はてなキーワード: タイムアップとは
さらば宇宙戦艦ヤマトのサーベラー×古代を書いてる関係で、宇宙戦艦ヤマト2199をいまさら視聴してるんだが、
なにあれー。
ヤマト発進の時になぜか電力不足で世界中から電力送ってもらうのも、まあ海外展開を意識した時流だと諦めるとして、
なんかもー、ユリーシャとかいう新参キャラが出張るようになってから色々キツくなってきた。
機動戦艦ナデシコから逆輸入したような船内放送は大目に見るとして、
ヤマトの中でパフェ食いながらガールズトークとかするなよ。なんでヤマトにガミラス人とイスカンダル人が乗ってんだよ。
あと、ユリーシャってあれ多分同性愛者だろ。何に配慮してんだスタッフ。
おまけにあのイスカンダル女、波動砲にケチつけやがって。ショックカノンで殺すのは良くて、波動砲で殺すのはNGなのかよイスカンダル的には。
お前ら八つ裂きにしても飽き足らん異星人相手に、故郷の誇りと絶滅をかけて戦争やってんだぞ。内輪もめとは余裕だなおい。
スターシャもなんかイスカンダルの場所を教えてなかったみたいな設定があるみたいだし、なんか試練とかなんとか言ってるし、頭湧いてんのか。
イスカンダルがどこにあるのか分からないんじゃ、ヤマト計画にGOサインが出る事からしておかしいだろ。
一年で地球滅ぶんだぞ。一分一秒でも無駄にせずにコスモクリーナー取ってこなきゃいけないって時に、妹まで犠牲にして何ごっこだよ。イスカンダル見つからなくてタイムアップになったりしたら、イスカンダルに波動砲ぶちこむぞ俺が沖田なら。
ガミラスもガミラスで、なんか人種差別みたいなしょっぱい問題抱えてて妙に感傷的なキャラが出てくるし。
なんなんだよ。原作だと降伏したら奴隷だから存亡かけて戦ってたんじゃねーのかよ。二等国民くらいだったら降伏してもいいじゃねーか地球。勝ち目無い相手に全滅賭けて抗戦するほどの話じゃねえよ。
人類滅亡まであと200と何日、じゃねえよ。降伏して二等国民になれば滅亡しないんだろうが。
続編でデスラーと和解する展開にしたいという都合と、「敵にも正義がある」的なありきたりな話にするために、わざわざ地球側から攻撃を仕掛けた的なこざかしい設定にしたんだろうけど、
なんでこう余計な脚色して多様性的なもん話に混ぜ込もうとするかな。
ガミラスの正義なんて、宇宙征服して異星人は全部奴隷にする、で良いんだよ。宇宙人なんだから。価値観が違うってそういう事だろうが。
何が恒久平和だよ。それ地球の価値観だよ。しかも20世紀以降の。地球人から見て正当性のある事言っちまったら、それはもう価値観の多様性にならねーんだよ。
ガミラスに歯向かう地球人など皆殺しにしてくれるわ vs 地球を救うのを邪魔するものは波動砲でぶっ飛ばす
最近アイドルマスターの皮を被ったツムツムみたいなアプリがリリースされた。
1プレイしてタイムアップの時に延長するかどうかを選択出来て、その時にアイドルが「延長してください」みたいなボイスが流れる。
「何でアイドルに悲しい声をださせるんだ」だとか「アイドルに金稼がせてるみたいで嫌だ」だとかエロメインで描いてる人が文句を言っていて驚いた。
おいおい、自分は二次創作しかもエロで本出して小銭稼いでるのに公式が少しでも金稼ごうとしたら文句言うんかい。
女の子喘がせてる絵をネットの海に放流する行為はその人にとって嫌なことじゃないのだろうか。
これに限らず成人向けメインで二次創作している割に公式に文句言ってる人をちょくちょく見る。
成人向けと健全でアカウント分けてるから?そもそも健全作品で成人向け描いてることに何も感じていない?
ある美人母娘がレズの集団に拘束されてしまう。二人は縛られ身動きがとれない状態にされる。母親は服を脱がされ、自分の股が娘の顔の上に来るようなポジションにされる。娘の口には漏斗がくわえさせられているその上で利尿剤と水を大量に飲まされ、猛烈な尿意を催してしまう。レズに「○○分耐えられたら、許してあげる」と言われ、必死に尿意を抑える。漏れそう、でも大切な娘の口に放尿する訳にはいかない。必死に耐える。タイムアップが迫り、ようやく解放されると安心したところで下腹部を手で強く押される。愛する娘の口内に母の尿が流れ込む。吐きそうになるも無理矢理飲まされる。母親は泣きながら娘に謝る。それを見てレズたちは嘲笑する。
ニートの生活費はぼくの祖母(そしていとこの祖母でもあるが)の少ない年金によって賄われているらしい。らしいというのは、ぼく自身がその証拠を見たことがないからである。
ニートは、ぼくをはじめ他の家族が出勤する朝、ぐうぐうと眠っている。昼ごろ起きてきて、冷蔵庫のものを勝手に漁りご飯を食べる。そのあとは部屋の隅でゲーム。1日に何度か(何度も?)タバコを吸い、祖母が作った夕飯やぼくの母が買ってきた夕飯を選り好みし(たとえば、ぼくたちの夕飯は寿司だが、ニートは魚が嫌いだから別メニューにしよう、とぼくの母親が甘やかすようなことをするのも原因ではあるのだが)、夜は消灯してもスマホの画面の明かりが煌々とついている。
その間、ぼくたちは仕事、家にいる祖母は家事の全てを行うわけだが、ニートはそのいずれも行わなず、正しくニートなのだ。これが、ぼくがニートをニートと呼ぶ所以である。
ニートがぼくの家に寄生しているということは、ニートの父母(ぼくのおじ、おば)はいないのでは?と思う人もいるかもしれないが、それは違うのだ。2人とも健在である。
表向きの理由としては、元々体の強くないおじが大病を患い、収入が減ったからということだが、本当の理由というか、理由のもう一つとしては、おばが「巣立った子どもはもう自分には関係ない」と思っている節があるから?らしい。ぼくにはこのあたりの情報は回ってこないのだが、おじおばとニートが世帯を同じくすると、税金が一人分多くかかるわけで……というようなことのようだ。
ニートは、ぼくが小学生の頃から、つまり10年以上ニートである。ずっとニートだったわけではなく、年末年始どこかの寺で働いたり、親戚が誰もいない県で1人働いたりした時期もあった。が、どう考えてもニートでいる期間の方が長いのだ。
ぼくの家は一度引越しを経験しているのだが、当たり前のようにニートもついてきた。その頃小学生のぼくは何とも思わなかった(ニートが家にいるのが当たり前だと思っていたから)が、今になって思い返してみるとどういうことなのか理解に苦しむ。
残念ながらタイムアップなので、ニートについてというか、世界がきちがいなのかぼくがきちがいなのかについては、また続きを書きたいと思う。
※これは、30歳の年齢イコール彼女いない歴童貞のフリーターが書いた気持ちの悪いポエムです
30になる今の今まで、異性にも同性にも振り向いてもらえぬままここまできてしまった。
今の職場は学校なのもあり、自分よりも10年以上も若い男女が仲良く話をして、楽しそうにしているのをよく見かける。
コロナ渦であるといえども、街に出れば楽しそうに買い物や散歩をする幸せそうなカップルや楽しそうにしゃべる友人っぽい人たちをよく見かける。
一方それを見る俺は、自分の歴史を振り返っていってもどこまでも孤独だ。
容姿も悪く口下手でしゃべる話題を少しも思いつかない私は、誰一人として深い人間関係を作ることができないままだった。
だから、できれば彼女が、というよりも私と友人でも関係を持ってくれる人がほしいのだ。
私は男だから、おそらくこの手の欲望は「セックスがしたい」ということにされがちだろう。実際そうかもしれない。
確かにセックスはしたい。合意のもとで。おそらく楽しいのだろう。フリーターで余裕のない負け組の俺には風俗にいくお金も資格もない。
けれど、それは単純なことでもっと深いところに原因はあって、一人の人間とどう出会って友だちになって彼女になるのかという人間的なことがまるでわからない。
30になり、社会的な失敗はもう間違えられないという恐怖もある。間違えていいのは20代までと社会は規定していて、
ホッケ、ダイナモ担いで行ったら絶対キルとるマンっぽい奴がいた。開始早々3枚抜きされ、一気に前線を上げられてしまった。
他の敵牽制してたら裏取りで殺されそうになり、慌ててリスに飛んだらわざわざ着いてきてリス近くの壁裏に芋られた。
上に引っかかってる音聞こえてたし、足遅いから逃げきれないのは目に見えている。死ぬの覚悟で特攻するしかないかと迷った。
