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2020-08-06

anond:20200806153450

そんなこと言ってるわりには、相手粗相があったら、息を吸うみたいにセクハラで訴えるよね。

2020-07-31

”叱られない”ために生きてきた

今日ダークペダゴジーなる存在を聞いた。

聞いた概要ネットで調べた内容が何となく噛み合わないのでこの言葉定義などは流しつつ読んでほしいのだが、これの説明を聞いている時に何となくひっかかったことがある。

「上の立場人間下の人間を叱って指導することで、叱られた人間はいずれ善悪ではなく叱られる/られないで行動するようになる」

それを聞いたときぼんやりとした感覚しか掴めていなかったが、そのあと説明している人間がそれを実演してみせたことで一気に意味理解した。

なんで言われたことができないんだ、私はあなたに期待しているから怒っているんだ、など身に覚えのあるものばかりだった。

自分ばかりがたくさん叱られていた、というわけではない。至って普通に特に学校なんかではしばしば、粗相をしたクラスを十数分~1時間ほど担任が叱るなんていうのは珍しい話ではない。

ただ実演されている時、演技であることは分かっているはずなのに思ったより身構えながらその言葉を聞いていたのには我ながら驚いた。



つい先ほど今日のこのことをふと思い出しぽつぽつ考えてみて、自分は叱られることを極度に恐れていたことに気づいた。

例えば自分ミスをして謝りに行く時など前日の夜から全く眠れない。無理やり眠って起きたのは2時間後で、それで起きてみても全く眠くない、なんてこともあった。(当然シワ寄せはその後に返ってくるが)

しかし逆に言えば”叱られないなら何をしようと構わない”という思考で今まで生きてきたという事だ。提出物は再提出を食らわないギリギリの出来で、期限より前の日に出すことはせず、取り組むこともせず。

グループワークは最低限周りに合わせるだけ合わせて、それ以上の事はしない。

当然どこかでボロが出る。しばしば叱られていつも勝手に死にたくなっているし、そんなものから現に自分の今の人間関係など酷いものである。それもそうだろう、叱られるか叱られないか、要は監督者が見てなお目に余るほどかどうかの瀬戸際を常に歩いているのだから

これが果たして先に挙げた「叱って指導することで、」から来ているかはよく分からない。幼少期よりこの様に生活していたから、もうこの性格の発端が何処かなど分からなくなってしまった。



つまるところ自分は、自分自身の評価基準及び人生基準が全て他者依存しているのだ。その証拠に、自分は先のことに加え他者から承認されるのがそれはそれは大好きだ。

褒められる為にテストを頑張っていたし、褒められる為に受験に受かろうとしたし、褒められる為にいい顔をし続け人畜無害を演じ続けてきた。

から見えないところで努力しているという人種がまるで遠い国の人間に思える。(そも見えない努力をしていた事実が露呈した時点でその努力は見えているが)



褒められるために頑張る(表面上は)。叱られないために体裁を取り繕う。自分人生のおおよそ10割はこれであり、常に他者が己の優先順位最上位に来ている。


他の人間はこうじゃないのかと思うと純粋に羨ましいし、このことを自覚できた今、自分人生自分がどうしたいか、今ここでようやく考える時なのかもしれない。

他者からどう思われるか、に支配されバイアスがかかりまくっている思考果たしてまともな答えがでるかは分からないが。

2020-07-22

anond:20200721173703

こういうの、気質生得的なもの)なのか、育て方なのか、分からないんだよね。そういうものと受け止めるしかない。

育て方に違いはないって言い張る親は多いけど、ある親は、男児はわりとのびのびと育てて多少わんぱくしても微笑ましく見守ってるのに女児粗相を厳しく叱責したり。またある親は男児には大声で手も上げながら躾けるのに女児には甘かったり。これらの原因として子供気質も当然あるんだけど。

弟さんはADHD的なものを感じる。

2020-07-21

酒の勢いでレンドルミン12錠飲んだ

発泡酒500缶2本、栄養ドリンクみたいなサイズシャンパン1本、既に十分酩酊していた。

過去の失敗やこれから不安が次々浮かんできて、アルコール作用思考が鈍っているはずなのに何だか冷めた、すっきりした気持ちだ。ふと、素晴らしい考えが頭の中に浮かぶ

処方された二週間分の睡眠薬、残りを全て飲んだらどうなるだろう。

もちろん、死ねないことなど分かっていた。自殺企図を繰り返し、夜は気持ちが乱れて寝付けないことを精神科医に打ち明けるとそんな患者には薬は出せないと断られた。しかしでは、毎日苦しみ続ければ良いのかと食い下がると渋々といった風に安定剤睡眠導入剤レンドルミンを処方してくれた。

言っておくけど、と鼻で笑いながら彼は忠告した。この薬をいくら飲もうとせいぜい2日くらい目が覚めないで糞尿を垂れ流して眠るだけだ。変な気は起こすなとのことだった。

糞尿の処理をするのは嫌なので、オムツの代わりに夜用のナプキンをつけ、フローリングの床に枕だけ用意する。

レンドルミンをシートからプチプチ取り出して、酒のつまみみたいに飲み下していく。2日間眠るだけ。苦痛スキップされるなら望ましいことだ。それとも、過剰摂取によって頭の中をシンプルにしてくれやしないだろうか。既にアルコールによる酔いでは多幸感も、離人感も得られなくなっているから。

吸収されるまでは時間がかかるので、急に様子がおかしくなることはなかった。心配していた、吐き戻してしまうこともない。同じ体験者がいないかネットで調べていた。記憶があるのはこの辺りまでだ。

粗相があってもいいように床で眠るはずが、気付くとベッドで目が覚めた。今では記憶曖昧なのだが、恐らくこのときか、眠るとき転倒したらしい。人差し指に血がついている。トイレに向かおうにも真っ直ぐあるけない。便座に座り、下着を下ろすはずが体の制御がうまく行かずズボンを履いたまま用を足してしまった。

これはマズい、と考える力はあった。浴室に行って汚れた服を投げ捨てる。そこで洗面所の鏡を見ると、鼻の回りから出血していた。これが指についていた血の原因か。もう乾きかけているものの、まぁまぁな量だ。何だか面白くなって写真を取り、元彼に送る。

時刻を見ると午後2時、薬を飲んだのが深夜1時だったから、昏睡と呼べるような時間は経過していない。なんだ。こんなもんか、というのが正直な感想だった。顔を洗うと出血ほとんど鼻血だったのか、傷は小鼻の横の小さなものだった。その後も2時間ほどふらつきは残り、2度ほど転倒したが頭ははっきりしたので怪我には至らなかった。

顔の小さな傷と、転倒した際の痣だけが残り、気分も変わらず晴れない。こんな下らないことを繰り返すのも、死ぬ勇気がないからだ。たった一つの勇気さえあれば。

anond:20200720181413

もちろんすべてが成功するとは限らないけれど、自分や周囲ではこういうことをして脱出したり状況が変わったって話を聞くよ。

証拠集めて警察に」みたいなのは残念ながら自分の周囲にはいなかったかな。証拠めしてる、みたいな話は聞いたことはあるけど、結局警察に提出する前に退職するか、そもそもそこまでしなきゃならんようなタイプ上司勝手自爆するケースも多い。

普通に行動起こした系
相談窓口にメール相談

会議に呼ばないとかそういう増田が受けているようなタイプパワハラに嫌気がさして相談窓口にメールを送ったら即座に調査チームが立ち上げられて、パワハラした上司左遷された。

ただ、これは外資系勤務の友人のケースなので、日本企業では少ないかもしれん(少なくとも俺がいるようなド零細ではありえない気がする)。

普通に転職

なんだかんだコロナ禍の中でも求人活動はしているところがあって、そういうところってITに力を入れてるところが多いので、IT志す人にとっては逆に就職やすい、みたいな環境だってのは聞いたことがある。

ただ、「パワハラ辛いんで転職します」みたいな、前の会社ネガティブ情報転職活動で語っても良いことはないので、そうするとそれっぽい理由でっちあげなきゃいけないので、精神状態不安定な時に転職を考えるならちゃんとこの辺相談できる人を頼らないと辛いと思う。

みんなで立ち上がる系
複数の同僚が相談窓口にメールを送る

なんだかんだパワハラって周囲の同僚がフォローするしかないわけじゃん。

例えば仕事必要な指示をしない等のタイプだったら、代わりに情報を伝える人か、ソイツの仕事を代わりにこなすヤツが必要

大声出すようなタイプパワハラだって純粋職場環境によって最悪だし。

そういうところから、実際にパワハラターゲットになってない同僚も迷惑を被っているので、「こういう業務上弊害があるので何とかしてほしい」ってのを同僚たちが相談窓口にメールを送ることで解決したケースもあった。

上司勝手自爆する系
社会的ヤバいことしてクビになる

中小企業では、専務だかなんだかの身内として縁故採用した人がパワハラしてたケースがある。

この場合相談しても「専務の身内だから」って理由で取り合ってもらえないことも多くて、なかなか解決しない。

ところがある日、その上司不倫が発覚して、専務から「もう守れないから」って言われてクビになったって言う事件があった。

かに警察沙汰になるケースとかあるね、ニュースでたまに40代/50代のオッサン痴漢等のわいせつ行為を働こうとして逮捕、みたいなニュースやってたりするあれ。

社内のパワハラ無視するような会社って、会社の外側で起きた問題には無駄に迅速に対応することが多い。

より偉い人が見てる前で粗相する

中小企業ではある日中途で入ってきた部長がめちゃくちゃパワハラして、当該部署だけ離職率が他に比べて倍近いという時期があった。

ただ、そいつ部長になってからは年々売上が上がっていたため、会社としては見過ごされていたこともあって、部内には結構鬱屈した空気が漂ってた。

そんなころ、なんかの流れでうちの部署専属営業として色々頑張ってた営業課のAさん(女性)をうちの部署忘年会に呼ぼうって話になったんだけど、その忘年会部長がぐでぐでに酔っぱらって、ここに書くのも憚られるようなセクハラを大声でそのAさんにやってAさんが泣き出してしまった。

