取れる???

本当に何も知らない人が読んだら、普通アーティストさんにしか見えない文章じゃんか。

これ読んだところで内容の想定は不可能だと思うし、公開講座の受講者がシラバス以上に深い知識

事前に自分で調べないと応募してはならない、なんて義務はどこにもないですよ。

ちなみに、シラバスを見ればわかる通り、受講条件も何も書いていない。

他の科目を見てみると、何らかの条件がある場合は「備考」に書いてあるケースも

あるので、決して書く欄が無かったわけではないことは明白である

(例)"なお、認定の条件は、18歳以上で、"

https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/stgg/coursedtls/courseDetail/G1823304

さらに付け加えると、↓の上部に掲載されている受講規約を見れば、

https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/stgg/matter/matter/

受講資格は、満 15歳以上の藝術学舎で学びたいという意志をもち、本受講

規約を遵守することに同意される方とします。学歴等の制約や選抜試験はあ

りません。

と書いてあり、シラバスで特段の条件指定が無ければ、15歳の中学生が受講する可能だってあるわけで、

そのような前提の講座にも関わらず、事前説明なく記事のような内容の授業が行われたとすれば、

大学側の配慮不足であったことは明らかでしょうよ。

何より、この原告女性は、会田誠芸術表現自体は否定してないじゃんか。

会田誠のような芸術表現が世の中に存在することは理解するとしたうえでも、

それを大学公開講座という学問プラットフォームにのせるのであれば、

その主催者が相応に運営上の配慮や工夫はしてよ、というお話でしょ?

そんなの当然じゃんか。それをやらないなら、大学は何のために存在してるんだ?

その道の経験者や実務家に好き勝手話をさせるだけなら、

大学という枠組みの上でやる必要なんて全く無いわけで。

学問のコーディネータとしての責務を果たせていたかを問われているわけでしょ?

にも関わらず、「会田誠くらい知ってて当然。知らなかったほうが悪い」という論調ブコメばかり。

さすが、はてブ民の皆様は上級国民が多いだけあって、さぞ教養が高いわけですね。

普段はあれほど「弱者の味方」みたいな顔をしているくせに、

こういうときはこぞって被害者側を攻撃する。

まさにセカンドレイプのものじゃねーか。

本当に酷い集団だよ、はてブは。

2019-02-24

この前説明会受けてて印象に残った企業

この前中途エンジニア限定した合同説明会に行った時の話なんだが、

大体の会社はこういう技術メイン使うことが多くて取引先はこういうところでこういう企業理念で~みたいなまあある程度はざっくりした感じの話で細かいところは質疑応答で、みたいな話になることが多かったんだけど、

なんかとある会社名が全部漢字のお堅そうな企業だけ「このプロジェクトのこのシステムのこの機能に対してこの設定ファイルをこんな感じでいじっていただきます」みたいななんかやたらに具体性のある説明をしてきて、

しかもそれが1プロジェクト内の1タスクみたいな内容だったからなんか違和感あったんだけど、

で、どうやらXMLファイルを投入すると自動フォームが作られる自社ツールがあるらしくて、

それを上流から流れてきたExceL通りにXMLファイル作成・投入してExcelスクショテストするお仕事らしい。

んで、そのフォーム作成サービスパッケージ化されているというか、取引先ごとに週次や月次でそのタスクが発生するからそれ専用の要員を募集しているとのこと。

それも昔から長く提供されているサービスらしく、案件が終了する目処はないし基本はガチでそれだけやり続ければいいらしい。

使用言語はなんですか?」って聞いたら「XMLです。他は基本使いません。」って言われてびっくらこいた。

サーバ監視バイトよりも何も自分の身に残らなそう。5年の務めたら市場価値めっちゃ下がるんじゃないかこれ。

こういう仕事が気楽でいいなって思う人はいると思うし会社としてこういう要員が必要なのは別にわかるんだが、これ中途エンジニア募集かける必要あるか?

いやその要員の募集かけるにしてもその辺濁してやらんと誰もこんだろって思ったという話でした。

anond:20190224020219

かに俺はエピデンスは出せん、そしてそれは卑怯だとは思う

しかし俺が述べてるのは

「世の中全体の総人口ではインテリ政治厨(元増田の言う学級委員タイプ)の方が圧倒的に少ないのは事実で、にも関わらずネット上ではそれが目立ってるだけ」という話な

そんなん「世間ではブサイクよりイケメンの方がモテる現実地球上の女全員に調査した統計データはない)」みたいなもんで、エピデンス以前に経験則とか一般論普通常識だと思ってたんだがなあ

俺が書いてた前説否定するのであれば、逆に、この世のすべての人間インテリ政治厨だけなのか?

それはありえんだろw

2019-02-23

万有引力発見みたいな気づきが、いま俺の中で起きてる(SF)

りんごが木から落ちる。

それは

世界構成する4つの力のうちの「重力」によって起きる自然現象

まだまだ世の中には解明できていないことがたくさんあるけれど、

ほとんどの物理現象はこの4つの力によって回っている…らしい。

…ここまでは分かる。

すげえわかる。

世の中の色んな物理現象は、何かの法則に則って起きてるんだな。

詳しい事は良く分からんけど、そこには何かしらのルールがあって、

細かなパラメータの誤差は有れども、物事規則的に起きているんだろう。

…ここまでは分かる。

ただ俺は小さなからずっと疑問に思っていたことがあって、

「世の中の全ての物が物理法則に従って動くなら、生物だって当然そうなんじゃない?」

生物も全て物理法則に従って動くだけなら、脳の動きだってそうなはずで、

じゃあ意識とか意思決定なんて存在しないんじゃない?」っていう奴。


この疑問を持つのもも定番ネタみたいなもので、

別に俺に限らずありとあらゆる人がこの疑問を持っていて、

それに対してこう結論付けているのも、今までさんざん見てきて知っている。

意識なんてものはない、そんなものは脳がつくりだした幻だ」

って奴。

でもいやちょっと待てよと。

俺の意識は確かに有るぞと。

俺は俺の意思を持って行動している。

今ここに俺がどんな文章を書くか。それは今俺がリアルタイム意思決定して行っている事であって、

決して物理法則に則って元から決まってた状況なんかじゃあねえぞと。

ただ、それを証明する事はどうしても出来ない。

この矛盾と疑問を子供のころからずっと抱えてた。

…ここまでが前説

で、

最近になって発想がそもそも逆なんじゃないか

と思い至り、

(ここからSFです)

生物とは、世界物理法則抗う事が出来る存在なんじゃないか

と思うようになったんだ。

より正確に言うと、

生物とは、世界確率に僅かに干渉出来る存在なんじゃないか

と。

何が言いたいかっていうと、

ネットにはじかれたボールがどっちに落ちてもおかしくない、みたいな状況で、

どっちに落ちるかを"意志"の力で選択する。

そんな感じの処理を実行していて、それが意思決定に相当する行為なんじゃないかと。

もう一歩踏み込むと、

意思決定の力による世界への干渉が出来る、

という状態が"生物"の最小単位であって、

それが出来なくなり、

物理法則なすがままに成らざるを得なくなる事が"死"に相当する。

という事なのでは無いかと。

そう考える事で、俺の中で色々と合点が行ったんだ。

まず生物起源について。

生物は「代謝して自己複製する、自己と外界の間に境界を持つ存在」で、

それが何度も何度自己複製して、複製時の微妙な誤差を積み重ねて多様化し、

多様化と淘汰を繰り返して進化してきたという考えが、今広く支持されている考えだと思う。

これもまあ分かるよ。

万年何億年とトライアンドエラーを繰り返していれば、

単細胞生物もそのうち人間になるだろうと。

でも最初最初代謝して自己複製する、自己と外界の間に境界を持つ存在

そんなもん、自然現象で産まれるか?

地球をこね回していたらそんなものが産まれると?

確率的に凄い奇跡なんじゃないのか?って。

ただ、そもそもその奇跡自体生物なんだ、

世界干渉して、どうにかギリギリ生物としての必要条件を満たした最初奇跡、それが生物なんだと。


次に生物進化繁殖とその目的、あと今後の世界の行く末について。

生物はどんどん進化繁殖を繰り返し、

単細胞生物から細胞生物になって、

ついには人間になって(人間以外にも色々居るけど)、地球中に満ちるようになった。

更に人間は群れて行動して、群体として生物のように振舞っている。

もう「会社」とか「国」とかは生物の一単位と言っていいんじゃないかなと思う。

この進化繁殖は何のために繰り返され続けているのか。

その答えは「世界干渉するサイズを大きくするため」なんじゃないかと俺は思う。

最初奇跡自然現象としてはそうそう起きないような確率インチキ)は、

極小サイズ自己を複製するっていうだけの、小さな干渉だけだった。

それが今では、

海を埋め立てたり、山を削ったり、月に辿り着いたり、

太陽系外に機械飛ばしたりするレベル奇跡を起こせるようになった。

この進化繁殖を繰り返していくと、

この世界は今後どうなっていくのか。

そのうち生物は、地球の引力に当たり前のように抗う存在になって

地球規模、太陽系規模、銀河規模で世界干渉するようになり、

そしていつか、宇宙のありとあらゆる全ての現象干渉するようになる。


そこから先はどうなるのか

宇宙の全てに生物干渉できるようになった時代

今の人類がやってる「ちょっとここにビル建てるわ」的なノリで、

ちょっとこの宇宙デザインいじるわ」みたいな干渉を出来るようになったとしたら。

それはもう、新しい宇宙誕生みたいなもんで。

そうしていじくり回された宇宙の中の、

どこかの銀河のどこかの星で、

また極小サイズ奇跡が起きて、生物が産まれてる。

そんな設定のSFが読みたい。

2019-02-11

anond:20190211114208

勝俣とかもそれ系の枠だと思ってたんだけど、

ある番組地方のもりあがってないイベントに行かされて、自発的前説とか始めて放映に堪えるところまで盛り上げていて

あー「タレント」って職業はこういうことなんだなあって思った

芸の有無ではなくこの人出しときゃある程度のところまでは盛り上がるみたいな。

落語家ポっと出しても盛り上がんないのはテレビ進出して成功している落語家がいないことからもよくわかるし

落語家の芸がテレビ視聴者には求められてないのは寄席が連日満員御礼とは行かないことからもよくわかるだろう

2018-12-05

M-1 2018・ネタ以外の感想

なんか炎上してるみたいですね。

でもそこには触れず、M-1関連番組配信ネタ以外の部分の感想を忘れないうちに書きますネタ感想はいろんな人が書いてるし。

最後にミソついちゃったけど全体的にとてもいい大会だったし、炎上のせいで芸人たちのファインプレーが忘れられると悲しいので。

敗者復活戦出番順抽選

くじ引きの順番は予選通過順位

これはいい変更だったと思う。

からし蓮根10

知名度的にも芸歴的にも大躍進。その次のホテイソン含め、数年以内に決勝行くだろうな。

岩橋次点で落ちたって言ってた奴殺したろか!」

そして出順15番目、やっぱ持ってるなあと思った(この時点では)