が、そんな悩みを抱える頃にはピンチ解消どころか中央が自軍色に染まっていた。
奴がイカ速やジャン短を積んでないことは倒された時に確認済み。なんでとりあえずサイドを陣取ってた味方に飛んだ。
飛んだ先にもバッチリついて来て、おまけにジェッパ吐いたので、すぐリスに戻って奴に荒らされた自陣をコロコロ塗ってたらタイムアップ。大差ではないけど余裕で勝った。
ただ、そこそこの時間リスで引きこもってたのに変わりはない。味方に負担をかけてしまって申し訳ないと思っている。特に飛んだ後に奴のジェッパに狩られてしまった味方、マジでごめん。
今回はこちらの方が塗り若干有利な編成だったのがラッキーだった。奴と不毛な戦いを繰り広げてる間に味方が塗り進めてスペ打開した結果、奴以外がどんどん死んでいった模様。
というか別にこっちもジャン短つけてないのに裏取りしてまでダイナモ逃すってどうなのよ…
スプラ2は確かにキルゲーだが、ちゃんとルールに沿った動きをしないと勝てないんだなって身に染みた試合だった。特にナワバリなんてラスト30秒ありゃ形勢逆転なんで全然有り得るしね。
あいつ顔真っ赤にしてたろうな〜
ワンデイのイブニングの事である。アローンのビジネスマンが、羅生ゲートの下で雨やみを待っていた。
広いゲートの下には、この男のほかに誰もいない。ただ、所々丹塗の剥げた、大きなシリンダーに、クリケットが一匹とまっている。羅生ゲートが、朱雀ストリートにある以上は、この男のほかにも、雨やみをする市女笠や揉ハットが、マッチモアありそうなものである。それが、この男のほかには誰もいない。
リーズンを云うと、この二三年、京都シティには、地震とか辻風とか火事とか饑饉とか云うハプニングがつづいて起った。そこでシティのさびれ方は一通りではない。ヒストリーによると、仏像や仏具をクラッシュして、その丹がついたり、金銀の箔がついたりした木を、ストリートサイドにスタックして、薪のリソースに売っていたと云う事である。シティがその始末であるから、羅生ゲートのフィックスなどは、元より誰もコミットする者がなかった。するとその荒れ果てたのをよい事にして、狐狸がジョイン。盗人がジョイン。とうとうしまいには、引取り手のない死人を、このゲートへ持って来て、棄てて行くと云うルーティンさえ出来た。そこで、日の目が見えなくなると、誰でも気味を悪るがって、このゲートの近所へはアプローチをしない事になってしまったのである。
その代りまた鴉がどこからか、たくさんジョインして来た。昼間見ると、その鴉が何羽となくコミュニティを描いて、高い鴟尾のまわりをシングしながら、フライアウェイ。ことにゲートの上の空が、夕焼けで情熱のようにあかくなる時には、それがセサミをまいたようにはっきり見えた。鴉は、勿論、ゲートの上にある死人の肉を、啄みに来るのである。――もっとも今日は、タイムアップなせいか、一羽も見えない。ただ、所々、ブロークンな、そうしてその崩れ目に長い草のはえたストーンの上に、鴉の糞が、点々とホワイトにこびりついているのが見える。ビジネスマンは七段ある石段のトップに、洗いざらしたブルーの襖の尻をスプレッドして、右のチークに出来た、大きな面皰を気にしながら、ぼんやり、雨のふるのをルックアップしていた。
ライターはさっき、「ビジネスマンが雨やみを待っていた」とライトした。しかし、ビジネスマンは雨がやんでも、格別どうしようと云うビジネスプランはない。ふだんなら、勿論、CEOの家へ帰る可き筈である。所がそのCEOからは、四五日前にファイアーされた。前にも書いたように、当時京都シティの町は一通りならずダウンしていた。今このビジネスマンが、永年、使われていたCEOから、ファイアーされたのも、実はこの衰微の小さなウェーブにほかならない。だから「ビジネスマンが雨やみを待っていた」と云うよりも「雨にふりこめられたビジネスマンが、コミット先がなくて、途方にくれていた」と云う方が、アジャストである。その上、今日の空模様も少からず、この平安朝のビジネスマンのセンチメンタリズムにエフェクトした。申の刻下りからふり出した雨は、上るプランがない。そこで、ビジネスマンは、何をおいても差当り明日のライフをどうにかしようとして――云わばどうにもならないマターを、ウェル・ダンしようとして、とりとめもないクリティカルシンキングをたどりながら、さっきから朱雀ストリートにふる雨のサウンドを、聞くともなく聞いていたのである。
雨は、羅生ゲートをつつんで、遠くから、ざあっと云うノイズをあつめて来る。夕闇は次第に空を低くして、見上げると、ゲートの屋根が、斜につき出した甍の先に、重たくうす暗い雲を支えている。
どうにもならないマターを、ウェル・ダンするためには、ハウトゥを選んでいる遑はない。選んでいれば、築土の下か、ストリートの土の上で、ジ・エンドするばかりである。そうして、このゲートの上へ持って来て、犬のように棄てられてしまうばかりである。選ばないとすれば――ビジネスマンの考えは、何度も同じルートを低徊した揚句に、やっとこのゴールへ逢着した。しかしこの「すれば」は、いつまでたっても、結局「すれば」であった。ビジネスマンは、手段を選ばないという事にアグリーしながらも、この「すれば」のかたをつけるために、オフコース、その後に来る可き「盗人になるよりほかに仕方がない」と云うファクトを、積極的にアグリーするだけの、チャレンジ精神が出ずにいたのである。
ビジネスマンは、大きな嚔をして、それから、大儀そうにスタンドアップした。夕冷えのする京都シティは、もう火桶が欲しいほどのクールさである。風はゲートの柱と柱との間を、夕闇と共に遠慮なく、吹きぬける。丹塗の柱にとまっていた蟋蟀も、もうどこかへ行ってしまった。
ビジネスマンは、頸をちぢめながら、山吹の汗袗にコンボリューションした、紺の襖のショルダーを高くしてゲートのまわりを見まわした。雨風の患のない、人目にかかる惧のない、一晩楽にねられそうなコワーキングスペースがあれば、そこでともかくも、夜を明かそうと思ったからである。すると、幸いゲートの上の楼へ上る、幅のワイドな、これも丹を塗った梯子が眼についた。上なら、人がいたにしても、どうせ死人ばかりである。ビジネスマンはそこで、腰にさげた聖柄のGithubアカウントが鞘走らないように気をつけながら、藁草履をはいた足を、その梯子の一番下の段へふみかけた。
それから、何分かの後である。羅生ゲートの楼の上へ出る、幅の広い梯子の中段に、一人のビジネスマンが、猫のように身をちぢめて、息を殺しながら、上の容子を窺っていた。楼の上からさす火のライトが、かすかに、その男の右のチークをぬらしている。短い鬚の中に、赤く膿を持った面皰のある頬である。ビジネスマンは、始めから、この上にいる者は、死人ばかりだと高を括っていた。それが、梯子を二三段上って見ると、上では誰かライトをジョインして、しかもそのライトをそここことコミットしているらしい。これは、その濁った、黄いろい光が、隅々に蜘蛛の巣をかけた天井裏に、揺れながらイノベイティブに映ったので、すぐにそれと知れたのである。この雨の夜に、この羅生ゲートの上で、ライトをともしているからは、どうせただのフリーランスではない。
ビジネスマンは、守宮のように足音をぬすんで、やっと急な梯子を、一番上の段まで這うようにしてコミットした。そうして体を出来るだけ、平にしながら、頸を出来るだけ、前へ出して、恐る恐る、楼の内を覗いて見た。
見ると、楼の内には、噂に聞いた通り、幾つかの死骸が、無造作に棄ててあるが、ライトの及ぶ範囲が、思ったより狭いので、数は幾つともわからない。ただ、おぼろげながら、知れるのは、その中に裸の死骸と、着物を着た死骸とがあるという事である。勿論、中には女も男もまじっているらしい。そうして、その死骸は皆、それが、かつて、コミットしていた人間だと云う事実さえ疑われるほど、土を捏ねて造った人形のように、口を開いたり手を延ばしたりして、ごろごろ床の上にころがっていた。しかも、肩とか胸とかの高くなっている部分に、ぼんやりしたライトをうけて、低くなっている部分の影を一層暗くしながら、永久に唖の如く黙っていた。