同じく忘年会居合わせ常務が「コイツマジか」みたいな感じになって、その半年後くらいに左遷されてた。

2020-07-16

一緒に働く男性をどう扱えばいいのかわからない

この会社に私は中途採用、彼は新卒入社した。社員になったのは同時期なのでかれこれ3年ほど一緒に働いている。

他社での勤務経験がある私と初めての社会人をする彼の間には大きな経験値の差がある。

から仕事の内容についてはまだまだ不勉強なりに、

一般的接客応対や仕事で困ったときにどう上司や同僚にアプローチするかこの3年間私なりに彼に伝えてきたつもりだ。

上司やほかの同僚も丁寧に彼に教え込んできた。

かなりコンプライアンスイメージを気にしている社風だし

常にお客様視線がある職場なので把握している限りハラスメントにあたるような強い指導はしていなかったと思う。

だけど彼は一向に仕事が出来ない。

仕事が出来ないは成果を上げられないということではない。何度教えても業務の基本知識理解できないのだ。

医学に関して門外漢だし、完全に今までの経験知識で推測しているだけだが

彼は境界領域知能や発達障害を持っている可能性が高いだろう。

ずっと一緒に働いてきた人たちは彼の話題になると病院に行けばなんらかの診断が下るだろうと思っている人間が大多数いて、

かつそれが彼のためではないかと思っているものも少なくない。

話が逸れるが、私自ADHDであり現在投薬とカウンセリングを受けている(このことは会社及び職場人間には周知していない)

診断が下りたからといってすべてが解決するわけではないが治療を受ける前と後では大きく人生が変わった。

私の場合とにかく生きづらさがひどく、ADHD衝動性や多動に悩まされ、

何年もネット上でどうやったら自分を変えて生きることが出来る方法と必ず死ね方法を日替わりで検索する日々を送っていた。

私なりに努力もしたし過適応して二次障害を起こした。

だが彼にはそういったところが見られない。

境界領域知能だとそもそも生きづらさを自認出来ない人がいる、ということをネット上で読んだことがあるがそれなんだろうか。

彼は文字を読むことが人の何倍もかかる。

指先が不器用で紙がなかなか捲れないし、お世辞にも字が綺麗とは言えない。

簡単な〇×テスト(例えば「他者パスワードを使ってPCログインしてよいか?」)という問題を間違える。

教えられたことを丸写ししたルーズリーフを自宅に持ち帰っては二度と持ってこない

(3年間毎日のように用紙を持ち帰っているので自宅に同じことが書かれた紙が積みあがっているのではないか心配している)

一般的入社1年目の子が覚えていることをいまだに習得できていない。お客様との対話がちぐはぐになることが多い。

これを他部署人間に伝えたり、家族愚痴ったりする。

なにを言われるか。

「3回教えてだめならまた教えればいいじゃない」「いやー、それってちょっと盛ってません?」「悪口参加したくないので」「大変だね」

まぁ、大体こういうことだ。

例えば彼がものすごく恐縮したり、謝ったり、上記カバーできるような特技があれば彼をフォローする声もあったかもしれない。

でも彼は自分が起こした失態を先輩社員上司に報告し謝罪していることに気づかず机に座っている

上司に頭を下げるというアプローチ物事解決にはなんの役に立たなくても人の中で働く際には時には必要だということが理解できない)

クレームに繋がるような行動をどうして取ったのかを問われ彼の中だけの事実を作り出してしま

(おそらく物事整合性を合わせるためにその場でつじつま合わせをしようとするため。結果問うた人間には自分の保身に走ったと思われてしまう)

はっきり言って上司が付き添いで病院相談しに行ってほしい。診断が無かろうとなにがしか支援必要タイプには変わりない。

しかたまたま同じ会社で勤めているだけ、上司になっただけの人間がそこまでしなくちゃいけない義理があるか?

いや、無い。

私たち支援員ではない。生活のために偶然同じ会社社員になっただけなのだ

彼の人生支援をする余裕など自分たちの人生を送るのに必死私たちには無い。

(余談だが関連会社で同じような障害の疑いがある若手社員に対し個室面談オブラートを何十枚も巻いて受診を促したところ

「そんなことを言うなんて人権侵害だ!(意訳)」と激高した声が社内を駆け巡ったという話があり人事担当事なかれ主義を取っている)

から聞く彼の家族はなんだか彼自身に興味がないようだからそちらからアプローチも無いだろう

(というかこの状態の彼を今までスルーしてきた家族には最初から期待出来ない)

3年前は新入社員だった。

仕事に関してはなにも知らなくてもおかしくなかったし多少の粗相があっても社内外問わずお目こぼしがあった。だがそれもも限界だ。

新人から仕方ないね」という目で見てきたお客様

「(付いてる社員に対して)あなたも大変ね」「もっとよく教育しといてよ」と対応が厳しくなってきている(その節は本当にご迷惑をおかけしております

みんな疲弊している。

自分仕事を抱えてフォローに回る。そうすると自身仕事ミスや粗がでる確率がぐっと高くなる。残業時間が増える。

フォローをしても想定を超える失敗をするのでフォローをした人間が上役に叱られる。

本来なら下げなくてもいい頭を下げることになる。だれも彼に指導したくなくなり、近くの席に座ることは罰ゲームのような感覚が出来る。

そろそろ20代中盤になろうとしている。彼の後輩はとっくに彼のレベルを飛び越え仕事で結果を残し始めている。

上司はため息交じりに言っていた。「あんなに仕事出来ないのに自己評価は高めなんだよね…」

周りの人間フォローされていることに気づけないか自己評価が高いのか?

とすれば受診させることは本人にとって本当に良いことなのか?

という問題もあるだろう。自己評価が高く生きづらさや困り感が無いのであれば私よりも生きやす人生を送っているのかもしれない。

そんなところに領域知能や発達障害という診断が下されそれ認識してしまったら社会に沿う形に治療支援は出来るかもしれないが彼自身はどんどん生きづらくなってしまうのでは。

だが先ほども言ったように自分人生を生きることが最優先の私たちは彼のその後の人生について考えて支援する余裕はない。

結局のところ今の状態をずるずると続けるしかなく、彼が転勤したら御の字だし、申し訳ないと思いつつも退職して縁が切れればと思ってしまうのだった。

玄倉川水難事故災害記録を読んだ

これは備忘録みたいなものなので無駄に長いし、文章もろくに推敲してないです。個人ブログでやれって話なんだけど、そういえばお盆も来月に近付いたな……と思ったら、公開される形式にしてみようかなとか気まぐれを起こしました。

 はてブロ初めて使うので、粗相があったらすいません。

 今日仕事役所に行ったんだけど、上司が知り合いに挨拶するとかいうから行政資料センターみたいなところで時間を潰して待つことにした。

 資格試験の願書とか、コロナ関係補助金申請書とか並んでるとこの奥に、背の高い本棚がズラーッと並んでて、所狭しとファイルやら冊子やらが詰め込んである工事単価表とか、議会議事録とか、「へ~」って思うけど別に手に取りたいとは思えないものが沢山あって、これを管理する仕事ってつまらなさそうだなとかちょっと失礼なこと考えたりしてた。

 防災関係の棚のところに行って、ふと、そういえばうちのアパートって災害時どんな感じになるのかなと気になり避難マップを探した。最近雨凄いし、こわいなって。で、その書棚をふらふら探してたら、大きめのファイルがいくつも並んだ段の端っこに、古ぼけた薄い冊子を見つけた。ファイルが割と新品っぽかったから、余計にそのボロさが際立って見えた。それが、玄倉川水難事故の記録資料だった。

 昨年、台風19号だったか、あるいは全然違う日の豪雨だったかで、やっぱり神奈川の西の方のどこかの川で事故があったと思う。そのときツイッターのTLが一斉にこの事故のことを呟いてたから、一度wiki事故記事を読んでみたことがある。読んでるうちに、こどものテレビワイドショーでそういうニュースを見たことがあるような……と淡い記憶も蘇ってきたし、流れでnaverまとめとか読んで(9月にサ終するそうで、残念だ)、「うわ~」って野次馬してた。だから馴染みがあるといったら変だけど、身近というか、ちょっと知識がある?みたいな変な自負みたいのがあって、興味本位で手に取った。

 あんセンセーショナル事故の記録を、こんなとこにぽんと置いてあるんだ、という意外性みたいのもあったな。テレビ人間が濁流に飲み込まれる様子が生放送されるなんて、いまでは報道倫理的に考えられない事態だと思う。役所みたいなおカタい組織って、そういう刺激の強すぎるものは人目に晒したがらないというか、それこそ情報公開請求?とかしないと出してくれないのかなって勝手に思ってたんだよね。それが閲覧スペースに普通に置いてあったのが意外だった。