さら森田、さすがの場慣れ感

抽選会では一番盛り上げた。いつもどおり小うるさいけど。

さらばの出順に対してトレエンたかし「(さらばのネタは)色々な漫才見たあとじゃないと面白くない」

この中継でのたかし日本刀ぶん回してるような切れ味だった。

金属バット友保が持ってきた名札「トムブラウン

それに対する斎藤さんの反応「ごめん初絡みだから分かんない」

エラン

井口があーだこーだ言ってる間にヌルッと1番引く河本。最高。

文句ブーブーな井口にトレエンたかし「15位通過の奴が敗者復活できないだろ」

正論すぎてぐうの音も出ない井口

抽選MVPは誰も期待してないとこで地味かつ狂気ボケをぶち込んだウエラン河本で。よく考えてみれば河本一言もしゃべらず全部持ってった。

敗者復活戦

ホラン千秋の進行

手慣れてたし達者だった。マネージャー金属ファンかいうプチ情報で一気に(一部)視聴者の心を掴んだ。

CM前、ミキとニッ社ケツの即興コント

ケツの真顔ドアップでCM

さらば、出番前に変な間

モニターとthe next is……のナレーションが入るまでに変な間が。さらばの失速はここからすでに始まっていた。

さら森田噛み倒す

ネタで噛んでネタ後のコメントでも噛む。漫才コントやりますとは何だったのか

ミキ亜生「(ネタ中にバイク?の爆音が響き)すごい音鳴ってるな!」

今回1番のファインプレー。音が鳴り出してからタイミングもツッコむテンションネタに戻る早さも完璧反省会打ち上げでも言ってたけど、外営業経験の賜物。この後のたくろうタイムオーバーしてネタ中にリカバリーできなかったのと比べるとやっぱ芸歴差が出る。つってもミキも5年目とかだけど。

ダンビラムーチョ大原あき竹城さんが面白いと言ってくれて。私の元嫁がね」

昴生の「みちょぱ元カノ発言への被せ。

たくろう赤木「(たかしの『あと何秒くらいあったら終わった?』に対し)2秒です」

タイムオーバーは覆らないけど、ちょっとでも取り返そうという気持ち大事

投票中間発表を受けて)さら森田「やりましたよ。たぶん如実に知名度だと思います

自分たちも入ってんのに言っちゃうところが森田の良さ。

中間発表だから今入ってないコンビ大丈夫だと力説されている最中にウエラン井口「はぁ?」

井口の顔は強い。なんか泥っぽい。

金属バット小林若い女に褒められる思たら熟女に褒められて」友保「ギャルの姉ちゃんなんか言ってくれなはれや」

敗者復活、ネタ以外では金属テントトークが一番ハネてたと思う。その前のからし蓮根アキナがくってきた感あるトークでほぼ無風だった反動もあるか。この後も、みちょぱ「髪長いですね」友保「あ゛ぁ?」→陣内「あき竹城さんが面白かったって」2人「大丈夫です」まで、コンビ間の連携も取れてたし発言すべてウケてた。

投票中間発表でたくろう2位に陣内「たくろうはもう帰ったかな?」

お昼にふさわしく羽のように軽い陣内の小ボケに対し無表情なテントメンバーの中、唯一笑ってる金属の2人。

あき竹城が褒めたコンビダンビラムーチョニッポンの社長金属バット

間違いなく誰よりも尖ってる。

スライス加藤「たくさんの敗者さんの中から……」

絶妙に中卒らしさが出てたコメント

ニッポンの社長 辻「ミキネタ丸かぶりしたんでね」

ちょっと分かりにくかったか。トレエンが流しそうになって陣内がツッコんでた。

三四郎のツカミ、YouTubeで音声消される

2人とも片親のくだりなんてテレビでも何回も見たはずだけどなあ。M-1だけ見る層が炎上させるという読みか。

ブラマヨTikTok CM

吉田番組企画トレンディドラマみたいなやつやって完全にコントだったの思い出した。東野とタメ張るレベル演技力

羽田圭介コメント審査ごとで難しいのは、超絶技巧の凄みをまるでスポーツかのように審査するのか、もしくはそうじゃなく結果的に笑えるのを選ぶのかっていう、その基準が難しいですね」

羽田さんはいろいろ興味深いコメント言ってたのでもっと聞きたかったな。陣内がかなり邪魔してた。この後の「金属バットさんはなんだかんだバランス良かった」も陣内はボケとして処理しようとしたけど、それを振り切って言い切ってたし掘り下げてほしかった。

今年からの新審査システムYouTubeネタ動画アップ、テントトークパート追加

これらの変更は非常に良かった。暫定ボックス作れるシステムも使いやすかったし技術進歩を感じた(ただし中間発表は必要なのか?ってのと、暫定システムだととりあえずで入れといた最初のほうの組が中間発表で残りやすくなるんじゃないかとかはある)。ネタ動画はほんとに数分後に上がるので感動した。テントトーク最初テンポ悪くなりそうでヒヤヒヤしたが、さすがここまで来る奴らだけあってちゃん面白かった。大井競馬場時代の復活組の一体感ちょっと戻った感じ。

今年は敗者復活も熱かったしレベル高かったと思う。ゲスト邪魔してなかったしテンポも良かった。

その中でも強烈なインパクトとともにボケ倒した金属バットが敗者復活戦のMVP。前に出ない芸風だけに、フラれての返しで口開くたびに全部ウケるのは強い。彼らを決勝で見られる日が来るのを心待ちにしている。

M-1グランプリ2018本戦

OP、今回は涙涙の感動路線

とろサのハイタッチはこの1年ほかでは使われてなかったから今回のM-1のために掘り起こしたんかな。中継入ってない放送中の暫定席、よく撮ってたなこれ。とろサの映像でこういう秘蔵っぽいのが多いのはそれだけ長い間注目されつつ陽の目を見なかったってことだろう。M-1アフターの他に泥に咲く花もあったし、吉本っていうよりABCの功績なのかもしれない。2007村田と2016久保田はほんと泣ける。

今回の「俺たちが一番おもしろい」は武智

ここまでお膳立てされといてあの体たらく。あと今回はOP水田映ってて良かったな。

笑神籤や審査説明司会者ではなくVTRになった

これがテンポ悪くした一つ目の原因。「生」感が失われたのも大きい。

審査員紹介後の各人コメント

途中途中で会場冷えてるのが伝わる。松ちゃんのえみちゃんねるトークとか志らくとか、えみちゃん明らかにマヂラブ覚えてない上にミキに来て欲しいとか。巨人師匠もやけに長々と喋った上に噛むし。その中で塙の「内海桂子師匠が降りてきてます」はきちんとウケた。

(敗者復活戦会場)進行する陣内の後ろでインディアンス田淵と金属友保がじゃれ合い

田淵に手を伸ばす(顔を隠してる?)友保と、それにウケる田淵。緊張感なくていいね

ミキ亜生「たとえ今日落ちても上沼さんの隣には座りたいと思います」を受けて)昴生「なんで?」

ふわっとしたツッコミ。周りの芸人がやたらウケてる。

マヂラブ野田「えみちゃん待っててね〜!」

野田仕事を果たした。

三四郎小宮松ちゃん待っててね〜!」「巨人ちゃんも待っててね〜!」

小宮年末の大仕事を果たした。両組ともよく戦った。

順位発表で呼ばれたことに気づかず祈り続ける小宮

抜かれた1秒後に気づいてハッとするタイミングが最高。

フリが来たのに巨人師匠モノマネしない兼光

しなくていいんですとばかりに頑なにやらないというボケにつなげる。

アキナ4位

アキナには悪いけどこれはないわ。知名度10位以内には入るだろうとは思ったけどさすがに4位はおかしすぎる。ウケ量で言えば三四郎アキナがドベ争いするくらいだったのに。これはアキナというより投票した人がよくない。ここで前日の久保田ツイートが効いてくるんだけど(ワーキャー票で決勝行かせても芸人殺すだけという主旨のやつ)、久保田によれば来たリプライの多くはミキファンへの牽制だったということで、でもミキは敗者復活に限っては確実に首位争いに食い込んでた。炎上後の今だとミキ久保田関係も気になるが、話題に上らないとこではこのアキナ順位個人的断トツで後味悪かった。

ネタ直前のCM開け、くまだまさしBKBレイザーラモン前説集団「始まります!始まります!」

今回変なとこで毎年恒例くまだまさしの後ろ姿が入ったな。今田によれば放映前も前説あったらしいけどなぜここで。

見取り図の登場まで42分以上

長い。この時点まででところどころ空気おかしいので、会場が重かったのは芸人のせいでも審査コメントのせいでもなく、番組演出の失敗に思える。冷えた理由二つ目アスリートくじ引きで間違いない。毎回毎回コメント取るたびに冷えていった。