ビジネスマンは、それらの死骸の腐爛した臭気に思わず、鼻を掩った。しかし、その手は、次の瞬間には、もう鼻を掩う事を忘れていた。ある強い感情が、ほとんどことごとくこの男の嗅覚を奪ってしまったからだ。
ビジネスマンの眼は、その時、はじめてその死骸の中に蹲っているフリーランスを見た。檜皮色の着物を着た、背の低い、痩せた、白髪頭の、猿のようなフリーランスの老婆である。その老婆は、右の手に火をともした松の木片を持って、その死骸の一つの顔を覗きこむように眺めていた。髪の毛の長い所を見ると、多分女の死骸であろう。
ビジネスマンは、六分の恐怖と四分の好奇心とに動かされて、暫時は呼吸をするのさえ忘れていた。旧記のライターの語を借りれば、「頭身の毛も太る」ように感じたのである。すると老婆は、松の木片を、床板の間にハックして、それから、今まで眺めていた死骸の首に両手をかけると、丁度、猿の親が猿の子の虱をとるように、そのコミットログを一本ずつプルしはじめた。コミットログは手にインタラクティブに抜けるらしい。
そのコミットログが、一本ずつ抜けるのに従って、ビジネスマンの心からは、恐怖が少しずつ消えて行った。そうして、それと同時に、このフリーランスに対するはげしい憎悪が、少しずつ動いて来た。――いや、このフリーランスに対すると云っては、語弊があるかも知れない。むしろ、あらゆる悪に対する反感が、一分毎に強さを増して来たのである。この時、誰かがこのビジネスマンに、さっきゲートの下でこの男が考えていた、自己破産をするか盗人になるかと云う問題を、改めて持出したら、恐らくビジネスマンは、何の未練もなく、自己破産を選んだ事であろう。それほど、この男の悪を憎む心は、フリーランスの床に挿した松の木片のように、勢いよく燃え上り出していたのである。
ビジネスマンには、勿論、何故フリーランスが死人のコミットログをハックするかわからなかった。従って、合理的には、それを善悪のいずれに片づけてよいか知らなかった。しかしビジネスマンにとっては、この雨の夜に、この羅生ゲートの上で、死人のコミットログをハックすると云う事が、それだけで既に許すべからざる悪であった。勿論、ビジネスマンは、さっきまで自分が、盗人になる気でいた事なぞは、とうに忘れていたのである。
そこで、ビジネスマンは、両足に力を入れて、いきなり、梯子から上へ飛び上った。そうして聖柄のGithubアカウントに手をかけながら、大股にフリーランスの前へ歩みよった。フリーランスが驚いたのは云うまでもない。
フリーランスは、一目ビジネスマンを見ると、まるで弩にでも弾かれたように、ジャンプした。
「おのれ、どこへ行く。」
ビジネスマンは、フリーランスが死骸につまずきながら、慌てふためいて逃げようとする行手を塞いで、こう罵った。フリーランスは、それでもビジネスマンをつきのけて行こうとする。ビジネスマンはまた、それを行かすまいとして、コンフリクトする。二人は死骸の中で、しばらく、無言のまま、つかみ合った。しかしウィナーは、はじめからわかっている。ビジネスマンはASAP、フリーランスの腕をつかんで、無理にそこへPDCAした。丁度、鶏の脚のような、骨と皮ばかりの腕である。
「何をしていた。云え。云わぬと、これだぞよ。」
ビジネスマンは、フリーランスをつき放すと、いきなり、コントリビュートして、ホワイトなコミットをその眼の前へつきつけた。けれども、フリーランスは黙っている。両手をわなわなふるわせて、肩で息を切りながら、眼をアウトソーシングするほど、見開いて、唖のように執拗く黙っている。これを見ると、ビジネスマンは始めて明白にこのフリーランスの生死が、全然、自分の経営判断に支配されていると云う事を意識した。そうしてこの意識は、今までけわしく燃えていたプライドを、いつの間にか冷ましてしまった。後に残ったのは、ただ、あるビジネスをして、それが円満に成就した時の、安らかな得意と満足とがあるばかりである。そこで、ビジネスマンは、フリーランスを見下しながら、少し声を柔らげてこう云った。
「己は検非違使のCEOなどではない。今し方このゲートの下を通りかかったプア・ワーカーだ。だからお前に縄をかけて、どうしようと云うような事はない。ただ、今時分このゲートの上で、何をしてハックしていたのだか、それを己に話しさえすればいいのだ。」
すると、フリーランスは、見開いていた眼を、一層大きくして、じっとそのビジネスマンの顔を見守った。アイデアを得た、肉食鳥のような、鋭い眼で見たのである。それから、皺で、ほとんど、鼻と一つになったマウスを、何か物でも噛んでいるように動かした。細い喉で、尖った喉仏の動いているのが見える。その時、その喉から、Windowsの警告音のような声が、喘ぎ喘ぎ、ビジネスマンの耳へ伝わって来た。
「このコミットログをハックしてな、このコミットログをハックしてな、AIをビルドしようと思うたのじゃ。」
ビジネスマンは、フリーランスの答が存外、平凡なのに失望した。そうして失望すると同時に、また前の憎悪が、冷やかな侮蔑と一しょに、心の中へはいって来た。すると、その気色が、先方へも通じたのであろう。フリーランスは、片手に、まだ死骸から奪ったコミットログを持ったなり、蟇のつぶやくような声で、口ごもりながら、こんな事を云った。
「成程な、死人のコミットログをハックすると云う事は、何ぼう悪い事かも知れぬ。じゃが、ここにいる死人どもは、皆、そのくらいな事を、されてもいい人間ばかりだぞよ。現在、わしが今、髪を抜いた女などはな、下請けの派遣社員を朝から晩まで奴隷のように働かせたわ。疫病にかかって死ななんだら、今でもブラック企業で甘い蜜を吸っていた事であろ。それもよ、この女の売るソフトウェアは、納期が速いと云うて、取引先どもが、欠かさず毎月発注していたそうな。わしは、この女のした事が悪いとは思うていぬ。せねば、倒産するのじゃて、仕方がなくした事であろ。されば、今また、わしのしていた事も悪い事とは思わぬぞよ。これとてもやはりせねば、自己破産するじゃて、仕方がなくする事じゃわいの。じゃて、その仕方がない事を、よく知っていたこの女は、大方わしのする事も大目に見てくれるであろ。」
ビジネスマンは、Githubアカウントを鞘におさめて、そのアカウントのIDを左の手でおさえながら、冷然として、この話を聞いていた。勿論、右の手では、赤く頬に膿を持った大きな面皰を気にしながら、聞いているのである。しかし、これを聞いている中に、ビジネスマンの心には、あるチャレンジングなアイデアが生まれて来た。それは、さっきゲートの下で、この男には欠けていたアイデアである。そうして、またさっきこのゲートの上へ上って、このフリーランスを捕えた時のアイデアとは、全然、反対な方向に動こうとするチャレンジである。ビジネスマンは、自己破産するか盗人になるかに、迷わなかったばかりではない。その時のこの男の心もちから云えば、自己破産などと云う事は、ほとんど、考える事さえ出来ないほど、意識の外に追い出されていた。
「きっと、そうか。」
フリーランスの話がフィニッシュすると、ビジネスマンは嘲るような声で念を押した。そうして、一足前へ出ると、不意に右の手を面皰から離して、フリーランスの襟上をつかみながら、噛みつくようにこう云った。
「では、己が引剥をしようと恨むまいな。己もそうしなければ、自己破産をする体なのだ。」
ビジネスマンは、すばやく、老婆のリポジトリを剥ぎとった。それから、足にしがみつこうとするフリーランスのアカウントを、手荒く削除した。梯子の口までは、僅に五歩を数えるばかりである。ビジネスマンは、剥ぎとったリポジトリをわきにかかえて、またたく間に急な梯子を夜の底へかけ下りた。
しばらく、死んだように倒れていたフリーランスが、死骸の中から、その裸の体を起したのは、それから間もなくの事である。フリーランスはつぶやくような、うめくような声を立てながら、まだ燃えている火の光をたよりに、梯子の口まで、這って行った。そうして、そこから、短い白髪を倒にして、ゲートの下を覗きこんだ。外には、ただ、黒洞々たるビジネスチャンスがあるばかりである。
うーん
いよいよ確定申告迫るって感じなんだけど、
今日はこのぐらいにしておきたいところだけど、
アキラさんに言われたように10年早いんだよ!って言われちゃいそうだけど、
もう期限が迫ってくるから、
急いで準備しなくっちゃいけないのよね。
レッツラゴーよ!