 冊子には、事故現場がどんな地域だとか、上流にあったダム概要だとかwikiにも掲載されてるような内容が、役所らしい淡々としたかたちで記録されてた。そういうのが続いて、ある頁からは、事故発生から遺体収容までの数日間役所のどの部署が何時何分何をしていて、どことどんな連携をした、みたいなことがズラズラズラーッと書き連ねてある。

 これが、すごい細かい警察消防ダム管理者と危機対策本部河川課?と~って、ほんとに登場人物ならぬ登場組織が山ほどある。その分単位の行動記録の随所随所に、更に細かい文字記録がある。元々防災部的なとこには実働機関がなかったか地域にある出張所が活躍したとか、ダムの放流を止める止めないの決断にはどんな意思決定があったのか、とか。

 本当にモノを知らなくて恥ずかしいけど、さら~っとwiki流し読みしたときは、「人が取り残されてるのにどうしてダムの水放流しちゃったんだろ」とか「危ないんだったら警察沢山向かわせて実力行使避難させればよかったのに」とか思ってたんだよね。でも、「放流を停止してダム決壊した場合は川下にある小田原市全域に人的被害が見込まれた」「河川私的利用を制限する根拠法令がなかった」みたいに全部全部理由があって、なんていうかそのことに凄くハッとした。

 自分みたいな素人が考えることを、縦割り行政揶揄されるほどまで業務を細分化してる役所役人が考えないわけないんだよな。ダムを止めてやれないか、って検討するだろうし、危ないか避難させられないだろうか、って考えたんだと思う。当時現場に詰めてた人達はみんな、いま自分安易に考えたようなことは当然検討した上で、「他の何万人もの市民危険さらから駄目だ」「根拠法令のない私権制限は出来ない」って結論付けたんだろうな。

 なんていうか、ほんとにこまごまと書いてあるんだよね。すごく淡々としてるんだよ。役所文書から事実の羅列ばっかりなんだけど、気付いたら熱心に読み込んでしまった。温度のない明朝体の退屈な文字列だと思ってたんだけど、読んでるうちに、自分たちがDQNって言ってた犠牲者たちのことを、この関係者たちは必死で助けようとしたんだな、ってことがわかってきた。

 ワイドショーでは「地元の人が何回も注意した」とか、「お盆悲劇!」みたいな視聴者情緒を煽るというか、沢山の人が亡くなったことをネタにしてるような報道ばかりで(その犠牲者たちの言動ゴシップ的に取り上げられやす属性だったのは、そうかもしれないが)、自分も昨年SNSで見た「DQNの川流れ」という揶揄を苦笑しつつも受け入れてしまっていた。いま考えてもあの犠牲者たちの行動が善良な市民のものだったとは思わないけど、でもそういう愚かなレジャー客のことも、これだけ沢山の人が助けようとしてくれたんだなと謎の感慨みたいなものが湧いた。

 なるほど、これは玄倉川水難事故犠牲者を出してしまった悔しさ(?)をバネに、次回以降の災害対応に活かすための引継ぎ資料的なものなのかな~と思いながら、ぱらぱら捲っていった。

 その最後に、当時レスキューに参加した消防関係者の寄稿みたいなものがあった。実際、テレビの中で土砂降りの中ロープを引いて河岸に待機していた、消防署の職員たちの手記だった。

 目の前で四人が流された直後に、救命出来なかったという絶望に包まれたまま別の事故現場へ移動したことを書く方もいたし、世間から「なぜ助けられなかったのか」とバッシングを受けたことについて所感を綴った方もいた。実際にその瞬間、荒れ狂う河川敷で業務従事していた救助隊員たちの声というのは、非常に生々しく、重たかった。かれらが一様に、助けられなかったことを心底残念がっているというのが、伝わってきた。

 一歳の子もの遺体けが何日も見つからず、ひたすら川を捜索していた隊員の方が、「初日オムツが二つ水面に浮いていたのを思い出して」、向かった場所の川底から、水の冷たさを訴えるような真っ白い肌をした赤ん坊遺体が引き上げられたとき咄嗟に川に飛び込んで泳いで行き、毛布で赤ん坊を抱き上げに行った、という記述を読んだとき、気が付いたら泣いてしまっていた。

 玄倉川水難事故、本当に愚かな事故だなという所感はいまでも変わらない。あの悲劇を避けるための分岐点は幾らでもあったのに、その場にいた大人たちはまったくそ選択をしようとしなかった。犠牲者たちが悪いのだから死んで当然、というネット意見も、割と共感する。傲慢な”DQN”のために、一億円以上の公費が投入されているし、その現場に駆け付けた関係者たちは、やはり苦い記憶としてこの事故を一生忘れられないのだと思う。まったくもって酷い事故だ。

 だけど、そういうやばいやつらのことも、必死に助けようとした人たちがいて、同じようなことが起こったときちゃんと助けられるように備えないとと準備している組織がいるんだなと思ったら、日本ってまだまだ捨てたもんじゃいかなという気がした。

 実際災害が起きたら、また「どうして助けられなかったんだ」って思うようなことって起こるだろうし、こんな記事書いてても自分自分家族被害を受けたら「どうして助けてくれなかったんだ」って言っちゃうと思うけど。でも、ああい事件事故最前線にいる人たちが、皆が皆怠慢で、冷淡で、他人に無関心ってことは絶対にないなと思った。それって、すごく幸福なことだと思う。

 来月はお盆があり、連休がある。コロナで外出自粛だけど、GoToもあるから、割とレジャー検討してる人も多いんじゃないだろうか。自分感染症について何の知見もないから「出掛けちゃいけないと思う」とか言えないけど、この記事を読んだ人がいたら、「事故に気を付けよう」「天気予報とか災害情報とかチェックしよう」みたいに思ってくれたらいいな、と思った。

2020-07-13

アスペ怖い

新卒アスペメンターして以来アスペが怖い。

多分積極奇異型で、アスペというのは後々医者の診断くだったのでマジ。

いちいちコミュニケーションが「サムい」「イタい

「だから何?」という話を突然延々とはじめるし、呼んでないランチについてくるし

(卵苦手なのに親子丼専門店ついてきて、完食するまでえらく待たされた)

思考がズレてるのか、着眼点おかしくて「どうしてそうなったのかな?」という

疑問にはあたふたとよく分からない返答が来て顔を真っ赤にしていた。

仕事の覚えも悪いし、お客さんに粗相しまくりでクレーム入るし

電話の応対一つ満足にできないのに自己評価だけは高くやる気満々で

日に日に私のストレスは蓄積されていった。

上司相談したら「お前の教え方が悪い」の一辺倒。

初めてメンターやったので、本当に自分の教え方が悪いのかと悩んだが

結局3ヶ月で限界がきて上司パスしたら、上司は2週間しないうちに

あいつ無理だわ」って根をあげた。は?○すぞ。

当時はアスペの診断出てなかったので、過剰に尻拭いさせられてストレスためて

胃腸炎なって心底会社も人事も嫌いになって辞めた。

アスペくんはその後鬱になりアスペの診断受けて会社辞めた。

転職先の会社でもアスペ派遣担当になり、毎日殺意との戦いだった。

アスペひとり紛れ込むと、とたんに全て乱されてダメになる。

もともと障害者枠の雇用であれば業務内容とかの調整もできたかもしれないが

健常者枠にまぎれこまれると完全アウト。

なお、周囲に理解を示してくれる人がいたが、尻拭いはしなきゃならないので

結局2回目の胃腸炎になった。

それ以来アスペが本当に怖い。

気をつけて生活してる患者には悪いが、坊主憎けりゃ袈裟までで、一切関わりたくない。

正直子供アスペだったら発狂するので子供もいらん。

それぐらい怖い。

覆水盆に返らず

覆水盆に返らず

一度したことは、もはや取り返しがつかないことのたとえ。

自分は、小学4年生(10歳くらい?)の時に父親が女をつくり、家から出ていき、それから母方の実家高校卒業まで育ち、東京大学に進学した。


こういう話は今のご時世ありふれた話であるし、母子家庭で育って苦労しました…という話でもない。

母方の実家にある程度金があったので何も苦労することな大学まで出してもらったし、何なら大学生の時にアルバイトもほぼしなかった。

父親実家にもある程度金があったので、教育費をほぼすべてサポートしてもらっていたらしい(これは最近母親から教えてもらった)

仕事人間だった父親は土日もほぼ家にいなかったし、平日は父親帰宅するころには寝ていたか父親との思い出というものがほぼない。

土日に父親がいないことで家がたまり場になっていたことは内向的性格自分にとってはいちいち友達に声がけしなくて友達と遊べるからからありがたかった。

母方の実家に住むことで弟と別の子供部屋ももらえたし、叔父が残していった80-90年代の大量の漫画マスターキートンなど)などに触れられたこともラッキーだった。

母方の実家がもともと住んでいたマンション比較的近いところにあったので、通う小学校が変わらないこともストレスにならなかった。

ご飯祖母が毎回きちんとしたものを作ってくれるので、生活の質は全般的に向上したと思う。

学校が終わると亡くなった祖父と弟と夕方早めに風呂に入って、祖母が作ったバランスの取れた夕飯を食べて、夜は弟とポケモンルビーサファイアをするパラダイスみてぇな環境だった。


パラダイスみてぇな環境で過ごしていたある日、父方のひいばあさんが亡くなったと連絡をもらった。

そこで父親と5-6年ぶりに再会した。自分高校生になっていた。

母親は僕が父親接触することを嫌がっていたが、久しぶりに父親と会話するのは新鮮だった。

これからはこういう時代になるから大学はこういうところに進学したほうがいいとアドバイスをもらったが、的外れ意見だったのでシカトした。

自分父親が出て行ったいたことは正直に言うとあまり気にしていないと伝えると、安堵した様子だったことを覚えている。

だって父親と住むより環境が良いし、そもそも一緒に暮らしていないも同然だったので)