見取り図守山お客様も優しくて」

やっぱ客は悪くなかったよな。

守山「めちゃくちゃ緊張してました」上沼「(食い気味に)してなかった」

ここはウケてたけどね。今回の上沼は去年話題になった「厳しい審査キャラ」を演出しようとしすぎた気がする。

スーマラ田中「んーどうでしょう

メガネ斜めボケがややスベりした直後の長嶋茂雄ボケ。我々はここから田中の瞬発力とハートの強さにひれ伏すことになる。

久保田コメント「パーフェクトッ!」

から会場全体を映すカメラにまったく映ってないという惨事

ジャルジャルへの上沼コメント「このネタは好きじゃない」の後、スタンバイゾーンに向かって)今田「裏側は笑わないよー!」

上沼への芸人たちの反応が分かる場面だった。笑うというか、「また出たよ」的なあれだったんだろうな。

上沼に「何やってたん今まで」と言われたギャロップ、なぜかハケずにそのまま残る

今田の「帰ってもらえますか」でひょうきんにハケたほうが綺麗だったような。気まずさが残った。

スーマラ田中「テッテレー!」

ギャロップが残していった重い空気をぶち壊す会心の一撃

ゆにばーす川瀬「(客席に向かって)ほんま笑ってよ?」

川瀬キツイのが画面からも見て取れてこっちまでつらくなった。時間が経つにつれてはらちゃんが率先して前に出たのも、ああ川瀬本気でやばいんだなと。しかしそれでもなんとか笑いにつなげようとする川瀬の姿はとても良かった。

今田最後言い残したことはありますか?」に)はら「◎△×$……、あーもうだめだ」

はらちゃんも頑張った。締めとしては悪くなかった。

井上尚弥乳首大写し

抽選中に後ろの画面でどんなに乳首見放題でも、会場の雰囲気は良くならなかった。世界王者をもってしても……。

ミキへの上沼コメント「お兄ちゃん自虐は突き抜けて芸人になってる」

言いたいことは分かるけどギャロップ名前さなくてもいいし、それ以前にコメント開始直後からすでに会場がうっすらザワついてるのが聞こえる。雰囲気やばい

亜生マナカナみたいなった」

審査コメントへ「ありがとうございます」が兄弟ハモった後の一言ミキ2人ともガヤうるさいけど、特に亜生M-1以外でもどんなに小っちゃくしか映ってなくても必ず顔作ったり動き入れたりするのを知ってるので好感を持ってる。最後提供読み上げ中にも遠くから引いた画面で涙拭ってて、それがわざとらしくて嫌いだというお笑いファンもいるだろうけどね。

トム・ブラウンみちお、きんに君に似てる

ネタ中のポーズのせいもあるだろうけど似てる。笑顔とか喋り方とか。

スタンバイエリア水田、ぴったりのタイミングカメラ目線

偶然だろうけどこれは上手かった。

暫定ボックスから脱落のかまいたち濱家、痛風コメントゲロスベり

これもまた反省会での名言「くったらあかんねん」を体現するシーン。いやくったコメントだったかは知らんけど。

和牛登場前のCM入り、みんなウロウ

暫定ボックススタンバイエリアカメラの前で行ったり来たり。

吉田沙保里のコメント終わりで)今田「さあ隣のお客さん、いかがですか」

横に座ってる一般人にフる今田。いつもだけど今田がなんとか盛り上げようとしてた。

(優勝商品パネル写真イタリアキアニーナ牛に乗ったどん兵衛

スタッフちょっとだけお茶目したんですね。

今回は明らかに番組としてテンポ悪くて、それが客席に影響しまくってた。特にアスリートコメントくじ引きの流れが最悪。審査員は上沼以外はおかしなことは言ってなかったように思う。こうして見ると空気の重さが続いたのはネタの題材とかコメント力のなさとかいろんなことがそれぞれ少しずつ影響してる。霜降り優勝は文句ないだけに惜しかった。

そんな中で飄々とボケ続けたスーマラ田中ネタ以外でのMVP。今回の田中は本気で大会を救った功労者だと思う。一昨年のバラエティ一周ではさほどハネなかった印象だけど、今回こそ売れてほしい。

Gyao最速反省会

とろサ久保田「(霜降り優勝記者会見に集まった記者たちを見て)違反者講習みたいなってるやん」

ネット番組での久保田は伸び伸びしてて抜群に面白い。

トム・ブラウン布川「携帯GBですよ」

ファイナリストの中で唯一バイトしてるトム・ブラウンお金ないトーク。ここはかなりウケ取ってた。

陣内「Gyao禁止ワード3回までいい」

そんなわけないだろのツッコミ前提ボケ

ハケる時に霜降りに話しかけるトム・ブラウン、サムズアップで応えるせいや

なんか良かったなあ。霜降りの2人はほんと青春漫画だな。ネプチューン以来の。

「くったらあかんねん」

優勝後のバラエティでどうでもいい質問を聞かれまくるから答え用意しとけ、との久保田の教えから続く話題の中で出たワード。くってきたボケや答えはスベる。ちなみに「くってくる」とは「事前に用意してくる」の意。「食う」ではない。

ストロングゼロ打ち上げ

ギャロップ林「甘かったっすね。もっとウケる思ってました」

実直なところが林のいいところなんだけど、ここは聞いてるのキツくなった。お笑いきじゃない人たちには「笑えない、つまらない」と思われてしまうだろうなあ。個人的にはお笑い好きだからしんみり心に残った。

ジャル、ネタの進行はその場で反応見て決めてる

ジャルはもうアスリートだな。反省会でも爽やか一辺倒だった。今年は最終審査前すでに結果が見えていたのだろう表情をしていた。

千鳥霜降りトーク中、カンペ「※良き所で(以下見えず)」

たぶん去年もだけど大体の時間だけ決めて多少のオーバーOKな感じなんかな。千鳥ネタトークもダラダラやるのが合ってるからいいね

大悟「よくあるタレントにならんでいい」

これから爆発的に売れるだろう霜降りの2人に対して。ラストショットギャロップ林を連れてきて混ぜるあたり千鳥の2人も審査に関して思うところはありそうだったが、後腐れないようバランスよく取りまとめる手腕が素晴らしい。芸人たちが揃って「打ち上げ千鳥さんで良かった」と言うのも分かる。

反省会打ち上げMVP特に抜き出しはしなかったけどゆにばーす川瀬で。はらちゃんとの関係性も垣間見れたし、去年の福徳を上回る感情大爆発で見応えも作り出した。だから死ぬな川瀬よ!


最前線とかthe Nightとかも良かったけど量が多すぎるので12/2当日のみに絞った。

順位が奮わなくてもテレビ的にハネなくてもしっかり仕事してた芸人がたくさんいたし、それを見られて良かった。

YouTubeとかでネタ動画だけが切り取られて拡散される時代ネタ以外の平場でも輝いていた芸人たちの姿を残しておきたかった。MVPとか偉そうでごめんね。霜降りおめでとう!

2018-11-13

anond:20181113120244

いや、仕事教育、その他高度なコミュニケーションならそうだが、増田だぞ?今からこれこれこのような背景を持つギャグ披露しますとか説明してたら頭おかしいだろ。いや、一瞬そう思ったが、ギャグの事前説明は、それはそれで面白いかもしれん。

2018-11-03

anond:20181103152830

場所時間確認が取れたら、向かうぞ

流石に仏が放置されていると

周りに迷惑かかるから

警察には事前説明するけどな

2018-10-13

有名絵師さんとネタ被りした

前説として、この話は誰も悪者がいない話、そして、私の中で既に完結している話である

私は小説主体二次創作をしている人間だ。才能はないものの、創作するが楽しくて今も続けている。

タイトル通り、これは私が有名絵師さんとネタ被りをした時の話だ。

事の発端は、公式から供給があったことにある。新衣装披露してくれたキャラクターはとても可愛く、皆こぞってキャラクターネタに書き始めた。

私も勿論、薄い脳みそを働かせ、"可能性"という"可能性"を字に起こした。一筋の光りが刺し、プロットを切った。

しかしながら、そのプロットを切った時点で『特殊性ネタであることが伺えた。正直、悩んだ私は、仲の良かった同じカプの絵かき友だちのBさんに相談した。

Bさんはネタを絶賛し「私もそのネタ描きたい」とまで言ってくれたのだ。ほっとした私はすぐ下書きに取り掛かり、7000字近くのSSを書いた。

書いている最中、仲の良かったBさんが非公開ツイッターで進捗応援コメントをつけて、私の相談した特殊ネタの絵を披露してくれた。私は絵を活力にして、小説に励み、『特殊性癖』ではあるものの、ただの戯言にすぎない小説を書き上げ、ウェブ公開した。

後日、自身が書いたその小説

「この話の元ネタ、Aさんですよね?」

といった内容のメッセ匿名で届いた。

Aさんはとても人気な作家さんで、私もAさんの大ファンには間違い。

私はとてもショックを受けた。

ショックを受けたのと同時に、嫌な予感が的中してしまった、とも思った。

何故こんなメッセージが送られてきてしまったのか、これには少々込み入った事情がある。

上記でBさんが特殊ネタを絵にしてくれたと書いたが、これは実は、続きがある。

Bさんが書いたネタ絵師のCさんが、

『そういう"可能性"もあるのか。』

と呟いたのだ。

そして、その呟きに反応したのが、

Aさんだった。

ここで一旦、相互関係の話をする。

・AさんとCさんは相互関係にある。

・BさんとCさんも相互関係にある。

・そして、AさんとBさんは相互ではない。どちらか一方がフォローしているということも、ない。無縁の関係だった。

肝心の私というと、全員をフォローしていて、相互なのは、【Bさんのみ】だ。

先程、書いたようにAさんはCさんの呟きに反応し、絵を書いた。私の考えていたものと同じ『特殊ネタ』だ。

すべてを見ていた私はその『特殊ネタ

の絵をAさんがウェブ公開するまでに、小説を書きあげることは出来ていなかった。

この時点で、すべてを見ていた私は小説を上げることが少しだけ嫌になっていた。

しかしながらBさんが絵まで書いて絶賛してくれた話だ、勇気を出して小説を公開した。

結果は、上記で書いたとおりだ。

二次創作は、『n番煎じを躊躇するな』この言葉に尽きると思う。(死語かどうかさておいて)