うふふ。
こんなことになるなら悠長に朝の鮭定食なんか食べるんじゃなかったわよってぐらい
意外と色々なことに時間掛かっちゃった感じよ!
急がなくちゃいけないので慌てます。
こういう時こそ便利な
急須で煎れる丁寧に入れられた綾鷹も選びそうな緑茶ホッツウォーラーです。
急ぎます!
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
筋肉を太らせてたくましくなるのもいいが、有酸素運動もまたいいものだ。
メタボリックなおじさんたちはBMI=22という数字を目標に何かひとつ好みの有酸素運動にハマッてほしい。
せっかく鍛えた筋肉に皮下脂肪をかぶせておくのはもったいない。体脂肪率が15%を切ると、君たちがベンチプレスで鍛えたその筋肉に、たくさんの溝が刻まれたり血管が浮いたりしてくるぞ。
もっとも、「皮下脂肪は定期預金、内臓脂肪は普通預金」の格言の通り、有酸素運動で最初に減ってくるのは内臓脂肪だ。内臓脂肪はかなり簡単に落ちる。気になるお腹が引っ込んでくるだけでも見た目がずいぶん変わってくる。皮下脂肪が減りだすのはベルトの穴がふたつくらい奥に進んでからだ。
だがはっきり言おう。有酸素運動はそれが趣味にならないとたぶん続かない。苦しいから。
水泳のことは知らないがマラソンと自転車はウエイトがタイムに如実に反映する。減量→タイムアップが楽しくなってどんどん痩せるというのが理想的なサイクル。「この空腹を夕飯までガマンすればン秒タイムが上がる」と思えば午後の空腹にも飴玉ひとつで耐えられるし、その夕飯もご飯をよそう手が自然と加減するようになる。「痩せたい」じゃなくて「昨日の俺より速くなりたい」がモチベーションになる。このモチベを手に入れないと、たぶん三日坊主で終わる。
小太りおじさんが有酸素運動でBMI=22まで痩せるとどうなるか。
洋服選びが楽しくなる。
すれ違う女性とよく目が合うようになる(※顔がダメな場合はすぐにそらされる)。
駅の階段がラクになる(※有酸素運動でひざを痛めていない場合)。
ほかにもいろんなことがたくさん起こる。
メシがうまい秋に始めるのはつらいが冬は体温維持のために代謝が上がる季節でもあり有酸素運動の効果が出やすい。
初期投資を抑えたい人はランニング、メカ好きのオタク気質がある人はロードバイク。どちらも趣味としては長く続けられて気分のいいスポーツだし人口も多い。職場にひとりふたりは必ずこれらを趣味にしている人がいるはずなので、気軽に相談するところから始めてみてはいかが。
(女性の肉体のメカニズムについてはよく知らないので男性限定として書いたが、自転車はウエスト引き締め効果とヒップアップ効果がマジハンパないし全身の血行がよくなるので女性にもきっとおすすめだと思う)
TOEICで100点をとるのは、なかなか難しいことだと思う。
まあ普通の人ならおそらくそこまで点数に拘ることはないだろう。
巷でTOEICで何点アップ!とか何点取る方法、はたくさんあるのに100点取るコツは検索しても見つからない。
なのでここに、そのコツを書いていきたいと思う。
TOEICは200問、990点満点であるが、そのスコアは単純な足し合わせではない。
問題の正答率や難易度といった統計的な要素が大きく関与してくる。
そうやって処理を行われ、補正がかかった値が我々のところにスコアとして帰ってくるわけだ。
これで大体50点くらいはズレが生じると言われている。(あくまで得点計算法や換算法は外部公開していないので推測なのである)
これがTOEICで100点を取る上で非常にネックとなってくるのだ。
なにせ狙った点数をとるには、補正まで考えないといけないのだから。
では、我々には手の施しようがないのかといえば、そういう訳でもない。
すなわち、新傾向からある程度時間の経過した今がチャンスだと考えられる。
そもそも新傾向は、問題内容を一新し全体的な難化を図る意図で行われたものである。
新旧傾向の過渡期では、スコア平均が落ちた諸兄も多いであろう。
しかしあれから数年が経過し、受験者も相応に慣れてきたことであろう。
そういった今こそが、100点を取る上で良い環境になっている。
次にスコア帯の話をしよう。
先程補正の話をしたが、これは中上位においてばらつきが最も大きくなる。
逆にいえば、最下層と最上位はその影響がある程度少なくて済むのである。
そのため単科目よりも両科目での合計の方が100点をとりやすい。
次に科目ごとの特徴であるが、特にリスニングは下位補正値がかかりやすい。
得点平均がリスニング>>リーディングとなりやすいことからもそれは推測できるだろう。
理想としてはリスニング10〜20、リーディング80〜90のバランスだろうか。
博士でもあればまだマシであるが、公私・文理ごた混ぜで大学生が参入してくると、補正も乱高下しやすい。
そのため、12〜3月はあまり100点を取るのに適さない。個人的には6,7月をお勧めする。
とは言っても完全に読みきれないだろうから、この項目は補助的に聞き流してほしい。
例えば問題順。問1と問96なら、難易度はともかく問96の方が正答率は低い傾向にある。
何故か? そこまで辿り着くまでにタイムアップとなる受験者がいるためだ。
そのため、スコアとしては後ろの問題に手をつけるのは博打である。
定石としては前半部の問いを10〜20問見繕い、そこから問いていくのがスタンダードな手法だろう。
また、引っ掛け問題、複雑な構造になっている問題もなるべく解かない方が良い。
そういった問題の正答率を読み、それのみを選別して解けるようになれば大したものである。
ここまで下準備をしてきたが、そもそも問題を間違えてしまっては意味がない。
ただでさえ補正が存在しているのに、それ以上の不安要素を抱えたまま100点を目指すのは至難の業である。
とはいえ前半の問題はある程度楽ではあるので、そこまで高い理解力は必要ないかもしれない。
常にTOEIC850〜900点をとれる程度の英語力があれば十分であろう。
ここまで長々と書いてしまったが、ここに書いてあることを実践すればTOEICで100点を取ることは容易であろう。
また機会があれば紹介したい。
ぜひ諸兄も、肩肘張らずに挑戦してみてほしい。
健闘を祈る。
100点を狙うのに必要な正答数が示されていないとの意見を賜りました。
それに際して記事を書きましたので、今更ではありますが、リンク貼付の形で追加させていただきます。
https://anond.hatelabo.jp/20190527202425
また、本記事にてしれっと「TOEICで100点を取ることは容易であろう。」と記述しましたが、実際にはそこまで容易にはなりません。
達成可能性1%が、運以外の要素を排除した結果上昇する程度にすぎません。
良くて4,5回に1回100点を取れれば良い方でしょう。
誤解を招くような記載をしてしまいましたので、追記にて謝らせていただきます。
誠に申し訳ございませんでした。
それは、主役の選定である。
プロジェクトが産声を上げた時から主役は悪評の多いアニメ監督であった。
アニメは、7人の女の子を主役にしたアイドル物語であった筈なのに。
オーディションで選ばれた7人の声優ユニットが活動してもなお、監督の名前が一番先にあった。
イベント毎には必ずと言っていいほど、監督が出演した。(アニメが進行中にも関わらず)
初の声優陣の番組タイトルには、出ていないのに監督の名前が入っていた。
結果としてアニメよりも声優ユニットよりも「監督」をアイドルに据えたプロジェクトは、作画崩壊の話題と共に炎上して失敗した。
一般大衆には、アニメを通して40代男性監督のアイドルよりも演じている7人の女性声優のアイドルの方が見たかったみたいだ。
その後、問題の多かった監督を降板させ声優ユニットをプロジェクトの主役に据えた。
広まった悪評を排して成功へ導こうと再起を図った。
が、マイナスからのスタートは難しく道半ばでタイムアップと判断されてしまった。
悪評もまた評なりと始めたプロジェクトは、結局は多くの人にとって無関心への移行という最悪な結末で幕を閉じた。
たらればは無いが、もし初めから選定が変わっていたら明るい未来のWUGが見られていたのかも知れない。