大学生になると年に数回は父親と会うようになった。

父方の祖父祖母家業を畳んだり、引っ越ししたり、老人ホームに入ったりとちょいちょいイベントがあったので、前よりも父親と関わる機会が増えていた。

父方の従兄弟と久しぶりに再会したり、父親粗相でなくなっていた親戚が一堂に会するみたいなイベントもこの頃に復活した。

父親祖母が嬉しそうだったので、まあこういう時間も悪くないななんて思ってた。


社会人になってからは会うというより電話することが多くなった。

老人ホームに入った祖父祖母怪我病気をしたりすることが多くなり、そういう情報を共有してもらっていた。

そして、老人ホームに入居して数年後に祖父が亡くなった。

父親からはお通夜のあとに一晩葬儀場に泊まるので、自分と弟も一緒にも泊まって欲しいとお願いされた。

自分は断った。面倒だし葬儀場にはシャワーがないらしく、朝シャワーを浴びることができないことは、現代人の自分には耐えられないと思ったからだ。

父親の弟(叔父さん)からは、父親自分と弟と一晩語りたいという思いがあるらしく、説得らしきものをされたが、断った。

別に恨んでいる訳でもないが、いまさら何を語るのか?不思議で仕方がなかった。

父親赤ん坊だった自分を抱っこしたときに、自分おしっこを漏らされた話でも延々するつもりであったのだろうか?

「語る」だなんて、大学生の宅飲みじゃないんだから勘弁してくれと思った(しかも、となりの部屋には祖父遺体がある、実にスリリングである


父親と僕ら兄弟は紛れもなく親子である

ただ、父親20年近く前にした家を出る(家族を捨てる)という行為に対する、代償は確かに存在する。(僕ら兄弟がそういった行為に対して、大したダメージを受けていなくとも)

父親が僕ら兄弟とよくある親子のような関係を今になり望んでも、残念ながら、僕ら兄弟はそれを望んでいないのである

こういうことって端的に言えば、「覆水盆に返らず」になるかーと思い、人は太古から同じ過ちを繰り返すものだと身をもって理解することができた。


ただ、僕も年齢を重ねるように当時の父親が置かれている環境に同情することも増えてきた。

仕事をしてお金は稼がないいけない」「妻とは上手くいっていない」「子供にはなついて貰えない」。

そんな状況の中でリセット願望が出てきて、それを実行しちゃうって気持ちも正直わからんではない。

ただ、そういうことを実行した際には後に金を積んでも何をしても戻せないものがあるっていうことだ。


この記事がどれだけの人の目に留まるかはわからないが、きっといま20年近く前の自分父親と似た境遇の人もいるはずだ。

蒸発してしまう前に一度冷静になって欲しい。将来あなた子供に恨まれるのではない、子供にとって関心がない存在になってしま可能性があるのだ。

過激キリスト教徒女性曰く、「愛の反対は憎しみではない 無関心だ」だそうだ。

2020-06-29

ああやっぱりかぐや様の大友嫌い、スッゲー嫌い

自分粗相が原因で他人迷惑かけといてその事を知りもせず

自分だけは絶対に不幸な目に遭わない安全地帯から他人を責めながら何も知らずニコニコ笑顔で居続けるのが本当胸糞悪い

大友視点だと素敵な彼氏をギスギスして別れたから十分マイナスになってると言われても…

とここまで書いて大友当人もだけど大友ファンに守られる構図がムカつくんだなぁと気付いたそんな夜

2020-06-20

コンビニバイト休みの日の日記

 よく行くスーパーに買い物に行った。お会計ときレジスキャンされた商品は、マイバッグかマイかごを利用する場合のみ、店員さんがバッグなりかごなりに詰めてくれる。

 担当店員さんは若い半年以上はいる人で、私はこれまでに何度もこの人のレジ会計をしているのだが、今日は様子が違った。いつも明るい店員さんなのに何だかおどおどしていた。

 飲み物ボトルとか、普段ならこの店員さんも他の店員さんも、「お飲み物ねかせてよろしいですか?」って聞いてくるかあるいは無言でボトルを横にして詰めてくれる。だが今日は、無言でマイバッグの端の方に立てて置き、空いているスペースにパンの袋とか肉の入ったトレイとかを詰め詰めしていた。

 ちょっと手が当たると、ペットボトルはぐらりと傾きそうになり、その度に店員さんはびくびくしながら倒れないようにそっとボトルを押さえるのだ。

 なんか大変そうなので、「飲み物横にしていいですよ」って言おうかと思ったけど、余計に慌てさせちゃいそうなので黙っていた。「お飲み物ねかせてよろしいですか?」って言ったら客に怒られたのかなあ? 

 袋詰めはお客様の方にこだわりがあったりしてなかなか難しいことがある、とコンビニバイトしていて思う。飲み物を寝かせて袋詰めするかどうかというのは、私のバイト先ではお客様確認するようには指導されていないのだが、コンビニお客様飲み物は1リットルのパックのものでも店を出たらすぐ飲みたいという人が結構いて、黙って横に詰めてその上に色々詰めると怒られてしまうことがあるのだ。かといって、一々聞けばまた、聞く項目が多くなるので(お弁当温めますか? お箸はご入り用ですか? 袋はお分けしますか? などとコンビニではやたら店員お客様に聞く項目が多いのはご存知だろう)お客様を怒らせることに繋がるので、私はお客様にあえて聞かずに、商品の品目とか量を見て、飲み物を横に倒しても大丈夫か見極めて入れることがある。

 お客様の言った通りに袋詰めしても、思ったのとは違う結果になってしまってお客様が怒ることがある。よくあるのは、タマゴのパックを袋の中の一番上にしてくれっていうやつだ。そうした結果、袋の中でパックが底の方に真横から転落して、タマゴが割れしまう。タマゴのパックは上からの重さには強いが横からの衝撃には弱いということが、あまり知られていないので、そうなる。

 けどまあ袋の底にパックを詰めたって、袋を乱暴にドスンと床やテーブルに置けばさすがにタマゴは割れるんだけど、そういうのはお客様粗相ではなく店員のせいにされてしまう。

 私は最近までタマゴは袋を分けるか一々聞いていたのだけど、お客様が大体一緒で良いと言って、一緒にした結果不幸なことが起きるので、最近は無言でタマゴだけ袋を別にしている。お客様は黙って別の袋に詰めたタマゴのパックを他の商品の袋の一番上に入れるんだけど、そうするとパックが袋の口からごろりと転げ落ちて、お客様はしばらく考えたあと、他の商品の袋とタマゴパックだけが入った袋を持って帰って行かれる。

 

2020-06-19

塾でアルバイトをしていた頃の思い出

大学2年の夏から卒業するまでの2年半、塾でバイトをしていた。

菅直人似の塾長が一人でやってる個人経営の小さな学習塾で、中高生英語を教えたり電話番や事務作業をやったりしていた。特に仕事がなければ大学課題なり内職をやっていてOKという恐ろしくゆるい環境だった。

英語科のT先生長身で飄々とした雰囲気イケメンだった。掛け持ちで高校非常勤講師もやっていた。

学校と塾の掛け持ちって大変じゃないですかと聞いてみたら、「常勤先生はそうだろうけど、非常勤ならそうでもないよ。俺も必要最低限の仕事だけして切り上げてるし」とのことで、要領よくて羨ましいなと思った。

同時に「まぁでも学校先生より塾講師の方がずっと楽だねー。学校では英語の他に道徳も教えなきゃいけないからさ」とか言ってておいおいと思ったが、そのゆるさが生徒には人気だったし、何より教え方も抜群に上手かった。それにしても道徳って高校でも教えなきゃいけないのかと、先生という職業の大変さがしのばれた。彼くらい割り切っていなければやっていられないのかもしれないなと思った。

私とほぼ同時期にバイトを始めた英語科のY先生とは、同性で年も近く大学も同じということですぐに仲良くなった。Y先生クール系の美女サバサバして教え方も上手くて私の憧れだったのだが、致命的に男運がなかった。彼女の恋バナを聞く度、なんでこんなカッコいい先生がそんなダメ男とずるずる付き合ってるんだろうと不思議でならなかった。

ある日Y先生に「ね〜増田先生私もうどうしたらいいと思う?率直に聞かせて!」と言われたので「別れた方がいいと思います。Y先生にはもっといい男がいるはずです」と正直に答えた。すると「増田先生ってば普段はどっちかっていうとのんびりしてる方なのにこんなにすっぱり言ってくれるのやばいめっちゃ気持ちいい!」といまいちよく分からない感激をされた。

私はY先生には是非とも彼女に見合う素敵な男性幸せになってほしい一心だったのだが、アドバイス方向性があれで合っていたのか自信がない。その後Y先生彼氏と別れたのかどうかも知らない(なんとなく聞けずじまいだった)。

Kくんは柔道部稽古に打ち込むスポーツ少年だった。稽古にのめり込むあまり成績が下がってしまったとのことだったが、真面目で地頭はよく、教えたら教えただけ英語の成績は上がっていった。

Kくん真面目ですごくいい子ですねーと塾長に話したら、「いや〜あいつ家ではクソババーとか言って母ちゃん困らせてるんだってよ」と意外な一面を教えてもらった。「まあ男子中学生なんてみんなそんなもんだなー」と塾長はワッハッハと笑っていた。