ネタ被りを気にしていては、個性創作も死んでしまう。だから鋼の意志創作をしている。

しかし、傷付かないワケではないのだ。

私は「元ネタ、Aさんですよね?」と言われて、少なからず傷付いたし、頭にきた。

匿名者は事実を知らないことは明白だ。

だが、匿名者の言葉は、私が考えた一生懸命考えたネタを、他人の発想から来たネタだろうと勝手パクリだと言われたようなものだった。

自分で産んだ作品を、他人の子だと言われたような気がした。紛れもない、私の子なのに。

最初に言った通り、この話に悪者はいない。

そのかわり、着地点がない。

Aさんは、萌えネタを気の向くまま、書いた。

Bさんは、応援したい気持ちを絵にしてくれた。

Cさんは、可能性について呟いた。

匿名者は思ったことを指摘した。善意有る行動だ。何よりも、平凡な草みたいな私の作品に目を通してくれた人だ。

敷いて言えば、私が遅筆なのが悪かったのかも知れない。時間は巻き戻らない。小説を書くのにも、時間がかかる。

ちょっとした行き違い、ボタンのかけ違いだった。

創作者として、自身作品を一番愛してやれるのは自分自身だ。

悪意のあるオマージュや敬意が感じられないリスペクトは、作品を殺してしまう。

何が良くて、何が悪いか。

境界線を見極めて、これから創作を楽しんで行きたい。

2018-09-29

噂のオリンピックボランティア募集サイトを触ってみた

暇だから触ってみた。普段仕事と比べて得る知見も多かった。

成功例より失敗例のほうが圧倒的に学ぶものは多いと言う人がいるがなるほどその通りかもしれない。

2時間ほど触ってみてメモを兼ねて気になったことを書いてみる。

なお、私はメインはサーバーエンジニアであってそこまでクライアント側には詳しくなく、

javascriptjqueryなら結構使えるとかのレベルで近年のjavascriptは詳しくない。

デザインセンスはそんなにない。

後試しているブラウザChromeである。他のブラウザでも試すほどの気力はない。

おそらくもっと詳しい人ならこれ以上のべからず知見をあのページから叩きだすのではないか

(そういう人はこういうごみページ触るのは無駄作業と思ってはなから触らないかもしれないが)

応募する前から敷居が高い

まず、最初のページ

https://tokyo2020.org/jp/special/volunteer/

から

大会ボランティアに応募する」のリンクボタン(でかっ、でかすぎる)をクリックして

https://tokyo2020.org/jp/special/volunteer/method/

のページに飛ぶ。

このページは応募前の事前説明みたいなのだが、開いてみるとすぐに実に目を引くリンクボタンがある。

「応募を考えてくださっている皆さまへ」

目を引くので押してみると目的の応募ページではなくポエム表示ページに飛ぶのである

https://tokyo2020.org/jp/special/volunteer-message/

そしてその耐えがたいつまらないポエムを読んだ後やっと下にはなぜか妙に小さい文字リンク

大会ボランティアに応募する」のリンクがある。

やっと応募できるのか思ってクリックすると、なんとさっきのページに戻りでかでかと

「応募を考えてくださっている皆さまへ」を見る再び羽目になるのである

応募を考えてくださっている皆さまへ→大会ボランティアに応募する→ループで遊べる。

…うれしくない。

リンクボタン無駄に大きいと圧迫感があってよくないので大きさは必要な大きさをよく検討無駄カラーで広げるな」

と怒られたことが私にはあるが、これを見てなるほどと思わざるを得なかった。無駄にでかいボタンは確かに逆効果

しかもその問題リンクボタンはメインの目的(応募ページに飛ぶ)ではないのである

本来目的ボタンより目立つボタンがあるのは画面構成として大きく間違っていることを知った。

そもそもトップページ・つまらないポエムページ・事前の応募説明の各ページに

大会ボランティアに応募する」のリンクがあってそれぞれ飛んでいくページが違うというのも…。

後、リンクボタンの大きさの基準が全く分からないのもあれである。さすがに一つのサイト内では統一したほうがいいと思うのだけど。

応募する前にログイン

上記の「応募を考えてくださっている皆さまへ」のある縦に長いページの一番下に今度はやたらでかく

大会ボランティアに応募する」

リンクボタンがある。

(でかいから目立つと言いたいが一番下にあるし上の方に同じくらい目立つ「応募を考えてくださっている皆さまへ」があるから無意味である。)

それを押して応募作業を始めてからも壁がある。

ログインを求められるのだ。Googleアカウント(私にはAndroid携帯パスワード忘れた捨てアカウントしかない)

Facebookアカウント(持ってない)Lineアカウント(持ってない)

そんな化石のような私はどうするのかしばらく悩んだところ、下に小さく

「初めての方はこちら ■ 新規登録 ■」と書いてある。

これはなんだろう。上記3アカウントをホイホイ提示できる人しか相手にしていないんだろうか。若いはいざ知らず、爺さんばあさんは持ってないだろう。

化石にとって応募の壁は高い。

新規登録で先に進むとメルアドを教えろやコラァと怒られてやる気がつきそうになる。

やむなく捨てアドコピーして貼り付けようとしたらメルアドコピペ禁止の鬼仕様

パスワードコピペ禁止はわかるがメールもかよ…。

もちろん私はロボットではありませんの写真選択チェックも完備

最初から不適合者のそぎ落としにかかっている。これは応募ではなく奴隷の耐久試験なのではないかと思った。

もう一つ、このサイト新規登録をしたら取消せない。ログイン情報を取り消すことが出来ないのだ。

その辺の詐欺サイトならともかく公的サイトでこれとは…認識が甘かった。

やってはいないが、おそらくGoogleFacebookLineアカウントも同様だろう。

悪いサイト実例を見て学ぶとかいう殊勝な理由でこのサイトを触る気なら他に使わない本物の捨てアドを使うことを勧める。

本気で応募したい人は別に止めはしないがこのサイトを勧める気にはならない。

このサイトでやるよりはそのうちみんなの会社に来るであろう企業徴兵に応募したほうが幾分かましだと思う。

やっとログインしてから

まず推奨ブラウザ哀愁を誘う。IE11以上って…IE11までしかないですやん。12…ないよね?

背景が青の白文字なのも意味が分からない。カラフルにしたかったのだろうか。

白文字はラベル的にアクセントをつけたりボタンカラフルにしてボタン文字を白にするといった使い方をするもんだと思っていたが、

白文字が基本のサイトって初めて見た。

ちなみに水色のボタンがあるステップぶっちゃけSTEP4や5の削除ボタン)もあり、

背景の青なことが災いし微妙コントラスト特にそのSTEP違和感バリバリである

ボタンに色を付けるほど背景には気を使わないといけないようだ。

細かく言うと、その機能さらに追加ボタンと削除ボタンがセットで一個でも項目を追加すると削除ボタンアクティブ紫色になり)