(「生みの親だろ」という話は一方的な立場からしか上がってこず、それなら「親」のアニメを作ったら良かったのでは?と思う。)
どうも僕です。お風呂にタマゴお姉様と一緒に入ってお湯の1/3が一瞬で無くなったのを見たり両足肉離れしたりとなかなか貴重な経験をした僕です。
なんか僕の家からちょっと離れた土地で竣工待ったなしの建築現場が黒く燃え盛っているそうで。唐木田は燃えているか。
そうそう、建築といえば…僕ね、昔、日雇い労働したことあるんだ。
これも相当な経験だったので、書いてみたいと思いまする。長いけど。
あれは37万…もうこれはよそう。
僕がWEBクリエイターという「このままホームドアを乗り越えたら誰かこの案件仕上げてくれるよな…」と思ったぐらい忙しかった地獄から足を洗った、その3ヶ月後のこと。
最初のうちは辞める数ヶ月前からハードラック(精神系疾患)とダンス(3つ同時併発)っちまったのが災いし、家どころか部屋からも出られないような有様だったのだが、それでも退職してから1週間、1ヶ月と経過すると次第に、街に出たくなってきた。ちょうど屋敷に住むお嬢様がこっそりと街に繰り出す…そんな感じの冒険心がムクムクと立ち上がって来たのだ。
とはいえ、平日の真っ昼間にいい歳こいた白髪交じりのオッサンがですよ、まだハードラック(頭の中の妖精さん)とダンスしてる最中に、どこ見てんだかも分からないような目線で駅のベンチとかにいたら、そらもう通報待ったなしです。
それなら何かこう、身体を動かして、ついでで金貰うって感じで行こう。作業中に妖精さんが話しかけて来て、僕がブツクサ言っても何ら問題ないでしょ。
そう思いながら、地域バイトの情報誌をぼんやりと見ていたら「日給1万2000円!」「勤務時間外に残業代出ます!」「早く終わったらプライベートも充実!日給保証!」という求人を見かけたのだ。
ちなみに、僕のWEBクリエイターだった頃の日給は1万円ちょっと。残業代が出るってことは僕が血走った目でカタカタとキーボードを叩くその間にちょっとしんどい思いをすればもう月給を超えてしまう計算になる。
事務所住所を見たら、武蔵小杉という、僕の家から電車で10分程のところに事務所があるらしい。
事務所にノンアポで行き、履歴書のようなものを書いたら「書類確認しました。何も問題ありませんね。じゃあ、今日から宜しくお願いします!」…採用決定。マジかよ。トントンすぎねぇか。
それから3日後、電話が鳴り、紹介できそうな案件がありますがどうですか、というオファーが来た。
クリエイター時代にも何回かこういう電話があったが、スピード感がまるで違う。
まぁクリエイター時代に比べたら背景とか何も考えることもない。断る理由も特になかったので案内図等々をFAXしてもらい、いざ当日。
勤務先場所は神奈川県横浜市神奈川区。京急本線の花月園前駅から徒歩5分くらいのところにあるマンション。
なんでも「業者が置いていったゴミをトラックに載せてほしい」という依頼らしい。「おそらく昼前に終わりますよ!良かったですね!」って言われたので、もう既に横浜のと○のあ○で薄い本を買う算段をつけていた。
当日朝8時から勤務開始。朝礼とか準備運動とか一切なく、いきなり「あそこのブルーシートからここのブルーシートまでのガラ(産業廃棄物)をあのトラックにバーンと乗っけて」とだけ依頼業者から言われ、作業開始。
ゴミって40Lのゴミ袋とか、そういうレベルじゃねぇのか!?何か嫌な予感がする。
ちなみにゴミのサイズは、3.11や先の集中豪雨で出たガラを3人がかりで運び出している画を想像してほしい。
あれをたった一人の2本の腕で運べというのである。そりゃあもうテコでも何でも使わないと日が暮れる。話違くねぇか。
○らのあ○が遠のく。オカズが遠のく。そんなことを思い、二次元嫁のことを思いながら無心に運ぶこと3時間30分。
午前11時30分。最後のガラを載せ、トラックは走り去って行った。
つまり、今回のミッションは遂行できたということに他ならない。
後は作業証明書にサインかハンコをついてもらい、電話一本入れたら横浜直行だ!
なんてことを思っていたら、依頼業者が「それならアレもやってもらおうかな」と言い始めた。
程なくして渡された雑巾と割り箸が入ったバケツ。なんだ、芸でもしろってか?
「悪いんだけど、マンションの格子の間に溜まった泥を全部水で流してほしいんだ。ザーッとでいいからさ。」
…契約外だ契約外、ザッケンナコラーと思いつつ、とりあえず「今日の作業内容以外の作業になると思うので、事務所に確認してもいいですか」と伝え、事務所に電話。
「いいですよ、やっちゃってください!」
お前は矢沢のアニキか。
茶番を経て、第二ラウンドが始まった。
「ま、まだここからなら昼飯食ってからでも十分出来るさ!」…冒険心なんてどこかへ飛び、ハードラックが狂乱し始めていたがそれでも作業箇所は多い。
そもそもペンキや泥なんてついたら水ごときでそうそう取れるもんじゃない。養生シートを貼ってそこから作業なのになんであんたらそれやってねぇんだよ。
今度は怒りに似た感情が沸いてきた。
昼飯もすっ飛ばし、13時50分。
たった一人で5フロア、60枚近い窓のスキマに詰まった泥を流し終わったのだ。
これで帰れるよね?俺は東京に帰れるよね?
作業内容を書き足し、千切った作業証明書を握りしめながら必死の形相で「お願いします!」と言い、業者に作業証明書を渡した(本日二回目)。
すると、業者の若い兄やんがおもむろに軍手を脱いだかと思ったら、手でスーッと窓をなぞり、
「まだ汚いですね」
お前は舅(しゅうと)か。なんだその「まだ契約時間内だから使い倒せるだけ使い倒そう」って言う露骨な姿勢は。
この頃には汗がすっかり引いて、歯がガチガチと鳴り出し、止まらない。明らかな低体温症になっていた。
それでもまだサボっていたかったらしく、「後もうちょっとだけお願いします」というありがたーい一言と共に、業者はあったかーい自分たちの車へ引っ込んだ。
なんとパトロールと称し、事務所のトップとNo.2がわざわざ僕の震える様を見に来たのだ。
アイフルのCMに出てくる子犬のように小刻みに震え、死を予感できるぐらいの声量で「これって契約外ですよね?」と訴える僕。
トップは「これは正月とかに家族の大掃除とかでやるやつだなぁ」と言いながら苦笑い。No.2は元々そういう業者なのを知っていたのか、無表情のままである。
彼らは何か手伝うわけでもなく、何かを業者に伝えるわけでもなく、数枚写真を取って、車で去っていった。
そして結局、夕方18時頃、暗くなってきて住民も一定数帰ってきたことから「まぁ仕方ない。後は明日以降やるんでいいですよ」といってタイムアップとなった。
何が昼前だ。何がやっちゃってくださいだ。
「嫁とかもう…ええわ…お前らのせいでもうグチャグチャや…」
そんなことを思いつつ、花月園前駅まで歩き、電車3本を乗り継ぎ、どうにか地元まで戻ったのである。
もう完全に「街に出たら悪者に拉致されて肉○器にされるお姫様」になっているじゃないか。
シンデレラよりひでぇや。
そして次の日、寒気が止まらないので体温計を脇に挟んだら39度8分出ました。
なんだかもう幸せで悲しくて寂しい感情が整理しきれず、つい増田に投稿しました。
暇つぶしにでも読んでもらえれば。
初めて会ったのは2006年。
僕は地方在住大学院生。その時はフリーランス駆け出しとして、学生ながらプロジェクトに参加。夏休み期間を利用して上京して、プロジェクトリーダーの家に居候。リーダーは、いわゆる坊っちゃんで高級住宅地に住んでて。そんで空き部屋がいくつかあるので、そこに居候させてもらったわけである。(羨ましいかぎりである。)
プロジェクトが進んで1週間。
地方大学の2年生で、このプロジェクトに参加するため夏休み期間を利用して上京。合流が遅れたのは試験のためだったらしい。案の定、同じリーダーのマンションの、別の部屋に居候することになった。
初めは正直少し田舎くさい子だなと感じたし、あんまり話さなかったのでとっつきにくい子だなと思ってた。でも田舎くささが取れれば、どちらかというと可愛い部類の子ではあった。
僕はその子の世話係になった。
元々僕は都内の大学に通っていたので地理感はあったし、先にプロジェクトに合流していたこともあったためだ。会社までの道案内や夕食を一緒にしたりして3日が経った。