それ以来、私の言うことにはみんな素直に従うKくんを見ていたらなんだかおかしくなってしまった。Kくんはまるで弟みたいな感じだった。一度、こっそり流行りの漫画を貸してくれたこともあった。2年の間に、いつの間にかすっかり背も追い越されていた。

もしこれが本当の弟だったなら、きっと私がクソババー呼ばわりされていたに違いないのだろうなと思った。

数カ月後Kくんの弟のUくんも教えることになった。彼は心臓ちょっとした病気を抱えていてその手術のため数ヶ月入院しており、一週間前に退院したばかりとのことだった。

最初の授業の日、手術とかプライベートなことにはあまり突っ込まれたくないかなと思い、そこには触れず当たり障りのない授業をした。授業後、塾長に呼び出された。「Uくんがね…」まずい、なにか粗相をしてしまっただろうかと身構えた。「Uくんがね、手術のこと聞いてほしかったって」「えっ」「先生がそこにノータッチで寂しかったんだってさ。次はちょっと話聞いてやってよ」

一週間後、2度目の授業で「Uくん入院してたんだって?手術大変だった?」と聞いてみた。途端にUくんの顔がぱっと明るくなった。彼はお兄ちゃんのKくんと比べるととても物静かな子だったが、私の言葉に確かに嬉しそうにうなずいていた。

ちなみにUくんはお兄ちゃん同様めちゃくちゃ優秀な生徒だった。あまりに手がかからなさすぎて彼のコマボーナスタイムみたいなもので、こんな生徒ばかりならどれだけ楽かと思っていた。

お世辞にも進学塾とは言えない塾だったのでやる気のある生徒は少なかったのだが、そんな中でもIちゃん学校での成績も優秀で、塾での授業が終わったあともずっと自習スペースで勉強しているような真面目な子だった。

Iちゃん真面目ですよね〜他の子もこれくらい勉強してくれればいいのにとY先生に言ったら、「でもあの子T先生と付き合ってるよね」と衝撃の事実を聞かされた。何で知ってるんですか?と聞いたら、彼女は「私も高校生の頃教師と付き合ってたから。あの感じは間違いないよ。うん、間違いない」と返されそれ以上IちゃんのこともY先生過去も追及できなかった。

かにT先生指導項目から道徳は抜け落ちていた。

夏期講習になると生徒たちはみんな私服で通塾してくるようになる。ある日私に参考書コピーを頼んできた女子生徒は、夏らしくとても可愛いワンピースを着ていた。「そのワンピース可愛いね。前も着てたよね?」と話しかけた。「前も?」とみるみるうちに彼女の顔が曇っていって、しまったと思ったが遅かった。ごめん、そういう訳じゃなくて、と取り繕う間もなく、彼女コピーを受け取るとすぐに行ってしまった。

その日は家に帰ってから自分コミュニケーションの下手くそさ加減にだいぶ落ち込んだ。

機械音痴塾長に代わって、彼が昔購入したまま放置していたパソコンセットアップを頼まれた。私の腰ほどまであるかいダンボール箱に詰め込まれた、小さな個人塾には明らかにオーバースペックデスクトップPCで、塾長はなんでこんなの買ったんだろうと思った。

教室セットアップをしていたら、女子生徒2人組が入ってきた。彼女たちはいわゆるギャルというやつで私とは対極にある人種であり、話したこともないのに一方的に苦手意識を持っていた。だが2人は私を見るなり「先生なにやってんの〜?あ〜なにこれ先生の筆箱かわい〜♥」ときゃぴきゃぴ盛り上がり、私の隣で仲良く自習を始めていた。

少し経った頃勉強に飽きたのか2人が話しかけてきた。「先生なんでそんなことやってんの?」「塾長に頼まれたんだよ」「え〜でもそういうのって男子仕事じゃーん!」「そうかな?」「普通そうだよ〜そーいうのは男子やらせなきゃ!」「でも先生こういうの結構好きなんだよねー」「そっか〜!」みたいな会話をした覚えがある。彼女らの屈託のなさが眩しかった。私も彼女らのように臆せず他人と明るく話せたならなあと思いながら、夜家までの坂道チャリで漕いだ。

卒業就職を期にバイトは辞めたが、とてもいい職場だった。辞める日、「増田先生辞めたとは思ってないからさ、いつでも来てよ。ほら、先生紹介の紙も貼ったままにしておくからさ」と壁を指し笑う塾長を見ながら、このおっさんまた調子のいいこと言ってんなーと思った。

先日、結婚の報告も兼ねて久しぶりに塾を訪ねた。数年のブランクを感じさせない気さくさで塾長は変わらず出迎えてくれた。

しかし私の紹介の紙は既になくなっていた。やっぱりなと笑ったが、そもそも他の先生達の紹介もなくなっていた。その代わり、壁には私が勤めていた頃の3倍くらいの量の「目指せ○○大合格」の紙がずらーっと貼ってあって、その一枚一枚に生徒たちの手書き抱負が書かれていた。

楽しい職場だった。特に塾長には本当にお世話になった。もっともっと勤めていたかった。

2020-06-15

アル中ってどこから

今に始まったことじゃないけど、同居人の酒量が増えている(気がする)

とはいえ酔って殴るでも粗相するでもなく寝ゲロとかそういうわけでもないんだけど、結構酔ってるなってのは顔と動きでわかる

当たり前に毎日飲んでて3リットルお酒の紙パックが家に転がってていつの間にか空いててそのペースがなんか速くて

今日はもうやめなよとか休肝日作ろうとか言っても「なんで??」ってなる(怒鳴られたりはしない)

なんで?って言われるとまあ確かに深刻に人間関係おかしいとかすごい失敗をしたとかでもないか反論できない、そして酒がグラスに注がれていく

個人の許容量の範囲内で健康に大きな影響なく飲酒を楽しんでいるだけなら他人がそれに口を出すのは烏滸がましいけど

アル中なりかけとかなってるとかならやっぱり心配だし、あーでも結局本人の意思がないと治らないしどちらにせよ口を出すのは間違ってるのか?

2020-06-07

猫の体調が悪化した

猫は3年前から慢性腎不全で週1回通院して点滴していた。

腎不全は初期にわかたから数値もそこまで悪くなくゆるやかに進行していたけれど、食欲不振を何度か繰り返して元々細身の身体さらに小さくなり、先月とうとう2kgを切り点滴が週2回になった。

だんだん目が悪くなって耳も遠くなり、歩くのもゆっくりになって、時々アオーと大きな声で鳴いたり徘徊もしていた。

もう19歳だし老化は当たり前の事だからそんなに気にしていなかった。

はいつも全力で甘えてくる構ってちゃんだ。

私が帰ってくるとはやく膝に乗りたいと急かしてニャーニャー鳴き、膝に乗ると後ろ足で立って抱きつくように肩に両手を掛けてくる。

抱きしめて撫でながら頬擦りすると猫が小さな頭を寄せてうれしそうにゴロゴロ言ってくる。

机に乗って目線を合わせ、相手してと手を招き猫のように上下に振ったり私の頬をペシペシ叩いて来る。

今まで出会った猫の中でこんなに甘え上手でかわいいはいない。もう猫じゃなくて全く別の特別な生き物なんじゃないかと思うほどかわいい子だ。

長く一緒にいるのに猫の写真あんまり撮っていないし動画もない。

猫がカメラスマホ向けるとムッとした顔したりすぐに顔を反らすからほとんど寝てる姿しかない。いつも膝に乗ってるし。

本当にかわいい顔をしてる美猫なのに。

でもかわいい姿を知っているのは私達夫婦だけでいい。

子供がいない私には猫が大切な子供だ。

その猫が先月、急に風呂場に入りたがるようになった。

夫の後をついて回る事も増えた。

その日、いつものように病院で点滴して帰って来ると部屋中をひたすら徘徊し始めた。

無言で壁に頭をぶつけながらずんずんと歩き回り隅で固まってまた歩き出す。

抱っこして撫でて呼びかけても目は遠くを見ていて何も反応しない。

ごはん皿も水入れにも平気で足を突っ込みほとんど休まず歩き続けていた。

翌日また病院に連れて行き、痛み止めの注射をしてもらった。点滴で痛かったのかもという事だった。

少し落ち着いたけれど徘徊は止まらないし隙間に入りたがる。

横になる時も頭を真っ直ぐにして必死で寝ないように耐えていた。

抱っこして水をスポイトで飲ませると落ち着いて少しだけ寝るのに気づいてからなるべく抱っこして水を飲ませて撫でたりブラッシングしながらたくさん名前を呼んで声を掛けるようにした。