上限まで追加するとさらに追加ボタンが水色になる。紫色は押せる・水色は押せない(disable)扱いのようだ。

努力は多少認めるけど方向性と画面設計をかなり間違っている。

やはり背景は白か色を付けるにしても薄い白っぽいカラーリングに限ると思った。

さあ国籍入力

最初突撃した先駆者レポート国籍すら選択しなきゃいけなかったと悲鳴を上げていたが、さすがにやばいと思ったのか

私の登録時は初期国籍日本になっていた。

選択肢を見たら…なるほど初期選択じゃないと日本なんて選択できないわこれというレベルだった。

いろんなサイトを見ているが、これだけのプルダウンは初めて…嫌になるよな。

細かく見ると、実は日本入力候補を絞り込めるようである。おお。凄い。

国と入力すれば国が入る選択肢だけに絞り込まれるのである

でも説明がないとプルダウンに日本入力をしようとする人は少ないだろう…。

ちなみに国の選択は「国籍」「上記以外の国籍」「居住国(STEP2)」の三つある

(まあ上記以外の国籍必須じゃないが…)絞り込みに気づかないとかなりの苦行。

居住国は初期空欄の上に選択必須である

カレンダー

私が驚いたのはほかにもあるが、最初突撃レポートを出した先駆者作業で最も衝撃的な画像NaNで敷き詰められたカレンダーであろう。

今(9/29:0時時点)でも再現する。方法簡単で生年月日かパスポート期限日を一度入力する。

→再度選択する。これだけである。ほぼ間違いなく日付をDDMMYYYY形式認識してそれをYYYY年MMDD日に表示しなおしているが、

その変換した日付を認識できないのである。それであの破壊力抜群のNaNカレンダーを見ることが出来る。

その状態カーソルを外そうものなら日付がでたらめになってしまい再入力である

もしやと思い、英語に変更してカレンダーを動かしてみたらビンゴ!だった。英語では問題事象は起きないのだ。

こいつらひょっとしたら英語しかテストしてねえな…。英語でもしてなかったりして。

ちなみに恐ろしくどうでもいいことだが、誕生日1900年以降を入れないと保存できないようにチェックがかかっているが、

パスポート期限日は1400年1月1日でも保存できた。

申請する気はないがしたら何となく申請もできそうな気がする。

まあ、そんなでたらめを入力する私みたいな不埒者は応募しても落ちるだろうから多分問題はないだろう。

さすがにNaNカレンダーはそのうち連中が直すと思う(直す…よな?)ので見たい人は早く見ておくとよい。

私にはよくわからない入力

私は年配者向けのサイト運営仕事にしているのだけど、私のところの客さんは縦に長いのを嫌う。

スクロールが嫌みたいだ。

から私は技量がないなりに項目入力の幅には気を付けて

短い項目は1行に二つとかやって少しでも入力欄を縦に長くしないように努力する。

そういう発想で普段仕事をしている人間からすると、

はい・いいえのプルダウンで一行丸々使うというのは驚愕の発想である

他にも、ユニフォームサイズ選択というのがあり、

トップスボトムズ・靴・帽子でそれぞれラベル・プルダウン1行の計8行使うが

私ならトップスボトムズのラベルプルダウンで1行・残りで1行の2行かラベルとプルダウン分けても4行にする。

仮にスマホでその幅じゃ収まらないとしても

レスポンシブサイト用のフレームワーク使ってれば仮にスマホの幅になっても調整間違わなければそれなりに表示してくれる。

何よりパソコンのフルサイズ表示ではいいいえのプルダウンで一行とかはないだろう…。

国籍だって長い国名にも限度があるのだから長さ半分でいいと思うしそういう謎なプルダウン幅が多すぎて不思議である

はいいいえを選択する際の右の異常に長い空欄が私には物悲しく思えるのだ。

このサイトがプルダウンだらけなことがあり正直一番私が気になってイライラした点はこれである

でもSTEP4では短めのちょうどいい幅のプルダウンを横に並べていたりもするし、

正直何を考えているのか。(まあ、行追加処理の方は1行のほうが実装に都合がいいからこの部分だけちゃんと幅合わせしたんだろうけど…)

エラーメッセージ

エラーチェックでエラーになるとポップアップが表示されるがこれがなかなかうざい。

その辺のプラグインを使ってもエラー修正すればエラーメッセージが消えるご時世でわざわざ×ボタンを押してエラーメッセージを消さないといけないのだ。

びっくりだ。私のつたない技術でさえそれはしないと言い切れる。

例えばこのサイトスポーツに関する経験入力欄は200文字である

試しにああああああを連打して200文字以上入れてみると困った事象に出くわす。

文字数の上限を超えていますメッセージが画面中に出るのだ(一つではない、おそらくオーバーした文字数分)

電話番号で0連打でも同じことになる。面白く…はない。ぼーっとして押してると大量のエラーポカーンとすることになる。

そしてすべてのエラーメッセージを×ボタンで消していくことになる。

まあエラーを直して保存ボタンで保存して再描画しても消えるが…。

私は今でもおそらく現時点だと古臭い部類に入るだろうjquery.validateを使ってたりするが、

あれで結構便利でありそんなに考えて実装しなくても決してこんな実装にはならない。不思議だ。

このサイトはReactを使ってるみたいだが、Reactにだってそういう部類のバリデーション実装は多分あるだろうになぜこうなったのだろうか。

最後

私だけでなく多くの人があのサイトダメ出ししているが、本当に使えば使うほどダメサイトである

写真提供して申請してさらに先に進めばより魅力的な魔境が待ち受けているのかもしれないが残念ながらそこまでする気にはなれなかった。

良いところはReactを使っていること…くらいではないか

ログインページのロゴから推察するにAtosがこのサイト責任企業になるんだろうか。

どれだけAtosやその他関係者中抜きしたり下流に放り出したりしたか知らないが、億くらいの金はかけて作ったのでしょう?

もうちょっと責任もって作らない?下っ端企業が100万程度で作ったサイトだってもう少しちゃんとチェックする(というか実装を求められる)よ。

ちゃんとした企業なら1000万~2000万も出せばこれと同一内容でよりレベルの高いサイト提供するんじゃないの。

最後に、私の感想上記だが、話題になっているので私と似た目的でこのサイトを触っている人もいると思う。

もしよければ感想増田でもブログでもいいので書いてみてほしい。

2018-09-03

anond:20180903175654

ほんとそれな。

何故そんなに「ダメ!」って言ってくるのか分からない。

嫌いなものが一切無く、普段周囲から嫌われていて

イレズミ入れただけで怖がられてカワイカワウソ!」って勝手に思って行動しているだけだと思うんだよね。


イレズミ入れるくらいなら、事前説明受けているし

1日で記憶が飛んじゃう、よほどの馬鹿じゃない限り覚悟してるだろ。

いい加減、この話題馬鹿すぎるよな。

2018-08-24

anond:20180824095821

実際ストレス感じてる人にしたらゆっくりなんて困るだろうからなー

みんな死ななきゃいいだろなんてレベル社会であってほしくないし平和だけじゃちょっと

これは、「入れ墨自分意思で入れたのに銭湯プールに入れなくて憤慨している(ストレスを感じている」ということか?

前説明受けて、「プール銭湯入れないし、ちょっと冷たい目で見られることもあるけど大丈夫?」みたいに言われるし

それを全て受け入れたはずなのに「銭湯プール入れない!ストレス!!!」っていうのは話違くないか

話を別の方向に持っていっていたんだとしたら申し訳ないが。

2018-08-13

[]キズナアイのばん組

さんざんクソ言われてスポンサーも降りたりしてたBSでの番組が先月末くらいにアップデートしたってことで録画してミてみた

いやーきついっす

ネットのノリをまんまTVにもってくるとすんげーきついな

youtubeで見るからいいんであって

ミてるこっちが恥ずかしくなったわ

キズナアイ誕生祭の様子もあったけど、ニコニコ超会議3Dイカやミクがライブしたりしてるのミてるとさすがに解像度低すぎる画面にボケボケで表示されてるキズナアイはしょぼすぎたなあ

表情もわかるかどうかあやしいくらいだし

なんかみらいあかりとかふじあおいとかにゃるおじまでお祝いにかけつけててすげかった

サプライズゲストかぐやるながきてて、ほかのvtuberより一段上っt絵感じしたな

なんとなくみらいあかりのほうが上なイメージあったから以外だったけど

にゃるおじしゃべったのかなあ

えっらそうに前説とかもあってしらん無名vtuberが出てて会場ヒエヒエ王国ワロタ

前説っつうけど一般的にただの座興だよなあ

本来意味どおり説明をしてるやつなんかどんだけいんのっていう

次回放送は8/30らしいが、もう録画はいらんな

2018-07-08

業界」で仕事を選ぶのでなく「働き方」で仕事を選ぶべきだと思う

「Aという職業につきたい!」「ぼくはB」「C」「O原O原本気になったらO原」みたいな事言ってる奴は一度よく考えてくれ。

お前が求めているのは「こういう風に働きたい」であって、そのための手段として「この職業についたらこういう風に働けるかも」でしかいかも知れないんだ。

たとえばだ、サッカー選手に憧れる少年達は、自分が本当に感じたのは「ワクワクを与えたい」とか「チヤホヤされたい」とか「思いっきり体を動かしたい」とかなのに皆して「サッカー選手になりたい」と口にする。

そこから悲劇が始まってるんだ。

それで結局サッカー選手になれなくて全く別の業界に行くならいいが、もしも「サッカー」の側に固執したら地獄だぞ。

もしもその中で「思いっきり体を動かしたい」とか「チヤホヤされたい」と願っていた奴がサッカースタジアムの裏方になったとしても幸せにはなれない。

でも「ワクワクを与えたい」と思っていた奴だったらその立場でも幸せになれるかも知れない。

一見すると同じ夢を見て、同じ夢を語っているように見えても実は全然中身が違っていたりするんだ。

でも人間ってのは忘れっぽいもんだから最初の「こういう風に働きたい」ってのがいつの間にか「この職業につきたい」って気持ちすり替えられてしまうんだ。

目的手段のすり替わりだな。

これは本当に気をつけなきゃならないぞ。

特に「この業界に行きたい!」となってる人間は気をつけて欲しい。

同じ業界の中にいくらでも別の業種があるからな。

なーんて言ったけど、日本雇用制度ジョブ型じゃなくてメンバーシップ型だからそうやってちゃんと考えて選んだはずの就職先で全くイメージとも事前説明とも違う仕事やらされがちだけどな。

どうしようもねえわ。

2018-06-19

沖縄お笑い米軍基地14を見てきた話

沖縄で生まれ沖縄で育ち、沖縄で働いている純ウチナーンチュである身として、一度は教養としてみておくか、と思い、宜野湾市民会館で上演された、沖縄お笑い米軍基地14を見に行った。

沖縄ローカルラジオテレビではひっぱりだこで、県内に知らない人は(たぶん)いない芸人さん、小波津正光さんことまーちゃんさんが座長として企画脚本演出を行っているコントショーが、この「お笑い米軍基地である

今回で14回目を数えるこの公演は、沖縄では非常に人気が高く、私が見に行く旨を人に話す度「あい!いいはず~感想聞かせてね~」という反応はあれど「なにそれ?」という人は誰もいなかった。実際、1200人キャパの会場はほぼ席が埋まり、私が行った公演以外にもあと何回か沖縄県内各地で上演されるということであるそもそも毎年上演し、今回で14回を数える辺り、企画側の熱量とそれを受け止めるだけの県民の人気があるんだなあと感じる。

コンセプトは「基地を笑え!」。沖縄県の面積の内およそ10パーセント以上を占めており、沖縄県について語られるときに必ず問題の一つとして触れられる米軍基地だが、ぶっちゃけ県民の(主に若者の)大半は「反対運動とかが激しいのってあれでしょ、本土から来た人とか政治団体とかそういう人たちなんじゃない?…わかんないけど…まあなんか窓とかヘリとか飛行機とか色々落ちてるし、戦闘機はうるさいからまあ、なくなるならもちろんそのほうがいいけど、わざわざ座り込みとか行くのは違うかな~左翼とか右翼とかよくわかんないし…」などと言う人がほとんどである。(あくまで私の体感ではあるが)