その子の部屋でGが出たのである。何とかしようとしたが逃してしまったようで、どうしようもなくなり僕の部屋に避難してきた。
幸か不幸か僕は虫が大の苦手で、てんとう虫すら触れない。またこの頃にはリーダーはプロジェクトにかかりっきりで、虫の対応をしてる余裕など無かった。
仕方がない。唯一の解決策としては、僕の部屋で一緒に寝るしかない。という事で、新たに布団を一式僕の部屋に出し、同じ部屋に寝ることとなった。
この頃には大分仲良くなっており、その子の大学での活躍や勉強内容、高校時代の事なども話すようになっていた。大学に彼氏がいる事も聞いていた。
その後当面、一緒の部屋に寝泊まりすることになった。その子も相当に虫が苦手らしく、もう戻りたくないという事だった。
何日目かの夜。
何となく2人とも寝つきが悪く、深夜にお互い起きてることに気がついていた。
その頃には僕も好意を抱いていて、何気なしに手を伸ばしてみた。すると向こうも手を伸ばしてきてくれた。
お互い居候で、普段と違う生活。なんとなく寂しかったというのもある。
その晩は手を握って寝た。
それからは早いもので、次の日には抱きしめあっていたし、自然な流れで、ある日には寝ることとなった。
僕は当時フリーだったが、相手は彼氏持ちであったため、完全に浮気である。
そのままプロジェクトは無事終了し、彼女は一足先に地方へ戻っていった。
再会は早かった。
僕が自宅に戻る途中に彼女の家があったので、僕が戻る際に寄り道することとなった。そのまま2日ほど滞在し、今度は一緒に僕の自宅に行くことになった。
そして数日が経って、夏休みが終了。
一夏の恋は終わることになった。
その後は4年ほど音信不通。
4年後。
ふとしたきっかけで連絡を取り合うようになった。
きっかけは忘れてしまったが、ラインでやり取りするようになった。
お互い社会人になり、お互いの出張などの機会で会うようになった。頻繁な時は1年に3回くらい。気がつくと1年2年間が空いて会ったりしていた。ただ会うといっても食事したり、移動の隙間の30分だけだったり。
この頻繁とは言えない、デートなのかなんなのかよくわからない事を繰り返している間、僕は別の女性と結婚して子供がいて、彼女も学生時代とは違う、結婚するかもしれない彼氏ができていた。
そして今日。
何度目かわからないデートのような日。彼女の提案で水族館。周りはカップルか家族連れ。混雑の中、のんびり見たいところをじっくり見る。お互いのペースを尊重しつつ、もう何年も付き合ってるかのように、ストレスなく。はたから見たらただのカップル。
ゆっくり見て、少し遅めの昼食。
そしてそれぞれの次の予定まで小一時間空あるので、コーヒーを飲む。
遅くもなく早くもなくお互い心地よいペースで会話。
僕「お、とうとう結婚する腹を決めたの?」
彼女「そうなんです。だらだらしてましたけど、もう新居も決まって」
僕「おめでとう!籍は入れたの?」
僕「結婚式はやるの?」
彼女「やりたくないですー」
などなど。
やっとこの子にも幸せなパートナーが出来るんだと。嬉しさと寂しさと。
彼女「なんですか?」
僕「なんで僕ら結婚しなかったんだろう?」
僕「え?」
僕「えーー、言ってないよ。彼氏いたやん。僕はずっと付き合いたかったし、結婚したいなーと思ってたよ」
彼女「えー、そんなー。ずっと振られたと思ってました。」
僕「え、ということは12年間も振られたと思ってたの?」
僕「お互いはっきり言わないとダメだったねー」
彼女「そーですねー。あー、そーかー、あなたとは浮気か不倫しかしてないやー」
僕「そーだよー」
彼女「えー」
僕「残念だー」
彼女「うん、残念。」
などなど。
そして話が尽きない所でタイムアップ。
駅までの道。
僕「ちょっと手を繋いでいい?」
僕「そーだねー、すごい僕らにぴったりだね、不毛って言葉。12年間の不毛な関係。」
と言いつつ、僕らは手を繋いで歩きました。
お互い少し歳をとったけど、それは12年前、初めて手を繋いだ時と変わらない感じ。
このまま、僕らが結ばれないことを祈ります。
実際に教える側としてそういうケースに遭遇した。
自分は人には割としっかり教えるようにしてる。
それまでは「面倒くさい奴、変な奴、あからさまにバランスの悪い奴」を教えてきたので「何とかなるだろう」と少し考えていた。
相手の人の尊厳の問題もあるので、具体的な話はぼかして書くけど、当方は技術職。
採用としては「アシスタント業務のようなもので、高度に独創性が必要な部門ではないので、基礎的な技術がこなせればOK。真面目な人格が重要」という判断だったらしい。
ネットで検索すれば、「初歩の初歩」としてリファレンスが山ほどでてくるような技術。
その道が好きなら、高校生でも知っているようなやり方を知らない。
「これ、仕事の時間内に教えなきゃダメなレベルの技術かな」と思いつつ教えたが、1つ技術を覚えるのに、早い人なら2日、普通なら1週間で出来るものが、その人は1ヶ月かけても出来ない。
周りの仲間も代わる代わる教えたが、みんなサジを投げるレベルの物覚えの悪さ。
パワハラ的な教え方はしていない、むしろ、子供に教えてるんじゃないかというレベルの丁寧さでも。
どうしようもなくなって、本当になにも技術が必要ない単調な作業をなんとか探してきて、仕事としてはそれだけやってもらう合間に、練習をしてもらっていた。
評価はかなり困ったが、「仕事にあたる態度は真面目(あからさまなやる気のなさや態度の悪さを見せない)」という点を本人に伝えて、
「しかし技術の上積みはどうしても必要なので、その態度で焦らず頑張って欲しい」と伝えた。
でもその人は辞めた。
自分がこの職場で活躍できる場所がないことが分かってしまったようだった。
帰り道大通り駅で地下鉄を乗り換えていたら突然女の子連れのおばさんに話しかけられた。「マインドフルネスって知ってますか?」「ヨガを習っているんですが、自分も講師になる練習がしたいので練習相手になってほしい」と。明らかに胡散臭くて面白そうな匂いがしたので連絡先を交換して別れた。
翌日連絡があってその週末市内某所のファミレスに呼び出された。まず俺とおばさんの2人(もしくはプラス子供)かと思ったら、子供に加えてもう先に一人若い男が来ている。田中さん(仮名)と呼ばれた彼は年は23歳で俺のひとつ下でパチンコ店員をしていて、一ヶ月くらい前にカレーを食べようと思って歩いていたところ俺と同じように駅で声をかけられ、その日のうちにレッスンを受けたという。なんでヨガを習っているのか尋ねると自分は頭が悪いからと言う。たしかにIQ80くらいに見えた。おばさんが「毎日10時間睡眠だったのが6時間睡眠になった」「田中さんはその日の内に実践したので効果はすぐに現れた」と重ねる。
そんな話をしたところでチャクラ診断とやらをする。いろんな「人助け」とか「ホラー映画」とか40〜50個くらいの項目に「よく当てはまる」「当てはまる」「当てはまらない」で回答していく。それぞれ2点1点0点が与えられ、各設問は5つのカテゴリに別れ、最終的に5つのスコアが現れた。
それっぽい折れ線グラフが作成され「あなたは〇〇な人ですね」みたいにいろいろ浴びせられる。詳しく覚えてないが、そのうち喉が悪くなるカテゴリの点数が高かったらしく「喉の風邪をひきませんか?」と言われたが、風邪を引いたら大抵喉は痛くなるものだと思い「普通です」と答えると「そのはずはないです」不満げになられたりしながら、本題のヨガの講義をするに前に自己紹介のスライドを見せられる。
これまで曹洞宗の父とクリスチャンの母の間に生まれて、周りの大人がみんなバカに見えて、小学生のころテストをしたら知能指数が道内一番だと言われたけど、頭良く振る舞っても損しかしなかったのでバカのふりをしてたら本当にバカになってしまって、悪さと享楽の限りを尽くしたが、ヨガの先生に出会ってヨガを学んで大切なことはお金とかそういうものじゃないと気づき、今では六年くらい経って最高に幸せだ、みたいなことを言っていた。
かつてどんな悪さをしたのか聞いたら「男遊びとか、ときには薬とかにもを手を出しました」と言う。隣に娘がいるにそんなこと言っていいのかと内心ツッコミを入れつつ「そりゃ大変でしたね」みたいな反応しかできなかった。あと三年前から姉と2人の会社の社長をやっていて、市の援助を受けた新規企業の成果発表会で、ヨガの教えを取り入れた発表をしたら一番評価された、みたいな自慢をされた。そんな感じの話を聞いたあたりで、最初のレッスンが始まった。