肉球がひんやり冷たくなっていた。

2日後病院先生に「実は今日猫に会えないかもと思っていた」と言われた。

体重が減っているため、いつ亡くなってもおかしくないらしい。

まだ全然心の準備なんて出来ていない。

6年前に手術後に2週間絶食状態になって、3.5kgだった体重が2kgまで落ちたけど強制給餌でまた食べてくれるようになり、3.4kgまで戻った。

がんばり屋の強い子だからきっと大丈夫だと思っていた。

病院で点滴して帰ると徘徊が再開し、所構わず粗相して目を離すと家の中の細い隙間に挟まる。

部屋の1畳分を柵で囲ってペットシーツを敷き詰めたスペースを作り、いつも寝ているベッドとキャリーケースを置いて猫にそこで過ごしてもらう事にした。

スペースの中でもぐるぐる歩き続け、柵をよじ登って抜け出そうとする。

猫は病院での点滴は怖がってじっとしていない。

いつも病院に行く時は必ず前日と当日に病院行くよと声を掛けていたけど、帰りはお疲れさま、がんばったね位しか声を掛けていなかった。

ほとんど目が見えなくなった猫はもしかしたら病院の行き帰りがわからなくて自分がどこに居るのかもわからパニックになっているんじゃないかと思った。

猫におうちに帰ったよ、大丈夫だよと声を掛けながら撫でた。

とにかく抱っこして声を掛けて撫でてブラッシングして、いっぱい褒めながらほんの少しの流動食を飲ませた。

病院先生は無理に食べさせたり水もあまり飲ませないようにと言っていたが、相談して少しだけ食べさせる事にした。

猫の様子が変わってしまってから6日後、朝起きて囲いを覗いたらしっかりした声でニャーと3回鳴いた。

よかったねと撫でたら小さくゴロゴロ言った。鳴き声もゴロゴロも久しぶりで夫と二人で泣いた。

水を入れた皿を口元に持って行ったら自力で飲んだのでまた泣いた。

それから様子がかなり落ち着いたけれど、歩き回り続けた事で体重が一気に減り1.7kgから1.5kgになってしまった。

病院での点滴は2日おき。猫には必ず病院行くよ、おうち帰って来たよと何度も耳元で声を掛けるようにした。

険しくなっていた顔つきは穏やかになって目の力も戻った。

猫は近づいたり撫でると子猫のようなかわいい声でニャーニャー小さく鳴いて少しゴロゴロ言うようになった。シッポもパタパタ振って返事する。

夜になると時々ニャーって呼んでくる。

また以前のようになった猫は天使のようでめちゃくちゃにかわいい

ミルクを飲ませるとチュッチュッと飲んでうれしそうにシッポを振る。

でも、流動食も水分もほんの少しがやっとですぐに疲れて寝てしまう。

もっとはやい時期からしっかり食べさせていれば良かった。

点滴だけでなんとか生きている状態から体力は日に日に衰えていく。

私は毎日不安になりながら仕事に行き、帰宅して猫の様子を確かめるたびによかったと泣いている。

病院で点滴すると猫は抵抗する力もなくうずくまり、しばらくぐったり寝ている。体重は1.4kg。細い細い身体になった。

点滴が重くて歩くのもつらそうだ。

このまま通院するのが猫のためと思っているのが猫の負担になっていて、どうしたらいいかからなくなった。

今朝は撫でたら小さく鳴いた。

ほとんど横になっていて、起きた時に少しだけ流動食を飲ませたらまた寝てしまった。

本当なら今日病院の予定だったけれど、よく寝ている猫を無理に起こすのもかわいそうで連れて行くのはやめた。

病院には猫の具合を伝えて様子を見ますと連絡した。

夫に抱っこをしてもらって、猫はうれしそうにシッポを振っていた。

今はゆっくりと息をしながら穏やかな顔でぐっすり寝ている。

毛布を敷いたベッドに寝かせ、ふわふわの毛を撫でながら話し掛けて、息をするのを確かめている。

手に触ると握り返してくれたり時々頭や手を動かしている。本当に強い子だ。

でも、そろそろお別れが近いかもしれない。

これでよかったのかな。

もっと出来る事があったのか、それとも猫に無理をさせすぎたのかそれもわからない。

2020-05-22

高齢者×アル中×身障者×モラハラ…どこに相談すればいいの?

私の父親のことです

母が可哀想でつらすぎる

母は父から暴言に怯えて、わがままも叶えないとと頑張っている

今日、そんな父が結構大きめの粗相(身障者ゆえのものもある)をしてしま

その処理を母ががんばっていたのだが

父が泣きながら「みんなに迷惑かけて、俺はもう死んだ方がいい」と言ってるのを見て悲しくなった

粗相父親の酒飲みすぎによるものではあるが、気分が悪くなった時すぐにお手洗いに行けないのは父のせいではない(先天的病気のため)。

どうすれば父も母も救われることができるのか?

父も母もネット環境がなく、自分たちでどうにかするしかないと思ってるみたいだけど…娘の私としてはもう第三者に頼らないとと思ってます

ですが、問題点が多すぎてまずどこに相談すればいいかわかりません

2020-05-18

Twitterをやめて初めて鋼の錬金術師の結末が腑に落ちた同人字書きの話

自己陶酔長文

同人界隈のくだらない話です

ハガレンあくま個人的感想、感慨、そういうものの中で引き合いに出しただけです。こじつけというか、たまたまこういうものの中で自分がしっくりくるのがハガレンだっただけです、うまく言えないのですが。ハガレンが好きな方は閲覧気をつけてください。

※以降、鋼の錬金術師の重大なネタバレを含みます

鋼の錬金術師」という有名な漫画がある。鋼の義肢を持つ兄のエドワード・エルリック通称エド)と、鎧姿の弟、アルフォンス・エルリック通称アル)が、「真理」(神様的な存在)に奪われた自身の体を取り戻すための旅をする中で賢者の石をめぐる壮大な陰謀に巻き込まれていくダークファンタジーである

私はこの漫画が大好きなのだが、一つだけ「あんまり気に入らないなあ」という展開があった。それは、物語最後主人公エドがアルを取り戻すためにとった手段のことである

そもそもなぜ兄弟は体を奪われていたのかというと、死んだ母親を蘇らそうとして人体錬成を試みた結果、錬金術の「等価交換」の法則により、代わりに自分たちの肉体を奪われてしまたからだった。二人の肉体を取り戻すには万能のエネルギーである賢者の石」が必要だったのだが、エドとアルは賢者の石が生きた人間材料にして作られていることを知ってしまう。

経緯をまるっと端折るのだが、結局物語の終盤、エド賢者の石を使わずに二人の肉体を取り戻す方法気づき、実行する。エドの決意に、「真理」は「正解だ」と言って笑う。

エドが全てを取り戻すために差し出したのは、エド錬金術を使う能力のものだった。

私はその展開に正直もやっとしていた。

鋼の錬金術師」の見どころの一つは、エドが繰り広げる巧みな錬金術の数々だったからだ。それに、「最年少国家錬金術師」という厳つい肩書きや手を合わせるだけでどんどん色々なものを作り、意のままに動かすバトル、錬金術知識を使い炭素硬化の能力を使う敵をもろい消し炭に変えてしまう展開……。錬金術エドというキャラクターアイデンティティだった。

実のところ、錬金術のような便利なものに頼らず額に汗して自力で生きろという作者のメッセージは作中で示唆されてはいた。エド師匠のイズミは凄腕錬金術であるにも関わらず、「錬金術に頼っちゃいけない」と言って近所の子供の壊れたおもちゃを手作業で直す。そしてエド最終回、「錬金術がなくてもみんながいるさ」と、金槌を手に清々しい笑みを浮かべる。

だが、やはり読者からすると、「それでいいの⁉︎エドあんたすごかったのに」と思わざるを得なかった。

しかし今、Twitterをやめたことで、エドの清々しい笑みの理由がわかるようになった気がしたのだ。

前置きが長くなってしまった。

私は同人の字書きであるTwitterpixiv二次創作小説をアップするとそこそこバズるジャンルではまあまあ人気の字書きだ。

小説を書くのが好きなぼっちオタクの私にとってTwitterは、ジャンル情報推しの素敵な二次創作、実社会ニューストレンドリアルタイムでたくさんチェックすることができる大切な情報ツールであると同時に同人友達を見つける出会いの場であり、萌え語りができるコミュニケーションツールであり、どのような傾向の話を書けば芳しい反応が返ってくるのがすぐにテストできる巨大な実験場であり、お手軽に承認欲求を満たしてくれる蜂蜜の壺のようなものでもあった。

しかし、同人界隈でTwitterをやっていると、疲れることもたくさん出てくる。人間関係承認欲求ジャンル学級会。三者三様に歪められたキャラ二次創作がどっと流れてくるタイムラインに疲れ、私は果たしてこのキャラを本当に好きなのだろうか?それともみんなで口をそろえて「〇〇ちゃんえっち」とか「可愛い」とか「エモい」とか言わなければいけないような集団意識のせいで好きだと思い込んでいるだけなのだろうか?と悩むこともあった。Twitterキャラグッズを次々と大人買いする人々や、論理が通っているのかよくわからない考察ツイートを見るたび、胸焼けするようになってきた。創作でも、いわゆる「互助会」に組み入れられるのが重荷になってきた。

それでも、同人SNSが私の生活の中心にあり、そこでの中堅字書きという立ち位置が数年の間私のアイデンティティだったから、Twitterをやめられなかった。情報を追えなくなったり、忘れられたりするのが怖かった。

(一応リア友もいないわけではないけど、就職を機に皆地方に散ってしまってあまり会えないし、しょっちゅうはやりとりしないため「居場所」感はあまりなかった)

冴えないぼっち日常生活を送る私の唯一のきらきらしい社交場が失われることへの不安から、私はTwitterを続けていた。

だけど、限界が来た。

きっかけは、私が、おそらくリモート飲み会で、ジャンルの顔的な人の不興をかったことだった。このことについては何を言っても主観になってしまうのでうまく説明できない。特別粗相をしたつもりはなかった。ただ、今まで仲良くしてくれていたその人が、飲み会を境に急に全く絡んでくれなくなったので、何かしてしまったのかな天…と思った、というところだ(他の飲み会メンバーからハブられてはいなかったけれど、わざわざ「私なんかやらかしました?」なんて鬱陶しがられる自意識過剰質問しづらかった)。強いて言えば最初、私のスマホ電波があまり良くなくてもたついたせいで若干場を乱してしまったとか、その人が話しているとき一度トイレに立ったとか、そういうことはあった。もしかしたらとんでもない粗相無意識のうちにしていたのかもしれないし、あるいは全く別の理由かもしれない。