若者政治参加主体意識が足りない!と言われてしまうとほんとその通りではあるのだけど、恥ずかしながら私もそういったその他大勢のひとりである。正直基地がどうとか言う前に、政治してる人たちは生活に密着した問題からどうにかしてくれ、と思う。子ども貧困とか。いや、その辺とも繋がってたりするから根深いのか?よくわかっていない。

山積みになっている沖縄県の問題のど真ん中にドン居座り続けている「基地問題」。そこをどう笑いに落とし込むのか。前評判は良すぎるほど良かった。期待半分不安半分で会場に足を踏み入れた。

そして観終わった感想だが、「100点!最高!面白かった!」とは正直まったく思えなかった。

なお、細かい内容は「SNSには書かないでください」というアナウンスがあったので割愛する。

まず、全体を通して(「米軍基地」という「沖縄県民しかからないあるある」を扱っている以上、前提がそうなので当たり前ではあるのだが)めっちゃくちゃ内輪ノリがすごい。

そこがハマると面白いのかもしれないけど、沖縄県は究極の「ムラ社会」の文化なので、各地域文化の隔絶もすごい。なので県民でも「いや、わかんねーし…」が結構多く、ハマらないとむしろ見続けるのが非常にしんどくなる。最後辺りには完全に「業界内輪ネタなんだな」とわかるものだけでひとネタ作られているものもあり、関係者席らしきところから爆笑すら聞こえたが、業界人でもローカルテレビ大好きマンでも何でもない私は正直置いてけぼりだった。

沖縄県にはM-1グランプリならぬ「O-1グランプリ」という番組がある。お正月時期に放送される、名前の通り沖縄芸人の1番を決めるという番組だ。そのネタを見てもらえばわかるが、沖縄芸人は「沖縄らしさ」を前面に出したコント漫才、つまり「内輪のあるあるネタ」を組み込んだものを作ることが圧倒的に多く、またレースにおいてもそのほうが有利である。その番組にはもちろん今回の「お笑い米軍基地」に参加しているFEC(沖縄にある芸能事務所演芸集団FEC」)の芸人さんも数多く出場しているので、その流れを汲んでいるのも当然といえば当然である

そして、気になったのは「お笑いから」「俺たちはバカから」という言葉を盾にした、差別やいろんな権利侵害の嵐だった。もちろんすべては洒落であり、まじめに取り合うほうがアホであるというのはわかるのだけど、正直現代の「ボーダーレス」な風潮からは相当遅れた認識があるんだなということは感じた。

個人として特に興味があって学んだこともある界隈の問題だったのもあって、過剰反応してしまったところはあるが「いや、ダメでしょ…」と引いてしまうような描写演出が非常に多かった。

違和感の何よりの原因は、前説座長が「所詮俺たち三流芸人の言うことなのだから怒ったりしないで聞き流してほしい」という旨の発言をしていたことだったと思う。

私たち無意識差別をしてしまものだし、気づかずにだれかを傷つけてしまうのは仕方のないことではあるが「差別?いやいやネタから。何マジになってんの?」という言い訳を用意してしまうのは、ちょっと違うなあと感じた。この公演に誇りをもってやっているのなら「差別的な表現かもしれないが、より伝わると思って選択した」と言い切ってほしいな、と思った。イジりとイジメ境界線あいまいだが、「強者権力を笑うのがお笑い」だというならば、自分たちが本当に強者としての力を持っていないか?というのも常に問い続けてほしい。

また、全体を通して「左」より「右」を笑うことが多かった、というのも違和感ひとつとしてあった。どっちも滑稽な部分はあるのだからもう少し両方を笑ってくれたらよかったのかな、と思う。あと「右」を揶揄するネタの時に、笑いどころでもなく盛り上がりどころでもないセリフで「よくいった」というようなかけ声や拍手があがっていたのは驚いた。どちらでもないフラット状態で見に来たつもりなのに、いつの間にか政権批判団体集会に参加させられていた、みたいな気まずさがあった。怖い。

以上のように全体的に右寄りかつ品がなく沖縄県民県民性の悪い部分を煮詰めたような「内輪に甘い」感が強く、正直全体を通して「また行きたい!」とは全く一ミリも思わなかった。私は特にスクールカースト下層だったタイプ人間なので、沖縄芸能界蔓延する「スクールカースト上層部っぽいノリ」(ウェイ感とでも言うのか)にはついていけなかった。この辺はたぶん好みの問題なのだろうと思う。

ただ、ここまでゲロカス批判してきたが、この公演を見たあと、文句を言いながらも私は「じゃあ右や左のそれぞれの主張ってどうだったけ?」「ほんとうにこの芸人さんたちが言っていたことは正しいのか?」「自分は偏っていないのか?」ということをいつの間にか考えていた。

まーちゃんさんの著作図書館で借り、基地問題についてネット自主的に調べ、右翼左翼についても少し勉強した。

そうして、ハッと、こうして主体的に考えているこの行為自体が、この公演のねらいである「基地について、何かひっかかりを感じて考えてほしい」というところにばっちりハマってしまっていることに気が付いた。

なるほど、ならば。この公演は私にとって意味があったのだなと納得できた。してやられてしまったな、と思った。チケット代2000円もったいねえことしたわ、だったのが、安いじゃん、になった。

エンディングで歌われたFECの社歌の中に「とにかくやることを大事にしている」というような歌詞があった。沖縄県民は先ほども言った通り「内輪に甘い」。そして変化を嫌う。そんな中で新しいこと、前に進むようなことをするのは、本当に難しいことだと思う。勇気がいることだと思う。「まじめ」をバカにする風潮のある沖縄で、「まじめ」にバカをやるというのも、ほんとは難しかったんじゃないかなと思う。その勇気に敬意を表して、私はこの感想を書こうと筆をとった。「とにかくやる」そしてやることで誰かを動かす、それはほんとうにすごいことだ。と、何もできない私は思った。

でも、個人的におもしろくなかったのは事実なので、沖縄芸人さん各位にはマジでもっとがんばってほしい。笑いどころを説明してしまう癖があって全体的に冗長だと思う。言葉選びが雑。オチツッコミワード説明的で長すぎる。「金の斧銀の斧」のいさお名護支部さんのくだりと、タイワンオオカブトの幼虫のくだりは勢いがあって好きだった。

以上。お笑い米軍基地感想でした。

ネット書き込みの言うことなのだから怒ったりしないで聞き流してほしいナ♡

おしまい

来世はAZARASHIの世界観アザラシになって褒められて暮らしたい

2018-05-02

アスペ患者の苦しみとか

最近とみにアスペだの発達障害だのが、ネット病気への理解とか患者自身の苦しみの訴えとかしてるよね。

なんかさ、申し訳ないんだけど社会に出てこないで欲しい。

出るなら受け入れ態勢ばっちりの所へ、僕はこんな病気なのでこうなる時があります!って前説して行ってほしい。

しろ中学ぐらいで検査義務付けて欲しい。

今まで社会に紛れ込んだアスペのせいで筆舌に尽くし難い精神的苦痛を受けたので、本当に選別をして欲しい。

目の見えない人に、AVモザイクかけの仕事できないのと一緒で、無理したって馴染めない世界があるんだから予めはじいといて欲しい。

2018-04-18

芸人が使う用語メモ自分

ハマる→一般的に使われる特定事柄に夢中になるという意味ではなく、自分ネタが有力者にウケるの意

一般の方→芸能人にあらざる者。芸能事務所所属しているか境界線

素人さん→芸人ではないので芸人特有のノリをセーブして接触しなければならない人(類:一般の方)

ケータリング→控えスペースに置いてる自由に食べていいお菓子がいっぱい置いてるやつ

天丼既出ボケをもう一度繰り返すこと

オイシイ一見不利な状況だが、画面にいっぱい映れるので実は有利なのだの意

ワイプVTR中画面の隅に表示される、スタジオにいる芸能人たちの表情を抜く四角形

抜く→カメラで撮る

いじり→失敗や欠点などをわざと話題に上げ面白おかしく話すこと、またウケると思われるタイミングいじられ役意図的暴力を振るうこと

愛のあるいじり→被いじり者の了解を得ているのでこれは暴力ではないの意

台本バラエティ番組などで進行に必要セリフ情報が記された冊子。構成作家などが書く?

巻きで→早くしろの意

事務所芸人が勤める会社みたいなもの発音は「死ぬ」の「ジム」に「ショ糖」の「ショ」

ロケテレビ局敷地外で撮影すること

街ブラ→人が多い場所を歩いて食べ物をただでもらって食べたりするロケ

営業テレビカメラの入らない地方の会場で漫才コント披露すること

レース→賞金が出る漫才およびコント大会

ツカミ→漫才で初めにお客さんが笑う部分

前説テレビ収録などの本番前に観客の前でネタをし観覧客のボルテージを上げる芸人、またその行為。多くの場合新人がやる

お笑い怪獣明石家さんま

ダウンタウンさん→権威

ひな壇→雛人形の飾り台のように段々になっている席。中堅芸人が群れで座り司会者とチームプレイをする

爪痕を残す→賞レースで優勝できずとも何かしら収穫は欲しい、をかっこよく言った言葉

2018-03-09

婚活三年目女の独り言

私は女で婚活をしている。婚活を始めて三年目になる。はじめに言っておくとこれはただの覚え書きであり独り言である

一説では三年婚活して結婚できない女は一生結婚できないとすら言われているらしい魔の三年目だ。

なにせ三年も婚活をしているのだ、しかもその間休止もせず毎週コンスタントパーティーに通い婚活サイト登録相談所に登録し続けてきた。

会った人数は途中で数えるのを止めた。

三年も婚活をすると初めの頃は解らなかったことが解るようになり解っていたことが解らなくなる。

解るようになったことはどんな人にも必ず長所短所があるという普通な幼稚園で習うような内容だ。

そんなこと普通な幼稚園で習っていただろうけれど如何せん三年婚活してやっと気がついたのだ。痘痕も靨、坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、隣の客はよく柿食う客だ。