内容は大別して、嘘を言わないとか人に優しくしようとか極めて道徳的に当たり前なことと、チャクラとかクンダリニーとか理解不能なオカルトなものと、いかに自分の先生(ヨガの修行を30年近くしてる)がすごいか、の3種類に分かれた。1つ目に関しては、不要な言葉は削ぎ落として(あいさつでさえ)意味あることだけ言うようにしようとか賛否ありそうな点もあったが、普遍的ないわゆる良い習慣なことばかりで「なるほど、そうですね」みたいな感じだった。問題は後ろ2つで、本当に意味不明だった。チャクラは腹の中のぐるぐるしたもの(クンダリニー)から溢れ出ていくつかのゲートを通過して頭頂から突き抜けていき、これを極めると覚醒するのだという。そしてピラミッドはチャクラの装置であり、クンダリニーで覚醒して実際に訪れてみれば分かる、と言う。耐えきれなくって「いやそんなわけないでしょwww」と笑っていると、真剣に「そうやって思うのは覚醒してないからだ」「私も娘もクンダリニーで覚醒してるのでわかる」と言う。3つ目の師匠に関して本当に謎だったので「会ってみたい」と言うと「面会には1000円かかる」と言われて「さすがに金はかけたくないっす」と素で反応してしまった。こんな応酬をしたあたりでタイムアップ。「良ければあと3回くらい予定を入れましょう」と言われたがさすがにそこまで付き合えないので「とりあえず来週土曜」と時間や場所は決めなかった。最後に資料の入ったクリアファイルのプリントを抜き出して田中さんと俺の分けて渡されて、「また会うのなら」とクリアファイルごと貸し出されそうになったが、さすがに荷が重く思いプリントだけ貰って解散となった。
寝不足で朝飯も食っておらず勝手におごりだと踏んで少し高めの900円くらいのエッグマフィンプレートを頼んでいたが、まさかの割り勘でテンションだだ下がり。店を出るとおばさんと田中さんと2人はさらに用事があるのか俺だけ駅へ帰ることに。
帰り道に即座に友人に「激ヤバ資料ゲットしたwww」と連絡すると近くに居たので帰りの足で合流。近くのカフェに入って何かやばめの勧誘なのは間違いないみたいな話をしていると友人がプリントに「グル」というワードを発見。アレフと気づく。それからはいろいろと腑に落ちまくってなかなかのカタルシスだった。逆にそれまでに気づかない自分の警戒心のなさに愕然とした。
とまあ、何が言いたいかと言うと「ヨガ」というキーワードを出されて延々オカルトな話を聞かされても一般人(少なくとも俺や田中さんに至ってはおそらく今も)はそれに気づくことができないし、札幌市もそういうヤバめなおばさんのやってる会社を援助しちゃうし、未だにカルトは現代社会に息づいていて、社会勉強で、年末にして厄年っぷりを発揮したなと思ったのでした。
豚まんって今本当に26歳なんだろうか。どう考えてもロスジェネの35歳すぎのおっさんの非モテ語りなんだが。
99.99%の男は汚い。汚いから、女の子がやると官能的だったり、幼さが際立つことも、男がやると不愉快なだけ。だから、男は女の子が化粧とダイエットに力入れるぐらいには面白い・頭いい・すごいにステ振りして殴りつけないと幸せになれない
こういうこと書くと、ネトフェミから「男だってイケメンになったらモテるんだから、女の子みたいにキレイにする努力をしたらいいじゃないか」と言われそうだけど…男のキレイ枠ってもっと狭き門だと…いや、説明しなくてもわかるだろ?そんぐらい
合コンで高学歴以外に「女子大」といえば、お株があがるけど、男は東大・早慶以上じゃないとお株が上がらない。(しかも、文系でお誘いをウケる程度に見てくれがいい人しか上がらない。)キレイ枠の狭さをそこからも感じ取ってほしいと思う限り。
いい意味・チヤホヤする意味での「○○女子」は多いけど、「○○男子」はものすごく少ないことからも、「女子の枠の方が多い」ことをいい加減に理解して欲しい。
(99.99%の才能があるわけでも、キレイ枠でもない男は)みんな死ぬしかないじゃない!
年齢が上がった時にしんどくなるのは女性の方なんですよね。(若いころに「枠」に救われる人が多かったとしても、中身をつけるか、争いから上がらないとしんどくなるのは女性だから、そこはとっても難しいですよね…)
男の場合、「結果」がお金のことになるから趣味の先駆者・名人は人間扱いされづらいんですよね…。頭がいい人、ニッチな分野ですごい人はいるけど、その位置だと、社会的にもモテ的にも報われないのが難しい所。一方で、「モテ」に関しては、お金を貰わなくても、何十人に評価される必要もないから抜け道がある。女性の場合は「男だらけの趣味・仕事・学問に行くとモテる」とか。ただ、女性特有の難しさはその後。モテてるうちにあがるか、実力をつけないと積み上げたものも失う危険が。
しゃべってるうちに気づいたけど…これって男の場合は受験とか試験の年齢と同じような競争・序列の世界に生きてるしんどさで、女性の場合は寿退社の時代のしんどさ(ゴールは自体できるけど、ゴールは強制。タイムアップ=ゲームオーバー)という別のしんどさなんでしょうね…
結婚しない選択・そういうことに配慮がないぐらい女性が少ない場所にいたら、男並みに仕事を求められていきなり、男的な競争に巻き込まれてしんどそうな気が…。うーん…
言葉足らずだったから補足。年を経るごとに競争に慣れたり、逆に競争に勝てばいくつになってもチャンスがある男にはない辛さが、「いきなり男並みの競争に投げ込まれるか、モテてあがるか」の二者択一になることなんですよね…そこを配慮した言い回ししないとダメだなぁ…僕が
ガチのヤリマンは男に依存してるから、男にやさしい&優しくされると一時的に本当に転ぶ心のやさしい人がいるけど、ヤリマン気取りは経験を振りかざして「ゲスな話できる私、素敵」とかやります。実際のところ、後者は「いい肉」ってだけ。前者は共依存して両方ダメになる程度には魔力がある
中居がいてどうなるかと思ったけど割とよかった。
さすがにハゲネタを直接いじることはしてなかったけど、バンダナを巻いてどうこうっていうところは少しヒヤヒヤした
ただメタネタを突っ込んでくるのは興ざめだからいただけなかった。
テレビ局の暗黙のルールとかでかぶっちゃダメとかですぐにいなくなったからちょっとがっかり。
蛭子能収が下ネタとか汚いネタじゃなくて基地外キャラですぐ出てきたからよかった。
堀北すげーかわいく見えた。
柳楽優弥参戦だったけど特にセリフがあるわけでもなく空気だった。
方正がスタッフの意向通りに進めさせようとしてるのがやたら目についてちょっと冷めた。
やるならもっとうまくやってほしいわ。
変顔作るってのだったけど、あんなにチームメンバーいらないよね。
芸人とか決まった人数出さないといけないっていうルールあるらしいけども。
いつもどおり。
ただ大御所きよしがいたからその絡みとネタが少しおもしろかった。
でもさすがに同じようなネタ多すぎて途中からソッコー飽きたけど。
浜田でのフェイクがあってからのーだったから例年よりかはよかった。
いまいち。
ネタの数も少なかったし
やっぱり台本にない天然にこそ笑いの種はあるんだなと改めて思った。
浜田の替え歌にみんなが次々とネタをかぶせて笑いのネタにしていってるのはすげえと思ったし面白かった。
例年通り無駄に笑ってたけどかわいかった。
これは 退学 Advent Calendar 2015 12/18 の記事です。
勢いで登録したものの1週間近く過ぎてしまったこと自体が、2回も退学するような人間であることをよく表しています。
てきとうなブログスペースがないのでここに書き殴ります。なるだけ時系列順で。
物心ついたときからなぜか勉強ができたというか、テストの点数だけは良かった。
小学生時代は(客観的に本当にそうだったのかわからないが)イジメられるような人間で、
それがイヤになって公立の中学を避けて、中学受験をして私立の学校に進学した。
ここがいわゆる進学校的なところで、中高一貫校の利点を活かして中学のうちから高校の授業をするようなところだった。