とにかく、その人が絡んでくれなくなった瞬間、その人の取り巻き的な人たちがほとんど反応してくれなくなったのだ。

Twitter彼女たちがワイワイ盛り上がっているのがやたらと目についた。彼女たちの創作をヨイショすれば機嫌を直してくれるかもしれないけれど、不純な動機同人を利用するのはもう嫌だと思っている自分がいた。

私は、何をすればいいのかよく分からなくなってしまった。彼女たちより有名な字書きになって見返してやろうと憤ったり、自分を責めたりと、このご時世において生活に困っていない恵まれた身でありながらバカみたいな理由メンタルがぐちゃぐちゃになった。ジャンルの顔的な人や、それに媚びている取り巻きたちのかい推しを目にするたび、推しのものが嫌いになり始めている自分がいた。

(また、同人界隈がきっかけになって仲良くなり、LINEを交換して旅行などにも行った人たちがジャンル移動していたため、TwitterでやりとりすることがほぼなくなったというのもTwitterをやめるきっかけの一つでした)

楽しいこと、心が慰められることよりも、つらいことの方が上回っていると気づいたとき、やめようと思った。

そして私は、ずっと私の生活の中心にあった同人アカウントを消した。消す前から、このご時世における自分の悩みの卑小さ、不毛さには気づいていたが、消して改めて、自分が長い間スマホの中の小さな世界を首を縮めてのぞきこむばかりで、顔を上げてきちんといろいろなものの広がる世界を見ていなかったのだと気がついた。

思えば、どこかに観光に行っても、何を食べても、Twitter投稿することばかり考えていた。何を書けばウケるかとか、通知の数とか、そんなことで頭がいっぱいだった。いつのまにか自分自身で、同人アカウントしか場所がない状況を作っていた。

世界の命運や肉親の志を背負って闘うエドと、ただの同人字書きの私では月とすっぽんよりさらにかけ離れており、同じ括りで語るのはおこがましいこと限りないということは分かっている。

しかし、そのとき私は確かにエド最終回での清々しい笑みの理由がわかった気がしたのだ。

エドは、錬金術能力を手放すとき、「思えばずいぶん踊らされたよな」と口にした。錬金術師として活躍したエドは、しかし、錬金術母親を蘇らそうとして大切な家族を奪われ、錬金術を使い倫理にもとる悪事をはたらく者たちを数多く見てきてもいた。錬金術は、壊した物を直すこともできるし、武器にもなる、一見万能な術だ。しかし死んだ人間を蘇らせることはできないし、錬金術頼みでは解決できないこともたくさんある。

Twitterも同じである日常のあらゆる情報リアルタイムで発信する。Twitterを使えば全世界の人々と繋がれる。しかし、日常に入り込むそれらは、同時に、日常を強大な「それ」(錬金術/Twitter)なしではいられなくさせてしまう。「それ」を利用しているはずの私たちは、いつのまにか「それ」越しでしか世界を見られなくなってしまう。

錬金術しろTwitterしろ、便利ですごいものは良くも悪くも影響力が大きくて、世界もの見方を変えてしまう。それに振り回され、人間の作った枠組みの中でおだてられて自分はすごい人間なのだと慢心し、甘い汁を吸ったかと思えば虚しい思いもする、そんな力の渦から脱却したから、エド最後、笑ったのだと思う。

Twitterを退会し、同人交流をやめてできた時間の中でやりたいことは意外と早く見つかった。小説映画など色々なものに触れてみたい。資格を取ってキャリアアップしたい。今は難しいが、時勢が安定したら小説カルチャースクールに通いたい。どうにかして、ネット頼みでなく新たな交友関係を築けるよう模索していきたい。

たぶん、徐々にTwitterをやめたことに対する寂しさや後悔は増していくのだろう。それでも、私のなりたい未来の姿は小さな世界局所的人気者ではないから、寂しさを糧にしてふんばりたいなと思っている。

最後に。

鋼の錬金術師は最高だからみんな読もう。

2020-05-17

早く居なくなればいいと思っていた

愛犬が旅立った。

愛犬とはいえパートナー意志で飼っていた犬。

自分もたまに世話をしたが、基本はパートナーがしていた。

ここ数年は自分が体調を崩した関係で、パートナー不在時に代わりに世話をするのも厳しく、粗相の度に耐えきれず罵声を浴びせたりもした。もう16歳を過ぎた老犬。オムツをしていても駄目な時は駄目。頭の中ではどうにもならない事は分かっていたから、犬の方は見ずに毎回壁に向かって怒鳴りながら後始末をしていた。

早くしねばいいのに、とも言った。実際、しんでも悲しくも何ともないと思っていた。悪臭もなくなり掃除の手間も減り、逆にせいせいすると。

しかし、実際居なくなってみると、全く自分感情に整理が付かない。こうして吐き出して今自分に何が起きているのか把握するしかない。

素直な感情としては、悲しい。居なくなってどうしたらいいのか分からない。一緒に遠出した事や些細な日常を思い出す。スマホ写真の整理をしていると、心がかき乱される。あんな酷い言葉を放っていたのに?パートナーの方が何倍も辛い思いをしているのに?自分の身勝手さに腹が立つ。何もしていないのに。都合のいい人間過ぎる。悲しむ資格などない。

犬の服洗濯して干した。この服を干すのもこれが最後だと思うと、また心がグチャグチャした。

もう悪臭の原因は居ない。余計な掃除が増える事もない。自分が望んでいた生活になるのに?なのに悲しんでいる?本当に自分勝手

パートナーには、悲しいと伝えられない。大した世話もしていないのに、と思うに違いない。この思考回路も保身か?情けない。

罵倒して下さい。自分は酷い人間だ。

日を追うごとに衰弱していく姿を見ながら、撫でる事しかできなかった。早くしねばいいのに、とか言っていたくせに?犬には全部見通されていたのかもしれない。最低な奴だって

今悔い改めてもどうにもならない。赦してはもらえない。

心がグチャグチャなままで生きていくことが罪滅ぼしになるのか?分からない。もう手遅れ過ぎる。懺悔させて下さい。ごめんなさい。

同居人の嫌いなところ

イライラしすぎて我慢ならんが、本人にあたっても解決にならないのでとりあえず書き出す。

この文章価値はないが、こんな奴と付き合うのは辞めとけ!という教訓ぐらいにはなるかな。

運転マナーが最悪

普段はそうでもないんだけど、車に乗ると急にイライラメーターが急上昇。人間は車に乗ったら偉くなると思っているのか。運転が下手な車、車線変更等々が強引な車にすぐイラッとして、軽く煽る。やめてと言うと黙る。

ついでにポケgoが好きで、運転中に平気でスマホ画面タップする。やめろと言っても繰り返す。運転スマホ画面を見ながら子供の飛び出しにも対応できる人って存在するんだろうか。絶対いない。

多分運転しちゃいけない人種なんだと思う。出来る限り私が運転してるけど、無理な時もある。

(もし「煽るのが嫌だから私が運転する」と言えば絶対不機嫌になるから、黙って私が運転を申し出てる)

自己管理がなっていない

酒は飲まないがビール腹。XLサイズ睡眠時無呼吸症候群があるので健康のために痩せろと言うが、自制できてない。運動しない。平気でクッキーチョコかけたようなお菓子食う。自炊で痩せさせようとするが無理。白米を何度かおかわりする。もう諦めた。

突然不機嫌になる

気に入らないことがあるとデカいため息をついて無言になり、不機嫌化する。これがクソめんどくさい。不機嫌になるなら理由を言えよ。解決できなくてもいいから言えよ。私の発言が原因なら、原因も伝えずに地雷発言回避するとか無理だろ。小一時間放置すると治る。自分の機嫌ぐらい自分でとってほしい。

トイレの使い方が汚い

飛び跳ね多し。それを毎朝拭いてる人の身にもなれよ。とりあえず用を足す前にトイレマジックリンを何回かシュッシュすることから始めてほしいが、不機嫌になりそうで伝えるのを躊躇われる。泡があれば幾分かマシになるのに。

無料のものを大量に持ち帰ろうとする

特におしぼり。本当みっともないし恥ずかしいからやめてほしい。みんなが必要な分だけ使うから無料でも成り立ってるんだろ。

牛脂をたくさん持ち帰られた時は本当に何がしたいのか分からなかった。使わないので結局私が8割方捨てた。

人のことをすぐ見下して馬鹿にする

私が何か粗相をした時、人前でも「何やってんの?(嘲笑)」とか言う。フォローしてくれとは言わんが、本当に精神的に良くないから辞めてほしい。せめてスルーして。

ストレス耐性がない

車の件もそうだが、忍耐力がない。ファミレスですごくうるさい人が居ると、そっちにガンつけようとする。相手マジキチだったらどうするんだよ。絡まれたらと思うと最悪。なんとか宥めて早く帰ろうと促すことで回避