まり私自身がそれを長所だと思えば長所なわけだ。

そこまで気がついてじゃあなんで三年も相手が見つからないのかと考えた。

なにせとんでもなくやばい人なんて5人に1人くらいしかいなかった。殆どは真面目な普通の人だった。

まず第一に私が相手にとってとんでもなくやばい奴だったパターンが有る。恐らくこれが理由の8割だけど今回そのことについて考えると三年目の婚活一年目の終活になるから辞めておきたい。

しろ三年も婚活した女が真面目に終活出来るとも思えない。終活のことはよく知らないけれどそもそも遺言を残す相手もいないのだからHDD叩き割って首吊るだけで終わる終活をわざわざする必要があるだろうか。

閑話休題、考えるのは2割の、相手の方は良い返事をくれたのに一歩踏み出せなかったパターンだ。そも2割もあっただろうか、0.2割の間違いかもしれない。

とにかく数少ないその良いご縁に乗れなかった理由はなんだろう。

一つはとにかく自分プライドが高いことだ。プライドが高いか相手によく見せるために兎に角良いことを言いまくる。自分の中で決めている約束事の一つに嘘をつかないがあるので嘘はつかない代わりに本当のことも言わないのだ、もはや詐欺に近い。

休みの日に家から出る用事なんて婚活パーティーに行くか夕飯の買い物(何故なら昼まで寝ているから朝食と昼食がいらないから)かイベントに行くかだ。

イベントといっても勿論DJ(そういえばDJってなんの略なんだろう)がよくわからない何かを回してるようなレーザースマホに穴をあけるようなピーポーパーリーしているイベントではない。

まりオタクによるオタクのための薄い本の祭典に行くときくらいしか外にでない。

友達もいないのでオフ会すらいかない。オフ会で知り合って恋愛に発展する可能性も0だ。そんな意識の低いオタクは早々に結婚して夫婦仲良くネトゲで遊んでいればいい。

そんな意識の高いオタクもいざ婚活で知り合った男の前では趣味ショッピングだし読書だし料理なのだ

言えても「最近少しゲームにも興味があって❤ポケモンやってます❤」までで決して厳選の話なんてしない。いや私厳選やったこと無いけど。

そうすれば相手は出社前にスタバラテ買ってハイヒール慣らしながらカーディガン肩に掛けてお昼は流行のお店のパンケーキ食べてる女子と付き合っている気持ち告白してくるのは当たり前で、これは相手は何一つ悪くない。

相手は何一つ悪くないからこそ、私はそこまで行ってやっと「ヤバい」と気がつくのだ。

何がやばいってパンケーキは好きだけど写真撮る前にさっさと食べ終わってしまタイプな事だ。いやこれは別にいか

しかも食べ終わってから写真のことを思い出して食べ終わった空き皿をとりあえず写真に撮ってしまタイプな事だ。これは普通に止めたい。

兎に角私ではない私に告白されて始めて焦るを繰り返している。普通の人なら三人目くらいで気がつきそうなことを三年繰り返しているのだからそりゃ相手も決まるわけがない。むしろ決めなかったことは相手にとって僥倖だったと思う。

第二にこの人だと思うきっかけが無いのだ。

これが初めの頃は解っていたことが解らなくなったことの一つだ。

兎に角みんな真面目な普通の良い人ばかりで悪い言い方をしてしまうと特徴があまりない。

いや、最近ブーム競馬に50万突っ込むことですと言われたら印象には残るけれどその特徴は残さない方がいいだろうし。

そして競馬の部分をソシャゲにされると私は何も言えなくなってしまうので(なぜなら私も課金しているから)やはりそんな印象は残さなくて良いと思う。

とにかく選ぶ決め手がないのだ。

これを言うと人生の先輩方に「それは自分結婚する覚悟が決まってないからだ」と言われる。全くその通りで私は結婚して夫婦としてやっていく覚悟が全く決まっていない。

決まっていない中で三年も婚活してきたという事実に三年目にしてやっと気がついたので筆を取ってみたというのが今回の主題だ。

主題までの前説が長すぎた気がする)

そもそも結婚して何をしたいという事もない。殊更どうしても専業主婦になりたいわけでもないし絶対子供が欲しいわけでもない。

ただ一人で生きていくにほ如何せん能力が不足しているので誰かと助け合いたい、位の気持ち婚活してきた。

よく考えれば自分一人で生きていく能力が無い女が他人と生きる能力があるわけが無いんだけれどそれもまあ三年目にして気がついた。

更に言うと、こんな事に今更気がついたのかという話なのだが、私は多分他人に恋をしたことがない。

この人を好きだとか独占したいだとか自分を好きになって欲しいだとかそういう意欲が全くないのだ。

そう言うと上記のよく見せたいと矛盾していると思われそうだけれど私は私をよく見せて相手にイイ女だと思われたいというプライドエベレストでは有るけれどよく見られて惚れられたい訳でなく

学校先生には良い生徒だと思われたいけれど先生に惚れて欲しいわけではないというか。

お店の店員さんに良いお客さんだと思われたいけど店員さんに惚れて欲しいわけではないというか。

なんというかとにかくそういう奴で所謂独占欲征服欲やなんかそういうものが全く無かった。

そういうものが全くないか相手の予定も聴かないし積極的に会おうともしない。

しろ出不精なのでなるべく会わないように済ませようとし出す。

もはや初対面が結婚式でも良いとすら思えてくる程だが本末転倒だしいくらなんでも結婚式場で相手カメレオンだったりしたら相手カメレオン可哀想からやっぱり結婚前には会っておきたい。

何の話だったか忘れてきた。

要するにとにかく結婚に向いていない女なのだと三年間高いお金を払い続けてやっと理解してきたのだ。

だというのに恐らく三年目、四年目も婚活を続けるのには理由がある。

まり私は恋がしたかった。

燃えるような恋がしたい。

少女漫画のような恋がしたい。

目と目が合うと素直にお喋り出来ない恋がしたい。

綴り書きを見て相手のことを判断しない恋をしたい。

そんな普通の人が中学生か早けりゃ小学生で終える感情だけで婚活を続けている。

恐らくそんな相手には婚活をしている限り出会えない、これは婚活が悪いわけではなくてシステム問題で、婚活綴りきありきで進むものなのだから仕方がない。

そこまで理解していてもなお婚活を続ける理由はまだ理解できていない。恋がしたいなら婚活では駄目だと理解していてなお婚活にしがみつく理由、もしかしたら四年目に解るのかもしれない。

いや婚活してないと本当に日々の生活他人との会話がないからという大きい理由は有るんだけれど。

2018-02-15

転職で感じたこ

富○通…AIとか言っておきながら手書き履歴書を唯一要求してきた。論外。

Accentu○e…募集しておいた業種とはまったく別のところと面談させられた。事前説明も事後フォローもなし。

DENS○…東京近郊勤務を希望していたのに、説明会に行ったら愛知への移住をすすめる冊子がおいてあった。これに関してはR○CRUITの手落ちだろ…と思いつつ、就職後に愛知県飛ばされる不安からNG

結局関東近郊の某社に決めました。エージェントはRECR○ITじゃなくてD○DAにしておけばよかった。@Ty○eは論外。

2018-02-08

牽制する系注意の仕方

今朝はいい歳にもなって、母親と揉めた。

そのことを考えていたら、昔のことやら色々思い出してしまった。

今朝起きたことはこうだ。

毎朝のことではあるが、本日の私はやらなければいけないことや、昨日中に起きた細かい色々についての対処をどういった順番でどのような手段で処理していくかなど、頭の中で1日の予定を確認しながら身支度を整えていた。

洗面台を、あともう少しで使い終わろうとしている頃合いでのことだ。

母は私に向かって、「汚したままにしないでよ?ちゃんと片付けて行ってね」と言った。

この一言に、何故かどうしようもなく腹が立った。というか、色々なものが一気に思い出された。

私の心が狭いというのはあるかもしれない。

しかし、だ。

私の予定というか、『当然やるべきこと』のうちに、洗面台を片付けてから服を着替えるという流れは既にあった。当たり前のこととして。

『洗面台を汚したまま出かけてしまうこと』が母の嫌がる行為だとして、まだ何もされていないうちから「これやらないで、ああはしないで」と言ってくるのはどうなのだろうか?

これを言われた時、私は咄嗟というよりも半ば反射的に「まだ使い終わってもない(のに何言ってるの)」と言ってしまった。

それから、私が家を出るまで母は始終不機嫌だった。

私が悪いのか?