模試なんかも1学年上の模試を受けさせられたりしていて、自分にはそのような先取りの学習スタイルが合っており、
中学を卒業する頃には高校の理科系の科目については教科書の内容を終えていた。
中1からギターを始め、まわりの友達に楽器を教えてバンドを組んで、
自分たちで企画してライブハウスを借りて同級生を集めてライブイベントを開いたりしていた。
音楽にドップリはまって、東京に行ってミュージシャンになりたいと思い始めた。
また、当時流行していたモーニング娘。にも衝撃を受けて、後藤真希に激ハマリ。
「自分は上京して音楽家として売れて後藤真希と結婚するのだ」と強く思い込むようになった。
すでに高校の学習内容を終えていた自分にとって、学校はひどくつまらなかった。
拘束のキツい進学校で、朝課外・夜課外というものが必須で組み込まれており、
7:30-18:00 という長時間、わかりきった授業を受けるのが耐えられなくなった。
こうなることはだいたい予想できていたので、別の高校の受験も検討していたが、
その学校には「他の高校を受験してはいけない」という規則があったため叶わなかった。
そのうち学校に行かなくなって、自宅で将来を空想して過ごすことが多くなった。
この頃インターネットにハマって、アイドルのファンページや 2ch を見始めた。
「スムーズに上京してミュージシャンになるにはどうしたらいいか」を考えた結果、
アルバイトをして音楽機材を買い、東京大学に合格して上京しようと思い始めた。
しかしながら、いくら試験の点数が良くても授業に出なければ卒業はできない。
(が、もともと通学できてないのだ。新聞配達をして寝るようになった。)
周囲の大人にだいぶ迷惑をかけた。
「今辞めたら大検を2回受けられる」というのを切り札にして退学した。
(が、大検会場が田舎でめちゃめちゃ遠かったので、結局1日目しか行かなかった)
「音楽機材を買い集めること」と「東京大学に合格すること」だった。
平日深夜はコンビニ、土日昼は結婚式のアルバイトという具合で、
昼夜も逆転しているため勉強どころではなかった。
当時一番つらかったことは、「実は高校を中退していない」という悪夢を繰り返し見続けることだった。
この時点で自分はただの中卒のフリーター。大学に合格しなければただのドロップアウト。未来はないだろう。
それが自分には受け入れられなかった。もともと「高校を辞めたい」と思って辞めたわけじゃない。
「つまらない教育制度が悪い」と思って辞めた。より高等な学問を勉強したかった。
「自分で勉強すればいい」には「つまらない授業のために教室にいられない」と答えるし(学費も私立なので高い)、
「海外で飛び級すればいい」には「そこまでの度胸はない」と答えていた。
(アイドルにハマっていたというのも大きいが)
このように、「本来の自分(と思っているもの)」と「現実の自分」とのギャップの大きさに耐え切れず、
「本当は高校中退してないよ、お前はマトモだよ」という甘い夢を見続けることになる。
(現実は甘くない。そしてこの夢は大学に入ってからも数年続いた)
バイトに通う道すがら、制服を着た学生を見かけると思わず身を隠すぐらいこわかった。
ろくに1、2年勉強しなかったのでさすがにハードルを上げすぎたなと後悔した。
しかし、努力が長続きするタイプでもないし、勉強机に何時間も向き合える性格でもない。
当時は枕元にバイトで買った Mac のディスプレイを置いて大学受験板、大学生活板、モー娘。板などを見ながら
寝そべった体勢で受験勉強していた。
直前の模試では良い結果は出なかった。
「これはヤバイ」「人生終わったか?」と不安になったが、実際にはなんとか現役で合格できた。
(合格発表の現場に行く勇気はなかったため、インターネットで番号を見つけて喜んだ)
このとき一番うれしかったのは何といっても「憧れの東京で一人暮らしできる」ということだった。
とにかく何でもできる気がしていた。今まで辛い思いをした分、ここからはバラ色の人生をつかむのだ。
大学なんてどうとでもなるだろう、問題はどうやって人気者になって成功するかだ。本気でそう考えていた。
今思うとまったく甘い考えであるが、結果、大きな挫折にぶちあたることになった。
まず、朝起きれない。武道館で行われる大学の入学式に遅刻した。(入場できたかどうか覚えてない)
親が記念に購入したアルバムに自分が写っておらず、ひどくガッカリさせてしまった。
(また、自分が在学していた証拠が残らないという結果にもなった)
どこに行けば授業が受けられるのかすらわからない。
いつのまにか試験の時期が来たが、試験の受け方もやはりわからない。
結局何もわからないまま、2年が経過した。
単位は1つも取れず、それどころか1点も取ったことはない。
(この頃も「高校辞めてないよ、大学行けてるよ」という悪夢を見続けて辛かった)
入学させてくれた親との折り合いも付かず、往生際も悪く、結局5年も在籍して、1度も進級できなかった。
つまり、タイムアップである。(8年在籍できるが、もう卒業の見込みがない)
通常であればここで実家へ戻るのであろうが、
上京前からのインターネットの知り合いから仕事を紹介してもらって、
なんとか東京に残りたいと説得した。
しかし、それも束の間。
アルバイトのような仕事を転々とした後、家賃を滞納して強制退去。親に泣きつくことになる。
ルームシェアしていた友人の家に転がり込んだ。
いろいろあって25才くらいだったと思うが、当時は自分が正社員になることなんて絶対に無理だと思っていたので、
今でも、どうにかこうにか東京にいることができている。
10代のあの頃、自分がこんな人生を送るとはまったく想像していなかった。
ひとえに、まわりの大人・先輩方のおかげとしかいいようがない。
(ちなみに大学の友人は一人もいない)
うっかり長文になってしまった。
振り返って思うのは、(よく誤解されるのだけど)僕は退学したいと思って退学したわけではない。
なんとかまわりの人に助けていただいたということが大きい。
とはいえ、もう1度人生をやり直せたとしても、自分は退学することしかできなかっただろうなと思う。
今は、N高等学校 のような取り組みもあるし、
今後も、自分のような平均的でない人間であっても苦しまなくていいような柔軟な教育体制になっていってほしいと心から思っている。
自分は運動音痴ではあるが、水泳だけは人並にできる。ただしクロールと背泳ぎ限定。
これは、小学生の頃スイミングスクールでクロールと背泳ぎまではマスターできたものの、平泳ぎが壁となり、そのままタイムアップとなってしまったからだ。
というわけで、頑張って頑張ってマスターできなかった平泳ぎだが、平泳ぎが出来ないというのは即ち、キックが出来ないと同義である。
実にこれを2年位やった記憶があるが、とにかく前に進まない。キックしまくっても進まないうちに身体が沈んでしまって更に消耗すると。
一般に平泳ぎは「最も楽な泳ぎ方」と言われているけど、絶対嘘だと思った。一番疲れる泳ぎの間違いじゃね?みたいな。
そもそも足の裏でキックとかどうやっても無理というか。
でも他の人はどんどん上達する。
彼らとの違いは多分脚の形で、自分は当時からO脚・偏平足・内反小指と三拍子揃った、相当悪い脚だった。
大学の知り合いもやはりO脚で平泳ぎが出来なかったと言っていたので、O脚に平泳ぎは無理なのだと思っていた。
それから四半世紀。
アラフォーになって基礎代謝を上げる必要が出てきて、でも最近はジム通いが飽きてきたタイミングで、知人から地元のプールの大人向けスイミング教室の話を聞き、しかも格安だったので気分転換に行ってみた。
平泳ぎ・バタフライのコースだけど、まあ初回はキックが出来ないことの再確認で終わるだろうと予想していた。
ところが、である。
なんと初回のレッスンで、あれだけ苦労した平泳ぎが、難なく習得できてしまったのだ。
これだけで泳げるようになるなんて、一体昔の苦労は何だったのだろう。意味がわからない。
昔と今で何が違うんだ?という感じ。
そして泳げて嬉しいは嬉しいが、もっと早く泳げるようになりたかったというのが正直な感想である。
というのも、個人メドレーっぽいことをしてみたい自分としては、ゆくゆくはバタフライという、全く未知の泳ぎを一から習うことになる。