コロナの影響で一緒にいる時間が増えたからか、私も更にストレスが溜まって来たんだと思う。

早くコロナ落ち着いてくれ。1人の時間提供してくれ。

〜嫌いなところを書き出してみて〜

・けっこう長い間一緒に暮らしているが、こいつこんなに人間として未熟なの?と感じ、衝動的な怒りは鎮まった

反面教師にはなったと思う

・これらを改善する意思がない限り、この人との未来は無いなと再確認した。相手そうかもしれない

2020-03-31

anond:20200331171235

IT土方は頭数で課金されるから、客先で粗相しなければ大丈夫

SIerがあるかぎり、金融とか官公庁かに常駐する面子として生きられる。

エンドユーザー予算管理サラリーマンは、個々のSEのパフォーマンスのような下界の話にかかわるメリットはない。

何が何でも予算納期。なにかあれば人海戦術。元受けは遅れたときに自腹を切るためにある。

2020-02-27

anond:20200227164638

三権分立の仕組みが悪いのではなく、それぞれの機関構成する人間性質問題があるのよ。

平和ボケ正常性バイアス性質を強く持つ人間構成されてるんだよね。特に行政司法は。(立法サイコパスを集めただけ)

公務員試験を受けちゃうような、自立精神の低い・視野の狭い・好奇心の低い人間選抜するような公務員採用制度問題があるんだよな。

しかしそこは簡単には変えられないので、非常時はちょいと工夫する必要がある。

「お前ら、非常時に粗相を起こすとと給料カットするぞー」的なインセティブを設けるってのがいいかもしれん。

公務員試験うけちゃうような人間は、こういう安易インセンティブに敏感だから、効き目は抜群だと思うよ。

元々はよくできた量産型秀才AIなんだから、うまくハマれば期待に応えてくれる可能性ある。

馬鹿とハサミは使いようってやつだ。

2020-01-25

無表情

どんよりした夜明けの空気に部屋が侵食されていく。カーテンの間から覗くと曇り空がこの街全体を包み込んでいるようだった。

まさに今の自分気持ちと近しいものを感じる

一昨日の新年会の一件を未だに引きずっているのは社内でも自分だけだろう。

ふと上司言葉を思い出す。「俺は酒が入ると思ったことを包み隠さず口に出すタイプだ。

粗相をしてしまうこともあるが、飲みの席では目立った方がいい。でも俺の良いところはな、

次の日になれば大抵覚えてないんだ。笑笑笑」

自分は言われてどんな顔をすれば良いのか分からなかった。自分も出来るならそうしたいっすよ。面倒な先輩に捕まった後輩と悟られるのが怖くて何も言えず無表情を貫くだけ。

仕事は楽しんで、分からないことがあったら

とことん聞いて納得いかなければぶつかって、自分仕事の幅をどんどん広げて影響力がある人ならなきゃ駄目だと、耳の痛いことをおっしゃってくれた。

俺は捻くれもんだ。この性格は親譲り。

自宅に帰ってからムクムクと反抗心が芽生えてきた。

知ってるよ。要領が良い人は、たとえ心の中で

納得いかなくても上司の話を真摯に受け止めてヨイショができて気持ちよくさせることができて可愛がられる。絶対その方が得なの知ってる。

俺はちげぇ、小さいプライドが捨てきれず、つまんねーなー話してんじゃねーよって顔に出ちゃうから必死に無表情を作る。

まらない顔すんなよって言われて、ごめんなさいしか出てこない。何言えばいいかからない。決して本音を口にする事はない。胸の内の言葉を喉のあたりで変換して、いつも出てくるのは中途半端的を得ない言葉ばかり。

元気ないって言われる。 お酌すれば頑張ってお酌しなくていいよって言われる。

本音で生きたい。

溌剌とした表情で生きたい。

こうやって飲み会が終わる度、独り反省会を繰り返してきた。いつまでたってもヘラヘラして大人になりきれない。

孤独が俺の居場所なのかも。

それは逃げなのかも。

無表情

どんよりした夜明けの空気に部屋が侵食されていく。カーテンの間から覗くと曇り空がこの街全体を包み込んでいるようだった。

まさに今の自分気持ちと近しいものを感じる

一昨日の新年会の一件を未だに引きずっているのは社内でも自分だけだろう。

ふと上司言葉を思い出す。「俺は酒が入ると思ったことを包み隠さず口に出すタイプだ。

粗相をしてしまうこともあるが、飲みの席では目立った方がいい。でも俺の良いところはな、

次の日になれば大抵覚えてないんだ。笑笑笑」

自分は言われてどんな顔をすれば良いのか分からなかった。自分も出来るならそうしたいっすよ。面倒な先輩に捕まった後輩と悟られるのが怖くて何も言えず無表情を貫くだけ。

仕事は楽しんで、分からないことがあったら

とことん聞いて納得いかなければぶつかって、自分仕事の幅をどんどん広げて影響力がある人ならなきゃ駄目だと、耳の痛いことをおっしゃってくれた。

俺は捻くれもんだ。この性格は親譲り。

自宅に帰ってからムクムクと反抗心が芽生えてきた。

知ってるよ。要領が良い人は、たとえ心の中で

納得いかなくても上司の話を真摯に受け止めてヨイショができて気持ちよくさせることができて可愛がられる。絶対その方が得なの知ってる。

俺はちげぇ、小さいプライドが捨てきれず、つまんねーなー話してんじゃねーよって顔に出ちゃうから必死に無表情を作る。

まらない顔すんなよって言われて、ごめんなさいしか出てこない。何言えばいいかからない。決して本音を口にする事はない。胸の内の言葉を喉のあたりで変換して、いつも出てくるのは中途半端的を得ない言葉ばかり。

元気ないって言われる。 お酌すれば頑張ってお酌しなくていいよって言われる。

本音で生きたい。

溌剌とした表情で生きたい。

こうやって飲み会が終わる度、独り反省会を繰り返してきた。いつまでたってもヘラヘラして大人になりきれない。

孤独が俺の居場所なのかも。

それは逃げなのかも。

2020-01-16

我が家の猫。

最近は老齢のためか耳も目も悪くなっており呼びかけても気付かない様な状態だった。

失禁もあった。

脚が悪いので歩くのも大変で、それでも一生懸命トイレに行っていた。

が、間に合わずトイレの前で粗相したり。

一昨日は猫ベッドの中でお漏らしした。

昨日は摂食不能となってしまったため慌てて病院に連れて行った。

すると。

「糖尿」

とのことだった。

糖尿…まさかの糖尿。

元々ストルバイト結晶持ちなので療法食を食べている。その為、飲水は多かった。

いつか腎臓がやられるのではと定期的に受診はしていた。

心臓も萎縮しており、それも心配だったが直ぐどうこうなるようなものではなかった。

が、数ヶ月前に検査したときは糖尿の数値など出ていなかった。

急激に悪化したのか。

もっと密に受診すればよかった。

獣医には「このままだと今晩が山です」と言われた。

「一週間入院して治療すれば、最低限は回復します」とのこと。

10万ほどかかり、その後は毎日インシュリン注射朝晩。

それくらいのことで猫を喪わずに済むなら安いものだ。

大泣きしながら入院を頼んだ。

私は毎日老人を見ているが、

「もう食欲も無くて食べたがらない老人の口に無理矢理ドロドロの食事ねじ込んだりエンシュアを飲ませたり…

自分老いた時、そんなこと絶対されたくない。ましてや胃瘻だの経鼻瘻だの腸瘻だの冗談じゃあない」

と思っている。

そんな風に思うのに、こうして猫が死にかけると「自然な死」を選ばせてやれない。

今彼の脳は機能しておらず、痛くもなんともない。

このまま死ねば苦しむこともない。

それでも。

撫でればゴロゴロと頼りなく喉を鳴らす。

トイレ…」と思うとヨロヨロ立ち上がってトイレに向かう。

伸びない舌で水を飲む。

そんな状態でもまだ生きててくれてる。

そこに生きて在る。

生きて傍に居て欲しい。

そう思ってしまう。

本当に申し訳ない。

2019-12-25

お腹を下しやすくて困っている。

なぜか下痢をしやすい体質である別に何か悪いものを食べたとか、お腹いっぱい食べ過ぎたとかいときに限らず、カフェオレ一杯飲んだだけでも30分後ぐらいにお腹が痛くなる。

そういうときに買い物中とかで、トイレに駆け込めない状況だったりすると困る。昨日はタリーズコーヒーを一杯飲んだあと、スーパーで夕食の買い物をしていたら催してしまった。レジに並んでいるときからちょっとヤバい感じがして、会計が終わった後は買ったものを無理やり袋にぶち込んでトイレに駆け込んだ。こういう店内にトイレがあるスーパーは良いけど、客用のトイレが店内にないと困る。

旅行などで長時間バスとか電車に乗るときは案外平気だったりする。海外お腹を壊したとき粗相が怖くてほとんど食事が取れないこともあったけど。「飲み物一杯飲んだだけだから平気だろう」とか油断しているとダメだ。お腹いっぱい食べた後とかならもう少し用心するのに私の胃腸はどうなっているのか。

しかも食べた直後ではなく、食後30分ぐらいで来るところが始末が悪い。旅先で友人と旅行中にお腹が痛くなり、その時乗っていた電車に乗り続けていれば宿まで早く着くのに、一緒に途中下車してもらってトイレに行ったこともある。新幹線とかトイレ付きのバスとか、「行こうと思えばいつでも行ける」環境だとかえって行かなくても平気である胃腸問題というより「次にいつトイレに行けるか分からない」という不安が症状を引き起こす気がする。

私と同じような症状の人がいたら、どのように対処しているのか教えてほしい。

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