から起きてきた父は私たち2人の醸し出す雰囲気を見て至極面倒臭そうにしていたが、私だって面倒臭い

何故計画的に、なるべくスムーズに諸々をこなそうと動いている最中、あたかも私が家を汚したまま出ていくかのような言われ方をしなければならないのか。

もしも私が洗面台を汚したまま出かけたのなら、その時に言えばいい話であるもっとも、先から洗面台を『汚す』と書いてはいるが、歯ブラシ歯ブラシ立てに立てる立てない・うがい用コップを元の位置に戻すものさない程度のことであり、私を始め家族の誰もが元からある洗面用具以外のものを持ち込んで散らかし放題なんてことは一切しない。水しぶきだってみんな当たり前のように拭ってから洗面台を離れる。

私を含め、家族に洗面台を汚く使う人間はいないし、直近に誰かが汚したままにしたという話もなければ、母も取り立てて潔癖というわけでもない。

からそもそもの話、「汚くするな」と言われることこそがわりと首をひねりたくなる指摘ではあったのだが。(もっとも、そこで引っかかったおかけで、過去の諸々も思い出せた)

たまたま母の機嫌が元から悪かった可能性も考えたが、それはない。

私が洗面台に向かう直前まで、余計な口を出してくる時でさえ、母はいつも通りだった。なんならいつもより機嫌は良かったかもしれない。

でもまあ、私も「まだ使い終わってもないのに」と、言いたいことはその場で伝えてあるのでこの件は私の中では終わっていた。

なのに、この母の不機嫌だ。

意味がわからない。

何故あなたがヘソを曲げている。

どうにも解せないのと、朝から気分が悪いのとで、支度が終わった後、母に直接訊いてみた。

「なんで怒ってるの?」と。

したら、母はこんなことを言う。

「怒っているのはあなたでしょう」

そこからは軽い口論みたいになってしまった。くだらない。

だって、まだ何も間違ったことはしていない状態なのに、どうしてあん文句調で、汚すなだのそのまま出ていくななどと言われなくてはいけないのか」

「汚されたら嫌だと思って言っただけでしょ。あなたのために言ってるの」

「まるでこれから汚すと決めつけられているようで、気分が悪かった」

だって、よくコップが元の位置に戻されていないし」

勿論、冤罪である

母が言うコップの定位置とは洗面台の端のことで、軽いコップの位置なんて、ただ母が洗濯物を洗ったり取り出したりする時にだって簡単に落ちてしまう。過去の私が元の位置に戻さなかった、いつも戻さないといった事実は無いのだ。

この口論まがいなやり取りをしている間、母は父のための朝食を作っていた。目玉焼きを焼いていた。

「母さんが言っているのは、まだ失敗していないうちから、『焦がすなよ、油をコンロに飛ばすなよ、皿を割るなよ』と口うるさく言われることと変わらないのではないか

「そうかな。仮にそうだとしても、聞き流せばいいだけ」

暴論すぎる。

「言われた本人が、ああいう言い方はやめてほしいと言っているのに対し、聞き流せばいいと返すの?」

「汚してほしくないと思ったから言っただけで、悪いことは言ってないし」

「こういう言い方は嫌だよと言われたら、『わかった』だけで良くないか? 仮に承服しかねても、相手が嫌な気分になった事実だけは受け止めるなりしないと、今のあなた聞く耳持たずでまったく会話になってないよ」

はいはい、じゃああなたにはああいう言い方しないように気を付ければいいんでしょ」

こんな具合だった。

からこんなことがあり、今でも私は今朝の出来事を思い返したりしているが、思えば私の幼い頃から母はこういった教育の仕方だったように思う。

子供が、何をする前に、「するかもしれない悪事可能性」を全て述べて、してはいけないと諭す方法だ。

その結果何が生まれたかというと、著しく積極性を欠き、拭っても拭いきれないほどの劣等感を抱いた下の兄弟だ。この2つは、程度が下の子の比ではないにしろ私にも要素はあるかもしれない。

よくよく考えてみて思い出したことである

母は、事前に「ああはしないで、こうはしちゃだめだから」と伝えておくことで、万が一子供達が粗相をしでかしたときに「だから言ったじゃない、ちゃんと言っておいたのに」という怒り方をする。

子を持たない私でも、こういった叱り方はあまりよくないものだとわかる。

この叱り方は、子供を臆病にさせる。

なぜなら、事前にあたか私たち子供悪事を働くことを前提にしたかのような言われ方をすると、「私は、母にそんな懸念を抱かせるような子供なのだな」という意識が知らず識らずのうちに根付いていく。

今でこそ、今朝のようなやり取りをしても(私ももういい大人なので)思考は母のやり方への疑問にとどまるが、これが仮に上司から放たれた言葉だったならどうだろう。新入社員時代上司からこういったやり方をされたなら、たちまち自信喪失して言われたこしかできない役立たずになっていた自信がある。少なくとも私は。

母が私たち子供に与えた影響は、主には下の子に、良くない形で現れてしまった。

の子自分に自信がなく、誰かの指示を待ち、自分からは動けない子になってしまった。数年前までは、明確な指示が出るまでは動かずとも(怒られていないのだから)何も問題ないとさえ思っている様子だった。良いことも悪いこともまったくせず、動かないことこそが安全だと思っているというか。その思考回路は、「だって何も言われていないし、私なんかが勝手に動いたら迷惑をかけたり、何を偉そうにとか思われるかもしれないから」らしい。深刻だ。

一方、私の方はというと、下の子ほど臆病にはならなかったものの、仕事などの面では結構なせっかちにはなってしまった。「◯◯なんて失敗はしないでね(後が面倒だから)、△△だけはやらないで(後が面倒だから)」と言われたくないばっかりに、学生時代部活就職してからも、一刻も早く上の人や周りの求めていることを察して動き出さないとと常に急いでいた記憶ばかりだ。言われたくないなら言われるより前に成功させてしまえばいいの思考だったのだろう。少しでも失敗する可能性や、わからない部分がある場合は、事前牽制をされるよりも前に積極的に上の人に聞きに行った。少しでも母のやり方に重なるような言い方(こちらが失敗をするかもしれないと思われているのかもと感じてしまうような言い方)をされるのが苦手だったから、注意はなるべくされるよりも前にこちから確認しにいくようにしていた。

本当に、

「◯◯しないでね、△△は勘弁してよ」という牽制が、心底苦手だ。

注意事項を盛り込んだ事前説明などはまったく問題ない。あれは、「あなたが失敗すると決めつけているわけではないけれど、以前にこういう事例があったので注意を払って進めていこうね」という教えだ。

母のやり方には、「あなたが失敗すると決めつけているわけではないけれど」という前提が大きく欠けているのだ。

洗面台を綺麗にしてから出かけて欲しいのなら、そう言えばいい。

「(まだ使ってる最中から)汚さないで、片さないまま出かけないで」より、「洗面台を綺麗な状態で保ちたい」と言われる方がどんなに良いか

しかしたら、母は私が指摘した『前提』の部分は、自分では言った気になってるのかもしれない。

いや、言ってないからな。

今日初めて聞く言い方なら気に障ることもなかったのだろうが、昔の諸々を一気に思い出してしまった。

幼い子がこれをやられると、「そんなに悪い子だと思われてるのか」という自信喪失しか繋がらない。

こういう教育をしている人は、言い方一つ変えるだけなので、是非気をつけてほしい。下手をすると、私の下の兄弟のように、就活どころか学生バイトですら苦労する子になる可能性がある。

2017-12-18

還暦をすぎた母の携帯事情

離れて暮らす母から連絡があった。

iPhoneに入っていた連絡先が"なにもしていないのに”忽然と消えたらしい。

どうしたらそんなことになるんだ??

おそらくクラウドiPhoneとの連携を切ってしまったようではあるが、正確なことはわからない。

どんな操作をしていたか本人もわからいから。

「これのURL解決方法やってみて~」とLINE解決法が載っているURLを送ったが、わからないとのこと。

まず、「URL」の意味が分からない。「URLを開く」がわからない。「スクリーンショット」がわからない。もちろんスクショ撮り方も。

時間がかかりそうなのでメールから電話に切り替えたが、マイク付きイヤホンを持ってない(正しくはスマホ購入時に付属でついていたが、おそらく使い方はわからないしどこにあるかもわからないだろう)ためスピーカーに切り替えようとしたが、スピーカーにする方法もわからないらしい。

耳が遠い母に、耳から画面を離してなんとかスピーカーにしてもらうのでかなりてこずった。

やっと、連絡先復活を試そうとしたが、私と使っているiPhoneバージョンが違うので正確なことが言えない。

iPhoneアップデートをやってなかったらしく、私と表示がだいぶ違うようだった。

アップデートは以前説明したが、方法も忘れたし必要性も感じないのでやらなかったらしい)

どうにか設定を進めると、IDパスワードを求められていると母が言った。

嫌な思いがよぎるが、大丈夫。母は何度もスマホIDパスワードを忘れ、そのたびに私に泣きつき、毎度設定するので老眼の母でも見えやすいように大きく紙に書いて

「これは大事から絶対になくしてはだめよ。必要になったらこれを入力するんよ」と言っていた。

(セキュリティくそもないのは承知だが、どうしようもなかった)

私「あの紙出してや。それ入力するんよ。」

母「前に〇〇〇〇(携帯ショップ)に行ったときに、そのときあの紙を持って行かなかったから、やっぱりパスワードわかんなくてお姉さんが他のやつにしてくれたんよ」

大事な紙はアップデートされて今はごみになっていたらしい。絶望だ。

母「もういいよ、〇〇〇〇(携帯ショップ)行って聞いてくる」

遠隔での操作限界があったのでそうしてくれと言ったが、家族でさえ骨が折れる親のスマホパスワード問題

店員さんに申し訳なく感じる。

さっき母から「連絡先復活しました。〇〇〇〇(携帯ショップ)3時間もいたから疲れましたわ。パスワードメモも書いてもらいました」

と連絡がきた。3時間対応してもらって申し訳ない。携帯ショップ店員さんには頭が上がらない。

電子機器は大の苦手な還暦を過ぎた母。友達スマホゲームをするんだとスマホを持ち始めた。

最初文字が大きいラクラクフォンを勧めたが、周りの友達も持っているiPhoneを買ってきた。

電子機器は嫌いだからと、毛嫌いするよりもチャレンジして欲しい気持ちはあるが、本人の知識が少ない上、遠隔でフォローするのはかなり厳しい。

ここには詳しく書いていないが、プロバイダーのことも私に全て聞く。

[パソコンインターネット繋がらない]

でもね、母。私、専門家じゃないからわからないんだよ。

携帯ショップは実店舗があるから行きやすいみたいだが、プロバイダーになると電話して予約して来てもらう手間がどうしてもめんどくさいらしく、随分ほっとかれていた。

しかし、通信費をドブに捨ててるようなものだよと説得したらなんとか問い合わせて解決したらしい。

私が問い合わせてもいいんだが、機械状態もわからず、番号もどんなプランで加入してるかもわからず、上手く答えられる気がしない。

こんな家庭は私の家だけなのかなぁ、どうすればいいのかなぁと途方に暮れる。

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